JP2004328135A - 無線端末、通信システムおよび位置登録先切替え方法 - Google Patents
無線端末、通信システムおよび位置登録先切替え方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】第1の移動通信網または第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網のいずれか一方へ位置登録する無線端末に、第2の移動通信網から受信した制御情報に基づいて第1の移動通信網へ接続可能であるか否かを判定させ、接続可能であると判定された場合にのみ、第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みさせる。
【選択図】 図8
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種の移動通信網へ位置登録する無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やcdma2000(Code Division Multiple Access 2000)などの第3世代方式の移動通信サービスが提供されている。第3世代方式の移動通信は、従来のPDC(Personal Digital Cellular)方式などの第2世代方式の移動通信に比較して、高速なデータ通信が可能であることや、国際ローミングが可能であることなどの利点を有している。しかしながら、現時点では、第3世代方式の移動通信を利用可能なサービスエリアは、第2世代方式の移動通信を利用可能なサービスエリアより狭く、限られたサービスエリアのみでしか発着信できないといった問題点がある。このため、第3世代方式の無線端末を使用しているユーザには、第3世代方式の移動通信を利用できない場合には、その無線端末を第2世代方式の移動通信網へ位置登録して利用したいといったニーズがある。
【0003】
このようなニーズに応えるため、特許文献1は、以下のようにして、無線端末の接続先を第3世代方式の移動通信網から第2世代方式の移動通信網へ切替えている。第3世代方式の移動通信網に属する基地局は、該基地局の形成する無線エリア内の無線端末が第2世代方式の移動通信網との接続が可能である場合に、その接続可能な基地局を特定するチャネル情報を内包した制御情報を送信する。一方、無線端末は、上記基地局から受信した制御情報に内包されているチャンネル情報に基づいて接続可能な第2世代方式の移動通信網の基地局を特定し、該基地局へ接続する。これにより、無線端末の接続先を第3世代方式の移動通信網から第2世代方式の移動通信網へ切替えることが実現される。
【0004】
【特許文献1】
特表2002−535902号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、第3世代方式の移動通信は、第2世代方式の移動通信に比較して、上述したような利点を有しているので、両者を利用できる状況下であれば、第3世代方式の移動通信を優先して利用できることが望ましい。このようなことを実現する方策の1つとして、例えば、以下に述べる動作を上記無線端末に行わせることが挙げられる。第2世代方式の移動通信網へ位置登録し通話着信を待ち受けている無線端末に、その待ち受け状態を定期的に解除させ、第3世代方式の移動通信網から送信されてくる位置情報を検出させる。そして、この位置情報を検出した場合に、上記無線端末に第3世代方式の移動通信網へ位置登録させる。
【0006】
しかしながら、第3世代方式の移動通信網から送信されてくる位置情報を検出する過程では、上記無線端末は第2世代方式の移動通信網を介した発呼に応じることができなくなってしまう。したがって、上記位置登録を無制限に行わせてしまうと、第2世代方式の移動通信網を介して上記無線端末を呼び出すことが困難になってしまう虞がある。また、位置登録を行うことは、通話着信を待ち受けることに比較して電力を著しく消耗してしまう。このような観点からも、位置登録を無制限に行わせることは好ましくない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、第1の移動通信網または第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網のいずれか一方へ位置登録する無線端末に、第2の移動通信網を介して行われる通信を妨げることなく、第1の移動通信網への位置登録を優先させる技術を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、優先して利用すべき第1の移動通信網と該第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録し通信する通信手段と、前記第1の移動通信網または前記第2の移動通信網に、自装置を一意に識別させるための識別子を記憶する記憶手段と、前記第2の移動通信網から送信されてくる報知情報を前記通信手段によって受信し、該報知情報に基づいて前記第1の移動通信網への位置登録が可能であるか否かを判定する判定手段と、前記第1の移動通信網への位置登録が可能であると前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みる試行手段と、前記試行手段によって前記第1の移動通信網へ位置登録された場合に、前記第1の移動通信網へ位置登録した旨と前記識別子とを、前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれに本端末が位置登録しているかを管理する管理装置へ通知する通知手段とを有する無線端末を提供する。
【0009】
また、本発明は、上記課題を解決するために、第1の移動通信網と、前記第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網と、前記第1の移動通信網への位置登録を優先するべきことを予め定められているとともに、前記第1の移動通信網または前記第2の移動通信網に自装置を一意に識別させる識別子を記憶し前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録する無線端末と、前記無線端末が前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれに位置登録しているかを示すデータと前記識別子とを前記無線端末から受信し記憶する管理装置と、を備え、前記第2の移動通信網のサービスエリアは所定の広さを有する複数の無線エリアに分割されており、前記第1の移動通信網のサービスエリアと少なくとも一部が重なっている無線エリアに属する基地局は、該無線エリアにおいて前記第1の移動通信網へ位置登録可能であることを示す報知情報を前記無線端末へ送信し、前記無線端末は、前記報知情報を受信した場合に、所定の回数だけ前記第1の移動通信網への位置登録を試み、前記第1の移動通信網へ位置登録された場合にその旨と自装置に記憶している前記識別子とを前記管理装置へ送信することを特徴とする通信システムを提供する。
【0010】
また、本発明は、上記課題を解決するために、優先して利用すべき第1の移動通信網と該第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録し通信する無線端末が、該第2の移動通信網から送信されてくる報知情報に基づいて、該第1の移動通信網へ位置登録可能であることを検出する第1のステップと、前記無線端末が、前記第1の移動通信網へ位置登録するとともに、その旨と前記第2の移動通信網または第1の移動通信網に自装置を一意に識別させる識別子とを内包した通知を前記第1の移動通信網を介して管理装置へ送信する第2のステップと、前記管理装置が、前記第2のステップにて無線端末から送信された通知の内容に基づいて、前記識別子と前記無線端末が前記第1の移動通信網へ位置登録していることを示すデータとを対応付けて記憶する第3のステップとを有する位置登録先切替え方法を提供する。
【0011】
このような無線端末、通信システムおよび位置登録先切替え方法によれば、上記無線端末は、上記第2の移動通信網から受信した報知情報に基づいて上記第1の移動通信網へ位置登録可能であるか否かを判定し、位置登録可能であると判定した場合に、上記第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みる。そして、上記無線端末は、上記第1の移動通信網へ位置登録された場合にのみ、上記管理装置へその旨通知する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
【0013】
[A:構成]
(1:通信システムの構成)
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示されるように、第1移動通信網10と第2移動通信網20とは、関門交換装置30を介して固定電話網40へ接続されている。本実施形態においては、第1移動通信網10はW−CDMA方式の移動通信網であり、第2移動通信網20はPDC方式の移動通信網である。以下では、第1移動通信網10のサービスエリアを「サービスエリア100」と称し、第2移動通信網20のサービスエリアを「サービスエリア200」と称する。図2に示されるように、サービスエリア100はサービスエリア200に包含されている。なお、本実施形態においては、サービスエリア100の全てがサービスエリア200に包含されている場合について説明するが、サービスエリア100の一部がサービスエリア200に包含されている場合であっても良いことは勿論である。また、本実施形態においては、第1移動通信網10がW−CDMA方式の移動通信網であり、第2移動通信網20がPDC方式の移動通信網である場合について説明するが、第1移動通信網10はcdma2000方式の移動通信網であっても良く、また、第2移動通信網20はGSM(Global System for Mobile Communications)方式の移動通信網であっても良い。要は、第1移動通信網10と第2移動通信網20とが互いに方式の異なる移動通信網であれば、何れであっても良い。
【0014】
第1移動通信網10は、図1に示されるように、基地局11と、位置管理装置12とを含んでいる。基地局11は、自局を中心とする所定の広さの無線エリアを形成し、この無線エリアに在圏するW−CDMA方式の携帯電話機と無線通信するためのものである。なお、図1には、1つの基地局のみが例示されているが実際には、複数の基地局が存在する。第1移動通信網10のサービスエリア100は、複数の位置登録エリアに分割されており、1つの位置登録エリアには複数の基地局が属している。そして、各基地局は、自局の属する位置登録エリアを一意に特定する情報(以下、「位置情報」という)を内包した報知情報を上記無線エリアに在圏している携帯電話機へ送信することにより、その携帯電話機へ在圏している位置情報を通知する。上記携帯電話機は、このようにして通知された位置情報と第1移動通信網10において自機を一意に特定する端末識別子(例えば、自機に割当てられている電話番号)とを対応付けて位置管理装置12に記憶させることによって、在圏している位置登録エリアを第1移動通信網10へ登録することができる。このように、位置管理装置12は、第1移動通信網10へ位置登録し移動電話サービスを利用している携帯電話機毎に、その携帯電話機が在圏している位置登録エリアを管理するためのものである。
【0015】
第2移動通信網20は、図1に示されているように、基地局21Aおよび21Bと、位置管理装置22とを含んでいる。なお、以下では、基地局21Aおよび21Bの各々を区別する必要がない場合には、「基地局21」と表記する。基地局21は、自局を中心とする所定の広さの無線エリアを形成し、この無線エリアに在圏するPDC方式の携帯電話機と無線通信するためのものである。なお、図1には、2つの基地局のみが例示されているが実際には、多数の基地局が存在する。第2移動通信網20のサービスエリア200は、第1移動通信網10のサービスエリア100と同様に、複数の位置登録エリアに分割されており、1つの位置登録エリアには複数の基地局が属している。本実施形態においては、基地局21Aは、図2に示される位置登録エリア210Aに属しており、基地局21Bは、図2に示される位置登録エリア210Bに属しているものとする。
【0016】
基地局21は、上述した基地局11と同様に自局の属する位置登録エリアの位置情報を内包した報知情報を、自局の形成する無線エリアに在圏している携帯電話機へ送信している。加えて、基地局21は、自局の属する位置登録エリアにおいて、第1移動通信網10への位置登録が可能であるか否かを示す情報(以下、「在圏情報」という)を上記報知情報に内包させて送信している。この在圏情報は、図3に示されるように、“00”または“01”のいずれかのビットパターンを有する2ビットの情報であり、そのビットパターンが“00”である場合には、第1移動通信網10への位置登録が不可能であることを示し、そのビットパターンが“01”である場合には、第1移動通信網10への位置登録が可能であることを示している。例えば、基地局21Aは、ビットパターンが“01”である在圏情報を内包した報知情報を送信し、基地局21Bは、ビットパターンが“00”である在圏情報を内包した報知情報を送信する。これは、図2に示されるように、基地局21Aの属する位置登録エリア210Aは、サービスエリア100の内に位置し、基地局21Bの属する位置登録エリア210Bは、サービスエリア100の外に位置しているからである。
【0017】
一方、基地局21から位置情報を通知された携帯電話機が、在圏している位置登録エリアを第2移動通信網20へ登録することができることは、上述した第1移動通信網10と同一である。すなわち、第2移動通信網20に含まれている位置管理装置22は、第2移動通信網20へ位置登録し移動電話サービスを利用している携帯電話機から通知された端末識別子と位置情報とを対応付けて記憶し、その携帯電話機が在圏している位置登録エリアを管理するためのものである。
【0018】
無線端末50は、第1移動通信網10または第2移動通信網20のいずれか一方へ位置登録し通話着信を待ち受ける携帯電話機である。より詳細に説明すると、無線端末50は、自端末を一意に特定する端末識別子を記憶しており、この端末識別子と基地局11から通知された位置情報とを対応付けて位置管理装置12へ記憶させることにより、第1移動通信網10へ位置登録することができる。また、無線端末50は、上記端末識別子と基地局21から通知された位置情報とを対応付けて位置管理装置22へ記憶させることにより、第2移動通信網20へ位置登録することもできる。加えて、無線端末50は、詳細は後述するが、位置登録先を第1移動通信網10から第2移動通信網20へ切替えることや、逆に、第2移動通信網20から第1移動通信網10へ切替えることもできる。そして、この無線端末50は、第1移動通信網10あるいは第2移動通信網20へ新たに位置登録した場合や、位置登録先を切替えた場合には、その旨を後述する管理装置60へ通知する。
【0019】
管理装置60は、第1移動通信網10と第2移動通信網20との両者に接続されているコンピュータ装置であり、図4に示される位置登録先管理テーブルを記憶している。図4に示されるように、位置登録先管理テーブルは、無線端末50の端末識別子と登録先区分とを対応付けて格納している。この登録先区分とは、無線端末50が位置登録し通話着信を待ち受けている移動通信網を一意に特定する情報である。本実施形態においては、登録先区分は、“1”または“0”のいずれかの値を有し、登録先区分の値が“1”である場合には、無線端末50は第1移動通信網10へ位置登録し通話着信を待ち受けていることを意味し、登録先区分の値が“0”である場合には、無線端末50は第2移動通信網20へ位置登録し通話着信を待ち受けていることを意味している。そして、管理装置60は、無線端末50から送信された通知の内容に基づいて上記位置登録先管理テーブルの格納内容を更新する。このように、管理装置60は、無線端末50が第1移動通信網10へ位置登録して通話着信を待ち受けているのか、それとも、第2移動通信網20へ位置登録して通話着信を待ち受けているのかを管理するためのものである。なお、以下では、上記位置登録先管理テーブルへ無線端末50の端末識別子と上記登録区分とを対応付けて書き込むことを「移動通信網を活性化させる」という。このようにして、移動通信網が活性化されると、無線端末50は位置登録している移動通信網を介して音声通話サービスを利用することができる。より詳細に説明すると、例えば、固定電話網40に接続されている電話機から無線端末50が発呼されると、この発呼を受け付けた関門交換機30は、上記位置登録先管理テーブルを参照して、無線端末50が位置登録している移動通信網を特定する。以降、無線端末50は、一般的な通話呼出し処理と同一の手順で通話呼出しされる。
【0020】
(2:無線端末50の構成)
次いで、無線端末50の構成例を図5を参照しつつ説明する。図5に示されるように、無線端末50は、制御部510と、表示部520と、操作部530と、通信部540と、記憶部550と、これら各構成要素を接続するバス560とを備えている。
【0021】
制御部510は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部550に格納されているソフトウェアを実行することにより無線端末50の各部を制御するものである。
【0022】
表示部520は、例えば液晶ディスプレイとその駆動回路であり、制御部510から引渡された画像情報に応じた画像を表示する。操作部530は、数字や文字、操作指示などをユーザに入力させるための複数の操作子を備えており、これらの操作子の操作内容に応じた情報を制御部510へ引渡す。
【0023】
通信部540は、第1通信インターフェイス(以下、「IF」という)部541と、第2通信IF部542と、アンテナ543とを備えている。第1通信IF部541は、基地局11から送信されてくる情報をアンテナ543を介して受信し、受信した情報を制御部510へ引渡すとともに、制御部510から引渡された情報をアンテナ543を介して基地局11へ送出するためのものである。第2通信IF部542は、基地局21から送信されてくる情報をアンテナ543を介して受信し、受信した情報を制御部510へ引渡すとともに、制御部510から引渡された情報をアンテナ543を介して基地局21へ送出するためのものである。
【0024】
記憶部550は、揮発性記憶部551と不揮発性記憶部552とを有している。揮発性記憶部551は、例えばRAM(Random Access Memory)であり、ソフトウェアを実行中の制御部510によりワークエリアとして使用される。一方、不揮発性記憶部552は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)とROM(Read Only Memory)とで構成されている。EEPROMには、位置登録している移動通信網を特定するネットワークフラグが書き込まれる。ネットワークフラグは“1”または“0”のいずれかの値を有し、その値が“1”である場合には、位置登録先が第1移動通信網10であることを意味し、その値が“0”である場合には、位置登録先が第2移動通信網20であることを意味している。また、このEEPROMには、前述した位置情報も書き込まれる。一方、ROMには、前述した端末識別子や、後述するOS(Operating System)ソフトウェアおよび通信制御ソフトウェアが書き込まれている。以下、これらソフトウェアを実行することによって制御部510に付与される機能について説明する。
【0025】
例えば、操作部530に設けられている電源ボタン(図示省略)が押下され無線端末50の電源(図示省略)が投入されると、制御部510は、まず、ROMからOSソフトウェアを読み出し、これを実行する。OSソフトウェアを実行中の制御部510には、無線端末50の各部を制御する機能、他のソフトウェアを実行する機能などが付与される。そして、OSソフトウェアの実行を完了し、OSを実現している状態の制御部510は、ROMから通信制御ソフトウェアを読み出し、これを実行する。この通信制御ソフトウェアにしたがって作動している制御部510には、本発明に係る無線端末に特有な2つの機能が付与される。
【0026】
第1の機能は、図6に示されるフローチャートにしたがって、第1移動通信網10と第2移動通信網20とのいずれか一方へ位置登録するとともに、位置登録した移動通信網を活性化させる機能である。第2の機能は、位置登録先の移動通信網を切替えるとともに、その旨を管理装置60へ通知する機能である。具体的には、制御部510は、第1移動通信網10へ位置登録し通話着信を待ち受けている状況下で、サービスエリア100の圏外へ出たことを検出した場合には、図7に示されるフローチャートにしたがって第2移動通信網20へ位置登録先を切替えるとともに、第2移動通信網20を活性化させる。また、制御部510は、第2移動通信網20へ位置登録し通話着信を待ち受けている状況下では、図8に示されるフローチャートにしたがって第1移動通信網10への位置登録が可能であるか否かを判定し、位置登録可能であると判定した場合には、位置登録先を第1移動通信網10へ切替えることを試み、位置登録先を切替えた場合には、第1移動通信網10を活性化させる。
【0027】
以上に説明したように、通信制御ソフトウェアにしたがって作動する制御部510には、第1移動通信網10と第2移動通信網20との両者へ位置登録可能である場合には、第1移動通信網10への位置登録を優先させる機能が付与される。
【0028】
[B:動作]
以下、本実施形態に係る通信システムの動作例について説明する。なお、以下に説明する動作例の前提として、無線端末50のユーザは、位置登録エリア210Aで無線端末50の電源(図示省略)を投入した後に、位置登録エリア210Bへ移動するものとする。そして、その後更にユーザは、位置登録エリア210Bから位置登録エリア210Aへ移動するものとする。
【0029】
(1:電源投入時の動作)
まず、位置登録エリア210Aにおいて電源を投入された場合に、無線端末50の制御部510が行う動作について、図6を参照しつつ説明する。図6は、電源を投入された直後に制御部510が行う動作の流れを示すフローチャートである。図6に示されるように、制御部510は、まず、第1移動通信網10へ位置登録可能であるか否かを判定する(ステップSA1)。具体的には、制御部510は、基地局11から送信されてくる報知情報を第1通信IF部541を介して受信した場合に、第1移動通信網10へ位置登録可能であると判定する。
【0030】
ステップSA1の判定結果が“Yes”である場合には、制御部510は、第1移動通信網10へ位置登録する(ステップSA2)。具体的には、制御部510は、まず、ステップSA1にて受信した報知情報に内包されている位置情報を記憶部550へ書き込む。そして、制御部510は、この位置情報と記憶部550に格納されている端末識別子とを対応付けて記憶することを要求する旨の通信メッセージ(以下、「位置登録メッセージ」という)を生成し、第1通信IF部541を介して位置管理装置12へ送信する。
【0031】
そして、制御部510は、第1移動通信網10を活性化させる(ステップSA3)。具体的には、制御部510は、記憶部550に格納されているネットワークフラグに“1”をセットし、上記端末識別子と第1移動通信網10を活性化させる旨の制御コードとを内包した通信メッセージ(以下、「活性化メッセージ」という)を第1通信IF部541を介して管理装置60へ送信する。以降、制御部510は、図7のフローチャートに示される処理(以下、「第1の待ち受け処理」という)を実行する(ステップSA4)。
【0032】
ステップSA1の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、第2移動通信網20へ位置登録可能であるか否かを判定する(ステップSA5)。具体的には、制御部510は、基地局21から送信されてくる報知情報を第2通信IF部542を介して受信した場合に、第2移動通信網20へ位置登録可能であると判定する。このように、第1移動通信網10へ位置登録可能であるか否かを判定し、位置登録可能でないと判定した後に、第2移動通信網20へ位置登録可能であるか否かを判定するのは、第1移動通信網10への位置登録を優先させるためである。
【0033】
ステップSA5の判定結果が“Yes”である場合には、制御部510は、第2移動通信網20へ位置登録する(ステップSA6)。具体的には、制御部510は、まず、ステップSA5にて受信した報知情報に内包されている位置情報を記憶部550へ書き込む。そして、制御部510は、この位置情報と記憶部550に格納されている端末識別子とを内包した位置登録メッセージを生成し、第2通信IF部542を介して位置管理装置22へ送信する。
【0034】
そして、制御部510は、第2移動通信網20を活性化させる(ステップSA7)。具体的には、制御部510は、記憶部550に格納されているネットワークフラグに“0”をセットし、上記端末識別子と第2移動通信網20を活性化させる旨の制御コードとを内包した活性化メッセージを第2通信IF部542を介して管理装置60へ送信する。以降、制御部510は、図8のフローチャートに示される処理(以下、「第2の待ち受け処理」という)を実行する(ステップSA8)。逆に、ステップSA4の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、サービスエリアの圏外である旨を表示部520に表示させ(ステップSA9)、ステップSA1以降の処理を繰り返し実行する。
【0035】
本動作例においては、無線端末50は、電源を投入された時点では、位置登録エリア210A(すなわち、サービスエリア100の中心付近)に在圏しているため、基地局21から送信されてくる報知情報を充分な電界強度で受信することができる。このため、上述したステップSA1の判定結果は“Yes”になり、制御部510は、上述したステップSA2からステップSA4の処理を実行する。ステップSA2にて無線端末50から送信された位置登録メッセージは基地局11を介して位置管理装置12へ到達し、この位置登録メッセージを受信した位置管理装置12は、この位置登録メッセージに内包されている端末識別子と位置情報とを対応づけて記憶する。一方、ステップSA3にて送信された活性化メッセージは基地局11を介して管理装置60へ到達する。この活性化メッセージを受信した管理装置60は、この活性化メッセージに内包されている制御コードに基づいて第1移動通信網10を活性化させる。具体的には、管理装置60は、上記活性化メッセージに内包されている端末識別子に対応付けて位置登録先管理テーブル(図4参照)に登録先区分に“1”を書き込む。
【0036】
なお、本実施形態においては、位置登録メッセージと活性化メッセージとを個別に無線端末50に送信させる場合について説明した。しかしながら、位置登録メッセージに上記制御コードを内包させて送信するとしても良いことは勿論である。具体的には、上記制御コードを内包した位置登録メッセージを受信した位置管理装置12あるいは22に、上記活性化メッセージを管理装置60へ送信させることのよって、無線端末50が位置登録した移動通信網を活性化させることができる。以上に説明したように、無線端末50が第1移動通信網10へ位置登録され、第1移動通信網10が活性化されるため、無線端末50は第1移動通信網10を介して移動通信サービスを利用することが可能になる。
【0037】
(2:サービスエリア100外へ移動した場合の動作)
次に、図7に示されるフローチャートにしたがって第1の待ち受け処理を行っている無線端末50を携帯しているユーザが、位置登録エリア210Aから210Bへ移動した場合(すなわち、サービスエリア100の外へ移動した場合)に、無線端末50の制御部510が行う動作について図7を参照しつつ説明する。
【0038】
図7に示されるフローチャートにしたがって作動している制御部510は、まず、サービスエリア100に在圏しているか否かを判定する(ステップSB1)。そして、ステップSB1の判定結果が“Yes”である場合には、制御部510は、第1移動通信網10からの通話着信を待ち受け(ステップSB2)、ステップSB1以降の処理を繰り返し実行する。逆に、ステップSB1の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、前述したステップSA6からステップSA8までの処理と同一の処理を行い、位置登録先を第2移動通信網20へ切替え、第2の待ち受け処理を実行する。
【0039】
本動作例においては、無線端末50の移動先である位置登録エリア210Bは、図2に示されるように、サービスエリア100の圏外に位置しているから、無線端末50の制御部510は、基地局21から送信されてくる報知情報を受信することはできない。このため、制御部510は、サービスエリア100の圏外であると判定し、ステップSB1の判定結果は“No”になる。以降、制御部510は、上述したステップSA6からステップSA8と同一の処理を行う。以上に説明したように、無線端末50の位置登録先が第2移動通信網20へ切替えられ、第2移動通信網20が活性化されるため、無線端末50は第2移動通信網20を介して移動通信サービスを利用することが可能になる。
【0040】
(3:位置登録エリア210Bから210Aへ移動した場合の動作)
次いで、図8に示されるフローチャートにしたがって動作している無線端末50を携帯しているユーザが、位置登録エリア210Bから210Aへ移動した場合に、無線端末50の制御部510が行う動作について図8を参照しつつ説明する。
【0041】
図8に示されるように、制御部510は、まず、第2移動通信網20を介して通話中であるか否かを判定し(ステップSC1)、ステップSC1の判定結果が“Yes”である間、ステップSC1の処理を繰り返し実行する。これは、通話中に位置登録先を第2移動通信網20から第1移動通信網10へ切替えてしまうと、その通話が切断されてしまうからである。
【0042】
そして、制御部510は、ステップSC1の判定結果が“No”になると、第2移動通信網20において在圏している位置登録エリアが変化したか否かを判定する(ステップSC2)。具体的には、制御部510は、第2通信IF部542を介して受信した報知情報に内包されている位置情報と記憶部550に格納されている位置情報とを比較し、両者が異なっている場合には、位置登録エリアが変化したと判定する。
【0043】
ステップSC2の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、後述するステップSC6の処理を行う。逆に、ステップSC2の判定結果が“Yes”である場合には、制御部510は、第2通信IF部542を介して受信した報知情報に内包されている在圏情報に基づいて、在圏している位置登録エリアにおいて第1移動通信網10へ位置登録可能であるか否かを判定する(ステップSC3)。具体的には、制御部510は、上記在圏情報が“01”である場合には、第1移動通信網10へ位置登録可能であると判定し、上記在圏情報が“00”である場合には、第1移動通信網10へ位置登録不能と判定する。
【0044】
本動作例においては、無線端末50の記憶部550に格納されている位置情報は位置登録エリア210Bを示すものであり、第2通信IF部542を介して受信された位置情報は、位置登録エリア210Aを示すものであるから、両者は一致せず、ステップSC2の判定結果は、“Yes”になる。このため、本動作例においては、上述したステップSC3の処理が実行される。そして、第2通信IF部542を介して受信された報知情報に内包されている在圏情報は“01”であるから、上述したステップSC3の判定結果は“Yes”になる。
【0045】
ステップSC3の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、後述するステップSC6の処理を行い、逆に、ステップSC3の判定結果が“Yes”である場合には、第1移動通信網10への位置登録を試みる(ステップSC4)。具体的には、制御部510は、基地局11から送信されてくる報知情報を第1通信IF部541を介して受信し、受信した報知情報に内包されている位置情報で第1移動通信網10へ位置登録することを試みる。上述したように、本動作例においては、ステップSC3の判定結果は“Yes”であるから、上述したステップSC4の処理が行われる。
【0046】
次いで、制御部510は、第1移動通信網10への位置登録が成功したか否かを判定し(ステップSC5)、その判定結果が“Yes”である場合には、前述したステップSA3およびステップSA4と同一の処理を行う。逆に、ステップSC5の判定結果が“No”である場合には、制御部510は、第2移動通信網20からの通話着信を待ち受け(ステップSC6)、ステップSC1以降の処理を繰り返し実行する。本動作例においては、第1移動通信網10への位置登録が成功したものとする。その結果、ステップSA3およびステップSA4と同一の処理が行われ、無線端末50の位置登録先が第1移動通信網10へ切替えられ、第1移動通信網10が活性化される。以降、無線端末50は第1移動通信網10を介して移動通信サービスを利用することが可能になる。
【0047】
なお、本実施形態においては、移動後の位置登録エリアにおいて第1移動通信網10へ位置登録可能である場合に、第1移動通信網10への位置登録を1回だけ試みさせる態様について説明した。しかしながら、係る場合に、制御部510に第1移動通信網10への位置登録を試みさせる回数は、1回に限定されるものではなく、所定の時間間隔(例えば、5分間隔)で複数回(例えば、3回)試みさせる態様であっても良いことは勿論である。要は、第1移動通信網10への位置登録を試みる回数に上限を設けておく態様であれば、何れであっても良い。このように、第1移動通信網10への位置登録を試みさせる回数に上限を設けておく理由は、このような試みが無制限に行われることによって、第2移動通信網20を介して行われる通信が阻害されてしまうことを回避するとともに、無線端末50の電源が無駄に消費されることを回避するためである。
【0048】
[C:変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。なお、変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
【0049】
(1:変形例1)上述した実施形態では、無線端末50に、常に、第1移動通信網10への位置登録を優先させる場合について説明した。しかしながら、以下に述べる3種類の動作モードのうちから、予めユーザによって選択された動作モードで無線端末50を動作させるとしても良い。第1の動作モードは、第1移動通信網10への位置登録を優先する動作モードである。第2の動作モードは、第1移動通信網10へのみ位置登録する動作モードである。第3の動作モードは、第2移動通信網20へのみ位置登録する動作モードである。例えば、第2の動作モードがユーザによって選択された場合には、図6に示されるフローチャートにおいて、ステップSA1の判定結果が“No”である場合に、ステップSA9の処理のみを制御部510に実行させるようにする。そして、図7に示されるフローチャートにおいて、ステップSB1の判定結果が“No”である場合に、ステップSA6からステップSA8に替えてステップSA9の処理を制御部510に実行させるようにすれば良い。
【0050】
(2:変形例2)上述した実施形態では、無線端末50を一意に特定する端末識別子が予め記憶部550に格納されている場合について説明した。しかしながら、無線端末50は、上記端末識別子を予め記憶しているUIM(User Identity Module)を着脱自在に装着可能であり、自端末に装着しているUIMに記憶されている端末識別子を用いるとしても良いことは勿論である。
【0051】
(3:変形例3)上述した実施形態では、第2移動通信網20に含まれる基地局21Aおよび21Bの各々に、それらが設置されている位置に固有な在圏情報をそれぞれ送信させる場合について説明した。しかしながら、第2移動通信網20に含まれる基地局21が送信する在圏情報は、これら2種類に限定されるものではない。例えば、基地局21に、設置されている位置がサービスエリア100の中心から遠ざかるほど、長い時間が経過した後に無線端末50に第1移動通信網10への位置登録を試みさせる旨の在圏情報を無線端末50へ送信させるとしても良い。一般に、サービスエリア100の中心からの距離が遠くなるほど、第1移動通信網10への位置登録が失敗する可能性が高くなる。したがって、無線端末50が第2移動通信網20へ位置登録している場合には、サービスエリア100の中心からの距離が遠い位置にあるほど、第2移動通信網20へ位置登録している時間が長くなることが好ましい。上述した態様で基地局21に在圏情報を送信させることにより、このようなことが実現されるといった効果を奏する。また、サービスエリア100に包含されている位置登録エリアに属している基地局21に、第1移動通信網10への位置登録を規制する旨の在圏情報を送信させるとしても勿論良い。このような規制の一例としては、音声通話サービスを利用するために第1移動通信網10へ位置登録することを禁止することや、パケット通信サービスを利用するために第1移動通信網10へ位置登録することを禁止することや、第1移動通信網10へ位置登録を行うことを禁止することなどが挙げられる。
【0052】
(4:変形例4)上述した実施形態においては、無線端末50が第2移動通信網20へ位置登録している場合に、位置登録エリアが変化する度に、無線端末50に第1移動通信網10へ位置登録先を切替えることを所定の回数だけ試みさせる場合について説明した。しかしながら、在圏している無線エリアが変化する度に、上記切替えを無線端末50に試みさせるとしても良く、同一の無線エリア内であっても、セクタが変化した場合には上記切替えを試みさせるとしても勿論良い。また、無線端末50が、第2移動通信網20から第1移動通信網10へ位置登録先を切替えた後に、再度、第1移動通信網10から第2移動通信網20へ位置登録を切替えた場合には、無線端末50が在圏している位置登録エリアが変化していなければ、その位置登録エリアにおいて第1移動通信網10への位置登録を試みた回数の累計が所定の回数を超える場合には、それ以上、第1移動通信網10への位置登録を試みさせないようにするといしても良い。このようにすると、例えば、図9に示されている位置登録エリア210Cにおいて、ユーザが無線端末50を携帯して、▲1▼の地点(サービスエリア100の圏内)と▲2▼の地点(サービスエリア100の圏外)とを往復している場合に発生する不具合が解消される。具体的には、図9に示される状況下では、▲1▼の地点へ移動する度に第1移動通信網10へ位置登録先を切替える処理が行われてしまったが、上記動作を無線端末50に行わせるようにすると、▲1▼の地点と▲2▼の地点とは、ともにサービスエリア210に含まれているから、所定の回数を超えて位置登録先を切替える処理が行われることはなく、上記不具合が解消される。
【0053】
(5:変形例5)上述した実施形態では、無線端末50が第1移動通信網10へ位置登録した場合には、無条件に第1移動通信網10を活性化させる場合について説明した。しかしながら、第1移動通信網10へ位置登録した場合であっても、無線端末50のユーザが正当なユーザであるか否かを認証し、正当なユーザであると認証された場合にのみ第1移動通信網10を活性化させるとしても勿論良い。
【0054】
(6:変形例6)上述した実施形態においては、無線端末50が第1移動通信網10または第2移動通信網20のいずれかへ位置登録し、通話着信を待ち受ける場合について説明した。しかしながら、無線端末50が利用する移動通信サービスは、音声通話に限定されるものではなく、パケット通信であっても良い。また、音声通話とパケット通信との両者であっても良い。そして、無線端末50が利用する移動通信サービスが音声通話とパケット通信との両者である場合には、音声通話を行うための位置登録とパケット通信を行うための位置登録との両者が成功した場合に、第2移動通信網20から第1移動通信網10へ位置登録先を切替えるとしても良く、両者のうちの一方のみが成功した場合に、位置登録先の切替えを行うとしても良い。そして、第2移動通信網20へ位置登録している無線端末50がパケット通信中である場合には、無線端末50に位置登録先を第2移動通信網20から第1移動通信網10へ切替えさせるとしても良い。これは、パケット通信は、回線交換方式の音声通話と異なり、その通信中にる移動通信網の切替えが行われても、影響が少ないからである。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、第1の移動通信網または第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網のいずれか一方へ位置登録する無線端末に、第2の移動通信網を介して行われる通信を妨げることなく、第1の移動通信網への位置登録を優先させることが可能になるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの全体構成の一例を示す図である。
【図2】同第1移動通信網10のサービスエリア100、第2移動通信網20のサービスエリア200、位置登録エリア210Aおよび210Bの関係を説明するための図である。
【図3】同基地局21Aおよび21Bから送信されてくる在圏情報の一例を示す図である。
【図4】同管理装置60に記憶されている位置登録先管理テーブルの一例を示す図である。
【図5】同無線端末50の構成例を説明するための図である。
【図6】同無線端末50の制御部510が行う、電源投入時に行う動作の流れを示すフローチャートである。
【図7】同無線端末50の制御部510が、第1移動通信網10へ位置登録し通話着信を待ち受けている場合に行う動作の流れをフローチャートである。
【図8】同無線端末50の制御部510が、第2移動通信網20へ位置登録し通話着信を待ち受けている場合に行う動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】変形例4に係るサービスエリア100と位置登録エリア210Cとの関係を説明するための図である。
【符号の説明】
10…第1移動通信網、20…第2移動通信網、30…関門交換装置、40…固定電話網、50…無線端末、60…管理装置、11、21、21A、21B…基地局、12、22…位置管理装置、100、200…サービスエリア、210A、210B…位置登録エリア、510…制御部、520…表示部、530…操作部、540…通信部、541…第1通信IF部、542…第2通信IF部、543…アンテナ、550…記憶部、551…揮発性記憶部、552…不揮発性記憶部、560…バス。
Claims (5)
- 優先して利用すべき第1の移動通信網と該第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録し通信する通信手段と、
前記第1の移動通信網または前記第2の移動通信網に、自装置を一意に識別させるための識別子を記憶する記憶手段と、
前記第2の移動通信網から送信されてくる報知情報を前記通信手段によって受信し、該報知情報に基づいて前記第1の移動通信網への位置登録が可能であるか否かを判定する判定手段と、
前記第1の移動通信網への位置登録が可能であると前記判定手段によって判定された場合に、前記第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みる試行手段と、
前記試行手段によって前記第1の移動通信網へ位置登録された場合に、前記第1の移動通信網へ位置登録した旨と前記識別子とを、前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれに本端末が位置登録しているかを管理する管理装置へ通知する通知手段と
を有する無線端末。 - 前記通信手段によって受信される報知情報には、前記第1の移動通信網への位置登録を試みるべきタイミングを示すタイミング情報が含まれており、
前記試行手段は、前記タイミング情報で示されるタイミングで前記第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みる
ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末。 - 前記第2の移動通信網のサービスエリアを形成する複数の無線エリアのうちで、自装置の在圏している無線エリアを前記報知情報に基づいて特定する特定手段を備え、
前記試行手段は、前記特定手段により特定された無線エリアが変化する度に、前記第1の移動通信網への位置登録を所定の回数だけ試みる
ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末。 - 第1の移動通信網と、
前記第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網と、
前記第1の移動通信網への位置登録を優先するべきことを予め定められているとともに、前記第1の移動通信網または前記第2の移動通信網に自装置を一意に識別させる識別子を記憶し前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録する無線端末と、
前記無線端末が前記第1の移動通信網と前記第2の移動通信網とのいずれに位置登録しているかを示すデータと前記識別子とを前記無線端末から受信し記憶する管理装置と、
を備え、
前記第2の移動通信網のサービスエリアは所定の広さを有する複数の無線エリアに分割されており、前記第1の移動通信網のサービスエリアと少なくとも一部が重なっている無線エリアに属する基地局は、該無線エリアにおいて前記第1の移動通信網へ位置登録可能であることを示す報知情報を前記無線端末へ送信し、
前記無線端末は、前記報知情報を受信した場合に、所定の回数だけ前記第1の移動通信網への位置登録を試み、前記第1の移動通信網へ位置登録された場合にその旨と自装置に記憶している前記識別子とを前記管理装置へ送信する
ことを特徴とする通信システム。 - 優先して利用すべき第1の移動通信網と該第1の移動通信網とは異なる第2の移動通信網とのいずれか一方へ位置登録し通信する無線端末が、該第2の移動通信網から送信されてくる報知情報に基づいて、該第1の移動通信網へ位置登録可能であることを検出する第1のステップと、
前記無線端末が、前記第1の移動通信網へ位置登録するとともに、その旨と前記第2の移動通信網または第1の移動通信網に自装置を一意に識別させる識別子とを内包した通知を前記第1の移動通信網を介して管理装置へ送信する第2のステップと、
前記管理装置が、前記第2のステップにて無線端末から送信された通知の内容に基づいて、前記識別子と前記無線端末が前記第1の移動通信網へ位置登録していることを示すデータとを対応付けて記憶する第3のステップと
を有する位置登録先切替え方法。
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