JPH11309447A - 浄水ポット - Google Patents
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- C02F2201/006—Cartridges
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
ル分を残した美味しい水を飲用することができ、その
上、浄化した水の注出が、手間なく、無理もせずにでき
るようにする。 【解決手段】 水を貯留するタンク1と、このタンク1
内に貯留された水をその貯留水の水圧により通す活性炭
フィルタ9を有する第1の浄水部10を具えると共に、
この第1の浄水部10を通った水を貯留する浄水貯留部
25を具え、更に、中空糸膜フィルタ40を有する第2
の浄水部41、及び前記浄水貯留部25に貯留された水
を前記第2の浄水部41を通して吐出するポンプ29を
具えた。
Description
を飲用するための浄水ポットに関する。
水ポットしては、水を貯留するタンク内に適当なフィル
タを設け、このフィルタで漉した水をタンク内から注出
して飲用するものが供されている。しかしながら、この
従来の浄水ポットでは、全般に、水の浄化効果が充分で
はなかった。
であり、従ってその目的は、水の浄化が充分にできて、
なお且つ、ミネラル分を残した美味しい水を飲用するこ
とができ、その上、浄化した水の注出が、手間なく、無
理もせずにできる浄水ポットを提供するにあって、更
に、水の浄化が極力速やかにできる浄水ポット、浄化し
た水を清浄に保つことのできる浄水ポット、フィルタの
保護が充分にできる浄水ポット、水の浄化が効率良くで
きる浄水ポット、使い勝手の良い浄水ポット、水の浄化
がより確実にできる浄水ポット、浄化した水の注出流量
を充分に確保できる浄水ポット、浄水注出時の必要な外
気の導入が外観性良くできる浄水ポット、誤操作のおそ
れのない浄水ポットを提供するにある。
に、本発明の浄水ポットは、水を貯留するタンクと、こ
のタンク内に貯留された水をその貯留水の水圧により通
す活性炭フィルタを有する第1の浄水部と、この第1の
浄水部を通った水を貯留する浄水貯留部と、中空糸膜フ
ィルタを有する第2の浄水部と、前記浄水貯留部に貯留
された水を前記第2の浄水部を通して吐出するポンプと
を具備して成ることを特徴とする(請求項1の発明)。
水は、まず第1の浄水部の活性炭フィルタにより、塩素
の除去、かび臭等の脱臭、約10μm以上のゴミの捕獲
がなされて浄化される。この活性炭フィルタによる水の
浄化は、タンク内に貯留された水の水圧により行われる
ものであり、要するに自然通水方式で行われるから、水
が活性炭フィルタと接触する時間を長くでき、それだ
け、浄化効果がよく得られる。
は、注出時に、第2の浄水部の中空糸膜フィルタによ
り、約0.1μm以上の雑菌の除去とゴミの捕獲がなさ
れて浄化される。一方、ミネラル分は0.01μmであ
るから、活性炭フィルタ及び中空糸膜フィルタのいずれ
にても除去されず、それらを通過して注出される浄水に
残される。
ることにより行われるから、ポットの全体を手で傾けて
注出するような手間を要しない。又、このとき、注出す
る水は、上記第1の浄水部の活性炭フィルタを通って浄
水貯留部に貯留された水であり、活性炭フィルタを通し
つつ注出するというようなことをしないため、活性炭フ
ィルタによる抵抗を受けずに注出できる。
ンク内の水面とほゞ平行となるように配置されていると
良い(請求項2の発明)。このものによれば、活性炭フ
ィルタの通水面積が大きく、通水抵抗を小さくできるの
で、水の浄化が充分にできつつ、速やかにもできる。
で達する連通管を具え、この連通管が活性炭フィルタよ
り下方の部分に浄水貯留部内に開放する通気口を有する
と良い(請求項3の発明)。このものによれば、浄水貯
留部に貯留された浄水の水位が連通管の通気口を塞ぐま
でに達したところで、その通気口から連通管を通じての
浄水貯留部内空気の排出がなくなることにより、タンク
内から活性炭フィルタ(第1の浄水部)を通じての浄水
貯留部内への浄水の滴下が停止される。これにより、浄
水貯留部内の浄水の水位の上昇を活性炭フィルタより所
定寸法下方の位置に止めることができて、その浄水が活
性炭フィルタに触れるようになることを避けることがで
き、活性炭フィルタに吸着、蓄積された塩素化合物や水
あか等が浄水貯留部内の浄水に溶け出すことを防ぐこと
ができる。
炭フィルタを覆うフィルタガードが他の部分より高い段
差を付けて設けられ、その段差部分に通水用の開口部が
形成されていると良い(請求項4の発明)。このものに
よれば、タンク内に給水するときの水道水圧力による活
性炭フィルタ表面部の変形、破損をフィルタガードによ
り防止できる。
を具え、その少なくとも一方側の部材が活性炭フィルタ
の周囲部分を圧する突部を有すると良い(請求項5の発
明)。このものによれば、活性炭フィルタの周囲部分の
端面が一般に平滑でなく、それと対向する他の面との間
に隙間を発生しやすくて、そこからタンク内の水が抜け
る心配があるのに対し、活性炭フィルタの周囲部分の通
水抵抗が大きくなり、タンク内の水が該活性炭フィルタ
の周囲部分を避けてそれ以外の部分を通るようになるか
ら、活性炭フィルタを有効に通るようになって効率良く
浄化される。
器により構成されると共に、タンク内の底部に係止部が
具えられ、タンク内にその係止部部分まで達する連通管
が具えられて、この連通管を回転させることにより、該
連通管の先端部を係止部に係止させ、別容器の固定をす
るようにすると良い(請求項6の発明)。このものによ
れば、連通管を回転させて、その先端部を係止部に係止
させ、あるいはその係止を解除するだけのことで、浄水
貯留部を構成する別容器の、タンク内における固定、解
除ができる。
囲うチャンバを具え、ポンプがそのチャンバ内を下部か
ら上部へ通水するようになっていて、該チャンバの上部
からタンク内に通じる連通路を具えると良い(請求項7
の発明)。このものによれば、チャンバ内に入った水に
混入される空気を連通路を通じてタンク内に排出でき、
中空糸膜フィルタへの空気の入り込みを防止できるか
ら、該中空糸膜フィルタの通水有効面積をその入り込み
空気に減じられることなく確保できる。
水を注出する注水口を有する注水口体を、回転軸の回転
を伴った回転により出し入れ可能に具え、その回転軸と
第2の浄水部とを、弾性を有するU字状の連通部材によ
り連通させると良い(請求項8の発明)。このものによ
れば、注水口体の回転に、連通部材が無理なく追従す
る。
このカバーとタンクとを連結する連結具を具え、タンク
のその連結具により覆われる部分に、タンク内とタンク
外とを連通させる通気孔を具えると良い(請求項9の発
明)。このものによれば、浄水注出時に必要な外気の吸
入をする通気孔を、常時はカバーとタンクとを連結する
連結具で覆い隠すことができる。
を注出する注水口を有する注水口体を出し入れ可能に具
え、この注水口体の収納時に該注水口体によって覆われ
る部分に通気孔を具えると共に、この通気孔とタンク内
とを連通させる連通孔、及びこの連通孔を前記ポンプの
作動による注水時に開放し、それ以外のときには該連通
孔を閉塞する弁を具えても良い(請求項10の発明)。
このものによれば、浄水注出時に必要な外気の吸入をす
る通気孔を、常時は注水口体で覆い隠すことができる。
又、このものの場合には、全体を横転させても、連通孔
を閉塞する弁により、通気孔からの水漏れを防止でき
る。
2の浄水部を通して吐出される水を注出する注水口を有
する注水口体を出し入れ可能に具え、この注水口体の収
納時に該注水口体によって覆われる部分に、前記ポンプ
に通電するためのスイッチを具えると良い(請求項11
の発明)。このものによれば、ポンプに通電するための
スイッチ操作部を、常時は注水口体で覆い隠すことがで
きる。
き、図1ないし図8を参照して説明する。まず、図1に
示すタンク1は、上面が開放する有底筒状の容器から成
るもので、最上部の両外側部に、連結具としてのクラン
プ2を有しており、このクランプ2により覆われる部分
に、タンク1内とタンク1外とを連通させる通気孔3を
それぞれ形成している。又、タンク1の内底部の中央部
には、係止部としての突部4を形成しており、タンク1
内の下部には、別容器5を収納している。
体5aと、その上面の開放部を水密に閉塞した蓋5bと
から成るもので、その容器主体5aには、下縁部にパッ
キン6を装着し、内上部に活性炭フィルタ収納部7を形
成している。この活性炭フィルタ収納部7は、詳細には
図2に示すように、底部7aに通水孔8を多数有するも
のであり、内部に活性炭フィルタ9を収納し、これによ
って第1の浄水部10を構成している。
にはドーナツ形の平板状を成しており、タンク1内に水
が供給されて貯留されれば、その水面とほゞ平行になる
ようになっていて、その水を貯留水の水圧により通すよ
うになっており、その通水のための微細孔、いわゆる
「目」の大きさは、約0.1μm以上、約10μm未満
である。
の直上部に位置するもので、該蓋5bには、活性炭フィ
ルタ9を覆うフィルタガード11を他の部分より寸法S
だけ高い段差を付けて形成しており、その外周及び内周
のそれぞれ段差部分には、通水用の開口部12,13を
形成している。更に、活性炭フィルタ収納部7には、中
央部に円筒部14を形成しており、この円筒部14は上
端部が活性炭フィルタ9及び蓋5bよりも上方に突出し
ている。
底部7aと蓋5bは、活性炭フィルタ9を挟持する部材
であって、そのうちの蓋5bには、活性炭フィルタ9の
周囲部分である外周部及び内周部にそれぞれ対応する部
分に、突部15,16を形成し、この突部15,16に
よって活性炭フィルタ9の外周部と内周部とを圧してい
る。
り連通管17を挿通している。この連通管17は、図3
に示すように、長尺な円筒パイプから成るもので、その
上端部近くには取手部18を長円形のつば状に形成し、
中間部に円形のつば部19を形成している。又、このつ
ば部19の下面には、係合部である凸部20を、連通管
17の外周を挟んで対称的に形成しており、これに対
し、前記別容器5の円筒部14には、被係合部である凹
部21を同じく対称的に形成している。この凹部21
は、その深さが時計回り方向に漸次浅くなっているもの
で、その時計回り方向の先端部には、その直前部21a
より一段深い止め部である係止凹部21bを有してい
る。
部分にはOリング22を装着しており、それより更に下
方の部分に通気口23を複数個(図3では1個のみ図
示)形成し、下端部には前述のタンク1の突部(係止
部)4と対応する被係止部である係止孔24を形成して
いる。ここで、タンク1の突部4は長円形の頭部4aを
有するものであり、係止孔24はそれと同じ長円形を成
している。
1内の上部より別容器5の円筒部14に挿通した状態
で、係止孔24を突部4の頭部4aに合わせ、その下方
に進める。すると、凸部20が図4に示すように凹部2
1の最深部に進入する。そこで更に、取手部18を持っ
て連通管17を時計回り方向に回転させると、凸部20
は、矢印Aで示すように、凹部21の底面に摺接してこ
れを登る。又、このとき、係止孔24は突部4の頭部4
aと交差する状態になるもので、この状態で、凸部20
が上述のように凹部21の底面を登ることにより、連通
管17が上昇するので、係止孔24は周縁部が突部4の
頭部4aに下方より圧接し、これによって、該突部4に
連通管17が係止される。
頭部4aに圧接してからは、凸部20は、凹部21の底
面を矢印Bで示すように押し下げつつ係止凹部21bに
向かって進み、最終的に、係止凹部21bに係止され
る。これにより、別容器5の全体が押し下げられ、該別
容器5は、前述のパッキン6を圧縮して、該パッキン6
を介しタンク1の内底面に密接するものであり、かくし
て、別容器5の固定がなされる。
した状態を示しており、タンク1内の下部には、その固
定をした別容器5と第1の浄水部10(活性炭フィルタ
9)とにより、浄水貯留部25が包囲形成されている。
又、この状態では、Oリング22が円筒部14の内周面
に圧接して、該円筒部14と連通管17との間のシール
をしており、通気口23は活性炭フィルタ9より下方に
位置して浄水貯留部25内に開放している。更に、この
場合、別容器5は活性炭フィルタ9を有するカートリッ
ジとしても機能するようになっている。
ている。このカバー26は、下面が開放するキャップ状
で、その下面の開放部にはカバーベース27を装着して
いる。カバーベース27には、中央部に吸水管28を例
えば一体に形成しており、この吸水管28は、前記連通
管17内に、ある程度の余裕をもって挿入される径を有
しており、長さは、連通管17の下端部近くに達する長
さを有している。
り図1中左側の部分には、ポンプ29を複数個のねじ3
0によって取付けている。このポンプ29は、電動式の
例えばギヤポンプから成るものであり、その吸入口を、
接続パイプ31によって吸水管28の上端部に接続して
いる。更に、その近傍に位置して、カバー26には電池
収納ケース32を内設しており、これにはポンプ29を
駆動するための電源となる電池、例えば乾電池33を必
要数収納し、そのカバー26外に面した出入口を蓋34
により閉塞している。なお、この蓋34は、この場合、
上端部をカバー26に係合させ、下端部をカバー26に
ねじ35止めすることによって、取外し可能に取付けて
いる。
には、ポンプ29を駆動するためのスイッチ36を内設
しており、その上方部にはスイッチ36を押圧操作する
ためのスイッチ操作部37を、表示シート38により覆
って設けている。なお、スイッチ操作部37は、例えば
カバー26と一体の弾性片により構成している。又、図
5には、ポンプ29を駆動するための電気回路構成を示
しており、スイッチ36を介したポンプ29の通電回路
に乾電池33が接続されるものである。
水管28より図1中右側の部分には、チャンバ39を形
成している。このチャンバ39は、下面が開放して、上
方に隆起した円筒状のものであり、その内部に中空糸膜
フィルタ40を収納し、これによって第2の浄水部41
を構成している。従って、この場合、チャンバ39は第
2の浄水部41の中空糸膜フィルタ収納部たるもので、
収納した中空糸膜フィルタ40を囲っている。
び図7に示すように、上下の両端部が開放した円筒状の
ケース42と、多数本の中空糸膜43とから成るカート
リッジで、その多数本の中空糸膜43をU字状に曲げて
ケース42に収納し、その上で、ケース42の上端部に
樹脂ポッティング44を施すことにより、中空糸膜43
の両端部をケース42の上端部で固定している。なお、
中空糸膜43の周壁部の微細孔(目)の大きさは、約
0.01μm以上、約0.1μm未満である。
る両端がポッティング44の上端面から露出しており、
従って、中空糸膜43の内部はポッティング44の上端
面において開口している。更に、ケース42には、下部
に通気口45を切欠部により形成しており、上部に通気
口46を孔により形成している。
た中空糸膜フィルタ40に対して、チャンバ39の下面
の開放部には、図1に示すように、底蓋47を例えばね
じ込みによって装着しており、同時に、この底蓋47の
裏面に形成した突起48によって中空糸膜フィルタ4
0、特にこれのケース42を押し上げ、これにより、中
空糸膜フィルタ40がチャンバ39の内上面にはパッキ
ン49を介して密接し、下方(底蓋47との間)には空
間が保たれるようにしている。
50を形成しており、これに前記ポンプ29の吐出口を
接続パイプ51によって接続している。又、チャンバ3
9の最上部には出水口52を形成しており、更に、チャ
ンバ39のそれより低い上部には連通孔53を形成し、
これと、前記カバーベース27に形成した連通孔54と
を接続チューブ55によって接続し、もって、チャンバ
39の上部からタンク1内に通じる連通路56を形成し
ている。
には、注水口体57を設けている。この注水口体57
は、先端部に注水口58を下向きに有するもので、内部
にその注水口58に連なる注水パイプ59を固定状態で
有している。このような注水口体57に対して、カバー
26には注水口体57を面一に収納する凹部60を形成
しており、又、この凹部60の奥部にはパイプ継手61
を回転可能に取付け、これの上部に注水口体57の注水
パイプ59の基端部を連結している。
1を回転軸として、これの回転を伴い回転されるように
なっており、その回転により、凹部60から外側方に出
され、そして又、凹部60に収納されるようになってい
る。なお、図8は注水口体57を出したときの状態を示
している。
1の下部と前記チャンバ39の出水口52は、接続パイ
プ62により接続して連通させている。この接続パイプ
62は、例えばゴム製で、弾性を有する連通部材であ
り、上記パイプ継手61の下部と前記チャンバ39の出
水口52との間においてU字状に曲げている。
2の浄水部41(中空糸膜フィルタ40)、連通路5
6、ポンプ29、電池33、スイッチ36を覆ってお
り、該カバー26の下縁部にはパッキン63を装着して
いる。又、このカバー26の下縁部外周面の両側2か所
には、それぞれ前述のクランプ2を掛けるための係合突
起64を形成している。
ず、タンク1内には、別容器5を前述のごとく連通管1
7の挿通及び回転により固定する。そして、カバー26
を除いた状態で、タンク1内に、例えば水道の蛇口より
水を入れる。このタンク1内に入れられた水は、タンク
1の内周面と別容器5の外周面との間を満たした後、別
容器5の上方に至り、該別容器5の蓋5bの通水用の開
口部12,13を通じて活性炭フィルタ9の上面に至っ
た後、そこから水位を上げる。このとき、連通管17の
取手部18が給水の目安部となるもので、すなわち、そ
の取手部18の部分に水面が達するまでタンク1内に水
を入れれば良い。
しつつ、タンク1にカバー26をパッキン63を介して
載置し、クランプ2を係合突起64に掛けて操作するこ
とにより、該クランプ2によってタンク1にカバー26
を連結する。この状態で、ポット全体を適当な所、例え
ば卓上に置き、あるいは冷蔵庫の庫内に収納する。
て貯留された水は、その貯留水の水圧による自然通水に
よって第1の浄水部10の活性炭フィルタ9を徐々に通
過する。このとき、その通過する水からは、塩素の除
去、かび臭等の脱臭、約10μm以上のゴミの捕獲がな
される。そして、その浄化された水が活性炭フィルタ9
から滴下して下方の浄水貯留部25に貯留される。この
浄水が浄水貯留部25内で水位を上げるとき、浄水貯留
部25内からは、水面上の空気が連通管17の通気口2
3から連通管17内を通り、タンク1内の水面上に至っ
て、更に通気孔3からタンク1外に排出される。
管17の通気口23を塞ぐまでに達すると、上述の連通
管17を通じての空気の排出がなくなり、それ以後は、
浄水貯留部25内の浄水が通気口23から連通管17内
に至って該連通管17内及び吸水管28内でタンク1内
と同水位まで水位を高める。そして、タンク1内から活
性炭フィルタ9を通じての浄水貯留部25内への浄水の
滴下は、それ以後、浄水貯留部25内の浄水の水面と活
性炭フィルタ9との間に残る空気の圧力を高めることに
なるので、この空気圧の高まりにより滴下が停止され、
浄水貯留部25内の水位の上昇が止まる。図1はこのと
きの状態を示しており、活性炭フィルタ9の下方には、
該活性炭フィルタ9の下面から連通管17の通気口23
までの寸法Lの空間が保たれ、浄水が活性炭フィルタ9
に触れることが避けられる。
に限度一杯まで浄水が貯留された状態から、タンク1内
に前述の取手部18の部分まで水を補充した状態を示し
ており、図中W0 は浄化前の水、W1 は活性炭フィルタ
9により浄化された水を示している。
上よりスイッチ操作部37を押圧操作すると、スイッチ
36が閉成作動されることにより、ポンプ29が乾電池
33により通電されて起動する。これにより、吸水管2
8内の浄水が接続パイプ31を通じてポンプ29に直に
吸い上げられ、連通管17内の浄水が吸水管28を通じ
て同様に吸い上げられる。又、浄水貯留部25内の浄水
も、連通管17下端の係止孔24から連通管17内に入
って吸水管28を通じ同様に吸い上げられる。
の通気孔3から連通管17内へ、そして更に、その連通
管17内から通気口23を通じて浄水貯留部25内へと
順当に行われる。
水は、ポンプ29内を経て接続パイプ51を通じ、第2
の浄水部41の中空糸膜フィルタ40が存するチャンバ
39内に送入される。そして、そのチャンバ39内を上
方の出水口52に向かって下部から上部へと通され、そ
の途中、中空糸膜フィルタ40の中空糸膜43を、その
各周壁の微細孔から内部へ流入し、各両端の開口部から
流出する経路で通る。このとき、約0.1μm以上の雑
菌の除去とゴミの捕獲が中空糸膜43の各周壁によりな
される。
る水には、吸水管28内に存した空気が含まれている
が、その空気は、直接に、あるいは中空糸膜フィルタ4
0の通気口45からケース42内を経て通気口46か
ら、連通路56に至り、この連通路56を通ってタンク
1内に排出される。
水は、チャンバ39の出水口52から接続パイプ62、
パイプ継手61、注水パイプ59を通じて、注水口体5
7の注水口58から外部へ注出される。従って、このと
き、注水口体57をあらかじめ回転させて図8に示す突
出状態としておくことにより、注水口58から注出され
る浄水をコップなど図示しない容器により受け、飲用す
ることができる。
タンク1内の水が前述同様に活性炭フィルタ9を通過し
て滴下し、浄水貯留部25に連通管17の通気口23を
塞ぐ高さまで補充貯留される。
に貯留された水は、最初に第1の浄水部10の活性炭フ
ィルタ9により、塩素の除去、かび臭等の脱臭、約10
μm以上のゴミの捕獲がなされて浄化される。この活性
炭フィルタ9による水の浄化は、タンク1内に貯留され
た水の水圧による自然通水方式で行われるものであり、
水が活性炭フィルタ9と接触する時間を長くできるか
ら、それだけ、浄化効果をよく得ることができる。
は、注出時に、第2の浄水部41の中空糸膜フィルタ4
0により、約0.1μm以上の雑菌の除去とゴミの捕獲
がなされて浄化される。一方、ミネラル分は約0.01
μmであり、上記活性炭フィルタ9及び中空糸膜フィル
タ40のいずれにても除去されないから、それらを通過
して注出される浄水に残される。かくして、水の浄化が
充分にできて、なお且つ、ミネラル分を残した美味しい
水を飲用することができる。
かせることにより行われるから、ポットの全体を手で傾
けて注出するような手間を要しない。又、このとき、注
出する水は、上記第1の浄水部10の活性炭フィルタ9
を通って浄水貯留部25に貯留された水であり、活性炭
フィルタ9を通しつつ注出するというようなことをしな
いため、活性炭フィルタ9による抵抗を受けずに無理な
く注出できる。これにより、ポンプ29の負荷を軽減で
きて、その寿命を延ばすことができ、電池33の消耗量
も少なくすることもできる。
ィルタ9は平板状で、タンク1内の水面とほゞ平行とな
るように配置している。これにより、活性炭フィルタ9
の通水面積を大きく確保でき、通水抵抗を小さくできる
ので、水の浄化が充分にできつつ、速やかにもできる。
内部まで達する連通管17を有し、この連通管17が活
性炭フィルタ9より下方の部分に浄水貯留部25内に開
放する通気口23を有している。これにより、前述のご
とく、浄水貯留部25内の浄水の水位の上昇を活性炭フ
ィルタ9より所定寸法下方の高さ(連通管17の通気口
23を塞ぐまで)に止めることができ、その浄水が活性
炭フィルタ9に触れるようになることを避け得るので、
活性炭フィルタ9に吸着、蓄積された塩素化合物や水あ
か等が浄水貯留部25内の浄水に溶け出すことを防ぐこ
とができ、該浄水貯留部25内の浄水を清浄に保つこと
ができて、その清浄に保たれた浄水を飲用することがで
きる。
性炭フィルタ9を覆うフィルタガード11を他の部分よ
り高い段差を付けて設け、その段差部分に通水用の開口
部12,13を形成している。これにより、タンク1内
に給水するときの水道水圧力が活性炭フィルタ9の表面
部に及ぶことをフィルタガード11により避けることが
できて、該活性炭フィルタ9表面部の変形、破損を防止
することができる。又、この場合、活性炭フィルタ9の
表面部をフィルタガード11で覆うことで、外観も良く
することができる。
材として、別容器5の活性炭フィルタ収納部7の底部7
aと蓋5bとを具え、そのうちの一方側の部材である蓋
5bに、活性炭フィルタ9の周囲部分である外周部と内
周部とを圧する突部15,16を設けている。
は、端面が一般に平滑ではなく、それと対向する活性炭
フィルタ収納部7の内外周側面など他の面との間に隙間
を発生しやすくて、そこからタンク1内の水が活性炭フ
ィルタ9を通らずに抜ける心配がある。これに対して、
上述の突部15,16により圧せられる分、活性炭フィ
ルタ9の周囲部分が高密度になって、通水抵抗が大きく
なるから、タンク1内の水は該活性炭フィルタ9の周囲
部分を避けてそれ以外の内外周間の部分を通るようにな
り、活性炭フィルタ9を有効に通るようになって効率良
く浄化することができる。
た別容器5により構成すると共に、タンク1内の底部に
係止部4を具え、タンク1内にその係止部4部分まで達
する連通管17を具えていて、この連通管17を回転さ
せることにより、該連通管17の先端部を係止部4に係
止させ、別容器5の固定をするようにしている。これに
より、浄水貯留部25を構成する別容器5の、タンク1
内における固定が容易にでき、解除もその逆の操作で容
易にできるから、活性炭フィルタ9の交換や洗浄等をす
るときのその別容器5の着脱が容易にできて、使い勝手
を良くすることができる。
ルタ40を囲うチャンバ39を具え、ポンプ29がその
チャンバ39内を下部から上部へ通水するようにしてい
て、該チャンバ39の上部からタンク1内に通じる連通
路56を具えている。これにより、チャンバ39内に入
った水に混入される空気を連通路56を通じてタンク1
内に排出でき、中空糸膜フィルタ40の中空糸膜43へ
の空気の入り込みを防止できるから、該中空糸膜43
(中空糸膜フィルタ40)の通水有効面積をその入り込
み空気に減じられることなく確保できて、該中空糸膜4
3による水の浄化が確実にできる。
れる水を注出する注水口58を有する注水口体57を、
回転軸であるパイプ継手61の回転を伴った回転により
出し入れ可能に具え、そのパイプ継手61と第2の浄水
部41とを、弾性を有するU字状の連通部材である接続
パイプ62により連通させている。このものによれば、
注水口体57を出したときに、該注水口体57の回転に
伴って接続パイプ62がねじられるのに対し、該接続パ
イプ62がU字状で弾性を有するため、径をさほど縮め
ることなくそれに追従し、通水断面積を充分に維持す
る。よって、注水口58から注出される浄水の流量も充
分に確保することができる。
ると共に、このカバー26とタンク1とを連結する連結
具としてクランプ2を具え、タンク1のそのクランプ2
により覆われる部分に、タンク1内とタンク1外とを連
通させる通気孔3を具えている。このものによれば、浄
水の注出時に必要な外気の吸入等をする通気孔3を、常
時はクランプ2で覆い隠すことができ、外観を良くする
ことができる。
の第2ないし第5実施例を示すもので、それぞれ、第1
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、異なる部分についてのみ述べる。
いては、前述の連通管17に代えて、該連通管17の通
気口23までの長さの連通管71を使用し、その下端の
開放部を前述の通気口23に代わる通気口72としてい
る。このようにしても、浄水貯留部25内の浄水の水位
の上昇を連通管71の通気口72までの高さに止めるこ
とができて、その浄水が活性炭フィルタ9に触れるよう
になることを避けることができるので、該浄水貯留部2
5内の浄水を清浄に保つことができる。なお、この場
合、別容器5の、タンク1内における固定は、連通管7
1によらない別途の適宜の手段により行っている。
おいては、前述の通気孔3に代えて、通気孔81を、カ
バー26の凹部60の底部、すなわち、注水口体57の
収納時に該注水口体57によって覆われる部分に形成
し、一方、カバーベース27には連通孔82を凹部83
の奥部に形成して、これを接続チューブ84により上記
通気孔81と連通させることによって、通気孔81とタ
ンク1内とを連通させ、そして、その連通孔82下に
は、凹部83内に位置して、弁85を設けている。この
弁85は、ゴムなど弾性材から成る舌片状のもので、そ
の一端部を凹部83の奥部に固定しており、自由な他端
部によって、常時は連通孔82を閉塞している。
には、タンク1内の水面上方の空間が負圧化することに
よって、弁85は、他端部を二点鎖線で示すように連通
孔82から離間させて該連通孔82を開放するものであ
り、これによって、タンク1外の空気が通気孔81から
接続チューブ84及び連通孔82を通じてタンク1内に
吸入される。
の注出時に必要な外気の吸入が通気孔81からできるも
ので、しかも、その通気孔81を常時は注水口体57で
覆い隠すことができるものてあり、外観を良くすること
ができる。又、このものの場合には、ポットの全体を横
転させても、連通孔82を弁85が閉塞しているため、
通気孔81からの水漏れを防止することができる。
おいては、通気孔81及び接続チューブ84が上記第3
実施例同様で、カバーベース27には、連通孔91を凹
部92の奥部に形成し、これを上記接続チューブ84に
より通気孔81と連通させることによって、通気孔81
とタンク1内とを連通させている。そして、凹部92内
には、ボール93とスプリング94とから成る弁95を
下方より収納し、更にその下方で、連通孔96aを有す
る止め板96を爪部97により固定することにより、ボ
ール93が、スプリング94の付勢力によって連通孔9
1に接し、常時は該連通孔91を閉塞するようにしてい
る。
には、タンク1内の水面上方の空間が負圧化することに
よって、弁95のボール93が、スプリング94の付勢
力に抗し連通孔91から離間されて該連通孔91を開放
するものであり、これによって、タンク1外の空気が通
気孔81から接続チューブ84及び連通孔91,96a
を通じてタンク1内に吸入される。
の注出時に必要な外気の吸入が通気孔81からできるも
ので、しかも、その通気孔81を常時は注水口体57で
覆い隠すことができるものであり、外観を良くすること
ができる。又、このものの場合でも、ポットの全体を横
転させても、連通孔91をボール93が閉塞しているた
め、通気孔81からの水漏れを防止することができる。
おいては、前述のスイッチ操作部37に代えて、スイッ
チ操作部101を、カバー26の凹部60の底部、すな
わち、注水口体57の収納時に該注水口体57によって
覆われる部分に、表示シート102により覆って設けて
いる。このものによれば、ポンプ29に通電するための
スイッチ操作部101を、常時は注水口体47で覆い隠
すことができるもので、注水口体47を突出させない限
り、スイッチ操作部101を操作することができず、ポ
ンプ29を作動させることができない。
口体47を突出させることになるものであり、注水口体
47を突出させずにポンプ29を作動させてしまう誤操
作を防止することができる。又、その浄水を注出すると
き以外は、スイッチ操作部101を注水口体47で覆い
隠して操作できないようにし得るものでもあり、これに
よって、不用意にポンプ29を作動させてしまう誤操作
をも防止することができる。
た実施例にのみ限定されるものではなく、例えば活性炭
フィルタ9の周囲部分を圧する突部15,16は、前述
の、別容器5の活性炭フィルタ収納部7の底部7aと蓋
5b、すなわち、活性炭フィルタ9を挟持する部材のう
ちの一方側の部材のみでなく、両方の部材に設けるよう
にしても良い。
に限られず、商用電源を電源とするものであっても良
い。更に、その場合、コンセントは家屋に具わっている
ものに限られず、例えば冷蔵庫など、浄水ポットの収納
場所に具わっているものであっても良い。そして、ポン
プ29は電動式に限られず、エアポンプなど、手動式で
あっても良い。
下記の効果を奏する。請求項1の浄水ポットによれば、
水の浄化が充分にできて、なお且つ、ミネラル分を残し
た美味しい水を飲用することができ、その上、浄化した
水の注出が、手間なく、無理もせずにできる。
が充分にできつつ、速やかにもできる。請求項3の浄水
ポットによれば、浄化した水を清浄に保つことができ
る。請求項4の浄水ポットによれば、活性炭フィルタの
保護が充分にでき、且つ、外観も良くすることもでき
る。
が効率良くできる。請求項6の浄水ポットによれば、活
性炭フィルタの交換や洗浄等をするときの別容器の着脱
が容易にできて、使い勝手を良くすることができる。請
求項7の浄水ポットによれば、中空糸膜フィルタの通水
有効面積を空気に減じられることなく確保できて、水の
浄化が確実にできる。
り出し入れされる注水口体の注水口から注出される浄水
の流量を充分に確保することができる。請求項9の浄水
ポットによれば、浄水の注出時に必要な外気の吸入をす
る通気孔を、常時はタンクとカバーとを連結する連結具
で覆い隠すことができ、外観を良くすることができる。
注出時に必要な外気の吸入をする通気孔を、常時は注水
口体で覆い隠すことができ、外観を良くすることができ
る。又、このものの場合、ポットの全体を横転させて
も、通気孔からの水漏れを生じないようにできる。請求
項11の浄水ポットによれば、注水口体の出し入れ操
作、並びにポンプ通電用のスイッチ操作部の操作につい
て、誤操作のおそれをなくすことができる。
の斜視図
は突部(係止部)、5は別容器、5bは別容器の蓋(活
性炭フィルタを挟持する部材)、7aは活性炭フィルタ
収納部の底部(活性炭フィルタを挟持する部材)、9は
活性炭フィルタ、10は第1の浄水部、11はフィルタ
ガード、12,13は通水用の開口部、15,16は突
部、17は連通管、19はつば部、20は凸部、21は
凹部、21bは係止凹部、23は通気口、24は係止
孔、25は浄水貯留部、26はカバー、28は吸水管、
29はポンプ、33は乾電池、37はスイッチ操作部、
39はチャンバ、40は中空糸膜フィルタ、41は第2
の浄水部、43は中空糸膜、56は連通路、57は注水
口体、58は注水口、61はパイプ継手(回転軸)、6
2は接続パイプ(連通部材)、71は連通管、72は通
気口、81は通気孔、82は連通孔、84は接続チュー
ブ、85は弁、91は連通孔、93はボール、94はス
プリング、95は弁、101はスイッチ操作部を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 水を貯留するタンクと、 このタンク内に貯留された水をその貯留水の水圧により
通す活性炭フィルタを有する第1の浄水部と、 この第1の浄水部を通った水を貯留する浄水貯留部と、 中空糸膜フィルタを有する第2の浄水部と、 前記浄水貯留部に貯留された水を前記第2の浄水部を通
して吐出するポンプとを具備して成ることを特徴とする
浄水ポット。 - 【請求項2】 活性炭フィルタが平板状で、タンク内の
水面とほゞ平行となるように配置されていることを特徴
とする請求項1記載の浄水ポット。 - 【請求項3】 タンクの上部から浄水貯留部の内部まで
達する連通管を具え、この連通管が活性炭フィルタより
下方の部分に浄水貯留部内に開放する通気口を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の浄水ポット。 - 【請求項4】 活性炭フィルタの直上部に、該活性炭フ
ィルタを覆うフィルタガードが他の部分より高い段差を
付けて設けられ、その段差部分に通水用の開口部が形成
されていることを特徴とする請求項1記載の浄水ポッ
ト。 - 【請求項5】 活性炭フィルタを挟持する部材を具え、
その少なくとも一方側の部材が活性炭フィルタの周囲部
分を圧する突部を有することを特徴とする請求項1記載
の浄水ポット。 - 【請求項6】 浄水貯留部がタンク内に収納した別容器
により構成されると共に、タンク内の底部に係止部が具
えられ、タンク内にその係止部部分まで達する連通管が
具えられて、この連通管を回転させることにより、該連
通管の先端部を係止部に係止させ、前記別容器の固定を
するようにしたことを特徴とする請求項1記載の浄水ポ
ット。 - 【請求項7】 第2の浄水部が中空糸膜フィルタを囲う
チャンバを具え、ポンプがそのチャンバ内を下部から上
部へ通水するようになっていて、該チャンバの上部から
タンク内に通じる連通路を具えたことを特徴とする請求
項1記載の浄水ポット。 - 【請求項8】 第2の浄水部を通して吐出される水を注
出する注水口を有する注水口体を、回転軸の回転を伴っ
た回転により出し入れ可能に具え、その回転軸と第2の
浄水部とを、弾性を有するU字状の連通部材により連通
させたことを特徴とする請求項1記載の浄水ポット。 - 【請求項9】 ポンプを覆うカバーを具えると共に、こ
のカバーとタンクとを連結する連結具を具え、タンクの
その連結具により覆われる部分に、タンク内とタンク外
とを連通させる通気孔を具えたことを特徴とする請求項
1記載の浄水ポット。 - 【請求項10】 第2の浄水部を通して吐出される水を
注出する注水口を有する注水口体を出し入れ可能に具
え、この注水口体の収納時に該注水口体によって覆われ
る部分に通気孔を具えると共に、この通気孔とタンク内
とを連通させる連通孔、及びこの連通孔を前記ポンプの
作動による注水時に開放し、それ以外のときには該連通
孔を閉塞する弁を具えたことを特徴とする請求項1記載
の浄水ポット。 - 【請求項11】 ポンプが電動式であると共に、第2の
浄水部を通して吐出される水を注出する注水口を有する
注水口体を出し入れ可能に具え、この注水口体の収納時
に該注水口体によって覆われる部分に、前記ポンプに通
電するためのスイッチ操作部を具えたことを特徴とする
請求項1記載の浄水ポット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121992A JPH11309447A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 浄水ポット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10121992A JPH11309447A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 浄水ポット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11309447A true JPH11309447A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=14824890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10121992A Pending JPH11309447A (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 浄水ポット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11309447A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1017681C2 (nl) * | 2001-03-23 | 2002-10-10 | Prime Water Systems Gmbh | Filtersysteem. |
FR2823741A1 (fr) * | 2001-04-24 | 2002-10-25 | Duff Gerard Le | Dispositif de purification de l'eau |
JP4744051B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2011-08-10 | 陽介 内藤 | ボトル容器用浄水器 |
EP1770069A4 (en) * | 2004-05-18 | 2013-08-28 | Mitsubishi Rayon Co | WATER CLEANER |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP10121992A patent/JPH11309447A/ja active Pending
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WO2002076590A3 (en) * | 2001-03-23 | 2002-12-12 | Prime Water Systems Gmbh | Filtering system |
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