JP2004350545A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、現在位置が予定走行経路における所定操作準備位置であることを判別したときに操作者に所定操作開始前であることを報知する操作開始前報知手段と、を有する構成とし、操作者に所定操作の開始前であるということを視覚的、又は聴覚的に認識させる構成とする。
【選択図】 図7
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液散布作業車などの作業車両に用いられる、GPS装置(グローバル・ポジショニング・システム)を利用したナビゲーションシステムに関し、より詳しくは、ナビゲーションにおける表示形態に関する。
【0002】
【従来の技術】
GPS装置を利用することにより、農業用の敷地において、薬液散布作業車などの作業車両を所定の走行経路に沿って移動させることにより、効率よく、かつ、確実に作業を行うようにするためのナビゲーションシステムが知られている。
このようなナビゲーションシステムには、液晶表示等の映像面に、予定走行経路に対する機体横方向の相対位置の表示や、旋回等の所定操作が開始される位置までの到達の度合いを表示するガイド機能を有するものがある、このガイド機能について開示する文献も存在する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−234204号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記文献で開示されるところのガイド機能は、予定走行経路に対する機体横方向の相対位置や、所定操作が開始される位置までの到達の度合を、いわゆる棒状のレベルゲージにて表示する形態としており、操作者にとってより有用な情報を提供するには改善の余地がある。
即ち、所定操作が開始される位置に到達する前段階において、予め、操作者に所定操作開始前であることを報知し、さらに、この報知を所定操作が開始される位置まで続けることによれば、より確実に、操作者に所定操作に備えさせることができ、操作者が慌てずに所定操作を行えるようガイドすることができる。
また、予定走行経路における所定操作開始位置及び所定操作終了位置を表示することによれば、操作者に、これら位置と作業車両との相対位置のガイドはもちろんのこと、所定操作自体の作業領域(操作領域)をもガイドできるようになる。
また、実際に作業車両が移動した走行軌跡と予定走行経路との相対関係や、作業された作業軌跡を表示することによれば、操作者に、機体の方向修正や、作業の進行状況を把握させるようガイドすることができる。
さらに、予定走行経路に対して作業車両位置を表示する際に、この位置表示における先頭部の向きを常に上向き表示とすれば、表示手段を視る操作者に、直感的に予定走行経路に対する作業車両の向きを認識させるようガイドすることができる。
本発明は、以上のようなガイド機能を備えることにより、操作者に、より有益な情報を提供するナビゲーションシステムを提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
現在位置が予定走行経路における所定操作準備位置であることを判別したときに操作者に所定操作開始前であることを報知する操作開始前報知手段と、
を有することである。
【0006】
また、請求項2に記載のごとく、前記操作開始前報知手段が、予定走行経路における所定操作開始位置であることを位置検出手段が検出するまで、操作者に所定操作開始前であることを断続的に報知する機能を有することである。
【0007】
また、請求項3に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における所定操作開始位置及び所定操作終了位置を表示する操作基準表示手段を有することである。
【0008】
また、請求項4に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
作業領域を識別する作業領域識別手段と、
現在位置検出結果及び作業領域識別結果に基づき予定走行における走行軌跡及び作業軌跡を判別する軌跡判別手段と、
走行軌跡及び作業軌跡を予定走行経路上に表示する軌跡表示手段と、
を有することである。
【0009】
また、請求項5に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
予定走行経路が直線状であるときは現在位置検出結果に基づき作業車両位置の表示が予定走行経路に沿って変化して画面表示する作業車両位置画面表示手段と、
予定走行経路が曲線状で作業車両が所定角度以上旋回したときは予定走行経路表示を所定角度回転して画面表示する経路回転画面表示手段と、
を有することである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は本発明のナビゲーションシステムにて利用されるGPS装置の概要を示す図、図2はGPS装置を構成する基準局ユニット及び移動局ユニットの構成を示すブロック図、図3はナビゲーションシステムを適用する薬液散布作業車の構成を示す側面図、図4は同じく平面図、図5はナビゲーションシステムの構成を示すブロック図、図6は表示手段を備える操作パネルを示す図、図7は広域表示・拡大表示における表示画面を示す図、図8は所定操作開始位置・終了位置について示す図、図9は作業能力について示す図、図10は経路固定表示形態と作業車両固定表示形態について示す図、図11は旋回操作時における表示形態について示す図である。
【0011】
まず、本発明に係るナビゲーションシステムにて用いられるGPS(GLobaL Positioning System)について説明する。
図1に示すごとく、高精度に識別された地上側の基準位置には、基準局ユニット104が設置される。
該基準局ユニット104は、少なくとも4個のGPS衛星125からのスペクトラム拡散変調された搬送波信号を受信する用のGPS受信アンテナ114と、そのGPS受信アンテナ114の受信信号を処理して搬送波の位相情報を得るGPS受信機115と、そのGPS受信機115からの基準局ユニット104での搬送波位相情報をGPS送信アンテナ116より送信するGPS送受信機117とを備えている。
一方、GPS装置を利用する車両としての作業車両1には、移動局ユニット103が構成される。
該移動局ユニット103は、前記GPS衛星125からの搬送波信号を受信するGPS受信アンテナ108と、そのGPS受信アンテナ108の受信信号を処理して搬送波位相情報を得るGPS受信機109と、前記基準局ユニット104のGPS送受信機117の送信情報(基準局ユニット104での搬送波位相情報)を受信するデータ受信アンテナ106を備えたデータ送受信機107とから構成される。
【0012】
また、図2に示すごとく、前記基準局ユニット104及び移動局ユニット103の各GPS受信機115・109は、略同一構成とするものであり、それぞれのGPS受信アンテナ114・108で受信した電波信号は、まず高周波信号処理部60・70に入力され低周波数に変換される。その低周波数変換された信号は、C/Aコード解析部61・71にて衛星番号等が解読される。
また、搬送波位相計測部63・73においては、上記衛星番号に応じて作成されるC/Aコードと相関をとって搬送波が再生され、さらに内蔵されるタイマー64・74にて設定時間間隔で搬送波の位相が計測される。
同時に、C/Aコード解析部61・71からの情報に基づいて、航路メッセージ解読部62・72にて衛星位置情報等が判別される。
そして、上記各部からの情報は、それぞれの制御手段である局制御装置65・75に入力され、これら局制御装置65・75によって各基準局ユニット104及び移動局ユニット103での搬送波位相情報が求められる。
【0013】
さらに、基準局ユニット104側の局制御装置65から出力された基準局ユニット104での搬送波位相情報は、地上側のGPS送受信機117→GPS送信アンテナ116→移動局ユニット103側のデータ受信アンテナ106→データ送受信機107といった経緯で移動局ユニット103側の局制御装置75に入力される。
そして、該局制御装置75によって、各ユニット103・104での搬送波位相情報から二重位相差情報を求め、その二重位相差情報に基づいて、基準局ユニット104に対する移動局ユニット103の位置を所定時間間隔の時系列的な位置データとして求め、これにより作業車両1の位置が検出されるようにしている。
以上のようにして、地上側の前記基準局ユニット104と、車両側の移動局ユニット103により、作業車両1の現在位置を検出可能とする、いわゆるRTK‐GPS(リアル・タイム・キネマティック‐グローバル・ポジショニング・システム)としての位置検出手段33が構成される。
【0014】
次に、上述の作業車両1の一例としての薬液散布作業車の構成について説明する。
図3及び図4に示すごとく、作業車両1は、乗用型の走行車両27と、該走行車両27の前部及び側部に配設されたブーム部25と、該走行車両の後部に配設されたポンプ部26と、該ポンプ部26の前部に配設された薬液タンク24等を備えることにより薬液散布作業車に構成されている。
【0015】
前記走行車両27の前部より後方へ向けては、左右一対のメインフレーム6L・6Rが平行に水平方向に延設され、該メインフレーム6L・6Rの前部下方にはフロントアクスルケース15Fを介して前輪7・7が支承され、後部下方にはリアアクスルケース15Rを介して後輪8・8が支承されている。
また、メインフレーム6L・6R上であって走行車両27前部にはエンジン9を被覆するボンネット10が配設されている。該ボンネット10後方のカバー上に操作パネル11が設けられており、該操作パネル11の上方には操向ハンドル12が設けられて、操作パネル11及び操向ハンドル12等で作業車両1の操縦部を構成している。そして、該操作パネル11には、本発明に係るナビゲーションシステム30の表示手段31や、操作手段32が配される構成としている(図4)。
【0016】
また、メインフレーム6L・6R後部上には薬液タンク24が配設されており、該薬液タンク24の前側中央には運転席14が形成されて、該薬液タンク24によって側部と後部を取り囲まれるように載置されている。そして、薬液タンク24とボンネット10の間にはステップ13が設けられ、該ステップ13に乗降するための乗降ステップ86・86がメインフレーム6L・6Rに取り付けられている。
【0017】
前記ブーム部25は、薬液を散布するための複数のノズル23・23・・・を有するブーム80と、該ブーム80の昇降や展開を行うための機構より構成されている。
ブーム80は走行車両27の前方に位置する前方ブーム81(図4)と、該前方ブーム81の両端に枢支され、折畳み可能に側方に延設されている左右の側方ブーム82L・82Rから構成されている。そして、該ブーム80には薬液を散布するための複数のノズル23・23・・・が一定間隔をおいて配設されている。
そして、前方ブーム81と側方ブーム82L・82Rの間には、それぞれブーム開閉用シリンダ83・83が介装され、該ブーム開閉用シリンダ83・83を伸縮させることによって、側方ブーム82L・82Rを前方ブーム81と略一直線となるよう左右水平方向へ延設した作業位置と、前後方向で後ろ上がりに位置させた収納位置に回動可能としている。
【0018】
また、平行リンクにより前方ブーム81とメインフレーム6L・6Rの前部の間が連結され、該平行リンクの一方とメインフレーム6L・6Rの間にブーム昇降用シリンダ88・88を介装し、該ブーム昇降用シリンダ88・88を伸縮させることによってブーム80を上下昇降可能とした昇降リンク装置87が構成されている。
さらに、前方ブーム81の左右略中央が昇降リンク装置87に対して左右傾倒可能に支持され、該前方ブーム81と昇降リンク装置87の間にブーム水平制御用シリンダ89を介装して、走行車両27が傾いてもブーム80が略水平姿勢を保持するようブーム80を水平制御する構成としている。
【0019】
前記ポンプ部26は、エンジン9から動力を得て薬液タンク24内の薬液をノズル23・23・・・へ圧送する噴霧ポンプ4と、該噴霧ポンプ4から吐出される薬液の制御に関わる散布量制御装置3等で構成されている。
噴霧ポンプ4は、走行車両27の後部に延設したサブフレーム84L・84R上に支持部材を介して該噴霧ポンプ4のクランクケースに内装されたクランク軸が車両前後方向に位置するよう配設され、該クランクケースの右上部にはエアチャンバや安全弁等が設けられている。
また、散布量制御装置3は、流量制御弁や、該流量制御弁の開閉に関わるモータ等より構成され、噴霧ポンプ4のクランクケース周囲に配設されている。
【0020】
上述のごとく構成される作業車両1は、ブーム80を広げた状態で走行車両27により敷地を走行すると同時に、薬液タンク24内の薬液が、ポンプ部26により調量されるとともにブーム部25に圧送されてブーム80に設けられたノズル23・23・・・から散布され、薬液散布作業を行う。
【0021】
次に、本発明に係るナビゲーションシステムについて説明する。
即ち、図5に示すごとく、ナビゲーションシステム30は、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に、表示手段31を介して操作用情報を提供するものであり、予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段33と、現在位置が予定走行経路41における所定操作準備位置41aであることを判別したときに操作者に所定操作開始前であることを報知する操作開始前報知手段34と、を有している。
また、ナビゲーションシステム30の操作開始前報知手段34は、予定走行経路41における所定操作開始位置42aであることを位置検出手段33が検出するまで、操作者に所定操作開始前であることを断続的に報知する機能を有している。
また、ナビゲーションシステム30は、予定走行経路41における所定操作開始位置42a及び所定操作終了位置43aを表示する操作基準表示手段35を有している。
また、ナビゲーションシステム30は、予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段33と、作業領域を識別する作業領域識別手段36と、現在位置検出結果及び作業領域識別結果に基づき走行軌跡及び作業軌跡を判別する軌跡判別手段37と、走行軌跡及び作業軌跡を予定走行経路上に表示する軌跡表示手段38と、を有している。
また、ナビゲーションシステム30は、予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段33と、予定走行経路41が直線状であるときは現在位置検出結果に基づき作業車両位置表示1aを予定走行経路41に沿って変化させ画面表示する作業車両位置画面表示手段39aと、予定走行経路41が曲線状で作業車両が所定角度以上旋回したときは予定走行経路表示を所定角度回転して画面表示する経路回転画面表示手段39bと、を有している。
【0022】
以下、ナビゲーションシステム30の構成について詳しく説明する。
図5において、位置検出手段33は、上述したGPSの構成によるものであり、作業車両1の現在位置を検出する手段である。該位置検出手段33は、ナビゲーションシステム30の制御装置85に接続されている。
尚、位置検出手段33を構成するGPSの方式については、上述したRTK‐GPSによる方式の他、単独側位、相対側位、DGPS(ディファレンシャルGPS)側位による方式などであってもよい。
【0023】
また、図5において、予定走行経路記憶手段40は、予め複数の走行経路を記憶するための手段である。ここで、走行経路とは、敷地の形状に対応し、最も効率よく作業を行うために設計される作業車両1の経路であり、例えば、薬液散布作業車であれば、敷地全域に薬液を均一に散布するための最短経路をいうものである。この走行経路のうち、作業対象となる敷地に応じて操作者によって特定されるものが予定走行経路となる。
そして、走行経路は、作業対象とされる敷地、つまり、管理下におかれている敷地、若しくは管理下におかれることになる敷地の作業縦横幅、作物の植付方向、作業開始位置、作業所定操作終了位置等に対応して敷地毎に設計されるものであり、図6に示すごとく、表示手段31には予定走行経路41として連続線等により表示されるものである。
尚、予定走行経路記憶手段40は、予め複数の走行経路を記憶可能に構成されるとともに、後に追加又は削除可能に構成されており、管理状況に応じて更新可能としている。
【0024】
また、図5において、表示手段31は、液晶表示等の映像面を有し、前記予定走行経路や現在位置等の操作用情報を操作者に認識させるための手段である。この表示手段31に表示される画面表示は、図7に示すごとく、広域表示69/拡大表示79の切替が行われるように構成されている。尚、広域表示69/拡大表示79において、1aは作業車両1を示す作業車両位置表示である。
【0025】
また、図6において、操作手段32は、プッシュボタン等により構成されるスイッチ機器であり、操作者が前記表示手段31における表示画面の切替等を行なうための手段である。尚、該操作手段32は、表示手段31においてタッチパネル式に構成されるものであってもよい。
【0026】
また、図5において、操作開始前報知手段34は、前記位置検出手段33により検出された作業車両1の現在位置が、予定走行経路41における所定操作準備位置41aである際に、所定操作開始前であること操作者に報知させるための手段である。
ここで、所定操作準備位置41aとは、図8に示すごとく、予定走行経路41において、所定操作が開始される位置(後述する所定操作開始位置42a)を基準として、該所定操作開始位置42aよりも所定時間だけ前の時期に対応する位置をいうものである。例をもって示せば、所定時間を三秒とすると、旋回作業が開始される前の三秒前となる位置を所定操作準備位置41aとするものである。この所定操作準備位置41aは、制御装置85が、特定された予定走行経路41に基づいて演算処理により求めるものである。尚、このように時間(秒)を基準とする他、距離であってもよく、特にパラメータは限定されるものではない。
また、前述の所定操作の内容は、減速操作、旋回操作、散布停止/開始等、直進等の通常動作以外の何らかの操作であり、前記所定操作準備位置41aが求まることによりその内容が特定される。尚、所定操作の内容や、所定操作準備位置41aは、操作手段32により容易に変更できるようにしている。
また、本明細書中にいう報知とは、作業車両1を操作する上で必要となる情報を操作者に知らせることをいうものであり、表示手段31により行う場合には、文字、図形情報等、視覚的に操作者に認識させる形態となるが、この他、音声や音により聴覚的に認識させる形態等であってもよく、この場合は、スピーカー等の音声発生手段を設ける構成とする。
【0027】
さらに、該操作開始前報知手段34は、所定操作準備位置41aから後述の所定操作開始位置42aとなる間、即ち、位置検出手段33が、所定操作準備位置41aを検出後、所定操作開始位置42aを検出するまでの期間に、所定操作開始前である情報を断続的又は連続的に報知する機能を有している。ここでいう情報は、所定操作46や、所定操作開始前であることの情報(開始前情報47)等であり、あり、これら情報46・47は、予定走行経路41において複数存在することになる所定操作準備位置41aの内、どの所定操作準備位置41aに当たるかを認識することによって行われるものである。
また、情報の断続的又は連続的な報知とは、図8に示すごとく、所定操作準備位置41a〜所定操作開始位置42aの期間内(報知期間F)で報知し続けることを意味するものであり、図7の拡大表示79の例では、薬液散布の停止が必要とされる所定操作準備位置41aにおける所定操作46を「散布OFF」とし、開始前情報47を「3→2→1→OFF」とするものであり、これらの情報は、所定操作開始位置42aに到達するまで続けられるものである。
【0028】
また、図5において、操作基準表示手段35は、前記所定操作が開始されるべき位置となる所定操作開始位置42a(図8)と、開始した所定操作が終了されるべき位置となる所定操作終了位置43aを、表示手段31に表示させるための手段である。
この所定操作開始位置42a及び所定操作終了位置43aの表示の形態は、図8に示す表示画面のごとく、例えば旋回作業においては、旋回作業の開始位置と、その終了位置を示すものであり、表示の形態としては、両位置42a・43aを鎖線49aで結ぶようにして、直線状に表示される等である。
この所定操作開始位置42a及び所定操作終了位置43aは、制御装置85が、特定された予定走行経路41に基づいて演算処理により求めるものである。
【0029】
また、図5において、作業領域識別手段36は、実際の走行経路の各位置における作業車両1の作業能力を識別するための手段である。
ここで、作業能力とは、図9に示すごとく、例えば、上述の薬液散布作業車の例でいえば、ブーム80の幅Lに対応するものであり、該幅Lを作業領域として識別するものである。また、作業領域識別手段36は、制御装置85に接続された前記散布量制御装置3からの流量制御弁等の制御状況に基づき、例えば、図9に示すごとく、側方ブーム82L・82Rの内、片側のみを使用しての散布が行われたような場合には、前記作業領域を幅Laとして識別するようにしている。
さらに、作業領域識別手段36は、作業状態を表示手段31に表示する機能を有しており、例えば、図6に示すごとく、前方ブーム81、側方ブーム82L・82Rにおける散布のON/OFF状況表示36aを表示手段31に表示するようにしている。
【0030】
また、図5において、軌跡判別手段37は、位置検出手段33による現在位置検出結果と、作業領域識別手段36による作業領域識別結果に基づき、図6に示すごとく、作業車両1の走行軌跡44と、作業軌跡45を判別する手段である。
走行軌跡44は、軌跡判別手段37が前記位置検出手段33による現在位置検出結果を連続的に解析することにより求めるものである。
作業軌跡45は、軌跡判別手段37が走行軌跡44の各ポイントで識別された作業領域を連続的に解析することにより求めるものである。
【0031】
また、図5において、軌跡表示手段38は、上述の走行軌跡44及び作業軌跡45を予定走行経路41に重ね合わせるようにして表示手段31に表示する手段である。
表示形態は、図6の例に示すごとくであり、走行軌跡44については、ポイントで表示され、作業軌跡45については、網掛け表示をする等である。
【0032】
また、図5において、作業車両位置画面表示手段39aは、予定走行経路41が直線状であるとき、即ち、作業車両1が直進することになるエリアでは、前記位置検出手段33による作業車両1の現在位置検出結果に基づき、画面表示の表示形態を、予定走行経路41の表示を固定とし、作業車両位置表示1aを移動させる形態としている。このように、予定走行経路41の表示を固定して、作業車両位置表示1aを移動させる形態を、経路固定表示形態とする。尚、作業車両位置画面表示手段39aは、この経路固定表示形態の他、作業車両位置表示1aを固定して、予定走行経路41の表示を移動させる形態、即ち、作業車両固定表示形態とする機能も有しており、操作者による操作手段32の操作により、この経路固定表示形態と作業車両固定表示形態の表示の切替えを可能としている。
例えば、経路固定表示形態については、図10に示す画面表示201→202のごとく、予定走行経路41の表示を固定とし、固定された予定走行経路41の表示上を作業車両位置表示1aが移動するといったものである。
また、作業車両固定表示形態については、図10に示す画面表示203→204のごとく、作業車両位置表示1aの表示を固定とし、予定走行経路41の表示を下方にスクロールさせるといったものである。
【0033】
また、図5において、経路回転画面表示手段39bは、予定走行経路41が曲線状であるとき、即ち、作業車両1が旋回することになるエリアでは、画面表示の表示形態を、作業車両1が所定角度以上旋回したときに、作業車両位置表示1aの位置を固定とし、予定走行経路41の表示が所定角度回転される形態とするものである。
例えば、図11に示す画面表示303→304のごとく、作業車両1が左向きに45度旋回した際に、予定走行経路41を右向きに90度回転させる等である。このように、作業車両1の旋回方向とは反対方向に予定走行経路41の表示を回転させるものである。尚、作業車両1の旋回角度の変化に応じて、随時、予定走行経路41の表示を回転させるように構成してもよい。
【0034】
そして、図5において、以上の各手段は制御装置85と接続され、これにより、各種の情報処理を行うナビゲーションシステム30が構成されるものである。
以下では、ナビゲーションシステム30が実施される際の情報処理につき、表示手段31の画面表示の例を用いて説明する。
図8に示すごとく、制御装置85は、前記予定走行経路記憶手段40の中から操作者によって特定された予定走行経路41と、及び前記位置検出手段33によって検出された作業車両1の現在位置、即ち、作業車両位置表示1aを表示する。そして、制御装置85は、移動する作業車両1の座標位置の変更に伴い、作業車両位置表示1aを自動的に更新する。これにより、操作者に、作業車両1の現在位置を認識可能とするとともに、作業の進行状況を認識させることができる。
【0035】
また、制御装置85は、作業車両位置表示1aが前記所定操作準備位置41aと一致した際においては、図7及び図8に示すごとく、広域表示69から拡大表示79への切替えを自動的に行う。この例では、矢印48を進行方向として、位置41c・41bにおいては広域表示69とし、所定操作準備位置41a以降では、拡大表示79としている。
これにより、操作者に所定操作準備位置41aに到達したことを視覚的に認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。尚、操作者による操作手段32の操作によっても、広域表示69/拡大表示79の切替えが行えるようになっている。
【0036】
また、制御装置85は、図7の画面91に示すごとく、作業車両位置表示1aが所定操作準備位置41aと一致した際に、前記操作開始前報知手段34により開始前情報47を表示する。この例では、薬液散布の停止が必要とされる前の所定操作準備位置41aにおいて、開始前情報47を「3→2→1→OFF」とするものであり、所定操作46が行われるまでのカウントダウン表示を秒単位で行なうものである。これにより、操作者に所定操作46が必要となるまでの残り時間を視覚的に認識させることにより、操作者は所定操作46に備えることができるようになる。
以上のようにして、操作者に所定操作の開始前であるということを視覚的に認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。
【0037】
また、制御装置85は、図7の画面91に示すごとく、作業車両位置表示1aが所定操作準備位置41aと一致した際に、前記操作開始前報知手段34によって所定操作46を表示する。この例では、薬液散布の停止が必要とされる前の所定操作準備位置41aにおいて、所定操作46を「散布OFF」とするものである。これにより、走者者に所定操作46の内容を認識させることができる。
以上のようにして、操作者に所定操作の内容を視覚的に認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。
【0038】
また、制御装置85は、図7の画面91〜93に示すごとく、所定操作準備位置41a〜所定操作開始位置42a(図8)の間は、前記操作開始前報知手段34によって所定操作46及び開始前情報47を断続的に表示(報知)する。
以上のようにして、所定操作開始位置42aとなるまでの間に、所定操作46等を報知し続けることにより、操作者に所定操作46の内容を確実に認識させるとともに、所定操作の開始のタイミングを認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。
【0039】
また、制御装置85は、図8の画面91〜93に示すごとく、所定操作開始位置42a及び所定操作終了位置43aを、前記操作基準表示手段35によって直線状(鎖線49a・49b)に表示する。
以上のようにして、予定走行経路41における所定操作開始位置42a及び所定操作終了位置43aが表示されるので、作業車両位置表示1aとこれらの位置42a・43aの相対位置を操作者に認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。また、所定操作自体の作業領域(操作領域)、即ち、位置42a〜位置43aの間では旋回操作が必要であるということも認識させることができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。
【0040】
また、制御装置85は、図6に示すごとく、走行軌跡44のポイント表示及び作業軌跡45の網掛け表示を、前記軌跡表示手段38により、予定走行経路41に重ね合わせるようにして表示する。
以上のようにして、実際に作業車両1が移動した走行軌跡44と予定走行経路41との相対関係を操作者が認識することができ、また、これにより走行ハンドルを操作しての経路の修正等を促すことができ、ナビゲーションシステム30のガイド機能の向上が図られる。
また、実際に作業車両1によって作業された作業軌跡45は網掛け表示されるので、操作者は、作業の進行状況の把握をすることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0041】
また、制御装置85は、図11の画面301〜306に示すごとく、作業車両位置画面表示手段39a及び経路回転画面表示手段39bにより、一連の旋回作業においては、固定された予定走行経路41の上を作業車両位置表示1aが移動するとともに、旋回の際には、予定走行経路41の表示が回転するので、作業車両1の進行方向と、作業車両位置表示1aが移動する方向を一致させ、作業車両位置表示1aにおける先頭部の向きを常に上向き表示とすることができる。そして、これによれば、表示手段31を視る操作者に、直感的に予定走行経路41と作業車両1の相対関係を認識させることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏するのである。
即ち、請求項1に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
現在位置が予定走行経路における所定操作準備位置であることを判別したときに操作者に所定操作開始前であることを報知する操作開始前報知手段と、
を有するので、操作者に所定操作の開始前であるということを視覚的、又は聴覚的に認識させることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0043】
また、請求項2に記載のごとく、前記操作開始前報知手段が、予定走行経路における所定操作開始位置であることを位置検出手段が検出するまで、操作者に所定操作開始前であることを断続的に報知する機能を有するので、所定操作開始位置となるまでの間に、所定操作等を報知し続けることにより、操作者に所定操作の内容を確実に認識させるとともに、所定操作の開始のタイミングを認識させることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0044】
また、請求項3に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における所定操作開始位置及び所定操作終了位置を表示する操作基準表示手段を有するので、作業車両位置表示とこれら開始/終了位置の相対位置を操作者に認識させることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0045】
また、請求項4に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
作業領域を識別する作業領域識別手段と、
現在位置検出結果及び作業領域識別結果に基づき予定走行における走行軌跡及び作業軌跡を判別する軌跡判別手段と、
走行軌跡及び作業軌跡を予定走行経路上に表示する軌跡表示手段と、
を有するので、実際に作業車両が移動した走行軌跡と予定走行経路との相対関係を操作者が認識することができ、また、これにより走行ハンドルを操作しての経路の修正等を促すことができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
また、実際に作業車両によって作業された作業軌跡を、例えば網掛け表示とすることにより、操作者は、作業の進行状況の把握をすることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【0046】
また、請求項5に記載のごとく、所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
予定走行経路が直線状であるときは現在位置検出結果に基づき作業車両位置の表示が予定走行経路に沿って変化して画面表示する作業車両位置画面表示手段と、
予定走行経路が曲線状で作業車両が所定角度以上旋回したときは予定走行経路表示を所定角度回転して画面表示する経路回転画面表示手段と、
を有するので、一連の旋回作業においては、作業車両位置表示における先頭部の向きを常に上向き表示とすることができる。そして、これによれば、表示手段を視る操作者に、直感的に予定走行経路に対する作業車両の向きを認識させることができ、ナビゲーションシステムのガイド機能の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーションシステムにて利用されるGPS装置の概要を示す図である。
【図2】GPS装置を構成する基準局ユニット及び移動局ユニットの構成を示すブロック図である。
【図3】ナビゲーションシステムを適用する薬液散布作業車の構成を示す側面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】ナビゲーションシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】表示手段を備える操作パネルを示す図である。
【図7】広域表示・拡大表示における表示画面を示す図である。
【図8】所定操作開始位置・終了位置について示す図である。
【図9】作業能力について示す図である。
【図10】経路固定表示形態と作業車両固定表示形態について示す図である。
【図11】旋回操作時における表示形態について示す図である。
【符号の説明】
1a 作業機位置表示
41 予定走行経路
41a 所定操作準備位置
42a 所定操作開始位置
43a 所定操作終了位置
46 所定操作
47 開始前情報
Claims (5)
- 所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
現在位置が予定走行経路における所定操作準備位置であることを判別したときに操作者に所定操作開始前であることを報知する操作開始前報知手段と、
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1記載のシステムにおいて、
前記操作開始前報知手段が、予定走行経路における所定操作開始位置であることを位置検出手段が検出するまで、操作者に所定操作開始前であることを断続的に報知する機能を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における所定操作開始位置及び所定操作終了位置を表示する操作基準表示手段を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
作業領域を識別する作業領域識別手段と、
現在位置検出結果及び作業領域識別結果に基づき予定走行における走行軌跡及び作業軌跡を判別する軌跡判別手段と、
走行軌跡及び作業軌跡を予定走行経路上に表示する軌跡表示手段と、
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 所定の敷地内で走行しながら作業を行う作業車両の操作者に操作用情報を提供するナビゲーションシステムにおいて、
予定走行経路における現在位置を検出する位置検出手段と、
予定走行経路が直線状であるときは現在位置検出結果に基づき作業車両位置の表示が予定走行経路に沿って変化して画面表示する作業車両位置画面表示手段と、
予定走行経路が曲線状で作業車両が所定角度以上旋回したときは予定走行経路表示を所定角度回転して画面表示する経路回転画面表示手段と、
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。
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