JP4623310B2 - 通信装置 - Google Patents

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本発明は、固定通信網に対する通信手段及び移動通信網に対する通信手段を有する主装置と、その主装置の内線に収容される固定端末と、その主装置及び前記移動通信網に接続可能な移動端末とを備えた通信装置に関する。
従来の公衆通信網では、電話番号を各端末毎に割り付け、その電話番号に対して発信することにより、網に通話路が形成されて、発信者と着信者との間で通話を行うように構成されている。このため、固定通信網を使用する固定端末と、移動通信網を使用する移動端末には異なる電話番号が割り付けられており、共通の電話番号で上記二種類の端末を使用することはできない。
そこで、固定端末及び移動端末に対し、共通のパーソナル番号を割り当て、そのパーソナル番号を用いて、それぞれ固定通信網及び移動通信網を使用可能にした通信方式が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、この通信方式では、パーソナル番号を用いて固定通信網又は移動通信網の一方を使用しているときは、他方の通信網を同時に使用できないため、通信回線を有効に利用できないという問題がある。
特開平6−318978号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、固定通信網と、移動通信網とを共通の電話番号で同時に利用できるようにすることである。
請求項1の発明は、固定通信網に対する通信手段及び移動通信網に対する通信手段を有する主装置と、該主装置の内線に収容される固定端末と、前記主装置及び移動通信網に接続可能であると共に、前記固定通信網及び移動通信網に共通の電話番号で接続可能な移動端末とを備えた通信装置であって、前記移動端末が前記移動通信網に位置登録されているとき、前記固定端末は前記共通の電話番号により前記主装置を介して前記固定通信網に接続可能であることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の通信装置において、前記移動端末が前記主装置に位置登録されているとき、前記固定端末は前記共通の電話番号により前記主装置を介して前記移動通信網に接続可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の通信装置において、前記移動端末は、前記主装置に位置登録されているとき、前記主装置を介して前記固定通信網及び移動通信網に接続可能であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の通信装置において、前記固定端末は、前記移動端末が接続されていない側の網に接続可能であることを特徴とする。
(作用)
請求項1の発明によれば、移動端末が移動通信網に位置登録されているとき、固定端末は移動端末と同じ電話番号で固定通信網に接続可能である。
請求項2の発明によれば、移動端末が主装置に位置登録されているとき、固定端末は移動端末と同じ電話番号により移動通信網及び固定通信網に接続可能である。
請求項3の発明によれば、移動端末は、主装置に位置登録されているとき、主装置を介して移動通信網及び固定通信網に接続可能である。
請求項4の発明によれば、固定端末は、移動端末が主装置を介して固定通信網に接続されているときは、移動通信網に接続可能であり、移動端末が主装置を介して移動通信網に接続されているときは、固定通信網に接続可能である。
本発明によれば、固定通信網と、移動通信網とを共通の電話番号で同時に利用できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態の電話通信システムの構成を示す図である。この電話通信システムは、公衆固定通信網(以下、固定通信網)1と、公衆移動通信網(以下、移動通信網)2と、固定通信網1及び移動通信網2に接続された管理サーバ4と、移動端末5と、固定通信網1に接続された固定端末6とを備えている。移動通信網2には基地局21が接続され、固定通信網1には、通信装置の主装置31が接続されている。主装置31の内線には固定端末32が有線接続されると共に、移動端末5が無線接続される。移動端末5は、移動通信網2の無線回線により基地局21を介して通信を行うこともできる。ここで、移動端末5の電話番号は固定通信網1及び移動通信網2において共通であり、“06012345678”とする。なお、便宜上、公衆基地局21を移動通信網2の外に図示した。
管理サーバ4は、移動端末5の位置登録情報(基地局21を通して移動通信網2に位置登録/主装置31に位置登録など)を記憶するための位置登録情報記憶部4aと、固定端末6などから移動端末5の上記共通の電話番号に電話をかけたとき、移動端末5の登録位置など(移動通信網2に位置登録/主装置31に位置登録/圏内/圏外/電源オフ/通話中など)に応じて、移動端末5に着信させるか又は固定端末32に着信させるか又は圏外などのメッセージを送出するかなどを決定するための情報、並びに移動端末5の登録位置に応じて、移動端末5及び固定端末32からの主装置31を介した接続状態を管理するための情報などが記憶される接続管理情報記憶部4bとを備えている。
移動端末5は、固定通信網1に接続された主装置31との無線通信可能範囲(以下、主装置31の圏内とも言う)12、即ち主装置31のアンテナ31aから放射される自営無線回線の電波の受信可能範囲内では、主装置31を介して固定通信網1及び移動通信網2を利用でき、基地局21との無線通信可能範囲(以下、基地局21の圏内とも言う)11、即ち基地局21のアンテナから放射される公衆無線回線の電波の受信可能範囲内では、移動通信網2を利用できる。
ここで、移動端末5は、主装置31を介して固定通信網1又は移動通信網2を択一的に利用するときは、主装置31に対し、位置登録要求を行い、それが主装置31から固定通信網1経由で管理サーバ4に通知され、位置登録情報記憶部4aに記憶されると、固定通信網1及び移動通信網2を利用できるようになる。また、移動通信網2を直接利用するときは、基地局21に対し、位置登録要求を行い、それが基地局21から移動通信網2経由で管理サーバ4に通知され、位置登録情報記憶部4aに記憶されると、直接移動通信網2を利用できるようになる。
図2に示すように、主装置31は、制御部41と、それぞれ制御部41に接続された固定網インタフェース部42、移動網インタフェース部43、内線インタフェース部44、通話路スイッチ部45、及び記憶部46と、内線インタフェース部44に接続された無線通信部47とを備えている。
制御部41はマイクロプロセッサ等で構成されており、この主装置31全体の制御等を行う。固定網インタフェース部42は固定通信網1に対する接続制御などを行う。移動網インタフェース部43は移動通信網2に対する接続制御などを行う。内線インタフェース部44は固定端末32及び無線通信部47との接続制御などを行う。無線通信部47は、移動端末5と自営無線回線により無線通信を行う。通話路スイッチ部45は、固定網インタフェース部42及び移動網インタフェース部43と、内線インタフェース部44との間の通話路(送話及び受話の音声信号の伝送路)のスイッチングを行う。記憶部46は、制御部41が各種動作を行うときに使用するプログラムが記憶されたROM、制御部41が各種動作を行うときのワークエリアとなるRAM、各種データを記憶するためのフラッシュメモリ等からなり、ここでは便宜上、移動端末5の位置登録情報、即ち移動端末5が主装置31に位置登録されていることを示す情報が記憶される位置登録情報記憶部46a、並びに固定端末32、移動端末5がそれぞれ主装置31を介して発信要求を行ったときに、固定通信網1又は移動通信網2のどちらに接続するかを選択するための情報が記憶される発信網選択情報記憶部46bを図示した。
発信網選択情報記憶部46bには、移動端末5が主装置31に位置登録されていないときは、固定端末32からの発信の接続先として固定通信網2を選択し、移動端末5が主装置31に位置登録されているときは、固定端末32、移動端末5のそれぞれからの発信の接続先として例えば通話料の安い方の網を選択するための情報が記憶されている。
図3に示すように、移動端末5は、制御部51と、それぞれ制御部51に接続される基地局インタフェース部52、主装置インタフェース部53、スイッチ54、通話回路部55、操作部56、及び記憶部57を備えている。また、通話回路部55には、マイクロフォン(以下、マイクと言う)及びスピーカ59が接続されている。
制御部51はマイクロプロセッサ等で構成されており、この移動端末5全体の制御等を行う。基地局インタフェース部52は、基地局21との間で音声信号及び各種制御信号等をアンテナを介して送受信する。主装置インタフェース部53は、主装置31との間で音声信号及び各種制御信号等をアンテナを介して送受信する。スイッチ54は、制御部51の制御により、基地局インタフェース部52側と主装置インタフェース部53側とに切替わり、基地局インタフェース部52又は主装置インタフェース部53を選択的に通話回路部55及び制御部51に接続する。通話回路部55は、マイク58及びスピーカ59とスイッチ54との間の音声信号伝送路(送話パス、受話パス)を形成する。操作部56は、電話番号入力用の数字キー、電源キー、各種機能キーからなり、ユーザの指令を入力するために用いられる。記憶部57は制御部41が各種動作を行うときに使用するプログラムが記憶されたROM、制御部41が各種動作を行うときのワークエリアとなるRAM、各種データを記憶するためのフラッシュメモリ等からなる。マイク58はユーザの発生した音声を音声信号(電気信号)に変換して通話回路部55へ出力し、スピーカ59は通話回路部55から出力された音声信号を音声に変換して出力する。
以上の構成を有する電話通信システムの動作について、[1]移動端末5の位置登録手順、[2]移動端末5が位置登録されているときの移動端末5及び固定端末32の動作の順に説明する。
[1]移動端末5の位置登録手順
移動端末5は、直接移動通信網2を利用するときは、移動通信網2に対して移動端末5の位置及びID等に関する登録を行う必要があり、この登録を第1の位置登録と呼ぶ。基地局21は、移動端末5が無線通信可能範囲11内に存在するか否かを検出するため、基地局IDを含む位置登録用電波を定期的或いはランダムに送信しており、移動端末5は位置登録用電波を受信したときに、基地局IDを記憶部57に記憶すると共に、移動端末5の端末IDを含む応答電波を基地局21へ送信する。基地局21は、応答電波を受信することで、移動端末5が通信可能範囲11内に存在することを検出すると、それを管理サーバ4に通知する。管理サーバ4がこの通知の受信に基づいて、移動端末5が移動通信網2に位置登録されたことを位置登録情報記憶部4aに記憶することで、移動端末5は移動通信網2を利用できるようになる。
また、移動端末5は、主装置31を介して固定通信網1又は移動通信網2を択一的に利用するときは、固定通信網1又は移動通信網2に対して主装置31を介して移動端末5の位置及びID等に関する登録を行う必要があり、この登録を第2の位置登録と呼ぶ。主装置31は、移動端末5が通信可能範囲12内に存在するか否かを検出するため、主装置IDを含む位置登録用電波を定期的或いはランダムに送信しており、移動端末5は位置登録用電波を受信したときに、主装置IDを記憶部57に記憶すると共に、移動端末5の端末IDを含む応答電波を主装置31へ送信する。主装置31は、応答電波を受信することで、移動端末5が無線通信可能範囲12内に存在することを検出すると、その端末IDを位置登録情報記憶部45aに記憶すると共に、固定通信網1を通して、管理サーバ4に位置登録情報を送信する。管理サーバ4がこの位置登録情報を受信し、位置登録情報記憶部4aに記憶することで、移動端末5は固定通信網1及び移動通信網2を利用できるようになる。
本実施形態では、基地局21の圏内11は主装置31の圏内12を含んでいるため、固定通信網1の利用可能範囲では移動通信網2の利用も可能となる。ここで、何れの通信網を利用するかの選択については、操作部56に選択用キーを設けておき、そのキーの操作により選択する。
移動端末5は、制御部51の制御により、スイッチ24を所定の周期で切替え、基地局インタフェース部52及び主装置インタフェース部53をそれぞれの周期で動作させる。基地局インタフェース部52は基地局21からの無線電波に含まれている情報を取り出し、主装置インタフェース部53は主装置31からの無線電波に含まれている情報を取り出すので、移動端末5が基地局21の圏内11に存在するときは第1の位置登録が行われ、移動端末5が主装置31の圏内12に存在するときは第2の位置登録が行われる。
[2]移動端末5が、移動通信網2、主装置31に位置登録されているときの移動端末5及び固定端末32の動作
この動作を行うときに、移動端末5、固定端末32のそれぞれが接続される網は管理サーバ4の接続管理情報記憶部4bの記憶内容により決定される。接続管理情報記憶部4bは、移動端末5が移動通信網2に位置登録されている場合と、主装置31に位置登録されている場合の各々について、移動端末5及び固定端末32が固定通信網1、移動通信網2のどちらに接続されているかの情報を保持している。以下、図4を用いて詳細に説明する。
図4Aに示すように、移動端末5が基地局21を通して移動通信網2に位置登録されているときは、管理サーバ4の位置登録情報記憶部4aには、移動端末5が移動通信網2に直接位置登録されていることが記憶されている。また、管理サーバ4の位置登録情報記憶部4aには、主装置31が移動通信網2に位置登録されていることも記憶されている。さらに、管理サーバ4の接続管理情報記憶部4bには、移動端末5の移動通信網1に対する接続要求、及び主装置31を介する固定端末32の固定通信網1に対する接続要求を許可することを示す情報が記憶されている。管理サーバ4は、固定通信網1を通して主装置31に対し、固定端末32が移動端末5の電話番号である“06012345678”を用いて固定通信網1に接続可能であることを通知する。主装置31は、この通知に基づいて、その接続要を行うための設定を発信網選択情報記憶部46bに登録する。
従って、移動端末5は、電話番号“06012345678”を用い、基地局21を介して移動通信網2を利用できる。また、固定端末32から発信操作が行われると、主装置31の制御部41は、発信網選択情報記憶部46aの記憶内容に基づいて、固定端末32の接続要求先の網を固定通信網1とし、管理サーバ4は、この接続要求を許可する。
図4Bに示すように、移動端末5が主装置31に位置登録されているときは、管理サーバ4の位置登録情報記憶部4aには、移動端末5が主装置31を介して固定通信網1及び移動通信網2に位置登録されていることが記憶されており、主装置31の位置登録情報記憶部46aには、移動端末5が位置登録されていることが記憶されている。このとき、主装置31は、移動端末5、固定端末32から発信要求があったとき、発信網選択情報記憶部46bの記憶内容に基づいて、通信料の安い網である固定通信網1を優先的に選択する。管理サーバ4の接続管理情報記憶部4bには、主装置31から固定通信網1又は移動通信網2に対し択一的に接続要求があったとき、その通信網が接続中でなければ接続を許可し、接続中であれば接続の拒否(ビジートーンの送出等)を行うための情報が記憶されている。
つまり、図4Bに示すように、移動端末5が主装置31に位置登録されているときは、移動端末5、固定端末32は共に主装置31を介して固定通信網1、移動通信網2の双方の利用が可能であり、双方の網が空いていれば固定通信網1に接続され、一方の網が使用中の場合は他方の網に接続される。
従って、図4Bに示す状態から、図4Cに示すように、移動端末5が主装置31を介して固定通信網1に接続されている状態に変化したとき、固定端末32は、移動端末5が接続されていない側の網である移動通信網2に対し、“06012345678”による発着信が可能となる。また、図4Cとは反対に、移動端末5が主装置31を介して移動通信網2に接続されているときは、固定端末32は固定通信網1に対し、“06012345678”による発着信が可能となる。
次に図5のフローチャートを用いて、移動端末5の電話番号である“06012345678”に対して図1の固定端末6などで発信操作が行われたときに、管理サーバ4が着信先の端末を決定する手順について説明する。
固定端末6にて移動端末5の電話番号に対して発信操作が行われると、固定通信網1を通して管理サーバ4に通知される。管理サーバ4は、位置登録情報記憶部4aを参照することで、移動端末5が固定網エリア内に存在するか否か、即ち主装置31を介して固定通信網1及び移動通信網2に位置登録されているか否かを調べる(ステップS1)。そして、固定網エリア内に存在しない場合は(ステップS1でNO)、移動網エリア内に存在するか否か、即ち主装置31を介さず直接移動通信網2に位置登録されているか否かを調べる(ステップS2)。
移動網エリア内に存在した場合は(ステップS2でYES)、接続管理情報記憶部4bの記憶内容を参照して、移動端末5が通話中か否かを調べる(ステップS3)。通話中でない場合は(ステップS3でNO)、移動端末5を着信先に決定し(ステップS7)、通話中の場合は、固定端末32を着信先に決定する(ステップS4)。つまり、移動端末5が直接移動通信網2に位置登録されているとき、移動端末2が通話中でなければ移動端末5に着信させ、通話中であれば固定端末32に着信させる。このとき、固定端末32も通話中であれば、固定端末6に話中音を送出するか、又は主装置31から留守番応答メッセージを送出する。
ステップS2で移動網エリア内に存在しないと判断した場合は、移動端末5は固定網エリア内にも移動網エリア内にも存在しないことになるので、圏外又は電源オフであると判断し、発信者の固定端末6に、圏外又は電源オフを知らせるためのメッセージを送出する(ステップS15)。
ステップS1で固定網エリア内に存在すると判断した場合は、移動網エリア内に存在するか否かを調べる(ステップS5)。そして、移動網エリア内に存在しないと判断した場合は(ステップS5でNO)、移動端末5が通話中か否かを調べる(ステップS6)。そして、通話中でなかった場合は(ステップS6でNO)、移動端末5を着信先に決定し(ステップS7)、通話中の場合は、固定端末32を着信先に決定する(ステップS4)。つまり、移動端末5が主装置31を介して固定通信網1及び移動通信網2に位置登録されているとき、移動端末2が通話中でなければ移動端末5に着信させ、通話中であれば固定端末32に着信させる。このとき、固定端末32も通話中であれば、固定端末6に話中音を送出するか、又は主装置31から留守番応答メッセージを送出する。
ステップS5で移動網エリア内に存在すると判断した場合は、固定網エリア内及び移動網エリア内の双方に存在する、換言すれば、主装置31を介した固定通信網1及び移動通信網2に位置登録されると共に、基地局21を通して移動通信網2に位置登録されていることになる。この場合、接続管理情報記憶部4bを参照して、固定網エリアを優先するように設定されているか否かを調べ(ステップS8)、そのように設定されている場合は着信先を固定網エリアに決定し(ステップS12)、そのように設定されていない場合は着信先を移動網エリアに決定する(ステップS9)。
ここで、固定網エリアが優先着信先に設定されていたときは、ステップS10にて移動端末5が通話中か否かを判断し、通話中でなければ移動端末5を着信先に設定し(ステップS7)、通話中であれば固定端末32を着信先に設定する(ステップS11)。また、移動網エリアが優先着信先に設定されていたときは、ステップS13にて移動端末5が通話中か否かを判断し、通話中でなければ移動端末5を着信先に設定し(ステップS14)、通話中であれば固定端末32を着信先に設定する(ステップS11)。つまり、移動端末5が固定網エリア内及び移動網エリア内の双方に存在し、何れかが優先着信先に設定されているとき、優先着信先に設定されているエリアにおいて移動端末2が通話中でなければ移動端末5に着信させ、通話中であれば固定端末32に着信させる。このとき、固定端末32も通話中であれば、固定端末6に話中音を送出するか、又は主装置31から留守番応答メッセージを送出する。
なお、図5に示す手順では、移動端末2が何れの網に位置登録されていても、移動端末5が通話中でなければ移動端末5に着信させ、通話中の場合は固定端末32に着信させているが、通話中の場合にも移動端末5に着信させ、留守番応答メッセージや、固定端末32に着信を転送させるガイダンス音声メッセージを送出するように構成してもよい。
本発明の実施形態の電話通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態における主装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における移動端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における移動端末の位置登録状態と、移動端末及び固定端末が利用可能な回線及び電話番号との対応関係を示す図である。 本発明の実施形態において管理サーバが着信先の端末を決定する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・固定通信網、2・・・移動通信網、4・・・管理サーバ、4a,46a・・・位置登録情報記憶部、4b・・・接続管理情報記憶部、46b・・・発信網選択情報記憶部、5・・・移動端末、21・・・基地局、31・・・主装置、6,32・・・固定端末。

Claims (4)

  1. 固定通信網に対する通信手段及び移動通信網に対する通信手段を有する主装置と、該主装置の内線に収容される固定端末と、前記主装置及び移動通信網に接続可能であると共に、前記固定通信網及び移動通信網に共通の電話番号で接続可能な移動端末とを備えた通信装置であって、
    前記移動端末が前記移動通信網に位置登録されているとき、前記固定端末は前記共通の電話番号により前記主装置を介して前記固定通信網に接続可能であることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置において、
    前記移動端末が前記主装置に位置登録されているとき、前記固定端末は前記共通の電話番号により前記主装置を介して前記移動通信網に接続可能であることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1記載の通信装置において、
    前記移動端末は、前記主装置に位置登録されているとき、前記主装置を介して前記固定通信網及び移動通信網に接続可能であることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3記載の通信装置において、
    前記固定端末は、前記移動端末が接続されていない側の網に接続可能であることを特徴とする通信装置。
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