JP2007274647A - 通信システムにおける位置登録制御方法、及び自営基地局 - Google Patents

通信システムにおける位置登録制御方法、及び自営基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】公衆モード及び自営モードで選択的に動作可能な移動通信端末において、自営基地局が接続制御可能な公衆固定通信網の回線に空きがない場合にも、移動通信端末の発着信を可能にする。
【解決手段】管理サーバ4は、移動通信端末5−2に対する着信情報を受信すると(手順S1)、経路情報記憶部4aを参照し、着信情報を固定通信網1経由で主装置3へ送信する(手順S2)。主装置3は、固定通信網1との間の回線に空きがないときは、管理サーバ4及び移動通信端末5−2に対し、移動通信端末5−2の着信経路を移動通信網2に切替えるようにメッセージを送る(手順S3、4)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、公衆固定通信網に有線接続される自営基地局と、公衆移動通信網に対する位置登録、及び前記自営基地局を介した前記公衆固定通信網に対する位置登録が選択的に可能な複数の移動通信端末とを備えた通信システムにおける位置登録制御方法及び自営基地局に関し、詳細には、上記自営基地局が並行して接続制御可能な前記公衆固定通信網の回線数よりも前記公衆固定通信網経由の発着信の数が多い場合であっても、前記移動通信端末の発着信を可能にする通信システムにおける位置登録制御方法及び自営基地局に関する。
公衆固定通信網と公衆移動通信網とを融合させた通信システムとして、公衆モード及び自営モードで動作可能な移動通信端末、即ち公衆基地局を介して公衆移動通信網に位置登録することで公衆移動通信網を利用でき、公衆固定通信網に接続された自営基地局(家庭や事業所などに設置)を介して公衆固定通信網に位置登録することで公衆固定通信網を利用できる移動通信端末を備えた通信システムがある(特許文献1参照)。
しかしながら、この通信システムでは、自営モードで動作する場合、自営モードで同時に通話可能な回線数を超える移動通信端末が自営基地局を介して公衆固定通信網に位置登録されているとき、位置登録されているにもかかわらず、発着信ができない端末が現れてしまう。例えば、公衆固定通信網の1回線分しか接続制御できない自営基地局を介して2台の移動通信端末が位置登録されており、うち1台が公衆固定通信網を利用している場合、もう1台の移動通信端末は発信も着信もできないことになる。
特開平8−237742号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、公衆固定通信網に有線接続される自営基地局と、公衆移動通信網に対する位置登録、及び前記自営基地局を介した前記公衆固定通信網に対する位置登録が可能な移動通信端末とを備えた通信システムにおいて、自営モードで同時に通話可能な回線数を超える移動通信端末が自営基地局を介して公衆固定通信網に位置登録されているときでも、それらの移動通信端末の着信を可能にすることである。
請求項1の発明は、公衆固定通信網に有線接続される自営基地局と、公衆移動通信網に対する位置登録、及び前記自営基地局を介した前記公衆固定通信網に対する位置登録が可能な移動通信端末とを備えた通信システムにおける位置登録制御方法であって、前記移動通信端末に対する着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能な場合は前記固定通信網経由で着信し、可能でない場合は前記移動通信網経由で着信するように、前記移動通信端末の位置登録先を設定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の位置登録制御方法において、前記公衆固定通信網に位置登録している移動通信端末に対する前記固定通信網経由の着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能でない場合は、前記移動通信端末の前記公衆移動通信網に対する位置登録を可能にするため、前記移動通信端末の前記公衆固定通信網に対する位置登録を解除することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の位置登録制御方法において、前記公衆移動通信網に位置登録している移動通信端末に対し、前記公衆移動通信網経由の着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能な場合は、前記移動通信端末の前記公衆固定通信網に対する位置登録を可能にするため、前記移動通信端末の前記公衆移動通信網に対する位置登録を解除することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の位置登録制御方法において、前記移動通信端末が前記公衆移動通信網に接続中であり、他の移動通信端末が前記公衆固定通信網に接続中の状態から、前記他の移動通信端末の接続が終了したとき、前記移動通信端末の接続を前記公衆固定通信網に切替えることを特徴とする。
請求項5の発明は、公衆固定通信網に接続されると共に、自営無線回線により移動通信端末を接続する自営基地局であって、前記移動通信端末に対する前記公衆固定通信網経由の着信があったことを検出する手段と、該着信を前記移動通信端末に接続可能か否かを判定する手段と、接続可能でない場合、前記移動通信端末に対し、公衆移動通信網に対し位置登録することを指示する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の自営基地局において、前記公衆移動通信網に位置登録されている前記移動通信端末から送信された公衆固定通信網に対する切替要求を検出する手段と、前記移動通信端末を前記公衆固定通信網に位置登録可能か否かを判定する手段と、位置登録可能な場合、前記移動通信端末を前記公衆固定通信網に位置登録する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、公衆固定通信網に有線接続される自営基地局と、公衆移動通信網に対する位置登録、及び前記自営基地局を介した前記公衆固定通信網に対する位置登録が可能な移動通信端末とを備えた通信システムにおいて、自営モードで同時に通話可能な回線数を超える移動通信端末が自営基地局を介して公衆固定通信網に位置登録されているときでも、それらの移動通信端末の着信が可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態の通信システムの構成を示す図である。この通信システムは、公衆固定通信網(以下、固定通信網)1と、公衆移動通信網(以下、移動通信網)2と、固定通信網1及び移動通信網2に接続された管理サーバ4と、3台の移動通信端末機5−1〜5−3と、固定通信網1に接続された固定通信端末6とを備えている。固定通信網1と、移動通信網2とは互いに接続されており、音声信号及び各種制御信号などの送受信が可能である。移動通信網2には公衆基地局(以下、基地局)21が接続され、固定通信網1には、自営基地局であるボタン電話システムの主装置3が接続されている。主装置3は、自営無線回線により移動通信端末5−1〜5−3と通信可能である。移動通信端末5−1〜5−3は、基地局21を通して移動通信網2を利用することもできる。ここで、移動通信端末5−1〜5−3の各々の電話番号は固定通信網1及び移動通信網2に共通である。なお、ここでは便宜上、基地局21を移動通信網2の外に図示した。
管理サーバ4は、移動通信端末5−1〜5−3の発着信経路情報(基地局21を通して移動通信網2を経路とする/主装置3を通して固定通信網1を経路とするなど)を記憶するための経路情報記憶部4aを備えている。
移動通信端末5−1〜5−3は、固定通信網1に接続された主装置3との無線通信可能範囲(以下、主装置3の圏内とも言う)12、即ち主装置3のアンテナから放射される自営無線回線(無線LAN、Bluetooth(登録商標)など)の電波の受信可能範囲内では、主装置3を介して固定通信網1を利用でき、基地局21との無線通信可能範囲(以下、基地局21の圏内とも言う)11、即ち基地局21のアンテナから放射される公衆無線回線の電波の受信可能範囲内では、移動通信網2を利用できる。
ここで、固定通信網1を利用するときは、主装置3に対し、位置登録要求を行い、それが主装置3から固定通信網1経由で管理サーバ4に通知され、経路情報記憶部4aに記憶されると、固定通信網1を利用できるようになる。同様に、移動通信網2を利用するときは、基地局21に対し、位置登録要求を行い、それが基地局21から移動通信網2経由で管理サーバ4に通知され、経路情報記憶部4aに記憶されると、移動通信網2を利用できるようになる。
図2に示すように、主装置3は、制御部41と、それぞれ制御部41に接続された固定網インタフェース部42、無線インタフェース部43、通話路スイッチ部44、及び記憶部45とを備えている。ここで、主装置3と固定通信網1とは、通信用の1回線及び制御用の1回線で接続されている。
制御部41はマイクロプロセッサ等で構成されており、この主装置3全体の制御等を行う。固定網インタフェース部42は固定通信網1に接続され、通信用回線の閉結、開放等を行う。無線インタフェース部43は通話路スイッチ部44から出力される音声信号、及び制御部41から出力される各種制御信号をアンテナを介して移動通信端末5へ送信し、移動通信端末5−1〜5−3から送信され、アンテナで受信された音声信号、各種制御信号をそれぞれ通話路スイッチ部44、制御部41へ出力する。通話路スイッチ部44は、固定網インタフェース部42と、無線インタフェース部43との間の通話路(送話及び受話の音声信号の伝送路)のスイッチングを行う。記憶部45は、制御部41が各種動作を行うときに使用するプログラムが記憶されたROM、制御部41が各種動作を行うときのワークエリアとなるRAM、各種データを記憶するためのフラッシュメモリ等からなり、ここでは便宜上、主装置3を介して固定通信網1に位置登録されている移動通信端末5−1〜5−3に関する情報を記憶するための位置登録情報記憶部45aと、主装置3を介して固定通信網1を使用可能な回線の有無を示す回線使用情報記憶部45bとを示している。
図3に示すように、移動通信端末5−1〜5−3は、制御部51と、それぞれ制御部51に接続された基地局インタフェース部52、主装置インタフェース部53、スイッチ54、通話回路部55、操作部56、記憶部57、及び信号処理部58を備えている。また、信号処理部58には、マイクロフォン(以下、マイクと言う)59及びスピーカ60が接続されている。
制御部51はマイクロプロセッサ等で構成されており、この移動通信端末5−1〜5−3の各々の全体の制御等を行う。基地局インタフェース部52は、基地局21との間で音声信号及び各種制御信号等をアンテナを介して送受信する。主装置インタフェース部53は、主装置3との間で音声信号及び各種制御信号等をアンテナを介して送受信する。スイッチ54は、制御部51の制御により、基地局インタフェース部52側と主装置インタフェース部53側とに切替わり、基地局インタフェース部52及び主装置インタフェース部53を選択的に通話回路部55及び制御部51に接続する。通話回路部55は、信号処理部58を介してマイク59及びスピーカ60とスイッチ54との間の音声信号伝送路(送話パス、受話パス)を形成する。操作部56は、電話番号入力用の数字キー、電源キー、各種機能キーからなり、ユーザの指令を入力するために用いられる。記憶部57は制御部41が各種動作を行うときに使用するプログラムが記憶されたROM、制御部41が各種動作を行うときのワークエリアとなるRAM、各種データを記憶するためのフラッシュメモリ等からなる。信号処理部58は、音声信号の増幅、符号化、復号化などを行う。マイク59はユーザの発生した音声を音声信号(電気信号)に変換して信号処理部58へ出力し、スピーカ60は信号処理部58から出力された音声信号を音声に変換して出力する。
以上の構成を有する通信システムについて、[1]移動通信端末5−1〜5−3の位置登録手順、[2]移動通信端末5−2が主装置3を介して固定通信網1に位置登録しているときの着信時の処理、[3]移動通信端末5−2が基地局21を介して移動通信網1に位置登録しているときの着信時の処理を説明する。
[1]移動通信端末5−1〜5−3の位置登録手順
移動通信端末5−1〜5−3は、移動通信網2を利用するときは、移動通信網2に対して移動通信端末5の位置及びID等に関する登録(位置登録)を行う。基地局21は、移動通信端末5−1〜5−3が無線通信可能範囲11内に存在するか否かを検出するため、基地局IDを含む位置登録用電波を定期的或いはランダムに送信しており、移動通信端末5−1〜5−3は位置登録用電波を受信したときに、基地局IDを記憶部57に記憶すると共に、移動通信端末5−1〜5−3の端末IDを含む応答電波を基地局21へ送信する。基地局21は、応答電波を受信することで、移動通信端末5−1〜5−3が通信可能範囲11内に存在することを検出すると、それを管理サーバ4に通知する。管理サーバ4がこの通知の受信に基づいて、移動通信端末5−1〜5−3が移動通信網2に位置登録されたことを経路情報記憶部4aに記憶することで、移動通信端末5−1〜5−3は移動通信網2を利用できるようになる。
また、移動通信端末5−1〜5−3は、主装置3を介して固定通信網1を利用するときは、固定通信網1に対して移動通信端末5−1〜5−3の位置及びID等に関する登録(位置登録)を行う。固定通信網1に接続された主装置3は、移動通信端末5−1〜5−3が通信可能範囲12内に存在するか否かを検出するため、主装置IDを含む位置登録用電波を定期的或いはランダムに送信しており、移動通信端末5−1〜5−3は位置登録用電波を受信したときに、主装置IDを記憶部57に記憶すると共に、移動通信端末5−1〜5−3の端末IDを含む応答電波を主装置3へ送信する。主装置3は、応答電波を受信することで、移動通信端末5−1〜5−3が無線通信可能範囲12内に存在することを検出すると、その端末IDを位置登録情報記憶部45aに記憶すると共に、固定通信網1を通して、管理サーバ4に位置登録情報を送信する。管理サーバ4がこの位置登録情報を受信し、経路情報記憶部4aに記憶することで、移動通信端末5−1〜5−3は固定通信網1を利用できるようになる。
本実施形態では、基地局21の圏内11は主装置3の圏内12を含んでいるため、固定通信網1の利用可能範囲では移動通信網2の利用も可能となる。
移動通信端末5−1〜5−3は、制御部51の制御により、スイッチ54を所定のタイミングで切替え、基地局インタフェース部52及び主装置インタフェース部53を所定のタイミングで動作させる。基地局インタフェース部52は基地局21からの無線電波に含まれている情報を取り出し、主装置インタフェース部53は主装置3からの無線電波に含まれている情報を取り出すので、移動通信端末5−1〜5−3が基地局21の圏内11に存在するときは移動通信網2に位置登録され、移動通信端末5−1〜5−3が主装置3の圏内12に存在するときは固定通信網1に位置登録される。
[2]移動通信端末5−2が主装置3を介して固定通信網1に位置登録しているときの着信時の処理
前述したように、移動通信端末5−1〜5−3は、固定通信網1及び移動通信網2に択一的に位置登録可能である。ここでは、移動通信端末5−2が固定通信網1に位置登録され、待機中であり、かつ移動通信端末5−1が固定通信網1に接続され、通信中であるときに、移動通信端末5−2に着信があった場合の動作について、図4を用いて説明する。
固定通信端末6が移動通信端末5−2の電話番号に対して発信すると、管理サーバ4に着信情報(移動通信端末5−2の電話番号)が送信される(手順S1)。管理サーバ4は、経路情報記憶部4aを参照することで、移動通信端末5−2の着信経路が固定通信網1であると判断し、着信情報を固定通信網1経由で主装置3へ送信する(手順S2)。主装置3は、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、主装置3を介して固定通信網1を使用可能か否かを調べる。ここでは、移動通信端末5−1が固定通信網1を使用中であるため、管理サーバ4に対し、移動通信端末5−2の固定通信網1に対する位置登録解除を指示する位置登録解除メッセージを送信すると共に(手順S3)、移動通信端末5−2に対し、位置登録を移動通信網2に切り替えることを指示する切替メッセージを送信する(手順S4)。
位置登録解除メッセージを受信した管理サーバ4は、経路情報記憶部4aにおける移動通信端末5−2の経路情報をクリアする。そして、切替メッセージを受信した移動通信端末5−2から公衆移動通信網2へ位置登録要求が送信され(手順S5)、それが管理サーバ4へ通知されると、管理サーバ4は経路情報記憶部4aにおける移動通信端末5−2の経路情報を移動通信網2に書換え、移動通信端末5−2に対する発信の着信情報を移動電話網2経由で移動通信端末5−2へ送信する(手順S6)。
ここで、主装置3は、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、主装置3を介して固定通信網1を使用可能か否かを調べた結果、使用可能であった場合、即ち移動通信端末5−1又は5−3が主装置3を介して固定通信網1に接続中でなかった場合は、着信情報をそのまま移動通信端末5−2へ送信する。また、以上の説明では、主装置3が位置登録解除メッセージを送信しているが、移動通信端末5−2が送信するように構成してもよい。
以上、着信時の動作について説明した。発信時は、移動通信端末5−2が主装置3へ発信メッセージを送信し、主装置3が、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、主装置3を介して固定通信網1を使用することが可能か否かを調べる。それ以降の処理は手順S3〜S5と同様であり、最後は発信処理となる。
[3]移動通信端末5−2が基地局21を介して移動通信網1に位置登録しているときの着信時の処理
まず、移動通信端末5−2が移動通信網2に位置登録し、着信時に固定通信網1に切替えたときの処理手順について説明する。
固定通信端末6が移動通信端末5−2の電話番号に対して発信すると、図5に示すように、管理サーバ4に着信情報が送信される(手順S11)。管理サーバ4は、経路情報記憶部4aを参照することで、移動通信端末5−2の着信経路が移動通信網2であると判断し、着信情報を移動通信網2経由で移動通信端末5−2へ送信する(手順S12)。着信情報を受信した移動通信端末5−2は、主装置3に対し、着信経路を固定通信網1に切替えることを要求する切替要求メッセージを送信する(手順S13)。
切替要求メッセージを受信した主装置3は、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、移動通信端末5−2が主装置3を介して固定通信網1を使用可能か否かを調べる。ここでは、使用可能であったものとする。主装置3は、管理サーバ4に対し、移動通信端末5−2の移動通信網2に対する位置登録の解除及び固定通信網1に対する位置登録を要求するメッセージを送信すると共に(手順S14)、移動通信端末5−2に対し、着信経路の切替要求を了承したことを通知する(手順S15)。
主装置3から移動通信端末5−2の移動通信網2に対する位置登録の解除及び固定通信網1に対する位置登録を要求するメッセージを受信した管理サーバ4は、経路情報記憶部4aにおける移動通信端末5−2の経路情報を固定通信網1に書換え、移動通信端末5−2に対する発信の着信情報を主装置3へ送信し(手順S16)、主装置3は受信した着信情報を移動通信端末5−2へ送信する(手順S17)。手順S15により着信経路の切替要求を了承したことを通知された移動通信端末5−2は、主装置3からの着信に応答する。
なお、以上の説明では、主装置3が位置登録解除などのメッセージを送信しているが、移動通信端末5−2が送信するように構成してもよい。また、切替要求を送信する手順(S13)を行う代わりに、移動通信端末5−2が発信又は着信を行うときに主装置3に対し、固定通信網1に対する位置登録要求を送信し、主装置3は、固定通信網1に空きがある場合のみ位置登録を許可するように構成してもよい。さらに、主装置3は、固定通信網1に位置登録されている移動通信端末に対し、一定時間、発信又は着信がなかった場合は、その位置登録を解除することを管理サーバ4に通知するように構成してもよい。
次に、着信があったとき、移動通信端末5−2が移動通信網2を利用して通話し、その後固定通信網に切替えたときの処理手順について図6を用いて説明する。この図において、図5と同一の処理には図5で使用した符号(手順番号)を付した。
図6に示すように、移動通信端末5−2が主装置3へ切替要求メッセージを送信する手順(手順S13)までは図5と同じである。ただし、移動通信端末5−1が固定通信網1を利用して通話中である点が異なる。主装置3は、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、移動通信端末5−1が主装置3を介して固定通信網1を利用しているため、移動通信端末5−2が主装置3を介して固定通信網1を使用することは不可能であると判断し、移動通信端末5−2に対し、着信経路の切替が不可能であること(NG)を通知する(手順S18)。この通知を受信した移動通信端末5−2は、移動通信網2を経由した着信情報(手順S13)に応答し、通話中となる。
移動通信端末5−2は、移動通信網2を利用して通話を行っているとき、主装置3に対し、固定通信網1に定期的或いはランダムに、登録要求メッセージを送信する。主装置3は、固定通信網1に空きがある場合のみ位置登録を許可する。ここでは、移動通信端末5−1が固定通信網1を利用して通話を行っている時の登録要求(手順S19)は拒否され(手順S20)、その通話が終了した後の登録要求(手順S21)は許可される(手順S22〜S26)。管理サーバ4は、経路情報記憶部4aにおける移動通信端末5−2の経路情報を固定通信網1に書換え、移動通信端末5−2が通話中の通信網を移動通信網2から固定通信網1に切替えるように、移動通信網2の基地局21、及び主装置3に指示する。この指示に応じて、移動通信端末5−2が通話に利用している通信網が移動通信網2から固定通信網1に切り替わる。
以上、着信時の動作について説明した。発信時は、移動通信端末5−2が主装置3へ発信メッセージを送信し、主装置3が、回線使用情報記憶部45bにアクセスし、主装置3を介して固定通信網1の使用することが可能か否かを調べる。そして、可能な場合は、図5の手順S14及びS15を実行した後に発信処理を行い、不可能な場合は、図6の手順S18を実行した後に発信処理を行う。
本発明の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態における主装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における移動通信端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態において、移動通信端末が固定通信網に位置登録しているときの着信時の処理手順を示す図である。 本発明の実施形態において、移動通信端末が移動通信網に位置登録し、着信時に固定通信網に切替えたときの処理手順を示す図である。 本発明の実施形態において、移動通信端末が移動通信網に位置登録し、着信時に移動通信網を利用して通話し、その後固定通信網に切替えたときの処理手順を示す図である。
符号の説明
1・・・固定通信網、2・・・移動通信網、3・・・主装置、4・・・管理サーバ、4a・・・経路情報記憶部、5−1〜5−3・・・移動通信端末、21・・・基地局、45b・・・回線使用情報記憶部。

Claims (6)

  1. 公衆固定通信網に有線接続される自営基地局と、公衆移動通信網に対する位置登録、及び前記自営基地局を介した前記公衆固定通信網に対する位置登録が可能な移動通信端末とを備えた通信システムにおける位置登録制御方法であって、
    前記移動通信端末に対する着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能な場合は前記固定通信網経由で着信し、可能でない場合は前記移動通信網経由で着信するように、前記移動通信端末の位置登録先を設定することを特徴とする位置登録制御方法。
  2. 請求項1記載の位置登録制御方法において、
    前記公衆固定通信網に位置登録している移動通信端末に対する前記固定通信網経由の着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能でない場合は、前記移動通信端末の前記公衆移動通信網に対する位置登録を可能にするため、前記移動通信端末の前記公衆固定通信網に対する位置登録を解除することを特徴とする位置登録制御方法。
  3. 請求項1記載の位置登録制御方法において、
    前記公衆移動通信網に位置登録している移動通信端末に対し、前記公衆移動通信網経由の着信があったとき、前記自営基地局が接続可能か否かを調べ、可能な場合は、前記移動通信端末の前記公衆固定通信網に対する位置登録を可能にするため、前記移動通信端末の前記公衆移動通信網に対する位置登録を解除することを特徴とする位置登録制御方法。
  4. 請求項3記載の位置登録制御方法において、
    前記移動通信端末が前記公衆移動通信網に接続中であり、他の移動通信端末が前記公衆固定通信網に接続中の状態から、前記他の移動通信端末の接続が終了したとき、前記移動通信端末の接続を前記公衆固定通信網に切替えることを特徴とする位置登録制御方法。
  5. 公衆固定通信網に接続されると共に、自営無線回線により移動通信端末を接続する自営基地局であって、
    前記移動通信端末に対する前記公衆固定通信網経由の着信があったことを検出する手段と、該着信を前記移動通信端末に接続可能か否かを判定する手段と、接続可能でない場合、前記移動通信端末に対し、公衆移動通信網に対し位置登録することを指示する手段とを備えたことを特徴とする自営基地局。
  6. 請求項5記載の自営基地局において、
    前記公衆移動通信網に位置登録されている前記移動通信端末から送信された公衆固定通信網に対する切替要求を検出する手段と、前記移動通信端末を前記公衆固定通信網に位置登録可能か否かを判定する手段と、位置登録可能な場合、前記移動通信端末を前記公衆固定通信網に位置登録する手段とを備えたことを特徴とする自営基地局。
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