JP2004511744A - 蒸発加湿器 - Google Patents
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Abstract
蒸発加湿器(10)は、或る量の水を保持するための水トレー(34)を取り外し可能に支持する基部(12)を有する。ブロアーアセンブリ(14)及び水タンク(16)が、水トレー(34)の上方で基部(12)により取り外し可能に支持される。ブロアーアセンブリ(14)は、ハウジング(88)、及び一対の空気入口(100、102)と空気排出口(106)との中間に配設されたファン(119)を有する。円筒形状のウイックフィルター(176)が、水トレー(34)により支持され、これはハウジング(88)内へと上方に延在している。ファン(119)は、ハウジング(88)内に設置されたモーターにより駆動され、空気を、各空気吸入口(100、102)を通してハウジング(88)内に吸引し、ウイック(176)の円筒形側壁を通し、次に排出口(106)を通して排出する。
Description
【0001】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は一般に加湿器に関し、より詳細には、ウイックフィルターを利用した蒸発加湿器に関するものである。本発明は更に、水と接触する部品の移動及び洗浄を容易にする構造を有する蒸発加湿器に関するものである。
【0002】
2.関連技術の説明
室内空気に湿気を与えて、それにより相対湿度を変える各種形式の加湿器が利用されている。こうした加湿器には、超音波加湿器(ultrasonic humidifier)、蒸気加湿器(steam humidifier)、即ち、気化器(vaporizer)、及び蒸発加湿器(evaporative humidifier)がある。
【0003】
蒸発加湿器は、一般に、水リザーバ(貯蔵器)を有するハウジングと、ハウジング内に支持された固定式ウイックア(芯)センブリとを備えている。水リザーバは、通常、水を延長して供給するための水タンクと流体的に連通した状態で設けられる。ウイックアセンブリの下端部は、水リザーバ内に、その中の水を吸収するために配置されている。ウイックアセンブリを通じて空気が吹き込まれて、それによりウイックアセンブリから水が蒸発させられ、その蒸発した水が引き続き外気(大気)へと送られる。固定式ウイックを利用する場合、リザーバ内の水位は、ウイックアセンブリによる水の連続的な吸収と、それを通した十分な空気流との両方をもたらすように、比較的一定にする必要がある。こうした従来の加湿器の一例が、米国特許第5,110,511号に開示されている。
【0004】
水リザーバ内の水位が不足したときに、加湿器を非作動状態とするために、フロート(浮き)アセンブリを水リザーバ内に設けることも公知である。一般的なフロートアセンブリは、フロートと、このフロートから上方に延びる棒とを備えている。このフロート棒は、伝統的に、固定保持具により支持され、加湿器ハウジングの内側か又はウイック支持枠のいずれかに固定されてきた。リザーバ内の水位が充分の場合には、フロート棒の上端部が作動スイッチを閉じ、加湿器が作動する。水位が下がると、フロート棒は、もはや作動スイッチを閉じることがなく、加湿器が非作動状態とされる位置まで下降する。こうしたフロートアセンブリの先行技術の一例が米国特許第5,954,038号に開示されている。
【0005】
理解される如く、従来の蒸発加湿器のタンク、リザーバ及びフロートアセンブリは、しばしば水と長期間にわたって接触する。その上、従来の加湿器は、多湿で温暖な環境での作動のために設計されている。そのため、これらの状態は、水と接触する部品に付着して、作動中の加湿器付近にいる個々人に不快感をもたらし、又潜在的に有害な微生物の生長を助長しやすい。
【0006】
従来の加湿器を効果的に洗浄するための標準的な方法として、塩素系漂白剤又は酢と水との組合せのような洗浄剤を加湿器にかけ、次いで清浄な水をかけて流す方法がある。残念ながら、このような先行技術の洗浄方法は、多くの場合時間がかかり、そのため通常の消費者によって日常的には実施されない。
【0007】
従って、水と接触する部品を、洗浄のために容易に分解し、取り外すことができる単純な設計の蒸発加湿器が未だ必要であることが理解できよう。更に詳しくは、容易に取り外し、分解して、しかも通常の皿洗い機で洗浄することができる部品を備えた蒸発加湿器が未だに必要とされている。
【0008】
先行技術の蒸発加湿器における他の欠点は、水タンクの充填及び移動の困難性に関するものである。こうしたタンクは往々にして扱いにくく、特に、それに水を充填した後は持ち運びが困難である。こうした加湿器タンクを持ち運ぶためのハンドルについての改良が、米国特許第5,483,616号に見られる如く提案されているが、加湿器用タンクの移動を容易にする簡単、且つ、効果的な設計が未だに必要とされている。
【0009】
発明の概要
本発明の蒸発加湿器は、底壁及びこの底壁から上方に延在する側部支持壁を有する基部を備えている。水トレー支持凹部が、基部の底壁内に形成され、これは水トレーを取り外し可能に支持する。基部は、実質的に楕円形であり、長手方向の長軸と横方向の短軸とを規定する。基部の水トレー支持凹部は、横方向の短軸に対して非対称な足跡形状部を有する。水トレーは、底壁及びこれから上方に延在する側壁を有する。水トレーは更に、実質的に基部の水トレー支持凹部の足跡形状部に一致する足跡形状部を有する。
【0010】
フロートアセンブリが、水トレーにより支持され、これは水トレーの側壁に取り外し可能に固定されるカバーを備えている。浮揚性(浮力)フロートが、カバー内に滑動可能に収容され、これは水トレーの底壁に対して垂直方向に移動可能な上端部を有している。
【0011】
ブロアーアセンブリが、水トレーの上方で基部の側壁により支持され、これはハウジング、このハウジング内に支持されたモーター、及びハウジング内に支持されモーターに作動可能に接続されたファンを備えている。モーターを選択的に停止させるために、フロートスイッチが浮揚性フロートの上端部と選択的に係合可能とされている。ハウジングは、空気入口、空気出口及び空気入口と空気出口との間に延在する蒸発空気流路を有する。
【0012】
自立型ウイックアセンブリが、水トレーの底壁により支持されており、これはハウジング内の空気流路内へと上方に延在している。ウイックアセンブリは、円筒状側壁、開放した下端部、及び開放した上端部を有するウイックフィルターを備え、この開放した下端部は、水トレー内に担持された水と吸収した状態で接触している。円筒形のウイックアセンブリロケーターが、水トレーの底壁から上方に延在し、ウイックフィルターの下端部は、ウイックアセンブリロケーター上に同心的に受容される。
【0013】
タンクが、水トレーの上方で、且つ、ブロアーアセンブリに隣接して、基部の側壁により取り外し可能に支持される。タンクは、凹状側壁、凸状側壁、底壁及び上壁を有する。凹状側壁は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚に対して間隙をもたらすように内側に向かって凹状とされている。バルブが、タンクの底壁内に形成された開口部に対して同心的に配置されている。バルブアクチュエーターが、水トレーの底壁から上方に延在し、これはバルブと係合可能であってタンクの内部室と水トレーとの間を流体的に連通させる。このバルブは、タンクの底壁の開口部を選択的に密閉するキャップ内に支持されている。タンクの底壁内の開口部は、水タンクの内部室に使用者の手が届くのを許すように十分に大きい、好ましくは少なくとも約3.5インチ(8.89cm)の直径を有する大きさとされる。
【0014】
ハンドルが、タンクの上壁により支持されており、これはタンクの中心軸線に対して凹状側壁とは反対側に配置された支持部を有し、このハンドルは旋回点を規定する。そのため、ハンドルからタンクを支持することによって、凹状側壁が、上方に、且つ、凸状側壁に向かう方向にハンドルの周りを旋回し、かくしてタンクを保持している使用者の脚の動きに対して更に間隙をもたらす。凸状側壁に隣接してタンクの上壁内に凹部が形成されている。ハンドルの上部は、この凹部の上方に支持され、実質的にタンクの上壁と同一平面をなしている。
【0015】
水トレー、フロートアセンブリ及びタンクは、皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料で形成される。更に、水トレー、フロートアセンブリ及びタンクは第1の色とされ、全体的に皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料では形成されていない基部は、第1の色と視覚的に識別可能な第2の色とされる。そのため、第1の色の、皿洗い機で洗浄可能な部品を、容易に確認することができる。
【0016】
従って、本発明の目的は、洗浄を容易にすべく容易に取り外し、分解することができる水と接触する部品を有する蒸発加湿器を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、相互に、又基部、ブロアーアセンブリ及びウイックアセンブリから容易に取り外し、分解することができる水トレー、フロートアセンブリ及びタンクを有する上記蒸発加湿器を提供することである。
【0018】
本発明の更なる目的は、従来の皿洗い機内で洗浄可能な水トレー、フロートアセンブリ及びタンクを有する上記蒸発加湿器を提供することである。
【0019】
本発明の更に他の目的は、その中への水トレーの適切な配置を容易にすべく、非対称な水トレー支持凹部を備えた基部を有する蒸発加湿器を提供することである。
【0020】
本発明の更なる目的は、ウイックアセンブリの適切な位置決めを容易にすべく、ウイックアセンブリロケーターを備えた水トレーを提供することである。
【0021】
本発明の更に他の目的は、基部からの水トレーの取り外しを容易にすべくウイックアセンブリロケーターから上方に延在するハンドルを有する上記水トレーを提供することである。
【0022】
本発明の更なる目的は、移動を容易にする構造を有するタンクを備えた加湿器を提供することである。
【0023】
本発明の他の目的は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚に対して間隙をもたらす凹状側壁を有する上記タンクを提供することである。
【0024】
本発明の更なる目的は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚から離れて上方及び外方に凹状側壁を揺動させるための旋回点を規定するハンドルを有する上記タンクを提供することである。
【0025】
本発明の他の諸目的と諸利点については以下の説明、添付の図面、及び添付の特許請求の範囲から明らかとなろう。
【0026】
好ましい実施例の詳細な説明
最初に図1〜図5を参照すると、本発明を具現化する蒸発加湿器10が、加湿ユニット、即ち、ブロアーアセンブリ14と、水タンク16とを取り外し可能に支持する基部12を備えるものとして図示されている。基部12は、複数の脚部19により支持された底壁18と、底壁18の周縁部から上方に延在する側部支持壁20とを有する。加湿器10の取り扱いを容易にするために、側部支持壁20の下端部内には一対の対向する凹状ハンドル21、22が好適に形成されている。図5に図示される如く、基部12は、実質的には楕円形であり、長手(縦)方向の長軸23と横方向の短軸24とを有する。
【0027】
ここで、図2、図5及び図9を参照すると、水トレー支持凹部26が、底壁18内で下方に突き出ている。水トレー支持凹部26は、相互に連結された第1、第2及び第3の部分28、30、32、並びに横方向の短軸24に対して非対称な足跡形状部33を有する(図5)。更に、第1の部分28の足跡形状部は、実質的に第2及び第3の部分30、32の足跡形状部とは異なっている。加えて、第1の部分28は第2の部分30の上方(上位)に配置され、第2の部分30は第3の部分32の上方(上位)に配置され、かくして第1の部分28から第2の部分30、そして第3の部分32へ下方に向う勾配を提供している。
【0028】
水トレー34は、基部12の水トレー支持凹部26内に取り外し可能に支持され、水の供給源を受容し、保持するようになっている。水トレー34は、底壁36と、底壁36の周縁部から上方に延在する側壁38とを有する。水トレー34の足跡形状部39は実質的に基部12の水トレー支持凹部26の足跡形状部33と一致している。更に、水トレー34の足跡形状部39は、底壁36の足跡形状部33内に実質的に平行に受容される。
【0029】
水トレー34は更に、蒸発部42と流体的に連通する水受け部40を有する。フロートリザーバ(収容器)44が、蒸発部42と流体的な連通状態にて設けられている。水受け部40、蒸発部42及びフロートリザーバ44は、水トレー支持凹部26の第1の部分28、第2の部分30及び第3の部分32内にそれぞれ受容される。水トレー支持凹部26及び水トレー34の非対称構造を考えると、水トレー34は、水トレー支持凹部26内のただ一箇所にて適切に受容され得ることが理解されよう。
【0030】
蒸発部42内の底壁36は、水受け部40内の底壁36の下方(下位)に配置されている。その上、フロートリザーバ44内の底壁36は、蒸発部42内の底壁46の下方(下位)に配置されている。そのため、水トレー34内の水は、水受け部40からフロートリザーバ44に向う方向に移動しやすい。トレー34から水を注ぐのを容易にするために、フロートリザーバ44の反対側の、側壁38の一部には、傾斜部、即ち、注ぎ口46が設けられている。
【0031】
ここで、図1、図2及び図9に移ると、フロートアセンブリ48が、水トレー34により取り外し可能に支持され、これは側壁38に解放可能に固定されるカバー58を備えている。更に、カバー58は、側壁38の一部に摩擦係合するスロット(細孔)62を画成する基部60を有する。カバー58は更に、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68を有する浮揚性フロート66を滑動可能に受容し、又案内するための、中央に配置された開口部64を備えている。浮揚性フロート66は、フロートリザーバ44内で支持される。この好適な実施態様において、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、浮揚性フロート66の一体的な一部として形成されている。この構造に拘わらず、少なくとも浮揚性フロート66は浮揚性の材料で作製される。容易に理解される如く、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、フロートリザーバ44内の水位の変化に応じて水トレー34の底壁36に対して垂直方向に移動することができる。
【0032】
垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の下端部70は、浮揚性フロート66により支持され、一方、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72は、先細の(テーパーが付けられた)スイッチ係合ブレード74を備えている。垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72の近傍に、保持リング76が支持され、これは、開口部64の近傍のカバー58の上面82に固定された一対の保持クリップ78、80と係合可能である。保持クリップ78、80は、好ましくは、各ネジ84、86のような伝統的な締結具を使用して固定されるが、その代わりとして他の締結手段で容易に代替可能である。保持リング76と各保持クリップ78、80との間の相互作用によってカバー58、浮揚性フロート66、及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68が共に単一のフロートアセンブリ48として保持され、一方、カバー58と垂直に延在するスイッチアクチュエーター68との間の相対移動が制限されることを理解されたい。
【0033】
ここで、図1〜図4、図6及び図10を参照すると、ブロアー(送風機)アセンブリ14は、対向する第1の側壁94及び第2の側壁96を相互に連結するアーチ形(弧状)の前壁90及び後壁92を有し、更に開放した底部97を画成するハウジング88を備えている。上壁98は、第1及び第2の側壁94、96に沿って、前壁90と後壁92とを相互に連結している。第1の空気入口100及び第2空気入口102が、第1の側壁94及び第2の側壁96にそれぞれ形成され、これらは、好ましくは、複数の実質的に水平に延在するスロット(細孔)105を有する各入口グリル103、104を備えている。同様に、上壁98内には空気排出口106が形成され、これは複数のスロット(細孔)110を画成するグリル108を備えている。各空気入口100、102、並びに空気排出口106は、蒸発空気流路112への連絡部を提供する(図9)。
【0034】
ブロアーアセンブリ14は、水トレー34の上方に、基部12により取り外し可能に支持される。更に詳細には、基部12の側部支持壁20に形成された縁部(リップ)114によりハウジング88を支持するために、凹状フランジ113がハウジング88の下方周辺端部の周りに延在する。ハウジング88を確実に位置決めするために、複数の位置決めタブ115が、基部12の底壁18から上方へ、側部支持壁20に隣接して延在する。
【0035】
図6、図9及び図10を参照すると、ファン囲い(エンクロージャ)116が、ハウジング88内に支持されており、これは上壁98から下方に延在する円筒壁117を備えている。通常のモーター118が、円筒壁117により支持され、ファン119に作動可能に接続されている。ファン119は、空気をハウジング88の開放した底部97から上方へ、又空気排出口106を通して外部へと送出する複数のブレード(羽根)120を有している。ファン囲い116の下面にはガード122が固定されており、これはモーター118及びファンブレード120との不慮の接触を防止するための安全グリル124を有している。更に、ガード122は、円筒壁117から下方に同心的(同軸的)に延在する複数の空気流路127を有するアーチ形(弧状)の受容シールド126を支持している。
【0036】
ここで、図1、図6及び図11を参照すると、制御盤130が、前壁90と空気排出口106との中間においてハウジング88の上壁98により支持されている。制御盤130は、プロセッサ136と通信する湿度センサー134から受信した外気の相対湿度の表示を提供するための表示装置132、好ましくは、液晶表示装置を有している。湿度センサー134と外気との間を流体的に連通させるために、制御盤130には吸気口(入口)137が設けられている。表示装置132は更に、所望の湿度設定点のアップ設定点ボタン138及びダウン設定点ボタン140を介して使用者によりプログラムされ得る、設定された、即ち、所望の相対湿度の表示を提供する。モーター118の所望の速度を変えることによりファン119の作動を制御するために、回転可能なファン速度制御ノブ142が設けられている。
【0037】
湿度センサー134は、従来設計のものであり、制御盤130内に形成された吸気口137を通して外気の相対湿度を検知する。湿度センサー134は、連続的な作動状態にあって、プロセッサ130が作動(電圧が印加)されているときにはいつでも信号をプロセッサ136に送る。更に、電源指示灯146及び再充填(補充)指示灯148が制御盤130内に支持されており、これらはプロセッサ136により制御される。更に詳細には、電源指示灯146は、モーター118が作動されているときに点灯する。同様に、再充填指示灯148は、作動スイッチ、即ち、フロートスイッチ150が以下に説明する如く開状態にあるときに点灯する。
【0038】
更に、図9及び図10を参照すると、ブロアーアセンブリ14のハウジング88は、モーター118への電源供給を許すか又は阻止するための、プロセッサ136と通信するフロートスイッチ150を支持している。フロートスイッチ150は、従来設計のものであり、好ましくは、押された時に電気的接触を生じ、押されてない時は接触を断つ、ばね付勢(バイアス)レバーアーム152を有する。その結果、レバーアーム152が押されたときに、フロートスイッチ150は、モーター118を作動させるためにプロセッサ136に信号を送る。同様に、レバーアーム152が押されてないときには、フロートスイッチ150は、モーター118を停止させるために、プロセッサ136に信号を送る。フロートスイッチ150は、ファン囲い115に隣接した制御ハウジング154内に支持されている。制御ウジング154は、スロット(細孔)160に至る先細(テーパーが付けられた)収束面158を有する底壁156を有する。レバーアーム152は、スロット160に隣接して制御ハウジング154の内側に配置されている。
【0039】
垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72のスイッチ係合ブレード74は、スロット160を通してレバーアーム152と選択的に係合可能である。制御ハウジング154はまた、プロセッサ136を収納しており、これは、上述のように湿度センサー134、各設定点ボタン138、140、制御ノブ142、電源指示灯146及び再充填指示灯148と電気的通信状態にある。
【0040】
ここで、図8及び図10を参照すると、ハウジング88の後壁92は、余分な量の電気コード164を収容するためのコード格納区画(コンパートメント)162を有する。電気コード164は、従来設計のものであり、モーター116に電力を供給するためのプラグ165を有する。コード格納区画162は、後壁92から内方に延在し、中間壁168により相互に連結された、垂直方向に延在する第1の側壁166及び第2の側壁167を有する。第2の側壁167は、ファン囲い116の円筒壁117の外面により画成されるアーチ形(弧状)部分169を有する。余分なコード164を区画162内に固定するために、第1及び第2の保持タブ170、171が設けられている。後壁92内には通路172が設けられており、これは格納区画162とハウジング88の外面173との間を連通させる。使用者によるブロアーアセンブリ14の取り扱いを容易にするためハウジング88の後壁92内には凹状ハンドル174も設けられている。図8及び図10を参照すると理解されるように、基部12上のタンク16に隣接してブロアーアセンブリ14が配置され、加湿器10がその通常の作動状態にあるとき、余分なコード164は水タンク16により視界から隠されている。
【0041】
ここで、図2及び図9に移ると、ウイックアセンブリ175は、水トレー34の底壁36により支持される。ウイックアセンブリ175は、ウイックフィルター176と、このウイックアセンブリ175を自立させる浸透可能な支持体178とを有する。ウイックフィルター176は、好ましくは、円筒形をなし、側壁180、開放した上部182及び開放した底部184を有する。ウイックアセンブリ175は、好ましくは、水トレー34の底壁36により支持され、且つ、この底壁36から上方に延在する円筒形のウイックアセンブリロケーター(位置決め部材)186上に同心的に受容される。そのため、ウイックフィルター176の底部184は、水トレー34の底壁36により担持された水と接触する。ウイックアセンブリ175は、ブロアーアセンブリ14のハウジング88により画成された空気流路112内へと上方に延在する。ウイックアセンブリ175の上部182は、受容シールド126により、ファン118内に受容され、ファン118と適切に整合される。持ち運びハンドル188が、水トレー34の取り外し及び移動を容易にすべくウイックアセンブリロケーター186から上方に延在している。
【0042】
好適な浸透可能な支持体178は、ウイックフィルター176の外側の円筒状側壁180の周りに延在している。浸透可能な支持体178は、好ましくは、固体材料、好ましくは樹脂被覆した綿/セルロース材料の拡張された(膨張された)メッシュからなる。ウイックフィルター176は、好ましくは、コロンブスインダストリーズ社(Columbus Industries)で製造されるような拡張された綿/セルロース材料からなる。更に詳細には、ウイックアセンブリ175は、米国特許第5,800,741号に開示される構造と類似の構造を有していてもよい。この文献は参照により本明細書に援用する。
【0043】
ここで、図1〜図4、図6、図8、図12及び図13を参照すると、水タンク16は、凹状の第1の側壁190、凸状の第2の側壁192、上壁194及び底壁196を有し、これらによって内部室198を画成する。凹状側壁190は、凸状側壁192に向う方向に湾曲しており、一方、凸状側壁192は、凹状側壁190から離れる方向に湾曲している。タンク16の底壁196内には、開口部200が形成されている。環状フランジ204を有する管状突出部202は、底壁196から下方に延在し、又開口部200の周りに同心的に配設されている。開口部200は、使用者の手が内部室198へ適切に届くように充分な大きさの直径を有する大きさとされる。好適な実施態様において、この開口部の直径は、少なくとも略3.5インチ(8.89cm)の大きさであり、又大多数の使用者の手がタンク16の内部室198へ届くのを許すように人間工学的考察に基づいて選択される。大きい開口部200によって、更に、タンク16の充填が容易になることが理解されよう。
【0044】
キャップ206が、管状突出部202により取り外し可能に、且つ、密閉的に支持される。キャップ206により支持された縁部210と密閉的に係合するように、ガスケット208が環状フランジ204内に収容されている。複数の半径方向内側に延在する第1の係止タブ212が、管状突出部202により支持されている。傾いた傾斜面(ランプ面)216を有する複数の協働する第2の係止タブ214が、キャップ206の側壁217から半径方向外側に延在しする。キャップ206上に形成された傾いた傾斜面216は、キャップ202が略90°回転されたとき、ガスケット208を介したフランジ204との密閉的、且つ、固定的な係合状態へと、縁部210を付勢する。
【0045】
キャップ206は、プランジャー219、バルブシール220及び圧縮ばね222を有するバルブ218を同心的に支持する。キャップ206は更に、水平円形底壁224と、その中に形成された排出開口部226とを有する。バルブプランジャー219は、排出開口部226を通して緩く収容され、キャップ206に対するプランジャー219の軸方向の移動を可能にする。バルブシール220は、プランジャー219の上端部に取り付けられる。ばね222は、キャップ206とプランジャー210の下端部上に支持されたデイスク228との間で圧縮され、シール220を排出開口部226に向かって付勢(バイアス)する。底壁196が平坦な表面上で支持された場合に、タンク16のバルブ218が偶発的に開いてしまうのを防止するために、管状突出部202は、好ましくは、デイスク228の下方に延在する。
【0046】
好ましくは円筒形突出部の形態をなしているバルブアクチュエーター230が、水トレー34の底壁36から上方に延在しており、これはバルブ218のデイスク228と整合されている。そのため、水タンク16が、水トレー34の上方で、基部12の側壁20上に配置された際に、突出部230は、シール220を開口部226から離すように付勢することにより、バルブ218を開放位置に付勢し、これによって水を内部室198から水トレー34の水受け部40へと流す。
【0047】
複数の円筒状位置決めペグ232、234及び236が、水タンク16の底壁196から下方に延在し、これは基部12の底壁18内へと下方に延在する円筒状凹部238、240及び242内に収容され、タンク16を適切に位置決めする。凹状フランジ244が、凸状側壁192の近傍の底壁196の周縁部の周りに延在し、基部12の側壁20と係合して、タンク16を位置決めすると共に支持する。
【0048】
垂直に延在する中心軸線246は、タンク16の重心を通っている。支持部分249を有するハンドル248が、タンク16の上壁194内に形成された凹部250の上方に配置されている。タンク16の上壁194は実質的に支持部249と同一平面であって、これにより実質的に平らな表面を画成し、タンク16を上壁194により逆転位置にて支持することを可能とする。
【0049】
ハンドルの支持部249は、凸状側壁192の近傍の中心軸線246の側で支持され、ハンドル248は旋回点を規定する。支持部249は、タンク16を移動させる使用者により把持されるようになっている。ハンドル248の支持部249を凹状側壁190の反対側の軸線246の側に配置し、ハンドル248でタンク16を支持することにより、凹状側壁190を、ハンドル248の周りで、上方に、且つ、凸状側壁192に向う方向に揺動、即ち、旋回させる。凹状側壁190は、タンク16を持ち運ぶ使用者の脚との間に間隙をもたらし、一方、このハンドル248の配置が、凹状側壁190の使用者の脚から離れる方向への移動を促進することを容易に理解されよう。
【0050】
本発明の加湿器190の好適な実施態様においては、水トレー34、フロートアセンブリ48、水タンク16及びキャップ206は、それぞれ成形された熱可塑性材料のような、皿洗い機に対して安全な材料で作製される。最も好適な実施態様において、これらの構成要素(部品)は、それぞれポリカーボネート材料で成形され、これは次に、成形過程で生じる残留応力を実質的に除去するため焼き戻し(アニール)される。更に、水トレー34、フロートアセンブリ48、水タンク16及びキャップ206は、好ましくは、透明な灰色といった第1の色に作製される。完全には皿洗い機に対し安全な材料から成っていないブロアーアセンブリ14のハウジング88及び基部12は、第1の色とは視覚的に識別可能な不透明なアイボリー色といった第2の色に作製される。そのため、使用者は、皿洗い機で洗うことができるこれらの部品を容易に認識できる。
【0051】
次に、加湿器10の作動について更に詳細に説明する。加湿器10の作動開始前に、ウイックアセンブリ175を検査し、必要であれば交換する。新しいウイックアセンブリ175を設置するには、単に、基部12からブロアーアセンブリ14を取り外し、水トレー34から古いウイックアセンブリ175を取り外し、そして、新しいウイックアセンブリ175をウイックアセンブリロケーター186上に同心的に設置するだけである。次に、ハウジング88をウイックアセンブリ175上に再び配置し、ここでウイックフィルター176の上部182がファン119の近傍の受容シールド126内に受容される。
【0052】
次に、使用者は単にハンドル248にて持ち上げることにより、タンク16を基部12から取り外す。タンク16を逆さにして、キャップ206を第1の方向に略90°回転させ、そこで各第1の係止タブ212が各第2の係止タブ214から離れる。次に、キャップ206をタンク16の底壁196から離れるように軸方向に引っ張り、開口部200を露出させることができる。次に、タンク16に、開口部200を通して水を流すことにより、シンクの水栓のような適当な水源から水を供給する。次に、キャップ206を軸方向に開口部200と整合させて、第2の方向に略90°回転させ、ここで各傾斜面216と各第1の係止タブ212との間の協働作用により、縁部210とフランジ204とのガスケット208を介した固定的、且つ、密閉的な係合状態がもたらされる。
【0053】
タンク16は、好ましくは、それをハンドル248により持ち運ぶことにより加湿器10に戻される。凹状側壁190は使用者の脚との間に間隙をもたらし、一方、中心軸線246に対するハンドル248の支持部249の配置により、凹状側壁190は上方に、且つ、凸状側壁192に向かって旋回し、かくしてタンク16を使用者の脚から離れる方向に揺動させる。次に、タンク16を逆さにして、水トレー34上方で基部12の側壁20上に再度配置する。
【0054】
タンク16が各位置決めペグ232、234、236並びに周縁部フランジ244により適切に配置された状態で、水トレー34内のバルブアクチュエーター230はバルブプランジャー219を上方に押し、シール220をキャップ206の排出開口部226から離れるように移動させる。次に、水がタンク16から排出開口部226を通して水トレー34の水受け部40内に流入する。水がタンク16から流出する際、同時に空気が排出開口部226を通してタンク16内に入る。水位は、キャップ206の底壁224のレベルに到達するまで、水トレー34内を上昇する。その時点で、水はタンク16内への空気通路を密閉し、そこから更に水が排出されるのを阻止する。
【0055】
水トレー34の水受け部40内の水は、下方の蒸発部42及びフロートリザーバ44へと、その間の勾配によって流れる。蒸発部42内の水は、ウイックフィルター176の下部184により吸収され、毛管作用によりその上部182内へ向けて上方へと吸引される。ウイックフィルター176の上端部182内に含まれている水は、空気流路112内に配置される。更に詳細には、ファン118で流された空気は、各空気入口100、102からウイックフィルター176の側壁180を通して流れ、かくしてウイックフィルター176内の水の蒸発を促進させる。加湿された空気は、次にウイックフィルター176の開放した上端部182を通して外へ、又空気排出口106を通って外へと付勢され、かくして所望の加湿効果を生ぜしめる。
【0056】
水が水トレー34から消費されるのに伴い、水位は降下しようとするが、キャップ206の底壁224を露出させて、空気をタンク16に入れ、かくして水がそこから流出するのを許す。この点において、水トレー34内の水位は自己調節され、タンク内の水源が実質的に枯渇するまで、正常な作動レベルに維持される。
【0057】
電源コード164により電気的接続が確立されると、直ちに電力がプロセッサ136、表示装置132及び湿度センサー134に供給される。湿度センサー134は、外気の相対湿度を連続的に検出し、それを表す測定湿度信号をプロセッサ136に供給する。次に、プロセッサは、その信号を表示装置132内の適当な示度に変換する。
【0058】
モーター制御ノブ142をオフ位置から所望のファン速度位置へ回して、それにより供給電圧をモーター118に付与することにより、ファン119を駆動するモーター118の作動が確立される。この時点で、プロセッサ136は、電源指示灯146を作動(点灯)させる。所望の相対湿度が表示装置132上に示されるまで、設定点アップボタン138及び設定点ダウンボタン140を押すことにより、所望の、即ち、設定相対湿度が確定される。好適な実施態様においては、設定点アップボタン138及び設定点ダウンボタン140は、その設定点の相対湿度を5%ずつ増加させる。湿度センサー134から供給される測定された湿度信号が設定点の相対湿度と等しいことをプロセッサ136が決定すると、プロセッサ136はモーター118を停止させる。プロセッサ136が、設定点の相対湿度を所定数の百分率点分下回る測定湿度信号を受信すると、プロセッサは次にモーター118を再び作動させる。好適な実施態様において、この百分率点の所定数は2と等しい。
【0059】
水トレー34内の水位の変化に応じて、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、側壁38上に支持されたカバー58により案内されて垂直方向に移動する。水トレー34内の水位が所定の充分なレベルにある場合、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68のスイッチ係合ブレード74は、作動位置に移動し、フロートスイッチ150のレバーアーム152をその作動閉鎖位置へと押す。プロセッサ136は、この状態を観察し、かくしてモーター118を作動させる。
【0060】
しかしながら、水トレー34内の水位が所定の充分なレベルを下回る場合は、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は下方向に移動し、そこで細長部材68のブレード74は、フロートスイッチ150のレバーアーム152から離脱する。スイッチ150は、かくしてその非作動開放状態に戻り、これが再びプロセッサ136により観察される。更に、ブロアーアセンブリ14をフロートアセンブリ48から分離すると、レバーアーム152が非係合状態となり、フロートスイッチ150がその非作動開放状態に戻る。フロートスイッチ150がその開放位置にあることをプロセッサ136が観察すると、プロセッサ136は再充填指示灯148を作動(点灯)させ、又モーター116を停止させる。
【0061】
水に接触する部品の日常的な洗浄が必要なときには、ブロアーアセンブリ14及びタンク16を、簡単に支持基部12から取り外す。次に、キャップ206をタンク16の底壁196から取り外す。次に、ウイックアセンブリ175を、水トレー34から取り外し、必要であれば、交換する。フロートアセンブリ48は、カバー58を側壁38から解放することで、水トレー34から容易に取り外される。次に、水トレー34をそのハンドル188により上方に持ち上げ、基部から離す。次に、取り外されたキャップ206を含むタンク16は、フロートアセンブリ48及び水トレー34と共に、洗浄のために、好ましくは、通常の皿洗い機内に配置される。上述のように、皿洗い機での洗浄が可能なこれらの部品は、加湿器10の他の部品と色の識別により容易に確認される。
【0062】
本明細書で説明した装置の形態は本発明の好適な実施態様を構成するが、本発明はこの正確な装置形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく各種変更をなし得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明を具現化した蒸発加湿器の上側、前側及び右側から見た斜視図である。
【図2】
図2は本発明の蒸発加湿器の分解斜視図である。
【図3】
図3は本発明の蒸発加湿器の左側面図である。
【図4】
図4は本発明の蒸発加湿器の右側面図である。
【図5】
図5は基部の平面図である。
【図6】
図6は本発明の蒸発加湿器の平面図である。
【図7】
図7は本発明の蒸発加湿器の正面図である。
【図8】
図8は本発明の蒸発加湿器の背面図である。
【図9】
図9は図1の線9−9線に沿った部分横断面図である。
【図10】
図10はブロアーアセンブリの底部と背部から見た斜視図である。
【図11】
図11は本発明の蒸発加湿器の好適な実施態様における各種電気部品間の相互接続状態を示すブロック図である。
【図12】
図12はタンクの底部から見た部分分解斜視図である。
【図13】
図13は図12の線13−13に沿った横断面図である。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は一般に加湿器に関し、より詳細には、ウイックフィルターを利用した蒸発加湿器に関するものである。本発明は更に、水と接触する部品の移動及び洗浄を容易にする構造を有する蒸発加湿器に関するものである。
【0002】
2.関連技術の説明
室内空気に湿気を与えて、それにより相対湿度を変える各種形式の加湿器が利用されている。こうした加湿器には、超音波加湿器(ultrasonic humidifier)、蒸気加湿器(steam humidifier)、即ち、気化器(vaporizer)、及び蒸発加湿器(evaporative humidifier)がある。
【0003】
蒸発加湿器は、一般に、水リザーバ(貯蔵器)を有するハウジングと、ハウジング内に支持された固定式ウイックア(芯)センブリとを備えている。水リザーバは、通常、水を延長して供給するための水タンクと流体的に連通した状態で設けられる。ウイックアセンブリの下端部は、水リザーバ内に、その中の水を吸収するために配置されている。ウイックアセンブリを通じて空気が吹き込まれて、それによりウイックアセンブリから水が蒸発させられ、その蒸発した水が引き続き外気(大気)へと送られる。固定式ウイックを利用する場合、リザーバ内の水位は、ウイックアセンブリによる水の連続的な吸収と、それを通した十分な空気流との両方をもたらすように、比較的一定にする必要がある。こうした従来の加湿器の一例が、米国特許第5,110,511号に開示されている。
【0004】
水リザーバ内の水位が不足したときに、加湿器を非作動状態とするために、フロート(浮き)アセンブリを水リザーバ内に設けることも公知である。一般的なフロートアセンブリは、フロートと、このフロートから上方に延びる棒とを備えている。このフロート棒は、伝統的に、固定保持具により支持され、加湿器ハウジングの内側か又はウイック支持枠のいずれかに固定されてきた。リザーバ内の水位が充分の場合には、フロート棒の上端部が作動スイッチを閉じ、加湿器が作動する。水位が下がると、フロート棒は、もはや作動スイッチを閉じることがなく、加湿器が非作動状態とされる位置まで下降する。こうしたフロートアセンブリの先行技術の一例が米国特許第5,954,038号に開示されている。
【0005】
理解される如く、従来の蒸発加湿器のタンク、リザーバ及びフロートアセンブリは、しばしば水と長期間にわたって接触する。その上、従来の加湿器は、多湿で温暖な環境での作動のために設計されている。そのため、これらの状態は、水と接触する部品に付着して、作動中の加湿器付近にいる個々人に不快感をもたらし、又潜在的に有害な微生物の生長を助長しやすい。
【0006】
従来の加湿器を効果的に洗浄するための標準的な方法として、塩素系漂白剤又は酢と水との組合せのような洗浄剤を加湿器にかけ、次いで清浄な水をかけて流す方法がある。残念ながら、このような先行技術の洗浄方法は、多くの場合時間がかかり、そのため通常の消費者によって日常的には実施されない。
【0007】
従って、水と接触する部品を、洗浄のために容易に分解し、取り外すことができる単純な設計の蒸発加湿器が未だ必要であることが理解できよう。更に詳しくは、容易に取り外し、分解して、しかも通常の皿洗い機で洗浄することができる部品を備えた蒸発加湿器が未だに必要とされている。
【0008】
先行技術の蒸発加湿器における他の欠点は、水タンクの充填及び移動の困難性に関するものである。こうしたタンクは往々にして扱いにくく、特に、それに水を充填した後は持ち運びが困難である。こうした加湿器タンクを持ち運ぶためのハンドルについての改良が、米国特許第5,483,616号に見られる如く提案されているが、加湿器用タンクの移動を容易にする簡単、且つ、効果的な設計が未だに必要とされている。
【0009】
発明の概要
本発明の蒸発加湿器は、底壁及びこの底壁から上方に延在する側部支持壁を有する基部を備えている。水トレー支持凹部が、基部の底壁内に形成され、これは水トレーを取り外し可能に支持する。基部は、実質的に楕円形であり、長手方向の長軸と横方向の短軸とを規定する。基部の水トレー支持凹部は、横方向の短軸に対して非対称な足跡形状部を有する。水トレーは、底壁及びこれから上方に延在する側壁を有する。水トレーは更に、実質的に基部の水トレー支持凹部の足跡形状部に一致する足跡形状部を有する。
【0010】
フロートアセンブリが、水トレーにより支持され、これは水トレーの側壁に取り外し可能に固定されるカバーを備えている。浮揚性(浮力)フロートが、カバー内に滑動可能に収容され、これは水トレーの底壁に対して垂直方向に移動可能な上端部を有している。
【0011】
ブロアーアセンブリが、水トレーの上方で基部の側壁により支持され、これはハウジング、このハウジング内に支持されたモーター、及びハウジング内に支持されモーターに作動可能に接続されたファンを備えている。モーターを選択的に停止させるために、フロートスイッチが浮揚性フロートの上端部と選択的に係合可能とされている。ハウジングは、空気入口、空気出口及び空気入口と空気出口との間に延在する蒸発空気流路を有する。
【0012】
自立型ウイックアセンブリが、水トレーの底壁により支持されており、これはハウジング内の空気流路内へと上方に延在している。ウイックアセンブリは、円筒状側壁、開放した下端部、及び開放した上端部を有するウイックフィルターを備え、この開放した下端部は、水トレー内に担持された水と吸収した状態で接触している。円筒形のウイックアセンブリロケーターが、水トレーの底壁から上方に延在し、ウイックフィルターの下端部は、ウイックアセンブリロケーター上に同心的に受容される。
【0013】
タンクが、水トレーの上方で、且つ、ブロアーアセンブリに隣接して、基部の側壁により取り外し可能に支持される。タンクは、凹状側壁、凸状側壁、底壁及び上壁を有する。凹状側壁は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚に対して間隙をもたらすように内側に向かって凹状とされている。バルブが、タンクの底壁内に形成された開口部に対して同心的に配置されている。バルブアクチュエーターが、水トレーの底壁から上方に延在し、これはバルブと係合可能であってタンクの内部室と水トレーとの間を流体的に連通させる。このバルブは、タンクの底壁の開口部を選択的に密閉するキャップ内に支持されている。タンクの底壁内の開口部は、水タンクの内部室に使用者の手が届くのを許すように十分に大きい、好ましくは少なくとも約3.5インチ(8.89cm)の直径を有する大きさとされる。
【0014】
ハンドルが、タンクの上壁により支持されており、これはタンクの中心軸線に対して凹状側壁とは反対側に配置された支持部を有し、このハンドルは旋回点を規定する。そのため、ハンドルからタンクを支持することによって、凹状側壁が、上方に、且つ、凸状側壁に向かう方向にハンドルの周りを旋回し、かくしてタンクを保持している使用者の脚の動きに対して更に間隙をもたらす。凸状側壁に隣接してタンクの上壁内に凹部が形成されている。ハンドルの上部は、この凹部の上方に支持され、実質的にタンクの上壁と同一平面をなしている。
【0015】
水トレー、フロートアセンブリ及びタンクは、皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料で形成される。更に、水トレー、フロートアセンブリ及びタンクは第1の色とされ、全体的に皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料では形成されていない基部は、第1の色と視覚的に識別可能な第2の色とされる。そのため、第1の色の、皿洗い機で洗浄可能な部品を、容易に確認することができる。
【0016】
従って、本発明の目的は、洗浄を容易にすべく容易に取り外し、分解することができる水と接触する部品を有する蒸発加湿器を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、相互に、又基部、ブロアーアセンブリ及びウイックアセンブリから容易に取り外し、分解することができる水トレー、フロートアセンブリ及びタンクを有する上記蒸発加湿器を提供することである。
【0018】
本発明の更なる目的は、従来の皿洗い機内で洗浄可能な水トレー、フロートアセンブリ及びタンクを有する上記蒸発加湿器を提供することである。
【0019】
本発明の更に他の目的は、その中への水トレーの適切な配置を容易にすべく、非対称な水トレー支持凹部を備えた基部を有する蒸発加湿器を提供することである。
【0020】
本発明の更なる目的は、ウイックアセンブリの適切な位置決めを容易にすべく、ウイックアセンブリロケーターを備えた水トレーを提供することである。
【0021】
本発明の更に他の目的は、基部からの水トレーの取り外しを容易にすべくウイックアセンブリロケーターから上方に延在するハンドルを有する上記水トレーを提供することである。
【0022】
本発明の更なる目的は、移動を容易にする構造を有するタンクを備えた加湿器を提供することである。
【0023】
本発明の他の目的は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚に対して間隙をもたらす凹状側壁を有する上記タンクを提供することである。
【0024】
本発明の更なる目的は、タンクを持ち運ぶ使用者の脚から離れて上方及び外方に凹状側壁を揺動させるための旋回点を規定するハンドルを有する上記タンクを提供することである。
【0025】
本発明の他の諸目的と諸利点については以下の説明、添付の図面、及び添付の特許請求の範囲から明らかとなろう。
【0026】
好ましい実施例の詳細な説明
最初に図1〜図5を参照すると、本発明を具現化する蒸発加湿器10が、加湿ユニット、即ち、ブロアーアセンブリ14と、水タンク16とを取り外し可能に支持する基部12を備えるものとして図示されている。基部12は、複数の脚部19により支持された底壁18と、底壁18の周縁部から上方に延在する側部支持壁20とを有する。加湿器10の取り扱いを容易にするために、側部支持壁20の下端部内には一対の対向する凹状ハンドル21、22が好適に形成されている。図5に図示される如く、基部12は、実質的には楕円形であり、長手(縦)方向の長軸23と横方向の短軸24とを有する。
【0027】
ここで、図2、図5及び図9を参照すると、水トレー支持凹部26が、底壁18内で下方に突き出ている。水トレー支持凹部26は、相互に連結された第1、第2及び第3の部分28、30、32、並びに横方向の短軸24に対して非対称な足跡形状部33を有する(図5)。更に、第1の部分28の足跡形状部は、実質的に第2及び第3の部分30、32の足跡形状部とは異なっている。加えて、第1の部分28は第2の部分30の上方(上位)に配置され、第2の部分30は第3の部分32の上方(上位)に配置され、かくして第1の部分28から第2の部分30、そして第3の部分32へ下方に向う勾配を提供している。
【0028】
水トレー34は、基部12の水トレー支持凹部26内に取り外し可能に支持され、水の供給源を受容し、保持するようになっている。水トレー34は、底壁36と、底壁36の周縁部から上方に延在する側壁38とを有する。水トレー34の足跡形状部39は実質的に基部12の水トレー支持凹部26の足跡形状部33と一致している。更に、水トレー34の足跡形状部39は、底壁36の足跡形状部33内に実質的に平行に受容される。
【0029】
水トレー34は更に、蒸発部42と流体的に連通する水受け部40を有する。フロートリザーバ(収容器)44が、蒸発部42と流体的な連通状態にて設けられている。水受け部40、蒸発部42及びフロートリザーバ44は、水トレー支持凹部26の第1の部分28、第2の部分30及び第3の部分32内にそれぞれ受容される。水トレー支持凹部26及び水トレー34の非対称構造を考えると、水トレー34は、水トレー支持凹部26内のただ一箇所にて適切に受容され得ることが理解されよう。
【0030】
蒸発部42内の底壁36は、水受け部40内の底壁36の下方(下位)に配置されている。その上、フロートリザーバ44内の底壁36は、蒸発部42内の底壁46の下方(下位)に配置されている。そのため、水トレー34内の水は、水受け部40からフロートリザーバ44に向う方向に移動しやすい。トレー34から水を注ぐのを容易にするために、フロートリザーバ44の反対側の、側壁38の一部には、傾斜部、即ち、注ぎ口46が設けられている。
【0031】
ここで、図1、図2及び図9に移ると、フロートアセンブリ48が、水トレー34により取り外し可能に支持され、これは側壁38に解放可能に固定されるカバー58を備えている。更に、カバー58は、側壁38の一部に摩擦係合するスロット(細孔)62を画成する基部60を有する。カバー58は更に、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68を有する浮揚性フロート66を滑動可能に受容し、又案内するための、中央に配置された開口部64を備えている。浮揚性フロート66は、フロートリザーバ44内で支持される。この好適な実施態様において、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、浮揚性フロート66の一体的な一部として形成されている。この構造に拘わらず、少なくとも浮揚性フロート66は浮揚性の材料で作製される。容易に理解される如く、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、フロートリザーバ44内の水位の変化に応じて水トレー34の底壁36に対して垂直方向に移動することができる。
【0032】
垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の下端部70は、浮揚性フロート66により支持され、一方、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72は、先細の(テーパーが付けられた)スイッチ係合ブレード74を備えている。垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72の近傍に、保持リング76が支持され、これは、開口部64の近傍のカバー58の上面82に固定された一対の保持クリップ78、80と係合可能である。保持クリップ78、80は、好ましくは、各ネジ84、86のような伝統的な締結具を使用して固定されるが、その代わりとして他の締結手段で容易に代替可能である。保持リング76と各保持クリップ78、80との間の相互作用によってカバー58、浮揚性フロート66、及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68が共に単一のフロートアセンブリ48として保持され、一方、カバー58と垂直に延在するスイッチアクチュエーター68との間の相対移動が制限されることを理解されたい。
【0033】
ここで、図1〜図4、図6及び図10を参照すると、ブロアー(送風機)アセンブリ14は、対向する第1の側壁94及び第2の側壁96を相互に連結するアーチ形(弧状)の前壁90及び後壁92を有し、更に開放した底部97を画成するハウジング88を備えている。上壁98は、第1及び第2の側壁94、96に沿って、前壁90と後壁92とを相互に連結している。第1の空気入口100及び第2空気入口102が、第1の側壁94及び第2の側壁96にそれぞれ形成され、これらは、好ましくは、複数の実質的に水平に延在するスロット(細孔)105を有する各入口グリル103、104を備えている。同様に、上壁98内には空気排出口106が形成され、これは複数のスロット(細孔)110を画成するグリル108を備えている。各空気入口100、102、並びに空気排出口106は、蒸発空気流路112への連絡部を提供する(図9)。
【0034】
ブロアーアセンブリ14は、水トレー34の上方に、基部12により取り外し可能に支持される。更に詳細には、基部12の側部支持壁20に形成された縁部(リップ)114によりハウジング88を支持するために、凹状フランジ113がハウジング88の下方周辺端部の周りに延在する。ハウジング88を確実に位置決めするために、複数の位置決めタブ115が、基部12の底壁18から上方へ、側部支持壁20に隣接して延在する。
【0035】
図6、図9及び図10を参照すると、ファン囲い(エンクロージャ)116が、ハウジング88内に支持されており、これは上壁98から下方に延在する円筒壁117を備えている。通常のモーター118が、円筒壁117により支持され、ファン119に作動可能に接続されている。ファン119は、空気をハウジング88の開放した底部97から上方へ、又空気排出口106を通して外部へと送出する複数のブレード(羽根)120を有している。ファン囲い116の下面にはガード122が固定されており、これはモーター118及びファンブレード120との不慮の接触を防止するための安全グリル124を有している。更に、ガード122は、円筒壁117から下方に同心的(同軸的)に延在する複数の空気流路127を有するアーチ形(弧状)の受容シールド126を支持している。
【0036】
ここで、図1、図6及び図11を参照すると、制御盤130が、前壁90と空気排出口106との中間においてハウジング88の上壁98により支持されている。制御盤130は、プロセッサ136と通信する湿度センサー134から受信した外気の相対湿度の表示を提供するための表示装置132、好ましくは、液晶表示装置を有している。湿度センサー134と外気との間を流体的に連通させるために、制御盤130には吸気口(入口)137が設けられている。表示装置132は更に、所望の湿度設定点のアップ設定点ボタン138及びダウン設定点ボタン140を介して使用者によりプログラムされ得る、設定された、即ち、所望の相対湿度の表示を提供する。モーター118の所望の速度を変えることによりファン119の作動を制御するために、回転可能なファン速度制御ノブ142が設けられている。
【0037】
湿度センサー134は、従来設計のものであり、制御盤130内に形成された吸気口137を通して外気の相対湿度を検知する。湿度センサー134は、連続的な作動状態にあって、プロセッサ130が作動(電圧が印加)されているときにはいつでも信号をプロセッサ136に送る。更に、電源指示灯146及び再充填(補充)指示灯148が制御盤130内に支持されており、これらはプロセッサ136により制御される。更に詳細には、電源指示灯146は、モーター118が作動されているときに点灯する。同様に、再充填指示灯148は、作動スイッチ、即ち、フロートスイッチ150が以下に説明する如く開状態にあるときに点灯する。
【0038】
更に、図9及び図10を参照すると、ブロアーアセンブリ14のハウジング88は、モーター118への電源供給を許すか又は阻止するための、プロセッサ136と通信するフロートスイッチ150を支持している。フロートスイッチ150は、従来設計のものであり、好ましくは、押された時に電気的接触を生じ、押されてない時は接触を断つ、ばね付勢(バイアス)レバーアーム152を有する。その結果、レバーアーム152が押されたときに、フロートスイッチ150は、モーター118を作動させるためにプロセッサ136に信号を送る。同様に、レバーアーム152が押されてないときには、フロートスイッチ150は、モーター118を停止させるために、プロセッサ136に信号を送る。フロートスイッチ150は、ファン囲い115に隣接した制御ハウジング154内に支持されている。制御ウジング154は、スロット(細孔)160に至る先細(テーパーが付けられた)収束面158を有する底壁156を有する。レバーアーム152は、スロット160に隣接して制御ハウジング154の内側に配置されている。
【0039】
垂直に延在するスイッチアクチュエーター68の上端部72のスイッチ係合ブレード74は、スロット160を通してレバーアーム152と選択的に係合可能である。制御ハウジング154はまた、プロセッサ136を収納しており、これは、上述のように湿度センサー134、各設定点ボタン138、140、制御ノブ142、電源指示灯146及び再充填指示灯148と電気的通信状態にある。
【0040】
ここで、図8及び図10を参照すると、ハウジング88の後壁92は、余分な量の電気コード164を収容するためのコード格納区画(コンパートメント)162を有する。電気コード164は、従来設計のものであり、モーター116に電力を供給するためのプラグ165を有する。コード格納区画162は、後壁92から内方に延在し、中間壁168により相互に連結された、垂直方向に延在する第1の側壁166及び第2の側壁167を有する。第2の側壁167は、ファン囲い116の円筒壁117の外面により画成されるアーチ形(弧状)部分169を有する。余分なコード164を区画162内に固定するために、第1及び第2の保持タブ170、171が設けられている。後壁92内には通路172が設けられており、これは格納区画162とハウジング88の外面173との間を連通させる。使用者によるブロアーアセンブリ14の取り扱いを容易にするためハウジング88の後壁92内には凹状ハンドル174も設けられている。図8及び図10を参照すると理解されるように、基部12上のタンク16に隣接してブロアーアセンブリ14が配置され、加湿器10がその通常の作動状態にあるとき、余分なコード164は水タンク16により視界から隠されている。
【0041】
ここで、図2及び図9に移ると、ウイックアセンブリ175は、水トレー34の底壁36により支持される。ウイックアセンブリ175は、ウイックフィルター176と、このウイックアセンブリ175を自立させる浸透可能な支持体178とを有する。ウイックフィルター176は、好ましくは、円筒形をなし、側壁180、開放した上部182及び開放した底部184を有する。ウイックアセンブリ175は、好ましくは、水トレー34の底壁36により支持され、且つ、この底壁36から上方に延在する円筒形のウイックアセンブリロケーター(位置決め部材)186上に同心的に受容される。そのため、ウイックフィルター176の底部184は、水トレー34の底壁36により担持された水と接触する。ウイックアセンブリ175は、ブロアーアセンブリ14のハウジング88により画成された空気流路112内へと上方に延在する。ウイックアセンブリ175の上部182は、受容シールド126により、ファン118内に受容され、ファン118と適切に整合される。持ち運びハンドル188が、水トレー34の取り外し及び移動を容易にすべくウイックアセンブリロケーター186から上方に延在している。
【0042】
好適な浸透可能な支持体178は、ウイックフィルター176の外側の円筒状側壁180の周りに延在している。浸透可能な支持体178は、好ましくは、固体材料、好ましくは樹脂被覆した綿/セルロース材料の拡張された(膨張された)メッシュからなる。ウイックフィルター176は、好ましくは、コロンブスインダストリーズ社(Columbus Industries)で製造されるような拡張された綿/セルロース材料からなる。更に詳細には、ウイックアセンブリ175は、米国特許第5,800,741号に開示される構造と類似の構造を有していてもよい。この文献は参照により本明細書に援用する。
【0043】
ここで、図1〜図4、図6、図8、図12及び図13を参照すると、水タンク16は、凹状の第1の側壁190、凸状の第2の側壁192、上壁194及び底壁196を有し、これらによって内部室198を画成する。凹状側壁190は、凸状側壁192に向う方向に湾曲しており、一方、凸状側壁192は、凹状側壁190から離れる方向に湾曲している。タンク16の底壁196内には、開口部200が形成されている。環状フランジ204を有する管状突出部202は、底壁196から下方に延在し、又開口部200の周りに同心的に配設されている。開口部200は、使用者の手が内部室198へ適切に届くように充分な大きさの直径を有する大きさとされる。好適な実施態様において、この開口部の直径は、少なくとも略3.5インチ(8.89cm)の大きさであり、又大多数の使用者の手がタンク16の内部室198へ届くのを許すように人間工学的考察に基づいて選択される。大きい開口部200によって、更に、タンク16の充填が容易になることが理解されよう。
【0044】
キャップ206が、管状突出部202により取り外し可能に、且つ、密閉的に支持される。キャップ206により支持された縁部210と密閉的に係合するように、ガスケット208が環状フランジ204内に収容されている。複数の半径方向内側に延在する第1の係止タブ212が、管状突出部202により支持されている。傾いた傾斜面(ランプ面)216を有する複数の協働する第2の係止タブ214が、キャップ206の側壁217から半径方向外側に延在しする。キャップ206上に形成された傾いた傾斜面216は、キャップ202が略90°回転されたとき、ガスケット208を介したフランジ204との密閉的、且つ、固定的な係合状態へと、縁部210を付勢する。
【0045】
キャップ206は、プランジャー219、バルブシール220及び圧縮ばね222を有するバルブ218を同心的に支持する。キャップ206は更に、水平円形底壁224と、その中に形成された排出開口部226とを有する。バルブプランジャー219は、排出開口部226を通して緩く収容され、キャップ206に対するプランジャー219の軸方向の移動を可能にする。バルブシール220は、プランジャー219の上端部に取り付けられる。ばね222は、キャップ206とプランジャー210の下端部上に支持されたデイスク228との間で圧縮され、シール220を排出開口部226に向かって付勢(バイアス)する。底壁196が平坦な表面上で支持された場合に、タンク16のバルブ218が偶発的に開いてしまうのを防止するために、管状突出部202は、好ましくは、デイスク228の下方に延在する。
【0046】
好ましくは円筒形突出部の形態をなしているバルブアクチュエーター230が、水トレー34の底壁36から上方に延在しており、これはバルブ218のデイスク228と整合されている。そのため、水タンク16が、水トレー34の上方で、基部12の側壁20上に配置された際に、突出部230は、シール220を開口部226から離すように付勢することにより、バルブ218を開放位置に付勢し、これによって水を内部室198から水トレー34の水受け部40へと流す。
【0047】
複数の円筒状位置決めペグ232、234及び236が、水タンク16の底壁196から下方に延在し、これは基部12の底壁18内へと下方に延在する円筒状凹部238、240及び242内に収容され、タンク16を適切に位置決めする。凹状フランジ244が、凸状側壁192の近傍の底壁196の周縁部の周りに延在し、基部12の側壁20と係合して、タンク16を位置決めすると共に支持する。
【0048】
垂直に延在する中心軸線246は、タンク16の重心を通っている。支持部分249を有するハンドル248が、タンク16の上壁194内に形成された凹部250の上方に配置されている。タンク16の上壁194は実質的に支持部249と同一平面であって、これにより実質的に平らな表面を画成し、タンク16を上壁194により逆転位置にて支持することを可能とする。
【0049】
ハンドルの支持部249は、凸状側壁192の近傍の中心軸線246の側で支持され、ハンドル248は旋回点を規定する。支持部249は、タンク16を移動させる使用者により把持されるようになっている。ハンドル248の支持部249を凹状側壁190の反対側の軸線246の側に配置し、ハンドル248でタンク16を支持することにより、凹状側壁190を、ハンドル248の周りで、上方に、且つ、凸状側壁192に向う方向に揺動、即ち、旋回させる。凹状側壁190は、タンク16を持ち運ぶ使用者の脚との間に間隙をもたらし、一方、このハンドル248の配置が、凹状側壁190の使用者の脚から離れる方向への移動を促進することを容易に理解されよう。
【0050】
本発明の加湿器190の好適な実施態様においては、水トレー34、フロートアセンブリ48、水タンク16及びキャップ206は、それぞれ成形された熱可塑性材料のような、皿洗い機に対して安全な材料で作製される。最も好適な実施態様において、これらの構成要素(部品)は、それぞれポリカーボネート材料で成形され、これは次に、成形過程で生じる残留応力を実質的に除去するため焼き戻し(アニール)される。更に、水トレー34、フロートアセンブリ48、水タンク16及びキャップ206は、好ましくは、透明な灰色といった第1の色に作製される。完全には皿洗い機に対し安全な材料から成っていないブロアーアセンブリ14のハウジング88及び基部12は、第1の色とは視覚的に識別可能な不透明なアイボリー色といった第2の色に作製される。そのため、使用者は、皿洗い機で洗うことができるこれらの部品を容易に認識できる。
【0051】
次に、加湿器10の作動について更に詳細に説明する。加湿器10の作動開始前に、ウイックアセンブリ175を検査し、必要であれば交換する。新しいウイックアセンブリ175を設置するには、単に、基部12からブロアーアセンブリ14を取り外し、水トレー34から古いウイックアセンブリ175を取り外し、そして、新しいウイックアセンブリ175をウイックアセンブリロケーター186上に同心的に設置するだけである。次に、ハウジング88をウイックアセンブリ175上に再び配置し、ここでウイックフィルター176の上部182がファン119の近傍の受容シールド126内に受容される。
【0052】
次に、使用者は単にハンドル248にて持ち上げることにより、タンク16を基部12から取り外す。タンク16を逆さにして、キャップ206を第1の方向に略90°回転させ、そこで各第1の係止タブ212が各第2の係止タブ214から離れる。次に、キャップ206をタンク16の底壁196から離れるように軸方向に引っ張り、開口部200を露出させることができる。次に、タンク16に、開口部200を通して水を流すことにより、シンクの水栓のような適当な水源から水を供給する。次に、キャップ206を軸方向に開口部200と整合させて、第2の方向に略90°回転させ、ここで各傾斜面216と各第1の係止タブ212との間の協働作用により、縁部210とフランジ204とのガスケット208を介した固定的、且つ、密閉的な係合状態がもたらされる。
【0053】
タンク16は、好ましくは、それをハンドル248により持ち運ぶことにより加湿器10に戻される。凹状側壁190は使用者の脚との間に間隙をもたらし、一方、中心軸線246に対するハンドル248の支持部249の配置により、凹状側壁190は上方に、且つ、凸状側壁192に向かって旋回し、かくしてタンク16を使用者の脚から離れる方向に揺動させる。次に、タンク16を逆さにして、水トレー34上方で基部12の側壁20上に再度配置する。
【0054】
タンク16が各位置決めペグ232、234、236並びに周縁部フランジ244により適切に配置された状態で、水トレー34内のバルブアクチュエーター230はバルブプランジャー219を上方に押し、シール220をキャップ206の排出開口部226から離れるように移動させる。次に、水がタンク16から排出開口部226を通して水トレー34の水受け部40内に流入する。水がタンク16から流出する際、同時に空気が排出開口部226を通してタンク16内に入る。水位は、キャップ206の底壁224のレベルに到達するまで、水トレー34内を上昇する。その時点で、水はタンク16内への空気通路を密閉し、そこから更に水が排出されるのを阻止する。
【0055】
水トレー34の水受け部40内の水は、下方の蒸発部42及びフロートリザーバ44へと、その間の勾配によって流れる。蒸発部42内の水は、ウイックフィルター176の下部184により吸収され、毛管作用によりその上部182内へ向けて上方へと吸引される。ウイックフィルター176の上端部182内に含まれている水は、空気流路112内に配置される。更に詳細には、ファン118で流された空気は、各空気入口100、102からウイックフィルター176の側壁180を通して流れ、かくしてウイックフィルター176内の水の蒸発を促進させる。加湿された空気は、次にウイックフィルター176の開放した上端部182を通して外へ、又空気排出口106を通って外へと付勢され、かくして所望の加湿効果を生ぜしめる。
【0056】
水が水トレー34から消費されるのに伴い、水位は降下しようとするが、キャップ206の底壁224を露出させて、空気をタンク16に入れ、かくして水がそこから流出するのを許す。この点において、水トレー34内の水位は自己調節され、タンク内の水源が実質的に枯渇するまで、正常な作動レベルに維持される。
【0057】
電源コード164により電気的接続が確立されると、直ちに電力がプロセッサ136、表示装置132及び湿度センサー134に供給される。湿度センサー134は、外気の相対湿度を連続的に検出し、それを表す測定湿度信号をプロセッサ136に供給する。次に、プロセッサは、その信号を表示装置132内の適当な示度に変換する。
【0058】
モーター制御ノブ142をオフ位置から所望のファン速度位置へ回して、それにより供給電圧をモーター118に付与することにより、ファン119を駆動するモーター118の作動が確立される。この時点で、プロセッサ136は、電源指示灯146を作動(点灯)させる。所望の相対湿度が表示装置132上に示されるまで、設定点アップボタン138及び設定点ダウンボタン140を押すことにより、所望の、即ち、設定相対湿度が確定される。好適な実施態様においては、設定点アップボタン138及び設定点ダウンボタン140は、その設定点の相対湿度を5%ずつ増加させる。湿度センサー134から供給される測定された湿度信号が設定点の相対湿度と等しいことをプロセッサ136が決定すると、プロセッサ136はモーター118を停止させる。プロセッサ136が、設定点の相対湿度を所定数の百分率点分下回る測定湿度信号を受信すると、プロセッサは次にモーター118を再び作動させる。好適な実施態様において、この百分率点の所定数は2と等しい。
【0059】
水トレー34内の水位の変化に応じて、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は、側壁38上に支持されたカバー58により案内されて垂直方向に移動する。水トレー34内の水位が所定の充分なレベルにある場合、垂直に延在するスイッチアクチュエーター68のスイッチ係合ブレード74は、作動位置に移動し、フロートスイッチ150のレバーアーム152をその作動閉鎖位置へと押す。プロセッサ136は、この状態を観察し、かくしてモーター118を作動させる。
【0060】
しかしながら、水トレー34内の水位が所定の充分なレベルを下回る場合は、浮揚性フロート66及び垂直に延在するスイッチアクチュエーター68は下方向に移動し、そこで細長部材68のブレード74は、フロートスイッチ150のレバーアーム152から離脱する。スイッチ150は、かくしてその非作動開放状態に戻り、これが再びプロセッサ136により観察される。更に、ブロアーアセンブリ14をフロートアセンブリ48から分離すると、レバーアーム152が非係合状態となり、フロートスイッチ150がその非作動開放状態に戻る。フロートスイッチ150がその開放位置にあることをプロセッサ136が観察すると、プロセッサ136は再充填指示灯148を作動(点灯)させ、又モーター116を停止させる。
【0061】
水に接触する部品の日常的な洗浄が必要なときには、ブロアーアセンブリ14及びタンク16を、簡単に支持基部12から取り外す。次に、キャップ206をタンク16の底壁196から取り外す。次に、ウイックアセンブリ175を、水トレー34から取り外し、必要であれば、交換する。フロートアセンブリ48は、カバー58を側壁38から解放することで、水トレー34から容易に取り外される。次に、水トレー34をそのハンドル188により上方に持ち上げ、基部から離す。次に、取り外されたキャップ206を含むタンク16は、フロートアセンブリ48及び水トレー34と共に、洗浄のために、好ましくは、通常の皿洗い機内に配置される。上述のように、皿洗い機での洗浄が可能なこれらの部品は、加湿器10の他の部品と色の識別により容易に確認される。
【0062】
本明細書で説明した装置の形態は本発明の好適な実施態様を構成するが、本発明はこの正確な装置形態に限定されず、添付の特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく各種変更をなし得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明を具現化した蒸発加湿器の上側、前側及び右側から見た斜視図である。
【図2】
図2は本発明の蒸発加湿器の分解斜視図である。
【図3】
図3は本発明の蒸発加湿器の左側面図である。
【図4】
図4は本発明の蒸発加湿器の右側面図である。
【図5】
図5は基部の平面図である。
【図6】
図6は本発明の蒸発加湿器の平面図である。
【図7】
図7は本発明の蒸発加湿器の正面図である。
【図8】
図8は本発明の蒸発加湿器の背面図である。
【図9】
図9は図1の線9−9線に沿った部分横断面図である。
【図10】
図10はブロアーアセンブリの底部と背部から見た斜視図である。
【図11】
図11は本発明の蒸発加湿器の好適な実施態様における各種電気部品間の相互接続状態を示すブロック図である。
【図12】
図12はタンクの底部から見た部分分解斜視図である。
【図13】
図13は図12の線13−13に沿った横断面図である。
Claims (38)
- 底壁を有する基部であって、前記底壁は水トレー支持凹部を有する基部と、
底壁及び該底壁から上方に延在する側壁を有する水トレーであって、前記基部の前記底壁の前記水トレー支持凹部内に取り外し可能に支持される水トレーと、
前記基部により取り外し可能に支持されるブロアーアセンブリであって、ハウジング、前記ハウジング内に支持されたモーター、及び前記ハウジング内に支持され前記モーターに作動可能に接続されたファンを有し、前記ハウジングは空気入口、空気出口、及び前記空気入口と前記空気出口との間に延在する蒸発空気流路を有するブロアーアセンブリと、
前記水トレーの前記底壁により支持され、前記ハウジング内の前記空気流路内へと上方に延在するウイックアセンブリと、
前記水トレーの上方で前記基部により取り外し可能に支持されるタンクであって、第1の側壁、第2の側壁、底壁、及び開口部を有し、前記水トレーと流体的に連通する内部室を画成するタンクと、
を有することを特徴とする蒸発加湿器。 - 前記基部は、横方向の短軸を規定し、
前記基部の前記水トレー支持凹部は、前記横方向の短軸に対して非対称的な足跡形状部を画成し、
前記水トレーは、実質的に前記水トレー支持凹部の前記足跡形状部に一致する足跡形状部を画成することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 前記水トレーは、前記ブロアーアセンブリの下方に配置された蒸発部と、前記タンクの下方に配置された水受け部とを有し、前記蒸発部内の前記底壁は、前記水受け部内の前記底壁の下方に配置されることを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。
- 更に、
前記基部の前記底壁内に形成された複数の円筒状凹部と、
前記タンクの前記底壁から下方に延在し、前記基部の前記円筒状凹部内に受容可能な複数の円筒状位置決めペグと、
を有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 更に、前記ブロアーアセンブリの前記ハウジングを確実に位置決めするための、前記基部の前記底壁から上方に延在する複数の位置決めタブを有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。
- 前記ウイックアセンブリは、円筒状側壁、開放した下端部及び開放した上端部を有するウイックフィルターを有し、前記下端部は、前記水トレー内に担持された水を吸収するようになっていることを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。
- 更に、前記水トレーの前記底壁から上方に延在するウイックアセンブリロケーターを有し、前記ウイックフィルターの前記下端部は、前記ウイックアセンブリロケーターの上に受容可能であることを特徴とする請求項6の蒸発加湿器。
- 更に、前記ウイックアセンブリロケーターにより支持されたハンドルを有することを特徴とする請求項7の蒸発加湿器。
- 前記ブロアーアセンブリは更に、前記ファンの周りに同心的に受容された実質的に円筒状の側壁を有するファン囲いであって、前記空気入口を前記空気出口から分離し、それにより前記空気流路を画成するファン囲いを有することを特徴とする請求項6の蒸発加湿器。
- 更に、前記ファン囲い壁により支持され、前記ウイックフィルターの前記上端部を受容するアーチ形受容シールドを有することを特徴とする請求項9の蒸発加湿器。
- 更に、
前記タンクの前記開口部内に収容されたバルブと、
前記水トレーの前記底壁から上方に延在し、前記バルブと係合可能なバルブアクチュエーターと、
を有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 更に、
前記水トレーにより支持されるフロートアセンブリであって、前記水トレーの前記底壁に対して移動可能な浮揚性フロートを有するフロートアセンブリと、
前記浮揚性フロートの移動に応じて前記モーターを選択的に作動させるフロートスイッチと、
を有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 更に、前記タンクと流体的に連通し、前記水トレーの前記側壁により形成されたフロートリザーバを有し、前記浮揚性フロートは、前記フロートリザーバ内で実質的に垂直に移動するように支持されることを特徴とする請求項12の蒸発加湿器。
- 前記フロートアセンブリは更に、前記浮揚性フロートを滑動可能に受容し、前記水トレーに解放可能に固定されるカバーを有することを特徴とする請求項13の蒸発加湿器。
- 前記フロートアセンブリは更に、前記カバーにより支持され、前記浮揚性フロートを前記カバーに滑動可能に固定するための保持クリップを有することを特徴とする請求項14の蒸発加湿器。
- 更に、
前記モーターと電気的に接続された電気コードと、
前記ハウジング内に形成され、前記電気コードの余剰部分を収容するためのコード格納区画と、
を有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 更に、前記ハウジングにより支持され、前記コード格納区画内に前記電気コードを保持するための少なくとも1つの保持タブを有することを特徴とする請求項16の蒸発加湿器。
- 更に、前記ハウジング内に形成されたハンドル凹部を有することを特徴とする請求項16の蒸発加湿器。
- 前記水トレー及び前記タンクは、皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料で形成されることを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。
- 前記水トレー及び前記タンクは第1の色であり、
前記基部は第2の色であり、該第2の色は、前記第1の色と視覚的に識別可能であることを特徴とする請求項19の蒸発加湿器。 - 更に、
プロセッサと、
前記プロセッサに作動可能に接続され、外気の相対湿度を検出し、前記外気の相対湿度を表す信号を提供するための湿度センサーと、
前記プロセッサに作動可能に接続され、前記プロセッサに電力が供給されている時にはいつでも前記外気の相対湿度の可視表示を提供する表示装置と、
を有することを特徴とする請求項1の蒸発加湿器。 - 更に、前記プロセッサに接続され、設定相対湿度を確定するための少なくとも1つの制御ボタンを有し、前記プロセッサは、前記設定相対湿度及び前記外気の相対湿度を表す前記信号に応じて前記モーターの作動を選択的に制御することを特徴とする請求項21の蒸発加湿器。
- 水の供給源を支持するようになっている基部と、
前記基部により支持されるブロアーアセンブリであって、ハウジング、前記ハウジング内に支持されたモーター、及び前記ハウジング内に支持され前記モーターに作動可能に接続されたファンを有し、前記ハウジングは、空気入口、空気出口、及び前記空気入口と空気出口との間に延在する蒸発空気流路を有するブロアーアセンブリと、
前記基部により取り外し可能に支持され、内部室を画成するタンクであって、第1の側壁、第2の側壁、開口部を有する底壁、及び取り外し可能に支持され前記底壁の前記開口部を密閉するためのキャップを有し、前記底壁内に形成された前記開口部の直径は、少なくとも約3.5インチ(8.89cm)であるタンクと、
を有することを特徴とする加湿器。 - 更に、
前記底壁の前記開口部の近傍に支持された複数の係止タブと、
前記キャップにより支持され、前記係止タブと協働して前記キャップを前記底壁に対して密閉状態に固定するための複数の協働傾斜面と、
を有することを特徴とする請求項23の加湿器。 - 水の供給源を支持するようになっている基部と、
前記基部により支持される加湿ユニットと、
前記基部により取り外し可能に支持され、中心軸及び前記水トレーと流体的に連通する内部室を規定するタンクであって、凹状側壁と凸状側壁、上壁、底壁、及び前記上壁により支持され前記凸状側壁に隣接して配置されたハンドルを有し、前記ハンドルは、前記凹状側壁を上方、且つ、前記凸状側壁に向う方向へと前記ハンドルの周りに揺動させる旋回点を規定するタンクと、
を有することを特徴とする加湿器。 - 前記ハンドルは、前記中心軸と前記凸状側壁との中間に配置された支持部を有することを特徴とする請求項25の加湿器。
- 更に、前記凸状側壁の近傍で前記タンクの前記上壁内に形成された凹部を有し、前記ハンドルは、実質的に前記タンクの前記上壁と同一平面に支持されることを特徴とする請求項26の加湿器。
- 前記加湿ユニットは、ハウジング、前記ハウジング内に支持されたモーター、及び前記ハウジング内に支持され前記モーターに作動的に接続されたファンを有するブロアーアセンブリであって、前記ハウジングは、空気入口、空気出口、及び前記空気入口と空気出口との間に延在する蒸発空気流路を有するブロアーアセンブリを有することを特徴とする請求項26の加湿器。
- 更に、前記ハウジング内の前記空気流路内へと上方に延在するウイックアセンブリを有することを特徴とする請求項28の加湿器。
- 基部と、
前記基部により支持される加湿ユニットであって、対向する前壁及び後壁を有するハウジングを有する加湿ユニットと、
前記加湿ユニットと電気的に接続された電気コードと、
前記基部により支持され、対向する第1の側壁及び第2の側壁を有するタンクであって、該タンクの前記第1の側壁は、前記加湿ユニットの前記後壁に隣接して配置されるタンクと、
を有し、
前記加湿ユニットの前記ハウジングは、前記電気コードの余剰部分を収容するための、前記後壁内で内方に延在するコード格納区画を有することを特徴とする加湿器。 - 前記タンクの前記第1の側壁は、前記タンクが前記基部上に配置されたとき、前記コード格納区画を覆うことを特徴とする請求項30の加湿器。
- 更に、前記ハウジングの前記後壁により支持され、前記電気コードを前記コード格納区画内に保持するための少なくとも1つの保持タブを有する請求項30の加湿器。
- 更に、前記ハウジングの前記後壁内に形成され、前記コード格納区画から前記ハウジングの外側面へと延在するコード通路を有することを特徴とする請求項30の加湿器。
- 底壁を有する基部と、
底壁及び前記底壁から上方に延在する側壁を有する水トレーであって、前記基部の前記底壁により取り外し可能に支持される水トレーと、
前記基部により支持されるハウジングを有する加湿ユニットと、
前記基部により取り外し可能に支持されるタンクであって、側壁、底壁、及び前記水トレーに流体的に連通する内部室を有するタンクと、
を有し、
前記水トレー及び前記タンクは、皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料で形成されることを特徴とする加湿器。 - 前記水トレー及び前記タンクは第1の色であり、
前記基部は第2の色であり、該第2の色は前記第1の色と視覚的に識別可能であることを特徴とする請求項34の加湿器。 - 更に、前記水トレーにより支持されるフロートアセンブリであって、前記水トレーの前記底壁に対して移動可能な浮揚性フロートを有するフロートアセンブリを有することを特徴とする請求項34の加湿器。
- 前記フロートアセンブリは、皿洗い機に対して安全な熱可塑性材料で形成されることを特徴とする請求項36の加湿器。
- 前記水トレー、前記フロートアセンブリ及び前記タンクは第1の色であり、
前記基部は第2の色であり、該第2の色は、前記第1の色と視覚的に識別可能であることを特徴とする請求項37の加湿器。
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Legal Events
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