JP2004510330A - 半導体装置及びその形成プロセス - Google Patents

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Abstract

半導体装置及びその製造方法に関する。半導体装置(10)は、半導体装置基板(11)内に在るトレンチ(14)内にフィールド絶縁領域(12)を有する。トレンチ(14)は第1トレンチ及び第2トレンチを含む。装置は第1素子領域及び第2素子領域を含む。第1素子領域は第1トレンチ近傍に在り、第2素子領域は第2トレンチ近傍に在る。半導体装置は、(a)第1トレンチ(14)内に在って、第2ライナー(36)よりも有意に厚い第1ライナー(20)と、第2トレンチ(34)内の第2ライナー(36)とからなる構造と、(b)第1素子領域は第1トレンチ近傍に第2曲率半径(R2)よりも有意に大きい第1曲率半径の第1エッジを有し、第2素子領域は第2トレンチ(34)近傍に第2曲率半径(R2)の第2エッジを有した構造とからなるグループから選択される構造を有する。

Description

【0001】
本発明は半導体装置及びプロセスの分野一般に関する。より詳細には、フィールド絶縁領域を含む半導体装置及びその製造方法に関する。より詳細には、異なる特性を有した2つ以上のフィールド絶縁領域を同一チップ上に有する半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
集積回路を製造するに当たっては通常、個々の能動及び受動素子が互いに電気的に絶縁される必要がある。絶縁はパターニングされた表面メタライズ層での回路接続を可能とし、絶縁された回路要素はそのメタライズ層とコンタクトする。有効なフィールド絶縁を行うために多種多様の技術が提案されており、このフィールド絶縁には接合分離、誘電体分離及びそれらの組み合わせが含まれる。これらの技術にはそれぞれ利点があるが、依然として欠点も残る。
【0003】
より機能的な素子が単一チップに搭載されるに従って、各機能素子からの要請を満たす絶縁領域を形成することが困難となる。これは特に、各機能素子の絶縁に対して制約が課される場合に困難となる。特に、システムオンチップ技術を用いる場合には、ロジックデバイス及びメモリデバイスがともに単一チップに搭載される。この場合、どのデバイスのタイプに対しても満足の行く絶縁領域を形成するのは特に困難である。より詳細には、ロジックデバイス及びメモリデバイスがともに大きなデバイス密度を有するが、2つのデバイスが必要とする絶縁は全く異なるものである。
【0004】
例えば、メモリデバイスは丸みを帯びたトレンチ角を有するトレンチを必要とすることが多く、それに対してロジックデバイスは狭いトレンチを必要とすることが多いが、この場合には丸みを帯びたトレンチ角はさほど重要ではない。メモリデバイスは通常、書込み及び消去の期間中にトレンチ角で電界が大きくなることを避けるために丸みを帯びたトレンチ角を必要とする。電界が大きくなる現象は、ビットセル寿命及び信頼性の低下に限らずいくつかの問題を招くため、回避する必要がある。メモリデバイスからの要請とは対照的に、ロジックデバイスは通常、トレンチ角に丸みを帯びさせる必要がないか、或いは、メモリデバイス程には丸みを帯びさせる必要がない。従って、この一例を見ても明らかなように、単一チップが必要とするフィールド絶縁は全く異なる。この差異は製造を困難なものとしている。これは、特に従来の絶縁技術では、全ての異なる絶縁領域を全く同じではないにしても、同じようにして処理するからである。従って、従来の技術を用いると、単一チップ上に異なるフィールド絶縁領域をデバイスからの異なる要請毎に調整するのは困難又は不可能となっている。
【0005】
丸みを帯びたトレンチ角を形成する一つの従来技術として、高温で厚いトレンチライナー酸化膜を成長させる方法がある。厚いトレンチ酸化膜ライナーを成長させると、種々の曲率を持つトレンチ角が形成される。しかしながら、ライナーを厚くすると通常、トレンチ空間自体にもライナーが成長してしまう。トレンチ内でこの成長が生じると、不利なことにトレンチ壁間のギャップ距離を短くしてしまい、この現象によりトレンチ充填酸化膜プロセスにより材料が充填されることとなるトレンチのアスペクト比が大きくなる。アスペクト比が大きくなると、トレンチに材料を充填することが一層困難となり、トレンチを不完全に充填してしまう可能性が増大する。
【0006】
活性領域間の間隔が、今日の普通のメモリデバイスに用いられるものと同じ大きさである限り、トレンチライナーの厚さは通常、トレンチ充填プロセスに悪影響を与えない。しかしながら、近未来のデバイスにおいて起きると考えられるロジック回路の回路密度の増大に伴って、厚いトレンチライナーを有する狭いトレンチに材料を充填することが益々困難となる。特に、そのような狭いトレンチに材料を充填しようとすると、ボイド(絶縁物で十分に充填されないトレンチの内部に生じる空隙)が生じ易くなり、このボイドは多くの理由により問題となる。例えば、ボイドは後続の処理工程において電気ショートを生じさせる。また、ボイドは研磨工程中に研磨残留物を吸収するため、全く異なる一連の問題を生じさせる。ボイドはまた、過剰となった湿気を吸収するため、他の問題を引き起こす。最後に、ボイドは後続の処理工程で発生する一つ以上の導電物質を吸収するため、これもショートの原因となる。
【0007】
トレンチに材料を充填することに関連して生じる問題、即ち、狭いトレンチに材料を充填することが困難であり、また、単一チップ上で複数の絶縁領域を異なる方法で処理することは不可能であることを概観したが、それにもかかわらず、従来の技術はシングルトレンチインテグレーション法を利用している。シングルトレンチインテグレーション法は、この技術分野における或る問題を解決するために少なくともある程度の効果を発揮はするものの、上述のような特定の問題は依然として残る。従って、単一チップ上で、異なる特性(深さ、角の丸み等のような)を有するトレンチに対して異なる絶縁領域を形成することができれば有利である。このようなことが可能となれば、例えば、単一チップ上でロジックデバイス用とメモリデバイス用の絶縁領域が事実上干渉しないようにすることができる。このようなことが可能となれば、ロジックデバイス、メモリデバイスにおいてはともに、ボイドを生じさせることなく、標準の酸化膜プロセス、又はあらゆるCVD酸化膜充填プロセスを用いて十分な形で材料の充填を行うことができる。
【0008】
上記された問題は網羅的に挙げられたものではなく、むしろ、絶縁領域に関するこれまでに公知となっているデバイス及び技術の有効性を損なうことになる多くの問題の一部に過ぎない。他の注目に値する問題もあるが、上述の問題を挙げるだけで、この技術分野に見られる手法がどれも満足できるものではなかったことが十分に窺える。より詳細には、従来の技術は異なるタイプの絶縁を必要とする異なった種類のデバイスからの要請を十分に考慮していない。従来の技術は複数の絶縁領域を一括して処理するので、不可能ではないにしても、単一チップ上に異なる特性の絶縁領域を形成することが困難である。これが実情であるので、一つ以上の絶縁領域は不十分な形に形成され易く、例えば、一つ以上のトレンチ領域にボイドの発生無しに材料を充填することは困難であるか不可能である。これによりボイドがデバイス性能に悪影響を及ぼすことになる。
【0009】
本発明は実施例を通して説明されるが、次に示す図に限定されるものではなく、同一の参照符号は同一構成要素を指す。
当業者には、図中の素子が簡単のためと明瞭にするために示されるものであり、必ずしもスケール通りには描かれていないことが理解できるであろう。例えば、図中のいくつかの素子の寸法は他の素子に比べて誇張して描かれ、本発明の実施形態の理解を深めることができる。
【0010】
本発明の一形態は半導体装置であり、フィールド絶縁領域、第1素子領域、及び第2素子領域を含む。フィールド絶縁領域は半導体装置基板内に在るトレンチ内に在る。トレンチは第1トレンチ及び第2トレンチを含む。第1素子領域は第1トレンチ近傍に在り、第2素子領域は第2トレンチ近傍に在る。半導体装置は、(a)第1トレンチ内にあり第2ライナーよりも有意に厚い第1ライナー、及び第2トレンチ内の第2ライナーからなる構造と、(b)第1素子領域は第1トレンチ近傍に第2曲率半径よりも有意に大きい第1曲率半径の第1エッジを有し、第2素子領域は第2トレンチ近傍に第2曲率半径の第2エッジを有する構造とからなるグループから選択される構造を有する。
【0011】
本発明の別の形態は半導体装置を形成するためのプロセスに関する。トレンチを形成して第1素子領域と第2素子領域を画定する。トレンチは第1トレンチ及び第2トレンチを含む。第1素子領域は第1トレンチ近傍に在り、第2素子領域は第2トレンチ近傍に在る。第1ライナーは第1トレンチ内に形成され、第2ライナーは第2トレンチ内に形成される。半導体装置は、(a)第1ライナーは第2ライナーよりも有意に厚い構造と、(b)第1素子領域は第1トレンチ近傍に第2曲率半径よりも有意に大きい第1曲率半径の第1エッジを有し、第2素子領域は第2トレンチ近傍に第2曲率半径の第2エッジを有する構造とからなるグループから選択される構造を有する。
【0012】
まず図1に、本開示の一の実施形態による半導体装置10を示す。基板11、第1トレンチ14、12として一般的に示される第1絶縁領域(第1トレンチ14に対応する)、パッド酸化膜16、及びパッド窒化膜17が示される。一の実施形態においては、基板11は、単結晶半導体ウェハ、絶縁性ウェハ上の半導体、或いは、半導体装置を形成するために用いられる他のすべての基板を含む。一の実施形態においては、パッド酸化膜16は、約100〜160オングストロームの厚さを有するが、この厚さは大きく変化し得ることは理解されよう。別の実施形態においては、パッド酸化膜16は、約145オングストロームの厚さを有する。パッド酸化膜16は、この技術分野では公知の方法による、又は他の適切な方法による熱酸化によるものであっても良い。一の実施形態においては、パッド窒化膜17は、約800〜2000オングストロームの厚さを有するが、この厚さも広く変化し得ることは理解されよう。パッド窒化膜17は単一層又は複合層とすることができる。特に、パッド窒化膜17は、シリコンリッチ窒化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜、又はこれらの組み合わせとすることができる。一の実施形態においては、パッド窒化膜17は、シリコンリッチ窒化膜を下層膜として含み、この下層膜を約200オングストロームの厚さとして約1200オングストロームの厚さを有するSi層で覆う。
【0013】
第1トレンチ14は、この技術分野で公知の多種多様な方法により形成することができる。例えば、トレンチ14はレジスト層マスクを使用して形成し、その後パッド窒化膜17、パッド酸化膜16及び基板11の一部をエッチングしてトレンチを形成する。第1トレンチ14の深さは、製造するデバイスのタイプに依存して大幅に多様である。しかし、一の実施形態においては、トレンチ14は約2000〜7000オングストロームの範囲内の深さを有する。第1トレンチ14には角度シータが関連する。図示のように、角度シータはトレンチ14のサイドウォールとトレンチ14の底部とが形成する角度により決定される。角度シータの値は形成しようとするデバイスによって大きく変わるが、一の実施形態においては、シータは約70度以上とする。別の実施形態においては、シータは約30度から70度の範囲とする。角度シータを変えるには、この技術分野における公知の方法により一つ以上の処理パラメータを変える。例えば、反応性イオンエッチングのパラメータを調整して所望の角度シータ又はトレンチ14の所望の形状を得る。
【0014】
次に図2に半導体装置10を示すが、この半導体装置は第1トレンチライナー20も含む。第1トレンチライナー20はこの技術分野において公知の方法のいずれかを用いて形成することができる。例えば、第1トレンチライナー20は、まず、パッド酸化膜層16の一部を「アンダーカットする」又はエッチングすることにより形成する。これは、この技術分野において公知の方法により、半導体装置10を適切なエッチング液に浸すことにより行うことができる。一の実施形態においては、このエッチング液は希フッ酸混合液を含む。特に、半導体装置10は100:1のフッ酸を含む溶液に浸される。特に、このような実施形態においては、半導体装置10はフッ酸溶液にパッド酸化膜16がエッチングできる十分な時間をかけて浸されるが、この十分な時間とはテストウェハ上の200オングストロームの厚さの酸化膜を除去できる程度の時間である。
【0015】
第1トレンチライナー20の厚さは大きく変わる。しかし、一の実施形態においては、第1トレンチライナー20は約200オングストロームから約900オングストロームに渡る厚さを有する。より詳細には、一の実施形態においては、第1トレンチライナー20は約400オングストロームの厚さを有する。上述したアンダーカットエッチに続いて、半導体装置10を約960〜1100℃の範囲の温度で熱酸化して第1トレンチライナー20を形成する。一の実施形態においては、熱酸化の温度は約1100℃とする。この技術分野において公知のように、第1トレンチライナー20の厚さはテストウェハを基準として決定される。
【0016】
図2を参照すると、半導体装置10の絶縁領域はRで示す曲率半径のエッジを含む。曲率半径Rは第1トレンチライナー20の丸みを帯びた角の様子を表すものである。第1トレンチライナー20の角はこの技術分野における公知の技術により丸くすることができる。丸みの程度は種々の技術により調整することができる。例えば、温度を変化させる、パッド酸化膜16をアンダーカットする程度を変化させる、第1トレンチライナー20の厚さを変化させる、など、すべてを調整して曲率半径Rを変えることができる。
【0017】
次に図3に半導体装置10を示す。このトレンチは図1に示す第1組の絶縁領域のトレンチとは異なる特性を有する。第1及び第2絶縁領域が事実上互いに干渉しないようにするために使用するフォトレジストも一緒に示す。この半導体装置はレジスト層31,32として一括表示された第2絶縁領域、そして第2トレンチ34も含む。レジスト層31はまず、この技術分野における公知の方法によりパターニングされる。特に、レジスト層31を塗布・現像して所望の第2絶縁領域パターンを形成する。パターン形成後、反応性イオンエッチング又はこの技術分野における他の公知のエッチング方法を用いて、レジスト層31を現像して得られたパターンに従ってパッド窒化膜17、パッド酸化膜16及び基板11の一部を除去し、第2トレンチ34を形成する。
【0018】
第2トレンチ34の深さは形成するデバイスのタイプに依存する形で大きく変わる。しかし、一の実施形態においては、トレンチ34は約2000オングストロームから約7000オングストロームの範囲の深さを有する。第2トレンチ34には角度ファイが関連する。図示のように、角度ファイはトレンチ34のサイドウォールとトレンチ34の底部が形成する角度により決まる。ファイの値は形成するデバイスに依存する形で大きく変わるが、一の実施形態においては、シータは約70度以上である。別の実施形態においては、ファイは約30〜70度の範囲の値である。角度ファイを変えるには、一つ以上の処理パラメータをこの技術分野における公知の方法により変化させる。例えば、反応性イオンエッチングのパラメータを調整してトレンチ34の所望の角度シータ又は所望の形状を得ることが出来る。トレンチ34の形成に続いて、レジストマスク層31をこの技術分野において公知の方法のいずれかにより除去する。
【0019】
図3を参照すると、本開示のいくつかの利点が理解できる。図示のように、半導体装置10は2つの異なる、12,32で一括表示した絶縁領域を含む。各領域内は一組のトレンチ、すなわち、トレンチ14,34を有する。第1絶縁領域が第2絶縁領域の形成前又は第2絶縁領域とは別個に形成されることにより、これらの2つの絶縁領域は干渉しないと考えられる。換言すれば、第1絶縁領域12とそれに関連するトレンチ14は第2絶縁領域32とそれに関連するトレンチ34の形成に影響を与えることがない。図示の実施形態においては、この非干渉は、処理工程の順序とレジストマスク層31の使用に一部依存する形で可能となる。特に、レジスト層31は第2絶縁領域が形成されている間、第1絶縁領域を有効にマスクする。このようにして、2つの領域がそれぞれ所望通りに全く異なる特性を有するように2つの領域を設計することができる。
【0020】
特に、2つの絶縁領域が干渉しないことにより、第1トレンチ14が第2トレンチ34に比べて異なる深さ、幅又は形状を有するように第1トレンチ14を形成することができる。さらに詳細には、トレンチ34をロジックデバイス用の絶縁に対応するように形成し、トレンチ14を、丸みを帯びたトレンチ角を有する深い又は浅いトレンチを必要とすることの多いメモリデバイス用の絶縁に対応するように形成する。この非干渉により、角度シータ及び角度ファイを大きく異ならせることができる。一の実施形態においては、角度シータは約70度であり、角度ファイは約30度である。
【0021】
次に図4に半導体装置10を示すが、この半導体装置は第2トレンチライナー36も含む。第2トレンチライナー36はこの技術分野において公知の方法のいずれかを用いて形成することができる。例えば、第2トレンチライナー36は、まず、パッド酸化膜層16の一部を「アンダーカットする」又はエッチングすることにより形成する。これは、この技術分野において公知の方法により、半導体装置10を適切なエッチング液に浸すことにより行われる。一の実施形態においては、このエッチング液は希フッ酸混合液を含む。特に、半導体装置10は100:1のフッ酸を含む溶液に浸される。特に、このような実施形態においては、半導体装置10はフッ酸溶液にパッド酸化膜16がエッチングできる十分な時間をかけて浸されるが、この十分な時間とはテストウェハ上の200オングストロームの厚さの酸化膜を除去できる程度の時間である。
【0022】
第2トレンチライナー36の厚さは大きく変わる。しかし、一の実施形態においては、第2トレンチライナー36は約200オングストロームから約900オングストロームに渡る厚さを有する。さらに詳細には、一の実施形態においては、第2トレンチライナー36は約400オングストロームの厚さを有する。別の実施形態においては、第2トレンチライナー36は約0オングストロームから約400オングストロームに渡る厚さを有する。上述したウェットエッチによるパッド酸化膜のアンダーカットに続いて、半導体装置10を約960〜1100℃の範囲の温度で熱酸化して第2トレンチライナー36を形成する。一の実施形態においては、熱酸化の温度は約1000℃とする。この技術分野において公知のように、第2トレンチライナー36の厚さはテストウェハを基準として決定される。
【0023】
この技術分野における当業者には、第2トレンチライナー36の形成に当たって、第1トレンチライナー20の厚さが少し影響を受けることがわかるであろう。特に、第2トレンチライナー36を形成するための熱酸化工程中に、トレンチライナー20がさらに、少しではあるが、酸化され、トレンチライナー20が厚くなる。この現象が第1及び2絶縁領域の間のわずかな干渉例(ライナー20の厚さがライナー36の厚さと全く無関係ではない)であるが、この技術分野における当業者には、この干渉がほんのわずかなものであり、そのような干渉が生じた場合でもなお、異なるトレンチ特性を有する2つ以上の異なる絶縁領域を形成することができることにより多大な利点がもたらされることが理解されよう。
【0024】
例えば、図2,4を参照すると、2つの絶縁領域を別個にする、又は、非干渉とすることにより、2つの異なる曲率半径を形成することができることがわかる。特に、図4の半径R2は図2の曲率半径R1とは異なるようにする。半径の相違をトレンチライナーの角の丸みを主として決定するプロセスパラメータを調整して任意に大きく又は小さくすることができるが、一の実施形態においては、この相違は70%である。特に、一の実施形態においては、R1はR2よりも約70%大きい。これらのトレンチライナーの角度を相違させるだけでなく、トレンチライナーの厚さを変えることもできる。特に、ライナー36を形成する際の処理条件を調整することにより、ライナー36をライナー20よりも厚くすることができる。一の実施形態においては、ライナー20とライナー36の厚さの相違は約5%である。他の実施形態においては、この相違を任意に小さく又は大きくすることができる。
【0025】
同じ基板の上にライナーの厚さが著しく異なる複数のトレンチを形成することが可能となれば、非常に多くの利点がもたらされる。先に記載したように、フィールド絶縁における一つの問題は、不可能ではないにしても、ライナーが、材料でトレンチを十分に充填することを困難にしていることである。特に、ライナーが厚すぎるとトレンチの幅を狭くしてしまい、これが多分に影響してトレンチへの材料の充填に際してボイドを発生させてしまう。しかしながらこの問題は、単一基板の上に異なるタイプのデバイスを形成しようとするときに生じる(例えば、システムオンチップ(SOC)技術)。より厚いトレンチライナーがあるクラスのデバイスに必要な場合、絶縁プロセスが干渉を起こす、即ち一つのグループの絶縁領域に対して行われる事象が別のグループに波及するので、他のクラスのデバイスが必要とするライナーも必然的に厚くなる。これとは対照的に、本開示によれば、絶縁の形成による干渉を防ぐことができ、例えば、メモリデバイス及びロジックデバイスはそれぞれ異なるトレンチ絶縁を必要とするにもかかわらず、それらを並べて形成することが可能となる。
【0026】
次に図5を参照すると、半導体装置10は絶縁材料を充填した第1及び第2トレンチを有し、それぞれ第1充填トレンチ44及び第2充填トレンチ46を形成している。一の実施形態においては、これらのトレンチを材料で充填するのに酸化物材料を用いる。他の実施形態においては、この技術分野において公知のように他のあらゆるタイプの絶縁材料を用いることができる。図5においては、パッド窒化膜17及びパッド酸化膜16は除去されていることがわかる。これらの除去工程はこの技術分野における公知の技術のいずれかを用いて行うことができる。第1トレンチ及び第2トレンチを材料で充填した後、この技術分野において公知のように一つ以上の高密度化工程を行う。
【0027】
この技術分野において公知のように、図5に示す半導体装置10は一つ以上の研磨工程を経て平坦な表面を有することになる。異なるトレンチを個別に制御できるので、ここに示す充填工程により、より高い確率で、ボイドの発生無しに完全な形で材料が充填された絶縁トレンチを得ることができる。特に、異なる絶縁領域の異なるトレンチを完全な形で、ボイドを発生させることなく材料で充填することができる。
【0028】
次に図6に、50として一括して示す第1素子領域と52として一括して示す第2素子領域を含む半導体装置10を示す。これらの素子領域は単に、ここに記載する絶縁領域に関連する素子を指す。特に、第1素子領域50は、第1絶縁領域12の一部であり、かつ、第1絶縁トレンチ14(又は充填トレンチ44)により絶縁される全ての素子に対応する。第2素子領域52は、第2絶縁領域32の一部であり、かつ、第2絶縁トレンチ34(又は充填トレンチ46)により絶縁される全ての素子に対応する。
【0029】
図示の実施形態においては、第1素子領域50は集積回路装置のメモリアレイ部に対応し、第2素子領域52は集積回路装置のCMOSロジック部に対応する。図6に、誘電体層54、パッシベーション層66及び導電層64を示すが、導電層は金属などの導電体とすることができる。図示のように、導電層64はCMOSロジック部のソース及び/又はドレイン領域に接続される。ソース及びドレイン領域はそれぞれ60及び62として示される。また、ゲート58及びゲート酸化膜56が示される。ロジック部52及びメモリアレイ52もまた、ゼロでない絶対値の異なる電源電位を有する。これらの異なる電源電圧は、2つの異なる種類の回路の動作特性を改善するために使用される。この技術分野における当業者には、図6に示す全ての素子がこの技術分野において公知の方法により形成可能であることが理解できると考えられることから、ここでは繰り返し説明しないこととする。
【0030】
上述した明細書においては、本発明は特定の実施形態について記載してきた。しかしながら、この技術分野における当業者には、下記の請求項に示すように、実施形態に対して本発明の技術範囲を逸脱しない範囲での種々の変形及び変更が可能であることが理解されよう。従って、明細書及び図面は本発明を制限するものではなく、むしろ例示的なものとして捉えられるべきものであり、そのような変形はすべて、本発明の技術範囲に含まれるものである。
【0031】
効果、他の利点、及び問題点に対する解決法を特定の実施形態について以上のように記載してきた。しかしながら、効果、他の利点、問題点に対する解決法、更には、効果、他の利点又は解決法がより一層顕著なものを生じる、又は、より一層顕著なものになる要因となるあらゆる要素(群)が、いずれの、或いは、すべての請求項の重大、必要、又は、基本的な特徴又は構成要素と解釈されるべきではない。ここで使用されるように、「有する」、「有している」なる用語、又はそれらの他の変形は、包括的な意味で用いるものであり、一覧表示される要素を有するプロセス、方法、製品、又は装置とは、これらの要素のみを含むというのではなく、明確に一覧表示されてはいない、又はプロセス、方法、製品又は装置に固有の他の要素を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体基板内に在るトレンチ内に第1絶縁領域を有する半導体装置を示す断面図。
【図2】トレンチ内にライナーを有した図1の半導体装置を示す断面図。
【図3】トレンチ内に第2絶縁領域を有した図2の半導体装置を示す断面図。
【図4】トレンチ内にライナーを有した図3の半導体装置を示す断面図。
【図5】トレンチ内に絶縁膜が充填された図4の半導体装置を示す断面図。
【図6】第1及び第2絶縁領域に対応する第1及び第2素子領域を有する図5の半導体装置を示す断面図。

Claims (2)

  1. 半導体装置基板内に在るトレンチ内部のフィールド絶縁領域と、同トレンチは第1トレンチ及び第2トレンチを含むことと、
    前記第1トレンチ近傍に在る第1素子領域及び前記第2トレンチ近傍に在る第2素子領域とからなり、
    前記第1トレンチ内に在り第2ライナーよりも有意に厚い第1ライナーと、前記第2トレンチ内の第2ライナーとからなる構造と、
    前記第1素子領域は前記第1トレンチ近傍に第2曲率半径よりも有意に大きい第1曲率半径の第1エッジを有し、前記第2素子領域は前記第2トレンチ近傍に第2曲率半径の第2エッジを有する構造とからなるグループから選択される構造を有する半導体装置。
  2. 第1トレンチ近傍に在る第1素子領域及び第2トレンチ近傍に在る第2素子領域を画定するために同第1トレンチ及び第2トレンチを含むトレンチを形成する工程と、
    前記第1トレンチ内に第1ライナーを形成する工程と、
    前記第2トレンチ内に第2ライナーを形成する工程とからなり、
    前記第1ライナーは前記第2ライナーよりも有意に厚い構造と、
    前記第1素子領域は前記第1トレンチ近傍に第2曲率半径よりも有意に大きい第1曲率半径の第1エッジを有し、前記第2素子領域は前記第2トレンチ近傍に第2曲率半径の第2エッジを有する構造とからなるグループから選択される構造を有する半導体装置の製造方法。
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