JPH0783724B2 - 棒状化粧品の自動製造装置 - Google Patents

棒状化粧品の自動製造装置

Info

Publication number
JPH0783724B2
JPH0783724B2 JP10141890A JP10141890A JPH0783724B2 JP H0783724 B2 JPH0783724 B2 JP H0783724B2 JP 10141890 A JP10141890 A JP 10141890A JP 10141890 A JP10141890 A JP 10141890A JP H0783724 B2 JPH0783724 B2 JP H0783724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
stick
case
transfer line
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10141890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03297406A (ja
Inventor
俊二 桜井
和良 光畑
淳一 大澤
Original Assignee
鐘紡株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鐘紡株式会社 filed Critical 鐘紡株式会社
Priority to JP10141890A priority Critical patent/JPH0783724B2/ja
Publication of JPH03297406A publication Critical patent/JPH03297406A/ja
Publication of JPH0783724B2 publication Critical patent/JPH0783724B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/16Refill sticks; Moulding devices for producing sticks

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば口紅、リップクリーム等の棒状化粧品を
自動的に成型、組立てし、フレーミング等の後処理も自
動化するようにした棒状化粧品の自動製造装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、口紅、リップクリーム等の棒状化粧品を製造す
るには大別して、化粧料原液(バルク)を金型に形成し
た各型部内に充填し、これを金型と共に冷却して固形化
することによって棒状化粧料を成型した後に、この棒状
化粧料を繰出し容器の中皿に装填して棒状化粧品を組立
てる装填組立方式と、金型枠に繰出し容器を予めセット
し、この繰出し容器内に化粧料原液を直接充填し、冷却
固形化することによって棒状化粧品を製造するようにし
た直接充填方式とがあり、前者の装填組立方式は比較的
高級な口紅等を製造するのに用いられ、後者の直接充填
方式は比較的安価はリップクリーム等を製造するのに用
いられている。
そして、前者の装填組立方式は金型を用いて棒状化粧料
を成型する都合上、金型を用いて棒状化粧料を成型する
成型工程と、成型した棒状化粧料を金型内から取出す取
出し工程と、取出した棒状化粧料を繰出し容器の中皿に
装填する装填工程と、この中皿に装填した棒状化粧料に
ガスバーナ等を用いてつや出し等を行うフレーミング工
程と、つや出しされた棒状化粧料を繰出し容器内に中皿
と共に繰下げる繰下げ工程と、繰下げ後の繰出し容器に
蓋体を取付ける蓋掛け工程とが必要となり、それぞれの
工程には部分的に自動化装置を導入するようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した装填組立方式の従来技術では、それ
ぞれの工程を部分的に自動化するようにしているに過ぎ
ず、例えば成型工程を金型内に化粧料原液を充填する充
填装置と、充填された原液を冷却して固形化する冷却装
置とで行い、この充填装置と冷却装置とをコンベアライ
ン等でつなぎ、自動化するようにしているに過ぎない。
このため従来技術では、成型工程で成型した棒状化粧料
を繰出し容器の中皿に装填するのに、棒状化粧料を金型
から人手によって離型させ、取出した棒状化粧料を中皿
等に手作業で装填しなければならず、非常に作業性が悪
いという問題がある。
また、繰出し容器に棒状化粧料を装填した後も、該棒状
化粧料を繰出した状態で繰出し容器を通常「ハカマ」と
呼ばれるホルダに手作業により装着し、このホルダと共
に繰出し容器をコンベアライン等でフレーミング装置等
に搬送するようにしており、フレーミング後に再び手作
業で棒状化粧料を繰出し容器内に繰下げ、蓋掛け等を行
わなければならず、省力化、合理化等を図ることができ
ないという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの
で、本発明は全体を搬送ライン等を用いて効率的に組合
せることができ、全体を自動化することによって製造時
の作業性を大幅に向上でき、省力化、合理化等を図りう
るようにした棒状化粧品の自動製造装置を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本発明は、衝合面に沿っ
て接離可能に形成された一対の下型上に一対の上型を開
閉可能に設け、該各上型および各下型間に棒状化粧料成
型用の複数の型部を形成してなる金型と、該金型を閉ル
ープをなして搬送する第1の搬送ラインと、該第1の搬
送ラインから離間し、棒状化粧料用の複数の繰出し容器
が載置される容器載置台を閉ループをなして搬送する第
2の搬送ラインとを備え、 前記第1の搬送ラインの途中には、予め閉められた状態
で搬送されてくる前記金型を一時的に停止させ、該金型
内で複数の棒状化粧料を成型すべく該金型の各型部内に
化粧料原液を充填する充填装置と、該充填装置の下流側
に位置し、前記金型の各型部内に充填された化粧料原液
を棒状化粧料として固形化すべく冷却する冷却装置と、
該冷却装置の下流側に位置し、前記第1の搬送ラインで
搬送されてくる金型を一時的に停止させ、前記各棒状化
粧料の基端側を露出させるべく、前記金型の各下型上か
ら各上型を自動的に開く金型開き装置と、該金型開き装
置の下流側に位置し、前記第1の搬送ラインで搬送され
てくる金型を一時的に停止させ、前記各棒状化粧料を金
型の各下型から離型させるべく、該金型の各下型を衝合
面に沿って僅かに離間させる隙間開け装置と、該隙間開
け装置により金型から離型された各棒状化粧料の基端側
に、複数の繰出し容器を把持しつつそれぞれの中皿を装
填し、該各繰出し容器と共に各棒状化粧料を金型から抜
取る容器装填装置とを配設し、 該容器装填装置と第2の搬送ラインとの間には該容器装
填装置により各棒状化粧料が装填された各繰出し容器を
前記第2の搬送ラインで搬送されてくる容器載置台上に
移送する移送装置を設け、 さらに、前記第2の搬送ラインの途中には、該移送装置
により容器載置台上に移送され、各繰出し容器から繰出
された状態の各棒状化粧料にフレーミングを行うフレー
ミング装置と、該フレーミング装置の下流側に位置し、
前記各棒状化粧料を中皿と共に各繰出し容器内に繰下げ
る繰下げ装置と、該繰下げ装置の下流側に位置し、前記
各棒状化粧料を繰下げた状態の各繰出し容器に蓋体を取
付ける蓋掛け装置とを配設してなる構成を採用してい
る。
また、前記第1の搬送ラインの途中には、前記隙間開け
装置と充填装置との間に位置し、前記金型開き装置によ
って開かれた金型の各上型を再び各下型上に自動的に閉
める金型閉め装置と、該金型閉め装置と充填装置との間
に位置し、前記金型を予熱する金型予熱装置と、前記充
填装置と冷却装置との間に位置し、前記金型の各型部内
に充填された化粧料原液に上方から温風を吹付ける送風
装置とを設けるようにするのが好ましい。
一方、前記第1の搬送ラインと第2の搬送ラインとの間
には、前記各棒状化粧料を装填すべき複数の繰出し容器
を前記隙間開け装置の近傍に搬送し、該各繰出し容器を
前記容器装填装置によって把持させる容器搬送装置の途
中には前記各繰出し容器の中皿を自動的に繰上げる繰上
げ装置を設ける構成とするのがよい。
〔作用〕
上記構成により、第1の搬送ラインで金型を搬送しつ
つ、該金型の各型部内に化粧料原液を充填し、これを冷
却固形化して各棒状化粧料を成型した後、金型の各上型
を各下型上から自動的に開いて各棒状化粧料の基端側を
露出させ、その後各下型を僅かに離間させて各棒状化粧
料を各金型から抜取り可能に離型させ、該各棒状化粧料
の基端側を各繰出し容器の中皿に自動装填することがで
き、これらの作業を第1の搬送ライン上で連続的に行う
ことができる。
そして、各棒状化粧料が装填された各繰出し容器を移送
装置によって第2の搬送ライン上の容器載置台に自動的
に移送でき、第2の搬送ラインでは各繰出し容器を容器
載置台と共に搬送しつつ、各棒状化粧料にフレーミング
によるつや出し等を行い、フレーミング後の各棒状化粧
料を各繰出し容器内に自動繰下げして、該各繰出し容器
に蓋体を自動取付けでき、第2の搬送ライン上で、フレ
ーミング、繰下げ、蓋掛け等の処理を連続的に行うこと
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例による棒状化粧品の自動製造装置
を第1図ないし第29図に基づき、口紅の自動製造装置を
例に挙げて説明する。
図において、1は棒状化粧品としての口紅を示し、該口
紅1は第1図に例示する如く繰出し容器としてのケース
2と、棒状化粧料としての紅棒3とからなり、ケース2
は大径のつまみ部2Aと、該つまみ部2Aに相対回転可能に
設けられた長尺のスリーブ2Bと、該スリーブ2B内に設け
られ、該スリーブ2Bと一体回転する螺旋筒2Cと、該螺旋
筒2C内に設けられ、つまみ部2Aとスリーブ2Bとを相対回
転することにより、該螺旋筒2C内を軸方向に摺動し、繰
上げ、繰下げ操作される中皿2Dとから大略構成されてい
る。そして、該中皿2Dには紅棒3の基端側が差込まれ、
該紅棒3は中皿2Dと共にケース2内に繰下げられたり、
繰上げられたりするようになっている。
4は紅棒3を成型するための金型を示し、該金型4が第
2図,第3図に示す如く長尺の直方体形状に形成され、
各衝合面5Aに沿って左,右に接離可能となった一対の下
型5,5と、該各下型5上にヒンジ6,6,…を介して開閉可
能に設けられ、該各下型5とほぼ同様に長尺の直方体形
状に形成された一対の上型7,7とからなり、該各上型7,
各下型5間には紅棒3の成型用型部8,8,…が第4図に示
す如く略砲弾形状を成して、例えば16個列設されてい
る。そして、該各型部8は各下型5の衝合面5Aに略半円
形状に形成された一対の凹部8A,8Aと、各上型7の衝合
面7Aに略半円形状に形成された一対の凹部8B,8Bとから
構成されている。
ここで、金型4の各下型5には第5図に示す如く、各下
型5に幅方向に伸長して穿設され、各下型5の長さ方向
に離間した一対のピン穴5B,5Bと該各ピン穴5B間に位置
し、各下型5間を幅方向に貫通して穿設されたピン穴5C
とが設けられ、該各ピン穴5B,5C内にはピン9,9および10
は摺動可能に挿嵌されている。そして、該ピン10の外周
側には一対のOリング11,11が装着され、該各Oリング1
1はピン穴5Cに所定の締代をもって接触することによ
り、各下型5を図示の衝合状態に保持するようになって
いる。また、各ピン9は先端が相手方となる各下型5の
衝合面5Aに当接し、後述の各プッシュロッド50で矢示A
方向に押圧されたときに、各下型5を第15図に示す微少
隙間Sだけ離間させるようになっている。
また、各上型7にはその長さ方向端面に有底の係合穴7
B,7Bが形成され、該各係合穴7Bには後述する金型開き装
置36の各回動アーム41が係合するようになっている。そ
して、該各上型7は各回動アーム41によって第2図,第
12図中の矢示B方向に回動され、第3図,第13図に示す
如く各ヒンジ6を介して各下型5上から左,右に開かれ
るようになっている。なお、各下型5には衝合面5Aに沿
って第3図,第4図に示す如く水抜き通路5Dが形成さ
れ、該化水抜き通路5Dは後述する冷却水等が各型部8内
に浸入して残留するのを防止するようになっている。
次に第6図中、12は各金型4を順次矢示C方向に搬送す
る第1の搬送ラインを示し、該搬送ライン12は略長方形
状の閉ループをなして形成され、第7図および第11図等
に示す搬送ローラ12A,12A,…および搬送ベルト12B,12B,
…等によって構成されている。また、該搬送ライン12に
は前記長方形の各角隅部に位置してターンテーブル12C,
12C,…が配設され、該ターンテーブル12Cは矢示C方向
に搬送されてくる各金型4を、例えば矢示C1方向から矢
示C2方向への略90度程度搬送方向を変えて円滑に下流側
に搬送させるようになっている。
13は搬送ライン12の途中に設けられた金型予熱装置を示
し、該予熱装置13は後述の金型閉め装置51により第2図
に示す如く予め閉められた状態で矢示C方向に搬送され
てくる金型4を、例えば30〜35℃程度まで予熱し、後述
する充填装置20により各型部8内に充填される後述のバ
ルク21と金型4との温度差を小さくすることによって、
各型部8の各凹部8A,8Bにバルク21が付着するのを防止
すると共に、型部8からの紅棒3の離型性(剥離性)を
高めるようになっている。
14は金型予熱装置13の下流側に位置して搬送ライン12の
途中に設けられた金型洗浄装置を示し、該洗浄装置14は
第7図に示す如く下面側が開口した箱形状のカバー15
と、該カバー15内には軸方向に伸長して設けられ、例え
ば16本のノズル16A,16A,…が下向きに突設されたエアパ
イプ16と、カバー15の上面側から上向きに伸長し、カバ
ー15内に浮遊するダストをエアと共に吸引する吸引パイ
プ17とから大略構成され、カバー15と搬送ライン12との
間には、金型4を所定位置で停止させるべく、ロッド18
Aを搬送ライン12上に進退させるエアシリンダ等からな
るストッパ18と、各搬送ローラ12A間に配設され、該各
搬送ローラ12Aから金型4を離間させるべく、該金型4
を上,下に昇降させるリフター19,19とが設けられてい
る。そして、該洗浄措置14は、まず各搬送ローラ12Aで
矢示C方向に搬送されてきた金型4をストッパ18で停止
させ、該金型4を各リフター19により上昇させて各型部
8内に各ノズル16Aを挿入した後に、該各ノズル16Aから
各型部8内にエアを吹付けつつ、吸引パイプ17からエア
を吸引することにより金型4の各型部8内等をエア洗浄
するようになっている。
20は金型洗浄装置14の下流側に位置して搬送ライン12の
途中に設けられた充填装置を示し、該充填装置20は化粧
料原液としてのバルク21を収容するホッパ22と充填機23
とから大略構成され、該充填機23は第10図に示す如くホ
ッパ22の下側に設けたシリンダホルダ24と、該シリンダ
ホルダ24内にそれぞれ離間して配設され、ピストン25A
が摺動可能に挿嵌された充填シリンダ25,25,…と、該各
充填シリンダ25からシリンダホルダ24の下方への突設さ
れた例えば4本の充填ノズル26,26,…とからなってい
る。そして、ホッパ22の周壁22Aおよびシリンダホルダ2
4内には熱媒体27が収容され、例えば80〜100℃程度の温
度で前記バルク21を加熱溶融状態に保つようになってい
る。
また、各充填シリンダ25内には、ピストン25Aを矢示D1
方向に摺動させる吸込行程で開弁し、ホッパ22内のバル
ク21を充填シリンダ25内に導入する吸込用のチェック弁
25Bと、矢示D2方向の吐出行程で開弁し、充填シリンダ2
5内に導入されたバルク21を充填ノズル26から吐出させ
る吐出用のチェック弁25Cとが設けられ、該充填シリン
ダ25はピストン25Aが吸込、吐出行程を繰返す度毎に所
定量のバルク21を金型4の型部8内に定量充填するよう
になっている。一方、シリンダホルダ24の流路24A途中
にはシャッタ24Bが回動可能に設けられ、前記ホッパ22
内のバルク21の色替え時または洗浄時等には該シャッタ
24Bを図示の位置から90度回動して流路24Aを遮断し、シ
リンダホルダ24から各充填シリンダ25を抜取り、該各充
填シリンダ25に替えて液抜きパイプ(図示せず)を挿嵌
し、その後シャッタ24Bを図示の位置に戻すことによ
り、ホッパ22内のバルク21を各充填ノズル26から適宜に
排出できるようになっている。
27,27は充填装置20と共に搬送ライン12の途中に設けら
れたエアシリンダ等からなるストッパを示し、該各スト
ッパ27はロッド27A,27Bを順次進退させることにより第
7図ないし第9図に例示する如く金型4を4段階で停止
させ、金型4の各型部8を各充填ノズル26の下方に順次
位置決めするようになっている。即ち、該各ストッパは
27は第8図に示す如くロッド27A,27B間の離間寸法lが
金型4の互いに隣接する各型部8間の離間寸法lに対応
し、各充填ノズル26は各型部8間の2倍となる離間寸法
2lをもって配設され、各ストッパ27間は前,後のロッド
27B,27A間で寸法8lだけ離間している。
28,28,…は各充填ノズル26の下方に位置して各搬送ロー
ラ12A間に配設されたリフターを示し、該各リフター28
は金型4が各ストッパ27のロッド27A,27Bにより停止さ
れる度毎に昇降し、上昇時には金型4を各搬送ローラ12
Aから離間させ、各型部8内に各充填ノズル26を可及的
に深く挿入させる。そして、該各リフター28は各充填ノ
ズル26から各型部8内にバルク21が充填されるようにな
ると、この充填量に応じて金型4を徐々に降下させ、各
型部8内で液状のバルク21が泡立ったりするのを防止す
るようになっている。そして、該各型部8内にバルク21
を金型4の上面レベルまで定量充填した後には各リフタ
ー28が完全に降下し、金型4は各搬送ローラ12Aによっ
て矢示C方向に搬送される。
29は充填装置20の下流側に位置して搬送ライン12上に配
設された送風装置としての温風パイプを示し、該温風パ
イプ29は第11図に示す如く後述する冷却装置30の位置ま
で伸長し、その下面側には多数の吹出し口29A,29A,…が
設けられている。そして、該温風パイプ29は温風源(図
示せず)から、例えば70〜100℃程度の温度をもって供
給される温風を各吹出し口29Aを介して下向きに吹出さ
せ、搬送ライン12によって搬送されてくる金型4内のバ
ルク21に上方からの温風を吹付けることにより、各型部
8内でバルク21がその表面側から不均一に固化するのを
防止し、該バルク21が可及的に内部から徐々に固化して
ゆくのを補償するようになっている。
30は温風パイプ29の下流端側に位置して搬送ライン12の
途中に設けられた冷却装置を示し、該冷却装置30は第11
図に示す如く、搬送ベルト12Bの長さ方向にそって長尺
に伸長し、冷却水31を収容した浴槽32と、搬送ベルト12
Bで矢示C方向に搬送される各金型4に左,右両方向か
ら冷却水31を散水すべく、搬送ベルト12Bに沿って長尺
に伸長し、多数の散水孔33A,33A,…が設けられた散水パ
イプ33(一方のみ図示)と、該各散水パイプ33内に冷却
水31を供給すべく、浴槽32内の冷却水31を吐出させるポ
ンプ34と、浴槽32内の冷却水31を所定温度まで冷却する
冷凍機35とから大略構成されている。そして、該冷却装
置30は各散水パイプ33から金型4に向けて冷却水31を散
水することにより、該金型4の各型部8内に充填された
バルク21を冷却して固形化させ、該各型部8内でバルク
21からなる紅棒3をそれぞれ成型させる。
36は冷却装置30の下流側に位置して搬送ライン12の途中
に設けられた金型開き装置を示し、該金型開き装置36は
第12図に示す如く、搬送ローラ12Aを跨ぐように一対の
支柱37A,37Aを介して搬送ライン12上に設けられ、昇降
板38を上下方向に昇降させる昇降機37と、昇降板38に設
けられ、搬送ライン12の前後方向に駆動部39を前進,後
退させるスライダ機構40と、駆動部39に設けられ、前記
各上型7の係合穴7Bに係合し、各上型7を矢示B方向に
回動して各下型5上から第13図に示す如く開く一対の回
動アーム41,41とから大略構成され、該各回動アーム41
よりも矢示C方向の下流側には金型4を所定位置で停止
させるストッパ42と、該ストッパ42によって停止された
金型4を各搬送ローラ12A上から上,下に昇降させるリ
フター43,43と、金型4を左右方向で位置決めする位置
決め機構44等とが設けられている。
そして、該金型開き装置36は予め昇降板38,駆動部39等
を上昇させた状態で各搬送ローラ12Aにより金型4をス
トッパ42の位置まで搬入させ、各リフター43により該金
型4を各搬送ローラ12Aから上昇させると共に、昇降板3
8,駆動部39等を降下させ、スライダ機構40により駆動部
39を矢示C方向に前進させて各回動アーム41を各上型7
の係合穴7Bに係合させる。次に、該各回動アーム41を矢
示B方向に回動して、第13図に示す如く金型4の各上型
7を各下型5上から左,右に開き、各紅棒3の基端側を
各下型5上に露出させた後に、各回動アーム41を駆動部
39と共に後退させて各係合穴7Bとの係合を解除し、再び
昇降板38等を上昇させると共に、各リフター43を降下さ
せて各上型7が開いた状態の金型4を各搬送ローラ12A
上に配置し、位置決め機構44による位置決めを解除して
ストッパ42を搬送ライン12から後退させ、金型4を下流
側への搬送させる。
45は金型開き装置36の下流側に位置して、搬送ライン12
の途中に設けられた隙間開け装置を示し、該隙間開け装
置45は第14図,第15図に示す如く各搬送ローラ12Aによ
って矢示C方向に搬送されてきた金型4をストッパ46に
よって停止させ、リフター47,47により各搬送ローラ12A
から上昇させた状態で各下側5を左右方向から挟持板48
A,49Aにより挟持して金型4の位置決めを行う位置決め
シリンダ48,49と、該シリンダ48,49の前後方向に離間し
て搬送ライン12の途中にそれぞれ配設され、各下型5の
ピン穴5B内に挿嵌された各ピン(第5図参照)を矢示A
方向に押動することにより各下型5間に第15図に示す微
少隙間Sを形成するプッシュロッド50,50,…とから大略
構成され、該各プッシュロッド50は金型4の各ピン穴5B
に対応する位置に4個配設され、アクチュエータ(図示
せず)によって矢示A方向に所定ストロークをもって進
退される。
また、位置決めシリンダ48,49の挟持板48A,49Aには3個
の比較的強いばね48B,48B,…と3個の弱いばね49B,48B,
…とが配設され、金型4の各下型5は弱いばね49Bに抗
して微少隙間Sだけ離間される。そして、隙間開け装置
45は各プッシュロッド50により各下型5間に微少隙間S
を形成することにより、各紅棒3を各下型5から抜取り
可能に離型させ、後述のケース装填作業が完了するまで
第15図中に示す状態で金型4を待機させる。そして、ケ
ース装填作業の完了後には各プッシュロッド50を矢示A
方向とは逆向き後退させ、挟持板48A,49Aによりばね48
B,49Bを介して各下型5を衝合面5Aに沿って再び衝合さ
せ、その後位置決めシリンダ48,49による位置決めを解
除し、各リフター47を降下させると共にストッパ46を後
退させて、各搬送ローラ12Aにより各上型7が開いた状
態の金型4を矢示C方向に搬送させる。
51は隙間開け装置45の下流側に位置して、第6図に示す
如く搬送ライン12の途中に設けられた金型閉め装置を示
し、該金型閉め装置51は前述した第12図,第13図に示す
金型開き装置36とほぼ同様に構成され、金型4で再び各
紅棒3を成型すべく該金型4の各上型7を第3図に示す
状態から第2図に示す状態へと自動的に閉めるようにな
っている。52は金型閉め装置51と金型予熱装置13との間
に位置して、搬送ライン12の途中に設けられた搬出装置
を示し、該搬出装置52は紅棒3の一部が付着した金型4
等を検出装置(図示せず)で検出したときに、この金型
4を搬送ライン12から搬出台53上に適宜に搬出させるよ
うになっている。また、該搬出装置52は後述のケース搬
送装置54や第2の搬送ライン67側で不具合が生じたとき
等に搬送ライン12から各金型4を一時的に搬出させるよ
うになっている。
次に、54は第1の搬送ライン12と第2の搬送ライン67と
の間に配設されたケース搬送装置を示し、該ケース搬送
装置54は第16図,第17図に示す如く、ケース供給装置55
から供給される、例えば8個の前記ケース2,2,…をシリ
ンダ56A,56Aを介して挟持するケース挟持台56と、該ケ
ース挟持台56を矢示E方向に搬送させるガイドレール57
とから大略構成され、該ケース搬送装置54は紅棒3が装
填される前の各ケース2をケース挟持台56と共にガイド
レール57に沿って第17図に示す如く前記隙間開け装置45
の近傍へと矢示E方向に搬送する。そして、該ケース搬
送装置54はケース挟持台56による各ケース2の挟持を解
除して後述のケース装填装置60に各ケース2を第18図に
示す如く受渡した後に、ケース挟持台56をガイドレール
57に沿って矢示E方向と逆向きに搬送させ、第16図に示
す位置で次なる各ケース2がケース供給装置55から供給
されるのを待機するようになっている。
ここで、該ケース供給装置55はX,Y,Z軸の3軸方向に駆
動される第1アーム55A,第2アーム55B,第3アーム55C
およびロータリアクチュエータ55D,55Eを備えたケース
供給ロボットにより構成され、その先端側には各把持部
55F間で例えば8個のケース2,2,…を把持するケース把
持具55Gを備えている。そして、該ケース供給装置55は
ケース把持具55Gをアーム55A,55B,55CでX,Y,Z軸方向に
駆動しつつ、ロータリアクチュエータ55D,55Fで矢示F,G
方向に回動させ、パレット58内に配列された各ケース2
を各把持部55F間で把持させた後に、これを挟持台56へ
と供給するようになっている。
59はケース搬送装置54のガイドレール57途中に第6図に
示す如く設けられた繰上げ装置を示し、該繰上げ装置59
は後述の繰下げ装置72とほぼ同様に構成され、ケース挟
持台56によりガイドレール57に沿って矢示E方向に搬送
される各ケース2の中皿2D(第1図参照)を、該各ケー
ス2のスリーブ2Bに回転力を付与して繰上げさせるよう
になっている。
60はケース搬送装置54と隙間開け装置45との間に位置し
て、第1の搬送ライン12上に設けられた容器装填装置と
してのケース装填装置を示し、該ケース装填装置60はX,
Y,Z軸方向に駆動されるケース装填ロボットにより構成
され、その先端側には矢示H方向に回動されるケース差
し具60Aが設けられている。また、該ケース差し具60Aに
は左,右両側に小径のシリンダ60B,60Bが配設され、該
ケース差し具60Aはケース挟持台56で挟持された各ケー
ス2を第18図に示す如くケース挟持台56の上側から把持
し、これらの各ケース2をケース挟持台56から上方に取
出すようになっている。
このため、該ケース装填装置60はケース供給装置55とほ
ぼ同様に、ケース差し具60A,各シリンダ60Bの他に、第
1アーム60C,第2アーム60D,第3アーム60Eを有し、該
第3アーム60Eの下端側には略コ字形状の枠体60Fと、該
枠体60Fに設けられ、ケース差し具60Aを矢示H方向に回
動するロータリアクチュエータ60Gを備えている。
そして、ケース装填装置60はケース差し具60Aで把持し
た合計8個のケース2を第21図に例示する如く矢示H方
向に回動して反転させ、各ケース2のスリーブ2Bを下向
きにした状態で前記隙間開け装置45の位置に待機してい
る金型4上にケース差し具60Aを位置決めしつつ、該金
型4の各下型5から基端側が突出している各紅棒3に各
ケース2の中皿2Dを第19図に示す如く差込み、該各中皿
2Dに各紅棒3の基端側を装填する。
この場合、各下型5から突出している合計16個の紅棒3
に対して合計8個のケース2が1個おきの間隔をもって
装填され、その後各ケース2に装填された各紅棒3は各
下型5から上方に抜取られた後に、各ケース2と共にケ
ース差し具60Aによって第20図に示す如く矢示H方向に
回動して反転され、各ケース2のつまり部2Aを下側にし
た状態で後述する移送装置61の移送台63上に受渡され
る。そして、前記装填、抜取り工程を2度繰返すことに
よって、合計16個の紅棒3が各ケース2と共に移送装置
61へと順次受渡されるようになっている。
次に、61はケース装填装置60により各紅棒3が装填され
た各ケース2を第2の搬送ライン67へと移送する移送装
置を示し、該移送装置61は第19図ないし第24図に示す如
く、第2の搬送ライン67から第1の搬送ライン12に向け
て伸びるガイドレール62と、該ガイドレール62に沿って
リニアアクチュエータ64Aにより矢示J方向に往復動
し、移送台63をロータリアクチュエータ64Bにより矢示
K方向に180度回動させる移送機構64とから大略構成さ
れ、移送台63には各ケース2のつまみ部2Aがケース差し
具60Aによって載置される8個の凹部63A,63A,…が形成
されている。そして、該移送装置61は移送台63の各凹部
63A内に載置された各ケース2を紅棒3と共に矢示K方
向に180度反転させつつ、第2の搬送ライン67に向けて
矢示J方向に移送し、第22図に示す如く後述する受渡し
装置65の挟持具66に受渡すようになっている。
65は移送装置61の一部をなし、第2の搬送ライン67の途
中に設けられた受渡し装置を示し、該受渡し装置65はエ
アシリンダ等で上,下に昇降する挟持具66を備え、移送
台63と共に各ケース2が第2の搬送ライン67に移送され
てくるときに、該挟持具66を第21図に示す如く予め上昇
させ、各ケース2が移送台63と共に後述のケース載置台
68上に配置されたときに、挟持具66を第22図に示す如く
降下させ、該挟持具66によって移送台63上の各ケース2
を挟持させる。そして、該挟持具66は各ケース2を挟持
した状態で第23図に示す如く再び上昇し、該各ケース2
を移送台63から取出した後に、移送台63がケース装填装
置60側へと矢示K方向に反転しつつ、矢示J方向に移送
されるのを許すようになっている。その後、該挟持具66
は再び降下して各ケース2のつまみ部2Aをケース載置台
68上に載置させ、該ケース載置台68に各ケース2を受渡
した後に、第24図に示す如く再び上昇されるようになっ
ている。
次に、67は第1の搬送ライン12から離間して配設され、
容器載置台としてのケース載置台68を閉ループをなして
搬送する第2の搬送ラインを示し、該搬送ライン67はケ
ース載置台68を矢示L方向に搬送し、該ケース載置台68
には各ケース2のつまみ部2Aを載置すべく合計8個の凹
部68A,68A,…が形成されている。そして、該ケース載置
台68は受渡し装置65の挟持具66下側でストッパ69により
一時的に停止され、該挟持具66から各ケース2が各凹部
68A内に載置されるのを待機するようになっている(第2
4図参照)。そして、ケース載置台68上に各ケース2が
載置されると、ストッパ69が搬送ライン67から後退し、
該ケース載置台68は各ケース2と共に搬送ライン67によ
って矢示L方向に搬送される。また、搬送ライン67の途
中には該搬送ライン67の各角隅部に位置してターンテー
ブル67A,67A,…が設けられ、該ターンテーブル67Aは各
ケース載置台68を略90度その搬送方向を変えつつ下流側
に円滑に搬送させるようになっている。
70は受渡し装置65の下流側に位置して搬送ライン67の下
流側に設けられた紅棒予熱装置を示し、該予熱装置70は
搬送ライン67の途中部分を囲むようなトンネル状建屋を
備え、ケース載置台68上で各ケース2から繰出されてい
る各紅棒3にヒータ(図示せず)等から、例えば50〜60
℃程度の温風を送り、該各紅棒3を、例えば35〜40℃程
度まで予熱するようになっている。これにより、前記冷
却装置30によって強制冷却され固形化された各紅棒3は
表面に結露した水分が予熱によって蒸発し、次工程での
フレーミング時に紅棒3に水分付着による「むら」の発
生等を防止するようになっている。
71は紅棒予熱装置70の下流側に位置して搬送ライン67の
途中に設けられたフレーミング装置を示し、該フレーミ
ング装置71は搬送ライン67の途中部分を囲むようなトン
ネル状建屋を備え、その内部には搬送ライン67の左,右
両側に位置してガスバーナ(図示せず)が設けられてい
る。そして、該フレーミング装置71は各ガスバーナから
ケース載置台68上の各紅棒3に向けて火炎を当てること
により、該各紅棒3の表面に全周に亘りつや出しを行う
ようになっている。かくして、金型4により成型された
ままの各紅棒3はその表面が滑らかになって、光沢が与
えられ、商品価値が高められる。
72はフレーミング装置71の下流側に位置して搬送ライン
67の途中に設けられた繰下げ装置を示し、該繰下げ装置
72はフレーミング装置71によりフレーミングされた各紅
棒3を中皿2Dと共にケース2内に自動的に繰下げる構成
となっている。ここで、該繰下げ装置72は第25図,第26
図に示す如く搬送ライン67に沿って伸長し、壁部73Aと
屋根部73Bとからなる逆L字形状の枠体73と、該枠体73
の位置に各ケース2がケース載置台68と共に搬送されて
きたときに、該ケース載置台68を所定位置で停止させる
ストッパ(図示せず)と、このストッパで停止されたケ
ース載置台68上で、合計8個の各ケース2のつまみ部2A
を左,右両側から挟持すべく、該各つまみ部2Aに対応す
る高さ位置で搬送ライン67の左,右両側に配設され、エ
アシリンダ(図示せず)等によって矢示M方向に押動さ
れる一対の挟持板74,74と、枠体73の屋根部73B上に矢示
L方向に沿って8個列設され、左,右一対の出力軸75A,
75Aを矢示N方向に回転駆動するロータリアクチュエー
タ75,75,…と、該各ロータリアクチュエータ75の各出力
軸75Aにスプリングジョイント76,76,…を介して連結さ
れ、左,右に8個ずつ合計16個配設された回転軸77,77,
…と、該各回転軸77の途中部分を回転可能に指示し、該
各回転軸77を矢示M方向に押動することにより、後述の
各ローラ80を各ケース2のスリーブ2Bに摺接させる一対
の軸支持板78,78と、各回転軸77の下端側に設けられ、
常時は該各回転軸77からの回転力を各ローラ80に伝え、
該各ローラ80に所定値以上のトルクが作用したときに前
記回転力の伝達を解除するクラッチ79,79,…と、各回転
軸77の下端側に該各クラッチ79を介して設けられ、各ケ
ース2のスリーブ2Bに摺接して、各ケース2内に中皿2D
と共に各紅棒3を繰下げるべく、該各ケース2のスリー
ブ2Bを繰下げ方向に回転させるゴム製のローラ80,80,…
とから大略構成されている。
そして、該繰下げ装置72は各ケース2がケース載置台68
と共に搬送されてくる度毎に、ストッパによってケース
載置台68を所定位置で停止させつつ、各ケース2のつま
み部2Aを各挟持板74で挟持し、各ローラ80をロータリア
クチュエータ75で矢示N方向に駆動し、各スリーブ2Bを
つまみ部2Aに対して回転させることにより、各紅棒3を
各ケース2内に繰下げる。また、各紅棒3が各ケース2
内への完全に繰下げられると、各ローラ80には所定値以
上のトルクが作用するから、各クラッチ79が解除され、
各ローラ80の回転は停止する。そして、該各紅棒3の繰
下げが完了すると、各挟持板74および軸支持板78は矢示
M方向とは逆向きに後退し、ストッパが解除されて、各
ケース2は紅棒3が繰下げられた状態でケース載置台68
と共に搬送ライン67によって下流側に搬送される。な
お、81は繰下げ装置72の上流側に配設された検査台で、
該検査台81はフレーミング後の各紅棒3に所望の光沢等
が与えられているか否かを検査するたものものである。
さらに、82は繰下げ装置72の下流側に位置して搬送ライ
ン67の途中に設けられた蓋掛け装置を示し、該蓋掛け装
置82は第27図に示す如く、第1アーム82A,第2アーム82
B,第3アーム82Cからなり、X,Y,Z軸の3軸方向に駆動さ
れる蓋掛けロボットにより構成され、第3アーム82Cの
先端側にはロータリアクチュエータ82Dにより矢示P方
向に回動される把持具83が設けられている。そして、該
把持具83は把持部83A,83A,…間で、例えば8個の蓋体8
4,84,…をパレット85上から把持しつつ取出し、該各蓋
体84を矢示P方向に回動すると共に、X,Y,Z軸方向に移
送して、ケース載置第68上で各紅棒3が繰下げられた各
ケース2のスリーブ2Bに各蓋体84を第28図に示す如く被
嵌させるようになっている。この場合、ケース載置第68
は搬送ライン67の途中位置に配設されたエアシリンダ等
からなるストッパ86によって停止され、蓋掛け装置82に
よる各ケース2への各蓋体84の蓋掛けが完了するまで図
示の位置に待機する。
そして、ケース載置台68で各蓋体84が蓋掛けされた各ケ
ース2は第29図に示す如く各蓋体84と共に蓋掛け装置82
によってケース載置台68上から取出された後に、再びX,
Y,Z軸方向に第27図に示すパレット85に向けて移送さ
れ、把持具83を矢示P方向に回動させつつ、パレット85
上に順次配列される。その後、把持具83は次なる8個の
蓋体84,84,…を前述の場合と同様に取出し、これらの各
蓋体84を次なる各ケース2に蓋掛けを行い、こららの作
業を自動的に繰返す。また、ストッパ86はケース載置台
68が各ケース2と共に矢示L方向に搬送されてくる度毎
に搬送ライン67上に進退し、蓋掛けの完了後にケース載
置台68を下流側へと搬送させる。
本実施例による口紅1の自動製造装置は上述の如き構成
を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、搬送ライン12上では各金型4が矢示C方向に順次
搬送され、金型閉め装置51で各上型7が各下型5上に閉
められた状態の金型4は金型予熱装置13で所定温度まで
予熱された後に、金型洗浄装置14でエア洗浄され、充填
装置20へと搬送される。そして、該充填装置20により金
型4の各型部8内にはバルク21が定量充填された後に、
該バルク21は金型4の上方から温風パイプ29により温風
が吹付けられつつ、冷却装置30に搬送されて冷却固形化
され、各型部8内で紅棒3として成型される。その後、
該各紅棒3は金型開け装置36で金型4の各上型7が開け
られることにより、各下型5上に基端側が露出(突出)
した状態におかれ、隙間開け装置45により各下型5に微
少隙間Sを形成して該各下型5から抜取り可能に離型さ
れる。
次に、これらの各紅棒3は隙間開け装置45の位置で仮金
型4と共に待機され、ケース装填装置60により中皿2Dが
予め繰上げられた状態にある各ケース2に装填されて、
金型4から抜取られる。そして、各紅棒3が装填された
各ケース2は移送装置61により第2の搬送ライン67に受
渡し装置65を介して移動され、該搬送ライン67で矢示L
方向に搬送されるケース載置台68上にそれぞれつまみ部
2Aを下側にして載置される。また、前記隙間開け装置45
の位置で各紅棒3が抜取られた金型4は第1の搬送ライ
ン12により矢示C方向に搬送され、金型閉め装置51で各
上型7が各下型5上に再び閉められる。
一方、前記移送装置61により第2の搬送ライン67上のケ
ース載置台68に移送された各ケース2はそれぞれ紅棒3
を繰出した状態で紅棒予熱装置70に搬送され、フレーミ
ング処理の前処理として、各紅棒3の表面に結露した水
分を蒸発させるべく予熱され、フレーミング装置71へと
搬送される。そして、該フレーミング装置71では各紅棒
3に火炎を当ててその表面に均一化し、光沢等が付与さ
れ、商品価値を向上させ、検査台81の位置で検査員によ
りフレーミング処理が正常に行われているか否かを検査
する。
そして、検査台81の位置を通過した各ケース2はケース
載置台68上で繰下げ装置72により各紅棒3が繰下げら
れ、各ケース2内に、完全に繰入れられた状態で蓋掛け
装置82の位置に搬送され、該蓋掛け装置82により各蓋体
84が蓋掛けされつつ、該各蓋体84と共にパレット85上に
配送され、完成品として包装工程(図示せず)に移送さ
れる。また、蓋掛け装置82の位置で各ケース2が取出さ
れたケース載置台68は搬送ライン67により下流側に搬送
され、再び受渡し装置65の位置でそれぞれ紅棒3が装填
された各ケース2が載置されるようになり、搬送ライン
67により順次矢示L方向に搬送される。
かくして、本実施例によれば、金型4を用いた各紅棒3
の成型工程および各紅棒3の金型4からの抜取り、各ケ
ース2への装填工程を第1の搬送ライン12上で連続して
自動的に行うことができ、各紅棒3が装填された各ケー
ス2を移送装置61により第2の搬送ライン67上に自動移
送できる上に、該搬送ライン67上で各紅棒3のフレーミ
ング、各ケース2内への繰下げ、各紅棒3を繰下げた各
ケース2への蓋掛け、およびパレット85への完成品とし
ての各口紅1の配列を連続して自動的に行うことがで
き、口紅1を完全に自動化して製造できる。
従って、それぞれの工程間での人手による作業を従来技
術の如く行う必要がなくなり、製造工程全体を大幅に省
力化でき、作業性を向上できる上に、例えば紅棒3に指
等が触れる可能性を排除でき、商品価値を高めうる等、
種々の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り本発明によれば、第1の搬送ラインで
閉ループをなして金型を搬送しつつ、各棒状化粧料の成
型、抜取り、繰出し容器への装填を連続して自動的に行
うことができ、装填した棒状化粧料を繰出し容器と共
に、第2の搬送ラインに自動移送して、フレーキング、
繰下げ、蓋掛けを第2の搬送ライン上で連続して自動的
に行うことができ、全体の製造工程を自動化して作業性
を大幅に向上できる上に、省力化、合理化等を図ること
ができ、人手による作業を大幅に排除できる等、種々の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す口紅の縦断面図、第2図
は金型の斜視図、第3図は各上型を開いた状態を示す金
型の斜視図、第4図は第2図中の矢示IV−IV方向断面
図、第5図は第2図中の矢示V−V方向断面図、第6図
は製造装置を示す全体斜視図、第7図は金型洗浄装置お
よび充填装置を示す斜視図、第8図は充填装置を示す斜
視図、第9図は第8図と異なる位置で金型を停止させた
状態を示す充填装置の斜視図、第10図は第7図中の矢示
X−X方向拡大断面図、第11図は冷却装置を示す縦断面
図、第12図は金型開き装置の斜視図、第13図は各上型を
開いた状態を示す金型開き装置の斜視図、第14図は隙間
開け装置を示す斜視図、第15図は各下型に微少隙間を開
けた状態を示す隙間開け装置の斜視図、第16図はケース
供給装置およびケース搬送装置を示す斜視図、第17図は
ケース搬送装置およびケース装填装置等を示す斜視図、
第18図はケース搬送装置からケース装填装置に各ケース
を受渡す状態を示す斜視図、第19図は各ケースの装填状
態を示すケース装填装置の斜視図、第20図は各紅棒を各
ケースに装填して移送装置に受渡す状態を示すケース装
填装置および移送装置の斜視図、第21図は各ケースを移
送装置に受渡した後の状態を示す第20図と同様の斜視
図、第22図は移送装置および受渡し装置の斜視図、第23
図は受渡し装置に各ケースを受渡した状態を示す第22図
と同様の斜視図、第24図は第2の搬送ラインに各ケース
を移送した状態を示す受渡し装置等の斜視図、第25図は
繰下げ装置を示す一部破断の斜視図、第26図は繰下げ装
置の要部を拡大して示す縦断面図、第27図は蓋掛け装置
の斜視図、第28図は各ケース上に蓋体を被嵌した状態を
示す蓋掛け装置の斜視図、第29図は蓋掛け後に各ケース
をケース載置台から取出した状態を示す蓋掛け装置の斜
視図である。 1……口紅(棒状化粧品)、2……ケース(繰出し容
器)、3……紅棒(棒状化粧料)、4……金型、5……
下側、5A,7A……衝合面、7……上型、8……型部、8A,
8B……凹部、9,10……ピン、12……第1の搬送ライン、
12A……搬送ローラ、12B……搬送ベルト、12C……ター
ンテーブル、13……金型予熱装置、14……金型洗浄装
置、20……充填装置、21……バルク(化粧料原液)、22
……ホッパ、23……充填機、26……充填ノズル、29……
温風パイプ(送風装置)、30……冷却装置、36……金型
開き装置、41……回動アーム、45……隙間開け装置、50
……プッシュロッド、51……金型閉め装置、54……ケー
ス搬送装置、55……ケース供給装置、59……繰上げ装
置、60……ケース装填装置、61……移送装置、63……移
送台、65……受渡し装置、67……第2の搬送ライン、68
……ケース載置台、70……紅棒予熱装置、71……フレー
ミング装置、72……繰下げ装置、82……蓋掛け装置、84
……蓋体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衝合面に沿って接離可能に形成された一対
    の下型上に一対の上型を開閉可能に設け、該各上型およ
    び各下型間に棒状化粧料成型用の複数の型部を形成して
    なる金型と、該金型を閉ループをなして搬送する第1の
    搬送ラインと、該第1の搬送ラインから離間し、棒状化
    粧料用の複数の繰出し容器が載置される容器載置台を閉
    ループをなして搬送する第2の搬送ラインとを備え、 前記第1の搬送ラインの途中には、予め閉められた状態
    で搬送されてくる前記金型を一時的に停止させ、該金型
    内で複数の棒状化粧料を成型すべく該金型の各型部内に
    化粧料原液を充填する充填装置と、該充填装置の下流側
    に位置し、前記金型の各型部内に充填された化粧料原液
    を棒状化粧料として固形化すべく冷却する冷却装置と、
    該冷却装置の下流側に位置し、前記第1の搬送ラインで
    搬送されてくる金型を一時的に停止させ、前記各棒状化
    粧料の基端側を露出させるべく、前記金型の各下型上か
    ら各上型を自動的に開く金型開き装置と、該金型開き装
    置の下流側に位置し、前記第1の搬送ラインで搬送され
    てくる金型を一時的に停止させ、前記各棒状化粧料を金
    型の各下型から離型させるべく、該金型の各下型を衝合
    面に沿って僅かに離間させる隙間開け装置と、該隙間開
    け装置により金型から離型された各棒状化粧料の基端側
    に、複数の繰出し容器を把持しつつそれぞれの中皿を装
    填し、該各繰出し容器と共に各棒状化粧料を金型から抜
    取る容器装填装置とを配設し、 該容器装填装置と第2の搬送ラインとの間には該容器装
    填装置により各棒状化粧料が装填された各繰出し容器を
    前記第2の搬送ラインで搬送されてくる容器載置台上に
    移送する移送装置を設け、 さらに、前記第2の搬送ラインの途中には、該移送装置
    により容器載置台上に移送され、各繰出し容器から繰出
    された状態の各棒状化粧料にフレーミングを行うフレー
    ミング装置と、該フレーミング装置の下流側に位置し、
    前記各棒状化粧料を中皿と共に各繰出し容器内に繰下げ
    る繰下げ装置と、該繰下げ装置の下流側に位置し、前記
    各棒状化粧料を繰下げた状態の各繰出し容器に蓋体を取
    付ける蓋掛け装置とを配設する構成としてなる棒状化粧
    品の自動製造装置。
  2. 【請求項2】前記第1の搬送ラインの途中には、前記隙
    間開け装置と充填装置との間に位置し、前記金型開き装
    置によって開かれた金型の各上型を再び各下型上に自動
    的に閉める金型閉め装置と、該金型閉め装置と充填装置
    との間に位置し、前記金型を予熱する金型予熱装置と、
    前記充填装置と冷却装置との間に位置し、前記金型の各
    型部内に充填された化粧料原液に上方から温風を吹付け
    る送風装置とを備えてなる請求項(1)に記載の棒状化
    粧品の自動製造装置。
  3. 【請求項3】前記第1の搬送ラインと第2の搬送ライン
    との間には、前記各棒状化粧料を装填すべき複数の繰出
    し容器を前記隙間開け装置の近傍に搬送し、該各繰出し
    容器を前記容器装填装置によって把持させる容器搬送装
    置を設け、該容器搬送装置の途中には前記各繰出し容器
    の中皿を自動的に繰上げる繰上げ装置を設けてなる請求
    項(1)または(2)に記載の棒状化粧品の自動製造装
    置。
JP10141890A 1990-04-17 1990-04-17 棒状化粧品の自動製造装置 Expired - Fee Related JPH0783724B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141890A JPH0783724B2 (ja) 1990-04-17 1990-04-17 棒状化粧品の自動製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10141890A JPH0783724B2 (ja) 1990-04-17 1990-04-17 棒状化粧品の自動製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03297406A JPH03297406A (ja) 1991-12-27
JPH0783724B2 true JPH0783724B2 (ja) 1995-09-13

Family

ID=14300163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10141890A Expired - Fee Related JPH0783724B2 (ja) 1990-04-17 1990-04-17 棒状化粧品の自動製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0783724B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475975Y1 (ko) * 2013-11-29 2015-01-21 (주)아모레퍼시픽 파운데이션 용기에 수용되는 내용기 뚜껑 개방장치
KR200477194Y1 (ko) * 2013-11-29 2015-05-18 (주)아모레퍼시픽 립스틱 용기 공급 및 성형된 립스틱 용기의 배출장치
KR102336066B1 (ko) * 2020-06-08 2021-12-07 코스맥스 주식회사 입체 형상의 화장품 제조 장치

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6663818B2 (en) * 2000-08-09 2003-12-16 Conopco, Inc. Lipstick machine
JP4780590B2 (ja) * 2007-02-15 2011-09-28 株式会社Kec 軸状物用包装装置
ITUB201570270U1 (it) 2015-09-18 2017-03-18 Cmi Eng S R L Macchina per produrre prodotti cosmetici o medicinali per esempio in stick.
CN106175033B (zh) * 2016-08-31 2023-05-05 杭州孔凤春化妆品有限公司 一种全自动口红填充机
EP3311972A1 (de) * 2016-10-18 2018-04-25 Weckerle GmbH Adiabatische kühlung von giessformen
CN107467860B (zh) * 2017-09-14 2023-06-02 苏州艾卡乐自动化科技有限公司 一种实验室全硅胶模口红打样机器及打样方法
KR101954337B1 (ko) * 2017-12-13 2019-03-05 주식회사 엠씨맥스 립스틱 성형물의 이형장치
CN108100977A (zh) * 2018-01-17 2018-06-01 共聚生化科技(昆山)有限公司 全自动化妆品灌装生产线及其灌装方法
KR102187873B1 (ko) * 2019-03-18 2020-12-07 정하일 이종의 스틱형 화장품 충전 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475975Y1 (ko) * 2013-11-29 2015-01-21 (주)아모레퍼시픽 파운데이션 용기에 수용되는 내용기 뚜껑 개방장치
KR200477194Y1 (ko) * 2013-11-29 2015-05-18 (주)아모레퍼시픽 립스틱 용기 공급 및 성형된 립스틱 용기의 배출장치
KR102336066B1 (ko) * 2020-06-08 2021-12-07 코스맥스 주식회사 입체 형상의 화장품 제조 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03297406A (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0783724B2 (ja) 棒状化粧品の自動製造装置
US5533562A (en) Method and system for semiliquid die casting high performance mechanical components from rheocast ingots
JP3360297B2 (ja) ゼラチンコーテイング錠剤用装置のための排出および配置転換システム
NZ250664A (en) Dip coating tablets; vacuum chamber containing plate loaded with tablets raised and lowered from tank containing coating material
JPH034370B2 (ja)
JPS59174158A (ja) ゼラチン硬カプセルのボデ−とキヤツプとのシ−ル方法及びその装置
JPS6040368B2 (ja) ピ−スの2軸延伸ブロ−成形機への供給装置
US2731668A (en) Dipping machine for forming rubber articles
TWI453847B (zh) 用於供應及卸放具有電子元件之載具之方法及裝置
JP2749771B2 (ja) 容器の蓋掛け装置
JPH0241216A (ja) スラッシュ成形装置
JPH0715736U (ja) 成型金型の水滴除去装置
US1914740A (en) Bench for pottery molds
JPS6047219B2 (ja) 硝子瓶にブル−ム処理を施す方法
JPH04136686A (ja) 連続焼成装置
JP2613133B2 (ja) 鋳造工場のコアとモールドの搬送装置
JPS63132012A (ja) ワ−ク投入、取り出しロボツト装置
JP3638991B2 (ja) 成形装置
JP2528019B2 (ja) 粉体塗装システム
JP2854818B2 (ja) 棒状化粧料成型用金型
JPH0314324Y2 (ja)
JPH03146256A (ja) 移載切断装置
JPS62118956A (ja) インサ−ト金具を有する製品の鋳造装置
JPS61108504A (ja) ロクロの移動装置
JPS63166461A (ja) 粉体塗装装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees