JP2012207814A - 加湿機 - Google Patents

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Shuzo Ueyama
修三 植山
Hiroyuki Takami
博之 高見
Takashi Igakura
崇 伊賀倉
Sachiko Takada
幸子 高田
Yoshihiro Mori
好弘 森
Daishi Kawasaki
大志 川崎
Yasuhiko Tanaka
靖彦 田中
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Abstract

【課題】加湿機において、析出して加湿性能に悪影響を及ぼすミネラル成分を、怠りなく除去できる装置を提供する。
【解決手段】加湿機1は、筐体10の内部に、一方の端が吸込口12、他方の端が吹出口13となった空気流通経路15を有し、そこに、上流側から、空気清浄装置20、空気加湿装置30、及び送風装置40が配置される。空気加湿装置30は、加湿用貯水槽57と、加湿用貯水槽57内の水で濡らされる空気加湿フィルタ33を備える。加湿用貯水槽57にはミネラル成分溶解除去剤投入装置80が付設される。ミネラル成分溶解除去剤投入装置80にはそれに定期的投入動作を行わせる制御装置86が付属する。
【選択図】図21

Description

本発明は加湿機に関する。
加湿機には様々な加湿原理のものがあり、様々な工夫が盛り込まれている。例えば特許文献1に記載の加湿機では、環状の多数の加湿板を、所定間隔で積層して加湿ユニットを構成している。加湿ユニットの外周部には所定間隔でバケットが設けられている。加湿ユニットの下部を貯水槽内に漬けて回転させると、貯水槽内の水がバケットで汲み上げられ、加湿板に滴下する。これにより加湿板が濡れ、加湿板間を通る空気が加湿されることになる。
特開2009−216320号公報(国際特許分類:F24F6/16、F24F7/00、C02F1/46)
加湿器で加湿に用いる水にはミネラル成分が含まれていることが多い。ミネラル成分は、カルキ消毒により水に含まれることとなったものであることもあるし、水が元来含んでいるカルシウムやマグネシウムであることもある。加湿器を長時間使用すると、空気加湿フィルタやそれが取り付けられている枠にミネラル成分が次第に析出する。析出したミネラル成分は空気流通経路の面積を狭め、送風効率を低下させる。また析出したミネラル成分は時間の経過と共に硬化し、容易なことでは除去できなくなる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、加湿機において、析出して加湿性能に悪影響を及ぼすミネラル成分を、怠りなく除去できる装置を提供することを目的とする。
本発明の好ましい実施形態によれば、加湿機は、筐体と、前記筐体内に形成され、一方の端が吸込口、他方の端が吹出口となった空気流通経路と、前記空気流通経路に配置された空気加湿装置及び送風装置を備え、前記空気加湿装置は、加湿用貯水槽と、前記加湿用貯水槽内の水で濡らされる空気加湿フィルタを備えるとともに、前記加湿用貯水槽にはミネラル成分溶解除去剤投入装置が付設される。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記構成の加湿器において、前記ミネラル成分溶解除去剤投入装置にはそれに定期的投入動作を行わせる制御装置が付属する。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記構成の加湿器において、前記空気加湿フィルタはディスク状であって、モータで回転せしめられるホイールに保持されるものであり、前記ホイールのリムには当該ホイールの回転と共に前記加湿用貯水槽から水を汲み上げて前記空気加湿フィルタにかけるバケットが所定間隔で複数個取り付けられているとともに、ミネラル成分溶解除去剤を溶かした水で前記空気加湿フィルタと前記ホイールの洗浄を行うときは、前記ホイールは逆回転せしめられる。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記構成の加湿器において、前記加湿用貯水槽に、ミネラル成分溶解除去剤を溶かした水を加温するヒータが付設されている。
本発明の好ましい実施形態によれば、上記構成の加湿器において、前記空気加湿フィルタを濡らす水は電解水である。
本発明によると、空気加湿フィルタを濡らす加湿用貯水槽にミネラル成分溶解除去剤投入装置が付設されているから、ミネラル成分溶解除去剤投入装置によるミネラル成分溶解除去剤の投入により、空気加湿フィルタまわりに析出したミネラル成分を、怠りなく除去することができる。
本発明の実施形態に係る加湿機の斜視図である。 図1の加湿機の垂直断面図である。 図1の加湿機の垂直断面図で、図2と反対の方向に視点を置き、且つ断面箇所を異ならせたものである。 図1の加湿機の水平断面図である。 図1の加湿機の筐体に挿入される、空気加湿装置保持状態の水受けパンと、それに組み合わせられる筐体内部材の斜視図である。 図1の加湿機の垂直断面図で、図2及び図3と直角の方向に断面したものである。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図である。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図で、図7のA−A線の位置で断面したものである。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの垂直断面図で、図7のB−B線の位置で断面したものである。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの斜視図である。 空気加湿装置保持状態の水受けパンの上面図である。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの上面図である。 空気加湿装置非保持状態の水受けパンの垂直断面図である。 背面側から見た送風装置の斜視図である。 図6と同様の加湿機の垂直断面図で、図6と反対の方向に視点を置いたものである。 空気加湿装置のホイールの概念的垂直断面図である。 空気加湿装置のホイールの分解構造を示す概念的垂直断面図である。 空気加湿装置のホイールの斜視図である。 空気加湿装置のホイールの正面図である。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置を備えた水受けパンの垂直断面図である。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置を備えた水受けパンの垂直断面図で、図20と異なる状態を示すものである。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置を備えた水受けパンの上面図である。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置とヒータを備えた水受けパンの垂直断面図である。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置とヒータを備えた水受けパンの垂直断面図で、図23と異なる状態を示すものである。 ミネラル成分溶解除去剤投入装置とヒータを備えた水受けパンの上面図である。 水受けパンに給水タンクが設置される箇所の垂直断面図である。 給水タンクのキャップの変形態様を示す垂直断面図である。 給水タンクのキャップの変形態様を示す垂直断面図で、図27と異なる状態のものである。 空気加湿装置のホイールの変形態様を示す概念的垂直断面図である。 蒸留機構を備えた水受けパンの垂直断面図である。 蒸留機構を備えた水受けパンの上面図である。 蒸留機構と電解質補填物質自動投入装置を備えた水受けパンの垂直断面図である。 蒸留機構と電解質補填物質自動投入装置を備えた水受けパンの垂直断面図で、図32と異なる状態を示すものである。 本発明の他の実施形態に係る加湿器の斜視図である。 図34の加湿器の垂直断面図である。 図34の加湿器が第1の動作状態であるときを示す概略側面断面図である。 図34の加湿器が第1の動作状態であるときを示す概略正面断面図である。 図34の加湿器が第2の動作状態であるときを示す概略側面断面図である。 図34の加湿器が第2の動作状態であるときを示す概略正面断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る加湿器の上面図である。 図40の空気清浄機の部分垂直断面図である。 図41の部分の上面図である。 図40の空気清浄機の部分垂直断面図で、図41と異なる状態を示すものである。 図43の部分の上面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る加湿器の側面図である。 図45の加湿器が第2の動作状態となったときの側面図である。 図45の加湿器が第3の動作状態となったときの側面図である。 図45の加湿器の吹出口に設けられるルーバーの部分図で、図45の状態に対応するものである。 図45の加湿器の吹出口に設けられるルーバーの部分図で、図46の状態に対応するものである。 図49のC方向矢視図である。 図45の加湿器の吹出口に設けられるルーバーの部分図で、図47の状態に対応するものである。 図51のD方向矢視図である。 本発明のさらに他の実施形態を示し、空気加湿装置保持状態の水受けパンと、それに組み合わせられる筐体内部材の斜視図である。 図53の水受けパンと部分囲いを示す縦断面図である。 図54の矢印E方向矢視図である。 図53の空気加湿装置非保持状態の水受けパンの部分上面図である。
本発明の実施形態を、図1から図29までの図に基づき説明する。実施形態に係る加湿機1は前後方向に偏平な筐体10を有する。筐体10の説明に用いる方位の表現については、図1における紙面左側が左、紙面右側が右、と定義する。他の構成要素の説明に用いる方位の表現もこれにならうものとする。
筐体10の上面前方には操作パネル11が配置される。操作パネル11には、各種指令を入力するスイッチ群と、加湿機1の運転状況その他の情報を表示するランプ群が配置されている。スイッチ群はメンブレンスイッチにより構成され、ランプ群は発光ダイオード(LED)により構成される。
筐体10には前方の左右側面及び底面にスリット状の吸込口12が形成され、上面後方に吹出口13が形成されている。吹出口13には桟を格子状に組んだガードグリル14が設けられ、吹出口13から手指等が差し込まれるのを防いでいる。
筐体10の内部には、一方の端が吸込口12、他方の端が吹出口13となった空気流通経路15が形成される。空気流通経路15には、上流側より順に、空気清浄装置20、空気加湿装置30、及び送風装置40が配置される。
空気清浄装置20は空気清浄フィルタ21により構成される。空気清浄フィルタ21は粗塵用フィルタ、脱臭フィルタ、細塵用フィルタなどを組み合わせたものである。空気清浄フィルタ21に代えて、あるいは空気清浄フィルタ21と共に、電気集塵方式の集塵部を用いることも可能である。
空気加湿装置30については後で説明する。
送風装置40は、吸込口12から吸い込まれ、吹出口13から吹き出される空気流を形成すものであって、シロッコファン41及びそれを回転させるモータ42と、シロッコファン41を囲むファンケーシング43により構成される。ファンケーシング43には吹出口13に接続する吐出口43a(図14に最も良く形状が表れている)が形成されている。
空気加湿装置30に対し、給水装置50で加湿用の水を供給する。給水装置50は、筐体10の右側面から挿入される、引出式の水受けパン51を中心として構成される。水受けパン51の右側面と、その上に着脱可能に取り付けられるカバー52は、筐体10の外殻の一部を構成する。水受けパン51の右側面には手を掛けるための凹部53が形成されている。
水受けパン51は空気加湿装置30を支持し、また図6に示すように給水タンク54を支持する。水受けパン51の右端には、図5に示すように、給水タンク54から供給される水を受ける未処理水貯水槽55が形成される。未処理水貯水槽55には給水タンク54のバルブを押し開ける突起56が形成されている。
水の入った給水タンク54を水受けパン51の未処理水貯水槽55上にセットすると、突起56で給水タンク54のバルブが押し開けられ、所定水位(図7〜図9中の水位線WLの水位)に達するまで水が水受けパン51に供給される。
図26に給水タンク54のバルブ部分の構造を示す。給水タンク54は未処理水貯水槽55の中に入り込む給水口部54aを有する。給水口部54aはねじ式のキャップ54bで密栓される。キャップ54bの中央には漏水口54cとそれを給水タンク54の内側から閉ざす円盤状のバルブ54dが配置されている。バルブ54dは、漏水口54cの中央に形成されたハブ54eに垂直方向にスライド可能に支持されたシャフト54fに支持されている。シャフト54fは図示しないばねにより図において下方に附勢されており、この附勢力でバルブ54dが、漏水口54cの周囲に形成された環状リブ54gに密着する。そのため、給水口部54aを下にして給水タンク54を立てただけでは水は漏れない。この姿勢の給水タンク54を未処理水貯水槽55にセットすることにより、突起56がシャフト54fを押し上げ、バルブ54dは漏水口54cを開くこととなるのである。
給水タンク54のキャップとして、図27に示すキャップ54bAを用いることもできる。キャップ54bAにおいて、キャップ54bの構成要素と機能的に共通する構成要素にはキャップ54bの構成要素に付した符号と同じ符号を付し、説明は省略する。
キャップ54bAでは、シャフト54fは、ハブ54eとの間に挿入された圧縮コイルばね54hにより図において下方に附勢されている。キャップ54bAの特徴とするところは、漏水口54cにミネラル成分除去フィルタ54iが設けられている点である。ミネラル成分除去フィルタ54iが存在することにより、図28のようにバルブ54dが押し上げられて水が流出するとき、水中のミネラル成分がミネラル成分除去フィルタ54iで除去され、未処理水貯水槽55に入る水はミネラル成分含有量の少ないものとなる。このため、析出したミネラル成分を除去する作業の頻度を減らすことができる。
水受けパン51には、図12に示すように、未処理水貯水槽55の他、加湿用貯水槽57、ミスト生成用貯水槽58、及び電解水生成用貯水槽59が、それぞれ隔壁によって区画形成されている。加湿用貯水槽57は空気加湿装置30に供給する電解水を貯めるためのものであり、ミスト生成用貯水槽58は電解水ミスト生成用の電解水を貯めるためのものであり、電解水生成用貯水槽59は給水タンク54から供給された未処理水を電解水に変えるためのものである。加湿用貯水槽57にはミネラル成分溶解除去剤投入装置が付設されるが、これについては後で説明する。
未処理水貯水槽55と電解水生成用貯水槽59の間には連通部59aが形成され、電解水生成用貯水槽59とミスト生成用貯水槽58の間には連通部58aが形成され、ミスト生成用貯水槽58と加湿用貯水槽57の間には連通部57aが形成され、加湿用貯水槽57と未処理水貯水槽55の間には連通部55aが形成される。これらの連通部により、各貯水槽の水位は同一に保たれる。連通部59a、57a、55aは、それぞれ隔壁を貫通する小孔により構成されるが、連通部58aは比較的幅の広いギャップにより構成される。
電解水生成用貯水槽59の左端には、未処理水貯水槽55から連通部59aを通じて電解水生成用貯水槽59に流れ込む未処理水を電気分解して電解水とする電解水生成装置60が配置される。電解水生成装置60は、電解水生成用貯水槽59内の水に浸る1対の電極61により構成される。
ミスト生成用貯水槽58には電解水をミスト化する電解水ミスト生成装置65が配置される。電解水ミスト生成装置65は、ミスト生成用貯水槽58の底部に振動部を露出させた超音波振動子66(図8参照)により構成される。
超音波振動子66を用いることなく電解水をミスト化することも可能である。例えば、送風装置40の吐出空気で回転する風車をファンケーシング43の内部に配置する。ミスト生成用貯水槽58には水を飛散させる水車を設ける。この場合の水車はブラシ状の翼片を放射状に組み合わせて構成することができる。風車と水車をベルトのような適宜の連結手段で連結しておけば、送風装置40の送風期間中に水車が回転して水を飛散させる。飛散した水がミストとなる。
上記構成で電解水ミストを発生させることとすれば、送風の力を利用するため、運転モードに合わせてミスト発生量を調整することができる。また水車を回転させるのにモータ等の電力消費機器を必要としないので、製造コストや運転コストを抑えることができる。
水受けパン51の左端外面には、図9に示すように、電解水生成装置60と電解水ミスト生成装置65に電流を供給するためのコネクタ68が設けられている。水受けパン51を筐体10の奥まで押し込むと、筐体10の内部に設けられた図示しないコネクタにコネクタ68が接続し、電解水生成装置60と電解水ミスト生成装置65のそれぞれに対する給電が可能となる。
水受けパン51には、図10に示すように、加湿用貯水槽57の正面側の側壁上端と電解水生成用貯水槽59の正面側の側壁上端から、対をなす支柱51aが互いに向かい合う形で立ち上がる。各支柱51aには、対向面の上端に、上方に開いたU字形の軸受部51bが形成されている。この軸受部51bに空気加湿装置30が支持される。続いて空気加湿装置30の構造を説明する。
空気加湿装置30の中心をなすのは水車のような形状のホイール31である。図7に示すように、ホイール31は中心にハブ31a、周縁にリム31bを有し、ハブ31aとリム31bを、複数の正面側スポーク31cと複数の背面側スポーク31dで連結した構造となっている。
さらに詳しく述べると、ホイール31は、ホイールベース31mとホイールキャップ31lの2部分からなる。ホイールベース31mはリム31b、外側のハブ31a2、及び背面側スポーク31dを含む。リム31bの後部には入力歯車31fが形成されている。ホイールキャップ31lは内側のハブ31a1と正面側スポーク31cを含む。外側のハブ31a2と内側のハブ31a1を嵌合させると、両者は連結してハブ31aとなる。同時にホイールベース31mとホイールキャップ31lも結合され、ホイール31が形成される。
ハブ31aからは前後に支軸31eが突き出しており、この支軸31eを支柱51aの軸受部51bに落とし込むことにより、ホイール31は水平軸線まわりに回転自在に支持される。
ホイール31には加湿部32(図7参照)が設けられる。加湿部32を構成するのは中心に穴が明いたディスク状の空気加湿フィルタ33である。空気加湿フィルタ33は保水能力と通風性を兼ね備えた素材、例えばネットや不織布からなり、背面側スポーク31dの前面に取り付けられる。なお空気加湿フィルタ33は、図5、図6、図8、図9、図15、図18、及び図19では図示を省略してある。
ホイール31のリム31bには、複数のバケット34が一定の角度間隔で配置される。バケット34はリム31bに一体成型することもできるが、別部品をリム31bに取り付けることとしてもよい。
バケット34は一端が開口部34a(図18参照)となっており、全てのバケット34が開口部34aを一定方向に向けて配置されている。ホイール31が回転し、バケット34がリム31bの下部に位置することとなった時、バケット34は加湿用貯水槽57の中の水に沈み、水が開口部34aからバケット34に浸入する。ホイール31が回転し、開口部34aが上を向くと、バケット34は水を汲み上げる形になる。バケット34がリム31bの上部に来て、開口部34aが横向きになるにつれ、汲み上げた水が滴下して空気加湿フィルタ33を濡らす。
ホイール31を回転させるモータ35は、水受けパン51にではなく、筐体10の内部の隔壁10a(図5参照)に支持される。モータ35は出力歯車35aを有する。出力歯車35aは、モータ35と同じく隔壁10aに支持された中間歯車36にかみ合う。中間歯車36にはホイール31の入力歯車31fがかみ合う。入力歯車31fが中間歯車36にかみ合うのは、水受けパン51を最も奥まで押し込んだときである。
ホイール31の周囲を囲い37(図5参照)が取り巻き、囲い37の内部がファンケーシング43の吸込口43bに連通する。囲い37は、隔壁10aに一体成型した部分囲い37aと、水受けパン51に一体成型した部分囲い37bにより構成される。水受けパン51を最も奥まで押し込んだとき、部分囲い37aに部分囲い37bが接合し、囲い37が完成する。
電解水ミスト生成装置65には、そこに送風装置40の吐出空気の一部を導入し、電解水ミスト混じりの空気にして筐体10の外に放出するダクト構造70が組み合わせられる。
ダクト構造70は次のようにして構成される。水受けパン51には、ミスト生成用貯水槽58の上を覆う煙突状のダクト71が形成される。隔壁10aには、ダクト71に接続する煙突状のダクト72が一体成型ないし固定される。ダクト72の出口は筐体10の上面に形成されたミスト放出口16に接続される。
ファンケーシング43のスクロール流路には、吐出空気の一部を分流する副吐出口43c(図14参照)が分岐形成される。副吐出口43cの出口43dは、図3に示す通り、ダクト72の根元部に接続する。ダクト72の内部には、副吐出口43cから入ってくる吐出空気の向きを下向きに変え、電解水ミスト生成装置65の方に向かわせるガイド体72aが形成されている。
続いて加湿機1の動作を説明する。給水タンク54の中に水が十分残っていれば、未処理水貯水槽55、加湿用貯水槽57、ミスト生成用貯水槽58、及び電解水生成用貯水槽59の中には、図7〜図9にそれぞれ示す水位線WLの高さまで水が溜まっている。給水タンク54の中の水が残り少なく、水位が水位線WLより下がっている状態であれば、図示しないセンサがそれを検知し、操作パネル11に水不足の旨の表示が出る。水不足の表示を見たときは、カバー52を外し、給水タンク54を取り出して水を補給する。水補給後、給水タンク54を水受けパン51の上に置くと、給水タンク54から流れ出す水によって水位が水位線WLの高さまで回復し、水不足の表示は消える。外しておいたカバー52を元通りはめ込めば、加湿機1の運転が可能になる。
加湿機1を通常運転モードで運転すると、送風装置40のモータ42、電解水生成装置60の電極61、電解水ミスト生成装置65の超音波振動子66、及び空気加湿装置30のモータ35に給電が行われ、これらの構成要素はそれぞれ定められた動作を開始する。
電解水生成装置60の電極61に所定の電圧(例えば10V)が印加されると、未処理水貯水槽55から電解水生成用貯水槽59に流入した未処理水が電気分解されて電解水となる。
電圧の印加は、1対の電極61が断続的に(例えば1時間毎に3〜10分程度)交互に逆極性となるように行われる。水が塩素を含む水道水であれば、次のような電気化学反応が生じる。
<陽極側>
4HO−4e→4H+O↑+2H
2Cl→Cl+2e
O+Cl←→HClO+H+Cl
<陰極側>
4HO+4e→2H↑+4OH
<電極間>
+OH→H
上記反応により、除菌作用と脱臭作用のある次亜塩素酸(HClO)や活性酸素を含む電解水が生まれる。
電解水生成用貯水槽59の中の電解水は、連通部58aを通じてミスト生成用貯水槽58に流入する。電解水ミスト生成装置65の超音波振動子66を発振させると、ミスト生成用貯水槽58の水面から電解水のミストが発生し、ミスト生成用貯水槽58とダクト71で囲まれた空間に充満する。
ミスト生成用貯水槽58の中の電解水は、連通部57aを通じて加湿用貯水槽57に流入する。加湿用貯水槽57には連通部55aを通じて未処理水貯水槽55の中の未処理水も流入するので、電解水は未処理水で希釈され、ミスト生成用貯水槽58の中の電解水より濃度が低くなる。どの程度まで濃度を下げるかは、連通部57aと連通部55aの面積比を変えることにより調整できる。
上記のようにして、ミスト生成用貯水槽58には、ミスト化に適する、濃度の高い(例えば5ppm以上)電解水を貯水し、それよりも濃度が低いが(例えば1ppm)、加湿部32の除菌という目的に対しては十分に機能を発揮する電解水を、加湿用貯水槽57に貯水する。
モータ35はホイール31を所定のゆっくりとした回転速度で回転させる。回転方向は、ホイール31を正面側から見ている図6においては反時計方向、ホイール31を背面側から見ている図8においては時計方向となる。ホイール31がこの方向に回転することにより、バケット34は加湿用貯水槽57から電解水を汲み上げて空気加湿フィルタ33にかけるという動作を繰り返すことになる。
モータ42への通電によりシロッコファン41が回転すると、吸込口12→空気清浄装置20→空気加湿装置30→送風装置40→吹出口13という空気の流れが生じる。吸込口12から吸い込まれた空気は、空気清浄フィルタ21を通過する際に塵埃を捕捉されて
清浄になり、空気加湿フィルタ33を通過する際に湿気を帯びる。加湿された清浄空気は送風装置40に吸い込まれ、吹出口13から吹き出される。
本実施形態の構成では、空気清浄装置20にも空気加湿装置30にも、送風装置40の吐出力でなく吸引力が作用するから、空気加湿装置30が大きな抵抗にならず、送風量の低下が少なくて済む。また、空気加湿フィルタ33を濡らすのが電解水であるから、空気加湿フィルタ33を除菌することができる。
シロッコファン41が吐出する空気は、大部分は吐出口43aを通じて吹出口13から吹き出されるが、一部は図15に示すように副吐出口43cに入る。副吐出口43cに入った空気は出口43dからダクト72に入り、そこでガイド体72aにより風向を下向きに変えられる。電解水ミスト生成装置65に向けて下向きに吹き出される空気はミスト生成用貯水槽58の中の水面に当たって上方に方向転換し、同時に電解水ミストを巻き込む。電解水ミスト混じりの空気はダクト72の内部を上昇し、ミスト放出口16から放出される。放出された電解水ミスト混じりの空気は吹出口13から吹き出される気流にさらに巻き込まれ、室内に拡散する。これにより、室内空気も除菌及び脱臭される。
電解水のミストは送風装置40の吐出空気で放出されるものであり、送風装置40を通らないから、送風装置40の金属部分に錆が生じたり、ミスト中のミネラル成分が送風装置40に付着してスケールになったりするおそれがない。ミスト化する電解水は加湿フィルタ33に供給される電解水の一部であるから、ミスト化用電解水を生成する目的のためだけに別途電解水生成装置を設ける必要がなく、製造コストを抑制することができる。
加湿を行うと、加湿用貯水槽57の中の水が消費される。消費された分の水は、ミスト生成用貯水槽58から流入する電解水と、未処理水貯水槽55から流入する未処理水によって補われる。
空気加湿フィルタ33にかけられた電解水は、全量が気化する訳ではなく、いくらかの部分が気化しないまま加湿用貯水槽57に戻る。加湿用貯水槽57に戻る電解水はバケット34によるかき混ぜなどで空気と反応することにより、また空気加湿フィルタ33に付着した有機物と反応することにより、次亜塩素酸等が消費されて急速に濃度が低下している。このように濃度が低下した電解水はミスト生成用貯水槽58から切り離して貯水される。このため、ミスト生成用貯水槽58には空気などとの接触が少なく濃度が高いままに保たれている電解水が貯水されることになり、十分な電解水濃度の電解水ミストを生成し放出することができる。
上記通常運転モードでは、ホイール31が回転することで空気加湿フィルタ33に電解水が掛けられることから、吹出口13から排出される空気は常に加湿済みの空気となる。別の運転モードとして、モータ35には通電せず、電解水生成装置60、電解水ミスト生成装置65、及び送風装置40のみ駆動する運転モードを設定することもできる。この運転モードでは、空気加湿フィルタ33が濡らされないので加湿は行われず、電解水ミストの室内への放出のみ行われることになる。従って、加湿を必要とせず、室内空気の除菌や脱臭を行いたい場合(例えば梅雨時でカビの発生を抑えたい場合)などに有効である。
空気加湿フィルタ33はバケット34から滴下する水で濡らされることにより加湿の役割を果たすのであるが、仮に、空気加湿フィルタ33が平板状のままホイール31に取り付けられていたとすると、水滴の中のかなりの部分が空気加湿フィルタ33に接触することなく落下してしまう。これは大いに無駄である。空気加湿フィルタ33に接触した水も、空気加湿フィルタ33が平板状であれば集中して直線的に流れ落ちるので、その経路では表面張力で水の塊が生じることがある。その結果、空気加湿フィルタ33のある部分では水が塊状に存在することにより通風性が損なわれ、他の部分は、通風性は良いものの水の量が少なくて加湿の目的を十分に達成できないという、矛盾した状態が発生する。
そこで空気加湿フィルタ33には、バケット34から滴下する水の落下経路に干渉する起伏形状を与える。起伏形状の一例としては、図16に示すような、ホイール31の中心を頂点とする円錐形状が挙げられる。この形状は、図17に示すように、平板状の空気加湿フィルタ33をホイールベース31mとホイールキャップ31lで挟み付けることにより得られる。ホイールベース31mとホイールキャップ31lで挟まれると、空気加湿フィルタ33の中心部が正面側スポーク31cの方に押し出され、周囲に円錐面33aが生じる。この形状を得るため、ホイール31の背面側スポーク31dには円錐面33aを形成するための傾斜面31hを有するリブ31iが突設され、一方、正面側スポーク31cの裏側には、傾斜面31hと向かい合う位置に、傾斜面31hと同じ傾斜面31jを有するリブ31kが突設されている。
上記のようにして形成した空気加湿フィルタ33の円錐面33aは水の落下進路に干渉しているので、滴下する水はその上に分散して散布され、空気加湿フィルタ33の広い領域が濡れる。このため空気加湿フィルタ33の濡れ具合が均等化し、局所に表面張力で水の塊が発生して通風性を損なうということがなくなり、加湿効率が向上する。
空気加湿フィルタ33はホイール31に取り付けられてはじめて起伏形状が与えられるものであり、それまでは平板状態のままにしておけるから、物流段階や保管段階で場所をとらない。また、ホイールベース31mからホイールキャップ31lを分離すれば簡単に空気加湿フィルタ33を取り外すことができる。取り外された空気加湿フィルタ33は自己の弾力性で平板状に復元するので、空気加湿フィルタ33が空気中の異物を捕捉したり、空気加湿フィルタ33に水垢が付着したりした場合、それらを除去したり洗浄したりするというメンテナンス作業が楽である。さらに、ディスク状の空気加湿フィルタ33に円錐形状の起伏を形成する構成なので、空気加湿フィルタ33をホイール31に取り付ける場合にも、ホイールベース31mにホイールキャップ31lを嵌合させる場合にも、角度を気にせず作業を行うことができる。すなわち角度方向性がないことから、容易に作業を進めることができる。
ホイールとして、図29に示すホイール31Aを用いることもできる。ホイール31Aにおいて、ホイール31の構成要素と機能的に共通する構成要素にはホイール31の構成要素に付した符号と同じ符号を付し、説明は省略する。
ホイール31Aは、背面側スポーク31dのリブ31iから、前方に向かってピン31pが突き出している。このピン31pに空気加湿フィルタ33が引っ掛かって、空気加湿フィルタ33はホイールベース31mとホイールキャップ31lで挟み付けられた時点のままの張りを保ち、ホイール31と一体となって確実に回転する。ホイール31が回転しても空気加湿フィルタ33がずれたり、偏ったりしないので、空気加湿フィルタ33に起因する回転不良及びそれに伴う加湿能力の低下といった問題は生じない。
次に、加湿用貯水槽57に付設されるミネラル成分溶解除去剤投入装置について説明する。図20に示す通り、ミネラル成分溶解除去剤投入装置80は、加湿用貯水槽57の右側の未処理水貯水槽55の位置に配置されている。ミネラル成分溶解除去剤投入装置80は、上面と下面が開口した容器81を有する。容器81の下面開口には蓋82が組み合わされる。蓋82はばねを内蔵したヒンジ83により容器81に連結され、通常はばねの力で容器81の下面開口を閉ざす姿勢に維持される。容器81の中には錠剤の形をしたミネラル成分溶解除去剤84が入れられる。ミネラル成分溶解除去剤84は、クエン酸や重曹を主成分とするものである。
容器81の上にはソレノイド85が配置される。ソレノイド85は、電解水生成装置60や電解水ミスト生成装置65と同様にコネクタ68から給電され、筐体10内に配設された制御装置86によって制御される。
制御装置86がソレノイド85に励磁信号を出力すると、ソレノイド85は励磁し、図21に示す通りプランジャ87を突き出す。突き出されたプランジャ87は蓋82を押し開け、容器81の中のミネラル成分溶解除去剤84は未処理水貯水槽55の中の水に投入される。制御装置86は、設定された制御プログラムに従って、ミネラル成分溶解除去剤84の投入動作を定期的に遂行する。
未処理水貯水槽55の中にミネラル成分溶解除去剤84が投入された後、制御装置86はホイール31を、図20に矢印で示す加湿時の回転方向でなく、図21に矢印で示すように逆回転させる。これにより水受けパン51の内部には、図22に矢印で示すような循環水流が発生する。循環水流はミネラル成分溶解除去剤84が水に溶けるのを促進する。
制御装置86は、制御プログラムで設定された時間だけホイール31を逆回転させ続ける。ホイール31とそれに取り付けられた空気加湿フィルタ33はミネラル成分溶解除去剤84を溶かした水をくぐり抜ける度に洗浄され、析出したミネラル成分は溶解除去されることになる。
言うまでもないが、ミネラル成分溶解除去剤84を溶かした水は、ホイール31と空気加湿フィルタ33に対してのみ効果を発揮する訳ではない。その水に浸る箇所全域の析出ミネラル成分を溶解し、除去する。
ホイール31を、加湿時の回転方向に回転させる(正回転)のでなく、それとは逆の方向に回転させる(逆回転)のは、次の理由による。すなわち、ホイール31が正回転すると、バケット34は加湿用貯水槽57から水を汲み上げては空気加湿フィルタ33にかける動作を繰り返すことになる。ミネラル成分溶解除去剤84を溶かした水でホイール31と空気加湿フィルタ33の洗浄を行っている間は送風装置40が運転を停止している設定にしておいたとしても、空気加湿フィルタ33に水がかけられる限り水の気化が進み、水受けパン51の内部の水が減少する。すると給水タンク54から新しい水が供給される。後述するように、ヒータで水受けパン51の内部の水を加温し、ミネラル成分溶解除去剤84の溶解を促進する構成にしておいたとしても、給水タンク54から常温の水が足されたのでは水温が低下してしまう。水温が低下すると、ミネラル成分溶解除去剤84自身が水に良く溶解せず、析出したミネラル成分も十分に溶解除去されなくなる。このような事態を避けるためである。
ホイール31が逆転することにより発生する循環水流は、あまり強力なものではない。水受けパンの51の内部に循環水流生成用のスクリューを配置し、このスクリューをモータで回転させて、勢いの良い循環水流を得るようにしてもよい。
上記のようなスクリューが加湿用貯水槽57に設けられていれば、加湿用貯水槽57内の電解水を未処理水貯水槽55からの未処理水で希釈するとき、スクリューで攪拌して、加湿用貯水槽57の全域が均一な電解水濃度となるようにすることができる。
未処理水貯水槽55の中で、最も低くなった箇所には排水口55bが設けられている。ホイール31と空気加湿フィルタ33の洗浄工程が終了した後、排水口55bに設けた排水弁55cを開けば、溶解除去したミネラル成分を含む水を排水することができる。
図23から図25に示す構成例のように、未処理水貯水槽55にヒータ88を設けておき、水受けパン51の中の水を加温する構成としてもよい。水の加温により、ミネラル成分溶解除去剤84の溶解が一層促進される。
またこの構成例では、排水弁55cがソレノイド89によって開くものとされている。
図24では、ミネラル成分溶解除去剤投入装置80の蓋82と、排水弁55cとが同時に開いた状態となっているが、実際は、ホイール31と空気加湿フィルタ33の洗浄工程が終了し、蓋82が閉じられた後に、排水弁55cが開放される。ヒータ88とソレノイド89はコネクタ68から給電され、制御装置86によって通電制御される。
以上の説明では、ミネラル成分溶解除去剤投入装置80は、ミネラル成分溶解除去剤84の投入動作を定期的に遂行するものであるが、加湿用貯水槽57内の濁度を検出して、濁度が一定以上になると、自動的にミネラル成分溶解除去剤84を投入するようにしてもよい。ミネラル成分が析出してくるとそれに伴って濁度が増加することに鑑みた措置である。
濁度、即ち汚れを検出する方法として、水受けパン51内の水位を検知するために用いられる一対の電極(図示せず)間に、定期的に電圧を加えて電極間電圧(あるいは電流)を検出する。汚れの増加に伴い電圧が減少(電流は増大)していくことに着目して、閾値よりも電圧が減少したとき、汚れが所定以上になったと判断する方法を例示できる。
また水受けパン51内の水中を、LED等の発光素子より発光される光を通して受光素子で受光させ、その受光量が閾値より少なくなったとき、汚れが所定以上になったと判断してもよい。
また、積分球を用いた積分球式光電光度法によって、LEDから発光され、水中を通る光のうち、真っ直ぐに進む光の量と、水中の汚れ粒子により散乱する光の量の比率により、汚れを判断してもよい。
このように汚れを検知してミネラル成分溶解除去剤84を投入すると、ミネラル成分溶解除去剤84を無駄なく有効に消費できる。
ミネラル成分溶解除去剤投入装置80がないものにおいては、汚れを検知することにより、水受けパン51や空気加湿フィルタ33の洗浄時期を報知するなどに活用すればよい。
加湿器1には、これまでに説明した構成以外の構成を備えさせることが可能である。以下、そのようにした例を図30から図56までの図に基づき説明する。なお、加湿器1の構成要素と機能的に共通する構成要素には加湿器1の構成要素に付した符号と同じ符号を付し、説明は省略する。
図30から図31に示す構成例は、空気加湿フィルタ33を濡らす水からミネラル成分そのものをなくしてしまおうとするものである。この構成例では、未処理水貯水槽55の右半分が蒸発区画55d、左半分が蒸留水集水区画55eとされている。蒸発区画55dと蒸留水集水区画55eの間には、両区画を隔てる隔壁の上部の他、連通部はない
未処理水貯水槽55には蒸留装置90が設けられる。蒸留装置90の主要な構成要素は、蒸発区画55dの中に設けられるヒータ91と、未処理水貯水槽55の上に屋根のように設けられる凝結板92である。
ヒータ91は、蒸発区画55dの中の水を沸騰させ、蒸発させるのに十分な大発熱量のものとされる。
凝結板92は蒸発区画55dと蒸留水集水区画55eにまたがって設けられており、その下面は蒸発区画55dから蒸留水集水区画55eの方に向かって下がっている。凝結板92はアルミニウムのような熱伝導の良い金属で形成され、上面には、送風装置40が吸い込む気流中に突き出す空冷フィン93が形成されている。
ヒータ91に通電し、蒸発区画55dの中の水を沸騰させると、沸騰水から発生した水蒸気が凝結板92に当たって凝結する。空冷フィン93が凝結板92から熱を奪うので、凝結は速やかに進む。
凝結水は凝結板92の下面を伝って蒸留水集水区画55eに滴下する。滴下する水は蒸留水なので、蒸留水集水区画55eから加湿用貯水槽57及び電解水生成貯水槽59に供給される水にはミネラル成分は含まれていない。そのため、ホイール31にも空気加湿フィルタ33にもミネラル成分は析出しない。ミネラル成分を養分に細菌類が繁殖し、水受けパン51の内部にぬめりや悪臭が発生することもない。
蒸留水は電解質を含まないので、そのままでは電解水を得ることができない。電解質補填物質を蒸留水に投入し、電解質を補填してやる必要がある。水受けパン51に電解質補填物質投入装置を設けた構成例を図32から図33に示す。
電解質補填物質投入装置100は、蒸留水集水区画55eに配置される。電解質補填物質投入装置100は、上面と下面が開口した容器101を有する。容器101の下面開口には蓋102が組み合わされる。蓋102はばねを内蔵したヒンジ103により容器101に連結され、通常はばねの力で容器101の下面開口を閉ざす姿勢に維持される。容器101の中には錠剤の形をした電解質補填物質104、具体的には塩化ナトリウムの錠剤(塩タブレット)が入れられる。
容器101の上にはソレノイド105が配置される。ソレノイド105は、ミネラル成分溶解除去剤投入装置80のソレノイド85と同様、コネクタ68から給電され、制御装置86によって制御される。
制御装置86がソレノイド105に励磁信号を出力すると、ソレノイド105は励磁し、図33に示す通りプランジャ106を突き出す。突き出されたプランジャ106は蓋102を押し開け、容器101の中の電解質補填物質104は蒸留水集水区画55eの中の蒸留水に投入される。これにより蒸留水は、電解水生成装置60で電解水を生成するのに十分な電解質を含むことになる。制御装置86は、設定された制御プログラムに従って電解質補填物質104の投入動作を遂行する。ここで投入される電解質補填物質104の量は非常に微量でよく、再析出される量も水道水によるミネラル成分析出量に比べると極めて少なく、空気加湿フィルタ33や電極61のメンテナンス清浄の頻度を大幅に下げることができる。
図34から図39に示す実施形態は、汚れ検知センサの検知結果に基づき送風装置40を制御することとした場合、送風装置40の運転条件が変化しても、電解水ミストの放出量にはあまり影響しないようにしたことを特徴としている。
この実施形態では、筐体10の一部に図示しない汚れ検知センサを配置する。汚れ検知センサとしては、空気中の塵埃レベルを測定する塵埃センサや、タバコの煙などに含まれるガス成分を検知するガスセンサ、あるいはそれらの機能を複合したセンサなどを用いることができる。
吹出口13には電動式のルーバー110が設けられる。制御装置86は、汚れ検知センサから出力される室内空気の汚れレベルに応じて送風装置40とルーバー110を制御する。
室内空気の汚れレベルが「高」のときは、ルーバー110が開く。すなわち図35から図37に示す状態となる。送風装置40は「強」で運転される。これにより、室内空気の循環が速くなり、室内空気は速やかに浄化される。送風装置40から吐出される空気の一部はダクト72に入って電解水ミストを巻き込む。この電解水ミスト混じりの空気がミスト放出口16から放出される。
室内空気の汚れレベルが「低」のときは、ルーバー110は閉じる。すなわち図38から図39に示す状態となる。送風装置40は「弱」で運転される。吹出口13が閉ざされているので、送風装置40が吐出する空気は全量がダクト72に入る。このため、送風装置40の風量が落ちているにも関わらず、ミスト放出口16から放出される電解水ミスト混じりの空気の量は室内空気の汚れレベルが「高」のときと同等となり、室内の除菌と消臭を十分に行うことができる。なお、ルーバー110は完全に閉じる必要はない。開放度合いを小さくするだけでもよい。
図40から図44に示す実施形態は、ミスト放出口16から放出される電解水ミストを目視で確認しやすくした構成に特徴を有している。
図41に示す通り、筐体10の内部には角筒状のダクト72が垂直に設けられ、その内部から電解水ミストMが立ち昇る。ダクト72の上端には透明物質(例えば透明な合成樹脂)からなるスリーブ120が被せられている。このスリーブ120と、ダクト72の上端部がミスト放出口16を構成する。スリーブ120の内面には、それより上が狭くなる段部121が形成され、この段部121がダクト72の天面に係合することにより、スリーブ120は落下することなくダクト72の上端に留まっている。
スリーブ120の背面にはミラー122が配置されている。ミラー122はモータ123によって垂直面内で回転し、スリーブ120に対する角度を変える。
ミラー122の下方には、ミラー122に対し上向きに光を照射する光源124が配置されている。光源124を構成するのはLEDである。
加湿器1を運転すると、ダクト72内を上昇してきた電解水ミストMがミスト放出口16から放出される。電解水ミスト放出中に光源124を点灯すると、ミラー122で反射した光が電解水ミストMを背後からライトアップする。これにより使用者は、加湿器1が今まさに電解水ミストMを放出しているということを明瞭に目視することができる。またライトアップにより、ミストが発生しなくなった、即ち水受けパン51内の水が無くなってきたことを、離れた位置からでも容易に確認することができる。
モータ123を駆動することにより、ミラー122の角度を図41の角度から図43の角度の間で変えることができる。図41の状態ではミラー122で反射し、さらにスリーブ120を透過した光が電解水ミストMをライトアップする。図43の状態ではミラー122で反射しただけの光が電解水ミストMをライトアップする。このように照明状態を変化させられることを利用して、例えば送風装置40を「強」で運転しているときと「弱」で運転しているときとで電解水ミストMの見え方が変わるようにすることができる。
図45から図52に示す実施形態は、吹出口13に手動式のルーバー130を設けたことを特徴としている。ルーバー130は、図48に示す通り、軸部131で筐体10に取り付けられ、軸部131を中心として垂直面内で回動する。ルーバー130の側面には、軸部131の近傍に、筐体10の側に向かって突き出す半球状の突起132(図50参照)が形成されている。筐体10の側には突起132を受け止める突条133が形成されている。突条133は断面三角形のものが2条、平行に並んでいる。
送風が停止されているとき、ルーバー130は図45及び図48に示す位置にあり、塵埃が落下してきても吹出口13には入らないようになっている。なおこの実施形態では吹出口13の設けられた箇所とミスト放出口16の設けられた箇所が段違いになっており、吹出口13の設けられた箇所の方が一段と低くなっている。そのため、図45の状態で送風装置40を「弱」で運転した場合、ルーバー130の前端と筐体10の間に生じている隙間から空気が漏れはするが、その空気は前方の壁に当たって真上に誘導され、ミスト放出口16から放出されている電解水ミストMを巻き込むに至らない。
送風装置40を「強」で運転すると、風圧でルーバー130が持ち上がる。ルーバー130が持ち上がると、図50において下側に位置する突条133に突起132が当たり、ルーバー130はその角度で維持される。これが図46の状態である。この状態では、ルーバー130により前方に誘導された風がミスト放出口16の方に吹きつけ、ミスト放出口16から立ち上る電解水ミストMを前方に送る。これにより、電解水ミストMが部屋の隅々にまで速やかに届く。風圧でルーバー130が開くものであるから、「強」運転時にルーバー130を開け忘れる懸念がない。
ルーバー130に力を加え、図51及び図52に示すように2条の突条133の間に突起132を係合させると、ルーバー130は図47に示す角度になる。手を離してもルーバー130はその角度を保っているので、送風装置40を「弱」で運転したとき、風がミスト放出口16の方に誘導され、この時も電解水ミストMを前方に送ることになる。従って、弱い風であっても電解水ミストMを部屋の隅々にまで届かせることができる。
図53〜図56に示す実施形態は、劣化した電解水を加湿用貯水槽57に戻らないようにするために工夫されたものである。図1〜図29に示す加湿器では、空気加湿フィルタ33にかけられた電解水が下方へ落下していくときに、周囲に飛び散ることがあり、この飛び散った電解水の細かな水滴が、ホイール31の周囲の囲い37で受け止められ、この細かな水滴が次第に肥大して、部分囲い37bを伝って加湿用貯水槽57へ戻る。この戻った水滴は、肥大化するまでに時間を要し、この間に、電解濃度が低下して劣化してしまう。この劣化した電解水が加湿用貯水槽57へ戻らないようにするものである。
そのために、未処理水貯水槽55を、隔壁55hで未処理水貯水槽55と劣化水貯水槽55gに分ける。未処理水貯水槽55は、給水タンク54から供給される水を受ける。
部分囲い37b内面の下部には、部分囲い37bの内面を伝って落下してきた水滴を2つに分ける図55のようなとんがり屋根の如きガイドリブ37dが設けられている。ガイドリブ37dの周囲には、ガイドリブ37dの下端より落下した水滴を受ける水受プレート37eが形成されており、この水受プレート37eの一部に、劣化水貯水槽55gに臨んで開口された排水口37fが設けられている。
このような構成により、部分囲い37bの内面を伝って落下してきた水滴は、ガイドリブ37d、水受プレート37e、排水口37fを介して劣化水貯水槽55gに集められる。従って劣化した電解水は、未処理水貯水槽55から加湿用貯水槽57へ戻ることはなく、加湿用貯水槽57内の電解濃度を適当な濃度に保つことができる。
劣化水貯水槽55gに集められた劣化した電解水は、図20や図23で示す排水弁と同様の排水弁を設けることにより、適宜排出できる。
上記各実施形態は空気清浄装置を有する加湿機に係るものであったが、空気清浄装置を備えていないもの(吸込口12に簡単なプレフィルタ程度を備えているものは含む)、即ち単なる加湿機にも本発明は適用可能であり、上記各実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は加湿機に広く利用可能である。
1 加湿機
10 筐体
12 吸込口
13 吹出口
15 空気流通経路
16 ミスト放出口
20 空気清浄装置
21 空気清浄フィルタ
30 空気加湿装置
31 ホイール
32 加湿部
33 空気加湿フィルタ
34 バケット
35 モータ
40 送風装置
50 給水装置
51 水受けパン
54 給水タンク
55 未処理水貯水槽
57 加湿用貯水槽
58 ミスト生成用貯水槽
59 電解水生成用貯水槽
60 電解水生成装置
65 電解水ミスト生成装置
80 ミネラル成分溶解除去剤投入装置
84 ミネラル成分溶解除去剤
86 制御装置

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に形成され、一方の端が吸込口、他方の端が吹出口となった空気流通経路と、
    前記空気流通経路に配置された空気加湿装置及び送風装置を備え、
    前記空気加湿装置は、
    加湿用貯水槽と、
    前記加湿用貯水槽内の水で濡らされる空気加湿フィルタを備えるとともに、
    前記加湿用貯水槽にはミネラル成分溶解除去剤投入装置が付設されることを特徴とする加湿器。
  2. 前記ミネラル成分溶解除去剤投入装置にはそれに定期的投入動作を行わせる制御装置が付属することを特徴とする請求項1に記載の加湿器。
  3. 前記空気加湿フィルタはディスク状であって、モータで回転せしめられるホイールに保持されるものであり、前記ホイールのリムには当該ホイールの回転と共に前記加湿用貯水槽から水を汲み上げて前記空気加湿フィルタにかけるバケットが所定間隔で複数個取り付けられているとともに、
    ミネラル成分溶解除去剤を溶かした水で前記空気加湿フィルタと前記ホイールの洗浄を行うときは、前記ホイールは逆回転せしめられることを特徴とする請求項1または2に記載の加湿器。
  4. 前記加湿用貯水槽に、ミネラル成分溶解除去剤を溶かした水を加温するヒータが付設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の加湿器。
  5. 前記空気加湿フィルタを濡らす水は電解水であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の加湿機。
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