JP2004360391A - 連結用具セット、構造物及び金属管の連結方法 - Google Patents

連結用具セット、構造物及び金属管の連結方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筒状部分を有する鉄骨材料同士を容易に連結すること、特に、既に設置された2本の柱状鉄骨材料の間に、他の鉄骨材料を直交する方向に容易に連結することにある。
【解決手段】この連結用具セットは、金属管と、スライド部材と、固定具とを備えている。金属管は、構造物中に設けられた筒状部分と同軸に少なくとも1つの端部が連結されるとともに、端部に軸方向に延びる長孔が形成されている。スライド部材は、金属管の内周側に収納可能であり、金属管の端部の内周側に長孔に沿って軸方向にスライド自在に装着される。固定具は、金属管の端部に配置され、金属管の外周側から長孔を介してスライド部材を金属管に対し所定の軸方向位置で固定するためのものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連結用具セット、及び構造物及び金属管の連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の建造物では、一般に、複数の鉄骨材料を連結してなる構造物を骨格として有している。複数の鉄骨材料を用いてかかる構造物を得るための技術として、DJ工法と呼ばれる施工方法が既に提案されている。
この工法は、主として、鉛直方向に延びる角パイプ製の柱の一側面に対し、断面I字形状の鉄骨材料からなる梁を水平方向に連結するために用いられる。この工法では、まず、製作現場において予め、柱の側面の梁が連結される箇所に、梁をボルト留めできるようにするための部材(DJコア)を取り付けるとともに、柱に連結される梁の端部に、DJコアにボルトにより連結可能なDJプレートを取り付ける。次いで、施工現場において、DJプレートをDJコアにボルト留めする。これにより、梁は、溶接等によらずとも、DJプレート及びDJコアを介して柱に連結される。
【0003】
ところで、人が高所で作業するための台や高所に物を載置するための台のように、比較的簡便な建造物の骨格となる構造物として、複数の角パイプを軸方向に連結してなるものを柱として用い、柱と同様の角パイプを梁として用いたものが知られている。この種の構造物では、梁の径と柱の一側面の幅が等しいことから、柱と梁とを連結するのに上記DJ工法を採用することが困難である。
【0004】
そこで、この種の構造物を組み立てるための技術として、所定の多方連結部材及び継ぎ手を用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、まず、柱及び梁を構成する角パイプと同様の角パイプを加工して、互いに直交する複数の筒状部分を有する多方連結部材を用意するとともに、柱、梁及び多方連結部材の端部となる筒状部分に挿入可能な挿入部を軸方向両側に備えた継ぎ手を用意する。次に、この多方連結部材と角パイプとを継ぎ手を介して交互に継ぎ足すことにより鉛直方向に延びる柱を組み立てるとともに、柱の軸方向と直交する方向に突出する多方連結部材の筒状部分に、継ぎ手を介して梁となる角パイプを水平方向に継ぎ足す。これにより、同種の角パイプで構成された柱及び梁からなる構造物を得ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−130227号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
構造物を組み立てる場合、一般に、梁等の水平方向に延びる鉄骨材料は、全ての柱を組み立てた後で隣接する柱の間に架け渡される。上記多方連結部材及び継ぎ手を用いて組み立てられる構造物においても同様に、多方連結部材を用いて全ての柱を組み立てた後に、梁を隣接する2本の柱の間に配置し、梁の両端部をそれぞれ柱から突出する多方連結部材の筒状部分に連結することにより組み立てられる。この場合、隣接する2本の柱の多方連結部材の対向する筒状部分同士は、梁の軸方向長さだけ距離をあけて、梁が配置されるスペースを確保している。
【0007】
しかし、上記構造物の組み立てにおいては、梁または多方連結部材の一方に継ぎ手を装着する必要があるため、梁を柱に連結する際は、梁が連結される対向する2つの筒状部分の間に、梁の軸方向長さより長いスペースが必要となり、柱を先に設置する工法の下では、梁を配置するのが困難である。
本発明の目的は、筒状部分を有する鉄骨材料同士を容易に連結すること、特に、既に設置された2本の柱状鉄骨材料の間に、他の鉄骨材料をこれらと直交する方向に容易に連結することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る連結用具セットは、金属管と、スライド部材と、固定具セットとを備えている。金属管は、構造物中に設けられた筒状部分と同軸に少なくとも一方の端部が連結されるとともに、端部に軸方向に延びる第1長孔が形成されている。スライド部材は、金属管の端部の内周側に軸方向にスライド自在に装着されるとともに、金属管の内周側に収納可能である。固定具セットは、第1固定具と、第2固定具とを有している。第1固定具は、金属管の外周側から第1長孔を通ってスライド部材を金属管に対し所定の軸方向位置で固定するためのものである。第2固定具は、筒状部分の端部とスライド部材とを固定するためのものである。
【0009】
また、筒状部分の金属管の端部が装着される側の端部には、第1長孔に対向して第2孔が形成されている。さらに、スライド部材は、筒状部分側の端部が筒状部分の内周側に配置された状態で、第1及び第2固定具がそれぞれ第1長孔及び第2孔を通って取り付けられるための第1及び第2取付孔を有している。なお、本発明において、構造物中の筒状部分とは、例えば、前述の多方連結部材と金属管とを交互に連結してなる柱状部材において、この柱状部材の軸方向と直交する方向に突出する多方連結部材の筒状部分等をいう。
【0010】
この連結用具セットを用いて金属管を筒状部分に連結する場合は、例えば、予め、スライド部材を金属管の端部の内周側に収納しておく。このとき、スライド部材には、第1固定具が第1長孔を通って第1取付孔に取り付けられる。次いで、この金属管の端部を筒状部分と端面同士が対向するよう配置し、この状態で、例えば、第1固定具を第1長孔に沿って筒状部分側にスライドさせることでスライド部材を筒状部分側にスライドさせ、スライド部材の一方の端部が筒状部分の内周側に配置させる。この状態で、第2固定具を第2孔を通して第2取付孔に取り付ける。これにより、スライド部材は、筒状部分及び金属管の両方に固定され、金属管は筒状部分と同軸に連結される。
【0011】
ここでは、簡単な構成のスライド部材により筒状部及び金属管を連結できるため、特別な継ぎ手等を用意する必要がない。また、この連結用具セットでは、簡単な動作により金属管及び筒状部分を連結できるため、連結作業をスムーズに行うことができる。さらに、ここでは、筒状部分及び金属管が連結された状態(以下、連結状態ともいう)において、スライド部材は金属管及び筒状部分の内周側に配置されており、上記従来の継ぎ手を用いた場合のように継ぎ手の一部が外部に露出することがないため、連結された部分の見栄えがよくなる。
【0012】
請求項2に係る連結用具セットは、請求項1の連結用具セットにおいて、筒状部分は、金属管の軸方向長さだけ離れて構造物中の対向する2箇所に設けられている。金属管は、両端部に第1長孔が形成されている。スライド部材及び固定具セットは、金属管の両端部に配置される。
この連結用具セットを用いて金属管及び筒状部分を連結する場合は、例えば、まず、金属管の両端部において、予めスライド部材を内周側に収納しておく。このとき、2つの第1固定具が、それぞれ両端部の第1長孔を通して第1取付孔に取り付けられる。次いで、この状態の金属管を、両端部が各筒状部分と端面同士が対向するよう、対向する2つの筒状部分の間に配置する。そして、各スライド部材を筒状部分側にスライドさせて、それぞれ一方の端部が筒状部分の内周側に配置された状態で、2つの第2固定具をそれぞれ第2孔を通して第2取付孔に取り付ける。これにより、2つのスライド部材はそれぞれ金属管及び筒状部分に対し固定され、金属管及び筒状部分は2箇所において連結される。
【0013】
ここでは、2本の柱の間に梁を架け渡す場合のように、金属管を配置できるスペースが固定的である場合でも、金属管の両端部をそれぞれ対向する筒状部分に連結することができる。したがって、ここでは、既に組み立てられて設置された隣接する2本の柱状部材の間にも、梁状部材としての金属管を架け渡すことができる。
【0014】
請求項3に係る連結用具セットは、請求項1または2の連結用具セットにおいて、スライド部材は、本体部と、突出部とを有している。本体部は、第2取付孔を有し、筒状部分及び金属管の内壁に沿う板状の部分である。突出部は、第1取付孔を有し、本体部から外周側に突出しかつ金属管が筒状部分に連結された連結状態において第1長孔に嵌合可能な部分である。
【0015】
この連結用具セットでは、連結状態において、スライド部材の突出部は、金属管の第1長孔に嵌合して固定されるため、金属管に第1長孔を設けたことによる金属管の強度の低下を抑えることができる。
請求項4に係る連結用具セットは、請求項1から3のいずれかの連結用具セットにおいて、金属管は、周方向に隣接して形成された複数の第1長孔を有している。スライド部材及び固定具は、複数の第1長孔に対応してそれぞれ複数ずつ配置され
る。
【0016】
この連結用具セットでは、例えば、金属管及び筒状部分として角パイプを用いた場合において、金属管の管径が大きく角パイプの1つの側面の面積が広い場合に、角パイプの1つの側面において第1長孔を複数設けて、対応する複数のスライド部材及び固定具セットを用いることにより、筒状部分との連結状態をより強固に保つことができる。
【0017】
請求項5に係る連結用具セットは、請求項4の連結用具セットにおいて、筒状部分及び金属管は、周方向に隣接して複数の側面が連結されてなる角柱状中空部材であるとともに、前記金属管は、少なくとも1つの側面に第1長孔が形成されている。
この連結用セットでは、筒状部分及び金属管として角パイプを用いた場合に、例えば、角パイプの2以上の側面に第1長孔を設けて、対応する複数のスライド部材及び固定具セットを用いることで、金属管と筒状部分との連結状態を強固に保つことができる。
【0018】
請求項6に係る連結用具セットは、請求項3から5のいずれかの連結用具セットにおいて、筒状部分及び金属管は、周方向に隣接する複数の側面を有する角柱状中空部材であるとともに、金属管は、周方向に隣接する2つの側面に第1長孔が形成されている。スライド部材の本体部は、筒状部分及び金属管の周方向に隣接する2つの内壁に沿う2つの側面部が周方向に連結されており、スライド部材の突出部は、側面部にそれぞれ形成されている。固定具セットは、スライド部材の各側面部に対応して複数ずつ配置されている。
【0019】
この連結用具セットでは、例えば、筒状部分及び金属管として四角柱の角パイプを用いた場合に、断面視概ねL字形状のスライド部材を用いることで、スライド部材と筒状部分及び金属管との接触面積を大きくして、金属管及び筒状部分をより強固に連結することができる。
請求項7に係る連結用具セットは、請求項1から6のいずれかの連結用具セットにおいて、スライド部材は板金製であり、第1及び第2固定具はボルトである。
【0020】
この連結用具セットでは、スライド部材及び固定具はいずれも、入手が容易な汎用部材で構成されるため、簡単に用意でき、また、安価に製造できる。また、各固定具はボルトであることから、例えば、第1取付孔に取り付けられた場合は、外部からスライド部材のスライド操作を行うためのつまみとして機能させることができる。
【0021】
請求項8に係る連結用具セットは、多方連結部材と、金属管と、スライド部材と、固定具セットとを備えている。多方連結部材は、構造物中に設けられ、互いに直交する複数の筒状部分を有し、筒状部分の端部に軸方向に延びる第2孔を有する。金属管は、第2孔を有する少なくとも一方の端部が多方連結部材の筒状部分の1つと同軸に連結されるとともに、金属管が第2孔を有する筒状部分に連結された連結状態での多方連結部材の第2孔に対向して第1長孔が端部に形成されている。スライド部材は、金属管の端部の内周側に軸方向にスライド自在に装着され、金属管の内周側に収納可能である。固定具セットは、第1固定具と、第2固定具とを備えている。第1固定具は、金属管の外周側から第1長孔を通ってスライド部材を金属管に対し固定するためのものである。第2固定具は、第2孔を通ってスライド部材を筒状部分に固定するためのものである。また、スライド部材は、筒状部分側の端部が筒状部分の内周側に配置された状態で、第1及び第2固定具がそれぞれ第1長孔及び第2孔を通って取り付けられるための第1及び第2取付孔を有している。
【0022】
この連結用具セットを用いて金属管を筒状部分に連結する場合は、請求項1の連結用具セットと同様な方法で両者を連結することができる。したがって、ここでも、上記従来の継ぎ手のような特別な部材を用いる必要がなく、かかる継ぎ手を予め用意する必要もない。また、この連結用具セットでは、簡単な動作により金属管及び筒状部分を連結できるため、連結作業をスムーズに行うことができる。さらに、ここでは、連結状態において、スライド部材は金属管及び筒状部分の内周側に配置されており、上記従来の継ぎ手を用いた場合のように継ぎ手の一部が外部に露出することがないため、連結された部分の見栄えがよくなる。
【0023】
請求項9に係る連結用具セットは、多方連結部材と、金属管と、スライド部材と、固定具セットとを備えている。多方連結部材は、構造物中に設けられ、互いに直交する複数の筒状部分を有し、筒状部分の端部に孔が設けられた部材である。金属管は、少なくとも一方の端部が多方連結部材の筒状部分の1つと同軸に連結されるとともに、金属管が筒状部分に連結された連結状態での多方連結部材の孔の周方向位置に対応する周方向位置に軸方向に延びる長孔が端部に形成されたものである。スライド部材は、金属管の端部の内周側に長孔に沿って軸方向にスライド自在に装着され、金属管の内周側に収納可能な部材である。固定具セットは、第1固定具と、第2固定具とを有している。第1固定具は、金属管の端部に配置され、金属管の外周側から長孔を介してスライド部材を金属管に対し固定するためのものである。第2固定具は、孔が形成された筒状部分の端部に配置され、筒状部分の外周側から孔を介してスライド部材を筒状部分に対し固定するためのものである。
【0024】
この連結用具セットを用いて金属管を筒状部分に連結する場合は、例えば、予め、スライド部材を金属管の端部の内周側に収納しておく。次いで、この金属管の端部を筒状部分の端部に対向するよう配置し、スライド部材を筒状部分側に軸方向にスライドさせ、スライド部材の一部が筒状部分の内周側に配置された時点で、第1固定具によりスライド部材を金属管に対し固定し、第2固定具によりスライド部材を筒状部分に固定する。このようにして、金属管が筒状部分と同軸に連結される。
【0025】
ここでは、金属管と筒状部分とは、両者の間に1つのスライド部材が配置されて両者に固定されることで連結されるため、従来のように特殊な継ぎ手を用いる必要がない。したがって、ここでは、かかる継ぎ手を予め用意するための作業を省略でき、また、簡単な部材を用いて簡単な動作により金属部材及び筒状部分を連結できるため、連結作業が楽になる。また、ここでは、連結状態において、スライド部材は、金属管及び筒状部分の内周側に配置され、従来のような継ぎ手を用いた場合のように一部が外部に突出することがないため、連結された部分の見栄えがよくなる。
【0026】
請求項9に係る構造物及び金属管の連結方法は、構造物中に設けられた筒状部分と同軸に金属管を連結するための連結方法であって、収納工程と、配置工程と、スライド工程と、固定工程とを備えている。収納工程では、金属管の端部に軸方向にスライド自在に装着されたスライド部材を金属管の端部の内周側に収納する。配置工程では、スライド部材が収納された金属管の端部を筒状部分と同軸に配置する。スライド工程では、スライド部材を筒状部分側にスライドさせて、その一部を筒状部分の内周側に配置する。固定工程では、スライド部材を金属管に対し固定する。
【0027】
この連結方法によれば、金属管に対し収納可能及び軸方向にスライド自在なスライド部材を用いることにより、従来のように特別に用意した継ぎ手等を用いずに、金属管と筒状部分とを連結することができる。したがって、連結作業をスムーズに行えるとともに、各構成部品も簡単な構成のもので済む。また、スライド部材は、金属管及び筒状部分の内周側に配置されているため、連結部分の見栄えがよくなる。
【0028】
請求項10に係る構造物及び金属管の連結方法は、請求項9の連結方法において、配置工程では、金属管の軸方向長さだけ離れて配置された2つの筒状部分の間に、スライド部材が収納された金属管を配置する。
この連結方法によれば、スライド部材が金属管の内周側に収納可能であるため、金属管を配置できるスペースが固定的である場合であっても、金属管を対向する筒状部分の間に特に支障なく配置することができ、両端部をそれぞれ対向する筒状部分に連結することができる。したがって、ここでは、例えば、既に組み立てられて設置された隣接する2本の柱状部材の間にも、梁状部材としての金属管を架け渡すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
[連結用具セット]
図1に、本発明の一実施形態が採用された連結用具セット1を示す。
この連結用具セット1は、2つの五方連結部材3と、金属製角パイプ(以下、単に角パイプともいう)5と、8つのスライドロックプレート(スライド部材)7と、8つの固定具セット9とを備えている。
【0030】
五方連結部材3は、主として、角パイプ5を含む複数の角パイプと交互に軸方向に延びて連結されることで形成される柱状物を組み立てるために用いられる。五方連結部材3は、角パイプ5と同じ断面形状を有する5つの筒状部分が互いに直交してなり、具体的には、上記特許文献1に示されるものが用いられる。5つの筒状部分のうち1つの筒状部分(以下、筒状部という)11の端部11aには、4つの側面11bそれぞれに、連結状態における角パイプ5の長孔(第1長孔)5c(後述)に対向するよう形成された2つの孔(第2孔)11cを有している。孔11cには、固定具セット9の第2ボルト13(後述)が挿通可能である。なお、2つの五方連結部材3は、2つの筒状部11の端面同士の距離が角パイプ5の軸方向長さと実質的に等しい長さを開けて互いに配置される。
【0031】
角パイプ5は、周方向に連結された4つの側面5bを有する四角柱形状の中空部材である。角パイプ5の両端部5aは、筒状部11と同軸に連結される。両端部5aの各側面5bには、軸方向に延びる長孔5cが形成されている。長孔5cは、連結状態において、筒状部11の対向する孔11cと一直線上に配置されるよう形成されている。長孔5cは、固定具セット9の第1ボルト12(後述)が挿通可能であるとともに、スライドロックプレート7が筒状部11内に進入する長さより僅かに長く、かつ、第1ボルト12がスライドロックプレート7の第1ネジ孔7c(図2参照)に挿入された状態でスライドロックプレート7を角パイプ5に対し相対移動させることでスライドロックプレート7が角パイプ5内に完全に収納することができる程度の軸方向長さを有している。
【0032】
スライドロックプレート7は、図2に示すように、概ね板状に形成された板金製部材であり、板状の本体部7aと、本体部7aの一方の面から突出して一体に形成された突出部7bとを有している。
本体部7aは、ここでは、筒状部11及び角パイプ5の内壁に沿うよう、平面形状のものが用いられる。本体部7aには、第2ボルト13が挿入可能な第2ネジ孔(第2取付孔)7eが2箇所に形成されている。第2取付孔7eは、連結状態において、筒状部11の2つの孔11cと重なる位置に形成されている。
【0033】
突出部7bは、連結状態において、角パイプ5の長孔5cに嵌合し得るよう形成されており、ここでは、角パイプ5の各側面5bの厚みの約1/3〜1/2程度の厚みを有している。また、突出部7bには、第1ボルト12が挿入可能な2つの第1ネジ孔(第1挿入孔)7c,7dが形成されており、これらのネジ孔7c,7dは、突出部7bのみでなく本体部7aも貫通している。第1ネジ孔7cは、第1ボルト12が挿入されるネジ孔である。スライドロックプレート7は、後述するように、第1ボルト12が第1ネジ孔7cに軽くねじ込まれることで、角パイプ5の端部5aにスライド自在に装着される。
【0034】
固定具セット9はそれぞれ、2本の第1ボルト12と、2本の第2ボルト13とを有している。第1ボルト12は、筒状部11の外側から孔11cを通ってスライドロックプレート7の第1ネジ孔7c,7dに挿入され、連結状態において、スライドロックプレート7を筒状部11に固定するためのものである。また、ここでは、第1ボルト12のうち1本は、スライドロックプレート7の収納時、連結作業時にも第1ネジ孔7cに軽くねじ込まれ、スライドロックプレート7を軸方向にスライドさせるためのつまみとしても機能する。第2ボルト13は、各パイプ5の外側から長孔5cを通ってスライドロックプレート7の第2ネジ孔7eに挿入され、連結状態において、スライドロックプレート7を角パイプ5に固定するためのものである。
【0035】
[連結方法]
次に、上記連結用具セット1を用いて筒状部11及び角パイプ5を連結するための方法について説明する。
この連結方法は、準備工程と、収納工程と、配置工程と、スライド工程と、固定工程とを備えている。
【0036】
準備工程では、例えば、複数の他の角パイプと複数の五方連結部材(五方連結部材3を含む)を上記特許文献に示された継ぎ手を介して、同特許文献に示された方法に従って、交互に連結して予め柱状物を組み立てておく。
収納工程では、角パイプ5の内周側にスライドロックプレート7を配置し、1本の第1ボルト12を外側から長孔5cを通して第1ネジ孔7cに軽く装着し、第1ボルト12の頭部をつまんで端部5aと逆側の長孔5cの端部までスライドさせて、スライドロックプレート7を角パイプ5の内周側に完全に収納する。ここで、第1ボルト12をやや固めに締めてスライドロックプレート7を角パイプ5に対し動かない程度に仮留めしておく。このような動作を、角パイプ5の両端部5aの全ての側面5bにおいて行う。
【0037】
配置工程では、スライドロックプレート7が収納された角パイプ5を、各端部5a及び筒状部11の端面同士が対向するよう、2つの筒状部11の間に配置する。
スライド工程では、第1ボルト12を少し緩めるとともに頭部をつまんで筒状部11側にスライドさせて、スライドロックプレート7の一方の端部を筒状部11の端部11a内に配置する。このとき、突出部7bを長孔5cに嵌合させる。
【0038】
固定工程では、第1ボルト12を第1ネジ孔7cに挿入するとともに、もう一方の第1ボルト12及び第2ボルト13を第1ネジ孔7d及び第2ネジ孔7eにそれぞれ挿入する。この動作もまた、角パイプ5の両端部5aの全ての側面5bにおいて行う。これにより、角パイプ5が2つの五方連結部材3に連結され、所定の構造物が組み立てられる。
【0039】
このような連結動作に従って角パイプ、多方連結部材(三方及び四方連結部材を含む)及び継ぎ手等の種々の部材を組み立てることにより、例えば、図3に示すような構造物41を組み立てることができる。
この連結用具セット1によれば、簡単な構成のスライドロックプレート7を用いて筒状部11及び角パイプ5を連結することができるため、上記従来の継ぎ手のような特別な部材を用いる必要がなく、かかる継ぎ手を予め用意する必要もない。また、この連結用具セット1では、上記のように、簡単な動作によって筒状部11及び角パイプ5を連結できるため、連結作業を素早く行うことができる。さらに、この連結用具セット1では、連結状態において、スライドロックプレート7は、角パイプ5及び筒状部11の内周側に配置されるため、外部に露出して連結部分の外観が損なわれるのを防止することができる。
【0040】
また、この連結用具セット1では、連結状態において、スライドロックプレート7の突出部7bが長孔5cに嵌合されるため、長孔5cを設けたことによる角パイプ5の強度の低下を抑えることができる。
さらに、この連結用具セット1では、連結状態において、スライドロックプレート7の突出部7bを長孔5cに嵌合させることで、スライドロックプレート7が角パイプ5に対して容易に位置決めされるため、連結作業時に、第2ネジ孔7eと孔11cとの位置合わせのための微調整等の必要がなく、連結作業をより迅速に行うことができる。
【0041】
[他の実施形態]
(a)角パイプ15の長孔15cは、図5に示すように、側面15bに複数設けられてもよい。この場合、スライドロックプレートとしては、上記実施形態と同様に構成されたものが角パイプ15の1つの側面15bにおいて複数用いられてもよく、また、かかるスライドロックプレート17が複数連結された形状のもの(符号17)が用いられてもよい。
【0042】
このような構成は、比較的幅広な側面15b,111bを有する角パイプ15及び筒状部111を連結する際に、連結状態がより強固に保てる点で有効である。また、上記実施形態に比べ、特にひねりに対する強度が確保されるようになる。
(b)スライドロックプレート27は、図6に示すように、角パイプ25の周方向に隣接する2つの側面25bにわたり当接するよう断面が概ねL字形状に構成されてもよい。この場合、角パイプ25は、少なくとも周方向に隣接する2つの側面25bにおいて長孔25cが形成される。また、スライドロックプレート27の本体部27aは、角パイプ25の上記2つの側面25bに沿う2つの側面部27dが周方向に連結されるとともに、スライドロックプレート27の突出部27bは、側面部27dにそれぞれ形成される。
【0043】
(c)金属管は、水平方向にのみ連結されるものではない。また、金属管は、多方連結部材のみでなく、構造物中の、筒状部分を有する他の金属管等に連結されてもよい。
(d)1つの構造物において、本発明の連結用具セット及び連結方法と、他の連結用具セット及び連結方法とが併用されてもよい。例えば、角パイプは、図4に示すように、一方の端部においてのみスライドロックプレートを介して多方連結部材と連結されるとともに、他方の端部においては、上記特許文献1に示されるような継ぎ手31を用いて多方連結部材と連結されてもよい。
【0044】
(e)多方連結部材は、複数の筒状部において角パイプを連結可能に構成されてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成のスライド部材を用いて筒状部分及び金属管を連結できるため、特別な継ぎ手等を用意する必要がない。また、簡単な動作により金属管及び筒状部分を連結できるため、連結作業をスムーズに行うことができる。さらに、本発明によれば、連結状態において、スライド部材は金属管及び筒状部分の内周側に配置されており、上記従来の継ぎ手を用いた場合のように継ぎ手の一部が外部に露出することがないため、連結された部分の見栄えがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用された連結用具セットを示す図。
【図2】前記連結用具セットのスライドロックプレートを示す斜視図。
【図3】本発明の連結用具セットを用いて組み立てられた構造物を示す側面図。
【図4】本発明の他の実施形態による連結用具セットを用いて組み立られた構造物を示す側面図。
【図5】本発明の他の実施形態の連結用具セットの一部を示す平面図。
【図6】本発明の他の実施形態の連結用具セットの一部を示す平面図。
【符号の説明】
1 連結用具セット
3 多方連結部材
5 金属製角パイプ
5a 端部
5b 側面
5c 長孔
7 スライドロックプレート
7a 本体部
7b 突出部
7c,7d 第1ネジ孔
7e 第2ネジ孔
9 固定具セット
11 筒状部
11a 端部
11b 側面
11c 孔
12 第1ボルト
13 第2ボルト

Claims (10)

  1. 構造物中に設けられた筒状部分と同軸に少なくとも一方の端部が連結されるとともに、前記端部に軸方向に延びる第1長孔が形成された金属管と、
    前記金属管の端部の内周側に軸方向にスライド自在に装着されるとともに、前記金属管の内周側に収納可能であるスライド部材と、
    前記金属管の外周側から前記第1長孔を通って前記スライド部材を前記金属管に対し所定の軸方向位置で固定するための第1固定具と、前記筒状部分の端部と前記スライド部材とを固定するための第2固定具とを有する固定具セットとを備え、
    前記筒状部分の前記金属管の端部が装着される側の端部には、前記第1長孔に対向して第2孔が形成され、
    前記スライド部材は、前記筒状部分側の端部が前記筒状部分の内周側に配置された状態で、前記第1及び第2固定具がそれぞれ前記第1長孔及び第2孔を通って取り付けられるための第1及び第2取付孔を有している、
    連結用具セット。
  2. 前記筒状部分は、前記金属管の軸方向長さだけ離れて前記構造物中の対向する2箇所に設けられており、
    前記金属管は、両端部に前記第1長孔が形成され、
    前記スライド部材及び前記固定具セットは、前記金属管の両端部に配置される、
    請求項1に記載の連結用具セット。
  3. 前記スライド部材は、前記第2取付孔を有し、前記筒状部分及び金属管の内壁に沿う板状の本体部と、前記第1取付孔を有し、前記本体部から外周側に突出しかつ前記金属管が前記筒状部分に連結された連結状態において前記第1長孔に嵌合可能な突出部とを有している、請求項1または2に記載の連結用具セット。
  4. 前記金属管は、周方向に隣接して形成された複数の第1長孔を有し、
    前記スライド部材及び固定具セットは、前記複数の第1長孔に対応してそれぞれ複数ずつ配置される、
    請求項1から3のいずれかに記載の連結用具セット。
  5. 前記筒状部分及び金属管は、周方向に隣接して複数の側面が連結されてなる角柱状中空部材であるとともに、前記金属管は、少なくとも1つの前記側面に前記第1長孔を有している、請求項4に記載の連結用具セット。
  6. 前記筒状部分及び金属管は、周方向に隣接する複数の側面を有する角柱状中空部材であるとともに、前記金属管は、周方向に隣接する2つの側面に前記第1長孔が形成されており、
    前記スライド部材の本体部は、前記筒状部分及び金属管の周方向に隣接する2つの内壁に沿う2つの側面部が周方向に連結されており、前記スライド部材の突出部は、前記側面部にそれぞれ形成されており、
    前記固定具セットは、前記スライド部材の各側面部に対応して複数ずつ配置されている、
    請求項3から5のいずれかに記載の連結用具セット。
  7. 前記スライド部材は板金製であり、前記第1及び第2固定具はボルトである、請求項1から6のいずれかに記載の連結用具セット。
  8. 構造物中に設けられ、互いに直交する複数の筒状部分を有し、少なくとも1つの前記筒状部分の端部に軸方向に延びる第2孔を有する多方連結部材と、
    前記第2孔を有する少なくとも一方の端部が前記多方連結部材の筒状部分の1つと同軸に連結されるとともに、前記金属管が前記第2孔を有する筒状部分に連結された連結状態での前記多方連結部材の第2孔に対向して第1長孔が前記端部に形成された金属管と、
    前記金属管の端部の内周側に軸方向にスライド自在に装着され、前記金属管の内周側に収納可能であるスライド部材と、
    前記金属管の外周側から前記第1長孔を通って前記スライド部材を前記金属管に対し固定するための第1固定具と、前記第2孔を通って前記スライド部材を前記筒状部分に固定するための第2固定具とを有する固定具セットとを備え、
    前記スライド部材は、前記筒状部分側の端部が前記筒状部分の内周側に配置された状態で、前記第1及び第2固定具がそれぞれ前記第1長孔及び第2孔を通って取り付けられるための第1及び第2取付孔を有している、
    連結用具セット。
  9. 構造物中に設けられた筒状部分と同軸に金属管を連結するための連結方法であって、
    前記金属管の端部に軸方向にスライド自在に装着されたスライド部材を前記金属管の端部の内周側に収納する収納工程と、
    前記スライド部材が収納された前記金属管の端部を前記筒状部分と同軸に配置する配置工程と、
    前記スライド部材を前記筒状部分側にスライドさせて、その一部を前記筒状部分の内周側に配置するスライド工程と、
    前記スライド部材を前記金属管に対し固定する固定工程と、
    を備えた構造物及び金属管の連結方法。
  10. 前記配置工程では、前記金属管の軸方向長さだけ離れて配置された2つの筒状部分の間に、前記スライド部材が収納された前記金属管を配置する、請求項9に記載の構造物及び金属管の連結方法。
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