JP2011153726A - 加湿機 - Google Patents

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博之 高見
Masaaki Hasegawa
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Abstract

【課題】加湿機において、ディスク状の空気加湿フィルタが均等に濡れるように構成し、加湿効率を向上させる。
【解決手段】加湿機1は、筐体10の内部に、一方の端が吸気口12、他方の端が排気口13となった空気流通経路15を有し、そこに、上流側から、空気清浄装置20、空気加湿装置30、及び送風装置40が配置される。加湿装置30は、ディスク状の空気加湿フィルタ33を保持するホイール31と、ホイール31を回転させるモータ35と、ホイール31のリム31bに所定間隔で複数個取り付けられ、ホイール31の回転と共に加湿用貯水槽57から水を汲み上げて空気加湿フィルタ33にかけるバケット34を備える。空気加湿フィルタ33には、バケット34から滴下する水の落下進路に干渉する起伏形状が与えられている。
【選択図】図16

Description

本発明は加湿機に関する。
加湿機には、これまでにも様々な工夫が盛り込まれている。例えば特許文献1に記載の加湿機では、環状の多数の加湿板を所定間隔を存して積層して加湿ユニットを構成し、この加湿ユニットの外周部には、所定間隔でバケットを設け、加湿ユニットの下部を貯水槽内に漬けて回転させ、バケットで貯水槽内の水を汲み上げて、加湿板に滴下せしめ、加湿板を濡らして、加湿板間を通る空気を加湿するようにしたものがある。
特開2009−216320号公報(国際特許分類:F24F6/16、F24F7/00、C02F1/46)
特許文献1のものでは、バケットから滴下される水が、加湿板に均等にかかることは難しく、加湿フィルタに相当する加湿板全体を有効に加湿に役立てることはできなかった。また、加湿板と加湿板の狭い間隙の間に水が表面張力によって塊となって空気の流通を阻害することがあった。さらに、長期間使用していると、水中のミネラルがスケールとなって加湿板と加湿板の狭い間隙に付着し、空気の流れが一層悪くなるので、清掃しなければならないが、そのための分解や組立が複雑であり、メンテナンスが容易ではなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、加湿機において、ディスク状の空気加湿フィルタが均等に濡れるように構成し、加湿効率を向上させることを目的とする。また、空気加湿フィルタのメンテナンスが容易にできるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る加湿機は、筐体と、前記筐体内に形成され、一方の端が吸気口、他方の端が排気口となった空気流通経路と、前記空気流通経路に配置された空気加湿装置及び送風装置を備え、前記空気加湿装置は、ディスク状の空気加湿フィルタと、前記空気加湿フィルタを保持するホイールと、前記ホイールを回転させるモータと、前記ホイールのリムに所定間隔で複数個取り付けられ、当該ホイールの回転と共に加湿用貯水槽から水を汲み上げて前記空気加湿フィルタにかけるバケットを備え、前記空気加湿フィルタには、前記バケットから滴下する水の落下進路に干渉する起伏形状が与えられていることを特徴としている。
この構成によると、空気加湿フィルタに落下した水が当該空気加湿フィルタの起伏形状により広い面に分散して散布され、結果として空気加湿フィルタの広い領域が濡れることになるので、空気加湿フィルタの濡れ具合が均等化する。このため、空気加湿フィルタの局所に表面張力で水の塊が発生して通風性を損なうということがなくなり、空気加湿フィルタ全体を加湿に有効に役立てて加湿効率が向上する。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記起伏形状が、前記ホイールの中心を頂点とする円錐形状であることを特徴としている。
この構成によると、バケットから滴下する水の落下進路に干渉する起伏形状を容易に形成することができる。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記起伏形状が、前記ホイールの中心を囲む同心円状の起伏であることを特徴としている。
この構成によると、バケットから滴下する水の落下進路に干渉する起伏形状を容易に形成することができる。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記ホイールはホイールベースとこれに嵌合するホイールキャップにからなり、前記空気加湿フィルタは、前記ホイールベースのスポークと、前記ホイールキャップのスポークに挟まれて、前記起伏形状を与えられることを特徴としている。
この構成によると、ホイールに取り付けられてはじめて、空気加湿フィルタに起伏形状が与えられるものであり、それまでは空気加湿フィルタを平板状態のままにしておけるから、物流段階や保管段階で場所をとらない。また、ホイールベースからホイールキャップを分離すれば簡単に空気加湿フィルタを取り外すことができる。取り外された空気加湿フィルタは自己の弾力性で平板状に復元するので、空気加湿フィルタが空気中の異物を捕捉したり、空気加湿フィルタに水垢が付着したりした場合、それらを除去したり洗浄したりするというメンテナンス作業が楽である。さらに、ディスク状の空気加湿フィルタに円錐形状や同心円状の起伏を形成する構成であれば、空気加湿フィルタをホイールに取り付ける場合にも、ホイールベースにホイールキャップを嵌合させる場合にも、角度を気にせず作業を行うことができるから、すなわち角度方向性がないから、容易に作業を進めることができる。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記バケットは前記リムに着脱可能に取り付けられており、前記ホイールキャップが前記バケットを取り付け状態に保持することを特徴としている。
この構成によると、バケットを有するホイールを容易に構成することができる。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記バケットは前記リムに形成された切り欠き部に嵌め込まれるものであり、その外面には前記切り欠き部の縁に係合する溝が形成されているとともに、前記溝は、当該バケットの姿勢が正しいときのみ前記切り欠き部の縁に正しく係合することを特徴としている。
この構成によると、バケットが間違った姿勢でホイールに取り付けられるということがなくなる。
また本発明は、上記構成の加湿機において、前記バケットが汲み上げる水が電解水であることを特徴としている。
この構成によると、空気加湿フィルタを電解水で除菌することができる。
本発明によると、空気加湿フィルタに落下した水が当該空気加湿フィルタの起伏形状により広い面に分散して散布され、空気加湿フィルタの広い領域を均等に濡らすので、空気加湿フィルタの局所に水の塊が発生して通風性を損なうということがなくなり、加湿効率が向上する。
本発明の第1実施形態に係る加湿機の斜視図である。 図1の加湿機の垂直断面図である。 図1の加湿機の垂直断面図で、図2と反対の方向に視点を置き、且つ断面箇所を異ならせたものである。 図1の加湿機の水平断面図である。 図1の加湿機の筐体に挿入される、空気加湿装置保持状態の水受けパンと、それに組み合わせられる筐体内部材の斜視図である。 図1の加湿機の垂直断面図で、図2及び図3と直角の方向に断面したものである。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図である。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図で、図7のA−A線の位置で断面したものである。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図で、図7のB−B線の位置で断面したものである。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの斜視図である。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの上面図である。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの上面図である。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの垂直断面図である。 背面側から見た送風装置の斜視図である。 図6と同様の加湿機の垂直断面図で、図6と反対の方向に視点を置いたものである。 空気加湿装置のホイールの概念的垂直断面図である。 空気加湿装置のホイールの分解構造を示す概念的垂直断面図である。 空気加湿装置のホイールの斜視図である。 空気加湿装置のホイールの正面図である。 空気加湿装置のホイールの分解斜視図である。 空気加湿装置のバケットの斜視図である。 空気加湿装置のホイールの部分拡大概略断面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気加湿装置のホイールの概念的垂直断面図である。 図23のホイールの分解構造を示す概念的垂直断面図である。 空気加湿装置のホイールの概念的垂直断面図で、本発明と作用効果を比較するためのものである。
図1から図22までの図に基づき本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態の加湿機1は前後方向に偏平な筐体10を有する。筐体10の説明に用いる方位表現については、図1における紙面左側が左、紙面右側が右、と定義する。他の構成要素の説明に用いる方位表現もこれにならうものとする。
筐体10の上面前方には操作パネル11が配置される。操作パネル11には、各種指令を入力するスイッチ群と、加湿機1の運転状況その他の情報を表示するランプ群が配置されている。スイッチ群はメンブレンスイッチにより構成され、ランプ群は発光ダイオード(LED)により構成される。
筐体10には前方の左右側面及び底面にスリット状の吸気口12が形成され、上面後方に排気口13が形成されている。排気口13には桟を格子状に組んだガードグリル14が設けられ、排気口13から手指等が差し込まれるのを防いでいる。
筐体10の内部には、一方の端が吸気口12、他方の端が排気口13となった空気流通経路15が形成される。空気流通経路15には、上流側より順に、空気清浄装置20、空気加湿装置30、及び送風装置40が配置される。
空気清浄装置20は空気清浄フィルタ21により構成される。空気清浄フィルタ21は粗塵用フィルタ、脱臭フィルタ、細塵用フィルタなどを組み合わせたものである。空気清浄フィルタ21に代え、あるいは空気清浄フィルタ21に加えて、電気集塵方式の集塵部を用いることも可能である。
空気加湿装置30については後で説明する。
送風装置40は、吸気口12から吸い込まれ、排気口13から排出される空気流を形成すものであって、シロッコファン41及びそれを回転させるモータ42と、シロッコファン41を囲むファンケーシング43により構成される。ファンケーシング43には排気口13に接続する吐出口43a(図14に最も良く形状が表れている)が形成されている。
空気加湿装置30に対し、給水装置50で加湿用の水を供給する。給水装置50は、筐体10の右側面から挿入される、引出式の水受けパン51を中心として構成される。水受けパン51の右側面と、その上に着脱可能に取り付けられるカバー52は、筐体10の外殻の一部を構成する。水受けパン51の右側面には手を掛けるための凹部53が形成されている。
水受けパン51は空気加湿装置30を支持し、また図6に示すように給水タンク54を支持する。水受けパン51の右端には、図5に示すように、給水タンク54から供給される水を受ける未処理水貯水槽55が形成される。未処理水貯水槽55には給水タンク54の図示しないバルブを押し開ける突起56が形成されている。
水の入った給水タンク54を水受けパン51の未処理水貯水槽55上にセットすると、突起56で給水タンク54のバルブが押し開けられ、所定水位(図7〜図9中の水位線WLの水位)に達するまで水が水受けパン51に供給される。
水受けパン51には、図12に示すように、未処理水貯水槽55の他、加湿用貯水槽57、ミスト生成用貯水槽58、及び電解水生成用貯水槽59が、それぞれ隔壁によって区画形成されている。加湿用貯水槽57は空気加湿装置30に供給する電解水を貯めるためのものであり、ミスト生成用貯水槽58は電解水ミスト生成用の電解水を貯めるためのものであり、電解水生成用貯水槽59は給水タンク54から供給された未処理水を電解水に変えるためのものである。
未処理水貯水槽55と電解水生成用貯水槽59の間には連通部59aが形成され、電解水生成用貯水槽59とミスト生成用貯水槽58の間には連通部58aが形成され、ミスト生成用貯水槽58と加湿用貯水槽57の間には連通部57aが形成され、加湿用貯水槽57と未処理水貯水槽55の間には連通部55aが形成される。これらの連通部により、各貯水槽の水位は同一に保たれる。連通部59a、57a、55aは、それぞれ隔壁を貫通する小孔により構成されるが、連通部58aは比較的幅の広いギャップにより構成される。
電解水生成用貯水槽59の左端には、未処理水貯水槽55から連通部59aを通じて電解水生成用貯水槽59に流れ込む未処理水を電気分解して電解水とする電解水生成装置60が配置される。電解水生成装置60は、電解水生成用貯水槽59内の水に浸る1対の電極61により構成される。
ミスト生成用貯水槽58には電解水をミスト化する電解水ミスト生成装置65が配置される。電解水ミスト生成装置65は、ミスト生成用貯水槽58の底部に振動部を露出させた超音波振動子66(図8参照)により構成される。
水受けパン51の左端外面には、図9に示すように、電解水生成装置60と電解水ミスト生成装置65に電流を供給するためのコネクタ68が設けられている。水受けパン51を筐体10の奥まで押し込むと、筐体10の内部に設けられた図示しないコネクタにコネクタ68が接続し、電解水生成装置60と電解水ミスト生成装置65のそれぞれに対する給電が可能となる。
水受けパン51には、図10に示すように、加湿用貯水槽57の正面側の側壁上端と電解水生成用貯水槽59の正面側の側壁上端から、対をなす支柱51aが互いに向かい合う形で立ち上がる。各支柱51aには、対向面の上端に、上方に開いたU字形の軸受部51bが形成されている。この軸受部51bに空気加湿装置30が支持される。続いて空気加湿装置30の構造を説明する。
空気加湿装置30の中心をなすのは水車のような形状のホイール31である。図7に示すように、ホイール31は中心にハブ31a、周縁にリム31bを有し、ハブ31aとリム31bを、複数の正面側スポーク31cと複数の背面側スポーク31dで連結した構造となっている。
さらに詳しく述べると、ホイール31は、ホイールベース31mとホイールキャップ31lの2部分からなる。ホイールベース31mはリム31b、外側のハブ31a2、及び背面側スポーク31dを含む。リム31bの後部には入力歯車31fが形成されている。ホイールキャップ31lは内側のハブ31a1と正面側スポーク31cを含む。外側のハブ31a2と内側のハブ31a1を嵌合させると、両者は連結してハブ31aとなる。同時にホイールベース31mとホイールキャップ31lも結合され、ホイール31が形成される。
ハブ31aからは前後に支軸31eが突き出しており、この支軸31eを支柱51aの軸受部51bに落とし込むことにより、ホイール31は水平軸線まわりに回転自在に支持される。
ホイール31には加湿部32(図7参照)が設けられる。加湿部32を構成するのは中心に穴が明いたディスク状の空気加湿フィルタ33である。空気加湿フィルタ33は保水能力と通風性を兼ね備えた素材、例えばネットや不織布からなり、背面側スポーク31dの前面に取り付けられる。なお空気加湿フィルタ33は、図5、図6、図8、図9、図15、図18、及び図19では図示を省略してある。
ホイール31のリム31bには、複数のバケット34が一定の角度間隔で配置される。バケット34はリム31bに一体成型することもできるが、第1実施形態では別部品をリム31bに取り付けることとしている。取り付け方は後で説明する。
全てのバケット34が口を一定方向に向けて配置されている。ホイール31が回転し、バケット34がリム31bの最下部まで移動した時、バケット34は加湿用貯水槽57の中の水に沈み、水がバケット34に浸入する。ホイール31が回転し、バケット34の口が上を向くと、バケット34は水を汲み上げる形になる。バケット34がリム31bの上部に来て、その口が横向きになるにつれ、汲み上げた水が滴下して空気加湿フィルタ33を濡らす。水が空気加湿フィルタ33を濡らす態様については後で説明する。
ホイール31を回転させるモータ35は、水受けパン51にではなく、筐体10の内部の隔壁10a(図5参照)に支持される。モータ35は出力歯車35aを有する。出力歯車35aは、モータ35と同じく隔壁10aに支持された中間歯車36にかみ合う。中間歯車36にはホイール31の入力歯車31fがかみ合う。入力歯車31fが中間歯車36にかみ合うのは、水受けパン51を最も奥まで押し込んだときである。
ホイール31の周囲を囲い37(図5参照)が取り巻き、囲い37の内部がファンケーシング43の吸気口43bに連通する。囲い37は、隔壁10aに一体成型した部分囲い37aと、水受けパン51に一体成型した部分囲い37bにより構成される。水受けパン51を最も奥まで押し込んだとき、部分囲い37aに部分囲い37bが接合し、囲い37が完成する。
電解水ミスト生成装置65には、そこに送風装置40の吐出空気の一部を導入し、電解水ミスト混じりの空気にして筐体10の外に放出するダクト構造70が組み合わせられる。
ダクト構造70は次のようにして構成される。水受けパン51には、ミスト生成用貯水槽58の上を覆う煙突状のダクト71が形成される。隔壁10aには、ダクト71に接続する煙突状のダクト72が一体成型ないし固定される。ダクト72の出口は筐体10の上面に形成されたミスト吐出口16に接続される。
ファンケーシング43のスクロール流路には、吐出空気の一部を分流する副吐出口43c(図14参照)が分岐形成される。副吐出口43cの出口43dは、図3に示す通り、ダクト72の根元部に接続する。ダクト72の内部には、副吐出口43cから入ってくる吐出空気の向きを下向きに変え、電解水ミスト生成装置65の方に向かわせるガイド体72aが形成されている。
続いて加湿機1の動作を説明する。給水タンク54の中に水が十分残っていれば、未処理水貯水槽55、加湿用貯水槽57、ミスト生成用貯水槽58、及び電解水生成用貯水槽59の中には、図7〜図9にそれぞれ示す水位線WLの高さまで水が溜まっている。給水タンク54の中の水が残り少なく、水位が水位線WLより下がっている状態であれば、図示しないセンサがそれを検知し、操作パネル11に水不足の旨の表示が出る。水不足の表示を見たときは、カバー52を外し、給水タンク54を取り出して水を補給する。水補給後、給水タンク54を水受けパン51の上に置くと、給水タンク54から流れ出す水によって水位が水位線WLの高さまで回復し、水不足の表示は消える。外しておいたカバー52を元通りはめ込めば、加湿機1の運転が可能になる。
加湿機1を通常運転モードで運転すると、送風装置40のモータ42、電解水生成装置60の電極61、電解水ミスト生成装置65の超音波振動子66、及び空気加湿装置30のモータ35に給電が行われ、これらの構成要素はそれぞれ定められた動作を開始する。
電解水生成装置60の電極61に所定の電圧(例えば10V)が印加されると、未処理水貯水槽55から電解水生成用貯水槽59に流入した未処理水が電気分解されて電解水となる。
電圧の印加は、1対の電極61が断続的に(例えば1時間毎に3〜10分程度)交互に逆極性となるように行われる。水が塩素を含む水道水であれば、次のような電気化学反応が生じる。
<陽極側>
4HO−4e→4H+O↑+2H
2Cl→Cl+2e
O+Cl←→HClO+H+Cl
<陰極側>
4HO+4e→2H↑+4OH
<電極間>
+OH→H
上記反応により、除菌作用と脱臭作用のある次亜塩素酸(HClO)や活性酸素を含む電解水が生まれる。
電解水生成用貯水槽59の中の電解水は、連通部58aを通じてミスト生成用貯水槽58に流入する。電解水ミスト生成装置65の超音波振動子66を発振させると、ミスト生成用貯水槽58の水面から電解水のミストが発生し、ミスト生成用貯水槽58とダクト71で囲まれた空間に充満する。
ミスト生成用貯水槽58の中の電解水は、連通部57aを通じて加湿用貯水槽57に流入する。加湿用貯水槽57には連通部55aを通じて未処理水貯水槽55の中の未処理水も流入するので、電解水は未処理水で希釈され、ミスト生成用貯水槽58の中の電解水より濃度が低くなる。どの程度まで濃度を下げるかは、連通部57aと連通部55aの面積比を変えることにより調整できる。
上記のようにして、ミスト生成用貯水槽58には、ミスト化に適する、濃度の高い(例えば5ppm以上)電解水を貯水し、それよりも濃度が低いが(例えば1ppm)、加湿部32の除菌という目的に対しては十分に機能を発揮する電解水を、加湿用貯水槽57に貯水する。
モータ35はホイール31を所定のゆっくりとした回転速度で回転させる。回転方向は、ホイール31を正面側から見ている図6においては反時計方向、ホイール31を背面側から見ている図8においては時計方向となる。ホイール31がこの方向に回転することにより、バケット34は加湿用貯水槽57から電解水を汲み上げて空気加湿フィルタ33にかけるという動作を繰り返すことになる。
モータ42への通電によりシロッコファン41が回転すると、吸気口12→空気清浄装置20→空気加湿装置30→送風装置40→排気口13という空気の流れが生じる。吸気口12から吸い込まれた空気は、空気清浄フィルタ21を通過する際に塵埃を捕捉されて清浄になり、空気加湿フィルタ33を通過する際に湿気を帯びる。加湿された清浄空気は送風装置40に吸い込まれ、排気口13から排出される。
本実施形態の構成では、空気清浄装置20にも空気加湿装置30にも、送風装置40の吐出力でなく吸引力が作用するから、空気加湿装置30が大きな抵抗にならず、送風量の低下が少なくて済む。また、空気加湿フィルタ33を濡らすのが電解水であるから、空気加湿フィルタ33を除菌することができる。
シロッコファン41が吐出する空気は、大部分は吐出口43aを通じて排気口13から排出されるが、一部は図15に示すように副吐出口43cに入る。副吐出口43cに入った空気は出口43dからダクト72に入り、そこでガイド体72aにより風向を下向きに変えられる。電解水ミスト生成装置65に向けて下向きに吹き出される空気はミスト生成用貯水槽58の中の水面に阻まれて上方に方向転換し、同時に電解水ミストを巻き込む。電解水ミスト混じりの空気はダクト72の内部を上昇し、ミスト吐出口16から放出される。放出された電解水ミスト混じりの空気は排気口13から吹き出される気流にさらに巻き込まれ、室内に拡散する。これにより、室内空気も除菌及び脱臭される。
電解水のミストは送風装置40の吐出空気で放出されるものであり、送風装置40を通らないから、送風装置40の金属部分に錆が生じたり、ミスト中のミネラル成分が送風装置40に付着してスケールになったりするおそれがない。ミスト化する電解水は加湿フィルタ33に供給される電解水の一部であるから、ミスト化用電解水を生成する目的のためだけに別途電解水生成装置を設ける必要がなく、製造コストを抑制することができる。
加湿を行うと、加湿用貯水槽57の中の水が消費される。消費された分の水は、ミスト生成用貯水槽58から流入する電解水と、未処理水貯水槽55から流入する未処理水によって補われる。
空気加湿フィルタ33にかけられた電解水は、全量が気化する訳ではなく、いくらかの部分が気化しないまま加湿用貯水槽57に戻る。加湿用貯水槽57に戻る電解水はバケット34によりかき混ぜられたりして空気と反応し、また空気加湿フィルタ33に付着した有機物と反応して、次亜塩素酸等が消費されて急速に濃度が低下しているが、それはミスト生成用貯水槽58から切り離して貯水される。このため、ミスト生成用貯水槽58には空気などとの接触が少なく濃度が高いままに保たれている電解水が貯水されることになり、十分な電解水濃度の電解水ミストを生成し放出することができる。
上記通常運転モードでは、ホイール31が回転することで空気加湿フィルタ33に電解水が掛けられることから、排気口13から排出される空気は常に加湿済みの空気となる。別の運転モードとして、モータ35には通電せず、電解水生成装置60、電解水ミスト生成装置65、及び送風装置40のみ駆動する運転モードを設定することもできる。この運転モードでは、空気加湿フィルタ33が濡らされないので加湿は行われず、電解水ミストの室内への放出のみ行われることになる。従って、加湿を必要とせず、室内空気の除菌や脱臭を行いたい場合(例えば梅雨時でカビの発生を抑えたい場合)などに有効である。
加湿機1を長期間使用していると、水が接触する箇所に水中のミネラルがスケールとなって付着する。実施形態の構成では、水が接触する箇所が水受けパン51を中心にまとまっているので、水受けパン51を引き出せば、水関係のメンテナンスが必要な箇所を筐体1の外に出すことができる。これにより、メンテナンスが楽になる。
空気加湿フィルタ33はバケット34から滴下する水で濡らされることにより加湿の役割を果たすのであるが、仮に第25図に示す通り、空気加湿フィルタ33が平板状のままホイール31に取り付けられていたとすると、水滴の中のかなりの部分が空気加湿フィルタ33に接触することなく落下してしまう。これは大いに無駄である。空気加湿フィルタ33に接触した水も集中して直線的に流れ落ちるので、その経路では表面張力で水の塊が生じることがある。その結果、空気加湿フィルタ33のある部分では水が塊状に存在することにより通風性が損なわれ、他の部分は通風性は良いものの水の量が少なくて加湿の目的を十分に達成できないという、矛盾した状態が発生する。
本発明では、上記の問題を解決するために次のような対策を講じた。すなわち、空気加湿フィルタ33に、バケット34から滴下する水の落下経路に干渉する起伏形状を与えることとした。
第1実施形態では、図16に示すような、ホイール31の中心を頂点とする円錐形状が空気加湿フィルタ33の起伏形状であることとした。この形状は、図17に示すように、平板状の空気加湿フィルタ33をホイールベース31mとホイールキャップ31lで挟み付けることにより得られる。ホイールベース31mとホイールキャップ31lで挟まれると、空気加湿フィルタ33の中心部が正面側スポーク31cの方に押し出され、周囲に円錐面33aが生じる。この形状を得るため、ホイール31の背面側スポーク31dには円錐面33aを形成するための傾斜面31hを有するリブ31iが突設され、一方、正面側スポーク31cの裏側には、傾斜面31hと向かい合う位置に、傾斜面31hと同じ傾斜面31jを有するリブ31kが突設されている。
上記のようにして形成した空気加湿フィルタ33の円錐面33aは水の落下進路に干渉しているので、滴下する水はその上に分散して散布され、空気加湿フィルタ33の広い領域が濡れる。このため空気加湿フィルタ33の濡れ具合が均等化し、局所に表面張力で水の塊が発生して通風性を損なうということがなくなり、加湿効率が向上する。
空気加湿フィルタ33はホイール31に取り付けられてはじめて起伏形状が与えられるものであり、それまでは平板状態のままにしておけるから、物流段階や保管段階で場所をとらない。また、ホイールベース31mからホイールキャップ31lを分離すれば簡単に空気加湿フィルタ33を取り外すことができる。取り外された空気加湿フィルタ33は自己の弾力性で平板状に復元するので、空気加湿フィルタ33が空気中の異物を捕捉したり、空気加湿フィルタ33に水垢が付着したりした場合、それらを除去したり洗浄したりするというメンテナンス作業が楽である。さらに、ディスク状の空気加湿フィルタ33に円錐形状の起伏を形成する構成なので、空気加湿フィルタ33をホイール31に取り付ける場合にも、ホイールベース31mにホイールキャップ31lを嵌合させる場合にも、角度を気にせず作業を行うことができる。すなわち角度方向性がないことから、容易に作業を進めることができる。
ここでバケット34の取り付けについて説明する。前述の通り、バケット34はリム31bとは別に成型された部品である。図20に示すように、リム31bにはバケット34を嵌め込むための切り欠き部31nがバケット34の数だけ形成されている。
バケット34の形状を最も良く示すのは図21である。図21では、バケット34の斜視図の左側にバケット34の正面図が添えられ、右側にバケット34の背面図が添えられている。バケット34は一端が開口部34a、その反対側の端が底部34bとなっている。バケット34には、背面から底部34bの外面にかけて、互いに平行な2条のリブ34cが形成される。リブ34c同士の間隙は切り欠き部31nの縁に係合する溝34dとなる。
バケット34を切り欠き部31nに嵌め込み、バケット34の背面側の溝34dと、バケット34の底部34b側の溝34dをそれぞれ切り欠き部31nの縁に係合させると、切り欠き部31nから抜け出す方向の動きを除き、バケット34はリム31bに対する相対移動を封じられる。ホイールキャップ31lをホイールベース31mに取り付け、ホイールキャップ31lの周縁部でバケット34を切り欠き部31nの中に押さえ込めば、バケット34はリム31bに固定されることになる。
図20に示すように、リム31bには切り欠き部31nの間の箇所に貫通孔31oが形成され、ホイールキャップ31lには貫通孔31oに係合する突起31pが形成されている。ホイールキャップ31lをホイールベース31mの内側に嵌め込み、突起31pを貫通孔31oに係合させることにより、ホイールベース31mとホイールキャップ31lは結合される。また、突起31pが貫通孔31oに係合することにより、正面側スポーク31cと背面側スポーク31d、ひいてはリブ31kとリブ31iも前後方向に整列することになる。
溝34dは、バケット34が正しい姿勢で配置されているときのみ切り欠き部31nの縁に正しく係合する。すなわち、バケット34を開口部34aと底部34bを結ぶ軸線のまわりに半回転させ、バケット34の正面を背面側に向けた場合、溝34dが存在しないバケット34の正面は切り欠き部31nの縁に係合し得ない。開口部34aと底部34bを結ぶ軸線に直交する軸線のまわりにバケット34を半回転させ、開口部34aと底部34bの位置を逆転させた場合には、リム31bと同じく外向きに凸となっていた溝34dが内向きに凸となるので、バケット34の背面側に溝34dが存在するものの、それを切り欠き部31nの縁に係合させることができない。
このようにバケット34は、正面と背面の位置関係が正しいことに加えて、開口部34aと底部34bの位置関係が正しくないと切り欠き部31nに取り付けることができないので、常に正しい姿勢でリム31bに配置されることになる。空気加湿フィルタ33のメンテナンスや交換のためホイールキャップ31lを取り外したとき、バケット34もリム31bから外れてしまうことがあるが、そのような場合、バケット34を元通りに嵌め込むのにこの構造は便利である。
続いて本発明の第2実施形態を図23及び図24に基づき説明する。第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態の説明で用いたのと同じ符号を付し、説明は省略する。
第2実施形態は、空気加湿フィルタ33の起伏形状が第1実施形態と異なる。すなわち第2実施形態では、空気加湿フィルタ33の起伏形状が、ホイール31の中心を囲む同心円状の起伏となっている。
図23では、空気加湿フィルタ33の中心に円錐台形状部33bがあり、それを取り囲むように断面山形のリング状隆起部33c、33dが存在する。空気加湿フィルタ33の周縁からの高さは、円錐台形状部33bが最も高く、内側のリング状隆起部33cがそれに次ぎ、外側のリング状隆起部33dは最も低い。円錐台形状部33bとリング状隆起部33c、33dは、程度の差こそあれ、いずれもバケット34から滴下する水の落下進路に干渉する。このため、落下する水はそれらの上に分散して散布され、空気加湿フィルタ33の広い領域が濡れる。これにより空気加湿フィルタ33の濡れ具合が均等化し、局所に表面張力で水の塊が発生して通風性を損なうということがなくなり、加湿効率が向上する。
空気加湿フィルタ33を上記の形状にするため、ホイールベース31m側のリブ31iは図24に示す波形形状とされ、ホイールキャップ31l側のリブ31kもそれと対をなす波形形状とされている。
なお、図23に示す空気加湿フィルタ33の起伏形状は一例であり、同心円状の起伏がこれに限定される訳ではない。
第1及び第2実施形態は空気清浄装置を有する加湿機に係るものであったが、空気清浄装置を備えていないもの(吸気口12に簡単なプレフィルタ程度を備えているものは含む)、即ち単なる加湿機にも本発明は適用可能であり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は加湿機に広く利用可能である。
1 加湿機
10 筐体
12 吸気口
13 排気口
15 空気流通経路
16 ミスト吐出口
20 空気清浄装置
21 空気清浄フィルタ
30 空気加湿装置
31 ホイール
31a ハブ
31b リム
31c 正面側スポーク
31d 背面側スポーク
31i、31k リブ
31l ホイールキャップ
31m ホイールベース
31n 切り欠き部
32 加湿部
33 空気加湿フィルタ
33a 円錐面
33b 円錐台形状部
33c、33d リング状隆起部
34 バケット
34c リブ
34d 溝
35 モータ
40 送風装置
41 シロッコファン
42 モータ
43 ファンケーシング
43a 吐出口
43c 副吐出口
50 給水装置
51 水受けパン
54 給水タンク
55 未処理水貯水槽
57 加湿用貯水槽
58 ミスト生成用貯水槽
59 電解水生成用貯水槽
55a、57a、58a、59a 連通部
60 電解水生成装置
65 電解水ミスト生成装置
70 ダクト構造

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に形成され、一方の端が吸気口、他方の端が排気口となった空気流通経路と、
    前記空気流通経路に配置された空気加湿装置及び送風装置を備え、
    前記空気加湿装置は、
    ディスク状の空気加湿フィルタと、
    前記空気加湿フィルタを保持するホイールと、
    前記ホイールを回転させるモータと、
    前記ホイールのリムに所定間隔で複数個取り付けられ、当該ホイールの回転と共に加湿用貯水槽から水を汲み上げて前記空気加湿フィルタにかけるバケットを備え、
    前記空気加湿フィルタには、前記バケットから滴下する水の落下進路に干渉する起伏形状が与えられていることを特徴とする加湿機。
  2. 前記起伏形状が、前記ホイールの中心を頂点とする円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の加湿機。
  3. 前記起伏形状が、前記ホイールの中心を囲む同心円状の起伏であることを特徴とする請求項1に記載の加湿機。
  4. 前記ホイールはホイールベースとこれに嵌合するホイールキャップにからなり、前記空気加湿フィルタは、前記ホイールベースのスポークと、前記ホイールキャップのスポークに挟まれて、前記起伏形状を与えられることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の加湿機。
  5. 前記バケットは前記リムに着脱可能に取り付けられており、前記ホイールキャップが前記バケットを取り付け状態に保持することを特徴とする請求項4に記載の加湿機。
  6. 前記バケットは前記リムに形成された切り欠き部に嵌め込まれるものであり、その外面には前記切り欠き部の縁に係合する溝が形成されているとともに、前記溝は、当該バケットの姿勢が正しいときのみ前記切り欠き部の縁に正しく係合することを特徴とする請求項5に記載の加湿機。
  7. 前記バケットが汲み上げる水が電解水であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の加湿機。
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