JP2004343739A - テレビスイッチモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビの高周波信号の出力ラインを切換えるテレビスイッチモジュールにおいて、簡単な構成でもって、必要なアンプのみを動作させ、消費電力を低減する。
【解決手段】信号が入力される第1及び第2の入力ライン11,21と、信号を出力する第1及び第2の出力ライン17,27と、各入力ラインに介挿され、入力信号を各々増幅する第1及び第2のアンプ12,22と、各アンプの出力側に配置され、入力信号を分岐する分岐装置13,23と、分岐後のラインがそれぞれ接続される切換接点と共通接点とを有し、共通接点が各出力ラインに接続され、信号出力ラインを任意に切換える第1及び第2のリレースイッチ16,26と、これを切換え動作させるとともに各アンプへの電源供給を制御する電源・制御インターフェース30とを備える。電源・制御インターフェース30は、使用しない入力ラインに介挿されたアンプへの電源を供給せず停止させる。
【選択図】図1
【解決手段】信号が入力される第1及び第2の入力ライン11,21と、信号を出力する第1及び第2の出力ライン17,27と、各入力ラインに介挿され、入力信号を各々増幅する第1及び第2のアンプ12,22と、各アンプの出力側に配置され、入力信号を分岐する分岐装置13,23と、分岐後のラインがそれぞれ接続される切換接点と共通接点とを有し、共通接点が各出力ラインに接続され、信号出力ラインを任意に切換える第1及び第2のリレースイッチ16,26と、これを切換え動作させるとともに各アンプへの電源供給を制御する電源・制御インターフェース30とを備える。電源・制御インターフェース30は、使用しない入力ラインに介挿されたアンプへの電源を供給せず停止させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、テレビ受像機に搭載されるテレビスイッチモジュールに係り、特に、その消費電力低減技術に関する。
従来から、CATV(cable television)や地上波TV等の複数のライン入力信号を特定の出力端子に切換え出力するテレビスイッチモジュールが知られている(特許文献1参照)。この種のテレビスイッチモジュールは、一般に信号増幅用のアンプを内蔵しているが、特許文献1では、そのアンプの電力制御に関しての記述はない。
この種のアンプ内蔵のテレビスイッチモジュールを図6に示し、以下説明する。このテレビスイッチモジュールは、テレビの高周波信号が各々入力される2つの入力ライン11,21(INPUT1,INPUT2)と、入力信号を増幅するアンプ12,22(AMP1,AMP2)と、入力信号を分岐する分岐装置13,23と、その後に接続され信号出力ラインを任意に選択切換える2つのリレースイッチ16,26(SW1,SW2)と、2つの出力ライン17,27(OUTPUT1,OUTPUT2)と、リレースイッチ16,26を切換え動作するとともに、アンプ12,22に電源を供給する電源・制御インターフェース30とを備える。リレースイッチ16,26は、分岐装置13,23による分岐後のライン14,15及び24,25がそれぞれ接続されるリレーの切換接点とリレーの共通接点とを有し、この共通接点が各出力ライン17,27に接続される。31はリレー制御線であり、32はアンプ12,22への電源供給線である。
このテレビスイッチモジュールは、リレースイッチ16,26で4種類の組み合わせを選択することにより、2つの入力ライン11,21を、2つの出力ライン17,27に選択切換え出力可能とするものである。例えば、入力ライン11の信号を出力ライン17へ出力する場合、入力高周波信号は、アンプ12→リレースイッチ16→出力ライン17へ出力される。また、入力ライン21の信号を出力ライン27へ出力する場合、入力高周波信号は、アンプ22→リレースイッチ26→出力ライン27へ出力される。入力ライン11の信号を出力ライン27へ出力する場合、入力高周波信号は、アンプ12→リレースイッチ26→出力ライン27へ出力される。また、入力ライン21の信号を出力ライン17へ出力する場合、入力高周波信号は、アンプ22→リレースイッチ16→出力ライン17へ出力される。これら選択経路の場合、アンプ12及びアンプ22には、ともに高周波信号が入力される。
他方、入力ライン11又は入力ライン21の信号を2つの出力ライン17,27へ出力する場合、入力ライン11から入力された高周波信号は、アンプ13→リレースイッチ16及び26→出力ライン17及び27へ、また、入力ライン21から入力された高周波信号は、アンプ23→リレースイッチ16及び26→出力ライン17及び27へ到達する。すなわち、入力ライン11を出力ライン17及び27へ出力する場合、アンプ12への高周波信号の入力はあるが、アンプ22への高周波信号の入力はない。また、同様に、入力ライン21を出力ライン17及び27へ出力する場合、アンプ22への高周波信号の入力はあるが、アンプ12への高周波信号の入力はない。
特開平7−15715号公報
上記のように1つの入力から2つの出力をする場合、高周波信号が入力されるアンプのみを動作させる、すなわち高周波信号が入力されるアンプに対してのみ電源を供給することにより、消費電力が削減できることになる。しかしながら、従来の構成においては、常時、各々のアンプに電源を供給しており、必要以上の電力を消費していることになる。また、従来の構成では、増幅用トランジスタの電流安定化は、抵抗帰還回路による方法が一般に使用されており、増幅用トランジスタの直流電流増幅率のバラツキや変化等に対する電流安定度が不十分であった。このため、増幅用トランジスタの電流が必要以上に大きくなるものがあり、これも必要以上の電力を消費する原因となっていた。
本発明は、上記問題を解消するもので、簡単な構成でもって、必要なアンプのみを動作させ、消費電力を低減することが可能なテレビスイッチモジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、テレビの高周波信号の出力ラインを切換えるテレビスイッチモジュールにおいて、テレビの高周波信号が各々入力される第1及び第2の入力ラインと、同信号の増幅後の信号を出力する第1及び第2の出力ラインと、前記各入力ラインに介挿され、入力信号を各々増幅する第1及び第2のアンプと、前記各アンプの出力側に配置され、入力信号を分岐する分岐装置と、前記分岐装置による分岐後のラインがそれぞれ接続されるリレーの切換接点と、リレーの共通接点とを有し、この共通接点が前記各出力ラインに接続され、信号出力ラインを任意に切換える第1及び第2のリレースイッチと、前記リレースイッチを切換え動作させるリレースイッチ制御手段と、前記各アンプへの電源供給を制御する電源制御手段と、備え、前記電源制御手段は、使用しない入力ラインに介挿されたアンプへの電源を供給せず停止させるものである。
また、前記第1及び第2のアンプへの電源を、前記出力ライン側から前記リレースイッチの接点を介して供給するものとすればよい。
また、前記アンプの増幅出力トランジスタにアクティブ電流安定回路を付加したものとすればよい。
また、前記アンプへの電源を、高周波信号が流れるラインからインダクタにより供給するものとすればよい。
本発明によれば、いずれか一方の入力ラインに入力された信号を2つの出力ラインへ出力する場合は、当該入力ラインにあるアンプ、すなわち必要なアンプのみに電力供給するので、テレビスイッチモジュールを低消費電力化が実現できる。
また、アンプへの電力供給をリレースイッチを介して高周波信号が通るラインに重畳して行うものとすれば、アンプへの電源スイッチと高周波経路のスイッチとを兼用でき、かつ、複雑な制御信号線の配線を省略でき、コストダウンが図れる。
また、アクティブ電流安定回路を付加した場合、消費電流はほぼ一定になる。
また、インダクタンスを介して高周波リレー回路に直流電流を重畳、分離することで、アンプに電源を供給することにより、動作不要のアンプの電流供給を停止する回路の構成が簡単になる。
以下、本発明の実施形態によるテレビスイッチモジュールについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態によるテレビスイッチモジュールの回路構成を示す。テレビスイッチモジュールは、テレビの高周波信号が各々入力される第1の入力ライン11(INPUT1)及び第2の入力ライン21(INPUT2)と、同信号を出力する第1の出力ライン17(OUTPOT1)及び第2の出力ライン27(OUTPUT2)と、各入力ライン11,21に介挿され、各入力ライン11,21に入力された信号を各々増幅する第1のアンプ12(AMP1)及び第2のアンプ22(AMP2)と、各アンプ出力信号を分岐する分岐装置13,23と、出力ラインを切換える第1のリレースイッチ16(SW1)及び第2のリレースイッチ26(SW2)と、第1及び第2のアンプ12,22への電源供給ライン32をそれぞれ開閉する電源スイッチ33(SW3)及び電源スイッチ34(SW4)と、電源・制御インターフェース30(リレースイッチ制御手段・電源制御手段)とを備える。
図1は、第1の実施形態によるテレビスイッチモジュールの回路構成を示す。テレビスイッチモジュールは、テレビの高周波信号が各々入力される第1の入力ライン11(INPUT1)及び第2の入力ライン21(INPUT2)と、同信号を出力する第1の出力ライン17(OUTPOT1)及び第2の出力ライン27(OUTPUT2)と、各入力ライン11,21に介挿され、各入力ライン11,21に入力された信号を各々増幅する第1のアンプ12(AMP1)及び第2のアンプ22(AMP2)と、各アンプ出力信号を分岐する分岐装置13,23と、出力ラインを切換える第1のリレースイッチ16(SW1)及び第2のリレースイッチ26(SW2)と、第1及び第2のアンプ12,22への電源供給ライン32をそれぞれ開閉する電源スイッチ33(SW3)及び電源スイッチ34(SW4)と、電源・制御インターフェース30(リレースイッチ制御手段・電源制御手段)とを備える。
第1及び第2のリレースイッチ16,26は、リレー(RELAY)による機械的開閉スイッチである。分岐装置13の分岐ライン14,15、及び分岐装置23の分岐ライン24,25は、それぞれ2つのリレースイッチ16,26の各リレー(RELAY)の切換接点に接続され、各リレーの共通接点は、それぞれ第1の出力ライン17及び第2の出力ライン27とされる。ここに、31は、リレーの制御信号線(第1及び第2のリレースイッチ16,26に対する制御信号線)である。32はアンプ12,22への電源供給線、35,36は電源スイッチ33及び電源スイッチ34を開閉制御する電源制御信号線である。
電源・スイッチ制御インターフェース30は、必要なアンプに対しては電源を供給するが、使用しないアンプに対しては電源を供給しない、つまり、電源を停止させるものである。従って、第1の入力ライン11に入力された信号を第1及び第2の出力ライン17,27へ出力する場合は、第3のスイッチ33のみをONさせる。また、第2の入力ライン21に入力された信号を同じく第1及び第2の出力ライン17,27へ出力する場合は、第4のスイッチ34のみをONさせる。
このように、入出力の組み合わせを決定するリレースイッチ16,26と連動して動作するアンプ12,22の電源スイッチ33,34が設けられている点が、本発明の1つの特徴である。
上記回路構成の具体的な動作を次に説明する。第1の入力ライン11への入力を第1の出力ライン17へ出力し、第2の入力ライン21への入力を第2の出力ライン27へそれぞれ出力する場合は、電源スイッチ33,34ともにON状態となり、アンプ12,22に電源を供給する。また、第1の入力ライン11への入力を第2の出力ライン27へ出力し、第2の入力ライン21への入力を第1の出力ライン17へ出力する場合も同様に、電源スイッチ33,34ともにON状態となり、アンプ12,22に電源を供給する。しかし、第1の入力ライン11への入力を第1及び第2の出力ライン17,27へ出力する場合は、電源スイッチ33のみをONさせる。また、第2の入力ライン21への入力を第1及び第2の出力ライン17,27へ出力する場合は、電源スイッチ34のみをONさせればよい。本構成のテレビスイッチモジュールにより、必要最低限の消費電力で運用することが可能になる。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態によるテレビスイッチモジュールを示す。このテレビスイッチモジュールは、上記第1の実施形態におけるアンプへの電源スイッチ33,34の機能を、メカニカルな開閉スイッチであるリレースイッチ16,26でまかなうように、すなわち、高周波経路のスイッチと兼用するように構成したものである。具体的には、第1及び第2のアンプ12,22への電源を、高周波で電源供給ライン32により高周波信号が通る出力ライン17,27に重畳し、リレースイッチ16,26を介して供給するようにした。
図2は、第2の実施形態によるテレビスイッチモジュールを示す。このテレビスイッチモジュールは、上記第1の実施形態におけるアンプへの電源スイッチ33,34の機能を、メカニカルな開閉スイッチであるリレースイッチ16,26でまかなうように、すなわち、高周波経路のスイッチと兼用するように構成したものである。具体的には、第1及び第2のアンプ12,22への電源を、高周波で電源供給ライン32により高周波信号が通る出力ライン17,27に重畳し、リレースイッチ16,26を介して供給するようにした。
この実施形態は、高周波信号ラインに電源を重畳することがポイントであり、リレースイッチ16,26がメカニカルリレーである場合に実施することができる。メカニカルリレーの場合、高周波信号の他に、各アンプ12,22に供給する電源も重畳して通過させることが可能であるため、高周波信号ライン上に重畳された電源は、リレースイッチ16,26を介してアンプ12,22に供給される。
この実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、必要最低限の消費電力で運用することが可能になるとともに、個々のアンプ12,22に対して電源スイッチ(第1の実施形態の33,34)を用意する必要もなく、また電源スイッチ用の制御信号線(第1の実施形態の35,36)も必要ないため、電源スイッチのコストダウンと、配線が少なくなることによるレイアウトの簡単化も実現できる。
図3は、上記第1及び第2の実施形態で使用するアンプ12,22の1つの回路例を示す。このアンプ回路は、信号増幅トランジスタTrの電流増幅率のばらつきとは無関係に、消費電流を安定させることを可能とするものである。同トランジスタTrのベースがアンプ回路の入力端RFinであり、コレクタが出力端RFoutであり、同トランジスタTrのコレクタとベースとの間にアクティブ電流安定化回路が接続されている。
電流安定化回路は、Vccを電源とし、トランジスタTr1,Tr2と、参照電圧Vref発生用の分圧抵抗R1,R2等を含む。トランジスタTr2のベースには参照電圧Vrefが与えられ、トランジスタTr1のエミッタがトランジスタTrのコレクタ(コレクタ電位Vc)に接続され、トランジスタTr1のコレクタが抵抗RBを介して信号増幅トランジスタTrのベースに接続されている。
電流安定化回路は、Vccを電源とし、トランジスタTr1,Tr2と、参照電圧Vref発生用の分圧抵抗R1,R2等を含む。トランジスタTr2のベースには参照電圧Vrefが与えられ、トランジスタTr1のエミッタがトランジスタTrのコレクタ(コレクタ電位Vc)に接続され、トランジスタTr1のコレクタが抵抗RBを介して信号増幅トランジスタTrのベースに接続されている。
この電流安定化回路の動作原理を説明する。信号増幅トランジスタTrのコレクタ電位Vcは、トランジスタTr1のベース電位を基準電圧V’refとした場合、Vc=V’ref+Vbe1と表すことができる。また、トランジスタTr1のベース電位V’refは、V’ref=Vref−Vbe2(ここに、トランジスタTr2のベース電位はVref)で表すことができる。ここで、トランジスタTr1及びTr2は2石を集積したトランジスタユニットであり、限りなくVbe1=Vbe2であるとすると、
Vc=V’ref+Vbe1=Vref−Vbe2+Vbe1=Vrefとなる。参照電圧Vrefは、抵抗R1とR2の精度により決定される。
Vc=V’ref+Vbe1=Vref−Vbe2+Vbe1=Vrefとなる。参照電圧Vrefは、抵抗R1とR2の精度により決定される。
従って、抵抗RL及びR1、R2の抵抗値を高精度なもの(一般に、ばらつきは少ない)ものに設定すれば、この電流安定化回路は、信号増幅トランジスタTrのコレクタ電位Vcが参照電圧Vrefになるように動作する。かくして、抵抗RLを流れる電流(IC+IB)はほぼ一定になり、その結果、動作させるアンプのトランジスタの電流を必要最小に設定でき、バラツキにより不必要に消費電力を増大するのを防止できる。
アクティブ電流安定化回路は、エミッタ電流検出型も使用できる。その例を図4に示す。この電流安定化回路は、信号増幅トランジスタTrのエミッタ電流を検出して、その電流を一定に制御するもので、トランジスタTr3,Tr4、ダイオードD1,D2を有する。ここに、トランジスタTr3のベース電位VBは、VB=VD+Vrefであり、信号増幅トランジスタTrのエミッタ電位VE(=VB−VD)は、Vrefに近似値となり、エミッタ電流IEは、Vref/REに近似値となり、一定値となる。
図5は、図2の実施形態構成に図3のアンプ回路を具体的に配置した回路を示す。ここでは、アンプ22(AMP2)側を詳細に示しており、アンプ12(AMP1)側については詳細図示を省略している。リレースイッチ16,26を介して供給される電源は、直流分を通過するバイアスティー40の直列インダクタンスL成分を介して高周波ラインから分離され、アンプ22(AMP2)に供給されるようにしている。インダクタンスを介して高周波リレー回路に直流電流を重畳、分離して、アンプに電源を供給することにより、動作不要のアンプへの電流供給を停止する回路の構成を簡単化することができる。
本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、例えば、電流安定化回路の構成や、その電源供給の構成は任意の形態を採用可能である。また、電源供給のためのインダクタンスは、直列インダクタンスに代えて、フェライトピースのように、高周波では殆ど抵抗成分となる素子であってもよく、そのようなものを含む概念である。
11 第1の入力ライン
12 第1のアンプ
13 分岐装置
16 第1のリレースイッチ
17 第1の出力ライン
21 第2の入力ライン
22 第2のアンプ
23 分岐装置
26 第2のリレースイッチ
27 第2の出力ライン
30 電源・制御インターフェース(リレースイッチ制御手段・電源制御手段)
31 リレー制御信号線
32 電源供給ライン
33 電源スイッチ
34 電源スイッチ
35,36 電源制御信号線
40 バイアスティー(インダクタンス)
12 第1のアンプ
13 分岐装置
16 第1のリレースイッチ
17 第1の出力ライン
21 第2の入力ライン
22 第2のアンプ
23 分岐装置
26 第2のリレースイッチ
27 第2の出力ライン
30 電源・制御インターフェース(リレースイッチ制御手段・電源制御手段)
31 リレー制御信号線
32 電源供給ライン
33 電源スイッチ
34 電源スイッチ
35,36 電源制御信号線
40 バイアスティー(インダクタンス)
Claims (4)
- テレビの高周波信号の出力ラインを切換えるテレビスイッチモジュールにおいて、
テレビの高周波信号が各々入力される第1及び第2の入力ラインと、
同信号の増幅後の信号を出力する第1及び第2の出力ラインと、
前記各入力ラインに介挿され、入力信号を各々増幅する第1及び第2のアンプと、
前記各アンプの出力側に配置され、入力信号を分岐する分岐装置と、
前記分岐装置による分岐後のラインがそれぞれ接続されるリレーの切換接点と、リレーの共通接点とを有し、この共通接点が前記各出力ラインに接続され、信号出力ラインを任意に切換える第1及び第2のリレースイッチと、
前記リレースイッチを切換え動作させるリレースイッチ制御手段と、
前記各アンプへの電源供給を制御する電源制御手段と、備え、
前記電源制御手段は、使用しない入力ラインに介挿されたアンプへの電源を供給せず停止させることを特徴とするテレビスイッチモジュール。 - 前記第1及び第2のアンプへの電源を、前記出力ライン側から前記リレースイッチの接点を介して供給することを特徴とする請求項1に記載のテレビスイッチモジュール。
- 前記アンプの増幅出力トランジスタにアクティブ電流安定回路を付加したことを特徴とする請求項1に記載のテレビスイッチモジュール。
- 前記アンプへの電源を、高周波信号が流れるラインからインダクタンスにより供給することを特徴とする請求項1に記載のテレビスイッチモジュール。
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