JP2004511689A - 構造の支持のために構造要素を支持するブラケット - Google Patents
構造の支持のために構造要素を支持するブラケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004511689A JP2004511689A JP2002536150A JP2002536150A JP2004511689A JP 2004511689 A JP2004511689 A JP 2004511689A JP 2002536150 A JP2002536150 A JP 2002536150A JP 2002536150 A JP2002536150 A JP 2002536150A JP 2004511689 A JP2004511689 A JP 2004511689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- support
- structural element
- concrete pile
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims abstract description 52
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/18—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
- E04B1/20—Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons the supporting parts consisting of concrete, e.g. reinforced concrete, or other stonelike material
- E04B1/21—Connections specially adapted therefor
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B1/00—Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
- E04B1/38—Connections for building structures in general
- E04B1/41—Connecting devices specially adapted for embedding in concrete or masonry
- E04B1/4114—Elements with sockets
- E04B1/4121—Elements with sockets with internal threads or non-adjustable captive nuts
Abstract
本発明は、構造要素たとえばプレキャストコンクリート梁を建造物のコンクリート杭または類似の支持構造上に支持するブラケットに関する。このブラケットは、少なくとも部分的にコンクリート杭内に打ちこまれた第一の支持部品(1)、を有する。第一の支持部品(1)は、構造要素がコンクリート杭に押しつけられて支えられるように構造要素を支持するブラケット部品(5)を有する。ブラケット部品(5)は、少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品(1)に、動けるように取りつけられ、コンクリート杭に対するブラケット部品(5)の位置が変えられるようになっている。
Description
【0001】
本発明は、
構造要素たとえばプレキャストコンクリート梁を建造物のコンクリート杭または類似の支持構造上に支持するブラケットであって、
少なくとも部分的にコンクリート杭内に打ちこまれた(cast)第一の支持部品、
を有し、
第一の支持部品が、構造要素がコンクリート杭に押しつけられて支えられるように構造要素を支持するブラケット部品を有し、
第一の支持部品が、ボルトのためのねじ穴を有し、ブラケット部品が、ボルトが駆動され貫通する通し穴を有し、
ブラケット部品が、少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品に、ボルトによって、動けるように取りつけられ、コンクリート杭に対するブラケット部品の位置が変えられるようになっている、
ブラケットに関する。
【0002】
いくつかの公知のブラケットにおける問題は、これらのブラケットの正しい配置において、梁の縦方向の調節以外は許容されないということである。その結果、たとえば打ちこみ(casting)における誤差を補正することができない。コンクリート杭は、通常、少なくとも部分的に該コンクリート杭内に打ちこまれた第一の支持部品を備えており、該第一の支持部品がコンクリート杭内で傾斜しているかまたは位置がずれているかする場合、たとえばプレキャストコンクリート梁の一端をコンクリート杭に取りつけるとき、そのような誤差を補正することができない。
【0003】
この問題の解決策は、FI 960094号明細書に提案されており、該明細書は、杭その他に打ちこまれた第一の支持部品に対して、垂直方向に位置を変えることのできるブラケット部品を教示している。しかし、この公知の解決策における問題は、垂直方向の調節しかできないということである。
【0004】
したがって、本発明の目的は、前記問題を解決するブラケットを提供することである。
【0005】
本発明の目的は、通し穴の内径がボルトの外径よりも大きく、ボルトがねじ穴にねじ込まれたときに、ブラケット部品が第一の支持部品に対して動けるようになっている、ことを特徴とするブラケットによって達成される。
【0006】
本発明の好ましい実施形態は、従属クレームに開示されている。
【0007】
本発明のもとになっているアイデアは、ブラケット部品を、コンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品に動けるように配置する、ということである。これにより、建造現場で、コンクリート梁の一端がブラケット部品上に取りつけられたとき、ブラケット部品をコンクリート杭に対して動かすことができ、したがって、コンクリート杭の打ちこみと位置とに関して誤差がある場合、これらを、建造現場で補正することができる。
【0008】
本発明のブラケットの利点は、コンクリート杭に対する建設ユニットの取りつけに関して、高い精度が実現できる、ということである。
【0009】
ブラケット部品の通し穴の内径は該通し穴を通るボルトの外径よりも大きいので、本発明の解決策により、二次元の運動を行わせるのが可能になる。すなわち、ボルトをブラケット部品の通し穴に通して、第一の支持部品のねじ穴にねじ込むことにより、ブラケット部品を、コンクリート杭と少なくとも部分的に該杭に打ちこまれた第一の支持部品とに対して、水平および垂直方向に動かすことができる。
【0010】
また、ブラケット部品の通し穴の内径は該通し穴を通るボルトの外径よりも大きいので、必要であれば、本発明の解決策により、ブラケット部品とコンクリート杭との間の角度を調節することもできる。
【0011】
本発明のブラケットの第一の好ましい実施形態のブラケット部品は、第一の予備成形表面を有し、該表面は第一の支持部品上の第二の予備成形表面と協働するように構成されている。第一および第二の予備成形表面により、コンクリート梁によってブラケット部品に引起される垂直力成分が、効率良くコンクリート杭に伝達される。
【0012】
さらに、本発明のブラケットの好ましい実施形態は、構造要素を調節して、該要素をブラケット部品に対して動けないように取りつけるための調節手段を有する。この解決策により、梁によって引起されるねじりをコンクリート杭に伝達することができる。
【0013】
本発明のブラケットの好ましい実施形態においては、第一の支持部品が、構造要素をブラケット部品に固定するように構成されたストッパーを有する。このストッパーは、コンクリート梁によって第一の支持部品に対して引起される水平力を受けるように構成されている。
【0014】
以下、添付の図面を参照しつつ、好ましい実施形態に関して、本発明を詳細に説明する。
【0015】
図は、構造要素(図示せず)たとえばプレキャストコンクリート梁を、建造物のコンクリート杭(図示せず)上または類似の支持構造上に支持するブラケットを示す。構造要素は、コンクリートとは異なる材料たとえば鋼で作られていても良い。
【0016】
このブラケットは、第一の支持部品1を有し、該部品は少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれたものである。図において、第一の支持部品1は長方形板部品である。
【0017】
図に示す第一の支持部品1は、該支持部品1をコンクリート杭に定着させるために該部品に取りつけられた結合部品2および3を備えている。図において、結合部品は、異形棒鋼2および頭付きのピン3から成る。異形棒鋼2は傾けて配置してあり、異形棒鋼2の中心線の延長部分(図示せず)がコンクリート杭の外部で交わるようになっている。異形棒鋼2のこの好ましい配置により、せん断力の偏心によって引起されるひずみを減少させることができる。
【0018】
図に示すブラケットは、さらに、第二の支持部品4を有し、該部品は少なくとも部分的に構造要素内に打ちこまれる。また、構造要素を第一の構造要素1上に支持できるように、構造要素を成形すなわち打ちこむこともできる。たとえば、構造要素は凹所を有することができる(図示せず)。
【0019】
第一の支持部品1は、ブラケット部品5を有し、該部品上に、構造要素を支持して、構造要素がコンクリート杭に対して支持されるようにすることができる。図面に示す構造要素は、構造要素内に配置される第二の支持部品4によって、ブラケット部品5上に支持される。図の第一の支持部品1は、ブラケット部品5を除いて、実質的に完全にコンクリート杭内に配置することができる。図の第一の支持部品1は、コンクリート杭内に配置して、コンクリート杭の外表面の一部を形成するようにすることができる。第一の支持部品1の、コンクリート杭の外部に残る部分は、たとえば収縮(shrink)プラスチックによって、打ちこみ期間中保護することができる。
【0020】
ブラケット部品5は、第一の支持部品1に対して動けるように配置して、コンクリート杭に対するブラケット部品5の位置が変えられるようにする。
【0021】
図において、ブラケット部品5は、ボルト6によって、第一の支持部品に、取りはずせるように取りつけられる。ボルト6のために、第一の支持部品1はねじ穴7を有し、ブラケット部品5は通し穴8を有する。第一の支持部品1のねじ穴7は、また、たとえば、第一の支持部品1をコンクリート杭内に打ちこむ必要がある場合に、第一の支持部品1をねじ穴7を通るボルトによって型枠に固定することができる、という点でも有用である。
【0022】
ブラケット部品5の通し穴8の直径は、ボルト6の外径よりも大きく、ボルト6がねじ穴7内にねじ込まれたとき、ブラケット部品5を第一の支持部品1に対して動かすことができるようになっている。通し穴8は、円形でなくても良く、ボルト6がねじ穴7内にねじ込まれたとき、ブラケット部品5を第一の支持部品1に対して動かすことができるような他の形とすることができる。
【0023】
図においては、ブラケット部品5は、第一の支持部品1の第二の予備成形表面10と協働するように構成された第一の予備成形表面9を有する。第一の支持部品1は、第二の予備成形表面10がコンクリート杭の外側表面の一部分を形成するように、コンクリート杭内に打ちこむようにする。第一の予備成形表面9と第二の予備成形表面10は、構造要素によってブラケット部品5に引起される力を第一の支持部品1を通じてコンクリート杭に伝達することを意図するものである。図において、第一の予備成形表面9に溝がつけてあり、第二の予備成形表面10には、対応する溝が備えてある。
【0024】
図に示す第二の支持部品4は、構造要素がコンクリート杭上に支持されるときに、ブラケット部品5に押しつけて支持されるように構成された支持板部品11を有する。支持板部品11はブラケット部品5のための凹所12を有する。凹所12は、凹所12内に配置されるブラケット部品5が容易に該凹所内にはいり込むことができるような、寸法と形状にする。これにより、ブラケット部品5によって支持される構造要素の移動が可能になる。
【0025】
支持板部品11とブラケット部品5は、合せ面13aと13bを有し、これらは少なくとも部分的に湾曲している。したがって、たとえば構造的なねじり(twisting and torsion)が点荷重(集中荷重)を生じることがなく、荷重が面全体に均一に分布する。
【0026】
支持板部品11は、好ましくは、構造要素を調節し、該要素をブラケット部品5したがってコンクリート杭に対して実質的に動かないように取りつけるための調節手段14を有する。図において、これらの調節手段14は、ねじを切ったスリーブ20内に取りつけられた調節ボルト19を有し、これらのボルトは該ボルトが密着するブラケット部品5の両側面に配置される。図に示す凹所12は、凹所12内に配置されるブラケット部品5が該凹所内にはいり込むことができるような寸法と形状であるため、構造要素を、調節ボルト19を締めたりゆるめたりすることにより、コンクリート杭に対して移動させることができる。したがってたとえば、ブラケット部品5が傾斜している場合、コンクリート梁をボルト調節(winding)によってまっすぐにすることができる。さらに、調節ボルト19は、コンクリート梁がその軸線のまわりに回転するのを防ぐ。
【0027】
図に示す第二の支持部品4は、さらに、構造要素のための穴16を与えるケーシング部品15を有する。支持板部品11は、ケーシング部品15に取りつけられて、穴16として作用するケーシング部品15の一部を構成する。
【0028】
構造要素が鋼製である場合、支持板部品11を、たとえば溶接によって、構造要素に取りつけることができ、あるいは該部品を、構造要素に成形された部分11とすることができる。
【0029】
第一の支持部品1は、好ましくは、ブラケット部品5上に構造要素を固定するように構成されたストッパー17を有する。ストッパー17は、また、構造に作用する水平力を伝達するようにする。
【0030】
コンクリート杭の側から見ると、図に示すストッパー17は、第二の支持部品4に属する支持板部品11の背後に来るように配置されている。
【0031】
図のストッパー17は、ボルト6によってブラケット部品5に取りつけられた独立部品であり、このボルトは、ストッパー17およびブラケット部品5を第一の支持部品1に取りつけるのにも使用されている。ストッパー17をできるだけ薄くし、ボルト6に作用する荷重をできるだけ小さくすることができるように、図に示すブラケットに加わる力が、ストッパー17の側面に備えられたラグ18によって伝達されるようにすることができる。
【0032】
当業者には明らかなように、技術の進歩により、本発明の基本アイデアをいろいろなやり方で実施することができる。したがって、本発明とその実施形態は、上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示す範囲内で変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ブラケットの分解図である。
【図2】
ブラケットの分解図である。
【図3】
ブラケットの側面図である。
【図4】
構造要素側から見たブラケットの図である。
【図5】
ブラケットの上面図である。
【符号の説明】
1 第一の支持部品
2 結合部品(異形棒鋼)
3 結合部品(頭付きのピン)
4 第二の支持部品
5 ブラケット部品
6 ボルト
7 ねじ穴
8 通し穴
9 第一の予備成形表面
10 第二の予備成形表面
11 支持板部品
12 凹所
13a、13b 合せ面
14 調節手段
15 ケーシング部品
16 構造要素のための穴
17 ストッパー
18 ラグ
19 調節ボルト
20 ねじを切ったスリーブ
本発明は、
構造要素たとえばプレキャストコンクリート梁を建造物のコンクリート杭または類似の支持構造上に支持するブラケットであって、
少なくとも部分的にコンクリート杭内に打ちこまれた(cast)第一の支持部品、
を有し、
第一の支持部品が、構造要素がコンクリート杭に押しつけられて支えられるように構造要素を支持するブラケット部品を有し、
第一の支持部品が、ボルトのためのねじ穴を有し、ブラケット部品が、ボルトが駆動され貫通する通し穴を有し、
ブラケット部品が、少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品に、ボルトによって、動けるように取りつけられ、コンクリート杭に対するブラケット部品の位置が変えられるようになっている、
ブラケットに関する。
【0002】
いくつかの公知のブラケットにおける問題は、これらのブラケットの正しい配置において、梁の縦方向の調節以外は許容されないということである。その結果、たとえば打ちこみ(casting)における誤差を補正することができない。コンクリート杭は、通常、少なくとも部分的に該コンクリート杭内に打ちこまれた第一の支持部品を備えており、該第一の支持部品がコンクリート杭内で傾斜しているかまたは位置がずれているかする場合、たとえばプレキャストコンクリート梁の一端をコンクリート杭に取りつけるとき、そのような誤差を補正することができない。
【0003】
この問題の解決策は、FI 960094号明細書に提案されており、該明細書は、杭その他に打ちこまれた第一の支持部品に対して、垂直方向に位置を変えることのできるブラケット部品を教示している。しかし、この公知の解決策における問題は、垂直方向の調節しかできないということである。
【0004】
したがって、本発明の目的は、前記問題を解決するブラケットを提供することである。
【0005】
本発明の目的は、通し穴の内径がボルトの外径よりも大きく、ボルトがねじ穴にねじ込まれたときに、ブラケット部品が第一の支持部品に対して動けるようになっている、ことを特徴とするブラケットによって達成される。
【0006】
本発明の好ましい実施形態は、従属クレームに開示されている。
【0007】
本発明のもとになっているアイデアは、ブラケット部品を、コンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品に動けるように配置する、ということである。これにより、建造現場で、コンクリート梁の一端がブラケット部品上に取りつけられたとき、ブラケット部品をコンクリート杭に対して動かすことができ、したがって、コンクリート杭の打ちこみと位置とに関して誤差がある場合、これらを、建造現場で補正することができる。
【0008】
本発明のブラケットの利点は、コンクリート杭に対する建設ユニットの取りつけに関して、高い精度が実現できる、ということである。
【0009】
ブラケット部品の通し穴の内径は該通し穴を通るボルトの外径よりも大きいので、本発明の解決策により、二次元の運動を行わせるのが可能になる。すなわち、ボルトをブラケット部品の通し穴に通して、第一の支持部品のねじ穴にねじ込むことにより、ブラケット部品を、コンクリート杭と少なくとも部分的に該杭に打ちこまれた第一の支持部品とに対して、水平および垂直方向に動かすことができる。
【0010】
また、ブラケット部品の通し穴の内径は該通し穴を通るボルトの外径よりも大きいので、必要であれば、本発明の解決策により、ブラケット部品とコンクリート杭との間の角度を調節することもできる。
【0011】
本発明のブラケットの第一の好ましい実施形態のブラケット部品は、第一の予備成形表面を有し、該表面は第一の支持部品上の第二の予備成形表面と協働するように構成されている。第一および第二の予備成形表面により、コンクリート梁によってブラケット部品に引起される垂直力成分が、効率良くコンクリート杭に伝達される。
【0012】
さらに、本発明のブラケットの好ましい実施形態は、構造要素を調節して、該要素をブラケット部品に対して動けないように取りつけるための調節手段を有する。この解決策により、梁によって引起されるねじりをコンクリート杭に伝達することができる。
【0013】
本発明のブラケットの好ましい実施形態においては、第一の支持部品が、構造要素をブラケット部品に固定するように構成されたストッパーを有する。このストッパーは、コンクリート梁によって第一の支持部品に対して引起される水平力を受けるように構成されている。
【0014】
以下、添付の図面を参照しつつ、好ましい実施形態に関して、本発明を詳細に説明する。
【0015】
図は、構造要素(図示せず)たとえばプレキャストコンクリート梁を、建造物のコンクリート杭(図示せず)上または類似の支持構造上に支持するブラケットを示す。構造要素は、コンクリートとは異なる材料たとえば鋼で作られていても良い。
【0016】
このブラケットは、第一の支持部品1を有し、該部品は少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれたものである。図において、第一の支持部品1は長方形板部品である。
【0017】
図に示す第一の支持部品1は、該支持部品1をコンクリート杭に定着させるために該部品に取りつけられた結合部品2および3を備えている。図において、結合部品は、異形棒鋼2および頭付きのピン3から成る。異形棒鋼2は傾けて配置してあり、異形棒鋼2の中心線の延長部分(図示せず)がコンクリート杭の外部で交わるようになっている。異形棒鋼2のこの好ましい配置により、せん断力の偏心によって引起されるひずみを減少させることができる。
【0018】
図に示すブラケットは、さらに、第二の支持部品4を有し、該部品は少なくとも部分的に構造要素内に打ちこまれる。また、構造要素を第一の構造要素1上に支持できるように、構造要素を成形すなわち打ちこむこともできる。たとえば、構造要素は凹所を有することができる(図示せず)。
【0019】
第一の支持部品1は、ブラケット部品5を有し、該部品上に、構造要素を支持して、構造要素がコンクリート杭に対して支持されるようにすることができる。図面に示す構造要素は、構造要素内に配置される第二の支持部品4によって、ブラケット部品5上に支持される。図の第一の支持部品1は、ブラケット部品5を除いて、実質的に完全にコンクリート杭内に配置することができる。図の第一の支持部品1は、コンクリート杭内に配置して、コンクリート杭の外表面の一部を形成するようにすることができる。第一の支持部品1の、コンクリート杭の外部に残る部分は、たとえば収縮(shrink)プラスチックによって、打ちこみ期間中保護することができる。
【0020】
ブラケット部品5は、第一の支持部品1に対して動けるように配置して、コンクリート杭に対するブラケット部品5の位置が変えられるようにする。
【0021】
図において、ブラケット部品5は、ボルト6によって、第一の支持部品に、取りはずせるように取りつけられる。ボルト6のために、第一の支持部品1はねじ穴7を有し、ブラケット部品5は通し穴8を有する。第一の支持部品1のねじ穴7は、また、たとえば、第一の支持部品1をコンクリート杭内に打ちこむ必要がある場合に、第一の支持部品1をねじ穴7を通るボルトによって型枠に固定することができる、という点でも有用である。
【0022】
ブラケット部品5の通し穴8の直径は、ボルト6の外径よりも大きく、ボルト6がねじ穴7内にねじ込まれたとき、ブラケット部品5を第一の支持部品1に対して動かすことができるようになっている。通し穴8は、円形でなくても良く、ボルト6がねじ穴7内にねじ込まれたとき、ブラケット部品5を第一の支持部品1に対して動かすことができるような他の形とすることができる。
【0023】
図においては、ブラケット部品5は、第一の支持部品1の第二の予備成形表面10と協働するように構成された第一の予備成形表面9を有する。第一の支持部品1は、第二の予備成形表面10がコンクリート杭の外側表面の一部分を形成するように、コンクリート杭内に打ちこむようにする。第一の予備成形表面9と第二の予備成形表面10は、構造要素によってブラケット部品5に引起される力を第一の支持部品1を通じてコンクリート杭に伝達することを意図するものである。図において、第一の予備成形表面9に溝がつけてあり、第二の予備成形表面10には、対応する溝が備えてある。
【0024】
図に示す第二の支持部品4は、構造要素がコンクリート杭上に支持されるときに、ブラケット部品5に押しつけて支持されるように構成された支持板部品11を有する。支持板部品11はブラケット部品5のための凹所12を有する。凹所12は、凹所12内に配置されるブラケット部品5が容易に該凹所内にはいり込むことができるような、寸法と形状にする。これにより、ブラケット部品5によって支持される構造要素の移動が可能になる。
【0025】
支持板部品11とブラケット部品5は、合せ面13aと13bを有し、これらは少なくとも部分的に湾曲している。したがって、たとえば構造的なねじり(twisting and torsion)が点荷重(集中荷重)を生じることがなく、荷重が面全体に均一に分布する。
【0026】
支持板部品11は、好ましくは、構造要素を調節し、該要素をブラケット部品5したがってコンクリート杭に対して実質的に動かないように取りつけるための調節手段14を有する。図において、これらの調節手段14は、ねじを切ったスリーブ20内に取りつけられた調節ボルト19を有し、これらのボルトは該ボルトが密着するブラケット部品5の両側面に配置される。図に示す凹所12は、凹所12内に配置されるブラケット部品5が該凹所内にはいり込むことができるような寸法と形状であるため、構造要素を、調節ボルト19を締めたりゆるめたりすることにより、コンクリート杭に対して移動させることができる。したがってたとえば、ブラケット部品5が傾斜している場合、コンクリート梁をボルト調節(winding)によってまっすぐにすることができる。さらに、調節ボルト19は、コンクリート梁がその軸線のまわりに回転するのを防ぐ。
【0027】
図に示す第二の支持部品4は、さらに、構造要素のための穴16を与えるケーシング部品15を有する。支持板部品11は、ケーシング部品15に取りつけられて、穴16として作用するケーシング部品15の一部を構成する。
【0028】
構造要素が鋼製である場合、支持板部品11を、たとえば溶接によって、構造要素に取りつけることができ、あるいは該部品を、構造要素に成形された部分11とすることができる。
【0029】
第一の支持部品1は、好ましくは、ブラケット部品5上に構造要素を固定するように構成されたストッパー17を有する。ストッパー17は、また、構造に作用する水平力を伝達するようにする。
【0030】
コンクリート杭の側から見ると、図に示すストッパー17は、第二の支持部品4に属する支持板部品11の背後に来るように配置されている。
【0031】
図のストッパー17は、ボルト6によってブラケット部品5に取りつけられた独立部品であり、このボルトは、ストッパー17およびブラケット部品5を第一の支持部品1に取りつけるのにも使用されている。ストッパー17をできるだけ薄くし、ボルト6に作用する荷重をできるだけ小さくすることができるように、図に示すブラケットに加わる力が、ストッパー17の側面に備えられたラグ18によって伝達されるようにすることができる。
【0032】
当業者には明らかなように、技術の進歩により、本発明の基本アイデアをいろいろなやり方で実施することができる。したがって、本発明とその実施形態は、上述の例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示す範囲内で変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
ブラケットの分解図である。
【図2】
ブラケットの分解図である。
【図3】
ブラケットの側面図である。
【図4】
構造要素側から見たブラケットの図である。
【図5】
ブラケットの上面図である。
【符号の説明】
1 第一の支持部品
2 結合部品(異形棒鋼)
3 結合部品(頭付きのピン)
4 第二の支持部品
5 ブラケット部品
6 ボルト
7 ねじ穴
8 通し穴
9 第一の予備成形表面
10 第二の予備成形表面
11 支持板部品
12 凹所
13a、13b 合せ面
14 調節手段
15 ケーシング部品
16 構造要素のための穴
17 ストッパー
18 ラグ
19 調節ボルト
20 ねじを切ったスリーブ
Claims (8)
- 構造要素たとえばプレキャストコンクリート梁を建造物のコンクリート杭または類似の支持構造上に支持するブラケットであって、
少なくとも部分的にコンクリート杭内に打ちこまれた第一の支持部品(1)、を有し、
第一の支持部品(1)が、構造要素がコンクリート杭に押しつけられて支えられるように構造要素を支持するブラケット部品(5)を有し、
第一の支持部品(1)が、ボルト(6)のためのねじ穴(7)を有し、ブラケット部品(5)が、ボルト(6)が駆動され貫通する通し穴(8)を有し、
ブラケット部品(5)が、少なくとも部分的にコンクリート杭に打ちこまれた第一の支持部品(1)に、ボルト(6)によって、動けるように取りつけられ、コンクリート杭に対するブラケット部品(5)の位置が変えられるようになっている、
ブラケットにおいて、
通し穴(8)の内径がボルト(6)の外径よりも大きく、ボルト(6)がねじ穴(7)にねじ込まれたときに、ブラケット部品(5)が第一の支持部品(1)に対して動けるようになっている、
ことを特徴とするブラケット。 - ブラケット部品(5)が第一の予備成形表面(9)を有し、該表面が、第一の支持部品(1)の第二の予備成形表面(10)と協働するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
- 構造要素がコンクリート杭上に支えられるときに、ブラケット部品(5)に押しつけられて支持されるように構成されている支持板部品(11)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラケット。
- 支持板部品(11)がブラケット部品(5)のための凹所(12)を有することを特徴とする請求項5に記載のブラケット。
- 支持板部品(11)が調節手段(14)を有し、該手段が、ブラケット部品(5)に対して構造要素を調節し、該要素をブラケット部品(5)に対して実質的に動かないように取りつけるためのものであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のブラケット。
- 第二の支持部品(4)が、構造要素のための穴(16)を与えるためのケーシング部品(15)を有し、
第二の支持部品(4)がケーシング部品(15)に取りつけられる、
ことを特徴とする請求項3から請求項5の中のいずれか1つに記載のブラケット。 - 第一の支持部品(1)が、構造要素をブラケット部品(5)に固定するように構成されたストッパー(17)を有することを特徴とする請求項1から請求項6の中のいずれか1つに記載のブラケット。
- ストッパー(17)が、ボルト(6)によってブラケット部品(5)に取りつけられる独立の部品であることを特徴とする請求項7に記載のブラケット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI20002303A FI20002303A (fi) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | Konsoli rakenneosan, kuten betonielementtipalkin, tukemiseksi betonipilariin tai vastaavaan rakennuksen tukirakenteeseen |
PCT/FI2001/000901 WO2002033185A1 (en) | 2000-10-18 | 2001-10-17 | Bracket for supporting structural element to support structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004511689A true JP2004511689A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=8559324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002536150A Pending JP2004511689A (ja) | 2000-10-18 | 2001-10-17 | 構造の支持のために構造要素を支持するブラケット |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7213376B2 (ja) |
EP (1) | EP1334244B1 (ja) |
JP (1) | JP2004511689A (ja) |
KR (1) | KR20030045815A (ja) |
CN (1) | CN1469955A (ja) |
AT (1) | ATE315142T1 (ja) |
AU (1) | AU2002210601A1 (ja) |
DE (1) | DE60116519T2 (ja) |
DK (1) | DK1334244T3 (ja) |
ES (1) | ES2251515T3 (ja) |
FI (1) | FI20002303A (ja) |
NO (1) | NO326988B1 (ja) |
PL (1) | PL207827B1 (ja) |
RU (1) | RU2003110315A (ja) |
WO (1) | WO2002033185A1 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPS004802A0 (en) * | 2002-01-21 | 2002-02-07 | Adjustabolt Pty Ltd | A steel reinforcement |
AUPS004902A0 (en) * | 2002-01-21 | 2002-02-21 | Adjustabolt Pty Ltd | An anchor |
US8387321B2 (en) * | 2002-03-12 | 2013-03-05 | The Steel Network, Inc. | Connector for connecting building components |
US7240464B2 (en) | 2002-07-27 | 2007-07-10 | Newmark International, Inc. | Connector for concrete poles |
DE60230144D1 (de) | 2002-10-03 | 2009-01-15 | Tartuntamarkkinointi Oy | Verdeckte Konsoleverbindung |
US20100101175A1 (en) * | 2008-10-27 | 2010-04-29 | Mitek Holdings, Inc. | Locking concrete insert |
GB0821814D0 (en) * | 2008-11-28 | 2009-01-07 | Thomasons Innovations Ltd | A Connector |
DE102008061008A1 (de) * | 2008-12-08 | 2010-07-01 | Schöck Bauteile GmbH | Anschlussverbindung zum horizontalen Anschließen von Bauteilen an eine Wand |
NO332957B1 (no) * | 2009-04-17 | 2013-02-11 | Svein Berg Holding As | Balkonginnfesting |
NO333354B1 (no) * | 2010-12-21 | 2013-05-13 | Svein Berg Holding As | Anordning ved et sammenforingssystem for bygningselementer. |
FI126406B (fi) * | 2011-01-18 | 2016-11-15 | Peikko Group Oy | Kotelo vaijerilenkkiä varten |
US8950133B2 (en) | 2013-04-29 | 2015-02-10 | Peikko Group Oy | Bracket and an arrangement for supporting a precast slab element of concrete on a precast structure element of concrete |
BE1021992B1 (nl) * | 2014-04-22 | 2016-02-02 | B&R Nv | Inrichting en werkwijze voor het verankeren van een uitkragend element aan een constructie |
US10316511B1 (en) | 2017-02-14 | 2019-06-11 | Valmont Industries | Bolt calibrated angle mainstay for tower construction and method for use |
US10883265B2 (en) | 2017-05-31 | 2021-01-05 | Meadow Burke, Llc | Connector for precast concrete structures |
DE102018129396A1 (de) * | 2018-11-22 | 2020-05-28 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Träger mit wenigstens einer Hohlkammer |
CA3119246C (en) | 2018-11-29 | 2023-03-21 | Peikko Group Oy | Steel beam and supporting arrangement for supporting a steel beam at a console |
CA3119881C (en) * | 2018-11-29 | 2023-10-03 | Peikko Group Oy | Method and arrangement for supporting a first beam between a first and a second support structure in a building frame structure |
RU2706984C1 (ru) * | 2019-01-10 | 2019-11-21 | Евгений Владимирович Залещук | Узел соединения колонны с ригелем |
US11274435B2 (en) * | 2019-11-11 | 2022-03-15 | Valmont Industries, Inc. | Bolt calibrated angle mainstay wall connection system and method for use |
USD979376S1 (en) | 2020-01-09 | 2023-02-28 | Meadow Burke, Llc | Enclosed structural support |
US11492797B2 (en) * | 2020-03-05 | 2022-11-08 | Meadow Burke, Llc | Connector for precast concrete structures |
US11492794B1 (en) * | 2020-05-26 | 2022-11-08 | ALP Supply, Inc. | Flange connector for concrete structural component |
EP3967816A1 (en) | 2020-09-09 | 2022-03-16 | Peikko Group Oy | Corbel, method and arrangement for supporting a first structural element at a second structural element |
FI130114B (fi) | 2021-03-11 | 2023-03-03 | Anstar Oy | Liitosjärjestely |
FI130308B (fi) | 2021-03-11 | 2023-06-13 | Anstar Oy | Liitosjärjestely |
IT202100029330A1 (it) * | 2021-11-19 | 2023-05-19 | Spatti Ingegneria S R L | Struttura prefabbricata, trave prefabbricata, pilastro prefabbricato, metodo di realizzazione di una struttura prefabbricata |
Family Cites Families (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI901A (fi) | 1898-10-27 | Lubrikator Ab | Säkerhetssmörjkopp för fasta smörjämnen | |
US2027888A (en) * | 1934-02-23 | 1936-01-14 | Charles E Pellow | Adjustable hinge structure for automobile bodies |
US2423936A (en) * | 1945-05-11 | 1947-07-15 | William P Witherow | Precast reinforced concrete member |
US2615194A (en) * | 1947-03-28 | 1952-10-28 | Sylvester J Kreiner | Adjustable hinge |
US2581104A (en) * | 1949-04-20 | 1952-01-01 | Jr George W Houlsby | Adjustable hinge |
US2611667A (en) * | 1950-08-19 | 1952-09-23 | Elmer A Lampe | Sealed sleeve bearing unit |
US2952947A (en) * | 1958-01-28 | 1960-09-20 | White Paul | Anchor bolt assembly |
GB1163537A (en) * | 1966-02-26 | 1969-09-10 | Trent Concrete Ltd | Improvements in and relating to precast reinforced, concrete structural members |
US3507315A (en) * | 1968-10-21 | 1970-04-21 | Natale Tummarello | Fastening means for wall panels |
US3640328A (en) * | 1970-08-12 | 1972-02-08 | Natale J Tummarello | Means for mounting concrete structural members |
BE793678A (fr) | 1972-01-08 | 1973-05-02 | Kremo Werke Gebr | Tirant d'ancrage porteur, notamment pour elements de construction prefabriques |
DE2263403A1 (de) | 1972-12-21 | 1974-06-27 | Hans Zahn | Befestigungselement mit ausgleichsmoeglichkeit |
JPS5427620A (en) * | 1977-08-01 | 1979-03-01 | Toyota Motor Corp | Installing configuration of exhaust manifold of internal combustion engine |
US4249878A (en) * | 1979-05-10 | 1981-02-10 | K. R. Komarek, Inc. | Briquetting press |
DE3231685A1 (de) | 1982-08-26 | 1984-03-01 | Rieth & Co GmbH, 2000 Hamburg | Einstellbare befestigungsvorrichtung fuer tragkonstruktionen |
DE3342380C2 (de) | 1983-11-24 | 1994-07-07 | Neucon Masch Bausystem | Wandanker |
US4621962A (en) * | 1984-11-09 | 1986-11-11 | Rozniecki Edward J | Adjustment structure |
US4819394A (en) * | 1987-11-02 | 1989-04-11 | M & J Operations Corporation | Quick-connect lateral force coupling |
DE8813513U1 (ja) * | 1988-10-27 | 1989-06-01 | Erich Neumayer Beteiligungs- Und Verwaltungsgesellschaft Mbh & Co Kg, 7613 Hausach, De | |
US4905444A (en) * | 1989-06-12 | 1990-03-06 | Connection Specialties Inc. | Method and system for mounting building wall panels to building frames, incorporating mounting means elements with two degrees of motion freedom |
IT1236955B (it) | 1989-10-16 | 1993-05-07 | Sergio Zambelli | Dispositivo di sostegno e di ancoraggio a secco per manufatti prefabbricati, in particolare in calcestruzzo o simili. |
GB9006895D0 (en) * | 1990-03-28 | 1990-05-23 | Wincro Metal Ind Ltd | Brickwork support apparatus |
MX9200051A (es) * | 1992-01-07 | 1993-07-01 | Jose Luis Siller Franco | Concector por friccion mejorado para anclar acero de refuerzo a tension en elementos de concreto preesforzado o reforzado. |
US5548939A (en) * | 1994-05-25 | 1996-08-27 | Carmical; Clifton | Adjustable insert for use with concrete or steel |
EP0728875B1 (de) | 1995-02-21 | 2001-06-13 | Firma die Balkonbauer Nitsch & Weinberg GmbH | An einem Gebäude anbringbarer Balkon sowie Befestigungselement für dessen Anbringung |
ATE199426T1 (de) * | 1995-07-26 | 2001-03-15 | Halfen Gmbh & Co Kg | Ankerschiene für die bautechnik |
FI960094A (fi) | 1996-01-09 | 1997-07-10 | Aulis Maekinen | Ripustusjärjestely |
US5711122A (en) * | 1996-03-29 | 1998-01-27 | Lee; Wen-Yuan | Supporting device for supporting a floor form assembly on surrounding walls of a structure |
US5846018A (en) * | 1996-08-26 | 1998-12-08 | Super Stud Building Products, Inc. | Deflection slide clip |
US6010045A (en) * | 1997-11-17 | 2000-01-04 | Safariland Ltd., Inc. | Adjustable carrier |
DE19920822B4 (de) * | 1999-05-06 | 2008-03-27 | Daimler Ag | Anordnung zur Befestigung eines Abgaskrümmers am Zylinderkopf einer Brennkraftmaschine |
US6298629B1 (en) * | 1999-08-04 | 2001-10-09 | Protecta International S.A. | Safety line anchorage assemblies |
US6213679B1 (en) * | 1999-10-08 | 2001-04-10 | Super Stud Building Products, Inc. | Deflection slide clip |
US6298630B1 (en) * | 2000-05-18 | 2001-10-09 | Verost Russell L. | Wall plate for attaching beams to masonry walls |
US6679017B2 (en) * | 2002-01-15 | 2004-01-20 | Woodruff, Iii James F. | Preformed bolt-on haunch system |
US6647674B1 (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Dayton Superior Corporation | Erection anchor for concrete panel |
US20050039414A1 (en) * | 2003-08-21 | 2005-02-24 | Miller Philip Glen | Fireproof precast element with securement structure |
US8607507B2 (en) * | 2003-11-17 | 2013-12-17 | Tra Snow Brackets, Inc. | Bracket device for mounting on a roof |
-
2000
- 2000-10-18 FI FI20002303A patent/FI20002303A/fi unknown
-
2001
- 2001-10-17 AT AT01978489T patent/ATE315142T1/de active
- 2001-10-17 CN CNA018175546A patent/CN1469955A/zh active Pending
- 2001-10-17 WO PCT/FI2001/000901 patent/WO2002033185A1/en active IP Right Grant
- 2001-10-17 RU RU2003110315/03A patent/RU2003110315A/ru unknown
- 2001-10-17 JP JP2002536150A patent/JP2004511689A/ja active Pending
- 2001-10-17 DE DE60116519T patent/DE60116519T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-17 EP EP01978489A patent/EP1334244B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-17 PL PL361026A patent/PL207827B1/pl unknown
- 2001-10-17 ES ES01978489T patent/ES2251515T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-17 US US10/381,494 patent/US7213376B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-10-17 KR KR10-2003-7004565A patent/KR20030045815A/ko not_active Application Discontinuation
- 2001-10-17 AU AU2002210601A patent/AU2002210601A1/en not_active Abandoned
- 2001-10-17 DK DK01978489T patent/DK1334244T3/da active
-
2003
- 2003-04-07 NO NO20031564A patent/NO326988B1/no not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040050012A1 (en) | 2004-03-18 |
NO20031564D0 (no) | 2003-04-07 |
DK1334244T3 (da) | 2006-04-24 |
ATE315142T1 (de) | 2006-02-15 |
PL207827B1 (pl) | 2011-02-28 |
US7213376B2 (en) | 2007-05-08 |
FI20002303A0 (fi) | 2000-10-18 |
NO326988B1 (no) | 2009-03-30 |
RU2003110315A (ru) | 2005-02-10 |
DE60116519D1 (de) | 2006-03-30 |
EP1334244B1 (en) | 2006-01-04 |
NO20031564L (no) | 2003-04-07 |
FI20002303A (fi) | 2002-04-19 |
WO2002033185A1 (en) | 2002-04-25 |
CN1469955A (zh) | 2004-01-21 |
AU2002210601A1 (en) | 2002-04-29 |
EP1334244A1 (en) | 2003-08-13 |
PL361026A1 (en) | 2004-09-20 |
ES2251515T3 (es) | 2006-05-01 |
DE60116519T2 (de) | 2006-07-27 |
KR20030045815A (ko) | 2003-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004511689A (ja) | 構造の支持のために構造要素を支持するブラケット | |
JP5374677B2 (ja) | ピン装置を用いた既存建物の補強方法及び補強構造 | |
US20230399809A1 (en) | Wale support module for filling and reuse of non-welding groove | |
JP3271649B2 (ja) | 柱脚の支持装置 | |
US5435107A (en) | Bracket for repairing an attachment of an outer facade element to an inner load-bearing member | |
EP1275943B1 (en) | Device for weighing a load | |
JPH07173872A (ja) | アンカーボルト取付孔用調整金具及びその調整工法 | |
JP3832846B2 (ja) | アンカーボルトの支持装置 | |
EP0609956B1 (en) | A spacer for use in a one point fastening of an object, such as a pipe clip, to a wall | |
JP4225861B2 (ja) | 立上がりブロックの施工方法及び立上がりブロック構造 | |
CN220184675U (zh) | 一种用于预制梁柱连接的外附支撑结构 | |
JP2002194897A (ja) | 鉄骨柱の目違い修正用治具 | |
CN215212527U (zh) | 一种支护装置 | |
KR200489719Y1 (ko) | 태양광발전모듈용 지지구조물 | |
KR102624599B1 (ko) | 건축용 배전 스위치박스 고정장치 | |
JP4338115B2 (ja) | ファスナー | |
CN219010979U (zh) | 盖梁施工用牛腿安装结构 | |
JP2591665B2 (ja) | ブラケット取付装置 | |
EP1613821A1 (en) | Adjustment device for a foundation | |
KR102211339B1 (ko) | 철근 콘크리트 구조물의 내진보강시스템 | |
JP3765051B2 (ja) | ファスナーおよびカーテンウォールの取付構造 | |
US5971349A (en) | Machinery mount anchor base | |
JP2006299715A (ja) | セパレータ取付金具、セパレータ取付金具締結具及びセパレータ取付構造 | |
JP2563831B2 (ja) | ブラケット | |
JP2821508B2 (ja) | 壁パネルの取付構造 |