JP2010161605A - 通信端末、主装置、および親子電話システム構築方法 - Google Patents

通信端末、主装置、および親子電話システム構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末をより繋がりやすくすることが可能な技術を提供する。
【解決手段】複数の携帯電話端末1−1〜1−4によって親子電話システムが構築される。携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1−1が、親機となって、携帯電話端末1−2〜1−4を子機として無線LAN3経由で収容する。そして、携帯電話端末1−1が携帯電話端末1−2〜1−4を無線LAN3経由で携帯電話網2に接続する。携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1−1を親機として、複数の携帯電話端末1−1〜1−4による親子電話システムを構築するので、携帯電話網2の電波環境がよくない携帯電話端末1−2〜1−4各々が携帯電話網2との良好な通話を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線機能を備えた通信端末を用いた親子電話システムの構築技術に関する。
特許文献1には、音声データをIPパケットで送受信するLANのゲートウェイがBluetooth規格で端末と通信することにより、端末間で通信を行う内線電話システムが開示されている。この内線電話システムにおいて、ゲートウェイは、Bluetooth規格で通信可能な音声データとLAN上で通信可能なIPパケットとを相互変換して、LAN上で音声データ通信を行う。端末は、最寄りのゲートウェイおよびLANを介して、通話相手の端末と音声通話を行う。
また、特許文献2には、異なるユーザが所有する複数の携帯電話端末で1つの携帯電話番号を共有することを可能とする携帯電話システムが開示されている。この携帯電話システムにおいては、番号管理サーバ、呼制御サーバ、および構内網−公衆網間のプロトコル変換用のゲートウェイが、構内網と公衆網との間のインターワークのために設置される。番号管理サーバは、公衆網からゲートウェイに呼が着信すると、その着信先番号として指定される携帯電話番号の通話履歴および使用状況から、着信先端末とする1つの内線電話端末を特定する。呼制御サーバは、着信先端末が構内にいれば内線通話にて呼を着信させ、着信先端末が構外にいれば、この着信先端末に付与されている携帯電話番号へ呼を転送する。
特開2004−104531号公報 特開2008−219258号公報
例えば屋外で作業を行っているグループのあるメンバー(相手メンバー)に用件を伝えたい場合において、相手メンバーの周囲の電波環境が悪く、相手メンバーの携帯電話端末に電話が繋がらないことがある。この場合、通常は、携帯電話番号を知っている他のメンバーの携帯電話端末に電話をかけ直して、相手メンバーに電話を取り次いでもらうことになるが、この手間が煩わしい。また、何れかのメンバーが相手メンバーの近くにいなければ、相手メンバーに電話を取り次いでもらうことができない。さらに、相手メンバーに取り次いでもらうことができた場合でも、携帯電話端末の貸し借りが発生して、衛生上好ましくない。上記の特許文献1、2に記載の技術は、これらの点を考慮していない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、通信端末をより繋がりやすくすることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、無線通信機能を備えた通信端末を複数用いて、親子電話システムを構築する。第一の無線ネットワーク(例えば携帯電話網等の広域無線通信網)の電波環境が最もよい通信端末が親機となる。親機は、その他の通信端末各々を子機として第二の無線ネットワーク(例えば無線LAN等の狭域無線通信網)経由で収容し、これらの子機を第一の無線ネットワークに接続する。
例えば、本発明は、無線通信機能を備えた通信端末であって、
第一の無線ネットワークに接続するための第一のインターフェース手段と、
第二の無線ネットワークに接続するための第二のインターフェース手段と、
前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の通信端末を子機として収容し、前記第一のインターフェース手段を介して前記第一の無線ネットワークに当該子機を接続する親機モード処理手段と、
前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている親機として動作する他の通信端末と接続し、当該親機を介して前記第一の無線ネットワークに接続する子機モード処理手段と、
前記親機モード処理手段および前記子機モード処理手段の何れか一方を起動させるモード選択手段と、
前記第一の無線ネットワークの電波強度を検出する電波強度検出手段と、
前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、前記電波強度検出手段が検出した電波強度の通知を送信する電波強度通知送信手段と、
前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々から電波強度の通知を受信する電話強度通知受信手段と、を有し、
前記モード選択手段は、
前記電波強度検出手段が検出した電波強度が、前記電話強度通知受信手段が他の前記通信端末各々から受信した何れの電波強度よりも大きい場合に、前記親機モード処理手段を起動させ、そうでない場合に前記子機モード処理手段を起動させる。
本発明によれば、第一の無線ネットワークの電波環境が最もよい通信端末を親機として、複数の通信端末による親子電話システムを構築することができ、これにより、第一の無線ネットワークの電波環境がよくない通信端末と第一の無線ネットワークとの良好な通話を実現できる。
図1は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムの概略図である。 図2は、図1に示す携帯電話端末1の概略構成図である。 図3は、図2に示す携帯電話端末1の動作を説明するためのフロー図である。 図4は、図3のS12(親子電話システム構築処理A)を説明するためのフロー図である。 図5(A)は、図3のS14(親子電話システム構築処理B)を説明するためのフロー図であり、図5(B)は、図3のS16(親子電話システム再構築処理A)を説明するためのフロー図である。 図6(A)は、図3のS18(親子電話システム再構築処理B)を説明するためのフロー図であり、図6(B)は、図3のS20(親子電話システム解消処理)を説明するためのフロー図である。 図7は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムが構築される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 図8は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムに子機が追加される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 図9は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムに着信があった場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 図10は、本発明の第二実施の形態に係る内線電話システムの概略図である。 図11は、図10に示す携帯電話端末1Aの概略構成図である。 図12は、図10に示す電話制御装置5の概略構成図である。 図13は、内線端末情報記憶部55の登録内容を模式的に表した図である。 図14は、図12に示す電話制御装置5の動作を説明するためのフロー図である。 図15は、本発明の第二実施の形態において、親子電話システムが構築され、各携帯電話端末1Aが電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 図16は、本発明の第二実施の形態において、親子電話システムに子機が追加され、この子機が電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。 図17は、本発明の第二実施の形態に係る内線電話システムに着信があった場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[第一実施の形態]
図1は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態の親子電話システムは、複数の携帯電話端末1−1〜1−4(以下、単に携帯電話端末1とも呼ぶ)が無線LAN3のアドホック通信により相互に接続されて構成されている。
複数の携帯電話端末1−1〜1−4のうち、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末(ここでは携帯電話端末1−1)が親機となる。親機1−1は、その他の携帯電話端末1−2〜1−4を子機として無線LAN3経由で収容し、これらの子機1−2〜1−4を携帯電話網2に接続する。また、親機1−1は、子機1−2〜1−4と携帯電話網2との間の中継だけでなく、子機1−2〜1−4同士の内線通話や保留・転送も制御する。なお、携帯電話端末1には、携帯電話網2により複数の携帯電話番号が割り当てられており、そのうちの一つはすべての携帯電話端末1に共通の携帯電話番号である。この共通の携帯電話番号は、親子電話システムの代表番号として用いられる。
図2は、図1に示す携帯電話端末1の概略構成図である。
図示するように、携帯電話端末1は、無線LANインターフェース部11と、携帯電話網インターフェース部12と、ユーザインターフェース部13と、携帯電話機能部14と、子機モード処理部15と、親機モード処理部16と、主制御部17と、を有する。
無線LANインターフェース部11は、無線LAN3に接続するためのインターフェースである。
携帯電話網インターフェース部12は、携帯電話網2に接続するためのインターフェースである。
ユーザインターフェース部13は、ユーザが通話および各種操作を行うためのインターフェースであり、図示していないが、ハンドセット、ダイヤルキー等の操作部、および液晶ディスプレイ等の表示部を備える。
携帯電話機能部14は、携帯電話端末1本来の機能を実現するための処理部であり、呼制御部141と、通話処理部142と、を有する。
呼制御部141は、携帯電話網2に対する発着信を処理して、携帯電話網インターフェース部12を介して通話相手との間に通話路を確立する。なお、呼制御部141は、自携帯電話端末1に割り当てられた親子電話システムの代表番号以外の携帯電話番号を用いて発着信を処理する。
通話処理部142は、呼制御部141によって確立された通話路を介して通話相手に、ユーザインターフェース部13に入力された音声を送信するとともに、この通話路を介して通話相手から受信した音声をユーザインターフェース部13へ出力する。
子機モード処理部15は、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する携帯電話端末1−1と接続し、この携帯電話端末1−1を介して携帯電話網2に接続する子機モード処理を行う。子機モード処理部15は、SIP−UA部151と、通話処理部152と、を有する。
SIP−UA部151は、SIP(Session Initiation Protocol)に従い呼制御処理を行って、親機モードで動作する携帯電話端末の1−1の有する後述のSIPサーバ部161と連携し、無線LANインターフェース部11を介して通話相手との間に通話路を確立するSIPユーザ・エージェント(SIPクライアント)である。
通話処理部152は、RTP(Realtime Transport Protocol)に従い通話処理を行って、SIP−UA部151によって確立された通話路を介して通話相手に、ユーザインターフェース部13に入力された音声を送信するとともに、この通話路を介して通話相手から受信した音声をユーザインターフェース部13へ出力する。
親機モード処理部16は、無線LANインターフェース部11を介して、子機モードで動作する携帯電話端末1−2〜1−4を収容し、これらの携帯電話端末1−2〜1−4を携帯電話網2に接続する親機モード処理を行う。親機モード処理部16は、SIPサーバ部161と、呼制御部162と、ゲートウェイ制御部163と、を有する。
SIPサーバ部161は、SIPに従い呼制御処理を行って、子機モードで動作する携帯電話端末1−2〜1−4のSIP−UA部151と連携し、無線LANインターフェース部11を介して無線LAN3上に通話路を確立するSIPサーバである。
呼制御部162は、SIPサーバ部161と連携して、携帯電話網2に対する発着信を処理し、携帯電話網インターフェース部12を介して携帯電話網2上に通話路を確立する。なお、呼制御部162は、自携帯電話端末1に割り当てられた親子電話システムの代表番号を用いて発着信を処理する。
ゲートウェイ制御部163は、SIPサーバ部161によって無線LAN3上に確立された通話路と、呼制御部162によって携帯電話網2上に確立された通話路とを接続する処理を行う。具体的には、無線LAN3上の通話路を介してRTPパケットを受信し、このRTPパケットを携帯電話網2用の通話信号にプロトコル変換して、この通話信号を携帯電話網2上の通話路に送信する。また、携帯電話網2上の通話路を介して通話信号を受信し、この通話信号をRTPパケットにプロトコル変換して、このRTPパケットを無線LAN3上の通話路に送信する。
主制御部17は、自携帯電話端末1の各部11〜16を統括的に制御する。主制御部17は、電波強度検出部171と、電波強度送受信部172と、モード選択部173と、親機情報送受信部174と、子機情報送受信部175と、親子情報設定部176と、構築・再構築通知送受信部177と、を有する。
電波強度検出部171は、携帯電話網インターフェース部12における携帯電話網2の電波強度を検出する。
電波強度送受信部172は、電波強度検出部171が検出した電波強度を、無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する。また、電波強度送受信部172は、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1から電波強度を受信する。
モード選択部173は、電波強度検出部171が検出した電波強度と、電波強度送受信部172が他の携帯電話端末1各々から受信した電波強度とを比較し、その比較結果に基づいて、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方を起動(子機モードおよび親機モードの何れか一方で自携帯電話端末1を動作)させる。
親機情報送受信部174は、モード選択部173が親機モード処理部16を起動させた場合に、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報(例えば携帯電話番号、内線番号等)等を含む親機情報を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する。また、親機情報送受信部174は、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する他の携帯電話端末1−1から親機情報を受信する。
子機情報送受信部175は、親機モードで動作する他の携帯電話端末1−1からの親機情報を親機情報送受信部174が受信した場合に、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報(例えば携帯電話番号、内線番号等)等を含む子機情報を、無線LANインターフェース部11を介して、親機情報の送信元である携帯電話端末1−1に送信する。また、子機情報送受信部175は、モード選択部173が親機モード処理部16を起動させた場合に、無線LANインターフェース部11を介して、子機モードで動作する他の携帯電話端末1−2〜1−4各々から子機情報を受信する。
親子情報設定部176は、親機情報送受信部174が受信した親機情報を子機モード処理部15に設定する。また、親子情報設定部176は、子機情報送受信部175が受信した子機情報を親機モード処理部16に設定する。
構築・再構築通知送受信部177は、所定のイベント(親子電話システム構築イベント)が発生した場合に、親子電話システム構築通知を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する。また、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して、他の携帯電話端末1から親子電話システム構築通知を受信する。本実施の形態では、親子電話システム構築イベントとして、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの構築指示を受け付けた場合と、電波強度検出部171が検出した電波強度が所定値S1(携帯電話網2と通信を行うために最低限必要な電波強度として予め設定された値)未満である場合において、子機モード処理部15および親機モード処理部16が両方ともに停止中である場合と、を想定している。
また、構築・再構築通知送受信部177は、所定のイベント(親子電話システム再構築イベント)が発生した場合に、親子電話システム再構築通知を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する。また、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して、他の携帯電話端末1から親子電話システム再構築通知を受信する。本実施の形態では、親子電話システム再構築イベントとして、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの再構築指示を受け付けた場合と、電波強度検出部171が検出した電波強度が所定値S1(携帯電話網2と通信を行うために最低限必要な電波強度として予め設定された値)未満である場合において、親機モード処理部16が稼動中である場合と、を想定している。
また、構築・再構築通知送受信部177は、所定のイベント(親子電話システム解消イベント)が発生した場合に、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する携帯電話端末1−1に子機離脱通知を送信する。また、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して、子機モードで動作する他の携帯電話端末1−2〜1−4から子機離脱通知を受信する。本実施の形態では、親子電話システム解消イベントとして、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの解消指示を受け付けた場合において、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方が稼働中である場合、あるいは電波強度検出部171が検出した電波強度が所定値S2(携帯電話網2と良好な通信を行うために十分な電波強度として予め設定された値)以上である場合において、子機モード処理部15が稼動中である場合と、を想定している。
図3は、図2に示す携帯電話端末1の動作を説明するためのフロー図である。
なお、このフローのスタート時において、子機モード処理部15および親機モード処理部16は停止している。
先ず、電波強度検出部171は、携帯電話網インターフェース部12における携帯電話網2の電波強度の例えば定期的な検出を開始する(S10)。
次に、構築・再構築通知送受信部177は、親子電話システム構築イベントが発生したか否かを判断する(S11)。上述したように、本実施の形態では、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの構築指示を受け付けた場合、あるいはS10で検出した電波強度が上述の所定値S1未満である場合において、子機モード処理部15および親機モード処理部16が両方ともに停止中である場合に、親子電話システム構築イベントが発生したものと判断する。親子電話システム構築イベントが発生したと判断した場合には(S11でYES)、後述する親子電話システム構築処理Aを実施する(S12)。
また、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1から親子電話システム構築通知を受信したか否かを判断する(S13)。親子電話システム構築通知を受信した場合には(S13でYES)、後述する親子電話システム構築処理Bを実施する(S14)。
また、構築・再構築通知送受信部177は、親子電話システム再構築イベントが発生したか否かを判断する(S15)。上述したように、本実施の形態では、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの再構築指示を受け付けた場合において、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方が稼働中である場合、あるいはS10で検出した電波強度が上述の所定値S1未満である場合において、親機モード処理部16が稼動中である場合に、親子電話システム再構築イベントが発生したものと判断する。親子電話システム再構築イベントが発生したと判断した場合には(S15でYES)、後述する親子電話システム再構築処理Aを実施する(S16)。
また、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1から親子電話システム再構築通知を受信したか否かを判断する(S17)。親子電話システム再構築通知を受信した場合には(S17でYES)、後述する親子電話システム再構築処理Bを実施する(S18)。
また、モード選択部173は、親子電話システム解消イベントが発生したか否かを判断する(S19)。上述したように、本実施の形態では、ユーザインターフェース部13を介してユーザから親子電話システムの解消指示を受け付けた場合において、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方が稼働中である場合、あるいはS10で検出した電波強度が上述の所定値S2以上である場合において、子機モード処理部15が稼動中である場合に、親子電話システム解消イベントが発生したものと判断する。親子電話システム解消イベントが発生したと判断した場合には(S19でYES)、稼働中の子機モード処理部15あるいは親機モード処理部16を停止し、後述する親子電話システム解消処理を実施する(S20)。
また、構築・再構築通知送受信部177は、親機モード処理部16が稼動中である場合に、無線LANインターフェース部11を介して、子機モードで動作する他の携帯電話端末1から子機離脱通知を受信したか否かを判断する(S21)。子機離脱通知を受信した場合には(S21でYES)、構築・再構築通知送受信部177は、この子機離脱通知により特定される子機情報を親子情報設定部176に通知する。これを受けて、親子情報設定部176は、この子機情報の、親機モード処理部16への設定を解除する(S22)。これにより、子機離脱通知の送信元である携帯電話端末1が親子電話システムから離脱する。
また、主制御部17は、携帯電話網インターフェース部12、ユーザインターフェース部13、および携帯電話機能部14を制御して、携帯電話端末1本来の機能を実現する(S23)。すなわち、呼制御部141は、ユーザインターフェース部13を介してユーザから受け付けた発信指示、あるいは携帯電話網インターフェース部12を介して携帯電話網2から受け付けた着信に従い、呼制御処理を行って携帯電話網2上に通話路を確立する。そして、通話処理部142は、ユーザインターフェース部13に入力された通話信号を、携帯電話網インターフェース部12を介してこの通話路に送信する。また、携帯電話網インターフェース部12を介してこの通話路から受信した通話信号を、ユーザインターフェース部13から出力する。
図4は、図3のS12(親子電話システム構築処理A)を説明するためのフロー図である。
先ず、構築・再構築通知送受信部177は、親子電話システム構築通知を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する(S1201)。
次に、親機情報送受信部174は、所定時間(例えば数秒)の経過によりタイムアウトするまでの間、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する他の携帯電話端末1から親機情報が送られてくるのを待つ(S1202、S1203)。
タイムアウト前に親機情報が送られてきた場合は(S1202でYES、S1203でNO)、S1215に進む。
一方、親機情報が送られてくることなくタイムアウトした場合(S1202でNO、S1203でYES)、親機情報送受信部174は、電波強度検出部171に電波強度の検出を指示する。これを受けて、電波強度検出部171は、携帯電話網インターフェース部12における携帯電話網2の電波強度を新たに検出する。そして、電波強度送受信部172は、この新たに検出された電波強度を、無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する(S1204)。
次に、電波強度送受信部172は、所定時間(例えば数秒)の経過によりタイムアウトするまでの間、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1各々から電波強度が送られてくるのを待つ(S1205、S1206)。そして、タイムアウト前に他の携帯電話端末1各々から受信した電波強度と、S1204で送信した自携帯電話端末1の電波強度とをモード選択部173に渡す。
これを受けて、モード選択部173は、自携帯電話端末1の電波強度と、他の携帯電話端末1各々の電波強度とを比較する(S1207)。そして、自携帯電話端末1の電波強度が他の携帯電話端末1各々の何れの電波強度よりも大きい場合(S1208でYES)、自携帯電話端末1を親機モードで動作させるべくS1209に進む。一方、自携帯電話端末1の電波強度が、何れかの他の携帯電話端末1の電波強度以下である場合(S1208でNO)、自携帯電話端末1を子機モードで動作させるべくS1214に進む。
S1209において、モード選択部173は、親機モード処理部16を起動させる。それから、親機情報送受信部174は、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報を生成し、この親機情報を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する(S1210)。
次に、子機情報送受信部175は、所定時間(例えば数秒)の経過によりタイムアウトするまでの間、無線LANインターフェース部11を介して、他の携帯電話端末1各々から、アドレス情報、番号情報等を含む子機情報が送られてくるのを待つ。そして、親子情報設定部176は、子機情報送受信部175が受信した子機情報を親機モード処理部16に設定する(S1211〜S1213)。
これにより、親機モード処理部16は、無線LANインターフェース部11を介して、子機モードで動作する他の携帯電話端末1を収容し、これらの携帯電話端末1を携帯電話網2に接続する親機モード処理を行う。
一方、S1214においては、親機情報送受信部174は、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1から親機情報が送られてくるのを待つ。その後、S1215に進む。
親機情報送受信部174が親機情報を受信すると(S1202またはS1214でYES)、S1215において、モード選択部173は、子機モード処理部15を起動させる。それから、子機情報送受信部175は、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報等を含む子機情報を生成し、無線LANインターフェース部11を介して、親機情報の送信元(親機モードで動作中の携帯電話端末1)に、この子機情報を送信する(S1216)。次に、親子情報設定部176は、親機情報送受信部174が受信した親機情報を子機モード処理部15に設定する(S1217)。
これにより、子機モード処理部15は、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する他の携帯電話端末1と接続し、この携帯電話端末1を介して携帯電話網2に接続する子機モード処理を行う。
図5(A)は、図3のS14(親子電話システム構築処理B)を説明するためのフロー図である。
先ず、親機情報送受信部174は、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方が稼働中であるか否かを判断する(S1401)。
子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れか一方が稼働中である場合(S1401でYES)において、子機モード処理部15が稼働中であるならば(S1402でNO)、何もせずにこのフローを終了する。また、親機モード処理部16が稼働中であるならば(S1402でYES)、親機情報送受信部174は、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報を生成し、無線LANインターフェース部11を介して、親子電話システム構築通知の送信元である携帯電話端末1に、この親機情報を送信する(S1403)。その後、子機情報送受信部175は、無線LANインターフェース部11を介して、親子電話システムの構築通知の送信元である携帯電話端末1から、アドレス情報、番号情報等を含む子機情報を受信する(S1404)。そして、親子情報設定部176は、子機情報送受信部175が受信した子機情報を親機モード処理部16に追加設定する(S1405)。
一方、子機モード処理部15および親機モード処理部16の両方ともに稼働中でない場合(S1401でNO)、図4のS1204に進み、図4のS1204〜S1217の処理を実行する(S1406)。
図5(B)は、図3のS16(親子電話システム再構築処理A)を説明するためのフロー図である。
先ず、モード選択部173は、稼働中の子機モード処理部15あるいは親機モード処理部16を停止する(S1601)。次に、構築・再構築通知送受信部177は、親子電話システム再構築通知を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する(S1602)。それから、図4のS1204に進み、図4のS1204〜S1217の処理を実行する(S1603)。
図6(A)は、図3のS18(親子電話システム再構築処理B)を説明するためのフロー図である。
先ず、モード選択部173は、稼働中の子機モード処理部15あるいは親機モード処理部16を停止する(S1801)。それから、図4のS1204に進み、図4のS1204〜S1217の処理を実行する(S1802)。
図6(B)は、図3のS20(親子電話システム解消処理)を説明するためのフロー図である。
モード選択部173は、親機モード処理部16が稼働中であるならば(S2001でYES)、この親機モード処理部16を停止する(S2002)。次に、構築・再構築通知送受信部177は、親子電話システム再構築通知を無線LANインターフェース部11からマルチキャストで送信する(S2003)。
一方、モード選択部173は、子機モード処理部15が稼働中であるならば(S2001でNO)、この子機モード処理部15を停止する(S2004)。次に、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して、親機モードで動作する携帯電話端末1に、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報を含む子機離脱通知を送信する(S2005)。
さて、親機モードで動作する携帯電話端末1において、構築・再構築通知送受信部177は、無線LANインターフェース部11を介して他の携帯電話端末1から子機離脱通知を受信すると、この子機離脱通知により特定される子機情報を親子情報設定部176に通知する。これを受けて、親子情報設定部176は、この子機情報の、親機モード処理部16への設定を解除する。これにより、子機離脱通知の送信元である携帯電話端末1が親子電話システムから離脱する。
次に、本実施の形態に係る親子電話システムの動作例を説明する。
先ず、本実施の形態において、親子電話システムが構築される場合の動作を説明する。
図7は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムが構築される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、すべての携帯電話端末1−1〜1−4は、子機モード処理部15および親機モード処理部16の両方を停止させているものとする。
ユーザから親子電話システムの構築指示を受け付けたり、携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になることによって、携帯電話端末1−2に、親子電話システム構築イベントが発生したものとする(S201)。携帯電話端末1−2は、親子電話システム構築通知を無線LAN3上にマルチキャストで送信する(S202)。そして、他の携帯電話端末1−1、1−3、1−4は、この親子電話システム構築通知を受信する。
次に、携帯電話端末1−1〜1−4は、それぞれ、携帯電話網2の電波強度を検出し(S203)、検出した電波強度を無線LAN3上にマルチキャストで送信するとともに、他の携帯電話端末1の電波強度を受信する(S204)。
それから、携帯電話端末1−1〜1−4各々は、自携帯電話端末1の電波強度を、他の携帯電話端末1の電波強度と比較する(S205)。そして、最も電波強度の高い携帯電話端末1−1が親機モード処理部16を起動させ(S206)、親機情報を無線LAN3上にマルチキャストで送信する(S207)。
他の携帯電話端末1−2〜1−4各々は、無線LAN3を介して携帯電話端末1−1から親機情報を受信すると、子機モード処理部15を起動させ(S208)、無線LAN3を介して携帯電話端末1−1に子機情報を送信する(S209)。また、携帯電話端末1−1を親機として子機モード処理部15に登録する(S210)。
一方、携帯電話端末1−1は、携帯電話端末1−2〜1−4各々から子機情報を受信し、これらの携帯電話端末1−2〜1−4を子機として親機モード処理部16に登録する(S211)。
以上により、親子電話システムが構築され、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1−1が親機となる。親機1−1は、携帯電話端末1−2〜1−4を子機として無線LAN3経由で収容し、これらの子機1−2〜1−4を携帯電話網2に接続する。
次に、本実施の形態において、親子電話システムが再構築される場合の動作を説明する。
この場合の動作は、以下の点を除いて図7に示す親子電話システムが構築される場合の動作と同様である。すなわち、S201において、親子電話システム構築イベントの代わりに、ユーザから親子電話システムの再構築指示を受け付けたり、親機における携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になることによって、何れかの携帯電話端末1に親子電話システム再構築イベントが発生し、S202において、親子電話システム再構築イベント発生元の携帯電話端末1が、親子電話システム構築通知の代わりに、親子電話システム再構築通知を無線LAN3上にマルチキャストで送信する。なお、当然ながら、この場合には、図7の初期状態において、携帯電話端末1−1〜1−4が親子電話システムを構築済みであることが前提になる。
次に、本実施の形態において、親子電話システムに子機が追加される場合の動作を説明する。
図8は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムに子機が追加される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、携帯電話端末1−1、1−3、1−4は、親子電話システムを構築済みであり、携帯電話端末1−1が親機モードで動作中であるとする。
ユーザから親子電話システムの構築指示を受け付けたり、携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になることによって、携帯電話端末1−2に親子電話システム構築イベントが発生したものとする(S221)。携帯電話端末1−2は、親子電話システム構築通知を無線LAN3上にマルチキャストで送信する(S222)。そして、他の携帯電話端末1−1、1−3、1−4は、この親子電話システム構築通知を受信する。
子機モードで動作中の携帯電話端末1−3、1−4は、この親子電話システム構築通知に対して応答することなく無視する。一方、親機モードで動作中の携帯電話端末1−1は、無線LAN3を介して携帯電話端末1−2に、自携帯電話端末1−1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報を送信する(S223)。
携帯電話端末1−2は、無線LAN3を介して携帯電話端末1−1から親機情報を受信すると、子機モード処理部15を起動させ(S224)、無線LAN3を介して携帯電話端末1−1に子機情報を送信する(S225)。また、携帯電話端末1−1を親機として子機モード処理部15に登録する(S226)。
一方、携帯電話端末1−1は、携帯電話端末1−2から子機情報を受信し、携帯電話端末1−2を子機として親機モード処理部16に登録する(S227)。
以上により、携帯電話端末1−2が親子電話システムに子機として新たに追加される。
次に、本実施の形態に係る親子電話システムに着信があった場合の動作を説明する。
図9は、本発明の第一実施の形態に係る親子電話システムに着信があった場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、携帯電話端末1−1〜1−4は、親子電話システムを構築済みであり、携帯電話端末1−1が親機モードで動作中であるとする。
親機である携帯電話端末1−1は、携帯電話網2から、親子電話システムの代表番号を宛先番号とする着信があると(S241)、これに応答(一次応答)して、携帯電話網2を介して通話相手との間に通話路を確立し、この通話路を介して、用件の相手ユーザの携帯電話番号の入力を促す音声ガイダンス等を送信する(S242)。
次に、携帯電話端末1−1は、通話相手から例えば携帯電話番号を表すプッシュボタン信号が送られてくると(S243)、この携帯電話番号が割り当てられている携帯電話端末1のアドレスを特定する。ここでは携帯電話端末1−3のアドレスが特定されたものとする。
次に、携帯電話端末1−1は、無線LAN3経由で携帯電話端末1−3を呼び出す(S244)。そして、ユーザがオフフックするなどして携帯電話端末1−3が応答すると(S245)、無線LAN3を介して携帯電話端末1−3との間に通話路を確立する。そして、この通話路を、携帯電話網2上に確立した通話路と接続する。これにより、携帯電話端末1−1を介して、携帯電話端末1−3と通話相手との間に通話路が形成され、通話が開始される(S246)。
以上、本発明の第一実施の形態を説明した。
本実施の形態では、複数の携帯電話端末1によって親子電話システムが構築される。それらの携帯電話端末1のうち、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1−1が親機となって、携帯電話端末1−2〜1−4を子機として無線LAN3経由で収容する。そして、携帯電話端末1−1が携帯電話端末1−2〜1−4を無線LAN3経由で携帯電話網2に接続する。
したがって、本実施の形態によれば、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1−1を親機として、複数の携帯電話端末1による親子電話システムを構築するので、携帯電話網2の電波環境がよくない携帯電話端末1−2〜1−4各々と携帯電話網2との良好な通話を実現できる。
また、本実施の形態において、携帯電話端末1−1は、親機モード処理部16を起動させた場合に、自携帯電話端末1−1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報を無線LAN3上にマルチキャストで送信し、無線LAN3を介して他の携帯電話端末1−2〜1−4から子機情報を受信して、これらの携帯電話端末1−2〜1−4を子機として親機モード処理部16に登録する。一方、携帯電話端末1−2〜1−4は、無線LAN3を介して携帯電話端末1−1から親機情報を受信すると、子機モード処理部15を起動させ、自携帯電話端末1−2〜1−4のアドレス情報、番号情報等を含む子機情報を携帯電話端末1−1に送信するとともに、携帯電話端末1−1を親機として子機モード処理部15に登録する。
したがって、本実施の形態によれば、携帯電話端末1による親子電話システムを適宜自由に構築することができる。
また、本実施の形態において、携帯電話端末1は、子機モード処理部15および親機モード処理部16が両方ともに停止中である場合において、携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になると、無線LAN3上に親子電話システム構築通知をマルチキャストで送信する。そして、所定時間内に他の携帯電話端末1から親機情報を受信しなかったならば、他の携帯電話端末1との間で携帯電話網2の電波強度を送受し、親子電話システムの構築を開始する。所定時間内に他の携帯電話端末1から親機情報を受信したならば、この携帯電話端末1に、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報等を含む子機情報を送信して、既存の親子電話システムに子機として加入する。
一方、親子電話システム構築通知を受信した携帯電話端末1は、親機モード処理部16が稼動中であるならば、自携帯電話端末1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報を送信して、この親子電話システム構築通知の送信元から子機情報を受信し、この送信元を子機として登録する。子機モード処理部15が稼動中であるならば、この親子電話システム構築通知に対して何も応答せずに無視する。そして、子機モード処理部15および親機モード処理部16の何れも停止中であるならば、他の携帯電話端末1との間で携帯電話網2の電波強度を送受して、親子電話システムの構築を開始する。
したがって、本実施の形態によれば、携帯電話端末1は、携帯電話網2の電波環境が悪くなると、自動的に親子電話システムの構築、あるいは既存の親子電話システムへの加入を行うので、携帯電話網2とより良好な通話を実現できる。
また、本実施の形態において、親機モード処理部16が稼動中の携帯電話端末1−1は、携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になると、無線LAN3上に親子電話システム再構築通知をマルチキャストで送信する。そして、他の携帯電話端末1−2〜1−4との間で携帯電話網2の電波強度を送受して、親子電話システムの再構築を開始する。
したがって、本実施の形態によれば、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1が親機となるように自動的に変更するので、何れの携帯電話端末1も携帯電話網2とより良好な通話を実現できる。
[第二実施の形態]
図10は、本発明の第二実施の形態に係る内線電話システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態の内線電話システムは、複数の携帯電話端末1A−1〜1A−3(以下、単に携帯電話端末1Aとも呼ぶ)と、少なくとも一台の固定電話端末6と、電話制御装置5と、を有する。
電話制御装置5は、固定電話端末6を内線端末として収容する。また、電話制御装置5は、ゲートウェイ7を介して公衆電話網8に接続されており、この公衆電話網8、および携帯電話網2を介して携帯電話端末1Aを内線端末として収容する。なお、公衆電話網8はアナログ電話網を示すが、代わりにISDN、IP網等のその他のWANと接続してもよい。
携帯電話端末1A−1〜1A−3は、無線LAN3のアドホック通信により相互に接続されて親子電話システムを構成している。携帯電話端末1A−1〜1A−3のうち、携帯電話網2の電波環境が最もよい携帯電話端末1A−1が親機となる。親機1A−1は、その他の携帯電話端末1A−2、1A−3を子機として無線LAN3経由で収容し、これらの子機1A−2、1A−3を携帯電話網2、公衆電話網8、およびゲートウェイ7経由で電話制御装置5に接続する。また、親機1A−1は、子機1A−2、1A−3と携帯電話網2および公衆電話網8との間の中継だけでなく、子機1A−2、1A−3同士の内線通話や保留・転送も制御する。なお、各携帯電話端末1Aには、携帯電話網2により割り当てられた携帯電話番号の他に、電話制御装置5によって内線番号、および内線グループ番号が割り当てられている。
図11は、図10に示す携帯電話端末1Aの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態の携帯電話端末1Aが図2に示す第一実施の形態の携帯電話端末1と異なる点は、親機モード処理部16に、呼制御部162に代えて呼制御部162Aを設けたこと、および主制御部17に親子情報送信部178を追加したことである。その他の構成は、図2に示す第一実施の形態の携帯電話端末1と同様である。
呼制御部162Aは、SIPサーバ部161と連携して、電話制御装置5に対する発着信を処理し、携帯電話網インターフェース部12を介して電話制御装置5との間に通話路を確立する。
親子情報送信部178は、親機モード処理部16が稼動中である場合に、自携帯電話端末1Aのアドレス情報、番号情報等を含む子機情報と、親機情報送受信部174が送信した親機情報と、子機情報送受信部175が他の携帯電話端末1A各々から受信した子機情報とを含む親子情報を、携帯電話網インターフェース部12を介して電話制御装置5に送信する。なお、親機モードで動作する携帯電話端末1Aの子機情報を親子情報に含めるのは、この携帯電話端末1Aに割り当てられた内線番号に対する呼び出しに対応するためである。
本実施の形態に係る携帯電話端末1Aの動作は、以下の点を除き、図3〜図6に示す第一実施の形態に係る携帯電話端末1の動作と同様である。
すなわち、図4のS1213において、所定時間の経過によりタイムアウトすると、親子情報送信部178は、S1210で親機情報送受信部174が送信した親機情報と、S1211でそれまでに子機情報送受信部175が受信した子機情報と、自携帯電話端末1Aのアドレス情報、番号情報等を含む子機情報と、を含む親子情報を生成し、この親子情報を、携帯電話網インターフェース部12を介して電話制御装置5に送信する。
また、図5のS1405において、親子情報設定部176が、S1404で受信した子機情報を親機モード処理部16に追加設定すると、親子情報送信部178は、この子機情報と、親機情報送受信部174が送信した親機情報と、自携帯電話端末1Aのアドレス情報、番号情報等を含む子機情報と、を含む親子情報を生成し、この親子情報を、携帯電話網インターフェース部12を介して電話制御装置5に送信する。
また、図3のS22において、親子情報設定部176が、子機情報の、親機モード処理部16への設定を解除すると、親子情報送信部178は、自携帯電話端末1Aのアドレス情報、番号情報等を含む親機情報と、この子機情報とを含む内線離脱情報を生成し、この内線離脱情報を、携帯電話網インターフェース部12を介して電話制御装置5に送信する。
図12は、図10に示す電話制御装置5の概略構成図である。
図示するように、電話制御装置5は、固定電話端末インターフェース部51と、公衆電話網インターフェース部52と、呼制御部53と、中継部54と、内線端末情報記憶部55と、内線端末管理部56と、を有する。
固定電話端末インターフェース部51は、固定電話端末6と接続するためのインターフェースである。
公衆電話網インターフェース部52は、公衆電話網8に接続するためのインターフェースである。
呼制御部53は、公衆電話網8に対する発着信を処理して、固定電話端末インターフェース部51を介して収容する固定電話端末6、あるいは公衆電話網インターフェース部52を介して収容する携帯電話端末1Aと、通話相手との間に、通話路を確立する。
中継部54は、呼制御部141によって確立された通話路を介して通話データが伝送されるように、固定電話端末インターフェース部51および公衆電話網インターフェース部52間の通話データの中継を行う。
内線端末情報記憶部55には、自電話制御装置5が収容する内線端末の情報が記憶されている。図13は、内線端末情報記憶部55の登録内容を模式的に表した図である。
図示するように、内線端末情報記憶部55には、収容する内線端末毎にレコード550が登録される。レコード550は、内線グループ番号を登録するためのフィールド551と、内線端末の端末種別(固定電話端末6か、それとも携帯電話端末1Aか)を登録するためのフィールド552と、内線端末が携帯電話端末1Aである場合に、親機の携帯電話番号を登録するためのフィールド553と、内線番号を登録するためのフィールド554と、を有する。
ここで、レコード550のフィールド552の端末種別が「固定」である場合、つまり内線端末が固定電話端末6である場合、このレコード550のフィールド553には、「Null」(該当なし)が登録される。一方、レコード550のフィールド552の端末種別が「携帯」である場合、つまり内線端末が携帯電話端末1Aである場合、このレコード550のフィールド553には、この携帯電話端末1Aが何れかの親子電話システムに属しているならばその親機の携帯電話番号が登録され、何れの親子電話システムにも属していないならば「Null」(該当なし)が登録される。
内線端末管理部56は、公衆電話網インターフェース部52を介して携帯電話端末1Aからの親子情報あるいは内線離脱情報に従い、内線端末情報記憶部55を更新する。具体的に、親子電話システム構築処理A、Bおよび親子電話再構築処理A、Bにおいて、親機として動作中の携帯電話端末1Aが送信した親子情報を受け付けると、この親子情報に含まれている各子機情報の内線番号がフィールド554に登録されているレコード550のフィールド553に、この親子情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を登録する。また、図3のS22において、親機として動作中の携帯電話端末1Aが送信した内線離脱情報を受け付けると、この内線離脱情報に含まれている子機情報の内線番号がフィールド554に登録されているレコード550のフィールド553から、この内線離脱情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を削除する。
図14は、図12に示す電話制御装置5の動作を説明するためのフロー図である。
内線端末管理部56は、公衆電話網インターフェース部52を介して携帯電話端末1Aから親子情報を受信すると(S301でYES)、この親子情報に含まれている子機情報を一つ抽出する(S302)。そして、この子機情報に含まれている内線番号をキーにして内線端末情報記憶部55からレコード550を検索し(S303)、検索したレコード550のフィールド553に、この親子情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を登録する(S304)。内線端末管理部56は、この親子情報に含まれているすべての子機情報に対して、このS302〜S304の処理を実施する(S305)。
また、内線端末管理部56は、公衆電話網インターフェース部52を介して携帯電話端末1Aから内線離脱情報を受信すると(S306でYES)、この内線離脱情報に含まれている子機情報を抽出する(S307)。そして、この子機情報に含まれている内線番号をキーにして内線端末情報記憶部55からレコード550を検索し(S308)、検索したレコード550のフィールド553から、この内線離脱情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を削除する(S309)。
また、呼制御部53は、中継部54と連携して、電話制御装置5本来の機能(中継処理)を実現する(S310)。
すなわち、呼制御部53は、固定電話端末インターフェース部51を介して固定電話端末6から受け付けた発信指示、公衆電話網インターフェース部52を介して携帯電話端末1Aから受け付けた発信指示、あるいは公衆電話網インターフェース部52を介して公衆電話網8から受け付けた着信に従い、呼制御処理を行って、内線端末(固定電話端末6、携帯電話端末1A)と通話相手との間に通話路を確立する。そして、中継部54は、呼制御部53によって確立された通話路を介して通話データが伝送されるように、固定電話端末インターフェース部51および公衆電話網インターフェース部52間の通話データの中継を行う。
次に、本実施の形態に係る内線電話システムの動作例を説明する。
先ず、本実施の形態において、親子電話システムが構築され、各携帯電話端末1Aが電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明する。
図15は、本発明の第二実施の形態において、親子電話システムが構築され、各携帯電話端末1Aが電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、すべての携帯電話端末1A−1〜1A−3は、子機モード処理部15および親機モード処理部16の両方を停止させているものとする。
図15において、S401〜S411の処理は、図7のS201〜S211と同様である。そして、携帯電話端末1A−1は、S411において、携帯電話端末1A−2、携帯電話端末1A−3各々から子機情報を受信し、これらの携帯電話端末1A−2、1A−3を子機として親機モード処理部16に登録すると、自携帯電話端末1A−1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報、子機情報と、携帯電話端末1A−2、携帯電話端末1A−3各々から受信した子機情報とを含む親子情報を生成し、携帯電話網2、公衆電話網8、およびゲートウェイ7を介して、電話制御装置5にこの親子情報を送信する(S412)。
なお、S412において、携帯電話端末1A−1が、電話制御装置5へ発信して電話制御装置5との間に通話路を形成し、この通話路を使って親子情報を電話制御装置5へ送信するようにしてもよい。あるいは、携帯電話端末1Aおよび電話制御装置5を、図示していないIP網に接続し、このIP網を使って親子情報を電話制御装置5へ送信するようにしてもよい。
次に、電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1から親子情報を受信したならば、この親子情報に含まれている子機情報毎に、子機情報の内線番号をキーにして内線端末情報記憶部55からレコード550を検索し、検索したレコード550のフィールド553に、この親子情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を登録する(S413)。
次に、本実施の形態において、親子電話システムが再構築され、各携帯電話端末1Aが電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明する。
この場合の動作は、以下の点を除いて、図15に示す、親子電話システムが構築され、各携帯電話端末1Aが電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作と同様である。すなわち、S401において、親子電話システム構築イベントの代わりに、ユーザから親子電話システムの再構築指示を受け付けたり、親機ならば携帯電話網2の電波強度が所定値S1未満になることによって、何れかの携帯電話端末(例えば携帯電話端末1A−2)に親子電話システム再構築イベントが発生し、S402において、親子電話システム再構築イベント発生元の携帯電話端末1A−2が、親子電話システム構築通知の代わりに、親子電話システム再構築通知を無線LAN3上にマルチキャストで送信する。なお、この場合には、当然ながら、図15の初期状態において、携帯電話端末1A−1〜1A−3が親子電話システムを構築済みであることが前提になる。
次に、本実施の形態において、親子電話システムに子機が追加され、この子機が電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明する。
図16は、本発明の第二実施の形態において、親子電話システムに子機が追加され、この子機が電話制御装置5に内線端末として収容される場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、携帯電話端末1A−1、1A−3は、親子電話システムを構築済みであり、携帯電話端末1A−1が親機モードで動作中であるとする。
図16において、S421〜S427の処理は、図8のS221〜S227と同様である。そして、携帯電話端末1A−1は、S427において、携帯電話端末1A−2から子機情報を受信し、この携帯電話端末1A−2を子機として親機モード処理部16に登録すると、自携帯電話端末1A−1のアドレス情報、番号情報等を含む親機情報と、自携帯電話端末1A−1のアドレス情報、番号情報等を含む子機情報と、携帯電話端末1A−2から受信した子機情報とを含む親子情報を生成し、携帯電話網2、公衆電話網8、およびゲートウェイ7を介して、電話制御装置5にこの親子情報を送信する(S428)。
次に、電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1から親子情報を受信したならば、この親子情報に含まれている子機情報の内線番号をキーにして内線端末情報記憶部55からレコード550を検索し、検索したレコード550のフィールド553に、この親子情報に含まれている親機情報の携帯電話番号を登録する(S429)。
次に、本実施の形態に係る内線電話システムに着信があった場合の動作を説明する。
図17は、本発明の第二実施の形態に係る内線電話システムに着信があった場合の動作を説明するためのシーケンス図である。
なお、初期状態において、携帯電話端末1A−1〜1A−3は、親子電話システムを構築済みであり、携帯電話端末1A−1が親機モードで動作中であるとする。また、携帯電話端末1A−1〜1A−3および固定電話端末6は、同じ内線グループに属しているものとする。
電話制御装置5は、公衆電話網8から、内線グループ番号の指定を伴う着信があると(S441)、内線端末情報記憶部55を参照し、この指定された内線グループ番号が割り当てられている固定電話端末6を一斉に呼び出す(S442)。また、内線端末情報記憶部55を参照し、この指定された内線グループ番号が割り当てられている携帯電話端末1A−1〜1A−3の親機携帯電話番号(携帯電話1A−1の携帯電話番号)に発信する(S443)。この呼は、公衆電話網8および携帯電話網2を介して、親機モードで動作する携帯電話端末1A−1に着信する。
次に、携帯電話端末1A−1は、この着信に応答(一次応答)して、携帯電話網2および公衆電話網8を介して電話制御装置5との間に通話路を確立する(S444)。
電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1との間に通話路が確立すると、この通話路を用いて、この指定された内線グループ番号を表すプッシュボタン信号等を送信する(S445)。これを受けて、携帯電話端末1A−1は、無線LAN3経由で、この指定された内線グループ番号が割り当てられている携帯電話端末1A−2、1A−3を呼び出す。また、自携帯電話端末1A−1にも、この指定された内線グループ番号が割り当てられているので、呼び出し音を送出する(S446)。
次に、電話制御装置5は、ユーザがオフフックするなどして呼び出し中の固定電話端末6が応答すると(S447)、携帯電話端末1A−1に応答通知を送信する(S448)。これを受けて、携帯電話端末1A−1は、電話制御装置5との間に確立した通話路を切断し、呼び出し音の送出を停止するとともに、呼び出し中の携帯電話端末1A−2、1A−3に応答通知を送信する(S449)。
また、電話制御装置5は、固定電話端末6から受け取った応答を公衆電話網8に送信する。これにより、電話制御装置5を介して、固定電話端末6と通話相手との間に通話路が形成され、通話が開始される(S450)。
さて、電話制御装置5は、通話中の固定電話端末6が保留され、この固定電話端末6から、転送先(携帯電話端末1A−2とする)の内線番号の指定を伴う転送指示を受け付けると(S451)、内線端末情報記憶部55を参照し、この指定された内線番号が割り当てられている携帯電話端末1A−2の親機携帯電話番号(携帯電話1A−1の携帯電話番号)に発信する(S452)。この呼は、公衆電話網8および携帯電話網2を介して親機モードで動作する携帯電話端末1A−1に着信する。
次に、携帯電話端末1A−1は、この着信に応答(一次応答)して、携帯電話網2および公衆電話網8を介して電話制御装置5との間に通話路を確立する(S453)。
電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1との間に通話路が確立すると、この通話路を用いて、この指定された内線番号を表すプッシュボタン信号等を送信する(S454)。これを受けて、携帯電話端末1A−1は、無線LAN3経由で、この指定された内線番号が割り当てられている携帯電話端末1A−2を呼び出す(S455)。
次に、携帯電話端末1A−1は、ユーザがオフフックするなどして呼び出し中の携帯電話端末1A−2が応答すると(S456)、これを電話制御装置5に転送するとともに、無線LAN3を介して携帯電話端末1A−2との間に通話路を確立する。そして、この通話路を、電話制御装置5との間に確立されている通話路と接続する。これにより、携帯電話端末1A−1を介して、携帯電話端末1A−2と電話制御装置5との間に通話路が形成される。
また、電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1から応答を受信すると、転送指示の送信元の固定電話端末6に応答通知を送信する(S457)。また、この固定電話端末6の通話相手との間に確立されている通話路と、携帯電話端末1A−2との間に確立された通話路とを接続する。これにより、電話制御装置5を介して、携帯電話端末1A−2と通話相手との間に通話路が形成される(S458)。
以上、本発明の第二実施の形態を説明した。
本実施の形態は、上記第一実施の形態の効果に加えて以下の効果を有する。
すなわち、本実施の形態において、親機モードで動作中の携帯電話端末1A−1は、自携帯電話端末1A−1の親機情報、子機情報と、携帯電話端末1A−2、1A−3各々の子機情報とを含む親子情報を電話制御装置5に送信する。また、携帯電話端末1A−1は、携帯電話端末1A−2、1A−3を電話制御装置5に接続する。一方、子機モードで動作中の携帯電話端末1A−2、1A−3は、携帯電話端末1A−1および電話制御装置5を介して外線(公衆電話網8)あるいは固定電話端末6と接続する。
また、電話制御装置5は、携帯電話端末1A−1から受信した親子情報に含まれている子機情報毎に、子機情報により特定される携帯電話端末1A−1〜1A−3各々を、自電話制御装置5が収容する内線端末として、親子情報に含まれている親機情報により特定される携帯電話端末1A−1の携帯電話番号に対応付けて管理する。そして、電話制御装置5は、内線グループ番号あるいは内線番号を着信先番号とする呼が着信した場合に、この内線グループ番号あるいは内線番号に対応付けられている親機携帯電話番号を持つ携帯電話端末1A−1に、この呼を中継する。
上記第一実施の形態では、携帯電話端末1各々に、本来の携帯電話番号とは別に、複数の携帯電話端末1で共有する代表番号として使用する携帯電話番号が必要となる。このため、携帯電話網2が、個々の携帯電話端末1に対して携帯電話番号を複数割り当てるサービスを提供していることが前提となる。
これに対して、本実施の形態では、各携帯電話端末1A〜1A−3の内線番号、内線グループ番号が、親機1A−1の携帯電話番号に対応付けられて、電話制御装置5により管理される。そして、電話制御装置5は、この内線番号、内線グループ番号の指定を伴う着信を、この内線番号、内線グループ番号に対応付けられている携帯電話番号を持つ親機の携帯電話端末1A−1に中継する。このため、携帯電話端末1A〜1A−3各々に、内線端末して使用するための内線番号、内線グループ番号が必要であるが、携帯電話網2から割り当てられる携帯電話番号は一つでよい。したがって、本実施の形態によれば、携帯電話網2が、個々の携帯電話端末1A〜1A−3に対して携帯電話番号を複数割り当てるサービスを提供していなくてもよい。
なお、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態では、無線通信機能を備えた通信端末として携帯電話端末1、1Aを例にとり、親機モードで動作する携帯電話端末1−1、1A−1が、子機モードで動作する携帯電話端末1−2〜1−4、1A−2〜1A−3を携帯電話網2に接続する場合を説明している。しかし、本発明は、このような場合に限定されない。無線通信機能を備えた通信端末は、PHS端末等のその他の無線通信端末であってもよい。そして、親機モードで動作する無線通信端末が、PHS等のその他の広域無線通信網に、子機モードで動作する無線通信端末を接続するものでもよい。
また、上記の各実施の形態において、親機は、無線LAN3経由で子機を収容しているが、Bluetooth等のその他の狭域無線通信網経由で収容してもよい。
また、上記の実施の形態において、図2、図11に示す携帯電話端末1、1A、および図12に示す電話制御装置5は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実行されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実行されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1、1A:携帯電話端末、2:携帯電話網、3:無線LAN、5:電話制御装置、6:固定電話端末、7:ゲートウェイ、8:公衆電話網、11:無線LANインターフェース部、12:携帯電話網インターフェース部、13:ユーザインターフェース部、14:携帯電話機能部、15:子機モード処理部、16:親機モード処理部、17:主制御部、51:固定電話端末インターフェース部、52:公衆電話網インターフェース部、53:呼制御部、54:中継部、55:内線端末情報記憶部、56:内線端末管理部、141:呼制御部、142:通話処理部、151:SIP−UA部、152:通話処理部、161:SIPサーバ部、162、162A:呼制御部、163:ゲートウェイ制御部、171:電波強度検出部、172:電波強度送受信部、173:モード選択部、174:親機情報送受信部、175:子機情報送受信部、176:親子情報設定部、177:構築・再構築通知送受信部、178:親子情報送信部

Claims (8)

  1. 無線通信機能を備えた通信端末であって、
    第一の無線ネットワークに接続するための第一のインターフェース手段と、
    第二の無線ネットワークに接続するための第二のインターフェース手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の通信端末各々を子機として収容し、前記第一のインターフェース手段を介して前記第一の無線ネットワークに当該子機を接続する親機モード処理手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている親機として動作する他の通信端末と接続し、当該親機を介して前記第一の無線ネットワークに接続する子機モード処理手段と、
    前記親機モード処理手段および前記子機モード処理手段の何れか一方を起動させるモード選択手段と、
    前記第一の無線ネットワークの電波強度を検出する電波強度検出手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度の通知を送信する電波強度通知送信手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々から電波強度の通知を受信する電話強度通知受信手段と、を有し、
    前記モード選択手段は、
    前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度が、前記電話強度通知受信手段が他の前記通信端末各々から受信した何れの前記電波強度よりも大きい場合に、前記親機モード処理手段を起動させ、そうでない場合に前記子機モード処理手段を起動させる
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 請求項1に記載の通信端末であって、
    前記モード選択手段が前記親機モード処理手段を起動させた場合に、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、自通信端末の情報を含む親機情報を送信する親機情報送信手段と、
    前記親機情報送信手段が前記親機情報を送信した場合に、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々から、当該通信端末の情報を含む子機情報を受信する子機情報受信手段と、
    前記子機情報受信手段が受信した前記子機情報を前記親機モード処理手段に設定する子機情報設定手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末から、当該通信端末の情報を含む親機情報を受信する親機情報受信手段と、
    前記親機情報受信手段が受信した前記親機情報を前記子機モード処理手段に設定する親機情報設定手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記親機情報受信手段が受信した前記親機情報の送信元に、自通信端末の情報を含む子機情報を送信する子機情報送信手段と、をさらに有する
    ことを特徴とする通信端末。
  3. 請求項2に記載の通信端末であって、
    前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度が所定値未満である場合において、前記親機モード処理手段および前記子機モード処理手段が両方ともに停止中であるならば、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、親子電話システム構築通知を送信する構築通知送信手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末から、親子電話システム構築通知を受信する構築通知受信手段と、をさらに有し、
    前記電波強度通知送信手段は、
    前記構築通知送信手段が前記親子電話システム構築通知を送信した場合において、所定時間内に、前記親機情報受信手段が前記親機情報を受信しなかった場合、あるいは、前記構築通知受信手段が前記親子電話システム構築通知を受信した場合において、前記親機モード処理手段および前記子機モード処理手段の両方が停止中である場合に、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度の通知を送信し、
    前記親機情報送信手段は、
    前記構築通知受信手段が前記親子電話システム構築通知を受信した場合において、前記親機モード処理手段が稼働中であるならば、前記第二のインターフェース手段を介して当該親子電話システム構築通知の送信元に、自通信端末の情報を含む親機情報を送信し、
    前記モード選択手段は、
    前記親機情報受信手段が他の前記通信端末から前記親機情報を受信した場合に、前記子機モード処理手段を起動させる
    ことを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の通信端末であって、
    前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度が所定値未満である場合において、前記親機モード処理手段が稼動中であるならば、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、親子電話システム再構築通知を送信する再構築通知送信手段と、
    前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末から、親子電話システム再構築通知を受信する再構築通知受信手段と、をさらに有し、
    前記電波強度通知送信手段は、
    前記再構築通知送信手段が前記親子電話システム再構築通知を送信した場合、あるいは前記再構築通知受信手段が前記親子電話システム再構築通知を受信した場合に、前記第二のインターフェース手段を介して、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、前記電波強度検出手段が検出した前記電波強度の通知を送信する
    ことを特徴とする通信端末。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の通信端末であって、
    前記モード選択手段が前記親機モード処理手段を起動した場合に、自通信端末の情報を含む前記親機情報、および前記子機情報受信手段が他の前記通信端末各々から受信した前記子機情報を、前記第一のインターフェース手段を介して、前記第一の無線ネットワークに接続されている主装置に送信する親子情報送信手段をさらに有し、
    前記親機モード処理手段は、
    前記第一のインターフェース手段を介して、前記第一の無線ネットワークに接続されている前記主装置に前記子機を接続し、
    前記子機モード処理手段は、
    前記親機および前記第一の無線ネットワークを介して当該親機に接続されている前記主装置を介して、前記第一の無線ネットワークあるいは前記主装置が収容する端末と接続する
    ことを特徴とする通信端末。
  6. 請求項5に記載の通信端末を含む内線端末を収容する主装置であって、
    前記第一の無線ネットワークを介して前記通信端末から前記親機情報および前記子機情報を受信する親子情報受信手段と、
    前記親子情報受信手段が受信した前記子機情報により特定される前記子機の内線グループ番号および内線番号に対応付けて、前記親子情報受信手段が受信した前記親機情報により特定される前記親機の携帯電話番号を登録する内線登録手段と、
    前記内線グループ番号あるいは前記内線番号を着信先番号とする呼が着信した場合に、当該内線グループ番号あるいは内線番号に対応する親機の携帯電話番号に当該呼を中継する呼制御手段と、を有する
    ことを特徴とする主装置。
  7. 無線通信機能を備えた複数の通信端末による親子電話システム構築方法であって、
    前記複数の通信端末各々が
    第一の無線ネットワークの電波強度を検出し、
    第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々に、前記検出した電話強度の通知を送信し、
    前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末各々から、電波強度の通知を受信し、
    前記検出した電波強度が、他の前記通信端末各々から受信した何れの前記電波強度よりも大きい場合に、前記第二の無線ネットワークに接続されている他の前記通信端末を子機として収容し、前記第一の無線ネットワークに当該子機を接続する親機モードで動作し、
    前記検出した電波強度が、何れかの他の前記通信端末から受信した電波強度より小さい場合に、親機モードで動作中の他の前記通信端末と前記第二の無線ネットワークを介して接続し、当該通信端末を介して前記第一の無線ネットワークに接続する子機モードで動作する
    ことを特徴とする親子電話システム構築方法。
  8. 請求項7に記載の親子電話システム構築方法であって、
    前記親機モードで動作中の前記通信端末が、
    自通信端末の情報を含む親機情報と、前記子機モードで動作中の他の前記通信端末各々の情報を含む子機情報とを、前記第一の無線ネットワークに接続されている主装置に送信し、
    前記第一の無線ネットワークに接続されている前記主装置に、前記子機モードで動作中の他の前記通信端末各々を接続し、
    前記主装置が、
    前記第一の無線ネットワークを介して前記親機モードで動作中の前記通信端末から前記親機情報および前記子機情報を受信し、当該子機情報により特定される子機各々の内線グループ番号および内線番号に対応付けて、当該親機情報により特定される親機の携帯電話番号を登録し、
    前記内線グループ番号あるいは前記内線番号を着信先番号とする呼が着信した場合に、当該内線グループ番号あるいは内線番号に対応する親機の携帯電話番号に当該呼を中継する
    ことを特徴とする親子電話システム構築方法。
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