JP2014222068A - 固定治具 - Google Patents

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富井 正幸
Masayuki Tomii
正幸 富井
大山 宏治
Koji Oyama
宏治 大山
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Abstract

【課題】安価な構成で、測定回数が増加しても翼溝の機能を維持することができる汎用性の高い固定治具を提供する。
【解決手段】回転機械に取り付けられる動翼5の固有振動数の測定時に、動翼5を固定する固定治具1であって、土台部11と、土台部11に固定され、動翼5に係合する翼溝27が設けられた翼溝取付部12と、動翼5を翼溝27に係合させた状態で、動翼5を遠心力方向に押圧することにより、動翼5を翼溝取付部12に固定する押圧ジャッキ13とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転機械に取り付けられる動翼の固有振動数の測定時に、動翼を固定する固定治具に関するものである。
従来、動翼の固有振動数の測定時において、動翼を固定する方法として、タービンディスクの翼溝部に、動翼の翼根を係合させ、油圧ジャッキにより翼根を押し上げることで、動翼を翼溝部に固定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この固定方法により固定された動翼は、タッピングされることで、実機静的振動試験が行われる。
特開昭59−110804号公報
ここで、動翼をタービンディスクに固定した状態で、動翼の固有振動数を計測すると、動翼の振動モードと、タービンディスクの振動モードとが連成するため、動翼の固有振動数を正確に測定することが困難となる。
このため、動翼を土台に固定して、動翼の固有振動数を計測する方法がある。この方法では、動翼を土台に固定し、動翼に対し遠心力に相当する荷重を与えた状態で、動翼をタッピングし(叩き)、動翼の振動を計測することで、動翼の固有振動数を計測している。この場合、土台の質量を大きくすることができるため、動翼の固有振動数を好適に測定することができる。このとき、動翼を土台に固定する必要があるため、通常、土台には、動翼を取り付けるための翼溝が形成され、この翼溝に動翼が取り付けられる。
しかしながら、動翼の固有振動数の測定時に、動翼に対して荷重が与えられることから、翼溝に負荷が加わり、これにより、測定回数が増加するに伴って、翼溝の変形によるへたりが生じ、翼溝としての機能が衰えてくる。なお、土台を、剛性の高い材料で構成すればよいが、剛性の高い材料は高価であるため、材料コストが高くなってしまう。
そこで、本発明は、安価な構成で、測定回数が増加しても翼溝の機能を維持することができる汎用性の高い固定治具を提供することを課題とする。
本発明の固定治具は、回転機械に取り付けられる動翼の固有振動数の測定時に、動翼を固定する固定治具であって、土台部と、土台部に固定され、動翼に係合する翼溝が設けられた翼溝取付部と、動翼を翼溝に係合させた状態で、動翼を遠心力方向に押圧することにより、動翼を翼溝取付部に固定する押圧部とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、土台部と動翼との間に翼溝取付部を設け、翼溝取付部に翼溝を設けることができる。このため、翼溝取付部を介して、動翼を土台部に固定することができる。このとき、翼溝取付部を剛性の高い材料で構成すれば、土台部を剛性の高い材料で構成する場合に比べて安価にすることができ、また、測定回数が増加しても翼溝の機能を維持することができる。加えて、測定する動翼の種類に応じて、異なる種類の翼溝取付部を適宜付け替えることで、土台部を共通化することができるため、汎用性の高いものとすることができる。
この場合、土台部は、翼溝取付部を収容すると共に翼溝取付部を規制する規制面を有する収容溝が形成され、押圧部により動翼が遠心力方向に押圧されることで、翼溝取付部は、収容溝の規制面に当接して固定されることが好ましい。
この構成によれば、押圧部が動翼を押圧することで、動翼を翼溝取付部に固定することができ、翼溝取付部を土台部に固定することができる。
この場合、収容溝は、規制面が傾斜面となるアリ溝形状となっており、翼溝取付部は、規制面に当接する当接面を有していることが好ましい。
この構成によれば、収容溝をアリ溝形状にすることができるため、動翼が押圧部によって押圧されると、翼溝取付部が収容溝に押圧される。このとき、土台部の収容溝と翼溝取付部との接触面積を広くすることができるため、土台部に対する翼溝取付部の面圧を小さくすることができ、土台部の変形を抑制することができる。
この場合、土台部の収容溝と翼溝取付部との間の間隙を埋めるように設けられたスペーサを、さらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、スペーサは、収容溝と翼溝取付部との間の間隙を埋めることができ、収容溝と翼溝取付部とに密着することができる。これにより、収容溝と翼溝取付部との間のガタつきを抑制することが可能となる。
この場合、翼溝取付部は、土台部に、締結部材を用いて締結されていることが好ましい。
この構成によれば、翼溝取付部を土台部に簡単な構成で固定することができる。
本発明の固定治具によれば、安価な構成で、測定回数が増加しても翼溝の機能を維持することができる汎用性の高いものとすることができる。
図1は、実施例1に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。 図2は、実施例1に係る固定治具を模式的に表した平面図である。 図3は、実施例1の変形例に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。 図4は、実施例2に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。 図5は、実施例3に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の固定治具について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
実施例1に係る固定治具は、タービンやポンプ等の回転機械に設けられる動翼の固有振動数を計測する際に、動翼を固定するためのものである。回転機械に取り付けられた動翼は、回転機械が運転すると、遠心力方向に荷重が与えられる。このため、固定治具では、動翼に対し、遠心力に相当する荷重を遠心力方向に与えている。なお、動翼は、固定治具に対し、1枚ずつ取り外しながら、固有振動数をそれぞれ計測している。以下、図1および図2を参照して、固定治具について説明する。
図1は、実施例1に係る固定治具を模式的に表した概略構成図であり、図2は、実施例1に係る固定治具を模式的に表した平面図である。図1に示すように、固定治具1に取り付けられる動翼5は、翼部6と、翼根部7とを有しており、翼根部7が固定治具1に固定される。なお、動翼5に与えられる荷重の遠心力方向は、鉛直方向の上方側である。翼根部7は、水平方向の外側に突出する一対の係合部7aを有しており、一対の係合部7aが固定治具1に係合して固定される。なお、実施例1では、翼根部7を上記の形状としたが、これに限らず、例えば、ツリー形状であってもよく、取付可能な形状であれば、いずれの形状であってもよい。
図1および図2に示すように、固定治具1は、定盤10上に接合された土台部11と、土台部11に固定される翼溝取付部12と、翼溝取付部12に固定される動翼5を押圧する油圧ジャッキ(押圧部)13とを備えている。
土台部11は、ブロック状に形成され、定盤10上に溶接により接合されている。土台部11は、翼溝取付部12に比して、安価な材料で構成されている。土台部11の鉛直方向の下方側(定盤10側)には、油圧ジャッキ13を収容する収容空間20が形成されている。収容空間20は、下方側の土台部11の中央部を図1の前後方向に貫通するように延在して設けられている。また、土台部11の鉛直方向の上方側(動翼5側)の中央部には、翼溝取付部12を収容する収容溝21が形成されている。すなわち、収容空間20の上方側に収容溝21が設けられている。収容溝21は、上方側の土台部11の中央部を図1の前後方向に貫通するように延在して設けられている。また、土台部11には、収容空間20と収容溝21とを連通する断面円形の貫通口22が貫通形成され、貫通口22には、油圧ジャッキ13のピストン32が挿通される。
収容溝21は、アリ溝形状に形成され、鉛直方向の下方側の溝幅が広く、鉛直方向の上方側へ向かうにつれて溝幅が狭くなっていく。つまり、収容溝21は、図1の正面側において、鉛直方向の下方側から上方側へ向けて、外側から内側へ傾斜する一対の傾斜面を有している。そして、この一対の傾斜面は、翼溝取付部12の鉛直方向の上方側への移動を規制する一対の規制面21aとなっている。
また、土台部11には、収容溝21に収容される翼溝取付部12の位置を規制するストッパ23が設けられている(図2参照)。ストッパ23は、収容溝21を挟んで、土台部11の鉛直方向の一方側(図示右側)の上面と、他方側(図示左側)の上面とを掛け渡すように配設されている。そして、ストッパ23は、その一部が収容溝21内に突出し、この突出部分が、翼溝取付部12を収容溝21の延在方向に位置規制している。
翼溝取付部12は、断面台形状に形成され、収容溝21に収容可能となっている。翼溝取付部12は、土台部11に比して、高価な材料で構成されている。翼溝取付部12は、回転機械において動翼5が取り付けられるディスク(回転体)と同様の材料で構成されており、土台部11に比して剛性の高い材料となっている。翼溝取付部12は、収容溝21の一対の規制面21aに当接する一対の当接面12aを有している。一対の当接面12aと、一対の規制面21aとは、相補的形状となっている。つまり、一対の当接面12aは、鉛直方向の下方側から上方側へ向けて、外側から内側へ傾斜している。
翼溝取付部12の鉛直方向の上方側の中央部には、動翼5の翼根部7を取り付ける翼溝27が形成されている。翼溝27は、翼溝取付部12の中央部を図1の前後方向に貫通するように延在して設けられている。翼溝取付部12の鉛直方向の下方側には、翼溝取付部12の底面と翼溝27とを連通する断面円形の挿通口28が貫通形成され、挿通口28には、油圧ジャッキ13のピストン32が挿通される。
翼溝27は、動翼5の翼根部7と相補的形状となっており、一対の係合部7aに係止する一対の係止部27aが形成され、一対の係止部27aは、水平方向の内側に突出している。そして、この一対の係止部27aは、押圧されて鉛直方向の上方側に移動する一対の係合部7aに突き当たることで、動翼5を固定できる。なお、翼溝27は、上記の構成に限らず、動翼5が押圧されることで固定できる構成であればよい。
図2に示すように、このように構成された翼溝取付部12は、収容溝21の延在方向から挿入され、ストッパ23に突き当てられることで、延在方向への位置が規制される。なお、翼溝取付部12は、動翼5の翼根部7の形状に応じて、すなわち、翼溝27の形状に応じて、複数用意されており、測定する動翼5に応じて、土台部11に適宜付け替えられる。
油圧ジャッキ13は、ジャッキ本体31と、ジャッキ本体31から突出するピストン32とを有している。ジャッキ本体31は、土台部11の収容空間20に収容されている。ピストン32は、鉛直方向が軸方向となっており、土台部11の貫通口22および翼溝取付部12の挿通口28に挿通される。そして、ピストン32は、その鉛直方向の上方側の端面が、動翼5の翼根部7に突き当たって押圧可能となっている。
従って、動翼5を固定治具1に取り付ける場合、動翼5に応じた翼溝取付部12を、収容溝21の延在方向から、収容溝21に挿入し、ストッパ23に突き当てることで位置決めする。位置決めされた翼溝取付部12は、その挿通口28が、土台部11の貫通口22と鉛直方向において合致する。この後、動翼5を、翼溝27の延在方向から、翼溝27に挿入し、挿通口28の直上に位置させる。そして、油圧ジャッキ13により、ピストン32を鉛直方向の上方側へ押し上げることで、ピストン32は、貫通口22および挿通口28を通過し、動翼5の翼根部7に突き当たって、動翼5を押し上げる。
動翼5が押し上げられると、動翼5の一対の係合部7aが、翼溝取付部12の一対の係止部27aに突き当たり、これにより、翼溝取付部12が鉛直方向の上方側へ押し上げられる。翼溝取付部12が押し上げられると、翼溝取付部12の一対の当接面12aが、収容溝21の一対の規制面21aに当接し、翼溝取付部12が位置規制される。これにより、翼溝取付部12は土台部11に固定され、動翼5は翼溝取付部12に固定される。
以上のように、実施例1の固定治具1によれば、土台部11と動翼5との間に翼溝取付部12を設け、翼溝取付部12に翼溝27を設けることができる。このため、翼溝取付部12を介して、動翼5を土台部11に固定することができる。このとき、翼溝取付部12は、剛性の高い材料を用いて構成しているため、動翼5の固有振動数の測定回数が増加しても、翼溝27の形状を好適に維持することができ、翼溝27の機能を維持することができる。また、土台部11を安価な材料で構成することができるため、土台部11を剛性の高い高価な材料で構成する場合に比べて安価にすることができる。加えて、測定する動翼5の種類に応じて、異なる種類の翼溝取付部12を適宜付け替えることで、土台部11を共通化することができるため、汎用性の高いものとすることができる。
また、収容溝21をアリ溝形状とし、動翼5の翼根部7を断面台形状とすることができるため、動翼5を鉛直方向の上方側に押圧することで、動翼5を翼溝取付部12に固定することができ、翼溝取付部12を土台部11に固定することができる。このとき、土台部11の規制面21aと翼溝取付部12の当接面12aとの接触面積を広くできるため、土台部11に対する翼溝取付部12の面圧を小さくすることができ、これにより、土台部11の変形を抑制することができる。
なお、翼溝取付部12および収容溝21を、図3に示す構成としてもよい。図3は、実施例1の変形例に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。変形例1の固定治具1では、翼溝取付部12の形状が実施例1と異なっており、翼溝取付部12の形状に合わせて、収容溝21の形状も異なっている。具体的に、翼溝取付部12は、その断面が凸状に形成され、また、収容溝21も、その断面が凸状に形成されている。つまり、翼溝取付部12の一対の当接面12aは、水平面となっており、収容溝21の一対の規制面21aも、水平面となっている。このような構成であっても、油圧ジャッキ13により動翼5を押し上げることで、固定治具1は、翼溝取付部12を土台部11に固定し、動翼5を翼溝取付部12に固定することができる。
続いて、図4を参照して、実施例2に係る固定治具40について説明する。図4は、実施例2に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。実施例2の固定治具40は、土台部11と翼溝取付部12との間にスペーサ41が設けられている。
スペーサ41は、油圧ジャッキ13による押圧により変形可能に構成されており、収容溝21の一対の規制面21aと、翼溝取付部12の一対の当接面12aとの間に設けられている。このため、油圧ジャッキ13により動翼5が押圧されると、規制面21aと当接面12aとの間に設けられたスペーサ41は変形して、規制面21aと当接面12aとにそれぞれ密着する。これにより、スペーサ41は、規制面21aと当接面12aとの間の間隙を埋めることができる。
以上のように、実施例2の固定治具40によれば、スペーサ41が、収容溝21と翼溝取付部12との間の間隙を埋めることができるため、収容溝21と翼溝取付部12との間のガタつきを抑制することが可能となる。
続いて、図5を参照して、実施例3に係る固定治具50について説明する。図5は、実施例3に係る固定治具を模式的に表した概略構成図である。なお、重複した記載を避けるべく、異なる部分についてのみ説明する。実施例3の固定治具50は、土台部51と翼溝取付部52とが、締結部材53により締結されて固定されている。以下、実施例3の固定治具50について具体的に説明する。
土台部51は、実施例1の土台部11の収容溝21を排した構成となっている。つまり、土台部51は、ブロック状に形成され、鉛直方向の下方側に、油圧ジャッキ13が収容されている。なお、土台部51には、実施例1と同様に、鉛直方向に貫通形成された貫通口22が形成され、油圧ジャッキ13のピストン32が挿通される。翼溝取付部52は、ブロック状に形成され、土台部51の上面に載置可能に構成されている。翼溝取付部52には、実施例1と同様に、鉛直方向の上方側の中央部に、動翼5の翼根部7を取り付ける翼溝27が形成されている。締結部材53は、いわゆる締結ボルトであり、土台部51に対し翼溝取付部52を締結して固定している。この締結部材53は、その先端側が、翼溝取付部52の上面から翼溝取付部52を通って、土台部51の上面側に締結されている。
以上のように、実施例3の固定治具50によれば、締結部材53により翼溝取付部52を土台部51に簡単に固定することができる。また、土台部51および翼溝取付部52に対し、複雑な加工を施す必要がないため、加工コストを抑制することができる。
以上のように、本発明に係る固定治具は、回転機械に取り付けられる動翼を固定する場合において有用であり、特に、動翼の固有振動数を測定する場合に適している。
1 固定治具
5 動翼
6 翼部
7 翼根部
10 定盤
11 土台部
12 翼溝取付部
12a 当接面
13 油圧ジャッキ
20 収容空間
21 収容溝
21a 規制面
22 貫通口
23 ストッパ
27 翼溝
28 挿通口
31 ジャッキ本体
32 ピストン
40 固定治具
41 スペーサ
50 固定治具
51 土台部
52 翼溝取付部
53 締結部材

Claims (6)

  1. 回転機械に取り付けられる動翼の固有振動数の測定時に、前記動翼を固定する固定治具であって、
    土台部と、
    前記土台部に固定され、前記動翼に係合する翼溝が設けられた翼溝取付部と、
    前記動翼を前記翼溝に係合させた状態で、前記動翼を遠心力方向に押圧することにより、前記動翼を前記翼溝取付部に固定する押圧部と、
    前記土台部に形成される前記翼溝取付部を収容する収容溝を挟んで、前記土台部の一方側の上面と他方側の上面とを掛け渡すように配設され、前記収容溝に収容される前記翼溝取付部の位置を規制するストッパとを備えたことを特徴とする固定治具。
  2. 前記土台部は、前記翼溝取付部を収容すると共に前記翼溝取付部を規制する規制面を有する前記収容溝が形成され、
    前記押圧部により前記動翼が遠心力方向に押圧されることで、前記翼溝取付部は、前記収容溝の前記規制面に当接して固定されることを特徴とする請求項1に記載の固定治具。
  3. 前記収容溝は、前記規制面が傾斜面となるアリ溝形状となっており、前記翼溝取付部は、前記規制面に当接する当接面を有していることを特徴とする請求項2に記載の固定治具。
  4. 前記土台部の前記収容溝と前記翼溝取付部との間の間隙を埋めるように設けられたスペーサを、さらに備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の固定治具。
  5. 前記翼溝取付部は、前記土台部に、締結部材を用いて締結されていることを特徴とする請求項1に記載の固定治具。
  6. 前記翼溝取付部は、前記動翼が取り付けられる前記回転機械の回転体と同様の材料で構成され、前記土台部に比して剛性が高いことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の固定治具。
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