JP2004357906A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内鍋1に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋1と鍋蓋と鍋パッキンの臭いを減少させるお手入れ機能を有する制御手段6により鍋加熱手段2を駆動し、鍋加熱手段2により内鍋1を加熱するとともに、内鍋1の温度を鍋温度検知手段3により検知し、炊飯回数を記憶手段7に記憶し、表示手段8により表示動作をする。表示手段8は、炊飯回数に応じて手入れするよう使用者に知らせる表示を行うようにする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内鍋に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋と鍋蓋と鍋パッキンの臭いを減少させるお手入れ機能を有する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の炊飯器は図4に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図4に示すように、内鍋1は、鍋加熱手段2により加熱され、内鍋1の温度を鍋温度検知手段により検知するようにしている。内鍋1の上部に鍋蓋4を設け、内鍋1と鍋蓋4の間に鍋パッキン5を介在させている。制御手段13は、鍋加熱手段2を駆動し内鍋1に入れた水を一定時間沸騰させることにより、内鍋1と鍋蓋4と鍋パッキン5の臭いを減少させるお手入れ機能を有するものである(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
上記構成において、使用者が任意にお手入れ機能を利用し、炊飯器に残留する臭いを除去していた。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−211093号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の炊飯器では、使用者がお手入れコースを選択することによりお手入れを実施していたことにより、適切な使用回数に応じたお手入れを実施することができない。よって使用者の使用方法によっては炊飯器に臭いが残留してしまうという問題を有していた。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、使用者の使用状況に応じて使用者にお手入れコースによるメンテナンスを奨めることにより臭い等が残留し難く、快適に使用しつづけることができる炊飯器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、内鍋に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋と鍋蓋と鍋パッキンの臭いを減少させるお手入れ機能を有する制御手段により鍋加熱手段を駆動し、鍋加熱手段により内鍋を加熱するとともに、内鍋の温度を鍋温度検知手段により検知し、炊飯回数を記憶手段に記憶し、表示手段により表示動作をするよう構成し、表示手段は、炊飯回数に応じて手入れするよう使用者に知らせる表示を行うようにしたものである。
【0009】
これにより、使用者の使用状況に応じて使用者にお手入れコースによるメンテナンスを奨めることができて、臭い等が残留し難く、快適に使用しつづけることができる炊飯器を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、内鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記内鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋加熱手段を駆動し内鍋に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋と鍋蓋と鍋パッキンの臭いを減少させるお手入れ機能を有する制御手段と、炊飯回数を記憶する記憶手段と、表示動作をする表示手段とを備え、前記表示手段は、炊飯回数に応じて手入れするよう使用者に知らせる表示を行うようにしたものであり、使用者の使用状況に応じて、使用者に適切なお手入れ時期を知らせることができて、お手入れコースによるメンテナンスを奨めることができ、臭い等が残留し難く、快適に使用しつづけることができる炊飯器を提供することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、記憶手段は、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリで構成し、制御手段のリセット後も炊飯回数を記憶しつづけるよう構成したものであり、制御手段のリセット後も炊飯回数を記憶しつづけることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0013】
図1および図2に示すように、制御手段6は、マイクロコンピュータなどで構成し、鍋加熱手段2を駆動し内鍋1に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋1と鍋蓋4と鍋パッキン5の臭いを減少させるお手入れ機能を有している。
記憶手段7は炊飯回数を記憶するものであり、表示手段8は発光ダイオードなどの表示素子からなり、図3に示すように、炊飯回数に応じてお手入れすることを使用者に知らせる表示を行うものである。入力手段9は、炊飯を開始する炊飯キー10と、炊飯するメニューを選択するメニューキー11と、炊飯や保温の状態から待機状態にするための切キー12とを有している。
【0014】
上記構成において動作、作用を説明する。電源を入れた状態の待機モードにおいて、使用者は入力手段9のメニューキー11により複数の炊飯メニューからメニューを選択した後、炊飯キー10を操作することで炊飯器は待機モードから炊飯モードに移行し、制御手段6は所定の炊飯シーケンスに基づき炊飯を行い、炊飯が完了した時点で、記憶手段7は記憶している炊飯回数を加算し、その結果を記憶する。
【0015】
このとき、加算する炊飯回数は使用者が選択した炊飯コースに応じた数値となる。例えば、白米を炊飯する白米コースであれば1を加算し、具材を伴い炊飯する炊き込みごはんコースや中華粥コースであれば3を加算する。表示手段8は記憶手段7に記憶されている数値が15になった時点で点灯し、使用者に水を一定時間沸騰させることにより内鍋1と鍋蓋4と鍋パッキン5の臭いを減少させるお手入れコースの実施を促す。
【0016】
表示手段8の点灯は、使用者がお手入れコースを使用し、お手入れコースが完了するまで継続する。表示手段8の表示が点灯から消灯に切り換わるタイミングで記憶手段7に記憶されている数値がリセットされる。また、表示手段8が点灯表示となる以前に使用者がお手入れコースを選択し、お手入れコースが実施された場合においても、お手入れコース完了時に記憶手段7に記憶されている数値がリセットされる。
【0017】
つぎに、記憶手段7について説明する。記憶手段7が所定の電源が供給されない場合にはリセットされてしまうものであれば、記憶内容を保持するためバックアップ用の電池が使用される場合がある。しかしながら、バックアップ用電池の寿命がつきた場合には記憶手段7に記憶している内容を保持することができなくなり、このことにより使用者に適切なタイミングでお手入れコースの実施を推奨することができなくなる。
【0018】
そこで、記憶手段7に、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリを使用することで、電源が供給されないような状況下においても記憶内容が保持され、使用者に適切なタイミングでお手入れコースの使用を推奨することができる。
【0019】
以上のように本実施例によれば、炊飯回数を記憶する記憶手段7と、炊飯回数に応じお手入れすることを使用者に知らせる表示を行う表示手段8とを具備することにより、使用者はお手入れを実施すべき適切なタイミングを知ることできる。
【0020】
なお、本実施例では、炊飯終了時に記憶手段7に加算する加算値を白米コースを1とし、白米以外の具材を伴うコースを3としたが、特にこの限りでなくともよい。また、表示手段8が表示を行う記憶手段7の数値を15としたが、15でなくともよい。
【0021】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載の発明によれば、炊飯回数を記憶手段に記憶し、表示手段により表示動作をするよう構成し、表示手段は、炊飯回数に応じて手入れするよう使用者に知らせる表示を行うようにしたから、使用者の使用状況に応じて使用者にお手入れコースによるメンテナンスを奨めることができて、臭い等が残留し難く、快適に使用しつづけることができる炊飯器を提供することができる。
【0022】
また、記憶手段は、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリで構成し、制御手段のリセット後も炊飯回数を記憶しつづけるよう構成したから、制御手段のリセット後も炊飯回数を記憶しつづけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の炊飯器のブロック図
【図2】同炊飯器の断面図
【図3】同炊飯器の表示操作部の拡大正面図
【図4】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
1 内鍋
2 鍋加熱手段
3 鍋温度検知手段
4 鍋蓋
5 鍋パッキン
6 制御手段
7 記憶手段
8 表示手段
Claims (2)
- 内鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記内鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、前記鍋加熱手段を駆動し内鍋に入れた水を一定時間沸騰させることにより内鍋と鍋蓋と鍋パッキンの臭いを減少させるお手入れ機能を有する制御手段と、炊飯回数を記憶する記憶手段と、表示動作をする表示手段とを備え、前記表示手段は、炊飯回数に応じて手入れするよう使用者に知らせる表示を行うようにした炊飯器。
- 記憶手段は、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリで構成し、制御手段のリセット後も炊飯回数を記憶しつづけるよう構成した請求項1記載の炊飯器。
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