JPH10216448A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH10216448A
JPH10216448A JP2173097A JP2173097A JPH10216448A JP H10216448 A JPH10216448 A JP H10216448A JP 2173097 A JP2173097 A JP 2173097A JP 2173097 A JP2173097 A JP 2173097A JP H10216448 A JPH10216448 A JP H10216448A
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JP
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liquid
gas
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water
air
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JP2173097A
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English (en)
Inventor
Atsunori Ochi
篤則 越知
Junta Mishima
淳太 三嶋
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄機の体格を小型化する。 【解決手段】 貯水タンク4は、コイルスプリング5を
介してケース100の下面部100aに取り付けられた
タンク受け台6の上に配されており、上方に付勢されて
いる。この際、開口部42bは排水口33および給水管
8に嵌合するように気液接触筒2および気液分離筒3に
装着されている。貯水タンク4内の水の交換が必要なと
き、使用者によりタンク受け台6を下方へと移動させ、
開口部42bから排水口33および給水管8を離脱させ
ることにより、貯水タンク4は気液接触筒2および気液
分離筒3から取り外される。このように、気液接触筒2
および気液分離筒3に対して貯水タンク4を脱着可能と
することによって、従来設けられていた水槽をなくすこ
とができ、空気清浄機1の体格を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気液接触方式によ
る空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】気液接触方式による空気清浄機として、
例えば、特開平6−254331号公報に提案されてい
るものがある。これは、図7に示すように、気液接触部
2内に外部の空気を導入し、空気中の塵埃等を、ノズル
7にて噴霧される水滴に付着させた後、並設された気液
分離部3内に流入させて空気より水滴を分離し、水滴の
分離された浄化空気を気液分離部から外部へ吹き出すよ
うにしている。
【0003】ここで、気液接触部2および気液分離部3
の下方部には水槽40が設けられている。この水槽40
内の水は、ポンプ9の作動により上記ノズル7側へ供給
される。また、この水槽40には、ノズル7により供給
され、落下する水が溜められる。さらに、水槽40内の
水は、排水ポンプ90の作動によりタンク4に排出され
る。タンク4内に水が排出されたとき、このタンク4を
取り外し、タンク4内の水を新しい水と交換した後、タ
ンク4を取り付けて、タンク4内の水を水槽40へ供給
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、水槽40と
タンク4とが独立して設けられているので、この空気清
浄機1の体格が大型となり、同時に、水槽40からタン
ク4へ水を送るための排水ポンプ90が必要となるた
め、この空気清浄機1の体格がさらに大型となり、コス
ト高となってしまう。また、この空気清浄機1を使用し
たとき、排水ポンプ90の分だけ消費電力が増加してし
まう。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、空気清浄機の体格を小型化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1ないし5に記載の発明では、空気と液体と
を接触させる気液接触部(2)、および、空気と液体を
分離する気液分離部(3)内の液体を排液口(33)か
ら排出し、この排液口(33)からの液体を貯液タンク
(4)に貯め、貯液タンク(4)内の液体を給液手段
(7、8、9)にて気液分離部(2)内へ供給し、貯液
タンク(4)の液体出入口(41a、42b)を、排液
口(33)および給液手段(7、8、9)に連通、離脱
可能としたことを特徴としている。
【0007】このような構成によれば、給液手段(7、
8、9)にて、貯液タンク(4)から気液分離部(2)
内へ液体を供給するとともに、この貯液タンク(4)
に、気液接触部(2)および気液分離部(3)内の液体
を貯めることができる。さらに、この貯液タンク(4)
の液体出入口(41a、42b)を、排液口(33)お
よび給液手段(7、8、9)から離脱させて、貯液タン
ク(4)内の水を交換し、この貯液タンク(4)の液体
出入口(41a、42b)を、排液口(33)および給
液手段(7、8、9)に再び連通させることができる。
【0008】従って、本発明によれば、貯液タンク
(4)が上記従来技術でいう水槽およびタンクの役割を
果たすことができ、水槽とタンクとが独立して設けられ
ている場合に比べて、空気清浄機(1)の体格を小型化
でき、コスト安となる。また、従来技術でいう排水ポン
プ(90)が必要ないため、この分だけさらに空気清浄
機(1)の体格をより小型化でき、さらに、空気清浄機
(1)を使用したとき、消費電力も少なくてすむ。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、1つの
排液口(33)により、気液接触部(2)および気液分
離部(3)内の液体を排出するようにしたので、この排
液口(33)自身の構造や、この排液口(33)と貯液
タンク(4)の液体出入口(41a、42b)との組付
構造が単純となる。また、請求項3に記載の発明では、
気液分離部(3)の内方部に、気液接触部(2)を配置
しているので、空気清浄機(1)の体格をより一層小型
化できる。
【0010】また、請求項4に記載の発明では、排液口
(33)および給液手段(7、8、9)に液体出入口
(41a、42b)を連通させた状態で、貯液タンク
(4)を保持する保持部材(5、50、6)を備え、排
液口(33)および給液手段(7、8、9)から液体出
入口(41a、42b)を離脱した状態となるように、
保持部材(5、50、6)を、使用者の手動操作により
移動可能としている。
【0011】従って、例えばネジ等の締結手段を用いて
上記連通、離脱可能としたものに比べて、この連通、離
脱作業が単純となる。また、請求項5に記載の発明で
は、排液口(33)および給液手段(7、8、9)に液
体出入口(41a、42b)を連通させた状態では、液
体出入口(41a、42b)を開き、排液口(33)お
よび給液手段(7、8、9)から貯液タンク(4)の液
体出入口(41a、42b)を離脱した状態では、液体
出入口(41a、42b)を閉じる開閉弁(45)を備
えている。
【0012】従って、貯液タンク(4)の液体出入口
(41a、42b)を、排液口(33)および給液手段
(7、8、9)から離脱させた状態では、開閉弁(4
5)により液体出入口(41a、42b)を閉じること
ができ、貯液タンク(4)から水がこぼれることを防止
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図4に
示す実施形態について説明する。図1に示す空気清浄機
1は、例えば家庭の室内に配置され、室内の汚れた空気
と水とを接触させて汚れた空気中の不純物(塵埃、臭気
等)を除去し、この不純物の除去された清浄空気を吹き
出すものである。また、この空気清浄機1は加湿のはた
らきもする。
【0014】空気清浄機1は、箱状のケース100を備
え、このケース100内に、気液接触筒(気液接触部)
2、気液分離筒(気液分離部)3、ファン10、ウォー
タポンプ(給液手段)9、貯水タンク(貯液タンク)4
等が収納されている。気液分離筒3は、気液接触筒2と
同心的に、かつ、気液接触筒2の外周部に設けられてい
る。気液接触筒2の上面部21は、気液分離筒3の上面
部31から突出し、気液接触筒2の下面部22と、気液
分離筒3の下面部32とは一体となっている。気液分離
筒3の上面部31と気液接触筒2とは気液密にシールさ
れている。
【0015】そして、気液接触筒2の上面部21側に
は、気液接触筒2の接線方向に円形状に開口し、気液接
触筒2内に空気を導入する空気導入口23が設けられ、
下面部22側には、気液分離筒3の下面部32側と連通
する連通部24が設けられている。連通部24は、気液
接触筒2の接線方向に円形状に開口している。また、気
液接触筒2の下面部22、つまり、気液分離筒3の下面
部32には、気液接触筒2および気液分離筒3の内壁に
付着する水滴(後述する)を、気液接触筒2および気液
分離筒3の外へ排出する1つの排水口(排液口)33が
設けられている。この排水口33は、下面部22、23
から円筒状に突出した形状である。そして、気液分離筒
3の上面部31側には、この気液分離筒3の接線方向に
円筒状に突出し、気液分離筒3外部へ空気を吹き出す空
気吹出口34が設けられている。この空気吹出口34
は、ケース100に設けられた空気吹出口102に連通
している。
【0016】また、上記空気導入口23近傍には送風フ
ァン10が設置されており、この送風ファン10によ
り、ケース100外の空気が空気導入口23へ供給され
る。この空気導入口23は、ケース100に設けられた
空気導入口101に連通している。なお、気液接触筒
2、気液分離筒3、送風ファン10は、それぞれケース
100に固定されている。
【0017】そして、気液接触筒2および気液分離筒3
の下方、具体的に、排水口33近傍には、上記水滴を貯
めるための貯水タンク4が設けられている。なお、ケー
ス100のうち、貯水タンク4に対向する部位近傍に
は、略矩形状の蓋部103が脱着可能に設けられてい
る。この蓋部103を取り外すことにより、略矩形状の
開口部(図示しない)が形成され、この開口部から、貯
水タンク4を出し入れ可能となっている。
【0018】そして、貯水タンク4の上面には、略円形
状の開口部(水出入口部)42bが形成されており、貯
水タンク4が排水口33に装着されている(図1に示す
状態)ときは、貯水タンク4の開口部42bに、上記円
筒状の排水口33が嵌合して、貯水タンク4の開口部4
2bと排水口33とが連通状態となっている。ここで、
ケース100の下面部100aには、弾性部材であるコ
イルスプリング(保持部材)5を介して板状のタンク受
け台6が設けられている。そして、コイルスプリング5
により、貯水タンク4に、排水口33側(鉛直方向上
方)への付勢力を加えるようにしてある。これにより、
気液接触筒2および気液分離筒3の底面22、32に、
貯水タンク4の上面が当接し、貯水タンク4の開口部4
2bと排水口33が連通した状態で、貯水タンク4が保
持される。
【0019】なお、上記ケース100の下面部100a
と、気液接触筒2および気液分離筒3の底面22、32
との間に、貯水タンク4、タンク受け台6、およびコイ
ルスプリング5が配置可能となるように、気液接触筒2
および気液分離筒3は、ケース100の下面部100a
に対して所定距離を隔てて配置されている。また、コイ
ルスプリング5の弾性力は、上記底面22、32に、貯
水タンク4の上面を当接させた状態で、貯水タンク4を
確実に保持可能で、かつ、人が付勢力の方向とは反対方
向(鉛直方向下方)に貯水タンク4を押しつけたとき、
比較的容易に変位可能な程度である。
【0020】そして、気液接触筒2の上面部21には、
気液接触筒2内部へ微粒液滴を噴霧するノズル(給送手
段)7が設けられており、さらに、貯水タンク4内の水
をノズル7へ送るための給水管(給液手段)8が設けら
れている。この給水管8には、貯水タンク4内の水をノ
ズル7側へ強制的に圧送するためのウォータポンプ9が
設けられている。ウォータポンプ9は、上記貯水タンク
4の移動を妨げない位置、具体的に、気液分離筒3の側
方に配置されている。
【0021】ここで、給水管8の先端81が、貯水タン
ク4内の水に確実に浸漬されるように、給水管8の先端
81の位置、および、貯水タンク4内の水量を予め設定
しておく。例えば、貯水タンク4内には、貯水タンク4
の高さの2/3以上の高さまで予め水を充填するように
し、給水管8の先端81が、貯水タンク4の高さの1/
3以下の高さに配置されるようにしておく。
【0022】なお、貯水タンク4内の水位レベルが、上
記高さHの1/3以下の高さとなるのを防止するため
に、例えば、貯水タンク4の容量を5リットル程度、貯
水タンク4の高さを50mm〜100mmとしたとき、
貯水タンク4の水を例えば3日〜7日毎に交換するもの
とする。以下に、貯水タンク4の具体的構造について図
2ないし図4に基づいて説明する。
【0023】貯水タンク4は、箱状で樹脂材料からなる
タンク本体41を備え、このタンク本体41には、筒状
に突出し、本体41の内部と外部とを連通する水出入口
41aが設けられている。この水出入口41aの外周部
には雄ネジ41bが形成されている。この水出入口41
aには、脱着可能な蓋部42が設けられている。この蓋
部42は、上記雄ネジ41bと螺合する雌ネジ42a
と、開口部(水出入口部)42bとを備えている。
【0024】そして、蓋部42には、この蓋部42の開
口部42bを覆う程度の大きさの板部材からなる開閉弁
45と、この開閉弁45に、開口部42bを閉じる方向
の付勢力を与えるコイルスプリング(弾性部材)43が
配置されている。そして、コイルスプリング43を保持
する保持部材44、44が、蓋部42に接着剤等にて固
定されている。そして、コイルスプリング43は、保持
部材44、44にて保持されることにより、上記付勢力
を開閉弁45に常に与えるようになる。
【0025】この保持部材44、44は、コイルスプリ
ング43の形状に沿った円筒部材の一部分を構成するも
のからなり、その一端側に、コイルスプリング43の一
端を支持する支持部44a、44aが備えられており、
他端側が、蓋部42に固定されている。また、保持部材
44、44は、その周方向に互いに距離を隔てて配置さ
れている。この結果、貯水タンク4内において、保持部
材44、44の間の間隙から、保持部材44、44の内
外への水の出入りが可能となっている。
【0026】そして、貯水タンク4の開口部42bが排
水口33に連通した状態では、排水口33の先端面が開
閉弁45に当接しており、開閉弁45は押し下げら、開
口部42bは開かれている。次に、上記構成において本
実施形態の作動を説明する。まず、図1に示す空気清浄
機1には、この空気清浄機1の作動のオンオフを切り換
える手動スイッチが設けられており、この手動スイッチ
がオン状態にされると、送風ファン10およびウォータ
ポンプ9が作動を開始する。すると、送風ファン10に
より、気液接触筒2内に矢印Aで示す塵埃等を含んだ外
部の空気が導入され、矢印Bで示すように、気液接触筒
2内を螺旋状に旋回しながら降下する。一方、ウォータ
ポンプ9により貯水タンク4の水が給水管8を介してノ
ズル7へ圧送され、このノズル7から微粒水滴Sが気液
接触筒2内に噴霧される。
【0027】この結果、上記矢印Bで示す空気と、ノズ
ル7から噴霧される微粒水滴Sとが接触して、空気中の
不純物が微粒水滴S内に捕集され、気液接触筒2内にお
いて、空気が清浄化されるとともに、気液接触筒2の内
壁に付着した水滴は、内壁を伝わって降下して、排水口
33から気液接触筒2外へ排出され、貯水タンク4内に
貯められる。
【0028】一方、清浄化された空気は、図示しない微
粒水滴を伴って、連通部24から気液分離筒3内へ導出
され、矢印Cで示すように、気液分離筒3内を螺旋状に
旋回しながら上昇していく。この上昇過程においては、
遠心力がはたらくことにより上記微粒水滴が空気から分
離され、気液分離筒3の内壁に付着し、この内壁を伝わ
って降下して、連通部24を経て排水口33から気液分
離筒3外へ排出され、貯水タンク4内へ貯められる。こ
のようにして微粒水滴が除去された浄化空気は、矢印D
で示すように、気液分離筒3の空気吹出口34から外部
へ吹き出され、この結果、空気が清浄化される。
【0029】以下に、貯水タンク4内の水を交換する作
業について説明する。まず、貯水タンク4が図1に示す
ように配置されている状態において、ケース100の蓋
103を取り外し、使用者の手動操作により、タンク受
け台6(コイルスプリング5)に鉛直方向下方の力を加
えて、排水口33および給水管8の先端81から貯水タ
ンク4の開口部42bを離脱させる方向(鉛直方向下
方)に移動させる。
【0030】すると、貯水タンク4の開閉弁45は、排
水口33の先端面による押し付け力から開放され、コイ
ルスプリング43の付勢力により、開閉弁45は蓋部4
2の開口部42bを閉じる方向に移動する。この結果、
貯水タンク4は図2に示すように、開口部42bが開閉
弁45にて閉じられた状態となる。そして、この貯水タ
ンク4をケース100から取り出す。このとき、開閉弁
45と開口部42bとの間は、パッキン46にてシール
されているので、使用者が貯水タンク4を移動する際
に、貯水タンク4内の水がこぼれることを防止できる。
そして、使用者により、貯水タンク4の蓋部42を取り
外し、タンク本体部41の水出入口41aから水を排出
した後、新しい水を貯める。その後、蓋部42を装着
し、上記貯水タンク4の取り出し作業と逆の工程を行な
うことにより、貯水タンク4と、排出口3および給水管
8の先端81とが連通した状態で、貯水タンク4を図1
に示す位置に保持できる。
【0031】以下に、上記構成により奏する効果を説明
する。まず、貯水タンク4により、ノズル7へ水を供給
するとともに、気液接触筒2および気液分離筒3の排水
口33から排出される水を貯めることができるので、従
来技術に比べて装置を小型化することができる。また、
タンク受け台6を下方に押し下げるだけで貯水タンク4
の取り外しが可能であり、特別に複雑な分解作業を必要
としない。よって、貯水タンク4内の水の交換作業を容
易に行うことができる。
【0032】また、上記交換作業に際しては、従来技術
のような排水用ポンプ90(図7参照)を必要としない
ので、装置を小型化でき、装置1の使用時における消費
電力も低減できる。また、気液接触筒2が気液分離筒3
の内部に収納された2重筒構造となっているので、空気
清浄装置を小型化することができる。
【0033】また、気液接触筒2と気液分離筒3とが同
心的に配置されているので、この気液接触筒2と気液分
離筒3との間を上昇する浄化空気の旋回が円滑に行なわ
れ、気液分離筒3における微粒水滴の除去が効果的に行
なわれる。 (第2の実施形態)本実施形態では、図5に示すよう
に、貯水タンク4内に、水位レベルセンサ20および汚
れ度センサ30を設け、これらセンサ20、30により
検出される水位レベル、汚れ度に基づいて、貯水タンク
4内の水の交換を行なうようにしている。具体的には、
水位レベルセンサ20により、水位レベルが貯水タンク
4の高さHの例えば1/3以下となったとき、図示しな
い給水ランプが点灯するようにする。また、汚れ度セン
サ30により、水の汚れ度が所定度以上となったとき、
上記給水ランプが点灯するようにする。そして、給水ラ
ンプの点灯により、貯水タンク4内の水の交換を使用者
に認識させる。
【0034】(第3の実施形態)本実施形態では、上記
第1の実施形態におけるコイルスプリング5の替わりに
ジャッキ(保持部材)50を適用して、タンク受け台6
の上下方向の移動を行なっている。ジャッキ50は、2
本の支持部材51、52からなり、一方の支持部材51
の一端側に、レバー部材53が回動可能に固定されてい
る。そして、使用者の手動操作にて、レバー部材53を
紙面左右方向に移動させることにより、ジャッキ50が
上下方向に移動して、タンク受け台6、つまり、貯水タ
ンク4(図1参照)を上下方向に移動させる。
【0035】(他の実施形態)上記第1の実施形態にお
いて、貯水タンク4の水位が使用者に容易に視認される
ように、ケースに覗き窓を設けてもよい。さらに、この
覗き窓に、貯水タンク4の高さの例えば1/3の位置に
目印(例えば赤線等)を付して、貯水タンク4の水の交
換時期を明確に示すようにしてもよい。
【0036】また、上記第1の実施形態では、保持部材
44、44を半割形状としていたが、要は、コイルスプ
リング43を保持可能で、かつ、水の出入りが自在な形
状であればよく、例えば、樹脂製のメッシュ材を略コッ
プ形状に成形したものによりバネガイドを構成してもよ
い。また、貯水タンク4に、開閉弁45、保持部材4
4、コイルスプリング43、および、パッキン46を設
けて、貯水タンク4の取り外し時に、水がこぼれるのを
防止していたが、これらを全て廃止してもよい。
【0037】また、上記実施形態では、気液分離筒3の
内部に気液接触筒2を収納していたが、気液接触筒2と
気液分離筒3とを独立した場所に配置してもよい。さら
に、気液接触筒2に第1の排水口、気液分離筒3に第2
の排水口を設けるようにしてもよい。このとき、貯水タ
ンク4には、第1、第2の排水口に対応する第1、第2
の水出入口を形成する。
【0038】また、気液接触筒2と気液分離筒3とを独
立した場所に配置したものにおいて、1つの排水口か
ら、気液接触筒2内および気液分離筒3内の水を外部へ
排出させるようにしてもよい。また、排水口33に、貯
水タンク4の水出入口41aを、ネジ結合にて脱着可能
に装着するようにしてもよい。このとき、上記実施形態
で述べたコイルスプリング5、ジャッキ50、およびタ
ンク受け台6を廃止する。
【0039】また、上記第2の実施形態では、水位レベ
ルセンサ20および汚れ度センサ30を設けていたが、
これらの少なくとも一方を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる空気清浄機の
概略的な断面図である。
【図2】第1の実施形態に係わる貯水タンクの概略的な
断面図である。
【図3】第1の実施形態に係わる貯水タンクの分解斜視
図である。
【図4】第1の実施形態に係わる貯水タンクの斜視図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態に係わる空気清浄機の
概略的な部分断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係わる空気清浄機の
概略的な部分側面図である。
【図7】従来技術に係わる空気清浄機の概略的な断面図
である。
【符号の説明】
1…空気清浄機、2…気液接触筒(気液接触部)、3…
気液分離筒(気液分離部)、33…排水口(排液口)、
4…貯水タンク(貯液タンク)、41a…水出入口(液
体出入口)、42b…開口部(液体出入口)、7…ノズ
ル(給液手段)、8…送水管(送液手段)、9…ウォー
タポンプ(給液手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用対象空間の汚れた空気と液体とを接
    触させて、前記空気中の不純物を除去し、前記空間へ清
    浄空気を吹き出す空気清浄機であって、 前記汚れた空気と前記液体とを接触させる気液接触部
    (2)と、 前記気液接触部(2)から前記液体を含む空気が導入さ
    れ、この液体を含む空気から前記液体を分離した後、こ
    の液体の分離された清浄空気を前記空間へ吹き出す気液
    分離部(3)と、 前記気液接触部(2)および前記気液分離部(3)内の
    前記液体を、前記気液接触部(2)および前記気液分離
    部(3)外へ排出する排液口(33)と、 前記液体が出入り可能な液体出入口(41a、42b)
    を備え、前記排液口(33)から排出される液体を貯め
    る貯液タンク(4)と、 前記貯液タンク(4)内の液体を、前記気液分離部
    (2)内へ供給する給液手段(7、8、9)とを備え、 前記貯液タンク(4)の前記液体出入口(41a、42
    b)は、前記排液口(33)および前記給液手段(7、
    8、9)に連通、離脱可能となっていることを特徴とす
    る空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記排液口は、前記気液接触部(2)お
    よび前記気液分離部(3)内の両方の液体を排出可能な
    1つの排液口(33)により構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記気液分離部(3)の内方部に、前記
    気液接触部(2)が配置されていることを特徴とする請
    求項1または2に記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記排液口(33)および前記給液手段
    (7、8、9)に前記液体出入口(41a、42b)を
    連通させた状態で、前記貯液タンク(4)を保持する保
    持部材(5、50、6)を備え、 前記液体出入口(41a、42b)が前記排液口(3
    3)および前記給液手段(7、8、9)から離脱した状
    態となるように、前記保持部材(5、50、6)を、使
    用者の手動操作により移動可能としたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記排液口(33)および前記給液手段
    (7、8、9)に、前記貯液タンク(4)の前記液体出
    入口(41a、42b)を連通させた状態では、前記液
    体出入口(41a、42b)を開き、前記排液口(3
    3)および前記給液手段(7、8、9)から、前記液体
    出入口(41a、42b)を離脱した状態では、前記液
    体出入口(41a、42b)を閉じる開閉弁(45)を
    備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1つに記載の空気清浄機。
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