JP3832846B2 - アンカーボルトの支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基礎地盤上に立設してアンカーボルトを支持すると共に、アンカーボルトの上端ねじ部を突出する態様で建物の基礎コンクリート中に埋設されるアンカーボルトの支持装置に関する。
この種のアンカーボルトの支持装置は、アンカーボルトの上端ねじ部を介して建物の柱に連結し、柱からの応力を基礎に伝達すべく基礎コンクリート中に埋設する露出形固定柱脚などに用いられるが、その代表的な工法であるベースパック工法におけるアンカーボルトの支持装置として特許文献1の提案がある。
特許第2784952号公報
この種のアンカーボルトの支持装置では、基礎地盤上にベース部材及び支柱部材を介して複数本の各アンカーボルトを装着しているが、支持装置の中心を柱の取付け位置中心と正確に一致させるためには、各アンカーボルトの上端ねじ部の高さ位置を調整して垂直(Z軸)方向の位置決めすると共に、上端ねじ部の前後及び左右位置を調整して水平(X軸,Y軸)方向の位置決めする必要がある。
しかしながら、特許文献1を含む従来技術のベースパック工法におけるアンカーボルトの支持装置の場合には、上端ねじ部の高さ位置を調整して垂直(Z軸)方向の位置決めするのには好適であるが、上端ねじ部の前後及び左右位置を調整して水平(X軸,Y軸)方向の位置決めするのには難点があった。
その理由としては、各支柱部材の下端側を支持するベース部材が特許文献1のように方形枠状に一体化され、この一体化されたベース部材に各支柱部材がそれぞれ連結されているので、各支柱部材を介して各上端ねじ部に対する水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整を行う際に、各支柱部材はベース部材を介して相互干渉し、個別に位置決め調整を行うことが困難である。
また、一体化されたベース部材に各支柱部材がそれぞれ連結されていると、基礎地盤に打設した捨てコンクリート上面の不陸等の影響をベース部材を介して各支柱部材全体が受けるので、水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整を全ての支柱部材に対して大幅に行う必要が生ずると共に、相互干渉によるズレを再調整するために繰り返し位置決め調整を行う必要がある。
そこで、水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整を容易に行うことを可能にすることを主たる目的とし、本件発明者は先に特願2002−111642号(先行技術1)及び特願2002−212417号(先行技術2)で新たな構想によるアンカーボルトの支持装置に関する提案を行ったが、これらの提案によるアンカーボルトの支持装置の概略を図1で説明する。
図1(a)は、先行技術1の水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整状態を示す要部斜視図であり、短尺なLアングル材などを用いて水平片1a,2aと垂直片1b,2bを形成した第1及び第2ベース部材1,2と、長尺なLアングル材などを用いて第1片3aと第2片3bを形成した支柱部材3を備えている。
第1及び第2ベース部材1,2は、垂直片1b,2bを直交状にした状態で水平片1a,2aを重合し、捨てコンクリートが打設された基礎地盤上に設置すると共に、基礎地盤から突設して水平片1a,2aの取付け孔(図示を省略)を挿通させたウォールアンカー4をナット5で螺着することにより、基礎地盤上に固定している。
支柱部材3は、第1片3aと第2片3bにそれぞれ水平調整孔6を設け、垂直片1b,2bに対して各水平調整孔6と整合する位置に設けた取付け孔(図示を省略)との間に、ボルト7を挿通してナット8で螺着することにより、第1及び第2ベース部材1,2に固定しているが、各水平調整孔6はボルト7が遊動可能なルーズホールにしている。
図1(a)の水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整は、第2片3b側のボルト7とナット8の締め付けを緩めた状態で支柱部材3の上端側をX方向に水平移動させると、第2片3bに設けた水平調整孔6の遊動範囲内で、水平片1aに対して垂直片1bが鈍角状又は鋭角状に撓んで、X軸に沿った水平方向の位置決め調整ができる。
また、第1片3a側のボルト7とナット8の締め付けを緩めた状態で支柱部材3の上端側をY方向に水平移動させると、第1片3aに設けた水平調整孔6の遊動範囲内で、水平片2aに対して垂直片2bが鈍角状又は鋭角状に撓んで、Y軸に沿った水平方向の位置決め調整ができ、X軸及びY軸を調整した後にはボルト7とナット8を緊結させる。
図1(b)は、先行技術2における水平(X軸,Y軸)方向の位置決め調整状態を示す要部断面図であり、長尺なアングル材などを用いて第1片9aと第2片9bでL字状に形成した支柱部材9と、第1片9aと第2片9bに溶接などで一体に連結して支柱部材9の下端に設けたベース部材10と、ベース部材10と基礎地盤の捨てコンクリート11の間に介在させる支圧板12とを備えている。
ベース部材10は、基礎地盤の捨てコンクリート11から突設して支圧板12の取付け孔(図示を省略)及びベース部材10の取付け孔(図示を省略)を挿通させたウォールアンカー12をナット13で螺着することにより、基礎地盤上に固定すると共に、ベース部材10のねじ孔(図示を省略)に螺合させた各ボルト14の先端を、支圧板12の上面に押し当てている。
ボルト14は、ウォールアンカー12の外周囲を囲繞する態様で複数本(例えば、120℃の角度間隔で3本)を配置し、ウォールアンカー12に対するナット13の締め付けを緩めた状態にして、各ボルト14を所望に締め付けたり緩めたりすることによって、支柱部材9をX軸及びY軸に沿って傾斜させて水平方向の位置決め調整ができる。
従って、特許文献1と同様に高さ調整可能な垂直(Z軸)方向の位置決め調整部を介して、各支柱部材3,9の上端側に各アンカーボルトを装着すると共に、先行技術1,2のように各支柱部材3,9の下端側にX軸及びY軸に沿って位置決めする水平方向の位置決め調整部を設けると、各支柱部材3,9をそれぞれ個別にXYZ方向に調整することが可能となり、各アンカーボルトの上端ねじ部を柱の取付け位置と正確に一致させることができる。
しかしながら、先行技術1,2によるアンカーボルトの支持装置にも改善の余地が残されており、例えば先行技術1,2において水平方向の位置決め調整を行った際に、ウォールアンカー4,12に引き抜き力が作用すると共に、ベース部材1,2,10が基礎地盤の捨てコンクリート上面から離間して支持力を低下させる恐れがある。
また、X軸方向に対する水平位置決め調整と、Y軸方向に対する水平位置決め調整とを、完全に独立した状態で行うことが困難であり、一方の水平位置決め調整を行った後に他方の水平位置決め調整を行った際に、相互干渉によって調整済みの一方の水平位置決め調整にずれを生じ、このために何度か再調整を繰り返すことになって、調整の煩雑さと調整に時間を要する恐れがあった。
そこで本発明では、これらの課題を解決し得るアンカーボルトの支持装置を提供するものであり、特に水平方向の位置決め調整を行った際に、ウォールアンカーに引き抜き力が作用したり、ベース部材が基礎地盤から離間することをなくして支持力の低下を防止すると共に、X軸方向とY軸方向の相互干渉を低減し、水平位置決め調整を容易且つ迅速に行い得ることを主たる目的とする。
本発明は、基礎地盤上に取り付けたベース部材に支柱部材を連結して立設させ、建物の柱を取り付けるアンカーボルトを支柱部材に連結して、アンカーボルトの上端ねじ部を突出する態様で基礎コンクリート中に埋設するアンカーボルトの支持装置を実施対象とするものであって、前記ベース部材は水平片と垂直片をL字状に形成し、前記支柱部材は第1片と第2片をL字状に形成し、ベース部材は水平片を基礎地盤上に設置してウォールアンカーに取り付けられている。
本発明によるアンカーボルトの支持装置は、支柱部材の第1片又は第2片のいずれかの一方片下端側とベース部材の垂直片の間には 支柱部材をX軸方向又はY軸方向のいずれか一方に傾斜させて水平方向の位置決め調整を行う水平調整部を設けると共に、支柱部材の第1片又は第2片のいずれかの他方片下端側とベース部材の水平片の間には、支柱部材をX軸方向又はY軸方向のいずれか他方に傾斜させて水平方向の位置決め調整を行う水平調整部を設け、少なくともいずれか一方の水平調整部は、支柱部材の他方片に設けた水平調整用の調整ねじ孔と、調整ねじ孔に螺合して下端がベース部材の水平片に圧接可能な高さ調整ねじで構成した。
また水平調整部は、X軸方向の平調整部とY軸方向の平調整部のいずれか一方の水平調整部が支柱部材に設けた水平調整用の調整ねじ孔と、調整ねじ孔に螺合して下端がベース部材の水平片に圧接可能な高さ調整ねじで構成し、いずれか他方の水平調整部を支柱部材の一方片に設けたルーズホールによる水平調整用の遊動取付孔と、遊動取付孔を介してベース部材の垂直片に連結するねじ固着手段で構成した形態を採ることができる。
本発明によるアンカーボルトの支持装置では、水平調整部を構成するねじ固着手段を緩めた状態にすると、ルーズホールで形成した水平調整用の遊動取付孔とねじ固着手段であるねじ軸との間で遊動が可能であるから、この遊動範囲内でベース部材の垂直片に対して支柱部材を、X又はYのいずれか一方向に傾斜させ、上部に連結したアンカーボルトも同様に傾斜させることができる。
このアンカーボルトの傾斜は、上端ねじ部に連結されたテンプレートを介して対向位置に設けたアンカーボルト側に伝達され、対向位置に設けた水平調整部のねじ固着手段を緩めた状態にしておくと、ねじ固着手段のねじ軸に対して遊動取付孔の範囲内で支柱部材の他方片下端側が可動し、対向位置側のアンカーボルト及び支柱部材を平行状態で傾斜させ、全体が平行四辺形状に変形して垂直片に沿ったX又はYのいずれか一方向に対する位置決め調整ができる。
また、水平調整部を構成する調整ねじ孔に螺合した高さ調整ねじを回転させると、ベース部材の水平片を支圧部材として支柱部材の他方片を押し上げる共に、支柱部材の一方片を介してベース部材の垂直片を水平片に対して鈍角状に撓み変形させ、垂直片に他方片を取り付けた支柱部材をX又はYのいずれか他方向に傾斜させ、上部に連結したアンカーボルトも同様に傾斜させることができる。
このアンカーボルトの傾斜は、上端ねじ部に連結されたテンプレートを介して対向位置に設けたアンカーボルト側に伝達され、対向位置に設けた水平調整部の高さ調整ねじの螺合状態を、高さ調整ねじの下端が水平片から離間する状態にしておくと、離間した範囲内で支柱部材の他方片下端側を押し下げることが可能であり、対向位置側のアンカーボルト及び支柱部材を平行状態で傾斜させると共に、ベース部材の垂直片を鋭角状に撓み変形させ、全体が平行四辺形状に変形して垂直片と直交するX又はYのいずれか他方向に対する位置決め調整ができる。
このようにして、各アンカーボルトを支持している支柱部材及びベース部材に対し、X軸方向の平調整部とY軸方向の平調整部を適宜に調整操作して、各アンカーボルトをX又及びYの水平方向に位置決め調整を行うと共に、図示の実施形態を含む公知の垂直調整部を適宜に採択して垂直方向の位置決め張設を行うことにより、上端ねじ部に装着されたテンプレートの中心を、柱を建て込む中心と正確に一致するように整合させることができる。
特に、本発明における水平調整部では、高さ調整ねじで位置決め調整を行う際には、高さ調整ねじの螺合を可変して垂直片を鈍角状に撓み変形する主動調整側では、高さ調整ねじのねじ頭部がベース部材の水平片を下方へ押圧するように作動し、対向位置で垂直片を鋭角状に撓み変形する縦動調整側では、高さ調整ねじの下端がベース部材の水平片から離間しているので、ウォールアンカーに対して引き抜き力が作用しない。
また、遊動取付孔で位置決め調整を行う際には、垂直片に沿って支柱部材が傾斜すると、水平片上に下端を当接した高さ調整ねじを介して、ベース部材の水平片を下方へ押圧するように作動するので、ウォールアンカーに対して引き抜き力が作用しない。
従って、ベース部材の水平片が基礎地盤上から浮き上がって支持強度が低下する恐れが無く、而もX軸方向とY軸方向の水平位置決め調整を行った際における両者間の相互干渉がないので、再調整を繰り返すことが無く容易で迅速且つ正確な調整作業を行うことができると共に、この種の従来技術による水平調整手段に比べて、構成がきわめて簡単で安価に提供することができる。
以下に、本発明によるアンカーボルトの支持装置について、本発明を適用した好適な実施形態を示す添付図面に基づいて詳細に説明するが、図2はアンカーボルトの支持装置20の全体正面図、図3は同装置20の全体側面図、図4は図1のIV−IV線で断面にした同装置20の平面図、図5は図1のV−V線で断面にした同装置20の平面図、をそれぞれ示す。
支持装置20は、基礎地盤21上に各ベース部材22(22A,22B)を左右対称状に設置し、各ベース部材22の両端部に各支柱部材23(23A,23B,23C,23D)を立設し、各支柱部材23の上端側には各アンカーボルト24(24A,24B,24C,24D)を連結し、各アンカーボルト24の上端には、上端ねじ部25とナット26,27を介してテンプレート28が装着されている。
ベース部材22(22A,22B)は、水平片29と垂直片30を備えた断面形状がL字状で、例えば長尺なLアングル材などを用いて形成し、水平片29には基礎地盤21に固着するための複数の取付け孔31を設けると共に、垂直片30にはベース部材22を連結するための複数の取付け孔(図示を省略)を、長手方向の両端側に設けている。
ベース部材22A,22Bは、垂直片30,30を対向状にして左右に配置すると共に、基礎地盤21の表面に打設した捨てコンクリート上に水平片29,29を設置し、基部を基礎地盤21中に埋設して上端側を突設させたウォールアンカー32を取付け孔31に挿通させ、ナット33で螺着することによって基礎地盤21上に固着している。
なお、図示の実施形態では、各ベース部材22の水平片29には両端側と中央の3個所に取付け孔31を設け、両端側の2個所を用いてウォールアンカー32に取付けて中央の1個所は遊ばせているが、支柱部材を増設する場合その他の理由で支持強度の増加を必要とする場合には、ウォールアンカー32に対する取付け個所を適宜増加させる。
支柱部材23は、第1片34と第2片35を備えた断面形状がL字状で、例えば長尺なLアングル材などを用いて形成し、第1片34にはアンカーボルト24を連結するための垂直調整用の選択取付孔36が、上部側に所定間隔毎に設けられていると共に、第1片34の下端側と第2片35の下端側には、ベース部材22に連結するためのルーズホールによる水平調整用の遊動取付孔37が上下に設けられている。
支柱部材23は、対角線上に位置する支柱部材23A,23Cを、第2片35の下端側がベース部材22A,22Bの垂直片30に接合する態様で配置し、第2片35の下端側に設けた遊動取付孔37に挿通させたボルト38の先端側を、ベース部材22A,22Bの垂直片30に設けた取付け孔(図示を省略)に挿通し、垂直片30の裏面側に設けたナット39で螺着してベース部材22A,22Bと連結する。
また、対角線上に位置する支柱部材23B,23Dは、第1片34の下端側がベース部材22A,22Bの垂直片30に接合する態様で配置し、第1片34の下端側に設けた遊動取付孔37に挿通させたボルト38の先端側を、ベース部材22B,22Dの垂直片30に設けた取付け孔)に挿通し、垂直片30の裏面側に設けたナット39で螺着してベース部材22B,22Dと連結する。
これにより、支柱部材23A,23Cの第2片35及び、支柱部材23B,23Dの第1片34の下端側に、水平調整用の遊動取付孔37とボルト38及びナット39などによるねじ固着手段で第1の水平調整部を構成し、第1の水平調整部を介してベース部材22の垂直片30に連結した各支柱部材23が、上部に連結した各アンカーボルト24をY軸に沿った水平方向に位置決め調整できる。
支柱部材23には、支柱部材23A,23Cの第1片34の下端側の先端部と、支柱部材23B,23Dの第2片35の下端側の先端部に対し、水平調整用の調整ねじ孔を形成する調整ねじ筒40を下方へ突出する態様で装着させ、調整ねじ筒40には下方から高さ調整ねじ41を螺合させている。
支柱部材23は、支柱部材23A,23Cの第1片34及び、支柱部材23B,23Dの第2片35の下端面を、ベース部材22の水平片29上面との間に間隔を設け状態で配置し、調整ねじ筒40に対してねじ軸が高さ調整可能に螺合すると共に、ねじ頭部がベース部材22の水平片29上面に圧接する態様で高さ調整ねじ41が設けられている。
従って、各支柱部材23の第1片34又は第2片35の下端側に、水平調整用の調整ねじ孔を形成する調整ねじ筒40と、調整ねじ筒40にねじ軸を螺合してねじ頭部をベース部材22の水平片29上面に圧接した高さ調整ねじ41で第2の水平調整部を構成し、第2の水平調整部を介してベース部材22の水平片29上に支持した各支柱部材23が、上部に連結した各アンカーボルト24をX軸に沿った水平方向に位置決め調整できる。
アンカーボルト24(24A,24B,24C,24D)は、支柱部材23(23A,23B,23C,23D)に設けた垂直調整用の選択取付孔36と、ボルト42とナット43などによるねじ固着手段で選択取付孔36に着脱可能な垂直位置決め用の取付け板44と、取付け板44に装着してアンカーボルト24の下端ねじ部(図示を省略)を螺合する垂直調整用の調整ねじ筒45を介し、各支柱部材23の上部側に連結されている。
これにより、支持装置20の中間部には、支柱部材23に対してアンカーボルト24を、Z軸に沿った上下方向に位置決め調整が可能な垂直調整部が、垂直調整用の選択取付孔36と、取付け板44と、ボルト42及びナット43などによるねじ固着手段と、調整ねじ筒45によって構成される。
垂直調整部は、アンカーボルト24の下端ねじ部を調整ねじ筒45に螺合させ、選択取付孔36のいずれかを選択して取付け板44をボルト42及びナット43で支柱部材23に取り付け、これによって粗調整を行った後に、調整ねじ筒45に対するアンカーボルト24の下端ねじ部の螺合位置を可変させて微調整を行う。
図6及び図7は水平調整部の調整操作を示すが、第2の水平調整部では、高さ調整ねじ41を反時計方向に回転させて調整ねじ筒40に対する螺合を浅くすると、高さ調整ねじ41のねじ頭部がベース部材22の水平片29を下方側(基礎地盤21側)に押圧しながら、調整ねじ筒40を取り付けた第2片35(又は第1片34)を上方へ押し上げて第1片34(又は第2片35)を傾斜状にし、ベース部材22の垂直片30は水平片29に対して鈍角状に撓み変形される。
これにより、支柱部材23の上部側に連結したアンカーボルト24も傾斜状になり、アンカーボルト24の上端ねじ部25はX軸に沿った水平方向に位置決め調整されると共に、テンプレート28を介して対向位置に設けた支柱部材23及びベース部材22にも伝達されるが、対向位置に設けた高さ調整ねじ41のねじ頭部の位置によってその影響力は異なる。
例えば、対向位置に設けた高さ調整ねじ41のねじ頭部がベース部材22の水平片29に圧接した状態の場合には、垂直片30が撓み変形する余地がないので現状の角度で水平位置を保持し、高さ調整ねじ41を時計方向に回転させて調整ねじ筒40に対する螺合を深くすると、ねじ頭部と水平片29の間に空隙を生じて空隙分だけ垂直片30は撓み変形が可能となり、水平片29に対して鋭角状に撓み変形させることができる。
従って、X軸に沿って対向位置に設けた各支柱部材23すなわち支柱部材23Aと支柱部材23B又は、支柱部材23Cと支柱部材23Dに対し、それぞれの水平調整用の高さ調整ねじ41を所望に応じて適宜に調整すると、アンカーボルト24の上端ねじ部25を、X軸に沿った水平方向に位置決め調整できる。
第1の水平調整部を用いて位置決め調整する場合には、支柱部材23の第1片34又は第2片35を、ベース部材22の垂直片30に連結しているボルト38とナット39の螺合を緩めた状態にすると、水平調整用の遊動取付孔37に対して調整ねじ38のねじ軸が遊動可能になるので、この状態で支柱部材23をY軸に押圧して傾斜状にし、螺合を緊結して上端ねじ部25をY軸に沿った水平方向に位置決め調整できる。
なお、第2の水平調整部で位置決め調整を行った後の高さ調整ねじ41は、ねじ頭部をベース部材22の水平片29と当接状態にして調整位置からずれないように係止保持すると共に、第1の水平調整部を行った後のねじ固着手段は、ボルト38とナットを緊結状態にして調整位置からずれないように係止保持する。
これらの水平調整部は、第2の水平調整部でX軸方向の位置決め調整を行う際には、高さ調整ねじ41の螺合を浅くして垂直片30を鈍角状に撓み変形する主動調整側では、高さ調整ねじ41のねじ頭部がベース部材22の水平片29を下方へ押圧するように作動し、対向位置で垂直片30を鋭角状に撓み変形する縦動調整側では、高さ調整ねじ41のねじ頭部がベース部材22の水平片29から離間しているので、ウォールアンカー32に対して引き抜き力が作用しない。
また、第1の水平調整部でY軸方向の位置決め調整を行う際には、垂直片30に沿って支柱部材23が傾斜すると、水平片29上にねじ頭部を当接した高さ調整ねじ41を介して、ベース部材22の水平片29を下方へ押圧するように作動し、X軸方向の位置決め調整の場合と同様に、ウォールアンカー32に対して引き抜き力が作用することがない。
このように、第1及び第2の水平調整部で水平方向に対する位置決め調整を行った際に、ウォールアンカー32に対して引き抜き力が作用しないので、ベース部材22の水平片29が基礎地盤21上から浮き上がって支持強度が低下する恐れが無く、而もX軸方向とY軸方向の水平位置決め調整を行った際における両者間の相互干渉がないので、再調整を繰り返すことが無く作業が容易である。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、要旨の範囲内において各種の変形を採り得るものであり、例えば図8で示すように、各ベース部材を個別にした実施形態や、図9で示すように、X軸方向に対する水平位置決め調整部分を別の構造にする実施形態など、適宜に変更することが可能である。
図8の実施形態は、先の実施形態では長尺なLアングル材などを用いて一体に形成していた左右のベース部材22(22A,22B)を、短尺なLアングル材などを用いて個別にし、各ベース部材46(46A,46B,46C,46D)で形成するようにした。
この実施形態では、基礎地盤21に打設した捨てコンクリートの上面に局部的に著しい不陸を生じたり、杭その他の障害物が突出している場合に、これらを避けた状態でベース部材46を設置することができると共に、必要に応じて一部のベース部材46を杭上に設置して嵩上げする形態や、左右のいずれか一方を長尺に他方を短尺する形態や、局部的に切断する形態を採ることも可能である。
図9の実施形態は、先の実施形態では支柱部材23の第1片34又は第2片35のいずれか一方に対し、長ナットなどによる調整ねじ筒40を溶接などによって装着し、調整ねじ筒40によって水平調整用の調整ねじ孔を形成したのを、第1片34及び第2片35の一部を折り曲げ加工して調整ねじ板47,48を形成すると共に、各調整ねじ板47,48に調整ねじ孔48を設けて高さ調整ねじ41が螺合するようにした。
この実施形態では、溶接のような煩雑な加工を行うことを省略することができると共に、各支柱部材23(23A,23B,23C,23D)を1種類にして共用化し、ベース部材22,46に対して取付けの向きを変えるだけで良いようにしたので、コストの低減及び在庫管理にも寄与できる。
また、X軸方向に対する水平位置決め調整部分は、支柱部材23のの第1片34又は第2片35のいずれか一方をベース部材22,46の垂直片30に取付け、水平片29を支圧部材にしてウォールアンカー32に対する引き抜き力が作用しない状態で、他方を上方へ高さ調整可能に押し上げる構造であれば良く、同様に機能する上記した実施形態以外の構成を採ることも可能である。
なお、図示の実施形態では第1の水平調整部でY軸方向に対する位置決め調整を行って、第2の水平調整部でX軸方向に対する位置決め調整を行っているが、ベース部材22を90℃転移させて前後に配置した形態を採ると、第1の水平調整部でX軸方向の位置決め調整が行われ、第2の水平調整部でY軸方向の位置決め調整が行われる。
次に、図10〜13によって更に別の実施形態について説明すると、図10及び図11で示す実施形態では図4における対向状に配置したベース部材22(ベース部材22A,22B)に対し、両端間の底部側にLアングル材による補強板50,50を敷設させ、この補強板50は取付け孔51を介してウォールアンカーで基礎地盤上に固定すると共に、ベース部材22の水平片30との間を溶接52によって固着している。
また、図6の実施形態では水平調整用の高さ調整ねじ41にねじ頭部を6角にした六角ボルトを用いているが、この実施形態では高さ調整ねじ53に六角穴付きボルトを用い、六角穴にレンチなどの締め付け工具を嵌合してボルトを締め付けることによって、支圧部材であるベース部材22の水平片29にボルトの先端を圧接し、支柱部材22の第2片35を押し上げてベース部材22の垂直片30を撓み変形させ、図6の実施形態の場合と同様に支柱部材23を介してアンカーボルト24の水平調整を行うことができる。
この実施形態では、補強板50を設けてベース部材22の水平片29を溶接52で固着すると、X軸方向の水平調整時に垂直片30を弱軸方向へ撓み変形させる際や、Y軸方向の水平調整時に支柱部材23を傾動させる際に、ベース部材22の水平片29の浮き上がりを防止することができ、また図6の実施形態による高さ調整ねじ41の場合には、頭部の座面が大きいので圧接力が大きい利点があるが、スパナなどの締め付け工具による回転操作に難点があるので、この回転操作を容易にするために、上部側から容易に回転操作できる六角穴付きボルトによる高さ調整ねじ53を用いている。
なお、この実施形態のベース構造ではベース部材22(ベース部材22A,22B)の間に補強板50を設けて方形枠状に形成し、ベース部材22の水平片29は補強板50に固定されて拘束を受けるが、特許文献1などのベースパック工法の場合とは異なり、ベース部材22の垂直片30と支柱部材の第1片34及び第2片35は、何ら拘束を受けることがないので、垂直片30の弱軸方向への撓み変形によるX軸方向の水平調整及び、第1片34の遊動取付孔37とボルト38によるY軸方向の水平調整が可能である。
図12は、図10及び図11で示す実施形態のLアングル材による補強板50,50の代わりに平板状で長尺の補強板54,54を用い、両端を水平片29の底面側に敷設する態様でベース部材22(ベース部材22A,22B)の間に配置すると共に、水平片29との間を溶接55で連結したものであり、その目的及び作用効果は図10及び図11で示す実施形態の場合と同様である。
図13は、図10及び図11で示す実施形態のLアングル材による補強板50,50の代わりに平板状で短尺の補強板56,56を用い、水平片29の底面側に敷設する態様でベース部材22(ベース部材22A,22B)の両端に配置させ、取付け孔57を介してウォールアンカーで基礎地盤上に固定すると共に、ベース部材22の水平片30との間を溶接58によって固着したものであり、その目的及び作用効果は図10及び図11で示す実施形態の場合と同様である。
図14は、図6,9,11で示す実施形態で行っていた遊動取付け孔37とボルト38によるY軸方向に対する位置決め調整部分を、調整ねじ筒59と高さ調整ねじ60によって行う実施形態であり、支柱部材23の第1片34に調整ねじ筒59を装着すると共に、調整ねじ筒59に高さ調整ねじ60を螺合させ、第1片34に穿設した1つの取付け孔61にボルト62を介して、ベース部材22の垂直片30に支柱部材23を回動可能に連結させ、Y軸方向に対する位置決め調整部分を構成している。
この実施形態では、Y軸方向に対する水平方向の位置決め調整部を行う場合にはボルト62を一旦緩め、支柱部材23の第1片34に装着した調整ねじ筒59に螺合する高さ調整ねじ60の締め付けることにより、第1片35を持ち上げて支柱部材23を一方向に傾斜させて調整を行うが、X軸方向に対する水平方向の位置決め調整は図11で示す実施形態の場合と同様に、支柱部材23の第2片35に装着した調整ねじ筒40に螺合する高さ調整ねじ53の締め付けにより、第2片35を持ち上げて第1片34によって垂直片30を撓み変形させて行う。
先行技術によるアンカーボルトの支持装置であって、水平方向の位置決め調整部の概略説明図を示す。 本発明を適用したアンカーボルトの支持装置であって、全体正面図を示す。 本発明を適用したアンカーボルトの支持装置であって、全体側面図を示す。 図2のIV−IV線に沿って断面にした平面図を示す。 図2のV−V線に沿って断面にした平面図を示す。 図2のアンカーボルトの支持装置における水平調整部であって、調整操作説明を斜視図で示す。 図2のアンカーボルトの支持装置における水平調整部であって、(a)(b)はX軸方向の調整操作説明を、(c)(d)はY軸方向の調整操作説明を、それぞれ断面図で示す。 他の実施形態による水平調整部を平面図で示す。 他の実施形態による水平調整部を斜視図で示す。 更に他の実施形態による水平調整部を平面図で示す。 図10の要部を斜視図で示す。 更に他の実施形態による水平調整部を平面図で示す。 更に他の実施形態による水平調整部を平面図で示す。 更に他の実施形態による水平調整部を平面図で示す。
符号の説明
20 アンカーボルトの支持装置
21 基礎地盤
22 ベース部材
23 支柱部材
24 アンカーボルト
25 (アンカーボルト24の)上端ねじ部
26,27,33,39,43 ナット
28 テンプレート
29 (ベース部材22の)水平片
30 (ベース部材22の)垂直片
31,51,57,61 取付け孔
32 ウォールアンカー
34 (支柱部材23の)第1片
35 (支柱部材23の)第2片
36 (垂直調整用の)選択取付孔
37 (水平調整用の)遊動取付孔
38,42,62 ボルト
40,59 (水平調整用の)調整ねじ筒
41,53,60 (水平調整用の)高さ調整ねじ
44 (垂直調整用の)取付け板
45 (垂直調整用の)調整ねじ筒
47,48 (水平調整用の)調整ねじ板
49 (水平調整用の)調整ねじ孔
50,54,56 補強板
52,55,58 溶接

Claims (2)

  1. 基礎地盤上に取り付けたベース部材の両端部に支柱部材の下端側を連結して立設させ、建物の柱を取り付けるアンカーボルトを支柱部材に連結して、アンカーボルトの上端ねじ部を突出する態様で基礎コンクリート中に埋設するアンカーボルトの支持装置において、 前記ベース部材は水平片と垂直片をL字状に形成し、前記支柱部材は第1片と第2片をL字状に形成し、ベース部材は水平片を基礎地盤上に設置して両端部をウォールアンカーに取り付け、支柱部材の第1片下端側とベース部材の垂直片の間は、支柱部材をX軸方向又はY軸方向のいずれか一方へ傾動可能な第1の水平調整手段で連結すると共に、支柱部材の第2片下端側とベース部材の水平片の間は、X軸方向又はY軸方向のいずれか他方へ傾動可能な第2の水平調整手段で支持するようにし、第1の水平調整手段は支柱部材の第1片下端側をベース部材の垂直片と重合させ、一方片に設けたルーズホールによる遊動取付孔を介してねじ固着手段で連結し、ねじ固着手段の連結を緩めた状態にすると、支柱部材を垂直片に沿って傾動できる構成をとり、第2の水平調整手段は支柱部材の第2片下端側に対して、ベース部材両端部の水平片に当接可能な高さ調整ねじを螺合した調整ねじ孔を設け、高さ調整ねじの螺合を可変させてベース部材の水平片に圧接状態にすると、水平片を基礎地盤に押圧しながら支柱部材を持ち上げて垂直片を撓み変形させ、支柱部材を傾動できる構成をとることを特徴とするアンカーボルトの支持装置。
  2. 基礎地盤上に取り付けたベース部材の両端部に支柱部材の下端側を連結して立設させ、建物の柱を取り付けるアンカーボルトを支柱部材に連結して、アンカーボルトの上端ねじ部を突出する態様で基礎コンクリート中に埋設するアンカーボルトの支持装置において、 前記ベース部材は水平片と垂直片をL字状に形成し、前記支柱部材は第1片と第2片をL字状に形成し、ベース部材は水平片を基礎地盤上に設置して両端部をウォールアンカーに取り付け、支柱部材の第1片下端側とベース部材の垂直片の間は、支柱部材をX軸方向又はY軸方向のいずれか一方へ傾動可能な第1の水平調整手段で連結し且つ支持すると共に、支柱部材の第2片下端側とベース部材の水平片の間は、X軸方向又はY軸方向のいずれか他方へ傾動可能な第2の水平調整手段で支持するようにし、第1の水平調整手段は支柱部材の第1片下端側をベース部材の垂直片と重合させ、一方片に設けた1つの取付け孔を介してねじ固着手段で枢着すると共に、支柱部材の第1片下端側に対して、ベース部材両端部の水平片に当接可能な高さ調整ねじを螺合した調整ねじ孔を設け、ねじ固着手段の連結を緩めた状態で高さ調整ねじの螺合を可変させてベース部材の水平片に圧接状態にすると、水平片を基礎地盤に押圧しながら支柱部材を持ち上げて支柱部材を垂直片に沿って傾動できる構成をとり、第2の水平調整手段は支柱部材の第2片下端側に対して、ベース部材両端部の水平片に当接可能な高さ調整ねじを螺合した調整ねじ孔を設け、高さ調整ねじの螺合を可変させてベース部材の水平片に圧接状態にすると、水平片を基礎地盤に押圧しながら支柱部材を持ち上げて垂直片を撓み変形させ、支柱部材を傾動できる構成をとることを特徴とするアンカーボルトの支持装置。
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