JP2004501043A - レール/道路組合せ輸送用貨車の鉄道用運搬構造物のための持ち上げおよび旋回駆動の装置 - Google Patents
レール/道路組合せ輸送用貨車の鉄道用運搬構造物のための持ち上げおよび旋回駆動の装置 Download PDFInfo
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Abstract
鉄道用運搬構造物(6)の付いたレール/道路組合せ輸送の貨車用の持ち上げおよび旋回駆動の装置には、少なくとも一つの上昇手段と、少なくとも一つのモーター駆動の回/輪転手段(20)または(21)があり、それらが地面で、車両積み荷の鉄道用運搬構造物(6)の少なくとも一端の下面にある支持および回転の少なくとも一つの走路/軌道(11)と、支持、持ち上げ、そして回転を行うような接触をする。本発明は、レール/道路組合せ輸送の分野における資材メーカーに関係する。
Description
【0001】
本発明は、レール/道路組合せ輸送用貨車の車両積み荷を運搬する旋回式の鉄道用構造物のための持ち上げおよび旋回駆動の装置に関するものである。
【0002】
車両積み荷を運搬する旋回式の鉄道用構造物付きのレール/道路組合せ輸送用貨車は、その大部分が、内部モーター機構を用いるものであり、それにより旋回式の鉄道用運搬構造物を旋回駆動することを確実にする。
【0003】
それは一般的には、積んだ状態で使えるエネルギーを利用する貨車に固有の、積荷の単純な手段である。
【0004】
この点で言及できるのは、BEHRENS名義のPCT公報第8102142号である。
【0005】
これら従来の解決法にはまた、減速や連結の機関も備えられており、それにより機械的動力源の回転運動を旋回運動に変換する。
【0006】
これらの解決法には、複数の重大な不都合がある。
【0007】
その第一は、大きなものではあり得ない積載エネルギーの消費に関するものであり、そのことから、設備の不十分なモーター駆動のために、操作における遅さをもたらす。更にこのエネルギー消費は、積載した他の機器、特に安全性に関係する機器に不利益をもたらす。
【0008】
その第二は、これら機構の費用に関するものである。システムがその機構を必要とするのは、貨車ごとに少なくとも一機であり、それは他の貨車で再利用することができないものである。
【0009】
第三の不都合は、旋回操作の振幅に関するものである。実際、従来の装置のいずれもが、鉄道用運搬構造物の両端を全て空けておくことができず、その結果、旋回運動においてより大きな振幅にいたることができない。この旋回運動の振幅の大きさは、操作における快適さを条件付けるものであり、またまさにそのことによって、操作の能率、安全性および早さを条件付ける。
【0010】
最後の不都合は、それが貨車のメンテナンスの大きな過徴費用につながる、これら機構の特殊な保守に関するものである。
【0011】
本発明は、よく融通の効く使い方はそのままにして、これら全ての不都合を同時に改善することを目的とするものである。
【0012】
そのため、本発明が対象とするのは、レール/道路組合せ輸送の範囲内における、車両積み荷を運搬する鉄道用構造物の持ち上げおよび旋回駆動の組み合わされた装置である。
【0013】
本装置を特徴づけるのは、少なくとも一つの上昇手段と少なくとも一つのモーター駆動の回転手段であり、それらが地面に設置されて、鉄道用運搬構造物の少なくとも一端の下面の少なくとも一つの区域と、支持、持ち上げ、そして旋回駆動の回転で接触するようになり、それにより鉄道用運搬構造物の中あるいは外で、車両積み荷の積み込み/荷卸しをする作業のために、少なくともこの端部を旋回移動させるようにする。
【0014】
本発明の他の特徴と利点は、例として添付図面を参照する、以下の説明において明らかとなっていく:
・図1は、線路上の持ち上げ装置とホーム上のモーター駆動の支持ローラーを示す、積み込み/荷卸し作業場所の概略図である。
・図2は、斜め上から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
・図3は、斜め下から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
・図4は、本発明による装置、支持および回転の走路を示す透視図であるが、貨車の運搬構造物の端部と、本発明による装置のモーター駆動で、ローラーが持ち上がり、かつ回転して接触するところを概略的に示しているものである。
・図5から8は、動作の様々な局面を示す図である:
・休止状態で収納された低い位置(図5)
・荷重なしでの上昇運動(図6)
・貨車の下面との接触(図7)
・荷重ありの上昇運動(図8)
・図9は、端部の台の保持装置を示した、図8に対応する概略図である。
【0015】
以下に記載する持ち上げ装置は、鉄道用運搬構造物の降下も行うものであるので、上げ−降し装置との呼称がより完全であるかもしれない。重苦しさを避け、また簡潔化を旨として、この機能については、以後は単に持ち上げ装置とのみ呼ぶにとどめよう。それはまた、鉄道用運搬構造物を旋回駆動させることを保証することにもなる。
【0016】
図1を参照すると、持ち上げと旋回駆動を組み合わせた装置1が備えられているが、それは、線路2の両側に展開する積み込み/荷卸しの二つのホーム3および4を有する鉄道線路2に設置するためのものである。装置1を取り付けるのは、好ましくは図1にその全体が示された積み込み/荷卸しの作業場所5の二本のレールの間である。貨車のタイプによっては、図1に示された作業場所で用いられる貨車と同様に、1のような二つの持ち上げ装置を、鉄道用運搬構造物6の両端のそれぞれに一つ備えておく必要があることが明らかになったであろう。実際、示された場合においては、この運搬構造物は、その両端を同時に持ち上げられ、そして図示されていない中央の旋回の中心の周りを旋回させられる。それが示し得るのは、端部の旋回の中心の周りでの旋回である。
【0017】
簡潔化の理由から、持ち上げおよび旋回駆動の二つの装置1は、同じであることから、以後は、一つの装置についてのみ説明する。
【0018】
この装置1を補完するのは一連の複数のローラーであり、該ローラーは例えば、ホーム3と4のそれぞれに取り付けられた三つのローラーの二列7および8などの運搬するもの、そして好ましくは駆動するもので、それにより、ホームに向けた突出部分がある限界を越えるや否や、その底部で鉄道用運搬構造物6を受け取り、取り戻し、そして場合によっては、しかし必然ではなく、旋回させ続けるようにするのであり、このことは、旋回運動が良好な安定性と安全性に至るようにするためのものである。これらのローラー列7および8のローラーは、ホームの縁から適当な距離を置いて、図1に示されたように、ホームの構造物のくり抜き部分に収納される。該ローラーは、ホームの表面から僅かにはみ出し、それによりホームの突出部分で、運搬構造物の底を再び捕える。好ましくはモーター駆動されたこれらのローラーは、僅かに円錐台形をした回転式の円筒9でそれぞれが形成されており、それによって、滑らないように、一端からもう一端への円周上の速度の差を利用するものである。それぞれの側面は、好ましくは回転金属帯10で覆われており、該金属帯は支持および回転の走路11と接触するようになるが(図4)、該走路は、貨車の鉄道用運搬構造物6の少なくとも一端に専属のものが付いている。該ローラーは、そのローラー軸における回転を回転駆動する電気パワーユニット12を有する。
【0019】
図示されているように、鉄道用運搬構造物6は、それぞれの両端の少なくとも一方の下面に、支持および回転の平坦な走路11を備えており、それは例えば、補充されたプレートであったり、または別の実施態様であったりする。運動の旋回する特徴から、走路11の全体的な形状は湾曲したものであり、その曲率半径は、図4に示されているように、鉄道用運搬構造物6の旋回の中心からそれを隔てる距離に等しいか、あるいはそれに近い。
【0020】
持ち上げおよび旋回駆動の二つの装置の実施例を図示したが、考慮しなければならないのは、本発明は、装置が一つしかない実施例にも関係するものであり、それは例えば、端部に旋回の中心があったり、あるいは貨車の中心からいくらか外れたところにそれがあったりするものである。
【0021】
そのような場合には、持ち上げおよび旋回駆動を組み合わせた装置は以下に説明することになるものとほぼ同一か同等のものであり、それゆえに新しい説明は必要ない。
【0022】
一般的には、本発明による持ち上げおよび旋回駆動の装置が呈するのは、積み込み/荷卸しのためのスペースで二本のレールの間の位置に鉄道線路2に取り付けた機械全体13の形状をしており、該スペースを以後、積み込み/荷卸し作業場所5と呼ぶ。この機械全体13の下部は、地面に対しこのユニットが示す突出部の高さが最小限になるように適合させた穴に収納される。地中に収納された部分は、好ましくは仕切りプレートによって、悪天候や外部からの侵害から保護される。
【0023】
同様に考慮できるのは、線路のレールの間の溝において線路に沿って可動の荷車に機械全体13を取り付けることである。
【0024】
悪天候に対する取り外し可能な保護手段を、上部に備えることも考慮できるが、それは例えば(図示されない)保護カバーである。
【0025】
本発明による装置の機械全体13を、更に、底板にも取り付けて、それにより機械的基礎を、および穴あるいはレールの間に維持するための支えへの取り付けを保証する。簡素化を旨として、後の方の手段は図示していない。
【0026】
本発明による装置1の機械全体13を構成するのは、一方では水平軸15の周りを旋回するケース14である。旋回ケース14は、二つの分岐16と17に、あるいはそれ以上に別れ、それぞれがその端部に、モーター駆動ユニット18と19を有しているが、該ユニットは、共通の横方向の管状部材22を媒介してその間を結合させた、モーター駆動のローラー20と21から形成されている。各モーター駆動のローラー20または21はまた、連結した上下動する支え23および24にも支えられている。横方向の管状部材22が横切るのは、入口の断面がV字型の受け取り部品25でラチェット機構に支えられたスリーブにおける分岐16および17の端部である。連結した上下動する支え23および24のそれぞれは、上昇ジャッキ26と27のそれぞれの駆動軸に接続されており、その本体が旋回して取り付けられているのは、補完支え30および31のそれぞれにおいて変形可能な軸受け付きの軸28および29の周りであり、該補完支えは例えば、32および33のような二つの平行なカバーで形成されており、それらカバーには、側面のずれを吸収できる可能性が与えられている。
【0027】
そのような上昇ジャッキ26および27は、連結された支えにおいて、それぞれ上に向かって押し上げるよう作用するが、該支えはモーター駆動のローラーユニットを有し、それによりその上昇運動が同時に引き起こされる。
【0028】
モーター駆動のローラー20および21は、既に説明したものと同タイプであるが、それはホームに位置するローラーの列を形成しているからである。該ローラーを構成しているのは、やや円錐台形の回転する金属帯10で覆われた回転する円筒9それぞれである。該ローラーは、運搬構造物6の旋回の中心に対して放射状に縦方向の軸に取り付けられ、該構造物の旋回の中心の周りで、電気駆動モーター12の作用で回転が発生する。それらの配置は、運搬構造物6の旋回の中心に向かって、やや収束するような方向で配置されるが、我々の例においては中央の位置が選択されている。この配置では、この運搬構造物6を持ち上げの接触や旋回駆動の運動の際にも、横方向の横滑りの危険性を回避することができる。
【0029】
これらのモーター駆動のローラー20および21は、始めのうちは、支持および回転の走路11と垂直の圧力により接触するようにされているが、該走路は鉄道用運搬構造物の少なくとも一端の下面にあり(図4)、それにより上昇ジャッキの作用で該構造物を持ち上げる。運搬構造物が上昇した後、それらを回転させると、支持および回転の走路上の駆動ローラーにより、鉄道用運搬構造物が旋回駆動させられる。
【0030】
取り戻し機関により、モーター駆動のローラー20および21が、支持および回転の走路11に平らに完全に接触させることができる。この取り戻し機関は、図5から8に、機能を示す一連の断面図により概略的に示されている。
【0031】
早すぎる磨耗を防ぐためには、最後の接近運動と上昇運動は、垂直あるいはほぼ垂直の軌道に沿って確実に行われなければならず、そのようにして、接触時と上昇中に、モーター駆動のローラーのそれぞれと、その走路との間の横滑りを回避する。
【0032】
そのようにするための、ある解決法を以下に説明する。他の同等の解決法も、本発明の範囲内のものである。
【0033】
この変形例においては、旋回ケース14の旋回軸15は、ケースの水平に収納された止位置に対応する出発位置に対して移動可能なものである。その移動により、上昇ジャッキにより引き起こされたほぼ垂直の軌道を得ることが可能になるが、それはケースの端部用、および従って、モーター駆動のローラー用であり、しかもそれは、接近の最終段階および持ち上げに対応する軌道部分上についてである。
【0034】
考慮する手段は、次のようなものである。
【0035】
旋回ケース14の旋回軸15は、例えば二本のリンクロッドにおけるその両端のそれぞれに取り付けられるが、該リンクロッド自体は二次軸34の周りを上下動する。
【0036】
ストロークが無いとき、つまりモーター駆動のローラーが支持および回転の走路と接触する前の、上昇ジャッキの負荷のない圧力の間は、該ローラーには圧力の大きな応力は全く作用しない。上昇ジャッキは単に、モーター駆動のローラーを持ち上げるだけである。ケース14はその旋回軸15の周りを旋回するだけで、該旋回軸は、元の位置に対して固定されたままである(図6と7)。
【0037】
この可動な旋回軸15は、ジャッキに持ち上げられるケースにより斜めに牽引される作用で、前に向かって進む。説明した配置が保証するのは、ケース14の旋回軸15が僅かに移動することで、厳密なレバーの腕を必要なだけ延長することであり、それにより軌道の円弧を、軌道の最終部分でほぼ直線の切片に変形させる(図8および9)。
【0038】
以上に説明した装置の実施形態においては、持ち上げ手段と回転手段とは、同一の機械全体13において組み合わされている。
【0039】
明確にすべきは、持ち上げ手段と回転手段とが組み合わされていない実施例、つまり並置または個別にしたものは、同じ発明の発想に属していることである。
【0040】
持ち上げ運動と回転運動を組み合わせることもおこりうる。いずれにしても、相当する実施例は、本発明の範囲に含まれるものである。
【0041】
したがって、旋回ケースに補完機能を一つ付け加えることができる。含み得るのは、積み込み/荷卸し作業の間の、貨車の対応する端部の台での位置の保持と維持の手段である。この手段を図示しているのが図9であり、ここにおいてケース14の上面が有するのは、V字型の受容およびブロックの構造35であり、該構造において、端部の台本体の下に向かう折り返し37の端部36をブロックし収納するようになる。
【0042】
動作は、以下の全体的な段階を含む。
【0043】
レール/道路組合せ輸送の貨車を、積み込み/荷卸し作業場所5のスペースに一定の範囲をもたせて停止し、それにより例えば積み込みを行う。
【0044】
所定のスペースでの貨車の停止位置は、端部の台の位置に対応しており、該位置を固定する際に、線路上に位置するある装置によって、それぞれ保護されねばならない。これらの装置を、独立した装置であれば起動させる。想定される他の場合では、相対的な位置の維持は、端部の台間の機械的連結、あるいは上記に説明したような持ち上げおよび旋回の一つまたは複数の装置の補完的機能によって、自動的に行われる。
【0045】
したがって、その一つまたは複数の装置を利用して行う。上昇ジャッキを起動させると、それによりモーター駆動のローラー20および21を、鉄道用運搬構造物6の端部の下面の、対応する支持および回転の走路11に向けた接近が可能になる。モーター駆動のローラー20および21は、支持および回転の走路11と穏やかにそして平らに接触するまで持ち上げられるが、それは取り戻し機関の働きによるものである。運搬構造物と端部の台との間の分離可能に結合した連結が解除された後に続くのは、鉄道用運搬構造物の両端、あるいは相当する一端だけで調整された持ち上げ運動である。
【0046】
持ち上げ運動は、二つの部分に分けられる。その第一は、端部の台のサスペンションの弛緩に対応する移動部分に関するものである。その第二は、いわゆる上昇に関するものであり、該上昇が止まるのは、運搬構造物6と端部の台の受容形態との間で両端が分離した僅か後であり、更なる上昇は一般的には僅かなものであるが、それは端部の台上での旋回への障害物がないからである。
【0047】
ついでモーター駆動のローラー20および21を回転させるのは、その専用のモーターであり、それにより貨車本体の旋回式運搬構造物の両端を同じ旋回方向に旋回させるようにするが、それはホーム上のローラー台のモーター駆動される手段の列7と8で、運搬構造物6の両端の対応する隅を取り戻すまでである。
【0048】
旋回が行われるのは、鉄道用運搬構造物の両端が端部の台それぞれから完全に外れるまでであるが、それは鉄道用運搬構造物の両端を外すに十分な振幅の旋回運動、および積み込み/荷卸しの操作における一定のたやすさを得るのに十分な角度の斜めの位置決めによる。
【0049】
その時、積み込みまたは荷卸しを行うことができる。車両積み荷は、例えばそれを移動させるトラクターによるセミトレーラーのための、適切な手段により鉄道用運搬構造物に至る。
【0050】
貨車の閉鎖運動は、逆の方向で行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線路上の持ち上げ装置とホーム上のモーター駆動の支持ローラーを示す、積み込み/荷卸し作業場所の概略図である。
【図2】斜め上から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
【図3】斜め下から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
【図4】本発明による装置、支持および回転の走路を示す透視図であるが、貨車の運搬構造物の端部と、本発明による装置のモーター駆動で、ローラーが持ち上がり、かつ回転して接触するところを概略的に示しているものである。
【図5】休止状態で収納された低い位置を示す図である。
【図6】荷重なしでの上昇運動を示す図である。
【図7】貨車の下面との接触を示す図である。
【図8】荷重ありの上昇運動を示す図である。
【図9】端部の台の保持装置を示した、図8に対応する概略図である。
本発明は、レール/道路組合せ輸送用貨車の車両積み荷を運搬する旋回式の鉄道用構造物のための持ち上げおよび旋回駆動の装置に関するものである。
【0002】
車両積み荷を運搬する旋回式の鉄道用構造物付きのレール/道路組合せ輸送用貨車は、その大部分が、内部モーター機構を用いるものであり、それにより旋回式の鉄道用運搬構造物を旋回駆動することを確実にする。
【0003】
それは一般的には、積んだ状態で使えるエネルギーを利用する貨車に固有の、積荷の単純な手段である。
【0004】
この点で言及できるのは、BEHRENS名義のPCT公報第8102142号である。
【0005】
これら従来の解決法にはまた、減速や連結の機関も備えられており、それにより機械的動力源の回転運動を旋回運動に変換する。
【0006】
これらの解決法には、複数の重大な不都合がある。
【0007】
その第一は、大きなものではあり得ない積載エネルギーの消費に関するものであり、そのことから、設備の不十分なモーター駆動のために、操作における遅さをもたらす。更にこのエネルギー消費は、積載した他の機器、特に安全性に関係する機器に不利益をもたらす。
【0008】
その第二は、これら機構の費用に関するものである。システムがその機構を必要とするのは、貨車ごとに少なくとも一機であり、それは他の貨車で再利用することができないものである。
【0009】
第三の不都合は、旋回操作の振幅に関するものである。実際、従来の装置のいずれもが、鉄道用運搬構造物の両端を全て空けておくことができず、その結果、旋回運動においてより大きな振幅にいたることができない。この旋回運動の振幅の大きさは、操作における快適さを条件付けるものであり、またまさにそのことによって、操作の能率、安全性および早さを条件付ける。
【0010】
最後の不都合は、それが貨車のメンテナンスの大きな過徴費用につながる、これら機構の特殊な保守に関するものである。
【0011】
本発明は、よく融通の効く使い方はそのままにして、これら全ての不都合を同時に改善することを目的とするものである。
【0012】
そのため、本発明が対象とするのは、レール/道路組合せ輸送の範囲内における、車両積み荷を運搬する鉄道用構造物の持ち上げおよび旋回駆動の組み合わされた装置である。
【0013】
本装置を特徴づけるのは、少なくとも一つの上昇手段と少なくとも一つのモーター駆動の回転手段であり、それらが地面に設置されて、鉄道用運搬構造物の少なくとも一端の下面の少なくとも一つの区域と、支持、持ち上げ、そして旋回駆動の回転で接触するようになり、それにより鉄道用運搬構造物の中あるいは外で、車両積み荷の積み込み/荷卸しをする作業のために、少なくともこの端部を旋回移動させるようにする。
【0014】
本発明の他の特徴と利点は、例として添付図面を参照する、以下の説明において明らかとなっていく:
・図1は、線路上の持ち上げ装置とホーム上のモーター駆動の支持ローラーを示す、積み込み/荷卸し作業場所の概略図である。
・図2は、斜め上から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
・図3は、斜め下から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
・図4は、本発明による装置、支持および回転の走路を示す透視図であるが、貨車の運搬構造物の端部と、本発明による装置のモーター駆動で、ローラーが持ち上がり、かつ回転して接触するところを概略的に示しているものである。
・図5から8は、動作の様々な局面を示す図である:
・休止状態で収納された低い位置(図5)
・荷重なしでの上昇運動(図6)
・貨車の下面との接触(図7)
・荷重ありの上昇運動(図8)
・図9は、端部の台の保持装置を示した、図8に対応する概略図である。
【0015】
以下に記載する持ち上げ装置は、鉄道用運搬構造物の降下も行うものであるので、上げ−降し装置との呼称がより完全であるかもしれない。重苦しさを避け、また簡潔化を旨として、この機能については、以後は単に持ち上げ装置とのみ呼ぶにとどめよう。それはまた、鉄道用運搬構造物を旋回駆動させることを保証することにもなる。
【0016】
図1を参照すると、持ち上げと旋回駆動を組み合わせた装置1が備えられているが、それは、線路2の両側に展開する積み込み/荷卸しの二つのホーム3および4を有する鉄道線路2に設置するためのものである。装置1を取り付けるのは、好ましくは図1にその全体が示された積み込み/荷卸しの作業場所5の二本のレールの間である。貨車のタイプによっては、図1に示された作業場所で用いられる貨車と同様に、1のような二つの持ち上げ装置を、鉄道用運搬構造物6の両端のそれぞれに一つ備えておく必要があることが明らかになったであろう。実際、示された場合においては、この運搬構造物は、その両端を同時に持ち上げられ、そして図示されていない中央の旋回の中心の周りを旋回させられる。それが示し得るのは、端部の旋回の中心の周りでの旋回である。
【0017】
簡潔化の理由から、持ち上げおよび旋回駆動の二つの装置1は、同じであることから、以後は、一つの装置についてのみ説明する。
【0018】
この装置1を補完するのは一連の複数のローラーであり、該ローラーは例えば、ホーム3と4のそれぞれに取り付けられた三つのローラーの二列7および8などの運搬するもの、そして好ましくは駆動するもので、それにより、ホームに向けた突出部分がある限界を越えるや否や、その底部で鉄道用運搬構造物6を受け取り、取り戻し、そして場合によっては、しかし必然ではなく、旋回させ続けるようにするのであり、このことは、旋回運動が良好な安定性と安全性に至るようにするためのものである。これらのローラー列7および8のローラーは、ホームの縁から適当な距離を置いて、図1に示されたように、ホームの構造物のくり抜き部分に収納される。該ローラーは、ホームの表面から僅かにはみ出し、それによりホームの突出部分で、運搬構造物の底を再び捕える。好ましくはモーター駆動されたこれらのローラーは、僅かに円錐台形をした回転式の円筒9でそれぞれが形成されており、それによって、滑らないように、一端からもう一端への円周上の速度の差を利用するものである。それぞれの側面は、好ましくは回転金属帯10で覆われており、該金属帯は支持および回転の走路11と接触するようになるが(図4)、該走路は、貨車の鉄道用運搬構造物6の少なくとも一端に専属のものが付いている。該ローラーは、そのローラー軸における回転を回転駆動する電気パワーユニット12を有する。
【0019】
図示されているように、鉄道用運搬構造物6は、それぞれの両端の少なくとも一方の下面に、支持および回転の平坦な走路11を備えており、それは例えば、補充されたプレートであったり、または別の実施態様であったりする。運動の旋回する特徴から、走路11の全体的な形状は湾曲したものであり、その曲率半径は、図4に示されているように、鉄道用運搬構造物6の旋回の中心からそれを隔てる距離に等しいか、あるいはそれに近い。
【0020】
持ち上げおよび旋回駆動の二つの装置の実施例を図示したが、考慮しなければならないのは、本発明は、装置が一つしかない実施例にも関係するものであり、それは例えば、端部に旋回の中心があったり、あるいは貨車の中心からいくらか外れたところにそれがあったりするものである。
【0021】
そのような場合には、持ち上げおよび旋回駆動を組み合わせた装置は以下に説明することになるものとほぼ同一か同等のものであり、それゆえに新しい説明は必要ない。
【0022】
一般的には、本発明による持ち上げおよび旋回駆動の装置が呈するのは、積み込み/荷卸しのためのスペースで二本のレールの間の位置に鉄道線路2に取り付けた機械全体13の形状をしており、該スペースを以後、積み込み/荷卸し作業場所5と呼ぶ。この機械全体13の下部は、地面に対しこのユニットが示す突出部の高さが最小限になるように適合させた穴に収納される。地中に収納された部分は、好ましくは仕切りプレートによって、悪天候や外部からの侵害から保護される。
【0023】
同様に考慮できるのは、線路のレールの間の溝において線路に沿って可動の荷車に機械全体13を取り付けることである。
【0024】
悪天候に対する取り外し可能な保護手段を、上部に備えることも考慮できるが、それは例えば(図示されない)保護カバーである。
【0025】
本発明による装置の機械全体13を、更に、底板にも取り付けて、それにより機械的基礎を、および穴あるいはレールの間に維持するための支えへの取り付けを保証する。簡素化を旨として、後の方の手段は図示していない。
【0026】
本発明による装置1の機械全体13を構成するのは、一方では水平軸15の周りを旋回するケース14である。旋回ケース14は、二つの分岐16と17に、あるいはそれ以上に別れ、それぞれがその端部に、モーター駆動ユニット18と19を有しているが、該ユニットは、共通の横方向の管状部材22を媒介してその間を結合させた、モーター駆動のローラー20と21から形成されている。各モーター駆動のローラー20または21はまた、連結した上下動する支え23および24にも支えられている。横方向の管状部材22が横切るのは、入口の断面がV字型の受け取り部品25でラチェット機構に支えられたスリーブにおける分岐16および17の端部である。連結した上下動する支え23および24のそれぞれは、上昇ジャッキ26と27のそれぞれの駆動軸に接続されており、その本体が旋回して取り付けられているのは、補完支え30および31のそれぞれにおいて変形可能な軸受け付きの軸28および29の周りであり、該補完支えは例えば、32および33のような二つの平行なカバーで形成されており、それらカバーには、側面のずれを吸収できる可能性が与えられている。
【0027】
そのような上昇ジャッキ26および27は、連結された支えにおいて、それぞれ上に向かって押し上げるよう作用するが、該支えはモーター駆動のローラーユニットを有し、それによりその上昇運動が同時に引き起こされる。
【0028】
モーター駆動のローラー20および21は、既に説明したものと同タイプであるが、それはホームに位置するローラーの列を形成しているからである。該ローラーを構成しているのは、やや円錐台形の回転する金属帯10で覆われた回転する円筒9それぞれである。該ローラーは、運搬構造物6の旋回の中心に対して放射状に縦方向の軸に取り付けられ、該構造物の旋回の中心の周りで、電気駆動モーター12の作用で回転が発生する。それらの配置は、運搬構造物6の旋回の中心に向かって、やや収束するような方向で配置されるが、我々の例においては中央の位置が選択されている。この配置では、この運搬構造物6を持ち上げの接触や旋回駆動の運動の際にも、横方向の横滑りの危険性を回避することができる。
【0029】
これらのモーター駆動のローラー20および21は、始めのうちは、支持および回転の走路11と垂直の圧力により接触するようにされているが、該走路は鉄道用運搬構造物の少なくとも一端の下面にあり(図4)、それにより上昇ジャッキの作用で該構造物を持ち上げる。運搬構造物が上昇した後、それらを回転させると、支持および回転の走路上の駆動ローラーにより、鉄道用運搬構造物が旋回駆動させられる。
【0030】
取り戻し機関により、モーター駆動のローラー20および21が、支持および回転の走路11に平らに完全に接触させることができる。この取り戻し機関は、図5から8に、機能を示す一連の断面図により概略的に示されている。
【0031】
早すぎる磨耗を防ぐためには、最後の接近運動と上昇運動は、垂直あるいはほぼ垂直の軌道に沿って確実に行われなければならず、そのようにして、接触時と上昇中に、モーター駆動のローラーのそれぞれと、その走路との間の横滑りを回避する。
【0032】
そのようにするための、ある解決法を以下に説明する。他の同等の解決法も、本発明の範囲内のものである。
【0033】
この変形例においては、旋回ケース14の旋回軸15は、ケースの水平に収納された止位置に対応する出発位置に対して移動可能なものである。その移動により、上昇ジャッキにより引き起こされたほぼ垂直の軌道を得ることが可能になるが、それはケースの端部用、および従って、モーター駆動のローラー用であり、しかもそれは、接近の最終段階および持ち上げに対応する軌道部分上についてである。
【0034】
考慮する手段は、次のようなものである。
【0035】
旋回ケース14の旋回軸15は、例えば二本のリンクロッドにおけるその両端のそれぞれに取り付けられるが、該リンクロッド自体は二次軸34の周りを上下動する。
【0036】
ストロークが無いとき、つまりモーター駆動のローラーが支持および回転の走路と接触する前の、上昇ジャッキの負荷のない圧力の間は、該ローラーには圧力の大きな応力は全く作用しない。上昇ジャッキは単に、モーター駆動のローラーを持ち上げるだけである。ケース14はその旋回軸15の周りを旋回するだけで、該旋回軸は、元の位置に対して固定されたままである(図6と7)。
【0037】
この可動な旋回軸15は、ジャッキに持ち上げられるケースにより斜めに牽引される作用で、前に向かって進む。説明した配置が保証するのは、ケース14の旋回軸15が僅かに移動することで、厳密なレバーの腕を必要なだけ延長することであり、それにより軌道の円弧を、軌道の最終部分でほぼ直線の切片に変形させる(図8および9)。
【0038】
以上に説明した装置の実施形態においては、持ち上げ手段と回転手段とは、同一の機械全体13において組み合わされている。
【0039】
明確にすべきは、持ち上げ手段と回転手段とが組み合わされていない実施例、つまり並置または個別にしたものは、同じ発明の発想に属していることである。
【0040】
持ち上げ運動と回転運動を組み合わせることもおこりうる。いずれにしても、相当する実施例は、本発明の範囲に含まれるものである。
【0041】
したがって、旋回ケースに補完機能を一つ付け加えることができる。含み得るのは、積み込み/荷卸し作業の間の、貨車の対応する端部の台での位置の保持と維持の手段である。この手段を図示しているのが図9であり、ここにおいてケース14の上面が有するのは、V字型の受容およびブロックの構造35であり、該構造において、端部の台本体の下に向かう折り返し37の端部36をブロックし収納するようになる。
【0042】
動作は、以下の全体的な段階を含む。
【0043】
レール/道路組合せ輸送の貨車を、積み込み/荷卸し作業場所5のスペースに一定の範囲をもたせて停止し、それにより例えば積み込みを行う。
【0044】
所定のスペースでの貨車の停止位置は、端部の台の位置に対応しており、該位置を固定する際に、線路上に位置するある装置によって、それぞれ保護されねばならない。これらの装置を、独立した装置であれば起動させる。想定される他の場合では、相対的な位置の維持は、端部の台間の機械的連結、あるいは上記に説明したような持ち上げおよび旋回の一つまたは複数の装置の補完的機能によって、自動的に行われる。
【0045】
したがって、その一つまたは複数の装置を利用して行う。上昇ジャッキを起動させると、それによりモーター駆動のローラー20および21を、鉄道用運搬構造物6の端部の下面の、対応する支持および回転の走路11に向けた接近が可能になる。モーター駆動のローラー20および21は、支持および回転の走路11と穏やかにそして平らに接触するまで持ち上げられるが、それは取り戻し機関の働きによるものである。運搬構造物と端部の台との間の分離可能に結合した連結が解除された後に続くのは、鉄道用運搬構造物の両端、あるいは相当する一端だけで調整された持ち上げ運動である。
【0046】
持ち上げ運動は、二つの部分に分けられる。その第一は、端部の台のサスペンションの弛緩に対応する移動部分に関するものである。その第二は、いわゆる上昇に関するものであり、該上昇が止まるのは、運搬構造物6と端部の台の受容形態との間で両端が分離した僅か後であり、更なる上昇は一般的には僅かなものであるが、それは端部の台上での旋回への障害物がないからである。
【0047】
ついでモーター駆動のローラー20および21を回転させるのは、その専用のモーターであり、それにより貨車本体の旋回式運搬構造物の両端を同じ旋回方向に旋回させるようにするが、それはホーム上のローラー台のモーター駆動される手段の列7と8で、運搬構造物6の両端の対応する隅を取り戻すまでである。
【0048】
旋回が行われるのは、鉄道用運搬構造物の両端が端部の台それぞれから完全に外れるまでであるが、それは鉄道用運搬構造物の両端を外すに十分な振幅の旋回運動、および積み込み/荷卸しの操作における一定のたやすさを得るのに十分な角度の斜めの位置決めによる。
【0049】
その時、積み込みまたは荷卸しを行うことができる。車両積み荷は、例えばそれを移動させるトラクターによるセミトレーラーのための、適切な手段により鉄道用運搬構造物に至る。
【0050】
貨車の閉鎖運動は、逆の方向で行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】線路上の持ち上げ装置とホーム上のモーター駆動の支持ローラーを示す、積み込み/荷卸し作業場所の概略図である。
【図2】斜め上から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
【図3】斜め下から見た本発明による持ち上げ装置全体の斜視図である。
【図4】本発明による装置、支持および回転の走路を示す透視図であるが、貨車の運搬構造物の端部と、本発明による装置のモーター駆動で、ローラーが持ち上がり、かつ回転して接触するところを概略的に示しているものである。
【図5】休止状態で収納された低い位置を示す図である。
【図6】荷重なしでの上昇運動を示す図である。
【図7】貨車の下面との接触を示す図である。
【図8】荷重ありの上昇運動を示す図である。
【図9】端部の台の保持装置を示した、図8に対応する概略図である。
Claims (12)
- レール/道路組合せ輸送の積み込み/荷卸し作業場所における貨車の積み込み/荷卸しの作業のために、車両積み荷を運搬する旋回式の鉄道用構造物(6)の少なくとも一端を持ち上げて旋回運動で旋回駆動させる装置であって、その特徴は、少なくとも一つの上昇手段と少なくとも一つのモーター駆動の回転手段であり、それらが地面に設置されて、鉄道用運搬構造物(6)の少なくとも一端の下面の少なくとも一つの走路(11)と、支持、持ち上げ、そして旋回駆動の回転で接触するようになり、それにより鉄道用運搬構造物(6)の中あるいは外で、車両積み荷を積み込み/荷卸しをする作業の際に、少なくともこの端部を旋回移動させることを特徴とする装置。
- 少なくとも一つの上昇装置と少なくとも一つの回転装置が、同一の唯一の機械全体(13)において組み合わされることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 回転手段は、旋回ユニット(14)に支えられることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 回転手段は、圧力手段の作用でほぼ垂直に移動可能であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一つに記載の装置。
- 回転手段を有する旋回ユニット(14)の旋回運動は、ほぼ直線で垂直な接近および持ち上げの最後の軌道のために、調整機関によって修正されることを特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
- 旋回ユニット(14)の旋回運動と持ち上げの圧力運動とが組み合わされることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
- 調整機関が、旋回ユニット(14)の旋回軸(15)を移動可能なものにすることからなることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
- 回転手段は、モーター駆動のローラー(20)と(21)であり、その回転表面は、金属製でやや円錐台形で、モーター駆動ユニットの一部をなし、またそのそれぞれがローラーの回転軸に駆動モーター(12)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一つに記載の装置。
- ローラーの回転軸が、鉄道用運搬構造物が旋回の中心に対して放射状に方向付けられていることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
- 唯一の機械全体(13)は、鉄道用運搬構造物を上に置く貨車の隣接する一端の台を所定の位置に維持する補足的機能があることを特徴とする、請求項2から9のいずれか一つに記載の装置。
- 唯一の機械全体(13)は、鉄道線路に対して長手方向に移動可能に取り付けられることを特徴とする、請求項2から10のいずれか一つに記載の装置。
- 運搬構造物の少なくとも一端の下面の走路(11)は、この運搬構造物と貨車との間の旋回の中心に中心がある円弧であることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一つに記載の装置。
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