JP2004517496A - 自己不動態化Cuレーザーヒューズ - Google Patents

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Abstract

本発明は、集積回路構造において、酸化および腐食に対する抵抗、および、活性化したレーザーによってヒューズが飛んだ後の、Cuとメタライゼーション配線との境界面、および、Cuと誘電キャップとの境界面の接着力を向上させることを特徴とする、自己不動態化Cuレーザーヒューズの改善に関するものである。このヒューズは、メタライゼーション配線と、上記メタライゼーション配線と、Cu合金種層とCu単体層との組み合わせとを分離する下地膜と、上記下地膜を取り囲む誘電体と、上記下地膜を取り囲む上記誘電体、上記下地膜、上記Cu合金種層とCu単体層の組み合わせの上方に配置された誘電キャップと、を含んでいる。
レーザーが活性化した後に、上記レーザーヒューズには、(a)開口Cuヒューズ表面上、および、(b)(i)Cu合金種層と、下地膜と、誘電体との境界面と、(ii)Cu単体層と誘電キャップとの境界面とに、不動態化領域が形成されることを特徴としている。

Description

〔発明の背景〕
1.発明の分野
本発明は、Cu合金、および、Cu/低k集積方式(「低k」=「低誘電率」:Cu / low k integration schemes)を規定するアニール工程を用いることによって形成された集積回路または半導体デバイスに備えられた、自己不動態化Cuレーザーヒューズに関するものである。これらの自己不動態化Cu材料は、CuとCuとのワイヤボンディングに用いられてもよい。
【0001】
2.関連技術の説明
半導体の一部として用いられるレーザーヒューズの技術に関して、現時点での技術水準では、Cu単体のヒューズを使用できる。しかし、その使用によって、ヒューズは、ヒューズが飛んでCuが大気にさらされた直後に、非常に腐食・酸化しやすい。
【0002】
それにもかかわらず、銅酸化物集積方式を用いて、ヒューズの画期的なレイアウトおよび設計を行う(つまり、2本の棒(W−bars)の上にヒューズの端部が位置し、ヒューズのCu特性によってCu酸化および腐食を抑制する)ことによって、上記問題を回避できる。
【0003】
この画期的なレイアウトおよびデザインアのやり方(design approach)は、Cu/低kメタライゼーション(metallization)を用いて実現することができない。なぜなら、標準的な低k領域での水分および酸素の拡散率が高いからである。この理由のゆえに、ダマシン特性(damascene features)の側壁に対する下地膜の接着性(integrity)が弱いので、Cuヒューズに近接するCu配線の腐食が進んでしまう。
【0004】
(ヒューズが飛んでCuが大気にさらされた直後に、非常に腐食・酸化しやすい)Cu単体を用いる代わりに、現時点での技術水準での方法(the state of art approach)に対する代替案は、Cuメタライゼーションの上にAlヒューズを用いることである。しかし、この代替的な方法では、製造プロセスにおいて付加的な多くのステップが必要なので、コストがかかる。
【0005】
アメリカ特許明細書5,747,868には、以下を含んだ半導体デバイス用のレーザー可融性爪構造(laser fusible link structure)が開示されている。この構造は、長さ方向に沿って伸びる爪長と、幅方向に沿って伸びる爪幅とを備えた複数のレーザー可融性爪と、;上記レーザー可融性爪を等角で被覆する(conformally covering)第1誘電層と、;各レーザー可融性爪用に、その上方に垂直に調整された第1誘電層に配置されたエッチマスク部材とを備え、各エッチマスク部材は、長さ方向に伸びるマスク長と、幅方向に伸びるマスク幅とを有している。マスク幅は、各可融性爪の爪幅よりも大きいか、あるいは、爪幅に等しく、レーザーの最小スポットサイズよりも小さいか、あるいは、そのサイズに等しく、;さらにこの構造は、幅方向にエッチングマスクの部分を超えて長さ方向に伸びている窓の外周(perimeter)を超えて伸びるエッチマスク部材を備えている。
【0006】
アメリカ特許明細書第5,986,319号には、集積回路の能動回路の上方に形成されたレーザーヒューズ構造が開示されている。この集積回路は、:能動回路と、;能動回路を覆う第1絶縁層と、;少なくとも1つのヒューズを含んだ、第1絶縁層上の金属ヒューズ層と、;少なくとも1つのヒューズの下に位置する第1多重金属(multi−metal)保護層と、;第1多重金属保護層と、少なくとも1つのヒューズとの間に位置する第2絶縁層と、;第1多重金属保護層の下に位置する第2多重金属保護層と、;第2多重金属保護層上の第3絶縁層とを含んでいる。
【0007】
そして、上記少なくとも1つのヒューズは、それを形成するために用いられる輻射エネルギーのビーム領域が能動回路と重なり合うように位置する、輻射エネルギーを配置できるヒューズである。
【0008】
また、上記第1多重金属保護層は、少なくとも1つのヒューズに直接影響を与えずに、輻射エネルギーから能動回路を保護するには十分に大きい。
【0009】
また、上記第1および第2多重金属保護層は、少なくとも1つのヒューズに直接影響を与えずに、輻射エネルギーから能動回路を保護するには十分に大きい。
【0010】
また、上記第3絶縁層は、第1多重金属保護層と第2多重金属保護層との間に配置されている。
【0011】
アメリカ特許明細書第5,622,608号には、基板上に抗酸化性で導電性のCu層を形成し、次にアニールを行うプロセスが開示されている。アニール工程では、アニールによって、Cu層の表面に金属酸化物層を供給する。
【0012】
超小型電子アプリケーションのために不動態化されたCu導電層が、アメリカ特許明細書第6,057,223号に開示されている。この明細書では、形成されたCu導体が、超小型電子デバイス内の一部品として含まれている。また、この導体は超小型電子基板の表面に金属層を形成し、金属層上にCu層を形成し、金属およびCu層をアニールすることによって形成される。アニール工程では、拡散金属によって保護金属酸化物が形成されるCu層の表面において、Cu層を介して金属層を拡散すると考えられている。この結果、金属酸化物層は、Cu層を不動態化する。
【0013】
この半導体製造方法では、集積回路の不良部分を冗長部分と置き換える冗長方式(redundancy schemes)を実施するために、デバイスが製造された後に半導体デバイスの駆動を効果的に変更できるように、レーザーヒューズが半導体の一部分を構成している。また、この半導体製造方法においてCuレーザーヒューズを用いる場合には、レーザーエネルギーによってヒューズが飛んでCuが大気にさらされた直後に腐食および酸化を防止する必要がある。
【0014】
〔発明の概要〕
本発明の一つの目的は、レーザーによって刺激を受ける(energizing)ことでヒューズが飛んだ直後に腐食の影響を受けない銅を含むレーザーヒューズを構成部材として備える半導体デバイスを提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、レーザーエネルギーによってヒューズが飛んで銅が大気にさらされた直後に、酸化の影響を受けない銅を含むレーザーヒューズを構成部材として備える半導体デバイスを提供することにある。
【0016】
本発明のさらなる目的は、レーザーエネルギーによってヒューズが飛んでCuが大気にさらされるとき、Cu特性におけるCu酸化および腐食を抑制するために、2本の棒(W−bars)の上(頂点)にヒューズの端部を配する必要のない銅を含むレーザーヒューズを構成部材として備える半導体デバイスを提供することにある。
【0017】
本発明のさらに他の目的は、(ダマシン特性の側壁に対する下地膜の接着性が弱いために、)Cuヒューズの腐食は、通常近接しているCu配線へと進み、かつ、レーザーエネルギーによって(upon subjection to)Cuヒューズの腐食および酸化を防止させるCu/低kメタライゼーション(metallizations)を含むレーザーヒューズを、構成部材として備えた半導体デバイスを提供することにある。
【0018】
本発明に基づいて、レーザーエネルギーによってヒューズが飛んだ直後の、半導体のCuレーザーヒューズ部分の腐食・酸化の防止が、ヒューズを遮断するか、あるいは飛ばすためのレーザーエネルギーを駆動した(application)後、下地膜と誘電キャップとの間のCu合金を不動態化することによって回避される。さらに、その腐食・酸化は、開口Cuレーザーヒューズ領域の上、および、周囲の金属下地膜と誘電拡散障壁とのCu境界面に、自己不動態化ドーパントリッチ層(self−passivation dopant rich layer)を提供するアニール工程によって、回避される。
【0019】
〔図面の簡単な説明〕
図1は、銅合金を含むレーザーヒューズ部(component)を含んだ半導体デバイスを示す図である。図2は、自己不動態化されたCu表面、および、腐食・酸化を防止するための金属下地膜と誘電キャップ層との境界面を形成するアニール工程を、ヒューズの飛んだCu合金に対して行うことによって形成された不動態化レーザーヒューズ部を含んだ本発明の半導体デバイスを示す図である。
【0020】
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
通常、本発明では、半導体デバイスのCuを含む、レーザーヒューズ部は、次のプロセス順序によって形成される。
【0021】
(1)ヒューズを形成するために、誘電体に(デュアル)ダマシン構造をパターン化する。
【0022】
(2)PVD、CVD、無電解等で金属下地膜を蒸着する(このステップは、最適なCu合金を用いることによって任意選択されてもよい)。
【0023】
(3)最終的にCuを充填するために、Cu合金の種層(seed−layer)を、PVDまたはCVDまたは他の知られている方法で蒸着する。
【0024】
(4)電気めっき、CVD、無電解、PVDまたは他の知られている方法で、ダマシン構造にCu単体を充填する。
【0025】
(5)低抵抗Cu膜(大きいCu粒子(grains))を形成するために、低温(<200 C)で、CMPを行う前に(pre−CMP)アニールする(しかし、Cu合金のドーパントの外への拡散は、ここではまだ行わない。)。
【0026】
(6)下地膜のCMPに続いて、充填し過ぎたCuをCu−CMPによって除去する。
【0027】
(7)Cu拡散障壁、Si窒化物、ブロック(Blok)、または他の知られている方法で、誘電キャップ層を蒸着する。
【0028】
(8)最終不動態化層(final passivation layer)(酸化物/窒化物、または、それらの組み合わせ)、または、従来から知られている他の誘電層を蒸着する。
【0029】
(9)ポリイミド、または、感光性のポリイミド(PSP)層を任意で蒸着する。
【0030】
(10)誘電キャップ層または最終不動態化層を、公知のリソグラフィー+エッチプロセスを用いてレーザーヒューズの上で薄膜化する。
【0031】
(11)金属ヒューズをレーザーによって飛ばす(ヒューズプロセスの間、クレーターが、飛んだCuヒューズの近接領域に形成される。Cuヒューズの2つの端部が、このとき大気にさらされる。)。
【0032】
(12)開口Cuヒューズ表面と、さらに金属下地膜および/または誘電キャップ層に対する境界面とに、自己不動態化層を形成するために、(不活性雰囲気において、)250℃〜450℃の温度で接着したチップをアニールする。自己不動態化層は、酸化および腐食から、開口端部とCuヒューズの内蔵部分とを保護する。
【0033】
参考に、図1を示す。図1は、Cuレーザーヒューズ10を含んだ半導体デバイスを示している。このCuレーザーヒューズ10は、金属線13と境を接する下地膜12上に配置されたCu合金11を含んでいる。このCuレーザーヒューズは、誘電体14と誘電キャップ15との間に配置されている。ヒューズを飛ばすために意図されたレーザーエネルギー16は、まだ加えられていない。
【0034】
図2から分かるように、活性化しているレーザーによってCu合金レーザーヒューズが飛んだ後、ヒューズクレーター20が形成され、その後、開口Cuレーザーヒューズ領域上、および、周囲の金属下地膜と誘電拡散障壁とのCu境界面に自己不動態化ドーパントリッチ層を形成するために、アニールが行われる。周囲の金属下地膜と誘電拡散障壁との自己不動態化ドーパントリッチCu境界面は、Xによって示され、Xによって規定された境界の範囲内が、Cu16である。このドーパントリッチ自己不動態化層は、ヒロック構造をしておらず、腐食、酸化、および、半導体デバイス領域の外へのCuの拡散から、Cuを保護する。
【0035】
通常、Cu合金は、Cu−Al、Cu−Mg、Cu−Li、および、他のよく知られたCu合金であってもよいし、Cu合金中の他の成分由来の非Cuドーピング材料の濃度は、Cu合金重量の0.1〜5.0%の範囲である。
【0036】
この自己不動態化Cuヒューズは、Cu/低k集積方式およびCuとCuとのワイヤボンディングに用いられるときに、特に重要である。
【0037】
Cu単体が用いられる近年の技術的水準では、ヒューズが飛んで銅が大気にさらされた直後に、Cuは腐食および酸化の影響を強く受ける。そのような技術的水準では、Cu酸化物集積方式は、ヒューズのレイアウトおよび設計を改善して利用することによって回避される。(言い換えると、2本の棒(W−bars)の頂点にヒューズの端部が位置することによって、ヒューズのCu特性によるCuの酸化および腐食を防止する)。しかし、標準的な低k材料中の蒸気および酸素の拡散率は高いので、レイアウト方法を用いたこの設計(this design around layout approach)は、Cu/低kメタライゼーション(metallizations)に利用できない。
【0038】
さらに、標準的なCu/低kメタライゼーション(metallizations)の場合、Cuヒューズの腐食は、ダマシン特性の側壁に対する下地膜の接着性が弱いので、Cuヒューズに近接するCu配線の腐食が進んでしまう。
【0039】
代表的な実施形態および詳述を、本発明の好ましい実施形態を説明するために示したが、開示した本発明の様々な変更が、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲から逸れていないということは、当業者にとって明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
銅合金を含むレーザーヒューズ部を含んだ半導体デバイスを示す図である。
【図2】
自己不動態化されたCu表面、および、腐食・酸化を防止するための金属下地膜と誘電キャップ層との境界面を形成するアニール工程を、ヒューズの飛んだCu合金に対して行うことによって形成された不動態化レーザーヒューズ部を含んだ本発明の半導体デバイスを示す図である。

Claims (15)

  1. 自己不動態化Cuレーザーヒューズの改善された集積回路構造において、酸化および腐食に対する抵抗によって特徴付けられ、また、活性化したレーザーによってヒューズが飛んだ後の、Cuとメタライゼーション配線との境界面、および、Cuと誘電キャップとの境界面の接着力を向上させることを特徴とし、
    上記ヒューズは、
    メタライゼーション配線と、
    上記メタライゼーション配線とCu合金種層およびCu単体層の組み合わせとを分離する下地膜と、
    上記下地膜を取り囲む誘電体と、
    上記下地膜を取り囲む上記誘電体、上記下地膜、上記Cu合金種層およびCu単体層の組み合わせの上方に配置された誘電キャップと、を含み、
    レーザーが活性化した後に、上記レーザーヒューズには、
    (a)開口Cuヒューズ表面上、および、
    (b)(i)Cu合金種層と、下地膜と、誘電体との境界面と、
    (ii)Cu単体層と誘電キャップとの境界面とに、
    不動態化領域が形成されることを特徴とする集積回路構造。
  2. 酸化物、窒化物、または、窒化物の組み合わせからなる不動態化層が、上記キャップ層上に蒸着され、その後に、温度約250℃〜約450℃でアニールされていることを特徴とする請求項1に記載の構造。
  3. 上記不動態化領域のドーパントが、上記Cu合金中に0.1〜0.5重量%の範囲で存在していることを特徴とする請求項2に記載の構造。
  4. 上記Cu合金が、Cu−Al、Cu−Mg、および、Cu−Liからなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記載の構造。
  5. 上記Cu合金がCu−Alであることを特徴とする請求項4に記載の構造。
  6. 上記Cu合金がCu−Mgであることを特徴とする請求項4に記載の構造。
  7. 上記Cu合金がCu−Liであることを特徴とする請求項4に記載の構造。
  8. 改善された不動態化Cuレーザーヒューズを含んだ集積回路構造の形成方法において、自己不動態化Cuレーザーヒューズは、酸化および腐食に対する抵抗を特徴とし、また、Cuとメタライゼーション配線との境界面、および、Cuと誘電キャップとの境界面の接着力を向上させることを特徴としており、
    上記形成方法は、
    (a)ヒューズを形成するために、誘電体にダマシン構造をパターン化するステップと、
    (b)金属下地膜を蒸着するステップと、
    (c)Cuを充填するためにCu合金の種層を蒸着するステップと、
    (d)ダマシン構造にCu単体を充填するステップと、
    (e)大きいCu粒子を有する低抵抗Cu膜を形成するために、<200℃の低温で、CMPを行う前にアニールするステップと、
    (f)下地膜のCMPに続いて、充填し過ぎたCuをCu−CMPによって除去するステップと、
    (g)誘電キャップ層を蒸着するステップと、
    (h)酸化物、窒化物、または、窒化物の組み合わせからなる群から選択される最終不動態化層を蒸着するステップと、
    (i)上記誘電キャップ層または最終不動態化層を、上記レーザーヒューズの上で薄膜化するステップと、
    (j)飛ばされるCuヒューズを取り囲む領域に、クレーターを形成するために、金属ヒューズをレーザーによって飛ばすステップと、
    (k)自己不動態化領域によって特徴付けられるCuレーザーを形成するために、約250℃〜約450℃の温度で、上記ヒューズをアニールするステップと、
    からなることを特徴とする集積回路構造の形成方法。
  9. ステップ(b)が、ステップ(c)における上記Cu合金の種層の最適な蒸着によって除かれることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. ステップ(h)と(i)との間に、ポリイミドまたは感光性のポリイミドの蒸着が行われることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 上記自己不動態化領域のドーパントが、上記Cu合金の重さの0.1〜5.0%の範囲で存在していることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 上記Cu合金が、Cu−Al、Cu−Mg、および、Cu−Liからなる群から選択されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 上記Cu合金がCu−Alであることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 上記Cu合金がCu−Mgであることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 上記Cu合金がCu−Liであることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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