JP2004520939A - プレスブレーキのストロークを調整する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、ダイスを保持する固定テーブルと、ポンチを保持する可動ビームと、可動ビームを移動させる手段であって、固定テーブルに固定された直立支柱に支持される手段と、直立支柱に対する可動ビームの移動量(d)を測定するスケールと、上記ダイス上に配置された設定角αcで曲げられる呼び厚(e)のピースに上記ポンチから加えられる力に従って変化する物理パラメータ(p)を測定する少なくとも1つのセンサと、上死点と下死点(BDC)との間における可動ビームの移動量を制御する電子制御装置とを具備し、該電子制御装置が移動量(d)と物理パラメータ(p)とを収集する手段と、これら移動量(d)の測定値および物理パラメータ(p)の測定値に従って上記下死点の値を補正する算出手段とを備えたプレスブレーキのストロークを調整する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
出願人のスイス国特許第686119号は、こうしたタイプのプレスブレーキを開示している。金属シートを曲げたときに、ラムのスラスト効果のもとでプレスの直立支柱が受ける力によって直立支柱にたわみが生じ、その結果、フレームが1〜2mm変形することがある。そのたわみによって、ポンチのダイス内部への食込みの深さが変わり、その結果、曲げられるべきピースの曲げ角に誤差が生じることになる。スイス国特許第686119号の調整方法では、圧力センサを用いて、可動ビームを移動させる手段の作用によって各直立支柱が受けた力を求め、得られたそれぞれの値を、各直立支柱が受ける力の相互関係を示す所定のグラフと比較し、プレスの変形が補償されるようにスライドのストロークを大している。
【0003】
曲げ角の誤差を生じさせやすい別のパラメータは加工中のピース厚の変化である。ピースの呼び厚は、ストロークの初期調整のときにプレスブレーキの電子制御系に導入されるパラメータの1つである。
【0004】
実際の曲げ角αrが設定値αcから逸脱しないようにするためには、各曲げ操作において金属シートの実際の厚さerを考慮しなければならない。これは、金属シートメーカーの供給する金属シートの実際の厚さに呼び厚(e)の最大±10%に及ぶ変動があるからである。例えば、呼び厚2mmの金属シートを12mmのV形開口部で90°曲げなければならない場合は、10%の厚みの変化は、補正されなければ、曲げ角に2°の変化を生じさせることになる。すなわち、適切に補正されなければ、曲げ角は88°〜92°の範囲で変化してしまう。
【0005】
特開平02−030327号公報は、油圧の増大を第1のセンサによって検出すると同時に、ポンチの位置を第2のセンサによって検出することにより、曲げるべき実際の厚さを求めることを提案している。
【0006】
特開平05−138254号公報、特開平10−52800号公報、および、特開平09−136116号公報は、ポンチが曲げるべきピースに接触したときの可動ビームの降下速度の変化を検出することによってピース厚を求めることを提案している。
【0007】
米国特許4,550,586号明細書は、曲げるべきピースと固定テーブルの表面上に配置されたセンサとの接触ロスを検出することによってピース厚を求めることを提案しており、ここでの接触ロスは曲げプロセスの開始に伴って生じる。
【0008】
曲げプロセス中に生じる別の問題は跳ね返り(スプリングバック)に対する補償である。すなわち、ポンチからの圧力が解除されたときに、曲げられたピースが僅かな小さい曲げ角であるが跳ね返るという問題である。こうした跳ね返りがあるために、荷重がかかっているときの最大瞬間曲げ角αmaxは、曲げられたピースの解放後に要求される曲げ角の設定値αcよりも大きくなければならない。従来では、平均の差(αmax−αc)を経験的に求め、一連の曲げを繰り返している間、一定の仕方でストロークに対して相応の補正を行う方法が知られている。しかしながら、こうした方法は、加工すべき材料における変化、特に、金属シートの厚みの変化や圧延方向に応じて変わり得るその弾性係数の変化の可能性を考慮していない。これらパラメータの変化はピース毎に跳ね返りの大きさを変えることになるので、一定の補正では不十分ということになる。
【0009】
これらパラメータの変化を考慮すべく、米国特許4,408,471号明細書は、ポンチがその移動に従ってピースに加える力の変化を記録し、力−移動曲線の初めの直線部分の勾配や塑性変形領域におけるピースの挙動モデルに基づいてピースの弾性係数を導き出し、上記曲線から外挿法により、跳ね返り後に曲げ角を設定値αcとするであろうポンチの最大移動の点を導き出すことを提案している。この方法には、曲げられている最中のピースの実際の弾性係数を考慮しているという利点がある。しかしながら、ポンチの最大移動量の算出に使用すべきモデルは曲げ角の設定値に応じて異なる。このため、下死点の補正の精度は、実際のピースの挙動に近いものとして選ばれたモデルの適合の度合いに左右される。
【0010】
米国特許4,511,976号明細書は、固定テーブル上に配置された金属シートの変形とポンチの押圧力の変化とに続く金属シートとダイス頂部との間の角度θの変化を位置センサで測定し、その測定値を電子制御装置で記録する方法を開示している。曲線F/θの初めの直線部分からサンプルの弾性係数を算出でき、塑性変形領域における曲線からの外挿法により、電子制御装置は、荷重がかかっていない状態で曲げ角を設定値とするのに必要な最大曲げ角を算出する。しかしながら、経験から、角度θの測定は精確さと信頼度を欠き、この種の測定に通常使用されるセンサは初期調整から少しずつずれていき、ダイス毎に再校正しなければならないことが分かっている。
【0011】
本発明の目的は、従来の方法が有する欠点がなく、ピースの弾性的な跳ね返りを補償できるプレスブレーキのストロークを調整する方法を提案することにある。
【発明の開示】
【0012】
この目的は、物理パラメータ(p)に予め定められた量Δpの変化が生じる実際のポンチ移動点と該変化量Δpが生ずべき理論的なポンチ移動点とを比較することにより、実ピース厚(er)と呼びピース厚(e)との差を算出する冒頭に挙げたタイプの方法によって達成される。ここでは、ポンチにより加えられている力が除かれた後に曲げ角を設定値αcとすることができ且つ跳返り補正の基準値を求めることができる基準曲げ加工中に記録されたデータと上記測定値とを比較し、上記厚みの差を求めるために、電子制御装置によって上記移動量(d)の測定値と上記物理パラメータ(p)の測定値とを処理し、上記跳返り補正の基準値と基準記録データとの厚み差とに応じて下死点に対する補正量を算出する。
【0013】
詳細には、本発明の方法では、上記厚み差(er−e)とポンチおよびダイスの幾何パラメータとを考慮して上記物理パラメータの変化Δpに追従する上記移動量(d)の変化に従って荷重がかかっているときのピースの瞬間曲げ角αを算出することにより、基準記録データとの比較を行う。ポンチによりピースに加えられる押圧力(F)を物理パラメータ(p)の値から算出し、瞬間曲げ角と押圧力との対(α、F)を連続した形で収集し、これら瞬間曲げ角と押圧力との対と、ポンチにより加えられる力が除かれた後に曲げ角を設定値αcとなるようにする基準曲げ加工中に予め記録された基準曲線(α、F)refとを比較し、電子制御装置により、上記対(α、F)と基準曲線(α、F)refとの間の差に従って下死点に対する補正量を算出する。
【0014】
移動量(d)および物理パラメータ(p)を表す信号を測定し、デジタル化し、一連の独立した値である2つのパラメータ(p、d)または(α、F)として収集する。しかしながら、本発明の説明を理解し易くするため、以下では、これらを、解析幾何学における通常の方法に従って連続曲線の形で図示する。また、 “基準曲線”という平易な表現を使用するのは、デジタル化された形で記録された一連のパラメータ値を表すためであることを当業者であれば容易に理解するであろう。また、座標軸系に引かれた2つの曲線間の差を図的に求めるのに等しい数値算出法も、当業者には十分に馴染み深いものであるから、ここで繰返す必要はなかろう。
【0015】
本発明の方法は、可動ビームの移動量とピースに加えられるポンチの押圧力を直接表すパラメータとを補正量の算出のために記録されるパラメータとして使用することにより、信頼性のない角度測定装置の使用を回避する。
【0016】
また、本発明の方法は、同じピースの実際のサンプルの曲げに関する先の記録を、下死点に補正を加えるためのデータとして使用することにより、不適切な理論モデルの使用による誤差を回避する。
【0017】
好ましくは、押圧力(F)を比較するときに、ピースが曲げられる実際の長さが考慮される。
【0018】
可動ビームの移動量と物理パラメータ(p)の変化とを同時に測定することにより、曲げ加工中の実際のピース厚と呼びピース厚との差を求めることができ、電子制御装置は、好ましくは、ここで求められた厚みの差を考慮しつつ下死点に第2の補正を加える。
【0019】
上記第2の補正の別の実行によれば、その補正精度を高めるために、ダイスが理論上、金属シートをグリップするレベルから金属シートの製造厚み公差Δeよりも長い予め定められた距離にあるときに、移動速度が予め定められた曲げ速度(VP)よりも遅い測定値収集速度(vam)に減速せしめられる。そして、物理パラメータ(p)の予め定められた量Δpの変化が検出された後に、移動速度は上記曲げ速度まで増速せしめられる。
【0020】
最後に、物理パラメータ(p)の変化から、プレスのフレームが受ける機械的な力、そして、それに伴うフレームの変形を求め、これを、機械自体に関するデータに基づいてメモリに保存する。これら力の測定値は、これら力によるプレスの変形を表し、第3の補正量の算出に使用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図面を参照しつつ1つの実施の形態の後述する説明を読めば、本発明のその他の特徴および利点は明らかとなるであろう。
【0022】
図2に示されているプレスブレーキは、ポンチ2を支持する可動ビーム1と、ダイス4を支持する固定テーブル3とを具備する。可動ビームは、下側の固定テーブルに固定された直立支柱6、6’にそれぞれ取り付けられた油圧ラム5、5’によって移動せしめられる。機械は、その両側に、曲げ軸線内に、対応する直立支柱6、6’に対する可動ビームの移動量を測定するスケール9、9’を備える。曲げは電子制御装置7によって制御される。各油圧ラム5、5’の頂部にかかる圧力を検出するために、各油圧ラムに、2つの圧力センサ8、8’が取り付けられている。対応する各圧力センサから発せられる2つの信号a1、a2を処理し、また、スケール9、9’から発せられる各直立支柱6、6’に対する可動ビームの移動量を表す2つの信号b1、b2を処理するために、電子制御装置が配設されている。信号b1、b2の平均値が移動量(d)の測定値として使用され、信号a1、a2の平均値がパラメータ(p)の測定値として使用される。しかしながら、より多くの情報を得るためには、特に、曲げるべきピースが平坦ではないことを考慮し、また、可動ビームに対する補正量の算出と可動ビームのストロークに対する補償とを左側の直立支柱と右側の直立支柱とで別々に行うために、信号b1と信号a1とを別々に処理すると共に信号b2と信号a1とを別々に処理するのが望ましい。なお、以下の説明は、2つの直立支柱の各々に関する補正量の算出とストローク補償との両方が別々になされること、そして、これらの対応する信号が別々に処理されること、そして、左側の直立支柱と右側の直立支柱との間での信号の平均値に対する上記算出と補償とを示していることは、当業者には容易に理解できるであろう。
【0023】
曲げるべき金属シートにポンチが接触するまでは、可動ビームの下降中の押圧力はゼロである。このことは、センサ8、8’によって測定される圧力(p)で示され、この圧力の測定値は、測定されて計算によってゼロとされる初期値を提供する。ポンチが金属シートに接触した後、金属シートが弾性変形している間は、押圧力は直線的に変化する。曲線p−dの直線部分の勾配、または、そこから数学的な変換によって導き出される曲線F−αの勾配から、弾性係数を算出することができる。物理パラメータ(p)が変化し始める可動ビームの位置から、金属シートの実際の厚さerを算出することができる。以下で説明する図3に示されている別の実施例では、この金属シートの実際の厚さをより精確に求めるために、可動ビームの下降が電子制御装置によって制御される。
【0024】
図3は、移動量(d)に対する予めプログラムされた可動ビームの下降速度Vと、移動量(d)に対する圧力センサ8、8’によって測定される油圧Pの変化とを同じグラフに示している。始めに、速いアプローチ速度V1で下降が行われ、これは、ポンチが理論的に金属シートをグリップするレベルから安全距離dsと呼ばれる予め定められた距離に達するまで続く。この距離に達すると、速度は、例えば、曲げ速度VPに近い速度にまで減速せしめられる。この曲げ速度は、金属シートの組成や呼び厚、所要の曲げの特性、曲げ角、および、ポンチ形状によって決められる。また、この曲げ速度は、典型的には、約10mm/sである。金属シートの呼び厚さをeとし、厚み公差をΔeとすると、金属シートの実際の厚さerはe±Δeの範囲内となる。ポンチが理論グリップレベルから測定値収集距離damと呼ばれるΔeよりも僅かばかり大きい距離にあるときには、下降速度は、曲げ速度VPの約1/2〜1/10の測定値収集速度vam、すなわち、典型的には、1mm/s〜5mm/sにまで減速せしめられる。
【0025】
下降中、圧力センサ8、8’が、各油圧ラム5、5’にかかる油圧Pを測定し、電子制御装置7がそれを記録し処理する。この圧力変化を図3に示す(単位は任意である)。可動ビームの下降速度がアプローチ速度V1から曲げ速度VPへと減速せしめられるのに伴い、曲げにとって重大な意味を持つものではないが、随伴圧力dp1が僅かながら増大する。曲げ速度での下降中であってポンチが金属シートに接触する前に、到達する圧力値prがこのパラメータの基準値とされる。センサと電子制御装置とからなる組立体の測定サイクルは、約10ms続く。こうして、可動ビームが約10mm/sの曲げ速度VPで下降している間は、0.1mm毎に圧力測定が行われる。下降速度が1mm/sの測定値収集速度vamにまで減速せしめられると、0.01mm毎に圧力測定が行われる。デバイスは、圧力Pがポンチが金属シートの頂面に接触したことを示す所定量Δpだけ再び増大する時点を極めて精確に求めることのできる位置にある。所定量Δpは、例えば、約1×105Pa(1bar)である。ポンチと金属シートの頂面とは、e+Δeの厚みの金属シートを表す点とe−Δeの厚みの金属シートを表す点との間にある点で互いに接触する。実際に接触の起こるレベルと理論グリップレベルとの比較から、金属シートの実際の厚みと呼び厚との差が求められると、電子制御装置7は直ちに下死点を再び算出する。
【0026】
ポンチが金属シートに接触する実際の点のレベルが収集されると、可動ビームは、曲げ速度VPでもって下降し続けられる。
【0027】
接触後、圧力センサ8、8’により測定される圧力は、曲げ圧力値PPに達するまで、ほぼ直線的に増大する。曲げ圧力は、例えば、3×103Pa(300bar)程度になる。これを超えると、ピースが塑性変形し、曲線(d、p)は下向きに曲がり、圧力Pは直線的に僅かずつ低下していく。この塑性変形段階における圧力値から、直立支柱およびプレスの他の固定部分の変形が求められる。電子制御装置7は、塑性変形中の圧力値を、メモリに記録されている曲げプレスに特有のノモグラムと比較し、補正がなされていないときにおけるこの値とプレス固定部分の変形と該変形から生じるポンチ食込み誤差との関係を確立する。これに従って、ポンチのストローク、すなわち、下死点(BDC)の位置が補正される。
【0028】
メモリ内に記憶されている工具の形状データ、すなわち、ポンチの形状データとダイスの形状寸法データと曲げプロセスの開始時に求められた金属シートの実際の厚さとを考慮し、電子制御装置は、測定された移動量dとこれに伴うパラメータ値pとから、一連の瞬間曲げ角と押圧力(α、F)とを算出する。この変換は、以下の式を用いて行われ、ここで、図1を参照すると、
V1は、ダイスのオープニングを示し、
Amは、ダイスの角度を示し、
Rmは、ダイスの曲率半径を示し、
Rpは、ポンチの半径を示し、
erは、曲げるべきピースの実際の厚さを示し、
d0は、ポンチがピースに接触したときの可動ビームの移動量を示し、
Pは、ダイスへのポンチ食込み深さを示している。
【0029】
V2=V1+2×Rm×tg((180−Am)/4)
β=(180−α)/2
Ve=V2−2×Rm×sinβ
RNH=Ve/6.18
Ri=RNH、または、Rp(最も高い値が採用される)
p=d−d0−er
p=(V2/2)×tgβ−(Rm+Ri+er)×(1−cosβ)/cosβ
【0030】
一連の値(α、F)は、図4に実線で示した曲線10によって相似形で表される。
【0031】
経験から、塑性変形領域では、曲率が最大となる領域11,12を越えたところで、曲線10はほぼ直線になることが分かっている。跳ね返り(スプリングバック)に対する補償を算出する方法は、曲げ加工の進行に伴って算出される値(α、F)で表される曲線10と、呼び厚がeで長さがLrefの金属シートの曲げ加工中にメモリに記憶されている値(α、F)refを表す基準曲線20とを比較することを基礎としている。図4に鎖線で示した基準曲線20は、特に、荷重がかかっているときの瞬間曲げ角の最大値αmaxrefを与え、この最大値から、直線21で示したように、ポンチによりピースに加えられている押圧力が除かれた後の設定値(α)cが得られた。
【0032】
また、経験から、塑性変形領域のほとんど直線の部分においては、曲げを繰り返し行っている間に記録される曲線(α、F)が互いにほぼ平行であることが分かっている。言い換えれば、これら曲線間の差Δfが、点P3と点P4との間では、αの関数としてほとんど変化しない。基準曲線20よりも上側または下側にある塑性変形領域内の曲線(α、F)の位置は、特に、曲げられたピースの実際の長さLと長さLrefとの差、曲げられたサンプルの実際の厚さ、および、実際の弾性係数Mによって異なる。なお、曲げられたピースの長さの単位と力と弾性係数とが方程式
F=er 2×M×1.75/Ve
によって結び付けられる。
【0033】
また、弾性変形に相当する曲線(α、F)の直線部分にある2つの点P1、P2間の勾配から弾性係数を求めることもできる。
【0034】
また、図4は、曲線10を外挿した場合、これが跳ね返りを表す直線21と交わることにより、曲げられている最中のサンプルについて荷重がかけられているときの曲げ角αmaxが得られ、これから、荷重がかかっていないときの曲げ角の設定値αcを得ることができることも示している。曲げ曲線が基準曲線よりも上にある場合、αmaxは(αmax)refよりも大きく、逆の場合は、αmaxは(αmax)refよりも小さい。
【0035】
本発明の方法では、測定値(p、d)は電子制御装置(7)によって収集され、デジタル化され、トルク(α、F)に変換される。(αmax)refに対する補正量、すなわち、(αmax)ref−αmaxは、グラフ外挿なしで算出される。すなわち、始めに、上述したように得られる点P3と点P4との間の力Fの複数の値が係数L/Lrefによって補正される。次いで、こうして補正された値から、点P3とP4との間の曲線部分10と曲線20との差Δfが最小二乗法によって求められる。この後、電子制御装置は、補正後のαmaxの値を(αmax)refおよびΔfから算出する。ここで、方程式
(αmax)ref−αmax=Δf/tgγ
が使用される。
【0036】
直線21とX軸との間の角度γは、基準曲線20を記録することによって得られ、曲げ加工のために予めプログラムされる。
最後に、電子制御装置は、上述したαとdとpとの間の方程式から下死点の補正された値を算出する。
【0037】
当業者であれば、下死点に対する補正量は、ポンチが下死点に近づくはるか前に、移動範囲、すなわち、求めることが易しい点P3と点P4との間で測定されるトルクの測定値(p、d)に基づいて、曲げ加工中に算出されることに注目するであろう。これと同時に、プレスの変形を補償する下死点に対する補正が行われる。そして、この時点では、ピースの厚みの変化を補償するための補正は既に行われている。
【0038】
基準曲線は、図5に示した最初の曲げ試験によって得られる。図5は、跳ね返りに対する基準補正量を供給することを目的として行われた試験の塑性変形領域を示している。曲線200で表されている曲げは、荷重がかかっているときの曲げ角が設定値αcに達するまで行われる。設定値に達したところで、ポンチを少し上げる。すると、ピースの曲げ角は跳ね返りによって小さくなる。このプロセスは、X軸に点α1で交差する線分201で表されている。したがって、跳ね返りに対する基準補正量はA=αc−α1である。次いで、ポンチが再び下ろされて、荷重がかかっているときの曲げ角がαc+Aとなるまでピースが曲げ続けられる。押圧力は、曲線202に従って、先ず、直線的に増大し、次いで、円弧を描くように増大し、これは塑性変形の終わりに相当する。次いで、ポンチが再び持ち上げられる。これにより、押圧力は直線線分203に従って減少する。ここで、曲げ角は荷重がかかっていないときの値αcとなり、線分203が線分201に平行であることが判る。
【0039】
また、図5は、基準となる曲げ加工から導き出されるデータを用いる次の曲げ加工をも示している。この曲げ加工の塑性変形段階において曲線100上の点P5で表されている時点で、基準曲線200上の対応する座標Bと、点P5の座標と基準曲線上の対応する座標Bとの差B’とが求められる。図5の幾何学的な形状から判るように、差B’の分追加される跳ね返りに対する補正量A’は、式A’=(A/B)×B’によって算出される。したがって、曲線100で表された曲げ加工に適用し得る跳返り補正量全体は、A+A’である。電子制御装置は、この値を上記式に従って下死点に対する補正量に変換する。
【0040】
基準となる曲げ加工の後に続く曲げ加工を同じ機械で同じ工具を用いて行う場合、対(d、p)を最初の曲げ加工中に記録される曲線(d、p)ref、すなわち、図3に示した曲線(d、p)の右半分に類似の曲線と比較することにより、数学的な変換(d、p)←→(α、F)を行うことなく、全ての信号を処理することができる。一方、基準曲線を第1の機械で記録し、後続の曲げ加工を別の機械で行う場合は、上述した比較および補償を可能にするために上述した変換が必要である。
【0041】
基準曲線は、先行する作業中に得られてメモリに保存されたデータ項目であってよい。この場合、曲げ加工の初期プログラムを行うと、電子制御装置は、メモリ内に同一の曲げパラメータおよび同一の材料について基準曲線が存在するか否かを探索する。特に、メモリ内の探索は、設定角αc、工具の組合せ、および、材料の物理パラメータ(材料の厚みおよび強さ)に関する。
【0042】
1組の基準曲線が1つのデータベースを構成する。これには、パブリックアクセスデータベースの形または私設通信網データベースの形で、複数のユーザからオンラインでアクセス可能である。
【0043】
データベースから導き出される基準曲線を使用することにより、最初のピースにおけるテストが省略でき、このことは、高コストの多種少量製品の場合にかなり有利である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】金属シートの厚みの変化がポンチと金属シートとの間の接触点に及ぼす影響を図解する概略図である。
【図2】圧力センサと電子制御装置とを備えたプレスブレーキの図解的正面図である。
【図3】ポンチの降下とポンチの移動に応じたパラメータ(p)の変化を同時に表す2つの曲線を示す。
【図4】曲げ角に応じたポンチの押圧力(F)の変化を座標軸系(α、F)で表す2つの曲線を示す。
【図5】曲げ角に応じたポンチの押圧力の変化を座標軸系(α、F)で表す2つの曲線の部分図である。
Claims (9)
- ダイス(2)を保持する固定テーブル(1)と、ポンチ(4)を保持する可動ビーム(3)と、可動ビームを移動させる移動手段(5、5’)であって固定テーブルに固定された直立支柱(6、6’)に支持される移動手段と、直立支柱に対する可動ビームの移動量(d)を測定するスケール(9、9’)と、上記ダイス上に配置されたピースに上記ポンチから加えられる力に応じて変化する物理パラメータ(p)を測定する少なくとも1つのセンサ(8、8’)と、上死点と下死点(BDC)との間の可動ビームの移動量を制御する電子制御装置(7)を具備し、該電子制御装置が移動量の測定値(d)と物理パラメータの測定値(p)とを収集する手段と、これら移動量の測定値と物理パラメータの測定値とに応じて上記下死点の値を補正する算出手段とを備えたプレスブレーキのストロークを調整する方法において、上記物理パラメータ(p)に予め定められた量(Δp)の変化が生じる実際のポンチ移動位置と上記予め定められた量(Δp)の変化が生ずべき理論的なポンチ移動位置とを比較することによって、ピースの実際の厚さとピースの呼び厚(e)との差を算出し、ポンチにより加えられる力が除かれた後に曲げ角を設定値(αc)とし且つ跳返り補正の基準値を求められるように基準曲げ加工中に記録されたデータと上記移動量の測定値および物理パラメータの測定値とを比較し且つこれらの差を求めるように、上記電子制御装置により曲げ加工中におけるピース塑性変形段階において上記移動量の測定値(d)と上記物理パラメータの測定値(p)とを処理し、上記跳返り補正の基準値と基準記録データとの差とに応じて下死点に加える補正量を算出することを特徴とする方法。
- 上記厚み差(er−e)とポンチおよびダイスの幾何パラメータを考慮して上記移動量(d)の変化に応じて荷重がかかっているときのピースの瞬間曲げ角(α)を算出し、ポンチによりピースに加えられている押圧力(F)を物理パラメータ(p)の値から算出し、瞬間曲げ角と押圧力とからなる対のパラメータ値(α、F)を連続した形で収集し、ポンチにより加えられている力が除かれた後に曲げ角を設定値αcとすることができる基準曲げ加工中に予め記録された基準曲線(α、F)refと比較し、電子制御装置(7)により、測定から得られた対の値(α、F)と塑性変形領域の基準曲線(α、F)refとの差に応じて、基準曲げ加工中に求められた荷重がかかってるときの瞬間曲げ角の最大値(αmax)refに対する補正量(A’)を算出することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 上記電子制御装置(7)が上記荷重がかかっているときの瞬間曲げ角の最大値(αmax)refに対する補正量(A’)に従って下死点(BDC)に対する補正量を算出することを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 上記電子制御装置(7)が実際のピース厚と呼びピース厚(e)との差を考慮して下死点(BDC)に対する第2の補正量を算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
- ポンチが金属シートの製造厚み公差(Δe)にある金属シートの頂部の理論グリップレベルから予め定められた距離だけ離れているときに可動ビームの移動速度を予め定められた曲げ速度(VP)よりも遅い測定値収集速度(vam)にまで減速し、上記物理パラメータ(p)の予め定められた量(Δp)の変化を検出した後に可動ビームの移動速度を上記曲げ速度にまで増速することを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 電子制御装置(7)が、上記物理パラメータ(p)の測定値をメモリに記録されているノモグラムと比較し、上記物理パラメータとプレス固定部分の変形との関係を確立し、上記変形を考慮して下死点(BDC)に対する第3の補正量を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
- 上記物理パラメータは、ラムが可動ビームに加える機械的な力であって、このレベルにおいて歪みゲージによって測定される力であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
- 2つの直立支柱のうち1つにそれぞれ関連する2つの油圧ラムと各油圧ラムに関連する圧力センサ(8、8’)とを具備する移動手段を備えたプレスブレーキにおいて実行される請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法において、上記物理パラメータが上記圧力センサ(8、8’)によって測定される油圧の平均値であることを特徴とする方法。
- 2つの直立支柱のうち1つにそれぞれ関連する2つの油圧ラムと各油圧ラムに関連する圧力センサ(8、8’)とを具備する移動手段を備えたプレスブレーキにおいて実行される請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法において、各直立支柱に対して互いに独立してストロークの調整が行われ、上記物理パラメータが各圧力センサ(8、8’)によって測定される圧力であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
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