JP2004341964A - 保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を自動的に選出し、派遣することができる保守点検システムを提供する。
【解決手段】この保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末1と、ユーザ用端末1の保守を管理する保守管理装置2と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置3と、保守者によって使用される保守者用端末4とを有し、これらが通信ネットワーク5を介して接続され、各ユーザ用端末1の保守点検に最適な保守者を専門分野(機種)とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野(機種)の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】この保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末1と、ユーザ用端末1の保守を管理する保守管理装置2と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置3と、保守者によって使用される保守者用端末4とを有し、これらが通信ネットワーク5を介して接続され、各ユーザ用端末1の保守点検に最適な保守者を専門分野(機種)とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野(機種)の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムに関し、特に、通信ネットワークを利用してユーザ用端末の保守点検を行うための保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、保守会社によって行われるコンピュータシステム等のユーザ用端末に対する保守点検としては、ユーザとの保守契約に基づいて予め決められた期日毎に定期的に行う場合、保守会社によりユーザ用端末のエラーを検出した際に行う場合、ユーザからの要請に従い定期外で行う場合がある。これらの場合、保守会社は、ユーザの担当者との間でスケジュール調整を行い、保守点検の日時を決定し、その日時にユーザ用端末の設置場所に保守者を派遣して、保守点検を行っている。
【0003】
しかし、保守点検の日時を決定したり、保守点検の内容を確認するために、電話や電子メール等によってユーザの担当者との間で何回も連絡を取り合う必要がある。また、派遣された保守者が、対象となるユーザ用端末に対して熟知してなかったり専門外である等、良好な保守点検を行えない場合もある。
【0004】
そこで、インターネット等の通信ネットワークを利用してユーザ用端末の保守点検を効率よく、かつ良好に行うための保守点検システムが提案されている。
【0005】
例えば、ユーザシステムの障害情報を蓄積し、保守要求を受け付けて保守対応指示を出す保守受付センタ端末と、保守担当者の勤務状況を管理し、保守担当者に作業指示する保守対応センタ端末と、保守受付センタ端末に蓄積された障害情報を参照して、障害情報及び保守担当者の指名を送るユーザ端末と、保守担当者が所持し、保守要求に対応する障害情報を保守対応センタ端末から取得し、保守対応指示に対する障害依頼をユーザ端末に返信する保守担当者端末とを備えた保守サービスシステムが提案されている。
【0006】
この従来の保守サービスシステムによれば、ユーザシステム対応の障害情報テーブルをユーザ及び保守担当者が共通に参照し、保守対象事象の選択及び保守担当者の指名を可能にしているので、ユーザと保守者とのコミュニケーションの向上を図ることができる、としている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−149863号公報
【発明が解決しようとする課題】
従来の保守サービスシステムでは、ユーザが保守者を選択しているので、誤って専門分野の異なる保守者を選択してしまう等の人選ミスが生じる可能性があるという課題がある。また、ユーザによって選択された保守者が忙しかったり、出張中の場合には、保守点検の日時の決定が困難になるという課題がある。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を自動的に選出し、派遣することができる保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを有し、これらが通信ネットワークを介して接続されている保守点検システムであって、
前記ユーザ用端末は、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信する手段と、保守拠点に関する情報を格納した保守拠点データベースと、前記ユーザの住所に基づいて前記保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出する手段と、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの指示情報を受信する手段と、前記保守拠点に在籍する保守者毎の専門分野及びスケジュール情報が格納された保守者データベースと、前記ユーザ端末の保守を実施する手順が格納された保守手順データベースと、前記受信した指示情報に基づいて前記保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出する手段と、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新する手段と、更新完了情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置からの更新完了情報を受信する手段と、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信する手段と、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信する手段を有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信する手段と、受信した作業指示通知に基づいて前記保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出する手段と、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信する手段と、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信する手段を有する、ことを特徴とするものである。
【0010】
前記保守管理装置は、テストプログラムを格納するテストプログラムモジュールと、作業完了通知を受信した場合、前記テストプログラムモジュールから前記ユーザ用端末にテストを実施する手段と、を有し、
前記ユーザ用端末は、前記テスト結果を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのテスト結果を受信する手段と、受信したテスト結果が正常な場合には、作業終了通知を前記保守者用端末に送信し、異常な場合には、再作業指示通知を前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守管理装置からの作業終了通知又は再作業指示通知を受信する手段を有してもよい。
【0011】
前記保守管理装置は、ユーザ用端末の定期保守日を含む契約内容を格納するユーザ契約データベースと、定期保守日より所定日前の契約を前記ユーザ契約データベースから検索して抽出する手段と、抽出した契約をしているユーザのユーザ用端末に定期保守通知を送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの定期保守通知を受信する手段を有してもよい。
【0012】
前記ユーザ用端末は、障害が発生した場合に、エラーログ情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのエラーログ情報を受信する手段と、障害に対する保守者派遣条件を格納した監視条件データベースと、受信したエラーログ情報に基づいて前記監視条件データベースを検索し、保守者派遣条件を満たすか否かを判定する手段と、判定の結果、保守者派遣条件を満たす場合には、障害発生通知を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの障害発生通知を受信する手段を有してもよい。
【0013】
前記ユーザ用端末は、定期外の保守要請を前記保守管理装置に送信する手段を有し、前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの定期外の保守要請を受信する手段を有してもよい。
【0014】
本発明の保守点検方法は、ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを通信ネットワークを介して接続して行われる保守点検方法であって、
前記ユーザ用端末によって、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザの住所に基づいて保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出するステップと、
前記保守管理装置によって、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの指示情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記受信した指示情報に基づいて保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新するステップと、
前記保守拠点装置によって、更新完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置からの更新完了通知を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した作業指示通知に基づいて保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信するステップと、
前記保守者用端末によって、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信するステップと、
前記保守者用端末によって、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信するステップと、を有してもよい。
【0015】
本発明の保守管理装置は、前記保守点検システムに用いられることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の保守拠点装置は、前記保守点検システムに用いられることを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第1のプログラムは、前記保守管理装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第2のプログラムは、前記保守拠点装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0019】
本発明によれば、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を専門分野とスケジュールに基づいて選出することになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの構成を示すブロック図である。
【0021】
本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末1と、ユーザ用端末1の保守を管理する保守管理装置2と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置3と、保守者によって使用される保守者用端末4とを有し、これらが通信ネットワーク5を介して接続されている。
【0022】
ユーザ用端末1は、ネットワーク接続機能を備えたコンピュータシステムである。ユーザは、ユーザ用端末1に関して保守会社とは予め保守契約がされている。
【0023】
ユーザ用端末1は自己診断機能を保有しており、自コンピュータで障害が発生した場合には通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に障害を通報する機能を有する。
【0024】
保守管理装置2は、予め契約されたユーザ用端末1の保守点検を目的とする保守管理会社等に設置され、ワークステーションサーバ、パソコン等の情報処理装置により構成されている。
【0025】
保守管理装置2は、図2(A)に示すように、処理装置6、ユーザ契約データベース7、保守拠点データベース8、テストプログラムモジュール9、予約待ち作業データベース10、予約済み作業データベース11、監視条件データベース12及び監視ユーザ作業データベース13から構成されている。
【0026】
処理装置6は、ユーザ契約データベース7を参照してユーザとの保守契約に基づいて定期的に最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、ユーザ用端末1からの障害発生通知を受信して障害内容を分析し、最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、ユーザからの定期外の保守要請を受信して最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、
保守者からの作業完了報告を受信しユーザ用端末1にテストを実施する機能を有する。
【0027】
ユーザ契約データベース7は、ユーザとの保守契約が格納されたデータベースである。図3は、契約内容の格納の一例を示す説明図であり、例えば契約番号、作業管理番号、ユーザコード、契約ユーザ名、メールアドレス、住所、電話番号、契約システム、システム構築日、ライセンスキー、販売区分、保守契約開始日、定期保守日、最終定期保守日、定期保守予定日、装置コード等が格納されている。ここで、ライセンスキーとは、ソフトウェアの許可番号である。なお、図3の契約内容の項目は例示であり、これに限定されるものでなく、また、どこの項目を管理するかは保守会社の任意である。
【0028】
保守拠点データベース8は、保守会社の保守者が在籍している全国に点在する拠点が格納されたデータベースであり、ユーザ先に保守者を派遣する際に使用される。
【0029】
テストプログラムモジュール9は、ユーザ用端末1をテストするためのテストプログラムを格納している。例えば定期保守の場合には、CPU機能テスト、メモリのリードライトテスト、ディスクのリードライトテスト等が行われる。また、メモリの縮退によるメモリ交換の場合には、メモリのリードライトテスト、ディスクの縮退によるディスク交換の場合には、ディスクのリードライトテスト等が行われる。
【0030】
予約待ち作業データベース10は、定期保守日の予約がまだ行われていない契約を格納したデータベースである。
【0031】
予約済み作業データベース11は、定期保守日の予約が行われた契約を格納したデータベースである。
【0032】
監視条件データベース12は、障害に対する保守者派遣条件を格納したデータベースである。図4(A)は監視条件データベース12に格納されている内容の一例を示す説明図である。図4(A)に示すように、監視条件データベース12は、分類されたエラー内容及び機種に対する保守員派遣条件が格納されている。例えば、エラー内容が「メモリ縮退」で、機種が「オープンシステム」の場合には、24時間以内にエラーが再発すると保守員を派遣することになる。
【0033】
監視ユーザ作業データベース13は、障害が発生して監視対象となったユーザ用端末1に関する情報を格納したデータベースである。
【0034】
保守拠点装置3は、上記保守者が在籍する保守拠点に設置されたシステムであり、図2(B)に示すように、処理装置14、保守者データベース15及び保守手順データベース16から構成されている。
【0035】
処理装置14は、ワークステーションやパソコン等の情報処理装置であり、保守管理装置2の指示により最適な保守者を選出してユーザ先へ派遣する機能と選出された保守者の保守者用端末4へ保守手順を配信する機能を有する。
【0036】
保守者データベース15は、保守者の個人毎の専門分野とスケジュールが格納されたデータベースである。図4(B)は、保守者データベース15に格納されている内容の一例を示す説明図である。図4(B)に示すように、保守者データベース15では、例えば保守者名、その専門分野、持参している保守者用端末4のメールアドレス、スケジュールが掲載されている。
【0037】
保守手順データベース16は、ユーザ用端末1の保守を実施するための保守手順通知が格納されたデータベースである。
【0038】
保守者用端末4は、保守者が携帯する携帯電話、携帯端末等の通信機能を備えた情報処理装置であり、保守拠点装置3から送信された保守手順通知を参照するための端末である。
【0039】
通信ネットワーク5は、例えばインターネット(TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によるデータ転送網)、パソコン通信網等の電気情報通信網である。
【0040】
図5〜図7は、本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0041】
保守管理装置2は、常時、ユーザ契約データベース7を検索し(ステップA1)、ユーザ契約の定期保守日より前の設定期間内であるか否かを判定する(ステップA2)。
【0042】
設定期間内の場合には、当該ユーザ契約が予約済み作業データベース11に格納されているか否かを判定する(ステップA3)。
【0043】
ユーザ契約が予約済み作業データベース11に格納されていない場合には、予約待ち作業データベース10に格納されているか否かを判定する(ステップA4)。
【0044】
ユーザ契約が予約待ち作業データベース10に格納されていない場合には、予約待ち作業データベース10に登録する(ステップA5)。
【0045】
例えば、図3に示すユーザ契約の例では、定期保守日の2月末が近づくと2月末より予め決められたα日前に自動的に契約ユーザ名□□□□□□を抽出して、作業管理番号を作成し予約待ち作業データベース10に登録する。
【0046】
次いで、予約待ち作業データベースに登録された契約について、図8に示す内容の定期保守通知を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1に送信する(ステップA6)。
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの定期保守通知を受信する(ステップA7)。
次いで、ユーザ□□□□□□は、定期保守通知に記載された保守管理装置2のホームページアドレスをクリックして、ユーザ用端末1から通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップA8)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップA9)、「定期点検の予約」を選択すると(ステップA10)、図9(B)に示す作業管理番号の入力画面が表示される(ステップA11)。
次いで、ユーザ用端末1により、定期保守通知(図9(B)参照)に記載された作業管理番号を入力し、保守管理装置2に送信する(ステップA12)。
【0047】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの作業管理番号を受信し(ステップA12−1)、ユーザの住所AAAAをキーとして保守拠点データベース8を検索し、ユーザが存在する保守拠点K及び機種を抽出する(ステップA13)。
【0048】
次いで、保守管理装置2は通信ネットワーク5を介して保守拠点Kに存在している保守拠点装置3に最適な保守者の空きスケジュールデータを抽出するように指示する内容の最適保守者抽出指示を送信する(ステップA14)。
【0049】
保守拠点装置3は、保守管理装置2からの最適保守者抽出指示を受信し(ステップA15)、オープンシステムをキーにて保守者データベース15を検索し、2月末に空きスケジュールがあり、かつオープンシステムを専門分野とする保守者Hを選出し、かつ保守者Hの空きスケジュール情報を抽出し(ステップA16)、抽出した保守者Hの空きスケジュール情報を保守管理装置2に送信する(ステップA17)。
【0050】
保守管理装置2は、保守拠点装置3からの保守者Hの空きスケジュール情報を受信し(ステップA18)、図10(A)に示す保守者Hの空きスケジュール選択情報を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1に送信する(ステップA19)。
【0051】
ユーザ用端末1は、保守管理装置2から空きスケジュール選択情報を受信し(ステップA20)、図10(A)に示す空きスケジュール選択情報から希望日時を選択し、その保守日時情報を通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に送信する(ステップA21)。
【0052】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの保守日時情報を受信すると(ステップA22)、受信した保守日時情報に基づいて保守者データベース15の保守者のスケジュール情報の更新を指示する更新指示情報を保守拠点装置3に送信する(ステップA23)。
【0053】
保守拠点装置3は、保守管理装置2からの更新指示情報を受信し(ステップA24)、受信した更新指示情報に基づいて保守者データベース15の保守者のスケジュール情報を更新し(ステップA25)、更新完了通知を保守管理装置2に送信する(ステップA26)。
【0054】
保守管理装置2は、保守拠点装置3からの更新完了通知を受信し(ステップA27)、図10(B)に示す保守日程決定通知をユーザ用端末1に送信する(ステップA28)とともに、図11(A)に示す作業指示通知を保守拠点装置3に送信する(ステップA29)。
【0055】
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの保守日程決定通知を受信し(ステップA30)、保守拠点装置3は、保守管理装置2からの作業指示通知を受信する(ステップA31)。
【0056】
保守管理装置2は、予約待ち作業データベース10にある同ユーザーの情報を予約済み作業データベース11に移行する(ステップA32)。
【0057】
保守拠点装置3は、保守者Hの保守者用端末4に作業管理番号、ユーザ名、保守日時と保守手順データベース16から抽出した図11(B)に示す保守手順通知を通信ネットワーク5を介して保守者用端末4に送信する(ステップA33)。
【0058】
保守者用端末4は、作業管理番号、ユーザ名、保守日時及び保守手順通知を保守拠点装置3から受信し(ステップA34)、保守者Hは受信した内容を確認する。
【0059】
次いで、保守者Hは保守者用端末4を持参しユーザに伺い、図11(B)に示す保守手順通知に記載された保守手順情報に従い作業を実施する(ステップA35)。
【0060】
作業終了時、保守者用端末4により、作業完了通知を通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に送信する(ステップA36)。
【0061】
保守管理装置2は、保守者用端末4からの作業完了通知を受信し(ステップA37)、保守管理装置2はテストプログラムモジュール9によりユーザ用端末1にテストを実施する(ステップA38)。
【0062】
ユーザ用端末1は、テスト結果を保守管理装置2に送信する(ステップA39)。
【0063】
テスト結果が正常でない場合(ステップA40)、保守管理装置2は、図12(A)に示す再作業指示通知を保守者用端末4に送信する(ステップA40−1)。
【0064】
保守者用端末4は、保守管理装置2からの再作業指示通知を受信し(ステップA41)、再作業を実施し(ステップA35)、テスト結果が正常となるまで繰り返される。
【0065】
テスト結果が正常である場合(ステップA40)、保守管理装置2は、図12(B)に示す作業終了通知を保守者用端末4に送信し(ステップA42)、作業終了を宣言する。
【0066】
保守者用端末4は、保守管理装置2からの作業終了通知を受信する(ステップA43)。
【0067】
保守管理装置2はユーザ契約データベース7に最終定期保守日を登録する(ステップA44)とともに、予約済み作業データベース11から本作業の削除処理を行い(ステップA45)、動作は終了する。
【0068】
図13は、本発明の第2の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0069】
ユーザ用端末1に不具合が発生した場合(ステップB1)、ユーザ用端末1は自身が保有する自己診断機能によりリトライ成功回数や縮退運転状況などのエラーログを通信ネットワーク5を介して保守管理装置2へ送信する(ステップB2)。
【0070】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からのエラーログを受信すると(ステップB3)、監視ユーザ作業データベース13に当該ユーザ用端末1の情報を登録して監視状態に入る(ステップB4)。
【0071】
監視により、監視条件データベース12に格納されている保守者派遣条件を満たした場合(ステップB5)、予約待ち作業データベース10に登録し(ステップB6)、図14に示す障害発生通知を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1へ送信する(ステップB7)。
【0072】
監視により保守者派遣状態を満たさない場合、派遣期間が超越しているか否かを判断し(ステップB8)、超越していない場合には監視を継続し(ステップB4)、超越している場合には監視ユーザ作業データベース13から本作業情報を削除して(ステップB9)、通常状態に戻る(ステップB10)。
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの障害発生通知を受信する(ステップB11)と、ユーザはユーザ用端末1により通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップB12)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップB13)、「エラー通報による点検の予約」を選択すると(ステップB14)、図9(B)に示す作業管理番号の入力画面が表示される(ステップB15)。
次いで、ユーザ用端末1により、障害発生通知(図14参照)に記載された作業管理番号を入力し、保守管理装置2に送信する(ステップB16)。
【0073】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの作業管理番号を受信し(ステップB17)、その後は、ステップA13以降の動作手順が行われるので、説明を省略する。
【0074】
図15は、本発明の第3の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0075】
ユーザが、ユーザ用端末1の不調を発見し、点検の必要性があると判断した場合(ステップC1)、ユーザ用端末1により通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップC2)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップC3)、「定期外点検依頼の予約」を選択すると(ステップC4)、図16に示す点検依頼入力画面が表示され(ステップC5)、あらかじめ装置に貼られているシールの契約番号、現象(障害状況など)、担当者名を入力して保守管理装置2に送信する(ステップC6)。
【0076】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの契約番号等を受信し(ステップC7)、契約番号からユーザ名、装置を抽出し予約待ち作業データベース10に登録する事により作業管理番号を作成する(ステップC8)。
【0077】
次いで、契約番号より保守拠点データベース8を検索し保守拠点Kと機種(専門分野)を抽出する(ステップC9)。
【0078】
その後は、ステップA14以降の動作手順が行われるので、説明は省略する。
【0079】
図17は本発明の第4の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【0080】
本発明の第4の実施形態例は、保守管理装置2を制御し、上記説明された保守管理装置2の行う処理をコンピュータに実行させるプログラム17に関する。このプログラムは、FD等の磁気ディスク、CD−ROM等の光ディスク、半導体メモリ等のような記録媒体に記録されていてもよく、また、通信ネットワークを介してダウンロードされるものでもよい。
【0081】
図18は本発明の第5の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【0082】
本発明の第5の実施形態例は、保守拠点装置3を制御し、上記説明された保守拠点装置3の行う処理をコンピュータに実行させるプログラム18に関する。このプログラムは、FD等の磁気ディスク、CD−ROM等の光ディスク、半導体メモリ等のような記録媒体に記録されていてもよく、また、通信ネットワークを介してダウンロードされるものでもよい。
【0083】
本発明の各実施形態例によれば、各ユーザ用端末1の保守点検に最適な保守者を専門分野(機種)とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野(機種)の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【0084】
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
【0085】
例えば、保守者の選出については、専門分野が同一の者が複数いた場合、スケジュールがより早く空く人を優先して選出してもよい。また、一人の保守者が複数の専門分野を有してもよい。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を専門分野とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は保守管理装置の構成を示すブロック図、(B)は保守拠点装置の構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザ契約データベースに格納されている契約内容の一例を示す説明図である。
【図4】(A)は監視条件データベースに格納されている内容の一例を示す説明図、(B)は保守者データベースに格納されている内容の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】定期保守通知の一例を示す説明図である。
【図9】(A)は保守会社が開設しているホームページのメニュー画面の一例を示す説明図、(B)は作業管理番号の入力画面の一例を示す説明図である。
【図10】(A)は空きスケジュール選択情報の一例を示す説明図、(B)は保守日程決定通知の一例を示す説明図である。
【図11】(A)は作業指示通知の一例を示す説明図、(B)は保守手順通知の一例を示す説明図である。
【図12】(A)は再作業指示通知の一例を示す説明図、(B)は作業終了通知の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の第2の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】障害発生通知の一例を示す説明図である。
【図15】本発明の第3の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】定期外の保守点検依頼の画面の一例を示す説明図である。
【図17】本発明の第4の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【図18】本発明の第5の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1:ユーザ用端末
2:保守管理装置
3:保守拠点装置
4:保守者用端末
5:通信ネットワーク
6:処理装置
7:ユーザ契約データベース
8:保守拠点データベース
9:テストプログラムモジュール
10:予約待ち作業データベース
11:予約済み作業データベース
12:監視条件データベース
13:監視ユーザ作業データベース
14:処理装置
15:保守者データベース
16:保守手順データベース
17:プログラム
18:プログラム
【発明の属する技術分野】
本発明は、保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムに関し、特に、通信ネットワークを利用してユーザ用端末の保守点検を行うための保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、保守会社によって行われるコンピュータシステム等のユーザ用端末に対する保守点検としては、ユーザとの保守契約に基づいて予め決められた期日毎に定期的に行う場合、保守会社によりユーザ用端末のエラーを検出した際に行う場合、ユーザからの要請に従い定期外で行う場合がある。これらの場合、保守会社は、ユーザの担当者との間でスケジュール調整を行い、保守点検の日時を決定し、その日時にユーザ用端末の設置場所に保守者を派遣して、保守点検を行っている。
【0003】
しかし、保守点検の日時を決定したり、保守点検の内容を確認するために、電話や電子メール等によってユーザの担当者との間で何回も連絡を取り合う必要がある。また、派遣された保守者が、対象となるユーザ用端末に対して熟知してなかったり専門外である等、良好な保守点検を行えない場合もある。
【0004】
そこで、インターネット等の通信ネットワークを利用してユーザ用端末の保守点検を効率よく、かつ良好に行うための保守点検システムが提案されている。
【0005】
例えば、ユーザシステムの障害情報を蓄積し、保守要求を受け付けて保守対応指示を出す保守受付センタ端末と、保守担当者の勤務状況を管理し、保守担当者に作業指示する保守対応センタ端末と、保守受付センタ端末に蓄積された障害情報を参照して、障害情報及び保守担当者の指名を送るユーザ端末と、保守担当者が所持し、保守要求に対応する障害情報を保守対応センタ端末から取得し、保守対応指示に対する障害依頼をユーザ端末に返信する保守担当者端末とを備えた保守サービスシステムが提案されている。
【0006】
この従来の保守サービスシステムによれば、ユーザシステム対応の障害情報テーブルをユーザ及び保守担当者が共通に参照し、保守対象事象の選択及び保守担当者の指名を可能にしているので、ユーザと保守者とのコミュニケーションの向上を図ることができる、としている(特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−149863号公報
【発明が解決しようとする課題】
従来の保守サービスシステムでは、ユーザが保守者を選択しているので、誤って専門分野の異なる保守者を選択してしまう等の人選ミスが生じる可能性があるという課題がある。また、ユーザによって選択された保守者が忙しかったり、出張中の場合には、保守点検の日時の決定が困難になるという課題がある。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を自動的に選出し、派遣することができる保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを有し、これらが通信ネットワークを介して接続されている保守点検システムであって、
前記ユーザ用端末は、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信する手段と、保守拠点に関する情報を格納した保守拠点データベースと、前記ユーザの住所に基づいて前記保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出する手段と、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの指示情報を受信する手段と、前記保守拠点に在籍する保守者毎の専門分野及びスケジュール情報が格納された保守者データベースと、前記ユーザ端末の保守を実施する手順が格納された保守手順データベースと、前記受信した指示情報に基づいて前記保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出する手段と、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新する手段と、更新完了情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置からの更新完了情報を受信する手段と、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信する手段と、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信する手段を有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信する手段と、受信した作業指示通知に基づいて前記保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出する手段と、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信する手段と、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信する手段を有する、ことを特徴とするものである。
【0010】
前記保守管理装置は、テストプログラムを格納するテストプログラムモジュールと、作業完了通知を受信した場合、前記テストプログラムモジュールから前記ユーザ用端末にテストを実施する手段と、を有し、
前記ユーザ用端末は、前記テスト結果を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのテスト結果を受信する手段と、受信したテスト結果が正常な場合には、作業終了通知を前記保守者用端末に送信し、異常な場合には、再作業指示通知を前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守管理装置からの作業終了通知又は再作業指示通知を受信する手段を有してもよい。
【0011】
前記保守管理装置は、ユーザ用端末の定期保守日を含む契約内容を格納するユーザ契約データベースと、定期保守日より所定日前の契約を前記ユーザ契約データベースから検索して抽出する手段と、抽出した契約をしているユーザのユーザ用端末に定期保守通知を送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの定期保守通知を受信する手段を有してもよい。
【0012】
前記ユーザ用端末は、障害が発生した場合に、エラーログ情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのエラーログ情報を受信する手段と、障害に対する保守者派遣条件を格納した監視条件データベースと、受信したエラーログ情報に基づいて前記監視条件データベースを検索し、保守者派遣条件を満たすか否かを判定する手段と、判定の結果、保守者派遣条件を満たす場合には、障害発生通知を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの障害発生通知を受信する手段を有してもよい。
【0013】
前記ユーザ用端末は、定期外の保守要請を前記保守管理装置に送信する手段を有し、前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの定期外の保守要請を受信する手段を有してもよい。
【0014】
本発明の保守点検方法は、ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを通信ネットワークを介して接続して行われる保守点検方法であって、
前記ユーザ用端末によって、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザの住所に基づいて保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出するステップと、
前記保守管理装置によって、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの指示情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記受信した指示情報に基づいて保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新するステップと、
前記保守拠点装置によって、更新完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置からの更新完了通知を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した作業指示通知に基づいて保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信するステップと、
前記保守者用端末によって、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信するステップと、
前記保守者用端末によって、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信するステップと、を有してもよい。
【0015】
本発明の保守管理装置は、前記保守点検システムに用いられることを特徴とするものである。
【0016】
本発明の保守拠点装置は、前記保守点検システムに用いられることを特徴とするものである。
【0017】
本発明の第1のプログラムは、前記保守管理装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0018】
本発明の第2のプログラムは、前記保守拠点装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0019】
本発明によれば、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を専門分野とスケジュールに基づいて選出することになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの構成を示すブロック図である。
【0021】
本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムは、ユーザによって使用されるユーザ用端末1と、ユーザ用端末1の保守を管理する保守管理装置2と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置3と、保守者によって使用される保守者用端末4とを有し、これらが通信ネットワーク5を介して接続されている。
【0022】
ユーザ用端末1は、ネットワーク接続機能を備えたコンピュータシステムである。ユーザは、ユーザ用端末1に関して保守会社とは予め保守契約がされている。
【0023】
ユーザ用端末1は自己診断機能を保有しており、自コンピュータで障害が発生した場合には通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に障害を通報する機能を有する。
【0024】
保守管理装置2は、予め契約されたユーザ用端末1の保守点検を目的とする保守管理会社等に設置され、ワークステーションサーバ、パソコン等の情報処理装置により構成されている。
【0025】
保守管理装置2は、図2(A)に示すように、処理装置6、ユーザ契約データベース7、保守拠点データベース8、テストプログラムモジュール9、予約待ち作業データベース10、予約済み作業データベース11、監視条件データベース12及び監視ユーザ作業データベース13から構成されている。
【0026】
処理装置6は、ユーザ契約データベース7を参照してユーザとの保守契約に基づいて定期的に最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、ユーザ用端末1からの障害発生通知を受信して障害内容を分析し、最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、ユーザからの定期外の保守要請を受信して最適な保守者をユーザ先に派遣することを指示する機能、
保守者からの作業完了報告を受信しユーザ用端末1にテストを実施する機能を有する。
【0027】
ユーザ契約データベース7は、ユーザとの保守契約が格納されたデータベースである。図3は、契約内容の格納の一例を示す説明図であり、例えば契約番号、作業管理番号、ユーザコード、契約ユーザ名、メールアドレス、住所、電話番号、契約システム、システム構築日、ライセンスキー、販売区分、保守契約開始日、定期保守日、最終定期保守日、定期保守予定日、装置コード等が格納されている。ここで、ライセンスキーとは、ソフトウェアの許可番号である。なお、図3の契約内容の項目は例示であり、これに限定されるものでなく、また、どこの項目を管理するかは保守会社の任意である。
【0028】
保守拠点データベース8は、保守会社の保守者が在籍している全国に点在する拠点が格納されたデータベースであり、ユーザ先に保守者を派遣する際に使用される。
【0029】
テストプログラムモジュール9は、ユーザ用端末1をテストするためのテストプログラムを格納している。例えば定期保守の場合には、CPU機能テスト、メモリのリードライトテスト、ディスクのリードライトテスト等が行われる。また、メモリの縮退によるメモリ交換の場合には、メモリのリードライトテスト、ディスクの縮退によるディスク交換の場合には、ディスクのリードライトテスト等が行われる。
【0030】
予約待ち作業データベース10は、定期保守日の予約がまだ行われていない契約を格納したデータベースである。
【0031】
予約済み作業データベース11は、定期保守日の予約が行われた契約を格納したデータベースである。
【0032】
監視条件データベース12は、障害に対する保守者派遣条件を格納したデータベースである。図4(A)は監視条件データベース12に格納されている内容の一例を示す説明図である。図4(A)に示すように、監視条件データベース12は、分類されたエラー内容及び機種に対する保守員派遣条件が格納されている。例えば、エラー内容が「メモリ縮退」で、機種が「オープンシステム」の場合には、24時間以内にエラーが再発すると保守員を派遣することになる。
【0033】
監視ユーザ作業データベース13は、障害が発生して監視対象となったユーザ用端末1に関する情報を格納したデータベースである。
【0034】
保守拠点装置3は、上記保守者が在籍する保守拠点に設置されたシステムであり、図2(B)に示すように、処理装置14、保守者データベース15及び保守手順データベース16から構成されている。
【0035】
処理装置14は、ワークステーションやパソコン等の情報処理装置であり、保守管理装置2の指示により最適な保守者を選出してユーザ先へ派遣する機能と選出された保守者の保守者用端末4へ保守手順を配信する機能を有する。
【0036】
保守者データベース15は、保守者の個人毎の専門分野とスケジュールが格納されたデータベースである。図4(B)は、保守者データベース15に格納されている内容の一例を示す説明図である。図4(B)に示すように、保守者データベース15では、例えば保守者名、その専門分野、持参している保守者用端末4のメールアドレス、スケジュールが掲載されている。
【0037】
保守手順データベース16は、ユーザ用端末1の保守を実施するための保守手順通知が格納されたデータベースである。
【0038】
保守者用端末4は、保守者が携帯する携帯電話、携帯端末等の通信機能を備えた情報処理装置であり、保守拠点装置3から送信された保守手順通知を参照するための端末である。
【0039】
通信ネットワーク5は、例えばインターネット(TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)によるデータ転送網)、パソコン通信網等の電気情報通信網である。
【0040】
図5〜図7は、本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0041】
保守管理装置2は、常時、ユーザ契約データベース7を検索し(ステップA1)、ユーザ契約の定期保守日より前の設定期間内であるか否かを判定する(ステップA2)。
【0042】
設定期間内の場合には、当該ユーザ契約が予約済み作業データベース11に格納されているか否かを判定する(ステップA3)。
【0043】
ユーザ契約が予約済み作業データベース11に格納されていない場合には、予約待ち作業データベース10に格納されているか否かを判定する(ステップA4)。
【0044】
ユーザ契約が予約待ち作業データベース10に格納されていない場合には、予約待ち作業データベース10に登録する(ステップA5)。
【0045】
例えば、図3に示すユーザ契約の例では、定期保守日の2月末が近づくと2月末より予め決められたα日前に自動的に契約ユーザ名□□□□□□を抽出して、作業管理番号を作成し予約待ち作業データベース10に登録する。
【0046】
次いで、予約待ち作業データベースに登録された契約について、図8に示す内容の定期保守通知を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1に送信する(ステップA6)。
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの定期保守通知を受信する(ステップA7)。
次いで、ユーザ□□□□□□は、定期保守通知に記載された保守管理装置2のホームページアドレスをクリックして、ユーザ用端末1から通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップA8)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップA9)、「定期点検の予約」を選択すると(ステップA10)、図9(B)に示す作業管理番号の入力画面が表示される(ステップA11)。
次いで、ユーザ用端末1により、定期保守通知(図9(B)参照)に記載された作業管理番号を入力し、保守管理装置2に送信する(ステップA12)。
【0047】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの作業管理番号を受信し(ステップA12−1)、ユーザの住所AAAAをキーとして保守拠点データベース8を検索し、ユーザが存在する保守拠点K及び機種を抽出する(ステップA13)。
【0048】
次いで、保守管理装置2は通信ネットワーク5を介して保守拠点Kに存在している保守拠点装置3に最適な保守者の空きスケジュールデータを抽出するように指示する内容の最適保守者抽出指示を送信する(ステップA14)。
【0049】
保守拠点装置3は、保守管理装置2からの最適保守者抽出指示を受信し(ステップA15)、オープンシステムをキーにて保守者データベース15を検索し、2月末に空きスケジュールがあり、かつオープンシステムを専門分野とする保守者Hを選出し、かつ保守者Hの空きスケジュール情報を抽出し(ステップA16)、抽出した保守者Hの空きスケジュール情報を保守管理装置2に送信する(ステップA17)。
【0050】
保守管理装置2は、保守拠点装置3からの保守者Hの空きスケジュール情報を受信し(ステップA18)、図10(A)に示す保守者Hの空きスケジュール選択情報を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1に送信する(ステップA19)。
【0051】
ユーザ用端末1は、保守管理装置2から空きスケジュール選択情報を受信し(ステップA20)、図10(A)に示す空きスケジュール選択情報から希望日時を選択し、その保守日時情報を通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に送信する(ステップA21)。
【0052】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの保守日時情報を受信すると(ステップA22)、受信した保守日時情報に基づいて保守者データベース15の保守者のスケジュール情報の更新を指示する更新指示情報を保守拠点装置3に送信する(ステップA23)。
【0053】
保守拠点装置3は、保守管理装置2からの更新指示情報を受信し(ステップA24)、受信した更新指示情報に基づいて保守者データベース15の保守者のスケジュール情報を更新し(ステップA25)、更新完了通知を保守管理装置2に送信する(ステップA26)。
【0054】
保守管理装置2は、保守拠点装置3からの更新完了通知を受信し(ステップA27)、図10(B)に示す保守日程決定通知をユーザ用端末1に送信する(ステップA28)とともに、図11(A)に示す作業指示通知を保守拠点装置3に送信する(ステップA29)。
【0055】
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの保守日程決定通知を受信し(ステップA30)、保守拠点装置3は、保守管理装置2からの作業指示通知を受信する(ステップA31)。
【0056】
保守管理装置2は、予約待ち作業データベース10にある同ユーザーの情報を予約済み作業データベース11に移行する(ステップA32)。
【0057】
保守拠点装置3は、保守者Hの保守者用端末4に作業管理番号、ユーザ名、保守日時と保守手順データベース16から抽出した図11(B)に示す保守手順通知を通信ネットワーク5を介して保守者用端末4に送信する(ステップA33)。
【0058】
保守者用端末4は、作業管理番号、ユーザ名、保守日時及び保守手順通知を保守拠点装置3から受信し(ステップA34)、保守者Hは受信した内容を確認する。
【0059】
次いで、保守者Hは保守者用端末4を持参しユーザに伺い、図11(B)に示す保守手順通知に記載された保守手順情報に従い作業を実施する(ステップA35)。
【0060】
作業終了時、保守者用端末4により、作業完了通知を通信ネットワーク5を介して保守管理装置2に送信する(ステップA36)。
【0061】
保守管理装置2は、保守者用端末4からの作業完了通知を受信し(ステップA37)、保守管理装置2はテストプログラムモジュール9によりユーザ用端末1にテストを実施する(ステップA38)。
【0062】
ユーザ用端末1は、テスト結果を保守管理装置2に送信する(ステップA39)。
【0063】
テスト結果が正常でない場合(ステップA40)、保守管理装置2は、図12(A)に示す再作業指示通知を保守者用端末4に送信する(ステップA40−1)。
【0064】
保守者用端末4は、保守管理装置2からの再作業指示通知を受信し(ステップA41)、再作業を実施し(ステップA35)、テスト結果が正常となるまで繰り返される。
【0065】
テスト結果が正常である場合(ステップA40)、保守管理装置2は、図12(B)に示す作業終了通知を保守者用端末4に送信し(ステップA42)、作業終了を宣言する。
【0066】
保守者用端末4は、保守管理装置2からの作業終了通知を受信する(ステップA43)。
【0067】
保守管理装置2はユーザ契約データベース7に最終定期保守日を登録する(ステップA44)とともに、予約済み作業データベース11から本作業の削除処理を行い(ステップA45)、動作は終了する。
【0068】
図13は、本発明の第2の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0069】
ユーザ用端末1に不具合が発生した場合(ステップB1)、ユーザ用端末1は自身が保有する自己診断機能によりリトライ成功回数や縮退運転状況などのエラーログを通信ネットワーク5を介して保守管理装置2へ送信する(ステップB2)。
【0070】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からのエラーログを受信すると(ステップB3)、監視ユーザ作業データベース13に当該ユーザ用端末1の情報を登録して監視状態に入る(ステップB4)。
【0071】
監視により、監視条件データベース12に格納されている保守者派遣条件を満たした場合(ステップB5)、予約待ち作業データベース10に登録し(ステップB6)、図14に示す障害発生通知を通信ネットワーク5を介してユーザ用端末1へ送信する(ステップB7)。
【0072】
監視により保守者派遣状態を満たさない場合、派遣期間が超越しているか否かを判断し(ステップB8)、超越していない場合には監視を継続し(ステップB4)、超越している場合には監視ユーザ作業データベース13から本作業情報を削除して(ステップB9)、通常状態に戻る(ステップB10)。
ユーザ用端末1は、保守管理装置2からの障害発生通知を受信する(ステップB11)と、ユーザはユーザ用端末1により通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップB12)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップB13)、「エラー通報による点検の予約」を選択すると(ステップB14)、図9(B)に示す作業管理番号の入力画面が表示される(ステップB15)。
次いで、ユーザ用端末1により、障害発生通知(図14参照)に記載された作業管理番号を入力し、保守管理装置2に送信する(ステップB16)。
【0073】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの作業管理番号を受信し(ステップB17)、その後は、ステップA13以降の動作手順が行われるので、説明を省略する。
【0074】
図15は、本発明の第3の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【0075】
ユーザが、ユーザ用端末1の不調を発見し、点検の必要性があると判断した場合(ステップC1)、ユーザ用端末1により通信ネットワーク5を介して保守管理装置2のホームページにアクセスする(ステップC2)。
次いで、図9(A)に示す保守会社のホームページが表示され(ステップC3)、「定期外点検依頼の予約」を選択すると(ステップC4)、図16に示す点検依頼入力画面が表示され(ステップC5)、あらかじめ装置に貼られているシールの契約番号、現象(障害状況など)、担当者名を入力して保守管理装置2に送信する(ステップC6)。
【0076】
保守管理装置2は、ユーザ用端末1からの契約番号等を受信し(ステップC7)、契約番号からユーザ名、装置を抽出し予約待ち作業データベース10に登録する事により作業管理番号を作成する(ステップC8)。
【0077】
次いで、契約番号より保守拠点データベース8を検索し保守拠点Kと機種(専門分野)を抽出する(ステップC9)。
【0078】
その後は、ステップA14以降の動作手順が行われるので、説明は省略する。
【0079】
図17は本発明の第4の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【0080】
本発明の第4の実施形態例は、保守管理装置2を制御し、上記説明された保守管理装置2の行う処理をコンピュータに実行させるプログラム17に関する。このプログラムは、FD等の磁気ディスク、CD−ROM等の光ディスク、半導体メモリ等のような記録媒体に記録されていてもよく、また、通信ネットワークを介してダウンロードされるものでもよい。
【0081】
図18は本発明の第5の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【0082】
本発明の第5の実施形態例は、保守拠点装置3を制御し、上記説明された保守拠点装置3の行う処理をコンピュータに実行させるプログラム18に関する。このプログラムは、FD等の磁気ディスク、CD−ROM等の光ディスク、半導体メモリ等のような記録媒体に記録されていてもよく、また、通信ネットワークを介してダウンロードされるものでもよい。
【0083】
本発明の各実施形態例によれば、各ユーザ用端末1の保守点検に最適な保守者を専門分野(機種)とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野(機種)の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【0084】
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
【0085】
例えば、保守者の選出については、専門分野が同一の者が複数いた場合、スケジュールがより早く空く人を優先して選出してもよい。また、一人の保守者が複数の専門分野を有してもよい。
【0086】
【発明の効果】
本発明によれば、各ユーザ用端末の保守点検に最適な保守者を専門分野とスケジュールに基づいて選出するので、保守者の選出を効率よく行うことができるとともに、誤って専門分野の異なる保守者を派遣する等の人選ミスが生じる可能性を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は保守管理装置の構成を示すブロック図、(B)は保守拠点装置の構成を示すブロック図である。
【図3】ユーザ契約データベースに格納されている契約内容の一例を示す説明図である。
【図4】(A)は監視条件データベースに格納されている内容の一例を示す説明図、(B)は保守者データベースに格納されている内容の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】定期保守通知の一例を示す説明図である。
【図9】(A)は保守会社が開設しているホームページのメニュー画面の一例を示す説明図、(B)は作業管理番号の入力画面の一例を示す説明図である。
【図10】(A)は空きスケジュール選択情報の一例を示す説明図、(B)は保守日程決定通知の一例を示す説明図である。
【図11】(A)は作業指示通知の一例を示す説明図、(B)は保守手順通知の一例を示す説明図である。
【図12】(A)は再作業指示通知の一例を示す説明図、(B)は作業終了通知の一例を示す説明図である。
【図13】本発明の第2の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】障害発生通知の一例を示す説明図である。
【図15】本発明の第3の実施形態例に係る保守点検システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】定期外の保守点検依頼の画面の一例を示す説明図である。
【図17】本発明の第4の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【図18】本発明の第5の実施形態例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1:ユーザ用端末
2:保守管理装置
3:保守拠点装置
4:保守者用端末
5:通信ネットワーク
6:処理装置
7:ユーザ契約データベース
8:保守拠点データベース
9:テストプログラムモジュール
10:予約待ち作業データベース
11:予約済み作業データベース
12:監視条件データベース
13:監視ユーザ作業データベース
14:処理装置
15:保守者データベース
16:保守手順データベース
17:プログラム
18:プログラム
Claims (10)
- ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを有し、これらが通信ネットワークを介して接続されている保守点検システムであって、
前記ユーザ用端末は、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信する手段と、保守拠点に関する情報を格納した保守拠点データベースと、前記ユーザの住所に基づいて前記保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出する手段と、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの指示情報を受信する手段と、前記保守拠点に在籍する保守者毎の専門分野及びスケジュール情報が格納された保守者データベースと、前記ユーザ端末の保守を実施する手順が格納された保守手順データベースと、前記受信した指示情報に基づいて前記保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出する手段と、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信する手段と、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信する手段と、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新する手段と、更新完了情報を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守拠点装置からの更新完了情報を受信する手段と、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信する手段と、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信する手段を有し、
前記保守拠点装置は、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信する手段と、受信した作業指示通知に基づいて前記保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出する手段と、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信する手段と、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信する手段とを有し、
前記保守管理装置は、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信する手段を有する、
ことを特徴とする保守点検システム。 - 前記保守管理装置は、テストプログラムを格納するテストプログラムモジュールと、作業完了通知を受信した場合、前記テストプログラムモジュールから前記ユーザ用端末にテストを実施する手段と、を有し、
前記ユーザ用端末は、前記テスト結果を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのテスト結果を受信する手段と、受信したテスト結果が正常な場合には、作業終了通知を前記保守者用端末に送信し、異常な場合には、再作業指示通知を前記保守者用端末に送信する手段とを有し、
前記保守者用端末は、前記保守管理装置からの作業終了通知又は再作業指示通知を受信する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の保守点検システム。 - 前記保守管理装置は、ユーザ用端末の定期保守日を含む契約内容を格納するユーザ契約データベースと、定期保守日より所定日前の契約を前記ユーザ契約データベースから検索して抽出する手段と、抽出した契約をしているユーザのユーザ用端末に定期保守通知を送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの定期保守通知を受信する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の保守点検システム。 - 前記ユーザ用端末は、障害が発生した場合に、エラーログ情報を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からのエラーログ情報を受信する手段と、障害に対する保守者派遣条件を格納した監視条件データベースと、受信したエラーログ情報に基づいて前記監視条件データベースを検索し、保守者派遣条件を満たすか否かを判定する手段と、判定の結果、保守者派遣条件を満たす場合には、障害発生通知を前記ユーザ用端末に送信する手段とを有し、
前記ユーザ用端末は、前記保守管理装置からの障害発生通知を受信する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の保守点検システム。 - 前記ユーザ用端末は、定期外の保守要請を前記保守管理装置に送信する手段を有し、
前記保守管理装置は、前記ユーザ用端末からの定期外の保守要請を受信する手段を有する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つの項に記載の保守点検システム。 - ユーザによって使用されるユーザ用端末と、前記ユーザ用端末の保守を管理する保守管理装置と、保守者が在籍している保守拠点に設置される保守拠点装置と、前記保守者によって使用される保守者用端末とを通信ネットワークを介して接続して行われる保守点検方法であって、
前記ユーザ用端末によって、保守点検の依頼情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの保守点検の依頼情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザの住所に基づいて保守拠点データベースを検索し、最適な保守拠点を抽出するステップと、
前記保守管理装置によって、前記抽出した保守拠点に設置された保守拠点装置に保守者の空きスケジュール抽出を指示する内容の指示情報を送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの指示情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記受信した指示情報に基づいて保守者データベースを検索し、保守員の専門分野及びスケジュール情報から前記ユーザ端末を保守点検する上での最適な保守者を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記抽出した保守者の空きスケジュール情報を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置から保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記受信した保守者の空きスケジュール情報を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守者の空きスケジュール情報を受信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、受信した保守者の空きスケジュール情報を参照して所望の保守日時を選択して前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記ユーザ用端末からの所望の保守日時情報を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、受信した保守日時情報を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの保守日時情報を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した保守日時情報に基づいて前記保守者データベースの保守者のスケジュール情報を更新するステップと、
前記保守拠点装置によって、更新完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守拠点装置からの更新完了通知を受信するステップと、
前記保守管理装置によって、保守日程決定通知を前記ユーザ用端末に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、作業指示通知を前記保守拠点装置に送信するステップと、
前記ユーザ用端末によって、前記保守管理装置からの保守日程決定通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、前記保守管理装置からの作業指示通知を受信するステップと、
前記保守拠点装置によって、受信した作業指示通知に基づいて保守手順データベースを検索して該当する保守手順情報を抽出するステップと、
前記保守拠点装置によって、抽出した保守手順情報に基づいて保守手順通知を作成し前記保守者用端末に送信するステップと、
前記保守者用端末によって、前記保守拠点装置からの保守手順通知を受信するステップと、
前記保守者用端末によって、保守点検作業が終了した場合に、作業完了通知を前記保守管理装置に送信するステップと、
前記保守管理装置によって、前記保守者用端末からの作業完了通知を受信するステップと、
を有することを特徴とする保守点検方法。 - 前記請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の保守点検システムに用いられることを特徴とする保守管理装置。
- 前記請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の保守点検システムに用いられることを特徴とする保守拠点装置。
- 前記請求項7に記載の保守管理装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 前記請求項8に記載の保守拠点装置によって行われる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003139685A JP2004341964A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラム |
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JP2003139685A Pending JP2004341964A (ja) | 2003-05-16 | 2003-05-16 | 保守点検システム、保守点検方法、保守管理装置、保守拠点装置及びプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112541A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Toshiba Elevator Co Ltd | 保守員の動静管理システム |
JP2008027149A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Hitachi Ltd | 保守情報管理システム |
JP2014178931A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Omron Corp | 情報処理装置、および関連資料通知方法 |
-
2003
- 2003-05-16 JP JP2003139685A patent/JP2004341964A/ja active Pending
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