JP2002152793A - 携帯電話通信システム及び携帯電話通信方法 - Google Patents
携帯電話通信システム及び携帯電話通信方法Info
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- JP2002152793A JP2002152793A JP2000339594A JP2000339594A JP2002152793A JP 2002152793 A JP2002152793 A JP 2002152793A JP 2000339594 A JP2000339594 A JP 2000339594A JP 2000339594 A JP2000339594 A JP 2000339594A JP 2002152793 A JP2002152793 A JP 2002152793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 端末からの番号の登録等の操作を行うことな
く単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号を割
当てて運用することができるようにする。 【解決手段】 単一の方式による通信機能を有するとと
もに、単一の方式において用いられる複数の加入者番号
(A)又は(B)を有する携帯電話端末200により発
着信を行い、基地局212により、単一の方式の無線イ
ンタフェース211を介して携帯電話端末200との通
信を行い、移動通信システム210により、携帯情報端
末200による発着信を管理し、複数の加入者番号
(A)又は(B)の用途や目的による使い分けによる変
更がある場合、移動通信システム210側に使い分けた
い用途や目的に応じた変更を加えるようにする。
く単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号を割
当てて運用することができるようにする。 【解決手段】 単一の方式による通信機能を有するとと
もに、単一の方式において用いられる複数の加入者番号
(A)又は(B)を有する携帯電話端末200により発
着信を行い、基地局212により、単一の方式の無線イ
ンタフェース211を介して携帯電話端末200との通
信を行い、移動通信システム210により、携帯情報端
末200による発着信を管理し、複数の加入者番号
(A)又は(B)の用途や目的による使い分けによる変
更がある場合、移動通信システム210側に使い分けた
い用途や目的に応じた変更を加えるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一の携帯電話端
末に恒常的に複数の加入者番号を割当てて運用する携帯
電話通信システム及び携帯電話通信方法に関する。
末に恒常的に複数の加入者番号を割当てて運用する携帯
電話通信システム及び携帯電話通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末の普及に伴い、複数の携帯
電話端末を携帯することが多々見られる。これは、通信
事業者におけるシステムが異なったり、業務用と私用と
の目的による使い分けのためであったり、異なる料金プ
ランを組合わせて有利に活用するためだったりすること
によるものである。
電話端末を携帯することが多々見られる。これは、通信
事業者におけるシステムが異なったり、業務用と私用と
の目的による使い分けのためであったり、異なる料金プ
ランを組合わせて有利に活用するためだったりすること
によるものである。
【0003】ところが、このように、複数の携帯電話端
末を携帯することは、持運びに不便である。このような
不都合を解消するようにしたものとして、たとえば図4
に示すようなデュアル・モード又はデュアル・バンド方
式での携帯電話通信システムがある。すなわち、図4に
示す携帯電話通信システムは、携帯電話端末100、基
地局112,122、移動通信システム110,120
を備えている。
末を携帯することは、持運びに不便である。このような
不都合を解消するようにしたものとして、たとえば図4
に示すようなデュアル・モード又はデュアル・バンド方
式での携帯電話通信システムがある。すなわち、図4に
示す携帯電話通信システムは、携帯電話端末100、基
地局112,122、移動通信システム110,120
を備えている。
【0004】携帯電話端末100は、デュアル・モード
又はデュアル・バンドの何れかによる通信機能を有して
いる。ここで、デュアル・モードは、単一の端末で異な
る方式の移動通信システムに接続するための方法であ
り、国内ではPDC方式とPHS方式の両システムに一
台で接続可能な端末(ドコモの商品名:ドッチーモ)が
実現されている。また、海外ではGSM方式とDECT
方式の両方式に対応した端末がある。デュアル・バンド
は、基本的なシステム方式は同一であっても、運用周波
数が異なる場合の対応として用いられる方法である。海
外ではGSM方式の900Mと1800Mの両周波数に
対応した端末がある。
又はデュアル・バンドの何れかによる通信機能を有して
いる。ここで、デュアル・モードは、単一の端末で異な
る方式の移動通信システムに接続するための方法であ
り、国内ではPDC方式とPHS方式の両システムに一
台で接続可能な端末(ドコモの商品名:ドッチーモ)が
実現されている。また、海外ではGSM方式とDECT
方式の両方式に対応した端末がある。デュアル・バンド
は、基本的なシステム方式は同一であっても、運用周波
数が異なる場合の対応として用いられる方法である。海
外ではGSM方式の900Mと1800Mの両周波数に
対応した端末がある。
【0005】基地局112,122は、それぞれ無線イ
ンタフェース111,121を介して携帯電話端末10
0との通信を行う。移動通信システム110,120
は、移動交換機113,123、移動網114,12
4、制御部115,125、データ装置116,126
を備えている。
ンタフェース111,121を介して携帯電話端末10
0との通信を行う。移動通信システム110,120
は、移動交換機113,123、移動網114,12
4、制御部115,125、データ装置116,126
を備えている。
【0006】移動交換機113,123は、基地局11
2,122と移動網114,124とを相互に接続す
る。制御部(現行システムのHLR:Home Location Re
gisterに相当)115,125は、データ装置116,
126が有する加入者データ117,127に基づき、
携帯電話端末100と移動網114,124との発着信
の接続や課金等の制御を行う。
2,122と移動網114,124とを相互に接続す
る。制御部(現行システムのHLR:Home Location Re
gisterに相当)115,125は、データ装置116,
126が有する加入者データ117,127に基づき、
携帯電話端末100と移動網114,124との発着信
の接続や課金等の制御を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
4の携帯電話通信システムでは、携帯電話端末100
に、デュアル・モード又はデュアル・バンドの何れかに
よる通信機能を持たせようとすると、携帯電話端末10
0自体のコストがアップしてしまうばかりか、デュアル
・モード又はデュアル・バンドの何れかによる通信機能
を実現するために、携帯電話通信システム自体の構築コ
ストもアップしてしまう。
4の携帯電話通信システムでは、携帯電話端末100
に、デュアル・モード又はデュアル・バンドの何れかに
よる通信機能を持たせようとすると、携帯電話端末10
0自体のコストがアップしてしまうばかりか、デュアル
・モード又はデュアル・バンドの何れかによる通信機能
を実現するために、携帯電話通信システム自体の構築コ
ストもアップしてしまう。
【0008】このような不都合を解消するようにしたも
のとして、たとえば特開平10−290294号公報で
は、本来の加入者番号の他に、一時的に別の加入者番号
も同一端末で使用可能としている。
のとして、たとえば特開平10−290294号公報で
は、本来の加入者番号の他に、一時的に別の加入者番号
も同一端末で使用可能としている。
【0009】ところが、この先行技術に示される方法で
は、一時的に別の加入者番号も同一端末で使用可能とす
るために、端末からの番号の登録等を必要とするため、
その登録等の操作が煩雑である。
は、一時的に別の加入者番号も同一端末で使用可能とす
るために、端末からの番号の登録等を必要とするため、
その登録等の操作が煩雑である。
【0010】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、端末からの番号の登録等の操作を行うこ
となく単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号
を割当てて運用することができる携帯電話通信システム
及び携帯電話通信方法を提供することができるようにす
るものである。
たものであり、端末からの番号の登録等の操作を行うこ
となく単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号
を割当てて運用することができる携帯電話通信システム
及び携帯電話通信方法を提供することができるようにす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯電
話通信システムは、単一の方式による通信機能を有する
とともに、使用者の目的により使い分けられる複数の加
入者番号を有する携帯電話端末と、単一の方式の無線イ
ンタフェースを介して携帯電話端末との通信を行う基地
局と、携帯情報端末による発着信を管理する移動通信シ
ステムとを備え、複数の加入者番号の用途や目的による
使い分けによる変更がある場合、移動通信システム側に
使い分けたい用途や目的に応じた変更を加えることを特
徴とする。また、移動通信システムは、複数の加入者番
号を加入者データとして保持するデータ装置と、基地局
を介して得られる携帯電話端末からの発信要求に含まれ
る複数の加入者番号の何れかを受信し、受信した加入者
番号と携帯電話端末の状態とを分析するとともに、発信
要求を受理してもよいかの照会を出す移動交換機と、照
会を受取ると、データ装置の加入者データを検索し、発
信を許容するか否かを判断し、携帯電話端末が保有する
全ての加入者番号に対応する状態が発信許容時のみ発信
要求を許容する制御部とを備え、移動交換機は、制御部
からの判定結果が許容であるとき、携帯情報端末の接続
処理を実行するようにすることができる。また、移動交
換機は、他の発信端末から携帯電話端末への着信がある
場合、着信要求に含まれる加入者番号と他の発信端末の
状態とを分析した後、制御部に着信要求を受理してもよ
いかの照会を出し、制御部は、照会を受取ると、データ
装置の加入者データを検索し、着信を許容するか否かを
判断し、携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に対
応する状態が着信許容時のみ着信要求を許容するように
することができる。また、制御部は、携帯電話端末が保
有する全ての加入者番号の何れかに対応する状態が発信
許容不可又は着信許容不可のとき、発信要求又は着信要
求を退けるようにすることができる。また、携帯情報端
末の複数の加入者番号の用途や目的による使い分けの変
更がある場合、制御部への機能追加と加入者データの変
更が行われるようにすることができる。また、携帯電話
端末は、携帯電話端末のキー操作により加入者番号の何
れかを選択するか又は相手先電話番号の前にキー操作に
より数桁のコードを付加することで、複数の加入者番号
の何れかが用いられるようにすることができる。また、
数桁のコードは、携帯電話端末のメモリ(電話帳)への
相手先電話番号の登録時に、相手先電話番号に対応付け
て付加されるようにすることができる。請求項8に記載
の携帯電話通信方法は、単一の方式による通信機能を有
するとともに、使用者の目的により使い分けられる複数
の加入者番号を有する携帯電話端末により発着信を行う
第1の工程と、基地局により、単一の方式の無線インタ
フェースを介して携帯電話端末との通信を行う第2の工
程と、移動通信システムにより、携帯情報端末による発
着信を管理する第3の工程と、複数の加入者番号の用途
や目的による使い分けによる変更がある場合、移動通信
システム側に使い分けたい用途や目的に応じた変更を加
える第4の工程とを備えることを特徴とする。また、第
3の工程には、複数の加入者番号を加入者データとして
データ装置により保持する第5の工程と、移動交換機に
より、基地局を介して得られる携帯電話端末からの発信
要求に含まれる複数の加入者番号の何れかを受信し、受
信した加入者番号と携帯電話端末の状態とを分析すると
ともに、発信要求を受理してもよいかの照会を出す第6
の工程と、制御部により、照会を受取ると、データ装置
の加入者データを検索し、発信を許容するか否かを判断
し、携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に対応す
る状態が発信許容時のみ発信要求を許容する第7の工程
と、移動交換機により、制御部からの判定結果が許容で
あるとき、携帯情報端末の接続処理を実行する第8の工
程とが含まれるようにすることができる。また、第6の
工程には、他の発信端末から携帯電話端末への着信があ
る場合、着信要求に含まれる加入者番号と他の発信端末
の状態とを分析した後、制御部に着信要求を受理しても
よいかの照会を出す第9の工程が含まれ、第7の工程に
は、照会を受取ると、データ装置の加入者データを検索
し、着信を許容するか否かを判断し、携帯電話端末が保
有する全ての加入者番号に対応する状態が着信許容時の
み着信要求を許容する第10の工程が含まれるようにす
ることができる。また、第7、第10の工程には、携帯
電話端末が保有する全ての加入者番号の何れかに対応す
る状態が発信許容不可又は着信許容不可のとき、発信要
求又は着信要求を退ける第11の工程が含まれるように
することができる。また、第7、第10の工程には、携
帯情報端末の複数の加入者番号の用途や目的による使い
分けの変更がある場合、制御部への機能追加と加入者デ
ータの変更が行われる第12の工程が含まれるようにす
ることができる。また、第1の工程には、携帯電話端末
のキー操作により加入者番号の何れかを選択するか又は
相手先電話番号の前にキー操作により数桁のコードを付
加することで、複数の加入者番号の何れかが用いられる
第13の工程が含まれるようにすることができる。ま
た、第13の工程には、数桁のコードは、携帯電話端末
のメモリ(電話帳)への相手先電話番号の登録時に、相
手先電話番号に対応付けて付加される第14の工程が含
まれるようにすることができる。本発明に係る携帯電話
通信システム及び携帯電話通信方法においては、単一の
方式による通信機能を有するとともに、使用者の目的に
より使い分けられる複数の加入者番号を有する携帯電話
端末により発着信を行い、基地局により、前記単一の方
式の無線インタフェースを介して携帯電話端末との通信
を行い、移動通信システムにより、携帯情報端末による
発着信を管理し、複数の加入者番号の用途や目的による
使い分けによる変更がある場合、移動通信システム側に
使い分けたい用途や目的に応じた変更を加えるようにす
る。
話通信システムは、単一の方式による通信機能を有する
とともに、使用者の目的により使い分けられる複数の加
入者番号を有する携帯電話端末と、単一の方式の無線イ
ンタフェースを介して携帯電話端末との通信を行う基地
局と、携帯情報端末による発着信を管理する移動通信シ
ステムとを備え、複数の加入者番号の用途や目的による
使い分けによる変更がある場合、移動通信システム側に
使い分けたい用途や目的に応じた変更を加えることを特
徴とする。また、移動通信システムは、複数の加入者番
号を加入者データとして保持するデータ装置と、基地局
を介して得られる携帯電話端末からの発信要求に含まれ
る複数の加入者番号の何れかを受信し、受信した加入者
番号と携帯電話端末の状態とを分析するとともに、発信
要求を受理してもよいかの照会を出す移動交換機と、照
会を受取ると、データ装置の加入者データを検索し、発
信を許容するか否かを判断し、携帯電話端末が保有する
全ての加入者番号に対応する状態が発信許容時のみ発信
要求を許容する制御部とを備え、移動交換機は、制御部
からの判定結果が許容であるとき、携帯情報端末の接続
処理を実行するようにすることができる。また、移動交
換機は、他の発信端末から携帯電話端末への着信がある
場合、着信要求に含まれる加入者番号と他の発信端末の
状態とを分析した後、制御部に着信要求を受理してもよ
いかの照会を出し、制御部は、照会を受取ると、データ
装置の加入者データを検索し、着信を許容するか否かを
判断し、携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に対
応する状態が着信許容時のみ着信要求を許容するように
することができる。また、制御部は、携帯電話端末が保
有する全ての加入者番号の何れかに対応する状態が発信
許容不可又は着信許容不可のとき、発信要求又は着信要
求を退けるようにすることができる。また、携帯情報端
末の複数の加入者番号の用途や目的による使い分けの変
更がある場合、制御部への機能追加と加入者データの変
更が行われるようにすることができる。また、携帯電話
端末は、携帯電話端末のキー操作により加入者番号の何
れかを選択するか又は相手先電話番号の前にキー操作に
より数桁のコードを付加することで、複数の加入者番号
の何れかが用いられるようにすることができる。また、
数桁のコードは、携帯電話端末のメモリ(電話帳)への
相手先電話番号の登録時に、相手先電話番号に対応付け
て付加されるようにすることができる。請求項8に記載
の携帯電話通信方法は、単一の方式による通信機能を有
するとともに、使用者の目的により使い分けられる複数
の加入者番号を有する携帯電話端末により発着信を行う
第1の工程と、基地局により、単一の方式の無線インタ
フェースを介して携帯電話端末との通信を行う第2の工
程と、移動通信システムにより、携帯情報端末による発
着信を管理する第3の工程と、複数の加入者番号の用途
や目的による使い分けによる変更がある場合、移動通信
システム側に使い分けたい用途や目的に応じた変更を加
える第4の工程とを備えることを特徴とする。また、第
3の工程には、複数の加入者番号を加入者データとして
データ装置により保持する第5の工程と、移動交換機に
より、基地局を介して得られる携帯電話端末からの発信
要求に含まれる複数の加入者番号の何れかを受信し、受
信した加入者番号と携帯電話端末の状態とを分析すると
ともに、発信要求を受理してもよいかの照会を出す第6
の工程と、制御部により、照会を受取ると、データ装置
の加入者データを検索し、発信を許容するか否かを判断
し、携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に対応す
る状態が発信許容時のみ発信要求を許容する第7の工程
と、移動交換機により、制御部からの判定結果が許容で
あるとき、携帯情報端末の接続処理を実行する第8の工
程とが含まれるようにすることができる。また、第6の
工程には、他の発信端末から携帯電話端末への着信があ
る場合、着信要求に含まれる加入者番号と他の発信端末
の状態とを分析した後、制御部に着信要求を受理しても
よいかの照会を出す第9の工程が含まれ、第7の工程に
は、照会を受取ると、データ装置の加入者データを検索
し、着信を許容するか否かを判断し、携帯電話端末が保
有する全ての加入者番号に対応する状態が着信許容時の
み着信要求を許容する第10の工程が含まれるようにす
ることができる。また、第7、第10の工程には、携帯
電話端末が保有する全ての加入者番号の何れかに対応す
る状態が発信許容不可又は着信許容不可のとき、発信要
求又は着信要求を退ける第11の工程が含まれるように
することができる。また、第7、第10の工程には、携
帯情報端末の複数の加入者番号の用途や目的による使い
分けの変更がある場合、制御部への機能追加と加入者デ
ータの変更が行われる第12の工程が含まれるようにす
ることができる。また、第1の工程には、携帯電話端末
のキー操作により加入者番号の何れかを選択するか又は
相手先電話番号の前にキー操作により数桁のコードを付
加することで、複数の加入者番号の何れかが用いられる
第13の工程が含まれるようにすることができる。ま
た、第13の工程には、数桁のコードは、携帯電話端末
のメモリ(電話帳)への相手先電話番号の登録時に、相
手先電話番号に対応付けて付加される第14の工程が含
まれるようにすることができる。本発明に係る携帯電話
通信システム及び携帯電話通信方法においては、単一の
方式による通信機能を有するとともに、使用者の目的に
より使い分けられる複数の加入者番号を有する携帯電話
端末により発着信を行い、基地局により、前記単一の方
式の無線インタフェースを介して携帯電話端末との通信
を行い、移動通信システムにより、携帯情報端末による
発着信を管理し、複数の加入者番号の用途や目的による
使い分けによる変更がある場合、移動通信システム側に
使い分けたい用途や目的に応じた変更を加えるようにす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0013】図1は、本発明の携帯電話通信システムの
一実施の形態を示す図、図2及び図3は、図1の携帯電
話通信システムにおける携帯電話通信方法を説明するた
めの図である。
一実施の形態を示す図、図2及び図3は、図1の携帯電
話通信システムにおける携帯電話通信方法を説明するた
めの図である。
【0014】図1に示す携帯電話通信システムは、単一
のPDC方式又はPHS方式等を用いるものであり、携
帯電話端末200,221、基地局212,220、移
動通信システム210を備えている。
のPDC方式又はPHS方式等を用いるものであり、携
帯電話端末200,221、基地局212,220、移
動通信システム210を備えている。
【0015】携帯電話端末200は、デュアル番号或い
はマルチ番号を有している。ここで、デュアル番号と
は、たとえば加入者番号(A)又は(B)の2つの番号
をいう。また、マルチ番号とは、たとえば加入者番号
(A)又は(B)以外にさらに複数の番号をいう。これ
らデュアル番号或いはマルチ番号は、たとえば通信事業
者との契約の際に、携帯電話端末200に付与されるよ
うになっている。また、それぞれ加入者番号(A)又は
(B)は、発信の際に携帯電話端末200側のキー操作
により選択できるようになっている。
はマルチ番号を有している。ここで、デュアル番号と
は、たとえば加入者番号(A)又は(B)の2つの番号
をいう。また、マルチ番号とは、たとえば加入者番号
(A)又は(B)以外にさらに複数の番号をいう。これ
らデュアル番号或いはマルチ番号は、たとえば通信事業
者との契約の際に、携帯電話端末200に付与されるよ
うになっている。また、それぞれ加入者番号(A)又は
(B)は、発信の際に携帯電話端末200側のキー操作
により選択できるようになっている。
【0016】携帯電話端末221は、たとえば単一の加
入者番号を有するものとする。
入者番号を有するものとする。
【0017】基地局212,220は、それぞれ無線イ
ンタフェース211,220aを介して携帯電話端末2
00,221との通信を行う。移動通信システム210
は、移動交換機213,219、移動網214、制御部
215、データ装置216を備えている。
ンタフェース211,220aを介して携帯電話端末2
00,221との通信を行う。移動通信システム210
は、移動交換機213,219、移動網214、制御部
215、データ装置216を備えている。
【0018】移動交換機213,219は、基地局21
2,220と移動網214とを相互に接続する。制御部
(現行システムのHLR:Home Location Registerに相
当)215は、データ装置216が有する加入者データ
217,218に基づき、携帯電話端末200,221
と移動網214との発着信の接続や課金等の制御を行
う。移動網214には、関門局222、固定網223、
固定電話端末224が接続されている。
2,220と移動網214とを相互に接続する。制御部
(現行システムのHLR:Home Location Registerに相
当)215は、データ装置216が有する加入者データ
217,218に基づき、携帯電話端末200,221
と移動網214との発着信の接続や課金等の制御を行
う。移動網214には、関門局222、固定網223、
固定電話端末224が接続されている。
【0019】次に、このような構成の携帯電話通信シス
テムにおける携帯電話通信方法について説明する。
テムにおける携帯電話通信方法について説明する。
【0020】まず、図2に示すように、携帯電話端末2
00を用いて、デュアル番号或いはマルチ番号における
加入者番号(A)又は(B)の何れかをキー操作により
選択して発信すると、携帯電話端末200からの発信要
求は、最初に携帯電話端末200の現在位置を管轄する
基地局212により検出される。
00を用いて、デュアル番号或いはマルチ番号における
加入者番号(A)又は(B)の何れかをキー操作により
選択して発信すると、携帯電話端末200からの発信要
求は、最初に携帯電話端末200の現在位置を管轄する
基地局212により検出される。
【0021】基地局212が携帯電話端末200からの
発信要求を、移動通信システム210の移動交換機21
3に伝えると、移動交換機213は発信要求に含まれる
加入者番号(A)又は(B)を受信し、加入者番号
(A)又は(B)と携帯電話端末200の状態とを分析
する(ステップ301,302)。ここでの状態とは、
携帯電話端末200の位置情報や携帯電話端末200の
契約状況等である。
発信要求を、移動通信システム210の移動交換機21
3に伝えると、移動交換機213は発信要求に含まれる
加入者番号(A)又は(B)を受信し、加入者番号
(A)又は(B)と携帯電話端末200の状態とを分析
する(ステップ301,302)。ここでの状態とは、
携帯電話端末200の位置情報や携帯電話端末200の
契約状況等である。
【0022】このとき、移動交換機213は、発信要求
を受理してもよいかを発信加入者の状態を管理する制御
部215に照会すると、制御部215は、データ装置2
16の加入者データ217又は218を検索し、発信を
許容するか否かを判断する(ステップ303)。
を受理してもよいかを発信加入者の状態を管理する制御
部215に照会すると、制御部215は、データ装置2
16の加入者データ217又は218を検索し、発信を
許容するか否かを判断する(ステップ303)。
【0023】また、携帯電話端末200が複数の加入者
番号を保有すると認識された場合には、さらに他の加入
者番号から、携帯電話端末200の状態と加入者データ
217又は218とを検索して発信の許容を判断する
(ステップ304)。
番号を保有すると認識された場合には、さらに他の加入
者番号から、携帯電話端末200の状態と加入者データ
217又は218とを検索して発信の許容を判断する
(ステップ304)。
【0024】このとき、携帯電話端末200が保有する
全ての加入者番号に対応する状態が発信許容時のみ発信
要求は受け付けられ、どれか一つの番号でも発信を許容
できない状態時には要求は退けられる。すなわち、どれ
か一つの番号でも発信を許容できない状態時とは、たと
えば加入者番号(A)又は(B)を用いての携帯電話端
末200による回線がビジーであることを意味する。
全ての加入者番号に対応する状態が発信許容時のみ発信
要求は受け付けられ、どれか一つの番号でも発信を許容
できない状態時には要求は退けられる。すなわち、どれ
か一つの番号でも発信を許容できない状態時とは、たと
えば加入者番号(A)又は(B)を用いての携帯電話端
末200による回線がビジーであることを意味する。
【0025】そして、制御部215から判定の結果を示
す発信者状態の回答が移動交換機213へ伝えられる
と、移動交換機213はその回答から発信許容と判断し
(ステップ305)、接続処理を実行する(ステップ3
06)。このとき、制御部215が通話状態を設定する
と(ステップ307)、携帯電話端末200による通話
が開始される(ステップ308)。
す発信者状態の回答が移動交換機213へ伝えられる
と、移動交換機213はその回答から発信許容と判断し
(ステップ305)、接続処理を実行する(ステップ3
06)。このとき、制御部215が通話状態を設定する
と(ステップ307)、携帯電話端末200による通話
が開始される(ステップ308)。
【0026】次に、他の発信端末から携帯電話端末20
0への着信がある場合について説明する。まず、図3に
示すように、他の発信端末とは、図1の携帯電話端末2
21又は固定電話端末224である。このとき、他の発
信端末が固定電話端末224の場合、その着信要求は固
定網223との関門局222に伝えられ、他の発信端末
が携帯電話端末221の場合、その着信要求は移動交換
機219に伝えられる。
0への着信がある場合について説明する。まず、図3に
示すように、他の発信端末とは、図1の携帯電話端末2
21又は固定電話端末224である。このとき、他の発
信端末が固定電話端末224の場合、その着信要求は固
定網223との関門局222に伝えられ、他の発信端末
が携帯電話端末221の場合、その着信要求は移動交換
機219に伝えられる。
【0027】関門局222又は移動交換機219は、着
信要求に含まれる加入者番号を受信し、加入者番号と他
の発信端末の状態とを分析する(ステップ401,40
2)。
信要求に含まれる加入者番号を受信し、加入者番号と他
の発信端末の状態とを分析する(ステップ401,40
2)。
【0028】このとき、移動交換機219は、着信要求
を受理してもよいかを着信加入者の状態を管理する制御
部215に照会すると、制御部215は、データ装置2
16の加入者データ217又は218を検索し、着信を
許容するか否かを判断する(ステップ403)。
を受理してもよいかを着信加入者の状態を管理する制御
部215に照会すると、制御部215は、データ装置2
16の加入者データ217又は218を検索し、着信を
許容するか否かを判断する(ステップ403)。
【0029】また、携帯電話端末200が複数の加入者
番号を保有すると認識された場合には、さらに他の加入
者番号から、携帯電話端末200の状態と加入者データ
217又は218とを検索して着信の許容を判断する
(ステップ404)。
番号を保有すると認識された場合には、さらに他の加入
者番号から、携帯電話端末200の状態と加入者データ
217又は218とを検索して着信の許容を判断する
(ステップ404)。
【0030】このとき、携帯電話端末200が保有する
全ての加入者番号に対応する状態が着信許容時のみ着信
要求は受け付けられ、どれか一つの番号でも着信を許容
できない状態時には要求は退けられる。すなわち、どれ
か一つの番号でも着信を許容できない状態時とは、上述
したように、たとえば加入者番号(A)又は(B)を用
いての携帯電話端末200による回線がビジーであるこ
とを意味する。そして、制御部215から判定の結果を
示す着信者状態の回答が関門局222又は移動交換機2
19へ伝えられると、関門局222又は移動交換機21
9はその回答から着信許容と判断し(ステップ40
5)、接続処理を実行する(ステップ406)。
全ての加入者番号に対応する状態が着信許容時のみ着信
要求は受け付けられ、どれか一つの番号でも着信を許容
できない状態時には要求は退けられる。すなわち、どれ
か一つの番号でも着信を許容できない状態時とは、上述
したように、たとえば加入者番号(A)又は(B)を用
いての携帯電話端末200による回線がビジーであるこ
とを意味する。そして、制御部215から判定の結果を
示す着信者状態の回答が関門局222又は移動交換機2
19へ伝えられると、関門局222又は移動交換機21
9はその回答から着信許容と判断し(ステップ40
5)、接続処理を実行する(ステップ406)。
【0031】このとき、制御部215が通話状態を設定
すると(ステップ407)、他の発信端末による通話が
開始される(ステップ408)。
すると(ステップ407)、他の発信端末による通話が
開始される(ステップ408)。
【0032】このように、本実施の形態では、単一の方
式による通信機能を有するとともに、単一の方式におい
て用いられる複数の加入者番号(A)又は(B)を有す
る携帯電話端末200により発着信を行い、基地局21
2により、単一の方式の無線インタフェース211を介
して携帯電話端末200との通信を行い、移動通信シス
テム210により、携帯情報端末200による発着信を
管理し、複数の加入者番号(A)又は(B)の用途や目
的による使い分けによる変更がある場合、移動通信シス
テム210側に使い分けたい用途や目的に応じた変更を
加えるようにしたので、端末からの番号の登録等の操作
を行うことなく単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加
入者番号を割当てて運用することができる。
式による通信機能を有するとともに、単一の方式におい
て用いられる複数の加入者番号(A)又は(B)を有す
る携帯電話端末200により発着信を行い、基地局21
2により、単一の方式の無線インタフェース211を介
して携帯電話端末200との通信を行い、移動通信シス
テム210により、携帯情報端末200による発着信を
管理し、複数の加入者番号(A)又は(B)の用途や目
的による使い分けによる変更がある場合、移動通信シス
テム210側に使い分けたい用途や目的に応じた変更を
加えるようにしたので、端末からの番号の登録等の操作
を行うことなく単一の携帯電話端末に恒常的に複数の加
入者番号を割当てて運用することができる。
【0033】また、複数の加入者番号(A)又は(B)
の用途や目的による使い分けによる変更がある場合、移
動通信システム210側に使い分けたい用途や目的に応
じた変更を加えるに際し、加入者データの変更と、制御
部215において携帯電話端末200が複数の加入者番
号(A)又は(B)を保有すると認識された場合の判断
処理の追加のみにより他の部分への変更を必要としない
ため、使い分けたい用途や目的に応じた変更の対応が容
易に行われる。
の用途や目的による使い分けによる変更がある場合、移
動通信システム210側に使い分けたい用途や目的に応
じた変更を加えるに際し、加入者データの変更と、制御
部215において携帯電話端末200が複数の加入者番
号(A)又は(B)を保有すると認識された場合の判断
処理の追加のみにより他の部分への変更を必要としない
ため、使い分けたい用途や目的に応じた変更の対応が容
易に行われる。
【0034】なお、本実施の形態では、携帯電話端末2
00が有する加入者番号(A)又は(B)を、発信の際
に携帯電話端末200側のキー操作により選択できるよ
うにした場合について説明したが、この例に限らず、た
とえば相手先電話番号の前に数桁のコードを付加してダ
イヤルすることで、加入者番号(A)又は(B)の何れ
かからの発信かを伝えるようにすることもできる。
00が有する加入者番号(A)又は(B)を、発信の際
に携帯電話端末200側のキー操作により選択できるよ
うにした場合について説明したが、この例に限らず、た
とえば相手先電話番号の前に数桁のコードを付加してダ
イヤルすることで、加入者番号(A)又は(B)の何れ
かからの発信かを伝えるようにすることもできる。
【0035】すなわち、たとえばXY1+なら加入者番
号(A)からの発信、XY2+なら加入者番号(B)か
らの発信とすることができる。この場合、移動通信シス
テム210側の制御部215への機能追加と、加入者デ
ータ217又は218の変更のみにより、携帯電話端末
200側には一切変更の必要とすることなく実現するこ
とができる。
号(A)からの発信、XY2+なら加入者番号(B)か
らの発信とすることができる。この場合、移動通信シス
テム210側の制御部215への機能追加と、加入者デ
ータ217又は218の変更のみにより、携帯電話端末
200側には一切変更の必要とすることなく実現するこ
とができる。
【0036】また、携帯電話端末200側は、相手先電
話番号の前に付加する数桁のコードを、予めメモリ(電
話帳)への登録時に相手先電話番号に対応付けて付加し
ておくことにより、発信の度に数桁のコードを付加する
操作が不要となる。
話番号の前に付加する数桁のコードを、予めメモリ(電
話帳)への登録時に相手先電話番号に対応付けて付加し
ておくことにより、発信の度に数桁のコードを付加する
操作が不要となる。
【0037】また、他の発信端末からの着信の際、加入
者番号(A)又は(B)のそれぞれに対応させた着信音
やメロディを設定したり、LEDによる発光動作を変え
たり、振動動作を変えたりすることで、何れかの加入者
番号(A)又は(B)に着信があったかを容易に知るこ
ともできる。この場合、加入者番号(A)を業務用と
し、加入者番号(B)を私用としているとき、業務用か
私用かの識別が容易に行える。
者番号(A)又は(B)のそれぞれに対応させた着信音
やメロディを設定したり、LEDによる発光動作を変え
たり、振動動作を変えたりすることで、何れかの加入者
番号(A)又は(B)に着信があったかを容易に知るこ
ともできる。この場合、加入者番号(A)を業務用と
し、加入者番号(B)を私用としているとき、業務用か
私用かの識別が容易に行える。
【0038】また、本実施の形態では、上述したよう
に、単一の携帯電話端末200により複数の加入者番号
(A)又は(B)を使用するに際し、たとえば加入者番
号(A)を業務用とし、加入者番号(B)を私用とした
使い分けができるとともに、業務用の番号からの発信の
料金は雇用先が支払い、私用の番号からの発信の料金は
個人で支払うようにすることも可能となる。
に、単一の携帯電話端末200により複数の加入者番号
(A)又は(B)を使用するに際し、たとえば加入者番
号(A)を業務用とし、加入者番号(B)を私用とした
使い分けができるとともに、業務用の番号からの発信の
料金は雇用先が支払い、私用の番号からの発信の料金は
個人で支払うようにすることも可能となる。
【0039】また、複数の加入者番号(A)又は(B)
に、昼間の時間帯の利用に有利な料金プランと、夜間/
休日の利用に有利な料金プランとを組合わせてもよい。
に、昼間の時間帯の利用に有利な料金プランと、夜間/
休日の利用に有利な料金プランとを組合わせてもよい。
【0040】また、本実施の形態では、音声通話につい
て説明したが、この例に限らず、データ通信の場合にも
適用可能である。また、音声通話やデータ通信に用いら
れる回線交換方式ネットワークに限らず、今後導入が見
込まれるルータによるIP交換システムにも適用可能で
ある。
て説明したが、この例に限らず、データ通信の場合にも
適用可能である。また、音声通話やデータ通信に用いら
れる回線交換方式ネットワークに限らず、今後導入が見
込まれるルータによるIP交換システムにも適用可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る携帯電話通信シ
ステム及び携帯電話通信方法によれば、単一の方式によ
る通信機能を有するとともに、使用者の目的により使い
分けられる複数の加入者番号を有する携帯電話端末によ
り発着信を行い、基地局により、前記単一の方式の無線
インタフェースを介して携帯電話端末との通信を行い、
移動通信システムにより、携帯情報端末による発着信を
管理し、複数の加入者番号の用途や目的による使い分け
による変更がある場合、移動通信システム側に使い分け
たい用途や目的に応じた変更を加えるようにしたので、
端末からの番号の登録等の操作を行うことなく単一の携
帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号を割当てて運用
することができる。
ステム及び携帯電話通信方法によれば、単一の方式によ
る通信機能を有するとともに、使用者の目的により使い
分けられる複数の加入者番号を有する携帯電話端末によ
り発着信を行い、基地局により、前記単一の方式の無線
インタフェースを介して携帯電話端末との通信を行い、
移動通信システムにより、携帯情報端末による発着信を
管理し、複数の加入者番号の用途や目的による使い分け
による変更がある場合、移動通信システム側に使い分け
たい用途や目的に応じた変更を加えるようにしたので、
端末からの番号の登録等の操作を行うことなく単一の携
帯電話端末に恒常的に複数の加入者番号を割当てて運用
することができる。
【図1】本発明の携帯電話通信システムの一実施の形態
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1の携帯電話通信システムにおける携帯電話
端末からの発信時の通信方法を説明するためのフローチ
ャートである。
端末からの発信時の通信方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】図1の携帯電話通信システムにおける携帯電話
端末への着信時の通信方法を説明するためのフローチャ
ートである。
端末への着信時の通信方法を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】従来のデュアル・モード又はデュアル・バンド
方式での携帯電話通信システムの一例を示す図である。
方式での携帯電話通信システムの一例を示す図である。
200,221 携帯電話端末 210 移動通信システム 211,220a 無線インタフェース 212,220 基地局 213,219 移動交換機 214 移動網 215 制御部 216 データ装置 217,218 加入者データ 222 関門局 223 固定網 224 固定電話端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/733 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 CC08 EE03 EE13 FF02 FF22 FF25 HH23 KK02 5K067 AA34 BB04 DD16 DD57 EE02 EE04 EE10 EE16 EE23 FF04 FF07 FF13 FF24 FF25 FF28 GG01 GG11 HH07 HH22 HH23 JJ66 KK15
Claims (14)
- 【請求項1】 単一の方式による通信機能を有するとと
もに、使用者の目的により使い分けられる複数の加入者
番号を有する携帯電話端末と、 前記単一の方式の無線インタフェースを介して前記携帯
電話端末との通信を行う基地局と、 前記携帯情報端末による発着信を管理する移動通信シス
テムとを備え、 前記複数の加入者番号の用途や目的による使い分けによ
る変更がある場合、前記移動通信システム側に前記使い
分けたい用途や目的に応じた変更を加えることを特徴と
する携帯電話通信システム。 - 【請求項2】 前記移動通信システムは、 前記複数の加入者番号を加入者データとして保持するデ
ータ装置と、 前記基地局を介して得られる前記携帯電話端末からの発
信要求に含まれる前記複数の加入者番号の何れかを受信
し、前記受信した加入者番号と前記携帯電話端末の状態
とを分析するとともに、前記発信要求を受理してもよい
かの照会を出す移動交換機と、 前記照会を受取ると、前記データ装置の加入者データを
検索し、前記発信を許容するか否かを判断し、前記携帯
電話端末が保有する全ての加入者番号に対応する状態が
発信許容時のみ前記発信要求を許容する制御部とを備
え、 前記移動交換機は、前記制御部からの前記判定結果が許
容であるとき、前記携帯情報端末の接続処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記移動交換機は、他の発信端末から前
記携帯電話端末への着信がある場合、前記着信要求に含
まれる加入者番号と前記他の発信端末の状態とを分析し
た後、前記制御部に前記着信要求を受理してもよいかの
照会を出し、 前記制御部は、前記照会を受取ると、前記データ装置の
加入者データを検索し、前記着信を許容するか否かを判
断し、前記携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に
対応する状態が着信許容時のみ前記着信要求を許容する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話通信システ
ム。 - 【請求項4】 前記制御部は、前記携帯電話端末が保有
する全ての加入者番号の何れかに対応する状態が発信許
容不可又は着信許容不可のとき、前記発信要求又は着信
要求を退けることを特徴とする請求項2又は3に記載の
携帯電話通信システム。 - 【請求項5】 前記携帯情報端末の複数の加入者番号の
用途や目的による使い分けの変更がある場合、前記制御
部への機能追加と前記加入者データの変更が行われるこ
とを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯電話通信シ
ステム。 - 【請求項6】 前記携帯電話端末は、前記携帯電話端末
のキー操作により前記加入者番号の何れかを選択するか
又は相手先電話番号の前に前記キー操作により数桁のコ
ードを付加することで、前記複数の加入者番号の何れか
が用いられることを特徴とする請求項1に記載の携帯電
話通信システム。 - 【請求項7】 前記数桁のコードは、前記携帯電話端末
のメモリ(電話帳)への前記相手先電話番号の登録時
に、前記相手先電話番号に対応付けて付加されることを
特徴とする請求項6に記載の携帯電話通信システム。 - 【請求項8】 単一の方式による通信機能を有するとと
もに、使用者の目的により使い分けられる複数の加入者
番号を有する携帯電話端末により発着信を行う第1の工
程と、 基地局により、前記単一の方式の無線インタフェースを
介して前記携帯電話端末との通信を行う第2の工程と、 移動通信システムにより、前記携帯情報端末による発着
信を管理する第3の工程と、 前記複数の加入者番号の用途や目的による使い分けによ
る変更がある場合、前記移動通信システム側に前記使い
分けたい用途や目的に応じた変更を加える第4の工程と
を備えることを特徴とする携帯電話通信方法。 - 【請求項9】 前記第3の工程には、 前記複数の加入者番号を加入者データとしてデータ装置
により保持する第5の工程と、 移動交換機により、前記基地局を介して得られる前記携
帯電話端末からの発信要求に含まれる前記複数の加入者
番号の何れかを受信し、前記受信した加入者番号と前記
携帯電話端末の状態とを分析するとともに、前記発信要
求を受理してもよいかの照会を出す第6の工程と、 制御部により、前記照会を受取ると、前記データ装置の
加入者データを検索し、前記発信を許容するか否かを判
断し、前記携帯電話端末が保有する全ての加入者番号に
対応する状態が発信許容時のみ前記発信要求を許容する
第7の工程と、 前記移動交換機により、前記制御部からの前記判定結果
が許容であるとき、前記携帯情報端末の接続処理を実行
する第8の工程とが含まれることを特徴とする請求項8
に記載の携帯電話通信方法。 - 【請求項10】 前記第6の工程には、他の発信端末か
ら前記携帯電話端末への着信がある場合、前記着信要求
に含まれる加入者番号と前記他の発信端末の状態とを分
析した後、前記制御部に前記着信要求を受理してもよい
かの照会を出す第9の工程が含まれ、 前記第7の工程には、前記照会を受取ると、前記データ
装置の加入者データを検索し、前記着信を許容するか否
かを判断し、前記携帯電話端末が保有する全ての加入者
番号に対応する状態が着信許容時のみ前記着信要求を許
容する第10の工程が含まれることを特徴とする請求項
9に記載の携帯電話通信方法。 - 【請求項11】 前記第7、第10の工程には、前記携
帯電話端末が保有する全ての加入者番号の何れかに対応
する状態が発信許容不可又は着信許容不可のとき、前記
発信要求又は着信要求を退ける第11の工程が含まれる
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の携帯電話通
信方法。 - 【請求項12】 前記第7、第10の工程には、前記携
帯情報端末の複数の加入者番号の用途や目的による使い
分けの変更がある場合、前記制御部への機能追加と前記
加入者データの変更が行われる第12の工程が含まれる
ことを特徴とする請求項9又は10に記載の携帯電話通
信方法。 - 【請求項13】 前記第1の工程には、前記携帯電話端
末のキー操作により前記加入者番号の何れかを選択する
か又は相手先電話番号の前に前記キー操作により数桁の
コードを付加することで、前記複数の加入者番号の何れ
かが用いられる第13の工程が含まれることを特徴とす
る請求項8に記載の携帯電話通信方法。 - 【請求項14】 前記第13の工程には、前記数桁のコ
ードは、前記携帯電話端末のメモリ(電話帳)への前記
相手先電話番号の登録時に、前記相手先電話番号に対応
付けて付加される第14の工程が含まれることを特徴と
する請求項13に記載の携帯電話通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339594A JP2002152793A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 携帯電話通信システム及び携帯電話通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000339594A JP2002152793A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 携帯電話通信システム及び携帯電話通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002152793A true JP2002152793A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=18814645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000339594A Pending JP2002152793A (ja) | 2000-11-07 | 2000-11-07 | 携帯電話通信システム及び携帯電話通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002152793A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053431A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Nec Corp | 移動通信ネットワーク、その通信方法及びデータベース |
JP2007228090A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Nec Corp | 移動体通信端末、センター装置、識別番号切替システム、識別番号切替方法およびプログラム |
JP2009171631A (ja) * | 2009-05-07 | 2009-07-30 | Ntt Docomo Inc | 移動体端末装置 |
EP2106168A1 (en) | 2008-03-25 | 2009-09-30 | NTT DoCoMo, Inc. | Mobile communication system and subscriber identity code notification apparatus |
-
2000
- 2000-11-07 JP JP2000339594A patent/JP2002152793A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007053431A (ja) * | 2005-08-15 | 2007-03-01 | Nec Corp | 移動通信ネットワーク、その通信方法及びデータベース |
JP2007228090A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Nec Corp | 移動体通信端末、センター装置、識別番号切替システム、識別番号切替方法およびプログラム |
EP2106168A1 (en) | 2008-03-25 | 2009-09-30 | NTT DoCoMo, Inc. | Mobile communication system and subscriber identity code notification apparatus |
US8170542B2 (en) | 2008-03-25 | 2012-05-01 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication system for notifying subscriber identity identity code notification apparatus |
JP2009171631A (ja) * | 2009-05-07 | 2009-07-30 | Ntt Docomo Inc | 移動体端末装置 |
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