JP2004525704A - バルーン折り重ね技術 - Google Patents

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ゴフ エドワード
ジェイ カスプルズイク ダニエル
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Abstract

【課題】バルーンを折り重ねるための装置および方法を提供する。
【解決手段】カテーテルのバルーンを折り重ねるための装置は、静止基部部材(22)と、静止基部部材(22)に関連して移動可能な回転可能駆動ハブ(23)と、静止基部部材(22)および回転可能駆動ハブ(23)に対して傾斜している折り畳みヘッド(11)とを備える。折り畳みヘッド(11)は、少なくとも3個のセグメント(33)で、各々が近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有するセグメントを含む。各セグメント(33)は、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントは、近位および遠位点を有し、近位点は、ピンで静止基部部材(22)に枢着され、遠位点は、ピンで回転可能ハブ部材(23)に枢着される。セグメント(33)は、セグメントの遠位端が、中心開口部から予め決められた距離だけ離れて隣接して配置されるように構成されている。
【選択図】図10

Description

【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)項に基づいて、2001年3月26日に出願された係属暫定出願第60/278,817号の利点を主張するもので、この出願は、本出願に援用される。
【0002】
政府支援研究開発の声明
該当なし。
【0003】
マイクロフィッシュの付録の参照
該当なし。
【0004】
本発明は、医療装置および方法に関する。本発明は、特に、医療装置を製造する方法に関する。詳細には、本発明は、バルーンカテーテル装置及び該装置を製造する方法に関する。バルーンカテーテルは、血管形成術、ステントの送り出し、またはその他のインターベンション手順、または診断手順に適用することができる。
【背景技術】
【0005】
図1および図2を参照すると、カテーテルのバルーン200は、膨張した時に比較的長く、ほぼ円筒状である。このバルーンは、様々なサイズ、直径および長さで提供される。バルーンカテーテルは、血管内で膨張させて、血流の経路を改善するか、またはステントを展開することにより、疾患を治療するために使用される。
【0006】
バルーンは、長いカテーテルシャフトの端部または端部付近にあり、カテーテルは、内側要素201と、外側要素202とを備え、適切な血管内に挿入され、循環系に挿通されて治療部位に到達する。バルーンは、人体外の圧力源を使用し、中空のカテーテルを介してバルーンを加圧することにより膨張する。
【0007】
バルーンは、非常に薄いが、剛性のプラスチックから製造されるため、膨張する直径は予測可能であり、膨張圧力の関数として著しく変化することはない。したがって、カテーテルのバルーンは、膨張した時に、ゴム風船状に伸張するのではなく、むしろ展開することとなる。
【0008】
図3を参照すると、バルーンは、膨張する前、および血管系に挿通する時に、カテーテルが血管系を通って容易に前進できるように、できるだけコンパクトにするために、規則的に折り重ねられていなければならない。折り重ねられたバルーンは、カテーテルシャフトの周囲を同方向に巻くほぼ等サイズの数個の突出部、すなわち「ウィング」を有する。
【0009】
バルーンは、本明細書では、「折り畳み」および「折り重ね」と呼ぶ2回のステップで折り重ねられる。
【0010】
図4を参照すると、折り畳みは、バルーンの円周を等サイズのウィングまたはひだ205に分割する過程であり、ひだ205は、折り畳み後、中心から半径方向外側に延在する。
【0011】
折り重ねは、ウィングをカテーテルシャフトの周囲に螺旋状に巻く過程である。折り重ねは、一般に手で行われ、シャフトを一方の手で保持し、他方の手でバルーンの隣接部分を把持してカテーテル軸の周囲に巻く。バルーンは、折り重ねる方の手、および把持する方の手の両方を、バルーンの近位端から遠位端まで段階的に徐々に移動させて、徐々に折り重ねられる。
【0012】
プラスチックのバルーンは、一般に、折り重ねられた後、バルーンを折り重ねられた位置に保持するためのチューブまたはシース内に配置され、しばらく高温状態に放置されて硬化し、その結果、折り重ねられた最も低いプロファイル位置を維持する。
【0013】
【特許文献1】
米国特許出願公開第60/210,319号明細書
【特許文献2】
米国特許出願公開第09/877,469号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従来の技術は、著しい制約および欠点を有すると思われる。使用されている手動折り重ね過程は、ウィングをシャフト周囲に螺旋状に折り重ねるのにトルクが必要であるため、バルーンに多少の螺旋を生じる傾向がある。このトルクは、バルーンを折り重ねる人の折り重ねる方の手と、把持する方の手との間に存在し、バルーンを折り重ねるために、カテーテルを把持する必要があるという事実により証明される。
【0015】
手動折り重ね過程のもう1つの問題は、結果が変化しやすく、一貫しない傾向がある点である。もう1つの問題は、手動過程により、製品の人件費が著しく増加する点である。
【0016】
機械式折り重ね過程は、バルーンに隣接するカテーテルシャフトを把持して、徐々に折り重ねるのではなく、バルーン全体を一度に折り折り重ねようとするものである。
【0017】
この機械および方法の場合、バルーン全体を一度に折り重ねるのに、はるかに大きいトルクが必要であるため、バルーンの折り重ねに失敗する傾向あり、直径が小さく、プラスチックから製造されるカテーテルシャフトは、必要な捩れを支持することができず、単に捩れて偏向する。すなわち捻転する。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明は、従来技術の改善をなすと思われる折り重ね装置および方法を提供するものである。
【0019】
本発明は、バルーンを折り重ねるための装置および方法を提供する。
【0020】
バルーン折り重ね過程は、好ましくは2回のステップからなり、第1ステップは、バルーンを曲線状のウィングと、傾斜したウィング基部とを有する形状に賦形し(「螺旋状ひだ」形)、第2段階は、直径を縮小させて半径方向に圧縮することにより、バルーンをシャフトの周囲に緊密に折り重ねる。
【0021】
この過程を行う機械は、バルーンに向かって内側に移動する折り畳み要素の集合であり、これらの要素間に所望の螺旋状ひだ形の隙間を残す要素を備えている。米国アリゾナ州、フラグスタッフのマシン・ソリューション・インク(Machine Solutions,Inc.)により提供されるセグメント折り重ね機構は、好ましいことに、半径方向圧縮ステップで第2折り重ねステップを行う。半径方向圧縮は、シース中に挿入してタップダイから引き抜くなど、他の手段で行うことができる。
【0022】
一実施態様では、バルーンを折り畳むための装置は、
a.少なくとも1個の静止部材と、
b.前記静止部材に関連して移動可能な少なくとも1個の回転可能部材と、
c.少なくとも3個のセグメントであって、
i.近位端、および少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端を含み、各々のセグメントが、近位端と遠位端の間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、前記点の一方が、ピンにより固定部材に枢着され、前記点の他方が、ピンにより回転可能部材に枢着され、
ii.前記セグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、螺旋状ひだのディメンションを有する中心開口部を画定し、セグメントの開口部からセグメントの遠位端に向かって延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配置され、
iii.セグメントの遠位端が、予め決められた方向に回転可能な部材が回転すると、中心点付近に移動するセグメントと、
を備える。
【0023】
この装置は、セグメントの中心線が、中心開口部に対して接線方向に方向付けられる第1状態と、セグメントの中心線が、中心点に対して半径方向に整列し、開口部が、回転可能部材が予め決められた方向に回転すると閉鎖する第2状態とを有する。
【0024】
近位端および遠位端の少なくとも6通りの基本的な構成では、
1.セグメントの遠位点は中心線上にあって、回転可能部材に結合され、セグメントの近位点は中心線を外れて配置され、静止部材に結合されている。
2.セグメントの遠位点は中心線上にあって、静止部材に結合され、セグメントの近位点は中心線を外れて配置されて、回転可能部材に結合されている。
3.セグメントの遠位点は中心線から離れており、回転可能部材に結合され、セグメントの近位点は中心線上に配置されて、静止部材に結合されている。
4.セグメントの遠位点は中心線から離れており、静止部材に結合され、セグメントの近位点は中心線上に配置されて、回転可能部材に結合されている。
5.セグメントの遠位点は中心線から離れており、回転可能部材に結合され、セグメントの近位点は中心線を外れて配置され、静止部材に結合されている。
6.セグメントの遠位点は中心線から離れており、静止部材に結合され、セグメントの近位点は中心線を外れて配置され、回転可能部材に結合されている。
【0025】
これらの各実施態様の場合、1個の静止部材および1個の回転可能部材、または2個の静止部材および2個の回転可能部材が存在していてもよい。
【0026】
セグメントを半径方向に圧縮することによりバルーンを折り畳むための単一静止部材、単一回転可能部材装置の最も好ましい実施態様は、
a.静止基部部材と、
b.静止基部部材に関連して移動可能な回転可能駆動ハブと、
c.静止基部部材および回転可能駆動ハブに対して整列され、少なくとも3個のセグメントを含むクリンプ加工ヘッドであって、
i.これらのセグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、遠位点が中心線を外れて配置され、近位点が中心線を外れて配置され、近位点が、ピンで静止基部部材に枢着され、遠位点がピンで回転可能ハブ部材に枢着され、
ii.複数のセグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接し、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
iii.セグメントの遠位端が、回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、回転可能ハブが回転すると、シャフト支持体周囲に折り畳まれるクリンプ加工ヘッドと、
を備えている。
【0027】
セグメントを半径方向に圧縮することにより、バルーンを折り畳むための二重静止部材、二重回転可能部材装置の最も好ましい実施態様は、
a.予め決められた距離だけ離れて整列する1対の静止基部部材と、
b.静止基部部材に関連して、互いに同期して移動可能であり、整列する1対の回転可能駆動ハブと、
c.基部部材および駆動ハブに対して整列し、少なくとも3個のセグメントを含む折り畳みヘッドであって、
i.これらのセグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端を有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、遠位点が中心線を外れて配置され、近位点が中心線を外れて配置され、近位点が、ピンで静止基部部材に枢着され、遠位点がピンで回転可能ハブ部材に枢着され、
ii.複数のセグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置されて、少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
iii.セグメントの遠位端が、回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、回転可能ハブが回転すると、シャフト支持体周囲に折り畳まれる折り畳みヘッドと、
を備えている。
【0028】
本発明は、以下のステップを含むバルーンを折り畳む方法も提供する。
a.複数のセグメントの配列であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも一方の傾斜側面が、予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記一方の点が、ピンで静止部材に枢着され、前記一方の点が、ピンで回転可能部材に枢着され、前記セグメントが、セグメントの遠位端が、中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、螺旋状のひだディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように構成されたセグメントの配列を提供するステップと、
b.バルーンをシャフト支持体上に配置するステップと、
c.バルーンおよびシャフト支持体を中心開口部内に挿入するステップと、
d.回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、セグメントの遠位端が中心点付近に移動し、その結果、中心開口部がシャフト支持体上のバルーンに接触し、バルーンを圧縮して折り畳むステップ。
【0029】
本発明は、バルーンの折り畳みおよび折り重ねシステムであって、
A.バルーンの折り畳みヘッド装置で、
a.静止基部部材と、
b.前記静止基部部材に関連して移動可能な回転可能駆動ハブと、
c.前記静止基部部材および回転可能駆動ハブに対して整列配置される折り畳みヘッドであって、少なくとも3個のセグメントを含み、
i.これらのセグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、遠位点が中心線を外れて配置され、近位点が中心線を外れて配置され、近位点が、ピンで静止基部部材に枢着され、遠位点がピンで回転可能ハブ部材に枢着され、
ii.これらのセグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、少なくとも3本の溝が、中心開口部と連通する螺旋状ひだディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
iii.セグメントの遠位端が、回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、回転可能ハブが回転すると、シャフト支持体周囲に折り畳まれるセグメントと、
を含む折り畳みヘッド装置と、
B.折り畳まれたバルーンの折り重ね装置で、
a.静止基部部材と、
b.前記静止基部部材に関連して移動可能な回転可能駆動ハブと、
c.前記静止基部部材および回転可能駆動ハブに対して傾斜する折り重ねヘッドであって、少なくとも10個のセグメントを含み、
i.これらのセグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、遠位点が中心線を外れて配置され、近位点が中心線を外れて配置され、近位点が、ピンで静止基部部材に枢着され、遠位点がピンで回転可能ハブ部材に枢着され、
ii.これらのセグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、円筒状のディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
iii.セグメントの遠位端が、回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、折り畳まれたバルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、回転可能ハブが回転すると、シャフト支持体周囲に折り重ねられるセグメントと、
を含む折り重ね装置と、
を備えるシステムが提供する。
【0030】
本発明は、バルーンを折り畳み、折り重ねる方法であって、
a.複数のセグメントの第1構成であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有する予め決められた形状を有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで回転可能部材に枢着され、これらのセグメントが、セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、螺旋状のディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられる第1構成を提供するステップと、
b.複数のセグメントの第2構成であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで回転可能部材に枢着され、これらのセグメントが、セグメントの遠位端が、中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、円筒状のディメンションを有する中心開口部を画定し、中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメント中心線が、中心点から離れて方向付けられる第2構成を提供するステップと、
c.バルーンをシャフト支持体上に配置するステップと、
d.バルーンおよびシャフト支持体を第1構成の中心開口部内に挿入するステップと、
e.第1構成の回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、セグメントの遠位端を中心点付近に移動させ、その結果、中心開口部が、バルーンに接触し、バルーンをシャフト支持体上に圧縮して折り畳み、折り畳まれたバルーンを形成するステップと、
f.第1構成の回転可能部材を反対方向に回転させて、折り畳まれたバルーンを第1構成から取り出すステップと、
g.折り畳まれたバルーンおよびシャフト支持体を第2構成の中心開口部内に挿入するステップと、
h.第2構成の回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、セグメントの遠位端を中心点付近に移動させ、その結果、中心開口部がシャフト支持体上の折り畳まれたバルーンに接触し、バルーンを半径方向に圧縮して折り重ね、折り重ねられたバルーンを形成するステップと、
i.第2構成の回転可能部材を反対方向に回転させて、折り重ねられたバルーンを第2構成から取り出すステップと、
を含む方法を提供する。
【0031】
本発明の特徴、利点および目的は、当業者であれば、以下の説明、請求の範囲および図面を参照すると明白になると思う。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
バルーン折り重ね過程は、好ましくは2回のステップであり、第1ステップでは、曲線状のウィング210と、傾斜ウィング基部211とを有する形状(「螺旋状ひだ」形状)にバルーンを賦形し、第2ステップでは、半径方向圧縮により直径を縮小させて、シャフト周囲に緊密にバルーンを折り重ねる。
【0033】
折り畳みおよび折り重ね過程を行う機械は、折り畳み要素212の集合を備え、これらの要素は、内側にバルーン方向に移動し、所望の螺旋状ひだ形状を有する隙間213を各要素の間に残す。米国、アリゾナ州、フラグスタッフのマシーン・ソリューションズ・インク(Machine Solutions,Inc.)が提供するセグメント折り重ね機構は、好ましくは第2(折り重ね)ステップを行う。半径方向圧縮は、シース内に挿入して、タップダイから引き出すなど、他の手段により行うこともできる。
【0034】
本発明は、バルーン全体に一度に作用することにより、先行技術の問題を回避し、ゼロの正味トルクをバルーンに加え、その結果、捩れを支持するためにバルーンまたはシャフト付近を把持する必要がないため、バルーンは螺旋状に巻かれない。この機械は、本願の出願人が折り畳みおよび折り重ねと呼ぶ2回のステップの過程を行い、折り畳みステップおよび折り重ねステップは共に、先行技術と著しく異なる。
【0035】
第1ステップは、折り畳み過程であり、これは、特に賦形された同じ要素の集合を内側に移動させて、軽く膨張したバルーンを圧縮して行われる。これらの要素は、バルーンを「螺旋状ひだ」形にし、この形状では、ウィングは曲線状になり、ウィングの基部は傾斜し、半径方向外側に向いていない。バルーンに接触する、特に賦形された要素を図5に示す。
【0036】
これらの要素は、バルーンを支持し、真空は、一般にバルーンの内側に加わるため、バルーンは、要素が取り外された後、図6に示す「螺旋状ひだ」形を保つ。
【0037】
閉鎖位置にある4個の折り畳み要素は、図7に示すように、「螺旋状ひだ」形の中心開口部を形成する。折り畳み要素は、バルーンの材料に永久歪を与えるために加熱され、要素が取り外されるか、またはカテーテル膨張溝に正圧が加わった時に、バルーンが螺旋状ひだ形を保持するのを促進する。
【0038】
折り畳み要素は、ウィングが形成される時に、ウィング間の空間を充填し、ゼロの正味捩れをバルーン自体に与え、したがって、捩れを外側から加える必要はない。折り畳まれたバルーンに螺旋状ひだを賦形することにより(図6)、その後半径方向内側の圧縮を加える時に、所望の方法で所望のとおりに、バルーンを折り重ねることができる。
【0039】
次のステップは、折り重ね過程である。この過程では、螺旋状に折り畳まれたバルーンは、ウィングがカテーテルシャフト付近に保持されるように圧縮される。この螺旋状ひだ形のために、折り重ねは、半径方向の圧縮により行われる。バルーンは、バルーンの直径を縮小させる円形の円筒状開口部、たとえば収縮管、漏斗状管、またはアリゾナ州、フラグスタッフのマシーン・ソリューションズ・インク(Machine Solutions,Inc.)が販売しているセグメント折り重ね機構内に配置される。
【0040】
圧縮の後、または圧縮の際、バルーンは、折り重ねられた位置に保持され、ある期間にわたって高温に暴露され、バルーンに永久歪が与えられるため、圧縮機構を取り外した後、バルーンは折り重ねられた形状を保つ。
【0041】
適切なセグメント折り重ね機構は、トム・モッツェンボッカー名義により「ステントクリンプ加工装置」(Stent Crimping Device)というタイトルで、2000年6月8日に米国で出願された特許文献1、および2001年6月8日に出願された特許文献2に開示されている。これらの特許出願は、引用することにより、本明細書の一部として援用する。
【0042】
図8および図9を参照すると、バルーンなどを折り畳むためのシステム10の実施態様などは、折り畳みヘッド11と、基部12と、作動装置13とを含んでいる。折り畳みヘッド11は、基部表面12上に配置され、主にバルーンを収容して折り畳みする機能を有する。
【0043】
作動装置13は、折り畳みヘッドに動力を供給する。作動装置13は、駆動機構15と、駆動機構15に伝達可能に接続されたリンク組立体16と、リンク組立体、および折り畳みヘッド11に伝達可能に接続された作動アーム17と、駆動機構15に伝達可能に接続された作動制御システム18とを備える。作動装置13は、操作者が手または足で操作することができる。
【0044】
作動装置13は、空気圧式システムであることが好ましい。あるいは、油圧式、機械式、電気式または電気機械式作動装置は、本発明の基本的な教示に従って使用することができる。
【0045】
基部12は、好ましくは、予め決められた面積の平坦な作業面を有する特殊なテーブル構造であり、図示のとおり、支持具または脚部14により、折り畳み機能を行うために、予め決められた最適な地上距離に支持する。折り畳みヘッド11を既存のテーブル、ベンチまたはその他の作業面上に配置することは、本発明の範囲内である。
【0046】
その他のシステム、組立体または機構は、上記に概略を記載した基本的なシステムに追加することができる。これらの追加のシステムとしては、処理および整列制御または表示装置、圧力調節または表示システム、校正システム、制御装置、たとえば機械的停止、視覚支援、レーザマイクロメータ、真空排出システム、加熱または冷却システム、互換可能な折り畳みヘッド、並びに折り畳み休止タイマーが挙げられるが、これらだけに限らない。さらに、システム10は、操作者が制御するようにするか、または自動化することができる。
【0047】
また、図10を参照すると、図示の折り畳みヘッド11は、比較的コンパクトで、好ましくは直線的な構成を有する。折り畳みヘッド11は、基本的に、基部または筐体22と、駆動ハブ23と、半径方向圧縮ウェッジ24と、複数の枢動ピン25と、複数の駆動ピン26と、面板またはカバー27とを備えている。基部22は、予め決められた奥行きまたは厚さを有し、ウェッジチャンバ28と、ハブチャンバ29と、ハブ開口部30とを含む。ハブ23は、ステム部分31と、プレート部分32とを有する。ウェッジ24は、複数の別個のセグメント33から成っている。カバー27は、開口部34が中心に配置されている。
【0048】
ハブ23は、剛性の、好ましくは金属材料から構成される。ハブ23のステム部分31は、予め決められた長さおよび円周の円筒状構成を有し、基部22のハブ開口部30を貫通して延在している。ステム部分31は、基部22から予め決められた距離だけ延在し、作動アーム17に接続される。この実施態様では、作動アーム17は、作動時に半時計方向に移動し、保持、圧縮または折り畳み機能を実行する。
【0049】
基部22も、剛性の、好ましくは金属材料から構成される。ハブ23のプレート部分32も、予め決められた長さおよび円周の円筒状構成を有し、基部22のハブチャンバ29内に収容される。ハブ23は、基部22に対して回転可能である。ハブプレート部分32は、ハブチャンバ29内に動作可能に配置されると、その前面は、ウェッジチャンバ28の後壁とほぼ同一面となる。
【0050】
ウェッジ24は、基部22のウェッジチャンバ28内に収容されるように、最大奥行きおよび円周が予め決められたほぼ円筒状構成を有する。ウェッジ24およびウェッジチャンバ28の相互に対応する奥行きおよび円周は、それぞれウェッジ24が、折り畳み作業時にウェッジチャンバ28内で移動することを可能にする。
【0051】
枢動ピン25は、剛性の、好ましくは金属材料から構成される。枢動ピン25は円筒状であり、予め決められた長さおよび直径を有する。枢動ピン25は、好ましくは、基部22のウェッジチャンバ28の後壁にある円筒状スロットまたはボア35内に配置される。ピン25は、好ましくは、摩擦嵌合によりスロット35内に保持される。
【0052】
スロット35は、互いに、かつウェッジチャンバ28の中心から予め決められた等距離だけ離して、円形パターンで配置される。駆動ピン26は、剛性の、好ましくは金属材料であり、長さおよび直径が予め決められた円筒状構成を有する。駆動ピン26は、ハブ23のプレート部分32内のスロットまたはボア36に嵌合する。駆動ピン26は、ピン26をスロット36から取り外すことができるように、横方向のディメンションをスロット36のディメンションよりわずかに小さくすることが好ましい。
【0053】
各スロット36は、好ましくは、ハブ23の中心から延在する軸に沿ってわずかに長形の円筒状構成を有する。スロット36は、互いに、かつハブ23の中心から予め決められた等距離だけ離して、円形パターンで配置される。枢動ピン25および駆動ピン26の数は、ウェッジ24のセグメント33の数に等しく、各セグメント33は、1個の枢動ピン25および1個の駆動ピン26に対応して枢着される。
【0054】
枢動ピン25および駆動ピン26は、ウェッジセグメント33の後面にあって対応するスロットまたはボアに嵌合する。ウェッジ24が、ウェッジチャンバ28内に動作可能に配置されると、面板27は、セグメント33により形成されるウェッジ24の前面の隆起した中心部分37とほぼ同一面で、基部22上に嵌合する。
【0055】
次に、図11aおよび図11bには、分かりやすくするために、面板27がない状態で、折り畳みヘッド11のもう1つの実施態様が示されている。折り畳みヘッド11は、基部または筐体22と、駆動ハブ23と、半径方向圧縮ウェッジ24と、複数の枢動ピン25と、複数の駆動ピン26と、中心開口部34を有する面板またはカバー27(図示しない)とを備えている。基部22は、ハブチャンバ29を含めて予め決められた奥行きまたは厚さを有する。
【0056】
ハブ23は、ハブの中心開口部38を含めてほぼ円筒状である。ウェッジ24は、複数の別個のセグメント33、この実施態様では、合計3個から成っている。
【0057】
ハブ23は、剛性の、好ましくは金属材料から構成する。ハブ23は、予め決められた長さおよび円周の円筒状構成を有し、基部22のハブチャンバ29内で回転可能であり、ハブチャンバ29内の軸受け、またはブシュ39の上に当接している。
【0058】
ハブ23が、基部22のハブチャンバ29内に動作可能に配置されると、ハブ23の前面は、基部22の前面とほぼ同一面となる。ハブ23は、基部22のハブチャンバ29内に、ハブ23を配置および支持する作動アーム17により周方向が包囲されて、後面が固定される。この実施態様では、作動アーム17は、作動時に半時計方向に移動し、保持、圧縮または折り畳み機能を実行する。
【0059】
基部22も、剛性の、好ましくは金属材料から構成され、枢動ピン25は、剛性の、好ましくは金属材料から構成される。枢動ピン25は円筒状であり、予め決められた長さおよび直径を有する。枢動ピン25は、好ましくは、基部22の前面にある円筒状スロットまたはボア35内に配置される。
【0060】
ピン25は、摩擦嵌合によりスロット35内に保持することが好ましい。スロット35は、互いに、かつハブチャンバ29の中心から予め決められた等距離だけ離して、円形パターンで配置する。駆動ピン26は、剛性の、好ましくは金属材料から構成され、予め決められた長さ、および直径の円筒状構成を有する。
【0061】
駆動ピン26は、ハブ23の表面にあるスロットまたはボア36と嵌合する。駆動ピン26は、ピン26をスロットから取り出すことができるように、横方向のディメンションをスロット36のディメンションよりわずかに小さくすることが好ましい。
【0062】
各スロット36は、好ましくは、ハブ23の中心から延在する軸に沿って、わずかに長形の円筒状構成を有する。スロット36は、互いに、かつハブ23の中心から予め決められた等距離だけ離して、円形パターンで配置されている。駆動ピン26は、ウェッジセグメント33に動作可能に固定されている。枢動ピン25および駆動ピン26の数は、ウェッジ24内のセグメント33の数に等しく、各ウェッジ24は、1個の枢動ピン25および1個の駆動ピン26に対応付けて枢着している。
【0063】
駆動ピン26は、ウェッジセグメント33の後面にあって、対応するスロットまたはボアに嵌合し、ねじ付きナットなどの固定具19と共にボアを貫通して延在し、セグメント33を駆動ピン26に回転可能に固定している。
【0064】
この実施態様では、枢動ピン25は、ウェッジセグメント33の外側に配置され、セグメントは、ばねなどの付勢手段により、枢動ピン25に対して付勢している。ウェッジ24が基部22およびハブ23内に動作可能に配置されると、面板27は、セグメント33により形成されるウェッジ24の前面の隆起中心部分37とほぼ同一面で、基部22上に嵌合する。
【0065】
調節可能な1対の停止ロッド20は、基部22にねじで固定される。各停止ロッド20は、作動アーム17に固定された対応する停止ペグ21に接触するように配置される。これらの作動アームストップは、ハブ23および駆動ピン26の回転運動を制限して、中心開口部内におけるセグメントの中心開口部に対する運動を制御するように動作する。
【0066】
図12〜図15を参照すると、各セグメント33は、好ましくは、近位端40と、遠位端41と、前面42と、後面43とを含む矩形構成である。近位端の面44は、好ましくは平坦な矩形であり、予め決められた面積を有する。
【0067】
遠位端41は、好ましくは、側面46および47の交点に形成された薄い縁部45で終端する。遠位端41は、直線状かつ平坦で、特定の寸法の均一なディメンションを有するように示されているが、曲線状で平坦ではなく、テクスチャ加工されているか、または不均一な表面、たとえば段付きの幾何学的形状、および各種の特別な表面テクスチャを有し、様々なディメンションで構成することができる。遠位端41は、製品の構成および材料に応じて、特定の把持、圧縮または折り畳み機能を提供するように、切頭端部を備えることができる。縁部45の幅は、約5〜100mmの間で可変であり、折り畳まれるバルーン、または係合、保持または半径方向に圧縮される製品の長さに基づく。好ましくは、両側面46および47は傾斜し、等値である。
【0068】
図13は、ウェッジ24の作動方向から離れて配置される面47の任意のインカット部分53を示す。この部分は、ウェッジ24の作動停止時に、先端角度の許容差を提供する。
【0069】
図16および17は、別法によるセグメント実施態様53および54を示し、それぞれの単一面55および56は傾斜しており、対向するそれぞれの面57および58は傾斜していない。
【0070】
好ましい実施態様に戻ると、前面42は、近位の下部部分48と、遠位に方向付けられて隆起しているか、または延在している部分49を有する。すべてのセグメントの面42の隆起部分49が結合されると、中心部分37が生じる。中心部分37は、最適なウェッジ24の安定性を最小限の摩擦で提供する。
【0071】
後面43は、近位に方向付けられた枢動スロット50と、遠位に方向付けられた駆動スロット51とを有する。枢動スロット50中心点は、セグメント33の中心遠位点(この実施態様では、縁部45)から中心近位点に走るセグメント33の中心線52から離して、予め決められた距離「X」に配置される。
【0072】
枢動スロット50は、静止基部22に結合された枢動ピン25と嵌合する、予め決められた垂直方向奥行きおよび円筒状構成を有する。枢動スロット50は、好ましくは、枢動ピン25を枢動スロット50から取り外すことができるように、枢動ピン25よりわずかに大きい予め決められた直径を有する。
【0073】
駆動スロット51の中心点は、中心線52上に配置する。駆動スロット51は、予め決められた垂直方向奥行き、および円筒状構成を有する。駆動ピン26は、好ましくは、駆動スロット51内に摩擦嵌合する。この構成では、各駆動ピン26は、回転可能駆動ハブ23の半径方向に長形のそれぞれの円筒状スロット36と嵌合する。
【0074】
半径方向に長形の円筒状スロット36は、駆動ピン26が半径方向にわずかに移動するのを可能にする。この好ましい構造は、作動時に、セグメント33の傾斜面46または47に関連して、十分な幾何学的偏位を生じない駆動ピン26に、長手方向または半径方向の隙間を提供する。
【0075】
許容可能な別の構成では、セグメント33と、駆動スロット51とをわずかに半径方向に伸張させ、駆動ハブのスロット36を円形に構成する。
【0076】
一般に、中心線からのピンの偏位は、折り畳みウェッジ24の動作範囲全体で、セグメント33の運動に対する許容差を提供する。この許容差は、以下に過程を説明する折り畳みヘッドの開放を可能にする。中心線52からの枢動ピン25の偏位距離は、好ましくは1.27〜5.08mm(0.05〜0.200インチ)である。好ましい枢動ピンの偏位距離は、直径が中程度または大きい折り畳み用途の場合、1.27mm(0.050インチ)である。
【0077】
より大きい偏位距離は、直径が小さいバルーン、およびその他の製品の折り畳み時に、先端の磨耗を減少させたり、損傷を最小限にしたりなどの利点を提供する。
【0078】
図18を参照すると、セグメントの中心線からのピンの偏位距離が増加すると、平面の変位により、近接した直径において必要な許容差が減少し、折り畳みヘッドの動作範囲内におけるセグメントの摩擦が減少する。様々な枢動ピンの偏位におけるセグメント先端の経路を示す。
【0079】
24°の傾斜平面は、ピンの偏位距離が3.175mm(0.125インチ)の場合、5mmの開放位置で、中心から0.1524mm(0.006インチ)逆に変位する。ピンの偏位が1.27mm(0.050インチ)の場合、先端経路線は、水平基準線に比べて平坦である。
【0080】
セグメント間の許容差は、内部摩擦、および磨耗の問題を減少させるのに十分な1.27mm(0.050インチ)の偏位距離で増加しなければならない。許容差は、先端を屈曲させ、特に小型製品に使用する場合、損傷の影響を受けやすくなる。偏位を3.175mm(0.125インチ)に増加することにより、折り畳みヘッドは、動作直径が5mmから0.5mmまで自由に移動し、しかも過度な内部摩擦がなく、磨耗の問題が減少し、導入される剪断が増加せず、閉鎖位置における耐密性がある。
【0081】
ピンの偏位が増加すると、傾斜平面は、作動ハブ位置に関連して、より急速に引き戻される。1.3208mm(0.052インチ)の開放直径では、例示的な先端は、0.0254mm(0.001インチ)逆に変位する。セグメントの界面を閉鎖位置にする利点は、先端の屈曲が減少し、その結果、システムは、セグメントを損傷することなく、小径のマンドレル上に折り畳むことができる。3.175mm(0.125インチ)の偏位距離は、5.08mm(0.200インチ)以上の偏位距離より好ましく、こうした偏位の開放位置では、大きい隙間が生じるからである。
【0082】
セグメント33は、ポリマー材料、たとえばデルリン(Delrin)もしくはデルリンAF(DelrinAF)、ポリカーボネート、PEEKまたはエルタライト(Ertalyte)から構成することが好ましい。あるいは、セグメント33は、熱可塑性材料、セラミック材料、複合材料、またはステンレス鋼などの金属材料から構成することができる。
【0083】
セグメント33は、遠位端から近位端までの好ましい長さ約38.1mm(1.5インチ)、好ましい幅約9.525mm(0.375インチ)、好ましい奥行きまたは厚さ最低15.875mm(0.625インチ)、最高19.05mm(0.750インチ)を有する。遠位のスロット中心は、遠位の先端から約11.2014mm(0.441インチ)、近位のスロット中心は、遠位の先端から約34.925mm(1.375インチ)である。傾斜面に好ましい角度は、約24°である。
【0084】
また、図19〜図22を参照すると、動作時、ウェッジ24は、折り畳み開口部62が中心に配置される初期の完全開放状態(図19および図21に最も良く示されている)と、開口部62が最小サイズを有する完全閉鎖状態(図20および図22に最も良く示されている)と、初期の完全開放状態と完全閉鎖状態との間の複数の中間状態で、開口部62が徐々に小さくなる状態とを有する。
【0085】
開口部62の最大直径は、約12.0mmまで可変である。最小直径も可変であり、ゼロに近づく。開口部62の長さまたは奥行きも、約1mm〜100mmの間で可変である。折り畳まれるバルーン、係合または半径方向に圧縮される別の製品は、初期の開放状態で開口部62内に挿入され、所望の距離だけ長手方向に前進する。
【0086】
バルーンは、作動アーム17を半時計方向に回転させて、開口部62を収縮させることにより折り畳まれる。収縮により、開口部62の壁部はバルーンに接触し、バルーンに半径方向の圧縮力を加える。バルーンの直径は、バルーン製造過程で所望の量だけ縮小し、カテーテル本体か、必要に応じて別の構造に係合する。所望の縮小直径では、作動アーム17は、一般に0〜20秒の所望の休止時間にわたって、所定の位置に保持される。
【0087】
その後、作動アーム17は半時計方向に回転し、開口部62を拡張して、バルーンの係合を解除する。バルーンおよび関連する構造は、開口部62から後退し、取り出される。
【0088】
さらに図19〜図22を参照すると、折り畳み開口部62は、実質的に円形の水平方向寸法、および実質的に円筒状の長手方向の寸法を形成する予め決められた長さを有する。開口部62が収縮して、より小さくなると、開口部62の外周部は、半径方向に開口部62の長手方向中心軸63方向に実質的に均一に移動し、その結果、開口部62は、閉鎖過程全体で実質的に円筒状の構成を保つ。均一な圧縮は、主に複数のセグメント33とピン25および26との、それぞれの基部22およびハブ23と呼応する相互作用の結果である。
【0089】
開口部62が存在する開放状態では、それぞれのセグメント33の中心線52は、中心軸位置63から半径方向外側に延在しない。作動時、中心線52は、中心軸63方向に収束する。完全閉鎖状態では、中心線52は、中心軸位置63から半径方向外側に延在する。この過程では、セグメント33の遠位部分41は、中心に近づき、最終的に各セグメントの最も遠位の部分、この実施態様では縁部45に達し、本質的に、中心軸位置63に接触する。ウェッジ24の各要素は対称であるため、各セグメントは完全に同じように挙動し、閉鎖過程はきわめて均一になる。
【0090】
上記のセグメント中心線52の収束過程は、セグメント33の静止近位部分40に対する各セグメント33の遠位部分41の枢動運動から生じる。駆動ハブ23は、基部22に対して半時計方向に回転する。セグメント33の遠位部分41は、駆動ハブ23により移動または駆動され、駆動ハブ23は、スロット36および51に嵌合する駆動ピン26により、各セグメント33に枢着される。セグメント33の近位部分40は、静止位置に保持されるが、スロット35および50と嵌合する枢動ピン25により、各セグメント33に結合する基部22により枢動可能である。
【0091】
遠位に駆動される中心線上の駆動ピンと、近位の中心線を外れた枢動ピンとを使用するセグメントの半径方向圧縮装置および方法を、図23A〜図23Cにさらに示す。
【0092】
ウェッジ70は、15個のセグメントではなく、10個のセグメント71を有する以外、前記の実施態様のウェッジ24と同じである。セグメント71の近位部分は、中心線78を外れて、左に(駆動ハブ74の回転方向に向かって)配置された枢動ピン73により、静止基部72に枢着されている。セグメント71の遠位部分は、中心線78上に配置された駆動ピン75により、被駆動(反時計方向に回転可能な)ハブ74に結合されている。駆動ピン75は、上記のとおり長形のスロット構成により、駆動ハブ74またはセグメント71に対して、わずかに半径方向に運動することができる。
【0093】
図23Aは、開口部76が完全に開放している第1状態を示す。セグメント71の中心線78は、半径方向に整列せず、セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸から離間配置される。
【0094】
図23Bは、ハブ74が移動している第2の中間状態を示す。セグメント71の中心線は、まだ半径方向に整列していない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸77に接近する。
【0095】
図23Cは、開口部が閉鎖している最終状態を示す。セグメント71の中心線は整列し、中心軸77から放射状に広がる。開口部は完全に閉鎖する。
【0096】
図24A〜図24Cは、近位に駆動される中心線を外れた駆動ピンと、遠位の中心線上の枢動ピンとを使用する本発明のセグメント半径方向圧縮装置、および方法の別法による実施態様を示す。
【0097】
ウェッジ80は、10個のセグメント81を有する。セグメント81の近位部分は、中心線88を外れて左に(駆動プレート82の回転方向と逆に)配置された駆動ピン83により、被駆動(時計方向に回転可能)プレート82に結合される。セグメント81の遠位部分は、中心線88上に配置された枢動ピン85により、静止ハブ84に枢着される。枢動ピン85は、上記のとおり長形のスロット構成により、静止ハブ84またはセグメント81に対して、わずかに半径方向に運動することができる。
【0098】
図24Aは、開口部86が完全に開放する第1状態を示す。セグメント81の中心線88は、半径方向に整列せず、セグメント81の最も遠位の部分は、ウェッジの中心軸87から離間配置される。
【0099】
図24Bは、ハブ84が移動している第2の中間状態を示す。セグメント81の中心線は、まだ半径方向に整列していない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸87に接近する。
【0100】
図24Cは、開口部が閉鎖する最終状態を示す。セグメント81の中心線は整列し、中心軸87から放射状に広がる。開口部は完全に閉鎖する。
【0101】
図25A〜図25Cは、遠位に駆動される中心線を外れた駆動ピンと、近位の中心線上の枢動ピンとを使用する本発明のセグメント半径方向圧縮装置、および方法の別法による実施態様を示す。
【0102】
ウェッジ90は、10個のセグメント91を有する。セグメント91の近位部分は、中心線98上に配置された枢動ピン93により、静止基部92に枢着されている。枢動ピン93は、上記のとおり、長形のスロット構成により、静止基部92またはセグメント91に対してわずかに半径方向に運動することができる。セグメント91の遠位部分は、中心線98を外れて左に(駆動ハブ94の回転方向に)配置された駆動ピン95により、被駆動(半時計方向に回転可能)駆動ハブ94に結合される。
【0103】
図25Aは、開口部96が完全に開放した第1状態を示す。セグメント91の中心線98は半径方向に整列せず、セグメント91の最も遠位の部分は、ウェッジの中心軸から離間配置される。
【0104】
図25Bは、ハブ94が移動している第2の中間状態を示す。セグメント91の中心線は、まだ半径方向に整列していない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸89に接近する。
【0105】
図25Cは、開口部が閉鎖する最終的な状態を示す。セグメント91の中心線は整列し、中心軸89から放射状に広がる。開口部は完全に閉鎖する。
【0106】
図26A〜図26Cは、近位に駆動される中心線上の駆動ピンと、遠位の中心線を外れた枢動ピンとを使用する本発明のセグメント半径方向圧縮装置および方法の別法による実施態様を示す。
【0107】
ウェッジ100は、10個のセグメント101を有する。セグメント101の近位部分は、中心線108上に配置された駆動ピン103により、被駆動(時計方向に回転可能)プレート102に結合される。駆動ピン103は、上記のとおり、長形のスロット構成により、被駆動プレート102またはセグメント101に対してわずかに半径方向に運動することができる。セグメント101の遠位の部分は、中心線108を外れて左に(駆動プレート102の回転方向と逆に)配置された枢動ピン105により、静止ハブ104に枢着される。
【0108】
図26Aは、開口部106が完全に開放した第1状態を示す。セグメント101の中心線108は半径方向に整列せず、セグメント101の最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸から離間配置される。
【0109】
図26Bは、ハブ104が移動する第2の中間状態を示す。セグメント101の中心線は、まだ半径方向に整列していない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸107に接近する。
【0110】
図26Cは、開口部が閉鎖する最終的な状態を示す。セグメント101の中心線は整列し、中心軸107から放射状に広がる。開口部は、完全に閉鎖する。
【0111】
図27A〜図27Cは、セグメント側面の側方に配置され、近位に駆動される中心線を外れた駆動ピンと、遠位の中心線を外れた枢動ピンとを使用する本発明のセグメント半径方向圧縮装置および方法の別法による実施態様を示す。
【0112】
ウェッジ110は、10個のセグメント111を有する。セグメント111の近位部分は、中心線118を外れて配置された駆動ピン113により、プレート112を介して駆動される(時計方向に回転可能)。この実施態様では、図26A〜Cに示す実施態様と対照的に、駆動ピン113は、スロットにより、セグメント111の本体部分内に捕捉されない。その代わりに、駆動ピン113は、セグメント111の側面に配置され、セグメント側面の近位の領域に接触して、セグメントを駆動する。セグメント111の遠位の部分は、やはり中心線118を外れて配置された枢動ピン115により、静止ハブ114に枢着される。
【0113】
図27Aは、開口部116が完全に開放した第1状態を示す。セグメント111の中心線118はまだ半径方向に整列せず、セグメント111の最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸から離間配置される。
【0114】
図27Bは、ハブ114が移動する第2の中間状態を示す。セグメント111の中心線は、まだ半径方向に整列していない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸117に接近する。
【0115】
図27Cは、開口部が閉鎖する最終的な状態を示す。セグメント111の中心線は整列し、中心軸117から放射状に広がる。開口部は完全に閉鎖する。
【0116】
図28A〜図28Cは、セグメントの側面に側方に配置され、遠位に駆動される中心線を外れた駆動ピンと、近位の中心線を外れた枢動ピンとを使用する本発明のセグメント半径方向圧縮装置および方法の別法による実施態様を示す。
【0117】
ウェッジ120は、10個のセグメント121を有する。セグメント121の遠位の部分は、中心線128を外れて配置された駆動ピン123により、被駆動(半時計方向に回転可能)ハブ122に結合される。セグメント121の近位部分は、中心線128を外れて配置された枢動ピン125により、静止プレート124に枢着されている。この実施態様では、図26A〜図26Cに示す実施態様と対照的に、枢動ピン125は、スロットによりセグメント121の本体部分内に捕捉されない。その代わりに、枢動ピン125は、セグメント121の側面に配置され、セグメント側面の近位の領域に接触し、セグメントを枢動させる。
【0118】
図28Aは、開口部126が完全に開放された第1状態を示す。セグメント121の中心線128は半径方向に整列せず、セグメント121の最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸から離間配置される。
【0119】
図28Bは、ハブ122が移動する第2の中間状態を示す。セグメント121の中心線は、まだ半径方向に整列しない。セグメントの最も遠位の位置は、ウェッジの中心軸127に接近する。
【0120】
図28Cは、開口部が閉鎖する最終的な状態を示す。セグメント121の中心線は整列し、中心軸127から放射状に広がる。開口部は完全に閉鎖する。
【0121】
次に、図29A〜図29Cを参照する。4個のセグメント33を有し、バルーンが中心の折り畳み開口部62内にある折り畳みヘッド11の拡大断面図が示されている。各セグメントの遠位端41は同じであり、曲線状突出端部130が、最初にバルーンの表面に接触する位置131を有する曲線状構造を有する。
【0122】
この曲線状突出端部130は、バルーンの全長に延在し、位置131は、バルーンの全長、またはほぼ全長に沿ってバルーンに接触する薄い線形表面を表す。各遠位端41は、停止表面132および133と、接触表面134、135も有する。ハブ23が回転すると、駆動ピン26はセグメントを枢動させて、遠位端41を折り畳みヘッド11の中心点付近に移動させる。
【0123】
図29Aは、各セグメントの遠位端41の曲線状に突出する端部130の位置131がバルーンの表面に接触する状態を表す。
【0124】
ハブ23が回転し続けると、セグメントの遠位端41の位置131は、図29Bに示すように、バルーンの折り畳みを開始する。
【0125】
ハブ23が回転し続けると、セグメントの遠位端41は、図29Cに示すように、完全に閉鎖した状態になる。折り畳みヘッド11が完全閉鎖状態になると、各セグメント33の停止表面132は、隣接するセグメント33の停止表面133に当接し、遠位端41がさらに移動して折り畳みヘッド11の中心点に接近するのを防止する。
【0126】
各セグメント33の接触表面134は、隣接するセグメント33の接触表面135に接線状に接近して会合する。各セグメント33の停止表面132が、隣接セグメント33の停止表面133に当接接触し、各セグメント33の接触表面134が、隣接セグメント33の接触表面135に会合すると、曲線状の突出端部130は、中心点にそれ以上接近できなくなり、折り畳みは停止する。
【0127】
ストップ132、133は、セグメントの遠位端41の各曲線状突出端部130が、隣接する曲線状突出端部130にのみ接近し、図29Cに示すように、突出端部130間に曲線状の溝136が残るように配置する。
【0128】
セグメントの遠位端41のこの構造の特徴は、この実施態様では、4個のウィング137すべてが同様の曲線状構成を有し、各ウィングの基部138が、バルーンのコアに対して傾斜する螺旋状パターンで、バルーンを折り畳む。
【0129】
図30Aは、3個のセグメント33が完全閉鎖状態にある折り畳みヘッド11の拡大断面図を示す。3本の螺旋状の曲線状溝136が中心開口部から延在する中心開口部は、容易に明白である。
【0130】
図30Bは、3個のセグメント折り畳みヘッド11で作製され、螺旋状に折り畳まれたバルーンの断面を示す。折り畳まれたバルーンの各ウィング137は同じ方向に曲線状になっており、各ウィングの基部138は、螺旋状に折り畳みされたウィングを小さい体積に折り重ねる準備をする時に傾斜する。
【0131】
図31Aは、4個のセグメント33が完全閉鎖状態にある折り畳みヘッド11の拡大断面図を示す。4個の螺旋状の曲線状溝136が中心開口部から延在する中心開口部は、容易に明白である。
【0132】
図31Bは、4個のセグメントの折り畳みヘッド11で作製され、螺旋状に折り畳まれたバルーンの断面を示す。折り畳まれたバルーンの各ウィング137は同じ方向に曲線状になっており、各ウィングの基部138は、螺旋状折り畳みウィングを小さい体積に折り重ねる準備をする時に傾斜する。
【0133】
図32Aは、5個のセグメント33が完全閉鎖状態にある折り畳みヘッド11の拡大断面を示す。5個の螺旋状の曲線状溝136が中心開口部から延在する中心開口部は、容易に明白である。
【0134】
図32Bは、5個のセグメントの折り畳みヘッド11で作製され、螺旋状に折り畳まれたバルーンの断面を示す。折り畳みされたバルーンの各ウィング137は、同じ方向に曲線状になっており、各ウィングの基部138は、螺旋状折り畳みウィングを小さい体積に折り重ねる準備をする時に傾斜する。
【0135】
1個のバルーンに設けることができる螺旋状折り畳みウィング137の数は、折り畳みヘッド11に組み立てることができるウェッジセグメント33の数によってのみ制限されることは明白である。同じ数の螺旋状折り畳みウィング137を、1個のバルーンに設けるため、3個から16個のセグメントの数が考えられる。
【0136】
本発明の装置および方法によると、幅が0.5mm〜14148mmの範囲で、可変の製品に使用して、長いバルーンと短いバルーンの両方を形成することができる。長いバルーンに均一に折り畳むには、セグメントの両面に折り畳み力を与えることが望ましい。
【0137】
図33および図34を参照すると、比較的長いバルーンなどを折り畳むための折り畳みシステム145の実施態様は、一般に、折り畳みヘッド146と、基部147と、作動装置148とを備えている。折り畳みヘッド146は、基部表面147上に配置され、主にバルーンを収容して折り畳みする機能を果たす。
【0138】
作動装置148は、折り畳みヘッド146に動力を供給する。作動装置148は、好ましくは駆動機構と、駆動機構に伝達可能に接続されるリンク組立体と、リンク組立体および折り畳みヘッド146に伝達可能に接続される作動アーム149AおよびBと、駆動機構に伝達可能に接続される作動制御システム150とを備えている。
【0139】
作動装置148は、操作者が手または足で操作することができる。作動装置148は、好ましくは空気圧システムであるが、その他のタイプのシステムを使用することもできる。システム145は、バルーン処理システム152をさらに備えている。基本的なシステム145に、その他のシステム、組立体または機構を追加することができる。
【0140】
図35〜図41を参照すると、図示の折り畳みヘッド146は、比較的コンパクトで、好ましくは直線的な構成を有する。折り畳みヘッド146は、基本的には、1対の基部または筐体プレート151AおよびBと、1対の駆動ハブ153AおよびBと、半径方向圧縮ウェッジ154と、枢動ピン155AおよびBの2個の集合(各集合は、複数のピン、好ましくは15個のピンを含む)と、駆動ピンの集合156AおよびBと、予め決められた幅の1対の分離プレート157AおよびBで、基部プレート151AおよびBを結合するプレートとを備えている。
【0141】
基本的なプレート151は、中心のハブ開口部159AおよびBを含めて予め決められた厚さを有する。ハブ153は、表面部分が平坦な環状構成を有する。ウェッジ154は、複数の別個のセグメント160から成っている。
【0142】
ハブ153は、剛性の、好ましくは金属材料から構成されている。ハブ153は、それぞれの環状ころ軸受161AおよびBに接続することが好ましい。ハブ153は、好ましくは、それぞれのスラストワッシャ162AおよびBを介して、それぞれの作動アーム149に接続する。
【0143】
この実施態様では、作動アーム149は、作動時に半時計方向に移動して、保持、圧縮または折り畳み機能を実行する。基部プレート151も、剛性の、好ましくは金属材料から構成されている。ハブ153は、基部プレート151に対して回転可能である。ウェッジ154は、基部プレート151間に収容されるように、予め決められた最大奥行きおよび円周を有するほぼ円筒状の構成を有する。
【0144】
枢動ピン155AおよびBは、基部プレート151AおよびBにあるそれぞれの整列枢動スロット162AおよびBと嵌合し、セグメント160の前面および後面にある整列枢動スロット165AおよびBと(セグメントの近位端において)さらに嵌合する。
【0145】
駆動ピン156AおよびBは、駆動ハブ153AおよびBにあるそれぞれの整列駆動スロット163AおよびBと嵌合し、セグメント160の前面および後面にあるそれぞれの整列駆動スロット166AおよびBと(セグメントの遠位端において)さらに嵌合する。
【0146】
図33〜図39に示すシステム145は、図8〜図10に示すシステム10と同様に機能する。通常のモードでは、作動アーム149AおよびBは、同期して一緒に移動し、比較的大きい各ウェッジ160の縁部全体に沿って均一な力を加える。あるいは、作動アーム159AおよびBは別様に作動して、ウェッジ160の長さに沿って可変の圧縮を与える。
【0147】
本発明の折り畳み装置および方法は、加熱能力に適応性があり、セグメントの後部からセグメント内に加熱器カートリッジを配置することにより、37℃〜300℃の範囲の温度で動作することができる。バルーン折り畳み装置10および125は、熱膨張を補償するように適応性がある。
【0148】
さらに、この装置および方法は、低温能力に適応性があり、−200℃〜−37℃の範囲の温度で動作することができる。液体窒素を使用して、セグメントまたは筐体のプレートを冷却することができる。あるいは、全体のヘッドを低温チャンバ内に配置することができる。
【0149】
次に図42および図43には、カテーテルのバルーンなどを折り畳み、折り重ねるためのシステム170が、示されている。この折り畳みおよび折り重ねシステム170は、折り畳みヘッド組立体171と、折り重ねヘッド組立体172とを備え、各々基部ユニット173上に配置される。
【0150】
ヘッド組立体171、172は、連続動作を容易にするため、共通の平面において中心開口部と共面である。基部ユニット173内の作動装置174は、ヘッド組立体171、172の各作動アーム176および177にそれぞれ接続された適切な駆動機構175により、折り畳みヘッド組立体171および折り重ねヘッド組立体172に選択的に動力を供給する。
【0151】
基部ユニット173は、駆動機構175に伝達可能に接続され、各ヘッド組立体を選択的に作動させるための作動制御システム178も備えている。作動装置174は、好ましくは空気圧システムである。
【0152】
油圧式、機械式、電気式または電気機械式作動装置を、本発明の基本的な教示に従って使用することができる。バルーン折り畳みおよび折り重ねシステム170を既存のテーブル、ベンチまたはその他の作業面上に配置することは、本発明の範囲に含まれる。
【0153】
バルーン処理システム180は、支持部材181を長手方向に各ヘッド組立体と、側方に2個のヘッド組立体間に移動させるための搬送機構182を備えている。たとえば、支持部材181は、基部ユニット173内の搬送スロット184を貫通して延在し、搬送機構182に係合する垂直シャフト183上に乗っている。スロット184は、各ヘッド組立体と整列する脚部部分と、シャフト183を2個の脚部部分間で移動させるための基部部分とを有するU形である。
【0154】
バルーンをシャフト上に保持するための支持部材181は、折り畳みヘッド組立体171方向に移動して、折り畳みステップを行うために、バルーンをこの組立体171内に挿入する。折り畳みが終了すると、支持部材181は、折り畳みされたバルーンを折り畳みヘッド組立体171から取り出し、折り重ねヘッド組立体172に移動して、折り畳みされたバルーンをこの組立体172内に挿入し、シャフト上にある折り畳みされて折り重ねられたバルーンを最終的にシャフトから取り出す。
【0155】
図44は、バルーンの折り畳み、および折り重ねシステム170の機能略図である。折り畳みヘッド組立体171および折り重ねヘッド組立体172は、空気圧式作動装置174により作動し、作動制御システム178により制御される。
【0156】
各ヘッド組立体は、各ヘッド組立体を選択的に加熱して、バルーンに与えられる折り畳みおよび折り重ね構成を硬化させるように、個々の加熱器190を取り付けられ、別個の温度制御装置191に接続されている。
【0157】
また、この図には、バルーンの圧力源192、折り畳み前にバルーンを軽く膨張させるための圧力制御装置193、折り畳みまたは折り重ねステップ後に、折り畳みまたは折り重ねられたバルーンを排気するための真空源195および真空制御装置196も記載されている。バルーンの折り畳みおよび折り重ね過程に含まれるステップの代表的な順序も、図44に示されている。
【0158】
バルーン処理システム180も、基部ユニット173上に存在している。バルーン保持システム180は、可動支持部材181を備え、この支持部材181は、バルーンをシャフト上に保持し、折り畳みヘッド組立体171の中心開口部にバルーンを挿入して、バルーンを螺旋状に折り畳み、次に、螺旋状に折り畳まれたバルーンを折り重ね組立体172の中心開口部内に挿入して、バルーンの螺旋状ウィングをバルーンシャフトの周囲に緊密に折り重ねるように構成されている。
【0159】
上記の基本的なシステムには、その他のシステム、組立体または機構を追加することができる。これらの追加のシステムとしては、処理および整列制御または表示装置、圧力調節または表示システム、校正システム、制御装置、たとえば機械的な停止、視覚支援、レーザマイクロメータ、真空排出システム、加熱または冷却システム、互換可能な折り畳みヘッドおよび折り重ねヘッド、並びに折り畳みまたは折り重ね休止タイマーが挙げられるが、これらだけに限らない。さらに、折り畳みおよび折り重ねシステム170は、操作者が制御するか、または自動化することができる。
【0160】
システムの折り畳みヘッド組立体171部分は、上記の図11aおよび図11bに関して詳細に説明する。システムの折り重ねヘッド組立体172部分は、折り畳みヘッド組立体171と同様に動作するが、各ウェッジセグメント33の遠位端41は平坦であり、螺旋状に折り畳まれたバルーンに均一な半径方向圧縮を生成し、バルーンのウィングをバルーン支持体上に緊密に折り重ねるように作用する点が異なる。
【0161】
折り重ねヘッド組立体172は、トム・モッツェンボッカー名義により「ステントクリンプ加工装置」(Stent Crimping Device)というタイトルで、2000年6月8日に出願された特許文献1に詳細に記載されている。この出願を、本明細書の一部として援用する。
【産業上の利用可能性】
【0162】
上記の説明および添付の図面は、具体的に示すためのものであり、限定する意図はない。
【0163】
本発明を、その好ましい実施態様に関連して説明したが、請求の範囲に定義される本発明の範囲内に含まれるその他の実施態様も考えられる。仮に、ある請求項が、ある特定の機能を実行するための手段またはステップとして表現されている場合、当該請求項は、明細書中に記載されている対応する構造、材料または行為を範囲に含み、構造上等価なもの、および等価な構造、材料に基づいて等価なもの、および等価な材料、並びに行為に基づいて等価なもの、および等価な行為を含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0164】
【図1】一般的なバルーンカテーテルを示す。
【図2】バルーンカテーテルの一部を示す。
【図3】折り重ねられたバルーンの一部を示す。
【図4】折り畳まれたバルーンの一部を示す。
【図5】本発明のバルーン折り畳み装置を使用する本発明のバルーン折り重ね方法の1ステップを示す。
【図6】本発明の方法により折り畳まれたバルーンの一部を示す。
【図7】バルーン折り畳み装置の一部を示す。
【図8】本発明のバルーン折り畳みシステムの前面図である。
【図9】図8のバルーン折り畳みシステムの後面つまり背面図である。
【図10】図8および図9のバルーン折り畳みシステムに使用される折り畳みヘッドの分解図である。
【図11A】バルーン折り畳みシステムに使用されるもう1つの実施態様による折り畳みヘッドの斜視図である。
【図11B】図11aのバルーン折り畳みヘッドの分解斜視図である。
【図12】バルーン折り重ねヘッドの個々のセグメントの斜視図であり、特定の特徴を想像線で示す。
【図13】図12のセグメントの前面図である。
【図14】セグメントの側面図である。
【図15】セグメントの端面図である。
【図16】単一傾斜面および近位の偏位ピン開口部を備えた、本発明の折り畳みセグメントの別法による実施態様を示す。
【図17】単一傾斜面および近位の偏位ピン開口部を備えた、本発明の折り畳みセグメントの別法による実施態様を示す。
【図18】セグメントの中心線からのピンの様々な偏位距離に関するセグメントの経路の変化を示すダイヤグラムである。
【図19】進入開口部が開放位置にあるバルーン折り重ねヘッドの前面図である。
【図20】進入開口部が閉鎖位置にある図19のバルーン折り重ねヘッドの前面図である。
【図21】図19のバルーン折り重ねヘッド の前面図であり、図19の開放開口部に対応する内側セグメントの位置を示すために、面板を取り外した状態を示す。
【図22】図19および図20のバルーン折り重ねヘッドの前面図であり、図20の閉鎖開口部に対応する内側セグメントの位置を示すために、面板を取り外してある。
【図23A】バルーン折り畳みヘッドの一実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は、近位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図23B】バルーン折り畳みヘッドの一実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は、近位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図23C】バルーン折り畳みヘッドの一実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は、近位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図24A】バルーン折り畳みヘッドの別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は近位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図24B】バルーン折り畳みヘッドの別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は近位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図24C】バルーン折り畳みヘッドの別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は近位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図25A】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図25B】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図25C】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、遠位に駆動される。
【図26A】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図26B】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図26C】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、近位に駆動される。
【図27A】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、セグメントの外面に接触する駆動ピンにより近位に駆動される。
【図27B】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、セグメントの外面に接触する駆動ピンにより近位に駆動される。
【図27C】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、セグメントの外面に接触する駆動ピンにより近位に駆動される。
【図28A】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、枢動ピンがセグメントの外面に接触して、セグメント内側の駆動ピンにより遠位に駆動される。
【図28B】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、枢動ピンがセグメントの外面に接触して、セグメント内側の駆動ピンにより遠位に駆動される。
【図28C】バルーン折り畳みヘッドのさらに他の別法による実施態様の運動順序を示し、折り畳み開口部は開放状態から閉鎖状態に進行し、ヘッド実施態様は遠位の偏位を有し、枢動ピンがセグメントの外面に接触して、セグメント内側の駆動ピンにより遠位に駆動される。
【図29A】開放状態にある折り畳みヘッドの拡大断面図であり、バルーンは、中心の折り畳み開口部内にある。
【図29B】部分的に閉鎖した状態の折り畳みヘッドの拡大断面図であり、バルーンは、中心の折り畳み開口部内にある。
【図29C】閉鎖状態の折り畳みヘッドの拡大断面図であり、バルーンは中心折り畳み開口部内にある。
【図30A】3個のセグメントが閉鎖状態にある折り畳みヘッドの拡大断面図である。
【図30B】図30Aの折り畳みヘッドを使って作製され、折り畳まれたバルーンの一部を示す拡大断面図である。
【図31A】4個のセグメントが閉鎖状態にある折り畳みヘッドの拡大断面図である。
【図31B】図31Aの折り畳みヘッドを使って製造した折り畳まれたバルーンの一部を示す拡大断面図である。
【図32A】5個のセグメントが閉鎖状態にある折り畳みヘッドの拡大断面図である。
【図32B】図32Aの折り畳みヘッドを使って製造され、折り畳まれたバルーンの一部を示す拡大断面図である。
【図33】本発明のバルーン折り重ねシステムの別法による実施態様の斜視図であり、バルーン折り畳みヘッドは、ヘッドの前後に配置された一対の作動装置により作動する。
【図34】図33のバルーン折り重ねシステムに使用される折り畳みヘッドの分解図である。
【図35】図33および図34に示す実施態様のバルーン折り畳みヘッドを示す前面図であり、折り畳み開口部は開放位置にあり、アームは対応する位置にある。
【図36】二重アーム実施態様のバルーン折り畳みの前面図であり、折り畳み開口部は閉鎖位置にあり、アームは対応する位置にある。
【図37】二重アーム実施態様のバルーン折り畳みヘッドの上面図である。
【図38】二重アーム実施態様のバルーン折り畳みヘッドの下面図である。
【図39】二重アーム実施態様のバルーン折り畳みヘッドの側面図である。
【図40】比較的長いバルーン用の長さを増加した二重アーム実施態様の例示的なセグメントの斜視図を示す。
【図41】図40のセグメントの前面図である。
【図42】バルーン折り畳みおよび折り重ねシステムの斜視図である。
【図43】図42のバルーン折り畳みおよび折り重ねシステムのもう1つの斜視図である。
【図44】図42のバルーン折り畳みおよび折り重ねシステムの機能略図である。
【符号の説明】
【0165】
10 システム
11 折り畳みヘッド
12 基部
12 基部表面
13 作動装置
14 脚部
15 駆動機構
16 リンク組立体
17 作動アーム
18 作動制御システム
19 固定具
20 停止ロッド
21 停止ペグ
22 基部
22 筐体
22 静止基部
23 ハブ
23 回転可能駆動ハブ
23 駆動ハブ
24 ウェッジ
24 半径方向圧縮ウェッジ
24 形成ウェッジ
25 ピン
25 枢動ピン
26 ピン
26 駆動ピン
27 カバー
27 面板
28 ウェッジチャンバ
29 ハブチャンバ
30 ハブ開口部
31 ステム部分
32 ハブプレート部分
32 プレート部分
33 ウェッジセグメント
33 セグメント
34 中心開口部
34 開口部
35 スロット
35 ボア
36 スロット
36 ボア
36 円筒状スロット
37 隆起中心部分
38 中心開口部
39 ブシュ
40 近位端
40 近位部分
40 静止近位部分
41 遠位端
41 遠位部分
42 前面
42 セグメントの面
43 後面
44 近位端の面
45 縁部
46 側面
46 傾斜面
47 側面
48 下部部分
49 隆起部分
50 枢動スロット
51 駆動スロット
52 セグメント中心線
52 中心線
53 インカット部分
53 セグメント実施態様
54 セグメント実施態様
55 単一面
56 単一面
57 面
58 面
62 形成開口部
62 開口部
63 中心軸
63 中心軸位置
63 長手方向中心軸
70 ウェッジ
71 セグメント
72 静止基部
73 枢動ピン
74 ハブ
74 駆動ハブ
75 駆動ピン
76 開口部
77 ウェッジの中心軸
77 中心軸
78 中心線
80 ウェッジ
81 セグメント
82 プレート
82 駆動プレート
83 駆動ピン
84 ハブ
84 静止ハブ
85 枢動ピン
86 開口部
87 中心軸
88 中心線
89 ウェッジの中心軸
90 ウェッジ
91 セグメント
92 静止基部
93 枢動ピン
94 ハブ
94 駆動ハブ
95 駆動ピン
96 開口部
98 中心線
100 ウェッジ
101 セグメント
102 プレート
102 被駆動プレート
102 駆動プレート
103 駆動ピン
104 ハブ
104 静止ハブ
105 駆動ピン
106 開口部
107 ウェッジの中心軸
108 中心線
110 ウェッジ
111 セグメント
111 位置
112 プレート
113 駆動ピン
114 ハブ
114 静止ハブ
115 枢動ピン
116 開口部
117 ウェッジの中心軸
118 中心線
120 ウェッジ
121 セグメント
122 被駆動ハブ
123 駆動ピン
124 静止プレート
125 枢動ピン
126 開口部
127 ウェッジの中心軸
128 中心線
130 曲線状突出端部
130 突出端部
131 位置
132 ストップ
132 停止表面
133 停止表面
134 接触表面
135 接触表面
136 曲線状溝
137 ウィング
138 ウィングの基部
145 システム
145 折り畳みシステム
146 折り畳みヘッド
147 基部
147 基部表面
148 作動装置
149A 作動アーム
149B 作動アーム
150 作動制御システム
151 プレート
151A 基部プレート
151B 基部プレート
151A 筐体プレート
151B 筐体プレート
152 バルーン処理システム
153A 駆動ハブ
153B 駆動ハブ
154 ウェッジ
154 半径方向圧縮ウェッジ
155A 枢動ピン
155B 枢動ピン
156A 枢動ピンの集合
156B 枢動ピンの集合
157A 分離プレート
157B 分離プレート
159A ハブ開口部
159A 作動アーム
159B 作動アーム
160 ウェッジ
160 セグメント
161A 軸受
161B 軸受
162A スラストワッシャ
162B スラストワッシャ
162A 整列枢動スロット
162B 整列枢動スロット
163A 整列駆動スロット
163B 整列駆動スロット
165A 整列枢動スロット
166B 整列駆動スロット
170 システム
171 ヘッド組立体
171 折り畳みヘッド組立体
172 折り重ねヘッド組立体
173 基部ユニット
174 作動装置
174 空気圧式作動装置
175 駆動機構
176 作動アーム
177 作動アーム
178 作動制御システム
180 バルーン保持システム
180 バルーン処理システム
181 可動支持部材
181 搬送機構
181 支持部材
182 搬送機構
183 シャフト
183 垂直シャフト
184 スロット
184 搬送スロット
190 加熱器
191 温度制御装置
192 圧力源
193 圧力制御装置
195 真空源
196 真空制御装置
200 バルーン
201 内側要素
202 外側要素
210 ウィング
211 傾斜ウィング基部
212 折り畳み要素
213 隙間

Claims (123)

  1. 製品を折り畳むための装置であって、
    少なくとも1個の静止部材と、
    前記静止部材に関連して移動可能な少なくとも1個の回転可能部材と、
    複数のセグメントであって、各セグメントが、近位端と遠位端とを有する予め決められた形状を有し、各セグメントが前記近位端と前記遠位端の間に中心線を有し、各セグメントが近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、静止部材に枢着され、前記点の一方が回転可能部材に枢着されるセグメントとを含み、
    前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が中心点から予め決められた距離に隣接して配置され、中心線から前記セグメントの遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、前記中心点から離れるように方向付けられ、
    前記セグメントの遠位端が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転した後、前記中心点付近に移動するようになっている装置。
  2. 1個の静止部材が存在する、請求項1に記載の装置。
  3. 2個の静止部材が存在する、請求項1に記載の装置。
  4. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項1に記載の装置。
  5. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記静止部材が、中心点に整列した開口部を有する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記回転可能部材が、中心点に整列した開口部を有する、請求項1に記載の装置。
  8. 各静止部材と、各回転可能部材とが、中心点に整列した開口部を有する、請求項1に記載の装置。
  9. 前記静止部材が基部である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記静止部材がハブである、請求項1に記載の装置。
  11. 前記回転可能部材が基部である、請求項1に記載の装置。
  12. 前記回転可能部材がハブである、請求項1に記載の装置。
  13. 前記静止部材が基部であり、前記回転可能部材がハブである、請求項1に記載の装置。
  14. 前記静止部材がハブであり、前記回転可能部材が基部である、請求項1に記載の装置。
  15. 少なくとも3個のセグメントが存在する、請求項1に記載の装置。
  16. 5個のセグメントが存在する、請求項15に記載の装置。
  17. 8個のセグメントが存在する、請求項15に記載の装置。
  18. 前記セグメントが、少なくとも1つの傾斜側面が縁部で終端する傾斜遠位端を有する、請求項1に記載の装置。
  19. 遠位の縁部が予め決められた長さを有する、請求項18に記載の装置。
  20. 遠位の縁部が曲線状構造である、請求項18に記載の装置。
  21. 前記セグメントが1対の傾斜側面を有する、請求項18に記載の装置。
  22. 各セグメントが、少なくとも2個の隣接セグメントに接触し、1つの傾斜側面が、少なくとも1個の隣接セグメントに接触し、前記傾斜面が、前記隣接セグメントとの接触を最小限にするためのインカット部分を有する、請求項18に記載の装置。
  23. 各セグメントが、隆起した前面部分を有する、請求項1に記載の装置。
  24. 各セグメントが、近位点および遠位点を有し、前記点の一方が、前記セグメントの中心線上に配置され、前記点の一方が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項1に記載の装置。
  25. 前記セグメントの近位点が、前記セグメントの中心線を外れて配置され、前記セグメントの遠位点が、前記セグメントの中心線上に配置されている、請求項24に記載の装置。
  26. 前記セグメントの近位点が、前記セグメントの中心線上に配置され、前記セグメントの遠位点が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項24に記載の装置。
  27. 前記中心線を外れて配置された前記点の一方が、前記中心線から予め決められた距離だけ離して配置され、前記予め決められた距離が、前記遠位端のセグメントが中心点方向に移動する許容差の関数である、請求項24に記載の装置。
  28. 各セグメントが近位点および遠位点を有し、前記両方の点が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項1に記載の装置。
  29. 中心線を外れて配置された前記点の両方が、中心線から予め決められた距離だけ離して配置され、前記予め決められた距離が、遠位端のセグメントが中心点方向に移動する許容差の関数である、請求項28に記載の装置。
  30. 前記セグメントが、前記静止部材および前記回転可能部材にピンで枢着されている、請求項1に記載の装置。
  31. 少なくとも1個のピンが、前記静止部材にあるボア内に枢動可能に取付けられている、請求項30に記載の装置。
  32. 少なくとも1個のピンが、前記回転可能部材内にあるボア内に枢動可能に取付けられている、請求項30に記載の装置。
  33. 少なくとも1個のピンが、前記セグメントのボア内に枢動可能に取付けられている、請求項30に記載の装置。
  34. 前記ピンが、前記静止部材、前記回転可能部材および前記セグメントにあるボア内に枢動可能に取付けられている、請求項30に記載の装置。
  35. 各セグメントが、前記セグメントの外面に接触するピンにより、前記静止部材に枢着されている、請求項1に記載の装置。
  36. 前記静止部材が、各セグメントの前記近位点に接続され、前記回転可能部材が、各セグメントの前記遠位点に接続されている、請求項1に記載の装置。
  37. 前記静止部材が、各セグメントの前記遠位点に接続され、前記回転可能部材が、各セグメントの前記近位点に接続されている、請求項1に記載の装置。
  38. 各セグメントの遠位端が、前記セグメントの遠位端が中心点方向に移動するのを制限する停止表面を含む、請求項1に記載の装置。
  39. 各セグメントが、少なくとも2つの停止表面を含む、請求項38に記載の装置。
  40. 各セグメントの停止表面が、隣接するセグメントの停止表面に当接している、請求項38に記載の装置。
  41. 前記セグメントの遠位端が、中心点の周囲に配置された予め決められた構成の中心開口部を画定している、請求項1に記載の装置。
  42. 前記中心開口部の構成が、中心点の周囲に配置された中心開口部と連通する少なくとも3本の溝を含む、請求項41に記載の装置。
  43. 中心開口部と連通する前記少なくとも3本の溝が、隣接するセグメントの停止表面に当接するセグメントの停止表面上に形成されている、請求項42に記載の装置。
  44. 前記少なくとも3本の溝が、中心開口部の周囲に均一に半径方向に配置されている、請求項42に記載の装置。
  45. 前記少なくとも3本の溝が、共通の方向に曲線を描いている、請求項42に記載の装置。
  46. 中心開口部と連通する前記少なくとも3本の溝が、中心開口部の周囲に均一に半径方向に配置され、共通の方向に曲線を描いて、螺旋状ひだのディメンションを形成している、請求項42に記載の装置。
  47. 前記セグメントの中心線が、中心開口部に対して接線状に方向付けられている、請求項41に記載の装置。
  48. 前記セグメントの中心線が、中心点に対して半径方向に整列し、前記開口部が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると閉鎖するようになっている、請求項47に記載の装置。
  49. 中心開口部が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると閉鎖するようになっている、請求項47に記載の装置。
  50. 中心開口部が、前記回転可能部材が反対方向に回転すると開放するようになっている、請求項49に記載の装置。
  51. 前記セグメントの中心線が、中心開口部に対して接線状に方向付けられる第1状態と、前記セグメントの中心線が、中心点に対して半径方向に整列し、開口部が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると閉鎖する第2状態とを有する、請求項41に記載の装置。
  52. 前記点の一方が、予め決められた方向に中心線を外れて配置され、前記予め決められた方向の回転が、中心線に向かって予め決められた方向に偏位するようになっている、請求項1に記載の装置。
  53. 前記点の一方が、予め決められた方向に中心線を外れて配置され、予め決められた方向の回転が、中心線と逆の予め決められた方向に偏位するようになっている、請求項1に記載の装置。
  54. 製品が中心点に整列し、前記セグメントの遠位端が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると製品に係合するようになっている、請求項1に記載の装置。
  55. 製品が中心点に整列し、前記セグメントの遠位端が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると、前記製品に半径方向の圧縮力を加えるようになっている、請求項1に記載の装置。
  56. 製品が、シャフトの周囲に配置されたバルーンであり、前記バルーンが中心点に整列し、前記バルーンが、回転した後に前記シャフト上で螺旋状に折り畳まれるようになっている、請求項55に記載の装置。
  57. 少なくとも3個のセグメントが存在し、各セグメントが、
    a.少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端を有し、
    b.ピンで前記静止部材および前期回転可能部材に枢着され、
    c.セグメントの遠位端が、螺旋状ひだのディメンションを有する中心開口部を画定している、
    請求項1に記載の装置。
  58. セグメントの中心線が、中心開口部に対して接線状に方向付けられる第1状態と、セグメントの中心線が、中心点に対して半径方向に整列し、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると、開口部が閉鎖する第2状態とを有する、請求項57に記載の装置。
  59. 前記回転可能部材に接続された作動装置と、製品を中心点で処理するように配置された製品処理システムとをさらに備えている、請求項1に記載の装置。
  60. 前記セグメントの遠位点が中心線上にあり、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置され、前記静止部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  61. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項60に記載の装置。
  62. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項60に記載の装置。
  63. 前記セグメントの遠位点が中心線上にあって、前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置されて、前記回転可能部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  64. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項63に記載の装置。
  65. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項63に記載の装置。
  66. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置され、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線上に配置されて、前記静止部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  67. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項66に記載の装置。
  68. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項66に記載の装置。
  69. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置され、前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線上に配置されて、前記回転可能部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  70. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項69に記載の装置。
  71. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項69に記載の装置。
  72. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置され、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置されて、前記静止部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  73. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項72に記載の装置。
  74. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項72に記載の装置。
  75. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置され、前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置されて、前記回転可能部材に結合されている、請求項1に記載の装置。
  76. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項75に記載の装置。
  77. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項75に記載の装置。
  78. 製品を折り畳むための装置であって、
    a.少なくとも1個の静止部材と、
    b.前記静止部材に関連して移動可能な少なくとも1個の回転可能部材と、
    c.少なくとも3個のセグメントであって、
    i.近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が、予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで前記静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで前記回転可能部材に枢着され、
    ii.前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置されて、少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだのディメンションを有し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
    iii.前記セグメントの遠位端が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動するセグメントと、
    を備える装置。
  79. 前記セグメントの中心線が、中心開口部に対して接線方向に方向付けられる第1状態と、前記セグメントの中心線が、中心点に対して半径方向に整列し、開口部が、前記回転可能部材が予め決められた方向に回転すると閉鎖する第2状態とを有する、請求項78に記載の装置。
  80. 前記セグメントの遠位点が中心線上に配置され、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が、中心線を外れて配置されて、前記静止部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  81. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項80に記載の装置。
  82. 2個静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項80に記載の装置。
  83. 前記セグメントの遠位点が中心線上に配置されて、前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線上に配置されて、前記回転可能部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  84. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項83に記載の装置。
  85. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項83に記載の装置。
  86. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置されて、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線上に配置されて、前記静止部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  87. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項86に記載の装置。
  88. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項86に記載の装置。
  89. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置されて、前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線上に配置されて、前記回転可能部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  90. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項89に記載の装置。
  91. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項89に記載の装置。
  92. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置されて前記静止部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置され、前記回転可能部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  93. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項92に記載の装置。
  94. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項92に記載の装置。
  95. 前記セグメントの遠位点が中心線を外れて配置されて、前記回転可能部材に結合され、前記セグメントの近位点が中心線を外れて配置されて、前記静止部材に結合されている、請求項78に記載の装置。
  96. 1個の静止部材と、1個の回転可能部材とが存在する、請求項95に記載の装置。
  97. 2個の静止部材と、2個の回転可能部材とが存在する、請求項95に記載の装置。
  98. セグメントを半径方向に圧縮することにより、バルーンを折り畳むための装置であって、
    a.静止基部部材と、
    b.静止基部部材に関連して移動可能な回転可能駆動ハブと、
    c.静止基部部材および回転可能駆動ハブに対して整列され、少なくとも3個のセグメントを含む折り畳みヘッドであって、
    i.前記セグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端を有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、前記遠位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が、ピンで前記静止基部部材に枢着され、前記遠位点がピンで前記回転可能ハブ部材に枢着され、
    ii.前記セグメントが、前記セグメントの前記遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだのディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部から前記セグメントの前記遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
    iii.前記セグメントの前記遠位端が、前記回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、前記回転可能ハブが回転すると、前記シャフト支持体周囲に折り畳む折り畳みヘッドと、
    を備える装置。
  99. セグメントを半径方向に圧縮することによりバルーンを折り畳むための装置であって、
    a.予め決められた距離だけ離れて整列した一対の静止基部部材と、
    b.前記静止基部部材に関連して、互いに同期して移動可能な1対の整列した回転可能駆動ハブと、
    c.前記基部部材および前記駆動ハブに対して整列し、少なくとも3個のセグメントを含む折り畳みヘッドであって、
    i.前記セグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端を有し、各セグメントが、近位端と遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、前記遠位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が、ピンで前記静止基部部材に枢着され、前記遠位点がピンで前記回転可能ハブ部材に枢着され、
    ii.前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離に配置され、少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだのディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
    iii.前記セグメントの遠位端が、前記回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、前記バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、前記回転可能ハブが回転すると、シャフト支持体周囲に折り畳む折り畳みヘッドと、
    を備える装置。
  100. 製品を折り畳む方法であって、
    a.複数のセグメントの配列であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも一方の傾斜側面が、予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで回転可能部材に枢着され、前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が、中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、螺旋状のひだのディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように構成された配列を提供するステップと、
    b.バルーンをシャフト支持体上に配置するステップと、
    c.バルーンおよびシャフト支持体を中心開口部内に挿入するステップと、
    d.前記回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、前記セグメントの遠位端が中心点付近に移動し、その結果、中心開口部が前記シャフト支持体上のバルーンに接触し、バルーンを圧縮して折り畳むステップと、
    を含む方法。
  101. 各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、前記セグメントの中心線上に配置され、前記点の一方が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項100に記載の方法。
  102. 各セグメントが近位点と遠位点とを有し、前記両方の点が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項100に記載の方法。
  103. 各セグメントが、前記セグメントの外面に接触するピンにより、前記静止部材に枢着されている、請求項102に記載の方法。
  104. 折り畳まれたバルーンが、曲線状構成のウィングを有する、請求項100に記載の方法。
  105. バルーンのウィングが、傾斜した基部を有する、請求項104に記載の方法。
  106. 折り畳みステップで、バルーンを加圧するステップを含む、請求項100に記載の方法。
  107. 折り畳みステップ後に、折り畳まれたバルーンに真空を加えるステップを含む、請求項100に記載の方法。
  108. 折り畳みステップ後に、折り畳まれたバルーンに熱を加えて、バルーンに硬化した形状を与えるステップを含む、請求項100に記載の方法。
  109. 製品を折り畳み、折り重ねる方法であって、
    a.複数のセグメントの第1構成であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有する予め決められた形状を有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで前記静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで前記回転可能部材に枢着され、前記セグメントが、前記セグメントの前記遠位端が中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、螺旋状のディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部から前記セグメントの遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられる第1構成を提供するステップと、
    b.複数のセグメントの第2構成であって、各セグメントが、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有する予め決められた形状を有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、ピンで前記静止部材に枢着され、前記点の一方が、ピンで前記回転可能部材に枢着され、前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が、中心点に隣接して、中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、円筒状のディメンションを有する中心開口部を画定し、中心開口部から前記セグメントの遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられる第2構成を提供するステップと、
    c.バルーンをシャフト支持体上に配置するステップと、
    d.バルーンおよびシャフト支持体を第1構成の中心開口部内に挿入するステップと、
    e.第1構成の回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、前記セグメントの遠位端を中心点付近に移動させ、その結果、中心開口部が、バルーンに接触し、バルーンをシャフト支持体上に圧縮して折り畳み、折り畳まれたバルーンを形成するステップと、
    f.前記第1構成の前記回転可能部材を反対方向に回転させて、折り畳まれたバルーンを前記第1構成から取り出すステップと、
    g.折り畳まれたバルーンおよびシャフト支持体を第2構成の中心開口部内に挿入するステップと、
    h.第2構成の回転可能部材を予め決められた方向に回転させて、前記セグメントの遠位端を中心点付近に移動させ、その結果、中心開口部がシャフト支持体上の折り畳まれたバルーンに接触し、前記バルーンを半径方向に圧縮して折り重ね、折り重ねられたバルーンを形成するステップと、
    i.前記第2構成の前記回転可能部材を反対方向に回転させて、前記折り重ねられたバルーンを前記第2構成から取り出すステップと、
    を含む方法。
  110. 前記第1構成の各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が前記セグメントの中心線上に配置され、前記点の一方が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項109に記載の方法。
  111. 前記第1構成の各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記両方の点が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項109に記載の方法。
  112. 前記第2構成の各セグメントが、近位点と遠位点とを有し、前記点の一方が、前記セグメントの中心線上に配置され、前記点の他方が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項109に記載の方法。
  113. 前記第2構成の各セグメントが近位点と遠位点とを有し、前記両方の点が、前記セグメントの中心線を外れて配置されている、請求項109に記載の方法。
  114. 前記第1構成の各セグメントが、前記セグメントの外面に接触するピンで、前記静止部材に枢着されている、請求項109に記載の方法。
  115. 前記第2構成の各セグメントが、前記セグメントの外面に接触するピンで、前記静止部材に枢着されている、請求項109に記載の方法。
  116. 前記折り畳まれたバルーンが、曲線状構成のウィングを有する、請求項109に記載の方法。
  117. 前記バルーンのウィングが、傾斜している基部を有する、請求項116に記載の方法。
  118. 前記折り畳みステップ時に、前記バルーンを加圧するステップをさらに含む、請求項109に記載の方法。
  119. 前記折り畳みステップ後に、前記折り畳まれたバルーンに真空を加えるステップをさらに含む、請求項109に記載の方法。
  120. 前記折り畳みステップ後に、前記折り畳まれたバルーンに熱を加え、前記バルーンに硬化形状を与えるステップをさらに含む、請求項109に記載の方法。
  121. 前記折り重ねステップ時に、前記折り畳まれたバルーンに真空を加えるステップをさらに含む、請求項109に記載の方法。
  122. 前記折り重ねステップ後に、前記折り重ねられたバルーンに熱を加え、前記バルーンに硬化形状を与えるステップをさらに含む、請求項109に記載の方法。
  123. セグメントを半径方向に圧縮することにより、バルーンを折り畳み、折り重ねるためのシステムであって、
    A.バルーンの折り畳みヘッド装置であって、
    a.静止基部部材と、
    b.前記静止基部部材に関連して移動可能な回転可能駆動ハブと、
    c.前記静止基部部材および前記回転可能駆動ハブに対して整列配置される折り畳みヘッドであって、少なくとも3個のセグメントを備え、
    i.前記セグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点および遠位点を有し、前記遠位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が、ピンで前記静止基部部材に枢着され、前記遠位点がピンで前記回転可能ハブ部材に枢着され、
    ii.前記セグメントが、前記セグメントの前記遠位端が中心点に隣接して、かつ中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、及び中心開口部を画定し、前記中心開口部は少なくとも3本の溝が中心開口部と連通する螺旋状ひだのディメンションを有し、かつ中心開口部から前記セグメントの前記遠位端方向に延在する前記セグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
    iii.前記セグメントの遠位端が、前記回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、バルーンが前記シャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、前記回転可能ハブが回転すると、前記シャフト支持体周囲に折り畳まれるセグメントと、
    を含む折り畳みヘッド装置と、
    B.折り畳まれたバルーンを折り重ねる装置で、
    a.静止基部部材と、
    b.前記静止基部部材に関連して移動可能な前記回転可能駆動ハブと、
    c.前記静止基部部材および前記回転可能駆動ハブに対して傾斜する折り重ねヘッドであってし、少なくとも10個のセグメントを備え、
    i.前記セグメントの各々が、近位端と、少なくとも1つの傾斜側面が予め決められた長さの縁部で終端する傾斜遠位端とを有し、各セグメントが、前記近位端と前記遠位端との間に中心線を有し、各セグメントが近位点と遠位点とを有し、前記遠位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が中心線を外れて配置され、前記近位点が、ピンで前記静止基部部材に枢着され、前記遠位点がピンで前記回転可能ハブ部材に枢着され、
    ii.前記セグメントが、前記セグメントの遠位端が中心点に隣接し、かつ中心点から予め決められた距離だけ離れて配置され、円筒状のディメンションを有する中心開口部を画定し、かつ中心開口部からセグメントの遠位端方向に延在するセグメントの中心線が、中心点から離れて方向付けられるように配列され、
    iii.前記セグメントの遠位端が、前記回転可能ハブ部材が予め決められた方向に回転した後、中心点付近に移動し、その結果、折り畳まれた、バルーンがシャフト支持体周囲に配置され、中心開口部と整列して、前記回転可能ハブが回転した後、前記シャフト支持体周囲に折り重ねられるセグメントと、
    を含む折り重ね装置と、
    を備えるシステム。
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