JP2004333615A - 固体撮像装置 - Google Patents

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聡 熊谷
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Abstract

【課題】簡単な構成でしかも容易にピントを合わせ込むことができるようにし、作業を簡単にして製造コストの低減を達成する。
【解決手段】回路基板1に搭載されている撮像素子2を取り囲んでホルダ3を搭載する。ホルダ3に撮像素子2に被写体像を結像させるためのレンズ6を保持するレンズホルダ5を固定保持する。ホルダ3には、レンズホルダ5の筒状部5bに嵌合する平面形状が非円形の弾性変形可能な保持部3bが設けてあり、この保持部3bは、外力を加えてその平面形状を円形に弾性変形することにより、レンズホルダ5の筒状部5bを撮像素子2の受光部2aの光軸方向に進退可能に嵌合可能であり、外力を取り除くことによりレンズホルダ5を保持部3bの弾性力で固定保持可能である。保持部3bは、軟質のプラスチックを用いて成形されていることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機やノート型パソコン等の携帯機器に搭載され、撮像素子を用いて撮像する固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術において、レンズを透過した光を撮像素子の受光部の上に導いて被写体像を結像させる装置には、レンズと撮像素子との距離を調整するピントの合わせ込み機構が設けてある。このための一例として、下記の特許文献1にはねじによる機構が示されている。即ち、図4に実質的に同じ構成を示しており、レンズを保持するレンズホルダ10の筒状部の外周面に雄ねじ部11が設けられ、撮像素子を取り囲むホルダ20の内周面に雌ねじ部21が設けられ、雄ねじ部11と雌ねじ部21とを螺合させる。この螺合部で回転させることにより、レンズホルダ10を撮像素子に向かって進退させ、撮像素子上にピントを合わせ込むものである。
【0003】
また、下記の特許文献2にはカム機構によるものが示されており、第1リングホルダに周方向に等間隔に3個の突起部を1組として形成し、第2レンズホルダに3個の凹部を1組として深さの異なる3組の凹部を形成し、突起部に嵌合させる凹部を選択することにより撮像素子上にピントを合わせ込むものである。実質的に同じ構成を簡略化して図5に示している。即ち、レンズホルダ30の筒状部の下端面には、同じ深さの複数の凹部31を周方向に等間隔に設け、凹部31と凹部31とをなだらかな曲線部32で結んでいる。また撮像素子を取り囲むホルダ40の筒状部には、内周面に複数の凹部31に対向するように突起部41を設けている。レンズホルダ30とホルダ40をそれぞれの筒状部で嵌合させると、凹部31と突起部41とが係合し、この状態で回転させると、突起部41は曲線部32に沿って係合位置を変え、レンズホルダ30を撮像素子に向かって進退させ、撮像素子上にピントを合わせ込むものである。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−128102号(段落「0012」、図2)
【特許文献2】
特願2002−071196号(段落「0012」、図3〜図6)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の装置では、ピントの合わせ込みの際に、レンズホルダとホルダとを相対的に回転させることが必要であるので、撮像素子に向かって進退させる機構に加えて回転させる機構が必要であり、構造が複雑となるという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、簡単な構造でしかも容易にピントを調整できるようにして製造コストの低減を達成するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の固体撮像装置は、回路基板に搭載されている撮像素子を取り囲むホルダと、前記撮像素子に被写体像を結像させるためのレンズを保持するレンズホルダとを具備している。前記ホルダには、前記レンズホルダの筒状部に嵌合する弾性変形可能な保持部が設けてある。そして、前記保持部は、外力を加えて弾性変形することにより、前記レンズホルダを前記撮像素子の受光部の光軸方向に進退可能に嵌合可能であり、前記外力を取り除くことにより前記レンズホルダを弾性力で固定保持可能であることを特徴としている。前記の構成にすることにより、ホルダの保持部に外力を加えてホルダの保持部を弾性変形させれば、レンズホルダを受光部の光軸方向に進退可能にでき、ホルダの保持部への外力を取り除くだけでレンズホルダをホルダの保持部の弾性力によりホルダに固定保持することができる。したがって、ホルダに弾性変形可能な保持部を設けるだけの簡単な構成でしかも容易にピントを合わせ込むことが可能である。前記保持部は、軟質のプラスチックを用いて成形されていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面を参照して説明する。
【0009】
図1及び図2に示すように、回路基板1には、その表面に撮像素子等の駆動用の不図示の配線パターンが形成してある。撮像素子2は回路基板1の配線パターン形成面に、フリップチップ方式等により搭載されている。
【0010】
回路基板1の表面側には、撮像素子2の受光部2a上に被写体像を結像させるためのレンズ6を保持しかつ撮像素子2を取り囲むホルダ3が搭載してある。ホルダ3は2つの部分からなり、撮像素子2を取り囲む箱形部3aと、レンズ6を保持するレンズホルダ5の筒状部5bに嵌合し、自由状態にて平面形状が非円形の弾性変形可能な保持部3bとからなる。ホルダ3の箱形部3aには撮像素子2の受光部2aに対向する位置に光学フィルタ4が保持してある。また、保持部3bにはレンズホルダ5が撮像素子2に向かって進退可能に嵌合してある。レンズホルダ5には外光を取り込む開口5aと筒状部5bとが設けてあり、筒状部5bにレンズ6が保持してある。レンズホルダ5は、筒状部5bを保持部3bに嵌合した状態で撮像素子2に向かって進退させ、レンズ6と受光部2aとの距離を調整して、レンズ6及び光学フィルタ4を通過した光により撮像素子2の受光部2a上に被写体像が結像するように、ピントの合わせ込みを可能にしてある。
【0011】
ホルダ3の形状についてさらに詳細に説明する。箱形部3aは、図1及び図2に示されているように撮像素子2を取り囲んでおり、ポリカーボネート(PC)等の硬質のプラスチックで形成されている。保持部3bは、図2及び図3(b)に示されているように、自由状態にて平面形状が非円形、例えば角部を円弧で連続させた三角形、所謂おにぎり形や、その他、楕円形状や、角部を円弧で連続させた四角形等の多角形状の筒状をしており、ポリオキシメチレン(POM)等の軟質のプラスチックで形成されている。即ち、箱形部3aと保持部3bとは、異なった性質のプラスチックを用いて2色成形されたものである。
【0012】
組立に際しては、図3(c)に示すように、非円形の保持部3bの突出している部分の外壁を外力Fを加えて弾性変形させて、平面形状を円形に保つ。そしてこの平面形状が円形の筒状の内部に、レンズホルダ5の筒状部5bを挿入して嵌合させる。外力Fが加えられている間は、レンズホルダ5の筒状部5bは、保持部3bに嵌合した状態で撮像素子2の受光部2aの光軸方向に容易に進退可能であるので、光軸方向に進退させてその位置を微調整し、レンズ6と受光部2aとの距離を調整してピントを合わせ込む。外力Fを取り除くと、保持部3bは再び非円形に形状復元するので、図3(d)に示すようにレンズホルダ5の筒状部5bは保持部3bにその弾性力で固定保持され、レンズホルダ5は保持部3b内で容易に進退できなくなり、ピントが合わせ込まれた位置が保持される。
【0013】
ピントの合わせ込みを終了した後で、筒状部5bと保持部3bとの間を接着剤等を用いて接着してその位置を確定してもよい。このようにレンズホルダ5は、受光部2aの光軸方向の一方向のみの調整作業によってピントの合わせ込みが可能であり、ピントが合わせ込まれた上でホルダ3に容易に固定保持できる。
【0014】
ホルダ3は遮光性の材質のものが望ましいが、ホルダ3の外周面の全面に、銀等の導電性材料を用いてシールド層を形成してもよく、シールド層によりシールド効果が容易に得られて誤動作の防止に有効である。
【0015】
レンズホルダ5の筒状部5bは円形断面形状に弾性変形する場合に限らず、多角形断面形状に弾性変形する構成としてもよい。この場合にはホルダ3の保持部3bは筒状部5bの形状に対応して多角形断面形状に変形した状態で筒状部56と嵌合される。
【0016】
ホルダ3の保持部3bは弾性変形可能な構成であればよく、金属で形成するようにしてもよく、この場合にはインサート成形により箱状部3aと一体に形成するようにしてもよい。
【発明の効果】
【0017】
このように本発明は、ホルダの保持部を弾性変形可能な構成にしているので、ホルダの保持部に外力を加えて弾性変形させれば、レンズホルダを撮像素子の受光部の光軸方向に進退可能に嵌合でき、ホルダの保持部への外力を取り除くだけでレンズホルダをホルダの保持部にその弾性力により固定保持することができる。したがって、ホルダに弾性変形可能な保持部を設けるだけの簡単な構成で、しかも容易にピントを合わせ込むことができる。また、保持部を軟質のプラスチックを用いて成形することにより製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】同上、平面図である。
【図3】(a)〜(d)は要部を分解して示すもので、レンズホルダをホルダに嵌合して組立てる過程を示す斜視図である。
【図4】従来の構成を示す分解斜視図である。
【図5】従来の他の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 回路基板
2 撮像素子
2a 受光部
3 ホルダ
3b 保持部
5 レンズホルダ
5b 筒状部
6 レンズ

Claims (2)

  1. 回路基板に搭載されている撮像素子を取り囲むホルダと、前記撮像素子に被写体像を結像させるためのレンズを保持するレンズホルダとを具備しており、
    前記ホルダには、前記レンズホルダの筒状部に嵌合する弾性変形可能な保持部が設けてあり、
    前記保持部は、外力を加えて弾性変形することにより、前記レンズホルダを前記撮像素子の受光部の光軸方向に進退可能に嵌合可能であり、前記外力を取り除くことにより前記レンズホルダを弾性力で固定保持可能である
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 請求項1において、前記保持部は、軟質のプラスチックを用いて成形されていることを特徴とする固体撮像装置。
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