JP2001116301A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2001116301A
JP2001116301A JP29195799A JP29195799A JP2001116301A JP 2001116301 A JP2001116301 A JP 2001116301A JP 29195799 A JP29195799 A JP 29195799A JP 29195799 A JP29195799 A JP 29195799A JP 2001116301 A JP2001116301 A JP 2001116301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転倒しても装置内の水が装置外に流れ出すこ
とのない加湿装置を提供することを目的とする。 【解決手段】給水タンク内に貯えられた水を一時的に水
受けに溜めた後、その水受け内の水を蒸気発生部に導
き、その蒸気発生部での加熱により発生した蒸気を蒸気
吹出し部から装置外に放出することによって加湿を行う
加湿装置において、前記装置の転倒時に、前記水受けか
らの水漏れを防止する手段として、水受けに弁機構を設
けたことにより、転倒したときに水受けよりの水漏れが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加湿装置に関するも
のであり、例えば電気暖房機器、ガス暖房機器、石油暖
房機器などの暖房機器に内蔵される加湿装置や加熱式加
湿器として単独で使用される加湿装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12に、従来より知られている加湿装
置内蔵型の電気暖房機の一例を示す。この電気暖房機は
暖房装置と加湿装置(例えば特開平9−42719号)
を内蔵している。暖房装置で発生させた温風は、本体1
01の前面下部に設けられている温風吹出し口102か
ら吹き出され、一方、加湿装置で発生させた蒸気は、本
体101の上面に設けられている蒸気吹出し口104か
ら吹き出される。また、本体101の上面には操作部1
03が設けられている。図13に示すように操作部10
3には、電源の入/切を行うための電源スイッチ106
や暖房運転モードを切換選択するための暖房スイッチ
(すなわち手動運転スイッチ107と自動運転スイッチ
108)、加湿運転の入/切を行うための加湿スイッチ
109などが設けられている。
【0003】図14に、本体101に内蔵される加湿装
置の一例を示す。この加湿装置は、給水タンク112、
中空パイプ113、導通管部114、蒸気吹出し部11
7、管状加熱部121などで構成されている。給水タン
ク112は、給水口112aから注いだ水Wが貯えられ
るように構成されている。給水タンク112内の水W
は、給水タンク112の底部から銅管製の中空パイプ1
13の下端へと、導通管部114によって導かれる。導
通管部114と中空パイプ113の下端とはシリコンゴ
ムからなる接続チューブ115で接続されており、中空
パイプ113の上端と蒸気吹出し部117とは接続チュ
ーブ118で接続している。
【0004】中空パイプ113の両端部(つまり接続チ
ューブ115、118との接続部分)の外表面には、フ
ッ素樹脂コーティング119が施されている。また、中
空パイプ113略中央部分(つまりフッ素樹脂コーティ
ング119が施されていない部分)には管状加熱部12
1が設けられている。この管状加熱部121は中空パイ
プ113の外周面の一部に線状の発熱体120を巻き回
すことによって構成され、そして管状加熱部121によ
って蒸気発生部が構成される。
【0005】操作部103の電源スイッチ106を
『入』にし、手動運転スイッチ107または自動運転ス
イッチ108を押して所望の暖房運転モードを選択する
と、暖房装置の発熱体や送風ファンに通電がおこなわ
れ、暖房運転が開始される。そして、温風吹出し口10
2から温風がを室内に吹き出されて、室内が暖められ
る。
【0006】加湿運転をするときには、給水口112a
から給水タンク112内に水Wをいれて、操作部103
の電源スイッチ106を『入』にする。蒸気暖房運転状
態で加湿スイッチ109を『入』にすると、発熱体12
0に通電を行われて、中空パイプ113が管状加熱部1
21により加熱される。加熱された中空パイプ113
は、その内部の水Wを加熱して蒸気を発生させる。中空
パイプ113内で発生した蒸気は、蒸気吹出し部117
に設けられている開口(すなわち蒸気吹出し口104)
から本体101外へと放出されて、室内が加湿される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した加湿装置の構
造では、使用者が誤って本体を転倒させた場合、蒸発吹
出し口や給水口から装置内の水Wが流れ出してしまう。
流れ出した水Wによって室内は濡れてしまい、また流れ
出した水Wの温度が高ければ使用者が火傷を負うおそれ
がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであって、転倒しても装置内の水が装置外
に流れ出すことのない加湿装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、給水タンク内に貯えられた水を一時的に水受けに
溜めた後、その水受け内の水を蒸気発生部に導き、その
蒸気発生部での加熱により発生した蒸気を蒸気吹出し部
から装置外に放出することによって加湿を行う加湿装置
において、前記装置の転倒時に、前記水受けからの水漏
れを防止する手段を設けたことを特徴とする。この構成
によると、転倒したときに水受けよりの水漏れがない。
【0010】また、前記水漏れを防止する手段として、
水受けに弁機構を設けたことを特徴とする。この構成に
よると、水受けの弁機構で転倒したときに水漏れがな
い。
【0011】また、前記水受けに設けた弁機構の弁シャ
フトが、自由自在に摺動することを特徴とする。この構
成によると、給水タンクが取り出されても転倒したとき
に水受けよりの水漏れがない。
【0012】また、前記弁機構で、弁ゴムシートを凹状
にしたことを特徴とする。この構成によると、弁機構の
弁ゴムシートの下側に空気が溜まらない。
【0013】また、前記弁機構の弁シャフトで、弁シャ
フトの上方側が弁シャフトの下方側より重量が重たくし
たことを特徴とする。この構成によると、弁機構の弁シ
ャフトがスムーズに動く。
【0014】また、給水タンク内に貯えられた水を一時
的に水受けに溜めた後、その水受け内の水を蒸気発生部
に導き、その蒸気発生部での加熱により発生した蒸気を
蒸気吹出し部から装置外に放出することによって加湿を
行う加湿装置において、前記装置の転倒時に、前記水受
けからの水漏れを防止する手段と、前記給水タンクの装
置への着脱を検知する手段を設けたことを特徴とする。
この構成によると、給水タンクが装置から取り出された
ときに運転が停止されて空焚きもなく、転倒されても水
受けからの水漏れがない。
【0015】また、前記水漏れを防止する手段として、
水受けに弁機構を設けたことを特徴とする。この構成に
よると、水受けの弁機構で転倒したときに水漏れがな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した電気暖房
機の加湿装置を、図面を参照しつつ説明する。尚、ここ
では加湿装置内蔵型の電気暖房機を例を挙げて説明す
る、本発明は各種暖房機器に内蔵される加湿装置に限ら
ず、加熱式加湿器として単独で使用される加湿装置にも
当然適用可能である。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態の加湿
装置を内蔵した電気暖房機の外観を示す。この電気暖房
機は、暖房装置と加湿装置を内蔵している。暖房装置で
発生させた温風は、本体1の前面下部に設けられている
温風吹出し口2から吹出され、一方、加湿装置で発生さ
せた蒸気は、本体1の上面に設けられている蒸気吹出し
部4から吹出される。また、本体1の上面には、後述す
る加湿装置の給水タンクの出し入れが行われる蓋5が設
けられており、本体1の前パネル6の左側には給水タン
クの水位を確認するための水位確認窓7が設けられてい
る。
【0018】又、本体1の上面には操作部3が設けられ
ている。図2に示すように操作部3には、各種スイッチ
類や各種表示ランプが設けられている。スイッチ類とし
ては、電源の入/切を行うための電源スイッチ8、暖房
運転のモードを切換選択するための暖房スイッチ9、加
湿運転モードを切換選択するための加湿スイッチ10、
入タイマーを設定するための入タイマースイッチ11、
及び切タイマーを設定するための切タイマースイッチ1
2が設けられている。表示ランプとしては、電源の入/
切状態を表示する電源ランプ13、暖房運転モードを表
示する暖房モードランプ14、加湿運転モードを表示す
る加湿モードランプ15、入/切タイマーの設定時間を
表示するデジタル表示16、入タイマーの設定状態を示
す入タイマーランプ17、切タイマーの設定状態を示す
切タイマーランプ18、及び給水タンク20の水量不足
を点滅で警告する給水ランプ19が設けられている。
【0019】暖房運転のモードには、『高め』、『標
準』、『低め』の自動運転モードと、『静音運転』モー
ド及び『運転停止』モードがある。つまり暖房スイッチ
9を押すたびに、『高め』→『標準』→『低め』→『静
音運転』→『運転停止』→『高め』→・・・と、サイク
リックに暖房運転モードが切り替わって設定され、それ
と同時に対応する暖房モードランプ14が点灯する。た
だし、『運転停止』モードでは全ての暖房モードランプ
14が消灯する。自動運転モードでは、各モードの設定
温度に基づいて暖房用の発熱体及び送風機が制御され
る。例えば、『高め』モードでは、室内温度が24℃、
になるように制御され、『標準』モードでは室内温度が
22℃になるように制御され、『低め』モードでは室内
温度を18℃になるように制御される。また、『静音運
転』モードでは、騒音の小さい弱パワーの弱連続運転が
行われる。
【0020】加湿運転モードには、『60』、『5
0』、『40』の自動運転モードと、『連続運転』モー
ド及び『加湿停止』モードがある。これらのモードの選
択は、加湿スイッチ10を押すたびに、『60』→『5
0』→『40』→『連続運転』→『加湿停止』→『6
0』→・・・と、サイクリックに加湿運転モードが切り
替わって設定され、それと同時に対応する加湿モードラ
ンプ15が点灯する。ただし、『加湿停止』モードでは
全ての加湿モードランプ15が消灯する。自動運転モー
ドでは、各モードの設定湿度に基づいて、後述する加湿
用の発熱体及び送風機が制御される。例えば、『60』
モードでは、室内湿度が60%になるように制御され、
『50』モードでは、室内湿度が50%になるように制
御され、『40』モードでは、室内湿度が40%になる
ように制御される。また、『連続運転』もーどでは、室
内湿度に関わらず加湿が連続的に行われる。
【0021】入タイマー機能を用いると、1〜9時間後
に運転を開始させることができる。入タイマーを設定す
る場合、まず入タイマースイッチ11を1秒以上押し続
けると、入タイマーランプ17が点滅して時間設定モー
ドに入る。時間設定モードにおいて入タイマーンスイッ
チ11を押すたびに、『7』→『8』→『9』→『無表
示』→『1』→『2』→『3』→『4』→『5』→
『6』→『7』→・・・と、サイクリックに運転開始ま
での切り替わって設定され、それと同時に対応する設定
時間がデジタル表示部15に表示される。希望時間に設
定してから8秒後に入タイマーランプ17が点滅から点
灯に変わり、時間の経過とともにデジタル表示部16で
の表示数値が減り、そして希望時間になると運転を開始
される。なお、『無表示』モードを設定すると入タイマ
ー機能が解除される。
【0022】切タイマー機能を用いると、1〜9時間後
に運転を停止させることができる。入タイマーを設定す
る場合、まず切タイマースイッチ12を1秒以上押し続
けると、切タイマーランプ18が点滅して時間設定モー
ドに入る。時間設定モードにおいて切タイマーンスイッ
チ12を押すたびに、『7』→『8』→『9』→『無表
示』→『1』→『2』→『3』→『4』→『5』→
『6』→『7』→・・・と、サイクリックに運転終了ま
での切り替わって設定され、それと同時に対応する設定
時間がデジタル表示部15に表示される。希望時間に設
定してから8秒後に切タイマーランプ18が点滅から点
灯に変わり、時間の経過とともにデジタル表示部16で
の表示数値が減り、そして希望時間になると運転を停止
する。なお、『無表示』モードを設定すると切タイマー
機能が解除される。
【0023】図3、図4に、本体1に内蔵されている加
湿装置の正面側断面構造及び側面側断面構造をそれぞれ
概略的に示す。この加湿装置は、給水タンク20、水受
け21、補助タンク22、中空パイプ23、混合タンク
24、蒸気受け46、蒸気吹出し部4などを備えてお
り、給水タンク20内に貯えられた水Wを一時的に水受
け21に溜めた後、その水受け21内の水Wを管状加熱
部30からなる蒸気発生部45に導き、その蒸気発生部
45での加熱により発生した蒸気を蒸気吹出し部4から
装置外へ放出することによって加湿を行う構成となって
いる。
【0024】図6に、給水タンク20及び水受け21の
部分の拡大断面構造を概略的に示す。給水タンク20
は、その給水口にタンクキャップ34が螺子構造で一体
的に取付けられるように構成されている。このタンクキ
ャップ34を取り外して給水口から給水タンク20内に
水Wを注ぐことにより、水受け21に溜めるための水W
を給水タンク20内に貯えることができる。
【0025】またタンクキャップ34には、弁シャフト
37、弁ゴムシート38及び弁スプリング39からなる
弁機構35が設けられている。弁シャフト37の一方の
端に円板状の受け部37aが一体的に形成されており、
他方の端(すなわち給水タンク20側)には弁ゴムシー
ト38が上方向に凸字形に取付けられている。また、弁
シャフト37がその長手方向に往復移動しうるように、
弁シャフト37を四方から所定の隙間をあけて支持する
リブ状の座受け部34aがタンクキャップ34の開口に
形成されている。そして、このタンクキャップ34の開
口が弁ゴムシート38で塞がれる方向に、弁シャフト3
7が弁スプリング39で付勢されている。このため、受
け部37aが給水タンク20側に押されない限り、給水
タンク20内は弁機構35によって密閉状態が保持さ
れ、給水タンク20から水Wが漏れることがない。
【0026】水受け21にも、給水タンク20の弁機構
35と略同じ構造を有する弁機構36が設けられてい
る。この弁機構36は、弁シャフト40、及び弁ゴムシ
ート41からなり、給水タンク20の弁機構35の下方
に位置するとともに、弁機構35と略同じ機能を行うこ
とが出来るように構成されている。弁シャフト40の一
方の端(すなわち給水タンク20側)には円板状の受け
部40aが一体的に形成されており、他方の端に弁ゴム
シート41が上方向に凹字形に取付けられている。ま
た、弁シャフト40がその長手方向に往復移動しうるよ
うに、弁シャフト40を四方から所定の隙間をあけて支
持するリブ状の座受け部21aが水受け21の開口に形
成されている。そして、この水受け21の開口が弁ゴム
シート41で塞がれる方向に凹状に形成され、弁シャフ
ト40が自由に動く構造になっている。このため、受け
部40aが給水タンク20側より押されない限り、給水
タンク20よりの水が、水受け21を通って補助タンク
22に一定の水が流れることはない。また、弁シャフト
40の受け部40aからシャフトストパー部40bに至
る上方側の重量を、シャフトストパー部40bから弁ゴ
ムシート41に至る下方側の重量より上方側を重たくし
た形状としている。これは、転倒した際に弁ゴムシート
41に水圧がかかり、弁シャフト40が給水タンク20
側にスムーズに動かせるためである。
【0027】また、水受け21には、開口56aを有す
る仕切り56が設けられている。開口56aにタンクキ
ャップ34を入れた状態で仕切り56上に給水タンクを
載せると、図4および図6に示すように、水受け21側
の弁機構36の受け部40aと給水タンク20側の弁機
構35の受け部37aとが対向するように接触して、水
受け21に給水タンクが20が取付けられた状態とな
る。このように水受け21には、受け部40aを有する
弁機構36や開口56aを有する仕切り56が設けられ
ている。
【0028】また、水受け21側の受け部40aは、給
水タンク20側の受け部37aよりもひとまわり大きく
構成されている。このため、給水タンク20を水受け2
1にセットしたときに受け部37a、40a間にズレが
生じても、弁シャフト37の受け部37aで弁シャフト
40の受け部40aを確実に押すことができる。なお、
受け部37a,40aが大きいほど水Wの流れる空間が
狭くなって給水が困難になるため、受け部37a、40
aのうちの少なくとも一方は小さくすることが望まし
い。
【0029】水受けに21に給水タンク20を取付ける
と、弁シャフト37が弁シャフト40を押さえ、弁シャ
フト40は下方に下がり受け部21aにシャフトストパ
ー部40bが当り、それ以上下がらず、弁機構35の弁
スプリング39が縮んだ状態になり、弁機構35、36
が開き、給水タンク20内の水Wが水受け21内に供給
される。そして、水受け21内の水位がタンクキャップ
34の先端位置で一定に保持される。このときの水位
は、タンクキャップ34の先端であるので、仕切り56
よりも下方に位置し、仕切り56の下側の空間S内には
水Wは入り込まない。また弁スプリング39は、弁機構
35が給水タンク20のみの重量で開くように弾性力を
有している。このため、空の給水タンク20を水受け2
1にセットしても弁機構35、36は開いた状態にな
り,給水タンク20の水Wは全て排出される。
【0030】水受け21の弁シャフト40のストローク
は、給水タンク20の重量によって変化し、それにとも
なって給水タンク20からの水Wの流れも変化する。こ
れは、スムーズな給水を困難にする原因となる。つま
り、給水タンク20を水受け21にセットした状態で、
図6に示すように、弁機構36の弁シャフト40のシャ
フトストッパー面40aが座受け部21aに密着状態と
なるように構成している。
【0031】図4に示すように、水受け21の下方には
水Wを一時的に溜める補助タンク22が設けられてお
り、シリコンゴムからなる接続チューブ25で水受け2
1と補助タンク22とが接続されている。また、補助タ
ンク22の水受け21との接続口や蒸気発生部45の接
続口から内側に有機物質(メチルセルロース)を塗布す
る。これにより水の粘度が大きくなり、蒸気発生部45
での水の沸騰における気泡が小さくなり、飛沸の心配が
ない。また、補助タンク22にはドレン口22aが設け
られており、そのドレン口22aはドレンキャップ51
で塞がれている。補助タンク22内には水Wのスケール
などが一時的に溜まるため、ドレンキャップ51を取り
外してドレン口22aから排水し、補助タンク22内を
清掃することによりスケールを除去することが可能であ
る。
【0032】給水タンク20の横には銅管製の中空パイ
プ23が垂直に配設されており、シリコンゴムからなる
接続チューブ26で中空パイプ23の下端と補助タンク
22とが接続されている。(この接続部分では中空パイ
プ23の外周面にフッ素樹脂が塗布されている)。この
中空パイプ23は、補助タンク22を介して水受け21
と導通するとともに、混合タンク24を介して蒸気吹出
し部4と導通する構成になっている。また中空パイプ2
3には、水Wを加熱する管状加熱部30からなる蒸気発
生部45が設けられている。
【0033】図5に、管状加熱部30の拡大断面構造を
概略的に示す。中空パイプ23の内周面には、全体にわ
たってフッ素樹脂が塗布されている。そのフッ素樹脂コ
ーテイングによって、中空パイプ23の内周面へのスケ
ールの付着が防止される。また中空パイプ23の外周面
は、その略中央部分から下方部分にかけて絶縁シート2
9でカバーされている。絶縁シート29の上には線状の
発熱体28が巻き回されており、発熱体28はその上か
ら更に絶縁シート29でカバーされている。そして、そ
の上から固定用のニッケル線(不図示)が巻かれてい
る。このように、管状加熱部30は中空パイプ23の外
周面の一部に線状の発熱体28を巻き付ける構成で、蒸
気発生部45をなしている。また、中空パイプ23の周
囲には、管状加熱部30から所定の空間を保って断熱カ
バー31がもうけられており、管状加熱部30を含めて
中空パイプ23の長手方向全体を被う断熱構造になって
いる。この断熱構造により、中空パイプ23の管状加熱
部30からの熱放散を防止することができ、加湿能力を
効果的に向上させることができる。
【0034】中空パイプ23の上方には、図3や図4に
示すように、混合タンクが配設されており、シリコンゴ
ムからなる接続チューブ32で中空パイプ23の上端と
混合タンク24とが接続されている(この接続部分では
中空パイプ23の外周面にフッ素樹脂が塗布されてい
る)。この混合タンク24はブロー成型加工によって形
成されており、中空パイプ23よりも断面積の大きい空
間を有し、かつ、その空間を通して蒸気発生部45から
蒸気を蒸気吹出し部4へと導く管路を形成している。混
合タンク24内の空間は、本体1の正面側から見て左右
方向に長い断面長方形状(図3)をなしている。混合タ
ンク24の短手方向の側面には、装置1外の空気を上記
空間の長手方向に沿って取り入れられる空気取入れ口4
4が設けられている。空気取入れ口44からの空気の取
り入れは送風機43により行われ、空気取入れ口44か
ら取り入れられた空気は蒸気発生部45からの蒸気と混
合されて蒸気吹出し部4へ導かれる。
【0035】混合タンク24の上方には蒸気受け46が
設けられており、シリコンゴムからなる接続チューブ3
3で混合タンク24の上端と蒸気受け46とが接続され
ている。また、蒸気受け46の情報には蒸気吹出し部4
が設けられており、蒸気吹出し部4の上面には蒸気を吹
き出す開口(すなわち蒸気吹出し口4a)が形成されて
いる。
【0036】蒸気受け46と蒸気吹出し部4との固定
は、図7に示す固定構造により行われる。その固定構造
は、蒸気受け46の内周面に形成された3つの垂直溝4
7及び左右溝48と、蒸気吹出し部4の下部外周面に形
成された3つのリブ50とで構成される。垂直溝47は
蒸気受け46の上端から下方に向かってのびており、所
定位置で左右横方向にのびる左右溝48と合流してい
る。左右溝48の深さは、垂直溝47との合流点から左
右の端に向かって浅くなるようにテーパー状に形成され
ている。つまり図8に示すように、垂直溝47との合流
点で左右溝48の深さがdであるのに対し、左右の端で
は左右溝の深さがd−αとなっているのである。なお図
7においては、蒸気吹出し部4を部分的に断面で示して
おり、また蒸気吹出し口4aの形成面を平面としてい
る。
【0037】蒸気受け46の外周面には、垂直溝47と
対応する位置にリブ49が形成されている。リブ50を
リブ49の位置に合せて、蒸気吹出し部4の下部を蒸気
受け46内に入れると、リブ50が垂直溝47に入り込
み、所定位置で左右溝48に到達する。上述したように
左右溝48はテーパー状に形成されているため、蒸気吹
出し部4を左右いずれかのに方向に回すと、リブ50が
左右溝48にくい込んで蒸気吹出し部4が蒸気受けに4
6に固定される。
【0038】また図3や図4に示すように、蒸気受け4
6内には水平リブ52、53が配設されている。図9
(A)に蒸気受け46の上面図を示し、図9(B)に蒸
気受け46の底面図を示す。図11に示すように、水平
リブ52,53は一部切り欠かれ円板状をなしており、
その切り欠きが開口52h、53hを構成している。開
口52h、53hは互いに相反する位置に形成されてい
るため、蒸気は蒸気受け46内に折れ曲がるようにして
通過する。
【0039】ここで、上述の加湿装置を内蔵した電気暖
房機の動作を説明する。まず、本体1の蓋5(図1)を
開けて、給水タンク20を水受け21にセットする(図
4、図6)。そして、操作部3(図2)の電源スイッチ
8を『入』にし、暖房スイッチ9を押して暖房運転モー
ドを選択すると、暖房運転がスタートする。加湿スイッ
チ10を押して加湿運転モードを選択すると加湿運転状
態になり、管状加熱部30の発熱体28に通電される。
選択されている加湿運転モードに基づいた運転が行わ
れ、中空パイプ23内の水Wを90〜95℃に加熱して
蒸気を発生する。蒸気は中空パイプ23から混合タンク
24へと導かれ、送風機43から送られてくる空気と混
合されて冷やされる。冷却された蒸気は、蒸気吹出し口
4aから本体1外(すなわち室内)へと放出されて、室
内が加湿される。
【0040】加湿装置を長期間使用していると、中空パ
イプ23内に水Wのスケールが発生し中空パイプ23の
内周面に付着する。水Wが沸騰すると気泡が発生する
が、スケールの堆積量が多くなると気泡が大きくなり、
その結果、水Wの表面からの飛沸が生じてくる。上述し
た加湿装置のに構成によれば、混合タンク24の入口近
傍での蒸気の通過面積が中空パイプ23より大きくなっ
ているため、蒸気状態の圧力が低下して蒸気の吹き出し
の勢いが弱くなる。また、送風機43から混合タンク2
4に入ってくる空気によって蒸気が冷やされるととも
に、空気との混合により気泡の発生及び上方への蒸気の
流れが抑えられる。したがって、水Wの表面からの飛沸
による、蒸気吹出し口4aからの熱湯の飛び出しが防止
される。
【0041】また給水タンク20の水Wにある物質(石
鹸など界面活性剤)を少量添加して混ぜ合わせると、蒸
気発生部45で水Wを沸騰させても気泡が小さく発生す
るが、スケールの堆積量が多くなっても気泡が石鹸など
界面活性剤の混ざり合いで表面張力が小さいために気泡
が大きくならない。その結果、水Wの表面からの飛沸が
生じてくることがない。
【0042】万一、本体1が転倒した場合には、給水タ
ンク20が水受け21とのセット状態から開放されて、
水受け部37aと受け部40aとが離れる。その結果、
弁スプリング39の付勢力によって弁シャフト37が移
動し、弁ゴムシート38によって弁機構35が閉じた状
態となる。したがって、給水タンク20内の水Wが流れ
出ることはない。また、水受け21の弁シャフト40は
弁機構35の弁シャフト37より開放され、弁シャフト
40は自由自在に動き、中空パイプ23から水受け21
までの水Wが転倒した際に、弁ゴムシート41に水圧が
かかり、弁シャフト38が移動し、弁ゴムシート41に
よって弁機構36が閉じた状態となる。したがって、中
空パイプ23から水受け21内の水Wが流れ出ることは
ない。また、水受け21の弁機構36より上に溜まった
水Wは、装置転倒時に仕切り56の下側の空間S(図
6)内に流れ込んで溜まるため、水Wが本体1外にこぼ
れることはない。この仕切り56は水受け21と一体的
に形成されているが、別部品の仕切り56を水受け21
に取り付ける構成としてもよい。その場合には、水受け
21の壁部と仕切り56との間に気密が保たれる構造に
する必要がある。
【0043】また本体1が転倒すると、中空パイプ23
及び補助タンク22内の水Wが混合タンク24内に流れ
込むため、水Wは、中空パイプ23、補助タンク22、
混合タンク24のいずれかに収容されることがない。な
かでも混合タンク24は容積が比較的大きいため、大部
分の水は混合タンク24に溜まることになる。したがっ
て、蒸気吹出し口4aからの水Wの漏れが防止される。
蒸気受け46内にまで水Wが流れ込んだとしても、水平
リブ52、53のいずれか一方で水Wの漏れが防止され
る。つまり、水平リブ52又は53は開口52h又は5
3hの高さまで水Wを溜めることができるので、例え
ば、本体1が前方に倒れた場合には水平リブ52で水W
の漏れが防止される。したがって、水Wが本体1外にこ
ぼれることがない。
【0044】上記のように、加湿装置が転倒しても装置
内の水Wが装置外へ流れ出すことがないため、流れ出し
た水Wによって室内が漏れることはない。また、流れ出
した水Wで使用者が火傷を負うこともないので安全であ
る。
【0045】本発明の第2の実施の形態について説明す
る。図10は本体1に内蔵されている加湿装置の正面側
断面構造及び側面側断面構造をそれぞれ概略的に示す。
この加湿装置は、給水タンク20、水受け21、補助タ
ンク22、中空パイプ23、混合タンク24、蒸気受け
46、蒸気吹出し部4などを備えており、給水タンク2
0内に貯えられた水Wを一時的に水受け21に溜めた
後、その水受け21内の水Wを管状加熱部30からなる
る蒸気発生部45に導き、その蒸気発生部45での加熱
により発生した蒸気を蒸気吹出し部4から装置外へ放出
することによって加湿を行い、給水タンク20の有無を
検知する検知手段57として、給水タンク20の側面に
マイクロスイッチ58と、マイクロスイッチ58を押す
レバー59が設けた構成となっている。
【0046】図11に、給水タンク20及び水受け21
の部分の拡大断面構造を概略的に示す。給水タンク20
は、その給水口にタンクキャップ34が螺子構造で一体
的に取付けられるように構成されている。このタンクキ
ャップ34を取り外して給水口から給水タンク20内に
水Wを注ぐことにより、水受け21に溜めるための水W
を給水タンク20内に貯えることができる。
【0047】またタンクキャップ34には、弁シャフト
37、弁ゴムシート38及び弁スプリング39からなる
弁機構35が設けられている。弁シャフト37の一方の
端に円板状の受け部37aが一体的に形成されており、
他方の端(すなわち給水タンク20側)には弁ゴムシー
ト38が上方向に凸字形に取付けられている。また、弁
シャフト37がその長手方向に往復移動しうるように、
弁シャフト37を四方から所定の隙間をあけて支持する
リブ状の座受け部34aがタンクキャップ34の開口に
形成されている。そして、このタンクキャップ34の開
口が弁ゴムシート38で塞がれる方向に、弁シャフト3
7が弁スプリング39で付勢されている。このため、受
け部37aが給水タンク20側に押されない限り、給水
タンク20内は弁機構35によって密閉状態が保持さ
れ、給水タンク20から水Wが漏れることがない。
【0048】水受け21にも、給水タンク20の弁機構
35と同じ構造を有する弁機構36が設けられている。
この弁機構36は、弁シャフト40、弁ゴムシート41
及び弁スプリング42からなり、給水タンク20の弁機
構35の下方に位置するとともに、弁機構35と同じ機
能・動作を行うことができるように構成されている。弁
シャフト40の一方の端(すなわち給水タンク20側)
には円板状の受け部40aが一体的に形成されており、
他方の端に弁ゴムシート41が下方向に凹字形に取付け
られている。また、弁シャフト40がその長手方向に往
復移動しうるように、弁シャフト40を四方から所定の
隙間をあけて支持するリブ状の座受け部21aが水受け
21の開口に形成されている。そして、この水受け21
の開口が弁ゴムシート41で塞がれる方向に、弁シャフ
ト40が弁スプリング42で付勢されている。このた
め、受け部40aが補助タンク22側に押されない限
り、補助タンク22の水受け21側は弁機構36によっ
て密閉状態が保持され、補助タンク22から水Wが漏れ
ることがない。このような弁機構36を設けた水受け2
1で、給水タンク20を取り外すと水受け21の水が流
れなくなるので蒸気発生部45は空焼き状態になること
防止するために、給水タンク20を取り外した際に、給
水タンク20の有無の検知手段57のレバー59が開放
されマイクロスイッチ58がOFF状態になり、蒸気発
生部45の発熱体25の通電を停止する。これにより蒸
気発生部45での空焚きが解消される。
【0049】上記のように、給水タンクと水受けに同じ
ような機能を持つ弁機構を設けても給水タンクの取り外
した際に、発熱体への通電を停止するので空焚きの心配
がない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置が転倒して給水タンクが水受けから外れても、水受け
からの水漏れを防止する手段(例えば弁機構)により、
装置内の水が装置外へ流れ出すのを防止することができ
る。
【0051】水受けに転倒時の水漏れを防止する弁機構
を設けたもので、本体が転倒時に水受けより水がもれる
ことがない。
【0052】また、前記水受けに設けた弁機構の受け部
が、対向する給水タンクの設けた弁機構の受け部より大
きくしたことにより、給水タンクのセット時のズレても
確実に押さえることできる。
【0053】また、前記中空パイプの一部に発熱体を巻
回した管状加熱部の上方に、中空パイプの断面積より大
きい断面積の空間を設け、長手方向のいずれかの面に送
風機からの空気取り入れ口を設けたもので、沸騰時に発
生する気泡を空気で押さえると共に蒸気の圧力を下げ、
蒸気噴出し口からの蒸気の飛出しを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の加湿装置を内蔵し
た電気暖房機の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の電気暖房機の操作部外観を示す概略図で
ある。
【図3】図1の電気暖房機を示す正面側部分断面図であ
る。
【図4】図1の電気暖房機内の加湿装置の概略構造を示
す側面側断面図である。
【図5】図4の加湿装置の管状加熱部を示す拡大断面図
である。
【図6】図4の加熱装置の給水タンク及び水受けの部分
を示す拡大断面図である。
【図7】図4の加熱装置を構成している蒸気受け及び蒸
気吹出し部を示す分解斜視図である。
【図8】図9の上記受けの左右溝を示す拡大断面図であ
る。
【図9】図4の加熱装置の蒸気受けを上面、底面から見
た状態を示す概略図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の電気暖房機を内
蔵した加湿装置の概略構造を示す側面側断面図である。
【図11】図10の加熱装置の給水タンク及び水受けの
部分を示す拡大断面図である。
【図12】従来の加湿装置を内蔵した電気暖房機の外観
を示す斜視図である。
【図13】図12の電気暖房機の操作部外観を示す概略
図である。
【図14】図12の電気暖房機を内蔵した加湿装置の概
略構造を示す側面側断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 温風吹出し口 3 操作部 4 蒸気噴出し口 5 蓋 6 前パネル 7 水位確認窓 8 電源スイッチ 9 暖房スイッチ 10 加湿スイッチ 11 入タイマースイッチ 12 切タイマースイッチ 13 電源ランプ 14 暖房モードランプ 15 加湿モードランプ 16 時間表示 17 入タイマーランプ 18 切タイマーランプ 19 給水ランプ 20 貯水タンク 21 水受け 22 補助タンク 23 中空パイプ 24 混合タンク 25 接続チューブ 26 接続チューブ 28 ヒータ 29 絶縁シート 30 管状加熱部 31 断熱カバー 32 接続チューブ 33 接続チューブ 34 タンクキャップ 35 弁機構(タンクキャップ34の) 36 弁機構(水受け21の) 37 弁シャフト(タンクキャップ弁機構35の) 38 弁ゴムシート(タンクキャップ弁機構35の) 39 弁スプリング(タンクキャップ弁機構35の) 40 弁シャフト(水受け弁機構36の) 41 弁ゴムシート(水受け弁機構36の) 42 弁スプリング(水受け弁機構36の) 43 送風機 44 空気取入口 45 蒸気吹出口 46 蒸気受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守川 守 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L055 AA05 BC01 CA04 DA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水タンク内に貯えられた水を一時的に
    水受けに溜めた後、その水受け内の水を蒸気発生部に導
    き、その蒸気発生部での加熱により発生した蒸気を蒸気
    吹出し部から装置外に放出することによって加湿を行う
    加湿装置において、 前記装置の転倒時に、前記水受けからの水漏れを防止す
    る手段を設けたことを特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】 前記水漏れを防止する手段として、水受
    けに弁機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    加湿装置。
  3. 【請求項3】 前記水受けに設けた弁機構の弁シャフト
    が、自由自在に摺動することを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の加湿装置。
  4. 【請求項4】 前記弁機構で、弁ゴムシートを凹状にし
    たことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
    記載の加湿装置。
  5. 【請求項5】 前記弁機構の弁シャフトで、弁シャフト
    の上方側が弁シャフトの下方側より重量が重たくしたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の加湿装置。
  6. 【請求項6】 前記水受けから蒸気発生部の経路の水が
    流れる一部の壁に有機物質を塗布したことを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の加湿装置。
  7. 【請求項7】 給水タンク内に貯えられた水を一時的に
    水受けに溜めた後、その水受け内の水を蒸気発生部に導
    き、その蒸気発生部での加熱により発生した蒸気を蒸気
    吹出し部から装置外に放出することによって加湿を行う
    加湿装置において、 前記装置の転倒時に、前記水受けからの水漏れを防止す
    る手段と、前記給水タンクの装置への着脱を検知する手
    段を設けたことを特徴とする加湿装置。
  8. 【請求項8】 前記水漏れを防止する手段として、水受
    けに弁機構を設けたことを特徴とする請求項7に記載の
    加湿装置。
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