JP2004508702A - 電気部品及びその製造方法 - Google Patents

電気部品及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004508702A
JP2004508702A JP2002524157A JP2002524157A JP2004508702A JP 2004508702 A JP2004508702 A JP 2004508702A JP 2002524157 A JP2002524157 A JP 2002524157A JP 2002524157 A JP2002524157 A JP 2002524157A JP 2004508702 A JP2004508702 A JP 2004508702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
intermediate layer
liquid
component
protective layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002524157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5294528B2 (ja
Inventor
ローラント パインジップ
フランツ シュランク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Electronics AG
Original Assignee
Epcos AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epcos AG filed Critical Epcos AG
Publication of JP2004508702A publication Critical patent/JP2004508702A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5294528B2 publication Critical patent/JP5294528B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/04Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material having negative temperature coefficient
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49082Resistor making
    • Y10T29/49085Thermally variable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49082Resistor making
    • Y10T29/49087Resistor making with envelope or housing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49082Resistor making
    • Y10T29/49087Resistor making with envelope or housing
    • Y10T29/49098Applying terminal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49124On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
    • Y10T29/49147Assembling terminal to base

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

本発明は、セラミック材料を有する基体(1)と、前記の基体(1)上に配置された少なくとも2個のコンタクト領域(2,3)とを備え、前記のコンタクト領域(2,3)にコネクタ素子(4,5)が固定されており、前記の電気部品は有機成分を含有する保護層(6)で取り囲まれており、かつ前記の電気部品は基体(1)と保護層(6)との間に配置された中間層(7)を有し、この中間層(7)は疎水性でありかつ疎油性である中間層材料からなる電気部品に関する。この中間層(7)は有利にフルオロポリマーからなることができ、これはこのポリマーを溶解する液体中へ基体(1)を浸漬することにより製造される。この中間層(7)により電子部品の湿度安定性は決定的に改善される。本発明は特にサーミスタ−温度センサに使用することができる。

Description

【0001】
本発明は、セラミック材料を有する基体と、前記基体上に配置された少なくとも2つのコンタクト領域とを備え、前記コンタクト領域上にコネクタ素子が固定されており、有機成分を含有する保護層により取り囲まれている電気部品に関する。さらに、本発明は前記の電気部品の製造方法に関する。
【0002】
刊行物のDE19851869A1からは、冒頭に記載した種類の電気部品は公知であり、この電気部品はディスク状のセラミック材料からなるサーミスタ−温度センサである。材料に取り付けられたコネクタワイヤの他に、この温度センサはエポキシ樹脂被覆を有し、この被覆は疎水性特性を有する添加成分を含む。
【0003】
この公知の電気部品は、湿分に対して敏感であるという欠点を有する。エポキシ樹脂から、例えば浸漬により製造することができる疎水性被覆を有しているのだが、湿分及び/又は水の影響下でマイグレーション効果のために故障が生じかねない。この部品の作動時に使用される印加電圧によって、つまりコネクタワイヤが固定されているセラミック素子の両方の電極の間に電位差が生じる。湿った環境での使用条件下で連続した水膜が電極間に形成される場合には、アノードからカソードへの物質移動(コネクタワイヤのハンダ付け時に使用したハンダの銀、スズ及び鉛により媒介される)が開始する。この場合に金属被膜が形成され、この金属被膜はセラミックの表面上の条導体と同様に機能してしまう。それによりセンサの抵抗は著しく低下し、不都合な状況下で短絡によってサーミスタ−温度センサは完全に故障しかねない。従って、この種のサーミスタ−温度センサは、温度センサに結露もしくは水の作用が起こらないような適用分野でのみ使用できる。
【0004】
前記の問題を回避するために、先行技術からサーミスタ−温度センサにガラス被覆を設けることは公知である。この構成の場合には、もちろん高いプロセス温度のために絶縁されたコネクタワイヤを使用できない。さらにこの場合でも、相応する適用条件で、ワイヤの電気化学的腐食による損傷及びガラス体を介したマイグレーションが起こりえるという危険が生じる。
【0005】
従って、本発明の課題は、湿分の作用下でも長い耐用時間を示す冒頭に記載した種類の部品を提供することである。
【0006】
前記の課題は、本発明の場合に、請求項1記載の電気部品により達成される。本発明による有利な実施態様並びに本発明による製造方法は他の請求項に記載されている。
【0007】
本発明は、セラミック材料を有する基体と、前記の基体上に配置された2つのコンタクト領域とを備えた電気部品であって、このコンタクト領域にはコネクタ素子が固定されており、前記の電気部品は有機成分を含有する保護層で取り囲まれており、かつ基体と保護層との間に中間層を有し、前記の中間層は疎水性並びに疎油性の材料からなる電気部品を提供する。
【0008】
本発明による部品は、疎水性材料からなる中間層によって、基体が中間層によって覆われている箇所で、外側から基体の表面への湿分の侵入を有効に減少できるという利点がある。
【0009】
さらに、本発明による部品は、中間層の疎油性の材料特性により、この中間層が基体を取り囲む保護層と相容性であるという利点を有する。特に、保護層と中間層との間に化学反応は起こらない。それにより、保護層の成分が中間層を通過して基体の表面へ移行することも、その移行により生じる損傷を含めて、有効に抑制できる。
【0010】
中間層が部品の基体を緻密に取り囲んでいるため、基体の全表面への湿分の侵入が阻止されるのが特に有利である。
【0011】
さらに、中間層材料が基体を濡らすことができる液体に可溶性であるような部品が特に有利である。
【0012】
このような部品は、液体及び前記液体中に溶解した中間層材料を含有する溶液中へ基体を浸漬することにより、中間層を簡単に製造できるという利点を有する。
【0013】
基体を液体により濡らすことができることによって、問題なく中間層が基体を緻密に取り囲むように基体を中間層で被覆できるという利点が生じる。
【0014】
さらに、中間層の厚さが最も薄い箇所で少なくとも1.5μmであるような部品が特に有利である。この最小の厚さによって、中間層が基体に設けられている全ての箇所で湿分が基体へ侵入するのを阻止することが保証される。
【0015】
必要な特性を示す中間層にとって適した材料は、例えばフルオロポリマーである。これは、ペルフルオロ化された炭素骨核である。この炭素骨核は、この場合に鎖、縮合した環系又はその混成形から構成されていてもよい。特に、縮合したペルフルオロ化された環系からなる中間層材料が特に有利である。さらに、C−C鎖を有するのではなくC−O−C鎖を有するポリエーテルも使用可能である。このポリマーの分子量は1000g/molを上回るのが有利である。所定の溶剤、有利ににペルフルオロ化したアルカンに可溶であるフルオロポリマーも有利である。
【0016】
このフッ素含有ポリマーは、さらに、層及び全体の部品の耐熱衝撃性に有利に影響する柔軟なワックス状のコンシステンシーを有するという利点を有する。
【0017】
この場合に、部品の保護層は有利に電気絶縁性でありかつ同時に中間層を摩耗から保護するために適した材料からなることができる。この前記の材料からなる保護層は、電気的短絡に対して外から部品を保護するという利点を有する。他方で、この保護層は、わずかな機械的耐久性を有しかつ柔軟な、ワックス状のコンシステンシーを有するフルオロポリマーからなる中間層を、例えば摩耗による機械的損傷から有効に保護できるという利点を有する。
【0018】
中間層の電気絶縁及び保護に関する必要な特性を有する保護層は、有利にエポキシ樹脂、シリコーン又はウレタンからなる。
【0019】
さらに、本発明はセラミック材料を有する基体からなる電気部品の製造方法を提供する。この場合に、基体は少なくとも2つのコンタクト領域を有し、このコンタクト領域にコネクタ素子が固定されている。
【0020】
この方法は次の工程を有する:
最初の工程では、基体を濡らす液体と、前記の液体中に溶解した疎水性及び疎油性の中間層材料とを含有する溶液中に基体を浸漬させる。基体が完全に溶液中に存在するように、この基体を溶液に浸漬するのが有利である。
【0021】
次の工程において、溶液の一部が基体を完全に取り囲む被膜として基体上に付着したままになるように基体を溶液から取り出す。
【0022】
さらに次の工程では、被膜内に含まれる液体を被膜から蒸発により除去し、それにより中間層を生じさせる。
【0023】
これに引き続く工程で最終的に中間層上に保護層を設ける。この場合に、有利に相応する溶液もしくは液体中に基体を浸漬することにより保護層を設けることができる。
【0024】
本発明による、電気部品の製造方法は、中間層を設けるために部品の基体を溶液中に単に浸漬させることにより特に簡単に実現できるという利点を有する。さらに、この方法は、溶液から中間層を製造する方法が液体被膜中の液体を蒸発させることにより行われるという利点を有する。このような蒸発は、例えば室温で部品を簡単に貯蔵する他にさらに技術的手法を必要とせず、従って著しく廉価に実現することができる。
【0025】
この方法は、溶液の中間層材料に関する含有量を適当に選択することにより、基体を浸漬する溶液の粘度を、基体に付着する被膜が最も薄い箇所で少なくとも1.5μmの厚さとなるように調整することにより、特に有利に実施できる。この措置により、中間層はそれぞれの箇所で必要な最小の厚さを有することが保証される。
【0026】
中間層材料を溶解した形で含有する液体として有利に、中間層材料として適したフルオロポリマーが可溶性であるペルフルオロアルカンを使用することができる。
【0027】
次に、本発明を実施例及びそれに対応する図面を用いて詳細に説明する。
【0028】
この図面は、例示的に本発明による電気部品を図式的な断面図で示す。
【0029】
この図は、基体1を備えた電気部品を示し、この基体1はスピネル型の、特にMn−Ni−スピネル型の多結晶セラミックからなることができ、さらに他のドーパントもしくは副成分を含有することができる。その他に他の主成分からなるセラミックも考えられる。上記したMn−Ni−スピネル型のセラミックは、通常サーミスタ−温度センサ用の基体1として使用される。このようなサーミスタ−温度センサの場合にはまさに、基体が湿分の影響によって変化しない安定な電気抵抗を有することが特に重要である。
【0030】
この図は、さらに、第1のコンタクト領域2及び第2のコンタクト領域3を示し、これらは基体1の上側もしくは下側に設けられている。このコンタクト領域は例えば銀−焼付けペーストによって製造できる。第1のコンタクト領域2には、第1のコネクタ素子4が固定されており、このコネクタ素子4は例えば絶縁体を備えたワイヤーであることができる。このようなワイヤを第1のコンタクト領域2に固定するのは、ハンダ付けにより行うのが有利である。第1のコンタクト領域2と同様に、第2のコンタクト領域3に第2のコネクタ素子5がハンダ付けされた絶縁されたワイヤの形で固定されている。
【0031】
この基体1は中間層7により取り囲まれており、この中間層7はフルオロポリマーの溶液中に基体を浸漬することにより設けられている。このフルオロポリマーは複数回繰り返すモノマー単位から構成されており、この分子量は約2000g/molである。このポリマーの溶液の濃度は1%〜30%である。溶液の濃度によって溶液の粘度が調整され、それにより中間層7の厚さも決定される。溶剤として、例えば容易に入手可能なペルフルオロアルカン、特にペルフルオロヘキサン又はペルフルオロオクタンが適している。
【0032】
溶剤の乾燥後に、2成分のエポキシドを有する被膜を浸漬法で被覆し、それにより保護層6が生じる。
【0033】
中間層7に関して、層を浸漬法で設けるために、図中に示されているような十分に均質な層厚は達成できないことに留意すべきである。むしろ、この層は基体1のエッジでは、例えばコンタクト領域2,3の間の層よりもきわめて薄くなっている。ここに記載された実施例の場合には、基体1のエッジでは2μmよりも薄い層厚であり、かつ他の箇所では5μmまでの厚さを有することができる中間層7が製造される。
【0034】
この保護層6は前記した浸漬法によって100μm〜1000μmの間の層厚を有するように設けられる。この保護層6について、その層厚に関して、中間層7についての記載と同様のことが通用する。保護層6として適当な全ての標準的な被覆材料、例えばエポキシ樹脂をベースとする被覆材料が挙げられ、この被覆材料は電気絶縁性であり、かつ亀裂形成に対する最小強度を有する。エポキシ樹脂の代わりにPU樹脂又はシリコーン塗料も挙げることができる。この保護層6は浸漬法の他に他の方法、例えば粉末被覆法でも塗布することができる。
【0035】
中間層7もしくは保護層7の製造の際に、コネクタ素子4,5の末端部8,9が未被覆のままであるように基体1は有利に相応する液体中に浸漬され、この末端部はこのデバイスの接続のための導電性のコンタクトとして使用することができる。
【0036】
前記の実施例により製造された温度センサは、多様な試験条件下でその耐水性を試験した。このために、例えば80℃の温度でかつ3Vで印加する直流電圧での2000時間にわたる水中貯蔵を実施した。この試験は、温度センサの電気抵抗を変化せずに終了した。
【0037】
同様に、多様な負荷を内容とする他の実施した試験を次に列挙する:温度衝撃負荷、引き続く振動、引き続く80℃でかつ3Vの直流電圧での水中貯蔵、その後での60mWの熱出力での電気的負荷、引き続く周期的負荷もしくは電圧の印加下でのアイシング並びに引き続く155℃の温度での老化及び引き続く、水中で80℃での及び3Vの電圧の印加下での貯蔵。この列挙された負荷試験も、温度センサの電気抵抗を変化せずに終了した。これらの試験は、温度センサがその電気抵抗を変化せずに終了した。
【0038】
同じ試験を、中間層7を備えていない同様の温度センサで実施した。このような温度センサは、80℃でかつセンサへの3Vの電圧の印加下で、100時間未満で100%故障した。
【0039】
本発明は、記載された実施例に制限されるのではなく、最も普遍的な形式で請求項1もしくは請求項8により定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による電気部品の図式的な断面図

Claims (10)

  1. 電気部品であって、
    セラミック材料を有する基体(1)と、
    前記の基体(1)上に配置された少なくとも2個のコンタクト領域(2,3)とを備え、前記のコンタクト領域(2,3)にコネクタ素子(4,5)が固定されており、
    前記の電気部品は有機成分を含有する保護層(6)で取り囲まれており、かつ
    前記の電気部品は基体(1)と保護層(6)との間に配置された中間層(7)を有し、この中間層(7)は疎水性でありかつ疎油性である中間層材料からなる
    電気部品。
  2. 中間層材料が基体(1)を濡らすことができる液体に可溶性である、請求項1記載の部品。
  3. 中間層(7)は、液体及び前記液体中に溶解した中間層材料を有する溶液中へ基体(1)を浸漬することにより製造されている、請求項2記載の部品。
  4. 中間層(7)の厚さが、最も薄い箇所で少なくとも1.5μmである、請求項1から3までのいずれか1項記載の部品。
  5. 中間層材料がフルオロポリマーを有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の部品。
  6. 保護層(6)は電気絶縁性の材料からなりかつ中間層(7)を摩耗から保護するために適している、請求項1から5までのいずれか1項記載の部品。
  7. 保護層(6)はエポキシ樹脂、シリコーン又はウレタンを有する、請求項6記載の部品。
  8. セラミック材料を有する基体(1)から出発し、前記の基体(1)上に、コネクタ素子(4,5)が固定されている少なくとも2個のコンタクト領域(2,3)が設けられている電気部品を製造する方法において、次の工程:
    a) 基体(1)を濡らす液体及び前記の液体中に可溶性の疎水性及び疎油性の中間層材料を含有する溶液中に基体(1)を浸漬する工程、
    b) 溶液の一部が基体(1)を完全に取り囲む被膜として基体上に付着したままになるように溶液から前記の基体(1)を取り出す工程、
    c) 被膜中に含まれる液体を蒸発させることにより中間層(7)を製造する工程、
    d) 中間層(7)上に保護層(6)を設ける工程
    を有する電気部品の製造方法。
  9. 中間層材料の含有量を選択することにより、基体(1)に付着する被膜が最も薄い箇所で少なくとも1.5μmの厚さの中間層(7)になるように溶液の粘度を調整する、請求項8記載の方法。
  10. 液体としてペルフルオロアルカンを使用し、中間層材料としてフルオロポリマーを使用する、請求項8又は9記載の方法。
JP2002524157A 2000-08-30 2001-08-02 電気部品及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5294528B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10042636A DE10042636C1 (de) 2000-08-30 2000-08-30 Elektrisches Bauelement und Verfahren zu dessen Herstellung
DE10042636.0 2000-08-30
PCT/DE2001/002931 WO2002019348A1 (de) 2000-08-30 2001-08-02 Elektrisches bauelement und verfahren zu dessen herstellung

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011151898A Division JP5340350B2 (ja) 2000-08-30 2011-07-08 電気部品及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004508702A true JP2004508702A (ja) 2004-03-18
JP5294528B2 JP5294528B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=7654326

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002524157A Expired - Fee Related JP5294528B2 (ja) 2000-08-30 2001-08-02 電気部品及びその製造方法
JP2011151898A Expired - Fee Related JP5340350B2 (ja) 2000-08-30 2011-07-08 電気部品及びその製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011151898A Expired - Fee Related JP5340350B2 (ja) 2000-08-30 2011-07-08 電気部品及びその製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US7145430B2 (ja)
EP (1) EP1314171B1 (ja)
JP (2) JP5294528B2 (ja)
AT (1) ATE298128T1 (ja)
AU (1) AU2001279578A1 (ja)
DE (2) DE10042636C1 (ja)
WO (1) WO2002019348A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141180A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nichicon Corp 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2015534731A (ja) * 2012-10-11 2015-12-03 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 保護層を備えたセラミック部品およびその製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4430422B2 (ja) * 2004-02-06 2010-03-10 株式会社日立製作所 温度センサ
WO2006008508A1 (en) * 2004-07-16 2006-01-26 Danisco A/S Enzymatic oil-degumming method
DE102005021551A1 (de) * 2005-05-10 2006-11-16 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät mit einer Wasserleitung
JP4744947B2 (ja) * 2005-06-23 2011-08-10 本田技研工業株式会社 電子制御ユニット及びその製造方法
JP2007035766A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Hitachi Ltd 温度感知素子
US7276839B1 (en) * 2005-11-30 2007-10-02 The United States Of America Represented By The Secretary Of The Navy Bondable fluoropolymer film as a water block/acoustic window for environmentally isolating acoustic devices
US7875812B2 (en) * 2008-07-31 2011-01-25 Ge Aviation Systems, Llc Method and apparatus for electrical component physical protection
US8684705B2 (en) * 2010-02-26 2014-04-01 Entegris, Inc. Method and system for controlling operation of a pump based on filter information in a filter information tag
KR101008310B1 (ko) * 2010-07-30 2011-01-13 김선기 세라믹 칩 어셈블리
JP6723690B2 (ja) * 2015-06-01 2020-07-15 株式会社村田製作所 被覆リードタイプ電子部品およびその製造方法
DE102023104467A1 (de) * 2023-02-23 2024-08-29 Tdk Electronics Ag Keramisches Bauelement und Verfahren zur Herstellung eines keramischen Bauelements

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63317730A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Hitachi Heating Appliance Co Ltd サ−ミスタユニツト
JPH02152206A (ja) * 1988-12-03 1990-06-12 Fujikura Ltd 電気素子の絶縁被覆方法
JPH02303101A (ja) * 1989-05-18 1990-12-17 Tdk Corp セラミック電子部品
JPH10330649A (ja) * 1997-06-04 1998-12-15 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 白色高反射性塗料及びこの塗料を用いたポインター

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2741687A (en) * 1953-08-21 1956-04-10 Erie Resistor Corp Pyrolytic carbon resistors
US2885523A (en) * 1954-02-25 1959-05-05 Sprague Electric Co Molded resistors
US2883502A (en) * 1955-01-28 1959-04-21 Us Gasket Company Electrical resistors and other bodies with negligible temperature coefficient of expansion
US3666551A (en) * 1967-12-08 1972-05-30 Corning Glass Works Impregnating and coating composition for porous ceramic insulation
US3562007A (en) * 1968-04-25 1971-02-09 Corning Glass Works Flame-proof,moisture resistant coated article and process of making same
US3599139A (en) * 1969-03-14 1971-08-10 Blh Electronics Strain gage protective cover
US3655610A (en) * 1970-05-21 1972-04-11 Du Pont Fluoropolymer coating compositions
US3793716A (en) * 1972-09-08 1974-02-26 Raychem Corp Method of making self limiting heat elements
US3824328A (en) * 1972-10-24 1974-07-16 Texas Instruments Inc Encapsulated ptc heater packages
US4001655A (en) * 1974-01-10 1977-01-04 P. R. Mallory & Co., Inc. Compressible intermediate layer for encapsulated electrical devices
IT1199770B (it) * 1986-12-16 1988-12-30 Ausimont Spa Resine epossidiche ottenute mediante coreticolazione di prepolimeri epossidici fluorurati e prepolimeri epossidici non fluorurati
JPS63137901U (ja) * 1987-03-03 1988-09-12
US4804805A (en) * 1987-12-21 1989-02-14 Therm-O-Disc, Incorporated Protected solder connection and method
JP2578888B2 (ja) * 1988-03-15 1997-02-05 松下電器産業株式会社 酸化亜鉛形バリスタ
JP3152352B2 (ja) * 1990-11-14 2001-04-03 三菱マテリアル株式会社 サーミスタ素子
JPH04224896A (ja) * 1990-12-26 1992-08-14 Nippon Kouyu:Kk 油分の拡散防止法及び油分の拡散防止剤
JP2839739B2 (ja) * 1991-03-13 1998-12-16 日本碍子株式会社 抵抗素子
JPH07201502A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Japan Gore Tex Inc 基板実装型電子部品
JPH08273912A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品の製造方法
JPH08335502A (ja) * 1995-06-07 1996-12-17 Tdk Corp 電圧非直線抵抗体およびその製造方法
JPH0992662A (ja) * 1995-09-25 1997-04-04 Chochi Sai シリコン半導体ダイオード、その回路モジュールおよび絶縁体を備える構造物ならびにそれらの製作方法
US5661618A (en) * 1995-12-11 1997-08-26 International Business Machines Corporation Magnetic recording device having a improved slider
JP3344684B2 (ja) * 1996-05-20 2002-11-11 株式会社村田製作所 電子部品
JPH10233303A (ja) * 1996-09-30 1998-09-02 Mitsubishi Materials Corp Ntcサーミスタ
JPH10335114A (ja) * 1997-04-04 1998-12-18 Murata Mfg Co Ltd サーミスタ素子
JPH11116278A (ja) * 1997-10-20 1999-04-27 Central Glass Co Ltd フッ素樹脂被覆体の製造方法
JP3331953B2 (ja) * 1998-03-19 2002-10-07 株式会社村田製作所 高圧コンデンサ
JPH11326689A (ja) * 1998-05-18 1999-11-26 Asahi Glass Co Ltd プラスチック光ファイバ先端部の加工方法
DE19851869B4 (de) * 1998-11-10 2007-08-02 Epcos Ag Heißleiter-Temperaturfühler
US6800176B1 (en) * 1999-06-17 2004-10-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Preservation of paper and textile materials

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63317730A (ja) * 1987-06-22 1988-12-26 Hitachi Heating Appliance Co Ltd サ−ミスタユニツト
JPH02152206A (ja) * 1988-12-03 1990-06-12 Fujikura Ltd 電気素子の絶縁被覆方法
JPH02303101A (ja) * 1989-05-18 1990-12-17 Tdk Corp セラミック電子部品
JPH10330649A (ja) * 1997-06-04 1998-12-15 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 白色高反射性塗料及びこの塗料を用いたポインター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010141180A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nichicon Corp 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2015534731A (ja) * 2012-10-11 2015-12-03 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 保護層を備えたセラミック部品およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE50106534D1 (de) 2005-07-21
US7430797B2 (en) 2008-10-07
WO2002019348A1 (de) 2002-03-07
JP2011223030A (ja) 2011-11-04
JP5294528B2 (ja) 2013-09-18
AU2001279578A1 (en) 2002-03-13
DE10042636C1 (de) 2002-04-11
US20070040646A1 (en) 2007-02-22
US20040026106A1 (en) 2004-02-12
US7145430B2 (en) 2006-12-05
ATE298128T1 (de) 2005-07-15
EP1314171A1 (de) 2003-05-28
JP5340350B2 (ja) 2013-11-13
EP1314171B1 (de) 2005-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5340350B2 (ja) 電気部品及びその製造方法
JP6654346B2 (ja) 固体電解コンデンサ
US3905889A (en) Miniature multifunctional electrochemical sensor for simultaneous carbon dioxide-pH measurements
US6233817B1 (en) Method of forming thick-film hybrid circuit on a metal circuit board
US20150219513A1 (en) Pressure sensor device and method for manufacturing the same
US3900382A (en) Miniature probe containing multifunctional electrochemical electrodes
JP6101354B2 (ja) 保護層を備えたセラミック部品およびその製造方法
JP2011249615A (ja) 表面実装型電子部品およびその製造方法
JP2002203737A (ja) 積層セラミック電子部品及びその製造方法
JP2007234774A (ja) セラミック電子部品及びその製造方法
KR101023861B1 (ko) 절연 용량이 향상된 절연체
JP3344684B2 (ja) 電子部品
US20040075527A1 (en) Ttemperature probe and a method for producing the same
CN111566761B (zh) 热敏电阻元件及其制造方法
JP5228847B2 (ja) 電子装置およびその製造方法
JPH10116706A (ja) チップ型サーミスタ及びその製造方法
Teverovsky Effect of moisture on characteristics of surface mount solid tantalum capacitors
JPH09297069A (ja) 温度検知用センサ
JP3152352B2 (ja) サーミスタ素子
JP2006294843A (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
CA3079667A1 (en) Nanoelectronic activated circuit board metals
JPH0590099A (ja) チツプ状固体電解コンデンサおよびその製造方法
Forssell et al. Insulation of thin-film parylene-C/platinum probes in saline solution through encapsulation in multilayer ALD ceramic films
DK179268B1 (en) Mass production of small temperature sensors with flip chips
Wiranto et al. Design and Fabrication of Low Cost Thick Film pH Sensor using Silver Chlorinated Reference Electrodes with Integrated Temperature Sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101116

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110309

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5294528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees