JP2004511467A5 - - Google Patents

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【発明の名称】CCR−3受容体アンタゴニストとしてのN−(4−アリールオキシピペリジン−1−イルアルキル)桂皮酸アミド

Claims (11)

  1. 式I:
    Figure 2004511467
    [式中、
    Arは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、および任意にシアノまたはハロゲンによって置換されたC−C−アルキルから選択された、1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたフェニルであり;
    Arは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ、またはC−C−アルコキシカルボニルから選択された、1もしくはそれ以上の置換基によって置換された、または非置換のフェニルまたはナフチルであり;
    は、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、アシルオキシ、−N(R)R、ハロゲン、カルボキシ、C−C−アルコキシカルボニル、フェニル−C−C−アルコキシカルボニル、−CON(R)R、または1価の環状有機基によって置換されたC−C−アルキルであり;
    とRは、それぞれ独立に、水素、またはC−C−アルキルであるか、またはRは水素であって、かつRはアシルまたは−SOであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して5員環または6員環の複素環を表し;
    とRは、それぞれ独立に、水素、任意にヒドロキシもしくはフェニルによって置換されたC−C−アルキル、または任意にC−C−アルキル、ハロゲン、シアノ、またはC−C−アルコキシによって置換されたフェニルであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して5員環または6員環の複素環を表し;
    は、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、または任意にC−C−アルキルによって置換されたフェニルであり;そして
    nは、1、2、3または4である]の化合物の遊離形または塩形。
  2. 式 I
    Figure 2004511467
    [式中、
    Arは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、および任意にシアノもしくはハロゲンによって置換されたC−C−アルキルから選択された、1もしくはそれ以上の置換基によって置換されたフェニルであり;
    Arは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ、またはC−C−アルコキシカルボニルから選択された、1もしくはそれ以上の置換基によって置換された、または非置換のフェニルまたはナフチルであり;
    は、任意に、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、アシルオキシ、N(R)R、ハロゲン、カルボキシ、C−C−アルコキシカルボニル、−CON(R)R、または1価の環状有機基によって置換されたC−C−アルキルであり;
    とRは、それぞれ独立に水素またはC−C−アルキルであるか、またはRは水素であって、かつRはアシルまたは−SOであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して5員環または6員環の複素環であり;
    とRは、それぞれ独立に水素またはC−C−アルキルであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して5員環または6員環の複素環を表し;
    は、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、または任意にC−C−アルキルによって置換されたフェニルであり;そして
    nは、1、2,3または4である]の化合物の遊離形または塩形。
  3. 式中、Arは、置換基がハロゲン、シアノ、ニトロ、またはC−C−アルコキシである1置換フェニル;
    または置換基がハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキル、およびC−C−ハロアルキルから選択された2置換フェニル;
    または置換基がハロゲン、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、およびC−C−アルコキシカルボニルから選択された3置換フェニル;
    または置換基がハロゲンである5置換フェニルである、請求項1または2に記載の化合物。
  4. 式中、Arは、ハロゲン、ニトロ、または任意にシアノによって置換されたC−C−アルキルから選択された1もしくは2個の置換基によって置換されたフェニルであって、該置換基のうちの1つが好ましくは示されたエーテル基に対してパラ位であるフェニルであり;
    Arは、C−C−アルコキシ、ハロゲン、およびシアノから選択された、1もしくは2個の置換基によって置換されたフェニルであり;
    は、ヒドロキシ、C−C−アルコキシ、カルボキシ、−CON(R)R{式中、RとRは、それぞれ独立に、C−C−アルキル、または窒素原子、酸素原子、および硫黄原子から選択された環複素原子を1、2、または3個有する5員環から7員環の複素環である}によって置換されたC−C−アルキルであり;そして
    nは、1、または2である、請求項1に記載の化合物。
  5. 式中、Arは、ハロゲン、ニトロ、または任意にシアノによって置換されたC−C−アルキルから選択された、1もしくは2個の置換基によって置換されたフェニルであって、該置換基のうちの1つが、好ましくは示されたエーテル基に対してパラ位であるフェニルであり;
    Arは、C−C−アルコキシ、ハロゲン、およびシアノから選択された、1もしくは2個の置換基によって置換されたフェニルであり;
    は、−CON(R)R{式中、Rは、水素またはC−C−アルキルであって、かつRは任意にヒドロキシによって置換されたフェニルもしくはC−C−アルキルであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して6員環の複素環を表す}、または−N(R)R{式中、Rは、水素であって、かつRは、C−C−アルキルカルボニル、または−SO(式中、Rは、C−C−アルキル、またはC−C−ハロアルキルである)である}によって置換されたC−C−アルキルであり;そして
    nは、1または2である、請求項1に記載の化合物。
  6. 式中、Arは、示されたエーテル基に対してパラ位で、フッ素または塩素によって置換され、かつ任意にフッ素または塩素から選択される、さらに1つの置換基によって置換されたフェニルであり;
    Arは、示された−CH=CH−に対してオルト位で、C−C−アルコキシによって、C−C−アルコキシに対してパラ位で、ハロゲン、特に臭素もしくは塩素、またはシアノによって置換されたフェニルであり;
    は、ヒドロキシによって置換されたC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、カルボキシ、−CON(R)R{式中、RとRは、それぞれ独立にC−C−アルキルである}、または5員環または6員環の1もしくは2個の環窒素原子を有する複素環芳香族基であり;そして
    nは1である、請求項1に記載の化合物。
  7. 式中、Arは、示されたエーテル基に対してパラ位で、フッ素または塩素によって置換され、かつ任意にフッ素または塩素から選択されたさらに1つの置換基によって置換されたフェニルであり;
    Arは、示された−CH=CH−に対してオルト位で、C−C−アルコキシによって、C−C−アルコキシに対してパラ位で、ハロゲン、特に臭素もしくは塩素、またはシアノによって置換されたフェニルであり;
    は、
    (a)−CON(R)R{式中、Rは水素またはメチルであって、かつRはフェニル,C−C−アルキル、またはヒドロキシ置換直鎖C−C−アルキルであるか、またはRとRは、窒素原子と共に結合して、2個の環窒素原子、もしくは1個の環窒素原子と1個の環酸素原子を有する6員環の複素環を表す}によって置換されたC−C−アルキル;または
    (b)−N(R)R{式中、Rは、水素であり、そしてRは、C−C−アルキルカルボニル、または−SO(式中、Rは、C−C−アルキル、またはC−C−ハロアルキルである)である}によって置換されたC−C−アルキルであり;そして
    nは1である、請求項1に記載の化合物。
  8. 式 XII:
    Figure 2004511467
    [式中、R、R、R、R、R、およびRは、下記の表:
    Figure 2004511467
    Figure 2004511467
    に示した通りであり;そして
    、R、およびRは、それぞれ水素である]の、請求項1に記載の化合物の遊離形または薬学的に許容される塩形。
  9. 任意に薬学的に許容される希釈剤もしくは担体と共に、活性成分として請求項1から8の何れか1つに記載の化合物を含む、CCR−3介在状態を処置するための医薬組成物。
  10. 任意に薬学的に許容される希釈剤もしくは担体と共に、活性成分として請求項1から8の何れか1つに記載の化合物を含む、炎症状態またはアレルギー性状態、特に炎症性もしくは閉塞性気道疾患を処置するための医薬組成物。
  11. 式Iの化合物の製造方法であって、
    (i)(A)式 II:
    Figure 2004511467
    [式中、Arは請求項1で定義した通りである]の化合物、またはそのアミド形成誘導体を、式 III:
    Figure 2004511467
    [Ar、R、およびnは、請求項1で定義した通りであり;そして
    は、示された窒素原子に化学結合した固相支持体を表す]の化合物と反応させ、得られた生成物を基質から除去し、Zを水素に置換する;または
    (B)式 II の化合物またはそのアミド形成誘導体を、式 III
    Figure 2004511467
    [式中、ArとRが、上記で定義した通りである]と反応させる;または
    (C)式中、Rが、カルボキシによって置換されたC−C−アルキルであれば、式I[式中、Rは、フェニル−C−C−アルコキシカルボニルによって置換されたC−C−アルキルである]の化合物を反応させ、フェニル−C−C−アルコキシカルボニルを、カルボキシに変える;または
    (D)式中、Rが、−CON(R)Rによって置換されたC−C−アルキルであれば、式I[式中、Rは、カルボキシによって置換されたC−C−アルキルである]の化合物を、適当にアミド化する;または
    (E)式中、Rが、−N(R)R{式中、Rは水素であり、そしてRはアシルまたは−SOである}によって置換されたC−C−アルキルであれば、式I[式中、Rは、アミノによって置換されたC−C−アルキルである]の化合物を、それぞれ適当にアシル化またはスルホニル化する;および
    (ii)遊離形または塩形で、生成物を回収する;
    ことを含む製造方法。
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