JP2004332718A - 動翼支持用治具及び動翼支持装置及び流量計測装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 傾斜支持面14を傾斜保持面12に嵌合した状態でシール部材15をフレーム13に挿入し、ガスタービン動翼1をフレーム13側に押圧し、面圧が生じる状態で傾斜支持面14を傾斜保持面12に嵌合してガスタービン動翼1をフレーム13に密着保持させ、外部に空気が流出することなく冷却媒体流入口10への空気の流通が阻害されない状態でガスタービン動翼1を流量計測装置に装着する。
【選択図】 図2
Description
冷却媒体流入口86の一部が閉塞した場合、冷却媒体流入口86から通路に流通する空気量が変動し、流量計測値に誤差が生じて正確な流量を計測することができなくなる虞があった。
内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材とを備え、
傾斜支持面を傾斜保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、面圧が生じる状態で傾斜支持面が傾斜保持面に嵌合されてガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする。
内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの保持面に固定される支持面が形成されたシール部材とを備え、
支持面を保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面の間に面圧が生じる状態でガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする。
内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材とを備え、
傾斜支持面を傾斜保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面の間及び傾斜支持面と傾斜保持面の間に面圧が生じる状態で傾斜支持面が傾斜保持面に嵌合されてガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする。
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の動翼支持用治具において、
フレームは金属製で構成されると共にシール部材は弾性材製で構成されることを特徴とする。
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の動翼支持用治具において、
前記シール部材の底面よりも前記埋込部の先端が突き出る状態に前記シール部材が構成されていることを特徴とする。
流量計測手段を備えた流路により流体供給源に接続されるチャンバを備え、請求項1乃至請求項5に記載の動翼支持用治具がチャンバに設けられたことを特徴とする。
内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材と、
フレームが取り付けられるチャンバと、
流路を介してチャンバに接続される流体供給源と、
流路に設けられる流量計測手段と、
ガスタービン動翼の埋込部にシール部材が嵌合された状態でシール部材をフレームに挿入した際に傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じるようにガスタービン動翼をフレーム側に押圧する押さえ手段とを備え、
ガスタービン動翼には内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成され、
シール部材をフレームに挿入して押さえ手段によりガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じて冷却媒体流入口が外部と遮断された状態でチャンバの内部に臨み、
流体供給源からチャンバ内に流体を供給して冷却媒体流入口から空洞の通路に流体を流通させたときの流量計測手段の計測状況によりガスタービン動翼における空洞の通路の流通が計測されることを特徴とする。
請求項7に記載の流量計測装置において、
フレームは金属製で構成されると共にシール部材は弾性材製で構成されることを特徴とする。
請求項7に記載の流量計測装置において、
前記シール部材の底面よりも前記埋込部の先端が突き出る状態に前記シール部材が構成されていることを特徴とする。
内周面に保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの保持面に固定される支持面が形成されたシール部材と、
フレームが取り付けられるチャンバと、
流路を介してチャンバに接続される流体供給源と、
流路に設けられる流量計測手段と、
ガスタービン動翼の埋込部にシール部材が嵌合された状態でシール部材をフレームに挿入した際に埋込部と傾斜面との間に面圧が生じるようにガスタービン動翼をフレーム側に押圧する押さえ手段とを備え、
ガスタービン動翼には内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成され、
シール部材をフレームに挿入固定して押さえ手段によりガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面との間に面圧が生じて冷却媒体流入口が外部と遮断された状態でチャンバの内部に臨み、
流体供給源からチャンバ内に流体を供給して冷却媒体流入口から空洞の通路に流体を流通させたときの流量計測手段の計測状況によりガスタービン動翼における空洞の通路の流通が計測されることを特徴とする。
また、流量計測装置の他の態様としては、
内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材と、
フレームが取り付けられるチャンバと、
流路を介してチャンバに接続される流体供給源と、
流路に設けられる流量計測手段と、
ガスタービン動翼の埋込部にシール部材が嵌合された状態でシール部材をフレームに挿入した際に埋込部と傾斜面との間及び傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じるようにガスタービン動翼をフレーム側に押圧する押さえ手段とを備え、
ガスタービン動翼には内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成され、
シール部材をフレームに挿入して押さえ手段によりガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面との間及び傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じて冷却媒体流入口が外部と遮断された状態でチャンバの内部に臨み、
流体供給源からチャンバ内に流体を供給して冷却媒体流入口から空洞の通路に流体を流通させたときの流量計測手段の計測状況によりガスタービン動翼における空洞の通路の流通が計測されることを特徴とする。
2,42 埋込部
3 シャンク
4 プラットホーム
5 翼部
6 通路
7 冷却流路
8 折り返し部
9 排出口
10 冷却媒体流入口
11,44,51 動翼支持用治具
12 傾斜保持面
13,46 フレーム
14 傾斜支持面
15,49,53 シール部材
21 流量計測装置
22 流路
23 流体供給源
24 チャンバ
26 押さえ手段
31 アクチュエータ
32 アーム
33 押圧棒
43 外周面
45 保持面
47,52 傾斜面
48 支持面
Claims (9)
- 内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材とを備え、
傾斜支持面を傾斜保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、面圧が生じる状態で傾斜支持面が傾斜保持面に嵌合されてガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする動翼支持用治具。 - 内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの保持面に係合する支持面が形成されたシール部材とを備え、
支持面を保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面の間に面圧が生じる状態でガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする動翼支持用治具。 - 内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成されたガスタービン動翼を流量計測用の支持装置に支持するための動翼支持用治具であって、
動翼支持装置側に固定され内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に傾斜面を介して嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材とを備え、
傾斜支持面を傾斜保持面に嵌合した状態でシール部材をフレームに挿入し、ガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、埋込部と傾斜面の間及び傾斜支持面と傾斜保持面の間に面圧が生じる状態で傾斜支持面が傾斜保持面に嵌合されてガスタービン動翼がフレームに密着保持されることを特徴とする動翼支持用治具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の動翼支持用治具において、
フレームは金属製で構成されると共にシール部材は弾性材製で構成されることを特徴とする動翼支持用治具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の動翼支持用治具において、
前記シール部材の底面よりも前記埋込部の先端が突き出る状態に前記シール部材が構成されていることを特徴とする動翼支持用治具。 - 流量計測手段を備えた流路により流体供給源に接続されるチャンバを備え、請求項1乃至請求項5に記載の動翼支持用治具がチャンバに設けられたことを特徴とする動翼支持装置。
- 内周面に傾斜保持面が形成されたフレームと、
ガスタービン動翼の埋込部の外周に嵌合保持され外周面にフレームの傾斜保持面に係合する傾斜支持面が形成されたシール部材と、
フレームが取り付けられるチャンバと、
流路を介してチャンバに接続される流体供給源と、
流路に設けられる流量計測手段と、
ガスタービン動翼の埋込部にシール部材が嵌合された状態でシール部材をフレームに挿入した際に傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じるようにガスタービン動翼をフレーム側に押圧する押さえ手段とを備え、
ガスタービン動翼には内部に冷却媒体が導入される空洞の通路が形成されると共に通路に連通する冷却媒体流入口がロータへの埋込部の底面に形成され、
シール部材をフレームに挿入して押さえ手段によりガスタービン動翼をフレーム側に押圧することで、傾斜支持面と傾斜保持面との間に面圧が生じて冷却媒体流入口が外部と遮断された状態でチャンバの内部に臨み、
流体供給源からチャンバ内に流体を供給して冷却媒体流入口から空洞の通路に流体を流通させたときの流量計測手段の計測状況によりガスタービン動翼における空洞の通路の流通が計測されることを特徴とする流量計測装置 - 請求項7に記載の流量計測装置において、
フレームは金属製で構成されると共にシール部材は弾性材製で構成されることを特徴とする流量計測装置。 - 請求項7に記載の流量計測装置において、
前記シール部材の底面よりも前記埋込部の先端が突き出る状態に前記シール部材が構成されていることを特徴とする流量計測装置。
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