JP2000257925A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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JP2000257925A
JP2000257925A JP11064029A JP6402999A JP2000257925A JP 2000257925 A JP2000257925 A JP 2000257925A JP 11064029 A JP11064029 A JP 11064029A JP 6402999 A JP6402999 A JP 6402999A JP 2000257925 A JP2000257925 A JP 2000257925A
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Japan
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water
container
humidifier
tank
water storage
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Application number
JP11064029A
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English (en)
Inventor
Haruki Ogata
春樹 尾形
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
アイワ株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上部から貯水用の容器に注水できるように蒸
気発生用の容器を構成したときに、その蒸気発生用の容
器の水位が高いときでも、熱湯水の吹きこぼれをほとん
ど無くせるようにする。 【解決手段】 上部から注水可能な貯水容器13と、こ
の貯水容器13から水5を受けてその容器13の水位と
同一になされる循環機能付きの蒸発容器21と、この蒸
発容器21と貯水容器13とを結ぶ管路7と、この管路
17を通して補給される水5を加熱する加熱部16と、
この加熱部16によって加熱された熱湯水5を蒸発容器
21の外付けのバイパス管路22により循環させるもの
である。従って、特に、蒸発容器21の水位が高いとき
に、その容器内で上昇する気泡等を原因としてその容器
水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水5をバイパス管
路22によって阻止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水を加熱して発
生した蒸気を放出する加熱式の加湿器に関する。詳しく
は、加熱部によって加熱された熱湯水を循環させる循環
機構部材を設け、特に、蒸気発生用の容器の水位が高い
ときに、その容器内で上昇する気泡等を原因としてその
容器水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水を阻止でき
るようにすると共に、貯水用の容器の上部から注水可能
な加熱式の加湿器を構成できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭や会社などにおいて、居
室内、応接室内や会議室内などの空気の乾燥を防ぐため
に加湿器が使用される場合が多くなってきた。加湿器は
水を超音波によって振動させて放出する超音波式及び水
を加熱して蒸気を放出する加熱式に分類される。
【0003】図47は、従来方式に係る加熱式の加湿器
1の構成例を示す概念図である。図47に示す加湿器1
はタンク収納容器2を有しており、注水口3Aを有した
タンク3が逆さに装着される。つまり、注水口3Aがタ
ンク収納容器2の底部に向けて装着されるので、タンク
装着後のタンク内部の水面Cには大気圧が加わらない状
態となる。この注水口3Aには図示しない弁体が取り付
けられ、タンク収納容器2にタンク3が装着されると弁
体が突起部4などによって開かれ、水5が流出可能な状
態となされる。
【0004】このタンク収納容器2には隣接して加熱部
6が設けられ、タンク3から供給される水5が加熱され
る。加熱部6は蒸発用の皿部6A及び熱源部6Bを有し
ている。熱源部6Bは蒸発用の皿部6Aの下部に取り付
けられ、所定の熱エネルギーが皿部6Aの水5に加えら
れる。そのために、タンク収納容器2と皿部6Aとを水
平方向で結ぶように管路7が設けられている。この種の
加湿器1では大気圧によって加熱部6の水位Aとタンク
収納容器2の水位Bとが同等になるが、タンク内の水位
(水面C)と加熱部6の水位Aとが異なった状態となる
(パスカルの原理)。
【0005】従って、加熱部6の水5が加熱され、その
熱湯水が蒸発して減ってくると、タンク3から加熱部6
へ水5が供給される。この給水原理は鳥用の給水器にほ
ぼ等しい。この加熱部6の上部には蒸気ガイド部材8が
取り付けられ、蒸気9が導かれて外部へ放出される。こ
の蒸気9によって、居室内、応接室内や会議室内などの
空気の乾燥を防ぐことができる。超音波式に比べて加熱
式によれば加湿器周辺を白く汚すことがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の加熱式の加湿器によれば、次のような問題がある。 タンク3の注水口3Aをタンク収納容器2の底部側
に向けた状態で装着する構造なので、タンク3を装着し
たままで、タンク内に水5を補給することができない。
従って、タンク収納容器2からタンク3を抜き出した後
に、タンク内に水5を補給しなければならず、水補給時
の操作性が悪い。因みに、何らの工夫も無しに逆さ状態
のタンク3の上部に注水口3Aを設けた構造を採ると、
水補給中にタンク内に大気圧が加わることから、加熱部
6の水位が上昇し溢れてしまう。 タンク収納容器(以下貯水用の容器ともいう)2の
上部から注水できるようにその皿部6Aの形状を工夫し
て構成したときに、その皿部6A(以下蒸発用の容器と
もいう)の水位が高いときに、熱湯水が吹きこぼれるお
それがある。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、上部から貯水用の容器に注水
できるように蒸気発生用の容器を構成したときに、その
蒸気発生用の容器の水位が高いときでも、熱湯水の吹き
こぼれがほとんど無くせるようにした加湿器を提案する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る加湿器は、上部から注水可能な貯水用
の容器と、この貯水用の容器から水を受けて該容器の水
位と同一になされる蒸気発生用の容器と、この蒸気発生
用の容器と貯水用の容器とを結ぶ管路と、この管路を通
して補給される水を加熱する加熱部と、この加熱部によ
って加熱された熱湯水を循環させる循環機構部材とを備
えることを特徴とするものである。
【0009】本発明によれば、加熱部によって加熱され
た熱湯水が循環機構部材によって循環されるようにな
る。例えば、循環機構部材としての対流発生用の筒状体
によれば、筒状体の一端に一以上設けられたフィン状の
ガイド部材によって、熱湯水流が筒状体の外壁に沿って
上方に導かれると、その熱湯水流が、筒状体の他端外周
領域に設けられた複数の開孔部を通り抜けて、その筒状
体の内側に達し、その熱湯水流が筒状体の下部のガイド
部材に戻るようになる。
【0010】従って、蒸気発生用の容器内の上部と下部
との間に熱湯水を循環させることができる。この循環機
構部材によって、特に、蒸気発生用の容器の水位が高い
ときに、その容器内で上昇する気泡等を原因としてその
容器水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水を阻止する
ことができる。これにより、蒸気発生用の容器の水位が
高いときでも、熱湯水の吹きこぼれが極めて少なく、し
かも、貯水用の容器の上部から注水可能な加熱式の加湿
器を構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る加湿器の
一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明を
する。図1は本発明の実施形態としての加湿器100の
構成を示す斜視図である。この実施形態では、加熱部に
よって加熱された熱湯水を循環させる循環機構部材を設
け、特に、蒸気発生用の容器の水位が高いときに、その
容器内で上昇する気泡等を原因としてその容器水面から
外部へ飛び出そうとする熱湯水を阻止できるようにする
と共に、貯水用の容器の上部から注水可能な加熱式の加
湿器を構成できるようにしたものである。
【0012】この発明に係る加湿器100は、図1に示
す直方体状の筐体11を有している。筐体11の大きさ
は当該加湿器100の能力にもよるが、一般家庭用で幅
Wが12cm程度、長さLが40cm程度で、高さHが
30cm程度である。筐体前面には操作用のスライドス
イッチや発光ダイオード(LED)などの表示部10が
取り付けられる。筐体11の上部には蓋体12が取り付
けられる。蓋体12の左側には蒸気噴出口12Aが形成
されている。この例で筐体上部から蓋体12を取り除く
と、ほぼ中央には上部から注水可能な貯水用の容器とし
ての貯水スペース(以下貯水容器13という)が配置さ
れ、加湿用の水5が入れられる。
【0013】この筐体11では図2に示す貯水容器13
に隣接して有底状の蒸発具取付部14が配置され、蒸気
発生用の容器(以下、蒸発容器という)15などが取付
られる。蒸発具取付部14は貯留部及び断熱空間部とし
て機能する。つまり、蒸発具取付部は蓋体12の蒸気噴
出口12A下に位置しており、この蒸発具取付部14は
貯水容器13に対して水密性良く仕切部材(断熱壁)1
4Aによって仕切られている。蒸発具取付部自体は水密
性の良い1つの部屋を構成するが、万一水5が蒸発具取
付部内に溜まった場合にはこれを抜くために、筐体11
の裏面に水抜き用の栓部材11Aが設けられる。栓部材
11Aは蒸発具取付部14の他に管路17又は貯水容器
13の最低部に設けてもよい。
【0014】この蒸発具取付部14のほぼ中央底部には
加熱部16が配置されると共に、加熱部16上には蒸発
容器15が設けられる。この例では加熱部16と蒸発容
器15とが分離可能な加熱部分離式及び加熱部16と蒸
発容器15とが一体化された加熱部一体式が対象とな
る。この例で蒸発容器15は貯水容器13から水5を受
けてその貯水容器13の水位と同一になされる。そのた
めに蒸発容器15と貯水容器13とは底部下で管路17
によって結ばれている。
【0015】つまり、管路17は貯水容器13の底部か
ら下方に延びた排水口13Aと蒸発容器15の底部から
下方に延びた給水口15Aとの間に接続され、貯水容器
13から蒸発容器15へ水5が補給される。管路17は
合成樹脂又は硬質ゴムを加工整形したものが使用され
る。
【0016】この蒸発容器15の下部に設けられた加熱
部16では、管路17を通して補給される水5が加熱さ
れる。この加熱部16は管路17よりも高い位置であっ
て蒸発容器15に隣接して設けられる。これは暖まった
熱湯水5’は上昇するが、下方には伝搬し難いという性
質を利用することにより、蒸発容器15から管路17を
通して貯水容器13に逃げる熱を少なくするためであ
る。
【0017】図3は、加熱部分離式の蒸発容器15の構
成例を示す断面図である。図3に示す蒸発容器15は有
底状の加熱容器16Cと、この加熱容器16Cに対して
着脱自在に係合される蒸気発生用の筒状体(以下、蒸発
筒体部という)18とを有している。この蒸発筒体部1
8は貯水容器13の深さとほぼ同じ高さh11の耐熱性
の円筒状体を成している。
【0018】蒸発筒体部18の口径φ11は30mm〜
70mm程度である。蒸発筒体部18にはアルミニウ
ム、その合金、耐熱樹脂、セラミックスや耐熱ガラスを
円筒状に加工成形したものが使用される。この蒸発筒体
部18の上方及び下方は開放され、その蒸発筒体部18
の下方外周部には、例えば、つば状部18Aを有してい
る。このつば状部18Aが加熱容器16Cの縁に引っか
かるように取り付けられる。
【0019】このままでは水5が漏れてしまうので、加
熱容器16Cと蒸発筒体部18のつば状部18Aとの間
には水密性の良いパッキング部材19が取り付けられ
る。パッキング部材19には硬質ゴム製のOリングが使
用される。蒸発容器内の底部には給水口15Aが設けら
れ、上述した管路17に接続される。
【0020】この蒸発容器内の底部付近の外周部には熱
源部16Aが取り付けられる。この熱源部16Aは当該
加湿器100の能力にもよるが、200〜400W程度
のニクロム線を使用した電気ヒータ(バンドヒータ)か
ら成る。熱源部16Aがバンドヒータから成る場合に
は、予め加熱部16の外周部に設けられた溝部16Bに
挿嵌されて取り付けられる。この加熱部分離式では加熱
容器16Cに対して蒸発筒体部18が着脱自在になされ
ることから、加熱部一体式に比べて加熱容器内の清掃な
どを容易に行うことができる。
【0021】図4は、加熱部一体式の蒸発容器151の
構成例を示す断面図である。図4に示す蒸発容器151
は上述した貯水容器13の深さとほぼ同じ高さh12の
耐熱性の円筒状体を成している。蒸発容器151の口径
φ12は加熱部分離式の蒸発容器15と同様にして30
mm〜70mm程度である。蒸発容器151にはアルミ
ニウム、その合金、耐熱樹脂やセラミックスを有底状か
つ円筒状に加工成形したものが使用される。この蒸発容
器内の底部には給水口15Aが設けられ、上述した管路
17に接続される。蒸発容器内の底部付近の外周部には
加熱部分離式と同様な熱源部16Aが取り付けられる。
この加熱部一体式では蒸気発生用の円筒状体部位と加熱
部16とが一体して形成されることから、水漏れが皆無
である。
【0022】図5は、加湿器100の動作例を示す正面
から見た断面図である。この例では、貯水容器13の上
部から水5を注ぐと、貯水容器13と蒸発容器15とが
管路17によって結ばれているので、貯水容器13の水
位Bがそのまま蒸発筒体部18の水位Aとなる。そして
加熱部16によって蒸発容器内の水5を熱すると、この
加熱部16が管路17よりも高い位置であってその蒸発
容器15に隣接して設けられているので、加熱部16に
よって加熱された水5(熱湯)が専ら蒸発容器15内を
対流するようになる。
【0023】従って、蒸発容器15上部から蒸気9を放
出させることができる。しかも、加熱部16よりも低い
位置の水5は加熱部16よりも高い位置の水5に比べて
暖まり難くなる。このことで、蒸発容器15から管路1
7を伝わって貯水容器13へ逃げる熱量を極力抑えるこ
とができる。これにより、貯水容器13の上部から注水
可能な加熱式の加湿器100を構成することができる。
【0024】上述の例では加熱部16によって蒸発筒体
部18内の水5を全体を熱することになる。理想的には
蒸発筒体部18内の上部の水5のみを沸騰させて蒸気9
が放出されれば、熱エネルギーを効率良く使用すること
ができる。
【0025】図6は浮動式の加熱部110の構成例を示
す断面図である。図6に示す加熱部110は環状の耐熱
性の浮き部材(ドーナツ形のフロート)111を有して
いる。浮き部材111の大きさは蒸発筒体部18の内径
φ13よりも小さな外径φ14を有している。この蒸発
筒体部18は加熱部16が無い受け皿部121に取り付
けられる。受け皿部121には給水口15Aが形成され
て管路17に接続される。
【0026】また、浮き部材111は耐熱樹脂を浮き輪
状に加工して成形される。この浮き部材111には熱源
部16Aとして防水型の電気ヒーター(シーズ防水ヒー
タ)が取り付けられる。電気ヒータは浮き部材111の
下部に接着剤などにより接合される。電気ヒータには蒸
発筒体部18の高さよりも余裕を持った長さの防水コー
ド112が接続され、その蒸発筒体部18の外部に導か
れ、図示しない電源制御回路に接続される。電気ヒータ
と防水コード112の接続部(充電部)は水密性、絶縁
性、かつ、耐熱性の良い接着剤などで固化するとよい。
接着剤にはエポキシ系の二液混合タイプなどがよい。
【0027】この電気ヒータを取り付けた浮き部材11
1は蒸発容器内の水5に浮かせた状態で使用される。こ
れにより、蒸発筒体部18内の上部の水5のみが加熱さ
れ、水面付近が沸騰して蒸気9を放出させることができ
る。従って、加熱部110を蒸発容器15の底部周辺に
設ける場合に比べて熱エネルギーを効率良く使用するこ
とができる。
【0028】図7は他の浮動式の加熱部120の回転防
止機能を説明する部品組立例を示す斜視図である。この
例では、蒸発容器113の内部壁面が凸状に外部に飛び
出して形成され、この凸状部114によって蒸発容器内
の壁面に沿って凹部状の溝部115が形成されている。
また、蒸発容器113内には図7に示す凸部116を有
した環状の浮き部材(円柱状でもよい)117が挿嵌さ
れる。つまり、浮き部材117の凸部116が、蒸発容
器113内の壁面に沿って形成された凹部状の溝部11
5に合わせ込まれる。
【0029】これにより、蒸発容器113内の凹部状の
溝部115がガイド部材として機能すると共に、浮き部
材117の回転防止部材として機能する。この例でも、
防水型の電気ヒータ122が浮き部材117の下部に水
密性、絶縁性、かつ、耐熱性の良い接着剤によって接合
される。電気ヒータ122は浮き部材117の輪の内側
から上部に引き出すとよい。これによっても、蒸発容器
113の上部の水のみが加熱され、水面付近が沸騰して
蒸気を放出させることができる。
【0030】この種の浮き部材の回転防止機構は、これ
に限られることはなく、図8に示すように浮き部材11
8及び蒸発容器119の形状を変更することでも対処で
きる。図8に示す蒸発容器119は上から見たときに四
角形状を有しており、加熱部123も四角形状を有して
いる。加熱部123は四角形状の浮き部材118を有し
ている。もちろん、防水型の電気ヒータ124も四角形
状のものが浮き部材118の下部に水密性、絶縁性、か
つ、耐熱性の良い接着剤によって接合される。浮き部材
118の四隅が蒸発容器119の四隅に合うように組立
られる。これによっても、浮き部材118の回転を防止
できる。なお、蒸発容器119及び浮き部材118は四
角形に限られることはなく、三角形、五角形、六角形・
・・といった多角形であればよい。
【0031】続いて、蒸発容器に循環機構部材を装備し
た加湿器について説明する。図9は実施形態としての加
湿器200の構成例を示す斜視図である。この実施形態
では、循環機構部材として循環機能付きの蒸発容器21
が蒸発具取付部14の内部に設けられ、特に、蒸発容器
21の水位が高いときに、その容器水面から外部へ飛び
出そうとする熱湯水5を阻止できるようにしたものであ
る。この現象は蒸発容器内で上昇する気泡等を原因とし
てその容器水面から外部へ熱湯水5が飛び出そうとす
る、いわゆる吹きこぼれである。
【0032】この発明に係る加湿器200は図9に示す
貯水容器13、加熱部16、管路17及び循環機能付き
の蒸発容器21を有している。上述した加湿器100と
同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有するためそ
の説明を省略する。加熱部16としては一体式、分離式
及び浮動式のものを使用することができる。
【0033】この蒸発容器21では外付けのバイパス管
路22が設けられ、加熱部16によって加熱された熱湯
水5をバイパス管路22により循環させるようになされ
る。蒸発容器21の材質は加湿器100の蒸発容器15
などと同じものが使用できるのでその説明を省略する。
バイパス管路22は蒸発容器21の外側に凸状に飛び出
した越流部23と、蒸発容器21下の加熱部16とを結
ぶように配設される。
【0034】そのために、加熱部16の底部側面には開
口部24が形成され、この開口部24にバイパス管路2
2の一端が接続される。つまり、バイパス管路22は熱
源部16Aの取り付け位置よりも低い位置で加熱部16
に接続される。このように取り付け位置を設定するの
は、バイパス管路22からの熱湯水5を温度差によって
循環させるためである。蒸発容器21の上部から熱湯水
5の温度は高く、貯水容器13からの水5の温度は低い
ので温度差が生じる。
【0035】図10は加湿器200の動作例を示す蒸発
容器正面から見た断面図である。この例では、貯水容器
13と蒸発容器21とが管路17によって結ばれている
ので、貯水容器13の上部から水5を注ぐと、貯水容器
13の水位Bがそのまま蒸発容器21の水位Aとなる。
そして加熱部16によって蒸発容器内の水5を熱する
と、特に、蒸発容器21の高水位時にバイパス管路22
によって閉ループが形成されるので、蒸発容器21の上
部と下部との間に熱湯水5を循環させることができる。
熱湯水5が一定方向に流れ、一部の急激な加熱による大
きな気泡の防止することができる。
【0036】従って、循環機能付きの蒸発容器21の内
部で上昇する気泡等を原因としてその容器水面から外部
へ吹きこぼれようとする熱湯水5を阻止することができ
る。因みに、蒸発容器21の水位が低いときは、その容
器内で気泡等が上昇しても、その容器水面から放出口ま
での距離が長くなるので、熱湯水5は外部へ飛び出せな
くなる。これにより、蒸発容器21の水位が高いときで
も、熱湯水の吹きこぼれが極めて少なく、しかも、貯水
容器13の上部から注水可能な加熱式の加湿器200を
構成することができる。この構造は蒸発容器21の内容
積の縮小化にも役立ち、その結果、電源投入時の立ち上
がり時間を短縮することができる。
【0037】図11は他の循環機構部材を装着した加湿
器201の構成例を示す斜視図である。この実施形態で
は、循環機構部材として整流筒体部25が蒸発容器15
の内部に装着され、特に、蒸発容器15の水位が高いと
きに、その容器水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水
5を阻止できるようにしたものである。
【0038】この発明に係る加湿器201は図11に示
す貯水容器13、加熱部16、管路17、蒸発容器15
及び整流筒体部25を有している。上述した加湿器10
0と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有するた
めその説明を省略する。加熱部16としては一体式及び
分離式のものを使用することができる。この例では、循
環機構部材としての整流筒体部25が蒸発容器15の内
部に着脱自在に取り付けられる。
【0039】図12は整流筒体部25の構成例を示す部
材組立斜視図である。図12に示す整流筒体部25は長
さL1で口径φ15の対流用の筒状体26を有してい
る。上述した蒸発容器15に整流筒体部25を装着する
場合には、L1<h11の長さで、φ15<φ11を満
たす口径φ15を有していればよい。この筒状体26の
上半分の外周領域には、直径2乃至5mm程度の複数の
開孔部26Aが設けられ、蒸発容器内で発生した気泡等
を細分化するようになされている。筒状体26の側面に
は揺れ防止用の4つの突起部27A,27B,27C,
27D(図示せず)が、例えば、90°の配置ピッチで
設けられる。
【0040】この筒状体26の下方には、3枚のフィン
状のガイド部材28A〜28Cが取り付けられ、熱湯水
流を上方に導くようになされている。この例でガイド部
材28A等は中央部に孔部125Aを有した口径の異な
る底抜け状のお椀形を成している。他のガイド部材28
B、28Cにも、孔部125B、125Cを有してい
る。この3枚のガイド部材28A〜28Cが3本の脚部
29A〜29Cによって固定されて支持される。脚部2
9A〜29Cの各々の一端は筒状体26に固定される。
この整流筒体部25はガイド部材28〜28Cを下方に
向けるようにして蒸発容器15の内部に装着される。も
ちろん蒸発容器に装着してもよい。
【0041】図13は加湿器200の動作例を示す蒸発
容器正面から見た断面図である。この例では、貯水容器
13と蒸発容器15とが管路17によって結ばれている
ので、図示しない貯水容器13の上部から水5を注ぐ
と、貯水容器13の水位Bがそのまま蒸発容器15の水
位Aとなる。そして、加熱部16によって蒸発容器15
内の水5を熱すると、特に、蒸発容器15の高水位時
に、筒状体26の外周の水5が暖められ、熱湯水流が筒
状体26の外壁に沿って上昇する。この熱湯水流が、筒
状体26の上部外周領域に設けられた複数の開孔部26
Aを通り抜けて、その筒状体26の内側に達する。その
熱湯水流が降下して筒状体26の下部のフィン状のガイ
ド部材28A〜28Cによって整流され、再び、熱湯水
流が筒状体26の外周に導かれる。
【0042】従って、蒸発容器15内の上部と下部との
間に熱湯水5を循環させることができる。このことで、
熱湯水5が一定方向に流れ、加熱部16及び蒸発容器1
5の全体の熱湯水5が対流し、部分的な湯温上昇を抑え
ることができ、急激な沸騰泡立ちを抑えることができ
る。この整流筒体部25によって、特に、蒸発容器15
の水位が高いときに、その容器内で上昇する気泡等を原
因としてその容器水面から外部へ吹きこぼれようとする
熱湯水5を阻止することができる。
【0043】続いて、蒸発容器内に微細化部材を装備し
た加湿器について説明する。図14は実施形態としての
加熱式の加湿器300の構成例を示す筐体上部から見た
断面図である。この実施形態では、微細化部材として泡
切りフィン部材31が蒸発容器15などの中に装着さ
れ、特に、蒸発容器15の水位が高いときに、その容器
水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水5を阻止できる
ようにしたものである。
【0044】この発明に係る加湿器300は図14に示
す貯水容器13、蒸発容器15、加熱部16、管路17
及び泡切りフィン部材31を有している。上述した加湿
器100と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有
するためその説明を省略する。加熱部16としては一体
式及び分離式のものを使用することができる。この例で
は、微細化部材としての泡切りフィン部材31が蒸発容
器15などの内部に着脱自在に取り付けられる。
【0045】図15は泡切りフィン部材31の構成例を
示す斜視図である。図15に示す泡切りフィン部材31
は長さL2で外径φ16の泡消用のフィン状体を有して
いる。上述した蒸発容器15に泡切りフィン部材31を
装着する場合には、L2<h11の長さで、φ16<φ
11を満たす外径φ16を有していればよい。泡切りフ
ィン部材31は蒸発容器15の長手方向と直交する方向
に放射状に延びた複数のフィン32を有している。この
例で、フィン32の外面に下ろし金のような凹凸状部3
3を形成してもよく、また、口径2mm乃至5mmφ程
度の孔(穴)をフィン32全面に設けてもよい。より熱
湯水5を微細化することができる。フィン用の部材には
比熱の小さなアルミニウム、その合金などを使用する。
加熱部16に負担をかけないようにするためである。
【0046】この例で泡切りフィン部材31に関して
は、まず、予め所定の幅及び長さを有したフィン用の部
材を所定のピッチで谷折り及び山折りを複数繰り返すこ
とにより、ジグザクに折り曲げた波形状の折り曲げ部材
を形成する。その後、波形状折り曲げ部材の一方の各々
の山折り部分をそのフィン状体の中心となる部分に集め
る。そして、その波形状折り曲げ部材の他方の各々の山
折り部分が中心から放射状に広がるようにして固定す
る。これにより、図15に示す端面が放射状を有した泡
切りフィン部材31を形成することができる。
【0047】また、図16に示す泡切りフィン部材34
を形成するときは、予め所定の幅及び長さを有したフィ
ン用の部材を所定のピッチで短冊状に裁断する。その
後、短冊状のフィン用部材を谷折りして6個のV字状の
折り曲げ部材を形成する。そして、V字状の折り曲げ部
材の谷折り部分を外側に向けて放射状に整列すると共
に、各々の山折り部分を中心に集めて固定する。これに
より、図16に示す端面が放射状を有した泡切りフィン
部材34を形成することができる。これらの放射状の泡
切りフィン部材31又は泡切りフィン部材34を加熱部
分離式の蒸発容器15に装着する。もちろん、泡切りフ
ィン部材31又は34を加熱部一体式の蒸発容器151
に装着してもよい。
【0048】図17は加湿器300の動作例を示す蒸発
容器15正面から見た断面図である。この例では、図示
しない貯水容器13の上部から水5を注ぐと、貯水容器
13と蒸発容器15とが同一水位(A=B)となる。そ
して、加熱部16によって蒸発容器15内の水5を熱す
ると、特に、蒸発容器15の高水位時に、熱湯水泡が蒸
発容器15内で上昇するときに、その蒸発容器15の長
手方向と直交する方向に放射状に延びた泡切りフィン部
材31によって、その熱湯水泡が細かく切断される。従
って、蒸発容器15の上部には細かくなった熱湯水泡が
到達するようになる。これにより、熱湯水泡を原因とし
てその容器水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水を極
めて低減させることができる。
【0049】因みに蒸気発生用の容器の水位が低いとき
は、その容器内で気泡等が上昇しても、その容器水面か
ら放出口までの距離が長くなるので、熱湯水は外部へ飛
び出せなくなる。従って、蒸発容器の水位が高いときで
も、熱湯水の吹きこぼれがほとんど無く、しかも、貯水
容器の上部から注水可能な加熱式の加湿器300を構成
することができる。
【0050】続いて、蒸発容器上に飛沫防止用の筒状部
材を装備した加湿器について説明する。図18は実施形
態としての加湿器400の構成例を示す筐体上部から見
た断面図である。この実施形態では、飛沫防止用の筒状
部材としてのガードパイプ41が蒸発容器15などの上
部に取り付けられ、特に、蒸発容器15の水位が高いと
きに、その容器水面から外部へ飛び出そうとする熱湯水
5を阻止できるようにしたものである。
【0051】この発明に係る加湿器400は図18に示
す貯水容器13、蒸発容器15、加熱部16、管路17
及び飛沫防止用のガードパイプ41を有している。上述
した加湿器100と同じ名称及び同じ符号のものは同じ
機能を有するためその説明を省略する。加熱部16とし
ては一体式及び分離式のものを使用することができる。
【0052】この例では、飛沫防止用の筒状部材として
の所定の長さのガードパイプ41が蒸発容器15などの
上部に着脱自在に取り付けられ、加熱部16によって加
熱沸騰生された熱湯水5を蒸発容器15に戻すようにな
される。もちろん、蓋体12に開口された蒸気噴出口1
2Aに取り付けてもよい。ガードパイプ41には耐熱性
の樹脂などを使用するとよい。更に、断熱性をよくする
ためにガードパイプ自体を二重構造とし、その筒状部材
の隙間に空間部を設けるとよい。
【0053】この例では、蒸発容器15の水位が高いと
きは、その蒸発容器15上にガードパイプ41を取り付
けることで、その容器内で発生する熱湯水泡の飛沫を防
止できる。また、蒸発容器15の水位が低いときは、蒸
発容器15上からガードパイプ41を取り外すことで、
蒸気の拡散を良くすることができる。これにより、蒸発
容器15の水位が高いときでも、熱湯水の吹きこぼれが
ほとんど無くせる。
【0054】更に、この例では上述のガードパイプ41
を工夫して浮き部材42を加え、高さ自動調整機能付き
ガードパイプ43を構成するようにされる。図19は高
さ自動調整機能付きのガードパイプ43の構成例を示す
斜視図である。図19に示すガードパイプ43は天板部
45に蒸気噴出口44を有し、かつ、長さがL3で二重
構造の筒状体43A、43Bを有している。この例では
4つの蒸気噴出口44が天板部45に形成されている。
大口径の筒状体43Aと小口径の筒状体43Bとは天板
部45によって結合されており、蒸発容器15内に入れ
込まれる側の筒状体43Bには浮き部材42が取り付け
られる。もちろん、筒状体43Aが蒸発容器15内に入
れ込まれる構成とし、この筒状体43A自体を浮き体と
してもよい。
【0055】そして、一方の大口径の筒状体43Aは蒸
発容器15などの外部を覆うようになされ、他方の小口
径の筒状体43Bは蒸発容器15の内側に入れ込むよう
になされる。従って、上述した蒸発容器15にガードパ
イプ43を装着する場合には、大口径の筒状体43Aは
L3<h11の長さで、φ17>φ11の関係を満たす
内径φ17を有していればよい。このガードパイプ43
は耐熱性かつ軽量な樹脂などを成形加工したものを使用
するとよい。
【0056】図20及び図21はガードパイプ43の動
作例(満水時及び渇水時)を示す断面図である。この例
では、その浮き部材43Bを蒸発容器15の内側に入れ
込むようにガードパイプ43を装着することを前提とす
る。そして、図示しない貯水容器13の上部から水5を
注ぐと、貯水容器13と蒸発容器15とが同一水位(A
=B)となり、図20に示すガードパイプ43が長く延
び上がった状態となる。浮き部材42の浮力及びガード
パイプ43の自重にもよるが、高水位時には蒸発容器の
高さh11の1/2〜3/4程度まで蒸気噴出口を延長
することができる。
【0057】そして、加熱部16によって蒸発容器15
内の水5を熱すると、特に、蒸発容器15の高水位時
に、その容器内で発生する熱湯水泡が筐体外に飛び出る
ことが長く延び上がった状態のガードパイプ43によっ
て阻止される。また、蒸発容器15の水位が低くなる
と、徐々にガードパイプ43も下がり始め、その渇水時
には図21に示すように、ガードパイプ43の天板部4
5が蓋体12とほぼ面一となる。
【0058】従って、蒸発容器15の水位に応じてその
容器上から飛び出すガードパイプ43の高さを浮き部材
42によって自動調整することができる。これにより、
蒸発容器15の水位が高いときも、低いときも、熱湯水
の吹きこぼれがほとんど無くせて、しかも、水位が高い
ときも、低いときも、蒸気9の拡散を良くすることがで
きる。更に、貯水容器13の上部から注水可能な加熱式
の加湿器400を構成することができる。ガードパイプ
43の突出高さによって貯水容器13内の残水量を予想
することができる。
【0059】なお、上述の浮き部材42の下部に電気ヒ
ータを取り付けて飛沫防止機能付きの浮動式の加熱部を
構成してもよい。蒸発容器15の上部水面の水5を加熱
できると共に、その沸騰水の飛沫を防止できる。
【0060】続いて、タンク付きの加湿器について説明
する。図22は、実施形態としてのタンク付きの加湿器
500の構成例を示す斜視図である。この実施形態で
は、貯水容器13が設けられる場合であって、この貯水
容器13に収納可能で、かつ、上部から注水可能なタン
クが設けられるものである。 この発明に係る加湿器5
00は図22に示す貯水容器(貯水兼用収納容器)1
3、蒸発容器15、加熱部16、管路17、タンク51
及びタンクロック機構50を有している。上述した加湿
器100と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有
するためその説明を省略する。加熱部16としては一体
式、分離式及び浮動式のものを使用することができる。
【0061】この例では、タンク51の上部には給水用
のキャップ51Bが設けられ、キャップ51Bを外した
状態で、上部から水5が補給できるようになされてい
る。また、筐体11の内部右隅にはタンクロック機構5
0が設けられ、蒸発容器15の水位に基づいてタンク5
1を貯水容器内に拘束し又はタンク拘束状態を解除する
ようになされる。
【0062】この機構50によって、蒸発容器15が所
定の水位を下回ったときに貯水容器13からタンク51
を取り出せるようになる。この機構50については図2
7〜図31において説明する。また、貯水容器13の排
水口付近に逆止弁71を設け、蒸発容器15から貯水容
器13への逆流を阻止するようにしてもよい。この逆止
弁71については図32〜図37において説明する。
【0063】図23Aは、各々の加湿器で適用可能な上
部開放型のタンク501の構成例を示す正面図である。
図23Bはその側面図である。この例では図23Aに示
すタンク501の上部が開放されており、上部から自由
に水5を継ぎ足して入れることができる。タンク501
の底部には下部弁体52が設けられ、タンク装着後はこ
の下部弁体52が開いて水5が貯水容器13に入り込む
ようになされる。タンク501の大きさは加湿器100
の例で、幅wが10cm程度、長さlが25cm程度
で、高さhが15cm程度である。容量は3.5リット
ル程度である。タンク501はABS樹脂などを金型成
型装置によって箱状に加工することにより形成される。
【0064】この例でタンク501には、かすがい状の
取っ手53が設けられ、タンク501の側面(特定面)
に収納可能な構造になされている。例えば、図23Bに
示す取っ手53は全長2h+lの長さを有し、その両端
(図中では一端のみを示す)には取っ手53の把持部位
よりも幅が広くなったストッパ部152が設けられる。
一方、タンク501の側面には所定幅の溝部が形成され
ると共に、長さh/2程度のスライド可能に形成された
凹部状の抜け止め部153が設けられる。この抜け止め
部153によって取っ手53を抱え込むように係合され
る。
【0065】そして、タンク501を持ち運ぶときは、
取っ手53の把持部位を持って引き上げると、ストッパ
部152が抜け止め部153に突き当たる。従って、タ
ンク本体を持ち上げることができる。反対に、取っ手5
3を収納するときは、取っ手53の把持部位を引き下げ
ると、抜け止め部53からストッパ部152が離れて、
取っ手53の把持部位がタンク上面に突き当たる。従っ
て、タンク上部にはその把持部位が突出した状態とな
る。この例でタンク上部には把持部位が突出した状態で
図示しない蓋体12を閉められるようにタンク501の
高さhを最適に設計している(図1参照)。なお、タン
ク上部に図示しない凹部状の溝部を設け、取っ手53の
把持部位をその溝部内に収納するようにしてもよい。タ
ンク上部をすっきりと平坦化することができる。
【0066】図24は、タンク51、501等の下部弁
体52の構成例を示す断面図であり、図25は、その下
部弁体52の動作例(装着時)を示す断面図である。こ
のタンク501等の底部には図24に示す下部弁体52
が設けられる。図24は下部弁体52が閉まった状態を
示している。下部弁体52はキャップ状の本体部154
を有しており、その内側にはネジ155が形成され、予
めタンク501の下部に形成された開口部に装着自在に
螺合される。この本体部154は有底状の二重構造を有
しており、その内部には弁体156、被押圧片157及
びスプリングバネ158を有している。
【0067】例えば、本体部154の内側には弁体スト
ップ用の筒状部52Aが形成され、その筒状部52Aの
内側中央には排水口159が形成され、水5が流出でき
るようになされている。この筒状部52Aの外側には弁
体ガード用の筒状部52Bが形成され、特に、下部弁体
52がタンク501から外されたときに、弁体156の
形状が保護される。
【0068】この排水口159にはスプリングバネ15
8を装着した一端異口径の棒状の被押圧片157が挿嵌
され、この被押圧片157の小口径側には弁体156が
取り付けられる。弁体156は吸盤状の硬質ゴムから成
る。スプリングバネ158は所定の付勢力を有して被押
圧片157の大口径側と排水口159との間に挿嵌され
る。この被押圧片157は、弁体156が弁体ストップ
用の筒状部52Aに当接した状態で、本体部154から
飛び出ない長さに設計される。これはタンク501を抜
き取って給水するときに、被押圧片157が何らかによ
って押されないようにするためである。つまり、タンク
501を貯水容器13から抜き取った状態では、被押圧
片157が本体部154に引っ込んだ状態になされる
(図24参照)。これにより、タンク運搬中の漏水が皆
無となされている。
【0069】この例では図25に示す貯水容器13の底
部の所定位置に凸状の突起部13Bが設けられる。そし
て、図示しないタンク501を貯水容器13に装着する
と、タンク501の下部弁体52の被押圧片157がこ
の突起部13Aに当接される。これにより、被押圧片1
57がスプリングバネ158の付勢力に打ち勝って上方
に移動するので、弁体156が開き、タンク内の水5が
貯水容器内に流出するようになる。従って、貯水容器内
に水が残っている状態で、空のタンク501を装着した
ような場合にも、タンク501の下部弁体52が開くこ
とで、タンク内に水5が浸入し、タンク自身が浮くこと
がない。
【0070】この例の加湿器では上部開放型のタンク5
01に限らず、図26Aに示す上部弁体付きのタンク5
02も使用される。図26Aはその構成例を示す正面か
ら見た一部断面図、図26Bは上部弁体54を上部から
見た図である。図26Aに示すタンク502は、上部に
注水用の開口部54Aを有し、かつ、タンク502の内
側であって開口部54Aを塞ぐように開閉自在な上部弁
体54が取り付けられている。この上部弁体54はシー
ト状の硬質ゴムから成り、図26Bの波線に示す一端が
円弧状で他端が矩形状を成している。
【0071】この上部弁体54はタンク開口部54Aの
片側の接着領域に接着剤などで固定されている。上部弁
体54は、重力によって非接着部位が垂れ下がる状態に
なる場合もある。この例では、やかんなどで給水する場
合には、この上部弁体54を押下するように、やかんの
口を押し込んで水5が入れ込まれる。また、タンク50
2を装着した加湿器が転倒したときには、そのタンク内
の水勢によって上部弁体54が開口部54Aを塞ぐ方向
に動作するので、タンク502から外部へ一度に流出す
る水の量を抑制することができる。
【0072】続いて、タンクロック機構50について説
明をする。図27は、各々の加湿器に使用されるタンク
ロック機構50の構成例を示す部品組立斜視図である。
この例では、貯水容器13に収納されるタンク側面に予
め凹部51Aが設けられることを前提とする。そして、
貯水容器13の水位に基づいてタンク51等の抜き取り
を規制するために、浮き部材55を有したリンク機構部
56が設けられる。リンク機構部56は浮き部材55の
上下動を水平動に変換するために支点軸を有して貯水容
器内に固定される。このリンク機構部56の一端には凸
部が設けられ、この凸部が貯水容器13の水位に基づい
てタンク501の凹部51Aに挿抜するようにされる。
【0073】図27に示すタンクロック機構50はリン
ク機構部56を構成する部品取り付け用の基台57を有
している。この基台57はスライド溝部57A、水路用
の溝部57B及び部材取付け凹状部57Cを有してい
る。このスライド溝部57Aには凸部を成す、例えば、
金属製の棒状のロックピン58が可動自在に係合され
る。部材取付け凹状部57Bには金属製のL字状のリン
ク部材59A及びI字状のリンク部材59Bが、支点軸
を成すネジやピンなどの係合部材251、253によっ
て可動自在に係合される。
【0074】ここで支点軸を2つ設けたのは浮き部材5
5が回転しないようにするためであり、浮き部材55の
上下動を確実にロックピン58の水平動に変換するため
である。L字状のリンク部材59Aにはロックピン58
がネジやピンなどの係合部材255によって可動自在に
係合される。一方、各々のリンク部材59A、59Bの
各々他端には棒状部を有した浮き部材55がネジやピン
などの係合部材252、254によって可動自在に係合
される。このタンクロック機構50は貯水容器13の所
定の位置に固定される。この例では筐体11の内部右隅
に固定される。
【0075】この例では水路用の溝部256を有した部
品カバー部材257が準備され、上述のリンク部材59
A、59Bを取り付けた基台57がカバーされる。基台
57の溝部57Bと部品カバー部材257の溝部256
によって、四角口径状の開口部が形成され、浮き部材5
5の取付け側に水を導くことができる。
【0076】続いて、タンクロック機構50の動作例に
ついて説明する。図28は、加湿器500におけるタン
クロック機構50の動作例(満水時)を示す断面図であ
り、図29は、その動作例(渇水時)を示す断面図であ
る。この例では図28に示す筐体11の内部右隅であっ
て、貯水容器13の水5が周り込むようなされた所定の
位置(横穴状の部屋)にタンクロック機構50が固定さ
れることを前提とする。
【0077】例えば、図28に示す蒸発容器15が高水
位Aのときは、タンクロック機構50の浮き部材55が
浮き上がり、タンクロック機構50の支点軸を中心にし
てリンク機構部56が動作する。つまり、浮き部材55
の上方向への動きがリンク部材59A、59Bによって
ロックピン58の水平方向への動きに変換される。従っ
て、ロックピン58がタンク51の凹部51Aの方向に
移動するので、ロックピン58がタンク凹部51Aに挿
入される。これにより、タンク51が貯水容器13内に
拘束されるので、貯水容器13からタンク51を取り出
せないようにすることができる。
【0078】また、図29に示す蒸発容器15が所定水
位を下回ったときは、浮き部材55が下がり、浮き部材
55の下方向への動きはリンク機構部56の支点軸を中
心にしてリンク部材59A、59Bを逆向きに動作させ
る。従って、ロックピン58がタンク51の凹部51A
から離れる方向に移動するので、タンク凹部51Aから
ロックピン58が抜かれる。これにより、タンク51が
貯水容器13から自由になされるので、貯水容器13か
らタンク51を取り出すことができる。
【0079】このように本実施形態では、蒸発容器15
の水位、つまり、貯水容器13の水位に基づいてタンク
51の取り出しを制御することができるので、高水位時
のタンク51の抜き取りによる貯水容器13内の水位の
急激な低下によって、加熱部16により加熱された熱湯
水5が蒸発容器15から貯水容器13の内部へ逆流する
事態を阻止することができる。
【0080】続いて、他のタンクロック機構60につい
て説明をする。図30は、各々の加湿器に使用される他
のタンクロック機構60の構成例を示す部品組立斜視図
である。この例でも、貯水容器(貯水兼用の収納容器)
13に収納されるタンク側面に予め凹部51Aが設けら
れることを前提とする。そして、貯水容器13の水位に
基づいてタンク51等の抜き取りを規制するために、こ
の例のタンクロック機構60は図30に示す所定形状の
浮き部材61を有している。
【0081】この浮き部材61は図30に示す一端に凸
部62を有し、その上下に下部斜面部61A及び上部斜
面部61Bを有している。浮き部材61は貯水容器13
に配設される。そして、浮き部材61の上下動を水平動
に変換するために浮き部材61は楔状の浮き部材規制部
63と組み合わされる。浮き部材規制部63は所定角度
θの傾斜部64を有している。この傾斜部64と浮き部
材61の下部斜面部61Aとが摺り合わされて係合さ
れ、貯水容器13の水位に基づいてタンク51などの凹
部51Aに浮き部材61の凸部を挿抜するようにされ
る。浮き部材規制部63には水路用の溝部65が形成さ
れ、浮き部材側に水5が回るようになされている。
【0082】続いて、タンクロック機構60の動作例に
ついて説明する。図31は、加湿器600におけるタン
クロック機構60の動作例(満水時)を示す断面図であ
り、図32は、その動作例(渇水時)を示す断面図であ
る。この例では図31に示す筐体11の内部右隅であっ
て、貯水容器13の水5が周り込むようなされた、上部
に斜面部11Bを有した横穴状の部屋11Cにタンクロ
ック機構60が固定されることを前提とする。
【0083】例えば、図31に示す蒸発容器15が高水
位Aのときは、タンクロック機構60の浮き部材61が
浮き部材規制部63の斜面に沿って斜めに浮き上がるの
で、その浮き部材61の上方向への動き成分の中に水平
方向への動き成分が発生する。この水平方向への動き成
分によって、浮き部材61の凸部62がタンク51の凹
部51Aの方向に移動するので、その凸部62がタンク
凹部51Aに挿入される。これにより、タンク51が貯
水容器13の内部に拘束されるので、この貯水容器13
からタンク15を取り出せないようにすることができ
る。
【0084】また、図32に示す蒸発容器15が所定水
位を下回ったときは、浮き部材61が浮き部材規制部6
3の斜面部64に沿って斜めに下がるので、その浮き部
材61の下方向への動き成分の中に満水時と反対側の方
向への動き成分が発生する。この反対方向への動き成分
によって、浮き部材61の凸部62がタンクの凹部51
Aから離れる方向に移動するので、タンク凹部51Aか
ら浮き部材61の凸部62が抜かれる。これにより、タ
ンク51が貯水容器13から自由になされるので、貯水
容器13からタンク51を取り出すことができる。
【0085】このように本実施形態の加湿器600にお
けるタンクロック機構60では、タンクロック機構50
と同様にして蒸発容器15の水位、つまり、貯水容器1
3の水位Aに基づいてタンク51の取り出しを制御する
ことができるので、高水位時のタンク51の抜き取りに
よる貯水容器13内の水位の急激な低下によって、加熱
部16により加熱された熱湯水5が蒸発容器15から貯
水容器13の内部へ逆流する事態を阻止することができ
る。
【0086】続いて、逆流防止機構70を備えた加湿器
700について説明をする。図33は、逆止弁71を備
えた加湿器700の構成例(タンク装着時)を示す正面
から見た断面図である。
【0087】この発明に係る加湿器700は図33に示
す貯水容器13、蒸発容器15、加熱部16、管路1
7、タンク51及び逆流防止機構70として逆止弁71
を有している。上述した加湿器100と同じ名称及び同
じ符号のものは同じ機能を有するためその説明を省略す
る。加熱部16としては一体式、分離式及び浮動式のも
のを使用することができる。
【0088】この例では、図33に示した貯水容器(貯
水兼用の収納容器)13の排水口13Aであって管路側
には逆止弁71が設けられ、タンク51の装着及び抜き
取りに応じて管路17における水5の流れを制御するよ
うになされる。この逆止弁71は、少なくとも、貯水容
器13からタンク51が抜き取られたときは、蒸発容器
15から貯水容器内への水5の流れを遮断するようにな
される。この貯水容器13の底部には左壁面から右側へ
突出した凸部72が設けられ、タンク51を受け止める
ようになされる。更に、貯水容器13の底部にはタンク
51の下部弁体52を受け入れる凹部73が形成されて
いる。
【0089】図34は、逆止弁71の構成例を示す部品
組立斜視図である。図34に示す逆止弁71は抜け止め
部付きの押圧片75、蝶番付きの弁体76、突起部付き
の枠体77及び弾性部材としてスプリングバネ78を有
している。上述した貯水容器13の凸部72には図34
に示す貫通口74が形成され、抜け止め部付きの所定の
長さのキャップ状の押圧片75がこの貫通口74に可動
自在に挿嵌されている。
【0090】この抜け止め部75Aは押圧片75の下部
に取り付けられ、この押圧片75が貫通口74から上部
へ抜け出さないようになされる。この押圧片75によっ
て押せる位置であって、貯水容器13の開口部13Aを
覆える大きさの蝶番付きの弁体76が取り付けられ、開
口部13Aを塞いだり開放したりされる。この例で弁体
76の蝶番76Aは貯水容器13の凹部73のエッジ部
分(開口部13Aの右上部)に取り付けられる。
【0091】この弁体76の裏側には突起部付きの環状
の枠体77が設けられ、この突起部77Aには、所定の
付勢力を有したコイル状のスプリングバネ78が挿嵌さ
れる。この状態で枠体77が開口部13Aの下側から上
側に向けて嵌入される。このスプリングバネ78は貯水
容器13にタンク51が装着されない場合などの押圧片
75に外力が加わっていない状態では、弁体76を持ち
上げて開口部13Aを閉じると共に、その押圧片75を
上部に持ち上げられる程度の付勢力を有したものが使用
される。従って、貯水容器13にタンク51が装着され
た場合には、そのタンク51の重みによって押圧片75
に力が加えられ、この力がスプリングバネ78の付勢力
に打ち勝ち、弁体76を押し下げて開口部13Aを開く
ようになされる。
【0092】次に図33及び図35を参照して加湿器7
00の動作を説明する。図35は、加湿器700の逆止
弁71の動作例(抜取り時)を示す断面図である。この
例では、図35に示す貯水容器13の開口部13Aであ
って、その管路側に逆止弁71が取り付けられているこ
とを前提とする。例えば、図33に示した貯水容器13
にタンク51が装着されたときは、逆止弁71により、
スプリングバネ78の付勢力に打ち勝ったタンク51の
重みによって逆止弁71が開かれ、その貯水容器13か
ら蒸発容器15への水5の流れが開放される。
【0093】また、図35に示す貯水容器13からタン
ク51が抜き取られたときは、逆流防止機構70によ
り、スプリングバネ78の付勢力によって逆止弁71が
閉じられ、蒸発容器15から貯水容器内への水5の流れ
が遮断される。このときに、蒸発容器15から貯水容器
内へ逆流しようとする水5も弁体76を閉める方向に加
勢する。この加勢力は蒸発容器15が高水位のときほど
多く働く。
【0094】従って、蒸発容器15が高水位のときに、
タンク51が抜き取られた場合でも、逆流防止機構70
によって蒸発容器15から貯水容器内への水5の流れが
遮断される。このことで、加熱部16により加熱された
熱湯水5が蒸発容器15から貯水容器内へ逆流する事態
を阻止できる。
【0095】なお、弁体76自体に浮力を有する材質を
用いることで、枠体77及びスプリングバネ78などを
省略することができ、逆止弁の構成を簡単にすることも
可能である。この弁体76に浮力を持たせると、貯水容
器13と蒸発容器15との水位差に応じて開閉するよう
になる。
【0096】通常、蒸発容器15の水位と貯水容器13
の水位とが等しい場合には、弁体76によって開口部1
3Aが塞がれる。そして、加熱部16によって水5が沸
騰され蒸発し始め、蒸発容器15の水位がわずかでも下
がると、水位を同一に保とうとして弁体76が開いて貯
水容器13から蒸発容器15へ水5を供給する。また、
タンク51が抜かれ、蒸発容器15の水位が高くなっ
て、貯水容器13の水位が下がると弁体76が閉じて蒸
発容器15から貯水容器13への逆流が阻止される。
【0097】図36は他の逆止弁701を備えた加湿器
700’の構成例を示す正面から見た一部断面図であ
る。図36に示した貯水容器(貯水兼用の収納容器)1
3の排水口13Aであって管路側には逆流防止機構7
0’が設けられ、タンク51の装着及び抜き取りに応じ
て管路17における水5の流れを制御するようになされ
る。この逆流防止機構70’を構成する逆止弁701
は、少なくとも、貯水容器13からタンク51が抜き取
られたときは、蒸発容器15から貯水容器内への水5の
流れを遮断するようになされる。この貯水容器13の凸
部72には切り欠き部72Aが設けられる。
【0098】図37は逆止弁701の構成例を示す部品
組立斜視図である。図37に示す逆止弁701はレバー
及び蝶番付きの弁体79を有している。レバー部79A
は所定の長さ及び剛性を有している。このレバー部79
Aにはステンレス線材などが使用され、例えば、「へ」
字状に曲げられたステンレス線が弁体79の蝶番79B
の根元にスポット溶接されて成る。
【0099】このレバー部79Aは貯水容器13の凸部
72の上部に引っかかる程度の長さを有している。その
凸部72に設けられた切り欠き部72Aにレバー部79
Aの先端が収納できるようになされている。もちろん、
弁体79は貯水容器13の開口部13Aを覆える大きさ
を有しており、このレバー部79Aによって弁体79を
閉じたり開いたりされる。
【0100】この例で弁体79の蝶番79Aも貯水容器
13の凹部73のエッジ部分(開口部13Aの右上部)
に取り付けられる。この弁体79の裏側には逆止弁71
と同様な突起部付きの環状の枠体77、コイル状のスプ
リングバネ78などが設けられる。これらについては上
述しているので、その説明を省略する。
【0101】この例のスプリングバネ78には貯水容器
13にタンク51が装着されない場合などの外力が加わ
っていない状態では、弁体79を持ち上げて開口部13
Aを閉じると共に、凸部72の切り欠き部72Aからレ
バー部79Aの上部が頭を持ち上げた状態になるような
付勢力のものが使用される。従って、貯水容器13にタ
ンク51が装着された場合には、そのタンク51の重み
によってレバー部79Aに力が加えられ、この力がスプ
リングバネ78の付勢力に打ち勝ち、弁体79を押し下
げて開口部13Aを開くようになされる。
【0102】続いて、図36及び図38を参照にして逆
止弁701を装着した加湿器700’の動作を説明す
る。図38は、加湿器700’の逆止弁71の動作例
(抜取り時)を示す断面図である。この例では、図38
に示す貯水容器13の開口部13Aであって、その管路
側に逆止弁701が取り付けられていることを前提とす
る。例えば、図36に示す貯水容器13にタンク51が
装着された場合には、逆流防止機構70’を構成する逆
止弁701により、スプリングバネ78の付勢力に打ち
勝ったタンク51の重みによって逆止弁701が開か
れ、その貯水容器13から蒸発容器15への水5の流れ
が開放される。
【0103】また、図38に示す貯水容器13からタン
ク51が抜き取られたときは、逆止弁701により、ス
プリングバネ78の付勢力によって弁体79が閉じら
れ、蒸発容器15から貯水容器内への水5の流れが遮断
される。このときに、逆止弁71と同様にして蒸発容器
15から貯水容器内へ逆流しようとする水5も弁体79
を閉める方向に加勢する。
【0104】従って、蒸発容器15が高水位のときに、
タンク51が抜き取られた場合でも、逆止弁701によ
って蒸発容器15から貯水容器内への水5の流れが遮断
される。このことで、加熱部16により加熱された熱湯
水5が蒸発容器15から貯水容器内へ逆流する事態を阻
止できる。なお、この例では貯水容器13の凸部72に
は図34に示したような貫通口74を省略することがで
き、逆止弁701の構造が簡単になる。
【0105】続いて、水溜まり表示機構80を備えた加
湿器800について説明をする。図39は、水溜まり表
示機構80を備えた加湿器800の構成例を示す側面か
ら見た一部破砕の断面図である。この発明に係る加湿器
800は図39に示す貯水容器13、蒸発容器15、加
熱部16、管路17、タンク51及び水溜まり表示機構
80を有している。蒸発具取付部の最低部には水抜き用
の栓部材11Aが設けられる。上述した加湿器100と
同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有するためそ
の説明を省略する。加熱部16としては一体式、分離式
及び浮動式のものを使用することができる。
【0106】この例では、図39に示した加熱部16の
上部には有底状の蒸発具取付部14が形成され、加熱部
16により加熱された熱湯水5の吹きこぼれが受け止め
られる。例えば、蒸発容器15は加熱部16とこの加熱
部16に対して着脱自在に係合される蒸発筒体部18と
を有している。この蒸発筒体部18の下方外周部には、
つば状部18Aを有している。このつば状部18Aが加
熱容器16Cの縁に引っかかるように取り付けられ、加
熱容器16Cとつば状部18Aとの間には水密性の良い
パッキング部材19が取り付けられる。万一、使用者の
蒸発筒体部18の装着不十分で蒸発容器15から熱湯水
5などが吹きこぼれたときは、そこから溢れた水5が蒸
発具取付部内に溜まるようになされる。
【0107】この蒸発具取付部14の内側であって、当
該加湿器800の前面側には水溜まり表示機構80が取
り付けられる。例えば、筐体11に予め窓部となる開口
部11Dが形成され、この開口部11Dの背面に水溜ま
り表示機構80が取り付けられる。水溜まり表示機構8
0は浮き部材として浮き玉81を有しており、蒸発具取
付部内に溜まった水5に基づいて浮き上がるようになさ
れ、この浮き玉81によって蒸発具取付部内に水5が溜
まっているか否かを確認するようになされている。
【0108】図40は、水溜まり表示機構80の構成例
を示す部品組立斜視図である。図40に示す水溜まり表
示機構80は窓部用の透明部材(窓部材という)82を
有している。この窓部材82は蒸発具取付部14の内壁
と筐体11の開口部11Dとの境に設けられる。もちろ
ん、蒸発具取付部14に対して水密性良く、窓部材82
と蒸発具取付部14とが接着剤などにより接合される。
この窓部材82は目視点検可能なようにするために透明
な樹脂、例えば、光透過率の良いアクリル樹脂などをレ
ンズ状に形成したものを使用するとよい。
【0109】この窓部材82の後方には浮き部材として
色付き(例えば赤色)の浮き玉81が装着される。この
浮き玉81を装着した状態で、窓部材82には浮き包囲
部材83が固定され、窓部材82の上下区間だけ浮き玉
81を可動自在になされる。浮き包囲部材83の本体部
は「コ」字状の部材83Aから成り、上下面及び背面か
ら浮き玉81が抜けないようになされている。もちろ
ん、その両端側には浮き玉抜け止め用の部材83Bが設
けられる。
【0110】また、図40に示す波線で囲んだ矩形領域
αが筐体11に形成された開口部11Dの大きさに等し
い。ここで、矩形領域αを故意に上部に片寄せているの
は、浮き玉81が窓部材82の下部に隠れるようにする
ためである。これは、蒸発具取付部内に水5が溜まって
いない場合には、外部から浮き玉を見せないようにする
ためである。
【0111】図41Aは、水溜まり表示機構80の動作
例(水溜まり無し時)を示す断面図及び図41Bはその
正面図である。この例では蒸発具取付部内に水溜まり表
示機構80が取り付けられていることが前提である。蒸
発具取付部内には水5が溜まってない状態が好ましい。
これは蒸発具取付部14と蒸発容器15との断熱を良く
すること、及び、蒸発具取付部内に多く水5を溜める
と、加熱部16の熱効率が低下するばかりか、筐体11
の温度上昇につながるためである。
【0112】しかしながら、蒸発筒体部18の装着不十
分等で、蒸発容器15から蒸発具取付部内へ熱湯水5が
流出した場合には、その熱湯水5が蒸発具取付部14に
受け止められる。この例では、蒸発具取付部内にある程
度の水5が溜まるようになると、浮き玉81が窓部材8
2から頭を出すようになる。もちろん、この段階で筐体
裏面の栓部材11Aを開けて水5を排出するようにして
もよい。
【0113】図42Aは、水溜まり表示機構80の動作
例(水溜まり有り時)を示す断面図及び図42Bはその
正面図である。この例では、予め、基準水位Rを決めて
置き、この基準水位Rに浮き玉81が到達したら、栓部
材11Aを開いて排水するようになされる。従って、当
該加湿器800を連続使用することによって、蒸発具取
付部内に水5が溜まり始めるとその溜まった水に基づい
て水溜まり表示機構80の赤色の浮き玉81が徐々に浮
き上がるようになる。
【0114】従って、この浮き玉81の位置変化から蒸
発具取付部内に水5が溜まってきたこと、及び、その蒸
発具取付部14に溜まっている水5の量を予想すること
ができる。しかも、基準水位Rに到達した時点で、栓部
材11Aを開いて排水すれば良い。このように水溜まり
表示機構80の構造が簡単なことから、当該加湿器80
0のコストダウンを図ることができる。
【0115】この例の水溜まり表示機構80は貯水容器
13の水位と蒸発容器15の水位とが同一となされる加
湿器100〜800や、従来方式のようなタンク内の水
位と蒸発容器の水位とが異なるようになされる加湿器1
のどちらのタイプにも使用できる。
【0116】続いて、蒸発容器上に動作表示機構90を
装備した加湿器について説明する。図43は実施形態と
しての加湿器900の構成例を示す斜視図である。図4
4は蓋体12に設けられた動作表示機構90を上面から
見た例を示す一部断面図、及び、図45はそれを側面か
ら見た例を示す断面図である。
【0117】この実施形態では、蒸発容器内の蒸気9に
基づく動作が確認できるような動作表示機構90が設け
られ、その蒸気噴出口付近に手を差し出すようなことを
せずとも、当該加湿器900が動作しているか否かを確
認できるようにしたものである。
【0118】この発明に係る加湿器900は図43に示
す貯水容器13、蒸発容器15、加熱部16、管路17
及び動作表示機構90を有している。上述した加湿器1
00と同じ名称及び同じ符号のものは同じ機能を有する
ためその説明を省略する。加熱部16としては一体式、
分離式及び浮動式のものを使用することができる。
【0119】この例では上述した蓋体12の蒸気噴出口
12Aの位置に動作表示機構90が設けられ、加熱部1
6により加熱沸騰された蒸気9に基づいて色調が変化す
るようになされる。この動作表示機構90による色の変
化によって上部の蒸気吹き出し口91から蒸気9が放出
されているかを確認するようになされる。
【0120】この動作表示機構90は筒状の透明部材と
して図44に示す上下端が開放された表示筒状部92を
有している。この上端開放部が蒸気吹き出し口91であ
る。この表示筒状部92は蒸発容器15の上部に配置さ
れる。この表示筒状部92の裏面側には図45に示す筐
体状の光源取付部93が設けられる。この光源取付部9
3の背面には反射板94が形成され、光が反射するよう
になされる。
【0121】これと共に、光源取付部93の中央には光
源95が取り付けられ、表示筒状部92に向けて光が照
射される。この光源95には色付き電球が使用される。
色付き電球には青や黄色のランプを使用するとよい。そ
の他に緑色等の発光ダイオードを光源95として使用し
てもよい。好ましくは青色の発光ダイオードを取り付け
るとよい。青色は蒸気を扱う加湿器に関して演色効果が
上がるからである。青色の発光ダイオードが高価な場合
には、白色電球を使用し、その電球と表示筒状部92と
の間に青色のカラーフィルタを設けるようにしてもよ
い。
【0122】この例の動作表示機構90は貯水容器13
の水位と蒸発容器15の水位とが同一となされる加湿器
100〜800や、従来方式のようなタンク内の水位と
蒸発容器の水位とが異なるようになされる加湿器1のど
ちらのタイプにも使用できる。
【0123】この実施形態としての加湿器900によれ
ば、蒸発容器内の熱湯水5によって蒸気9が発生される
と、その蒸気9の濃度に基づいて動作表示機構90によ
る例えば青の色調が変化するようになる。一般に透明部
材に湯気が付着すると白く結露する。そして、光源95
から色の付いた光がこの結露部分に照射されると、結露
部分がレンズ効果を起こしてキラキラ輝いて見えるよう
になる。
【0124】また、蒸気9の濃度が高いと光が透過し難
くなり、反対に、その濃度が低いと光が透過し易くな
る。この現象を利用して、例えば、黄色のランプ(フォ
グランプ)の色調変化を当該加湿器900の前面から観
察するようにする。これにより、蒸気吹き出し口付近に
手を差し出したり、蒸気吹き出し口91を覗き込んだり
するようなことをせずとも、この表示筒状部92の光源
95による青色の輝きを観察すれば、当該加湿器900
が動作しているか否かを確認することができる。なお、
この動作表示機構90は筐体11内に収納してもよく、
この場合には筐体11前面に確認用の窓が設けられる。
【0125】続いて、各々の加湿器に適用可能な回路構
成例について説明する。図46は加湿器900の回路構
成例を示すブロック図である。この例では蒸発容器内の
水量に応じて熱源部16Aが自動制御されるものであ
る。
【0126】この例の加湿器900は図46に示す電源
スイッチSWを有している。この電源スイッチSWには
電源回路84が接続され、商用電源が一部が操作電源用
の電圧に降圧される。熱源部16Aには商用電源をその
まま供給する方法、商用電源を低電圧に降圧して供給す
る方法及び商用電源を高電圧に昇圧して供給する方法の
何れかが採られる。いずれの場合も、電気用品取り締ま
り法に適合するようにすればよい。
【0127】この電源回路84にはリレー回路85及び
AC−DCコンバータ86が接続される。リレー回路8
5では電源回路84で加工された最適な電圧を選択する
ようになされる。また、蒸発容器内の水量に応じて熱源
部16Aに供給する電圧をスイッチング制御するように
してもよい。このリレー回路85には熱源部16Aが接
続され、バンドヒータなどに所定の電圧を供給すること
により、所定の熱エネルギーが加熱部16から水5に与
えられる。
【0128】一方、電源回路84に接続されたAC−D
Cコンバータ86では、操作電源用の電圧が直流電圧に
変換され、CPU(中央演算装置)87及び上述の動作
表示機構80の光源95に供給される。加湿器の構造に
よっては、モータ制御回路88、モータ89及びファン
96が設けられる。その際に、DC電圧がモータ制御回
路88及びモータ89に供給される。専ら、従来方式の
ようなタンク内の水位と蒸発容器の水位とが異なるよう
になされる加湿器1にファン96が設けられ、蒸気9を
送風するようになされる。
【0129】このCPU87には表示部10を構成する
LEDやスライドスイッチが接続されると共に、フロー
トセンサ97及び湿度センサ98が接続される。操作用
のスライドスイッチや発光ダイオード(LED)などの
表示部10は筐体前面に取り付けられる。スライドスイ
ッチによって当該加湿器の運転時間及び室内の湿度の設
定などができるように操作される。その設定結果はLE
Dなどの表示部10に表示される。
【0130】フロートセンサ97はアナログ量を検出す
るものが好ましい。単一オン・オフ検出用のフロートセ
ンサでも、水位に基づいて熱源部16Aのオン・オフ制
御を行うことができる。この例では、蒸発容器15、管
路17又は貯水容器13の最低水位を与える位置にフロ
ートセンサ97が設けられ、これらの位置で水量を検出
し、水位検出信号S1がCPU87に出力される。ま
た、スライドスイッチによる湿度設定値及び湿度センサ
98から得られた室内の湿度検出信号S2に応じて熱源
部16Aが自動制御される。例えば、予め設定された湿
度設定値よりも湿度センサ98による室内湿度値の方が
多くなった場合には、湿度を低減するように熱源部16
Aの電圧供給値を例えば減らす方向で電圧制御される。
【0131】反対に、予め設定された湿度設定値よりも
湿度センサ98による室内湿度値の方が少なくなった場
合には、湿度を増加すように熱源部16Aの電圧供給値
を例えば増加する方向で電圧制御される。これにより、
蒸発容器15の水位が高いときも、低いときも最適な蒸
気9を室内に放出することができる。この回路構成例は
加湿器900に限らず、他の加湿器100〜800にお
いても適用することができる。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
加熱部によって加熱された熱湯水を蒸気発生用の容器内
又は外付けのバイパス管路で循環させる循環機構部材が
設けられるものである。従って、特に、蒸気発生用の容
器の水位が高いときに、その容器内で上昇する気泡等を
原因としてその容器水面から外部へ飛び出そうとする熱
湯水を循環機構部材によって阻止することができる。こ
れにより、蒸気発生用の容器の水位が高いときでも熱湯
水の吹きこぼれがほとんど無い加熱式の加湿器を構成す
ることができる。この発明は貯水用の容器の上部から注
水が可能で、しかも、水を加熱して発生した蒸気を放出
する加熱式の加湿器に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態としての加湿器100の構成例を示す
斜視図である。
【図2】蒸発具取付部14の構成例を示す筐体上部から
見た断面図である。
【図3】その加熱部分離式の蒸発容器15の構成例を示
す断面図である。
【図4】その加熱部一体式の蒸発容器151の構成例を
示す断面図である。
【図5】加湿器100の動作例を示す筐体正面から見た
断面図である。
【図6】浮動式の加熱部110の構成例を示す断面図で
ある。
【図7】他の浮動式の加熱部120の構成例を示す部品
組立斜視図である。
【図8】他の浮動式の加熱部123の構成例を示す部品
組立斜視図である。
【図9】実施形態としての加湿器200の構成例を示す
斜視図である。
【図10】加湿器200の動作例を示す筐体正面から見
た断面図である。
【図11】整流筒体部25を装着した加湿器201の構
成例を示す斜視図である。
【図12】整流筒体部25の構成例を示す部材組立斜視
図である。
【図13】加湿器201の動作例を示す蒸発容器正面か
ら見た断面図である。
【図14】実施形態としての加湿器300の構成例を示
す筐体上部から見た断面図である。
【図15】泡切りフィン部材31の構成例を示す斜視図
である。
【図16】他の泡切りフィン部材34の構成例を示す斜
視図である。
【図17】加湿器300の動作例を示す蒸発容器正面か
ら見た断面図である。
【図18】実施形態としての加湿器400の構成例を示
す筐体上部から見た断面図である。
【図19】高さ自動調整機能付きのガードパイプ43の
構成例を示す斜視図である。
【図20】ガードパイプ43の動作例(満水時)を示す
断面図である。
【図21】ガードパイプ43の動作例(渇水時)を示す
断面図である。
【図22】実施形態としての加湿器500の構成例を示
す斜視図である。
【図23】上部開放型のタンク501の構成例を示す正
面図である。
【図24】各タンクの下部弁体52の構成例を示す断面
図である。
【図25】その下部弁体52の動作例(装着時)を示す
断面図である。
【図26】Aは上部弁体付きのタンク502の構成例を
示す正面から見た一部断面図、Bは弁体を上部から見た
図である。
【図27】タンクロック機構50の構成例を示す部品組
立斜視図である。
【図28】加湿器500におけるタンクロック機構50
の動作例(満水時)を示す断面図である。
【図29】そのタンクロック機構50の動作例(渇水
時)を示す断面図である。
【図30】他のタンクロック機構60の構成例を示す部
品組立斜視図である。
【図31】加湿器600におけるタンクロック機構60
の動作例(満水時)を示す断面図である。
【図32】そのタンクロック機構60の動作例(渇水
時)を示す断面図である。
【図33】逆止弁71を備えた加湿器700の構成例を
示す正面から見た一部断面図である。
【図34】その逆止弁71の構成例を示す部品組立斜視
図である。
【図35】その逆止弁71の動作例(抜取り時)を示す
加湿器700の正面から見た一部断面図である。
【図36】逆止弁701を備えた加湿器700’の構成
例を示す正面から見た一部断面図である。
【図37】その逆止弁701の構成例を示す部品組立斜
視図である。
【図38】その逆止弁701の動作例(抜取り時)を示
す加湿器700’の正面から見た一部断面図である。
【図39】水溜まり表示機構80を装備した加湿器80
0の構成例を示す側面から見た一部破砕の断面図であ
る。
【図40】水溜まり表示機構80の構成例を示す部品組
立斜視図である。
【図41】Aは水溜まり表示機構80の動作例(水溜ま
り無し時)を示す断面図及びBはその正面図である。
【図42】Aは水溜まり表示機構80の動作例(水溜ま
り有り時)を示す断面図及びBはその正面図である。
【図43】実施形態としての加湿器900の構成例を示
す斜視図である。
【図44】蓋体12に設けられた動作表示機構90を上
面から見た例を示す一部断面図である。
【図45】動作表示機構90を加湿器900の側面から
見た例を示す断面図である。
【図46】加湿器900の回路構成例を示すブロック図
である。
【図47】従来方式に係る加湿器1の構成例を示す概念
図である。
【符号の説明】
13 貯水容器(貯水用の容器、貯水兼用収納容器) 14 蒸発具取付部(貯留部、断熱空間部) 15 蒸発容器(蒸気発生用の容器) 16 加熱部 17 管路 18 蒸発筒状体 25 整流筒体部(循環機構部材) 31 泡切りフィン部材(微細化部材) 41 ガードパイプ(飛沫防止用の筒状体) 42,55,61 浮き部材 50 タンクロック機構 51 タンク 52 下部弁体 53 取っ手 56 リンク機構部 60 他のタンクロック機構 63 浮き部材規制部 70 逆流防止機構 71 逆止弁 75 押圧片 78 スプリングバネ(弾性部材) 80 水溜まり表示機構 81 浮き玉 82 窓部材 83 浮き包囲部材 90 動作表示機構 91 蒸気引き出し口 92 表示筒状部 93 光源取付部 95 光源 100〜900 加湿器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部から注水可能な貯水用の容器と、 前記貯水用の容器から水を受けて該容器の水位と同一に
    なされる蒸気発生用の容器と、 前記蒸気発生用の容器と貯水用の容器とを結ぶ管路と、 前記管路を通して補給される水を加熱する加熱部と、 前記加熱部によって加熱された熱湯水を循環させる循環
    機構部材とを備えることを特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 前記循環機構部材は、 前記蒸気発生用の容器内に着脱自在に取り付けられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 【請求項3】 前記循環機構部材は、 前記蒸気発生用の容器の外側で該容器の上部と下部とを
    結ぶためのバイパス管路を有し、 少なくとも、前記バイパス管路の一端は、 前記加熱部の取り付け位置よりも低い位置で前記蒸気発
    生用の容器の下部に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の加湿器。
  4. 【請求項4】 前記循環機構部材は、 対流発生用の筒状体を有し、 前記筒状体の少なくとも上部外周領域には複数の開孔部
    が設けられ、 前記筒状体が蒸気発生用の容器内に取り付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  5. 【請求項5】 前記筒状体の下端部より上部に加熱部が
    設けられたことを特徴とする請求項4に記載の加湿器。
  6. 【請求項6】 前記筒状体の一端には熱湯水流を上方に
    導くようになされたフィン状のガイド部材が一以上設け
    られたことを特徴とする請求項4に記載の加湿器。
  7. 【請求項7】 前記貯水用の容器と前記蒸気発生用の容
    器との間に断熱壁が設けられたことを特徴とする請求項
    1に記載の加湿器。
  8. 【請求項8】 前記加熱部及び蒸気発生用の容器とを一
    体化した加熱部一体構造を採ることを特徴とする請求項
    1に記載の加湿器。
  9. 【請求項9】 前記加熱部及び蒸気発生用の容器とを分
    離した加熱部分離構造を採ることを特徴とする請求項1
    に記載の加湿器。
  10. 【請求項10】 前記加熱部は、 熱源部と、 前記熱源部が取り付けられる有底状の加熱容器とを有
    し、 前記蒸気発生用の容器は、 前記加熱容器に対して着脱自在に係合される筒状体と、 前記加熱容器と筒状体との間に取り付けられたパッキン
    グ部材とを有することを特徴とする請求項9に記載の加
    湿器。
  11. 【請求項11】 前記貯水用の容器に収納可能で、か
    つ、上部から注水可能なタンクが設けられることを特徴
    とする請求項1に記載の加湿器。
  12. 【請求項12】 前記タンクは底部に排水用の弁体を有
    し、 前記弁体は、 前記タンクが貯水用の容器に装着されると開いて、前記
    タンクが貯水用の容器から抜かれると閉じるようになさ
    れることを特徴とする請求項11に記載の加湿器。
  13. 【請求項13】 前記タンクの上部が開放されているこ
    とを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のいず
    れかの加湿器。
  14. 【請求項14】 前記タンクの特定面に収納可能な取っ
    手が設けられることを特徴とする請求項11、請求項1
    2又は請求項13に記載のいずれかの加湿器。
  15. 【請求項15】 前記タンクは、 上部に注水用の開口部を有し、かつ、前記タンクの内側
    であって前記開口部を塞ぐように取り付けられた開閉自
    在な給水用の弁体を有することを特徴とする請求項1
    1、請求項12、請求項13又は請求項14に記載のい
    ずれかの加湿器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155182A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置

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