JP4192707B2 - 携帯電話機,固定電話機および電話システムならびにその呼出方法 - Google Patents

携帯電話機,固定電話機および電話システムならびにその呼出方法 Download PDF

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Description

本発明は携帯電話機およびこれを使用した電話システムに関し、特にその呼出機能に関する。
一般的に家庭にあるような固定電話機において、着信の呼び出しに気付かず、電話に出ることができないという状況はあまりない。たとえ電話に出る前に切れてしまった場合でも電話がかかってきたということは十分認識できる。しかし、携帯電話機の場合には、例えばマナーモードを設定したままで鞄や洋服の中に入れっぱなしであった場合や、着信音を設定していても別の部屋に置いていて、呼び出しに気付かないなどの状況がしばしば起こる。そのため、電話に出ることが出来ず、また、不在着信にすら気付かないということがある。
これに関連する従来の技術として、携帯電話機に入った着信を呼び出しに気付きやすい自宅の固定電話機などへ転送する機能がある。しかし、外出先から帰宅するたびに毎回設定し、外出する際には毎回解除することは非常に面倒であり、設定を忘れてしまうことが考えられる。また、この場合、携帯電話機での着信が不可能となる。特許文献1では、コードレスの子機としての機能も持つPHSへの着信を、充電器を介してまたはPHS自身を中継局として親機へ転送し、呼び出しおよび通話ができるといった技術が開示されている。また、携帯電話機と自宅内の固定電話機の両方を所持する利用者が自宅にいる場合、携帯電話機への着信を固定電話機で受けることができる電話システムが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−173744号公報(段落番号0019および図1)
特開2002−315051号公報(段落番号0006および0007)
上述した前者の電話システムの場合、PHSの着信は常に親機でも呼び出しが行われるため、PHSで応答が十分可能な場合でも親機を呼び出してしまうという問題がある。また、後者では、携帯電話機への着信を固定電話機で受信することはできるものの、実際の使用に際しさらに決めが細かく使い勝手のよい、すなわち、携帯電話機の呼び出し方法および状況を判断し、着信に気付きにくいと判断した場合には、固定電話機からも呼び出しを行うことで、着信していることを携帯電話機の持ち主に確実に知らせることが可能な電話システムが求められている。
本発明の目的は、面倒な設定をすることなく、携帯電話機でも近傍の固定電話機でも着信および呼び出しが可能で、さらに、携帯電話機の設定や状況に応じて固定電話機で呼び出すかどうかの判別を行い、不必要に固定電話機に転送することがないようにした携帯電話機,固定電話機および電話システムならびにその呼出方法を提供することにある。
請求項1に記載の本発明は、基地局と通信を行う第1の無線部と、固定電話機との近距離無線通信を行う第2の無線部とを備える携帯電話機であって、着信時に自身の呼び出しに加え前記携帯電話機に着信があることをユーザに通知するため、この着信時の呼出設定および呼出回数を判定し、所定条件が満たされた場合には前記第2の無線部を介して着信通知を送信し前記固定電話機を呼び出して応答可能にさせる制御手段を備える。
請求項2に記載の本発明は、携帯電話機と近距離無線通信を行う無線部を備える固定電話機であって、前記携帯電話機への着信時にこの携帯電話機への着信があったことをユーザに通知するため、前記携帯電話機での呼出設定および呼出回数の所定条件が満たされた場合には前記無線部を介して着信通知を受信し固定電話機の呼び出しを行い応答可能にさせる制御手段を備える。
請求項3に記載の本発明は、携帯電話機と近距離無線通信を行う無線部を備える固定電話機であって、所定のエリアに存在する複数の携帯電話機のうちのいずれかに着信したときこの着信があったことをユーザに通知するため、前記携帯電話機での呼出設定および呼出回数の所定条件が満たされた場合には前記無線部を介して着信通知を受信し、前記携帯電話機から受信する信号に含まれる各携帯電話機に付与された端末番号を識別し、予め定めた当該の携帯電話機に対応する呼出音を出力する制御手段を備える。
請求項4に記載の本発明は、請求項1において、前記制御手段は、着信時の呼出方法をユーザ操作に基づいて設定・解除を行う呼出設定部と、前記呼出設定部で固定電話機を呼び出すように設定されていた場合に呼出回数が所定回数以上か否かを判定する呼出回数判定部と、前記呼出回数判定部での判定結果が所定回数以上の場合に前記固定電話機との通信が可能か否かを判定する固定電話通信可否判定部と、前記固定電話通信可否判定部で通信可能と判定された場合に前記携帯電話機への着信を前記固定電話機に通知する着信通知部と、前記呼出設定部の呼出設定が携帯電話機のみに対しての場合,呼出回数が所定回数以下の場合および固定電話機が通信圏外の場合のいずれかであるときには自携帯電話機のみを呼び出しあるいは前記着信通知部からの着信通知を受信した場合には前記固定電話機を呼び出す呼出制御部と、この呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する応答端末判定部と、前記応答端末判定部の判定結果で携帯電話機が応答した場合には前記第2の無線部を介し前記固定電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは固定電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる応答信号送受信制御部と、前記応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する通話路設定部とを備える。
請求項5に記載の本発明は、請求項2において、前記制御手段は、前記携帯電話機からの着信通知を受信した場合には自固定電話機を呼び出す呼出制御部と、この呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する応答端末判定部と、前記応答端末判定部の判定結果で固定電話機が応答した場合には前記無線部を介し前記携帯電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは携帯電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる応答信号送受信制御部と、前記応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する通話路設定部とを備える。 請求項6に記載の本発明は、請求項3において、前記制御手段は、前記携帯電話機から通知される各携帯電話機に付与されている端末番号を識別する携帯電話端末番号識別部と、前記携帯電話端末番号識別部の識別結果に基づき予め定めた各携帯電話機に対応する呼出音を決定する呼出音決定部と、前記複数の携帯電話機のうち当該の携帯電話機への着信を知らせるため前記呼出音決定部が決定した当該の呼出音を出力する呼出制御部とを備える。
請求項7に記載の本発明は、請求項1または請求項4に記載の携帯電話機と、請求項2または請求項5記載の固定電話機とを有する。
請求項8に記載の本発明は、請求項1または請求項4に記載の携帯電話機と、請求項3または請求項6記載の固定電話機とを有する。
請求項9に記載の本発明は、携帯電話機およびこの携帯電話機と近距離無線通信により通信可能な固定電話機を有する電話システムにおける呼出方法であって、前記携帯電話機により着信を検出し、この呼出時に前記固定電話機を呼び出す設定がなされているか否かを判定し、固定電話機を呼び出すように設定されていた場合には呼出回数が所定回数以上か否かを判定し、この判定が所定回数以上であった場合には前記固定電話機が前記携帯電話機の通信圏に存在するか否かを判定し、この判定が通信圏内であった場合には前記固定電話機に対し携帯電話機への着信があることを通知し、前記携帯電話機および前記固定電話機の双方により呼び出しを行う。
請求項10に記載の本発明は、請求項9において、前記設定が携帯電話機のみを呼び出すように設定されている場合,呼出回数が所定回数以下の場合および固定電話機が通信圏外の場合のいずれかであるときには自携帯電話機のみを呼び出す。
請求項11に記載の本発明は、請求項9において、携帯電話機への着信時に固定電話機および携帯電話機の双方で呼出中に前記固定電話機および携帯電話機のうちどちらの電話機で応答したかを判定し、前記携帯電話機で応答した場合には、この携帯電話機から前記固定電話機に対して携帯電話機が応答したことを示す信号を送信し、前記固定電話機での呼出動作を終了させ、前記携帯電話機によって発信者との通話を行わせる。
請求項12に記載の本発明は、請求項9において、携帯電話機への着信時に固定電話機および携帯電話機の双方で呼出中に前記固定電話機および携帯電話機のうちどちらの電話機で応答したかを判定し、前記固定電話機で応答した場合には、この固定電話機から前記携帯電話機に対して固定電話機が応答したことを示す信号を送信し、前記携帯電話機での呼出動作を終了させ、前記固定電話機によって発信者との通話を行わせる。
請求項13に記載の本発明は、請求項9において、所定のエリアに呼出可能な複数の携帯電話機が存在する場合には、着信通知される信号と共に複数の携帯電話機のそれぞれに付与されている端末番号を識別し、この識別結果に基づき予め定めた当該携帯電話機に対応する呼出音の種別を決定し、この決定された呼出音を前記固定電話機から出力する。
本発明による第1の効果としては、携帯電話機に着信が入った場合、固定電話機からも着信音を鳴らすことにより、ユーザが携帯電話機の呼び出しに気が付かない状況でも、固定電話機から呼び出しを行うことで、ユーザに着信を知らせることが出来る。また第2の効果としては、携帯電話機の着信に気付きにくい状況下において着信が入った場合、携帯電話機の呼び出し方法や、呼出回数に応じて、固定電話機で呼び出すか否かを判別するので、携帯電話機で十分応答可能な場合に、むやみに固定電話機を占有することがない。さらに第3の効果としては、従来の転送機能のように、携帯電話機の通話の機能を停止することは必要なく、固定電話機、携帯電話機のどちらでも待ち受けおよび着信応答でき、通話可能とする機会を増すことができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態を示す図1を参照すると、携帯電話機110は基地局100と無線回線で接続され、固定電話機120は有線電話網130と有線回線で接続されている。携帯電話機110は、基地局100と無線信号の送受信を行う無線部A111と、固定電話機120と無線通信を行う無線部B112と、ユーザが外部から操作を行う操作部114と、ユーザに呼び出しを知らせる手段であるスピーカ115,LED116,バイブレータ117と、これら各部を制御する中央制御部113とを有する。固定電話機120は、有線電話網と接続を行う接続部121と、携帯電話機110と無線通信を行う無線部C122と、ユーザが外部から操作を行う操作部124と、ユーザに呼び出しを知らせる手段であるスピーカ125と、これら各部を制御する中央制御部123とを有する。携帯電話機110の無線部B112と固定電話機120の無線部C122間は、例えば自宅内で、無線LANやBluetoothなどの近距離無線伝送方式でデータの送受信を行う。
図1において、携帯電話機110は、基地局100より着信が入ると、無線部A111を介し中央制御部113へ着信信号を送信する。中央制御部113は、着信音やバイブレータ、LED(発光ダイオード)点滅など、予め設定された手段で呼び出しを行う。このとき、中央制御部113はユーザが呼び出しに気付きにくい状況、例えばバイブレータのみまたはLED点滅のみの設定や、呼出回数が所定回数を超えることを検出した場合、携帯電話機110に着信が入ったことを知らせる信号を、無線部B112を介して固定電話機120に送信する。それを受けた固定電話機120は、携帯電話機に着信が入ったことを中央制御部123へ伝える。中央制御部123はスピーカ125で呼出音を鳴らす。
図2(a)は図1における携帯電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。中央制御部113は、呼出設定部1131と、呼出回数判定部1132と、固定電話通信可否判定部1133と、着信通知部1134と、呼出制御部1135と、応答端末判定部1136と、応答信号送受信制御部1137と、通話路設定部1138とを備える。呼出設定部1131は着信時の呼出方法をユーザ操作に基づいて設定・解除を行う。呼出回数判定部1132は、呼出設定部1131で固定電話機を呼び出すように設定されていた場合に呼出回数が所定回数以上か否かを判定する。固定電話通信可否判定部1133は、呼出回数判定部1132での判定結果が所定回数以上の場合に固定電話機との通信が可能か否かを判定する。着信通知部1134、固定電話通信可否判定部1133で通信可能と判定された場合に携帯電話機への着信を固定電話機に通知する。呼出制御部1135は、呼出設定部1131の呼出設定が携帯電話機のみに対しての場合,呼出回数が所定回数以下の場合および固定電話機が通信圏外の場合のいずれかであるときには自携帯電話機のみを呼び出しあるいは着信通知部1134からの着信通知を受信した場合には固定電話機を呼び出す。応答端末判定部1136は、この呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する。応答信号送受信制御部1137は、応答端末判定部1136の判定結果で携帯電話機が応答した場合には無線部B112を介し固定電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは固定電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる。通話路設定部1138は、応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する。
図2(b)は図1における固定電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。中央制御部123は、呼出制御部1235と、応答端末判定部1236と、応答信号送受信制御部1237と、通話路設定部1238とを備える。呼出制御部1235は携帯電話機からの着信通知を受信した場合には自固定電話機を呼び出す。応答端末判定部1236はこの呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する。応答信号送受信制御部1237は、応答端末判定部1236の判定結果で固定電話機が応答した場合には無線部C122を介し携帯電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは携帯電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる。通話路設定部1238は応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する。
図3は本発明の第1の実施の形態における呼出動作を説明するためのフローチャートである。以下に、図1および図3を参照して動作を説明する。
携帯電話機110において、着信を受けたときの呼出方法は携帯電話機のユーザにより任意に設定されている。また、数種の呼出方法の中で、「手元に携帯電話機がない場合、呼び出しに気付きにくい」とする呼出方法を「固定呼出設定」として予め携帯電話機110に設定しておく。基地局100より携帯電話機110へ着信が入ると、無線部A111を介し、中央制御部113へ着信信号を送信する。着信信号を受けた中央制御部113は、それを検出し(ステップ31:S31と略称、以下同様)、スピーカ115、LED116、バイブレータ117など予め設定された手段により呼び出しを行う(S32)。このとき中央制御部113は、呼出方法が「固定呼出設定」であるかどうかを判別する(S33)。「固定呼出設定」であると判断した場合、次に、呼出回数が所定回数(あるいは所定時間でもよい)以上であるかどうかを中央制御部113で判断する(S34)。呼出回数が所定回数(時間)以上であった場合、携帯電話機110に着信が入ったことを知らせる信号を、無線部B112を介して固定電話機120の無線部C122に送信する。携帯電話機110の無線部B112と固定電話機120の無線部C122が通信圏内であると(S35)、固定電話機120は上述した携帯着信の信号を受信し、固定電話機120の中央制御部123へ携帯の着信を伝える(S36)。中央制御部123は、スピーカ125で呼出音を鳴らし携帯電話機110の着信を知らせる。一方、携帯電話機の呼出方法が「固定呼出設定」でない場合や、呼び出しが所定回数(時間)に満たない場合、外出時など固定電話機120が通信圏外であった場合は、携帯電話機110のみで呼び出しを行う(S38)。このとき、固定電話機120は有線回線と接続された通常の固定電話機の待ち受け状態となる。
次に、呼び出しを確認し応答する場合の動作を図4のフローチャートを参照して説明する。携帯電話機のみの呼び出しの場合は、通常の携帯電話機の着信応答と同様である。このとき、固定電話機120は通常の有線電話網の待ち受け状態となる。携帯電話機110の着信を受け、携帯電話機110および固定電話機120の両方で呼び出している場合(S401)、携帯電話機110で着信応答すると、中央制御部113がそれを検出し(S402)、無線部B112を介して固定電話機120へ着信応答したことを知らせる応答信号を送信する(S403)。固定電話機120の中央制御部123が携帯電話機110での応答信号を受信すると、固定電話機120での呼び出しを終了し(S404)、無線部B112−C122の通信を終了する(S405)。そして、携帯電話機110で発信者との通話を行う(S406)。このとき、固定電話機120は通常の有線回線の待ち受け状態となる。一方、固定電話機120で応答すると、中央制御部123が固定電話機で応答したことを検出し、無線部C122を通して携帯電話機へ応答信号を送信する(S407)。携帯電話機110の中央制御部113がこの応答信号を受信すると、携帯電話機での呼び出しを終了する(S408)。そして、無線部B112−C122を介して、基地局100と固定電話機120の間で通信を行い(S409)、固定電話機120で発信者との通話を行う(S410)。
図5(a)は本発明の電話システムにおける第2の実施の形態を説明するための図である。この場合、複数の携帯電話機が所定のエリア、例えば自宅内に存在する場合、これら携帯電話機への着信を個別の呼出音にて呼び出しを行う。図5(a)において、電話システムは、基地局500と、この基地局500と無線通信が可能な携帯電話機511〜514と、有線電話網に接続される固定電話機520とを有する。図5(b)は(a)における固定電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。固定電話機520の中央制御部(図示せず)は、携帯電話端末番号識別部5201と、呼出音決定部5202と、呼出制御部5203とを備える。携帯電話端末番号識別部5201は、携帯電話機から通知される各携帯電話機に付与されている端末番号を識別する。呼出音決定部5202は、携帯電話端末番号識別部5201の識別結果に基づき予め定めた各携帯電話機に対応する呼出音を決定する。呼出制御部5203は、複数の携帯電話機のうち当該の携帯電話機への着信を知らせるため呼出音決定部5202が決定した当該の呼出音を出力する。固定電話機520と各携帯電話機511〜514とは、先に示した第1の実施の形態の固定電話機および携帯電話機同様、無線LANなどの伝送方法により無線通信が可能である。
以下に、第2の実施の形態の動作を説明する。予め携帯電話機511、512、513、514の識別番号とそれぞれに対応した呼出音を固定電話機520に登録しておく。基地局500より携帯電話機513に着信が入ると、携帯電話機513は呼出方法、呼出回数、時間など、予め設定した条件について判定を行い、所定条件を満たした場合、固定電話機520に着信を知らせる信号を送信する。このとき、固定電話機520に予め登録している携帯電話機513の識別番号を、着信を知らせる信号と一緒に固定電話機520に送信する。固定電話機520では、携帯電話機513の識別番号と、着信を知らせる信号とを受信すると、携帯電話機513固有の呼出音を鳴らし、携帯電話機513に着信が入ったことを知らせる。この固有の呼出音を用いることで、他の携帯電話機の着信との区別が可能である。また、同様にメール着信であることを知らせる信号を送付し、それに対しての着信音を設定していると、メール着信についても認識可能である。
本発明の電話システムにおける第1の実施の形態を示すブロック図である。 (a)は図1における携帯電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。(b)は図1における固定電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における呼出動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における応答動作を説明するためのフローチャートである。 (a)は本発明の電話システムにおける第2の実施の形態を説明するための図である。(b)は(a)における固定電話機の中央制御部の本発明関連部分を示すブロック図である。
符号の説明
100,500 基地局
110,511〜514 携帯電話機
111 無線部A
112 無線部B
113,123 中央制御部
114,124 操作部
115,125 スピーカ
116 LED
117 バイブレータ
120,520 固定電話機
121 接続部
122 無線部C
1131 呼出設定部
1132 呼出回数判定部
1133 固定電話通信可否判定部
1134 着信通知部
1135,1235,5203 呼出制御部
1136,1236 応答端末判定部
1137,1237 応答信号送受信制御部
1138,1238 通話路設定部
5201 携帯電話端末番号識別部
5202 呼出音決定部

Claims (13)

  1. 基地局と通信を行う第1の無線部と、固定電話機との近距離無線通信を行う第2の無線部とを備える携帯電話機であって、着信時に自身の呼び出しに加え前記携帯電話機に着信があることをユーザに通知するため、この着信時の呼出設定および呼出回数を判定し、所定条件が満たされた場合には前記第2の無線部を介して着信通知を送信し前記固定電話機を呼び出して応答可能にさせる制御手段を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 携帯電話機と近距離無線通信を行う無線部を備える固定電話機であって、前記携帯電話機への着信時にこの携帯電話機への着信があったことをユーザに通知するため、前記携帯電話機での呼出設定および呼出回数の所定条件が満たされた場合には前記無線部を介して着信通知を受信し固定電話機の呼び出しを行い応答可能にさせる制御手段を備えることを特徴とする固定電話機。
  3. 携帯電話機と近距離無線通信を行う無線部を備える固定電話機であって、所定のエリアに存在する複数の携帯電話機のうちのいずれかに着信したときこの着信があったことをユーザに通知するため、前記携帯電話機での呼出設定および呼出回数の所定条件が満たされた場合には前記無線部を介して着信通知を受信し、前記携帯電話機から受信する信号に含まれる各携帯電話機に付与された端末番号を識別し、予め定めた当該の携帯電話機に対応する呼出音を出力する制御手段を備えることを特徴とする固定電話機。
  4. 前記制御手段は、着信時の呼出方法をユーザ操作に基づいて設定・解除を行う呼出設定部と、前記呼出設定部で固定電話機を呼び出すように設定されていた場合に呼出回数が所定回数以上か否かを判定する呼出回数判定部と、前記呼出回数判定部での判定結果が所定回数以上の場合に前記固定電話機との通信が可能か否かを判定する固定電話通信可否判定部と、前記固定電話通信可否判定部で通信可能と判定された場合に前記携帯電話機への着信を前記固定電話機に通知する着信通知部と、前記呼出設定部の呼出設定が携帯電話機のみに対しての場合,呼出回数が所定回数以下の場合および固定電話機が通信圏外の場合のいずれかであるときには自携帯電話機のみを呼び出しあるいは前記着信通知部からの着信通知を受信した場合には前記固定電話機を呼び出す呼出制御部と、この呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する応答端末判定部と、前記応答端末判定部の判定結果で携帯電話機が応答した場合には前記第2の無線部を介し前記固定電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは固定電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる応答信号送受信制御部と、前記応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する通話路設定部とを備えることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  5. 前記制御手段は、前記携帯電話機からの着信通知を受信した場合には自固定電話機を呼び出す呼出制御部と、この呼出時に携帯電話機側および固定電話機側のいずれが応答したかを判定する応答端末判定部と、前記応答端末判定部の判定結果で固定電話機が応答した場合には前記無線部を介し前記携帯電話機に対しそのことを示す応答信号を送信しあるいは携帯電話機が応答した場合にはそのことを示す応答信号を受信すると共に呼び出しを停止させる応答信号送受信制御部と、前記応答信号の送受信が完了した後に発信者との通話路を設定する通話路設定部とを備えることを特徴とする請求項2記載の固定電話機。
  6. 前記制御手段は、前記携帯電話機から通知される各携帯電話機に付与されている端末番号を識別する携帯電話端末番号識別部と、前記携帯電話端末番号識別部の識別結果に基づき予め定めた各携帯電話機に対応する呼出音を決定する呼出音決定部と、前記複数の携帯電話機のうち当該の携帯電話機への着信を知らせるため前記呼出音決定部が決定した当該の呼出音を出力する呼出制御部とを備えることを特徴とする請求項3記載の固定電話機。
  7. 請求項1または請求項4に記載の携帯電話機と、請求項2または請求項5記載の固定電話機とを有することを特徴とする電話システム。
  8. 請求項1または請求項4に記載の携帯電話機と、請求項3または請求項6記載の固定電話機とを有することを特徴とする電話システム。
  9. 携帯電話機およびこの携帯電話機と近距離無線通信により通信可能な固定電話機を有する電話システムにおける呼出方法であって、前記携帯電話機により着信を検出し、この呼出時に前記固定電話機を呼び出す設定がなされているか否かを判定し、固定電話機を呼び出すように設定されていた場合には呼出回数が所定回数以上か否かを判定し、この判定が所定回数以上であった場合には前記固定電話機が前記携帯電話機の通信圏に存在するか否かを判定し、この判定が通信圏内であった場合には前記固定電話機に対し携帯電話機への着信があることを通知し、前記携帯電話機および前記固定電話機の双方により呼び出しを行うことを特徴とする電話システムにおける呼出方法。
  10. 前記設定が携帯電話機のみを呼び出すように設定されている場合,呼出回数が所定回数以下の場合および固定電話機が通信圏外の場合のいずれかであるときには自携帯電話機のみを呼び出すことを特徴とする請求項9記載の電話システムにおける呼出方法。
  11. 携帯電話機への着信時に固定電話機および携帯電話機の双方で呼出中に前記固定電話機および携帯電話機のうちどちらの電話機で応答したかを判定し、前記携帯電話機で応答した場合には、この携帯電話機から前記固定電話機に対して携帯電話機が応答したことを示す信号を送信し、前記固定電話機での呼出動作を終了させ、前記携帯電話機によって発信者との通話を行わせることを特徴とする請求項9記載の電話システムにおける呼出方法。
  12. 携帯電話機への着信時に固定電話機および携帯電話機の双方で呼出中に前記固定電話機および携帯電話機のうちどちらの電話機で応答したかを判定し、前記固定電話機で応答した場合には、この固定電話機から前記携帯電話機に対して固定電話機が応答したことを示す信号を送信し、前記携帯電話機での呼出動作を終了させ、前記固定電話機によって発信者との通話を行わせることを特徴とする請求項9記載の電話システムにおける呼出方法。
  13. 所定のエリアに呼出可能な複数の携帯電話機が存在する場合には、着信通知される信号と共に複数の携帯電話機のそれぞれに付与されている端末番号を識別し、この識別結果に基づき予め定めた当該携帯電話機に対応する呼出音の種別を決定し、この決定された呼出音を前記固定電話機から出力することを特徴とする請求項9記載の電話システムにおける呼出方法。
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