JPH09247743A - 第二世代コードレス電話システム - Google Patents

第二世代コードレス電話システム

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Publication number
JPH09247743A
JPH09247743A JP8051786A JP5178696A JPH09247743A JP H09247743 A JPH09247743 A JP H09247743A JP 8051786 A JP8051786 A JP 8051786A JP 5178696 A JP5178696 A JP 5178696A JP H09247743 A JPH09247743 A JP H09247743A
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JP
Japan
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public
phs
mobile station
base station
exchange
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Application number
JP8051786A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Uchiumi
義則 内海
Koji Matsuyama
浩司 松山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自営・公衆双方の位置登録をPHS交換局が
自動的に行うと共に、移動機が自営PHS交換局に接続
され、公衆サービスを受けている時に、PHS交換機に
接続されている基地局間、およびPHS交換機に接続さ
れている基地局から公衆PHSの基地局へハンドオーバ
を行うことを可能とする。 【解決手段】 自営、公衆共用移動局11cがPHS交
換機14に接続される基地局12と無線回線を介して自
営用の位置登録を行った場合、PHS交換機14はこの
位置登録を受信すると、まず自営用の位置登録か否かを
調べ、自営であれば自営の位置登録を行い、次にサービ
ス属性テーブルのサービス属性232を調べて公衆網で
も位置登録可能であれば、公衆網での位置登録も行う。
この場合、位置登録情報を送受するための通信用物理ス
ロットを1回確立するだけで、自営用と公衆用の両方の
位置登録を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は第二世代コードレ
ス電話システムに関するものであり、特に自営、公衆の
両方のサービスを提供するシステムにおける位置登録、
および通信中移動時におけるハンドオーバに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のPHS(Personal Handy phone S
ystem)では、RCR(Research & Dev
elopment Center for Radio
System)の第二世代コードレス電話システム標
準規格に示される様に公衆用と自営用で互いに独立し、
処理形態の異なるシステムとなっている。図11は、従
来のコードレス電話システムを示す構成図である。図1
1において111a、111bは公衆用移動局、112
aおよび112bは公衆PHSサービスを提供するため
の基地局で異なる一斉呼び出しエリアを形成するもので
ある。また、113は基地局112a、112bを収容
し、公衆PHSサービスを提供するための公衆PHS交
換局、117は基地局112a、112b配下において
公衆用移動局111a、111bが通信可能となる範囲
を示す公衆PHSサービスエリアである。
【0003】また、111c、111dは自営用移動
局、112cおよび112dは自営PHSサービスを提
供するための基地局で異なる一斉呼び出しエリアを形成
するものである。また、114は基地局112c、11
2dを収容し、自営PHSサービスを提供するするため
の自営PHS交換機、118は基地局112c、112
d配下において、自営用移動局111c、111dが通
信可能となる範囲を示す自営PHSサービスエリアであ
る。また、115は公衆PHS交換局113と自営PH
S交換機とを接続する公衆用有線ネットワーク、116
は公衆用有線ネットワークに接続され、公衆用移動局1
11a、111bの位置情報や認証情報などのデータを
管理するPHS管理センタである。
【0004】次に、図11に示した従来のコードレス電
話システムの動作を説明する。公衆用移動局は公衆PH
Sサービスエリア内でのみ移動が可能であり、たとえば
基地局112aのサービスを受けていた公衆用移動局1
11aが移動して、公衆基地局112bによる一斉呼び
出しエリア内に入ったことを知ると、該公衆用移動局1
11aは位置登録を実行する。この位置登録情報は公衆
PHS交換局113を介してPHS管理センタに送られ
る。これにより、PHS管理センタ116は公衆用移動
局111aが基地局112bの配下に入ったことを認識
するので、基地局112bのサービスを該公衆用移動局
111aに対して提供する。
【0005】また、自営用移動局は公衆PHSサービス
エリア内でのみ移動が可能であり、たとえば基地局11
2cのサービスを受けていた自営用移動局111cが移
動して、自営用基地局112dによる一斉呼び出しエリ
ア内に入ったことを知ると、該自営用移動局111cは
位置登録を実行する。この位置登録情報は自営用PHS
交換機114へ送られる。これにより、自営用PHS交
換機114は自営用移動局111cが基地局112dの
配下に入ったことを認識するので、基地局112dのサ
ービスを該自営用移動局111cに対して提供する。
【0006】自営用PHS交換機114は公衆用有線ネ
ットワーク115に接続されているため、自営用移動局
と公衆網に接続された電話などの端末との間で公衆網経
由による通信が可能である。公衆PHS交換局は有線ネ
ットワーク115を経由して、公衆用移動局111a、
111bの位置情報や認証情報などのデータを管理する
PHS管理センタ116と接続されており、各公衆用移
動局に対する移動サービスを提供する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のPHSは以上の
ように構成されているので、移動局が公衆用と自営用で
共用であっても、移動局が自営で待ち受けている場合に
当該移動局に対して公衆サービスの提供を、または移動
局が公衆で待ち受けている場合に当該移動局に対して自
営サービスの提供を実現するためには、公衆PHSサー
ビスを提供する公衆PHS交換局に自営、公衆共用サー
ビスを提供するPHS交換機が必要となる。この場合で
も、移動局が自営用と公衆用で両方の待ち受けを行う場
合、移動局から自営用および公衆用の位置登録を実行す
る必要があり煩わしいという問題点があった。
【0008】また、公衆用と自営用で互いに独立し、処
理形態の異なるシステムとなっているので、自営、公衆
共用サービスを提供するPHS交換機に接続されている
基地局の下で公衆サービスを受けている移動機が公衆網
に接続されている端末と通信を行っている時にPHS交
換機に接続されている基地局間、およびPHS交換機に
接続されている基地局から公衆PHSの基地局へハンド
オーバを行うためには認証の方法などに工夫が必要であ
るという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、自営用と公衆用の位置登録を
PHS交換局が自動的に行うことを目的としている。ま
た、自営用および公衆用の移動局がPHS交換機に接続
されている基地局による公衆サービスの提供を受けて公
衆網に接続されている端末と通信を行っている時に、P
HS交換機に接続されている基地局間、およびPHS交
換機に接続されている基地局から公衆PHSの基地局へ
ハンドオーバを行うことができることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る第二世
代コードレス電話システムは、公衆網内を移動する公衆
用移動局と、該公衆用移動局に対して公衆PHS(PH
S:Personal Handy phone System)サービスを提供す
る公衆基地局と、該公衆基地局を収容する公衆PHS交
換局と、該公衆PHS交換局に接続され上記公衆用移動
局に関する位置情報、認証情報を管理するPHS管理セ
ンタと、自営網内と公衆網内を移動する自営、公衆共用
移動局と、該自営、公衆共用移動局に対して自営と公衆
のサービスを提供する基地局と、該基地局を収容し、上
記公衆PHS交換局と公衆PHS有線回線で接続され、
上記公衆PHS交換局を経由して上記PHS管理センタ
と情報を送受するPHS交換機とを備え、自営、公衆共
用移動局、公衆専用移動局、自営専用移動局に対して自
営用PHSサービスおよび公衆用PHSサービスを提供
するシステムにおいて、上記PHS交換機に接続される
基地局と無線回線を介して接続される移動局が自営用の
位置登録を行った場合、自営用の位置登録を行うととも
に、該移動局が公衆サービスも使用可能であるならば、
公衆PHS交換局に対して公衆用の位置登録を行うもの
である。
【0011】第2の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、PHS交換機に接続される基地局と無線回
線を介して接続される移動局が自営、公衆共用である場
合に、該移動局は自分の位置を知らせるための位置登録
を上記PHS交換機に対して行う際、該移動局と上記基
地局との間の無線回線上で位置登録情報を送受するため
の通信用物理スロットを1回確立するだけで、自営用と
公衆用の両方の位置登録を実施するものである。
【0012】第3の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、PHS交換機に接続されている基地局を使
用して通信を行っている公衆用移動局が、上記PHS交
換機に接続されている基地局間に渡って移動する場合の
再発呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機は
該PHS交換機と公衆PHS交換局とを接続している公
衆PHS有線回線に対して、上記移動局が移動する前に
使用していた公衆PHS有線回線とは異なる公衆PHS
有線回線にハンドオーバのための再発呼を行うものであ
る。
【0013】第4の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、PHS交換機に接続されている基地局を使
用して通信を行っている公衆用移動局が、上記PHS交
換機に接続されている基地局間に渡って移動する場合の
再発呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機は
再発呼が正当であるか否かの認証を行うとともに、基地
局との間の通信回線の切替を行うものである。
【0014】第5の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、PHS交換機に接続されている基地局を使
用して通信を行っている公衆用移動局が、PHS交換機
に接続されている基地局間に渡って移動する場合の再発
呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機は再発
呼メッセージに設定されている認証演算結果を公衆PH
S管理センタに通知し、該公衆PHS管理センタによっ
て再発呼が正当であるか否かの認証を行い、再発呼が正
当である旨の通知により、基地局との間の通信回線の切
替を行うものである。
【0015】第6の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、公衆網に接続されている端末と通信を行っ
ている移動局が、PHS交換機に接続されている基地局
から公衆PHSの基地局へ移動し、通信中の移動を行う
ための再発呼型ハンドオーバを行う場合、上記移動局は
PHS交換機に接続されている基地局との間の無線回線
に最初に接続した時の認証演算結果を乱数とした認証の
演算結果を再発呼メッセージに設定するものである。
【0016】第7の発明に係る第二世代コードレス電話
システムは、移動局がPHS交換機に接続されている基
地局から公衆PHSの基地局へ移動し、通信中の移動を
行うための最初の再発呼型ハンドオーバを行った場合
に、PHS管理センタは再度該移動局に対して認証要求
を行うものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、本発明に係る移動体通信システ
ムの一実施の形態の全体構成を示すシステム構成図であ
る。図において11a〜11dは移動局、12a〜12
dは基地局、13は公衆用の基地局12a、12bを公
衆PHS有線回線19a、19bを使用して収容し、公
衆PHSサービスを提供する公衆PHS交換局、14は
基地局12c、12dを収容し、自営用および公衆用P
HSサービスを提供するPHS交換機、15は公衆PH
S交換局13を接続している公衆用の有線ネットワー
ク、16は有線ネットワーク15に接続され、公衆用移
動局に通信サービスを提供するための位置情報、認証情
報などを管理するPHS管理センタ、17は公衆PHS
サービスを提供するための通話圏である公衆PHSサー
ビスエリア、18は自営PHSサービスおよび公衆PH
Sサービスの両方を提供するための通話圏である自営、
公衆PHSサービスエリア、19cはPHS交換機14
と公衆PHS交換局13とを接続する公衆PHS有線回
線である。
【0018】また、図2は、図1に示したPHS交換機
14が管理する移動機の属性のテーブルである。また、
図3は図1に示したPHS交換機14の動作を示すフロ
ーチャートである。 次に、図1に示したPHS交換機
14の動作を図3に示すフローチャートに従い説明す
る。図1において、移動局が位置登録を行った時、PH
S交換機14は以下の処理を行う。例えば、移動局11
cが自営用の位置登録を行った場合、まず、図3に示す
ステップS31において、PHS交換機14が位置登録
を受信すると、自営用の位置登録か否かを調べる(ステ
ップS32)。ここでは自営用の位置登録であるため、
ステップS33へ飛び、ステップS33で自営用の位置
登録を行う。次に、サービス属性テーブルである図2に
示したテーブルを参照する(ステップS34)。次に、
ステップS35において当該移動局が公衆網でも使用可
能か否かを調べる。このテーブルのサービス属性232
によれば、移動局11cは自営だけでなく公衆でも使用
可能であるため、ステップS36へ飛ぶ。
【0019】ステップS36では移動局11cの公衆へ
の位置登録を行う。ここでの位置登録は、公衆PHS交
換局13と公衆用の基地局(例えば12a)との間での
位置登録メッセージのフォーマットと同様のメッセージ
に図3に示す公衆番号233より得られた移動局11c
の公衆番号1111を設定し、公衆PHS交換局13へ
送信する。公衆PHS交換局13は、有線ネットワーク
15を使用してPHS管理センタ16に位置登録を行
う。なお、位置登録の内容は位置登録メッセージと移動
局の番号である。この位置登録により、PHS管理セン
タ16は公衆番号1111で示された移動局11cは公
衆PHS交換局13の配下に移動したことを認識する。
【0020】以上により、移動局11cは、公衆PHS
移動局としてのサービスを受けること(例えば公衆PH
Sとしての着信)が実現できる。また例えば、移動局1
1dが位置登録を行った場合、移動局11dが図3に示
すテーブルのサービス属性232より公衆サービスを使
用可能でないことをPHS交換機14は認識し図3のス
テップS35の処理後は公衆用の位置登録をすることな
く処理フローを終了するので、移動局11dの場合は自
営用の位置登録のみが行われることとなる。
【0021】この実施の形態によれば、公衆、自営共用
端末の場合、公衆用の位置登録と自営用の位置登録が行
え、自営端末の場合、自営用の位置登録が行えるという
効果を奏する。
【0022】実施の形態2.図4はこの発明に係る第二
世代コードレス電話システムの処理の別の実施の形態を
示す処理シーケンス図である。次に、このシステムの動
作を図4に示す処理シーケンスに従って説明する。公
衆、自営共用の移動局が位置登録を行う場合、図4に示
すように、まず制御用物理スロットを用いてリンクチャ
ネル確立要求を基地局へ送信する(シーケンス40
1)。基地局は通信用物理スロット(図示せず)が位置
登録処理で使用可能であるなら、上記制御用物理スロッ
トを用いてリンクチャネル割当を移動局へ送信する(シ
ーケンス402)。
【0023】次に、移動局および基地局は通信用物理ス
ロットの同期確立を行うために同期バーストを送信しあ
う(シーケンス403、404)。通信用物理スロット
で同期の確立ができたなら、位置登録メッセージを送信
可能にするためのデータリンクを確立する(シーケンス
405、406)。その後、上記移動局は自営用のため
の位置登録要求メッセージを上記基地局へ送信する(シ
ーケンス407)。この時、送信するメッセージには自
営用で使用される移動局の番号を設定する。基地局は、
位置登録メッセージを受信した時、PHS交換機へ該メ
ッセージを送信する(シーケンス408)。該PHS交
換機は、上記メッセージを受信すると、該メッセージが
自営用の位置登録であるため、該PHS交換機自体が自
営用の位置登録を実施し、正常に受け付けられたことを
示す位置登録受付を上記基地局へ送信する(シーケンス
409)。該基地局は、この位置登録受付メッセージを
受信すると、該メッセージを上記移動局へ送信し(シー
ケンス410)、該移動局はこの位置登録受付メッセー
ジを受信すると、自営用の位置登録が正常に完了したこ
とを認識する。
【0024】更に、上記移動局は先に設定した通信用物
理スロット上のデータリンクを使用して公衆PHSへの
位置登録を行う。即ち、上記移動局は公衆用の位置登録
要求を上記基地局へ送信する(シーケンス411)。こ
の時、送信するメッセージには公衆用で使用される移動
局の番号を設定する。該基地局は上記位置登録要求メッ
セージを受信すると、該位置登録要求メッセージを上記
PHS交換機へ送信する(シーケンス412)。該PH
S交換機は公衆への位置登録であるため、公衆PHS交
換局と公衆用基地局間のメッセージフォーマットに合わ
せた位置登録要求を公衆PHS交換局へ送信する(シー
ケンス413)。
【0025】該公衆PHS交換局は該当する移動局に対
する位置登録処理を実施し、正常に受け付けられたこと
を示す位置登録受付を上記PHS交換機へ送信する(シ
ーケンス414)。該PHS交換機は上記公衆用の位置
登録受付メッセージを受信すると、該公衆用の位置登録
受付メッセージを上記基地局へ送信し(シーケンス41
5)、該基地局は該公衆用の位置登録受付メッセージを
受信すると、上記動局へ該公衆用の位置登録受付メッセ
ージを送信する(シーケンス416)。該移動局は、上
記公衆用の位置登録受付メッセージを受信すると、公衆
用の位置登録処理が正常に完了したことを認識し、位置
登録処理で使用したデータリンクを切断し(シーケンス
417、418)、通信用物理スロットを解放する(シ
ーケンス419、420)。
【0026】上記の処理シーケンスを実現するために
は、実施の形態1では自営用の位置登録のためと、公衆
用の位置登録のためにそれぞれ通信用物理スロットを確
立する必要があるが、この実施の形態によれば、1回の
みの通信用物理スロットの確立により、公衆用と自営用
の位置登録を行うことができるという効果を奏する。ま
た、この実施の形態によれば、自営および公衆共用の移
動局が公衆用の位置登録要求を自営用の位置登録後に自
動的に発生するので、PHS交換機は移動局が公衆サー
ビスを受けれるか否かをテーブル参照することなく、公
衆用と自営用の位置登録を行うことができるという効果
を奏する。
【0027】実施の形態3.図5はこの発明に係る第2
世代コードレス電話システムのハンドオーバ処理に関す
る別の実施の形態を示す構成図である。図5において、
図1と同符号のものは同一または相当部分を示す。51
aから51cはPHS交換機14と公衆PHS交換局1
3との間の回線、51dは公衆PHSサービスを提供す
る基地局12aと公衆PHS交換局13とを接続する回
線、51eは公衆PHSサービスを提供する基地局12
bと公衆PHS交換局13とを接続する回線、52は公
衆用有線ネットワークに接続された電話などの端末、5
3aから53dは無線ゾーンである。
【0028】また、図6は図5に示したPHS交換局の
処理フローを示すフローチャートである。次に、図5に
示した第2世代コードレス電話システムの動作を図6に
示すフローチャートに従い説明する。図5において、無
線ゾーン53aに存在し基地局12cを使用して、端末
52と通信を行っていた公衆用移動局11cが、無線ゾ
ーン53bへ移動する場合の動作について説明する。
【0029】移動局11cが無線ゾーン53aで通信を
行っていた際に、PHS交換機14は公衆PHS交換局
13との間の回線51aを使用していたとする。移動局
11cは通信中に無線ゾーン53bへ移動した時、ハン
ドオーバのための発呼メッセージを基地局12dへ送信
する。このメッセージには、移動局の正当性を確認する
ために認証演算結果が含まれている。この認証演算結果
は、前回の認証による演算結果を乱数として用いたもの
である。
【0030】PHS交換機14はこの発呼メッセージを
基地局12d経由で受信した時、図6に示すフローチャ
ートに従って動作する。即ち、受信した発呼メッセージ
がハンドオーバである場合(ステップS61)、PHS
交換機14はまずハンドオーバの対象となる移動局が使
用している回線51a以外に空があるかを調べる(ステ
ップS62)。ここで例えば回線51bが空いているな
ら、ステップS63へ飛び、ここで回線51bを選択す
る(ステップS63)。
【0031】次に、ハンドオーバを示す発呼メッセージ
を公衆PHS交換局13へ送信する(ステップS6
4)。なお、ステップS62において、空回線が無かっ
た場合、ステップS65へ飛び、ここで回線を切断する
(ステップS65)。ここで送信する発呼メッセージに
は、移動局が設定してきた認証演算結果を含んでいる。
公衆PHS交換局13はハンドオーバの発呼メッセージ
の認証演算結果をPHS管理センタ16へ送信し正当性
の確認ができた後、ハンドオーバのための回線切替が実
施される。従って、PHS交換機に接続される基地局で
通信中に移動することができる。
【0032】この実施の形態によれば、PHS交換機に
接続されている基地局を使用して通信を行っている公衆
用移動局がPHS交換機に接続されている基地局間に渡
って移動するハンドオーバが実現できるとともに、認証
演算結果が移動局の管理を行うPHS管理センターに常
に通知されているため、移動局がPHS交換機に接続さ
れている基地局から公衆PHSに接続されている基地局
に移動しても、ハンドオーバが実現できるという効果を
奏する。
【0033】実施の形態4.また、図7はこの発明に係
る第2世代コードレス電話システムの別の実施の形態を
示すもので、PHS交換機14の処理フローを示したフ
ローチャートである。次に、図5に示した第2世代コー
ドレス電話システムの動作を図7に示すフローチャート
に従い説明する。
【0034】図5において、実施の形態3と同様に公衆
用移動局11cが通信中に移動し、基地局12d経由で
ハンドオーバのための発呼メッセージをPHS交換機1
4が受信した場合、PHS交換機14は、図7に示すフ
ローに従って処理を行う。PHS交換機14がハンドオ
ーバのための発呼メッセージを受信すると(ステップS
71)、該PHS交換機14はまず、該当する移動局の
前回の演算結果を認証演算乱数として演算を実施し(ス
テップS72)、発呼メッセージに設定されている認証
演算結果と同じかを調べる(ステップS73)。
【0035】比較の結果、同じであれば、移動局11c
の通信に使用している基地局12cに対する回線と公衆
PHS交換局13に対する回線との接続を切り離し、基
地局12dに対する回線と公衆PHS交換局13に対す
る回線とを接続するように切替を行う(ステップS7
4)。比較の結果、同じでなければ、ステップS75へ
飛び、ここで、回線を切断する。このようにして、通信
中の移動が実施される。
【0036】この実施の形態によれば、PHS交換機に
接続されている基地局を使用して通信を行っている公衆
用移動局がPHS交換機に接続されている基地局間に渡
って移動する際に、移動局の認証および基地局との間の
通信回線の切替をPHS交換機で行うことによりPHS
管理センタと交信しないで済むので、ハンドオーバ処理
時間の短縮が図れるという効果を奏する。
【0037】実施の形態5.また、図8はこの発明に係
る第2世代コードレス電話システムの別の実施の形態を
示すもので、PHS交換機14の処理フローを示したフ
ローチャートである。次に、図5に示した第2世代コー
ドレス電話システムの動作を図8に示すフローチャート
に従い説明する。図5において、実施の形態3と同様に
公衆用移動局11cが通信中に移動し、基地局12d経
由でハンドオーバのための発呼メッセージをPHS交換
機14が受信した場合、PHS交換機14は、図8に示
すフローチャートに従って処理を行う。
【0038】まず、PHS交換機14はハンドオーバの
ための発呼メッセージを受信すると(ステップS8
1)、該メッセージに設定されている認証演算結果をP
HS管理センタ16へ送信し(ステップS82)、該P
HS管理センタ16からの認証結果を待つ(ステップS
83)。該PHS管理センタ16は認証を行い、認証結
果を返送する。PHS交換機14は上記PHS管理セン
タ16からの認証結果を受信すると(ステップS8
4)、認証が成功したか否かを判定する(ステップS8
5)。認証が成功した場合、移動局11cの通信に使用
している基地局12cとの回線と公衆PHS交換局13
との接続を、基地局12dとの回線と公衆PHS交換局
13への回線へ切替を行う(ステップS86)。また、
ステップS85において、認証が失敗した場合、回線を
切断する(ステップS87)。以上により通信中の移動
が実施される。
【0039】この実施の形態によれば、PHS交換機に
接続されている基地局を使用して通信を行っている公衆
用移動局が、PHS交換機に接続されている基地局間に
渡って移動する際に、移動局の認証を公衆PHSの管理
センターで行うことにより、PHS交換機内に認証のた
めの機能を持たなくてもよいという効果を奏する。ま
た、認証演算結果が移動局の管理を行うPHS管理セン
ターに常に通知されているため、移動局がPHS交換機
に接続されている基地局から公衆PHSに接続されてい
る基地局に移動しても、ハンドオーバが実現できるとい
う効果を奏する。
【0040】実施の形態6.また、図9はこの発明に係
る第2世代コードレス電話システムの別の実施の形態を
示すもので、公衆用移動局11cの処理フローを示した
フローチャートである。次に、図5に示した第2世代コ
ードレス電話システムの動作を図9に示すフローチャー
トに従い説明する。図5において、実施の形態4と同様
に公衆用移動局11cが通信中に移動し、基地局12d
経由でハンドオーバした後、さらに公衆PHS交換局1
3に収容された公衆用基地局12aの無線ゾーン53c
へ移動する場合、移動局11cは図9に示すフローに従
って処理を行う。
【0041】まず公衆用基地局12aが送信する報知メ
ッセージを受信するとその内容を調べ(ステップS9
1)、PHS交換機配下の基地局から公衆PHSへ移動
したかどうかを知る(ステップS92)。公衆PHSへ
の移動であることがわかると、移動局11cは発呼時の
認証演算結果を乱数とした演算結果を設定して(ステッ
プS93)ハンドオーバのための発呼メッセージを公衆
用基地局12aへ送信する。この演算結果はPHS管理
センター16に送られ移動局11cの正当性が確認され
ると公衆PHS交換局13は回線を51dに切り替え
る。以上によりPHS交換機に接続されている基地局か
ら公衆PHSに通話中の移動が行われる。
【0042】この実施の形態によれば、PHS交換機に
接続されている基地局間でハンドオーバを行う場合処理
時間の短縮が図れるとともに、移動局がPHS交換機に
接続されている基地局から公衆PHSに接続されている
基地局に移動しても、移動局は最初に接続したときの認
証演算結果を乱数として演算を行うことによりハンドオ
ーバが実現できるという効果を奏する。
【0043】実施の形態7.また、図10はこの発明に
係る第2世代コードレス電話システムの別の実施の形態
を示すもので、PHS管理センタ16の処理フローを示
したフローチャートである。次に、図5に示した第2世
代コードレス電話システムの動作を図10に示すフロー
チャートに従って説明する。図5において、実施の形態
6と同様に公衆用移動局11cが通信中に移動し、公衆
PHS交換局に収容された公衆用基地局12aの無線ゾ
ーン53cへ移動する場合、PHS管理センタ16は図
10に示すフローに従って処理を行う。まず、PHS管
理センタ16がハンドオーバのための発呼メッセージを
受信すると(ステップS101)、該PHS管理センタ
16は当該移動局がPHS交換機配下の基地局から移動
したかを調べる(ステップS102)。公衆用基地局間
のハンドオーバであればそのままハンドオーバ処理を続
ける(ステップS108)。PHS交換機配下の基地局
からの移動であれば、認証要求を移動局11cへ送信し
(ステップS103)、認証演算結果待ち状態となる
(ステップS104)。
【0044】移動局11cから認証演算結果を受信する
と(ステップS105)、PHS管理センタ16は自ら
が演算した結果と比較し(ステップS106)認証成功
であればハンドオーバを実施し(ステップS107)、
認証失敗であれば回線を切断する(ステップS10
9)。以上によりPHS交換機に接続されている基地局
から公衆PHSに通話中の移動が行われた場合の移動局
再認証が行われる。
【0045】この実施の形態によれば、移動局がPHS
交換機に接続されている基地局から公衆PHSに接続さ
れている基地局に移動しても、PHS管理センタは自営
用から公衆用への最初の再発呼の場合に、再度移動局に
対して認証要求を行うことによりPHS交換機内で使用
していた乱数の系列を変えることができセキュリティを
向上させることができるという効果を奏する。
【0046】
【発明の効果】第1の発明によれば、公衆、自営共用端
末が、自営用の位置登録を行うので、公衆用の位置登録
も自動的に行え、移動局から送信する位置登録メッセー
ジ数を減らす効果を奏する。
【0047】第2の発明によれば、公衆、自営共用端末
が1回の通信用物理スロット確立により、自営用と公衆
用の位置登録を行うので、通信用物理スロット確立のた
めの手順の省略ができるという効果を奏する。また、P
HS交換機は移動局のサービス属性を調べる手間が省け
る効果を奏する。
【0048】第3の発明によれば、PHS交換機に接続
されている基地局を使用して通信を行っている公衆用移
動局がPHS交換機に接続されている基地局間に渡って
移動するハンドオーバが実現できるとともに、認証演算
結果が移動局の管理を行うPHS管理センターに常に通
知されているので、移動局がPHS交換機に接続されて
いる基地局から公衆PHSに接続されている基地局に移
動しても、ハンドオーバが実現できるという効果を奏す
る。
【0049】第4の発明によれば、PHS交換機に接続
されている基地局を使用して通信を行っている公衆用移
動局がPHS交換機に接続されている基地局間に渡って
移動する際に、移動局の認証および基地局との間の通信
回線の切替をPHS交換機で行なうことによりPHS管
理センタと交信しないで済むので、ハンドオーバ処理時
間の短縮が図れるという効果を奏する。
【0050】第5の発明によれば、PHS交換機に接続
されている基地局を使用して通信を行っている公衆用移
動局が、PHS交換機に接続されている基地局間に渡っ
て移動する際に、移動局の認証を公衆PHSの管理セン
ターで行うので、PHS交換機内に認証のための機能を
持たなくてもよいという効果を奏する。また、認証演算
結果が移動局の管理を行うPHS管理センタに常に通知
されているので、移動局がPHS交換機に接続されてい
る基地局から公衆PHSに接続されている基地局に移動
しても、ハンドオーバが実現できるという効果を奏す
る。
【0051】第6の発明によれば、PHS交換機に接続
されている基地局間でハンドオーバを行う場合処理時間
の短縮が図れるとともに、移動局がPHS交換機に接続
されている基地局から公衆PHSに接続されている基地
局に移動しても、移動局は最初に接続したときの認証演
算結果を乱数として演算を行うので、ハンドオーバが実
現できるという効果を奏する。
【0052】第7の発明によれば、移動局がPHS交換
機に接続されている基地局から公衆PHSに接続されて
いる基地局に移動しても、PHS管理センターは自営用
から公衆用への最初の再発呼の場合に、再度移動局に対
して認証要求を行うので、PHS交換機内で使用してい
た乱数の系列を変えることができセキュリティを向上さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る移動体通信システムの一実施の
形態の全体構成を示すシステム構成図である。
【図2】 図1に示したPHS交換機14が管理する移
動機の属性のテーブルである。
【図3】 図1に示したPHS交換機14の動作を示す
フローチャートである。
【図4】 図4はこの発明に係る第二世代コードレス電
話システムの別の実施の形態を示す処理シーケンス図で
ある。
【図5】 図5はこの発明に係る第2世代コードレス電
話システムのハンドオーバ処理に関する別の実施の形態
を示す構成図である。
【図6】 図5に示したPHS交換局の処理フローを示
すフローチャートである。
【図7】 この発明に係る第2世代コードレス電話シス
テムの別の実施の形態を示すもので、PHS交換機14
の処理フローを示したフローチャートである。
【図8】 この発明に係る第2世代コードレス電話シス
テムの別の実施の形態を示すもので、PHS交換機14
の処理フローを示したフローチャートである。
【図9】 この発明に係る第2世代コードレス電話シス
テムの別の実施の形態を示すもので、公衆用移動局11
cの処理フローを示したフローチャートである。
【図10】 この発明に係る第2世代コードレス電話シ
ステムの別の実施の形態を示すもので、PHS管理セン
タの処理フローを示したフローチャートである。
【図11】 従来のコードレス電話システムを示す構成
図である。
【符号の説明】
11a 移動局 11b 移動局 11c 移動局 11d 移動局 12a 基地局 12b 基地局 12c 基地局 12d 基地局 13 公衆PHS交換局 14 PHS交換機 15 有線ネットワーク 16 PHS管理センタ 17 公衆PHSサービスエリア 18 自営、公衆PHSサービスエリア 19a 公衆PHS有線回線 19b 公衆PHS有線回線 19c 公衆PHS有線回線 21a 移動局 21b 移動局 21c 移動局 21d 移動局 22a 基地局 22b 基地局 22c 基地局 22d 基地局 24 自営用PHS交換機 25 有線ネットワーク 26 PHS管理センタ 27 公衆PHSサービスエリア 28 自営PHSサービスエリア 51a 公衆PHS有線回線 51b 公衆PHS有線回線 51c 公衆PHS有線回線 51d 公衆PHS有線回線 51e 公衆PHS有線回線 52 端末 53a 無線ゾーン 53b 無線ゾーン 53c 無線ゾーン 53d 無線ゾーン 111a 公衆用移動局 111b 公衆用移動局 111c 自営用移動局 111d 自営用移動局 112a 公衆PHSサービスを提供するための基地局 112b 公衆PHSサービスを提供するための基地局 112c 自営PHSサービスを提供するための基地局 112d 自営PHSサービスを提供するための基地局 113 公衆PHS交換局 114 自営PHS交換機 115 公衆用有線ネットワーク 116 PHS管理センタ 117 公衆PHSサービスエリア 118 自営PHSサービスエリア 231 移動局フィールド 232 サービス属性フィールド 233 公衆番号フィールド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網内を移動する公衆用移動局と、該
    公衆用移動局に対して公衆PHS(PHS:Personal H
    andy phone System)サービスを提供する公衆基地局
    と、該公衆基地局を収容する公衆PHS交換局と、該公
    衆PHS交換局に接続され上記公衆用移動局に関する位
    置情報、認証情報を管理するPHS管理センタと、自営
    網内と公衆網内を移動する自営、公衆共用移動局と、該
    自営、公衆共用移動局に対して自営と公衆のサービスを
    提供する基地局と、該基地局を収容し、上記公衆PHS
    交換局と公衆PHS有線回線で接続され、上記公衆PH
    S交換局を経由して上記PHS管理センタと情報を送受
    するPHS交換機とを備え、自営、公衆共用移動局、公
    衆専用移動局、自営専用移動局に対して自営用PHSサ
    ービスおよび公衆用PHSサービスを提供するシステム
    において、 上記PHS交換機に接続される基地局と無線回線を介し
    て接続される移動局が自営用の位置登録を行った場合、
    自営用の位置登録を行うとともに、該移動局が公衆サー
    ビスも使用可能であるならば、公衆PHS交換局に対し
    て公衆用の位置登録を行うことを特徴とする第二世代コ
    ードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 PHS交換機に接続される基地局と無線
    回線を介して接続される移動局が自営、公衆共用である
    場合に、該移動局は自分の位置を知らせるための位置登
    録を上記PHS交換機に対して行う際、該移動局と上記
    基地局との間の無線回線上で位置登録情報を送受するた
    めの通信用物理スロットを1回確立するだけで、自営用
    と公衆用の両方の位置登録を実施することを特徴とする
    請求項1記載の第二世代コードレス電話システム。
  3. 【請求項3】 PHS交換機に接続されている基地局を
    使用して通信を行っている公衆用移動局が、上記PHS
    交換機に接続されている基地局間に渡って移動する場合
    の再発呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機
    は該PHS交換機と公衆PHS交換局とを接続している
    公衆PHS有線回線に対して、上記移動局が移動する前
    に使用していた公衆PHS有線回線とは異なる公衆PH
    S有線回線にハンドオーバのための再発呼を行うことを
    特徴とする請求項1記載の第二世代コードレス電話シス
    テム。
  4. 【請求項4】 PHS交換機に接続されている基地局を
    使用して通信を行っている公衆用移動局が、上記PHS
    交換機に接続されている基地局間に渡って移動する場合
    の再発呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機
    は再発呼が正当であるか否かの認証を行うとともに、基
    地局との間の通信回線の切替を行うことを特徴とする請
    求項1記載の第二世代コードレス電話システム。
  5. 【請求項5】 PHS交換機に接続されている基地局を
    使用して通信を行っている公衆用移動局が、PHS交換
    機に接続されている基地局間に渡って移動する場合の再
    発呼型ハンドオーバを行った時、上記PHS交換機は再
    発呼メッセージに設定されている認証演算結果を公衆P
    HS管理センタに通知し、該公衆PHS管理センタによ
    って再発呼が正当であるか否かの認証を行い、再発呼が
    正当である旨の通知により、基地局との間の通信回線の
    切替を行うことを特徴とする請求項1記載の第二世代コ
    ードレス電話システム。
  6. 【請求項6】 公衆網に接続されている端末と通信を行
    っている移動局が、PHS交換機に接続されている基地
    局から公衆PHSの基地局へ移動し、通信中の移動を行
    うための再発呼型ハンドオーバを行う場合、上記移動局
    はPHS交換機に接続されている基地局との間の無線回
    線に最初に接続した時の認証演算結果を乱数とした認証
    の演算結果を再発呼メッセージに設定することを特徴と
    する請求項1記載の第二世代コードレス電話システム。
  7. 【請求項7】 移動局がPHS交換機に接続されている
    基地局から公衆PHSへの基地局へ移動し、通信中の移
    動を行うための最初の再発呼型ハンドオーバを行った場
    合に、PHS管理センタは再度該移動局に対して認証要
    求を行うことを特徴とする請求項1記載の第二世代コー
    ドレス電話システム。
JP8051786A 1996-03-08 1996-03-08 第二世代コードレス電話システム Pending JPH09247743A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330448B1 (en) 1998-04-16 2001-12-11 Nec Corporation Handover arrangement for mobile station moving across the boundary of wireless cell-site stations of adjacent PBXs
JP2007274647A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Saxa Inc 通信システムにおける位置登録制御方法、及び自営基地局
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