JP2004347646A - プロジェクタ装置用鏡筒およびプロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置用鏡筒およびプロジェクタ装置 Download PDF

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JP2004347646A JP2003141387A JP2003141387A JP2004347646A JP 2004347646 A JP2004347646 A JP 2004347646A JP 2003141387 A JP2003141387 A JP 2003141387A JP 2003141387 A JP2003141387 A JP 2003141387A JP 2004347646 A JP2004347646 A JP 2004347646A
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Hiroki Kawamura
祐己 河村
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Abstract

【課題】全体のコストの抑制が可能な液晶プロジェクタを提供する。
【解決手段】レンズL1〜L5を光軸方向に沿って直線状に案内可能に内部に保持したガイド筒21を合成樹脂で形成する。ガイド筒21を嵌挿しレンズL1〜L5を光軸方向に沿って移動させるカム筒22を合成樹脂で形成する。射出成形でガイド筒21とカム筒22を容易に製造でき、製造コストを抑制できる。金属の部材で形成する場合と比較して材料コストを抑制でき、全体のコストを抑制できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のレンズを光軸方向に沿って移動させるカム筒を有するプロジェクタ装置用鏡筒およびこれを備えたプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のプロジェクタ装置は、光を照射する光源を備え、この光源から照射された光は、照明光学系により鏡筒としての投射レンズ光学系に導かれ、この投射レンズ光学系によりスクリーンなどの上に投射像として投射される。
【0003】
そして、投射レンズ光学系は、レンズを光軸方向に対して垂直に複数保持し、これらレンズを光軸方向に沿って直線状に案内するガイド筒を備え、このガイド筒は、レンズの光軸方向へのズーム移動を制御するカム筒に嵌挿されている。
【0004】
ここで、レンズは、例えばカメラなどの撮影光学系に使用されるレンズと比較して大径、かつ重量が大きい。また、投射レンズ光学系には、光源からの光による熱が加わる。このため、レンズを移動させる際にレンズの重量で撓んだり、光源からの光の熱により変形したりしないように、カム筒はアルミ材で形成されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−68860号公報(第4−6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のプロジェクタ装置では、カム筒をアルミ材で形成しているので、材料コストが比較的高くなるとともに、カム筒を製造する際にはアルミ材を切削加工しなければならず、製造コストが増加する。
【0007】
この結果、全体のコストを抑制することが容易でないという問題点を有している。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、全体のコストの抑制が可能なプロジェクタ装置用鏡筒およびこれを備えたプロジェクタ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のプロジェクタ装置用鏡筒は、複数のレンズと、これらレンズを光軸方向に沿って直線状に案内可能に内部に保持する合成樹脂製のガイド筒と、このガイド筒が嵌挿され、前記複数のレンズを光軸方向に沿って移動させる合成樹脂製のカム筒とを具備したものである。
【0010】
そして、複数のレンズを光軸方向に沿って直線状に案内可能に内部に保持したガイド筒と、このガイド筒が嵌挿され、複数のレンズを光軸方向に沿って移動させるカム筒とをそれぞれ合成樹脂製としたことにより、例えば射出成形などでこれらガイド筒およびカム筒を容易に製造でき、製造コストの抑制が可能になるとともに、例えば金属の部材で形成する場合などと比較して材料コストの抑制も可能になり、全体のコストの抑制が可能になる。
【0011】
請求項2記載のプロジェクタ装置用鏡筒は、請求項1記載のプロジェクタ装置用鏡筒において、カム筒が、ガイド筒に対して回動可能であり、前記カム筒の前記ガイド筒に対する周方向への回動により各レンズを光軸方向に沿って移動させ、外周面側に貫通しない状態の部分を有する複数のカム溝を内周面に備えているものである。
【0012】
そして、カム筒のガイド筒に対する周方向への回動により各レンズを光軸方向に沿って移動させる複数のカム溝を、カム筒の外周面側に貫通しない状態の部分を有するようにカム筒の内周面に設けることで、例えばカム筒を貫通してカム溝を設ける場合と比較して、カム筒の肉厚を必要以上に大きくすることなくカム筒の強度が確保される。
【0013】
請求項3記載のプロジェクタ装置用鏡筒は、請求項1または2記載のプロジェクタ装置用鏡筒において、カム筒が、ガイド筒と異なる成分の合成樹脂で設けられているものである。
【0014】
そして、カム筒をガイド筒と異なる成分の合成樹脂で設けることで、例えば同一成分の合成樹脂でカム筒とをガイド筒とを設ける場合と比較して、カム筒とガイド筒との間の摩擦力を低減し、良好な操作性が確保される。
【0015】
請求項4記載のプロジェクタ装置は、光源と、この光源から照射された光を変調させる光変調手段と、この光変調手段で変調された光を投射する請求項1ないし3いずれか一記載のプロジェクタ装置用鏡筒とを具備したものである。
【0016】
そして、請求項1ないし3いずれか一記載のプロジェクタ装置用鏡筒を備えることで、全体のコストを抑制することが容易に可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態のプロジェクタ装置の構成を図1ないし図6を参照して説明する。なお、図1は、上半分に示す部分と同じ断面位置を下半分にも示した側面断面の説明図である。
【0018】
図5および図6において、1はプロジェクタ装置としての液晶プロジェクタで、この液晶プロジェクタ1は、光源2、この光源2から照射された照明光が入射する筐体3、光変調手段である液晶表示素子としての3枚の透過型のLCDパネル4r,4g,4b、合成光学系としてのダイクロイッククロスプリズム5、および、プロジェクタ装置用鏡筒としてのレンズ鏡筒6などを備えている。そして、光源2と筐体3とは、外装体としての横長の外装カバー7により外側を覆われている。この外装カバー7内には、図示しないファン、制御回路、操作部、表示部、電源装置などが配設されている。
【0019】
光源2は、図示しないハロゲンランプなどの白熱電球あるいはメタルハライドランプなどの放電ランプを備えている。この放電ランプの周囲には、この放電ランプから照射された光を反射する放物面状の鏡面を備えた図示しないリフレクタが配設されている。この結果、光源2からは、放電ランプから照射された光がリフレクタで反射されて筐体3内に入射する。
【0020】
なお、以下、光源2からスクリーンに向かう照明光の光軸に対し、スクリーン側を前側、光源2側を後側とし、光源2側から見て光軸に直交する方向を上下方向すなわち鉛直方向、および、左右方向すなわち水平方向として説明する。
【0021】
筐体3は、側部に矩形状の空間部である凹部11を有する平面視で略コ字状に形成されている。また、この筐体3は、主筐体13と、この主筐体13の上部に着脱可能に取り付けられる蓋体14および副蓋体15とにより箱状に形成されている。さらに、筐体3内には、例えば各種レンズアレイ、各種フィルタ、偏光ビームスプリッタ(Polarized Beam Splitter:PBS)、および、各種レンズなどの各種光学要素にて構成された図示しない照明光学系が、所定の位置に配置されて保持されている。この照明光学系は、例えば光源2から照射された光を、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の色光に分離し、それぞれの色光をLCDパネル4r,4g,4bにそれぞれ入射させるものである。
【0022】
LCDパネル4r,4g,4bは、所定の映像信号に応じて各色光を変調してダイクロイッククロスプリズム5に向けて透過させるものである。
【0023】
ダイクロイッククロスプリズム5は、LCDパネル4r,4g,4bを介して所定の映像信号に応じて変調された3色の色光を合成光に合成し、レンズ鏡筒6に入射させるものであり、平面視で四角形状に形成され、筐体3の凹部11に嵌合している。そして、このダイクロイッククロスプリズム5は、側面部がLCDパネル4r,4g,4bおよびレンズ鏡筒6にそれぞれ対向している。
【0024】
レンズ鏡筒6は、ダイクロイッククロスプリズム5にて合成された光を図示しないスクリーン上などに投射するものである。このレンズ鏡筒6は、図1に示すように、直進案内筒であるガイド筒21、カム筒22、第1の調整筒としてのズーム調整筒23、および、第2の調整筒としてのピント調整筒24を同軸状に備えている。すなわち、これらガイド筒21、カム筒22、ズーム調整筒23およびピント調整筒24は、光軸上に沿って中心軸を有している。
【0025】
ガイド筒21は、例えば重量比30%のガラス繊維を含んだポリカーボネイト(Polycarbonate)などの合成樹脂にて略直線円筒状に形成されており、カム筒22内に先端側である前側が嵌挿されている。また、ガイド筒21の基端側である後側の外周面には、径方向に向けて突出した矩形状のフランジ部31が一体に設けられている。このフランジ部31は、図5に示すように、主筐体13から突出するように四隅がビス32にて取り付けられている。
【0026】
また、ガイド筒21の外周面のフランジ部31よりも若干前方には、図1に示すように、後方突部33がガイド筒21の径方向に向けて突出して周方向に沿って一体に設けられている。さらに、ガイド筒21の外周面の後方突部33よりも前方には、突部34がガイド筒21の径方向に向けて突出して周方向に沿って一体に設けられている。この突部34は、後方突部33よりもガイド筒21の外周面に対する径方向の突出量が小さく形成されている。
【0027】
そして、ガイド筒21の外周面における突部33,34の間には、断面凹状の嵌合溝部35がガイド筒21の周方向に沿って形成されている。この嵌合溝部35は、後述するようにカム筒22をガイド筒21に対して抜け止めするとともに、カム筒22をガイド筒21の周方向に沿って案内、すなわちガイドするものである。
【0028】
さらに、ガイド筒21の外周面の突部34よりも前方には、中間突部36が径方向に向けて突出して周方向に沿って一体に設けられている。この中間突部36は、ガイド筒21の軸方向の略中心域に設けられ、突部33,34よりもガイド筒21の外周面に対する径方向の突出量が小さい。またさらに、ガイド筒21の外周面の前後方向の中心よりも前方の位置には、前方突部37が径方向に向けて突出して周方向に沿って一体に設けられている。この前方突部37は、ガイド筒21の外周面に対する径方向の突出量が後方突部33と略等しい。
【0029】
そして、突部34,36の間、および、突部36,37の間のガイド筒21の外周面には、後述するカムピン43b,44b,45bを光軸方向に沿ってガイドするガイド孔部である長孔状の第1および第2のスリット部41,42が設けられている。これらスリット部41,42は、ガイド筒21の軸方向、すなわち前後方向に沿って直線状に設けられ、ガイド筒21の外周面に、ガイド筒21の周方向に略等角度に例えば3箇所に設けられている。
【0030】
また、ガイド筒21内の軸方向の中心域には、枠体としてのレンズ枠43,44,45に保持されたレンズL1〜L5が取り付けられている。これらレンズ枠43,44,45は、それぞれ略円筒状に形成されており、外周面がガイド筒21の内周面に若干の間隙を介して対向している。
【0031】
さらに、レンズ枠43,44,45は、外周面に凹状の溝部43a,44a,45aが、周方向に略等角度の間隔に例えば3箇所に設けられている。これら溝部43a,44a,45aには、係止体としての円筒状のカムピン43b,44b,45bが例えばビス43c,44c,45cなどにて固定されている。したがって、各カムピン43b,44b,45bは、レンズ枠43,44,45の外周から径方向に向けて突出している。
【0032】
またさらに、カムピン43bは、第1のスリット部41に挿通され、カムピン44b,45bは、第2のスリット部42に挿通されている。そして、これらカムピン43b,44b,45bの先端部は、縮径されており、カム筒22の内周面に設けられた後述するカム溝61,62,63にそれぞれ係合している。
【0033】
一方、レンズ枠43,44,45の内周面には、レンズL1〜L5を固定するレンズ座部43d,44d,45dがそれぞれ設けられている。レンズ座部43dには、レンズL1,L2の外周縁部がそれぞれ当接して固定され、レンズ座部44dには、レンズL3,L4の外周縁部がそれぞれ当接して固定され、レンズ座部45dには、レンズL5の外周縁部が当接して固定されている。
【0034】
ここで、本実施の形態において、レンズL1は、両凸レンズである。また、レンズL2は、前側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、後側の凹面がレンズL1の前側の凸面に沿って設けられている。さらに、レンズL3は、両凹レンズである。またさらに、レンズL4は、両凸レンズであり、後側の凸面がレンズL3の前側の凹面に沿って設けられている。そして、レンズL5は、両凸レンズである。
【0035】
さらに、ガイド筒21内の後側には、後部レンズ枠51に保持された状態でレンズL6〜L10が取り付けられている。この後部レンズ枠51は、後側から前側に向けて複数の段差状に順次縮径された略円筒状に形成され、前側がガイド筒21内に挿入され、かつ後側がガイド筒21の後側から後方に突出している。またさらに、この後部レンズ枠51の各段差に対応した内周面には、レンズL6〜L10を固定する複数、例えば4箇所の後部レンズ座部52a,52b,52c,52dが周方向に沿って設けられている。そして、これら後部レンズ座部52a,52b,52c,52dには、後側から順に、レンズL6、レンズL7、レンズL8,L9、および、レンズL10の外周縁部が当接して、これらレンズL6〜L10がそれぞれ固定されている。
【0036】
ここで、本実施の形態において、レンズL6〜L8は、両凸レンズである。また、レンズL9は、両凹レンズであり、後側の凹面がレンズL8の前側の凸面に沿って設けられている。そして、レンズL10は、前側に凸面を向けたメニスカスレンズである。
【0037】
また、ガイド筒21の外周面の前方突部37よりも前方には、径方向に向けて複数、例えば3つの突出部53が突出して一体に設けられている。これら突出部53は、ガイド筒21の周方向に沿って互いに略等角度の間隔に設けられている。さらに、これら突出部53は、前方突部37との間でカム筒22の前端部の一部を保持する保持突出部53aを備え、この保持突出部53aには、ピント調整筒24のガイド筒21に対する回転量、すなわち回動角度を規制するストッパ部53bが軸方向に沿って連続して一体に設けられている。
【0038】
またさらに、ガイド筒21の外周面の前端部には、ピント調整筒24をガイド筒21に螺合させる螺子溝である外周螺合部54が設けられている。この外周螺合部54は、ガイド筒21の外周面の前端部から、突出部53のストッパ部53bの前方に亘って設けられている。
【0039】
カム筒22の内側には、ガイド筒21が嵌挿され、このカム筒22は、ガイド筒21に対して周方向に回動可能に取り付けられている。このカム筒22は、ガイド筒21に対する周方向への回動により、レンズL1〜L5をガイド筒21の前後方向、すなわち光軸方向に沿って移動させるものである。したがって、カム筒22の内周面の一部は、カム筒22をガイド筒21に対して回動させることでガイド筒21の外周面の一部に対して摺接する。このため、カム筒22の内周面には、図示しない潤滑材、例えばグリースなどが塗布されている。
【0040】
さらに、このカム筒22は、図2に示すように、例えば重量比20%のガラス繊維を含んだポリカーボネイトなどの合成樹脂にて略直線円筒状に形成されている。すなわち、カム筒22は、ガイド筒21と異なる成分の合成樹脂にて形成されている。またさらに、このカム筒22は、レンズL1〜L5の移動、あるいは光源2から照射される光による熱などで撓んだり変形したりしない肉厚を有している。そして、このカム筒22は、軸寸法がガイド筒21よりも小さく形成されており、ガイド筒21をカム筒22に対して嵌挿した状態で、軸方向の両端部からガイド筒21の両端部がカム筒22の外部にそれぞれ突出している。
【0041】
また、カム筒22の後端部近傍には、図1、図3および図4に示すように、カム筒22を径方向に貫通して貫通孔55が設けられている。この貫通孔55には、ビス56の軸部56aが挿通されている。この軸部56aは、先端側がガイド筒21の嵌合溝部35に挿入されてカム筒22をガイド筒21に対して抜け止めするとともに、周方向に沿ってガイドしている。
【0042】
さらに、カム筒22の外周面には、図3および図4に示すように、カムピン43b,44b,45bの先端部が嵌合する略円形状の孔部57,58,59が径方向に貫通して設けられている。これら孔部57,58,59は、カム筒22の周方向に複数、例えば3箇所ずつに設けられている。また、これら孔部57,58,59のそれぞれは、カム筒22の周方向に互いに略等角度に離間されている。
【0043】
またさらに、孔部57は、カム筒22の後端部寄りに位置して設けられ、孔部58は、カム筒22の前後方向の略中心域に設けられ、孔部59は、孔部58の若干前側の位置に設けられている。すなわち、孔部57,58の間の距離は、孔部58,59の間の距離よりも大きく形成されている。
【0044】
そして、孔部57,58,59には、カムピン43b,44b,45bが摺動可能に係合するカム溝としての第1のカム溝61、第2のカム溝62および第3のカム溝63が、連続してそれぞれ設けられている。これらカム溝61,62,63は、カム筒22の内周面に、このカム筒22の径方向に向けて凹状に窪んで設けられている。言い換えると、カム溝61,62,63は、全体がカム筒22を貫通しないで設けられている。すなわち、カム溝61,62,63は、カム筒22の外周面側に貫通しない状態の部分を有するように設けられている。このため、カム筒22の外周面は、略面一となっている。そして、これらカム溝61,62,63は、カム筒22の周方向にそれぞれ複数、例えば3箇所ずつに、カム筒22の周方向に互いに略等角度に離間されて設けられている。
【0045】
各第1のカム溝61は、各孔部57から、カム筒22の周方向に沿って若干延設された後、カム筒22の前側に向けて傾斜してカム筒22の周方向に沿って設けられ、カム筒22の前後方向の中心域よりも若干後側の位置までそれぞれ延設されている。また、各第1のカム溝61は、カム筒22の内周面側から径方向に向けて縮径されている。つまり、第1のカム溝61は、カム筒22の内周面側から外周面に向かって溝幅が狭くなり、断面形状において略台形の形状となっている。
【0046】
さらに、各第2のカム溝62は、各孔部58から、カム筒22の周方向に沿って若干延設された後、カム筒22の後側に向けて若干傾斜してカム筒22の周方向に沿って設けられ、第1のカム溝61の端部近傍の位置までそれぞれ延設されている。またさらに、各第2のカム溝62は、第1のカム溝61と同様に、カム筒22の内周面側から径方向に向けて縮径されている。つまり、第2のカム溝62は、カム筒22の内周面側から外周面に向かって溝幅が狭くなり、断面形状において略台形の形状となっている。
【0047】
そして、各第3のカム溝63は、各孔部59から、カム筒22の周方向に沿って若干延設された後、カム筒22の前側に向けて傾斜してカム筒22の周方向に沿って設けられ、カム筒22の前端部近傍の位置までそれぞれ延設されている。さらに、各第3のカム溝63は、第1および第2のカム溝61,62と同様に、カム筒22の内周面側から径方向に向けて縮径されている。つまり、第3のカム溝63は、カム筒22の内周面側から外周面に向かって溝幅が狭くなり、断面形状において略台形の形状となっている。
【0048】
また、カム筒22の前端部の内周面には、図1および図2に示すように、ガイド筒21の前方突部37と突出部53の保持突出部53aとの間に保持される複数、例えば3つの係合突部64が中心軸方向に向けて突出して一体に設けられている。これら係合突部64は、カム筒22の周方向に沿って細長リブ状にそれぞれ形成され、カム筒22の周方向に互いに略等角度に設けられている。
【0049】
さらに、カム筒22の前端部の外周面には、図4に示すように、カムフランジ部65が径方向に向けて突出して一体に設けられている。このカムフランジ部65は、カム筒22の周方向全体に連続して設けられている。またさらに、このカムフランジ部65には、図1、図2および図4に示すように、複数、例えば4箇所にフランジ突出部66がカム筒22の径方向に突出して一体に設けられている。これらフランジ突出部66は、カム筒22の周方向に沿って細長リブ状に設けられ、カム筒22の周方向に互いに略等角度に離間されている。
【0050】
そして、フランジ突出部66の後側には、複数、例えば4つの螺子止め部67が径方向に向けて突出してフランジ突出部66、カムフランジ部65およびカム筒22と一体に設けられている。この螺子止め部67には、ズーム調整筒23をカム筒22に一体的に固定するためのカム螺子孔68が設けられている。
【0051】
ズーム調整筒23は、カム筒22に一体的に固定されカム筒22をガイド筒21に対して周方向に回動させて投射像をズームするものである。このズーム調整筒23は、直線状の略円筒状に形成され、図1に示すように、後端側に螺子挿通孔71が径方向に貫通して設けられている。この螺子挿通孔71には、ビス72の軸部72aが挿入されており、この軸部72aは、カム筒22の螺子止め部67のカム螺子孔68に螺子止めされている。このため、ズーム調整筒23は、カム筒22と同軸状にこのカム筒22の先端側に一体に取り付けられている。
【0052】
さらに、ピント調整筒24は、ガイド筒21に対して周方向に回動可能に取り付けられ、このガイド筒21に対する周方向への回動により投射像のピントを調整するものである。そして、このピント調整筒24は、ガイド筒21の外周螺合部54に螺合される略円筒状の螺合部75、この螺合部75に取り付けられる略円筒状の保持部76およびこの保持部76の前端部に取り付けられる略円筒状の操作部77が互いに同軸状に一体的に取り付けられて形成されている。
【0053】
螺合部75は、ピント調整筒24をガイド筒21に対して螺合させるもので、前端部および後端部が軸方向の中心域に対して段差状に拡径された略円筒状に形成され、内周面がガイド筒21の外周螺合部54に螺合している。また、この螺合部75の後端部には、後部貫通孔81が径方向に貫通して設けられている。この後部貫通孔81には、ビス82が挿入されており、このビス82の軸部82aの先端側はガイド筒21の外周面に向けて中心軸方向に突出し、かつガイド筒21の外周面から若干径方向に離間されている。このビス82の軸部82aが、ガイド筒21のストッパ部53bに当接することで、ピント調整筒24のガイド筒21に対する回動角度が例えば約60°に規制される。
【0054】
さらに、螺合部75の前端部は、後端部よりも拡径されており、この前端部には、前部貫通孔83が貫通して設けられている。この前部貫通孔83には、ビス84が挿入され、このビス84の軸部84aの先端側が保持部76の外周面に螺子止めされている。
【0055】
保持部76は、後側から前側に向けて複数の段差状に順次拡径された略円筒状に形成されている。また、この保持部76は、後端部がガイド筒21の前端側からこのガイド筒21内に挿入され、この後端部の外周面がガイド筒21の内周面に摺接可能に対向している。さらに、保持部76の前端側は、螺合部75の前端部よりも前側に位置し、かつ螺合部75の前端部と略等しい径寸法に拡径されている。
【0056】
またさらに、保持部76の外周面の前後方向の中心域には、保持部螺子孔85が凹状に設けられている。この保持部螺子孔85にビス84の軸部84aが螺子止めされることで、螺合部75が保持部76に一体的に取り付けられる。またさらに、保持部76の内周面には、段差に対応した位置に、レンズL11〜L13を保持する複数の保持レンズ座部86a,86b,86cがそれぞれ設けられている。これら保持レンズ座部86a,86b,86cには、レンズL11,L12,L13の外周縁部が当接して固定されている。
【0057】
ここで、本実施の形態において、レンズL11は、後側に凹面を向けた凹レンズである。また、レンズL12は、前側に凸面を向けたメニスカスレンズである。さらに、レンズL13は、両凸レンズである。
【0058】
そして、保持部76の外周面の前端部には、操作部77を保持部76に一体的に固定するための前部螺子孔87が凹状に設けられている。
【0059】
操作部77は、後側から前側に向けて段差状に順次拡径された略円筒状に形成されており、後端部に操作部貫通孔91が径方向に貫通して設けられている。この操作部貫通孔91には、ビス92が挿入されている。そして、操作部77は、ビス92の軸部92aが保持部76の前部螺子孔87に螺子止めされることで、保持部76に一体的に固定される。またさらに、操作部77は、前端部がズーム調整筒23の前端部よりも前方に位置しており、ズーム調整筒23よりも拡径されている。
【0060】
外装カバー7は、意匠などを考慮して、例えば合成樹脂などで矩形箱状に形成されている。
【0061】
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
【0062】
光源2から照射された照明光は、筐体3に入射し、この筐体3内でR(赤)、G(緑)、B(青)の各色光に分離された後、これら色光がLCDパネル4r,4g,4bにて変調されてダイクロイッククロスプリズム5に入射し、ダイクロイッククロスプリズム5にて色合成されてレンズ鏡筒6に入射する。
【0063】
そして、レンズ鏡筒6に入射した光はレンズL6〜L10、L1〜L5およびL11〜L13を順次通過してスクリーンに投射像として投射される。
【0064】
ここで、投射像の大きさを調整する場合には、ズーム調整筒23をガイド筒21に対して周方向に回動させることでカム筒22がズーム調整筒23と一体的にガイド筒21に対して回動する。
【0065】
このとき、スリット部41,42からガイド筒21内に臨む各第1ないし第3のカム溝61,62,63の位置が相対的に変化し、これら第1ないし第3のカム溝61,62,63に係合したカムピン43b,44b,45bがそれぞれスリット部41,42によりガイドされることで、これらカムピン43b,44b,45bが固定されたレンズ枠43,44,45がカムピン43b,44b,45bとともにガイド筒21に沿って直線状にガイドされ、図1の上半部に示す状態から図1の下半部に示す状態へとレンズL1〜L5の位置がガイド筒21内で変化する。
【0066】
この結果、投射像の大きさが変化する。
【0067】
また、投射像のピントを調整する場合には、ピント調整筒24をガイド筒21に対して周方向に回動させる。
【0068】
このとき、ピント調整筒24の操作部77を周方向に回動させることで、この操作部77と一体的に保持部76および螺合部75がガイド筒21に対して回動し、この螺合部75の回動により、ピント調整筒24が前後方向、すなわち光軸方向に沿って移動する。
【0069】
この結果、保持部76内に保持されたレンズL11〜L13がピント調整筒24とともに光軸方向に沿って移動することで投射像のピントが調整される。
【0070】
上述したように、上記一実施の形態では、ガイド筒21とカム筒22とをそれぞれ合成樹脂製とした。
【0071】
このため、ガイド筒21およびカム筒22を射出成形などで容易に製造でき、製造コストを抑制でき、また、カム筒22を、例えばアルミニウム材などの金属の部材で形成する従来の場合と比較して、材料コストをも抑制できるなど、レンズ鏡筒6の全体のコストおよびこのレンズ鏡筒6を用いた液晶プロジェクタ1全体のコストを抑制できる。
【0072】
また、上記一実施の形態のようにカム筒22を合成樹脂で形成すると、例えばアルミニウム材などの金属の部材でカム筒を形成する従来の場合と同様にカム筒を貫通してカム溝を設けると、カム筒22の強度を確保するためにカム筒22の肉厚が大きくなり、レンズ鏡筒6の径寸法が必要以上に大きくなるおそれがある。
【0073】
そこで、上記一実施の形態では、各第1ないし第3のカム溝61,62,63を、カム筒22の内周面に設けて全体がカム筒22の外周面側に貫通しない構成とすることで、カム筒22の剛性の低下を抑制し、カム筒22の肉厚を必要以上に大きくすることなくカム筒22の強度を確保でき、カム筒22の径寸法が必要以上に大きくなることを抑制できてレンズ鏡筒6の大型化を抑制できる。
【0074】
さらに、カム筒22をアルミニウム材などの金属の部材で形成していた従来の場合では、ガイド筒21に対するカム筒22の周方向への摺動の円滑さを問題にする必要がなかったが、ガイド筒21とカム筒22とを合成樹脂で形成する上記一実施の形態では、ガイド筒21に対するカム筒22の周方向への摺動の円滑さを確保することが容易でない。
【0075】
このため、上記一実施の形態では、ガイド筒21とカム筒22とを互いに異なる成分の合成樹脂で形成することで、これらガイド筒21とカム筒22とを同一成分の合成樹脂で形成する場合と比較してカム筒22とガイド筒21との間の摩擦力を低減し、ガイド筒21に対するカム筒22の周方向への摺動の円滑さを確保して、レンズ鏡筒6の良好な操作性を確保できる。
【0076】
そして、ガイド筒21およびカム筒22を形成する合成樹脂に含まれるガラス繊維の重量比が大きいと、強度が向上するとともに材料コストが増加する。このため、レンズ鏡筒6の荷重が加わるために強度が必要なガイド筒21は、ガラス繊維の重量比をカム筒22よりも大きくすることで強度を確保でき、ガイド筒21と比較して大きい強度が必要ないカム筒22は、ガラス繊維の重量比をガイド筒21よりも小さくすることで、より安価に製造できる。
【0077】
なお、上記一実施の形態において、ガイド筒21およびカム筒22を形成する合成樹脂は、他の様々な種類が可能である。
【0078】
また、レンズ鏡筒6および液晶プロジェクタ1の細部は、上記構成に限定されるものではない。
【0079】
さらに、カム溝61,62,63は、全体がカム筒22を貫通している状態でなければ、カム筒22を貫通した状態の部分を多少有していてもよい。
【0080】
【発明の効果】
請求項1記載のプロジェクタ装置用鏡筒によれば、複数のレンズを光軸方向に沿って直線状に案内可能に内部に保持したガイド筒と、このガイド筒が嵌挿され、複数のレンズを光軸方向に沿って移動させるカム筒とをそれぞれ合成樹脂製としたことにより、例えば射出成形などでこれらガイド筒およびカム筒を容易に製造でき、製造コストを抑制できるとともに、例えば金属の部材で形成する場合などと比較して材料コストも抑制でき、全体のコストを抑制できる。
【0081】
請求項2記載のプロジェクタ装置用鏡筒によれば、請求項1記載のプロジェクタ装置用鏡筒の効果に加えて、カム筒のガイド筒に対する周方向への回動により各レンズを光軸方向に沿って移動させる複数のカム溝を、カム筒の外周面側に貫通しない状態の部分を有するようにカム筒の内周面に設けることで、例えばカム筒を貫通してカム溝を設ける場合と比較して、カム筒の肉厚を必要以上に大きくすることなくカム筒の強度を確保できる。
【0082】
請求項3記載のプロジェクタ装置用鏡筒によれば、請求項1または2記載のプロジェクタ装置用鏡筒の効果に加えて、カム筒をガイド筒と異なる成分の合成樹脂で設けることで、例えば同一成分の合成樹脂でカム筒とをガイド筒とを設ける場合と比較して、カム筒とガイド筒との間の摩擦力を低減し、良好な操作性を確保できる。
【0083】
請求項4記載のプロジェクタ装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載のプロジェクタ装置用鏡筒を備えることで、全体のコストを容易に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のプロジェクタ装置用鏡筒を示す側面断面の説明図である。
【図2】同上プロジェクタ装置用鏡筒のカム筒を示す側面断面図である。
【図3】同上カム筒の内周面を展開して示す展開図である。
【図4】同上カム筒の外周面を展開して示す展開図である。
【図5】同上プロジェクタ装置用鏡筒を備えたプロジェクタ装置の一部を示す斜視図である。
【図6】同上プロジェクタ装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ装置としての液晶プロジェクタ
2 光源
4r,4g,4b 光変調手段としてのLCDパネル
6 プロジェクタ装置用鏡筒としてのレンズ鏡筒
21 ガイド筒
22 カム筒
61 カム溝としての第1のカム溝
62 カム溝としての第2のカム溝
63 カム溝としての第3のカム溝
L1,L2,L3,L4,L5 レンズ

Claims (4)

  1. 複数のレンズと、
    これらレンズを光軸方向に沿って直線状に案内可能に内部に保持する合成樹脂製のガイド筒と、
    このガイド筒が嵌挿され、前記複数のレンズを光軸方向に沿って移動させる合成樹脂製のカム筒と
    を具備したことを特徴としたプロジェクタ装置用鏡筒。
  2. カム筒は、ガイド筒に対して回動可能であり、前記カム筒の前記ガイド筒に対する周方向への回動により各レンズを光軸方向に沿って移動させ、外周面側に貫通しない状態の部分を有する複数のカム溝を内周面に備えている
    ことを特徴とした請求項1記載のプロジェクタ装置用鏡筒。
  3. カム筒は、ガイド筒と異なる成分の合成樹脂で設けられている
    ことを特徴とした請求項1または2記載のプロジェクタ装置用鏡筒。
  4. 光源と、
    この光源から照射された光を変調させる光変調手段と、
    この光変調手段で変調された光を投射する請求項1ないし3いずれか一記載のプロジェクタ装置用鏡筒と
    を具備したことを特徴としたプロジェクタ装置。
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