JP2006040503A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006040503A
JP2006040503A JP2004223315A JP2004223315A JP2006040503A JP 2006040503 A JP2006040503 A JP 2006040503A JP 2004223315 A JP2004223315 A JP 2004223315A JP 2004223315 A JP2004223315 A JP 2004223315A JP 2006040503 A JP2006040503 A JP 2006040503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
information processing
processing apparatus
housing
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004223315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4385327B2 (ja
Inventor
Yukio Sugimura
幸雄 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2004223315A priority Critical patent/JP4385327B2/ja
Priority to CNB2005100823160A priority patent/CN100552802C/zh
Priority to US11/177,298 priority patent/US20060026615A1/en
Publication of JP2006040503A publication Critical patent/JP2006040503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4385327B2 publication Critical patent/JP4385327B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/51Housings
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/781Television signal recording using magnetic recording on disks or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/907Television signal recording using static stores, e.g. storage tubes or semiconductor memories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】 装着した記録媒体に過大な衝撃力が加わることがなく信頼性の高い情報処理装置を提供する。
【解決手段】 記録媒体(20h)を収容したカートリッジ(20)を筐体部(500B)の挿脱口(18a)から装着及び脱着可能とし、筐体部内にカートリッジを収納する収納部(18)を筐体部と独立して設け、収納部と筐体部との間に緩衝材(25)を配置し、収納部を筐体部に対して緩衝材を介して軟支持する。また、収納部と筐体部とを略剛に連結する連結手段(26)と、連結をするかしないかを選択する選択手段(7,15a,29,30a,30b)とを備え、これの選択に応じて、連結手段の連結を行わずに収納部を筐体部に対して緩衝材を介して軟支持する第1支持形態と、連結を行い収納部を筐体部に対して連結手段を介して略剛支持する第2支持形態と、のいずれかで収納部を支持する。また、記録媒体をハードディスク(20h)とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、記録媒体を収容したカートリッジを着脱可能とし、装着されたカートリッジの記録媒体に対して情報の記録または再生を行う情報処理装置に好適なものである。
デジタルカメラ,ビデオカメラ,ノートパソコン,携帯音楽プレーヤあるいは携帯情報端末等の情報処理装置に用い、これら装置に脱着可能な記録媒体として、従来のCF(コンパクトフラッシュ:登録商標)カード等のメモリーカードに加え、1インチ程度の小径ハードディスクを用いたハードディスクドライブ装置(HDD)を内蔵して記録再生を可能としたカートリッジが用いられるようになってきている。その一例として、CFカードと互換性を有するマイクロドライブ(商標)がある。
このようなカートリッジは、HDDを内蔵していることから、大容量となり得ることが大きな特徴であり、特に情報量の多い動画を扱う情報処理装置には好適である。この情報処理装置の一例として、特許文献1に記載されたデジタルカメラがある。
特開2002−369121号公報
ところで、上述したHDDを内蔵したカートリッジは、極めて小型である反面、動作時に外部から加わる衝撃や振動に留意する必要があることは周知である(例えば、特許文献1や特開2003−297068号公報〔段落番号0004等〕に記載されている)。
これは、ハードディスクに対して情報を記録または再生するヘッド機構を、非動作時には固定してあるものの、動作時には浮動させるというHDD自体の構造に起因することである。
特に衝撃については、内蔵したHDDが破壊する恐れもあり、このようなカートリッジを装着して使用する情報処理装置においては、規定値以上の衝撃(加速度)がこのカートリッジに加わらないように配慮する必要がある。
具体的な数値として、カートリッジの平面方向に加わる許容衝撃値は、非動作時において2000G以下、動作時において200G以下とされており、情報処理装置にはこれを満足する耐衝撃性能が求められている。
しかしながら、上述したカートリッジは超小型であるから、これを用いる情報処理装置自体も小型化されて取り扱いが極めて容易となっている。見方を変えるならば、これは、不注意で装置を落下させてしまったり、通常の使用状況でも装置を壁にぶつけたりする等、強い衝撃が加わり易いことを意味している。
実測した結果から、2000G以上の加速度が加わる状況が多いことが明らかになっている。従って、何らかの手段で上述した耐衝撃性能を確保しなければ、カートリッジ内のHDDが破壊し、情報処理装置の信頼性が損なわれるという問題が生じる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、装着したカートリッジに過大な衝撃力が加わることがなく信頼性の高い情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
即ち、請求項1に係る発明は、記録媒体(20h)を収容したカートリッジ(20)を筐体部(500B)に設けた挿脱口(18a)から装着及び脱着可能とし、装着された前記カートリッジ(20)の前記記録媒体(20h)に対して情報を記録または再生する情報処理装置において、
前記筐体部(500B)の内部に前記カートリッジ(20)を収納する収納部(18)を前記筐体部(500B)と独立して設けると共に、前記収納部(18)と前記筐体部(500B)との間に緩衝材(25)を配置し、前記収納部(18)を前記筐体部(500B)に対して前記緩衝材(25)を介して軟支持するよう構成したことを特徴とする情報処理装置(500)である。
また、請求項2に係る発明は、記録媒体(20h)を収容したカートリッジ(20)を筐体部(500B)に設けた挿脱口(18a)から装着及び脱着可能とし、装着された前記カートリッジ(20)の前記記録媒体(20h)に対して情報を記録または再生する情報処理装置において、
前記筐体部(500B)の内部に前記カートリッジ(20)を収納する収納部(18)を前記筐体部(500B)と独立して設けると共に、前記収納部(18)と前記筐体部(500B)との間に緩衝材(25)を配置し、前記収納部(18)と前記筐体部(500B)とを略剛に連結可能な連結手段(26)と、前記連結を行うか行わないかを選択する選択手段(7,15a,29,30a,30b)とを備え、該選択手段(7,15a,29,30a,30b)の選択に応じて、
前記連結手段(26)による前記連結を行わずに前記収納部(18)を前記筐体部(500B)に対して前記緩衝材(26)を介して軟支持する第1支持形態と、前記連結を行い前記収納部(18)を前記筐体部(500B)に対して前記連結手段(26)を介して略剛支持する第2支持形態と、のいずれかの支持形態で前記収納部(18)を支持するよう構成したことを特徴とする情報処理装置(500B)である。
また、請求項3に係る発明は、前記カートリッジ(20)は外部との電気的接続を行う第1コネクタ(20b)を備えており、前記収納部(18)に、前記第1コネクタ(20b)の挿入及び抜去が可能な第2コネクタ(22)を設け、前記選択手段(7,15a,29,30a,30b)の選択により、少なくとも前記第2コネクタ(22)に対する前記第1コネクタ(20b)の挿入または抜去の際に、前記収納部(18)を前記第2支持形態で支持するよう構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置(500)である。
また、請求項4に係る発明は、前記選択手段(7,15a,29,30a,30b)を、前記筐体部(500B)に設けた前記挿脱口(18a)を開閉するカバー(7)を含めて構成すると共に、前記カバー(7)が前記挿脱口(18a)を閉じているときに前記第1支持形態を選択し、開けているときに前記第2支持形態を選択するよう構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置(500)である。
また、請求項5に係る発明は、前記緩衝材(26)を前記収納部(18)と前記筐体部(500B)との両方に固着し、前記筐体部(500B)と前記収納部(18)との相対移動により剪断方向に変形するよう構成して成ることを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置(500)である。
また、請求項6に係る発明は、前記記録媒体(20h)は、ハードディスクであることを特徴とする請求項1乃至5に記載の情報処理装置(500)である。
本発明によれば、外部から衝撃が加わってもカートリッジに加わる衝撃を抑制し、カートリッジが破損することがなく、高い信頼性が得られる。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図18を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の実施例を示す外観斜視図である。
図2は、本発明の情報処理装置の実施例を示す他の外観斜視図である。
図3は、本発明の情報処理装置の実施例における内部構成を説明する図である。
図4は、本発明の情報処理装置に装着されるカートリッジの例を示す斜視図である。
図5は、本発明の情報処理装置の実施例におけるメディア収納部を示す斜視図である。
図6は、本発明の情報処理装置の実施例におけるメディア収納部を示す他の斜視図である。
図7は、本発明の情報処理装置の実施例におけるスロット部を示す斜視図である。
図8は、本発明の情報処理装置の実施例におけるスロット部を示す他の斜視図である。
図9は、本発明の情報処理装置の実施例におけるスロットロック機構を説明する平面図である。
図10は、本発明の情報処理装置の実施例におけるスロットロック機構を説明する要部を平面図である。
図11は、本発明の情報処理装置の実施例における第1及び第2支持状態を説明する部分斜視図である。
図12は、本発明の情報処理装置の実施例における切り替え機構を説明する斜視図である。
図13は、本発明の情報処理装置の変形例を説明する図である。
図14は、本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第1の図である。
図15は、本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第2の図である。
図16は、本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第3の図である。
図17は、本発明の情報処理装置の実施例におけるメディア収納部の概略組み立て図である。
図18は、本発明の情報処理装置における別の実施例を示す斜視図である。
実施例の情報処理装置はビデオカメラであり、その外観を図1に示す。
このビデオカメラ500(以下、単に装置500と称する場合がある)は、レンズ部500AとL字状の本体部500Bとから概略構成されてなるものである。
両部は、図の50a−50b―50cで結ぶ分割線において分割される別体であり、レンズ部500Aは、図示しない回動機構により、本体部500Bに対して回動軸CL2の回りに所定の角度範囲で回動可能とされている。
レンズ部500Aは、光軸CL1を有するズームレンズ1,ストロボ2,ステレオマイク3,スピーカ4,右側面に設けられた第1の操作釦群5及び底面側に設けられた第1のスロット部(図示せず)を備えている。この第1のスロット部には、メモリーカードが装着される。
本体部500Bは、ズームレバー6,開閉カバー7,ロックレバー8,接続端子群9,この接続端子群を覆う端子カバー10,後方から視認可能な液晶表示部11,第2の操作釦群12及び第3の操作釦群13を備えている。開閉カバー7には、このビデオカメラ500を把持した際の指掛けとなる凹部7aが設けられている。
次に、このビデオカメラ500の内部構成について図3を用いて説明する。この図は理解を容易にするために、ビデオカメラ500の外観斜視図(図1に相当)とそれを構成する各ブロックとを併記している。
図3において、カメラ部500Aは、ズームレンズ1と、その後方に配置され、画像を電気信号に変換する撮像素子14と、底部側と左側部側とに配置され画像信号処理回路15bを搭載した基板15と、撮像素子14の底面側に配置された第1のスロット部(図示せず)を有している。基板15には、ビデオカメラ500全体の動作を制御するCPU15aが搭載されている。
一方、本体部500Bは、後方側に配置された液晶表示部11と、光軸CL1と概ね平行に配置されたバッテリー収納部16及びメディア収納部17を有し、これらを外装カバー21で覆う構成とされている。
メディア収納部17は、後述する第2のスロット部18を備えており、図3は、この第2のスロット部18に後述するカートリッジ20を装着した状態を示している。
図1に戻り、開閉カバー7は、ロックレバー8を動かし、この図では図示していないロック機構のロックを外すことにより、カートリッジ20を着脱するために開口した第2のスロット部18の開口部18a及びバッテリー(図示せず)を着脱するための開口部16aを、カメラ500の上方から臨めるように開けることができる。
即ち、このビデオカメラ500は、開閉カバー7を開けることで、カメラ500の上方からバッテリー及びカートリッジ20を装着できるように構成されている。
図1に対してこの開閉カバー7を開けた状態を図2に示す。
開閉カバー7は、外装カバー21の回動軸CL3上に設けられたシャフト(図示せず)と係合し、この回動軸CL3の回り(R1)に回動可能とされている。
この状態で、カートリッジ20は、開口部18aに対して上下方向(図の矢印R2)に着脱される。
このカートリッジ20について、その外観図である図4を用いて説明する。
カートリッジ20は、偏平の矩形形状をしており、内部に記録媒体20hとしてハードディスクを用いたHDD20cを内蔵している。
このHDD20cとカートリッジ20の外部との間での信号授受のために、カートリッジ20の一側面部20dに雌型コネクタ部20bが設けられている。
この雌型コネクタ部20bは、装置500側の雄型コネクタ部(後述する)に対して、図のR2方向に挿抜される。
この一側面部20d以外の対向する側面部20d2には、挿抜方向(R2方向)に延在する段部20aが形成されている。
この段部20aは、装置500側の第2のスロット部18に設けられたガイド部(後述する)と係合して誘いとなり、カートリッジ20の着脱はスムーズに行われる。
次に、このカートリッジ20を収納するメディア収納部17について図5,図6,図17を主に用いて詳述する。
図5は、このメディア収納部17を、これが配置された装置500の内側の斜め後上方から見た斜視図であり、図6は、外側の斜め後上方から見た斜視図であり、図17は、概略の組み立て図である。
各図においては、理解容易のために、このメディア収納部17がビデオカメラ500に搭載された場合の前後上下内外の方向を記載してある。以降の説明において方向の説明にこれらの表記を用いる場合がある。
メディア収納部17は、金属薄板を素材としてプレスとフォーミングを施し、概ね幅Tを有する概略枠状に形成されたベースフレーム17aを有している。そして、これは、第1フレーム17a1と第2フレーム17a2と第3フレーム17a3とを結合してなるものである。
第1フレーム17a1は、略コ字状に形成され、メディア収納部17の下面側に配置されている。
第2フレーム17a2は、詳細を後述するスロットロック機構26を支持する幅広部17a4を有し、第3フレーム17a3を介して2ヶ所の連結部17b,17bで第1フレーム17a1と図示しないねじにより締結されている。
そして、ベースフレーム17aは、前後方向に張り出して設けられた2ヶ所の固定部17c,17cを有しており、この固定部とビデオカメラ500の本体部500Bとがねじにより締結されて両者は一体化されている。
第2のスロット部18(以降、単にスロット部18と称する)は、上方が開放した略コ字状のメインフレーム18mと、これに固定されたプリント基板からなるメインプレート18bとを有している。メインフレーム18mは金属材料により形成されている。
また、このメインプレート18bと、これに対向するように配置され、軽量化のために複数の肉抜き孔18c1が形成された金属薄板からなるバックプレート18cと、メインプレート18bとバックプレート18cとの間に配置された一対のサイドプレート18d,18dと、により、偏平で略矩形筒状の収納部18eが形成されている。
サイドプレート18dは、カートリッジ20の段部20aと係合するガイド部18d1を備えており、このガイド部18d1は、カートリッジ20の着脱時にその段部20aを案内する。
また、この収納部18eの奥側(下方)には、メインプレート(基板)18bに固定された雄型コネクタ部22が設けられている。このコネクタ部22とメインプレート18に形成された配線パターンとは電気的に接続され、フレキシブル基板18f(図17参照)を介してビデオカメラ500の信号処理基板15(図3参照)へと接続される。
図5においては、理解容易のため、バックプレート18cの一部を円形に破断して内部のこの雄型コネクタ22を表している。
上述のように構成されたスロット部18における開口部18aに、カートリッジ20を上方から挿入すると、段部20aとガイド部18d1とが係合して挿入方向にガイドされつつカートリッジ20はこのスロット部18に収納される。
カートリッジ20をさらに指等で押し込むと、その雌型コネクタ20bが雄型コネクタ22に装着されて電気的に接続し、このカートリッジ20は、情報処理装置500の記録媒体として認識可能な状態となる。
スロット部18における後方側のサイドプレート18dには、カートリッジ20を雄型コネクタ22から抜去するリリース機構24(詳細は図示せず)が設けられている。
このリリース機構24は、カートリッジ20がメディア収納部17に収納された状態でリリースレバー23を押し込むことにより、このレバー23にリンク機構で連結された抜去腕(図示せず)が起立してカートリッジ20がコネクタ22から外れるまで押し上げる構成となっている。コネクタ22から開放されたカートリッジ20は、指で摘んでメディア収納部17から取り出すことができる。
また、このリリース機構24は、カートリッジ20の次の挿入によりリセットされ、抜去時には常に同様の動作が行われるように構成されている。
次に、メディア収納部17に対するスロット部18の支持構造について詳述する。
この実施例のビデオカメラ500は、外部からの衝撃を吸収して収納したカートリッジに過大な加速度が付与されないようにするため、カートリッジ20を収納したスロット部18が、本体部500B及びそれと一体化したメディア収納部17に対して緩衝材25を介して支持されるように構成されている。
この構成について、図5〜図8を用い具体的に説明する。
ここで、図7,図8は、それぞれ図5,図6に対してスロット部18のみを示した図である。
まず、図7に示すように、内方向については、バックプレート18cの概ね4隅に緩衝材25in1〜25in4を貼付してこれを本体部500Bとの間に介在させている。
前方向については、図5に示すように、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に緩衝材25fを介在させている。緩衝材25fは両フレーム18m,17aに貼付してある。
後方向については、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に緩衝材25rを介在させている。緩衝材25rは両フレーム18m,17aに貼付してある。
外方向については、メインプレート18bの概ね四隅に4つの緩衝材25out1〜25out4を配置している。
この内、上側の2つの緩衝材25out1,25out2をメインフレーム17aのロック機構支持部17a4との間に介在させ、両部材(17a,17a3)に貼付してある。
一方、下側の2つの緩衝材25out3,25out4は、メインプレート17aと本体部500Bとの間に介在させており、両部材(17a,500B)に貼付してある。
下方向については、メインフレーム18mとベースフレーム17aとの間に2つの緩衝材25b1,25b2を介在させている。緩衝材25b1,25b2は両フレーム18m,17aに貼付してある。
上方向については、開閉カバー7の内側面に2つの緩衝材25t1,25t2を貼付し(図2参照)、このカバー7を閉じた状態でカートリッジ20の上面側に当接するようにしてある。(以降の説明においては、符号25に添え字を付けた上述した各緩衝材をまとめて単に緩衝材25と称する場合がある)
上述した貼付は、両面テープで行うものであるが、貼付ではなく、接着剤等で固着してももちろんよい。
従って、カートリッジ20を収納したスロット部18は、ビデオカメラの本体部500Bに対して緩衝材25のみにより支持される。
これを換言すれば、各緩衝材25は、カートリッジ20に加わる外部からの力に応じてそれぞれ変形しその力を吸収するので、スロット部18は、ビデオカメラ500に対してあらゆる方向に対してある程度移動が可能な略浮遊状態(軟支持状態)で支持される、ということである。
この緩衝材25としては、衝撃吸収用途で市販されているゴム,エラストマー,ゲル等を用いることができる。情報処理装置500の小型化のためには、所定の耐衝撃性能が得られる範囲内で各緩衝材25は可能な限り薄厚にする必要があり、その場合には特に緩衝特性に優れる所謂ゲル材が好適である。
実施例のビデオカメラ500においては、これを出来る限り小型化するために、各緩衝材25を5mm以下の厚さにして所定の耐衝撃性能(ビデオカメラの70cm高さ落下でカートリッジに加わる衝撃値が200G以下)が得られることが望ましい。
この実施例においては、低硬度のゲル材を厚さ2〜3mm,取り付け面積を約25mm2に成形したものを緩衝材25として用いている。
これにより、上述の耐衝撃性能が得られることを確認した。
また、カートリッジ20は、上述したようにその各面毎に許容衝撃値が異なる。4つの側面方向に比べて平面方向の許容衝撃値は小さい。
従って、緩衝材25も、平面方向の緩衝性能を向上させておくのがよい。
例えば、緩衝材の厚さや当接する面積を変えたり、また、配置する位置,個数あるいは物性(弾性率や硬度)を変えて緩衝性能を適宜最適化することができる。
また、スロット部18と本体部500B側との両方に貼付して固定した緩衝材については、取り付け面に交わる方向の衝撃を自身の収縮または膨張の抵抗により吸収すると共に、その面に沿った方向の衝撃については、剪断の抵抗により吸収する。
すなわち、実施例におけるスロット部18の柔軟支持は、緩衝材の圧縮/膨張方向の緩衝作用と、剪断方向の緩衝作用とを併用しているものである。
実施例では、スロット部18の内外方向の衝撃に対して前後下の側面方向に固定した緩衝材25f,25r,25b1,25b2の剪断方向の緩衝作用を併用することで、メインプレート17aとバックプレート18cとに固定した緩衝材25out1〜25out4,25in1〜25in4をより薄くすることができており、このビデオカメラ500は、幅方向(左右方向)についてより小型化されている。
一方、実施例においては、内方向の緩衝材25in1〜25in4と外方向の緩衝材25out1〜25out4については、硬度(単位JIS A)が6の低硬度であり、かつ、極めて振動吸収性能に優れた緩衝材を用いている。
他の方向の緩衝材25f,25r,25b1,25b2,25t1,25t2については、硬度(単位ASKER FP型)が80(これはJIS Aで約8に相当する)の低硬度緩衝材を用いている。
このように平面方向(内外方向)の緩衝に、側面方向(上下前後方向)よりも制振特性に優れた緩衝材を使用することで、許容衝撃値の小さい平面方向の衝撃をより効果的に抑制している。
ところで、シリコーン系のゴムや接着剤においては、それに含まれる低分子シロキサン成分の揮発によりスイッチ等の電気接点障害を起こすことが周知である。
一方、緩衝材料にもその物性を得るためにシリコンやその化合物が含まれる場合が多い。
例えば、上述のマイクロドライブのように、完全には密閉されていないカートリッジの場合、内蔵したHDD装置に低分子シロキサンが及ぼす悪影響が懸念される。また、操作用等のスイッチ類を多く搭載した情報処理装置では、接点障害が発生する可能性がないとは言えない。
従って、用いる緩衝材としては、このような障害を起こす可能性がない非シリコーン系の材料を選択することが望ましい。
上述したように、カートリッジ22は、一側面部に電気接続用の雌型コネクタ20bを備え、この雌型コネクタ20bを装置側の雄型コネクタ22に対して挿抜することにより脱着可能とされている。
従って、挿入時にはこのコネクタの接続を確実に行うために、また、抜去時には抜き取る操作を容易に行えるようにするために、装置500側の雄型コネクタ22は相応にしっかりと支持されている必要がある。
上述した軟支持形態は、スロット部18が略浮遊状態で支持されるものであるから、カートリッジの挿入時に、その段部20aをガイド部18d1の形状に合わせて入れることが容易ではなく、迅速に挿入が行えない可能性がある。
また、抜去時もカートリッジがぐらついたり、コネクタがしっかり支持されていないので容易に抜くことができないという不具合が生じる可能性がある。
また、位置が定まらない状態で無理に挿入しようとしてコネクタ部が破損し、信頼性を損ねてしまう恐れもあった。
実施例においては、これら可能性のある不具合の発生を回避する構造を有している。
そこで、次に、上述した構成のメディア収納部17において、カートリッジ20の挿抜時に、その挿抜を確実に、また、容易に行うための保持構造であるスロットロック機構26について図6,図9を用いて説明する。
このスロットロック機構26は、図6に示すように、メディア収納部17の第2フレーム17a2に設けられた幅広部分であるロック機構支持部17a4に設けられている。
このスロットロック機構26は、第2フレーム17a2から立ち上げられた4ヶ所の立ち上げ部17dのシャフト支持孔17d1に対して平行に挿通された一対のシャフト26a,26aと、このシャフト26aの両端側にそれぞれ挿通し、その軸方向に摺動可能な略L字状の一対のロックプレート26b,26bと、第2フレーム17a2から切り起こされた一対のばね保持部26c,26cと、一端側がこのばね保持部26cに係止され、他端側がロックプレート26bに係止されてロックプレート26bをシャフト26aの両端部側に付勢する一対のコイルばね26d,26dと、一方のロックプレート26bに固定されてその他方に向かって延在し、上下方向に互いに対向するようなラック部26e1,26e1を有する一対のラック板26e,26eと、一対のラック部26e1,26e1と噛合し、その一方のラック板26eのシャフト26aに沿った方向の動作を、他方のラック板26eに対してその逆方向の動作をするよう伝達する歯車26fと、を有して構成されている。
従って、一方のロックプレート26bの動作と他方のロックプレート26bの動作とは、動作方向を反対にして連動する構成となっている。
このスロットロック機構26は、シャフト26aが皿ねじ31によりロック機構支持部17a4に締結されることで固定されている。
ロックプレート26bは、アルミニウム等の金属材料で形成されている。
そして、コイルばね26dの付勢力によりシャフト26aの外側方向に付勢されるが、図示しない位置規制手段により、図9に示す所定位置で係止される。この状態を第1支持状態と称することにする。
この状態で、例えば、図9の左側のロックプレート26bにコイルばね26dの付勢力に抗する内側向き(D1方向)の力を加えると、ロックプレート26bはシャフト26aに沿ってその方向へ移動する。
この移動により、ロックプレート26bに固定されたラック板26dもD1方向に移動し、ラック部26e1が噛合する歯車26fを反時計方向に回動する。
すると、歯車26fに噛合している他方(右側)のラック板26eが図のD2方向に移動し、このラック板26eが固定されている他方のロックプレート26bもD2方向にシャフトに沿って移動する。
この移動により、両ロックプレート26bの間隔が所定の距離Lだけ縮まった状位置における状態を図10に示す。この状態を第2支持状態と称することにする。
ロックプレート26bは、図5,図6に示すように、シャフト26aと係合する本体部からL字になるように突出した腕部26b1を有している。この腕部26b1の内側面には、略円錐状に突出した突部26b2が形成されている。
この突部26b2は、上述した第2の状態の位置においてメインフレーム18mに設けられたロック孔18m1,18m2に係合するように構成されている。
この係合について、図11を用いて説明する。
図11は、図5における前側部分の、ロックプレート26bの腕部26b1とメインフレーム18mのロック孔18m1との近傍を拡大して示した斜視図である。図11(a)が上述の第1支持状態、図11(b)が第2支持状態を示している。
図11(a)に示すように、第1支持状態においては、突部26b2はメインフレーム18mから離間した位置にある。従って、スロット部18は、上述したように各緩衝材25によりのみ柔軟に支持された状態となっている。
一方、図11(b)に示すように、第2支持状態においては、ロックプレート26bがシャフト26aに沿って図のD1方向に移動し、突部26b2がメインフレーム18mのロック孔18m1に係合する。
従って、メインフレーム18mはロックプレート26bに対して位置規制がなされ、ほぼ一体化した略剛支持状態となる。換言すれば、スロット部18と本体部500Bとが略一体化された状態となる。
従って、ビデオカメラ500にカートリッジ20を装着した状態において、通常は柔軟支持である第1支持状態とし、その着脱時に略剛支持である第2支持状態とすることにより、カートリッジ20の装着時には、本体側の雄コネクター部22が過度にぐらつかない(過度に動かない)ので挿入作業がスムーズで確実に迅速に行え、コネクター部を損傷したり、接続不良となることがなくなる。
また、脱着時にもカートリッジ20が過度にぐらつかない(過度に動かない)ので、指で摘みやすく、容易に、感触よく取り外しを行うことができる。
この第2支持状態は概ね剛支持とされていればよく、これはスロット部18が本体部500Bに対して移動を全く許容されずに強固に支持されている状態を意味するものではない。
即ち、コネクタ20bの挿入が容易に確実に行えれば若干の動きは許容されるものであり、少なくとも、カートリッジ20を挿入するためにこれを押し込んだ場合に、がたつきがあるとしても、第1支持状態よりも遙かに少ないわずかながたつき(移動量)で確実に位置規制されるように構成されていればよい。
この許容移動量は、突部26b2とロック孔18m1との嵌合寸法により設定される。即ち、図11(b)の第2支持状態における突部26b2の嵌合径と、ロック孔26b1の内径との嵌合状態での径差が上述の許容移動量であり、両者が当接する位置が上述の規制された位置となる。
次に、第1支持状態と第2支持状態とを切り替える切り替え構造について図12を用いて説明する。
上述したように、第2支持状態は、少なくともカートリッジ20の挿抜時に適用されるものであり、実施例においては、第1支持状態と第2支持状態の切り替えを開閉カバー7の開閉動作と連動させて行っている。
図12は、図2に対して開閉カバー7とメディア収納部17との部分を抽出した図である。
このビデオカメラ500は、開閉カバー7を開けてカートリッジ20の着脱を行うものであり、開閉カバー7を閉じた位置で第1支持状態とし、開いた位置で第2支持状態となるように構成されている。
具体的には、開閉カバー7の前方の内側にヒンジ基部27aが取り付けられており、このヒンジ基部27に対し、連結部27a1で回動自在とされたヒンジアーム27bが連結されている。
ヒンジアーム27bの先端部には摺動ピン27cが設けられている。
本体部500B側に設けられたヒンジガイド28には、内外方向の長孔であるガイド孔28aが設けられており、ヒンジアーム27bの摺動ピン27cが係合している。
この構成により、回動軸CL2の回りに開閉カバー7を回動させてこれを閉じると、ガイド孔28aに摺動ピン27cがガイドされてヒンジアーム27bは内側方向にほぼ水平移動する。
一方、ヒンジアーム27bの先端部側には、その先端に向かうに従って後方側に徐々に突出する傾斜部27dが形成されている。
そして、開閉カバー7が開いた状態においては、この傾斜部27dの傾斜面27d1がロックプレート26bに当接してこれをシャフト26aの内側方向に移動させた第2支持状態となるように構成されている〔図11(b)参照〕。
開閉カバー7を閉じると、それに伴いヒンジアーム27bが移動して傾斜部27dが退避し、ロックプレート26bはコイルばねの付勢力によりシャフト26aの外側方向に移動し、メインフレーム18mから外れた第1支持状態となる〔図11(a)参照〕。
実施例においては、このように、開閉カバー7の開閉動作に伴い第1支持状態と第2支持状態との切り替えがなされる。
ところで、この切り替えは上述した例に限るものではなく、変形が可能である。
例えば、第1の変形例として、図13に示すように、ベースフレーム17に、雄型コネクタ22の挿抜方向に付与される力を感知する圧力センサ29を設けると共に、この圧力センサ29からの出力信号の有無に基づいて第1,第2の支持状態のいずれの支持状態にするかを決定して指示信号を出力するCPU30と、このCPU30からの指示信号により、決定した支持状態となるようにロックプレート26bを移動させる駆動部31(図示せず)とを本体部500Bに設けた構成とすることができる。
この第1の変形例においては、圧力センサ29で所定値以上の力の付与が検出された時に、カートリッジ20の挿入、または、抜去が行われようとしていると判断してロックプレート26bを第2支持状態とし、力の付与が検出されなくなったら第1の保持状態とするように切り替え動作をCPU30で制御する。
この変形例は、スロット開口部を覆う開閉カバーが無い情報処理装置に好適である。このCPU30として、信号処理部15に搭載されたCPU15aを用いることができるのは言うまでもない。
また、第2の変形例を、図14〜図16を用いて説明する。この変形例は、第1の変形例と同様にCPU30(15a)と駆動部31(図示せず)とを備えている。
図14〜図16は、スロット部18の概略平面図であり、カートリッジ20が雄型コネクタ22に挿抜される状態をその位置別に示している。また、この変形例において、通常は第1支持状態となっている。
図14は、カートリッジ20が雄型コネクタ22に挿入されるべくスロット部18の途中まで押し込まれた状態を示している。
この変形例においては、さらに、基板であるメインプレート18bに挿抜方向に所定間隔をもって配置された第1及び第2の位置検出センサ30a,30bを備えており、このセンサの出力信号はCPU30(15a)に送出される。
この構成において、図14に示す状態では2つの位置検出センサをカートリッジ20が覆っていないので、検出信号は出力されない。
図15は、図14に対してさらにカートリッジ20が押し込まれた状態を示している。
この状態では、第1の位置検出センサ30aをカートリッジ20が覆っており、第1の位置検出センサ30aから検出信号が出力される。
図16は、図15に対してさらにカートリッジ20が押し込まれ、雄型コネクタ22にカートリッジ20の雌型コネクタ20bが挿入された状態を示している。
この状態への移行途中で、新たに第2の位置検出センサ30bもカートリッジ20が覆うので、両方のセンサ30a,30bから検出信号が出力される。
従って、まず第1、次に第2の位置検出センサという順に検出信号がCPU30(15a)に送出されることで、CPU30(15a)は、カートリッジ20が挿入されつつあると判定でき、この判定に基づいてロックプレート26bを第2支持状態にするよう駆動部31を制御する。
カートリッジ20の抜去時には、上述したように、リリースレバー23を矢印方向に押し込むことでカートリッジ20はコネクタが抜去するまで押し上げられ、図15に示す状態となる。
この変形例では、リリースレバー23の押し込み動作を検知するセンサ(図示せず)を備え、この動作が成されたときにカートリッジ20の抜去がされようとしているとCPUで判断し、ロックプレート26bを第2支持状態にするよう駆動部31を制御する。
上述した実施例のビデオカメラ500〔質量約320g(バッテリー込み)〕にカートリッジ20を装着して開閉カバー7を閉じ、高さ70cmから6面落下させた時のカートリッジ20にかかる衝撃値(加速度G)を測定した。
即ち、これは第1支持状態における測定である。この測定は、カートリッジ20の6つの面のうち直行する3方向の面それぞれにφ2mmの小型加速度計を取り付けて行った。
側面方向の緩衝材は、厚さを2mm、各面毎の総取り付け面積を、前後方向は約30mm2、上下方向は約60mm2となるようにした。
また、平面方向の緩衝材は、厚さを3mm,各面毎の総取り付け面積を、約30mm2となるようにした。
一方、比較例として、緩衝材25を全て除去し、スロット部18とメディア収納部17とをエポキシ系接着剤で強固に固定して両者を一体化したビデオカメラを作成して同様の落下を行い、衝撃値(加速度G)を測定した。
その結果、比較例のビデオカメラは、カートリッジ20の動作時における許容加速度値200Gを大幅に越え、カートリッジ20の破損の可能性があるのに対し、実施例のビデオカメラ500は、6面いずれの落下においても許容加速度値200Gを下回っており、カートリッジ20が破損する可能性がないものであった。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形してもよいのは言うまでもない。
実施例のビデオカメラはカートリッジを装置の上方から脱着するものであるが、後方側(撮影者側)から脱着するものであってもよい。
これを、別の実施例として図18に示す。図18(a)は、開閉カバーを閉じた状態を示し、図18(b)は、そのカバーを開けた状態の一部について示している。
図18(a)において、ビデオカメラ501は、本体501Aにズームレンズ101,液晶表示部111,操作釦112,開閉カバー109を備えている。
この開閉カバー109の回動軸CL3は、光軸CL1に対して直交する方向にある。液晶表示部111は本体に収納した状態を示し、ヒンジ部111aの回動動作111b,111cにより当図の破線で示したような位置に開くことができる。
カバー109を開けると、図18(b)に示すように、内部に配置されたスロット部18が臨まれ、その開口部18aに対して光軸CL1の方向にカートリッジ20を挿入または抜去するように構成されている。
この別の実施例は、上述した第1実施例(光軸CL1方向とカートリッジ20の挿抜方向とが異なる)に対して、光軸CL1方向とカートリッジ20の挿抜方向とを同じにした例である。
本発明が適用できる情報処理装置としては、実施例に示したビデオカメラに限らず、デジタルカメラ,ノートパソコン,資料提示装置,携帯音楽プレーヤ,携帯情報端末,ゲーム機,画像表示装置,DVD(Digital Versatile Disc)やブルーレイ(Bru−Ray)ディスク等を用いたディスクレコーダ等種々のものがある。ここで言う情報処理装置とは、少なくとも、情報を記録媒体に対して記録または再生する装置を意味するものである。
また、実施例で示した可搬型の情報処理装置に限らず、所謂据え置き型の情報処理装置にも適用できるのは言うまでもない。
また、実施例では、記録媒体としてハードディスクを用い、カートリッジにHDDを内蔵したものを示したが、記録媒体はハードディスクに限らず、光ディスク等としてもよい。従って、カートリッジは、このようなディスク等の記録媒体をドライブする装置を収容したものであってもよい。
本発明の情報処理装置の実施例を示す外観斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例を示す他の外観斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例における内部構成を説明する図である。 本発明の情報処理装置に装着されるカートリッジの例を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるメディア収納部を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるメディア収納部を示す他の斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるスロット部を示す斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるスロット部を示す他の斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるスロットロック機構を説明する平面図である。 本発明の情報処理装置の実施例におけるスロットロック機構を説明する要部を平面図である。 本発明の情報処理装置の実施例における第1及び第2支持状態を説明する部分斜視図である。 本発明の情報処理装置の実施例における切り替え機構を説明する斜視図である。 本発明の情報処理装置の変形例を説明する図である。 本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第1の図である。 本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第2の図である。 本発明の情報処理装置における他の変形例を説明する第3の図である。 本発明の情報処理装置におけるメディア収納部の概略組み立て図である。 本発明の情報処理装置における別の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ズームレンズ
2 ストロボ
3 ステレオマイク
4 スピーカ
5 第1の操作釦群
6 ズームレバー
7 開閉カバー
8 ロックレバー
9 接続端子群
10 端子カバー
11 液晶表示部
12,13 第2の及び第3の操作釦群
14 撮像素子
15 (信号処理)基板
15a CPU
15b 画像信号処理回路
16 バッテリー収納部
17 メディア収納部
17a ベースフレーム
17a1 第1フレーム
17a2 第2フレーム
17a3 第3フレーム
17a4 ロック機構支持部(幅広部)
17b 連結部
17c 固定部
17d シャフト支持孔
18 (第2の)スロット部
18a 開口部
18b メインプレート(基板)
18c バックプレート
18c1 肉抜き孔
18d サイドプレート
18e 収納部
18f フレキシブル基板
18m メインフレーム
18m1,18m2 ロック孔
20 カートリッジ
20a 段部
20b (雌型)コネクタ部
20c HDD
20d 側面部
20h 記録媒体(ハードディスク)
21 外装カバー
22 雄型コネクタ部
23 リリースレバー
24 リリース機構
25 緩衝材
26 スロットロック機構
26a シャフト
26b ロックプレート
26b1 腕部
26b2 突部
26c ばね保持部
26d コイルばね
26e ラック板
26e1 ラック部
26f 歯車
27a ヒンジ基部
27a1 連結部
27b ヒンジアーム
27c 摺動ピン
28 ヒンジガイド
28a ガイド孔
29 圧力センサ
30a,30b 位置検出センサ
31 ねじ
50a,50b,50c 分割線
500 情報処理装置(ビデオカメラ)
500A レンズ部
500B 本体部(筐体部)
CL1,CL3 (回動)軸
CL2 光軸

Claims (6)

  1. 記録媒体を収容したカートリッジを筐体部に設けた挿脱口から装着及び脱着可能とし、装着された前記カートリッジの前記記録媒体に対して情報を記録または再生する情報処理装置において、
    前記筐体部の内部に前記カートリッジを収納する収納部を前記筐体部と独立して設けると共に、前記収納部と前記筐体部との間に緩衝材を配置し、
    前記収納部を前記筐体部に対して前記緩衝材を介して軟支持するよう構成したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 記録媒体を収容したカートリッジを筐体部に設けた挿脱口から装着及び脱着可能とし、装着された前記カートリッジの前記記録媒体に対して情報を記録または再生する情報処理装置において、
    前記筐体部の内部に前記カートリッジを収納する収納部を前記筐体部と独立して設けると共に、前記収納部と前記筐体部との間に緩衝材を配置し、
    前記収納部と前記筐体部とを略剛に連結可能な連結手段と、
    前記連結を行うか行わないかを選択する選択手段とを備え、
    該選択手段の選択に応じて、
    前記連結手段による前記連結を行わずに前記収納部を前記筐体部に対して前記緩衝材を介して軟支持する第1支持形態と、前記連結を行い前記収納部を前記筐体部に対して前記連結手段を介して略剛支持する第2支持形態と、のいずれかの支持形態で前記収納部を支持するよう構成したことを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記カートリッジは外部との電気的接続を行う第1コネクタを備えており、
    前記収納部に、前記第1コネクタの挿入及び抜去が可能な第2コネクタを設け、
    前記選択手段の選択により、少なくとも前記第2コネクタに対する前記第1コネクタの挿入または抜去の際に、前記収納部を前記第2支持形態で支持するよう構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記選択手段を、前記筐体部に設けた前記挿脱口を開閉するカバーを含めて構成すると共に、前記カバーが前記挿脱口を閉じているときに前記第1支持形態を選択し、開けているときに前記第2支持形態を選択するよう構成して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記緩衝材を前記収納部と前記筐体部との両方に固着し、前記筐体部と前記収納部との相対移動により剪断方向に変形するよう構成して成ることを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置。
  6. 前記記録媒体はハードディスクであることを特徴とする請求項1乃至5に記載の情報処理装置。
JP2004223315A 2004-07-30 2004-07-30 情報処理装置 Expired - Fee Related JP4385327B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223315A JP4385327B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 情報処理装置
CNB2005100823160A CN100552802C (zh) 2004-07-30 2005-06-29 信息处理装置
US11/177,298 US20060026615A1 (en) 2004-07-30 2005-07-11 Information processing appliance

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004223315A JP4385327B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006040503A true JP2006040503A (ja) 2006-02-09
JP4385327B2 JP4385327B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=35733900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004223315A Expired - Fee Related JP4385327B2 (ja) 2004-07-30 2004-07-30 情報処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20060026615A1 (ja)
JP (1) JP4385327B2 (ja)
CN (1) CN100552802C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226379A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Canon Inc 電子機器
EP2063316A1 (en) 2007-11-22 2009-05-27 Olympus Imaging Corporation Digital camera
EP2063317A1 (en) * 2007-11-22 2009-05-27 Olympus Imaging Corporation Digital camera

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050088002A (ko) * 2004-02-28 2005-09-01 삼성전자주식회사 영상촬영장치 및 그 조립방법
CN102360561A (zh) * 2011-08-12 2012-02-22 杭州海康威视数字技术股份有限公司 数字硬盘录像机及其在震动环境下的工作方法
JP6653427B2 (ja) * 2015-08-06 2020-02-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器および端子カバーユニット

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377176A (en) * 1993-07-14 1994-12-27 Tamarack Storage Devices Method and apparatus for isolating data storage regions in a thick holographic storage media
US6567265B1 (en) * 1995-11-20 2003-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus having flexible mounting mechanism
JP2861964B2 (ja) * 1996-09-20 1999-02-24 日本電気株式会社 ディスク装置
JP4105309B2 (ja) * 1997-11-06 2008-06-25 富士通株式会社 電子装置及び搭載機構
TWI247283B (en) * 2002-08-13 2006-01-11 Uniwill Comp Corp Anti-shock system for data access apparatus

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008226379A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Canon Inc 電子機器
EP2063316A1 (en) 2007-11-22 2009-05-27 Olympus Imaging Corporation Digital camera
EP2063317A1 (en) * 2007-11-22 2009-05-27 Olympus Imaging Corporation Digital camera
EP2199852A1 (en) 2007-11-22 2010-06-23 Olympus Imaging Corporation Digital camera
US7978264B2 (en) 2007-11-22 2011-07-12 Olympus Imaging Corp. Digital camera
US8098325B2 (en) 2007-11-22 2012-01-17 Olympus Imaging Corp. Digital camera
EP2466374A1 (en) 2007-11-22 2012-06-20 Olympus Imaging Corp. Digital camera
US8355076B2 (en) 2007-11-22 2013-01-15 Olympus Imaging Corp. Digital camera
US8400561B2 (en) 2007-11-22 2013-03-19 Olympus Imaging Corporation Digital camera having a shock absorbing member
US8400563B2 (en) 2007-11-22 2013-03-19 Olympus Imaging Corp. Digital camera
US8400562B2 (en) 2007-11-22 2013-03-19 Olympus Imaging Corp. Digital camera
US8593569B2 (en) 2007-11-22 2013-11-26 Olympus Imaging Corp. Digital camera

Also Published As

Publication number Publication date
US20060026615A1 (en) 2006-02-02
JP4385327B2 (ja) 2009-12-16
CN1728273A (zh) 2006-02-01
CN100552802C (zh) 2009-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4089737B2 (ja) ビデオカメラ
CN100552802C (zh) 信息处理装置
JP2007174584A (ja) 電子機器
JP4264555B2 (ja) 撮像装置
US20060080697A1 (en) Information processing appliance
JP4797955B2 (ja) 情報記録再生装置
CN100463499C (zh) 电子设备
US8413177B2 (en) Information-processing equipment
CN100592764C (zh) 摄像装置
JP2000182308A (ja) 光ディスク装置
JP5669131B2 (ja) 情報処理装置
JP2007336565A (ja) ビデオカメラ
JP4817838B2 (ja) データ書込み読取り装置
JP2008226379A (ja) 電子機器
JP2006236492A (ja) ディスクドライブ装置
JP2006236493A (ja) ディスクドライブ装置
JP2006309895A (ja) 情報記憶装置
JP2006018890A (ja) 情報再生装置
JPH11331656A (ja) ビデオカメラレコーダ
JP2006236491A (ja) ディスクドライブ装置
JP2008021387A (ja) ディスク装置
JP2006180055A (ja) ビデオ撮像カメラ
JP2008021587A (ja) 電子機器
JP2006236490A (ja) ディスクドライブ装置
JP2007273034A (ja) ディスクドライブ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090917

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4385327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121009

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131009

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees