JP2004336348A - 回線接続切り替え装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】公衆電話回線およびLAN双方に接続可能な通信装置において、特別な操作を行うことなく、予め登録された電話番号に対する発呼を公衆電話回線に対して行う。
【解決手段】電話機を、公衆電話回線とパケット形式通信部のいずれか一方に選択接続する回線切り替えスイッチ部と、電話機から送出される回線選択信号を監視する接続先モニター部と、公衆電話回線に接続すべき相手先電話番号を記憶する記憶部とを備え、電話機から送出された回線選択信号が示す電話番号が、記憶部に記憶された電話番号と一致することを条件に、公衆電話回線に発呼し、電話機を公衆電話回線に接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】電話機を、公衆電話回線とパケット形式通信部のいずれか一方に選択接続する回線切り替えスイッチ部と、電話機から送出される回線選択信号を監視する接続先モニター部と、公衆電話回線に接続すべき相手先電話番号を記憶する記憶部とを備え、電話機から送出された回線選択信号が示す電話番号が、記憶部に記憶された電話番号と一致することを条件に、公衆電話回線に発呼し、電話機を公衆電話回線に接続する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
公衆電話回線およびLAN(含インターネット)双方に接続可能な通信装置、ならびに回線接続切り替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、公衆電話回線およびLAN双方に接続可能な電話装置における、これらの接続の切り替えには、
・操作者が手動で切り替える、
・回線状態により自動的に切り替える(たとえば特開平10−035927号公報)、
・あらかじめ登録済みの電話番号に対してはLANに接続する、
方法が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−035927号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、緊急時の電話である110番や、発信電話番号に対して即時に課金が行われる104番、等、公衆電話回線を指定して発呼を行うべき電話番号に対して公衆電話回線に接続を切り替えるには、
・操作者が手動で切り替えるのは操作が煩わしい、
・回線状態により自動的に切り替える方法では、回線を指定できない、
等の課題がある。
【0005】
また、電話機をケーブルテレビ網やDSL網にLAN接続し、インターネット電話から公衆電話回線に転送するサービスを利用して、常にLAN経由で電話を使用する場合は、
・あらかじめ登録済みの電話番号に対してはLANに接続する方法では登録データが膨大な量になってしまう、
という課題がある。
【0006】
本発明の目的は、特別な操作を行うことなく、予め登録された電話番号に対する接続を公衆電話回線に対して行い、簡単、迅速に接続の切り替えを行えるようにした通信装置、ならびに回線接続切り替え装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、電話機を、公衆電話回線とパケット形式通信部のいずれか一方に選択接続する回線切り替えスイッチ部と、電話機から送出される回線選択信号を監視する接続先モニター部と、公衆電話回線に接続すべき電話番号を記憶する記憶部とを備え、少なくとも、電話機から送出された回線選択信号が示す電話番号が、記憶部に記憶された電話番号と一致することを条件に、公衆電話回線に発呼し、電話機を公衆電話回線に接続することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第一実施の形態に係る回線接続切り替え装置1を、図1ないし図2で説明する。
【0009】
図1は、アナログ回線に接続された電話機10の接続を切り替える回線接続切り替え装置1の構成を示すブロック図である。
【0010】
同図に示すように、この回線接続切り替え装置1は、公衆電話回線と電話機10との間に取り付けられるもので、公衆電話回線と電話機10との間には、リレーなどで構成された回線切り替えスイッチ2が備えられている。
【0011】
回線切り替えスイッチ2は、電話機10の回線10aを、公衆電話回線と、アナログ回線端末側インタフェース制御部3のいずれかに接続するものであり、この接続切り替えは、後述するプロセッサ部9によって制御される。
【0012】
電話機10が公衆電話回線に接続されているときには、従来と同様の電話機10の操作で、公衆電話回線を介した通話が可能となり、一方、電話機10が公衆電話回線から切り離され、パケット形式通信部の一部であるアナログ回線端末側インタフェース制御部3に接続するときには、電話機10でパケット形式ネットワークを介した通話が可能となる。
【0013】
パケット形式ネットワークは、データをパケットとして送受信するものであれば、LAN、インターネット回線網等いずれのものであってもよい。
【0014】
回線接続切り替え装置1に電源が入っていないときには、回線切り替えスイッチ2により電話機10は公衆電話回線に接続されており、一般的な電話として使用できる。
【0015】
アナログ回線端末側インタフェース制御部3は、RING信号を電話機10へ出力するRING発生回路と、電話機10へ給電を行うSLIC(Subscriber Line Interface Circuit)を備え、公衆電話回線の交換機と同様に動作させることによって、電話機10がパケット形式通信部側に接続しているときにも、公衆電話回線に接続した状態と同じ状態となるようにしている。
【0016】
また、公衆電話回線には、アナログ回線網側インタフェース制御部4がハイインピーダンスの状態で常時接続されている。このアナログ回線網側インタフェース制御部4は、NCU(網制御装置)を備え、公衆電話回線の端末インタフェースとして作用するとともに、電話機10から出力される回線選択信号であるDTMF信号を取り込むものである。公衆電話回線から取り込まれるDTMF信号は、このアナログ回線網側インタフェース制御部4から音声処理部5へ出力される。
【0017】
電流・RING検出回路6は、電話機10と回線切り替えスイッチ2の間の公衆電話回線10aに流れる電流を検出するもので、これによって回線状況を監視し、電話機10のオンフック、オフフック状態を監視したり、電話機10から出力される回線選択信号としてダイヤルパルス信号や、交換機から出力されるRING信号を検出する。電流・RING検出回路6は、これらの検出結果をプロセッサ部9に出力する。
【0018】
アナログ回線端末側インタフェース制御部3とアナログ回線網側インタフェース制御部4のパケット形式ネットワーク側には、網/端末切り替えスイッチ7が接続され、プロセッサ部9の制御で動作する網/端末切り替えスイッチ7により、いずれか一方が選択的に音声処理部5と接続される。
【0019】
音声処理部5は、DTMF信号判別回路と、アナログ音声信号とデジタル音声信号とを相互に変換するAD/DA変換器と、ダイヤルトーン、リングバックトーンを擬似的に出力する音声信号発生回路と、を備え、網/端末切り替えスイッチ7と、プロセッサ部9などが接続されている内部バス8の間に接続されている。
【0020】
図1に示すように、内部バス8には、この他にパケット処理部11、プロセッサ部9、記憶部12、が接続されている。
【0021】
パケット処理部11は、パケット形式通信部の一部を構成し、パケットを組み立て、分解する機能を有している。例えば、音声処理部5から出力された音声信号は、音声パケットとしてパケット形式ネットワークへ送出され、パケット形式ネットワークから受けた音声パケットは、音声信号として音声処理部5へ送出される。
【0022】
記憶部12には、公衆電話回線を介した通話を行うための相手先電話番号が工場出荷時に予め記憶されている。
【0023】
プロセッサ部9は、上述の各回路とスイッチ類の動作を制御するもので、以下、プロセッサ部11で制御される回線接続切り替え装置1の動作を、図2にしたがって詳述する。
【0024】
電源が投入され通信が行われていない時、既定状態として、スイッチ2、スイッチ7共に、回線端末側インタフェース制御部3に接続されている。
【0025】
ステップS1において、電話機10がオフフックされ、入力される回線選択信号が、DTMF信号である場合には、端末側インタフェース制御部3、音声処理部5を介し、プロセッサ部9において電話番号として検出される。また、ダイヤルパルス信号である場合には、電流・RING検出回路6を介し、プロセッサ部9において電話番号として検出される。
【0026】
ステップS2において、プロセッサ部9で検出された電話番号が、記憶部12で記憶されている電話番号と一致するか否かを判別し、一致する場合は、ステップS3に進み、一致しない場合はステップS7に進む。
【0027】
ステップS3において、スイッチ7を網側インタフェース制御部4に接続し、また、音声処理部5と網側インタフェース制御部4とによって、電話機10から入力された電話番号と同一の電話番号を生成し、公衆電話回線に発呼する。これにより電話機10から直接公衆電話回線に発呼するのと同じ状態となる。
【0028】
ステップS4において、発呼が完了し、電流・RING検出回路6により、電話が繋がった状態を検出すると、スイッチ2を網側インタフェース制御部4に接続する。これにより電話機10を直接公衆電話回線に接続した状態になる。
【0029】
ステップS5において、電話機10を使って、公衆電話回線を介し一般の電話として通話を行う。
【0030】
ステップS6において、通話が終了し、電流・RING検出回路6によってオンフックが検出されたときは、スイッチ2、スイッチ7共に、端末側インタフェース制御部3に接続し、既定状態に戻す。
【0031】
ステップS7において、音声処理部5による音声信号のAD/DA変換処理、パケット処理部11によるパケット変換処理が行われ、パケット形式ネットワークを介し、通信を行う。
【0032】
また、上記実施例では、記憶部12に記憶されている電話番号を工場出荷時に予め設定されているものとしたが、図1の構成で、予め決められた操作によって、電話機10より、記憶部12に記憶する電話番号の入力・修正・削除等を行うことも可能である。
【0033】
図3は、本発明に係る回線接続切り替え装置1を、DSL(デジタル加入者回線)に接続する場合の接続図である。
【0034】
本装置1の公衆電話回線接続部とスプリッタの電話機接続部とを接続し、パケット処理部11をDSLモデムに接続することにより、電話機10を使用し、特別な操作を行うことなく、予め登録された電話番号に対して、従来の電話として接続することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、公衆電話回線およびLAN双方に接続可能な通信装置において、従来の電話機を用い、特別な操作を行うことなく、100番通話等、公衆電話回線を指定して発呼を行うべき電話番号に対して公衆電話回線に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る回線接続切り替え装置1の構成を示すブロック図。
【図2】回線接続切り替え装置1の動作を示すフローチャート。
【図3】回線接続切り替え装置1をDSLに接続する場合の接続図。
【符号の説明】
1 回線接続切り替え装置
2 回線切り替えスイッチ
3 アナログ回線端末側インタフェース制御部
4 アナログ回線網側インタフェース制御部
5 音声処理部
6 電流・RING検出回路
7 網/端末切り替えスイッチ
8 内部バス
9 プロセッサ部
10 電話機
11 パケット処理部
12 記憶部
【発明の属する技術分野】
公衆電話回線およびLAN(含インターネット)双方に接続可能な通信装置、ならびに回線接続切り替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、公衆電話回線およびLAN双方に接続可能な電話装置における、これらの接続の切り替えには、
・操作者が手動で切り替える、
・回線状態により自動的に切り替える(たとえば特開平10−035927号公報)、
・あらかじめ登録済みの電話番号に対してはLANに接続する、
方法が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−035927号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、緊急時の電話である110番や、発信電話番号に対して即時に課金が行われる104番、等、公衆電話回線を指定して発呼を行うべき電話番号に対して公衆電話回線に接続を切り替えるには、
・操作者が手動で切り替えるのは操作が煩わしい、
・回線状態により自動的に切り替える方法では、回線を指定できない、
等の課題がある。
【0005】
また、電話機をケーブルテレビ網やDSL網にLAN接続し、インターネット電話から公衆電話回線に転送するサービスを利用して、常にLAN経由で電話を使用する場合は、
・あらかじめ登録済みの電話番号に対してはLANに接続する方法では登録データが膨大な量になってしまう、
という課題がある。
【0006】
本発明の目的は、特別な操作を行うことなく、予め登録された電話番号に対する接続を公衆電話回線に対して行い、簡単、迅速に接続の切り替えを行えるようにした通信装置、ならびに回線接続切り替え装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、電話機を、公衆電話回線とパケット形式通信部のいずれか一方に選択接続する回線切り替えスイッチ部と、電話機から送出される回線選択信号を監視する接続先モニター部と、公衆電話回線に接続すべき電話番号を記憶する記憶部とを備え、少なくとも、電話機から送出された回線選択信号が示す電話番号が、記憶部に記憶された電話番号と一致することを条件に、公衆電話回線に発呼し、電話機を公衆電話回線に接続することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第一実施の形態に係る回線接続切り替え装置1を、図1ないし図2で説明する。
【0009】
図1は、アナログ回線に接続された電話機10の接続を切り替える回線接続切り替え装置1の構成を示すブロック図である。
【0010】
同図に示すように、この回線接続切り替え装置1は、公衆電話回線と電話機10との間に取り付けられるもので、公衆電話回線と電話機10との間には、リレーなどで構成された回線切り替えスイッチ2が備えられている。
【0011】
回線切り替えスイッチ2は、電話機10の回線10aを、公衆電話回線と、アナログ回線端末側インタフェース制御部3のいずれかに接続するものであり、この接続切り替えは、後述するプロセッサ部9によって制御される。
【0012】
電話機10が公衆電話回線に接続されているときには、従来と同様の電話機10の操作で、公衆電話回線を介した通話が可能となり、一方、電話機10が公衆電話回線から切り離され、パケット形式通信部の一部であるアナログ回線端末側インタフェース制御部3に接続するときには、電話機10でパケット形式ネットワークを介した通話が可能となる。
【0013】
パケット形式ネットワークは、データをパケットとして送受信するものであれば、LAN、インターネット回線網等いずれのものであってもよい。
【0014】
回線接続切り替え装置1に電源が入っていないときには、回線切り替えスイッチ2により電話機10は公衆電話回線に接続されており、一般的な電話として使用できる。
【0015】
アナログ回線端末側インタフェース制御部3は、RING信号を電話機10へ出力するRING発生回路と、電話機10へ給電を行うSLIC(Subscriber Line Interface Circuit)を備え、公衆電話回線の交換機と同様に動作させることによって、電話機10がパケット形式通信部側に接続しているときにも、公衆電話回線に接続した状態と同じ状態となるようにしている。
【0016】
また、公衆電話回線には、アナログ回線網側インタフェース制御部4がハイインピーダンスの状態で常時接続されている。このアナログ回線網側インタフェース制御部4は、NCU(網制御装置)を備え、公衆電話回線の端末インタフェースとして作用するとともに、電話機10から出力される回線選択信号であるDTMF信号を取り込むものである。公衆電話回線から取り込まれるDTMF信号は、このアナログ回線網側インタフェース制御部4から音声処理部5へ出力される。
【0017】
電流・RING検出回路6は、電話機10と回線切り替えスイッチ2の間の公衆電話回線10aに流れる電流を検出するもので、これによって回線状況を監視し、電話機10のオンフック、オフフック状態を監視したり、電話機10から出力される回線選択信号としてダイヤルパルス信号や、交換機から出力されるRING信号を検出する。電流・RING検出回路6は、これらの検出結果をプロセッサ部9に出力する。
【0018】
アナログ回線端末側インタフェース制御部3とアナログ回線網側インタフェース制御部4のパケット形式ネットワーク側には、網/端末切り替えスイッチ7が接続され、プロセッサ部9の制御で動作する網/端末切り替えスイッチ7により、いずれか一方が選択的に音声処理部5と接続される。
【0019】
音声処理部5は、DTMF信号判別回路と、アナログ音声信号とデジタル音声信号とを相互に変換するAD/DA変換器と、ダイヤルトーン、リングバックトーンを擬似的に出力する音声信号発生回路と、を備え、網/端末切り替えスイッチ7と、プロセッサ部9などが接続されている内部バス8の間に接続されている。
【0020】
図1に示すように、内部バス8には、この他にパケット処理部11、プロセッサ部9、記憶部12、が接続されている。
【0021】
パケット処理部11は、パケット形式通信部の一部を構成し、パケットを組み立て、分解する機能を有している。例えば、音声処理部5から出力された音声信号は、音声パケットとしてパケット形式ネットワークへ送出され、パケット形式ネットワークから受けた音声パケットは、音声信号として音声処理部5へ送出される。
【0022】
記憶部12には、公衆電話回線を介した通話を行うための相手先電話番号が工場出荷時に予め記憶されている。
【0023】
プロセッサ部9は、上述の各回路とスイッチ類の動作を制御するもので、以下、プロセッサ部11で制御される回線接続切り替え装置1の動作を、図2にしたがって詳述する。
【0024】
電源が投入され通信が行われていない時、既定状態として、スイッチ2、スイッチ7共に、回線端末側インタフェース制御部3に接続されている。
【0025】
ステップS1において、電話機10がオフフックされ、入力される回線選択信号が、DTMF信号である場合には、端末側インタフェース制御部3、音声処理部5を介し、プロセッサ部9において電話番号として検出される。また、ダイヤルパルス信号である場合には、電流・RING検出回路6を介し、プロセッサ部9において電話番号として検出される。
【0026】
ステップS2において、プロセッサ部9で検出された電話番号が、記憶部12で記憶されている電話番号と一致するか否かを判別し、一致する場合は、ステップS3に進み、一致しない場合はステップS7に進む。
【0027】
ステップS3において、スイッチ7を網側インタフェース制御部4に接続し、また、音声処理部5と網側インタフェース制御部4とによって、電話機10から入力された電話番号と同一の電話番号を生成し、公衆電話回線に発呼する。これにより電話機10から直接公衆電話回線に発呼するのと同じ状態となる。
【0028】
ステップS4において、発呼が完了し、電流・RING検出回路6により、電話が繋がった状態を検出すると、スイッチ2を網側インタフェース制御部4に接続する。これにより電話機10を直接公衆電話回線に接続した状態になる。
【0029】
ステップS5において、電話機10を使って、公衆電話回線を介し一般の電話として通話を行う。
【0030】
ステップS6において、通話が終了し、電流・RING検出回路6によってオンフックが検出されたときは、スイッチ2、スイッチ7共に、端末側インタフェース制御部3に接続し、既定状態に戻す。
【0031】
ステップS7において、音声処理部5による音声信号のAD/DA変換処理、パケット処理部11によるパケット変換処理が行われ、パケット形式ネットワークを介し、通信を行う。
【0032】
また、上記実施例では、記憶部12に記憶されている電話番号を工場出荷時に予め設定されているものとしたが、図1の構成で、予め決められた操作によって、電話機10より、記憶部12に記憶する電話番号の入力・修正・削除等を行うことも可能である。
【0033】
図3は、本発明に係る回線接続切り替え装置1を、DSL(デジタル加入者回線)に接続する場合の接続図である。
【0034】
本装置1の公衆電話回線接続部とスプリッタの電話機接続部とを接続し、パケット処理部11をDSLモデムに接続することにより、電話機10を使用し、特別な操作を行うことなく、予め登録された電話番号に対して、従来の電話として接続することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、公衆電話回線およびLAN双方に接続可能な通信装置において、従来の電話機を用い、特別な操作を行うことなく、100番通話等、公衆電話回線を指定して発呼を行うべき電話番号に対して公衆電話回線に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る回線接続切り替え装置1の構成を示すブロック図。
【図2】回線接続切り替え装置1の動作を示すフローチャート。
【図3】回線接続切り替え装置1をDSLに接続する場合の接続図。
【符号の説明】
1 回線接続切り替え装置
2 回線切り替えスイッチ
3 アナログ回線端末側インタフェース制御部
4 アナログ回線網側インタフェース制御部
5 音声処理部
6 電流・RING検出回路
7 網/端末切り替えスイッチ
8 内部バス
9 プロセッサ部
10 電話機
11 パケット処理部
12 記憶部
Claims (2)
- 電話機(10)から入力される音声信号を音声パケットに変換してパケット形式ネットワークに送出すると共に、前記パケット形式ネットワークから受信した音声パケットを音声信号に変換して電話機(10)に出力するパケット形式通信部(11)と、電話機(10)を公衆電話回線とパケット形式通信部のいずれか一方に選択接続する回線切り替えスイッチ部(2)と、電話機(10)から送出される回線選択信号を監視する接続先モニター部(5)(6)と、公衆電話回線に接続すべき相手先電話番号を記憶する記憶部(12)と、公衆電話回線に発呼する発呼手段とを備え、電話機(10)から送出された回線選択信号が示す電話番号が、記憶部(12)に記憶された電話番号と一致することを条件に公衆電話回線に発呼し、電話機(10)を公衆電話回線に接続することを特徴とする回線接続切り替え装置。
- 記憶部(12)に記憶された電話番号が100番通話を示す電話番号であることを特徴とする請求項1記載の回線接続切り替え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003129056A JP2004336348A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | 回線接続切り替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003129056A JP2004336348A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | 回線接続切り替え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004336348A true JP2004336348A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33505014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003129056A Withdrawn JP2004336348A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | 回線接続切り替え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004336348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010789A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Icom Inc | 網切り替え装置及び網切り替え装置の網切り替え制御方法 |
-
2003
- 2003-05-07 JP JP2003129056A patent/JP2004336348A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009010789A (ja) * | 2007-06-28 | 2009-01-15 | Icom Inc | 網切り替え装置及び網切り替え装置の網切り替え制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |