JPWO2020067137A1 - 勤務シフト作成装置、学習モデル、及びコンピュータプログラム - Google Patents

勤務シフト作成装置、学習モデル、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

勤務シフト作成装置、学習モデル、及びコンピュータプログラムの提供。設定した時間枠に割り当てる勤務者を決定することにより勤務シフトを作成する勤務シフト作成装置であって、他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報を取得する取得部と、取得部にて取得した属性情報に基づき、時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価する評価部と、評価部による評価結果に基づき、時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定する決定部とを備える。

Description

本発明は、勤務シフト作成装置、学習モデル、及びコンピュータプログラムに関する。
工場、介護施設、小売店、飲食店などにおいては、勤務の曜日や時間帯が定められた固定的な勤務形態ではなく、日毎、時間帯毎に個別に勤務形態が定められたシフト勤務が行われている。
シフト勤務を採用する職場では、勤務者を管理する立場にある管理者が、勤務者の属性や要望に基づいて、日毎、時間帯毎に個別の勤務シフトを作成していることが一般的である。
勤務シフトの作成においては、複数の勤務者の属性や要望をパラメータとして多岐にわたり考慮することが求められることから、勤務シフトの作成を支援するシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平11−66151号公報
しかしながら、従来では、個々の勤務者の要望や属性に基づき、勤務シフトを作成する構成としており、複数の勤務者間の関係性を考慮して勤務シフトを作成することは困難である。
本発明は、複数の勤務者間の関係性を考慮して勤務シフトを作成することができる勤務シフト作成装置、学習モデル、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る勤務シフト作成装置は、設定した時間枠に割り当てる勤務者を決定することにより勤務シフトを作成する勤務シフト作成装置であって、他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報を取得する取得部と、該取得部にて取得した属性情報に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価する評価部と、該評価部による評価結果に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定する決定部とを備える。
本発明の一態様に係る学習モデルは、他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報が入力される入力層と、勤務者の属性情報と設定された時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせの良否を示すラベルデータとを含む教師データに基づき、前記属性情報と前記組み合わせの良否との関係を学習した中間層と、勤務者の組み合わせに対する良否を示すデータを出力する出力層とを備え、前記入力層に入力される属性情報に基づき、前記中間層で演算し、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせに対する良否を示すデータを前記出力層から出力する処理に用いられる。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報を取得し、取得した属性情報に基づき、設定した時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価し、評価した結果に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本願によれば、複数の勤務者の関係性を考慮して勤務シフトを作成することができる。
実施の形態1に係る勤務シフト作成システムを説明する模式的説明図である。 管理者端末の内部構成を説明するブロック図である。 勤務者端末の内部構成を説明するブロック図である。 サーバ装置の内部構成を説明するブロック図である。 時間枠テーブルの一例を示す概念図である。 基本属性テーブルの一例を示す概念図である。 相性テーブルの一例を示す概念図である。 希望シフト集計テーブルの一例を示す概念図である。 評価テーブルの一例を示す概念図である。 学習モデルの構成例を示す模式図である。 学習モデルの生成手順を説明するフローチャートである。 実施の形態1における勤務シフトの作成手順を説明するフローチャートである。 実施の形態1における勤務シフトの作成手順を説明するフローチャートである。 相性データの入力を受付ける受付画面の一例を示す模式図である。 実施の形態2における学習モデルの再学習手順を説明するフローチャートである。 問い合わせ画面の一例を示す模式図である。 実施の形態3に係る時間枠の設定例を示す概念図である。 時間枠の調整手順を説明するフローチャートである。 実施の形態4におけるサーバ装置が実行する調整処理の手順を説明するフローチャートである。 勤務シフトの作成状況を通知する通知画面の一例を示す模式図である。 勤務時間の変更受付画面の一例を示す模式図である。 実施の形態6におけるサーバ装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 休暇申請画面の一例を示す模式図である。 実施の形態7におけるサーバ装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 割当人数の決定手法を説明する説明図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る勤務シフト作成システムを説明する模式的説明図である。実施の形態1に係る勤務シフト作成システムは、管理者が使用する管理者端末10、勤務者(図1の例では勤務者A〜E)がそれぞれ使用する勤務者端末20A〜20E、並びに、管理者端末10及び勤務者端末20A〜20Eから入力される情報に基づき、勤務シフトを作成するサーバ装置30を備える。管理者端末10、勤務者端末20A〜20E、及びサーバ装置30は、インターネット網などのネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
本実施の形態において、管理者は、勤務者の勤務状況を管理する者であり、勤務シフトを作成し、必要に応じて勤務シフトを変更する権限を有する。管理者は、勤務者を割り当てる時間枠、各時間枠に割り当てる勤務者の人数、勤務者間の相性等を管理者端末10を用いて設定する。管理者によって設定された時間枠、各時間枠に割り当てる勤務者の人数、勤務者間の相性等のデータは、サーバ装置30へ送信され、サーバ装置30に記憶される。
本実施の形態において、勤務者は、日毎、時間帯毎に個別に勤務形態を定めて勤務に就くシフト勤務の従事者である。勤務者は、サーバ装置30からの要求に応じて、それぞれが希望する希望シフトを勤務者端末20A〜20Eを用いて入力し、入力した希望シフトをサーバ装置30に通知する。
サーバ装置30は、勤務者から通知される希望シフトに基づき、勤務シフトを作成する。このとき、サーバ装置30は、勤務者間の相性データを含む勤務者の属性データに基づき、各時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価し、評価結果を参照して各時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定することにより、勤務シフトを作成する。サーバ装置30は、作成した勤務シフトを管理者端末10及び勤務者端末20A〜20Eへ通知する。
なお、図1の例では、便宜的に5人の勤務者A〜Eを示したが、勤務者の人数は5人に限定されるものではない。また、以下の説明において、勤務者端末20A〜20Eを区別して説明する必要がない場合、単に勤務者端末20(図3を参照)とも記載する。
図2は管理者端末10の内部構成を説明するブロック図である。管理者端末10は、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどの端末装置であり、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15を備える。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部11のCPUは、ROM又は記憶部12に予め記憶された各種プログラムをRAMに展開して実行することにより、上述した各種ハードウェアの動作を制御する。
なお、制御部11は、上記の構成に限定されるものではなく、1又は複数のCPU、マルチコアCPU、マイコン等を含む任意の処理回路であればよい。また、制御部11は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクなどを用いた記憶装置を備える。記憶部12には、制御部11によって実行される各種コンピュータプログラム、及びコンピュータプログラムの実行に必要なデータ等が記憶される。記憶部12に記憶されるコンピュータプログラムには、管理者端末10の動作全体を制御するためのプログラムであるオペレーティングシステム、管理者から各種データの入力を受付けるためのアプリケーションプログラム等が含まれる。
なお、記憶部12に記憶されるプログラムは、当該プログラムを読み取り可能に記録した非一時的な記録媒体により提供されてもよい。記録媒体は、例えば、CD−ROM、USBメモリ、SD(Secure Digital)カード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)などの可搬型メモリである。この場合、制御部11は、不図示の読取装置を用いて記録媒体から各種プログラムを読み取り、読み取った各種プログラムを記憶部12にインストールすることが可能である。また、記憶部12に記憶されるプログラムは、通信部13を介した通信により提供されてもよい。この場合、制御部11は、通信部13を通じて各種プログラムを取得し、取得した各種プログラムを記憶部12にインストールすることができる。
通信部13は、ネットワークNに接続するための接続インタフェースを備える。通信部13は、サーバ装置30等から送信される情報をネットワークNを通じて受信した場合、受信した情報を制御部11へ出力する。制御部11は、通信部13を通じて受信した情報に基づき、適宜の処理を実行する。また、通信部13は、サーバ装置30等へ送信すべき情報を制御部11から取得した場合、ネットワークNを通じてサーバ装置30等へ送信する。
操作部14は、キーボード、マウスなどの入力インタフェースを備えており、管理者による操作を受付ける。表示部15は、液晶ディスプレイ装置などを備えており、管理者に対して報知すべき情報を表示する。
図3は勤務者端末20の内部構成を説明するブロック図である。勤務者端末20は、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータなどの端末装置であり、制御部21、記憶部22、通信部23、操作部24、及び表示部25を備える。
制御部21は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備える。制御部21のCPUは、ROM又は記憶部22に予め記憶された各種プログラムをRAMに展開して実行することにより、上述した各種ハードウェアの動作を制御する。
なお、制御部21は、上記の構成に限定されるものではなく、1又は複数のCPU、マルチコアCPU、マイコン等を含む任意の処理回路であればよい。また、制御部21は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部22は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどを用いた記憶装置を備える。記憶部22には、制御部21によって実行される各種コンピュータプログラム、及びコンピュータプログラムの実行に必要なデータ等が記憶される。記憶部22に記憶されるコンピュータプログラムには、勤務者端末20の動作全体を制御するためのプログラムであるオペレーティングシステム、勤務者から各種データの入力を受付けるためのアプリケーションプログラム等が含まれる。
なお、記憶部22に記憶されるプログラムは、当該プログラムを読み取り可能に記録した非一時的な記録媒体により提供されてもよい。記録媒体は、例えば、CD−ROM、USBメモリ、SDカード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュなどの可搬型メモリである。この場合、制御部21は、不図示の読取装置を用いて記録媒体から各種プログラムを読み取り、読み取った各種プログラムを記憶部22にインストールすることが可能である。また、記憶部22に記憶されるプログラムは、通信部23を介した通信により提供されてもよい。この場合、制御部21は、通信部23を通じて各種プログラムを取得し、取得した各種プログラムを記憶部22にインストールすることができる。
通信部23は、ネットワークNに接続するための接続インタフェースを備える。通信部23は、サーバ装置30等から送信される情報をネットワークNを通じて受信した場合、受信した情報を制御部21へ出力する。制御部21は、通信部23を通じて受信した情報に基づき、適宜の処理を実行する。また、通信部23は、サーバ装置30等へ送信すべき情報を制御部21から取得した場合、ネットワークNを通じてサーバ装置30等へ送信する。
操作部24は、キーボード、マウスなどの入力インタフェースを備えており、勤務者による操作を受付ける。表示部25は、液晶ディスプレイ装置などを備えており、勤務者に対して報知すべき情報を表示する。
図4はサーバ装置30の内部構成を説明するブロック図である。サーバ装置30は、例えば、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、及び表示部35を備える。
制御部31は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備える。制御部31のCPUは、ROM又は記憶部32に予め記憶された各種プログラムをRAMに展開して実行することにより、上述した各種ハードウェアの動作を制御し、装置全体を本願の勤務シフト作成装置として機能させる。
なお、制御部31は、CPU、ROMおよびRAMを備える構成としたが、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(Digital Signal Processor)、量子プロセッサ、揮発性または不揮発性のメモリ等を備える1又は複数の演算回路であってもよい。また、制御部31は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部32は、SRAM、フラッシュメモリ、ハードディスクなどを用いた記憶装置を備える。記憶部32には、制御部31によって実行される各種コンピュータプログラム、及びコンピュータプログラムの実行に必要な各種データ等が記憶される。
記憶部32に記憶されるコンピュータプログラムには、サーバ装置30の動作全体を制御するためのコンピュータプログラムであるオペレーティングシステム、管理者端末10及び勤務者端末20から取得した情報に基づき、勤務シフトを作成するためのコンピュータプログラムである勤務シフト作成プログラム等が含まれる。
なお、記憶部32に記憶されるプログラムは、当該プログラムを読み取り可能に記録した非一時的な記録媒体Mにより提供されてもよい。記録媒体Mは、例えば、CD−ROM、USBメモリ、SDカード、マイクロSDカード、コンパクトフラッシュなどの可搬型メモリである。この場合、制御部31は、不図示の読取装置を用いて記録媒体Mから各種プログラムを読み取り、読み取った各種プログラムを記憶部32にインストールすることが可能である。また、記憶部32に記憶されるプログラムは、通信部33を介した通信により提供されてもよい。この場合、制御部31は、通信部33を通じて各種プログラムを取得し、取得した各種プログラムを記憶部32にインストールすることができる。
記憶部32に記憶されるデータには、勤務者の割り当てを規定する時間枠情報、勤務者の属性を示す属性情報が含まれる。
記憶部32は、時間枠情報を記憶するテーブルとして、時間枠テーブル320を備える。図5は時間枠テーブル320の一例を示す概念図である。時間枠テーブル320には、所定期間毎(例えば1ヶ月毎)に設定された時間枠の情報と、各時間枠に割り当てるべき勤務者の人数の情報とが記憶される。サーバ装置30は、例えば、時間枠の情報及び各時間枠に割り当てるべき勤務者の人数を管理者端末10から取得し、取得した情報を時間枠テーブル320に記憶させる。図5に示した例では、「10月1日」から「10月31日」の期間に対して設定された時間枠の情報と、各時間枠において割り当てる勤務者の人数とが時間枠テーブル320に登録されている状態を示している。なお、時間枠は3つに限定されるものではなく、業務形態に応じて任意に設定することが可能である。
また、記憶部32は、勤務者の属性情報を記憶するテーブルとして、基本属性を記憶する基本属性テーブル321、勤務者間の相性を記憶する相性テーブル322、各勤務者の希望シフトを集計した希望シフト集計テーブル323、各勤務者に対する評価を記憶した評価テーブル324等を備える。
図6は基本属性テーブル321の一例を示す概念図である。基本属性テーブル321には、勤務者の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、勤務可能地域等の勤務者の基本属性が記憶される。サーバ装置30は、管理者端末10又は勤務者端末20から必要な情報を取得し、取得した情報を基本属性テーブル321に記憶させる。なお、基本属性は、上述した内容に限定されるものではなく、勤務者の勤務年数の情報、勤務者の役職(正社員、派遣、パート、マネージャ等)の情報、後述する勤務者レベルの情報等を含んでいてもよい。
図7は相性テーブル322の一例を示す概念図である。相性テーブル322には、勤務者間の相性データが記憶される。相性データは、例えば5段階の整数値であり、管理者の主観によって設定される。図7の例では、相性データが「5」の場合、最も相性が良く、相性データが「1」の場合、最も相性が悪いことを示している。サーバ装置30は、管理者端末10にて設定される相性データを取得し、取得した相性データを相性テーブル322に記憶させる。
図8は希望シフト集計テーブル323の一例を示す概念図である。希望シフト集計テーブル323には、各勤務者から提出された希望シフトの情報が記憶される。図8に示す希望シフト集計テーブル323の例において、「可」が入力されている時間枠は、勤務者が勤務を希望した時間枠を示し、「不可」が入力されている時間枠は、勤務者が勤務を希望しない時間枠を示している。また、「−」が入力されている時間枠は、勤務者は勤務を希望していないが、要望に応じて勤務が可能である時間枠を示している。サーバ装置30は、勤務者端末20から必要な情報を取得し、取得した情報を希望シフト集計テーブル323に記憶させる。また、各勤務者の勤務者端末20から情報を収集する構成に代えて、管理者端末10にて各勤務者の希望シフトを取り纏め、各勤務者の希望シフトをサーバ装置30から一括して取得する構成としてもよい。
図9は評価テーブル324の一例を示す概念図である。評価テーブル324には、例えば、管理者評価、業務効率、売上高、勤務者レベル等の情報が勤務者毎に記憶される。管理者評価は、勤務者に対する管理者の主観評価を示す値であり、例えば5段階の整数値により設定される。図9の例では、管理者評価が「5」の場合、最も評価が高く、管理者評価が「1」の場合、最も評価が低いことを示している。業務効率は、各勤務者の単位時間当たりの業務量を数値化したものを表している。売上高は、各勤務者の売上高を表し、例えば時間枠内での売上高を基準に算出され得る。1つの時間枠に複数の勤務者が割り当てられている場合、売上高を勤務者の人数で等分して算出してもよく、各勤務者の業務効率を基に算出した重みを考慮して各勤務者の売上高を算出してもよい。勤務者レベルは、各勤務者の業務スキルを客観的に評価した値であり、例えば勤務時間の累計を基に算出され得る。図9の例では、業務レベルは「1」から段階的に上昇する整数値によって表されており、勤務時間の累計が0〜X時間(Xは適宜の値)に達するまではレベル「1」、勤務時間の累計がX時間を超えた場合にレベル「2」といったように段階的に上場するように設定されている。
また、記憶部32には、勤務者の属性データに基づき、勤務者の組み合わせの良否を判定する処理に用いられる学習モデル300が記憶される。学習モデル300は、サーバ装置30が作成する勤務シフトにおいて、1つの時間枠に対して複数の勤務者を割り当てる際、勤務者の組み合わせを評価するために用いられる。学習モデル300は、その定義情報によって記述される。学習モデル300の定義情報は、学習モデル300の構造情報、学習モデル300で用いられるノード間の重み及びバイアスなどの各種パラメータ等を含む。本実施形態では、勤務者の属性データと、勤務者の組み合わせの良否を示すラベルデータとを教師データとして、所定の学習アルゴリズムによって予め学習された学習モデル300が記憶部32に記憶されているものとする。
通信部33は、ネットワークNに接続するための接続インタフェースを備える。通信部33は、管理者端末10、勤務者端末20等から送信される情報をネットワークNを通じて受信した場合、受信した情報を制御部31へ出力する。制御部31は、通信部33を通じて受信した情報に基づき、適宜の処理を実行する。また、通信部33は、管理者端末10、勤務者端末20等へ送信すべき情報を制御部31から取得した場合、ネットワークNを通じて管理者端末10、勤務者端末20等へ送信する。
操作部34は、キーボード、マウスなどの入力インタフェースを備えており、勤務者による操作を受付ける。表示部35は、液晶ディスプレイ装置などを備えており、勤務者に対して報知すべき情報を表示する。なお、本実施の形態では、サーバ装置30が操作部34及び表示部35を備える構成としたが、操作部34及び表示部35は必須ではなく、外部に接続されたコンピュータを通じて操作を受付け、通知すべき情報を外部のコンピュータへ出力する構成であってもよい。
なお、本実施の形態では、簡略化のために、サーバ装置30を1つの装置として記載したが、複数の処理装置により構成されてもよく、1又は複数の仮想マシンにより構成されるものであってもよい。
図10は学習モデル300の構成例を示す模式図である。学習モデル300は、深層学習を含む機械学習の学習モデルであり、例えばニューラルネットワークにより構成されている。学習モデル300は、入力層301、中間層302、及び出力層303を備える。なお、図10の例では、中間層302を2つ記載しているが、中間層302の数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。
入力層301、中間層302、及び出力層303には、それぞれ1つ以上のノードが存在し、各層のノードは、前後の層に存在するノードと一方向に所望の重み及びバイアスで結合されている。
入力層301の各ノードには、勤務者間の相性データを含む各勤務者の属性データが与えられる。なお、入力層301を構成するノードの数は、入力するデータの数に応じて適宜設計され得る。入力層301の各ノードに与えられたデータは、最初の中間層302に与えられる。その中間層302において重み及びバイアスを含む活性化関数を用いて出力が算出され、算出された値が次の中間層302に与えられ、以下同様にして出力層303の出力が求められるまで次々と後の層に伝達される。なお、ノード間を結合する重み、バイアス等の各種パラメータは、所定の学習アルゴリズムによって学習される。各種パラメータを学習する学習アルゴリズムには、例えば深層学習の学習アルゴリズムが用いられる。入力データとして、勤務者の相性データを含む属性データを用いる場合、当該属性データと、勤務者の組み合わせの良否を示すラベルデータとを含む教師データを用いて学習が行われる。
出力層303は、組み合わせの良否を示すデータを出力する。出力層303によるデータの出力形態は任意である。例えば、出力層303は、想定される組み合わせの数だけノードを有し、各ノードから各組み合わせに対する良否を示す数値を出力する構成とすることができる。このとき、出力層303は、下限を「0」、上限を「1」として、各組み合わせの良否を0〜1の範囲の数値で出力してもよい。図10に示した例では、勤務者A、勤務者B、勤務者Cの組み合わせの良否を示す数値が「0.95」であり、他の組み合わせの良否を示す数値よりも高いため、勤務者A、勤務者B、勤務者Cが最も良い組み合わせであると推定することができる。なお、出力層303を構成するノードの数、及び各ノードの出力形態は、上記に限定されるものではなく、勤務者の数などに応じて適宜設計することが可能である。
図11は学習モデル300の生成手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、通信部33又は操作部34を通じて、学習モデル300を生成するための教師データを取得する(ステップS11)。教師データは、例えば、勤務者間の相性データを含む属性データと、管理者が設定した組み合わせの良否を示すラベルデータ(例えば、0〜1の数値)とを含む。学習モデル300に入力する属性データは、相性データの他、勤務年数、役職、勤務者レベルの情報を含んでいてもよい。属性データは、勤務者の年齢、通勤コスト、通勤距離、勤務時間、勤務超過時間、及び給与額の情報を含んでもよい。教師データは、例えば管理者端末10を用いて管理者によって用意される。サーバ装置30は、管理者端末10と通信を行うことにより、管理者端末10にて用意された教師データを取得することができる。また、サーバ装置30の操作部34を通じて管理者が直接的に教師データを入力する構成としてもよい。
次いで、制御部31は、教師データとして含まれる属性データを学習モデル300へ入力し(ステップS12)、学習モデル300から推定結果を取得する(ステップS13)。学習が開始される前の段階では、学習モデル300を記述する定義情報には、初期設定値が与えられているものとする。学習モデル300の入力層301を構成する各ノードには、例えば各勤務者の属性データが与えられる。入力層301の各ノードに与えられたデータは、隣接する中間層302のノードへ出力される。中間層302ではノード間の重み及びバイアスを含む活性化関数を用いた演算が行われ、中間層302による演算結果が出力層303の各ノードへ出力される。このようにして、学習モデル300では、勤務者の組み合わせの良否に関する推定結果(例えば0〜1の数値)が得られる。
次いで、制御部31は、ステップS13で得られた推定結果を評価し(ステップS14)、学習モデル300の学習が完了したか否かを判断する(ステップS15)。具体的には、制御部31は、ステップS13で得られる推定結果と、ラベルデータとに基づく誤差関数(目的関数、損失関数、コスト関数ともいう)を用いて、推定結果を評価することができる。制御部31は、最急降下法などの勾配降下法により誤差関数を最適化(最小化又は最大化)する課程で、誤差関数が閾値以下(又は閾値以上)となった場合、学習モデル300の学習が完了したと判断する。なお、過学習の問題を避けるために、交差検定、早期打ち切りなどの手法を取り入れ、適切なタイミングにて学習を終了させてもよい。
学習が完了していないと判断した場合(S15:NO)、制御部31は、中間層302で用いられるノード間の重み及びバイアスを更新し(ステップS16)、処理をステップS11へ戻す。制御部31は、出力層303から入力層301に向かって、ノード間の重み及びバイアスを順次更新する誤差逆伝搬法を用いて、各ノード間の重み及びバイアスを更新することができる。
学習が完了したと判断した場合(S15:YES)、制御部31は、学習済みの学習モデル300として記憶部32に記憶させ(ステップS17)、本フローチャートによる処理を終了する。
図12及び図13は実施の形態1における勤務シフトの作成手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、内蔵クロックの出力を参照し、現在時刻が希望シフトの集計期間であるか否かを判断する(ステップS101)。集計期間は、例えば月一回の期間として設定され、記憶部32に予め記憶されているものとする。集計期間でない場合(S101:NO)、制御部31は、集計期間となるまで待機する。
現在時刻が集計期間であると判断した場合(S101:YES)、制御部31は、時間枠テーブル320から時間枠の読み出しを行う(ステップS102)。ここでは、制御部31は、勤務者を割り当てる時間枠と、各時間枠に割り当てる勤務者の人数とを時間枠テーブル320から読み出す。
次いで、制御部31は、通信部33を通じて、各勤務者の勤務者端末20に対して希望シフトの送信要求を送信する(ステップS103)。
勤務者端末20の制御部21は、通信部23を通じて、サーバ装置30から送信されてくる希望シフトの送信要求を受信する(ステップS104)。希望シフトの送信要求を受信した場合、制御部21は、希望シフトの入力を受付けるための受付画面を表示部25に表示し、希望シフトの入力を受付ける(ステップS105)。
次いで、制御部21は、通信部23を通じて、受付けた希望シフトをサーバ装置30へ送信する(ステップS106)。
サーバ装置30の制御部31は、通信部33を通じて、勤務者端末20から送信されてくる希望シフトを受信する(ステップS107)。
次いで、制御部31は、内蔵クロックを参照し、集計期間が終了したか否かを判断する(ステップS108)。集計期間が終了していないと判断した場合(S108:NO)、制御部31は、集計期間が終了するまで待機する。
集計期間が終了したと判断した場合(S108:YES)、制御部31は、受信した希望シフトを集計する(ステップS109)。集計結果は、希望シフト集計テーブル323に記憶される。
次いで、制御部31は、通信部33を通じて、相性データの送信要求を管理者端末10へ送信する(ステップS110)。
管理者端末10の制御部11は、通信部13を通じて、サーバ装置30から送信されてくる相性データの送信要求を受信する(ステップS111)。相性データの送信要求を受信した場合、制御部11は、相性データの入力を受付けるための受付画面を表示部15に表示し、相性データの入力を受付ける(ステップS112)。図14は相性データの入力を受付ける受付画面の一例を示す模式図である。相性データは、例えば五段階の整数値により入力される。例えば、相性データが「5」の場合、最も相性が良く、相性データが「1」の場合、最も相性が悪いことを示している。
次いで、制御部11は、通信部13を通じて、受付けた相性データをサーバ装置30へ送信する(ステップS113)。
サーバ装置30の制御部31は、通信部33を通じて、管理者端末10から送信されてくる相性データを受信し、相性テーブル322に記憶させる(ステップS114)。本実施の形態では、希望シフトの集計が終わったタイミングで相性データの送信要求をサーバ装置30から送信する構成としたが、事前に設定されている場合、ステップS110〜ステップS114の処理を省略してもよい。また、割り当てる人員に変更が合った場合などの適宜のタイミングで、管理者端末10にて相性データの入力を受付け、受付けた相性データをサーバ装置30へ送信する構成としてもよい。
次いで、制御部31は、相性データを含む各勤務者の属性データを学習モデル300に入力する(ステップS115)。学習モデル300が備える入力層301の各ノードには、各勤務者の属性データが与えられる。入力層301の各ノードに与えられたデータは、隣接する中間層302のノードへ出力される。中間層302ではノード間の重み及びバイアスを含む活性化関数を用いた演算が行われ、中間層302による演算結果は出力層303の各ノードへ出力される。出力層303を構成する各ノードは、組み合わせの良否を示す数値を出力する。
なお、本実施の形態では、相性データを含む各勤務者の属性データを学習モデル300に入力する構成としたが、学習モデル300に入力する属性データについて優先度の設定を受付け、優先度が高い属性データのみを学習モデル300に入力する構成としてもよい。例えば、サーバ装置30の制御部31は、属性データに含まれる項目のうち、学習モデル300に入力する項目と、学習モデル300に入力しない項目とを選択するための選択画面を、管理者端末10の表示部15に表示させ、表示させた選択画面を通じて、学習モデル300に入力する項目についての設定を受付けてもよい。
制御部31は、学習モデル300の出力層303から出力を取得し(ステップS116)、勤務者の組み合わせに対する評価を行う(ステップS117)。すなわち、制御部31は、出力層303の各ノードから出力する数値を参照することにより、組み合わせを評価することができる。本実施の形態において、制御部31は、出力層303のノードから出力される数値が最も高いものを、組み合わせが最も良い組み合わせとして評価することができる。
次いで、制御部31は、ステップS117の評価結果を参照し、各時間枠に割り当てる勤務者を決定し(ステップS118)、勤務シフトを作成する。このとき、時間枠に割り当てるべき人数よりも希望者数が多かった場合、制御部31は、例えばステップS117で評価が最も良かった組み合わせを選択して、その時間枠に割り当てる勤務者を決定することができる。また、時間枠に割り当てるべき人数と希望者数とが一致した場合、制御部31は、その時間枠には希望者を割り当ててもよい。更に、時間枠に割り当てるべき人数よりも希望者数が少なかった場合、制御部31は、希望者と希望していない他の勤務者との間で組み合わせが最も良くなる勤務者を選択し、その時間枠に希望者と選択した勤務者とを割り当ててもよい。
制御部31は、各時間枠に割り当てる勤務者を決定することにより得られる勤務シフトを、通信部33を通じて、勤務者端末20及び管理者端末10へ送信する(ステップS119)。
勤務者端末20の制御部21は、通信部23を通じて、サーバ装置30から送信されてくる勤務シフトを受信する(ステップS120)。制御部21は、必要に応じて受信した勤務シフトを表示部25に表示させる。
また、管理者端末10の制御部11は、通信部13を通じて、サーバ装置30から送信されてくる勤務シフトを受信する(ステップS121)。制御部11は、必要に応じて受信した勤務シフトを表示部15に表示させる。
以上のように、本実施の形態では、勤務者間の相性データを含む属性データを学習モデル300に入力することによって、1つの時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせの良否を推定することができ、最も良いと推定される勤務者の組み合わせに基づき、勤務シフトを作成することができる。
なお、本実施の形態では、サーバ装置30が学習モデル300を備え、サーバ装置30内で勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としたが、サーバ装置30とは別のサーバ装置(不図示)に学習モデル300を設け、このサーバ装置の学習モデル300に通信部33からアクセスすることによって、学習モデル300による推定結果を取得する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、サーバ装置30が学習モデル300を備え、サーバ装置30内で勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としたが、店舗、工場などの職場毎に設置されるローカルのコンピュータに学習モデル300を組み込み、ローカルのコンピュータにて、勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、学習モデル300を用いて勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としたが、学習モデル300を用いずに勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としてもよい。例えば、勤務者間の相性データと、組み合わせの良否とを関連付けるテーブル又は関数を用意しておき、このテーブル又は関数を参照することによって、組み合わせの良否を示すデータを取得する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、勤務者間の相性データを含む属性データに基づき、組み合わせの良否を推定する構成としたが、評価テーブル324に記憶されている管理者評価、業務効率、勤務者レベル等の情報を学習モデル300に入力し、勤務者の組み合わせの良否を推定する構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、学習モデル300を再学習する構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
図15は実施の形態2における学習モデル300の再学習手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、上述したステップS118で決定した勤務者による勤務終了後に、組み合わせの良否を管理者端末10に問い合わせる(ステップS201)。
管理者端末10の制御部11は、通信部13を通じて、サーバ装置30からの問い合わせを受信する(ステップS202)。問い合わせを受信した場合、制御部11は、組み合わせの良否を管理者に問い合わせる画面を表示部15に表示させる(ステップS203)。図16は問い合わせ画面の一例を示す模式図である。問い合わせ画面は、例えば、決定した組み合わせに対する評価を促すメッセージ、組み合わせの良否を五段階で受付ける評価設定欄、管理者による良否判断結果の送信を指示する送信ボタン、送信をキャンセルするキャンセルボタンが含まれている。
制御部11は、図16に示すような問い合わせ画面を通じて組み合わせの良否を受付け(ステップS204)、管理者による良否判断結果をサーバ装置30へ送信する(ステップS205)。
サーバ装置30の制御部31は、通信部33を通じて、管理者による良否判断結果を管理者端末10から受信する(ステップS206)。
制御部31は、受信した良否判断結果に基づき、必要に応じてラベルデータを調整する。制御部31は、勤務者の属性データを学習モデル300に入力した場合に得られる組み合わせの良否と、ラベルデータとに基づく誤差関数を用いて、学習モデル300による推定結果を評価する(ステップS207)。
制御部31は、推定結果の評価結果に基づき、ノード間の重み及びバイアスを更新することによって、学習モデル300の再学習を実行する(ステップS208)。このとき、制御部31は、出力層303から入力層301に向かって、ノード間の重み及びバイアスを順次更新する誤差逆伝搬法を用いて、各ノードの重み及びバイアスを更新する。なお、制御部31は、最急降下法などの勾配降下法により誤差関数を最適化(最小化又は最大化)する課程で、誤差関数が閾値以下(又は閾値以上)となった場合、学習モデル300の学習が完了したと判断することができる。また、過学習の問題を避けるために、交差検定、早期打ち切りなどの手法を取り入れ、適切なタイミングにて学習を終了させてもよい。
以上のように、実施の形態2では、管理者の良否判断を学習モデル300に反映させることができるので、あたかも管理者が作成したかのような勤務シフトを組むことが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、勤務者レベルに応じて、各時間枠に割り当てる勤務者の人数を増減させる構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
実施の形態3では、勤務者を割り当てる各時間枠に、勤務者の人数だけでなく、勤務者レベルを設定する。図17は実施の形態3に係る時間枠の設定例を示す概念図である。図17に示す例では、特定の時間枠(9:00−11:00)に対して、勤務者レベル「2」の勤務者の割り当てが1人、勤務者レベル「1」の勤務者の割り当てが2人であることを示している。
図17に示した如く時間枠が設定されている場合、勤務者レベル「2」を有する勤務者からの希望が1名以上、勤務者レベル「1」を有する勤務者からの希望が2名以上存在する場合、各勤務者の希望に沿って、希望者の中から勤務者レベル「2」の勤務者を1名、勤務者レベル「1」の勤務者を2名選択し、その時間枠に割り当てる勤務者を決定する。このとき、サーバ装置30は、実施の形態1と同様の手法にて、学習モデル300を用いて組み合わせが最も良いと推定される勤務者を決定することができる。
一方、勤務レベル「2」の勤務者から勤務希望がなかった場合、勤務レベル「2」の勤務者1名を、勤務レベル「1」の勤務者2名で代替することを試みる。この場合、その時間枠に割り当てる勤務者の人数を増加させ、勤務者レベル「1」の勤務者4名(勤務者レベル「2」の勤務者は0名)で代替するので、勤務者レベル「1」の勤務者4名以上から希望があれば、割り当てを決定することができる。このとき、サーバ装置30は、実施の形態1と同様の手法にて、学習モデル300を用いて組み合わせが最も良いと推定される勤務者を決定することができる。
また、勤務レベル「1」の勤務者から勤務希望がなかった場合、勤務レベル「1」の勤務者2名を、勤務レベル「2」の勤務者1名で代替することを試みる。この場合、その時間枠に割り当てる勤務者の人数を減少させ、勤務レベル「2」の勤務者2名(勤務者レベル「1」の勤務者は0名)で代替するので、勤務者レベル「2」の勤務者2名以上から希望があれば、割り当てを決定することができる。このとき、サーバ装置30は、実施の形態1と同様の手法にて、学習モデル300を用いて組み合わせが最も良いと推定される勤務者を決定することができる。
図18は時間枠の調整手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、実施の形態1と同様の手順にて、希望シフトの集計を行う。すなわち、制御部31は、時間枠テーブル320から時間枠の情報を読み出し、希望シフトの送信要求を勤務者端末20へ送信することによって、希望シフトの集計を行う。
制御部31は、各時間枠において、勤務レベルに適合する希望者の有無を判断する(ステップS301)。勤務レベルに適合する希望者が存在すると判断した場合(S301:YES)、制御部31は、時間枠の調整は行わずに本フローチャートによる処理を終了する。
勤務レベルに適合する希望者が存在しないと判断した場合(S301:NO)、制御部31は、時間枠に割り当てる人数を調整する(ステップS302)。例えば、制御部31は、勤務レベル「2」の勤務者1名を勤務レベル「1」の勤務者2名で代替し、その時間枠に割り当てる勤務者の人数を増加させる調整、または、勤務レベル「1」の勤務者2名を勤務レベル「2」の勤務者1名で代替し、その時間枠に割り当てる勤務者の人数を減少させる調整を行う。
なお、時間枠を調整した後に実行する勤務者の組み合わせの決定手法は実施の形態1と同様である。すなわち、制御部31は、勤務者間の相性データを取得し、相性データを含む勤務者の属性データを学習モデル300に入力することによって、学習モデル300から組み合わせの良否の推定結果を取得する。そして、制御部31は、学習モデル300による推定結果を参照し、時間枠に割り当てる勤務者を決定し、勤務シフトを作成する。
以上のように、実施の形態3では、それぞれの時間枠に設定されている勤務者の人数を勤務者レベルに応じて柔軟に変更することができるので、業務水準を低下させることなく、必要とされる人数の勤務者を確保することが可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、時間枠に割り当てる勤務者が不足した場合の調整処理について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
サーバ装置30は、例えば、実施の形態1において説明した手順に基づき、勤務シフトを作成する。サーバ装置30は、勤務シフトの作成後に以下の処理を実行する。
図19は実施の形態4におけるサーバ装置30が実行する調整処理の手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、勤務シフトの作成後、時間枠に割り当てるべき勤務者が不足したか否かを判断する(ステップS401)。制御部31は、ある時間枠に割り当てた勤務者の人数が、本来割り当てるべき人数よりも少ない場合、その時間枠(以下、不足時間枠ともいう)に割り当てるべき勤務者の数が不足したと判断できる。時間枠に割り当てるべき勤務者が不足していないと判断した場合(S401:NO)、すなわち勤務シフトを組めた場合、制御部31は、本フローチャートによる処理を終了する。
時間枠に割り当てるべき勤務者が不足していると判断した場合(S401:YES)、制御部31は、その時間枠(不足時間枠)と前後する他の時間枠に割り当てられた勤務者に対して勤務時間の延長を依頼すべく、その勤務者が使用する勤務者端末20へ勤務時間の延長依頼を通信部33より送信する(ステップS402)。制御部31は、例えば、不足時間枠が「11:00〜14:00」である場合、その不足時間枠と前後する「9:00〜11:00」の時間帯に割り当てられた勤務者に対し、11時以降も勤務してもらうために勤務時間の延長依頼を行う。また、制御部31は、「14:00〜17:00」の時間帯に割り当てられた勤務者に対し、14時より前から勤務してもらうために勤務時間の延長依頼を行ってもよい。
制御部31は、延長依頼に対する勤務者の受諾が得られたか否かを判断する(ステップS403)。制御部31は、勤務者端末20から受諾を示す電文を通信部33にて受信した場合、勤務者の受諾が得られたと判断することができる。勤務者の受諾が得られた場合(S403:YES)、制御部31は、受諾した勤務者を不足時間枠に割り当て(ステップS404)、本フローチャートによる処理を終了する。更に勤務者が不足する場合、制御部31は、ステップS405以降の処理を実行してもよい。
延長依頼に対する勤務者の受諾が得られなかった場合(S403:NO)、制御部31は、休暇予定の勤務者に対して出勤を依頼すべく、その勤務者が使用する勤務者端末20へ出勤依頼を通信部33より送信する(ステップS405)。ここで、休暇予定の勤務者とは、不足時間枠を含む当日に出勤予定が入っていない勤務者を表す。制御部31は、作成後の勤務シフトに基づき、休暇予定の勤務者を特定することができる。また、制御部31は、休暇予定の勤務者のうち、不足時間枠に勤務希望を提出したが、割り当てから除外された勤務者が存在する場合、その勤務者に対して優先的に出勤依頼を行っても良い。
制御部31は、出勤依頼に対する勤務者の受諾が得られたか否かを判断する(ステップS406)。制御部31は、勤務者端末20から受諾を示す電文を通信部33にて受信した場合、勤務者の受諾が得られたと判断することができる。休暇予定の勤務者から受諾が得られた場合(S406:YES)、制御部31は、受諾した勤務者を不足時間枠に割り当て(ステップS407)、本フローチャートによる処理を終了する。更に勤務者が不足する場合、制御部31は、ステップS408以降の処理を実行してもよい。
休暇予定の勤務者から承諾が得られなかった場合(S406:NO)、制御部31は、不足時間枠に勤務を希望する他の勤務地の勤務者に対して出勤を依頼すべく、その勤務者が使用する勤務者端末20へ出勤依頼を通信部33より送信する(ステップS408)。ここで、不足時間枠に勤務を希望する他の勤務地の勤務者とは、不足時間枠に勤務希望を提出したが、割り当てから除外された他店舗の勤務者を表す。サーバ装置30において、店舗毎に希望シフトを集計し、店舗毎に勤務シフトを作成している場合、希望シフト集計テーブル323及び作成した勤務シフトを閲覧することにより、不足時間枠に勤務希望を提出したが、割り当てから除外された他店舗の勤務者を特定することができる。
制御部31は、勤務を希望する他の勤務地の勤務者から承諾が得られたか否かを判断する(ステップS409)。制御部31は、勤務者端末20から受諾を示す電文を通信部33にて受信した場合、勤務者の受諾が得られたと判断することができる。勤務を希望する他の勤務地の勤務者から受諾が得られた場合(S409:YES)、制御部31は、受諾した勤務者を不足時間枠に割り当て(ステップS410)、本フローチャートによる処理を終了する。更に勤務者が不足する場合、制御部31は、ステップS411以降の処理を実行してもよい。
勤務を希望する他の勤務地の勤務者から承諾が得られなかった場合(S409:NO)、制御部31は、休暇予定の他の勤務地の勤務者に対して出勤を依頼すべく、その勤務者が使用する勤務者端末20へ出勤依頼を通信部33より送信する(ステップS411)。ここで、休暇予定の他の勤務地の勤務者とは、不足時間枠を含む当日に出勤予定が入っていない他店舗の勤務者を表す。サーバ装置30において、店舗毎に勤務シフトを作成している場合、作成した勤務シフトを閲覧することにより、不足時間枠を含む当日に休暇予定の勤務者を特定することができる。
制御部31は、出勤依頼に対する勤務者の受諾が得られたか否かを判断する(ステップS412)。制御部31は、勤務者端末20から受諾を示す電文を通信部33にて受信した場合、勤務者の受諾が得られたと判断することができる。休暇予定の他の勤務地の勤務者から受諾が得られた場合(S412:YES)、制御部31は、受諾した勤務者を不足時間枠に割り当て(ステップS413)、本フローチャートによる処理を終了する。更に勤務者が不足する場合、制御部31は、管理者(店舗の店長など)が個別に対応すべき事案であるとして、その旨を管理者端末10に通知してもよい。
休暇予定の他の勤務地の勤務者から受諾が得られなかった場合(S412:NO)、制御部31は、管理者(店舗の店長など)が個別に対応すべき事案であるとして、その旨を管理者端末10に通知する(ステップS414)。
以上のように、実施の形態4では、時間枠に割り当てる勤務者が不足した場合であっても、可能な限り各時間枠への割り当てを自動的に調整することができる。また、最終的に割り当てを決定することができない場合、サーバ装置30は、個別に対応すべき事案であるとして、管理者に通知することができる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1において説明した手順に基づき勤務シフトを作成した後に、サーバ装置30が実行する処理の手順として説明したが、任意の手法を用いて勤務シフトを作成した後に、図19で示す手順を実行してもよい。
(実施の形態5)
実施の形態5では、勤務シフトの作成状況を通知する構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
図20は勤務シフトの作成状況を通知する通知画面の一例を示す模式図である。サーバ装置30は、管理者端末10からの要求を受付けた場合、勤務シフトの作成状況を通知するための通知画面を生成し、管理者端末10へ送信する。通知画面は管理者端末10の表示部15に表示される。
図20に示す通知画面は、ある特定の月(2019年5月)における勤務シフトの作成状況を示している。時間枠が設定されている日(月曜日から土曜日)には、「完了」、「確認済み」、「調整中」、「調整完了」、「要確認」、「変更あり」の6種類のラベルの何れか1つが付されている。
ここで、「完了」のラベルは、実施の形態4に示した調整処理を実施することなく、各時間枠に勤務者を割り当てることができたことを示している。「確認済み」のラベルは、サーバ装置30が割り当てたシフトを管理者が確認したことを示している。「調整中」のラベルは、ある時間枠に不足が発生し、サーバ装置30によって調整処理が実施されている最中であることを示している。「調整完了」のラベルは、調整処理が完了し、不足した時間枠に対して、新たに勤務者を割り当てることができたことを示している。「要確認」のラベルは、管理者自身が手動で勤務者を割り当てる必要があることを示している。「変更あり」のラベルは、当初の割り当てから変更があったことを示している。
また、サーバ装置30は、「完了」及び「調整完了」のラベルを青色、「要確認」のラベルを赤色、「調整中」のラベルを黄色、「確認済み」のラベルを水色といったように、ラベルを色分けすることにより、管理者の確認が必要な項目(「要確認」の項目)や現時点で割り当てが決まっていない項目(「調整中」の項目)のラベルを目立たせるように表示してもよい。
以上のように、実施の形態5では、サーバ装置30から通知される通知画面を確認することにより、勤務者は、勤務シフトの作成状況を確認することができる。
(実施の形態6)
実施の形態6では、勤務時間を変更する構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
図21は勤務時間の変更受付画面600の一例を示す模式図である。サーバ装置30は、勤務者端末20からの要求を受付けた場合、勤務時間の変更を受付けるための変更受付画面600を生成し、勤務者端末20へ送信する。変更受付画面600は、勤務者端末20の表示部25に表示される。
変更受付画面600は、時間帯指定欄601、開始時刻指定欄602、終了時刻指定欄603、及び変更要求ボタン604を備える。
時間帯指定欄601では、勤務時間帯の指定を受付ける。図21に示すように、現在割り当てられている勤務開始時間帯が10時台である場合、勤務者は、時間帯指定欄601において「10」のラベルが付されたボタンを押下操作し、その状態から左方又は上方にドラッグすることにより、10時台よりも早い時間帯に勤務開始時間帯を変更することが可能である。同様に、「10」のラベルが付されたボタンを押下操作し、その状態から右方又は下方にドラッグすることにより、10時台より遅い時間帯に勤務開始時間帯を変更することが可能である。勤務終了時間帯についても同様の操作により時間帯の変更が可能である。
開始時刻指定欄602及び終了時刻指定欄603は、「00分」、「15分」、「30分」、「45分」のラベルが付されたボタンがそれぞれ配置されており、開始時刻及び終了時刻の指定を15分刻みで受付けるように構成されている。例えば、時間帯指定欄601により勤務開始時間帯が10時台に設定され、開始時刻指定欄602において「30分」のボタンが押下操作された場合、勤務開始時刻が「10時30分」に指定される。同様に、時間帯指定欄601により勤務終了時間帯が18時台に設定され、終了時刻指定欄603において「00分」のボタンが押下操作された場合、勤務開始時刻が「18時00分」に指定される。
変更要求ボタン604は、勤務開始時間及び勤務終了時間の変更要求をサーバ装置30へ送信するために操作されるボタンである。変更要求ボタン604が押下操作された場合、勤務者端末20は、変更後の勤務開始時間及び勤務終了時間の情報を含む変更要求をサーバ装置30へ送信する。
図22は実施の形態6におけるサーバ装置30が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、勤務者端末20から変更要求を受信したか否かを判断する(ステップS601)。変更要求を受信していない場合(S601:NO)、制御部31は、本フローチャートによる処理を終了する。
変更要求を受信した場合(S601:YES)、制御部31は、受信した変更要求に基づき、勤務時間を変更可能であるか否かを判断する(ステップS602)。制御部31は、勤務シフトを参照し、勤務者が変更を希望する時間帯に空きがないと判断した場合、変更を不可と判断する。変更不可と判断した場合(S602:NO)、制御部31は、変更不可である旨の通知を勤務者端末20へ返信し(ステップS603)、本フローチャートによる処理を終了する。
変更可と判断した場合(S602:YES)、制御部31は、変更要求に基づき、勤務者の勤務時間帯を変更し(ステップS604)、変更が完了した旨の通知を勤務者端末20へ返信する(ステップS605)。
以上のように、実施の形態6では、勤務者からの要求に応じて、勤務時間帯を変更することができる。なお、変更要求により勤務時間を短くする場合、時間枠に空きが生じることになるので、空きが生じた時間枠に割り当てる勤務者を、変更要求元の勤務者が指名する構成としてもよい。
(実施の形態7)
実施の形態7では、休暇申請を受付ける構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
図23は休暇申請画面700の一例を示す模式図である。サーバ装置30は、勤務者端末20からの要求を受付けた場合、休暇申請を受付けるための休暇申請画面700を生成し、勤務者端末20へ送信する。休暇申請画面700は、勤務者端末20の表示部25に表示される。
休暇申請画面700は、休暇予定日等の情報を表示する表示欄701、代理で勤務する勤務者(代替者)を指定する指定欄702、及び申請ボタン703を備える。
表示欄701には、申請者によって指定された休暇予定日、勤務店、及び勤務時間帯の情報が表示される。指定欄702は、プルダウン形式のメニューを有しており、申請者自身が代理で勤務する勤務者を選択できるように構成されている。申請ボタン703は、休暇申請を行うために操作されるボタンである。申請ボタン703が押下操作された場合、勤務者端末20は、休暇予定日や代理で勤務する勤務者の情報等を含む休暇申請ををサーバ装置30へ送信する。
図24は実施の形態7におけるサーバ装置30が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。サーバ装置30の制御部31は、勤務者端末20から休暇申請を受信したか否かを判断する(ステップS701)。休暇申請を受信していない場合(S701:NO)、制御部31は、本フローチャートによる処理を終了する。
休暇申請を受信した場合(S701:YES)、制御部31は、代替者が指定されているか否かを判断する(ステップS702)。代替者が指定されていない場合、制御部31は、勤務シフトを参照して代替者を選択する(ステップS703)。このとき、制御部31は、同じ店舗の休暇予定の勤務者、休暇予定日に勤務を希望する他の勤務地の勤務者、休暇予定の他の勤務地の勤務者の順に代替者を選択すればよい。
代替者が指定されていると判断した場合(S702:YES)、又はステップS703で代替者を選択した場合、制御部31は、代替者に承諾を求めるために、代替者が使用する勤務者端末20へ代替要求を送信する(ステップS704)。
次いで、制御部31は、代替者から承諾が得られたか否かを判断する(ステップS705)。制御部31は、代替者が使用する勤務者端末20から、代理勤務を承諾する旨の電文を受信した場合、承諾が得られたと判断する。承諾が得られなかった場合(S705:NO)、制御部31は、処理をステップS703へ戻す。
承諾が得られた場合(S705:YES)、制御部31は、勤務者を代替者へ変更するために、勤務シフトの書き換えを行う(ステップS706)。次いで、制御部31は、休暇申請を出した勤務者の勤務者端末20へ休暇が許可された旨の通知を送信する(ステップS707)。
以上ように、実施の形態7では、休暇を取る勤務者自身が代替者を指定することができ、休暇を取る勤務者自身が代替者を指定できない場合、システム側で自動的に選択することができる。
(実施の形態8)
実施の形態8では、学習モデルを用いて各時間枠への割り当てる勤務者の人数を決定する構成について説明する。
なお、システムの全体構成、管理者端末10、勤務者端末20、及びサーバ装置30の各内部構成については、実施の形態1と同様であるから、その詳細な説明を省略することとする。
図25は割当人数の決定手法を説明する説明図である。実施の形態8におけるサーバ装置30は、店舗の一日あたりの売り上げを予測するための売上予測学習モデル400と、店舗の繁忙度合いを予測するための繁忙度合い予測学習モデル500とを用いて、各時間枠に対する勤務者の割当人数を決定する。
売上予測学習モデル400は、勤務者情報、店舗情報、及び日付情報の入力に応じて、店舗の一日あたりの売り上げに関するデータを出力するよう構成される。勤務者情報は、各勤務者の熟練度、勤務者の数、勤務者に支払う給与などの情報を含む。店舗情報は、店舗の場所、内部のレイアウト、勤務者の総数、運営費、メニュー、商品又はサービスを提供するまでの時間、商品又はサービスの種類、競合相手などの情報を含む。日付情報は、1日あたりの平均来客数、イベントの有無、曜日、祝日であるか否か、天気などの情報を含む。
売上予測学習モデル400は、深層学習を含む機械学習の学習モデルであり、例えばニューラルネットワークにより構成される。店舗毎に勤務者情報、店舗情報、日付情報、及び1日あたりの売り上げを収集し、収集した情報を教師データとしてニューラルネットワークを構成する複数のノード間の関係を学習により導出することにより、勤務者情報、店舗情報、及び日付情報の入力に応じて、店舗の一日あたりの売り上げに関するデータを出力する売上予測学習モデル400を生成することができる。なお、売上予測学習モデル400は、サーバ装置30において生成されてもよく、図に示していない外部のサーバ装置において生成されてもよい。また、売上予測学習モデル400は、サーバ装置30の記憶部32に記憶されてもよく、サーバ装置30からアクセス可能な外部の記憶装置に記憶されてもよい。
繁忙度合い予測学習モデル500は、売上予測学習モデル400の予測結果である売り上げの予測値と、日付情報との入力に応じて、店舗の時間帯毎の繁忙度合いに関するデータを出力するように構成される。ここで、日付情報は、1日あたりの平均来客数、イベントの有無、曜日、祝日であるか否か、天気などの情報を含む。
繁忙度合い予測学習モデル500は、深層学習を含む機械学習の学習モデルであり、例えばニューラルネットワークにより構成される。店舗毎に日付情報、1日あたりの売り上げ、繁忙度合いの情報を収集し、収集した情報を教師データとしてニューラルネットワークを構成する複数のノード間の関係を学習により導出することにより、売り上げの予測値と、日付情報との入力に応じて、店舗の繁忙度合いに関するデータを出力する繁忙度合い予測学習モデル500を生成することができる。なお、繁忙度合い予測学習モデル500は、サーバ装置30において生成されてもよく、図に示していない外部のサーバ装置において生成されてもよい。また、繁忙度合い予測学習モデル500は、サーバ装置30の記憶部32に記憶されてもよく、サーバ装置30からアクセス可能な外部の記憶装置に記憶されてもよい。
繁忙度合い予測学習モデル500の出力例は図25に示される。図25に示す例では、繁忙度合いは、5種類のハッチング(ハッチングなしを含む)によって示されている。サーバ装置30の制御部31は、繁忙度合い予測学習モデル500から予測結果を取得し、繁忙度合いに応じて勤務者に割り当てる人数を決定する。図25の例では、制御部31は、ハッチングが付されていない時間帯に勤務者の割り当てを0人(なし)とし、ハッチングが付されている時間帯にハッチングの種類に応じて1人から5人の割り当てを決定したことを示している。
以上のように、実施の形態8では、店舗の繁忙度合いに応じて、各時間帯の勤務者の割り当て人数を自動的に設定することができる。
今回開示された実施形態は、全ての点において例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10 管理者端末
20 勤務者端末
30 サーバ装置
11,21,31 制御部
12,22,32 記憶部
13,23,33 通信部
14,24,34 操作部
15,25,35 表示部
300 学習モデル
320 時間枠テーブル
321 基本属性テーブル
322 相性テーブル
323 希望シフト集計テーブル
324 評価テーブル

Claims (19)

  1. 設定した時間枠に割り当てる勤務者を決定することにより勤務シフトを作成する勤務シフト作成装置であって、
    他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報を取得する取得部と、
    該取得部にて取得した属性情報に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価する評価部と、
    該評価部による評価結果に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定する決定部と
    を備える勤務シフト作成装置。
  2. 前記属性情報が入力された場合、複数の勤務者の組み合わせの夫々について良否を示すデータを出力するように構成された学習モデル
    を備え、
    前記評価部は、前記取得部が取得した属性情報を前記学習モデルに入力し、前記組み合わせの良否を示すデータを前記学習モデルから取得することにより、前記組み合わせに対する評価を行う
    請求項1に記載の勤務シフト作成装置。
  3. 前記属性情報が入力された場合、複数の勤務者の組み合わせの夫々について良否を示すデータを出力するように構成された学習モデルにアクセスするアクセス部
    を備え、
    前記評価部は、前記アクセス部を通じて、前記取得部が取得した属性情報を前記学習モデルに入力し、前記組み合わせの良否を示すデータを前記学習モデルから取得することにより、前記組み合わせに対する評価を行う
    請求項1に記載の勤務シフト作成装置。
  4. 前記決定部が決定した組み合わせに対する良否を受付ける受付部
    を備え、
    前記受付部が受付けた良否に応じて、前記学習モデルを再学習させる
    請求項2又は請求項3に記載の勤務シフト作成装置。
  5. 前記属性情報は、勤務者毎の勤務評価に係るデータを含み、
    前記勤務評価に係るデータに基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の人数を増減させる時間枠設定部
    を備える請求項1から請求項4の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  6. 前記関係性データは、前記他の勤務者との相性に係るデータを含む
    請求項1から請求項5の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  7. 前記関係性データは、前記他の勤務者と組み合わせた場合の業務効率の高低に係るデータを含む
    請求項1から請求項5の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  8. 前記関係性データは、前記他の勤務者と組み合わせた場合の売上高の増減に係るデータを含む
    請求項1から請求項5の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  9. 前記時間枠に割り当てるべき勤務者が不足したか否かを判断する判断部と、
    前記勤務者が不足したと判断した場合、前記時間枠と前後する他の時間枠に割り当てられた勤務者に対して勤務時間の延長を依頼すべく、前記勤務者が使用する端末装置へ勤務時間の延長依頼を送信する送信部と、
    前記延長依頼に対する前記勤務者の受諾が得られた場合、割り当てが不足した前記時間枠に対して前記勤務者を割り当てる割当部と
    を更に備える請求項1から請求項8の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  10. 設定した時間枠に割り当てる勤務者を決定することにより勤務シフトを作成する勤務シフト作成装置であって、
    前記時間枠に割り当てるべき勤務者が不足したか否かを判断する判断部と、
    前記勤務者が不足したと判断した場合、前記時間枠と前後する他の時間枠に割り当てられた勤務者に対して勤務時間の延長を依頼すべく、前記勤務者が使用する端末装置へ勤務時間の延長依頼を送信する送信部と、
    前記延長依頼に対する前記勤務者の受諾が得られた場合、割り当てが不足した前記時間枠に対して前記勤務者を割り当てる割当部と
    を備える勤務シフト作成装置。
  11. 前記送信部は、前記延長依頼により前記時間枠を充足できなかった場合、休暇予定の勤務者、前記時間枠に勤務を希望する他の勤務地の勤務者、休暇予定の他の勤務地の勤務者の順に出勤を依頼すべく、各勤務者が使用する端末装置へ出勤依頼を順次送信し、
    前記割当部は、前記出勤依頼に対する勤務者の受諾が得られた場合、前記時間枠に対して前記勤務者を割り当てる
    請求項9又は請求項10に記載の勤務シフト作成装置。
  12. 前記時間枠に割り当てられた勤務者が使用する端末装置から、勤務時間帯の変更要求を受信する受信部と、
    受信した変更要求に応じて、前記勤務者の勤務時間帯を調整する調整部と
    を備える請求項1から請求項11の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  13. 前記時間枠に割り当てられた勤務者が使用する端末装置から、休暇申請と、前記勤務者の代理で勤務する勤務者の情報とを受信する受信部と、
    受信した休暇申請及び代理で勤務する勤務者の情報に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者を調整する調整部と
    を備える請求項1から請求項11の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  14. 各時間枠における勤務者の割り当て状況に係る情報を出力する出力部
    を備える請求項1から請求項13の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  15. 勤務者に関する勤務者情報、前記勤務者が勤務する店舗に関する店舗情報、及び日付を特徴付ける日付情報の入力に応じて、前記店舗の売り上げに関するデータを出力するよう構成された学習モデルを用いて、勤務者情報、店舗情報、及び日付情報を与えた場合における前記店舗の売り上げを予測する第1予測部と、
    前記日付情報、及び前記第1予測部による予測結果の入力に応じて、前記店舗の時間帯毎の繁忙度合いを示すデータを出力するよう構成された学習モデルを用いて、前記日付情報及び前記予測結果を与えた場合における前記店舗の時間帯毎の繁忙度合いを予測する第2予測部と、
    前記第2予測部による予測結果に基づき、各時間枠に割り当てる勤務者の人数を決定する人数決定部と
    を備える請求項1から請求項14の何れか1つに記載の勤務シフト作成装置。
  16. 前記属性情報は、前記関係性データに加え、勤務者の年齢、通勤コスト、通勤距離、勤務時間、勤務超過時間、及び給与額を含み、
    前記時間枠に割り当てる勤務者を決定する際に用いる属性情報の優先度を設定する設定部
    を備える請求項1に記載の勤務シフト作成装置。
  17. 他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報が入力される入力層と、
    勤務者の属性情報と設定された時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせの良否を示すラベルデータとを含む教師データに基づき、前記属性情報と前記組み合わせの良否との関係を学習した中間層と、
    勤務者の組み合わせに対する良否を示すデータを出力する出力層と
    を備え、
    前記入力層に入力される属性情報に基づき、前記中間層で演算し、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせに対する良否を示すデータを前記出力層から出力する処理に用いられる学習モデル。
  18. コンピュータに、
    他の勤務者との関係性を表す関係性データを含む勤務者毎の属性情報を取得し、
    取得した属性情報に基づき、設定した時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価し、
    評価した結果に基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを決定する
    処理を実行させるためのコンピュータプログラム。
  19. 前記コンピュータに、
    前記属性情報が入力された場合、複数の勤務者の組み合わせの夫々について良否を示すデータを出力するように構成された学習モデルに対し、取得した属性情報を入力し、
    前記学習モデルから出力されるデータに基づき、前記時間枠に割り当てる勤務者の組み合わせを評価する
    処理を実行させるための請求項18に記載のコンピュータプログラム。
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