JP2009085482A - 加湿器の排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水槽に貯えられた水を容易に排水できる排水構造を備えた加湿器に関する。
【解決手段】 枠体1内にはタンク2と、タンク2の給水蓋3が装着される受け皿5aを有する水槽5とを備え、受け皿5aの底部には給水蓋3に内装する開閉弁4と対向する突起6を設け、突起6が開閉弁4を押し開いてタンク2の水を水槽5に供給し、加湿手段7によって加湿空気を発生させる。水槽5の底部には水槽5の水を枠体1外に排水するための排水口8を設け、排水口8には突起6と一体に構成した排水口蓋9を着脱可能に取り付け、排水口8から排水口蓋9を取り外すことで水槽5の水を排水口8から排水することができる。タンク2を装着したまま排水口蓋9を取外すことはなく、また、排水口蓋9を取外したときは突起6が非装着の状態となり、タンク2を装着しても水槽5に水が供給されることがないから、排水口蓋9の装着忘れがあっても水漏れを発生させることがない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、枠体内の水槽に貯えられた水を容易に排水することのできる排水構造を備えた加湿器に関するものである。
従来の加湿器は、枠体内の水槽に水を供給するための着脱式のタンクを備えたものが一般的であり、タンクに着脱可能に取り付けた給水蓋に開閉弁を備えており、タンクを枠体内に装着すると水槽の底面に設けた突起によって開閉弁が押し開かれてタンク内の水が流れ出て水槽に所定量貯水されるものである。
そして、水槽に供給された水を超音波振動子によって霧化して加湿室に霧を発生させ、加湿室に送られる送風機の風によって吹出口から霧を放出するものや、水槽に供給された水をエレメントに含ませそのエレメントに送風機の風を当てて水の気化熱を利用して空気を加湿させ、加湿された空気を枠体から送り出すものがある。また、水槽に供給された水をヒータなどで加熱・沸騰させて蒸気を作り出し、室内に放出するものがある。
このような加湿器では、タンクや水槽の水の塩素消毒が消えてくると水中の雑菌が繁殖するものであり、ヒータの加熱によって室内に蒸気を放出する加湿器は、水をヒータで100℃に加熱する過程で雑菌が死滅するが、超音波振動子やエレメントを用いた加湿器は、水槽に繁殖した雑菌を空気中にまき散らす問題点がある。
この加湿空気に雑菌が混じる問題点を解決するために、水槽内で雑菌が繁殖しないような薬品を添加したり、抗菌作用のあるフィルターによって水槽内に雑菌が入らないようにしたもの、また、水槽やエレメントに抗菌性能を持たせることが行なわれている。
特開平4−335935号 公報
このように、抗菌作用のあるフィルターの使用や水槽自体に抗菌作用を持たせることで、水槽内の雑菌の繁殖を抑えることができるが、抗菌作用のあるフィルターは使用と共に抗菌効果が薄れてしまうものであり、フィルターの交換が遅れると水槽内で雑菌を繁殖させることになる。また、水槽自体に抗菌性能を持つものは水槽の表面に触れる雑菌は死滅するものの、水中に浮遊する雑菌には効果がなく、雑菌の繁殖を完全に止めることができないため、水中には少ないながら雑菌が浮遊している。
したがって、タンクや水槽の雑菌の繁殖を防いで清潔な状態を保つためには、抗菌作用のあるフィルターや水槽に抗菌作用を持たせたものであっても、定期的にタンクの水を入れ換えると共に水槽内の残り水を捨てて、新しい水を使用することが望ましい。
一般的な加湿器は着脱式のタンクは容易に水の交換が可能であるが、水槽の水を捨てるときには加湿器本体を排水場所まで持ち運ぶ必要があるため、移動途中で水槽の水をこぼしてしまうことがあり、また、排水場所では本体を大きく傾けて排水を行なわなければならず、排水方向を誤ると本体内部に水が浸入して感電や故障の原因となることがあり、排水作業性が良くないものであった。
また、現在市販されている加湿器の中には、水槽を着脱式の構造にして、水槽の水を捨てるときは水槽を枠体から取外して水槽だけを持ち運ぶことができるようにしたものがあるが、水槽を着脱式の構造にすると部品点数が増加して構造が複雑となり、製造コストが上昇する問題がある。
この発明は蒸気の課題を解決するもので、枠体1内には開閉弁4を内装する給水蓋3を装着したタンク2と、該タンク2の給水蓋3が装着される受け皿5aを有する水槽5を備え、受け皿5aの底部には給水蓋3に内装した開閉弁4と対向する突起6を設け、該突起6がタンク2の開閉弁4を押し開いてタンク2の水を水槽5に供給し、水槽5の底部に備えた加湿手段7によって加湿空気を発生させる加湿器において、前記水槽5もしくは受け皿5aの底部には水槽5の水を枠体1外に排水するための排水口8を設け、該排水口8には排水口蓋9を着脱可能に取り付け、該排水口蓋9の着脱によって排水口8を開閉すると共に、前記突起6は排水口蓋9と一体に構成して受け皿5aに着脱可能に取り付け、排水口蓋9を取り外して水槽5の水を排水口8から排水するときは、突起6が非装着の状態となることを特徴とするものである。
また、前記排水口8は前記受け皿5aの底部の給水蓋3の開閉弁4と対向する位置に配置すると共に、前記突起6は排水口蓋9の上部に形成し、前記タンク2を枠体1内に装着したときに、開閉弁4と突起6と排水口蓋9とが縦方向に直列に配置されることによって、枠体1内にタンク2を装着して突起6が開閉弁4を押し開いているときは、突起6と排水口蓋9が排水口8から外れることがなく、排水口8を確実に閉止することができる。
また、前記突起6と前記排水口蓋9との間には排水口8より外径の大きい台座6aを設け、突起6は排水口蓋9を排水口8に装着したときに台座6aによって排水口8の周囲の受け皿5aの上に載置することによって、突起6を安定した状態で受け皿5aの上に固定することができる。
また、前記受け皿5aの突起6の周囲にはタンク2を支持する支持部材10を備えていることによって、タンク2を受け皿5aに装着したときに突起6に強い衝撃を与えないようにすることができる。
また、前記枠体1の底部にはタンク2の給水口2aが装着できるタンク挿入口11を設け、該タンク挿入口11に装着したタンク2の給水口2aが排水口8の下部に位置し、排水口8から排水される水槽5の水をタンク2に集めることによって、水槽5の水をタンク2に移して排水場所に持ち運ぶことができる。
この発明の加湿器は、枠体1内の水槽5の底部に水槽5の水を排水するための排水口8を形成し、この排水口8に着脱可能に取り付ける排水口蓋9と、タンク2の開閉弁4を押し開くための突起6を一体に構成したものであり、水槽5の排水を行なうために排水口蓋9を取外したときは、突起6が一緒に外れるものである。
排水口蓋9を取外すことで水槽5の水が排水口8から流出するので、枠体1を大きく傾けなくても水槽5の排水を行なうことができ、容易に排水作業を行なうことができるものとなった。
また、排水口蓋9を取外すときは最初にタンク2を取り出す必要があるから、タンク2を装着したまま排水作業を行なうことはなく、排水口蓋9を取外したときは受け皿5aの底部に突起6が存在しない状態となるから、排水口蓋9を取外した状態のままタンク2を装着しても開閉弁4は閉止したままであり、タンク2の水が水槽5に供給されることがないから、排水口蓋9の装着忘れがあっても水を流出させることがないものである。
また、排水口8を給水蓋3の開閉弁4と対向する位置の受け皿5aの底部に設けると共に、突起6を排水口蓋9の上部に配置し、枠体1内にタンク2を装着したときに開閉弁4と突起6と排水口蓋9とが縦方向に直列に配置されるようにしたから、突起6が開閉弁3を押し開いているときは突起6が下方に押圧されて排水口蓋9が排水口8の内壁に密着して、排水口蓋9が排水口8から外れることがないから、排水口8を確実に閉止することができ、排水口8からの水漏れを発生させることがないものである。
また、この排水構造は水槽5に設けた排水口8と、突起6を備えた排水口蓋9によって構成できるから、部品点数の増加やコストの上昇を抑えて簡単な構造で実現できるものとなった。
また、突起6と排水口蓋9との間に台座6aを形成し、排水口蓋9を排水口8に装着したときに台座6aが受け皿5aの上に載置することで、突起6が台座6aによって安定した状態で固定できるから、突起6が容易に転倒・脱落することがなくなると共に、突起6の上端が常に同じ高さに位置するので、タンク2を装着したときに突起6によって確実に開閉弁4を押し開くことができる。
また、受け皿5aの底部の突起6の周囲に支持部材10を形成し、枠体1内に装着したタンク2が支持部材10によって支持される構成としたから、タンク2を装着したときに突起6に強い衝撃を与えることがなく、突起6の変形や脱落を防止することができると共に、排水作業後に突起6の装着忘れがあったときでも、タンク2を支持部材10によって支持することができるから、開閉弁4が受け皿5aの底部と接触してタンク2の水を流出させたり開閉弁4を破損させたりすることがない。
また、水槽5の排水は枠体1からタンク2を取外して行なうから、枠体1内の排水口8の下部に取外したタンク2を装着できるタンク挿入口11を設け、給水蓋3を取外したタンク2の給水口2aをタンク挿入口11に装着すると、タンク2の給水口2aが排水口8の下部に位置するものであり、この状態で排水口蓋9を取外せば、排水口8から排水される水槽5の水をタンク2に集めることができるから、水槽5の排水を行うときでも製品ごと持ち運ぶ必要がなく、排水場所にはタンク2だけを持ち運べばよいから、容易に排水作業を行なうことができるものとなった。
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、1は加湿器の枠体、2は枠体1の上部開口から枠体1内に装着される着脱式のタンク、3はタンク2の給水口2aに着脱自在に装着する給水蓋、4は給水蓋3に設けた開閉弁、4aは開閉弁4の弁座、4bは弁座4aを開閉する弁軸、4cは弁軸4bの端を弁座4aに押し付ける弁バネである。
5は枠体1内に備えた水槽、5aは枠体1内に装着されるタンク2を受ける受け皿、6は受け皿5aの底部に設けた突起であり、水を補給したタンク2を給水蓋3を下に向けて枠体1内に装着すると、突起6が開閉弁4の弁軸4bを弁バネ4cに抗して押し上げて開閉弁4が開口し、タンク2の水が開閉弁4から流出して、受け皿5aを経由して水槽5に送られる。
図に示す実施例は超音波式加湿器であり、7は水槽5の底部に取り付けた超音波振動子で構成する加湿手段、12は加湿手段7で発生する霧が送られる水槽5の上方に配置した加湿室、13は枠体1の上面開口から突出させた加湿室12のキャップ、14は該キャップ13に設けた吹出口である。15は加湿室12に空気を送り込む送風機、12aは加湿室12の側壁に設けた空気口であり、送風機15を運転すると空気口12aから加湿室12内に空気が送られ、加湿手段7で発生した加湿室12の霧は送風機15の風によって吹出口14から室内に放出される。
水槽5の水が加湿手段7によって霧となって消費され、水槽5の水位が低下するとタンク2から水が補給され、水槽5内が常に一定水面を保持できるようになっており、タンク2の水が空になれば、タンク2を枠体1から取り出して給水蓋3を取外し、タンク2に水を補給して給水蓋3を装着し、再び枠体1の受け皿5aに装着することで、水槽5に水が送られて使用することができる。
ところで、加湿器の使用後にタンク2や水槽5に残った水をそのまま放置すると、水の塩素消毒が消えて雑菌が繁殖することになる。16は水槽5内に配置した抗菌フィルターであり、タンク2から水槽5に供給される水が抗菌フィルター16を通過することで雑菌を死滅させることができる。また、水槽5自体にも抗菌作用を持たせており、水槽5の表面に触れる雑菌を死滅させることができる。
しかし、水槽5に取り付けた抗菌フィルター16は使用と共に抗菌効果が薄れてしまうものであり、また、水槽5自体に抗菌効果を持たせても、水槽5の表面に触れない雑菌には効果がないため、雑菌の繁殖を完全に止めることができないものである。したがって、水槽5内の雑菌の繁殖を抑えるためには、定期的にタンク2や水槽5に残る水を捨てて新しい水に交換して使用することが好ましい。
タンク2や水槽5の排水時において、着脱式のタンク2は枠体1内からタンク2だけを取り出して持ち運びができるから水の交換や清掃が簡単にできるが、水槽5の水を捨てるときは加湿器を枠体1ごと排水場所まで持ち運び、枠体1を大きく傾けて行なわなければならないものであり、枠体1を持ち運ぶ途中で水をこぼしてしまうことがあり、また、排水方向を誤ると水が枠体1内に浸入して枠体1内の電装部品に水がかかり、感電や故障の原因となることがあり、水槽5の排水時の作業性が良くなかった。
この発明は、水槽5の排水作業を容易かつ安全に実施できる加湿器を提案するもので、8は水槽5の底部に設けた排水口、8aは排水口8の下部に接続して枠体1の底部まで伸びる排水パイプ、9は排水口8に着脱自在に取り付ける排水口蓋、8bは排水パイプ8aの下部に装着される閉止蓋であり、通常排水口8は排水口蓋9によって閉止されており、枠体1内に装着したタンク2の水が水槽5に供給されて一定水位を保持している。
一方、水槽5の排水を行なうときは、枠体1内からタンク2を取り出した後、排水パイプ8aの下部に装着した閉止蓋8bを取外すと共に、排水口8から排水口蓋9を取り外すことで排水口8が開口して水槽5の水が排水口8から流出し、枠体1の底部に伸びる排水パイプ8aから枠体1外に排水することができる。このため、水槽5の排水を行なうときに枠体1を大きく傾ける必要がなくなって排水作業が行ないやすくなると共に、枠体1内に水が浸入して感電や故障を発生させることがなくなり、安全に排水作業を行なうことができるものとなった。
そして、この発明では受け皿5aに設けた突起6を排水口8に装着する排水口蓋9と一体に構成して、突起6が排水口蓋9と一緒に着脱する構造にしたものであり、この構造ではタンク2を取り出さなければ排水口蓋9を取外すことができないから、タンク2を装着したまま排水口8を開口して水を流出させることがない。また、図2に示すように排水口蓋9を排水口8から取外して排水口8が開口しているときは、受け皿5aの底部に突起6が存在しない状態となっており、この状態でタンク2を装着しても開閉弁4が開くことはないから、タンク2の水が水槽5に供給されることはないものである。
水槽5に排水口8を設けると、誤ってタンク2を装着したまま排水口8を開いたときや、排水後の排水口蓋9の装着忘れがあったときに、大量の水が排水口8から枠体1外に流出して室内を水浸しにしてしまう問題が生じるが、この発明のように排水口蓋9と突起6を一緒に着脱する構成にしたことによって、タンク2を装着したまま排水口蓋9を取り外すことがなくなると共に、排水後に排水口蓋9の装着を忘れたままタンク2を装着してもタンク2の水が水槽5に送られることがないから、排水口8から水を流出させることのない安全な排水構造が実現できた。
この発明を実施する具体的な構成として、図に示す実施例では受け皿5aと水槽5の底部を同一高さとなるように構成し、前記排水口8を受け皿5aの底部に設けたもので、タンク2を受け皿5aに装着したときに給水蓋3に内装した開閉弁4と対向する位置に配置している。また、受け皿5aの底部は排水口8が受け皿5aの最下部に位置するように傾斜して、排水時に水槽5の水が排水口8に向かって流れるようにしている。
一方、突起6は排水口蓋9の上面中央部から上方に突出するように形成して、突起6が排水口蓋9の上部に位置するように構成したものであり、排水口蓋9を排水口8に装着すると、排水口蓋9の側面全体が排水口8の内壁に密着して排水口8を閉止し、突起6が受け皿5aに固定される。
この構成では、枠体1内にタンク2を装着したときに開閉弁4と突起6と排水口蓋9が縦方向に一直線に並んだ状態となり、突起6が開閉弁4を押し開いているときは突起6と排水口蓋9が下方に押圧され、突起6と排水口蓋9の上方への移動が阻止されるから、排水口蓋9が排水口8から浮き上がって脱落する恐れがなく、確実に排水口8を閉止することができ、排水口8からの水漏れの心配がない排水構造が実現できたものである。
また、5bは排水口8の周囲の受け皿5aに形成した水平部、6aは突起6と排水口蓋9との間に設けた台座であり、台座6aは排水口8よりも直径を大きく設けてあり、排水口蓋9を排水口8に装着したときは、排水口蓋9が排水口8の内壁に密着すると共に、台座6aが受け皿5aの水平部5bの上に載置して、突起6が受け皿5aに固定される。
この構成では、突起6の固定位置が受け皿5aの上に載置する台座6aによって決定するので、突起6の着脱時に突起6の上端位置が変動することがなく、突起6は常に同じ高さに固定できると共に、突起6は台座6aによって支持されて安定した状態で排水口8に固定することができるので、タンク2を装着して開閉弁4を押し開くときに容易に転倒・脱落することがないから、突起6によって確実にタンク2の開閉弁4を押し開くことができるものである。
10は突起6の周囲の受け皿5aに複数個配置した支持部材であり、支持部材10はタンク2の給水蓋3と対向する位置に設けており、タンク2を装着したときは給水蓋3が支持部材10の上に載置して、タンク2が支持部材10によって支持されるものである。
この構成では、突起6がタンク2を直接支持することがないから、タンク2の装着時に突起6に強い衝撃を与えることがなく突起6の負担を低減することができ、突起6の破損や脱落を防ぐことができるものとなった。
また、排水後に排水口蓋9の装着忘れがあったときは突起6が非装着の状態となるが、この状態のままタンク2を受け皿5aに装着したときも、タンク2は給水蓋3によって支持部材10の上に載置して支持されるので、開閉弁4が受け皿5aの底部に接触せず、排水口蓋9の装着忘れがあっても開閉弁4の破損や水漏れを発生させることがない。
また、この発明の加湿器は水槽5の排水を実施するときに必ず枠体1からタンク2を取り出す構造となっているから、この取り出したタンク2を水槽5の排水時に利用することで、排水作業を実施しやすくすることができる。
11は枠体1の底部を開口して設けたタンク挿入口であり、タンク挿入口11は排水口8から下方に接続した排水パイプ8aの下部に形成し、タンク挿入口11はタンク2の給水口2aが装着できる形状になっている。
タンク2を枠体1から取り出して給水蓋3を取外し、タンク2を給水口2aを上に向けて設置し、タンク2の給水口2aの上方に枠体1のタンク挿入口11の位置を合わせ、枠体1をタンク2の上に設置すると、タンク2の給水口2aが枠体1のタンク挿入口11に装着されてタンク2の給水口2aが排水口8に取り付けた排水パイプ8a出口の下方に位置するから、この状態で排水口8から突起6を取外せば、排水口8から排水される水槽5の水がタンク2に落下するものであり、受け皿5aと水槽5の水の量はタンク2の容量に比べて格段に少ないから、受け皿5aと水槽5の水は全てタンク2に集めることができる。
このように水槽5と受け皿5aの水をタンク2に移すことによって、排水場所にはタンク2だけを持ち運べばよく、タンク2は給水蓋3を備えているから水がこぼれる心配もなく、排水場所で給水蓋3を取り外して容易に排水できるものとなった。このため、水槽5の排水を実施するときでも枠体1を持ち運ぶ必要がなくなり、途中で水をこぼしたり、枠体1を落下させて破損させることがなく、排水時の作業性が向上できるものとなった。
この発明の実施例を示す加湿器の断面図である。 水槽の排水を実施するときの状態を示す断面図である。 タンクをタンク挿入口に装着して排水するときの状態を示す断面図である。 この発明の実施例を示す加湿器の要部の平面図である。
符号の説明
1 枠体
2 タンク
2a 給水口
3 給水蓋
4 開閉弁
5 水槽
5a 受け皿
6 突起
6a 台座
7 加湿手段
8 排水口
9 排水口蓋
10 支持部材
11 タンク挿入口

Claims (5)

  1. 枠体(1)内には開閉弁(4)を内装する給水蓋(3)を装着したタンク(2)と、該タンク(2)の給水蓋(3)が装着される受け皿(5a)を有する水槽(5)とを備え、
    受け皿(5a)の底部には給水蓋(3)に内装した開閉弁(4)と対向する突起(6)を設け、
    該突起(6)がタンク(2)の開閉弁(4)を押し開いてタンク(2)の水を水槽(5)に供給し、水槽(5)の底部に備えた加湿手段(7)によって加湿空気を発生させる加湿器において、
    前記水槽(5)もしくは受け皿(5a)の底部には水槽(5)の水を枠体(1)外に排水するための排水口(8)を設け、該排水口(8)には排水口蓋(9)を着脱可能に取り付け、該排水口蓋(9)の着脱によって排水口(8)を開閉すると共に、
    前記突起(6)は排水口蓋(9)と一体に構成して受け皿(5a)に着脱可能に取り付け、
    排水口蓋(9)を取り外して水槽(5)の水を排水口(8)から排水するときは、突起(6)が非装着の状態となることを特徴とする加湿器の排水構造。
  2. 前記排水口(8)は前記受け皿(5a)の底部の給水蓋(3)の開閉弁(4)と対向する位置に配置すると共に、前記突起(6)は排水口蓋(9)の上部に形成し、
    前記タンク(2)を枠体(1)内に装着したときに、開閉弁(4)と突起(6)と排水口蓋(9)とが縦方向に直列に配置されることを特徴とする請求項1記載の加湿器の排水構造。
  3. 前記突起(6)と前記排水口蓋9との間には排水口8より外径の大きい台座6aを設け、突起6は排水口蓋9を排水口8に装着したときに台座6aによって排水口8の周囲の受け皿5aの上に載置することを特徴とする請求項2記載の加湿器の排水構造。
  4. 前記受け皿5aの突起6の周囲にはタンク2を支持する支持部材10を備えていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の加湿器の排水構造。
  5. 前記枠体1の底部にはタンク2の給水口2aが装着できるタンク挿入口11を設け、該タンク挿入口11に装着したタンク2の給水口2aが排水口8の下部に位置し、排水口8から排水される水槽5の水をタンク2に集めることを特徴とする請求項1乃至4に記載の加湿器の排水構造。
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