JP2006048471A - 勤務予定表作成管理装置および勤務予定送受信システム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】勤務予定表を作成管理している状態において、担当者からの要求に応じて当該担当者対応の勤務予定データを要求元に送信することができ、担当者からの変更依頼に応答して勤務予定表内の変更箇所を明示できるようにする。
【解決手段】クライアント端末1は、勤務予定表を作成して記憶管理している状態において、携帯端末2から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元の携帯端末2に送信し、また、携帯端末2から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置および当該作成管理装置と各担当者所持の携帯型情報端末とがネットワークを介して接続されている勤務予定送受信システム並びにプログラムに関する。
一般に、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗においては、パーソナルコンピュータなどを使用して時間給従業員に対する勤務予定表(勤務シフト表)を作成した後に、この勤務予定表を必要部数分印刷して各従業員に配付するようにしている。この場合、店舗管理者は、日付別・時間帯別に必要人数と月間の人件費予算額などを考慮して各従業員を時間帯別に割り当てた勤務予定表を全て手作業で作成するようにしているため、作成作業の全体が煩雑化し、管理者に大きな負担をかける。そこで、従来では、日間、月間の人件費を考慮しながらシフト表を作成して印刷するようにした勤務シフト作成支援方法が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−66151号公報
しかしながら、この種の勤務シフト作成支援方法であっても、シフト表を作成して印刷配付することを前提としたもので、一部分でも勤務予定を変更した際には、その都度、シフト表を印刷し直して配付する必要があった。
すなわち、一般に、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗において、時間給従業員は、主婦、学生が多く、自己の都合によって勤務時間を変更する頻度はすこぶる高く、人件費などによって必要最低限の従業員しか確保していない状態では、1人でも変更されると他の従業員の勤務予定にも大きな影響を及ぼす。この場合、勤務予定を変更する都度、勤務予定表を部分的に編集して印刷配付することは、管理者に大きな負担をかける。さらに、勤務予定表を編集画面に表示している状態において管理者は、勤務予定表の中から勤務予定の変更を希望する従業員を見つけ出すと共に、変更前の勤務予定と変更後の勤務予定とを見比べて、どの時間帯の勤務予定を変更すればよいかを判断しなければならず、管理者に大きな負担をかけると共に、その判断を間違ってしまい、他の時間帯を誤って編集してしまうという危険性もあった。
一方、休日勤務不可能などのように予め設定されている勤務条件を参照して勤務予定表を自動作成する場合に、その設定条件に不適合な勤務予定が入力された際には、その入力データを無効とすることも考えられるが、従業員によっては原則的に休日勤務が不可能であっても、今週だけは勤務可能な場合もある。このような場合、この従業員を休日勤務とする勤務予定を入力するには、勤務条件の設定を変更しなければならず、管理者に大きな負担をかける。
第1の発明の課題は、勤務予定表を作成管理している状態において、担当者からの要求に応じて当該担当者対応の勤務予定データを要求元に送信することができ、担当者からの変更依頼に応答して勤務予定表内の変更箇所を明示できるようにすることである。
第2の発明の課題は、勤務予定表を作成する過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件に不適合な場合でも、その条件を設定し直すことなく、勤務予定表の作成を継続できるようにすることである。
第3の発明の課題は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置と各担当者所持の携帯型情報端末とがネットワークを介して接続されている勤務予定送受信システムにおいて、各担当者側の端末から自己の勤務予定を何時でも何処でも確認できると共に、その変更依頼を要求できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置であって、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する勤務予定記憶手段と、ネットワークを介して接続されている担当者側の端末装置から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元の端末装置に送信する送信手段と、担当者側の端末装置から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する表示手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項7記載の発明)。
なお、時間帯とは、時刻を単位とするものに限らず、日、週、月を単位とするものであってもよく、時間的な隔たりを意味している。
なお、請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記勤務予定記憶手段内の各勤務予定データは、少なくても、担当者、時間帯、状態区分の各項目を有し、前記担当者対応の勤務予定データを送信した後に、この担当者側の端末装置から勤務予定の確定を示す応答を受けた場合には、担当者による確認済み状態を示す状態区分に変更し、勤務予定の変更依頼を受けた場合には、変更依頼を受け状態を示す状態区分に変更する(請求項2記載の発明)。
この場合、前記担当者対応の勤務予定データを送信した際には、当該勤務予定データに対応する状態区分を連絡済みに変更するようにしてもよい(請求項3記載の発明)。また、勤務予定表を表示出力する際に、各勤務予定に対応付けて前記状態区分の内容を勤務予定表内に表示するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。
担当者側の端末装置から自己が属するグループに対する勤務予定の確認要求を受けた際に、前記送信手段は、当該グループに属する各担当者毎の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元の端末装置に送信する(請求項5記載の発明)。
前記勤務予定表の表示画面は、各担当者を配置した担当者項目欄と各時間帯を配置した時間帯項目欄とが交差するマトリックス状の各桝目部分に、勤務対象および業務内容を示すアイコンを表示出力した画面であり、前記表示手段は、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する際に、勤務可能な時間帯を示す第1マークと勤務不可能な時間帯を示す第2のマークとを該当位置に配置表示する(請求項6記載の発明)。
請求項8記載の発明(第2の発明)は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置であって、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、この作成手段によって勤務予定表を作成している過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって勤務条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を報知する報知手段と、この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続する作成制御手段とを具備したことを特徴とする。
さらに、コンピュータに対して、上述した請求項8記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、前記勤務条件は、所定期間当たりの最大労働時間、所定期間当たりの休日数、勤務不可能な日、勤務不可能な時間帯、勤務可能な日、勤務可能な時間帯を示す各条件のうち、少なくてもその何れか1つの条件であってもよい(請求項9記載の発明)。
請求項11記載の発明(第3の発明)は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置と各担当者所持の携帯型情報端末とがネットワークを介して接続されている勤務予定送受信システムにおいて、前記作成管理装置は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する勤務予定記憶手段と、何れかの担当者端末から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元端末に送信する送信手段と、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する表示手段とを具備し、前記各担当者所持の携帯型情報端末は、前記作成管理装置に対して担当者識別情報と共に勤務予定の確認要求を送信することによって当該作成管理装置から送信された当該担当者対応の勤務予定データを受信する受信手段と、この受信手段によって受信した勤務予定データを表示する表示手段と、勤務予定の勤務時間帯を変更する変更依頼を行う際には、新たな時間帯を指定して前記作成管理装置に送信する送信手段とを具備したことを特徴とする。
なお、請求項11記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記作成管理装置は、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた後、この変更依頼に伴って他の担当者の勤務予定データを変更する編集処理を実行した際には、当該担当者端末に対して変更後の勤務予定データを通知する(請求項12記載の発明)。
前記各携帯型情報端末側は、前記勤務予定の変更依頼を行わない場合には、勤務予定の確定を指示する確定応答あるいは勤務予定の確定を保留する保留応答を行うようにした(請求項13記載の発明)。
請求項1記載の発明(第1の発明)によれば、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成し、この勤務予定表を構成する各データを記憶管理している状態において、ネットワークを介して接続されている担当者側の端末装置から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元の端末装置に送信し、担当者側の端末装置から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示するようにしたから、担当者からの要求に応じて当該担当者対応の勤務予定データを要求元に送信することができ、担当者からの変更依頼に応答して勤務予定表内の変更箇所を明示することができる。
したがって、各担当者にあっては、急用発生時など、必要に応じて自己の勤務予定の確認することができるほかに勤務予定の変更を依頼することができ、また、勤務予定表を作成する管理者にあっては、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を容易に確認することができ、変更箇所の誤認混同などのおそれもなく、勤務予定表の一部を確実に編集することができる。この場合、たとえば、変更前の時間帯が13時00分〜16時00分で、変更後の時間帯が14時00分〜17時00分であれば、13時00分〜14時00分の時間帯が勤務不可能となった時間帯となり、16時00分〜17時00分の時間帯が新たに勤務可能となった時間帯となり、この13時00分〜14時00分と16時00分〜17時00分とを識別表示することによって管理者にあっては、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を容易に確認することができ、より確実な編集が可能となる。なお、上述の例では14時00分〜16時00分の時間帯は、変更が不要な時間帯となり、変更前の表示状態をそのまま維持することができる。
請求項2記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、各勤務予定データは、少なくても、担当者、時間帯、状態区分の各項目を有し、担当者対応の勤務予定データを送信した後に、この担当者側の端末装置から勤務予定の確定を示す応答を受けた場合には、担当者による確認済み状態を示す状態区分に変更し、勤務予定の変更依頼を受けた場合には、変更依頼を受け状態を示す状態区分に変更するようにしたから、状態区分によって現在の様子を記憶管理することができる。
この場合、担当者対応の勤務予定データを送信した際には、当該勤務予定データに対応する状態区分を連絡済みに変更するようにしてもよく(請求項3記載の発明)、また、勤務予定表を表示出力する際に、各勤務予定に対応付けて状態区分の内容を勤務予定表内に表示するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。この場合、状態区分によって現在の様子を何時でも容易に確認することができる。
請求項5記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、担当者側の端末装置から自己が属するグループに対する勤務予定の確認要求を受けた際に、当該グループに属する各担当者毎の勤務予定データを読み出して要求元の端末装置に送信するようにしたから、グループに属する他の担当者の勤務予定をも知ることができる。この場合、好き嫌いという人間関係、作業の習熟度などによって同一時間帯での勤務を希望したり、避けることができ、作業の効率化を期待することができるなど、店舗運営上でも有効なものとなる。
請求項6記載の発明によれば、上述した請求項1記載の発明と同様の効果を有する他、勤務予定表の表示画面は、各担当者を配置した担当者項目欄と各時間帯を配置した時間帯項目欄とが交差するマトリックス状の各桝目部分に、勤務対象および業務内容を示すアイコンを表示出力した画面であり、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する際に、勤務可能な時間帯を示す第1マークと勤務不可能な時間帯を示す第2のマークとを該当位置に配置表示するようにしたから、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を一層容易に確認することができる。
請求項8記載の発明(第2の発明)によれば、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別し、条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を報知し、この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続するようにしたから、原則的に勤務条件に不適合な場合でもその担当者の承諾を得ているような場合、たとえば、原則的に休日勤務が不可能であっても、今週だけは勤務可能な場合には、その条件を設定し直すことなく、勤務予定表の作成を継続することができ、例外的な条件変更時でも素早く対処することが可能となり、作成作業を効率良く行うことができる。
この場合、勤務条件は、所定期間当たりの最大労働時間、所定期間当たりの休日数、勤務不可能な日、勤務不可能な時間帯、勤務可能な日、勤務可能な時間帯を示す各条件のうち、少なくてもその何れか1つの条件であってもよい(請求項9記載の発明)。
請求項11記載の発明(第3の発明)によれば、作成管理装置は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理している状態において、何れかの担当者端末から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元端末に送信し、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示し、各担当者所持の携帯型情報端末は、作成管理装置に対して担当者識別情報と共に勤務予定の確認要求を送信することによって当該作成管理装置から送信された担当者対応の勤務予定データを受信して表示し、勤務予定の勤務時間帯を変更する変更依頼を行う際には、新たな時間帯を指定して作成管理装置に送信するようにしたから、各担当者側にあっては自己の勤務予定を何時でも何処でも確認できると共に、その変更依頼を要求でき、勤務予定表を作成する管理者にあっては、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を容易に確認することができ、勤務予定表の一部を確実に編集することができる。
この場合、作成管理装置は、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた後、この変更依頼に伴って他の担当者の勤務予定データを変更する編集処理を実行した際には、当該担当者端末に対して変更後の勤務予定データを通知したり(請求項12記載の発明)、また、各携帯型情報端末側は、勤務予定の変更依頼を行わない場合には、勤務予定の確定を指示する確定応答あるいは勤務予定の確定を保留する保留応答を行うようにすれば(請求項13記載の発明)、さらに利便性などを増すことができる。
以下、図1〜図20を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、この実施例における店舗内支援システムの全体構成の概要を示したブロック図である。
この店舗内支援システムは、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗における構内通信システム(LANシステム)であり、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表(勤務シフト表)を作成して記憶管理する店長(管理者)用の勤務予定表作成管理装置1と、各担当者(店員)所持の携帯型情報端末装置2とが無線LAN(イントラネット)3を介して接続されており、この作成管理装置1と端末装置2との間では、構内に設置された複数のアクセスポイント4を介してデータ通信が行われる。店舗管理サーバ5には、勤務予定表作成管理装置1がクライアント端末として有線LAN(イントラネット)3を介して接続されており、この店舗管理サーバ5は、通常と同様に商品管理、人事管理、発注管理など、店舗運営に関する全ての情報を記憶管理する。なお、以下、勤務予定表作成管理装置1をクライアント端末1と呼称し、また、携帯型情報端末装置2を携帯端末2と略称するものとする。
なお、この実施例においては、クライアント端末1と携帯端末2が無線LAN3を介して接続されているシステム環境において、店舗内支援システムが勤務予定送受信システムとして機能する場合、クライアント端末1は、勤務予定表作成管理装置として機能するようにしている。すなわち、クライアント端末1は、勤務予定表を作成したり、その編集を行い、作成編集した勤務予定表を店舗管理サーバ5に転送することによって、この勤務予定表の管理をサーバ5側で行うようにしてもよいが、この実施例においては、勤務予定表作成管理を全てクライアント端末1側で行うようにしている。そして、この実施例においては、たとえば、TCP/IP通信プロトコルを利用したHTTPプロトコル等によって、クライアント端末1、携帯端末2、サーバ5との間でデジタル化(パケット化)されたデータの送受信を行うようにしており、各携帯端末2には、Webブラウザ機能が備えられている。なお、店長(管理者)が携帯端末2を所持している場合には、担当者(店員)とは店長を含むことを意味している。
クライアント端末1は、勤務予定表を作成して記憶管理すると共に、何れかの携帯端末2から自己の勤務予定の確認要求を受けた際には、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元端末に送信し、携帯端末2から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた際には、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示するようにしている。この場合の識別表示は、勤務予定表の編集作業を向上させるために行われるもので、勤務予定表内の変更箇所を特殊なマークによって明示するようにしている。各携帯端末2は、クライアント端末1に対して自己のユーザIDと共に勤務予定の確認要求を送信することによって当該クライアント端末1から送信された勤務予定データを受信して表示し、勤務予定の勤務時間帯を変更する変更依頼を行う際には、新たな時間帯を指定してクライアント端末1に送信することによって自己の勤務予定を必要に応じて何時でも何処でも自由に変更可能としている。
図2は、クライアント端末1において勤務予定表を新規作成する場合の作成画面を示した図である。
この勤務予定表の作成画面は、予め登録されている表フォーマットに基づいて表示出力されたもので、その縦軸方向(行方向)に各担当者を配置した担当者項目欄と横軸方向(列方向)に各時間帯を配置した時間帯項目欄とを有し、この担当者項目欄と時間帯項目欄とが交差するマトリックス状の各桝目部分には、勤務対象および業務内容を示す業務アイコン(図中、丸で囲んだA、B、C、‥‥)が配置される。この場合、勤務予定表の上方には、業務内容を図案化した業務アイコンの一覧が配置表示されており、管理者は、このアイコン一覧から任意に選択指定したアイコンをマウス操作によってドラッグすることによって当該業務アイコンを表内の任意の桝目内にコピーして貼り付けて勤務予定表を作成するようにしている。なお、Aアイコンは「レジ(会計)業務」を示し、Bアイコンは「接客(販売)業務」を示し、Cアイコンは「発注業務」、Dアイコンは「電話業務」、Eアイコンは「休み」を示し、その他、「品出し」、「荷受け」、「棚整理」、「休暇」などのアイコンが存在する。
担当者項目欄は、各担当者の名前が一覧表示されるもので、各担当者に対応する列方向の各桝目内には、当該担当者の時間帯別の業務内容がアイコン表示される。また、図中、担当者項目欄の左側の項目は「行No」であり、また、右側の項目は当該担当者における勤務予定の現在の状態を示す「状態区分」である。この「状態区分」は、初期状態を示す“予定”、担当者に対して勤務予定を連絡した状態を示す“連絡中(連絡済)”、連絡先の担当者が勤務予定を確認した状態を示す“確認済み”、勤務予定の変更依頼を受けた状態を示す“変更申請中”、担当者による確認済み状態において管理者による確定操作が行われたことを示す“確定”などを示すもので、勤務予定表の新規作成時において「状態区分」は、初期状態を示す“予定”がセットされる。時間帯項目欄は、30分単位の時間帯が一覧表示されるもので、図中、時間帯項目欄の下側には、各時間帯毎に配備する担当者の人数が配置表示されている。なお、図中、「T/N」は、時間帯/人数を示している。
図3は、勤務予定表作成画面の内容に基づいて自動生成された勤務シフトテーブル11の内容を示した図である。
この勤務シフトテーブル11は、勤務予定表を構成する各データ(勤務予定データ)を担当者毎に記憶管理するもので、各予定レコードは、「ユーザID」、「日付」、「作業開始時刻」、「作業終了時刻」、「業務区分」、「状態区分」などの各項目を有している。ここで、「ユーザID」は、担当者を識別するコード情報であり、「日付」は勤務日を示し、「作業開始時刻」および「作業終了時刻」は勤務時間帯を示し、「業務区分」は、上述の業務アイコンに対応する業務内容を示し、「状態区分」は、上述した現在の状態を示している。
図4は、勤務予定表を新規作成する際にその作成を支援するための基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を示した図である。
基本勤務パターンマスタテーブル12は、担当者が希望する勤務時間帯を曜日毎に記憶管理するもので、「ユーザID」、「月曜開始時刻(業務(1)」、「月曜終了時刻(業務(1)」、「業務区分」、「月曜開始時刻(業務(2)」、「月曜終了時刻(業務(2)」、「業務区分」‥‥の各項目を有している。なお、業務(1)、業務(2)は、1日に2種類の業務を担当することを示しており、1日に3種類の業務を担当する場合には、業務(3)の予定も登録される。ここで、勤務予定表の新規作成時にクライアント端末1は、基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を初期表示させた後にその表示内容の一部を編集することによって勤務予定表を新規作成するようにしている。すなわち、上述したように管理者は、アイコン一覧から任意に選択指定したアイコンをドラッグ操作によって表内の任意の桝目内にコピーして貼り付けることによって勤務予定表を新規作成するようにしているが、その際、基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を勤務予定表の作成画面に初期表示させた状態において、その表示内容の一部編集によって勤務予定表を新規作成するようにしている。
図5は、基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を登録する登録画面を示した図である。
この基本勤務パターン登録画面は、曜日別、業務(1)、業務(2)別に、その「勤務開始時刻」、「業務終了時刻」、「業務」を登録するための画面であり、この「勤務開始時刻」、「業務終了時刻」、「業務」を登録する際には、図6に示した参照画面内からオペレータが任意に選択指定した「勤務開始時刻」、「業務終了時刻」、「業務」が登録画面内の対応位置に配置表示される。なお、図6に示した参照画面は、図示省略したが、店舗時間帯テーブル、勤務区分テーブルの内容が一覧表示されたもので、当該参照画面から任意に選択指定されたデータを入力データとして生成する入力支援用の画面である。
図7は、勤務予定表を新規作成する際にその作成を支援するための条件設定テーブル13の内容を示した図である。
条件設定テーブル13は、担当者が希望する勤務条件を記憶管理するもので、「ユーザID」、「週の最大労働時間」、「1ヶ月の休み」、「勤務不可能時間帯」、‥‥の各項目を有している。クライアント端末1は、勤務予定表の作成過程において、条件設定テーブル13を参照しながら何れかの条件に不適合な勤務予定が作成されたか否かを監視し、条件不適合と判別した際には、その旨を示す警告メッセージを表示するようにしている。この場合、この条件不適合の警告後において、例外適用ボタン(図示せず)が操作された際には、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続するようにしているが、例外適用ボタンが操作されなければ、条件不適合と判別されたデータを勤務対象外とする修正処理(キャンセル処理)が行われたことを条件に勤務予定表の作成を継続するようにしている。
このようにして作成された勤務予定表が勤務シフトテーブル11に記憶管理されている状態において、クライアント端末1は、何れかの携帯端末2から自己の勤務予定の確認要求を受けた際には、勤務シフトテーブル11をアクセスして当該担当者対応の勤務予定データを読み出し、要求元の携帯端末2に送信するようにしている。
図8は、クライアント端末1に対して自己の勤務予定の確認要求を行った際に、それに応答して送信されて来た勤務予定データの表示画面(携帯端末画面)を示した図で、1週間分の勤務予定が一覧表示されている。この表示画面には、「日付・曜日」、「勤務時間」、「業務」、「チェック欄」の各項目が設けられている。なお、確認可能な勤務予定は、現在週に限らず、たとえば、スクロールボタンを操作することによってその表示内容を移動表示させながら2週間先、1ヶ月先などの勤務予定も確認することができる。「チェック欄」は、担当者が勤務予定を確認した結果、変更が無い場合にチェックを入れるが、現時点では変更するかどうか不確定な場合(保留する場合)には、チェックを外すようにしている。なお、「チェック欄」の上部側に設けられている「一括ボタン」は、表示中の1週間分の予定に対応する各「チェック欄」に対して一括してチェックを入れる際に操作されるボタンであり、図示の例では、「一括ボタン」が操作された状態を示している。
図9は、クライアント端末1に対して勤務予定の変更依頼を行った際に、それに応答して送信されて来た勤務予定データの表示画面(携帯端末画面)を示した図で、基本的には図8と同様の構成となっている。なお、この端末画面(勤務予定表示画面)は、タッチパネル付きの表示画面であり、変更対象の日付部分がタッチされると、図10に示すような勤務予定データの変更入力画面に切り換えられる。この変更入力画面は、「対象日」、「業務種別」、「開始時刻」、「終了時刻」の各入力項目を有するほか、「定型文入力欄」を有し、「定型文入力欄」は、勤務変更の理由を示すデータが入力されるもので、予め用意されている各種の定型文の中から任意の定型文をその理由として選択的に入力するようにしている。ここで、変更入力画面内の「登録ボタン」が操作されると、各項目内に入力された各入力データは、クライアント端末1側に送信される。
図11は、クライアント端末1側に設けられている勤務変更申請テーブル14の内容を示した図である。
この勤務変更申請テーブル14は、何れかの携帯端末2から勤務予定の変更依頼を受けた際に、当該端末から入力された変更後のデータを受信して記憶管理するもので、クライアント端末1は、担当者から勤務予定の変更申請を受ける毎に「ユーザID」、「申請種別ID」、「登録日時」、「開始時刻」、「終了時刻」、「理由」の各項目を有する申請レコードを作成して記憶管理するようにしている。なお、「申請種別ID」は、たとえば、携帯端末2からの変更申請であるか、口頭による変更申請などを示している。
図12は、勤務変更申請テーブル14の内容に基づいて勤務予定表を変更して表示した場合の表示状態図である。
この場合、クライアント端末1は、勤務シフトテーブル11と勤務変更申請テーブル14とを参照し、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを特定すると共に、特定した時間帯を勤務予定表の表示画面内において識別可能に表示するようにしている。すなわち、新たに勤務可能となった時間帯には、○マークを配置表示させ、新たに勤務不可能となった時間帯には、×マークを配置表示させるようにしている。この場合、図示の例において、勤務予定表の1行目の担当者から勤務変更の申請があった場合、その変更前の時間帯が9時00分〜11時30分で、変更後の時間帯が10時00分〜12時30分であれば、9時00分〜10時00分の時間帯が勤務不可能となった時間帯となり、11時30分〜12時30分の時間帯が新たに勤務可能となった時間帯となり、この9時00分〜10時00分の時間帯には×マークが配置表示され、11時30分〜12時30分の時間帯には○マークが配置表示される。この場合、10時00分〜11時30分の時間帯は、変更が不要な時間帯となり、変更前の表示状態をそのまま維持するようにしている。
図13は、クライアント端末1側に設けられているグループ設定テーブル15の内容を示した図である。
このグループ設定テーブル15は、各担当者をグループ別に記憶管理するもので、「グループID」と同一グループに属する各担当者の「ユーザID」の各項目を有している。ここで、クライアント端末1は、何れかの携帯端末2から自己の属するグループ内の各担当者の勤務予定を確認するグループ確認の要求を受けた際に、このグループ設定テーブル15を参照して指定グループ対応の各「ユーザID」を読み出し、この各「ユーザID」に基づいて勤務シフトテーブル11を検索することによって指定グループ内の各人の勤務予定を要求元の携帯端末2に送信するようにしている。
図14は、クライアント端末1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU101は、記憶装置102内のオペレーティングシステム、各種アプリケーションソフトに応じてこのクライアント端末1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102は、プログラム領域とデータ領域とを有し、磁気的メモリ、光学的メモリ、半導体メモリなどによって構成されている。この記憶装置102内のプログラム領域には、後述する図16〜図19に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのアプリケーションプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、上述した勤務シフトテーブル11、基本勤務パターンマスタテーブル12、条件設定テーブル13、勤務変更申請テーブル14、グループ設定テーブル15などが格納されている。
この記憶装置102内のプログラム、データは、必要に応じてRAM103にロードされたり、このRAM103内のデータが記憶装置102にセーブされる。一方、CPU101には、その入出力周辺デバイスである通信部104、入力装置105、表示装置106バスラインを介して接続されており、入出力プログラムによってCPU101は、これらの入出力デバイスの動作制御を行う。入力装置105は、キーボード、タッチパネル、マウス、タッチ入力ペン等のポインティングデバイスを構成する操作部であり、文字列データ、各種コマンドの入力を行う。表示装置106は、フルカラー表示を行う液晶表示装置、CRT表示装置、プラズマ表示装置等である。
図15は、携帯端末2の基本的な構成要素を示したブロック図である
携帯端末2は、各担当者の個々に割り当てられたもので、商品管理業務、発注業務などを行う通常のハンディターミナルである。この携帯端末2は、CPU21を中核として記憶部22、RAM23を有するほか、入出力周辺デバイスとしてLAN通信部24、操作部25、表示部26のほか、構内の現在位置を測位するための位置測位部27、商品などを撮影するカメラ撮影部28、商品ラベルからバーコード情報を読み取るバーコードスキャナ29を有する構成となっている。
次ぎに、この実施例における店舗内支援システム(勤務予定送受信システム)の動作概念を図16〜図20に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図16〜図17は、クライアント端末1が実行する勤務予定表作成管理処理を示したフローチャートである。
先ず、クライアント端末1は、初期画面内の処理メニューの中から勤務予定表作成管理処理が指定され、そのプログラムが起動している状態において、オペレータ(管理者)から勤務条件設定の指示を受けた場合には(ステップA1でYES)、勤務条件設定処理を実行する(ステップA2)。この場合、「ユーザID」、「週の最大労働時間」、「1ヶ月の休み」、「勤務不可能時間帯」などが入力されると、この入力データを条件設定テーブル13に登録する動作をその登録終了の指示操作が行われるまで繰り返す(ステップA2、A3)。
また、オペレータから基本勤務パターンの登録指示を受けた場合には(ステップA4でYES)、基本勤務パターン登録処理を実行する(ステップA5)。この場合、図5に示した登録画面上において、曜日別、業務(1)、業務(2)別に「勤務開始時刻」、「業務終了時刻」、「業務」が入力されると、この入力データを基本勤務パターンマスタテーブル12に登録する動作をその登録終了の指示操作が行われるまで繰り返す(ステップA5、A6)。このようにして基本勤務パターンマスタテーブル12、条件設定テーブル13が生成登録されている状態において、オペレータから勤務予定表の新規作成の指示を受けた場合には(ステップA7でYES)、勤務予定表を新規作成する処理に移る(ステップA8)。
図18は、勤務予定表新規作成処理を詳述するためのフローチャートである。
先ず、クライアント端末1は、予め登録されている勤務予定フォーマットを読み出して表示出力させた後(ステップB1)、基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を読み出して勤務予定フォーマット内に配置表示させる(ステップB2〜B5)。すなわち、クライアント端末1は、勤務予定表を作成する対象日が入力指定されると(ステップB2)、指定された対象日の該当曜日を特定すると共に(ステップB3)、この特定曜日に基づいて基本勤務パターンマスタテーブル12をアクセスして該当曜日に対応する「開始時刻」、「終了時刻」、「業務」を担当者毎に読み出して(ステップB4)、勤務予定フォーマット内に対応位置に業務アイコンを配置表示させる(ステップB5)。
このようにして基本勤務パターンマスタテーブル12の内容に応じて勤務予定表が初期表示されている状態において、管理者は、その対象日に営業状況、出勤者などを総合的に考慮して勤務予定表の初期内容を編集するために各担当者別・時間帯別に新たな業務アイコンを割当配置したり、業務アイコンを移動配置すると(ステップB6)、これに応じて勤務予定表の初期内容を編集する処理が行われる(ステップB7)。このようにして1人分の勤務予定を編集すると、条件設定テーブル13から当該担当者対応の「勤務不可能時間帯」を読み出して(ステップB8)、編集後の時間帯と比較すると共に(ステップB9)、当該担当者の週当たりの労働時間と1ヶ月当たりの労働日数を算出し(ステップB10)、この算出結果と条件設定テーブル13内の当該担当者対応の「週の最大労働時間」、「1ヶ月の休み」と比較する(ステップB11)。
この結果、何れかの設定条件に適合するか否かを判別し(ステップB12)、何れの設定条件に該当しない場合には、つまり、勤務条件に適合する場合には(ステップB12でYES)、作成した勤務予定表を確定してその登録を指示する登録ボタンの操作有無をチェックし(ステップB16)、登録ボタンが操作されなければ、勤務予定表の作成を継続させるためにステップB6に戻って次ぎの担当者の勤務予定を編集する処理が行われる。一方、何れか1つの設定条件に該当して勤務条件不適合と判別された場合には(ステップB12でNO)、その条件不適合を示す警告メッセージを表示出力させる(ステップB13)。
ここで、管理者は、警告メッセージを確認し、それを無視する場合、言い換えれば、勤務条件に不適合な場合でもその担当者の承諾を得ているような場合には、例外適用ボタンを操作する(ステップB14)。すると、登録ボタンの操作有無を調べ(ステップB16)、登録ボタンが操作されなければ、勤務予定表の作成を継続させるためにステップB6に戻って次ぎの担当者の勤務予定が行われる。したがって、条件不適合と判別された勤務予定は、有効なデータとして処理される。また、警告メッセージ後、例外適用ボタンが操作されない場合には、条件不適合な担当者を勤務対象外とするための修正処理が行われたことを条件に(ステップB15)、勤務予定表の作成を継続させるためにステップB6に戻る。以下、上述の動作が繰り返された後、作成した勤務予定表を確定してその登録を指示するために登録ボタンが操作されると(ステップB16でYES)、この勤務予定表の内容を勤務シフトテーブル11に登録する(ステップB17)。
このようにして勤務予定表を新規作成した状態において、クライアント端末1は、携帯端末2から勤務予定の確認要求を受け取ると(図16のステップA9でYES)、個人の勤務予定の確認要求か、グループの勤務予定の確認要求かを判別し(ステップA10)、個人の勤務予定の確認要求であれば、図17のステップA11に移る。この場合、携帯端末2から確認要求と共に送信されて来たユーザIDに基づいて勤務シフトテーブル11をアクセスし、当該ユーザID対応の各勤務予定データを全て読み出す。すなわち、クライアント端末1は、たとえば、現在日から1ヶ月先までの勤務予定データを全て読み出す。そして、この各勤務予定データに基づいてWebページを作成して要求元の携帯端末2に送信した後に(ステップA12)、送信済みの各勤務予定データに対応する勤務シフトテーブル11内の「状態区分」をそれぞれ“連絡中(連絡済み)”にセットしておく(ステップA13)。
上述のように個人の勤務予定の確認要求に応じて個人の勤務予定をその要求元に送信することによって当該担当者は、現在日から1ヶ月先までの自己の勤務予定を知ることができるが、この場合、携帯端末2側においては、上述した図8の表示画面内において、担当者は、勤務予定を確認した結果、現時点では変更するかどうか不確定な場合(保留する場合)には、その「チェック欄」にチェックを入れないが、変更が無い場合にはその「チェック欄」にチェックを入れる作業を行う。そして、クライアント端末1は、当該携帯端末2から送信されて来た勤務予定の確認応答を受け取った場合には(図16のステップA17でYES)、当該勤務予定に対応する勤務シフトテーブル11内の「状態区分」を当該応答内容に基づいて変更する(ステップA18)。すなわち、チェックが入れられている勤務予定に対応する「状態区分」を“確認済み”に変更するが、チェックが入れられていない勤務予定に対応する「状態区分」を“連絡中”のままとする。
一方、クライアント端末1は、グループの勤務予定の確認要求を受け取った場合には(図16のステップA10)、図17のステップA14に移り、携帯端末2から勤務予定の確認要求と共に送信されて来たグループIDに基づいてグループ設定テーブル15をアクセスし、このグループIDに対応付けられている全てのユーザIDを読み出し、この各ユーザIDに基づいて勤務シフトテーブル11をアクセスすることによって各担当者の各勤務予定データを全て読み出す(ステップA15)。なお、この場合においても、現在日から1ヶ月先までの勤務予定データを全て読み出し、この各勤務予定データを要求元の携帯端末2に送信する(ステップA16)。これによって要求元では、自己が属するグループ内の他の担当者の勤務予定を知ることができる。
また、クライアント端末1は、携帯端末2から勤務予定の変更依頼を受け取ると(図17のステップA19でYES)、携帯端末2から確認要求と共に送信されて来たユーザIDに基づいて勤務シフトテーブル11をアクセスし、当該ユーザID対応の各勤務予定データを全て読み出す。すなわち、クライアント端末1は、たとえば、現在日から1ヶ月先までの勤務予定データを全て読み出す。そして、この各勤務予定データに基づいてWebページを作成して要求元の携帯端末2に送信した後に(ステップA20)、送信済みの各勤務予定データに対応する勤務シフトテーブル11内の「状態区分」をそれぞれ“変更申請中”にセットしておく(ステップA21)。
このようにして勤務予定の変更依頼に応答して当該担当者対応の各勤務予定データをその依頼元に送信した後において、この携帯端末2から勤務予定の変更データを受信すると(図17のステップA22でYES)、この変更データ(変更依頼された新たな時間帯など)を勤務変更申請テーブル14に登録する処理を行う(ステップA23)。この場合、クライアント端末1は、この変更データに基づいて「ユーザID」、「申請種別ID」、「登録日時」、「開始時刻」、「終了時刻」、「理由」の各項目からなる申請レコードを作成して勤務変更申請テーブル14に登録する。以下、勤務予定が変更される毎に申請レコードを作成して勤務変更申請テーブル14に登録する処理が行われる。
また、クライアント端末1は、オペレータ(管理者)から勤務予定表の表示が指示された場合には(図17のステップA24でYES)、勤務予定表の表示処理に移る(ステップA25)。図19は、勤務予定表の表示処理を詳述するためのフローチャートである。
先ず、クライアント端末1は、勤務予定表のフォーマットを読み出して表示出力させた後(ステップC1)、勤務シフトテーブル11をアクセスし、任意に指定された日付の勤務予定表を読み出し対象として特定して当該勤務予定表の構成データを取得して予定表のフォーマット内に配置表示させる(ステップC2)。この勤務シフトテーブル11内の各予定レコードは、「ユーザID」、「日付」、「作業開始時刻」、「作業終了時刻」、「業務区分」、「状態区分」などの各項目を有し、担当者別・時間帯別に「業務区分」に応じた業務アイコンを対応位置に配置すると共に、各担当者毎にその「状態区分」に応じて現在の状態を配置表示する。
このようにして任意に指定された日付の勤務予定表が表示出力されている状態において、クライアント端末1は、勤務変更申請テーブル14をアクセスし(ステップC3)、その先頭レコードから1レコード分のデータを読み出して(ステップC4)、データの有無をチェックし(ステップC5)、データが有れば、当該レコードに基づいて変更依頼された新たな時間帯を特定し、変更前の時間帯と比較する(ステップC6)。つまり、読み出した申請レコード内の「ユーザID」、「日付」データに基づいて勤務シフトテーブル11内の該当するレコードから変更前の時間帯を読み出し、申請レコード内の変更後の時間帯と比較する。これによって新たに勤務可能となった時間帯を特定して(ステップC7)、当該時間帯に対応する勤務予定表内の桝目部分に○マークを配置表示すると共に(ステップC8)、新たに勤務不可能となった時間帯を特定して(ステップC9)、当該時間帯に対応する勤務予定表内の桝目部分に×マークを配置表示する(ステップC10)。
この結果、たとえば、図2に示した勤務予定表に対してその1行目の担当者から変更依頼があった場合、図12で示したようにその変更箇所に○マーク、×マークが配置表示される。すなわち、勤務予定表の1行目の担当者において、その変更前の時間帯が9時00分〜11時30分で、変更後の時間帯が10時00分〜12時30分の場合に、9時00分〜10時00分の時間帯には×マークが配置表示され、11時30分〜12時30分の時間帯には○マークが配置表示されるが、10時00分〜11時30分の時間帯は、変更が不要な時間帯であり、変更前の業務アイコンがそのまま配置表示される。このようにして1レコード分の処理が終わると、以下、ステップに戻り、勤務変更申請テーブル14から次ぎの申請レコードを読み出し、全レコードに対する処理が終了するまで(ステップC4でYES)、上述のマーク配置処理が繰り返される。
また、クライアント端末1は、オペレータ(管理者)から勤務予定表の編集が指示された場合には(図17のステップA26でYES)、その編集処理を実行する(ステップA27)。たとえば、図12に示すように勤務予定表の1行目に×マーク、○マークが配置表示されている状態において、1行目の×マークを表内から消去したり、○マークの桝目部分に新たな業務アイコンを配置する。この場合、当該担当者の勤務変更に影響されて他の担当者の勤務予定を変更する必要性がある場合には、業務アイコンを新規配置あるいは移動配置する変更操作を行う。なお、図示の例において、9時00分〜10時00分の時間帯では他の担当者の勤務予定を変更せず、1人の担当者で対処する場合を示し、11時30分〜12時30分の時間帯では人数を減らすために2行目の担当者を業務から外した場合を示している。
このように、ある担当者からの勤務変更依頼によって他の担当者の勤務予定を変更する編集処理が行われると、クライアント端末1は、当該他の担当者に変更通知を行うために、その携帯端末2に対して変更後の勤務予定データを自動送信するようにしている。
なお、クライアント端末1は、勤務予定表の印刷が指示されると(ステップA26でNO)、その他の通常処理として勤務予定表の印刷処理が行われる(ステップA28)。なお、通常処理は、印刷処理のほか、勤務予定表を店舗管理サーバ5に転送する処理などが行われる。
図20は、携帯端末2側の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、携帯端末2は、通常と同様に電源投入後に、初期画面が表示されている状態において、担当者からログイン操作が行われると(ステップD1)、ログイン処理(ユーザ認証処理)を実行し(ステップD2)、その結果、正規なユーザでなければ(ステップD3でNO)、そのログイン操作を無効とするためにステップD1に戻るが、正規なユーザであれば、ステップD4に移り、電源投入直後の初期画面に移行させるための終了指示の操作有無をチェックし、終了指示操作が無ければ、オペレータ(担当者)から勤務予定を確認するための指示操作有無をチェックする(ステップD5)。
ここで、オペレータは、勤務予定を確認するための確認指示操作を行う際に、自己が属するグループ内の他の担当者に関する勤務予定を確認するのか、自己(本人)の勤務予定を確認するのかを指定する指定操作を合わせて行う。すると、携帯端末2は、この指定操作に基づいてグループ/本人の判別を行い(ステップD6)、グループが指定された場合には、グループ識別情報(グループID)と共に、勤務予定の確認要求をクライアント端末1に対して送信した後(ステップD7)、これに応答してクライアント端末1から送信されて来た当該グループ内の各担当者の勤務予定を受信して表示出力させる(ステップD8)。
一方、本人が指定された場合には、自己のユーザIDと共に、勤務予定の確認要求をクライアント端末1に対して送信した後(ステップD9)、これに応答してクライアント端末1から送信されて来たグループ内の各担当者の勤務予定を受信して表示出力させる(ステップD10)。この確認画面は、図8に示すように、「日付・曜日」、「勤務時間」、「業務」、「チェック欄」の各項目が設けられており、担当者は、勤務予定を確認した結果、変更が無い場合には、その勤務予定に対応する「チェック欄」にチェックを入れるが、現時点では変更するかどうか不確定な場合(保留するような場合)には、チェックを入れないようにする(ステップD11)。このようにして勤務予定を確認した後は、当該ユーザIDと共にチェック結果を確認応答としてクライアント端末1側に送信する(ステップD12)。なお、上述したように、クライアント端末1側では当該チェック結果に応じて状態区分を変更する処理が行われる(図16のステップA17、A18)。
また、携帯端末2は、オペレータから勤務予定の変更を指示する指示操作の有無をチェックし(ステップD13)、その指示操作が行われた場合には、クライアント端末1に対して勤務予定の変更依頼を送信する(ステップD14)。これに応答してクライアント端末1から送信されて来た勤務予定を受信して表示出力すると共に(ステップD15)、図9で示した表示画面内において、変更対象としての任意の日付位置がタッチ指定されると(ステップD16)、図10に示した変更入力画面に切り換え表示される(ステップD17)。
この変更入力画面は、指定日付対応の画面であり、この入力画面内に変更データ(変更時間帯)を入力すると(ステップD17)、入力された変更データはユーザIDと共にクライアント端末1に送信される(ステップD18)。この場合、上述したように、クライアント端末1側では、変更データを勤務変更申請テーブル14に登録する処理が行われる(図17のステップA22、A23)。なお、ステップD13でNOと判断された場合には、通常処理に移る(ステップD20)。また、終了指示操作が行われたことがステップD4で判別された場合には、ステップD1に戻り、電源投入直後の初期画面に移行させる。
以上のように、この実施例においてクライアント端末1は、勤務予定表を作成して記憶管理している状態において、携帯端末2から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元の携帯端末2に送信し、また、携帯端末2から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示するようにしたから、担当者からの要求に応じて当該担当者対応の勤務予定データを要求元に送信することができ、担当者からの変更依頼に応答して勤務予定表内の変更箇所を明示することができる。したがって、各担当者にあっては、急用発生時など、必要に応じて自己の勤務予定の確認することができるほかに勤務予定の変更を依頼することができ、また、勤務予定表を作成する管理者にあっては、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を容易に確認することができ、変更箇所の誤認混同などのおそれもなく、勤務予定表の一部を確実に編集することができる。
この場合、クライアント端末1は、勤務シフトテーブル11の状態区分を現在の状態に応じて変更するようにしたから、初期状態を示す“予定”、担当者に対して勤務予定を連絡した状態を示す“連絡中(連絡済)”、連絡先の担当者が勤務予定を確認した状態を示す“確認済み”、勤務予定の変更依頼を受けた状態を示す“変更申請中”、担当者による確認済み状態において管理者によって確定操作が行われたことを示す“確定”などの現在の状態を管理することができる。この場合、勤務予定表を表示出力する際に、各勤務予定対応の状態区分の内容を勤務予定表内に案内表示するようにしたから、状態区分によって現在の様子を何時でも容易に確認することができる。
クライアント端末1は、携帯端末2から自己が属するグループに対する勤務予定の確認要求を受けた際に、当該グループに属する各担当者毎の勤務予定データを読み出して要求元の携帯端末2に送信するようにしたから、グループに属する他の担当者の勤務予定をも知ることができる。この場合、好き嫌いという人間関係、作業の習熟度などによって同一時間帯での勤務を希望したり、避けることができ、作業の効率化を期待することができるなど、店舗運営上でも有効なものとなる。
勤務予定表の表示画面は、各担当者を配置した担当者項目欄と各時間帯を配置した時間帯項目欄とが交差するマトリックス状の各桝目部分に、勤務対象および業務内容を示すアイコンを表示出力した画面であり、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する際に、勤務可能な時間帯を示す○マークと勤務不可能な時間帯を示す×マークとを該当位置に配置表示するようにしたから、勤務予定表の表示画面上で変更すべき箇所を一層容易に確認することができる。
一方、クライアント端末1は、勤務予定表を作成する過程において、条件設定テーブル13を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別し、条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を警告メッセージによって報知し、この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続するようにしたから、原則的に勤務条件に不適合な場合でもその担当者の承諾を得ているような場合、たとえば、原則的に休日勤務が不可能であっても、今週だけは勤務可能な場合には、その条件を設定し直すことなく、勤務予定表の作成を継続することができ、例外的な条件変更時でも素早く対処することが可能となり、作成作業を効率良く行うことができる。
また、クライアント端末1は、携帯端末2から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた後、この変更依頼に伴って他の担当者の勤務予定データを変更する編集処理を実行した際には、当該担当者側の携帯端末2に対して変更後の勤務予定データを送信して変更通知を行うようにしたから、ある担当者による突然な勤務変更によって他の担当者の勤務予定が変更されたとしても、当該他の担当者は、クライアント端末1から送信されて来た勤務予定の変更通知を受け取ることによって素早い対応が可能となり、突然の勤務変更による悪影響を極力防止することができる。すなわち、当該他の担当者は、変更通知によって変更された自己の勤務予定を確認した結果、時間的な調整がつかない場合にはその変更依頼をクライアント端末1に対して要請することもできる。
なお、上述した実施例においては、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する際に、○マーク、×マークによって行うようにしたが、識別表示の形態は任意であり、たとえば、○マーク、×マーク以外のマークを配置表示したり、変更箇所の業務アイコンに特殊記号あるいは図形などを付加表示したり、変更箇所の業務アイコンに網掛け表示を施したり、表示色を変更したり、点滅速度を変更するようにしてもよい。さらに、勤務予定の変更に伴って影響される他の各担当者の勤務予定を明示するために、当該部分を識別可能に表示するようにしてもよい。
上述した実施例において勤務予定表の表示形態は、図2で示した形態に限らず、任意である。たとえば、担当者、時間帯に対応する桝目部分に業務アイコンを配置する場合に限らず、担当者、業務区分に対応する桝目部分に時間帯を配置表示したり、時間帯、業務区分に対応する桝目部分に担当者を配置表示するようにしてもよい。また、日単位以外にも、週単位、月単位の勤務予定表を作成表示するようにしてもよい。
上述した実施例においては、勤務予定表内に「状態区分」の項目を設け、この項目内に状態区分を示す文字列を各担当者に対応付けて配置表示するようにしたが、担当者項目に状態区分を示す表示色を施すことによって担当者別に現在の状態を識別可能に表示するようにしてもよい。
上述した実施例においてクライアント端末1は、何れかの携帯端末2から勤務予定の確認要求を受けた際あるいは勤務予定の変更依頼を受けた際に、当該担当者の勤務予定データを要求元に送信する場合において、現在日からの当該担当者の全ての勤務予定を一括送信するようにしたが、担当者から任意の日付/曜日が指定された場合に、クライアント端末1は、指定日付/曜日の勤務予定データのみをその要求元に送信するようにしてもよい。このことは、グループ指定による確認要求の場合においても同様であり、当該グループに属する各担当者に対して、指定日付/曜日の勤務予定データを送信するようにしてもよい。
上述した実施例においては、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する際に、この時間帯を30分単位とした場合を例示したが、たとえば、5分単位、10分単位、60分単位、12時間単位、24時間(日)単位などの時間帯であってよく、さらには、午前の時間帯/午後の時間帯あるいは曜日を時間帯としてもよい。つまり、時間帯とは、時刻を単位とするものに限らず、日、週、月、年を単位とするものであってもよく、時間的な隔たりを意味している。
その他、勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置として、上述した実施例においては、クライアント端末を例示したが、その勤務予定表作成管理装置としての機能の一部を店舗管理サーバ5側で実行させたり、勤務予定表作成管理装置としての全ての機能を店舗管理サーバ5側で実行させるようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどの店舗に適用する場合を示したが、たとえば、病院において医師、看護師の勤務予定表を作成管理したり、建築工事現場において作業員の勤務予定表を作成管理するようにしてもよい。
一方、コンピュータに対して、上述した各手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体(たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する機能と、この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する機能と、ネットワークを介して接続されている担当者側の端末装置から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元の端末装置に送信する機能と、担当者側の端末装置から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
また、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する記録媒体であって、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する機能と、勤務予定表を作成する過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別する機能と、勤務条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を報知する機能と、この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続する機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
店舗内支援システムの全体構成の概要を示したブロック図。 クライアント端末1において勤務予定表を新規作成する場合の作成画面を示した図。 勤務予定表作成画面の内容に基づいて自動生成された勤務シフトテーブル11の内容を示した図。 基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を登録する登録画面を示した図。 基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を登録する登録画面を示した図。 基本勤務パターンマスタテーブル12の内容を登録する際に参照される各種の参照画面を示した図。 勤務予定表を新規作成する際にその作成を支援するための条件設定テーブル13の内容を示した図。 クライアント端末1に対して自己の勤務予定の確認要求を行った際に、それに応答して送信されて来た勤務予定データの表示画面(携帯端末画面)を示した図。 クライアント端末1に対して勤務予定の変更依頼を行った際に、それに応答して送信されて来た勤務予定データの表示画面(携帯端末画面)を示した図。 図9で示した表示画面から変更入力画面に切り換えられた状態を示した図。 クライアント端末1側に設けられている勤務変更申請テーブル14の内容を示した図。 勤務変更申請テーブル14の内容に基づいて勤務予定表を変更して表示した場合の表示状態図。 クライアント端末1側に設けられているグループ設定テーブル15の内容を示した図。 クライアント端末1の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯端末2の基本的な構成要素を示したブロック図。 クライアント端末1が実行する勤務予定表作成管理処理を示したフローチャート。 図16に続く、勤務予定表作成管理処理を示したフローチャート。 図16に示した勤務予定表新規作成処理(ステップA8)を詳述するためのフローチャート。 図17に示した勤務予定表の表示処理を詳述するためのフローチャート。 携帯端末2側の全体動作の概要を示したフローチャート。
符号の説明
1 勤務予定表作成管理装置(クライアント端末)
2 携帯型情報端末装置(携帯端末)
3 無線/有線LAN
4 アクセスポイント
5 店舗管理サーバ
11 勤務シフトテーブル
12 基本勤務パターンマスタテーブル
13 条件設定テーブル
14 勤務変更申請テーブル
15 グループ設定テーブル
21、101 CPU
22 記憶部
24、104 通信部
25 操作部
26 表示部
105 入力装置
106 表示装置

Claims (13)

  1. 複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置であって、
    複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、
    この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する勤務予定記憶手段と、
    ネットワークを介して接続されている担当者側の端末装置から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元の端末装置に送信する送信手段と、
    担当者側の端末装置から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする勤務予定表作成管理装置。
  2. 前記勤務予定記憶手段内の各勤務予定データは、少なくても、担当者、時間帯、状態区分の各項目を有し、
    前記担当者対応の勤務予定データを送信した後に、この担当者側の端末装置から勤務予定の確定を示す応答を受けた場合には、担当者による確認済み状態を示す状態区分に変更し、勤務予定の変更依頼を受けた場合には、変更依頼を受け状態を示す状態区分に変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の勤務予定表作成管理装置。
  3. 前記担当者対応の勤務予定データを送信した際には、当該勤務予定データに対応する状態区分を連絡済みに変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の勤務予定表作成管理装置。
  4. 勤務予定表を表示出力する際に、各勤務予定に対応付けて前記状態区分の内容を勤務予定表内に表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の勤務予定表作成管理装置。
  5. 担当者側の端末装置から自己が属するグループに対する勤務予定の確認要求を受けた際に、前記送信手段は、当該グループに属する各担当者毎の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元の端末装置に送信する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の勤務予定表作成管理装置。
  6. 前記勤務予定表の表示画面は、各担当者を配置した担当者項目欄と各時間帯を配置した時間帯項目欄とが交差するマトリックス状の各桝目部分に、勤務対象および業務内容を示すアイコンを表示出力した画面であり、
    前記表示手段は、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する際に、勤務可能な時間帯を示す第1マークと勤務不可能な時間帯を示す第2のマークとを該当位置に配置表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の勤務予定表作成管理装置。
  7. コンピュータに対して、
    複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する機能と、
    この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する機能と、
    ネットワークを介して接続されている担当者側の端末装置から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを読み出して要求元の端末装置に送信する機能と、
    担当者側の端末装置から勤務時間帯の変更依頼を受けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. 複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置であって、
    複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、
    この作成手段によって勤務予定表を作成している過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって勤務条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を報知する報知手段と、
    この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続する作成制御手段と、
    を具備したことを特徴とする勤務予定表作成管理装置。
  9. 前記勤務条件は、所定期間当たりの最大労働時間、所定期間当たりの休日数、勤務不可能な日、勤務不可能な時間帯、勤務可能な日、勤務可能な時間帯を示す各条件のうち、少なくてもその何れか1つの条件である、ことを特徴とする請求項8記載の勤務予定表作成管理装置。
  10. コンピュータに対して、
    複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する機能と、
    勤務予定表を作成する過程において、予め担当者別に登録されている勤務条件を参照することによって担当者毎に勤務条件に適合するか否かを判別する機能と、
    勤務条件に不適合であることが判別された際に、その条件不適合を報知する機能と、
    この条件不適合報知が行われた後に所定の指示操作が行われた際に、条件不適合と判別された勤務予定を有効データとして処理して勤務予定表の作成を継続する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. 複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成して記憶管理する勤務予定表作成管理装置と各担当者所持の携帯型情報端末とがネットワークを介して接続されている勤務予定送受信システムにおいて、
    前記作成管理装置は、複数の担当者を時間帯別に割り当てた勤務予定表を作成する作成手段と、この作成手段によって作成された勤務予定表を構成する各データを記憶管理する勤務予定記憶手段と、何れかの担当者端末から自己の勤務予定の確認要求を受けた際に、当該担当者対応の勤務予定データを前記勤務予定記憶手段から読み出して要求元端末に送信する送信手段と、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた際に、変更依頼された新たな時間帯と変更前の元の時間帯に基づいて新たに勤務可能となった時間帯と勤務不可能となった時間帯とを勤務予定表の表示画面内に識別可能に表示する表示手段とを具備し、
    前記各担当者所持の携帯型情報端末は、前記作成管理装置に対して担当者識別情報と共に勤務予定の確認要求を送信することによって当該作成管理装置から送信された当該担当者対応の勤務予定データを受信する受信手段と、この受信手段によって受信した勤務予定データを表示する表示手段と、勤務予定の勤務時間帯を変更する変更依頼を行う際には、新たな時間帯を指定して前記作成管理装置に送信する送信手段とを具備した、
    ことを特徴とする勤務予定送受信システム。
  12. 前記作成管理装置は、担当者端末から勤務時間帯の変更依頼を受け付けた後、この変更依頼に伴って他の担当者の勤務予定データを変更する編集処理を実行した際には、当該担当者端末に対して変更後の勤務予定データを通知する、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の勤務予定送受信システム。
  13. 前記各携帯型情報端末側は、前記勤務予定の変更依頼を行わない場合には、勤務予定の確定を指示する確定応答あるいは勤務予定の確定を保留する保留応答を行うようにした、ことを特徴とする請求項11記載の勤務予定送受信システム。
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