JP2004361998A - 風味品質特性提示システム及び風味品質特性提示プログラム - Google Patents

風味品質特性提示システム及び風味品質特性提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが自分の好みの風味を持つ食品を自らが容易に調理することができるように支援する風味品質特定提示システムを提供する。
【解決手段】ユーザーは自分が調理したい味や香りに関する情報として、システムで予め用意された複数の風味要素を用いて評価を行い、それを風味品質評価データとして、システム10に対して入力する。システム10の入力データ受付手段32がこの風味品質評価データを受け取ると、レシピ特定手段34が、風味品質評価データの変換を行って材料データ及び調理条件データを特定し、レシピ提示手段36が、ユーザーが閲覧することができる形式で、特定された材料データと調理条件データとを提示する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザーが好みの「味」や「香り」といった風味を持つ食品(食品・飲料・料理を含む、以下同じ)を調理することができるように支援する風味品質特定提示システム及び風味品質特定提示プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、「味」や「香り」を決定する要素は膨大で複雑であり、例えば、成分だけでなく、調理温度、調理時間、調理順等にも左右される。しかしながら、ユーザーが自分の好みの味や香りを求めて、材料を変えたり、調理温度、調理時間、調理順を変えたりするなどの試行錯誤を経て調理するのは大変困難であり、特にユーザーが調理の素人である場合には、実質的に不可能である。
【0003】
これらの課題を解決するためにいくつかの提案がなされている。例えば、ユーザーが前もって登録しておいたユーザーの味の好みに関する味覚嗜好データと、ユーザーが注文することができる食品の味に関する味データに基づき、その食品の味データがユーザーの味覚嗜好データに合致するかどうかを判定する判定手段を備えたシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムの味覚嗜好データとは、例えば、ユーザーが好きな商品の種類、市販の商品名及びメーカーのデータであり、また、このシステムの味データとは、「そのような商品及びメーカーが好きな人は、ユーザーが注文しうる商品の中で、このような商品を好きなことが多い」といったデータとなっている。
【0004】
他の提案例としては、食品メーカーからユーザーに原料の情報を提供し、ユーザーは自分の好みの配合割合を探し、その好みの配合割合の情報を登録し、その配合割合の情報に従って複数の成分をブレンドするブレンディング手段を備えたシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。具体的には、食品メーカーがユーザーに、原酒の3から4種類とブレンド用具を含んだブレンドキッドを配布しており、ユーザーは自分の好みの味を求めて配合割合を探す。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−285158号公報
【特許文献2】
特開2001−306785号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の提案例では、味覚嗜好データや味データは、ユーザーが具体的に好きな商品名や、その商品に対する一般的な傾向からなっているが、これらの基準は曖昧なものであり、従って、ユーザーが本当の自分の好みを、正確に把握することができないという問題がある。また、特許文献2の提案例においても、ユーザーにブレンドキッドが提供されるものの、ユーザーが自分の好みを求めてブレンドして試行錯誤しなければならず、ユーザーが自分の好むレシピを求めるには大変な労力を要することになる。
【0007】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、その目的は、ユーザーが自分の好みの風味を持つ食品を自らが容易に調理することができるように支援する風味品質特定提示システム及び風味品質特定提示プログラムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、コンピュータを利用して、ユーザーに所望の風味を持つ食品の調理を支援するべくその食品の材料及び調理条件を提示する風味品質特定提示システムであって、
提示可能な食品に用いられる複数の材料を特定する材料データと、各材料の調理条件を特定する調理条件データと、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データと、を記憶する記憶手段と、
入力されたユーザーの所望の味または香りに関する風味品質評価データを受け付ける入力データ受付手段と、
入力データ受付手段によって受け付けられた風味品質評価データから、前記変換係数データを用いて材料データ及び調理条件データへと変換するレシピ特定手段と、
変換された材料データ及び調理条件データをユーザーの閲覧できる形式で提示するレシピ提示手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
ユーザーは自分が調理したい味や香りに関する情報として、システムで予め用意された複数の風味要素を用いて評価を行い、それを風味品質評価データとして、システムに対して入力する。システムの入力データ受付手段がこの風味品質評価データを受け取ると、レシピ特定手段が、風味品質評価データの変換を行って材料データ及び調理条件データを特定し、レシピ提示手段が、ユーザーが閲覧することができる形式で、特定された材料データと調理条件データとを提示する。この発明では、ユーザーが、システムで予め用意された複数の風味要素を用いて評価を行うようになっているために、客観的な評価を行うことができ、ユーザーの好みの味や香りを持つ食品を得るために必要な正確な情報を得ることができるようになっている。そして、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データは、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき、求めるようにしているため、正確で緻密な提示をユーザーに行うことができ、ユーザーが所望の食品を調理する支援を行うことができる。
【0010】
また、ユーザーは、提示された材料及び調理条件に従い調理した結果、好みと異なると感じた場合には、違和感を感じた風味要素についての評価を変更すればよい。これにより、システムが同様に、変更された風味品質評価データに基づき、処理を行い別の提示を行う。こうして、ユーザーが最終的に所望の食品を得ることができる。システムによって、変更された材料データ及び調理条件データが提示されるために、ユーザー自らがやみくもに試行錯誤して好みの食品を求めるのとは異なり、少ない労力で好みの風味を持つ食品を得ることができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記変換係数データは、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に含まれる味または香りの要素となる複数の成分の含有量データに基づき求められた、含有量データから材料データ及び調理条件データへと変換するための材料・調理条件−成分変換係数データを含むことを特徴とする。味または香りに関する評価である風味品質評価は、味または香りの要素となる成分の含有量に依存して変化するものであると考えられる。そのために、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する味または香りの要素となる複数の成分の含有量データを求める。そして、その含有量データに基づき、含有量データから材料データ及び調理条件データへと変換するための材料・調理条件−成分変換係数データを求めておき、この材料・調理条件−成分変換係数データを用いて、ユーザーによって入力された風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換することにより、より正確な変換を行うことができる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のものにおいて、前記変換係数データは、ある材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に含まれる味または香りの要素となる複数の成分の含有量データ及びその食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから含有量データへと変換するための成分−風味品質評価変換係数データを含むことを特徴とする。味または香りに関する評価である風味品質評価は、味または香りの要素となる成分の含有量に依存して変化すると考えられる。そのために、ある材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する味または香りの要素となる複数の成分の含有量データ及び風味品質評価を求める。そして、その含有量データに基づき、風味品質評価データから含有量データへと変換するための成分−風味品質評価変換係数データを求めておき、この成分−風味品質評価変換係数データを用いて、ユーザーによって入力された風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換することにより、より正確な変換を行うことができる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記変換係数データは、風味品質評価データに対応する材料データ及び調理条件データの格納場所を表すアドレスデータを含むことを特徴とする。材料データ及び調理条件データの格納場所を表すアドレスデータを用いて、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換することにより、迅速な変換を行うことができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のものにおいて、前記変換係数データを求める変換係数演算手段をさらに備えることを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のものにおいて、前記入力データ受付手段は、ユーザーの操作可能な表示装置にレーザーチャートを表示すると共に、ユーザーにそのレーザーチャートに風味品質評価の程度をプロットすることを求めるものであることを特徴とする。レーザーチャートにプロットさせることにより、視覚的に分かりやすくユーザーが好む味または香りに関する評価をさせることができる。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のものにおいて、前記入力データ受付手段は、ユーザーの操作可能な表示装置に風味品質評価データが記憶手段に予め格納された既存食品を表す表示を行うと共に、ユーザーにその既存食品の選択を求めるものであることを特徴とする。既存食品をユーザーに選択させることにより、感覚的に分かりやすくユーザーに味または香りに関する評価をさせることができる。つまり、ユーザーは、調理したい味または香りを持つ既存食品、例えばユーザーが好む有名店の食品を選ぶことにより、ユーザー自身が直接風味要素の品質評価を行わなくても、ユーザーが好む味または香りに関する評価をさせることができる。
【0017】
請求項8記載の発明は、コンピュータに、ユーザーに所望の風味を持つ食品の調理を支援するべくその食品の材料及び調理条件を提示する風味品質特定提示プログラムであって、
提示可能な食品に用いられる複数の材料を特定する材料データと、各材料の調理条件を特定する調理条件データと、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データと、を記憶する記憶手段を用いて、コンピュータに、
入力されたユーザーの所望の味または香りに関する風味品質評価データを受け付ける入力データ受付手段と、
入力データ受付手段によって受け付けられた風味品質評価データから、前記変換係数データを用いて材料データ及び調理条件データへと変換するレシピ特定手段と、
変換された材料データ及び調理条件データをユーザーの閲覧できる形式で提示するレシピ提示手段と、
して機能させる、ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。尚、本発明は明細書内で説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々の変形が可能である。
【0019】
図1は、本発明の風味品質特定提示システムが利用されるインターネットの構成を表す説明図である。この例では、WWWサーバ等の機能を備えたサーバ1に対して、インターネット等の電気通信回線を介して多数のクライアントコンピュータ2からアクセスすることが可能となっており、このサーバ1によって風味品質特定提示システム10が実現され、クライアントコンピュータ2に対して提示を行う形式となっている。勿論、この形式に限らず、スタンドアローン形式のコンピュータによって風味品質特定提示システム10が実現され、このコンピュータにおいて提示を行う形式とすることもできる。
【0020】
風味品質特定提示システム10を実現するサーバ1は、データの入出力の制御を行う入出力制御回路12と、CPU、ROM、RAM等を有し、データの転送、演算、一時的なデータの格納、メインプログラムの格納を行う制御回路14と、データの格納を行う記憶装置16と、各種データを入力するための入力装置18と、CRT,LTD等の表示装置19とを有するコンピュータで構成される。
【0021】
サーバ1の記憶装置16は、風味品質特定提示システム10の記憶手段として、動作する。但し、風味品質特定提示システム10の記憶手段としては、サーバ1と物理的に一体的になった記憶装置でなくてもよく、サーバ1の制御回路からアクセス可能となった装置に備えられた記憶装置であってもよい。
【0022】
記憶装置16には、各種データが格納され、図2及び図3に示すように、ユーザーに提示する食品に用いられる材料に関する材料データを格納する材料テーブルT12、各材料に対応して材料の調理時間、調理温度等の調理条件に関するデータを格納する調理条件テーブルT14、各基本レシピに対する各種データが格納されたレシピデータベースD20、有名店の人気食品のような既存食品に対する各種データが格納された既存食品レシピデータベースD22、さらに、材料・調理条件−成分変換係数データが格納された材料・調理条件−成分変換係数テーブルT16、成分−風味品質評価変換係数データが格納された成分−風味品質評価変換係数テーブルT18、各調理条件に対応して調理手順を示した調理手順画像ファイルが格納される。
【0023】
尚、風味品質特定提示を行う食品として、この実施形態では、「だし」を例にとって説明する。勿論、本発明は「だし」に限らず、任意の食品とすることができる。
【0024】
材料テーブルT12には、風味品質特定提示を行う食品に使用する可能性のあるすべての材料のデータが格納される。この例では、食品を「だし」としており、材料識別コードと、材料名及び後述の調理条件テーブル識別コードが対応付けられて格納される。材料は、材料識別コードによって大分類、中分類、小分類等に適宜、分類することが可能である。「だし」の例では、昆布(材料識別コード:1**)、鰹節(コード:2**)、煮干(コード:3**)、干し椎茸(コード:4**)等を大分類とすることができ、例えば、「鰹節」であれば、厚削り、薄削り(花鰹)、粉末、といった中分類または小分類に細分化する。
【0025】
調理条件テーブルT14は、各材料に対して設けられ、その材料に応じた調理条件データが格納される。この例の場合、材料からの旨味の抽出条件となる調理時間、調理温度、調理方法等のデータが格納され、さらに、この調理手順を画像と共に表示する調理手順画像ファイルのファイル名・格納先データが格納される。
【0026】
例えば、調理温度としては、弱火、強火、常温、冷蔵庫等があり、方法としては、沸騰しないように加熱、沸騰するまで加熱、浸漬等がある。これらのデータは、以降の演算処理に供するために数値化した数値データとする必要がある。調理時間は、単位を統一した数値データとすることができるが、それ以外の調理温度、調理方法等の抽出条件は予め決めた数値化コードによって特定するとよい。例えば、コード:温度として、01:冷蔵庫、02:常温、03:弱火、04:強火といった対応付けを行う。尚、このコードとして使用される数値は、旨味抽出量と相関関係を持つように選択されるとよい。
【0027】
レシピデータベースD20には、基本レシピを識別する基本レシピコードをキーとして、その基本レシピにおいて使用される材料データについて材料テーブルT12から選ばれた材料データが格納され、さらに、その使用される材料データに対する調理時間、調理温度、調理方法等の調理条件データが格納される。1つの基本レシピに複数の材料データが含まれる場合には、その材料を処理する順番に対応して決められたフィールドに格納されるので、このフィールドが材料を処理する順番データを表すこととなる。さらには、基本レシピに対する成分分析データ及び風味品質評価データが格納される。成分分析データは、各成分の含有量データであり、分析するべき成分としては、味や香りに何らかの因果関係があることが分かっている成分である。例えば、食品が「だし」の場合、イノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸等、多数の成分が該当する。また、風味品質評価データは、風味を所定の要素毎に、その強度で表したものである。例えば、ユーザーが所望の「だし」の味及び香りを表現するものとして適した要素が予め選択され、例えば、味の要素としては、昆布味、甘味、塩味、旨味、酸味、苦味等とし、香りの要素としては、吟醸香、磯香、蒸散香、魚香、芳香、甘香等とすることができる。基本レシピに対して、この要素の強度データが格納される。
【0028】
既存食品レシピデータベースD22には、人気有名店等の既存食品について既存食品識別コードが割り当てられており、これに対応付けられて、その有名店に関するデータと、予め求めておいた材料データ、調理条件データ、成分分析データ及び風味品質評価データが格納される。尚、この既存食品レシピデータベースD22に格納される既存食品レシピのデータは、レシピデータベースD20に基本レシピと一緒に格納することも可能であり、識別コードで識別するようにしてもよい。
【0029】
材料・調理条件−成分変換係数テーブルT16には、成分分析データと材料データ及び調理条件データとの間の関係式から求められ、成分分析データから材料データ及び調理条件データへと変換する材料・調理条件−成分変換係数と、さらに、調理条件データを成分分析データと関連付けるための関数データが格納される。
【0030】
さらに、成分−風味品質評価変換係数テーブルT18には、風味品質評価データと成分分析データとの間の関係式から求められ、風味品質評価データから成分分析データへと変換する成分−風味品質評価変換係数が格納される。
【0031】
尚、本例では、成分分析データから材料データ及び調理条件データへと変換する変換係数と、風味品質評価データから成分分析データへと変換する変換係数とをそれぞれ格納するようにしているが、これらをまとめて、風味品質評価データから直接、材料データ及び調理条件データへと変換する変換係数のみを記憶するようにしてもよい。但し、変換係数の校正及び精度を鑑みると、それぞれ個別の変換係数を備えることが望ましい。
【0032】
サーバ1の記憶装置16には各種プログラムが格納されており、この中の風味品質特定提示プログラムに基づき、本発明による風味品質特定提示が実行されて、風味品質特定提示システムが実現される。この処理を実行する風味品質特定提示プログラムは、サーバ1であるコンピュータを、大別して入力データ受付手段32、レシピ特定手段34、レシピ提示手段36及び変換係数演算手段38として機能させる。
【0033】
入力データ受付手段32は、この風味品質特定提示システム10にアクセスしてきたユーザーに対して、ユーザーが調理を希望する食品についての風味品質評価データの入力を促すと共に、入力された風味品質評価データを受け付けるものである。レシピ特定手段34は、入力データ受付手段32によって受け付けられた風味品質評価データから、材料データ及び調理条件データを特定するものであり、レシピ提示手段36は、レシピ特定手段34で特定された材料データ及び調理条件データをユーザーが閲覧できる形式(例えばhtml)にしてクライアントコンピュータ2へと送信するものであり、変換係数演算手段38は、レシピ特定手段34で風味品質評価データから、材料データ及び調理条件データへと変換するために用いる変換係数を演算するものである。
【0034】
クライアントコンピュータ2は、汎用のコンピュータで構成することができ、データの入出力の制御を行う入出力制御回路と、CPU、ROM、RAM等を有し、データの転送、演算、一時的なデータの格納、メインプログラムの格納を行う制御回路と、データの格納を行う記憶装置と、キーボード、マウス、テンキー等のデータ入力手段と、LCD、CRT等の表示装置とを備えている。
【0035】
以下、風味品質特定提示システム10の作用について説明する。まず、記憶装置16に記憶するべきデータの収集・計測・作成及び変換係数演算手段38による変換係数の演算処理について以下、1〜4で説明する。
【0036】
1.基本レシピに対するデータの作成
予め材料及びその調理条件が特定された複数の基本レシピに対して、レシピデータベースD20に格納するべきデータの作成を行う。今、風味品質特定提示を行う食品であるだしの基本レシピに対して、その材料データを材料テーブルT12に格納されたデータの中から選択する。
【0037】
例えば、基本レシピについては、材料識別コード100:昆布が材料として使用される。
【0038】
さらに、材料の調理条件を調理条件テーブルT14(T14−1)から選択する。例えば、調理時間:Time=15、温度:Temp=03(弱火)、方法:Manner=01(沸騰しないように加熱)が選択される。
【0039】
以上の材料及び調理条件に従って調理した「だし」について高速液体クロマトグラフィー等によって成分分離を行い、成分分析を行う。味の要素として、例えば、イノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸等の予め決められた成分の含有量を測定する。同様に、香りの要素についても、予め決められた成分の含有量を測定する。さらに、官能試験により風味品質評価を行い、各要素の強度を決定する。
【0040】
以上の処理を複数の基本レシピR1〜RNに対して行う。この複数の基本レシピで材料テーブルT12で格納されるすべての材料が網羅されるようにする。また、基本レシピは、単一の材料のみの調理だけではなく、複数の材料の複合調理も含むものとし、その際には、順番も適宜変更して調理した「だし」についても含有量及び風味品質評価のデータを取得する。
【0041】
2.材料及び調理条件と成分との相関演算
次に、基本レシピにおける材料データ及び調理条件データと、成分分析データとの間の相関関係を求める。ある基本レシピR1で用いられた材料をm及びその調理条件データである調理時間TimeR1 m1=15、TempR1 m1=02、MannerR1 m1=01と、その結果として得られる成分分析データである味及び香りの成分の含有量との間には、相関があるはずである。成分分析した風味成分Aに対する含有量をg(R1)、成分Bに対する含有量をg(R1)、…と表すと、
【0042】
【数1】
Figure 2004361998
一般的に、調理時間が長くなると抽出量が多くなる傾向となり、調理時間と抽出量との間には、比例または対数関係が成立すると考えられ、同様に、調理温度が高くなると抽出量が多くなる傾向となり、調理時間と抽出量との間には、比例関係が成立すると考えられる。よって、上記式は、比例関数または対数関数を用いた、
【0043】
【数2】
Figure 2004361998
と簡略化することができ、この係数c m1を求めることができる。以下、表記の簡略化のために、
【0044】
【数3】
Figure 2004361998
とおくものとする。但し、ここでのfの関数は一例であり、これに限るものではない。以上の例では、基本レシピで1つの材料しか用いていない場合であったが、複数の材料が含まれている場合には、
【0045】
【数4】
Figure 2004361998
となる。尚、ここで関数fは、調理手順も考慮した関数となっているとよい。他の基本レシピについても、同様の式が成り立つ。
【0046】
【数5】
Figure 2004361998
ある成分Aに着目すると、以下の連立方程式が成り立つ。
【0047】
【数6】
Figure 2004361998
上記式に対して重回帰分析を行い、上記式を検量線として、この式を満足する重相関係数cA,m1〜cA,mkを変換係数演算手段38で求める。同様に、他の成分B〜Mについても係数を求める。
これをまとめて表現すると、
【0048】
【数7】
Figure 2004361998
が得られる。この行列Cの逆行列を求めると、逆行列C−1を用いて、
【数8】
Figure 2004361998
が求められる。
【0049】
この材料・調理条件−成分逆行列C−1の要素c−1 ijが材料・調理条件−成分変換係数として上記関数fと共に材料・調理条件−成分変換係数テーブルT16に格納される。
【0050】
また、以上の基本レシピについて、その基本レシピ識別コードが割り当てられ、そのコードに対応付けられて、その材料データ、調理条件データ、成分分析データ、風味品質評価データがレシピデータベースD20に格納される。
【0051】
3.成分と風味品質評価との相関演算
次に、複数の基本レシピR1〜RNについてのそれぞれの成分分析データと風味品質評価データから、成分分析データと風味品質評価データとの間の相関関係を求める。成分分析データである味及び香りの成分の含有量と、実際に人が風味として感じる感覚との間には、相関があるはずである。ある基本レシピR1に対する風味品質評価データとして、要素Pは、風味成分の含有量に依存して決定され、次の式で表されるものとする。
【0052】
【数9】
Figure 2004361998
基本レシピR2〜RNについても、同様に、以下の式で表現することができる。
【0053】
【数10】
Figure 2004361998
複数の基本レシピR1〜RNについて、重回帰分析を行い、上記式を検量線として、この式を満足する重相関係数dA1〜dM1を変換係数演算手段38で求める。同様に、他の要素Pについても同様に演算を行い重相関係数dAj〜dMjを求める。この結果、
【0054】
【数11】
Figure 2004361998
が得られる。この行列Dの逆行列を求めると、逆行列D−1を用いて、
【数12】
Figure 2004361998
が求められる。
【0055】
この成分−風味品質評価逆行列D−1の要素d−1 ijが成分−風味品質評価変換係数として成分−風味品質評価変換係数テーブルT18に格納される。
【0056】
4.有名店の食品のデータ作成及び係数及び関数の校正
また、以上の例では、基本レシピのデータを用いて成分分析データと風味品質評価データとの相関を用いて、変換係数を求めたが、これに限るものではなく、人気の高い有名店等の風味品質の良好なサンプルを1つ以上入手し、そのサンプルについて官能試験により風味品質評価を行い、各要素の強度を決定して風味品質評価データを作成する。さらに、高速液体クロマトグラフィー等によって成分分離を行い、味及び香りの成分の含有量を計測して成分分析データを計測し、これらの風味品質評価データと成分分析データを用いて、上記成分−風味品質評価逆行列D−1を求めて、基本レシピで求めた成分−風味品質評価逆行列D−1の係数の校正を行うことができる。データ数が多くなれば、それだけ正確に成分分析データと風味品質評価データとの相関を求めることができる。
【0057】
さらに、こうして求めたサンプルに対する成分分析データに対してさらに、先に求めた逆行列C−1を求めて、材料及び料理条件を同定する。そして、その材料及び料理条件に従って調理したものと、サンプルとを比較して、逆行列C−1の係数の校正及び関数fの校正を行う。材料に依存して、この関数fに修正を必要とする場合があるからである。
【0058】
この有名店の「だし」について求めた成分分析データ、風味品質評価データ、材料及び料理条件データは、既存食品レシピデータベースD22に格納される。
【0059】
こうして、各記憶装置16に予め格納されるべく諸データが求められる。次に、風味品質特定提示システム10によって行われる処理について図4〜図11を参照して説明する。
【0060】
5.ユーザーからのデータ受付
クライアントコンピュータ2からのシステム10へのアクセスに応じて、入力データ受付手段32が、クライアントコンピュータ2の表示装置に、図4に示すような初期画面を表示する(ステップS102)。左側には、「風味ファクター」(即ち、風味要素)の候補が表示されており、この中からユーザーが指定したい風味要素を選択できるようになっている(ステップS104)。風味要素が所定数(ここでは、6個)選択されると、各要素がレーダーチャートの頂点となって表示され(図5)、ユーザーがレーザーチャートの形式で各要素の強度を指定できるようになる。ユーザーは、要素の所望の強度をプロットする(図6、ステップS106)。
【0061】
プロットが終了して、ユーザーにより「登録」のボタンが選択されると、選択された要素及びその強度の風味品質評価データが電気通信回線を介して風味品質特定提示システム10へと送信されて(ステップS108)、入力データ受付手段32で受け付けられて、一旦格納された後、レシピ特定手段34による演算が開始する。
【0062】
6.材料及び調理条件の提示
レシピ特定手段34では、成分−風味品質評価逆行列D−1を用いてユーザーによって選択された風味品質評価データから成分データに変換し、さらに、成分データから材料・調理条件−成分逆行列C−1を用いて、材料及び調理条件データに変換し、材料及びその調理条件、即ち、調理時間、調理温度、調理方法等を特定する(ステップS110)。
【0063】
次に、レシピ提示手段36が、特定された調理条件に対して、その調理条件テーブルT14に格納された調理手順画像ファイルのファイル名・格納先データから、調理手順画像ファイルを呼び出し、表を作成し、クライアントコンピュータ2の表示装置に表示する(ステップS112)。複数の調理手順のコンビネーションとなるときには、複数の調理手順画像ファイルを組合わせる。図8から図10は、その表示例である。
【0064】
ユーザーは提示された調理手順に従い調理を行うことにより、所望の味及び香りを持った食品を、自ら調理することができるようになる。
【0065】
7.ユーザーからのデータ受付2
ユーザーからの風味要素の強度データを受け付ける図6の画面において、強度をプロットする代わりに、右側に表示された「有名店の味」の候補として挙げられた中から、ユーザーが所望の有名店の食品を選択することもできる(ステップS120)。ある有名店の食品が選択されると、既存食品レシピデータベースD22に格納されたデータに基づき、選択された食品についての風味品質評価データの強度データに基づき、レーダーチャートにその強度が自動的にプロットされる。
【0066】
ユーザーは、自動的にプロットされた強度で満足すれば、「登録」のボタンを選択し、または、自動的にプロットされた強度をさらに自分の好みに合わせて変更して、プロットの調整をした後、「登録」のボタンを選択する。「登録」ボタンが選択された後のレシピ特定手段34及びレシピ提示手段36による処理は、前述の通りであり、材料及び及び調理条件を特定して、対応する調理手順の画像を提示する。
【0067】
こうして、ユーザーは、提示された調理手順に従い調理を行うことにより、有名店の味またはそれに基づき自分の好みを加えた味を自ら調理することができるようになる。
【0068】
8.ユーザーからの再データ受付
仮に、提示された調理手順に基づき調理を行ったものが、好みと異なると感じた場合には、違和感を感じた風味要素についての評価を変更すればよい(図7参照)。これにより、再度、レシピ特定手段34及びレシピ提示手段36が、変更された風味品質評価データに基づき、処理を行い別の提示を行う。こうして、ユーザーが最終的に所望の食品を得ることができる。変更された材料データ及び調理条件データが提示されるために、ユーザー自らがやみくもに試行錯誤して好みの食品を求めるのとは異なり、少ない労力で好みの風味を持つ食品を得ることができる。
【0069】
この提示システムは、家庭及びプロによる調理に対してその支援を行うことができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による風味品質特定システムまたは風味品質特定プログラムによれば、ユーザーが、システムで予め用意された複数の風味要素を用いて評価を行うようになっているために、客観的な評価を行うことができ、ユーザーの好みの味や香りを持つ食品を得るために必要な正確な情報を得ることができる。また、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データは、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき、求めるようにしているため、正確で緻密な提示をユーザーに行うことができ、ユーザーが所望の食品を調理する支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風味品質特定提示システムが利用されるインターネットの構成を表す説明図である。
【図2】風味品質特定提示システムが実現されるサーバのブロック構成図である。
【図3】記憶装置に記憶されるデータの例である。
【図4】システムにアクセスしたクライアントコンピュータの表示装置に表示される初期画面例である。
【図5】図4に続く画面例である。
【図6】図5に続く画面例である。
【図7】図6の再入力例である。
【図8】システムにアクセスしたクライアントコンピュータの表示装置に表示される提示例1である。
【図9】システムにアクセスしたクライアントコンピュータの表示装置に表示される提示例2である。
【図10】システムにアクセスしたクライアントコンピュータの表示装置に表示される提示例3である。
【図11】本実施形態に係る風味品質特定提示システムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ(コンピュータ)
16 記憶装置(記憶手段)
10 風味品質特定提示システム
32 入力データ受付手段
34 レシピ特定手段
36 レシピ提示手段
38 変換係数演算手段

Claims (8)

  1. コンピュータを利用して、ユーザーに所望の風味を持つ食品の調理を支援するべくその食品の材料及び調理条件を提示する風味品質特定提示システムであって、
    提示可能な食品に用いられる複数の材料を特定する材料データと、各材料の調理条件を特定する調理条件データと、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データと、を記憶する記憶手段と、
    入力されたユーザーの所望の味または香りに関する風味品質評価データを受け付ける入力データ受付手段と、
    入力データ受付手段によって受け付けられた風味品質評価データから、前記変換係数データを用いて材料データ及び調理条件データへと変換するレシピ特定手段と、
    変換された材料データ及び調理条件データをユーザーの閲覧できる形式で提示するレシピ提示手段と、
    を備えることを特徴とする風味品質特定提示システム。
  2. 前記変換係数データは、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に含まれる味または香りの要素となる複数の成分の含有量データに基づき求められた、含有量データから材料データ及び調理条件データへと変換するための材料・調理条件−成分変換係数データを含むことを特徴とする請求項1記載の風味品質特定提示システム。
  3. 前記変換係数データは、ある材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に含まれる味または香りの要素となる複数の成分の含有量データ及びその食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから含有量データへと変換するための成分−風味品質評価変換係数データを含むことを特徴とする請求項1または2記載の風味品質特定提示システム。
  4. 前記変換係数データは、風味品質評価データに対応する材料データ及び調理条件データの格納場所を表すアドレスデータを含むことを特徴とする請求項1記載の風味品質特定提示システム。
  5. 前記変換係数データを求める変換係数演算手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の風味品質特定提示システム。
  6. 前記入力データ受付手段は、ユーザーの操作可能な表示装置にレーザーチャートを表示すると共に、ユーザーにそのレーザーチャートに風味品質評価の程度をプロットすることを求めるものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の風味品質特定提示システム。
  7. 前記入力データ受付手段は、ユーザーの操作可能な表示装置に風味品質評価データが記憶手段に予め格納された既存食品を表す表示を行うと共に、ユーザーにその既存食品の選択を求めるものであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の風味品質特定提示システム。
  8. コンピュータに、ユーザーに所望の風味を持つ食品の調理を支援するべくその食品の材料及び調理条件を提示する風味品質特定提示プログラムであって、
    提示可能な食品に用いられる複数の材料を特定する材料データと、各材料の調理条件を特定する調理条件データと、既知の材料データ及び調理条件データに対して、それらのデータで特定される材料及び調理条件に従い調理した結果得られる食品に対する複数の風味要素についての評価を表す風味品質評価データに基づき求められた、風味品質評価データから材料データ及び調理条件データへと変換するための変換係数データと、を記憶する記憶手段を用いて、コンピュータに、
    入力されたユーザーの所望の味または香りに関する風味品質評価データを受け付ける入力データ受付手段と、
    入力データ受付手段によって受け付けられた風味品質評価データから、前記変換係数データを用いて材料データ及び調理条件データへと変換するレシピ特定手段と、
    変換された材料データ及び調理条件データをユーザーの閲覧できる形式で提示するレシピ提示手段と、
    して機能させる、ことを特徴とする風味品質特定提示プログラム。
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