JP4237695B2 - レシピカスタマイズ支援システム及び方法 - Google Patents

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本発明は、検索されたレシピを特定栄養成分がユーザの希望する栄養成分値に近づくように変更するレシピカスタマイズ支援システム及び方法に関する。
近年、健康への関心が高まっており、毎日の食事についてカロリーやビタミンなどの栄養バランスに気を使う人が増えている。Webやテレビ番組などでは体によい食材情報など、健康に関する情報が多く提供されている。これによって一般家庭でも、各人が気にしている症状改善に役立つ料理を作ることが比較的容易になってきた。特に、レシピを提供しているWebサイトの中には、各レシピにカロリーや主要な栄養成分の値を付記しているところもあり、ユーザが自分の条件にあったレシピを選択する際の目安にすることができる。
料理の献立を入力すると各栄養成分の栄養成分値を計算するソフトウエアも市販されている。これらのソフトウエアには、新しいレシピの登録や、既存のレシピ中の材料や分量の変更をする機能が備わっている。このため、ユーザの実際の食事内容に従った栄養成分値が算出でき、バランスのよい食事の摂取が可能となる。
一般家庭では、冷蔵庫にある材料を利用して料理を作る。ユーザはそれらの材料を使って、栄養バランスが良く、ユーザ自身が満足できるレシピをWebやテレビ番組から検索することができる。
一方、最近ではネットワークと接続して制御することができる、いわゆるネット家電が普及しつつある。ネット家電には、内部の材料を登録して賞味期限を管理する冷蔵庫や、料理の作り方の情報を受信して下ごしらえの段階から機能する電子レンジなどがある。このようなネット家電によると、冷蔵庫内の材料情報からWebで最適なレシピを検索し、そのレシピを電子レンジへ送信して、調理を行うこともできる。
特許文献1(特開2002−183313号公報)には、ユーザが自分の条件にあった最適なレシピを供給するシステムの例として、最適レシピサーバのCPUがクライアントのユーザの所望する主要料理名と適性摂取エネルギー量等のクライアント情報と気になる症状や料理時間等のレシピ決定情報とに基づいて、主要食料理データと味付け材料データと副次食料理データとを組み合わせることにより、そのユーザに合致する最適レシピを生成、抽出するレシピ提供システム及びレシピ提供方法が記載されている。
特開2002−183313号公報
従来のレシピを提供するWebサイトのレシピに記載された栄養成分値は、あくまでそのレシピどおりに料理した場合のものである。ユーザが自分の好みに合わせて材料や調味料の種類、分量を変更した場合は、栄養成分値はレシピ記載のものとは異なってしまう。従って、ユーザがレシピ通りに料理を作ることをせず、自分の嗜好に合わせてレシピをアレンジした場合には、予め記載された栄養成分値が参考にならないという問題点があった。
例えば、栄養成分値を計算するソフトウエアを利用すれば、ユーザが登録したい料理の材料と分量を入力するため、ユーザが通常作る料理の栄養成分値の計算が可能となる。しかし、このような方法では、登録する料理の栄養バランスをユーザの期待通りに調整するのが容易ではない。すなわち、ユーザの現状のレシピにあった栄養成分値は計算できるが、どうすれば栄養バランスが改善されるのかまでは知ることができない。
上記ソフトウエアを利用して、自分の作る料理の栄養バランスを期待通りのものにしようとする場合、ユーザはその料理の材料や分量の一部を増減して新しい料理として登録しなおし、計算された栄養成分値を確認する、という作業を繰り返す必要がある。材料に含まれる栄養成分を知っている専門家であれば問題ないが、一般のユーザにはそのような知識はなく、上記作業は非常に煩雑で現実的ではない。従って、一般のユーザが希望する栄養バランスを得られるよう容易にレシピの内容をアレンジすることはできず、利便性に欠けるという問題点があった。
特許文献1の手法では、レシピを「ハンバーグ」などの主要食料理、「トマトソース」などの味付け材料、および「マッシュポテト」などの副次食料理に分割して登録しておき、ユーザの条件に適した組み合わせを選択して、ひとつのレシピを構成する。この方法では、ユーザの希望を満たす組み合わせが存在するとは限らない。また、登録データ自体には変更を加えないため、ユーザの好みに合わせてレシピに部分的に変更を加える、というようなことはできないという問題点があった。
従って、本発明の目的はユーザが希望する栄養成分値の部分的な変更をレシピに反映させてカスタマイズしたレシピをユーザに提供することができるレシピカスタマイズ支援システム及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一つの観点では、ユーザによって検索され、料理に使用する材料、各材料の分量及び調理条件情報が記憶されている基準レシピ情報をユーザからの要求に従って変更するシステムにおいて、前記基準レシピ情報の料理の特定栄養成分に対する栄養成分値の変更要求を前記ユーザから受理する受理手段と、前記変更要求に従って前記基準レシピ情報に記憶された材料情報と各材料の分量情報の少なくとも一つを変更した最適レシピ情報を生成する最適レシピ生成手段と、前記最適レシピ情報を前記ユーザに提供するレシピ提供手段とを具備する。
本発明の他の観点では、ユーザによって検索され、料理に使用する材料、各材料の分量及び調理条件情報が記憶されている基準レシピ情報をユーザからの要求に従って変更する方法において、前記基準レシピ情報の調理される料理の特定栄養成分に対する栄養成分値の変更要求を前記ユーザから受理するステップと、前記変更要求に従って前記基準レシピ情報に記憶された材料情報と各材料の分量情報の少なくとも一つを変更した最適レシピ情報を生成するステップと、前記最適レシピ情報を前記ユーザに提供するステップとを具備する。
本発明によれば、ユーザが希望する栄養成分値の部分的な変更をレシピに反映させてカスタマイズしたレシピをユーザに提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に従うレシピカスタマイズ支援システムを含むシステム構成を示すブロック図である。図1において、レシピ検索サーバ10はレシピの閲覧を希望するユーザからの要求に応じて記憶装置350(データベース)からレシピを検索し、検索結果のレシピをユーザに提供する。レシピには、料理に使用する材料(食材)と各材料の分量及び調理条件が記述される。以下、こうして検索されたレシピを基準レシピと呼び、後述する栄養成分値の変更要求に従って変更した後のレシピを最適レシピと呼ぶ。
ユーザに提供される基準レシピは、材料の栄養成分値を示したグラフ表示を含み、そのグラフはユーザによって変更可能である。例えば、ユーザから基準レシピに対して特定栄養成分の栄養成分値の変更要求がなされると、レシピ検索サーバ10のレシピカスタマイズ支援システム20により、その変更要求に応じた最適レシピを生成することができる。
図1において、先ず、ユーザにより家庭内のPC3(パソコン)や冷蔵庫4などのネット家電、あるいは携帯電話機2またはPDA(Personal Digital Assistant)、デジタルテレビなどのユーザ端末5から、インターネット網や携帯電話網などのネットワーク1を経由してレシピ検索サーバ10にアクセスし、ユーザの希望するレシピを要求する。Webアプリケーション機能を有するレシピ検索サーバ10は、ユーザからの要求に応じて記憶装置350を検索し、その検索結果である抽出されたレシピをユーザ端末5に提供する。ここで、ユーザ端末5に表示された変更可能なレシピに対してユーザ端末5から栄養成分値の変更要求があると、レシピ検索サーバ10はレシピの材料及び材料の分量等を変更したレシピ即ち、カスタマイズされたレシピを作成してユーザ端末5へ提供する。
レシピ検索サーバ10は、要求受理部12でユーザ端末5からの要求を受信し、受信した要求を要求処理部13に提供する。要求処理部13では、先ず、要求解析部15により提供された要求の種類を解析し、要求をその種類に応じてレシピ検索部16、栄養計算部17、レシピ登録部18及びレシピカスタマイズ支援システム20のいずれかに渡す。レシピ検索部16は、記憶装置350に格納されたレシピ情報351から、要求に応じたレシピの候補を取得する。栄養計算部17は、ユーザにより選択されたレシピと記憶装置350に格納された栄養基本情報353に基づいて栄養成分値を計算する。レシピ登録部18は、ユーザの変更要求によりカスタマイズされたレシピを記憶装置350に、ユーザ別のレシピ情報351として記憶させる。
レシピカスタマイズ支援システム20は、ユーザからの栄養成分値の変更要求と記憶装置350に格納された情報とに基づいて基準レシピの材料及び材料の分量や調理条件を変更して最適レシピを生成する。レシピカスタマイズ支援システム20における基準レシピの材料及び材料の分量や調理条件の変更、すなわちレシピカスタマイズの具体的な手法については後に詳しく説明する。
レシピ検索部16、栄養計算部17、レシピ登録部18、レシピカスタマイズ支援システム20のそれぞれの処理結果を出力部14に提供する。出力部14は、ユーザ端末5に処理結果を送り、ユーザ端末5の出力装置に例えばブラウザで表示させる。尚、本実施例のレシピ検索サーバ10では、要求処理部13内にレシピ検索部16、栄養計算部17、レシピ登録部18及びレシピカスタマイズ支援システム20の4種類の処理部をもつが、処理部の種類はこれらに限定されない。また、出力部14が要求処理部13内の各処理部に含まれていてもよい。ネットワーク1の使用は必須でなく、ユーザ端末5上にレシピカスタマイズ支援プログラムが格納されていてもよい。
このように、レシピ検索サーバ10内のレシピカスタマイズ支援システム20がユーザからの栄養成分値の変更要求に基づいて基準レシピの材料及び材料の分量、調理条件などを変更することにより、調理後の料理の味や食感を損なうことなく、レシピをユーザの希望するレシピにカスタマイズすることができる。
次に、レシピ検索サーバ10のレシピカスタマイズ支援システム20の構成及び処理過程について詳細に説明する。図2は、レシピカスタマイズ支援システムの構成を示す図である。図2において、要求処理部13のレシピカスタマイズ支援システム20は、ユーザからの変更要求の種類を解析する要求解析部15から解析結果を取得する。レシピカスタマイズ支援システム20は、取得した解析結果と記憶装置350に格納された情報に基づいて、レシピの材料及び材料の分量、調理方法を変更し、その変更したレシピを出力部14に提供する。レシピカスタマイズ支援システム20は、先ず、変更要求受理部101によりユーザからの栄養成分値の変更要求を受理する。次に、最適レシピ生成部102で変更要求に応じたレシピの変更を行い、レシピ情報提供部104でレシピが変更されて外部に提供される。尚、レシピカスタマイズ支援システム20の機能利用時には、ユーザが予めレシピ検索サーバ10の検索サービスサイトにアクセスして、所望のレシピをユーザ端末5の表示装置(ブラウザ)で表示している状態であることを前提とする。
このように、レシピカスタマイズ支援システム20でユーザからの詳細な変更要求と、記憶装置350の情報に基づいて、レシピの材料及び材料の分量、調理方法などを変更するため、ユーザが希望する栄養成分値のレシピを作成することができる。
次に、本発明の第2実施形態に従うレシピカスタマイズ支援システム20について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に従うレシピカスタマイズ支援システムの構成を示す図である。図3のレシピカスタマイズ支援システム21において、図2に示すレシピカスタマイズ支援システム20と同様の要素には同符号を付して説明を省略する。また、ユーザが変更要求を送信するまでの処理は図2と同様であるため説明を省略する。
図3のレシピカスタマイズ支援システム21では、先ず、変更要求受理部201によりユーザからの栄養成分値の変更要求を受理する。尚、変更要求受理部201で受理される変更要求には、ユーザの指定した条件のほかに、レシピカスタマイズの対象となるレシピを特定する情報も含まれる。
レシピ情報取得部202は、記憶装置350から変更要求に対応するレシピ情報を取得してユーザ端末5に提供する。レシピ情報取得部202は、レシピを特定する情報(例えば、レシピに一意に付されている番号)をもとに、該レシピの材料、分量、調理方法、栄養成分値などの情報をレシピ情報351、および栄養基本情報353より取得する。さらに、代替材料選択部204において、レシピ情報取得部202で取得した材料の代替候補となる材料に関する情報を、代替材料情報352より取得する。
次に、最適レシピ生成部205は、変更要求受理部201で受理したユーザからの変更条件、レシピ情報取得部202で取得したレシピ情報、および代替候補選択部204で取得した代替候補情報を利用し、ユーザからの条件に最も近い材料と分量、調理方法の最適な組み合わせを計算する。栄養成分計算部206は、最適レシピ生成部205で得られた結果に基づいて、レシピカスタマイズ後の栄養成分値の計算を行う。最後に、レシピ情報提供部207、および出力部14で、レシピカスタマイズ後の材料、分量、および栄養成分値を反映した結果をユーザ端末5に送信する。
このとき、レシピ情報351のデータ自体には変更を加えず、ユーザがレシピカスタマイズ後のレシピの登録要求を行った場合にも、ユーザ専用の新たなレシピとしてこれを登録するようにする。このため、ユーザは、オリジナルのレシピ、変更を加えたレシピの両方を容易に参照できる。
また、最適レシピ生成部205での計算時に、ユーザの嫌いな材料を利用しないようにする、ユーザの好きな材料を優先的に利用するようにする、などの条件を加えることも可能である。この場合、最適レシピ生成部205で、ユーザの好きな材料、嫌いな材料の情報を含むユーザプロファイル情報354を参照する。例えば、ユーザからの変更要求に、ユーザを一意に識別する識別子を加えることにより、ユーザプロファイル情報354から、ユーザのプロファイル情報を取得することが可能となる。
あるいは、ユーザプロファイル情報354をレシピ検索サーバ10側に蓄積しておくのでなく、ユーザの利用しているユーザ端末5に格納するようにしてもよい。この場合、ユーザからの変更要求に、好きな材料、嫌いな材料の情報を加え、最適レシピ生成部205で、これらの情報を利用する。
さらに、レシピ検索サーバ10が、冷蔵庫の材料管理機能と連携している場合、最適レシピ生成部205での計算時に、冷蔵庫にある材料を優先的に利用するように条件付けすることにより、余っている材料を有効利用することができる。例えば、ユーザからの変更要求に、ユーザを一意に識別する識別子を加えることにより、冷蔵庫内の材料情報355から、ユーザの所有する冷蔵庫内にある材料情報を取得することが可能となる。その後、取得した材料情報とレシピ情報、代替候補情報を比較し、レシピ情報内の材料と冷蔵庫内の材料情報が一致した場合は代替材料に変更しないようにし、代替候補情報内の材料と冷蔵庫内の材料情報が一致した場合はレシピ情報内の材料を冷蔵庫内の材料に変更して、ユーザの条件にできるだけ近くなるような材料、分量、作り方の組み合わせを計算すればよい。
さらに、最適レシピ生成部205において、レシピの材料、分量、調理方法の組み合わせを複数パターン計算するようにしてもよい。例えば、分量だけ変更する場合の計算結果と、代替材料の利用を許した場合の計算結果、および材料の調理方法を変更することも許した場合の計算結果など、複数通りの条件での計算結果を出す。これらの計算結果のそれぞれについて、栄養成分計算部206で栄養成分値を計算し、レシピ情報提供部207からの各結果をユーザ端末5で表示するようにすれば、ユーザは、複数の結果から好みのものを選択して利用することができる。また、ユーザからの変更要求のあった栄養成分の吸収を助ける成分を持つ材料を優先的にレシピに取り入れることも可能である。この場合、レシピの栄養成分と、その栄養成分の吸収を助ける栄養成分の組み合わせ、例えば、ビタミンDとカルシウムなど、を栄養基本情報353に格納してもよい。
このように、レシピカスタマイズ支援システム21でユーザからの変更要求と、記憶装置350のユーザプロファイル情報354、食材管理情報355、代替食材情報352を有効活用して、レシピの材料及び材料の分量、調理方法を変更するため、ユーザの好みを考慮し、冷蔵庫4にある材料を利用するようにカスタマイズされたレシピをユーザに提供することができる。
以下に、レシピカスタマイズ支援処理について詳細に説明する。図4は、ユーザ端末とレシピ検索サーバ間で実行されるレシピカスタマイズ支援処理の流れを示している
先ず、ユーザ端末5からレシピ検索サーバ10の管理するレシピ検索サイトにアクセスして、レシピ検索サーバ10へレシピ検索要求を出す(ステップS10)。レシピ検索サーバ10は、レシピ情報351を参照してレシピ検索要求に適合した一つまたは複数のレシピ候補を検索し(ステップS11)、検索したレシピ候補をユーザ端末5に提供する(ステップS12)。
ユーザ端末5に提供されたレシピ候補は、表示装置で表示される(ステップS13)。ユーザ端末5で表示されたレシピ候補の一つがユーザにより基準レシピとして選択されると(ステップS14)、ユーザ端末5は、選択された基準レシピの提供をレシピ検索サーバ10に要求する(ステップS15)。
レシピ検索サーバ10は、基準レシピの要求を受けると、レシピ情報351を参照して基準レシピを検索し(ステップS16)、検索した基準レシピ(図5)をユーザ端末5へ提供する(ステップS17)。
ユーザ端末5は、提供された基準レシピに基づいてレシピ検索サーバ10へカスタマイズを要求する(ステップS18)。レシピ検索サーバ10は、例えば(図6〜図10に示したような、各栄養成分の栄養成分値を変更可能なカスタマイズ用レシピをユーザ端末5へ提供する(ステップS19)。ユーザ端末5は、カスタマイズ用レシピを用いてレシピ検索サーバ10へ特定栄養成分の栄養成分値の変更要求を出す(ステップS20)。
レシピ検索サーバ10は、記憶装置350(代替材料情報352、ユーザプロファイル情報354、材料管理情報355)を参照して材料、材料の分量を変更することにより最適レシピを生成する(ステップS21)。レシピ検索サーバ10は、栄養基本情報353を参照して栄養成分値を生成する(ステップS22)。レシピ検索サーバ10は、生成した最適レシピ及び栄養成分値をユーザ端末5へ提供する(ステップS23)。ユーザ端末5は、カスタマイズされたレシピ及び計算された栄養成分値を表示装置に表示する(ステップS24)。
このように、レシピ検索サーバ10においてカスタマイズ可能なレシピをユーザ端末5に提供することで、ユーザ端末5からのレシピの栄養成分値の変更や、ユーザの好みの材料や、調理後の味や食感を損なうことのない代替材料への変更などを考慮して、ユーザの希望するレシピにカスタマイズすることができる。
次に、ユーザ端末5が要求したレシピの例を説明する。図5は、ユーザ端末に表示されるレシピの材料レシピ画面を示す図である。尚、レシピの画面は、材料ページと作り方ページに分かれており、図5は材料ページの画面例である。図5に示す材料レシピ画面400は、料理名「春巻き」を表示した表示域401と、「春巻き」の材料を表示した表示域402と、料理の完成画像403と、および複数のボタン404〜407とで構成されている。
ボタン404は、レシピ検索のトップページへ戻る機能を有するボタンである。ボタン405は、材料レシピ画面400に対応する作り方ページの表示を要求するためのボタンである。ボタン406は、このレシピで説明されている料理の栄養成分値計算を要求し、その結果を表示するためのボタンである。ボタン407は、このレシピのカスタマイズを要求するためのボタンである。ユーザがボタン407を選択すると、図6に示す画面500のようになる。
次に、ユーザ端末5に表示されるカスタマイズ可能なレシピの例について図6〜図10で説明する。尚、図6〜図10に示す画面において、同様の構成(表示域、ボタン、グラフ)については同符号を付して説明を省略する。図6は、レシピの栄養成分グラフ及び材料レシピ画面を示す図である。
図6に示す画面500は、レシピの栄養成分結果をレーダーチャート化し、それぞれの栄養成分値を変更することができる栄養成分グラフ501と、材料を表示した表示域502と、および複数のボタン503〜505とで構成されている。ボタン504は、材料レシピ画面400を表示するためのボタンである。ボタン505は栄養成分値計算結果を表示するためのボタンである。ボタン503は、栄養成分値の変更を要求するためのボタンである。
栄養成分値計算結果501は、ユーザの個人情報を元に割り出した一日の必要栄養所要量を基準として表示しており、目盛の数字1のところが、各栄養成分のユーザにとっての基準栄養所要量となっている。ユーザは、この栄養成分グラフ501をみて、さらに摂取したい栄養成分、減らしたい栄養成分を決め、グラフを自分のイメージする値(グラフの形)に変更する。この変更は、ユーザがマウス等のデバイスを利用して行う。例えば、栄養成分グラフ501の食塩の量を減少させる変更を行う場合、図7に示す画面600になる。
図7は、図6に示すグラフが変更された直後の画面を示す図である。図7において、画面600の栄養成分グラフ701の食塩値506に示すように、ユーザにより食塩の量を目盛1以上から目盛1以下に減少するようにグラフの値が変更されている。この状態でボタン503を選択すると、レシピ検索サーバ10へ、ユーザが変更した栄養成分値を含むレシピ変更要求が送信される。レシピ変更要求は、図2、図3に示す変更要求受理部101、201で受理され、ユーザの変更要求に近い栄養成分バランスとなるよう、最適レシピ生成部102、205で計算が行われる。最適レシピ生成部102、205での計算結果は、レシピ情報提供部104、207を経由してユーザ端末5へと送信され、図8に示す画面700が表示される。
図8は、変更ボタンが選択されてレシピカスタマイズされた画面を示す図である。図8に示す画面700では、変更された栄養成分グラフ701に応じて、表示域702に表示された材料及び材料の分量が変更される。表示域702では、ユーザの変更要求(塩分の減量)に応じて、醤油の量「大さじ1/2」708に、豚肉の量「120g」707に変更されている。また、栄養成分グラフ701は、レシピ変更後の栄養バランスが表示される。この画面700では、カスタマイズされたレシピを登録するボタン706が新たに表示される。ボタン706は、表示されているレシピの内容を、ユーザ個人のレシピとして登録するためのボタンである。このボタン706を選択すると、変更されたレシピが、ユーザの個人用レシピとして登録される。従って、次回から、個人用のレシピを参照して料理を作ることが可能となる。尚、登録されたレシピにおいて、そのユーザの個人情報を除いたレシピ情報のみを一般のユーザに提供してもよい。
図9は、図8に示す変更に加え、材料名が変更された画面を示す図である。図9に示す画面800では、最適レシピ生成部102、205が記憶装置350の情報に基づいて材料の分量だけでなく、材料名を変更した場合を示している。図9の例では、図8に示す表示域702の表示域707の豚もも薄切り肉が、表示域802の表示域807に示すように牛もも薄切り肉に変更されている。
図10は、図9に示す変更に加え、作り方が変更された画面を示す図である。図10に示す画面900は、更にビタミンAの値903が変更された栄養成分グラフ901と、栄養成分値の変更に応じて材料が追加された表示域902と、作り方が表示された表示域904とで構成されている。図10では、ユーザが塩分(塩分の減量)と同時に、ビタミンA(ビタミンAの増加)およびエネルギー(エネルギーの減量)の変更要求を行った場合の例を示している。表示域902のレシピの材料に、表示域909に示すように、にんじんがあらたに追加されている。さらに表示域908の牛もも薄切り肉の前に「*(アスタリスク)」が付加された場合、その材料の調理方法を変更することを示しており、この材料をユーザが選択すると、変更された作り方が表示域904に表示される。
次に、レシピ検索サーバ10から最終的に提供されるカスタマイズされたレシピについて説明する。図11は、レシピカスタマイズ支援システムでの処理結果として表示される画面を示す図である。図11に示す結果画面1000では、栄養成分値の変更前と変更後の栄養成分のレーダーチャートを示す栄養成分グラフ1101と、変更前、分量変更、材料変更、作り方変更の材料表示を選択する選択域1102〜1105と、選択域1104の材料変更を表示した表示域1110とで構成されている。選択域1103を選択すると、レシピ中の材料の分量のみを変更した材料、選択域1104を選択すると、代替材料の使用も許した材料、選択域1105を選択すると、作り方の変更も許した材料が表示される。
また、上記と同様に栄養成分グラフ1101をマウスなどで変更することによって、そのグラフに対応した材料表示に切り替えることができる。ユーザの好みの材料を選択した状態で、レシピ登録機能を持つボタン706を押せば、表示中の情報を個人レシピとしてレシピ情報351に登録することができる。
このように、レシピ検索サーバ10から提供されたレシピをユーザ端末5で表示し、ユーザは栄養成分値の変更、代替材料への変更、作り方の変更を行うことができるため、レシピ検索サーバ10は、その特定の料理に対して、ユーザが希望するレシピにカスタマイズして提供することができる。また、レシピ検索サーバ10は、ユーザからの要求に応じて、カスタマイズされたレシピを記憶装置350で管理するため、ユーザが再度レシピを検索する場合、ユーザオリジナルのレシピとして即座に提供することができる。
次に、図2、図3に示す最適レシピ生成部102、205内の構成について詳細に説明する。図12は、図2、図3に示す最適レシピ生成部の構成を示す図である。図12の最適レシピ生成部102、205、では、レシピ情報取得部222で、対象レシピに含まれる材料および分量をレシピ情報351より取得し、さらに、各材料に対応する栄養成分値を、栄養基本情報353より取得する。尚、レシピに記載されている各材料の単位は、「大さじ」、「束」などそれぞれ異なるが、あらかじめ「g」などの統一された単位に変換された情報がレシピ情報中に含まれているものとする。あるいは、図13のような材料別単位変換テーブルを利用して、都度単位変換の計算をするようにしてもよい。
図13は、材料別に単位変換するためのテーブルを示す図である。図13に示す材料別単位変換テーブル1300は、材料名を示す項目1301、レシピ中の表記単位を示す項目1302、レシピ中の表記単位に相当するグラム数を示す項目1303とで構成される。尚、材料名項目1301は、材料名そのものではなく、材料を一意に識別する識別子であってもよい。
図12に戻り、その後、材料選択部223で、各材料の栄養成分値の情報から、ユーザの変更要求の対象となっている栄養成分を含む材料を選択する。なお、レシピ情報取得部222を最適レシピ生成部205に含めず、レシピ情報取得部201で取得した情報を利用するようにしてもよい。次に、材料分割単位決定部224は、材料選択部223で選択した材料について、各材料の分割単位を決定する。これは、対象レシピに記載されている材料ごとの分量単位(「大さじ」や「束」、「g」など)および分量から決定することができる。例えば、調味料等の場合で、「大さじXX杯」とあれば、分割単位を大さじ1/4杯分相当量と決める、というように予めルールを定義しておき、定義に従って分割単位を決定する。尚、分割単位は実際の調理の際にユーザが計量しやすい分量とする。
次に、組み合わせ生成部225で、選択した材料のうち1つ以上の分量を、先に決定した分割単位により変更した組み合わせを作成する。例えば、ユーザ端末5から「和風たらこスパゲティ」のレシピで塩分を1g減らすような要求があり、レシピ中で栄養成分値の塩分を含む材料が「たらこ」、「スパゲティ」、「しょうゆ」である場合、まず、材料分割単位決定部224により各材料の分割単位が決定される。例えば、たらこならば1/4腹分相当量(25g)、スパゲティは一人分目安量を100gとして、目分量で分割しやすい量(例えば25g)、しょうゆは大さじ1/2相当量(9g)というように分割単位を決める。そして、これら3種類の材料の1つ以上を各分割単位で変更した値の組み合わせを作成する。
この例の場合、塩分の減量要求なので、各材料の分量を減らした組み合わせのみを生成すればよい。即ち、たらこの分量がとりうる値、100(レシピ記載の分量)、75、50、25、0(g)、スパゲティの分量がとりうる値、400(レシピ記載の分量)、375、350、……、0(g)、しょうゆのとりうる値、54(レシピ記載の分量)、45、36、…….、0(g)のそれぞれから可能な分量の組み合わせを生成する。
次に、栄養成分計算部226で、生成したたらこ、スパゲティ、しょうゆの各組み合わせの分量と、レシピ中のほかの材料および分量とから、各組み合わせごとのレシピの栄養成分値を計算する。最後に、最適レシピ選択部227で、これらのうちユーザの変更要求に最も近く、その他の栄養成分値の変化も予め定めた範囲内の組み合わせを解とする。
上記予め定めた範囲は、例えばもとの栄養成分値の0.8倍から1.2倍の値というように定義しておく。組み合わせ生成部225で組み合わせを生成する際、各材料の分量の上限、下限をあらかじめ設定しておくことにより、組み合わせの数を絞ることができる。この場合、材料の分量の上限、下限の情報を栄養基本情報353又は代替食材情報352に格納してもよい。
また、ユーザのユーザプロファイル情報354に味付けの好みの情報がある場合、例えば、濃い目の味付けが好みである旨の記載がある場合は、調味料を減らす場合はそれに応じて他の材料の分量を増加して濃い味付けに近くなるように変更するルールを設定するようにしてもよい。
上記の例は、レシピ中の材料の分量のみを変更する場合の例であるが、変更対象の材料を代替材料候補から選択し、各材料を代替材料に変更した場合の組み合わせを計算対象に加えることもできる。また、レシピ中にユーザのユーザプロファイル情報354にユーザの嫌いな材料が含まれる場合は、その材料を代替材料に変更し、栄養成分値計算を行うようにすることもできる。
次に、ユーザからの変更要求を満たす栄養成分値決定方法の別の例を示す。本実施例では、格納しているレシピ毎に、栄養成分値の一部を変更した場合の材料、分量等の組み合わせ例を記録したテーブルを予め持っている。即ち、元のレシピに対し、塩分が1g少ない材料、分量等の組み合わせや、2g少ない材料、分量等の組み合わせや、カルシウムが20mg多い材料、分量等の組み合わせなど、いくつかのパターンが予め設定されている。このパターンに応じて材料、分量等を変更した場合の具体例を図14で説明する。
図14は、栄養成分値を変更した時のレシピ情報テーブルを示す図である。図14において、栄養成分値を変更した時のレシピ情報テーブル1400は、元のレシピの識別子1401と、変更対象の栄養成分名1402と、変更対象の栄養成分値1403と、レシピカスタマイズ方法の種類1404と、および変更条件1402〜1404に応じて変更された、レシピ識別子1401に対応するレシピ情報1405とで構成される。レシピ情報テーブル1400では、変更対象の栄養成分値1403には、元のレシピの栄養成分値からの差分が記述してあるが、これは栄養成分値そのものを記述するように決めてもよい。また、レシピカスタマイズ方法の種類1404には、変更方法が「もとのレシピ材料の分量のみを変更」、「代替材料も使用」、「作り方も変更」のいずれかであるかを区別するための情報が格納される。
このように、材料の分量の統一単位や分割単位を用いて、各材料及び分量や材料の変更方法の組み合わせを決定することにより、調理後の料理の味や食感を損なうことなくカスタマイズされたレシピをユーザに提供することができる。
尚、図14の例では「もとのレシピ材料の分量のみを変更」したことを示す「分量」という記述しか示していないが、この他に「代替」、「作り方」といったラベルを用いてもよい。そして、ユーザからの栄養成分値の変更要求があると、上記テーブル1400から、対象レシピに対応し、かつ変更要求に近いパターンを検索する。ユーザからの変更要求を満たすパターンが上記テーブル中にない場合、例えば、図12に示す方法により、要求を満たすような材料、分量等を計算すればよい。計算して求められた解は、対象レシピの新たなパターンとして、上記テーブル1400に保存することもできる。
このように、さまざまなユーザからの変更要求に基づいて計算されたレシピのパターンがテーブル1400に追加されることにより、変更要求を満たす材料情報の組み合わせを何度も計算することなく、複数のユーザにカスタマイズされたレシピを提供することができる。
本発明の第1実施形態に従うレシピカスタマイズ支援システムを含むシステム構成を示すブロック図 レシピカスタマイズ支援システムの構成を示す図 本発明の第2実施形態に従うレシピカスタマイズ支援システムの構成を示す図 ユーザ端末とレシピ検索サーバ間で実行されるレシピカスタマイズ支援処理のフローチャートを示す図 ユーザ端末に表示されるレシピの材料レシピ画面を示す図 レシピの栄養成分グラフ及び材料レシピ画面を示す図 図6に示すグラフが変更された直後の画面を示す図 変更ボタンが選択されてレシピカスタマイズされた画面を示す図 図8に示す変更に加え、材料名が変更された画面を示す図 図9に示す変更に加え、作り方が変更された画面を示す図 レシピカスタマイズ支援システムでの処理結果として表示される画面を示す図 図2、図3に示す最適レシピ生成部の構成を示す図 材料別に単位変換するためのテーブルを示す図 栄養成分値を変更した時のレシピ情報テーブルを示す図
符号の説明
1・・・ネットワーク;
2・・・携帯電話;
3・・・PC;
4・・・冷蔵庫;
5・・・ユーザ端末;
10・・・レシピ検索サーバ;
12・・・要求受理部;
13、130・・・要求処理部;
14・・・出力部;
15・・・要求解析部;
16・・・レシピ検索部;
17・・・栄養計算部;
18・・・レシピ登録部;
20、21、22・・・レシピカスタマイズ支援システム;
101、201・・・変更要求受理部;
102、205・・・最適レシピ生成部;
104、207・・・レシピ情報提供部;
202、222・・・レシピ情報取得部;
204・・・代替候補選択部;
206、226・・・栄養成分計算部;
223・・・材料選択部;
224・・・材料分割単位決定部;
225・・・組み合わせ生成部;
227・・・最適レシピ選択部;
350・・・記憶装置;
351・・・レシピ情報;
352・・・代替食材情報;
353・・・栄養基本情報;
354・・・ユーザプロファイル情報;
355・・・食材管理情報;

Claims (12)

  1. 記憶装置に記憶された、料理に使用する材料、各材料の分量及び調理条件の情報を含む基準レシピ情報に対応する料理に含まれる特定栄養成分に対する栄養成分値の変更要求を前記ユーザから受理する受理手段と、
    前記変更要求に従って前記基準レシピ情報に含まれる少なくとも各材料の分量の情報を変更した最適レシピ情報を生成する最適レシピ生成手段と、
    前記最適レシピ情報を前記ユーザに提供するレシピ提供手段とを具備し、
    前記最適レシピ生成手段は、
    前記基準レシピ情報に含まれる材料を示す材料情報と各材料の分量情報、及び前記各材料の栄養成分値の情報を取得する取得部と、
    前記各材料の栄養成分値の情報に基づいて前記特定栄養成分を含む材料を選択する材料選択部と、
    前記選択部により選択された材料の分割単位を前記基準レシピ情報に含まれる各材料の分量情報及び分量単位に基づいて決定する決定部と、
    前記選択部により選択された材料のうち1つ以上の分量を前記決定部により決定された分割単位で変更した、前記選択された材料の分量の複数の組み合わせを生成する組み合わせ生成部と、
    前記複数の組み合わせをそれぞれ含むレシピに対応する栄養成分値を計算する計算部と、
    前記計算部により計算された栄養成分値のうち前記変更要求に最も近い栄養成分値に対応するレシピを最適レシピとして選択して前記最適レシピ情報を得る最適レシピ選択部と、を有することを特徴とするレシピカスタマイズ支援システム。
  2. 前記最適レシピ生成手段は、前記変更要求に従ってさらに前記基準レシピ情報に含まれる調理条件情報を変更して前記最適レシピ情報を生成することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  3. 記最適レシピ生成手段は、前記ユーザの好きな材料、嫌いな材料を示すユーザプロファイル情報を前記変更要求に加えて前記最適レシピ情報を生成することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  4. 記最適レシピ生成手段は、前記基準レシピ情報に含まれる材料情報により示された材料を変更する際に、前記材料情報の代替えとなる代替材料を示す情報を用いることを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  5. 記分量単位を統一単位に変換するための単位変換テーブルをさらに備え、
    前記最適レシピ生成手段は、前記選択された材料の分量を変更する際に、前記単位変換テーブルを用いて前記分量を前記統一単位で変更することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  6. 記最適レシピ生成手段は、前記栄養成分の吸収を助ける栄養成分を含む材料の情報を示す栄養基本情報に基づいて前記栄養成分の吸収を助ける栄養成分を含む材料を追加することにより前記最適レシピ情報を生成することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  7. 前記最適レシピ生成手段は、前記選択された材料の分量を変更する際に、前記分量について予め定められた上限と下限を有する範囲内で前記分量を変更することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  8. 前記最適レシピ生成手段は、前記基準レシピ情報に含まれる材料情報により示された材料を変更する際に、各材料の在庫情報に基づいて前記材料を変更することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  9. 前記基準レシピ情報毎に栄養成分値を変更した場合の材料及び分量の複数の組み合わせを記録したテーブルを有し、
    前記最適レシピ生成手段は、前記変更要求に対して該テーブルを参照して前記最適レシピ情報を生成することを特徴とする請求項1記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  10. 前記ユーザからの前記変更後のレシピの登録要求に基づいて、該変更後のレシピを前記ユーザの識別子を付加して記憶する記憶手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  11. 前記基準レシピ情報に従って調理される料理の各栄養成分の栄養成分値と、前記材料のみを変更した場合、前記分量のみを変更した場合及び前記調理条件のみを変更した場合の前記変更後のレシピに従って調理される料理の各栄養成分の栄養成分値を比較表示する手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項記載のレシピカスタマイズ支援システム。
  12. 受理手段が、記憶装置に記憶された、料理に使用する材料、各材料の分量及び調理条件の情報を含む基準レシピ情報に対応する料理に含まれる特定栄養成分に対する栄養成分値の変更要求を前記ユーザから受理するステップと、
    最適レシピ生成手段が、前記変更要求に従って前記基準レシピ情報に含まれる少なくとも各材料の分量の情報を変更した最適レシピ情報を生成するステップと、
    レシピ提供手段が、前記最適レシピ情報を前記ユーザに提供するステップとを具備し、
    前記最適レシピ生成手段は、
    前記基準レシピ情報に含まれる材料を示す材料情報と各材料の分量情報、及び前記各材料の栄養成分値の情報を取得する取得部と、
    前記各材料の栄養成分値の情報に基づいて前記特定栄養成分を含む材料を選択する材料選択部と、
    前記選択部により選択された材料の分割単位を前記基準レシピ情報に含まれる各材料の分量情報及び分量単位に基づいて決定する決定部と、
    前記選択部により選択された材料のうち1つ以上の分量を前記決定部により決定された分割単位で変更した、前記選択された材料の分量の複数の組み合わせを生成する組み合わせ生成部と、
    前記複数の組み合わせをそれぞれ含むレシピに対応する栄養成分値を計算する計算部と、
    前記計算部により計算された栄養成分値のうち前記変更要求に最も近い栄養成分値に対応するレシピを最適レシピとして選択して前記最適レシピ情報を得る最適レシピ選択部と、を有することを特徴とするレシピカスタマイズ支援方法。
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