JP2004332868A - 緩衝機構及び携帯型電子機器 - Google Patents

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Masanori Ogata
政徳 尾形
Hiroshi Yoshida
宏 吉田
Ryoichi Katai
良一 片井
Kazuhito Kurita
和仁 栗田
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Abstract

【課題】それぞれ耐衝撃力が異なる2つの、例えば、電子部品のような被緩衝物を簡単な構造で効果的に緩衝可能に支持することを課題とする。
【解決手段】耐衝撃力が異なる2つの電子部品(液晶表示パネル20とハードディスクドライブ30)を筐体40から伝わる衝撃を緩衝し得るように筐体に支持した携帯型電子機器10であって、少なくとも両端57、58が筐体と接触した3個以上のゴム等の個体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材50の中間部分に2個の切欠51、52を形成し、上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と筐体に接触した上記端部との間の部分54、55の衝撃緩衝能力を異ならせ、上記2つの電子部品の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合して上記2つの電子部品を筐体に支持させた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規な緩衝機構及び携帯型電子機器に関する。詳しくは、それぞれ耐衝撃力が異なる2つの、例えば、電子部品のような被緩衝物を簡単な構造で効果的に緩衝可能に支持する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
筐体等の支持部材に支持された収納物(被緩衝物)が支持部材を介して伝達される大きな振動や衝撃から緩衝されるように、支持部材と被緩衝物との間に固体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材を介在させることが従来から行われている。
【0003】
例えば、特許文献1にあっては、被緩衝物である電子機器(1)の筐体(2)の四隅の側面と上下両面にゴムやスポンジ等から成る衝撃緩衝部材(4)を当接させ、電子機器(1)の筐体(2)にネジ又は接着によって取り付けられる剛体から成る保護部材(3)によって上記衝撃緩衝部材(4)を筐体(2)から脱落しないように押さえるようにした緩衝構造が示されている。
【0004】
上記した、従来の緩衝構造にあっては、例えば、電子機器(1)を落下させた場合、壁面や地面等の衝突面には先ず保護部材(3)が衝突し、保護部材(3)に加わった衝撃が衝撃緩衝部材(4)によって緩衝されて電子機器(1)の筐体(2)に伝達される。従って、筐体(2)内に配置された被緩衝物に加えられる衝撃が緩和され、被緩衝物の衝撃による破損が防止される。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−156569号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に示された緩衝機構にあっては、電子機器(1)の筐体(2)が緩衝され、電子機器(1)の筐体(2)と筐体(2)内に位置されたものとの間には衝撃緩衝部材は介在されていない。そのため、例えば、電子機器(1)の筐体(2)の衝撃緩衝部材(4)によって覆われていない部分が直接打撃されて、筐体(2)に強い衝撃が加えられた場合には、該衝撃が緩衝されないまま、筐体(2)内に配置された部材に及び、筐体(2)内に配置された部材が破損する惧がある。
【0007】
また、電子機器(1)に設けられた緩衝構造を筐体(2)内に配置される部材、例えば、ハードディスクドライブや液晶パネル等に適用することが考えられる。このようにすることによって、筐体のいかなる部位が打撃されても、筐体と筐体内に配置されている部材との間に位置している衝撃緩衝部材によって衝撃が緩衝される。
【0008】
ところで、近時の携帯型電子機器には衝撃に弱い部材を複数有しているものがある。例えば、一の筐体内に液晶パネルとハードディスクドライブを備えた携帯型画像表示装置の場合、液晶表示パネルとハードディスクドライブそれぞれに衝撃緩衝部材(4)と保護部材(3)を取り付け、それぞれに取り付けた保護部材(3)を各別に筐体に支持させることになる。そのため、部品点数が多くなり、且つ、構造も複雑になる。また、液晶表示パネルとハードディスクドライブとでは耐衝撃力が異なり、両者に全く同じ構造及び同じ材料を使用するのでは、要求される効果を奏することができない。
【0009】
そこで、本発明は、それぞれ耐衝撃力が異なる2つの、例えば、電子部品のような被緩衝物を簡単な構造で効果的に緩衝可能に支持することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明緩衝機構は、上記した課題を解決するために、少なくとも両端が支持部材と接触した3個以上のゴム等の固体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、上記2つの被緩衝物の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合するようにしたものである。
【0011】
また、本発明携帯型電子機器は、上記し課題を解決するために、少なくとも両端が支持部材と接触した3個以上のゴム等の個体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、耐衝撃力が異なる2つの電子部品の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合して上記2つの電子部品を支持部材に支持させたものである。
【0012】
従って、本発明にあっては、一組の衝撃緩衝部材によって2つの被緩衝物や電子部品を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持することができ、さらに、2つの被緩衝物や電子部品それぞれにそれぞれの耐衝撃力に応じた衝撃緩衝能力を作用させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明緩衝機構及び携帯型電子機器の実施の形態を添付図面を参照して説明する。なお、図示した実施の形態は本発明を液晶表示パネルとハードディスクドライブを備えた携帯型画像表示装置に適用したものである。
【0014】
図1乃至図3に示すように、携帯型電子機器である携帯型画像表示装置10は表示手段として液晶表示パネル20と、記憶装置としてハードディスクドライブ30を備えている。液晶表示パネル20とハードディスクドライブ30は筐体40に後述する衝撃緩衝部材を介して支持されており、液晶表示パネル20の表示面21は筐体40の前面に形成された臨ませ孔41から外部に臨まされている。ハードディスクドライブ30は筐体40内において液晶表示パネル20の裏側に配置されている。
【0015】
この携帯型画像表示装置10はハードディスクドライブ30に記憶された画像情報に基づいて液晶表示パネル20の表示面21に動画や静止画像を表示することができるものであり、筐体40の前面に各種操作ボタン42、42、・・・が配置されている。筐体40の側面には、図示を省略したが、USBコネクタ、IEEE1394端子等、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、ディジタルスチルカメラ、テレビジョン受像器等の外部機器との接続のための接続端子が設けられており、外部機器から画像情報を取り入れてハードディスクドライブ30に記憶したり、また、外部機器からの画像信号によって直接液晶表示パネルに画像を表示したりすることができるようになっている。さらに、ハードディスクドライブに記憶している画像情報を外部機器に出力することもでき、外部機器とインタラクティブ(interactive)な画像情報のやりとりができるようになっている。
【0016】
図3で分かるように、上記筐体40はバックケース43とフロントケース44とから成り、2つの部分43と44とが前後で合わせられて結合されることにより、前方から見て長方形を為し、前後の厚みの薄い扁平な箱状の筐体40が形成される。バックケース44の4隅の近傍で周壁43aの内側に沿う位置から連結片43b、43b、・・・が前方へ向けて突出され、該連結片43b、43b、・・・の前端部43c、43c、・・・は内側に直角に折り曲げられ、該前端部43c、43c、・・・にネジ孔43d、43d、・・・が形成されている。また、バックケース43の両端部で周壁43aの内側に沿う位置からネジ止め片43e、43e、・・・が前方へ向けて突出され、該ネジ止め片43e、43e、・・・の前端部にネジ孔43f、43f、・・・が形成されている。
【0017】
フロントケース44の前面部44aのうち上記連結片43b、43b、・・・のネジ孔43d、43d、・・・に対応した位置にはネジ挿通孔44b、44b、・・・が形成され、また、両端部の周壁44cのうち上記ネジ孔43f、43f、・・・に対応した位置にもネジ挿通孔44d、44d、・・・が形成されている。そこで、バックケース43の周壁43aの前端とフロントケース44の周壁44cの後端とが突き合わさるようにする。そこで、前側からフロントケース44のネジ挿通孔44b、44b、・・・を挿通されたネジ45、45、・・・がバックケース43の連結片43b、43b、・・・のネジ孔43d、43d、・・・に螺着され、また、側方からフロントケース44のネジ挿通孔44d、44d、・・・を挿通されたネジ46、46、・・・がバックケース43のネジ止め片43e、43e、・・・のネジ孔43f、43f、・・・に螺着され、これによって、筐体が組み立てられる。
【0018】
図3で分かるように、バックケース43及びフロントケース44には衝撃緩衝部材50の位置を規定する規制壁47、47、・・・及び48、48、・・・が形成されている。規制壁47、47、・・・はバックケース43の後面壁43gの前面の4隅部近傍で前方に向けて突出されており、前方から見てL字状に形成され、4つの規制壁47、47、・・・の内角、すなわち、2つの壁面が為すほぼ90゜の角度を有する角が中央方向を向く向きで配置されている。規制壁48、48、・・・はフロントケース44の前面部44aの後面の4隅近傍で後方に向けて突出されており、前方から見てL字状に形成され、4つの規制壁48、48、・・・の内角、すなわち、2つの壁面が為すほぼ90゜の角度を有する角が中央方向を向く向きで配置されている。そして、規制壁47、47、・・・と規制壁48、48、・・・とは前後で重なる位置に形成されている。
【0019】
図2及び図4で分かるように、上記液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30は衝撃緩衝部材50、50、・・・を介して上記筐体40に支持される。すなわち、上記筐体40が被緩衝物である液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30を衝撃緩衝部材50、50、・・・を介して支持する支持部材となる。
【0020】
図4及び図5で分かるように、衝撃緩衝部材50はゴム、スポンジ等の固体粘弾性材料で形成され、直方体を成す固体粘弾性材料から成るブロックに第1及び第22つの切欠51、52が前後に隣接して形成されて成る。これら切欠51、52の外側は互いに直交する2面が外壁53によって閉塞され、また、第1の切欠51の前側は前壁54によって、第2の切欠52の後側は後壁55によって、それぞれ閉塞され、2つの切欠51と52との間には中間壁56が介在されている。そして、前壁54の厚さT1は後壁55の厚さT2に比較して薄くされている。これによって、フロントケース44の前面部44aやバックケース43の後面壁43gを介して伝わる衝撃に対する衝撃緩衝能力が前壁54より後壁55の方が高くなるようにされている。
【0021】
ハードディスクドライブ30は内部に主たる構成部材として、剛体から成る磁気ディスク、スイングアーム、スイングアームの先端に支持された磁気ヘッド等を備えており、スイングアームの揺動端に支持された磁気ヘッドが高速で回転する磁気ディスクの半径方向に移動しながら、磁気ディスクに情報を記録したり磁気ディスクに記録されている情報を読み出したりするようになっている。このようなハードディスクドライブ30にあっては、振動や衝撃が加えられることによって、磁気ヘッドが磁気ディスクに激しく衝突して磁気ヘッドや磁気ディスクが損傷されたり、あるいは、磁気ヘッドが磁気ディスクの記録領域をトレースし損なって誤動作をしたりする。従って、ハードディスクドライブ30にあっては、磁気ヘッドと磁気ディスクとが対面する方向、すなわち、厚み方向、上記携帯型画像表示装置10における前後方向の衝撃に対して弱いという性質を有する。しかも、厚み方向の衝撃に対しては、液晶表示パネル20より弱い。そこで、ハードディスクドライブ30は液晶表示パネル20に対する衝撃緩衝能力より高い衝撃緩衝能力によって保護する必要がある。そのために、上記したように、衝撃緩衝部材50の前壁54より後壁55の厚さをより厚くして、より高い衝撃緩衝能力によってハードディスクドライブ30を保護するようにしてある。
【0022】
液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30の衝撃緩衝部材50、50、・・・を介しての筐体40への支持は以下のようにして為される。先ず、液晶表示パネル20の4隅部を衝撃緩衝部材50、50、・・・の第1の切欠51、51、・・・に係合し、また、ハードディスクドライブ30の4隅部を衝撃緩衝部材0、50、・・・の第2の切欠52、52、・・・に係合する。次いで、4つの衝撃緩衝部材50、50、・・・の後端部の外壁53、53、・・・をバックケース43の規制壁47、47、・・・の内側面に当接させ、且つ、衝撃緩衝部材50、50、・・・の後端面57がバックケース43の後面壁43gに当接したた状態とし、それから、フロントケース44を、上記したように、バックケース43に結合する。これによって、衝撃緩衝部材50、50、・・・の前端部の外壁53、53、・・・がフロントケース44の規制壁48、48、・・・の内側面に当接し、且つ、衝撃緩衝部材50、50、・・・の前端面58がフロントケース44の前面部44aに当接した状態となる。これによって、衝撃緩衝部材50の前壁54及び後壁55が2つの切欠51、52と支持部材(筐体40)に接触した端部(面)58、57との間の部分ということになる。以上のようにして、衝撃緩衝部材50、50、・・・の前後両端部がそれぞれ規制壁47、47、・・・、48、48、・・・によって位置を規制されるので、液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30が衝撃緩衝部材50、50、・・・を介して筐体40の定位置に支持される。
【0023】
なお、図示した実施の形態では、規制壁47、48は衝撃緩衝部材50の外壁53の一部を覆うようにしてある。固体粘弾性材料は緩衝作用を行うとき、緩衝方向に圧縮されるが、圧縮された体積に相当する体積の逃げが必要である。勿論上記したような逃げが無くても、ある程度の圧縮はされるが、外壁53の全てを覆ってしまうと、上記逃げが全くなくなり、衝撃緩衝部材50が剛体に近くなってしまう。なお、どの程度の逃げが必要であるか、すなわち、規制壁47、48によって覆わない部分をどの程度にしておけばよいかは、必要とされる衝撃緩衝能力、使用する固体粘弾性材料等々種々のファクターによって異る。
【0024】
上記携帯型画像表示装置10にあっては、1種類の衝撃緩衝部材50を支持部材である筐体40に支持することによって、それぞれ耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物、すなわち、液晶表示パネル20とハードディスクドライブ30を支持部材である筐体40から伝わる衝撃を緩衝し得るように筐体40に支持することができるので、構造が極めて簡単である。また、液晶表示パネル20及びハードディスクドライ30それぞれに適合した緩衝作用を行うことができる。
【0025】
なお、上記した例では、衝撃緩衝部材50の2つの切欠51、52と支持部材(筐体)40に接触した端部(面)58、57との間の部分54、55の厚さを異ならせることによって、各部分54、55の衝撃緩衝能力を異ならせたが、図6及び図7に上記2つの部分の衝撃緩衝能力を異ならせる別の方法を示す。
【0026】
図6に示す衝撃緩衝部材60は、第1の部分61と第2の部分62とから成り、それぞれの粘弾性が異なる材料によって構成されている。第2の部分62によって第2の切欠63が形成され、該第2の部分62の前端に第1の部分61が一体に結合されることによって第1の切欠64が形成される。なお、このような衝撃緩衝部材60の形成は、いわゆる、多色成形法、一体成形法などと称される、例えば、第2の部分62の成形後、金型の一部を入れ替えて第1の部分61の成形を行って両者61、62を一体化する方法によって形成することができる。なお、この場合、両者61、62の接合面に凹凸嵌合等機械的結合を為す部分を形成しておいて、両者61、62の結合を強固にすることも考えられる。
【0027】
そして、図7に示すように、第1の切欠64に液晶表示パネル20の4隅部が係合され、また、第2の切欠63にハードディスクドライブ30の4隅部が係合され、さらに、衝撃緩衝部材60が筐体40内において規制壁47、48によって位置規制されて、液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30が筐体40に支持される。
【0028】
そして、第1の部分61と第2の部分62の材料が異なることによって、筐体40に接触している前端面65と第1の切欠64との間の部分(前壁)66の衝撃緩衝能力に比較して、筐体40に接触している後端面67と第2の切欠63との間の部分(後壁)68の衝撃緩衝能力の方が高くされている。
【0029】
上記した衝撃緩衝部材60を使用することによって、それぞれ耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物、すなわち、液晶表示パネル20とハードディスクドライブ30を支持部材である筐体40から伝わる衝撃を緩衝し得るように筐体40に支持することができるので、構造が極めて簡単である。また、液晶表示パネル20及びハードディスクドライ30それぞれに適合した緩衝作用を行うことができる。
【0030】
図8乃至図12は衝撃緩衝部材のさらに別の変形例を示すものである。
【0031】
この衝撃緩衝部材100は単一の固体粘弾性材料で形成されている。図8でよく分かるように、衝撃緩衝部材100には前後方向に隣接して第1の切欠110と第2の切欠120が形成されている。そして、第2の切欠120の前後両面には複数の溝121、121、・・・、122、122、・・・が形成され、これら溝121、121、・・・、122、122、・・・の間に突条123、123、・・・、124、124、・・・が形成されている。なお、溝121、122が開口部での幅が大きくなるテーパー状に形成されているため、突条123、124は先端の幅が狭くなるテーパー状に形成されている(図9参照)。なお、突条121、122がテーパー状であることは必須ではないが、テーパーのないものであると、圧縮されたときに座屈してしまう惧があるので、テーパー状であることが好ましい。
【0032】
そして、図9に示すように、第1の切欠110に液晶表示パネル20の4隅部が係合され、また、第2の切欠120にハードディスクドライブ30の4隅部が係合され、さらに、衝撃緩衝部材100が筐体40内において規制壁47、48によって位置規制されて、液晶表示パネル20及びハードディスクドライブ30が筐体40に支持される。
【0033】
そして、第2の切欠120の後側の面に溝122、122、・・・が形成されることによって、筐体40に接触している前端面130と第1の切欠110との間の部分(前壁)140の衝撃緩衝能力に比較して、筐体40に接触している後端面150と第2の切欠120との間の部分(後壁)160の衝撃緩衝能力の方が高くされている。すなわち、後壁160の溝122、122、・・・が形成された部分、要するに、突条124、124、・・・によって構成される部分160aは突条が形成されていない部分160bに比較して弾性変形しやすくなっており、その分、衝撃緩衝能力が前壁140に比較して異なっている。
【0034】
上記した衝撃緩衝部材100を使用することによって、それぞれ耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物、すなわち、液晶表示パネル20とハードディスクドライブ30を支持部材である筐体40から伝わる衝撃を緩衝し得るように筐体40に支持することができるので、構造が極めて簡単である。また、液晶表示パネル20及びハードディスクドライ30それぞれに適合した緩衝作用を行うことができる。
【0035】
上記溝121、122を形成した場合の衝撃緩衝作用について図10乃至図12を参照して説明する。
【0036】
突条124は衝撃によって変形しやすいので、衝撃が加えられたときに、先ず、突条124が圧縮により変形され、その後に変形が溝が形成されていない部分160bに及ぶ。その結果、比較的弱い衝撃の場合、突条124が圧縮されることによって、衝撃の大部分が緩衝された後に溝が形成されていない部分160bの圧縮が始まる。このことは、比較的低い位置から落下した場合には、衝撃のほとんどが緩衝されるが、逆に、高い位置からの落下の場合には、突条124が圧縮されてもまだかなり高いレベルの衝撃が残っており、被緩衝物に大きな衝撃が加わることを意味する。
【0037】
図11に溝122を形成した場合と溝122を形成しなかったない場合との衝撃緩衝能力の比較を示す。突条124の先端部の幅S1と溝122の幅S2(図9参照)とを等しくし、突条124の高さBを異ならせたものを2種類(B=大、B=中)と溝122を形成しないもの(S1=0)の3つを用意し、ハードディスクドライブ30の重心位置近傍に加速度センサを取り付けて異なる高さから衝撃が後面から前面に向けて伝わる向きで落下させた結果を、図11に縦軸に重力加速度Gを横軸に落下高さ(cm)を取って示す。
【0038】
図11で分かるように、落下高さが100cm近くになると、溝122を形成したもの(S1=S2、B=大)、(S1=S2、B=中)の方が溝122を形成しなかったもの(S1=0)よりハードディスク30に加わる重力加速度Gが大きくなるが、落下高さが50cm前後では、溝122を形成したもの(S1=S2、B=大)、(S1=S2、B=中)の方が溝122を形成しなかったもの(S1=0)よりハードディスク30に加わる重力加速度Gが小さいことが分かる。特に、落下高さが25cm以下では、溝122を形成したもの(S1=S2、B=大)、(S1=S2、B=中)においてハードディスク30に加わる重力加速度Gは溝122を形成しなかったもの(S1=0)においてハードディスク30に加わる重力加速度Gの半分以下になる。
【0039】
携帯型電子機器の場合、高い位置からの落下が予想される状況、例えば、路上で立ったまま使用する場合等には、使用者はかなりの注意をして使用するもので、仮に、このような状況下で不注意により落下させてしまい、破損に至ったとしても、使用者は比較的あきらめがつく(当該携帯型電子機器を破損しやすいとは考えない)ものであるが、例えば、デスクに向かって座した状態で、デスク面上から離した状態で使用するような場合は、比較的落下に対しては気楽な気持ちで使用する場合が多く、このような状況でうっかり机上面に落下させてしまい、破損でもすれば、使用者はあきらめがつかず、当該携帯型電子機器を破損しやすいと考えがちである。また、電子機器に強い衝撃を与えることは好ましくないことであることは、一般に認識されているところであるので、高くても衝突面までの高さが20cm〜30cmくらいの範囲で使用されること多く、その意味で、上記した、溝122の形成はかなり有効である。
【0040】
また、溝122が形成されることによって、衝撃時に、突条124が圧縮されるに従って突条124のハードディスクドライブ30との接触面積が徐々に増えることによって、横軸を時間軸(t)、縦軸を重力加速度(G)とすると、バスタブ状のカーブ(低い値の重力加速度の長い時間の持続)を描きながら、衝撃の重力加速度が吸収されることになり、衝撃の最大値が溝122を形成しないものに比較して低い値となり、破損の危険性が減少する。図12はその状況を横軸を時間軸(t)、縦軸を重力加速度(G)として示すものであり、上側の曲線が被緩衝物であるハードディスクドライブ30の高さの推移を示し(0が落下前の位置で、衝撃時からさらに位置が下がっているのは、衝撃緩衝部材100の圧縮による)、下側の曲線がハードディスクドライブ30に加わる重力加速度の推移を示す。そして、実線が溝122が形成されていないものを示し、破線が溝122が形成されたものを示す。
【0041】
なお、上記には溝122を形成したことの効果について説明したが、溝123を形成することの効果も同様である。
【0042】
なお、上記衝撃緩衝部材100にあっては、溝122をハードディスクドライブ30に接する側に設けたが、図13に示す衝撃緩衝部材100Aのように、筐体40に接する側に設けても良い。また、溝ではなく、図14に示す衝撃緩衝部材100Bのように、ピラミッド型の突起170を形成することによって断面積が変化するようにしても良い。さらには、図15に示す衝撃緩衝部材100Cのように、孔180、180、・・・を形成して衝撃緩衝能力を変えることも出来るし、また、該孔180をテーパー状のものとすることによって、断面積を変化させることも出来る。さらには、図16に示す衝撃緩衝部材100Dのように、テーパー状のピン形状をした突起190、190、・・・を設けても良い。
【0043】
なお、上記した実施の形態では、本発明を携帯型画像表示装置10に適用したものを示したが、本発明の適用範囲が携帯型画像表示装置10に限定されることを意味するものではない。耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物を一つの支持部材によって支持する形態のものには広く本発明を適用することが出来るし、そのようなものも本発明の技術的範囲に当然含まれるものである。例えば、ハードディスクドライブとDVD−RAM(Digital Versatile Disc Random access Memory)やDVD−RW(Digital Versatile Disc Rewritable)を組み合わせた携帯型サーバー等に適用することが出来、また、一緒に支持される被緩衝物の組み合わせにも種々のものが考えられ、例えば、ハードディスクドライブと回路基板との組み合わせ等種々のものがあり、これらも、本発明の技術的範囲に当然含まれるものである。
【0044】
また、上記した実施の形態では、被緩衝物をその4隅で衝撃緩衝部材によって支持するように説明したが、隅と隅との間の部分を切欠で挟んで支持するようにしても良い。かかる場合は、図17に示す衝撃緩衝部材100Eのように、溝状の切欠201、202を形成し、これら切欠201、202に被緩衝物203、204の側縁部を係合させるようにすればよい。
【0045】
さらに、上記した実施の形態及び各変形例に示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0046】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明緩衝機構は、耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持する緩衝機構であって、少なくとも両端が上記支持部材と接触した3個以上のゴム等の固体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、上記2つの被緩衝物の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合するようにしたことを特徴とする。
【0047】
また、本発明携帯型電子機器は、耐衝撃力が異なる2つの電子部品を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持した携帯型電子機器であって、少なくとも両端が上記支持部材と接触した3個以上のゴム等の個体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、上記2つの電子部品の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合して上記2つの電子部品を支持部材に支持させたことを特徴とする。
【0048】
従って、本発明にあっては、一組の衝撃緩衝部材によって2つの被緩衝物や電子部品を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持することができ、さらに、2つの被緩衝物や電子部品それぞれにそれぞれの耐衝撃力に応じた衝撃緩衝能力を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5と共に本発明緩衝機構を採用した電子機器を示すものであり、本図は概略斜視図である。
【図2】筐体の前側部分を分離して示す概略斜視図である。
【図3】概略分解斜視図である。
【図4】要部の拡大断面図である。
【図5】衝撃緩衝部材の拡大斜視図である。
【図6】衝撃緩衝部材の変形例を示す拡大斜視図である。
【図7】図6に示す衝撃緩衝部材を使用した緩衝機構の要部を示す拡大断面図である。
【図8】図9乃至図12と共に衝撃緩衝部材の別の変形例を示すものであり、本図は拡大斜視図である。
【図9】図8に示す衝撃緩衝部材を使用した緩衝機構の要部を示す拡大断面図である。
【図10】衝撃緩衝部材の要部を示す拡大断面図である。
【図11】落下高さと被緩衝物に加わる重力加速度との関係を示すグラフ図である。
【図12】落下時における被緩衝物の高さ位置と被緩衝物に加わる重力加速度の時間的推移を示すグラフ図である。
【図13】衝撃緩衝部材のさらに別の変形例を示す拡大斜視図である。
【図14】衝撃緩衝部材のさらにまた別の変形例を示す拡大斜視図である。
【図15】衝撃緩衝部材のさらに別の変形例を示す拡大斜視図である。
【図16】衝撃緩衝部材のさらにまた別の変形例を示す拡大斜視図である。
【図17】衝撃緩衝部材のさらに別の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…携帯型画像表示装置(携帯型電子機器)、20…液晶表示パネル(電子部品、被緩衝物)、30…ハードディスクドライブ(電子部品、被緩衝物)、40…筐体(支持部材)、50…衝撃緩衝部材、51…第1の切欠、52…第2の切欠、54…前壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、55…後壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、57…後端面(支持部材に接触した端部の一)、58…前端面(支持部材に接触した端部の一)、60…衝撃緩衝部材、61…第1の部分(硬度の異なる部分)、62…第2の部分(硬度の異なる部分)、63…第2の切欠、64…第1の切欠、65…前端面(支持部材に接触した端部の一)、66…前壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、67…後端面(支持部材に接触した端部の一)、68…後壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、100…衝撃緩衝部材、110…第1の切欠、120…第2の切欠、130…前端面(支持部材に接触した端部の一)、140…前壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、150…後端面(支持部材に接触した端部の一)、160…後壁(切欠と支持部材に接触した端部との間の部分)、160a…溝形成部(他の部分と断面積の異なる部分)、100A…衝撃緩衝部材、100B…衝撃緩衝部材、170…ピラミッド型突起(他の部分と断面積の異なる部分)、100C…衝撃緩衝部材、100D…衝撃緩衝部材、190…ピン形状の突起(他の部分と断面積の異なる部分)、100E…衝撃緩衝部材、201…第1の切欠、202第2の切欠、203…被緩衝物、204…被緩衝物

Claims (10)

  1. 耐衝撃力が異なる2つの被緩衝物を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持する緩衝機構であって、
    少なくとも両端が上記支持部材と接触した3個以上のゴム等の固体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、
    上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、
    上記2つの被緩衝物の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合するようにした
    ことを特徴とする緩衝機構。
  2. 上記衝撃緩衝部材の上記2つの切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の厚みを変えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝装置。
  3. 上記衝撃緩衝部材の少なくとも一方の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分に他の部分と断面積の異なる部分を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝機構。
  4. 上記断面積の異なる部分の断面積が切欠から上記端部に行くに従って徐々に変化するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の緩衝機構。
  5. 上記衝撃緩衝部材の上記2つの切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分を硬度の異なる材料で形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝機構。
  6. 耐衝撃力が異なる2つの電子部品を支持部材から伝わる衝撃を緩衝し得るように上記支持部材に支持した携帯型電子機器であって、
    少なくとも両端が上記支持部材と接触した3個以上のゴム等の個体粘弾性材料から成る衝撃緩衝部材の中間部分に2個の切欠を形成し、
    上記衝撃緩衝部材の2個の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の衝撃緩衝能力を異ならせ、
    上記2つの電子部品の側縁部又は角部を上記衝撃緩衝部材の2つの切欠に各別に係合して上記2つの電子部品を支持部材に支持させた
    ことを特徴とする携帯型電子機器。
  7. 上記衝撃緩衝部材の上記2つの切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分の厚みを変えた
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機器。
  8. 上記衝撃緩衝部材の少なくとも一方の切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分に他の部分と断面積の異なる部分を設けた
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機器。
  9. 上記断面積の異なる部分の断面積が切欠から上記端部に行くに従って徐々に変化するようにした
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯型電子機器。
  10. 上記衝撃緩衝部材の上記2つの切欠と支持部材に接触した上記端部との間の部分を硬度の異なる材料で形成した
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯型電子機器。
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