JP3667157B2 - 無線端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して通信を行う無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自己が加入登録した通信事業者が統括するサービスゾーンから他の通信事業者が統括するサービスゾーンに無線端末を移動して通信を行う、いわゆるローミング可能な無線通信システム(PDC:Personal Digital Cellular system、PHS:Personal Handyphone Systemなど)が知られている。
【0003】
また、位置登録処理時にローミング先のエリア特有のサービスソフトウェア(通話中に料金を表示するための拡張ソフトウェアなど)を移動機にダウンロードするディジタル自動車電話システムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このディジタル自動車電話システムでは、ネットワーク端末が位置登録を行わない限り、拡張ソフトウェアは通知されない。また、このディジタル自動車電話システムでは、拡張ソフトウェアにより提供されるサービスを受けるために、利用者による操作が必要なサービスについては考慮されていなかった。
【0005】
そこで、本発明は、操作性の優れた無線端末装置を提供することを目的とする。
【0007】
さらに、本発明は、付加サービスを利用することができないことを利用者に知らせることができる無線端末装置を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の無線端末装置は、第1の通信事業者が提供する第1の無線サービスゾーンから第2の通信事業者が提供する第2の無線サービスゾーンに移動した場合に、前記第2の無線サービスゾーンにおいて無線接続が可能な無線端末装置において、操作部と、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記第2の通信事業者が第2のネットワークで提供している付加サービスの情報を該第2の通信事業者から受信する受信手段と、前記第1の通信事業者が第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記操作部より入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信手段により前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供しているときは、前記第2の通信事業者が提供している前記付加サービスを受けるための第2のデータを前記第2の通信事業者に送信する送信手段と、前記第1の通信事業者が前記第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記操作部より入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信手段により前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供していないときは、前記無線端末装置の使用者に、前記付加サービスを受けられないことを通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】
本発明の無線端末装置の実施の形態について説明する。本実施形態では、ローミングを前提として考慮された無線通信システムであるIMT2000(International Mobile Telecommunication 2000)システムの候補として、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA(CDMA:Code Division Multiple Access))方式の移動通信システムを示す。尚、本発明はIMT2000に限らず、他のネットワーク、および他のネットワークに接続される通信装置に適用可能である。
【0045】
図1は広帯域CDMA(W−CDMA)方式の移動通信システムにおける無線端末装置のローミングを概念的に示す図である。図において、101、111は各通信事業者A、Bが提供する無線サービスゾーンである。サービスゾーン101、111は各無線基地局150(図2参照)によって形成される無線セル121、131の組み合わせからなる。各通信事業者A、Bの無線回線制御装置102、112はそれぞれ複数の無線基地局150(図2参照)を統括する。100は無線回線制御装置102、112間を接続する通信網である。
【0046】
本実施形態では、通信事業者Aに対して加入登録している無線端末A(103)は、通信事業者Bが統括しているサービスゾーンに移動した場合でも無線接続が可能であり、発着信等の基本サービスが保証されている。
【0047】
また、広帯域CDMA(W−CDMA)方式の移動通信システムでは、今までの携帯電話システムと同様に、基本接続サービスに関してはインタフェースの統一がなされているが、各通信事業者が提供する付加サービス(転送・留守番電話等)に関しては、各通信事業者の都合(バックボードネットワークの特性や国策等)により内容および操作方法が各事業者間で異なる可能性が高い。
【0048】
このため、端末利用者は現在の携帯電話システムと同様に、ローミング先の通信事業者のサービスゾーンの下では、基本接続サービスは保証されるが、ローミング先の通信事業者が提供している付加サービスを有効に利用することが難しいという状況が生まれてしまう。
【0049】
このような状況を打開するために、本実施形態では、端末認証処理が正常に終了した後、必要に応じて無線ネットワークで提供される付加サービスの内容・操作方法等を連続して割り当てることにより、ローミングを行った無線端末(ローミング端末)に対して付加サービス情報を通知し、無線ネットワークでローミング端末が有効に付加サービスを利用できる環境を提供する。
【0050】
図2は本実施形態における無線回線制御装置102、112の構成を示すブロック図である。尚、無線回線制御装置102、112の構成は共通である。図において、21は通信網100を接続するための通信網インターフェース、22は基地局150を接続するための基地局インターフェース、23は通信網インターフェース21と基地局インターフェース22とを接続するための交換部、24は通信網インターフェース21、基地局インターフェース22、交換部23を制御する制御部、25は制御部24に必要な情報を記憶したメモリである。
【0051】
図3は本実施形態における無線端末103の機能的構成を示すブロック図である。図において、11は電波の送受信を司る無線部、12は変復調を司るベースバンド処理部、13は送受信データのフレーム単位での分解・組立を司るフレーム分解組立部、14は各種通信アプリケーションを司る通信アプリケーション部、15は無線通信および通信アプリケーションの制御を司る制御部、16は制御部15に必要な情報を記憶したメモリ、17は表示部、18は操作部である。
【0052】
図4はW−CDMA方式の移動通信システムの位置登録シーケンス実行時に付加サービス情報を通知する手順を示す図である。付加サービス情報としては、付加サービスを享受するための操作方法や利用料金情報などが含まれる。図において、201は無線ネットワーク側の基地局が自己の所属するネットワークの情報(通信事業者情報や基地局識別情報など)を通知する報知信号である。
【0053】
端末の起動や無線セルの移動等、位置登録処理の必要性を認識した端末103のトリガにより、報知信号を送信している無線通信ネットワーク(無線回線制御装置102または112)と端末103の間で通信チャネルの設定(通信チャネル設定要求202、通信チャネル設定受付203)とアクセスリンクの設定(アクセスリンク設定要求204、アクセスリンク設定受付205)が行われる。
【0054】
ネットワークに対して論理制御情報のやりとりが可能になった状態で、端末側から位置登録の要求206を行う。
【0055】
この要求を受け付けたネットワークは、端末との間で認証処理(認証要求207、認証応答208)を行い、この端末が不正端末ではないことを確認する。
【0056】
この後、制御部24はメモリ25を参照し、必要性(この端末が当該サービスゾーンに初めて位置登録した場合など)があると判断すれば、ネットワーク側から自己が提供する付加サービスの内容・操作方法等の情報211を端末に通知する。端末から付加サービス情報を正常に受け取った旨を確認した後(212)、ネットワーク側では端末位置登録を完了し、位置登録受付213を返送する。
【0057】
メモリ25には、位置登録されている端末のIDが記憶されている。制御部24は、位置登録要求206に含まれている端末103のIDがメモリ25に登録されているか否かを判断し、登録されていなければ、端末103が初めて位置登録されたと判断し、付加サービス情報211を端末103に通知する。
【0058】
無線回線制御装置102および112は、メモリ25にそれぞれ独立して端末IDを記憶する。したがって、通信事業者Aに加入登録している端末103は、通信事業者Bに一度も位置登録していない状態では、端末103のIDは、無線回線制御装置102のメモリ25に記憶されているが、無線回線制御装置112のメモリ25には記憶されていない。
【0059】
この端末103が、初めて通信事業者Bに位置登録されたときには、無線回線制御装置112の制御部24は、無線回線制御装置112のメモリ25に、この端末103のIDが記憶されていないので、初めての位置登録と判断し、付加サービス情報211を通知する。
【0060】
また、メモリ25には、この通信事業者が提供する付加サービスを示す情報が記憶されており、制御部24は、この付加サービスを示す情報をメモリ25から呼び出し、端末103に通知する。
【0061】
以上で論理情報のやり取りを終了し、端末側の起動で論理リンクを切断した後(切断要求214、切断応答215)、アクセスリンクを切断し(アクセスリンク開放要求216、アクセスリンク開放受付217)、無線回線を切断する。
【0062】
このように、ネットワークおよび無線端末間の無線回線接続時に授受される認証確認処理後、必要に応じて無線ネットワークが提供している付加サービスの情報を表示部17から通知する。このようにすることで、ローミング等で新たに無線ネットワークの配下に入った無線端末の利用者に対し、ネットワークの付加サービスの内容と利用方法を知らしめることができ、無線端末の利用者のローミング先でのサービスを向上させることができる。
【0063】
図12はコンピュータである制御部24によりメモリ25から読み出された付加サービス情報を通知する処理手順を示すフローチャートである。図12におけるステップS102、S103、S105、S106の処理は、それぞれ図4の認証要求207、認証応答208、付加サービス情報通知211、付加サービス情報確認212に対応する。まず、制御部24は、付加サービス情報を通知する必要があるか否かを判断し(ステップS101)、付加サービス情報を通知する必要がないと判断した場合、処理を終了し、必要があると判断した場合、ステップS102以降の処理を行う。
【0064】
すなわち、制御部24は無線端末に対して認証要求を行い(ステップS102)、認証応答があったか否かを判別する(ステップS103)。認証応答がない場合、処理を終了し、認証応答があった場合、他の処理を行った後(ステップS104)、制御部24はメモリ25から付加サービス情報を呼び出して、無線端末に通知する(ステップS105)。そして、無線端末から付加サービス情報の確認を受け取るまで待ち(ステップS106)、付加サービス情報の確認を受け取ると、処理を終了する。
【0065】
つぎに、無線端末装置が付加サービス通知情報を位置情報登録処理時に受け付け、その操作手順を端末内のメモリ16に登録し、付加サービス操作時に操作手順を変換する動作を示す。
【0066】
無線端末装置は、前述した図4の位置情報登録シーケンスにしたがって付加サービス情報通知211の信号を受け取ることがトリガとなって一連の処理を行う。図5は付加サービス情報通知211の信号を受けた後の無線端末装置の内部処理手順を示すフローチャートである。
【0067】
図5のフローチャートに基づいて操作手順の登録について説明する。ここで、自己の加入登録した通信事業者Aの移動通信システムにはサービスA、B、Cが存在し、その操作手順テーブルが図6に示すように存在する。図6は電源投入時の初期値テーブル61および操作手順テーブル62を示す図である。電源投入時、操作手順テーブル62には初期値テーブル61と同じ値が入力される。つまり、サービスA、B、Cの操作手順テーブル62にはそれぞれの初期値テーブル61の#10、#11、#12が設定される。初期値テーブル61の値は、通信事業者AにサービスA,B,Cを要求するために、入力すべきデータを示す。このサービスA,B,Cは、例えば転送サービス、留守番電話サービスなどである。
【0068】
新しい通信事業者Bが管理するエリアに移動すると、付加サービス情報211が通知される。図7は通知されるメッセージを示す図である。このエリアでは利用者が受けられる付加サービスはサービスA、B、Dである。
【0069】
位置情報登録処理の際、前述した図4に示す付加サービス情報通知211を受け付けた制御部1は、この処理を起動し、通知情報が失われないようにメモリ16に通知情報の内容を格納する(ステップS1)。
【0070】
初期値テーブルにより、付加サービス数だけ以下の処理ループ(LOOP)を繰り返す(ステップS2)。本実施形態では、サービス数が値3である。自己の加入登録した通信事業者Aの移動通信システムの付加サービス情報を検索し(ステップS3)、付加サービス情報が見つかった場合、操作手順を確認する(ステップS4)。操作手順が同じである場合、ステップS2の処理に戻る。一方、ステップS3で付加サービス情報が検索できなかった場合、あるいはステップS4で操作手順が異なる場合、操作手順テーブル62を書き換える(ステップS5)。
【0071】
この処理を行った結果、図8に示す値に変更される。図8は登録完了時の初期値テーブル61および操作手順テーブル62Aを示す図である。ここで、値0はサービスが無いことを示す。つまり、前述したように、このエリアではサービスCが受けられないので、サービスCの操作手順は値0である。
【0072】
図9はメモリ16を参照して発信を行う際の処理手順を示すフローチャートである。図9のフローチャートに基づき、登録が完了している端末を用いて付加サービスを受けるための操作について説明する。ここで、発信するときの操作手順テーブル62Aは図8に示すようになっている。尚、図5、図9のフローチャートは、コンピュータである制御部15によりメモリ16から読み出されるプログラムの処理手順を示している。
【0073】
まず、利用者がサービスBを享受するため、操作部18から#11をダイアルする(ステップS11)。制御部15は、端末がサービスBに相当する操作手順テーブルを持っているか否かを判別する(ステップS12)。
【0074】
制御部15は、操作手順テーブルを持っている場合、「#11」をダイアルすると、図8の操作手順テーブル62Aを参照して「#20」という信号をネットワークに対し送出する(ステップS13)。一方、参照した操作手順テーブルがサービス無し(値0)である場合、サービスが受けられない旨を表示部17から利用者に通知する(ステップS14)。
【0075】
これにより、利用者がいかなる移動通信システムの制御下においても自己の加入登録した通信事業者の移動通信システムの操作手順でサービスを受けることが可能となる。
【0076】
尚、端末103が通信事業者Aのサービスゾーン内にある場合、発信するときの操作テーブル62が図6に示すようになっており、ダイヤルされた信号がそのまネットワークに送出される。
【0077】
また、予め、図8のテーブルを記憶しておき、通信事業者AとBのどちらのサービスゾーンにいるかに応じて、テーブル61と62Aのどちらかに応じた信号をネットワークに送出するようにしてもよい。
【0078】
図4では、位置登録シーケンス起動時に付加サービス情報を伝達する場合を示したが、発信時シーケンスおよび着信時シーケンスの途中で通知する動作を示す。
【0079】
図10は発信時シーケンスにおいて付加サービス情報を伝達する手順を示す図である。発信時、発信操作301をトリガとして無線回線の設定、認証処理(通信チャネル設定要求302〜認証応答307)を行う。ここで、ネットワーク側の制御部24は、必要性(付加サービス情報の変更など(操作方法の変更を含む))があれば、認証処理後、ネットワーク側から自己が提供する付加サービスの内容・操作方法などの情報310を端末に通知する。
【0080】
端末から付加サービス情報を正常に受け取った旨を確認した後(311)、発信側呼設定シーケンス(呼設定312、応答確認316)、着呼側呼設定シーケンス(呼設定受付313、呼出314、応答315)を経て通信状態317に遷移する。また、付加サービス情報を通知しない場合、310、311を行わず、312〜316を経て通信状態317に遷移する。
【0081】
図11は着信時シーケンスにおいて付加サービス情報を伝達する手順を示す図である。同様に、着信時、着呼信号(401)に端末への着信情報があることをトリガとして、無線回線の設定、認証処理を行う(通信チャネル設定要求402〜認証応答407)。ここで、ネットワーク側の制御部24は、必要性(付加サービス情報の変更等)があれば、認証処理後、ネットワーク側から自己が提供する付加サービスの内容・操作方法などの情報410を端末に通知する。
【0082】
端末から付加サービス情報を正常に受け取った旨を確認した後(411)、発信側呼設定シーケンス(呼設定412、応答確認416)、着呼側呼設定シーケンス(呼設定受付413、呼出414、応答415)を経て通信状態417に遷移する。
【0083】
尚、図10、図11における認証要求306、406、認識応答307、407、付加サービス情報通知310、410、付加サービス情報確認311、411などは、図4の207、208、211、212、図12のステップS102、S103、S105、S106などの処理に相当する。そして、制御部24は、付加サービス情報を通知する必要があると判断すると、通知処理を行う。
【0084】
このように、ネットワークおよび無線端末間の無線回線接続時に授受される認証確認処理後、必要に応じて行われる一時的端末識別符号を端末に割り当てる手順の後、無線ネットワークが提供している付加サービスの情報を表示部17から通知する。このようにすることで、ローミング等で新たに無線ネットワークの配下に入った無線端末の利用者の他、ネットワーク側の付加サービスメニュー変更の際、変更前に位置登録済みの端末に対してもネットワークの最新付加サービスの内容と利用方法を知らしめることにより、無線端末の利用者に対するサービスを向上できる。
【0085】
前述した図10に示す発信時の付加サービス情報通知310、図11に示す着信時の付加サービス情報通知410を受けた時にも登録処理(図5参照)を起動する。このようにすることでネットワーク側での付加サービス操作方法の変更等にもきめ細かく対応することが可能となる。
【0086】
尚、上記実施形態では、ローミングを前提として考慮された無線通信システムであるIMT2000(International Mobile Telecommunication2000)システムの候補として広帯域CDMA(W−CDMA)方式の移動通信システムを示したが、これに限らず、本発明は同様にローミング接続を前提とした移動通信システムである挟帯域CDMA方式の移動通信システム等のネットワーク側付加サービス情報の割当にも有効である。
【0087】
また、上記実施形態では、付加サービスの情報が変化した後、発信時あるいは着信時における最初の認証処理の際、付加サービスの情報を通知していたが、最初に限らず繰り返し通知するようにしてもよい。
【0088】
さらに、無線端末装置にプログラムを供給することによって図5の操作手順テーブル登録処理および図9の操作手順テーブルを用いた発信処理を行う場合にも適用できることはいうまでもない。この場合、プログラムを格納した記憶媒体を無線端末装置に読み出すことによって本発明の効果を享受することが可能となる。記憶媒体としては、ROM、不揮発性のメモリカード、ICカードなどを用いることができる。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、操作性の優れた無線端末装置を実現できる。また、ローミングした場合の操作性を改善できる。さらに、第2のネットワークに接続された場合であっても、第1のネットワークに接続された場合と同様に 操作可能な無線端末装置を実現でき、さらに、第2のネットワークでは、要求した付加サービスを利用することができないことを利用者に知らせることができる
【0091】
また、ローミング先のネットワーク事業者(通信事業者)は新たな利用者に対して付加サービスを提供することによって収益を向上させることが可能である
【0097】
また、通信サービスに関する情報が変更された際、変更後の最初の認証処理の後に通知することにより、最新の通信サービスに関する情報をタイムリーに通知できる。
【0099】
また、自己が加入登録している通信事業者の通信サービスに関する情報が通知された無線通信サービスに関する情報にない場合、その旨を無線端末装置の利用者に知らせるので、利用者は付加サービスを利用できないことを容易に知ることができ、使い勝手を向上できる
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信システムにおける無線端末装置のローミングを概念的に示す図である。
【図2】無線回線制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】無線端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図4】W−CDMA方式の移動通信システムの位置登録シーケンス実行時に付加サービス情報を通知する手順を示す図である。
【図5】付加サービス情報通知の信号を受けた後の無線端末装置の内部処理手順を示すフローチャートである。
【図6】電源投入時の初期値テーブルおよび操作手順テーブルを示す図である。
【図7】通知されるメッセージを示す図である。
【図8】登録完了時の初期値テーブルおよび操作手順テーブルを示す図である。
【図9】メモリ16を参照して発信を行う際の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】発信時シーケンスにおいて付加サービス情報を伝達する手順を示す図である。
【図11】着信時シーケンスにおいて付加サービス情報を伝達する手順を示す図である。
【図12】コンピュータである制御部24によりメモリ25から読み出された付加サービス情報を通知する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 無線部
14 通信アプリケーション部
15 制御部
16 メモリ
17 表示部
18 操作部
100 通信網
101、111 サービスゾーン
102、112 無線回線制御装置
103 無線端末装置
121、131 無線セル

Claims (24)

  1. 第1の通信事業者が提供する第1の無線サービスゾーンから第2の通信事業者が提供する第2の無線サービスゾーンに移動した場合に、前記第2の無線サービスゾーンにおいて無線接続が可能な無線端末装置において、
    操作部と、
    前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記第2の通信事業者が第2のネットワークで提供している付加サービスの情報を該第2の通信事業者から受信する受信手段と、
    前記第1の通信事業者が第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記操作部より入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信手段により前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供しているときは、前記第2の通信事業者が提供している前記付加サービスを受けるための第2のデータを前記第2の通信事業者に送信する送信手段と、
    前記第1の通信事業者が前記第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記操作部より入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信手段により前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供していないときは、前記無線端末装置の使用者に、前記付加サービスを受けられないことを通知する通知手段とを備えたことを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記受信手段は、前記第2のネットワークへの位置情報登録時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記受信手段は、前記第2のネットワークへの発信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  4. 前記受信手段は、前記第2のネットワークからの着信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  5. 前記受信手段は、記憶手段を備え、前記送信手段は、前記第1のデータに対応して前記記憶手段に記憶された第2のデータを送信し、前記通知手段は、前記記憶手段の内容に基づき、前記付加サービスを受けられないことを通知することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  6. 前記送信手段は、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に転送サービスを要求することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  7. 前記送信手段は、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に留守番電話サービスを要求することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  8. 前記送信手段は、前記第2のデータを無線チャネルに送信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  9. 第1の通信事業者が提供する第1の無線サービスゾーンから第2の通信事業者が提供する第2の無線サービスゾーンに移動した場合に、前記第2の無線サービスゾーンにおいて無線接続が可能な無線端末装置の処理方法において、
    操作部からデータを入力する入力工程と、
    前記第2の通信事業者が提供している第2の無線サービスゾーンに移動している場合に、前記第2の通信事業者が第2のネットワークで提供している付加サービスの情報を該第2の通信事業者から受信する受信工程と、
    前記第1の通信事業者が第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記入力工程で入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信工程で前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供していると きは、前記第2の通信事業者が提供している前記付加サービスを受けるための第2のデータを前記第2の通信事業者に送信する送信工程と、
    前記第1の通信事業者が前記第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記入力工程で入力されると、前記無線端末装置が前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信工程で前記第2の通信事業者から受信された付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供していないときは、前記無線端末装置の使用者に、前記付加サービスを受けられないことを通知する通知工程とを備えたことを特徴とする無線端末装置の処理方法。
  10. 前記受信工程は、前記第2のネットワークへの位置情報登録時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  11. 前記受信工程は、前記第2のネットワークへの発信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  12. 前記受信工程は、前記第2のネットワークからの着信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  13. 前記送信工程は、前記第1のデータに対応してテーブルに記憶された第2のデータを送信し、前記通知工程では、前記テーブルの内容に基づき、前記付加サービスを受けられないことを通知することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  14. 前記送信工程は、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に転送サービスを要求することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  15. 前記送信工程は、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に留守番電話サービスを要求することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  16. 前記送信工程は、前記第2のデータを無線チャネルに送信することを特徴とする請求項9記載の処理方法。
  17. 第1の通信事業者が提供する第1の無線サービスゾーンから第2の通信事業者が提供する第2の無線サービスゾーンに移動した場合に、前記第2の無線サービスゾーンにおいて無線接続が可能な無線端末装置の処理プログラムを記憶した記憶媒体において、
    操作部からデータを入力する入力ステップと、
    前記第2の通信事業者が提供している前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合に、前記第2の通信事業者が第2のネットワークで提供している付加サービスの情報を該第2の通信事業者から受信する受信ステップと、
    前記第1の通信事業者が第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記入力ステップで入力されると、前記第2の通信事業者が提供している前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信ステップで前記第2の通信事業者から受信された前記第2の通信事業者が提供している付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供しているときは、前記第2の通信事業者が提供している前記付加サービスを受けるための第2のデータを前記第2の通信事業者に送信する送信ステップと、
    前記第1の通信事業者が第1のネットワークで提供している付加サービスを該第1の通信事業者に要求するための第1のデータが前記入力ステップで入力されると、前記第2の通信事業者が提供している前記第2の無線サービスゾーンに移動している場合、前記受信ステップで前記第2の通信事業者から受信された該第2の通信事業者が提供している付加サービスの情報に基づき、前記第1の通信事業者が第1のデータを受信した場合に提供する前記付加サービスを前記第2の通信事業者が提供していないときは、前記無線端末装置の使用者に、前記付加サービスを受けられないことを通知する通知ステップとを有することを特徴とする処理プログラムを記憶した記憶媒体。
  18. 前記受信ステップは、前記第2のネットワークへの位置登録時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 前記受信ステップは、前記第2のネットワークへの発信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  20. 前記受信ステップは、前記第2のネットワークからの着信時に前記付加サービスの情報を受信することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  21. 前記送信ステップは、前記第1のデータに対応してテーブルに記憶された第2のデータを送信し、前記通知ステップは、前記テーブルの内容に基づき、前記付加サービスを受けられないことを通知することを特徴とする請項17記載の記憶媒体。
  22. 前記送信ステップは、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に転送サービスを要求することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  23. 前記送信ステップは、前記第1のデータに応じて、前記第2の通信事業者に留守番電話サービスを要求することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  24. 前記送信ステップは、前記第2のデータを無線チャネルに送信することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
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