JP2004342557A - 照明装置および投射型表示装置 - Google Patents

照明装置および投射型表示装置 Download PDF

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Takashi Takeda
高司 武田
Masatoshi Yonekubo
政敏 米窪
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Abstract

【課題】光源を効率的に冷却して、温度上昇にともなうLEDチップの発光効率の低下を防止することが可能な、照明装置の提供を目的とする。
【解決手段】複数のLEDチップ12を備えた光源アレイ10を、ペルチェモジュール20により冷却可能とした照明装置5であって、ペルチェモジュール20の冷却面に、各LEDチップ12が実装されている構成とした。なお、光源アレイ10およびペルチェモジュール20は、電気的に直列接続されていることが望ましい。また、光源アレイ10を構成する各LEDチップ12も、電気的に直列接続されていることが望ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置および投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
照射装置から照射された光を液晶ライトバルブ等の光変調手段に入射させ、光変調手段から出射された映像光を投射レンズ等によりスクリーンに拡大投射させる、プロジェクタ等の投射型表示装置が広く知られている。この投射型表示装置の照明装置に使用される光源として、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどの白色光源が多く採用されている。これらの光源は、発光とともに発熱するため、ファン等の冷却手段により冷却しながら使用されている。最近では、投射型表示装置の光源として、有機EL発光素子等の単色光源の採用が検討されている。この場合にも、ペルチェ素子等の冷却手段による冷却が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
国際公開第WO98/13725号パンフレット
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
投射型表示装置の単色光源として、発光ダイオード(LED)素子の採用が検討されている。図11に、LED素子の側面断面図を示す。LED素子910は、LEDチップ912に順バイアス電圧を印加して発光させるものである。このLEDチップ912も発光とともに発熱するが、特にLEDチップ912は温度上昇にともなって発光効率が低下するという性質を有する。そこで、LEDチップ912の下面にはヒートシンク914が接続されている。ヒートシンク914は、熱伝導率の高い金属材料等によって構成されている。そして、LEDチップ912の発光により発生した熱は、LEDチップ912の下面からヒートシンク914に伝達され、ヒートシンク914の表面から大気中に放熱される。これにより、LEDチップ912が冷却される。
【0005】
ところで、投射型表示装置では、表示画像の明るさの確保が大きな課題となっている。この点、LEDチップ912への供給電流を増加させれば、発光量を増加させることができる。しかしながら、発光量の増加にともなって発熱量も増加するので、上述したヒートシンク914ではLEDチップ912を効率的に冷却することができなくなるという問題がある。この場合、LEDチップ912の温度が上昇して発光効率が低下し、LEDチップ912への供給電流を増加させても発光量を有効に増加させることができなくなる。また、LEDチップ912の温度が上昇して、LEDチップ912が破損するおそれがある。
【0006】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、光源を効率的に冷却することが可能な照明装置の提供を目的とする。
また、表示画像の明るさを確保することが可能な投射型表示装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、発光ダイオードチップを備えた光源を、熱電変換装置により冷却可能としたことを特徴とする。この構成によれば、発光ダイオードチップが発光とともに発熱しても、これを熱電変換装置により強制冷却して低温に保持することができる。したがって、光源を効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなう発光ダイオードチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0008】
また、発光ダイオードチップを備えた光源を、熱電変換装置により冷却可能とした照明装置であって、前記熱電変換装置の冷却面に、前記発光ダイオードチップが実装されていることを特徴とする。この構成によれば、発光ダイオードチップを熱電変換装置により直接に強制冷却することができる。したがって、光源を最も効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなう発光ダイオードチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0009】
また、前記熱電変換装置は、前記光源と電気的に直列接続されていることが望ましい。この構成によれば、光源への供給電流を増加させて発光ダイオードチップの発光量を増加させた場合に、熱電変換装置への供給電流も同時に増加する。これにより、熱電変換装置の冷却能力が上昇するので、発光ダイオードチップの発熱量が増加しても、これを低温に保持することができる。したがって、光源を効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなう発光ダイオードチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0010】
なお、前記光源は、複数の発光ダイオードチップを備えていてもよい。上述したように、本発明では発光ダイオードチップを強制冷却することができるので、発光ダイオードチップにヒートシンクを接続する必要がない。これにより、複数の発光ダイオードチップを密集させて配置することが可能になり、光源アレイを形成することができる。
【0011】
また、前記各発光ダイオードチップは、電気的に直列接続されていることが望ましい。この構成によれば、各発光ダイオードチップに対して同じ電流を供給することが可能になり、各発光ダイオードチップにばらつきがあっても、各発光ダイオードチップの発光量を統一化することができる。
【0012】
また、前記熱電変換装置の冷却面上に装着された温度センサと、前記温度センサにより計測した温度とあらかじめ記録された設定温度とを比較して、前記熱電変換装置の動作を制御する制御部と、を有することが望ましい。この構成によれば、発光ダイオードチップが急激に温度上昇した場合でも、熱電変換装置の冷却能力を増強することにより、発光ダイオードチップを強制冷却して低温に保持することができる。したがって、光源を効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなう発光ダイオードチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0013】
一方、本発明に係る投射型表示装置は、上述した照明装置を備えたことを特徴とする。この構成によれば、光源を効率的に冷却して、温度上昇にともなう発光ダイオードチップの発光効率の低下を防止することができるので、表示画像の明るさを確保することが可能な投射型表示装置を提供することができる。
【0014】
また、前記各光源がそれぞれ異なる色光を出射可能に形成されている上述した照明装置と、前記照明装置における前記各光源から出射された色光を変調する光変調手段と、前記各光源から色光を出射するタイミングを制御し、前記各光源から時間順次に色光を出射させる光出射制御手段と、前記各光源から出射される色光に対応させて、前記光変調手段を時間順次に駆動する光変調手段駆動手段と、前記各光源から色光を出射するタイミングと前記光変調手段を駆動するタイミングとを同期させる同期信号を発生させ、発生した前記同期信号を前記光出射制御手段および前記光変調手段駆動手段に出力する同期信号発生手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
このように、光変調手段の駆動方式として色順次駆動方式を採用した単板式の投射型表示装置では、光変調手段にカラーフィルタを設けて色毎に画素を形成する必要がないので、光源光を効率的に利用することができる。また、上述した照明装置を採用することにより、光源アレイを形成することができるので、各発光ダイオードチップから照射面への光の入射角度が小さくなり、光源光を効率的に利用することができる。さらに、各発光ダイオードチップを冷却して低温に保持することができるので、光源アレイへの供給電流を増加させて発光ダイオードチップの発光量を増加させることが可能になり、明るく均一なカラー画像を形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
【0017】
[第1実施形態]
最初に、第1実施形態に係る照明装置につき、図1ないし図5を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る照明装置の側面図であり、図2は平面図である。第1実施形態に係る照明装置は、熱電変換装置であるペルチェモジュール20の冷却面24に、複数の発光ダイオード(以下、LEDという)チップ12を実装して光源アレイ10を形成し、光源アレイ10とペルチェモジュール20とを電気的に直列接続したものである。
【0018】
[ペルチェモジュール]
図3に、ペルチェ素子の冷却作用の説明図を示す。ペルチェモジュール20を構成するペルチェ素子は、冷却能力を有するp型半導体およびn型半導体を接合したものである。図3では、p型半導体22pの一方端面とn型半導体22nの一方端面とが上部電極24により接合されて、ペルチェ素子21が構成されている。また、p型半導体22pの他方端面には下部電極25pが接続され、この下部電極25pは直流電源26のマイナス極に接続されている。さらに、n型半導体22nの他方端面には他の下部電極25nが接続され、この下部電極25nは直流電源26のプラス極に接続されている。
【0019】
このように形成されたペルチェ素子21に対して、直流電源26から電圧を印加すると、p型半導体22pの正孔およびn型半導体22nの電子が一方端面から他方端面に向かって移動し、ペルチェ素子21に電流が流れる。その際、正孔および電子は上部電極24から移動エネルギーを獲得するので、上部電極24は外部からエネルギーを吸収する。したがって、上部電極24は吸熱(冷却)作用を発揮する。一方、正孔および電子は下部電極25に対して移動エネルギーを放出するので、下部電極25は外部に対してエネルギーを放出する。したがって、下部電極25は放熱(加熱)作用を発揮する。なお、ペルチェ素子21への供給電流を増加させると、移動する正孔および電子が多くなるので、ペルチェ素子21の冷却能力が向上する。また、直流電源26のプラス極とマイナス極とを逆に接続すると、上部電極24が加熱作用を発揮し、下部電極25が冷却作用を発揮する。
【0020】
図4に、ペルチェモジュールの斜視図を示す。上述したペルチェ素子21が電気的に直列接続されて、ペルチェモジュール20が形成されている。具体的には、一のペルチェ素子21bにおけるp型半導体22pの下部電極25pが、下流側(マイナス極側)のペルチェ素子21cにおけるn型半導体の他方端面に接続されている。また、前記一のペルチェ素子21bにおけるn型半導体22nの下部電極25nが、上流側(プラス極側)のペルチェ素子21aにおけるp型半導体の他方端面に接続されている。そして、上流側のペルチェ素子21aにおけるn型半導体の他方端面を直流電源26のプラス極に接続し、下流側のペルチェ素子21cにおけるp型半導体の他方端面をマイナス極に接続すれば、ペルチェモジュール20を構成するすべてのペルチェ素子が駆動される。
【0021】
そして、図1に示すように、各ペルチェ素子21の上方に上部基板30が配置され、各上部電極24の上面に接着されている。この上部基板30の上面は、ペルチェモジュール20の冷却面を構成している。なお、各ペルチェ素子21の下方には下部基板31が配置され、各下部電極25の下面に接着されている。この上部基板30および下部基板31は、電気絶縁性を有するとともに熱伝導率の高いセラミック材料等によって構成されている。電気絶縁性を有する材料を採用することにより、各ペルチェ素子21の間およびペルチェモジュール20とLEDチップ12との間の短絡を防止することができる。また、熱伝導率の高い材料を採用することにより、ペルチェモジュール20による冷却効率を向上させることができる。
【0022】
[LED]
一方、本実施形態に係る照明装置は、複数のLEDチップ12を備えた光源アレイ10を有している。LEDを採用することにより、少ない消費電力で高輝度を確保することが可能になり、効率的な照明を実現することができる。また、LEDは耐久性能に優れている。
【0023】
LEDは、接合部に電流が流れると光を放射するダイオードである。単純なホモ接合構造のLEDは、p型半導体およびn型半導体の結晶が同じ材料で構成されたものである。ホモ接合構造のLEDに順バイアス電圧を印加すると、n型半導体の電子がp型半導体に移動し、エネルギーの高い伝導帯からエネルギーの低い価電子帯に落ちて正孔と再結合する。その際に失われるエネルギーが光として放出され、LEDが発光する。なお、放出される光の色は伝導帯と価電子帯のエネルギー差(バンドギャップ)に左右され、バンドギャップは使用する半導体材料によって決定される。たとえば、AlGaAs等を使用すれば赤色に発光し、GaP等を使用すれば緑色に発光し、InGaN等を使用すれば青色に発光する。このように、LEDは単色光源となる。
【0024】
なお、ホモ接合構造のLEDでは発光効率が低いため、光源12にはダブルへテロ接合構造や量子井戸接合構造のLEDを採用するのが好ましい。ダブルへテロ接合構造のLEDは、p型半導体およびn型半導体の間に、バンドギャップの小さい活性層を挟み込んだものである。ダブルへテロ接合構造のLEDに順バイアス電圧を印加すると、電子および正孔は活性層に閉じ込められて密度が高くなる。これにより、効率よく再結合が行われて高い発光効率を得ることができる。また、量子井戸接合構造のLEDは、p型半導体およびn型半導体の間に、電子の波長(約10nm)程度に薄い複数の半導体層を挟み込んだものである。量子井戸接合構造のLEDに順バイアス電圧を印加すると、所定のエネルギーを有する電子および正孔のみを接合領域に集めることができる。これにより、効率よく再結合が行われて高い発光効率を得ることができる。また、波長幅が小さく単色に近い光を得ることができる。このように発光効率の高いLEDを、プロジェクタ等の投射型表示装置の光源として採用することにより、画像の明るさを向上させるとともに、消費電力を低下させることができる。
【0025】
そして、上記のように構成された複数の赤色LEDチップ12r,緑色LEDチップ12gおよび青色LEDチップ12bが、ペルチェモジュール20における上部基板30に実装されて、光源アレイ10が形成されている。すなわち、図2に示すように、上部基板30の上面には、金属材料等からなる複数の導電部材32がマトリクス状に形成されている。そして、各導電部材32の表面に、各LEDチップ12におけるp型半導体の表面が接合されている。なお、図2では各赤色LEDチップ12r,各緑色LEDチップ12gおよび各青色LEDチップ12bがそれぞれ一列に配置されているが、これ以外の配列構成としてもよい。さらに、各LEDチップ12を密閉封止するため、上部基板30の上面に、樹脂等の透明材料からなるパッケージ(不図示)を形成するのが望ましい。このパッケージは、全体をエポキシ等の熱硬化性樹脂によって形成してもよいし、固体カバーの内部にジェル等を封入して形成してもよい。なお、すべてのLEDチップ12を封止する1個のパッケージを形成してもよいし、各LEDチップ12を個別に封止する複数のパッケージを形成してもよい。
【0026】
一方、各LEDチップ12におけるn型半導体の表面と、これに隣接する導電部材32の表面とが、ワイヤボンディング28により接続されている。そして、上部基板30の一の角部30aに配置されたLEDチップから、その対角位置となる角部30bに配置された導電部材に至るまで、上述したワイヤボンディングが順次施されている。これにより、光源アレイ10を構成する各LEDチップ12が、電気的に直列接続されている。このように、各LEDチップ12を直列接続することにより、各LEDチップ12に対して同じ電流が供給される。したがって、各LEDチップ12にばらつきがあっても、各LEDチップ12の発光量を統一化することができる。
【0027】
さらに、図1に示すように、光源アレイ10およびペルチェモジュール20が、直流電源26に対して直列接続されている。すなわち、上部基板30の角部30b(図2参照)に配置されたLEDチップに隣接して、上部基板30の上面に電極パッド33が形成され、両者がワイヤボンディング29により接続されている。そして、この電極パッド33が直流電源26のマイナス極に接続されている。一方、ペルチェモジュール20における上流側ペルチェ素子21aの下部電極25nが、直流電源26のプラス極に接続されている。そして、上部基板30の角部28a(図2参照)に配置された導電部材34の表面と、ペルチェモジュール20における下流側ペルチェ素子21cの下部電極25pとが、ワイヤボンディング18等により接続されている。これにより、光源アレイ10およびペルチェモジュール20が電気的に直列接続されている。
【0028】
[温度センサ]
一方、図2に示すように、上部基板30の表面に温度センサであるサーミスタ40が装着されている。サーミスタ40は、温度によって抵抗値が変化する抵抗体である。このサーミスタ40は、図示しない制御部に接続されている。制御部は、サーミスタ40が計測した温度とあらかじめ記録された設定温度とを比較して、ペルチェモジュール20の冷却能力を制御するものである。具体的には、まずサーミスタ40が計測した上部基板30の温度から、LEDチップ12の温度を推定する。次に、推定したLEDチップ12の温度と、あらかじめ制御部に記録されていたLEDチップ12の設定温度とを比較し、LEDチップ12の冷却を強化すべきか判断する。そして、LEDチップ12の冷却を強化すべきと判断した場合には、ペルチェモジュールに対する供給電流を増加させる。これにより、ペルチェモジュール20の冷却能力を向上させて、LEDチップ12の冷却を強化する。なお、上部基板30に装着するサーミスタ40は1個に限られず、たとえば上部基板30の中央部および端部にそれぞれサーミスタ40を装着してもよい。これにより、各LEDチップ12の温度分布を推定することが可能になり、最高温度のLEDチップ12に合わせて上記制御を実施することができる。また、温度センサとして、サーミスタ40の代わりに熱電対等を採用してもよい。
【0029】
図5に、制御部の具体的構造例を示す。制御部42は、オペアンプ44およびバイポーラトランジスタ46を備えている。上述したサーミスタ40は、オペアンプ44の帰還抵抗として、マイナス側入力端子および出力端子に接続されている。また、オペアンプ44のプラス側入力端子には基準電圧が入力されている。一方、オペアンプ44の出力端子は、トランジスタ46のベースに接続されている。このトランジスタ46は、直列接続された光源アレイ10およびペルチェモジュール20の間に挿入されている。そして、サーミスタ40の抵抗値およびオペアンプ44の入力端子間の電位差に比例して、オペアンプ44の出力電圧が決定される。さらに、オペアンプ44からトランジスタ46のベースに流入する電流により、ペルチェモジュール20を流れる電流が増加する。これにより、ペルチェモジュールの冷却能力が向上する。このように、サーミスタ40が計測した温度に応じて、ペルチェモジュール20の冷却能力を変化させるようになっている。
【0030】
[使用方法]
次に、上記のように構成した本実施形態に係る照明装置の使用方法について、図1を用いて説明する。
まず、直流電源26から光源アレイ10に電流を供給すると、光源アレイ10を構成する各LEDチップ12が発光する。このLEDチップ12は、発光にともなって発熱し、温度上昇にともなって発光効率が低下するという性質を有する。しかし、光源アレイ10およびペルチェモジュール20が直列接続されているので、直流電源26から光源アレイ10とともにペルチェモジュール20にも電流が供給され、ペルチェモジュール20が駆動される。そして、光源アレイ10を構成する各LEDチップ12はペルチェモジュール20の冷却面に実装されているので、駆動されたペルチェモジュール20によって各LEDチップ12が冷却される。これにより、各LEDチップ12の温度上昇が抑制されて、発光効率の低下が防止される。
【0031】
次に、直流電源26から光源アレイ10への供給電流を増加させて、各LEDチップ12の発光量を増加させる場合を考える。この場合、LEDチップ12の発光量の増加にともなって発熱量も増加し、LEDチップ12の温度が上昇するおそれがある。しかし、光源アレイ10およびペルチェモジュール20が直列接続されているので、光源アレイ10への供給電流の増加にともなって、ペルチェモジュール20への供給電流も増加する。これにより、ペルチェモジュール20の冷却能力が向上して、LEDチップに対する冷却が強化される。したがって、光源アレイ10を構成する各LEDチップ12の温度上昇が抑制されて、発光効率の低下が防止される。
【0032】
なお、光源アレイ10への供給電流がLEDチップ12の定格電流を超える場合には、LEDチップ12を特に低温に保持する必要がある。そこで、LEDチップ12を保持すべき温度を、設定温度として制御部に記録する。具体的には、図5に示すように、設定温度におけるサーミスタの出力電圧を、基準電圧としてオペアンプ44のプラス側入力端子に入力する。これにより、サーミスタ40の計測した温度が設定温度を超えた場合に、オペアンプ44の入力端子間に電位差が生じて、ペルチェモジュール20を流れる電流が増加する。これにより、ペルチェモジュールの冷却能力が向上する。そして制御部42は、サーミスタの計測した温度が設定温度に一致するまで、ペルチェモジュール20に電流を供給し続ける。これにより、LEDチップ12を設定温度に保持することができる。
【0033】
以上に詳述したように、本実施形態に係る照明装置では、光源アレイを構成するLEDチップを、ペルチェモジュールの冷却面に実装した。この構成によれば、LEDチップが発光とともに発熱しても、これをペルチェモジュールにより強制冷却して低温に保持することができる。したがって、光源アレイを効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなうLEDチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0034】
また、LEDチップを強制冷却することができるので、LEDチップにヒートシンクを接続する必要がない。これにより、複数のLEDチップを密集させて配置することが可能になり、光源アレイを形成することができる。さらに、複数のLEDチップを密集配置することにより、各LEDチップから照射面への光の入射角度が小さくなり、光源光を効率的に利用することができる。
【0035】
また、本実施形態に係る照明装置では、ペルチェモジュールを各LED素子と直列接続した。この構成によれば、光源アレイへの供給電流を増加させてLEDチップの発光量を増加させた場合に、ペルチェモジュールへの供給電流も同時に増加する。これにより、ペルチェモジュールの冷却能力が上昇するので、LEDチップの発熱量が増加しても、これを低温に保持することができる。したがって、光源アレイを効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなうLEDチップの発光効率の低下を防止することができる。このように、本実施形態に係る照明装置では、LEDチップを低温に保持することができるので、光源アレイへの供給電流を増加させて、LEDチップの発光量を増加させることができるのである。
【0036】
さらに、本実施形態に係る照明装置では、ペルチェモジュールの冷却面上に装着された温度センサと、温度センサにより計測した温度にしたがってペルチェモジュールの動作を制御する制御部と、を有する構成とした。この構成によれば、LEDチップが急激に温度上昇した場合でも、ペルチェモジュールの冷却能力を増強することにより、LEDチップを強制冷却して低温に保持することができる。したがって、光源アレイを効率的に冷却することが可能になり、温度上昇にともなうLEDチップの発光効率の低下を防止することができる。
【0037】
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る照明装置につき、図6および図7を用いて説明する。図6は第2実施形態に係る照明装置の平面図であり、図7はペルチェモジュールの斜視図である。第2実施形態に係る照明装置は、各色LEDチップ12r,12g,12bをそれぞれ別個のペルチェモジュール20r,20g,20bの冷却面に実装し、各色LEDチップ12r,12g,12bとそれに対応するペルチェモジュール20r,20g,20bとを電気的に直列接続したものである。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、詳細な説明を省略する。
【0038】
図6に示すように、上部基板30の上面には、各赤色LEDチップ12r,各緑色LEDチップ12gおよび各青色LEDチップ12bがそれぞれ一列に配置されている。そして、各色ごとに複数のLEDチップが直列接続されている。一方、図7に示すように、各色LEDチップ12r,12g,12bに合わせて、3個のペルチェモジュール(ペルチェ素子)20r,20g,20bが形成されている。そして、各色LEDチップ12r,12g,12bと、それに対応するペルチェモジュール20r,20g,20bとが、それぞれ別個の直流電源(不図示)に対して直列接続されている。いる。なお上部基板30は、各ペルチェモジュールに対して共通の基板を採用してもよいし、各ペルチェモジュールごとに別個の基板を採用してもよい。
【0039】
上記のように構成した第2実施形態では、各色LEDチップ12r,12g,12bに異なる電流を供給することが可能になり、各色LEDチップの発光量を調整することができる。その場合でも、各色LEDチップ12r,12g,12bの発熱量に合わせて、対応するペルチェモジュール20r,20g,20bにより冷却することができる。なお、各ペルチェモジュールの冷却面に温度センサを装着すれば、各色LEDチップ12r,12g,12bの発熱量に合わせて、対応するペルチェモジュール20r,20g,20bへの供給電流を増加させることも可能である。
【0040】
[単板式プロジェクタ]
次に、本実施形態に係る照明装置を備えた投射型表示装置について説明する。まず、単板式プロジェクタにつき、図8および図9を用いて説明する。図8は単板式プロジェクタの説明図であり、図9はタイミングチャートである。単板式プロジェクタとは、1個の光変調手段により光源光の変調を行うプロジェクタである。なお以下には、光変調手段の駆動方式として色順次駆動方式を採用した単板式プロジェクタについて説明する。
【0041】
図8に示す単板式プロジェクタは、第2実施形態に係る照明装置6を備えている。すなわち、複数の単色LEDチップを備えた光源アレイ10が、ペルチェモジュール20の冷却面に実装されて、単板式プロジェクタの光軸上に配置されている。また、各色LEDチップ12r,12g,12bは、光出射制御回路(光出射制御手段)70に接続されている。この光出射制御回路70は、各色LEDチップ12r,12g,12bから色光を出射するタイミングを制御するものであり、各色LEDチップ12r,12g,12bから時間順次に色光を出射させることが可能になっている。
【0042】
また、照明装置6の後方にはロッドレンズ55が配置されている。光源アレイ10の各色LEDチップから放射状に出射された光は、ロッドレンズ55に入射してその側面で全反射し、光変調手段50の表示領域に照射される。ロッドレンズ55により、各色LEDチップからの光が平均化されるので、光変調手段50の表示領域を均一に照明することができる。なお、光源アレイ10とロッドレンズ55との間にレンズアレイを配置して、各LEDチップの像をロッドレンズの入射面に作成してもよい。これにより、光源光を効率的に利用することが可能になり、光変調手段50を明るく照明することができる。また、光変調手段50に対して垂直に近い角度で光束を入射させることが可能になり、画像のコントラスト比を確保することができる。
【0043】
また、ロッドレンズ55の後方には、液晶ライトバルブ等の光変調手段50が配置されている。光変調手段50は、入射する光源光を変調して、画像光を形成するものである。この光変調手段50は、光変調手段駆動回路(光変調手段駆動手段)80に接続されている。この光変調手段駆動回路80は、光変調手段50を駆動するタイミングを制御するものであり、各色LEDチップからの色光に対応させて光変調手段50を時間順次に駆動することが可能になっている。
【0044】
そして、光出射制御回路70および光変調手段駆動回路80は、同期信号発生回路(同期信号発生手段)90に接続されている。この同期信号発生回路90は、同期信号SYNCを発生させて、光出射制御回路70および光変調手段駆動回路80に入力するものである。これにより、各色LEDチップ12r,12g,12bから色光を出射するタイミングと、光変調手段50を駆動するタイミングとを、同期させることができるようになっている。
【0045】
各色LEDチップおよび光変調手段の具体的な駆動方法について、図9を用いて説明する。まず、微小時間を1フレームに設定し、さらに1フレームを3つに時分割して動作単位時間とする。同期信号発生回路90は、各動作単位時間ごとに同期信号SYNCを発生させ、光出射制御回路70および光変調手段駆動回路80に出力する。光出射制御回路70は、同期信号SYNCに合わせて、各色LEDチップ12r,12g,12bを順次発光させる。なお、1フレーム中に各色LEDチップ12r,12g,12bが1回ずつ発光することになる。一方、光変調手段駆動回路80は、同期信号SYNCに合わせて、各画像信号Sr,Sg,Sbを順次出力し、光変調手段50を駆動する。なお、光源の発光色に対応した画像信号が出力されるように、最初の発光色および発光色の切り換えの順番をあらかじめ設定しておく。以上により、光源の発光に同期して光変調手段が駆動され、各動作単位時間ごとに画像光が形成される。また、1フレームの間に各色光に対応した画像光が1回ずつ作成され、1フレームごとにカラー画像が形成される。
【0046】
そして、光変調手段50により形成されたカラー画像は、投射レンズ等からなる投射光学系60を介してスクリーン65に拡大投影される。以上により、画像表示が行われる。
【0047】
以上に詳述した単板式プロジェクタでは、光変調手段50の駆動方式として色順次駆動方式を採用した。この場合、光変調手段50にカラーフィルタを設けて色毎に画素を形成する必要がないので、光源光を効率的に利用して画像表示を行うことが可能となり、表示画像の明るさを確保することができる。また、光変調手段50の高精細化を図ることが可能になり、表示品質の優れた投射型表示装置を提供することができる。
【0048】
さらに、第2実施形態に係る照明装置を採用したので、複数のLEDチップを密集配置して光源アレイを形成することができる。したがって、各LEDチップから照射面への光の入射角度が小さくなり、光源光を効率的に利用することができる。また、各色光を光変調手段に導くためのクロスダイクロイックプリズムやダイクロイックミラー等を設ける必要がないので、投射型表示装置のコストを低減することができる。さらに、各LEDチップを冷却して低温に保持することができるので、光源アレイへの供給電流を増加させて、LEDチップの発光量を増加させることができる。したがって、明るく均一なカラー画像を形成することができる。
【0049】
[三板式プロジェクタ]
次に、三板式プロジェクタにつき、図10を用いて説明する。図10は、三板式プロジェクタの説明図である。図10において、5,6は照明装置、813、814はダイクロイックミラー、815、816、817は反射ミラー、822、823、824は光変調手段、825はダイクロイックプリズム、826は投射光学系を示す。三板式プロジェクタとは、三原色に対応した3個の光変調手段により光源光の変調を行うものである。
【0050】
図10に示す三板式プロジェクタは、第1実施形態に係る照明装置5または第2実施形態に係る照明装置6を備えている。すなわち、複数の単色LEDチップを備えた光源アレイ10が、ペルチェモジュール20の冷却面に実装されて、三板式プロジェクタの光軸上に配置されている。また、照明装置5,6の後方にはロッドレンズ55が配置されている。光源アレイ10の各色LEDチップから放射状に出射された光は、ロッドレンズ55に入射してその側面で全反射し、光変調手段50の表示領域に照射される。
【0051】
ダイクロイックミラー813は、LEDチップ12rからの赤色光を透過するとともに、LEDチップ12bからの青色光およびLEDチップ12gからの緑色光を反射する。そして、ダイクロイックミラー813を透過した赤色光は、反射ミラー817で反射されて、赤色光変調手段822に入射する。また、ダイクロイックミラー814は、青色光を透過するとともに、緑色光を反射する。そして、ダイクロイックミラー814によって反射された緑色光は、緑色光変調手段823に入射する。さらに、ダイクロイックミラー814を透過した青色光は、反射ミラー815、816で反射されて、青色光変調手段824に入射する。
【0052】
各液晶ライトバルブ822,823,824によって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム525に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムを貼り合わせて構成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されてカラー画像を表す光が形成される。合成された光は投写光学系である投写レンズ826により投写スクリーン827上に投写され、拡大された画像が表示される。
【0053】
以上のように構成された三板式プロジェクタは、本実施形態に係る照明装置を備えることにより、光源アレイを形成することができるので、各LEDチップから照射面への光の入射角度が小さくなり、光源光を効率的に利用することができる。また、各LEDチップを冷却して低温に保持することができるので、光源アレイへの供給電流を増加させてLEDチップの発光量を増加させることが可能になり、明るく均一なカラー画像を形成することができる。
【0054】
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る照明装置の側面図である。
【図2】第1実施形態に係る照明装置の平面図である。
【図3】ペルチェ素子の冷却作用の説明図である。
【図4】ペルチェモジュールの斜視図である。
【図5】制御部の具体的構造例である。
【図6】第2実施形態に係る照明装置の平面図である。
【図7】ペルチェモジュールの斜視図である。
【図8】時分割駆動方式を採用した単板式プロジェクタの説明図である。
【図9】時分割駆動方式を採用した単板式プロジェクタのタイミングチャートである。
【図10】三板式プロジェクタの説明図である。
【図11】従来技術に係る照明装置の側面断面図である。
【符号の説明】
5照明装置 10光源アレイ 12LEDチップ 20ペルチェモジュール 26直流電源

Claims (8)

  1. 発光ダイオードチップを備えた光源を、熱電変換装置により冷却可能としたことを特徴とする照明装置。
  2. 発光ダイオードチップを備えた光源を、熱電変換装置により冷却可能とした照明装置であって、
    前記熱電変換装置の冷却面に、前記発光ダイオードチップが実装されていることを特徴とする照明装置。
  3. 前記熱電変換装置は、前記光源と電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記光源は、複数の発光ダイオードチップを備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の照明装置。
  5. 前記各発光ダイオードチップは、電気的に直列接続されていることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記熱電変換装置の冷却面上に装着された温度センサと、
    前記温度センサにより計測した温度とあらかじめ記録された設定温度とを比較して、前記熱電変換装置の動作を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の照明装置を備えたことを特徴とする投射型表示装置。
  8. 前記各光源がそれぞれ異なる色光を出射可能に形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の照明装置と、
    前記照明装置における前記各光源から出射された色光を変調する光変調手段と、
    前記各光源から色光を出射するタイミングを制御し、前記各光源から時間順次に色光を出射させる光出射制御手段と、
    前記各光源から出射される色光に対応させて、前記光変調手段を時間順次に駆動する光変調手段駆動手段と、
    前記各光源から色光を出射するタイミングと前記光変調手段を駆動するタイミングとを同期させる同期信号を発生させ、発生した前記同期信号を前記光出射制御手段および前記光変調手段駆動手段に出力する同期信号発生手段と、
    を有することを特徴とする投射型表示装置。
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