JP2009211420A - 生産管理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】高い評価に影響を与えた要因を把握でき、把握した要因を生産計画の立案に反映させることができる生産管理装置及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】ロットで用いた原材料の選定及び/又は原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶し、記憶してあるロット番号のいずれかを、生産計画の立案で反映すべきロット情報を示す基準ロット番号として決定しておき、順次受け付けた品質に対する評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合(S402でYES)、受け付けた評価のロット番号を基準ロット番号として改めて特定するようにしてある。
【選択図】図14

Description

本発明は、基準とするロットで用いた原材料に関する情報に従い、原材料の仕入工程及び原材料を加工する製造工程を含む製品の生産計画を立案する生産管理装置及びコンピュータプログラムに関し、高い評価を得たロットで用いた原材料に関する情報に従い、生産計画を立案することができる生産管理装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、製造メーカは、製品の評価を調査し、高い評価を得た製品を再現できるよう原材料の構成比、仕入先、製造方法などを改善して生産計画を立案していた。
しかし、日用品又は食品などの製品に対する評価は、「握りやすい」又は「美味しい」など消費者の触覚又は味覚に基づくものである。そのため、製造メーカは、評価を正確に把握し難く、生産計画に立案に生かすことができないという問題を有していた。
そこで、従来、インターネットを利用して製品に対する評価を収集し、収集した評価に基づいて生産計画を立案できるようにした生産管理装置及びそのシステムが提案された(例えば、特許文献1)。
特開2007−94781号公報
しかしながら、特許文献1に記載された生産管理装置にあっては、評価に影響を与える要因を特定できないため、例えば、原材料の選定工程又は原材料を加工する製造工程をどのように改善すべきか把握することができない。また、特許文献1に記載された生産管理装置にあっては、味覚など地域毎に嗜好が異なるものに対する評価を地域毎に分けて把握することができない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、各ロットで用いた原材料の選定及び/又は原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶し、記憶してあるロット番号のいずれかを、生産計画の立案で反映すべきロット情報を示す基準ロット番号として決定しておき、順次受け付けた品質に対する評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受け付けた評価のロット番号を基準ロット番号として改めて特定するようにしてあることにより、高い評価に影響を与えた要因を把握でき、把握した要因を生産計画の立案に反映させることができる生産管理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る生産管理装置は、基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案する生産管理装置において、各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶するロット情報記憶手段と、該ロット情報記憶手段に記憶してあるロット番号のいずれかを基準とするロットを示す基準ロット番号として特定する基準ロット特定手段と、製品の品質に対する評価を順次受付ける評価受付手段と、受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶する評価記憶手段と、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定する評価判定手段とを備え、前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを要件とする。
また、本発明に係る生産管理装置は、前記製品は食品であり、前記品質は食品の味であり、ロット情報は、選定した原材料名及び使用量、及び/又は原材料の調理時間であることを要件とする。
また、本発明に係る生産管理装置は、ロット情報記憶手段は、製品の販売地域に対応づけて該製品が属するロットのロット情報を記憶し、前記基準ロット特定手段は、製品の販売地域毎に基準ロット番号を特定し、前記評価受付手段は、販売地域毎に評価を受付け、前記評価記憶手段は、販売地域毎に受付けた評価を記憶し、前記評価判定手段は、販売地域毎に受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定し、前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、販売地域毎に受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを要件とする。
また、本発明に係る生産管理装置は、各ロットで発生したコストをロット番号に対応付けて順次受付ける費用受付手段と、受付けたコストが予め設定してある金額を超えるか否かを判定する費用判定手段とを更に備え、前記基準ロット特定手段は、受付けたコストが予め設定してある金額を超えると判定した場合、受付けたコストに対応付けたロット番号を基準ロット番号として特定しないようにしてあることを要件とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案させるコンピュータプログラムにおいて、各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶させるステップと、記憶してあるロット番号のいずれかを、基準とするロットを示す基準ロット番号として特定させるステップと、製品の品質に対する評価を受付ける都度受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶させるステップと、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定させるステップと、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定させるステップとをコンピュータに実行させることを要件とする。
本発明では、基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案することにより、実際の生産で用いたデータに従って具体的な生産計画を立案する。また、各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶することにより、各ロットのデータを蓄積する。また、順次記憶してあるロット番号のいずれかを基準とするロットを示す基準ロット番号として特定することにより、各ロットのデータのいずれかに従って具体的な生産計画を立案できるようにする。また、製品の品質に対する評価を順次受け付け、製品が属するロットのロット番号に対応付けて記憶することにより、製品の品質に対する評価をロット毎に分けて蓄積する。また、受け付けた評価が基準ロットの評価より高いと判定した場合、受け付けた評価を基準ロットとして改めて特定することにより、過去最高の評価を受けた製品を生産したときに用いたデータに従って具体的な生産計画を立案する。
本発明にあっては、消費者の触覚又は味覚に基づく、日用品又は食品などの製品に対する評価を製造メーカが正確に把握でき、把握した評価を生産計画の立案に反映させることができ、高い評価を得た製品を生産することができる。
以下、本発明に係る生産管理装置となる情報処理装置及びコンピュータプログラムについて、実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は情報処理装置の構成ブロック及び周辺装置を説明する図である。
図中1は、製品Gの得意先が所持する通信端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という。)、携帯電話機などが該当する。通信端末装置1は、得意先による製品Gの品質に対する評価(以下「評価」と略す。)の入力を受け付け、インターネットなどの通信網を介して、情報処理装置2へ送信する。尚、本明細書及び図面では、製品Gを卵焼きとした場合のデータを用いて説明するが、これに限定されるものでなく、みかん若しくはリンゴなどの生産物、又は工具若しくは衣服などの工業製品であってもよい。
情報処理装置2は、本発明に係る生産管理装置であり、製造メーカの立案担当者により操作され、原材料の選定工程及び製造工程を含む製品Gの生産計画を立案して通信端末装置3へ送信する。通信端末装置3は、製造メーカの各担当者により所持され、情報処理装置2から受信した生産計画を出力する。各担当者は、出力された生産計画に従って原材料の選定、原材料の仕入れ、原材料の使用量、及び原材料の加工などを行う。
情報処理装置2は、記録媒体21aに記録してあるプログラムを読み取るための外部記憶部21と、外部と通信するための通信部22と、データを一時記憶するRAM23と、プログラム及びデータを記憶する補助記憶部24と、データベースと通信するためのデータベース通信部25と、立案担当者からの操作を受け付ける操作部26と、情報を出力するための情報出力部27と、補助記憶部24に記憶してあるプログラムに従ってこれらのハードウェアを制御すると共に、処理を実行するCPU28とを備える。各ハードウェアは、バス20を介して相互に接続されている。
外部記憶部21は、記録媒体21aが挿入口(図示せず)に挿入されたとき、記録媒体21aに記録してあるプログラムを読み出して補助記憶部24へ出力する。
通信部22は、インターネットなどの通信網と接続し、CPU28の制御に従って通信端末装置1から評価を受信する評価受付手段として機能する。また、通信部22は、通信端末装置3から原材料実績及び製造実績を受信する。また、通信部22は、立案した生産計画を通信端末装置3へ送信する。
RAM23は、複数の情報を記憶し、記憶順、記憶位置などに関係なく読み書きが可能な半導体記憶装置であり、処理の実行中に発生したデータを一時記憶する。
データベース通信部25は、通信端末装置1から受信した評価を格納する評価データベースDB1と、通信端末装置3から受信した原材料実績を格納する原材料実績データベースDB2と、通信端末装置3から受信した製造実績を格納する製造実績データベースDB3と、通信端末装置3から受信したコストを格納するコストデータベースDB4との通信を行う。各データベースの格納例については、後述にて説明する。
操作部26は、例えば、キーボード及びマウスなどを備え、立案担当者による操作を受け付けてCPU28へ出力する。
情報出力部27は、例えば、液晶ディスプレイ及びスピーカを備え、情報を映像出力及び音出力する。
補助記憶部24は、例えば、磁気記憶方式のハードディスクなどが該当し、以下のデータを記憶する。図2は補助記憶部24の記憶内容及びCPU28の機能ブロックを示す図である。補助記憶部24は、本発明に係る生産管理装置としての機能を与えるコンピュータプログラムと、評価を分析した評価分析データDA1と、前回の評価分析データDA2と、原材料実績を分析した原材料分析データDA3と、製造実績を分析した製造分析データDA4と、コストを分析したコスト分析データDA5と、原材料実績を格納する原材料実績マスタMD1と、原材料の仕入先を格納する仕入先マスタMD2と、製造実績を格納する製造実績マスタMD3と、コストを格納するコストマスタMD4と、得意先の購入履歴を格納する得意先データDA6とを記憶する。各データ及びマスタの内容については、後述にて説明する。
CPU28は、補助記憶部24に記憶してあるプログラムに従い、上述したハードウェアを制御する制御手段281として機能する。
また、CPU28は、補助記憶部24に記憶してある評価分析データDA1及び前回の評価分析データDA2に基づいて高評価を受けたか否かを判定する評価判定手段282として機能する。
また、CPU28は、コスト分析データDA5及びコストマスタMD4に基づいて製品Gのコストが所定の金額を超えるか否かを判定する費用判定手段283として機能する。
また、CPU28は、評価判定手段282の判定結果、費用判定手段283の判定結果、原材料分析データDA3及び製造分析データDA4に基づいて基準とするロットを示す基準ロット番号を特定する基準ロット特定手段284として機能する。CPU28は、基準とするロットの原材料実績を原材料実績マスタMD1に格納し、基準とするロットで用いた原材料の仕入先を仕入先マスタMD2に格納し、基準とするロットの製造実績を製造実績マスタMD3に格納する。また、本発明におけるロットとは、所定期間(例えば一日)当たりに生産した同一仕様の製品Gの纏まりをいう。
また、CPU28は、原材料実績マスタMD1、仕入先マスタMD2及び製造実績マスタMD3に基づいて製品Gの生産計画を立案する生産計画立案手段285として機能する。
また、CPU28は、得意先データDA6に基づいて製品Gの販売地域を特定する販売地域特定手段286として機能する。
図3は評価データベースDB1の格納例を示す図、図4は評価受付の画面表示例を示す図である。評価データベースDB1は、評価及びその他のデータを格納する評価テーブルT1、T1、…を蓄積し、本発明が備える評価記憶手段として機能する。
評価テーブルT1は、評価の対象となるロットのロット番号及びロットに属する製品名毎に蓄積され、各評価テーブルT1は、販売地域毎に最下位評価であるレベル1から最上位評価であるレベル5までを格納する。
得意先は、評価受付の画面Wに従ってユーザID及び製品Gに対する評価を入力し、読取器Bを用いて製品G又は包装に付された識別コードを読み取る。通信端末装置1は、ユーザID、評価及び識別コードを受け付け、これらのデータを対応付けて情報処理装置2へ送信する。
情報処理装置2は、販売地域特定手段286を用いて、受信したユーザIDに対応する販売地域を特定し、受信した識別コードに基づいて製品名及びロット番号を特定する。特定された販売地域及び製品名は、情報処理装置2の画面Wに出力される。
情報処理装置2は、特定したロット番号に一致する評価テーブルT1を選択し、特定した販売地域での評価を評価テーブルT1から選択する。情報処理装置2は、受信した評価を選択した評価に加算し、評価の平均を算出する。評価の平均は、(レベル5の獲得数×5+レベル4の獲得数×4+レベル3の獲得数×3+レベル2の獲得数×2+レベル1の獲得数×1)/総獲得数により算出される。例えば、図3に示すテーブル内の北部の平均は、(0×5+25×4+15×3+5×2+5×1)/50=3.2となる。
図5は原材料実績データベースDB2の格納例を示す図である。原材料実績データベースDB2は、ロットで用いた原材料の実績を格納する原材料実績テーブルT2、T2、…を蓄積し、本発明が備えるロット情報記憶手段として機能する。
各原材料実績テーブルT2は、ロット番号及び製品名毎に分けられたレコードを形成し、各レコードは、ロットで用いた複数の原材料の名称、使用量及び仕入先を格納する。原材料実績は、製品Gが生産されてロットが発生する都度、ロットで用いる原材料を選定する担当者により通信端末装置3に入力されたものである。
通信端末装置3は、複数の原材料の名称、使用量、仕入先、ロット番号及び製品名などの原材料実績を受け付け、これらのデータを対応付けて情報処理装置2へ送信する。
情報処理装置2は、通信端末装置3から受信した原材料実績を格納するレコードを生成し、ロット番号及び製品名毎に分けて原材料実績データベースDB2に蓄積する。
図6は原材料実績マスタMD1及び仕入先マスタMD2の格納例を示す図である。原材料実績マスタMD1は、基準とするロットで用いた原材料実績を格納する(図6(a)参照)。基準とするロットを示す基準ロット番号は、過去に生産されたロットのロット番号のいずれかであり、情報処理装置2により特定される。
情報処理装置2は、原材料実績データベースDB2に蓄積してあるレコードのうち、基準ロット番号のレコードを抽出して原材料実績マスタMD1を生成し、補助記憶部24に記憶する。更に情報処理装置2は、販売地域毎に基準ロット番号を特定する場合、基準ロット番号のレコードを販売地域毎に抽出して原材料実績マスタMD1を生成し、補助記憶部24に記憶する。
仕入先マスタMD2は、基準とするロットで用いた原材料の仕入先を格納する(図6(b)参照)。
情報処理装置2は、原材料実績データベースDB2に蓄積してあるレコードのうち、基準ロット番号のレコードを抽出して仕入先マスタMD2を生成し、補助記憶部24に記憶する。更に情報処理装置2は、販売地域毎に基準とするロットを特定する場合、基準ロット番号のレコードを販売地域毎に抽出して仕入先マスタMD2を生成し、補助記憶部24に記憶する。
図7は製造実績データベースDB3の格納例を示す図である。製造実績データベースDB3は、ロットで行った製造実績を格納する製造実績テーブルT3、T3、…を蓄積し、本発明が備えるロット情報記憶手段として機能する。
製造実績データベースDB3は、ロット番号及び製品名毎に分けられたレコードを形成し、各レコードは、ロットで行った作業の工程、利用した機械、要した直接作業時間及び準備を含めて要した間接作業時間を格納する。製造実績は、製品Gを生産してロットが発生する都度、原材料を加工する担当者により通信端末装置3に入力されたものである。
通信端末装置3は、作業の工程、利用した機械、要した直接作業時間及び準備に要した間接作業時間などの製造実績を受け付け、これらのデータを対応付けて情報処理装置2へ送信する。
情報処理装置2は、通信端末装置3から受信した製造実績を格納するレコードを生成し、ロット番号及び製品名毎に分けて製造実績データベースDB3に蓄積する。
図8は製造実績マスタMD3の格納例を示す図である。製造実績マスタMD3は、基準とするロットで行った製造実績を格納する。
情報処理装置2は、製造実績データベースDB3に蓄積してあるレコードのうち、基準ロット番号のレコードを抽出して製造実績マスタMD3を生成し、補助記憶部24に記憶する。更に情報処理装置2は、販売地域毎に基準とするロットを特定する場合、基準ロット番号のレコードを販売地域毎に抽出して製造実績マスタMD3を生成し、補助記憶部24に記憶する。
情報処理装置2は、上述したデータベース及びマスタを参照することにより、生産管理処理を実行する。そこで、情報処理装置2が実行する生産管理処理の手順について実施の形態1及び2に分けて説明する。
実施の形態1.
図9は実施の形態1における情報処理装置2が実行する生産管理処理の手順を示すフローチャートである。情報処理装置2のCPU28は、通信端末装置1から受信した評価を収集する評価収集処理を実行し(S101)、収集した評価を分析する評価分析処理を実行する(S102)。
また、CPU28は、高い評価をされたか否かを判定する高評価判定処理を実行し(S103)、基準とするロットで用いた原材料実績を高い評価をされたロットで用いた原材料実績に更新する原材料実績マスタ更新処理を実行する(S104)。
また、CPU28は、基準とするロットで用いた原材料の仕入先を高い評価をされたロットで用いた原材料の仕入先に更新する仕入先マスタ更新処理を実行し(S105)、基準とするロットで行った製造実績を高い評価をされたロットで行った製造実績に更新する製造実績マスタ更新処理を実行する(S106)。
また、CPU28は、更新した原材料実績マスタMD1、仕入先マスタMD2及び製造実績マスタMD3に基づいて生産計画を立案する生産計画立案処理を実行し(S107)、処理を終了する。
次に生産管理処理内で実行される各処理の手順について詳細に説明する。図10は実施の形態1における情報処理装置2が実行する評価収集処理の手順を示すフローチャートである。情報処理装置2のCPU28は、通信端末装置1からユーザID、製品名及び評価を受信し(S201)、受信したユーザIDに対応する販売地域を特定する(S202)。CPU28は、補助記憶部24に記憶してある得意先データDA6に基づいてユーザIDが示す得意先の購入地域を抽出し、この地域を販売地域として特定する。
CPU28は、受信した製品名が属するロット番号を特定し(S203)、特定したロット番号に一致する評価テーブルT1を選択し、特定した販売地域での評価を評価テーブルT1から選択する。情報処理装置2は、受信した評価を選択した評価に加算し(S204)、評価の平均を算出し(S205)、次回要求があるまで待機する。
図11は実施の形態1における情報処理装置2が実行する評価分析処理の手順を示すフローチャート、図12及び図13は評価分析処理の実行例を示す図である。情報処理装置2のCPU28は、評価データベースDB1にアクセスし(S301)、所定単位当たりのロットの評価テーブルT1、T1、…を抽出する(S302)。所定単位当たりのロットとは、例えば、1ヶ月間生産したときの所定期間単位当たりの総ロットをいう。
CPU28は、各評価テーブルT1内の各販売地域の最上位評価及び最下位評価を選出する(S303)。例えば、北部の最上位評価はレベル4であり、最下位評価はレベル1である(図12参照)。
CPU28は、選出した最上位評価及び最下位評価から合計の10%分を差し引き(S304)、評価の平均を再度算出する。例えば、北部の合計は50であるから、合計の10%は5となり、差し引いた最上位評価は25−5=20となり、差し引いた最下位評価は5−5=0となる(図12参照)。このように、CPU28は、各販売地域の評価の平準化をはかり、各販売地域の評価のバラツキを抑える。
CPU28は、所定期間単位当たりのロットの評価テーブルT1、T1、…の全てに対してステップS303及びS304を実行し、各販売地域の最高平均を抽出する(S305)。例えば、図13に示すロット番号2007.11.01_X01の西部の評価平均は4.5であり、所定期間単位当たりのロットのうち、西部での最高となる。また、図13に示すロット番号2007.11.02_X01の東部の評価平均は4.6であり、所定期間単位当たりのロットのうち、東部での最高となる。CPU28は、北部、東部、西部及び南部の最高平均、製品名、ロット番号を抽出する。
CPU28は、抽出したデータを販売地域毎に分けて並べた評価分析データDA1(図13参照)を生成し(S306)、補助記憶部24に記憶し、次回要求があるまで待機する。
図14は実施の形態1における情報処理装置2が実行する高評価判定処理の手順を示すフローチャート、図15は高評価判定処理の実行例を示す図である。情報処理装置2のCPU28は、補助記憶部24から前回の評価分析データDA2を読み出す(S401)。前回の評価分析データDA2は、前回実行した評価分析処理の結果であり、基準となるロットに対する評価平均を格納する。
CPU28は、評価分析データDA1内の評価平均が前回の評価分析データDA2内の評価平均を超えるか否かを販売地域毎に判定し(S402)、超えると判定した場合(S402でYES)、評価分析データDA1内の評価平均に対応するロット番号に対して販売地域毎に高評価フラグを付し(S403)、次回要求があるまで待機する。例えば、評価分析データDA1内の北部の評価平均が4.8であって、前回の評価分析データDA2内の北部の評価平均が4の場合、評価分析データDA1内の北部のロット番号に対して高評価フラグを付する(図15参照)。尚、図14では、高評価フラグを評価チェックと示す。
一方、CPU28は、評価分析データDA1内の評価が前回の評価分析データDA2内の評価平均を超えていないと判定した場合(S402でNO)、高評価フラグを付することなく(図15参照)、次回要求があるまで待機する。
その結果、情報処理装置2は、過去に生産されたロットのうち、最も高い評価をされたロットを特定する。
図16は実施の形態1における情報処理装置2が実行する原材料実績マスタ更新処理の手順を示すフローチャート、図17乃至図19は原材料実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。情報処理装置2のCPU28は、原材料実績データベースDB2にアクセスし(S501)、高評価フラグを付したロットに対応する原材料実績を抽出する(S502)。
CPU28は、抽出した原材料実績を販売地域毎に分けて並べた原材料分析データDA3(図17参照)を生成し(S503)、補助記憶部24に記憶する。
CPU28は、補助記憶部24から原材料実績マスタMD1を読み出す(S504)。CPU28は、原材料分析データDA3内の原材料実績と原材料実績マスタMD1内の原材料実績とが相違するか否かを判定し(S505)、相違すると判定した場合(S505でYES)、相違点を含むロット番号に対して第1相違フラグを付し(S506)、ステップS507へ進む。例えば、第1相違フラグを付した原材料分析データDA3’は、図18のように更新される。尚、図18では、第1相違フラグを使用量チェックと示す。
一方、CPU28は、相違していないと判定した場合(S505でNO)、第1相違フラグを付することなく、ステップS507へ進む。
CPU28は、相違点を含むロット番号に対して第1相違フラグを付した場合(S506参照)又は相違していないと判定した場合(S505でNOを参照)、原材料実績マスタMD1内のロット番号を第1相違フラグを付したロット番号に更新する(S507)。その結果、更新された原材料実績マスタMD1は、第1相違フラグを付したロット番号の原材料実績に更新された原材料実績マスタMD1’となる(図19参照)。CPU28は、原材料実績マスタMD1’を補助記憶部24に記憶し、次回要求があるまで待機する。
その結果、情報処理装置2は、現時点で最も高い評価をされたロットの原材料実績を原材料実績マスタMD1’として利用することができる。
図20は実施の形態1における情報処理装置2が実行する仕入先マスタ更新処理の手順を示すフローチャート、図21は仕入先マスタ更新処理の実行例を示す図である。情報処理装置2のCPU28は、補助記憶部24から原材料分析データDA3を読み出し(S601)、同じく補助記憶部24から仕入先マスタMD2を読み出す(S602)。
CPU28は、原材料分析データDA3内の仕入先と仕入先マスタMD2内の仕入先とが相違するか否かを判定し(S603)、相違すると判定した場合(S603でYES)、相違点を含むロット番号に対して第2相違フラグを付し(S604)、ステップS605へ進む。第2相違フラグを付した原材料分析データDA3’は、図18のように更新される。尚、図18では、第2相違フラグを仕入先チェックと示す。
一方、CPU28は、相違していないと判定した場合(S603でNO)、第2相違フラグを付することなく、ステップS605へ進む。
CPU28は、相違点を含むロット番号に対して第2相違フラグを付した場合(S604参照)又は相違していないと判定した場合(S603でNO)、仕入先マスタMD2内のロット番号を第2相違フラグを付したロット番号に更新する(S605)。その結果、更新された仕入先マスタMD2は、第2相違フラグを付したロット番号の仕入先に更新された仕入先マスタMD2’となる(図21参照)。CPU28は、仕入先マスタMD2’を補助記憶部24に記憶し、次回要求があるまで待機する。
その結果、情報処理装置2は、現時点で最も高い評価をされたロットで用いた原材料の仕入先と仕入先マスタMD2’として利用することができる。
図22は実施の形態1における情報処理装置2が実行する製造実績マスタ更新処理の手順を示すフローチャート、図23乃至図25は製造実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。情報処理装置2のCPU28は、製造実績データベースDB3にアクセスし(S701)、販売地域毎に高評価フラグを付したロットに対応する製造実績を抽出する(S702)。
CPU28は、抽出した製造実績を販売地域毎に分けて並べた製造分析データDA4(図23参照)を生成し(S703)、補助記憶部24に記憶する。
CPU28は、補助記憶部24から製造実績マスタMD3を読み出す(S704)。CPU28は、製造分析データDA4と製造実績マスタMD3とが相違するか否かを判定し(S705)、相違すると判定した場合(S705でYES)、相違点を含むロット番号に対して第3相違フラグを付し(S706)、ステップS707へ進む。例えば、第3相違フラグを付した製造分析データDA4’は、図24のように更新される。尚、図24では、第3相違フラグを間接チェックと示す。
一方、CPU28は、相違していないと判定した場合(S705でNO)、第3相違フラグを付することなく、ステップS707へ進む。
CPU28は、相違点を含むロット番号に対して第3相違フラグを付した場合(S706参照)又は相違していないと判定した場合(S705でNOを参照)、製造実績マスタMD3内のロット番号を第3相違フラグを付したロット番号に更新する(S707)。その結果、更新された製造実績マスタMD3は、第3相違フラグを付したロット番号の製造実績に更新された製造実績マスタMD3’となる(図25参照)。CPU28は、更新された製造実績マスタMD3’を補助記憶部24に記憶し、次回要求があるまで待機する。
その結果、情報処理装置2は、現時点で最も高い評価をされたロットで用いた製造実績を製造実績マスタMD3’として利用することができる。
最後にCPU28は、原材料実績マスタMD1’内の原材料名に従って選定すべき原材料名を表示し、原材料実績マスタMD1’内の使用量に従って使用すべき量を表示し、仕入先マスタMD2’内の仕入先に従って各原材料の仕入先を表示する選定工程の画面を生成する。また、CPU28は、製造実績マスタMD3’内のデータ内の作業工程、作業で用いた機械及び作業に要した作業時間に従った作業スケジュールを表示する製造工程の画面を生成する。また、CPU28は、これらの工程を達成したときに入力するためのチェックリスト画面を生成する。本発明で用いる生産計画の立案は、これらの画面を生成することをいう。CPU28は、立案した生産計画を通信端末装置3へ送信する。
このように、情報処理装置2は、現時点で最も高い評価をされたロットで用いた原材料実績、仕入先及び製造実績を参照することにより、高い評価を受け得る製品Gを継続生産できるよう生産計画を立案することができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、高い評価受け得る製品Gを継続生産できるよう生産計画を立案するための一例を説明した。しかし、製造メーカが投入できるコストは無限ではなく、予め設定された予算の範囲内で生産計画を立案する必要がある。そこで、実施の形態2では、情報処理装置2が予算の範囲内で生産計画を立案するための一例を説明する。図26は費用判定処理の実行例を示す図である。
コストデータベースDB4は、ロットで発生したコストに関する情報を格納するコストテーブルT4、T4、…(図示せず)を蓄積し、費用記憶手段として機能する。
各コストテーブルT4は、ロット番号及び製品名毎の分けられたレコードを形成し、各レコードは、ロットで発生したコストを格納する。コストは、製品Gを生産してロットが発生する都度、原材料の選定する担当者により通信端末装置3に入力されたものである。
通信端末装置3は、発生したコスト、ロット番号及び製品名などコストに関する情報を受け付け、これらを対応付けて情報処理装置2へ送信する。
情報処理装置2は、通信端末装置3からコストに関する情報を受信する。このときに用いる通信部22は、本発明が備える費用受付手段として機能する。情報処理装置2は、コストに関する情報を格納するレコードを生成し、ロット番号及び製品名毎に分けてコストデータベースDB4に蓄積する。
コストマスタMD4は、製造Gを生産するための予算を格納してあり(図26(b)参照)、製造メーカの立案担当者により予め設定されたものである。
実施の形態2における情報処理装置2のCPU28は、上述した生産管理処理(図9参照)内で費用判定手段283を用いた費用判定処理を実行する。
CPU28は、生産管理処理内の原材料実績マスタ更新処理(図16参照)において、以下のステップを実行する。まず、CPU28は、コストデータベースDB4にアクセスし、高評価フラグを付したロットに対応するコストに関する情報を抽出し、抽出したコストに関する情報を販売地域毎に分けて並べたコスト分析データDA6(図26(a)参照)を生成し、補助記憶部24に記憶する。
CPU28は、補助記憶部24からコストマスタMD4を読み出し、コスト分析データDA6内の金額がコストマスタMD4内の金額を超えるか否かを判定し、超えていないと判定した場合、該当するロット番号に対して費用フラグを付する。一方、CPU28は、超えていると判定した場合、費用フラグを付さない。
その後、CPU28は、ステップS501乃至506を実行する。CPU28は、原材料実績マスタMD1内のロット番号を第1相違フラグ及び費用フラグを付したロット番号に更新する。その結果、更新された原材料実績マスタMD1は、第1相違フラグ及び費用フラグを付したロット番号の原材料実績に更新された原材料実績マスタMD1’となる。CPU28は、原材料実績マスタMD1’を補助記憶部24に記憶し、次回要求があるまで待機する。
その結果、情報処理装置2は、高い評価をされたが予算超過してしまうロットの原材料実績を排除することができ、高い評価をされ且つ予算内で製造できるロットの原材料実績を原材料実績マスタMD1’として利用することができる。
上述した実施の形態では、製品Gを生産してロットが発生する都度原材料を加工する担当者により製造実績を通信端末装置3に入力する一例を説明した。しかし、本発明は、これに限定するものでなく、作業場にRFID(Radio Frequency Identification)を設置して担当者の作業服に取り付けられたタグを読み取り、担当者の滞在位置及び滞在時間を検出することにより、担当者がいつ、どこで作業しているかを把握し、把握したデータを製造実績として情報処理装置2へ送信するようにしてもよい。
上述した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案する生産管理装置において、
各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶するロット情報記憶手段と、
該ロット情報記憶手段に記憶してあるロット番号のいずれかを基準とするロットを示す基準ロット番号として特定する基準ロット特定手段と、
製品の品質に対する評価を順次受付ける評価受付手段と、
受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶する評価記憶手段と、
受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定する評価判定手段と
を備え、
前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを特徴とする生産管理装置。
(付記2)
前記製品は食品であり、前記品質は食品の味であり、ロット情報は、選定した原材料名及び使用量、及び/又は原材料の調理時間であることを特徴とする付記1に記載の生産管理装置。
(付記3)
ロット情報記憶手段は、製品の販売地域に対応づけて該製品が属するロットのロット情報を記憶し、
前記基準ロット特定手段は、製品の販売地域毎に基準ロット番号を特定し、
前記評価受付手段は、販売地域毎に評価を受付け、
前記評価記憶手段は、販売地域毎に受付けた評価を記憶し、
前記評価判定手段は、販売地域毎に受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定し、
前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、販売地域毎に受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを特徴とする付記1又は2に記載の生産管理装置。
(付記4)
各ロットで発生したコストをロット番号に対応付けて順次受付ける費用受付手段と、
受付けたコストが予め設定してある金額を超えるか否かを判定する費用判定手段と
を更に備え、
前記基準ロット特定手段は、受付けたコストが予め設定してある金額を超えると判定した場合、受付けたコストに対応付けたロット番号を基準ロット番号として特定しないようにしてあることを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の生産管理装置。
(付記5)
コンピュータに、基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案させるコンピュータプログラムにおいて、
各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶させるステップと、
記憶してあるロット番号のいずれかを、基準とするロットを示す基準ロット番号として特定させるステップと、
製品の品質に対する評価を受付ける都度受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶させるステップと、
受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定させるステップと、
受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定させるステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記6)
各ロットで発生したコストをロット番号に対応付けて受付ける都度受付けたコストが予め設定してある金額を超えるか否かを判定させるステップと、
受付けたコストが予め設定してある金額を超えると判定した場合、受付けたコストに対応付けたロット番号を基準ロット番号として特定しないステップと
をコンピュータに更に実行させることを特徴とする付記5に記載のコンピュータプログラム。
情報処理装置の構成ブロック及び周辺装置を説明する図である。 補助記憶部の記憶内容及びCPUの機能ブロックを示す図である。 評価データベースの格納例を示す図である。 評価受付の画面表示例を示す図である。 原材料実績データベースの格納例を示す図である。 原材料実績マスタ及び仕入先マスタの格納例を示す図である。 製造実績データベースの格納例を示す図である。 製造実績マスタの格納例を示す図である。 実施の形態1における情報処理装置が実行する生産管理処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における情報処理装置が実行する評価収集処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1における情報処理装置が実行する評価分析処理の手順を示すフローチャートである。 評価分析処理の実行例を示す図である。 評価分析処理の実行例を示す図である。 実施の形態1における情報処理装置が実行する高評価判定処理の手順を示すフローチャートである。 高評価判定処理の実行例を示す図である。 実施の形態1における情報処理装置が実行する原材料実績マスタ更新処理の手順を示すフローチャートである。 原材料実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 原材料実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 原材料実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 実施の形態1における情報処理装置が実行する仕入先マスタ更新処理の手順を示すフローチャートである。 仕入先マスタ更新処理の実行例を示す図である。 実施の形態1における情報処理装置が実行する製造実績マスタ更新処理の手順を示すフローチャートである。 製造実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 製造実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 製造実績マスタ更新処理の実行例を示す図である。 費用判定処理の実行例を示す図である。
符号の説明
1 通信端末装置
2 情報処理装置
21 外部記憶部
22 通信部
23 RAM
24 補助記憶部
25 データベース通信部
26 操作部
27 情報出力部
28 CPU
3 通信端末装置

Claims (5)

  1. 基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案する生産管理装置において、
    各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶するロット情報記憶手段と、
    該ロット情報記憶手段に記憶してあるロット番号のいずれかを基準とするロットを示す基準ロット番号として特定する基準ロット特定手段と、
    製品の品質に対する評価を順次受付ける評価受付手段と、
    受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶する評価記憶手段と、
    受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定する評価判定手段と
    を備え、
    前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを特徴とする生産管理装置。
  2. 前記製品は食品であり、前記品質は食品の味であり、ロット情報は、選定した原材料名及び使用量、及び/又は原材料の調理時間であることを特徴とする請求項1に記載の生産管理装置。
  3. ロット情報記憶手段は、製品の販売地域に対応づけて該製品が属するロットのロット情報を記憶し、
    前記基準ロット特定手段は、製品の販売地域毎に基準ロット番号を特定し、
    前記評価受付手段は、販売地域毎に評価を受付け、
    前記評価記憶手段は、販売地域毎に受付けた評価を記憶し、
    前記評価判定手段は、販売地域毎に受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定し、
    前記基準ロット特定手段は、受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、販売地域毎に受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の生産管理装置。
  4. 各ロットで発生したコストをロット番号に対応付けて順次受付ける費用受付手段と、
    受付けたコストが予め設定してある金額を超えるか否かを判定する費用判定手段と
    を更に備え、
    前記基準ロット特定手段は、受付けたコストが予め設定してある金額を超えると判定した場合、受付けたコストに対応付けたロット番号を基準ロット番号として特定しないようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の生産管理装置。
  5. コンピュータに、基準とするロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報に従い、原材料の選定工程及び/又は製造工程を含む製品の生産計画を立案させるコンピュータプログラムにおいて、
    各ロットで用いた原材料の選定及び/又は該原材料を加工する製造に関するロット情報をロット番号に対応付けて順次記憶させるステップと、
    記憶してあるロット番号のいずれかを、基準とするロットを示す基準ロット番号として特定させるステップと、
    製品の品質に対する評価を受付ける都度受付けた評価を製品が属するロットのロット番号に対応づけて記憶させるステップと、
    受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いか否かを判定させるステップと、
    受付けた評価が基準ロット番号に対応付けて記憶してある評価より高いと判定した場合、受付けた評価のロット番号を基準ロット番号として特定させるステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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