JP2004337351A - 炊飯ジャー - Google Patents

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Abstract

【課題】保温切タイマ処理中に再加熱を行ない、再加熱が終了した後においても、適切な温度で米飯を保存する。
【解決手段】温度検知手段6からの検知温度に基づいて加熱手段5を制御して少なくとも炊飯処理、保温処理及び再加熱処理を実行する制御手段35を具備する。また、保温処理の実行時間を設定する設定手段26と、再加熱処理を指示する再加熱指示手段23とを設ける。制御手段35は、設定手段26によって保温設定された保温処理の実行時に設定手段26によって保温設定された保温実行時間が経過すると保温処理を停止する保温切タイマ処理機能を有する一方、保温切タイマ処理の実行中に再加熱指示手段23によって再加熱処理が指示された場合、保温切タイマの実行を停止して再加熱処理を実行し、再加熱処理終了後に保温処理かまたは保温切タイマ処理へ移行する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯ジャーの保温動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の炊飯ジャーは、被炊飯物たる米と水を収容した容器を、器本体の底部に設けられた加熱手段(誘導加熱コイルや抵抗線ヒータ等)により加熱して炊飯した後、器本体の側部や蓋等に設けられた保温用加熱手段(誘導加熱コイルや抵抗線ヒータ等)により容器を加熱して、炊き上げられた米飯を所定温度に保温するように構成されている。
【0003】
近年では、炊飯終了後の不要な電力消費や、米飯を長時間加熱することによる乾燥・黄変を防止するために、ユーザーの設定により炊飯終了後の保温時間を変更し、設定した保温時間を超えると自動的に保温動作を終了する炊飯ジャーが考案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。以下この機能を「保温切タイマ処理機能」と称する。
【0004】
一方、保温中は米飯の温度が73℃〜74℃に維持されており炊飯終了直後に比べ低いため、米飯を食する直前に再加熱スイッチを押して米飯を所定温度まで加熱する再加熱機能を有する炊飯ジャーも考案されている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特許第3055532号公報
【特許文献2】
特許第2837303号公報
【特許文献3】
特公平8−4554号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の炊飯ジャーにおいては、例えば保温切タイマ処理が終了すると待機状態(加熱手段が全く動作していない状態)に戻り、保温が行われず、残った米飯は冷めてゆく。ユーザは保温切タイマで設定した時間以上は保温しないつもりであったはずであるから、たとえ残った米飯が冷めてもユーザにとってはやむを得ない。しかしもし状況が変わりすぐに米飯を食する目的で保温切タイマ処理中に再加熱を行なった場合、たとえ保温切タイマの設定時間内であっても、再加熱終了後は待機状態へ戻り、米飯温度は一方的に低下してしまい、再度食する場合においても、またそのまま保存する場合においても不都合である。
【0007】
そこで本発明は、保温切タイマ処理中に再加熱を行ない、再加熱が終了した後においても、適切な温度で米飯を保存することができる炊飯ジャーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の炊飯ジャーは、
被炊飯物を収容する容器と、
該容器を加熱する加熱手段と、
前記容器の温度を検知する温度検知手段と、
この温度検知手段からの検知温度に基づいて前記加熱手段を制御して少なくとも炊飯処理、保温処理及び再加熱処理を実行する制御手段とを具備し、
前記保温処理の実行時間を設定する設定手段と、
前記再加熱処理を指示する再加熱指示手段とを設け、
前記制御手段は、保温処理の実行時に、前記設定手段によって設定された前記保温実行時間が経過すると保温処理を停止する保温切タイマ処理機能を有する一方、
前記保温切タイマ処理の実行中に前記再加熱指示手段によって再加熱処理が指示された場合、前記保温実行時間制御機能の実行を停止して再加熱処理を実行し、再加熱処理終了後に保温処理へ移行する構成を採用した。
【0009】
前記炊飯ジャーでは、当初米飯を食する予定がなく保温実行時間制御機能を動作中に、予定を変更して米飯を食するため再加熱処理を行なった場合においても、再加熱終了後に米飯が所定温度に保温されるため、食する場合や保存する場合にも支障を来さない。
前記炊飯ジャーにおいて、前記制御手段はさらにおやすみ保温処理機能を有し、該おやすみ保温処理実行中に前記再加熱指示手段によって再加熱処理が指示された場合、前記保温切タイマの実行を停止して再加熱処理を実行し、再加熱処理終了後に保温処理、おやすみ保温処理または保温切タイマ処理のいずれかへ移行することは、おやすみ保温処理機能を具備する場合においても適切に米飯の保温が行なえる点で好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る炊飯器1を示す。この炊飯器1は誘導加熱方式であり、炊飯鍋2と、該炊飯鍋2を収容する炊飯器本体3と、該炊飯器本体3に回動自在に取り付けられる蓋体4とからなる。そして、前記炊飯器本体3には、加熱手段である誘導加熱コイル5と、温度検知手段である炊飯鍋用温度センサ6と、制御手段である図2のマイコン35を実装した制御基板34とが配設されている。また、前記蓋体4の内部には、蓋ヒータ7と、炊飯鍋2の内部温度を検出する蓋体用温度センサ8とが配設された周知の構成のものである。
【0011】
前記炊飯器本体3の正面には、図2に示すように、中央に配設された液晶パネル10の回りに入力手段である複数のスイッチ23〜30を配設した操作パネル9が取り付けられている。
【0012】
前記液晶パネル10は、後述するマイコン35が内蔵するドライバによって表示するセグメント表示方式のもので、現在時刻などの時間を表示する数値表示部11、その数値表示部11が現在時刻であることを示す現在表示部12、午前表示部13および午後表示部14、その数値表示部11が炊き上げまでの残時間であることを示すあと表示部15、分表示部16および時間表示部17、その数値表示部11が保温を終了するまでの残時間であることを示す後切表示部18、予約炊飯の設定状態であることを示す予約表示部19、1表示部20および2表示部21、液晶パネル10の回りに設けた炊飯メニュー表示に対応する△印の印表示部22を備えている。
【0013】
前記スイッチ23〜30としては、炊飯/再加熱スイッチ23、保温/保温切スイッチ24、おやすみ保温スイッチ25、予約スイッチ26、とりけしスイッチ27、メニュースイッチ28、△スイッチ29(アップスイッチ)および▽スイッチ30(ダウンスイッチ)が配設されている。
【0014】
前記炊飯/再加熱スイッチ23は、予約炊飯を含む炊飯動作または再加熱動作を実行させるものであり、再加熱指示手段として機能するものである。保温/保温切スイッチは、炊飯処理や保温処理などの処理を実行していない待機状態で、保温処理を直接実行させるものである。また、本実施形態では、前記待機状態で炊飯処理後の保温処理の実行時間を設定、および、保温処理の実行中に該保温処理の実行時間を設定する設定手段の機能を兼用している。おやすみ保温スイッチ25は、保温処理の実行中に保温温度が低いおやすみ保温制御を実行させるものである。予約スイッチ26は、予約炊飯の設定状態に移行させるものであるとともに、後述の保温切タイマ処理においては保温実行時間の設定手段として機能するものである。とりけしスイッチ27は、現状で実行している処理を停止させるものである。メニュースイッチ28は、予約炊飯メニューを含む炊飯メニューを変更させるものである。△スイッチ29は、現在時刻や炊飯処理後の保温実行時間を増加させるものである。▽スイッチ30は、現在時刻や炊飯処理後の保温実行時間を減少させるものである。
【0015】
また、前記保温/保温切スイッチ24には、保温処理の実行状態や、保温切タイマの設定状態を報知するためのLED31が設けられている。同様に、おやすみ保温スイッチ25には、おやすみ保温処理の実行状態を示すLED32が設けられるとともに、予約スイッチ26には、予約炊飯の設定状態を示すLED33が設けられている。
【0016】
前記制御基板34に実装されたマイコン35は、第1記憶媒体であるROM36に予め記憶された各炊飯メニューのプログラムに従って、予熱、炊飯(容量判別、中ぱっぱおよび沸騰維持)、炊き上げ、むらし、2度炊きの各工程を経て炊飯処理を実行した後、続いて保温処理に移行するものである。また、この制御基板34には、ユーザが設定した炊飯条件などを記憶する第2記憶媒体としてRAM37が設けられている。さらに、ユーザが電源コードと商用電源との接続を解除した際に、前記RAM37に記憶した情報を維持するとともに、現在時刻をカウントし続けるためのリチウム電池などを用いたバックアップ回路部38が設けられている。
【0017】
そして、本実施形態では、前記保温/保温切スイッチ24により液晶パネル10の数値表示部11で表示しながら保温処理を実行する実行時間を設定可能とし、その実行時間が経過すると保温処理を停止する保温切タイマ処理機能が設けられている。この保温切タイマ処理機能は、保温処理の実行中に前記保温/保温切スイッチ24を操作することによる第1保温切タイマ処理と、待機状態で所定時間以上継続して保温/保温切スイッチ24を操作することによる第2保温切タイマ処理とのいずれかにより、保温切タイマを設定することにより実行される。
【0018】
具体的には、第1保温切タイマ処理は、保温処理の実行中において、その保温切タイマを1時間〜12時間の範囲で1時間単位で設定するものである。この第1保温切タイマ処理では、最初に保温/保温切スイッチ24が操作されると、前記RAM37に記憶した前回の保温切タイマで設定した時間を読み込み、その時間を前記数値表示部11に表示させるとともに、後切表示部18を点灯表示させる。なお、前回の保温切タイマの設定時間が記憶されていない場合には、数値表示部11は「1」時間になる。この状態で、次に保温/保温切スイッチ24が操作されると、数値表示部11の数値を1時間単位でインクリメント(増加)させるとともに、所定時間以上、継続して保温/保温切スイッチ24が操作されることにより、設定時間を増加方向で早送りする。
【0019】
また、第2保温切タイマ処理は、待機状態において、炊飯処理の実行後に続いて行われる保温切タイマの設定時間を0時間(保温なし)〜12時間の範囲で1時間単位で設定するものである。この第2保温切タイマ処理では、最初に保温/保温切スイッチ24が操作されると、前記RAM37に記憶した前回の保温切タイマの設定時間を読み込み、その時間を前記数値表示部11に表示させるとともに、LED31および後切表示部18を点灯表示させる。なお、前回の保温切タイマの設定時間が記憶されていない場合には、数値表示部11は「0」時間になる。この状態で、△スイッチ29が操作されると、数値表示部11の数値を1時間単位でインクリメント(増加)させるとともに、所定時間以上、継続して△スイッチ29が操作されることにより、設定時間を増加方向に早送りする。また、▽スイッチ30が操作されると、数値表示部11の数値を1時間単位でデクリメント(減少)させるとともに、所定時間以上、継続して▽スイッチ30が操作されることにより、設定時間を減少方向に早送りする。
【0020】
さらに、本実施例では、上記第1保温切タイマ処理実行中かまたは第2保温切タイマ処理実行中に炊飯/再加熱スイッチ23を押して再加熱動作を実行し、た場合、該再加熱動作を終了後保温処理へ移行するようにしている。
【0021】
次に、前記炊飯器1のマイコン35の制御について説明する。
ユーザが炊飯鍋2に米と水をセットして炊飯器本体3に収容し、蓋体4を閉じて炊飯/再加熱スイッチ23を押すと、図3に示すようにステップS11で所定の炊飯処理(予熱、炊飯(容量判別、中ぱっぱおよび沸騰維持)、炊き上げ、むらし、2度炊き)を実行し、ステップS12へ移行して保温処理を実行し、米飯を所定温度に保温し、ステップS13に進む。
【0022】
ステップS13では炊飯/再加熱スイッチ23が押されたか否かを判別し、押された場合はステップS14に進み誘導加熱コイル5に通電して所定の再加熱処理を行ない、ステップS15に進む。押されなかった場合はステップS16に進む。
【0023】
ステップS15では再加熱終了後、再加熱処理の前のモードが保温モードか保温切タイマモードかを判別し、保温モードであった場合はステップS12へ戻り保温処理を実行する。保温切タイマモードであった場合はステップS17に進み保温切タイマ処理(前述の第1保温切タイマ時間設定処理で設定した時間だけ保温処理の実行を継続し、その後自動的に保温処理を終了する)を実行する。
【0024】
ステップS16では保温/保温切スイッチ24が押されたか否かを判別し、押された場合は前述のステップS17に進み、押されなかった場合はステップS13に戻って保温処理を継続しながらスイッチ判別を繰り返す。ステップS17において保温切タイマ処理を実行中はステップS13に進み、炊飯/再加熱スイッチ23が押されたか否かを常に判別している。
【0025】
以上のように、本実施形態では保温処理中に再加熱が実行された後、取消モードではなく保温モードまたは保温切モードへ移行するので、米飯が所定温度に保温され、食する場合や保存する場合にも支障を来さない。
【0026】
次に、本発明における第2の実施形態について説明する。この実施形態では、おやすみ保温処理機能を搭載している炊飯器1において適用できる点で前述の実施形態と相違している。
【0027】
具体的には、ユーザが炊飯鍋2に米と水をセットして炊飯器本体3に収容し、蓋体4を閉じて炊飯/再加熱スイッチ23を押すと、図4に示すように、ステップS21で所定の炊飯処理(予熱、炊飯(容量判別、中ぱっぱおよび沸騰維持)、炊き上げ、むらし、2度炊き)を実行し、ステップS22へ移行して保温処理を実行し、米飯を所定温度に保温し、ステップS23に進む。
【0028】
ステップS23では保温処理実行中に炊飯/再加熱スイッチ23,保温/保温切スイッチ24及びおやすみ保温スイッチ25のスイッチが押されたか否かを判別する。炊飯/再加熱スイッチ23が押されるとステップS24に、保温/保温切スイッチ24が押されるとステップS28に、おやすみ保温スイッチ25が押されるとステップS26にそれぞれ進む。
【0029】
ステップS24では前述と同様の再加熱処理を実行し、ステップS25に進む。ステップS26では所定のおやすみ保温処理(通常の保温処理に比べ低温で米飯を保温する)を実行するが、実行中はステップS27に進んで常にスイッチ判別を行なっており、保温/保温切スイッチ24が押された場合はステップS22に戻る。また炊飯/再加熱スイッチ23が押された場合はステップS24に進む。さらにその他のスイッチが押された場合は無視しておやすみ保温処理を続行後、ステップS25に進む。ステップS28では前述の保温切タイマ処理を実行し、ステップS29に進む。
【0030】
ステップS25では、再加熱処理またはおやすみ保温処理より一つ前のモードが何であったかを判別し、保温モードであった場合はステップS22へ戻り保温処理を実行する。保温切タイマモードであった場合はステップS27に進み保温切タイマ処理(前述の第1保温切タイマ時間設定処理で設定した時間だけ保温処理の実行を継続し、その後自動的に保温処理を終了する)を実行後、ステップS28に進む。
【0031】
ステップS28の保温切タイマ処理中は、ステップS29で炊飯/再加熱スイッチ23及びおやすみ保温スイッチ25のスイッチが押されたか否かを判別し、炊飯/再加熱スイッチ23が押された場合はステップS24に進み、おやすみ保温スイッチ25が押された場合はステップS26に進む。それ以外のスイッチが押された場合はそのまま保温切タイマ処理を続行する。
【0032】
以上のように、本実施形態では、おやすみ保温処理機能を付加した場合でも適切に保温処理後の再加熱処理終了後、保温を継続して米飯の冷却を防止できる。
【0033】
なお、上記2つの実施形態において、保温切タイマの設定処理は図5に示すようになっている。すなわちまずステップS101で予約スイッチ26が押されたか否かを判別し、押された場合はステップS102に進み、押されなかった場合はステップS101に戻り判別処理を繰り返す。
【0034】
ステップS102では液晶パネル10における数値表示部11において保温切タイマの設定時間を1にセットし、ステップS103に進んで数値表示部11を点滅させるとともに、ステップS104に進んでLED31を点滅させてステップS105に進む。
【0035】
ステップS105では保温/保温切スイッチ24が押されたか否かを判別し、押された場合はステップS108に進み、押されなかった場合はステップS106に進む。
【0036】
ステップS106では予約スイッチ26が押されたか否かを判別し、押された場合はステップS107に進んで保温切タイマの設定時間をインクリメントするとともに数値表示部11に変更された設定時間を表示してステップS105に戻る。
【0037】
ステップS108では数値表示部11を点灯してステップS109に進んでLED31を点灯し、ステップS110に進んで保温切タイマの設定時間を確定する。その後ステップS111に進んで上述の保温切タイマ処理を実行する。
【0038】
このように本実施形態では、保温切タイマと直接関係のない予約スイッチ26を利用して保温切タイマの時間を設定できるため、保温/保温切スイッチ24が共通であるにもかかわらず設定時の操作と設定状態の識別が容易となり使用性が向上する。
【0039】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば図4において前のモードがおやすみ保温モードの場合、再加熱処理終了後おやすみ保温処理へ移行し、米飯の劣化を防止するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の炊飯器では、保温切タイマ処理終了後、そのまま放置するのではなく再度保温処理やおやすみ保温処理に戻るため、再加熱終了後も米飯を温かいまま保持することができ、食する場合や保存する場合にも支障を来さない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炊飯器の概略図である。
【図2】同、炊飯器の操作パネルを示す正面図である。
【図3】第1実施形態に係る炊飯器のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図4】第2実施形態に係る炊飯器のマイコンによる制御を示すフローチャートである。
【図5】各実施形態に係る炊飯器のマイコンによる保温切タイマ設定制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…炊飯器、2…炊飯鍋、3…炊飯器本体、4…蓋体、5…誘導加熱コイル(加熱手段)、9…操作パネル、10…液晶パネル、23〜30…スイッチ、23…炊飯/再加熱スイッチ(再加熱指示手段)、24…保温/保温切スイッチ、25…おやすみ保温スイッチ、26…予約スイッチ(設定手段)、31…LED、35…マイコン。

Claims (2)

  1. 被炊飯物を収容する容器と、
    該容器を加熱する加熱手段と、
    前記容器の温度を検知する温度検知手段と、
    この温度検知手段からの検知温度に基づいて前記加熱手段を制御して少なくとも炊飯処理、保温処理及び再加熱処理を実行する制御手段とを具備し、
    前記保温処理の実行時間を設定する設定手段と、
    前記再加熱処理を指示する再加熱指示手段とを設け、
    前記制御手段は、保温処理の実行時に、前記設定手段によって設定された前記保温実行時間が経過すると保温処理を停止する保温切タイマ処理機能を有する一方、
    前記保温切タイマ処理の実行中に前記再加熱指示手段によって再加熱処理が指示された場合、前記保温切タイマの実行を停止して再加熱処理を実行し、再加熱処理終了後に保温処理かまたは保温切タイマ処理へ移行することを特徴とする炊飯ジャー。
  2. 前記制御手段はさらにおやすみ保温処理機能を有し、該おやすみ保温処理実行中に前記再加熱指示手段によって再加熱処理が指示された場合、前記保温切タイマの実行を停止して再加熱処理を実行し、再加熱処理終了後に保温処理、おやすみ保温処理または保温切タイマ処理のいずれかへ移行することを特徴とする請求項1記載の炊飯ジャー。
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