JP2004504916A - 口紅成形装置および方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の名称】口紅成形装置および方法
【特許請求の範囲】
【請求項1】個別化された口紅を成型する装置(2)において、
(i)ハウジング(4)と、
(ii)送出導管(58)に装着された別々のポット(52)内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)前記ハウジング(4)内の加熱プローブ(6)と、
(iv)前記加熱プローブ(6)内に保持されて、選択された量の前記異なる色混合物を前記送出導管(58)を介して受ける型(17)とを含む装置であって、改良が、
(v)型(17)を有する前記加熱プローブ(6)が前記ハウジング(4)内を走行できるようにする輸送装置(16)と、
(vi)前記型(17)に超音波を送出して内容物を加熱かつ混合する超音波発生装置(18)とを含むことを特徴とする装置。
【請求項2】前記輸送装置(16)が、直線の経路またはカルーセル状の経路を画定するレール(32)を含む請求項1に記載の装置。
【請求項3】冷却ステーション(68)をさらに含む請求項1または請求項2に記載の装置。
【請求項4】前記型(17)が、超音波が発生する熱により脆化することのないプラスチックから形成された鞘(92)を含む、取り外し可能な型アセンブリ(26)に装着される請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
【請求項5】個別化された口紅を成形する方法において、
(a)
(i)ハウジング(4)と、
(ii)送出導管(58)に装着された別々のポット(52)内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)前記ハウジング(14)内の加熱プローブ(16)と、
(iv)前記加熱プローブ(6)内に保持された型(17)と、
(v)型(17)を持つ加熱プローブ(6)が前記ハウジング(4)内を走行できるようにする輸送装置(16)と、
(vi)前記型(17)に超音波を送出して内容物を加熱かつ混合する超音波発生装置(18)とを含む装置(2)を提供するステップと、
(b)室温で固体のワックスベースを前記型(17)に充填するステップとを含む方法であって、改良が、
(c)型(17)を有する前記プローブ(6)を定量分配位置に輸送するステップと、
(d)前記複数の異なる色混合物の少なくとも1つを型(17)に定量分配するステップとを含むことを特徴とする方法。
【請求項6】前記型(17)が、分配ノズル(60)の真下の少なくとも2つの位置の間を移動して異なる色混合物を受ける請求項5に記載の方法。
【請求項7】特定のサンプル用に定量分配される最少量の色混合物が、最初に定量分配される請求項6に記載の方法。
【請求項8】前記異なる色混合物の少なくとも1つを定量分配する前に、液状油を型に送出するステップをさらに含む請求項5から7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】前記型(17)内で保持された型アセンブリ(26)をさらに含み、前記型アセンブリが、
(i)受け空間(48)を内部に持ち、かつ開放端部(100)および閉鎖端部(102)を持つ細長のプラスチック鞘(92)であって、前記鞘(92)を形成する前記プラスチックが15〜100kHzの超音波を透過可能なプラスチック鞘と、
(ii)室温で固体のワックスベース配合物であって、充填されて前記プラスチック鞘(92)の約80体積%以下を満たすワックスベース配合物とをさらに含む請求項1に記載の装置。
【請求項10】前記配合物に赤または茶色の顔料が存在しない請求項9に記載の装置。
【請求項11】前記プラスチック鞘がポリアセタールから形成される請求項9または請求項10に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
本発明は、個別化した口紅を製造する装置および方法に関する。装置は、小売店の店頭で操作するのに十分に小型なものである。
【0002】
口紅の購入を考えるときに、消費者にとって非常に重要なのは色である。小売店では、特定の色系列の限られた範囲の色調のみを置いていることが多い。消費者は、選択の幅が限られていることに不満を感じる。カタログショッピングまたはインターネットでの購入が別の解決法である。しかし、送り出された色は、実際には画像版と異なる色調となる可能性がある。照明状態もこのような選択に悪影響を与える可能性がある。
【0003】
流行は非常に一時的なものであり急速に変化するため、小売業者およびカタログ販売店は、大規模な口紅の在庫を維持するのをためらっている。今日の需要は急速になくなってしまうおそれがある。従って、常に消費者に先立つことは困難であり、同業者は、余剰となる可能性のある在庫を積み上げることに敏感である。従って、消費者と売り手との両方の要求を満たす、よりよい解決法が必要である。
【0004】
これらの問題の少なくとも一部を克服することのできるシステムについて記載した複数の特許が公開されている。米国特許第5622692号(Rigg他)、米国特許第4871262号(Krauss他)、ドイツ特許第4110299号(Erdtmann)、およびWO98/30189号(Stewart)はすべて、消費者用に、特に店頭で製品を個別化することのできる化粧品配合装置および関連する方法を開示している。米国特許第5163010号(Klein他)は、販売カウンタサイズの装置により髪用の配合物を注文製作することに主に向けた装置を開示している。
【0005】
口紅は化粧クリームまたはローションよりもはるかに配合が困難である。ワックスおよびある他の必須の材料は室温で半固体であるため、混合は難題である。米国特許第5780018号(Collins他)は、小売環境で口紅を製造する装置およびプロセスの、最も初期の開示の1つである。プロセスは、熱により混合された油混合物と組み合わせて色ペレットを使用することによって均質なベース配合物を生じることを伴う。次に、溶融したベースを成形ブロック内に注入する。このシステムは限られた規模の製造に適しているようであるが、個々のスティックの製造には適していない。
【0006】
韓国特許出願第1997−69012号は、成形部材用の走行路に沿って長手方向に配置された一連の注入口を通って、溶融成分が可動成形部材に注入される、口紅自動製造装置を開示している。この装置は、大きな従来の装置よりも効率的であり複雑でないものとして記載されているが、このシステムは、依然として、店頭操作または限られた量の製品の製造に適した大きさにはなっていない。
【0007】
米国特許第5971351号(Swaab)は、個々の顧客の特定の需要に対して特別注文で口紅を混合して製作するための、より小売店に配慮したシステムについて記載している。目盛りを振った測定シート、顔料、ベース、添加剤、混合器具、加熱容器、型アセンブリ、および口紅ケースを含むキットが提供される。測定された材料が混合されて、ベース配合を含む加熱容器内に入れられる。電子レンジを熱源として充填物を溶融する。このシステムの問題は、自動化されておらず、再現可能性があまり正確ではない点である。
【0008】
化粧パウダーが、超音波の使用を介して成形されている。これらの処理の報告は、特開昭63−275511号および特開平01−151507号に見られる。
【0009】
従って、本発明の目的は、数分以内で消費者の色の好みに合わせて個別化した口紅を製造することが可能な口紅製造装置および関連する方法を提供することである。
【0010】
さらに本発明の目的は、小売店での操作用または少量の卸売製造用の大きさに作られた装置を持つ、口紅製造装置および関連する方法を提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、消費者が色調を選択でき、情報が装置に送信されて、似合う色調の口紅が早急に製造される、口紅製造装置および関連する装置を提供することである。
【0012】
本発明のこれらまたはその他の目的は、以下の概要および詳細な説明を考慮することにより容易に明らかになろう。
【0013】
個別化された口紅を成型する装置であって、
(i)ハウジングと、
(ii)送出導管に装着された別々のポット内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)ハウジング内の加熱プローブと、
(iv)加熱プローブ内に保持されて、選択された量の異なる色混合物を送出導管を介して受ける型と、
(v)型を持つ加熱プローブがハウジング内を走行できるようにする輸送装置と、
(vi)型に超音波を送出して内容物を加熱する超音波発生装置とを含む装置が提供される。
【0014】
本発明の第2の態様では、個別化された口紅を特に店頭で成型する方法であって、
(a)
(i)ハウジングと、
(ii)送出導管に装着された別々のポット内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)ハウジング内の加熱プローブと、
(iv)加熱プローブ内に保持された型と、
(v)型を持つ加熱プローブがハウジング内を走行できるようにする輸送装置と、
(vi)型に超音波を送出して内容物を加熱かつ混合する超音波発生装置とを含む装置を提供するステップと、
(b)型をプローブ内に配置する前または後に、固化したワックスを型に充填するステップと、
(c)型を持つプローブを定量分配位置に輸送するステップと、
(d)複数の異なる色混合物の少なくとも1つを型に定量分配するステップと、
(e)複数の異なる色混合物の少なくとも1つを定量分配する前に、オプションとして液状油を型に送出するステップとを含む方法が提供される。
【0015】
ワックス、油、色混合物等の口紅の成分は、超音波撹拌により完全に、かつ十分に混合される。別個の機械混合装置を配置することができるが、好適な実施形態のコンテキストでは不要である。実際に、超音波をかけることにより、加熱システムとは別の混合装置を配置する必要がなくなる。超音波は口紅材料を同時に加熱かつ均質化する。従って、サンプルを早急に調製することができる。
【0016】
好適な実施形態は、型の内部に交換可能な型アセンブリを含む。アセンブリは、
(i)受け空間を内部に持ち、かつ開放端部および閉鎖端部を持つ細長のプラスチック鞘であって、鞘を形成するプラスチックが約15〜100kHz、好ましくは約20〜約50kHzの超音波を透過可能なプラスチック鞘と、
(ii)室温で固体のワックスベース配合物であって、充填されてプラスチック鞘の約80体積%以下を満たし、好ましくは赤または茶色の顔料が存在しないワックスベース配合物とを含む。
【0017】
有利には、プラスチック鞘が、効率的な方法で超音波を透過するが、制御状態ではアセンブリを溶接したり、歪ませたり、または脆化したりすることがないポリアセタールから形成される。一般に、鞘は、閉鎖端部を取り囲む上側細長部材と、鞘の開放端部を囲む下側部材とを含む。これらの部材は締まり嵌めにより共に保持される。下側部材は、一般の引込式口紅ケースのホルダ部品に係合するロック機構を含む。ロック機構は下側部材の内面を把持する内部リングを含む。最良の結果を得るためには、ホーンアセンブリ型キャビティが、鞘の外面の形状にぴったりと一致した内面を有することが重要である。
【0018】
鞘の有用な特徴はテーパ状の壁である。このテーパを通して、受け空間からすばやく取り外すことができる。テーパがないと、真空効果が脱型に対して作用し、口紅の表面にぎざぎざの損傷を与える。
【0019】
別々のポット内に各々保持された少なくとも2つの異なる色混合物を型アセンブリの鞘に定量分配することにより、正確な色が達成される。定量分配は、型が輸送装置に沿って移動し、各送出導管下方の異なる点で停止するときに行われる。最も好ましくは、使用量が最も少ない色混合物が最初に型アセンブリに定量分配される。大量に定量分配する色は後から定量分配される。
【0020】
最少量の色混合物を最初に定量分配する理由は、重要な色が鞘の受け空間内の最下点にあるようにするためである。超音波エネルギーの大部分をこの点に集中させることにより、良好な混合を確実にする。型アセンブリの開口が比較的小さいため、すべての送出導管を単一の位置に束ねるのとは対照的に、型アセンブリを移動して異なる色混合物を集めることが好ましい。開口が狭いため、混合時に、はねにより混合物が流出することが確実になくなる。
【0021】
有利には、各鞘には受け空間を部分的に満たすハードベースワックスが供給される。部分的な充填は、鞘の約10〜約80体積%、好ましくは約30〜約60体積%、最適には約40〜約55体積%とすることができる。最良の実施は、最初にひまし油等の液状油の充填物をハードワックスベースの上部に直接定量分配することである。その後、種々の色混合物が順番に、選択された最終的な口紅の色に対応する量で受け空間に充填される。あるいは、液状油とポットからの色混合物とが同時に定量分配される。
【0022】
「ハードワックス」という語は、室温で固体のワックスまたはワックス混合物を定義するものである。「液状油」という語は、室温で液体の疎水性エステルまたは炭化水素を定義するものである。
【0023】
本発明について種々の輸送装置が想定される。最も好ましくは、直線のレール路に沿って走行するか、またはカルーセル上にあってハウジング内で円形に移動するレールシステムである。別の輸送装置は、ハウジングの内部領域全体にわたるピボット接合点を通して伸張可能なターンテーブルおよびロボットアームを含む。
【0024】
本方法では、型アセンブリを運ぶプローブをレールに沿って冷却チャンバ内へ移動することにより、超音波によって混合され加熱された口紅混合物の冷却が始まる。プローブ内に静止保持され、かつ鞘と内容物とが最初に高温になっている状態の型アセンブリに、固体状態冷却装置が適用される。自然対流により、処理された混合物が急速に冷却されるが、口紅の表面または形状の歪みはない。
【0025】
店頭で顧客は色を選択する。一連の色カード、または顧客が合わせることを希望するいくつかの色付きアイテムから選択することができる。衣服、ハンドバッグ、髪、マニキュア液等を、色の見本とすることができる。分光光度計を使用して選択された色を評価することができる。次に、L*a*b値等の測定された色についての情報がメモリ装置に送信される。測定された値は、一連の事前にプログラムされた色配合の1つと相関される。その後、色混合物ポットの適宜の1つを作動させて混合物を分配することにより、一致する配合を生じさせて、所望の口紅色を達成する。
【0026】
分光光度計による測定の代わりに、顧客が選択したものを認識された色としてメモリ装置に手で入力し、一致する口紅に変換することができる。
【0027】
本発明の更なる目的、特徴、利点は、以下の図面を考慮することにより、さらに明らかになろう。
【0028】
従って、本発明は個別化された口紅を成形する装置2に関する。図1は、ハウジング4内に取り囲まれた装置2を示し、このハウジング4は高級なオフィスデスクに近い体積を持つ。装置の主なシステムとしては、超音波プローブ6、複数の異なる色混合物の分配システム8、加熱ステーション12、冷却ステーション14、および輸送システム16がある。移動、色混合物分配、および加熱/混合/冷却は、メモリ装置10により制御される。
【0029】
図2は、超音波プローブ6をさらに詳細に示す。プローブ6の構成要素には、トランスデューサ18、サンプルホルダ20、および回転ホーン22があり、回転ホーン22はトランスデューサとサンプルホルダとの間に配置される。回転ホーンとサンプルホルダとは共に、図4に示す一連のねじ25により共に保持されるホーンアセンブリ23を形成する。トランスデューサは、20kHz、100ワットの出力装置の形でSonic Systems Ltd.から市販されている。本発明の目的で、約15kHz〜約100kHzの超音波長を使用することも適切である。ホルダ20は、型アセンブリ26(図6参照)に一致する形状のキャビティ24を有する型17を含み、型アセンブリ26は口紅成形受けとして働く。キャビティの内壁28と型アセンブリの外壁30とは、密着を達成するように十分に高度な表面仕上げおよび相補形状を有し、これにより、良好な超音波エネルギーの伝達が可能になる。好ましくは、ホーンアセンブリは2つの部分から形成され、この一方はアルミニウム合金の終片、他方はチタンの延長部である。チタンは良好な超音波透過特性を有し、熱伝導性も低く、処理中にほとんど熱を吸収しない。これにより、加熱および冷却に必要な入力エネルギーが大幅に減少する。図4に示す実施形態では、回転ホーン22がチタンから形成され、サンプルホルダ20がアルミニウム合金から形成される。
【0030】
レールアセンブリ32(図2)を通して、ハウジング4内の1つのシステムから別のシステムへホーンを輸送することができる。このアセンブリは、垂直移動用の垂直レール34と水平移動用の水平レール36とを含む。支持キャリッジ38により、プローブ6がレールアセンブリに取り付けられる。電力供給直線運動アセンブリ40が、メモリ装置10からの指示に従って、支持キャリッジ38の移動を操作する。
【0031】
受けドック42がハウジング4の右上の象限に配置される。ハウジングの外側から受けドックへの接近はドア44(図1)を通して行う。1つまたは複数の型アセンブリ26を受けドック42内に配置することができる。受けポート46(図2)が受けドックの床48内に配置される。サンプルホルダ20は受けポート46と一線上に並ぶことが可能であり、型アセンブリ26を受け入れる。
【0032】
図3はハウジング4の左上の象限を示す。ここでは、棚50が一連の色混合物ポット52を支持する。ハウジングの外側からポットへの接近は、色混合配合物56の定期的な補充を可能にするドア54を通して行う。送出導管システム58がポット52を一連の分配ポンプに接続し、この分配ポンプは一連の分配ノズル60(図1)にそれぞれ送給する。図示した好適な実施形態では、分配ノズル60の数は14であるが、ノズルの数は2〜50とすることができる。本実施形態によれば、ノズルが支持キャリッジ38の走行線に沿って位置することが好ましい。送出導管システム58は一連のプラスチック管を含み、このプラスチック管は各色混合物ポット52の底部の排出開口に接続される。一連のポンプは、特定の選択されたサンプル用のポットの各々から流れる、ある量の色混合配合物を分配する。
【0033】
超音波テンショナ66がハウジング4の左上の象限内に配置される。この装置により、型アセンブリがプローブに堅く結合されて型アセンブリ内の材料を加熱し、これにより、材料を流動化し、続いて完全に混合(均質化)することが確実になる。同様に左上の象限内には、ホーンを内部に受けることができる冷却ステーション68がある。
【0034】
図5は、冷却ステーション68をさらに詳細に示す。ハウジングの構造梁に取り付けられたベースプレート70が冷却ステーション68を支持する。回転ソレノイド72、カップリング74、レールアセンブリに連通する連接棒76、設定ノブ78、およびホーン20と整合するための摺動キャリッジ80とを含む輸送制御要素もベースプレートに支持される。銅製の冷却ブロックに隣接するペルチェデバイス82が、絶縁体84と冷却ファン88を持つ一対のヒートシンクコイル86との間に入れ子状に収まる。ホーンを受ける冷却ハーバ90が、ヒートシンクコイル、ペルチェデバイス、および絶縁体により取り囲まれる。
【0035】
図6は型アセンブリ26を示す。アセンブリは着脱可能な上側部材94および下側部材96を持つ鞘92を含む。開放端部100と閉鎖端部102とを有する下側部材の壁により、受け空間98が形成される。開放端部100近くに、戻り止め104(図示せず)が周方向に形成される。上側部材94は、上端部106および下端部108を持つ中空円筒部である。下端部108は、戻り止め104との締まり嵌めとして働き上側部材を下側部材に結合するバンド110により、取り囲まれる。把持爪112のリングが上端部106のまわりに配置される。把持爪は、製造プロセス後に口紅を口紅ケース内に固定するのに役立つ。有利には、外壁30は、開放端部100から、閉鎖端部102近くに形成された斜面114との接合部に向かう方向で内側にわずかにテーパ状となっている。わずかなテーパ(約2〜約30゜、好ましくは約4〜約10゜の角度)により、型を真空状況から良好に取り外すことができ、これにより、製造された口紅の表面にぎざぎざの損傷が生じることが避けられる。
【0036】
鞘を構成する材料として最も有利なものは、ポリアセタールである。このタイプのプラスチックは、効率的な方法で超音波を透過するが、制御状態ではアセンブリを溶接したり、歪ませたり、または脆化したりすることがない。
【0037】
好適な実施形態では、装置2内での製造プロセス前に、型アセンブリの下側部材94にハードワックスベース116が充填される。鞘の下側部材内のワックスベースの高さは、受け空間98の約10〜約80体積%、好ましくは約30〜約60体積%とすることができる。ハードワックスベースの一般的な成分として、蜜蝋、オゾケライト、カルナウバワックス、カンデリラワックス、ポリエチレンワックス、およびこれらの組み合わせがある。通常、ハードワックスベースの融点は10℃よりも高く、通常20℃よりも高いが、最適には40〜100℃であり、特に55〜65℃である。
【0038】
有利には、入れられたハードワックスベースは、同一の受け空間内の水のメニスカスよりも曲がりの深い窪み120として形成された上面118を有する。受け空間内の底部層としてのハードワックスベースは機能上の恩恵を有する。装置内での製造プロセス中にひまし油を注入することにより、超音波加熱用にとって良好な固液結合界面が生じる。
【0039】
本発明の方法によれば、顧客は装置のオペレータに所望の色を呈示することにより、提案された口紅の色を選択する。この色は、おそらくは、顧客の前の口紅の色調、衣服の特定の色調、一連の色カードから選択された色調、または他の出所の色調となる。装置のメモリチップに接続されたコンピュータモニタ上に種々の色調を呈示して、顧客が選択できるようにする。あるいは、分光光度計により、顧客が口紅として再現したいアイテムの色または色カードから読み取ったアイテムの色を測定することができる。次に、この情報が装置のメモリに送られて、事前にプログラムされた一連の色配合の1つと比較される。
【0040】
図7A〜Fは、装置内のプロセスの流れを概略的な順番で示す。図7Aは、プローブのホーンが、受けドック42として知られる口紅装填/取出し区画の真下に配置されたホーム位置を示す。ワックスベースが部分的に充填されたプラスチック型アセンブリが、サンプルホルダ20内に装填される。次に、サンプルホルダが装填されたプローブは、分配ノズル60の真下にあるステーションに輸送される。図7Bは、第1の分配ノズルの下方に配置されたホルダを示す。希望する色に応じて、プログラムは、分配ノズル群の他の各部材の下側にホルダを配置するように指示し、特定の着色剤を分配する。分配ノズルの少なくとも1つは、ひまし油等の液状油を排出して、ハードベースワックスおよび色分配ポット52からの顔料を含む口紅材料の均質化を助ける。図7Cは、最後の分配ノズルまで連続して移動したホルダを示す。次に、型アセンブリの口紅材料の内容物が加熱されて超音波テンショナ66で混合される。図7Dは超音波テンショナの真下に配置されたホルダを示す。テンショナの目的は、型アセンブリが型キャビティ内で十分に堅く保持されて製品への良好な超音波エネルギー伝達を確実に可能にすることである。すべての口紅材料が超音波の影響下で加熱され均質化されると、図7Eに示すように、ホルダが冷却ステーション68に輸送される。サンプルホルダ20は冷却ハーバ90内に配置され、この冷却ハーバ90では、鞘92が、製品を確実にうまく脱型できる温度まで鞘の内容物を冷却するのに十分な時間、冷却装置82に接触する。好ましくは、冷却温度は約+10〜−10℃である。さらに、鞘の冷却は自然対流により行われる。図7Fは、プローブが冷却ステーションから受けドックへ戻るように輸送された、ホーム位置への戻りを示す。
【0041】
操作例および比較例の中を除いて、または明示された箇所を除いて、本説明中の材料の量を示す数はすべて、「約」という語により修正されるものと理解すべきである。
【0042】
前記の説明および例は、本発明の選択された実施形態を示す。これを考慮して、変更および修正が当業者に対して示唆されるが、これらはすべて本発明の精神および範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による口紅装置の前面斜視図である。
【図2】
図1の右上の象限のさらに詳細な図であり、初期の受け(ホーム)位置にある超音波ホーンアセンブリを示す図である。
【図3】
図1の請求項による装置の左上後の象限領域に保管された色混合物リザーバの部分図である。
【図4】
図1で使用した超音波プローブの概略断面図である。
【図5】
図1に示す装置の左上の象限に吊り下げられた超音波ホーンアセンブリに係合する冷却器システムの斜視図である。
【図6】
図4に示す超音波ホーンアセンブリと共に使用する口紅型アセンブリの斜視図である。
【図7A】
一連の中で、超音波ホーンアセンブリのサンプルホルダのホーム(初期)位置を示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
【図7B】
一連の中で、第1の色混合物分配ノズルの下方に配置されたサンプルホルダを示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
【図7C】
一連の中で、最後の色混合物分配ノズルの下方に配置されたサンプルホルダを示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
【図7D】
一連の中で、サンプルホルダの超音波加熱位置を示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
【図7E】
一連の中で、サンプルホルダの冷却位置を示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
【図7F】
一連の中で、サンプルホルダの戻り(初期)位置を示し、図1の装置を使用する口紅の形成を説明する概略図である。
Claims (12)
- 個別化された口紅を成型する装置であって、
(i)ハウジングと、
(ii)送出導管に装着された別々のポット内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)前記ハウジング内の加熱プローブと、
(iv)前記加熱プローブ内に保持されて、選択された量の前記異なる色混合物を前記送出導管を介して受ける型と、
(v)型を有する前記加熱プローブが前記ハウジング内を走行できるようにする輸送装置と、
(vi)前記型に超音波を送出して内容物を加熱かつ混合する超音波発生装置とを含む装置。 - 前記輸送装置が、直線の経路またはカルーセル状の経路を画定するレールを含む請求項1に記載の装置。
- 冷却ステーションをさらに含む請求項1または請求項2に記載の装置。
- 前記型が、超音波が発生する熱により脆化することのないプラスチックから形成された鞘を含む、取り外し可能な型アセンブリに装着される請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
- 個別化された口紅を成型する方法であって、
(a)
(i)ハウジングと、
(ii)送出導管に装着された別々のポット内に各々保持された、複数の異なる色混合物と、
(iii)前記ハウジング内の加熱プローブと、
(iv)前記加熱プローブ内に保持された型と、
(v)型を持つ加熱プローブが前記ハウジング内を走行できるようにする輸送装置と、
(vi)前記型に超音波を送出して内容物を加熱かつ混合する超音波発生装置とを含む装置を提供するステップと、
(b)室温で固体のワックスベースを前記型に充填するステップと、
(c)型を有する前記プローブを定量分配位置に輸送するステップと、
(d)前記複数の異なる色混合物の少なくとも1つを型に定量分配するステップとを含む方法。 - 前記型が、分配ノズルの真下の少なくとも2つの位置の間を移動して異なる色混合物を受ける請求項5に記載の方法。
- 特定のサンプル用に定量分配される最少量の色混合物が、最初に定量分配される請求項6に記載の方法。
- 前記異なる色混合物の少なくとも1つを定量分配する前に、液状油を型に送出するステップをさらに含む請求項5から7のいずれかに記載の方法。
- 口紅製造装置内で使用する口紅型アセンブリであって、
(i)受け空間を内部に持ち、かつ開放端部および閉鎖端部を持つ細長のプラスチック鞘であって、前記鞘を形成する前記プラスチックが15〜100kHzの超音波を透過可能なプラスチック鞘と、
(ii)室温で固体のワックスベース配合物であって、充填されて前記プラスチック鞘の約80体積%以下を満たすワックスベース配合物とを含む、口紅型アセンブリ。 - 前記配合物に赤または茶色の顔料が存在しない請求項9に記載の型アセンブリ。
- 前記プラスチック鞘がポリアセタールから形成される請求項9または請求項10に記載の型アセンブリ。
- ワックスと着色剤との配合物を型アセンブリに充填するステップと、前記配合物を超音波にかけるステップと、得られた口紅を冷却し、かつ回収するステップとを含む、個別化された口紅を成形する方法。
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