JP2006080987A - 情報処理装置 - Google Patents

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    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver

Abstract

【課題】 装置内に装着されたディスクドライブ内蔵カートリッジに過大な衝撃力が加わることがなく、信頼性の高い情報処理装置を提供する
【解決手段】 筐体内に、ディスク状記録媒体(20h)を収容したカートリッジ(20)を外部から脱着可能に収納するスロット部(605)と、記録媒体(20h)に記録された情報を処理する回路基板(604a)を有する基板部(604)と、基板部(604)により処理された情報を表示する表示部(606)及びバッテリー収納部(610,16)の少なくとも一方と、をそれぞれブロックとして備え、スロット部(605)を、筐体内(600A)に格納された他のブロック(604,606)の間に位置するよう配置した。
【選択図】 図4

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、ディスク状の記録媒体を収容したカートリッジを着脱可能とし、装着されたカートリッジの記録媒体を回転させて情報の記録または再生を行う情報処理装置に好適なものである。
デジタルカメラ,ビデオカメラ,ノートパソコン,携帯音楽プレーヤあるいは携帯情報端末等の情報処理装置に用い、これら装置に脱着可能な記録媒体として、従来のCF(コンパクトフラッシュ:登録商標)カード等のメモリーカードに加え、回転するディスク状記録媒体に対して情報の記録または再生を行うドライブ装置、例えば、1インチ程度の小径ハードディスクを用いたハードディスクドライブ装置(HDD)を内蔵して記録再生を可能としたカートリッジが用いられるようになってきている。その一例として、CFカードと互換性を有するマイクロドライブ(商標)がある。
このようなカートリッジは、大容量のディスク状記録媒体を内蔵していることから、情報量の多い動画を扱う情報処理装置には好適である。この情報処理装置の一例として、特許文献1に記載されたデジタルカメラがある。
特開2002−369121号公報
ところで、上述したカートリッジは、内蔵するディスクの形状に合わせた極めて小型の扁平形状である反面、動作時に外部から加わる衝撃や振動に留意する必要があることは周知である(例えば、特許文献1や特開2003−297068号公報〔段落番号0004等〕に記載されている)。
特にカートリッジの平面方向、換言すればディスク面に直交するような方向で加わる衝撃については、内蔵したディスクドライブ装置が破壊する恐れもあり、このようなカートリッジを装着して使用する情報処理装置においては、規定値以上のこの方向の衝撃(加速度)がこのカートリッジに加わらないように配慮する必要がある。
具体的な数値例として、この許容衝撃値は、非動作時において2000G以下、動作時において200G以下とされており、情報処理装置にはこれを満足する耐衝撃性能が求められている。
しかしながら、上述したカートリッジは超小型であるから、これを用いる情報処理装置自体も小型化されて取り扱いが極めて容易となっている。見方を変えるならば、これは、不注意で装置を落下させてしまったり、通常の使用状況でも装置を壁にぶつけたりする等、強い衝撃が加わり易いことを意味している。
従って、このような強い衝撃が加わらないような手段を講じなければ、カートリッジ内のディスクドライブ装置が破壊し、情報処理装置の信頼性が損なわれるという問題が生じる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、装置内に装着されたディスクドライブ内蔵カートリッジに過大な衝撃力が加わることがなく、信頼性の高い情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
即ち、請求項1に係る発明は、筐体内に、ディスク状の記録媒体(20h)を収容したカートリッジ(20)を脱着可能に収納するスロット部(605)と、前記記録媒体(20h)に記録された情報を処理する回路基板(604a)を有する基板部(604)と、前記基板部(604)により処理された情報を表示する表示部(606)及び/または電源となるバッテリー(610a)を収納するバッテリー収納部(610,16)と、をそれぞれブロックとして備え、
前記スロット部(605)を、前記筐体内(600A)に格納された他のブロック(604,606)の間に位置するよう配置し、前記スロット部(605)に収納されたカートリッジ(20)の記録媒体(20h)に記録された情報を再生することを特徴とする情報処理装置(600)である。
また、請求項2に係る発明は、撮影レンズ(1)及び撮像素子(14)を有し、該撮影レンズ(1)で撮影した画像情報を出力するカメラユニット部(1)を前記ブロックとしてさらに備え、前記画像情報を前記記録媒体(20h)に対して記録することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置(500)である。
また、請求項3に係る発明は、前記スロット部(17)を間に位置させる前記他のブロックを、前記バッテリー収納部(16)及び前記カメラユニット部(1)として成ることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置(500)である。
また、請求項4に係る発明は、請求項2記載の情報処理装置(500)であって、前記スロット部(17)及び前記他のブロックの少なくとも1つを格納した第1の筐体(21B)を有する本体部(500B)と、該本体部(500B)に対して回動自在に支持部(32)で支持され前記カメラユニット部(1)を格納した第2の筐体(21A)を有する回動部(500A)とを、前記第1及び第2の筐体(21A,21B)の前記支持部(32)近傍が近接対向するよう(21A1,21B1)に連結し、前記スロット部(17)を、前記スロット部(17)の一平面側が前記第1の筐体(21A)の前記支持部(32)近傍に向くよう前記第1の筐体(21A)内に配置すると共に、前記スロット部(17)の他平面側と前記第1の筐体(21A)との間に、前記第1の筐体(21A)に格納された前記他のブロック(16)を配設して成ることを特徴とする情報処理装置(500)である。
また、請求項5に係る発明は、前記配設した他のブロックを、前記バッテリー収納部(16)としたことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置(500)である。
本発明によれば、外部から衝撃が加わっても、装着したディスクドライブ内蔵カートリッジに加わる衝撃を抑制し、このカートリッジを破損させることがなく、高い信頼性が得られる。という効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図22を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の実施例1を示す外観斜視図である。
図2は、本発明の情報処理装置の実施例1を説明する斜視的断面図である。
図3は、本発明の情報処理装置の実施例1を説明する断面図である。
図4は、本発明の情報処理装置の実施例2を示す外観斜視図である。
図5は、本発明の情報処理装置の実施例2を示す他の外観斜視図である。
図6は、本発明の情報処理装置の実施例2における内部構成を説明する図である。
図7は、本発明の情報処理装置に装着されるカートリッジの例を示す斜視図である。
図8は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部を示す斜視図である。
図9は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部を示す他の斜視図である。
図10は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロット部を示す斜視図である。
図11は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロット部を示す他の斜視図である。
図12は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロットロック機構を説明する平面図である。
図13は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロットロック機構を説明する要部を平面図である。
図14は、本発明の情報処理装置の実施例2における第1及び第2支持状態を説明する部分斜視図である。
図15は、本発明の情報処理装置の実施例2における切り替え機構を説明する斜視図である。
図16は、本発明の情報処理装置における実施例の変形例を説明する図である。
図17は、本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第1の図である。
図18は、本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第2の図である。
図19は、本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第3の図である。
図20は、本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部の概略組み立て図である。
図21は、本発明の情報処理装置の実施例2における構造を説明する模式的断面図である。
図22は、本発明の情報処理装置の実施例2における変形例を説明する模式的断面図である。
実施例1の情報処理装置は携帯画像表示装置であり、この装置について図1〜図3を用いて詳述する。
図1は外観を示す斜視図であり、図2は、内部構造を模式的に示すために筐体を部分的に断面化した斜視図であり、図3は、図1の横断面図である。
この携帯画像表示装置600は、記録媒体を収容したカートリッジ20を脱着可能としたスロット部605を備え、その記録情報を読み取り、任意の画像に加工する処理をして表示部606で表示する装置である。
即ち、携帯画像表示装置600は、電源となるバッテリー610aを収容するバッテリー収納部610と、表示素子601を有する表示ユニット606と、操作ボタン群602を有する操作ユニット607と、カートリッジ20を脱着する挿入口605bを有するスロットユニット605と、これらの各ユニットと入出力インターフェースユニット(図示せず)とを制御する制御ユニット604と、をブロックとして備え、これらの各ブロックを覆って格納する筐体600Aとを備えている。ユニットとして、外部と無線通信を行う通信インターフェースを備えていてもよい。
表示ユニット606は液晶表示素子や有機EL等の表示素子601を備えてなる扁平なブロックであり、制御ユニット604は、図示しないCPUや制御回路等を有する基板604aを含んでなる扁平なブロックである。
この筐体600Aの天面には、図1の矢印R方向に開閉可能なスロットカバー603が設けられており、このスロットカバー603を開けると、内部の挿入口605bが臨まれてカートリッジ20の脱着が可能となる。
各ユニット同士は、図示しない信号線により電気的に接続されている。
カートリッジ20は、ディスク状記録媒体を収容し、これを回転させて記録された情報を読み出すドライブ装置を内蔵している。
このカートリッジ20の一例としてマイクロドライブがあり、詳細は図10を用いて後述するが、その外形形状は、収容したディスク状記録媒体の形状に沿った扁平の矩形形状とされている。
筐体600Aは、例えばPC(ポリカーボネート)等の熱可塑性樹脂を射出成形して形成されており、その内部をA部,B部の2つの部分に概ね2分するユニット支持壁608を有している。
このユニット支持壁608は、完全な壁面でなくてもよく、筐体600Aの外殻600A1から内側に向けて立設するリブ状であってもよい。
この実施例においては、図3(a)に示すように、支持壁608は、部分的に開口部608aを有しており、A部,B部間を電気的に接続する信号線(図示せず)がこの開口部608aを通るようにして配線されている。
A部には制御ユニット604が配置され、B部にはスロットユニット605,表示ユニット606及び操作ユニット607が配置される。そして、それぞれが筐体600Aと略一体となるように図示しない固定手段により固定されている。
この構成において、スロットユニット605については、ユニット支持壁608にのみ、ねじ609により締結されている。
上述したように、カートリッジ20は扁平の矩形形状であり、それを装着するスロットユニット605も同様に扁平の矩形形状となっている。そして、その平面部605a側がユニット支持壁608に固定されている。
ここで、このユニット支持壁608は、外殻ではなく筐体600Aの内部に設けられた壁またはリブであるから、例えば、携帯画像表示装置600が外部の他の部材とぶつかったとしても、この支持壁608に直接その衝撃が加わることはない。
さらに、上述したように、筐体600Aは樹脂で形成されているので、ユニット支持壁608は図6の矢印Z方向に可撓性を有する。
このZ方向は、カートリッジ20に収容されたディスクの平面に対してほぼ直交する方向である。
従って、この携帯画像表示装置にZ方向の衝撃が加わっても、スロットユニット605を固定したユニット支持壁608はその弾性により撓むことができ、衝撃を吸収する。
即ち、ユニット支持壁608は、Z方向の衝撃を吸収するダンパーとしての機能を有する。
この構成により、このユニット支持壁608に支持されたスロットユニット605に加わるZ方向の衝撃は、極めて小さいものになり、スロットユニット605に装着されたカートリッジ20に収容されたディスクドライブ装置を破壊することはない。
一方、スロットユニット605に対するユニット支持壁608の反対側には、筐体600Aの外殻600A1ではなく、扁平の表示ユニット606が配置されている。
即ち、スロットユニット605は、その2つの平面部605a,605aのいずれもが、外殻600A1と直接には対向していない。
換言するならば、スロットユニット605は、その平面部605a側において、外殻600A1ではない扁平な部材(ブロック)の間に挟まれるように配置されている。そして、スロットユニット605は、それを挟む部材と連結して支持され、外殻600A1に直接支持されないように構成されている。
図3(b)にその一例を断面図として示す。スロットユニット605は、その平面部605a側において、制御ユニット604及び表示ユニット606間に挟まれるように筐体600A内に配置されている。
これにより、携帯画像表示装置600が外部の部材等にぶつかっても、スロットユニット605には直接その衝撃が加わることがなく、スロットユニット605に装着されたカートリッジ20に悪影響を与えたり、その内部のドライブ装置を破壊したりすることがない。
また、スロットユニット605を挟むブロックは、扁平形状であるため、スロットユニット20に沿った並列配置が可能であり、装置内部のスペース効率のよいレイアウトが可能になる。
そして、この構成により、スロットユニット605とそれを挟むブロック同士は、互いの平面同士が対向するので、力が加わったとしても集中することなく平均化するので、外部からの衝撃をさらに良好に緩衝することができる。
次に、実施例2について図4〜図22を用いて詳述する。
この実施例2の情報処理装置はビデオカメラであり、その外観を図4に示す。
この実施例2のビデオカメラは、詳細は後述するが、レンズ部1を有するカメラ部500Aと液晶表示部11とバッテリー収納部16とメディア収納部17とを備えた本体部500Bとの2つの部分を軸支持部32で互いに回動可能に連結した構成であり、それぞれの筐体(外装カバー21A,21B)の光軸CL1の方向に沿って対向する部分の外殻壁が、実施例1におけるユニット支持壁608に相当するものである。ここでレンズ部1,液晶表示部11,バッテリー収納部16及びメディア収納部17はそれぞれビデオカメラを構成するブロックとして配置されている。この液晶表示部11は、液晶表示素子に限らず、有機EL等の他の表示素子を用いた表示部としてもよい。
また、実施例1のスロットユニット605に相当するメディア収納部17を、筐体21A,21Bの互いに対向する外壁21A1,21B1とバッテリー収納部16との間に挟んで配置し、メディア収納部17が直接筐体21A,21Bの外観部分の外殻と対向しないようにしている(図21参照)。
従って、この実施例は、実施例1において示した技術思想が適用されたものである。
また、ビデオカメラが一つの部分で構成され筐体21Cで覆われているものとすれば(図22参照)、メディア収納部17は、レンズ部1とバッテリー収納部16との間に挟まれて配置されているものとすることができる。
従って、この場合においても、実施例1において示した技術思想が適用されたものであると言える。
このような実施例2の詳細な構成について、以下に説明する。
このビデオカメラ500(以下、単に装置500と称する場合がある)は、レンズ部500AとL字状の本体部500Bとから概略構成されてなるものである。
両部は、図の50a−50b―50cで結ぶ分割線において分割される別体であり、レンズ部500Aは、図示しない回動機構により、本体部500Bに対して回動軸CL2の回りに所定の角度範囲で回動可能とされている。
レンズ部500Aは、光軸CL1を有するズームレンズ1,ストロボ2,ステレオマイク3,スピーカ4,右側面に設けられた第1の操作釦群5及び底面側に設けられた第1のスロット部(図示せず)を備えている。この第1のスロット部には、メモリーカードが装着される。
本体部500Bは、ズームレバー6,開閉カバー7,ロックレバー8,接続端子群9,この接続端子群を覆う端子カバー10,後方から視認可能な液晶表示部11,第2の操作釦群12及び第3の操作釦群13を備えている。開閉カバー7には、このビデオカメラ500を把持した際の指掛けとなる凹部7aが設けられており、撮影時にはこの開閉カバー7を包むように手で把持される。
次に、このビデオカメラ500の内部構成について図6を用いて説明する。この図は理解を容易にするために、ビデオカメラ500の外観斜視図(図4に相当)とそれを構成する各ブロックとを併記している。
図6において、カメラ部500Aは、ズームレンズ1と、その後方に配置され、画像を電気信号に変換する撮像素子14と、底部側と左側部側とに配置され画像信号処理回路15bを搭載した基板15と、撮像素子14の底面側に配置された第1のスロット部(図示せず)を有している。基板15には、ビデオカメラ500全体の動作を制御するCPU15aが搭載されている。
一方、本体部500Bは、後方側に配置された液晶表示部11と、光軸CL1と概ね平行に配置されたバッテリー収納部16及びメディア収納部17を有し、これらを外装カバー21で覆う構成とされている。
メディア収納部17は、後述する第2のスロット部18を備えており、図6は、この第2のスロット部18に後述するカートリッジ20を装着した状態を示している。また、このメディア収納部17は、外装カバー21の本体部500B側の部分に支持され、外装カバー21の外観部分とは直接連結しない構成とされている。
また、メディア収納部17と外装カバー21の外殻との間にはバッテリー収納部16が配置されており、これにより、外装カバー21の外殻に加わった衝撃が直接メディア収納部17に付与されることはない。
また、比較的重いバッテリーを装着するバッテリー収納部16を外殻側に配置したことで、バッテリー装着状態でこのビデオカメラ500を把持した際の重心位置がより手のひら側になるので、撮影姿勢が安定すると共に長時間撮影しても疲労が少ない。
図4に戻り、開閉カバー7は、ロックレバー8を動かし、この図では図示していないロック機構のロックを外すことにより、カートリッジ20を着脱するために開口した第2のスロット部18の開口部18a及びバッテリー(図示せず)を着脱するための開口部16aを、カメラ500の上方から臨めるように開けることができる。
即ち、このビデオカメラ500は、開閉カバー7を開けることで、カメラ500の上方からバッテリー及びカートリッジ20を装着できるように構成されている。
図4に対してこの開閉カバー7を開けた状態を図5に示す。
開閉カバー7は、外装カバー21の回動軸CL3上に設けられたシャフト(図示せず)と係合し、この回動軸CL3の回り(R1)に回動可能とされている。
この状態で、カートリッジ20は、開口部18aに対して上下方向(図の矢印R2)に着脱される。
このカートリッジ20について、その外観図である図7を用いて説明する。
カートリッジ20は、偏平の矩形形状をしており、内部に記録媒体20hとしてハードディスクを用いたHDD20cを内蔵している。
このHDD20cとカートリッジ20の外部との間での信号授受のために、カートリッジ20の一側面部20dに雌型コネクタ部20bが設けられている。
この雌型コネクタ部20bは、装置500側の雄型コネクタ部(後述する)に対して、図のR2方向に挿抜される。
この一側面部20d以外の対向する側面部20d2には、挿抜方向(R2方向)に延在する段部20aが形成されている。
この段部20aは、装置500側の第2のスロット部18に設けられたガイド部(後述する)と係合して誘いとなり、カートリッジ20の着脱はスムーズに行われる。
次に、このカートリッジ20を収納するメディア収納部17について図8,図9,図20を主に用いて詳述する。
図8は、このメディア収納部17を、これが配置された装置500の内側の斜め後上方から見た斜視図であり、図9は、外側の斜め後上方から見た斜視図であり、図20は、概略の組み立て図である。
各図においては、理解容易のために、このメディア収納部17がビデオカメラ500に搭載された場合の前後上下内外の方向を記載してある。以降の説明において方向の説明にこれらの表記を用いる場合がある。
メディア収納部17は、金属薄板を素材としてプレスとフォーミングを施し、概ね幅Tを有する概略枠状に形成されたベースフレーム17aを有している。そして、これは、第1フレーム17a1と第2フレーム17a2と第3フレーム17a3とを結合してなるものである。
第1フレーム17a1は、略コ字状に形成され、メディア収納部17の下面側に配置されている。
第2フレーム17a2は、詳細を後述するスロットロック機構26を支持する幅広部17a4を有し、第3フレーム17a3を介して2ヶ所の連結部17b,17bで第1フレーム17a1と図示しないねじにより締結されている。
そして、ベースフレーム17aは、前後方向に張り出して設けられた2ヶ所の固定部17c,17cを有しており、この固定部とビデオカメラ500の本体部500Bとがねじにより締結されて両者は一体化されている。
第2のスロット部18(以降、単にスロット部18と称する)は、上方が開放した略コ字状のメインフレーム18mと、これに固定されたプリント基板からなるメインプレート18bとを有している。メインフレーム18mは金属材料により形成されている。
また、このメインプレート18bと、これに対向するように配置され、軽量化のために複数の肉抜き孔18c1が形成された金属薄板からなるバックプレート18cと、メインプレート18bとバックプレート18cとの間に配置された一対のサイドプレート18d,18dと、により、偏平で略矩形筒状の収納部18eが形成されている。
サイドプレート18dは、カートリッジ20の段部20aと係合するガイド部18d1を備えており、このガイド部18d1は、カートリッジ20の着脱時にその段部20aを案内する。
また、この収納部18eの奥側(下方)には、メインプレート(基板)18bに固定された雄型コネクタ部22が設けられている。このコネクタ部22とメインプレート18に形成された配線パターンとは電気的に接続され、フレキシブル基板18f(図20参照)を介してビデオカメラ500の信号処理基板15(図6参照)へと接続される。
図8においては、理解容易のため、バックプレート18cの一部を円形に破断して内部のこの雄型コネクタ22を表している。
上述のように構成されたスロット部18における開口部18aに、カートリッジ20を上方から挿入すると、段部20aとガイド部18d1とが係合して挿入方向にガイドされつつカートリッジ20はこのスロット部18に収納される。
カートリッジ20をさらに指等で押し込むと、その雌型コネクタ20bが雄型コネクタ22に装着されて電気的に接続し、このカートリッジ20は、情報処理装置500の記録媒体として認識可能な状態となる。
スロット部18における後方側のサイドプレート18dには、カートリッジ20を雄型コネクタ22から抜去するリリース機構24(詳細は図示せず)が設けられている。
このリリース機構24は、カートリッジ20がメディア収納部17に収納された状態でリリースレバー23を押し込むことにより、このレバー23にリンク機構で連結された抜去腕(図示せず)が起立してカートリッジ20がコネクタ22から外れるまで押し上げる構成となっている。コネクタ22から開放されたカートリッジ20は、指で摘んでメディア収納部17から取り出すことができる。
また、このリリース機構24は、カートリッジ20の次の挿入によりリセットされ、抜去時には常に同様の動作が行われるように構成されている。
次に、メディア収納部17に対するスロット部18の支持構造について詳述する。
この実施例2のビデオカメラ500は、上述した配置構成により、カートリッジ20の平面に概ね直交する方向からの衝撃を吸収してスロット部18に過大な衝撃が加わらないように構成されているが、更に、他の方向からの衝撃を含めてその衝撃を抑える工夫が施されている。
即ち、外部からの衝撃を吸収して収納したカートリッジに過大な加速度が付与されないようにするための他の工夫として、カートリッジ20を収納したスロット部18が、本体部500B及びそれと一体化したメディア収納部17に対して緩衝材25を介して支持されるように構成されている。
この構成について、図8〜図11を用い具体的に説明する。
ここで、図10,図11は、それぞれ図8,図9に対してスロット部18のみを示した図である。
まず、図10に示すように、内方向については、バックプレート18cの概ね4隅に緩衝材25in1〜25in4を貼付してこれを本体部500Bとの間に介在させている。
前方向については、図8に示すように、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に緩衝材25fを介在させている。緩衝材25fは両フレーム18m,17aに貼付してある。
後方向については、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に緩衝材25rを介在させている。緩衝材25rは両フレーム18m,17aに貼付してある。
外方向については、メインプレート18bの概ね四隅に4つの緩衝材25out1〜25out4を配置している。
この内、上側の2つの緩衝材25out1,25out2をメインフレーム17aのロック機構支持部17a4との間に介在させ、両部材(17a,17a3)に貼付してある。
一方、下側の2つの緩衝材25out3,25out4は、メインプレート17aと本体部500Bとの間に介在させており、両部材(17a,500B)に貼付してある。
下方向については、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に2つの緩衝材25b1,25b2を介在させている。緩衝材25b1,25b2は両フレーム18m,17aに貼付してある。
上方向については、開閉カバー7の内側面に2つの緩衝材25t1,25t2を貼付し(図5参照)、このカバー7を閉じた状態でカートリッジ20の上面側に当接するようにしてある。(以降の説明においては、符号25に添え字を付けた上述した各緩衝材をまとめて単に緩衝材25と称する場合がある)
上述した貼付は、両面テープで行うものであるが、貼付ではなく、接着剤等で固着してももちろんよい。
従って、カートリッジ20を収納したスロット部18は、ビデオカメラの本体部500Bに対して緩衝材25のみにより支持される。
これを換言すれば、各緩衝材25は、カートリッジ20に加わる外部からの力に応じてそれぞれ変形しその力を吸収するので、スロット部18は、ビデオカメラ500に対してあらゆる方向に対してある程度移動が可能な略浮遊状態(軟支持状態)で支持される、ということである。
この緩衝材25としては、衝撃吸収用途で市販されているゴム,エラストマー,ゲル等を用いることができる。情報処理装置500の小型化のためには、所定の耐衝撃性能が得られる範囲内で各緩衝材25は可能な限り薄厚にする必要があり、その場合には特に緩衝特性に優れる所謂ゲル材が好適である。
実施例2のビデオカメラ500においては、これを出来る限り小型化するために、各緩衝材25を5mm以下の厚さにして所定の耐衝撃性能(ビデオカメラの70cm高さ落下でカートリッジに加わる衝撃値が200G以下)が得られることが望ましい。
この実施例2においては、低硬度のゲル材を厚さ2〜3mm,取り付け面積を約25mm2に成形したものを緩衝材25として用いている。
これにより、上述の耐衝撃性能が得られることを確認した。
また、カートリッジ20は、上述したようにその各面毎に許容衝撃値が異なる。4つの側面方向に比べて平面方向の許容衝撃値は小さい。
従って、緩衝材25も、平面方向の緩衝性能を向上させておくのがよい。
例えば、緩衝材の厚さや当接する面積を変えたり、また、配置する位置,個数あるいは物性(弾性率や硬度)を変えて緩衝性能を適宜最適化することができる。
また、スロット部18と本体部500B側との両方に貼付して固定した緩衝材については、取り付け面に交わる方向の衝撃を自身の収縮または膨張の抵抗により吸収すると共に、その面に沿った方向の衝撃については、剪断の抵抗により吸収する。
すなわち、実施例2におけるスロット部18の柔軟支持は、緩衝材の圧縮/膨張方向の緩衝作用と、剪断方向の緩衝作用とを併用しているものである。
実施例2では、スロット部18の内外方向の衝撃に対して前後下の側面方向に固定した緩衝材25f,25r,25b1,25b2の剪断方向の緩衝作用を併用することで、メインプレート17aとバックプレート18cとに固定した緩衝材25out1〜25out4,25in1〜25in4をより薄くすることができており、このビデオカメラ500は、幅方向(左右方向)についてより小型化されている。
一方、実施例2においては、内方向の緩衝材25in1〜25in4と外方向の緩衝材25out1〜25out4については、硬度(単位JIS A)が6の低硬度であり、かつ、極めて振動吸収性能に優れた緩衝材を用いている。
他の方向の緩衝材25f,25r,25b1,25b2,25t1,25t2については、硬度(単位ASKER FP型)が80(これはJIS Aで約8に相当する)の低硬度緩衝材を用いている。
このように平面方向(内外方向)の緩衝に、側面方向(上下前後方向)よりも制振特性に優れた緩衝材を使用することで、許容衝撃値の小さい平面方向の衝撃をより効果的に抑制している。
ところで、シリコーン系のゴムや接着剤においては、それに含まれる低分子シロキサン成分の揮発によりスイッチ等の電気接点障害を起こすことが周知である。
一方、緩衝材料にもその物性を得るためにシリコンやその化合物が含まれる場合が多い。
例えば、上述のマイクロドライブのように、完全には密閉されていないカートリッジの場合、内蔵したHDD装置に低分子シロキサンが及ぼす悪影響が懸念される。また、操作用等のスイッチ類を多く搭載した情報処理装置では、接点障害が発生する可能性がないとは言えない。
従って、用いる緩衝材としては、このような障害を起こす可能性がない非シリコーン系の材料を選択することが望ましい。
上述したように、カートリッジ22は、一側面部に電気接続用の雌型コネクタ20bを備え、この雌型コネクタ20bを装置側の雄型コネクタ22に対して挿抜することにより脱着可能とされている。
従って、挿入時にはこのコネクタの接続を確実に行うために、また、抜去時には抜き取る操作を容易に行えるようにするために、装置500側の雄型コネクタ22は相応にしっかりと支持されている必要がある。
上述した軟支持形態は、スロット部18が略浮遊状態で支持されるものであるから、カートリッジの挿入時に、その段部20aをガイド部18d1の形状に合わせて入れることが容易ではなく、迅速に挿入が行えない可能性がある。
また、抜去時もカートリッジがぐらついたり、コネクタがしっかり支持されていないので容易に抜くことができないという不具合が生じる可能性がある。
また、位置が定まらない状態で無理に挿入しようとしてコネクタ部が破損し、信頼性を損ねてしまう恐れもあった。
実施例2においては、これら可能性のある不具合の発生を回避する構造を有している。
そこで、次に、上述した構成のメディア収納部17において、カートリッジ20の挿抜時に、その挿抜を確実に、また、容易に行うための保持構造であるスロットロック機構26について図9,図12を用いて説明する。
このスロットロック機構26は、図9に示すように、メディア収納部17の第2フレーム17a2に設けられた幅広部分であるロック機構支持部17a4に設けられている。
このスロットロック機構26は、第2フレーム17a2から立ち上げられた4ヶ所の立ち上げ部17dのシャフト支持孔17d1に対して平行に挿通された一対のシャフト26a,26aと、このシャフト26aの両端側にそれぞれ挿通し、その軸方向に摺動可能な略L字状の一対のロックプレート26b,26bと、第2フレーム17a2から切り起こされた一対のばね保持部26c,26cと、一端側がこのばね保持部26cに係止され、他端側がロックプレート26bに係止されてロックプレート26bをシャフト26aの両端部側に付勢する一対のコイルばね26d,26dと、一方のロックプレート26bに固定されてその他方に向かって延在し、上下方向に互いに対向するようなラック部26e1,26e1を有する一対のラック板26e,26eと、一対のラック部26e1,26e1と噛合し、その一方のラック板26eのシャフト26aに沿った方向の動作を、他方のラック板26eに対してその逆方向の動作をするよう伝達する歯車26fと、を有して構成されている。
従って、一方のロックプレート26bの動作と他方のロックプレート26bの動作とは、動作方向を反対にして連動する構成となっている。
このスロットロック機構26は、シャフト26aが皿ねじ31によりロック機構支持部17a4に締結されることで固定されている。
ロックプレート26bは、アルミニウム等の金属材料で形成されている。
そして、コイルばね26dの付勢力によりシャフト26aの外側方向に付勢されるが、図示しない位置規制手段により、図12に示す所定位置で係止される。この状態を第1支持状態と称することにする。
この状態で、例えば、図12の左側のロックプレート26bにコイルばね26dの付勢力に抗する内側向き(D1方向)の力を加えると、ロックプレート26bはシャフト26aに沿ってその方向へ移動する。
この移動により、ロックプレート26bに固定されたラック板26dもD1方向に移動し、ラック部26e1が噛合する歯車26fを反時計方向に回動する。
すると、歯車26fに噛合している他方(右側)のラック板26eが図のD2方向に移動し、このラック板26eが固定されている他方のロックプレート26bもD2方向にシャフトに沿って移動する。
この移動により、両ロックプレート26bの間隔が所定の距離Lだけ縮まった状位置における状態を図13に示す。この状態を第2支持状態と称することにする。
ロックプレート26bは、図8,図9に示すように、シャフト26aと係合する本体部からL字になるように突出した腕部26b1を有している。この腕部26b1の内側面には、略円錐状に突出した突部26b2が形成されている。
この突部26b2は、上述した第2の状態の位置においてメインフレーム18mに設けられたロック孔18m1,18m2に係合するように構成されている。
この係合について、図14を用いて説明する。
図14は、図8における前側部分の、ロックプレート26bの腕部26b1とメインフレーム18mのロック孔18m1との近傍を拡大して示した斜視図である。図14(a)が上述の第1支持状態、図14(b)が第2支持状態を示している。
図14(a)に示すように、第1支持状態においては、突部26b2はメインフレーム18mから離間した位置にある。従って、スロット部18は、上述したように各緩衝材25によりのみ柔軟に支持された状態となっている。
一方、図14(b)に示すように、第2支持状態においては、ロックプレート26bがシャフト26aに沿って図のD1方向に移動し、突部26b2がメインフレーム18mのロック孔18m1に係合する。
従って、メインフレーム18mはロックプレート26bに対して位置規制がなされ、ほぼ一体化した略剛支持状態となる。換言すれば、スロット部18と本体部500Bとが略一体化された状態となる。
従って、ビデオカメラ500にカートリッジ20を装着した状態において、通常は柔軟支持である第1支持状態とし、その着脱時に略剛支持である第2支持状態とすることにより、カートリッジ20の装着時には、本体側の雄コネクター部22が過度にぐらつかない(過度に動かない)ので挿入作業がスムーズで確実に迅速に行え、コネクター部を損傷したり、接続不良となることがなくなる。
また、脱着時にもカートリッジ20が過度にぐらつかない(過度に動かない)ので、指で摘みやすく、容易に、感触よく取り外しを行うことができる。
この第2支持状態は概ね剛支持とされていればよく、これはスロット部18が本体部500Bに対して移動を全く許容されずに強固に支持されている状態を意味するものではない。
即ち、コネクタ20bの挿入が容易に確実に行えれば若干の動きは許容されるものであり、少なくとも、カートリッジ20を挿入するためにこれを押し込んだ場合に、がたつきがあるとしても、第1支持状態よりも遙かに少ないわずかながたつき(移動量)で確実に位置規制されるように構成されていればよい。
この許容移動量は、突部26b2とロック孔18m1との嵌合寸法により設定される。即ち、図14(b)の第2支持状態における突部26b2の嵌合径と、ロック孔26b1の内径との嵌合状態での径差が上述の許容移動量であり、両者が当接する位置が上述の規制された位置となる。
次に、第1支持状態と第2支持状態とを切り替える切り替え構造について図15を用いて説明する。
上述したように、第2支持状態は、少なくともカートリッジ20の挿抜時に適用されるものであり、実施例2においては、第1支持状態と第2支持状態の切り替えを開閉カバー7の開閉動作と連動させて行っている。
図15は、図5に対して開閉カバー7とメディア収納部17との部分を抽出した図である。
このビデオカメラ500は、開閉カバー7を開けてカートリッジ20の着脱を行うものであり、開閉カバー7を閉じた位置で第1支持状態とし、開いた位置で第2支持状態となるように構成されている。
具体的には、開閉カバー7の前方の内側にヒンジ基部27aが取り付けられており、このヒンジ基部27に対し、連結部27a1で回動自在とされたヒンジアーム27bが連結されている。
ヒンジアーム27bの先端部には摺動ピン27cが設けられている。
本体部500B側に設けられたヒンジガイド28には、内外方向の長孔であるガイド孔28aが設けられており、ヒンジアーム27bの摺動ピン27cが係合している。
この構成により、回動軸CL2の回りに開閉カバー7を回動させてこれを閉じると、ガイド孔28aに摺動ピン27cがガイドされてヒンジアーム27bは内側方向にほぼ水平移動する。
一方、ヒンジアーム27bの先端部側には、その先端に向かうに従って後方側に徐々に突出する傾斜部27dが形成されている。
そして、開閉カバー7が開いた状態においては、この傾斜部27dの傾斜面27d1がロックプレート26bに当接してこれをシャフト26aの内側方向に移動させた第2支持状態となるように構成されている〔図14(b)参照〕。
開閉カバー7を閉じると、それに伴いヒンジアーム27bが移動して傾斜部27dが退避し、ロックプレート26bはコイルばねの付勢力によりシャフト26aの外側方向に移動し、メインフレーム18mから外れた第1支持状態となる〔図14(a)参照〕。
実施例2においては、このように、開閉カバー7の開閉動作に伴い第1支持状態と第2支持状態との切り替えがなされる。
ところで、この切り替えは上述した例に限るものではなく、変形が可能である。
例えば、第1の変形例として、図16に示すように、ベースフレーム17に、雄型コネクタ22の挿抜方向に付与される力を感知する圧力センサ29を設けると共に、この圧力センサ29からの出力信号の有無に基づいて第1,第2の支持状態のいずれの支持状態にするかを決定して指示信号を出力するCPU30と、このCPU30からの指示信号により、決定した支持状態となるようにロックプレート26bを移動させる駆動部31(図示せず)とを本体部500Bに設けた構成とすることができる。
この第1の変形例においては、圧力センサ29で所定値以上の力の付与が検出された時に、カートリッジ20の挿入、または、抜去が行われようとしていると判断してロックプレート26bを第2支持状態とし、力の付与が検出されなくなったら第1の保持状態とするように切り替え動作をCPU30で制御する。
この変形例は、スロット開口部を覆う開閉カバーが無い情報処理装置に好適である。このCPU30として、信号処理部15に搭載されたCPU15aを用いることができるのは言うまでもない。
また、第2の変形例を、図17〜図19を用いて説明する。この変形例は、第1の変形例と同様にCPU30(15a)と駆動部31(図示せず)とを備えている。
図17〜図19は、スロット部18の概略平面図であり、カートリッジ20が雄型コネクタ22に挿抜される状態をその位置別に示している。また、この変形例において、通常は第1支持状態となっている。
図17は、カートリッジ20が雄型コネクタ22に挿入されるべくスロット部18の途中まで押し込まれた状態を示している。
この変形例においては、さらに、基板であるメインプレート18bに挿抜方向に所定間隔をもって配置された第1及び第2の位置検出センサ30a,30bを備えており、このセンサの出力信号はCPU30(15a)に送出される。
この構成において、図17に示す状態では2つの位置検出センサをカートリッジ20が覆っていないので、検出信号は出力されない。
図18は、図17に対してさらにカートリッジ20が押し込まれた状態を示している。
この状態では、第1の位置検出センサ30aをカートリッジ20が覆っており、第1の位置検出センサ30aから検出信号が出力される。
図19は、図18に対してさらにカートリッジ20が押し込まれ、雄型コネクタ22にカートリッジ20の雌型コネクタ20bが挿入された状態を示している。
この状態への移行途中で、新たに第2の位置検出センサ30bもカートリッジ20が覆うので、両方のセンサ30a,30bから検出信号が出力される。
従って、まず第1、次に第2の位置検出センサという順に検出信号がCPU30(15a)に送出されることで、CPU30(15a)は、カートリッジ20が挿入されつつあると判定でき、この判定に基づいてロックプレート26bを第2支持状態にするよう駆動部31を制御する。
カートリッジ20の抜去時には、上述したように、リリースレバー23を矢印方向に押し込むことでカートリッジ20はコネクタが抜去するまで押し上げられ、図18に示す状態となる。
この変形例では、リリースレバー23の押し込み動作を検知するセンサ(図示せず)を備え、この動作が成されたときにカートリッジ20の抜去がされようとしているとCPUで判断し、ロックプレート26bを第2支持状態にするよう駆動部31を制御する。
上述した実施例2のビデオカメラ500〔質量約320g(バッテリー込み)〕にカートリッジ20を装着して開閉カバー7を閉じ、高さ70cmから6面落下させた時のカートリッジ20にかかる衝撃値(加速度G)を測定した。
即ち、これは第1支持状態における測定である。この測定は、カートリッジ20の6つの面のうち直行する3方向の面それぞれにφ2mmの小型加速度計を取り付けて行った。
側面方向の緩衝材は、厚さを2mm、各面毎の総取り付け面積を、前後方向は約30mm2、上下方向は約60mm2となるようにした。
また、平面方向の緩衝材は、厚さを3mm,各面毎の総取り付け面積を、約30mm2となるようにした。
一方、比較例として、緩衝材25を全て除去し、スロット部18とメディア収納部17とをエポキシ系接着剤で強固に固定して両者を一体化したビデオカメラを作成して同様の落下を行い、衝撃値(加速度G)を測定した。
その結果、比較例のビデオカメラは、カートリッジ20の動作時における許容加速度値200Gを大幅に越え、カートリッジ20の破損の可能性があるのに対し、実施例2のビデオカメラ500は、6面いずれの落下においても許容加速度値200Gを下回っており、カートリッジ20が破損する可能性がないものであった。
本発明の各実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形してもよいのは言うまでもない。
本発明が適用できる情報処理装置としては、実施例に示した携帯画像表示装置やビデオカメラに限らず、デジタルカメラ,ノートパソコン,資料提示装置,携帯音楽プレーヤ,携帯情報端末,ゲーム機,DVD(Digital Versatile Disc)やブルーレイ(Bru−Ray)ディスク等を用いたディスクレコーダ等種々のものがある。ここで言う情報処理装置とは、少なくとも、情報を記録媒体に対して記録または再生する装置を意味するものである。
また、実施例で示した可搬型の情報処理装置に限らず、所謂据え置き型の情報処理装置にも適用できるのは言うまでもない。
また、実施例2では、記録媒体としてハードディスクを用い、カートリッジにHDDを内蔵したものを示したが、記録媒体はハードディスクに限らず、光ディスク等としてもよい。従って、カートリッジは、このようなディスク等の記録媒体をドライブする装置を収容したものであってもよい。
本発明の各実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
本発明の情報処理装置の実施例1を示す外観斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例1を説明する斜視的断面図である。 本発明の情報処理装置の実施例1を説明する断面図である。 本発明の情報処理装置の実施例2を示す外観斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2を示す他の外観斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2における内部構成を説明する図である。 本発明の情報処理装置に装着されるカートリッジの例を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部を示す他の斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロット部を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロット部を示す他の斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロットロック機構を説明する平面図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるスロットロック機構を説明する要部を平面図である。 本発明の情報処理装置の実施例2における第1及び第2支持状態を説明する部分斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例2における切り替え機構を説明する斜視図である。 本発明の情報処理装置における実施例の変形例を説明する図である。 本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第1の図である。 本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第2の図である。 本発明の情報処理装置における実施例の他の変形例を説明する第3の図である。 本発明の情報処理装置の実施例2におけるメディア収納部の概略組み立て図である。 本発明の情報処理装置の実施例2における構造を説明する模式的断面図である。 本発明の情報処理装置の実施例2における変形例を説明する模式的断面図である。
符号の説明
1 ズームレンズ(レンズユニット部)
2 ストロボ
3 ステレオマイク
4 スピーカ
5 第1の操作釦群
6 ズームレバー
7 開閉カバー
8 ロックレバー
9 接続端子群
10 端子カバー
11 液晶表示部
12,13 第2の及び第3の操作釦群
14 撮像素子
15 (信号処理)基板
15a CPU
15b 画像信号処理回路
16 バッテリー収納部
17 メディア収納部
17a ベースフレーム
17a1 第1フレーム
17a2 第2フレーム
17a3 第3フレーム
17a4 ロック機構支持部(幅広部)
17b 連結部
17c 固定部
17d シャフト支持孔
18 (第2の)スロット部
18a 開口部
18b メインプレート(基板)
18c バックプレート
18c1 肉抜き孔
18d サイドプレート
18e 収納部
18f フレキシブル基板
18m メインフレーム
18m1,18m2 ロック孔
20 カートリッジ
20a 段部
20b (雌型)コネクタ部
20c HDD
20d 側面部
20h 記録媒体(ハードディスク)
21A,21B 外装カバー(筐体)
22 雄型コネクタ部
23 リリースレバー
24 リリース機構
25 緩衝材
26 スロットロック機構
26a シャフト
26b ロックプレート
26b1 腕部
26b2 突部
26c ばね保持部
26d コイルばね
26e ラック板
26e1 ラック部
26f 歯車
27a ヒンジ基部
27a1 連結部
27b ヒンジアーム
27c 摺動ピン
28 ヒンジガイド
28a ガイド孔
29 圧力センサ
30a,30b 位置検出センサ
31 ねじ
32 軸支持部
50a,50b,50c 分割線
500 情報処理装置(ビデオカメラ)
500A レンズ部
500B 本体部(筐体部)
600 情報処理装置(携帯画像表示装置)
600A 筐体
600A1 外殻
601 表示部
603 スロットカバー603
604 制御ユニット
605 スロットユニット
605a 平面部
605b 挿入口
606 表示ユニット
607 操作ユニット
608 ユニット支持壁
608a (ユニット支持壁の)開口部
609 ねじ
610 バッテリー収納ユニット
610a バッテリー
CL1,CL3 (回動)軸
CL2 光軸

Claims (5)

  1. 筐体内に、
    ディスク状の記録媒体を収容したカートリッジを脱着可能に収納するスロット部と、
    前記記録媒体に記録された情報を処理する回路基板を有する基板部と、
    前記基板部により処理された情報を表示する表示部及び/または電源となるバッテリーを収納するバッテリー収納部と、
    をそれぞれブロックとして備え、
    前記スロット部を、前記筐体内に格納された他のブロックの間に位置するよう配置し、前記スロット部に収納されたカートリッジの記録媒体に記録された情報を再生することを特徴とする情報処理装置。
  2. 撮影レンズ及び撮像素子を有し、該撮影レンズで撮影した画像情報を出力するカメラユニット部を前記ブロックとしてさらに備え、前記画像情報を前記記録媒体に対して記録することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記スロット部を間に位置させる前記他のブロックを、前記バッテリー収納部及び前記カメラユニット部として成ることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 請求項2記載の情報処理装置であって、
    前記スロット部及び前記他のブロックの少なくとも1つを格納した第1の筐体を有する本体部と、該本体部に対して回動自在に支持部で支持され前記カメラ部を格納した第2の筐体を有する回動部とを、前記第1及び第2の筐体の前記支持部近傍が近接対向するように連結し、
    前記スロット部を、前記スロット部の一平面側が前記第1の筐体の前記支持部近傍に向くよう前記第1の筐体内に配置すると共に、前記スロット部の他平面側と前記第1の筐体との間に、前記第1の筐体に格納された前記他のブロックを配設して成ることを特徴とする情報処理装置
  5. 前記配設した他のブロックを、前記バッテリー収納部としたことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
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