JP2004346701A - 排水溝構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排水部2における開口部21に、すくなくとも、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの排水孔32を備えた排水面3を不動状に装備する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路や通路沿い或いは公園や広場等の周囲などにおいて雨水などの排水を流すために構築される排水溝構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の排水溝構造は、地面に埋設される排水溝本体(たとえば、U字溝)の上面開口部に、排水溝本体の開口部幅よりも幅狭とする開口部を備えた受枠を載置し、この受枠における開口部内に、ごみを捕捉するためのスクリーン部材を配設するとともに、当該スクリーン部材の直上に溝蓋を着脱可能に被蓋して構成してある。(たとえば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−97709号公報(〔0009〕〜〔0011〕,〔図1〕)
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の排水溝構造では、スクリーン部材が着脱可能な溝蓋の自重によって開口部内に保持されるものであるため、溝蓋が必要不可欠なものであり、溝蓋を取り外さなければ捕捉されたごみを掃除することが困難なものであった。
また、スクリーン部材がごみを保持してしまうため、溝蓋の隙間にごみが詰まりやすく、排水性の低下を発生させやすいものであった。
さらに、通常溝蓋は、あらかじめ開口部幅に対応させて形成した定型物であるので、現場での長さ調整が極めて困難なものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、溝蓋の要否にかかわらず、ごみの滞留の抑制および排水性の確保、現場調整の容易性向上を課題とし、この課題を解決した排水溝構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は下記の技術的手段を採用する。
その技術的手段は、排水溝本体1上部の排水部2の開口部幅が、排水溝本体1の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、排水部2における開口部幅を、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの幅としたことである。(請求項1)
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の開口部幅は、歩行者や自動車の通過時において障害が生じない範囲内とすることが望ましい。
本発明では、U字溝等の開口幅の広い排水溝を排水部水平面が覆うことで、溝全体が路面に近く位置し、路材と溝上部の接面積が広くなることから、路面の熱の影響を大きく受けるとともに、開口部幅が前記したように極めて狭いものであるので、排水溝内の熱が逃げ難く、水溝内の加熱・保温性が向上する構造となる。
つまり、排水孔内の保温された暖かい空気が、チリのように比重が小さいゴミを押し上げるように上昇して、このチリを開口部から排出するとともに、上昇の勢いにより排水溝外側からのチリの侵入を防止する。
また、下水管より流入する排水溝内の暖かい空気によって開口部周りを暖めるので、開口部周り上における融雪が効果的に行われる。
さらに、大きなごみは路面上において、自動車のタイヤや歩行者によって踏まれて粉砕され、開口部幅よりも細かく粉砕されて軽量となったゴミのみが排水溝内に落下し、そのゴミは排水溝内の排水の上層に浮かび漂いながら排水とともに流される。
この場合、排水部の開口部を歩行に支障が無い程度突出させることによって、ゴミの粉砕を効果的に行える。
【0008】
本発明では、開口部内に排水面を備えた構造も提案する。
たとえば、排水溝本体1上部の排水部2の開口部幅が、排水溝本体1の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、排水部2における開口部21の上端に、すくなくとも、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの排水孔32を備えた排水面3を不動状に装備する構造が例示できる。(請求項2)
この場合、排水面と路面が同面になるので、路面における凹凸を無くすことができる。
【0009】
また、排水溝本体1上部の排水部2の開口部幅が、排水溝本体1の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、排水部2における開口部21の全域または一部に、すくなくとも、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの排水孔32を備えた排水面3を開口部21の上端よりも下方に不動状に装備して、当該排水面3の上方に溝状空間22を確保する構造が例示できる。(請求項3)
この場合、排水が路面より下方の排水面に流れ込むときに、その排水には落下による排水圧が生じ、その排水圧によって排水の排水孔への流入が効率的に行われる。
【0010】
本発明でいう排水面は、たとえば、パンチングメタルや金網のような薄状、かつ多孔状のもの、また、立体網状のものが使用でき、さらに、従来溝蓋として用いられているグレーチングやコンクリート製のようなある程度高さ(厚み)を有する定型物のものでも、排水孔が通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさであれば使用できる。
たとえば、排水面に薄状のものを採用した場合には、現場合わせ時に排水面を構成する素材の切断が容易に行え、排水面に定型物を採用した場合には、その厚みによる剛性が発揮される。
また、排水部に不動状に装備することによって、薄状のものや透水材または透水シートのような剛性が低いものにおいても、上方からの荷重が作用してもがたつきが防止され、そのがたつきによる開口部からの離脱が防止される。
本発明でいう不動状とは、ボルト・ナットや溶接によって固定することにより動かないようにすることや、排水面の自重や挟持による摩擦抵抗により動かないようにすることである。
【0011】
そして、排水面における排水孔が細かく、排水面の開孔率が低いものであるので、排水溝内の熱が逃げ難く、水溝内の加熱・保温性が向上する構造となる。
つまり、排水孔内の保温された暖かい空気が、チリのように比重が小さいゴミを押し上げるように上昇して、このチリを排水孔から排出するとともに、上昇の勢いにより排水溝外側からのチリの侵入を防止する。
また、排水溝内の暖かい空気は排水面を暖めるので、排水面上における融雪が効果的に行われる。
さらに、大きなごみは排水面上および路面上において、自動車のタイヤや歩行者によって踏まれて粉砕され、排水孔よりも細かく粉砕されて軽量となったゴミのみが排水溝内に落下し、そのゴミは排水溝内の排水の上層に浮かび漂いながら排水とともに流される。
【0012】
砂のような細かく比重の大きいゴミの侵入を抑制する手段として、排水孔32周りに排水孔32を囲む壁体33を立設する構成が例示できる。(請求項4)
この場合、排水面の表裏いずれか一方に壁体を立設する構造、排水面の表裏両側に壁体を立設する構造いずれも含む。
排水面の表側に壁体を立設した構造では、壁体が移動する比重の大きい細かいゴミを遮断することによって、比重の大きい細かいゴミの排水溝への侵入を抑制することができる。
排水面の裏側に壁体を立設した構造では、上昇する排水溝内の暖かい空気の一部は排水孔から排水溝外に排出されるが、残りの空気の内、壁体の先端から排水面までの範囲に至った暖かい空気は、壁体によって排水孔からの排出が抑制されて排水面全体に行渡って暖めるので、排水面における融雪効果をより高いものとなる。
排水面の表裏両側に壁体を立設した構造では、比重の大きい細かいゴミの排水孔への侵入の抑制効果および融雪効果を有するものとなる。
さらに、本発明における壁体は、排水面の強度を保持するためのリブとしての機能を有するものと期待できる。
【0013】
晴天時ゴミを排水面に堆積・固着させない手段として、対向する開口部側壁間の排水面3に排水孔32へ排水を案内する傾斜面35を備えることが例示できる。(請求項5)
この構成によって、目詰まりを防止して効果的な排水ができる。
より効果的には、傾斜面35を排水面3の長手方向に沿って傾斜させた構成である。
【0014】
排水部を排水溝本体に支承する支承部の構造としては、従前通りの排水溝に直接固定したり連結部材を介して固定する構造も可能であるが、これ以外にも、排水部2を排水溝本体1に支承する支承部4を既成の溝蓋とすることが例示できる。(請求項6)
既成の溝蓋とは、たとえば、グレーチング、鋳物蓋、コンクリート蓋等であり、これらの蓋を排水溝の配設場所に応じて使い分けることによって、強度的に信頼性の高い排水溝となる。
【0015】
排水溝を構成する素材として、金属材やコンクリート材が用いられる例が多いが、これらの素材の場合、昨今の酸性雨の影響を受けてしまう可能性が高い。
たとえば、インターロッキング舗装の場合、クッション砂が敷設されることから、雨水がクッション砂に保水されて長時間湿潤状態になり、特に、クッション砂部位に接触する排水部に悪影響を与えることになる。
そのため、少なくとも排水部2の外側面に防水層6を形成する(請求項7)ことによって、クッション砂に保水された雨水から排水部を保護することができる。
なお、本発明は、排水部の外側面の他にも、必要と思われる部位に防水層を形成することも包含する。
【0016】
また、少なくとも排水部2に形成された防水層6の外側に透水部7を形成するとともに、排水部2に、当該排水部2と防水層6を貫通する貫通孔24を設けることが好適である。(請求項8)
つまり、クッション砂に保水される雨水は、自動車や歩行者の通過時にその荷重がブロックに加わって生じるポンプ作用によって、透水部から貫通孔を介して強制的に排水させられる。
したがって、クッション砂に保水される雨水を効率的に排出し、湿潤状態を短時間で終了させることができるので、雨水の悪影響の抑制をさらに効果的に行うことができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明すると、図1ないし図3は本発明に係る排水溝構造の第1実施例、図4および図5は本発明に係る第2実施例、図6および図7は本発明に係る第3実施例、図8は本発明に係る第4実施例、図9は本発明に係る第5実施例をそれぞれ示す。
なお、全図面を通して同様の構成部材には同じ符号を付して、重複説明は省略する。
【0018】
第1実施例の排水溝構造は、U字溝を用いた排水溝本体1と、排水溝本体1の開口幅よりも狭い開口部21を構成した排水部2と、開口部21の上端に固定された排水面3と、前記排水部2を排水溝本体1に支承するための支承部4とから構成してあり、前記排水面3の上端面が路面Gと同面となるように埋設して排水溝Aを構成するものである。
排水部2、支承部4、前記排水面3は一体的に連結固定してあるものである。なお、前記排水溝本体1、排水部2、支承部3の詳細については、素材、形状、固定構造等、周知のものであるため説明を省略する。
【0019】
排水面3は、開口面積が小さいパンチングメタルを断面略コ型に形成したものであり、これを排水部2の開口部21の上端に被せるようにして嵌合固定してある。
具体的には、排水面3における断面略コ型の下側開放部の内側面幅を、前記開口部21の外側面幅に適合して嵌合する幅として形成してあり、このような排水面3を開口部21の上端に嵌合し、その側面からボルト・ナット31によって排水部2に固定してある。
また、排水面3におけるパンチング孔は排水孔32である。
排水孔32は、通水可能であるが、落葉・紙くず・たばこの吸殻等の比較的大きなゴミが通過できない程度の小径のものとし、雨水は排水溝A内に排水するが大きなゴミは排水溝A内に入れないようにしてある。
【0020】
第2実施例の排水溝構造は、排水面3を排水部2における開口部21内に、路面Gよりも低い位置となるように嵌合し、ボルト・ナット31によって固定して構成したものである。
このようにして形成された排水面3直上の開口部21の空間を溝状空間22とし、この溝状空間2に流れ込む雨水の落下圧を利用して、効率的に排水できるようにしている。
本実施例では、溝状空間22を排水溝Aの全長に亘って形成することによって、当該溝状空間22に滞留するゴミを出しやすいようにしている。
溝状空間22の深さについては任意であるが、効果的な落下圧の確保ができ、かつ滞留するゴミの掃出しを容易に行える深さとする。
排水面3の表裏両側には、排水孔32と連通する筒状の壁体33を排水孔32毎に立設してあり、この壁体33によって、排水面3上を通過する細かいチリの排水孔32への侵入抑制と、排水溝A内の温められた空気の排出抑制を行うようにしている。
【0021】
第3実施例の排水溝構造は、排水面3がコンクリート成形品であり、第2実施例同様に開口部21内に路面Gよりも低い位置となるように嵌合して構成したものである。
本実施例の排水面3は、その幅を開口部21内に適合して嵌合する幅であり、開口部21内に嵌合させたときに、嵌合摩擦力と排水面3の自重によって不動状態を保持するようにしている。
また、本実施例の排水孔32は、図面上3個の貫通孔と、排水面3の両端縁に形成された把手用切欠き34から構成している。
把手用切欠き34は、排水面3を直列状に並べたときに、隣接する把手用の切欠きが対面して前記貫通孔と同等の排水孔32が構成されるようにしている。
また、本実施例の排水面3には、排水面の長手方向に沿い、各排水孔32に向かって下向き傾斜する傾斜面35を形成してある。
傾斜面35は、隣り合う排水孔32間の中間部分を頂点とし、この頂点から両排水孔32に向かって下向き傾斜させて形成してあり、この傾斜面35が、溝状空間22に落下する雨水を排水孔32に集中させて案内するようにしている。
そして、本実施例では、排水時において溝状空間22における落下圧も加わるので、雨水を排水孔32へ集中させることが効果的となる。
【0022】
第4実施例の排水溝構造は、排水部2を排水溝本体1に支承する支承部4を、通常溝蓋として使用されるグレーチングとしたものである。
なお、本実施例では、支承部4をグレーチング4として説明する。
具体的な構造は、排水溝本体1の上端縁に固定ボルト51を立設した固定具5を嵌合固定し、前記固定ボルト51をグレーチング4の通水空間41に貫通させるとともに、グレーチング4上に載置した排水部2の支持面23に貫通させ、支持面23から突出した固定ボルト41に固定ナット42をねじ込むことによって構成したものである。
この構造の排水溝構造では、大きなゴミの侵入を防止した上で、グレーチング4で排水部2を支承したことによって、強度的に信頼性の高い排水溝Aとなる。また、グレーチングを使用することによって支承ピッチが細かくなるため、グレーチングの溝長手方向をカットしても耐荷重の低下を招くようなことはない。さらに、支承ピッチが細かいので、排水面2における支持面23の強度保持について考慮する必要がない。
【0023】
第5実施例の排水溝構造は、インターロッキング式の路面に配設されるものであり、図中、符号G1はタイル、符号G2はクッション砂である。
本実施例の排水溝構造は、排水部2の外側面の全面に防水層6を、当該防水層6の表面に透水部7を備え、支持面23に、当該支持面23と防水層6を貫通する貫通孔24を設けたものである。
防水層6は、前記クッション砂G2に保水された雨水の排水部2に対する悪影響を保護するものであり、透水部7は、クッション砂G2に保水される雨水を、自動車や歩行者の通過時における荷重がブロックG1に加わって生じるポンプ作用によって透水させて、貫通孔24を介して強制的に排水させるようにしたものである。
また、前記ポンプ作用は、クッション砂G2に保水される雨水をタイルG1相互の隙間から強制的に排水させるようにも作用する。
なお、本実施例の排水溝構造では、排水面3を路面Gと同面となるように開口部21内に嵌合固定したものである。
【0024】
前記した各実施例は開口部内に排水面を装着した構造を例示しているが、本発明は排水面を装着しない構造も包含するものである。
つまり、排水溝の加熱・保温性を確保しつつ、開口部幅を、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度にすることで、前記各実施例の基本的な効果と同等の効果を得ることができる上に、排水面を装着するコストを低減することができる。(図示せず)
本実施例における開口幅として好適な幅としては、およそ10mm前後である。また、加熱性の確保においては溝開口部の1/20以下の開口幅が最適であり、保温性の確保においては溝断面積の0.4%以下の開口幅が最適である。
ただし、前記した数値については、路面と溝との垂直距離、下水本管からの距離、路材の熱伝導性・勾配・日射量等の周辺環境によって適宜選択する。
【0025】
なお、本発明は、例示した実施例における構造に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各項に記載の範囲において、他の構造にすることも任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の排水溝構造を示す斜視図。
【図2】同、平面図。
【図3】図2の(3)−(3)線断面図。
【図4】第2実施例の排水溝構造を示す断面図。
【図5】図4の要部拡大図。
【図6】第3実施例の排水溝構造を示す断面図。
【図7】同、平面図。
【図8】第4実施例の排水溝構造を示す断面図。
【図9】第5実施例の排水溝構造を示す断面図。
【符号の説明】
A:排水溝
1:排水溝本体
2:排水部
21:開口部
22:溝状空間
3:排水面
32:排水孔
33:壁体
35:傾斜面
4:支承部
6:防水層
7:透水層
Claims (8)
- 排水溝本体上部の排水部の開口部幅が、排水溝本体の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、
排水部における開口部幅を、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの幅としていることを特徴とする排水溝構造。 - 排水溝本体上部の排水部の開口部幅が、排水溝本体の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、
排水部における開口部の上端に、すくなくとも、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの排水孔を備えた排水面を不動状に装備していることを特徴とする排水溝構造。 - 排水溝本体上部の排水部の開口部幅が、排水溝本体の溝開口幅よりも狭い排水溝構造において、
排水部における開口部の全域または一部に、すくなくとも、通水性を有しながら、落葉や紙くず等の大きなごみの通過を抑制する程度の大きさの排水孔を備えた排水面を当該開口部の上端よりも下方に不動状に装備して、当該排水面の上方に溝状空間を確保していることを特徴とする排水溝構造。 - 排水孔周りに排水孔を囲む壁体を立設していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排水溝構造。
- 排水面には、排水孔へ排水を案内する傾斜面が備えられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排水溝構造。
- 排水部を排水溝本体に支承する支承部が既成の溝蓋であることを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか1項に記載の排水溝構造。
- 少なくとも、排水部の外側面に防水層を形成していることを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか1項に記載の排水溝構造。
- 少なくとも、排水部に形成された防水層の外側に透水部を形成するとともに、排水部2に、当該排水部2と防水層6を貫通する貫通孔を設けていることを特徴とする請求項7に記載の排水溝構造。
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