JP6666742B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置を介して通信を行う技術に関するものであり、特に、通信端末装置から離れた場所において通信を行う技術に関するものである。
無線通信機能を有する情報端末装置やスマートフォン等の携帯型の通信端末装置が広く用いられている。そのような通信端末装置は、利用者によって常に携帯されて使用される場合が多い。そのため、携帯型の通信端末装置は、置かれている場所や利用者の状態に関わらずに常時、使用できることが望ましい。また、携帯型の通信端末装置は、二次電池によって動作することが多いが、高機能化が進み消費電力が増大しているため、待機時や動作時における消費電力はできるだけ抑制されていることが望ましい。
携帯型の通信端末装置は、充電や仮置きしている場合などには、利用者から離れた場所に置かれていることもある。そのような場合には、利用者は直接、手で通信端末装置を操作することはできない。また、通信相手から通話の要求があった場合などに利用者が他の作業を行っていて、通信端末装置を直接、操作できないことも生じ得る。しかし、常時、携帯されていることを想定している通信端末装置では、通信相手から通話の要求があった場合などに通信端末装置が置かれている場所や利用者の状態によらずに応答を行って通信を開始できることが望ましい。そのため、利用者が直接、通信端末装置を操作できないような場合においても、手で操作を行わないハンズフリーで応答を行えることが望ましく、直接、操作を行わなくても通話の要求等に応答し動作を可能にするための技術の開発が行われている。そのような、通信端末装置において、利用者が直接、手で操作を行わなくても通話の要求等に応答し動作を可能にする技術としては、例えば、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1は、通話端末と、中継モジュールと、報知端末を備えるハンズフリー型の通話システムに関するものである。特許文献1の通話システムでは、通話端末が通話先からの着信を検知すると、受話信号が中継モジュールを介して報知端末に送信される。報知端末装置は、受話信号を基にスピーカから着信を示す音を報知する。また、特許文献1のハンズフリー型の通話システムでは、利用者が通話端末を手に持って操作できないときに、中継モジュールが有するマイクロフォンにおいて利用者の声が集音され、端末装置に送られている。そのため、特許文献1のハンズフリー型の通話装置では、利用者は端末装置とは別の場所にある報知装置から着信を認識し、中継モジュールを用いて通話を行うことができる。
特開2015−201823号公報
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。特許文献1の通話システムでは、通話端末から送られてきた着信の通知を中継モジュールが報知端末に送り、報知端末から利用者に着信等を通知している。また、特許文献1の通話システムでは、中継モジュールにおいて利用者の音声が集音されている。そのため、特許文献1の通話システムでは、端末装置の無線電波が届く範囲でのみしか端末装置にアクセスすることができない。よって、端末装置からの無線電波が届きにくいところでは、電波の強度を高くする必要があり消費電力の増大等が生じ得る。また、電波を遮蔽するような壁等の背後に中継モジュールや報知端末がある場合には、利用者は着信を認識することや通話を行うことはできない。よって、特許文献1の技術は、通信端末装置の消費電力を抑制しつつ場所や利用者の状態に依存せず通話等の通信を行うための技術としては十分ではない。
本発明は、上記の課題を解決するため、通信端末装置の消費電力を抑制しつつ、場所や利用者の状態に依存せず通話等の通信を行うことができる通信装置を得ることを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の通信装置は、通信手段と、通知手段と、検知手段と、通信制御手段を備えている。通信手段は、通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、通信端末装置と通信を行う。通知手段は、通信手段において通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う。検知手段は、自装置の周囲からの所定の応答を検知する。通信制御手段は、検知手段を介して所定の通知への所定の応答を検知した場合に、通信端末装置に応答を示す情報を通信手段から着信応答として送信し、通信端末装置との通信を開始する。
本発明の通信方法は、通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、通信端末装置と通信する。本発明の通信方法は、通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う。本発明の通信方法は、自装置の周囲からの所定の応答を検知し、所定の通知への所定の応答を検知した場合に、通信端末装置に応答を示す情報を着信応答として送信し、通信端末装置との通信を開始する。
本発明によると、通信端末装置の消費電力を抑制しつつ、場所や利用者の状態に依存せず通話等の通信を行うことができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の照明装置の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の通信端末装置の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態における動作フローの概要を示した図である。 本発明の第2の実施形態における動作フローの概要を示した図である。 本発明の第2の実施形態において通話を開始する際の動作状態を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態における動作フローの概要を示した図である。 本発明の第2の実施形態における動作フローの概要を示した図である。 本発明の第3の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態の照明装置の構成の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態における動作フローの概要を示した図である。 本発明の第3の実施形態において通話を開始する際の動作状態を模式的に示した図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の通信装置の構成の概要を示したものである。本実施形態の通信装置は、通信手段1と、通知手段2と、検知手段3と、通信制御手段4を備えている。通信手段1は、通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、通信端末装置と通信を行う。通知手段2は、通信手段1において通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う。検知手段3は、自装置の周囲からの所定の応答を検知する。通信制御手段4は、検知手段3を介して所定の通知への所定の応答を検知した場合に、通信端末装置に応答を示す情報を通信手段1から着信応答として送信し、通信端末装置との通信を開始する。
本実施形態の通信装置は、通信手段1において通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、通信端末装置と通信を行うので、通信端末装置から離れた場所においても通信端末装置との通信を行うことができる。本実施形態の通信装置では、通知手段2から周囲に通知した着信通知への応答を検知手段3において検知し、通信制御手段4が通信端末装置との通信を開始している。そのため、本実施形態の通信装置は、利用者が直接、手で通信端末装置を操作しなくても、通信端末装置から離れた場所において通信を開始することができる。また、本実施形態の通信装置を用いることで、通信端末装置は、利用者の近傍まで届く強度ではなく、第1の通信装置と通信を行える強度の無線信号を出力すればよいので、待機時や動作時の消費電力を抑制することができる。その結果、本実施形態の通信装置を用いることで、通信端末装置の消費電力を抑制しつつ、場所や利用者の状態に依存せず通話等の通信を行うことができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態の照明付き通信システムの構成の概要を示したものである。本実施形態の照明付き通信システムは、第1の照明装置11と、第2の照明装置12と、第3の照明装置13と、通信端末装置20と、基地局30を備えている。また、第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13はそれぞれ第1の部屋14、第2の部屋15および第3の部屋16に備えられている。本実施形態の照明付き通信システムは、利用者40が通信端末装置20に第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13を介してアクセスし、通信端末装置20の通信先と通話等の通信を行うことができることを特徴とする。
本実施形態の第1の部屋14、第2の部屋15および第3の部屋16はそれぞれ区切られた空間である。照明装置の数および区切られた空間の数は、それぞれ3つ以外であってもよい。また、水平方向だけでなく垂直方向に照明装置および区切られた空間が配置されていてもよい。また、照明装置の間に空間を仕切る壁等を設けずに、1つの空間に2つ以上の照明装置が備えられていてもよい。
第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13の構成について説明する。図3は、第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13として用いる照明装置50の構成の概要を示したものである。照明装置50は、照明部51と、制御部52と、短距離無線通信部53と、スピーカ54と、マイク55と、音声解析部56と、記憶部57を備えている。
照明部51は、点灯部を有し各部屋の照明としての機能を有する。点灯部としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)や有機EL(Electroluminescence)等の発光素子が用いられる。照明部51は、利用者40による操作に基づいて点灯部の点灯および消灯を行う。照明部51は、利用者40の存在の有無を感知センサによって検出して、点灯部の点灯および消灯を行う構成であってもよい。照明部51は、照明の輝度が複数の階調で設定可能な構成であってもよく、また、点滅が可能な構成であってもよい。
制御部52は、照明装置50における通信および各部位の制御を行う機能を有する。制御部52は、短距離無線通信部53を介して通信端末装置20または自装置とペアリングされた照明装置50から制御信号や音声信号を受け取ると、自装置とペアリングされた照明装置50のうちもう一方の照明装置50に制御信号や音声信号を送信する。自装置とペアリングされた照明装置50が1つの場合に、ペアリングされた照明装置50から制御信号等を受け取った場合には、制御部52は、他の照明装置50への送信を行わない。
以下の説明において、ペアリングされた照明装置50とは、各々の短距離無線通信部53を介して無線通信を行う隣接した2つの照明装置50を組み合わせのことをいう。各照明装置は、1つまたは2つの照明装置とペアリングされている。例えば、第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13の3つの照明装置が順に設置されているとき、第1の照明装置11および第3の照明装置13は、第2の照明装置12とのみペアリングされている。また、第2の照明装置12は、第1の照明装置11および第3の照明装置13とそれぞれペアリングされ2つの照明装置とペアリングされている。
制御部52は、短距離無線通信部53を介して通信端末装置20および他の照明装置50から鳴動指示を示す制御信号を受け取ると、スピーカ54に鳴動指示を送信する。
制御部52は、音声解析部56から通話機能に関する所定の用語を検出したことを示す情報を受け取ると、所定の用語に対応する通知を、短距離無線通信部53を介して通信端末装置20またはペアリングされている照明装置50に送る。また、制御部52は、ペアリングされている照明装置50から音声データまたは通話機能に関する通知を受け取ると、受け取った音声データまたは通知を、もう一方のペアリングされている照明装置50または通信端末装置20に送る。
制御部52は、自装置を介して通話中にマイク55から音声データを受け取ると、受け取った音声データを、ペアリングされているうち通信端末装置20側の照明装置50または通信端末装置20に送る。また、制御部52は、自装置を介して通話中に音声データを通信端末装置20または他の照明装置50から受け取ると、受け取った音声データをスピーカ54に送る。また、本実施形態の制御部52は、第1の実施形態の通信制御手段4に相当する。
短距離無線通信部53は、隣接する照明装置50および通信端末装置20と無線通信を行う機能を有する。隣接する照明装置50とは、自装置とペアリングされた照明装置50のことをいう。短距離無線通信部53は、隣接する照明装置50および通信端末装置20と無線通信を行い、受信したデータを照明装置50内で用いる信号形式に変換して制御部52に送る。また、短距離無線通信部53は、制御部52から受け取ったデータを無線信号に変換して照明装置50および通信端末装置20に送る。短距離無線通信部53が通信を行う隣接する照明装置50の情報は、記憶部57に設定されている。また、本実施形態の短距離無線通信部53は、第1の実施形態の通信手段1に相当する。
スピーカ54は、音声によって利用者40に情報を通知する機能を有する。スピーカ54は、制御部52から送られてくる音声データを音声に変換して、照明装置50が設置されている部屋に音声を出力する。また、本実施形態のスピーカ54は、第1の実施形態の通知手段2に相当する。
マイク55は、利用者40の音声を検出する機能を有する。マイク55は、照明装置50が設置されている部屋の内部で生じる音声を集音し、集音した音声のデータを制御部52および音声解析部56に送る。また、本実施形態のマイク55は、第1の実施形態の検知手段3に相当する。
音声解析部56は、マイク55を介して入力された利用者40の音声を解析する機能を有する。音声解析部56は、マイク55から入力される利用者40の音声を解析し、通話機能に関する所定の用語を検出する。所定の用語としては、受話、発信、保留および切断などの通話動作に対応する用語が設定され、それぞれに対応する用語の例があらかじめ設定されている。音声解析部56は、マイク55から入力された利用者40の音声を用語に変換し、変換した用語が通話機能に対応する所定の用語に該当するかを判断する。音声解析部56は、通話機能に対応する所定の用語を検出すると、検出した所定の用語の情報を制御部52に送る。
記憶部57は、照明装置50の動作に関する各データを保存する機能を有する。記憶部57は、短距離無線通信部53を介して通信を行う他の照明装置50の情報が保存されている。記憶部57には、自装置がどの照明装置50とペアリングされているのかの情報が設定されている。自装置がどの照明装置50とペアリングされているのかの情報は、照明装置50の設置時等に作業者によってあらかじめ設定されている。自装置がどの照明装置50とペアリングされているのかの情報は、利用者40や保守作業者等が操作する通信端末装置20やその他の通信装置から短距離無線通信部53を介して入力されるデータに基づいて更新できる構成としてもよい。
通信端末装置20は、基地局と無線通信を行って他の通信端末装置と通話を行う機能を有する。また、通信端末装置20は、第1の照明装置11と基地局30の間で通信の中継を行う中継装置としての機能を有する。通信端末装置20としては、例えば、スマートフォンや携帯電話装置が用いられる。通信端末装置20には、スマートフォン等以外の無線通信機能を有する情報端末装置や通信装置が用いられていてもよい。
図4は、本実施形態の通信端末装置20の構成の概要について示したものである。通信端末装置20は、無線通信部21と、短距離無線通信部22と、通信制御部23と、入出力部24を備えている。
無線通信部21は、基地局30との間で無線通信を行う機能を有する。無線通信部21は、基地局30と、例えば、LTE(Long Term Evolution)方式に基づいた無線通信を行う。無線通信部21と基地局30の間の通信方式は、他の通信方式に基づいたものであってもよい。無線通信部21は、通信制御部23の制御に基づいて無線通信を行う。
短距離無線通信部22は、第1の照明装置11の短距離無線通信部53との間で無線通信を行う機能を有する。短距離無線通信部22は、通信制御部23の制御に基づいて第1の照明装置11の短距離無線通信部53との間で無線通信を行う。
通信制御部23は、通信端末装置20の通信全般を制御する機能を有する。通信制御部23は、利用者40が直接、通信端末装置20を操作しているときは、入出力部24から入力された音声およびデータを基に無線通信部21を介して基地局30との通信を行う。また、通信制御部23は、無線通信部21を介して基地局30から受け取ったデータを入出力部24に出力する。
通信制御部23は、利用者40が直接、通信端末装置20を操作できないとき、すなわち、第1の照明装置11と基地局30の間の通信を中継する。通信制御部23は、通話中に短距離無線通信部22を介して入力された音声データを、無線通信部21を介して基地局30に送信する。通信制御部23は、通話中に無線通信部21を介して入力された音声データを第1の照明装置11に送信する。
通信制御部23は、通信制御部23は、短距離無線通信部22を介して受け取る制御信号を基に、基地局30との間の通話の開始や切断等の通信を制御する。また、通信制御部23は、無線通信部21を介して基地局30から受け取った制御信号を基に、各照明装置への鳴動指示等の情報を送り、利用者40側の通話動作を制御する。
入出力部24は、通信端末装置20の入出力インターフェースとしての機能を有する。入出力部24は、マイク、スピーカおよび表示装置など音声およびデータの入出力デバイスによって構成されている。
基地局30は、無線信号の送受信を行い通信端末装置20と通信を行う無線基地局としての機能を有する。基地局30は、電話網に接続され、通信端末装置20の利用者40は、電話網に接続された他の電話の利用者と通話を行うことができる。
本実施形態の通信システムにおいて通話が行われる際の動作について説明する。図5および図6は、本実施形態の通信システムにおいて通話が行われる際の動作フローを示したシーケンス図である。以下の説明は、通信端末装置20が第1の部屋14に置かれ、利用者40が第3の部屋16にいるときに、基地局30を介して通信端末装置20に着信があった場合を例にして行う。
基地局30は、電話網などを介して通信端末装置20への通話要求を受け取ると、通信端末装置20に着信通知を送信する(ステップ101)。基地局30から着信通知を受け取ると、通信端末装置20は、発信者の情報と鳴動を示す制御信号である鳴動指示を第1の照明装置11に送る(ステップ102)。
第1の照明装置11の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、通信端末装置20から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、スピーカ54を制御して第1の部屋14内に着信を示す音声を鳴動させる(ステップ103)。着信を示す鳴動は、例えば、音楽、発信者の情報および着信を通知するメッセージによって構成されている。制御部52は、例えば、スピーカ54から着信を示す音楽を出力した後に、「Aさんから電話です」のようなメッセージを出力することで利用者40に着信と発信元の情報を通知する。また、第1の照明装置11の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、自装置とペアリングの関係にある第2の照明装置12に発信者の情報と鳴動指示を送る(ステップ104)。
第2の照明装置12の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第1の照明装置11から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、スピーカ54を制御して第2の部屋15内に着信を示す音声を鳴動させる(ステップ105)。第2の照明装置12の制御部52は、第1の照明装置11と同様に、スピーカ54から音楽と発信者の情報を出力して着信を通知する。また、第2の照明装置12の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、自装置とペアリングの関係にある第3の照明装置13に発信者の情報と鳴動指示を送る(ステップ106)。
第3の照明装置13の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、スピーカ54を制御して第3の部屋16内に着信を示す音声を鳴動させる(ステップ107)。第3の照明装置13の制御部52は、第1の照明装置11および第2の照明装置12と同様に、スピーカ54から音楽と発信者の情報を出力して着信を通知する。
第3の部屋16にいる利用者40は、着信を示す鳴動を認識すると(ステップ108)、着信を受け入れる用語を発声する(ステップ109)。例えば、利用者40は、着信を受け入れる用語として「もしもし」と発声することで、通話を開始することを示す応答を行う。図7は、各部屋において鳴動が行われている状態を模式的に示した図である。図7では、第1の部屋14、第2の部屋15および第3の部屋16にそれぞれ設置された第1の照明装置11、第2の照明装置12および第3の照明装置13からそれぞれ着信を示す鳴動が行われている。また、第3の部屋16にいる利用者40は、着信を示す鳴動に対して「もしもし」と発声することで応答を行っている。
利用者40が発した音声は、第3の照明装置13のマイク55に入力される。マイク55に入力された利用者40の音声は、電気信号に変換され音声解析部56に音声信号として送られる。音声信号が入力されると、音声解析部56は、入力された音声信号を解析する。音声信号が着信を受け入れるものであることを検知すると、音声解析部56は、受話を示す信号を制御部52に送る。
第3の照明装置13の制御部52は、音声解析部56から送られてくる信号を基に受話を認識する(ステップ110)。受話を認識すると、制御部52は、短距離無線通信部53を介して、自装置への鳴動指示の送信元である第2の照明装置12に受話を示す制御信号を受話通知として送る(ステップ111)。
第2の照明装置12の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第3の照明装置13から受話通知を受け取ると、受話通知を自装置への鳴動指示の送信元である第1の照明装置11に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ112)。
第1の照明装置11の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12から受話通知を受け取ると、受話通知を自装置への鳴動指示の送信元である通信端末装置20に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ113)。
通信端末装置20は、第1の照明装置11から受話通知を受け取ると、基地局30に受話の通知を送る(ステップ114)。基地局30が通信端末装置20からの受話の通知を受け取ると、基地局30と通信端末装置20の間で通話のための通信が開始される(ステップ115)。
通話が開始されると、利用者40の音声は、第3の照明装置13のマイク55で集音され、制御部52および短距離無線通信部53を介して第2の照明装置12に送られる。第3の照明装置13で集音された利用者40の音声は、第2の照明装置12および第1の照明装置11を介して、通信端末装置20に送られる。通信端末装置20は、受信した利用者40の音声データを基地局30に送る。
また、基地局30から通信端末装置20に送られてきた利用者40の通話相手の音声データは、第1の照明装置11および第2の照明装置12を介して第3の照明装置13に送られる。第3の照明装置13の制御部52は、利用者40の通話相手の音声データを、短距離無線通信部53を介して受け取ると、スピーカ54を制御して、音声を第3の部屋16内に出力する。第3の照明装置13のスピーカ54から音声が放出されることで、利用者40は、通話相手の声を聴くことができる。
以上のような動作で、通話の開始および通話を行うことで利用者40は通信端末装置20の近傍にいなくても、通信端末装置の通話機能を利用して通話を行うことができる。また、鳴動指示に応じて、各照明装置が行う鳴動は、1回のみでもよく所定の回数または時間、繰り返されるようにしてもよい。また、各照明装置が行う鳴動は、自装置で受話を示す応答を検知したとき、または、他の照明装置50から受話通知を受け取ったときに停止されるようにしてもよい。
次に、利用者40によって通話の切断が行われる際の動作について説明する。図8は、本実施形態の通信システムにおいて利用者40によって通話の切断が行われる際の動作フローの概要を示したものである。
第3の部屋16にいる通話中の利用者40は、自分の側から通話を終えるときに、切断を示す用語を発声する(ステップ121)。例えば、利用者40は、「通話終了」と切断を示す用語を発声する。利用者40が発した音声は、第3の照明装置13のマイク55に入力される。マイク55に入力された利用者40の音声は、音声解析部56に音声信号として送られる。音声信号が入力されと、音声解析部56は、入力された音声信号を解析する。音声信号が通話の切断を示すものであることを検知すると、音声解析部56は、切断を示す信号を制御部52に送る。
第3の照明装置13の制御部52は、音声解析部56から送られてくる信号を基に切断を認識する(ステップ122)。通話の切断を認識すると、制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12に通話の切断を示す制御信号を切断通知として送る(ステップ123)。
第2の照明装置12の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第3の照明装置13から切断通知を受け取ると、切断通知を第1の照明装置11に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ124)。
第1の照明装置11の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12から切断通知を受け取ると、切断通知を通信端末装置20に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ125)。
通信端末装置20は、第1の照明装置11から切断通知を受け取ると、基地局30に通話の切断の通知を送る(ステップ126)。基地局30は、通信端末装置20からの切断の通知を受け取ると、通話の切断処理を行う(ステップ127)。
次に、利用者40の側から通話を開始する場合の動作について説明する。図9は、本実施形態の通信システムにおいて、利用者40の側から通話を開始する場合の動作フローの概要を示したものである。
第3の部屋16にいる通話中の利用者40は、自分の側から発信を行うとき、発信を示す用語と通話相手の情報を発声する(ステップ131)。例えば、利用者40は、「Bさんと通話」のように発声し、発信を示す用語と通話相手の情報を発声する。利用者40が発した音声は、第3の照明装置13のマイク55に入力される。マイク55に入力された利用者40の音声は、音声解析部56に音声信号として送られる。音声信号が入力されと、音声解析部56は、入力された音声信号を解析する。音声信号が通話の発信を示すものであることを検知すると、音声解析部56は、発信を示す信号と通話相手の情報を制御部52に送る。
第3の照明装置13の制御部52は、音声解析部56から送られてくる信号を基に発信を認識する(ステップ132)。発信を認識すると、制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12に通話の発信を示す制御信号と通話先の相手の情報を発信通知として送る(ステップ133)。
第2の照明装置12の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第3の照明装置13から発信通知を受け取ると、発信通知を第1の照明装置11に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ134)。
第1の照明装置11の制御部52は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置12から発信通知を受け取ると、発信通知を通信端末装置20に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ135)。
通信端末装置20は、第1の照明装置11から発信通知を受け取ると、発信通知から通話相手の情報を抽出する。通信端末装置20は、通話相手の情報から通話相手の電話番号を判断し、通話先を特定する(ステップ136)。通話先を特定すると、通信端末装置20は、通話先の電話番号と接続要求を基地局30に送る(ステップ137)。基地局30は、通信端末装置20からの接続要求を受け取ると、電話番号を基に通話相手の呼び出しを行う(ステップ138)。基地局30が通話相手の応答を検知すると、通話が開始される(ステップ139)。
本実施形態では通信端末装置20は、第1の部屋14に置かれ、第1の照明装置11と無線通信を行っていた。そのような構成に代えて、通信端末装置20は、第2の部屋15など他の場所に置かれていてもよい。第2の部屋15に置かれている場合には、通信端末装置20は、第2の照明装置12と無線通信を行う。また、通信端末装置20から鳴動指示を受けたときに、第2の照明装置12は、第1の照明装置11および第3の照明装置13に鳴動指示を送信する。また、本実施形態の照明付き通信システムでは、各照明装置は、1台または2台の他の照明装置とペアリングが行われているが、3つ以上の照明装置と通信を行ってもよい。3つ以上の通信装置と通信を行う場合には、鳴動指示を受け取った照明装置は、送信元以外の照明装置に対して鳴動指示をそれぞれ送る。
また、本実施形態の各照明装置は、利用者40の音声を基に、着信通知への受話等の応答を検知していたが、通信の制御に関する利用者40からの情報の発信は音声以外の方法によって行われてもよい。例えば、撮像装置や動作を検知するセンサを備え、利用者40の動きを識別して受話等の応答が検知されるようにしてもよい。また、受話等の応答は利用者40が各部屋に設置されたスイッチ等を直接、操作することによって行われ、通話のみがハンズフリー機能を用いて行われるようにしてもよい。
本実施形態の各照明装置は、スピーカ54からの鳴動等によって利用者40に着信等の通知を行っているが、通信端末装置20の利用者40への着信等の通知は、照明装置の照明の点滅または調光によって行われてもよい。また、通信端末装置20の利用者40への着信等の通知は、各部屋に備えられた振動素子等の他の装置によって行われてもよい。
本実施形態の照明付き通信システムでは、利用者40は、各照明装置を介して通信端末装置20を用いて、通信先の相手と通話を行うことができる。そのため、利用者40は、通信端末装置20の近くにいなくても、各照明装置が設置された部屋のいずれかにいれば通話を行うことができる。また、各照明装置のスピーカから発せられた音声に、声で応答すれば通話の開始等を行うことができるので、利用者40は、直接、手で機器を操作する動作を必要とせずに、ハンズフリーで通話を行うことができる。
本実施形態の照明付き通信システムでは、各照明装置を隣接する照明装置間で通信を行える位置に配置すればよいので、通信端末装置20から直接、無線電波が届かないような位置においても通信を行うことが可能になる。また、本実施形態の照明付き通信システムでは、各部屋に設置されている照明装置間で通信を行うことができるので、利用者40が通信端末装置20と通信を行うために、各部屋に通常、置かれている機器と独立に通信装置を備える必要はない。そのため、各部屋の美観の維持や設置スペースの抑制が可能となる。
また、本実施形態の照明付き通信システムでは、通信端末装置20は、自装置が設置されている部屋にある照明装置とのみ近距離の無線通信を行えばよいので、待機時や動作時に利用者40の近傍に届くような高出力の電波を出力する必要はない。そのため、通信端末装置20は、消費電力を抑制することができる。以上より、本実施形態の照明付き通信システムでは、通信端末装置の消費電力を抑制しつつ、場所や利用者の状態に依存せず通話等の通信を行うことができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図10は、本実施形態の照明付き通信システムの構成の概要を示したものである。第2の実施形態の照明付き通信システムでは、中継する全ての照明装置が着信を示す鳴動を行っているが、本実施形態の照明付き通信システムでは利用者がいる部屋の照明装置のみが着信を示す鳴動を行うことを特徴とする。
本実施形態の照明付き通信システムは、第1の照明装置61と、第2の照明装置62と、第3の照明装置63と、通信端末装置20と、基地局30を備えている。また、本実施形態の第1の照明装置61、第2の照明装置62および第3の照明装置63は、第2の実施形態と同様に、それぞれ第1の部屋14、第2の部屋15および第3の部屋16に備えられている。
本実施形態の第1の部屋14、第2の部屋15および第3の部屋16はそれぞれ区切られた空間である。照明装置の数および区切られた空間の数は、それぞれ3つ以外であってもよい。また、水平方向だけでなく垂直方向に照明装置および区切られた空間が配置されていてもよい。また、照明装置の間に空間を仕切る壁等を設けずに、1つの空間に2つ以上の照明装置が備えられていてもよい。
第1の照明装置61、第2の照明装置62および第3の照明装置63の構成について説明する。図11は、第1の照明装置61、第2の照明装置62および第3の照明装置63として用いる照明装置70の構成の概要を示したものである。照明装置70は、照明部51と、短距離無線通信部53と、スピーカ54と、マイク55と、音声解析部56と、記憶部57を備えている。また、照明装置70は、制御部71と、センサ部72をさらに備えている。本実施形態の照明部51、短距離無線通信部53、スピーカ54、マイク55、音声解析部56および記憶部57の構成と機能は、第2の実施形態の同名称の部位と同様である。
制御部71は、第2の実施形態の照明装置50の制御部52と同様の機能を有する。また、制御部71は、自装置が設置されている部屋に利用者40がいないときに、鳴動動作を行わずに鳴動指示の中継のみを行う機能を有する。制御部71は、センサ部72から送られてくるデータを基に、部屋に人がいるかを判断する。制御部71は、部屋に人がいないときに、通信端末装置20または他の照明装置70から鳴動指示を受けたとき、自装置の鳴動を行わずに、ペアリングされている照明装置70に短距離無線通信部53を介して鳴動指示を送る。制御部71は、部屋に人がいるときに、通信端末装置20または他の照明装置70から鳴動指示を受けたとき、スピーカ54を制御して鳴動を行い、ペアリングされている照明装置70に短距離無線通信部53を介して鳴動指示を送る。鳴動指示に基づくスピーカ54からの鳴動は、第2の実施形態と同様に行うことができる。
センサ部72は、照明装置70が設置されている部屋の中にいる人を検出する機能を有する。センサ部72には、例えば、赤外線センサを用いることができる。センサ部72は、人を検知したときに人を検知していることを示す信号を制御部71に送る。
本実施形態のシステムの動作について説明する。以下では、通信端末装置20が第1の部屋14に置かれ、第3の部屋16に利用者40が存在し、第1の部屋14および第2の部屋15には、人が存在しない場合を例に説明を行う。図12は、本実施形態の通信システムにおいて通話が行われる際の動作フローを示したシーケンス図である。
基地局30は、ネットワークを介して通信端末装置20への通話要求を受け取ると、通信端末装置20に着信通知を送信する(ステップ141)。基地局30から着信通知を受け取ると、通信端末装置20は、発信者の情報と鳴動を示す制御信号である鳴動指示を第1の照明装置61に送る(ステップ142)。
第1の照明装置61の制御部71は、短距離無線通信部53を介して、通信端末装置20から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、センサ部72から入力される信号を基に、第1の部屋14内に人がいるかを確認する。第1の部屋14に人がいないことを確認すると、制御部71は、短距離無線通信部53を介して、自装置とペアリングの関係にある第2の照明装置62に発信者の情報と鳴動指示を送る(ステップ143)。
第2の照明装置62の制御部71は、短距離無線通信部53を介して、第1の照明装置61から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、センサ部72から入力される信号を基に、第2の部屋15内に人がいるかを確認する。第2の部屋15内に人がいないことを確認すると、制御部71は、短距離無線通信部53を介して、自装置とペアリングの関係にある第3の照明装置63に発信者の情報と鳴動指示を送る(ステップ144)。
第3の照明装置63の制御部71は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置62から発信者の情報と鳴動指示を受け取ると、センサ部72から入力される信号を基に、第3の部屋16内に人がいるかを確認する。第3の部屋16内に人がいることを検知すると、制御部71は、スピーカ54を制御して第3の部屋16内に着信を示す音声を、第2の実施形態と同様に鳴動させる(ステップ145)。
第3の部屋16にいる利用者40は、着信を示す鳴動を認識すると(ステップ1468)、着信を受け入れる用語を発声する(ステップ147)。図13は、各部屋において鳴動が行われている状態を模式的に示した図である。図13では、第1の部屋14、第2の部屋15にそれぞれ設置された第1の照明装置61および第2の照明装置62は、人を検知しないていないので鳴動を行っていない。一方で、利用者40が存在する第3の部屋16に設置された第3の照明装置63は、着信を示す鳴動を行っている。また、第3の部屋16にいる利用者40は、着信を示す鳴動に対して「もしもし」と発声することで応答を行っている。
利用者40が発した音声は、第3の照明装置63のマイク55に入力される。マイク55に入力された利用者40の音声は、電気信号に変換され音声解析部56に音声信号として送られる。音声信号が入力されと、音声解析部56は、入力された音声信号を解析する。音声信号が着信を受け入れるものであることを検知すると、音声解析部56は、受話を示す信号を制御部71に送る。
第3の照明装置63の制御部71は、音声解析部56から送られてくる信号を基に受話を認識する(ステップ148)。受話を認識すると、制御部71は、短距離無線通信部53を介して、自装置への鳴動指示の送信元である第2の照明装置62に受話を示す制御信号を受話通知として送る(ステップ149)。
第2の照明装置62の制御部71は、短距離無線通信部53を介して、第3の照明装置63から受話通知を受け取ると、受話通知を自装置への鳴動指示の送信元である第1の照明装置61に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ150)。
第1の照明装置61の制御部71は、短距離無線通信部53を介して、第2の照明装置62から受話通知を受け取ると、受話通知を自装置への鳴動指示の送信元である通信端末装置20に短距離無線通信部53を介して送る(ステップ151)。
通信端末装置20は、第1の照明装置61から受話通知を受け取ると、基地局30に受話の通知を送る(ステップ152)。基地局30が通信端末装置20からの受話の通知を受け取ると、基地局30と通信端末装置20の間で通話のための通信が開始される(ステップ153)。
通話が開始されると、利用者40の音声は、第3の照明装置63のマイク55で集音され、制御部71および短距離無線通信部53を介して第2の照明装置62に送られる。第3の照明装置63で集音された利用者40の音声は、第2の照明装置62および第1の照明装置61を介して、通信端末装置20に送られる。通信端末装置20は、受信した利用者40の音声データを基地局30に送る。
また、基地局30から通信端末装置20に送られてきた利用者40の通話相手の音声データは、第1の照明装置61および第2の照明装置62を介して第3の照明装置63に送られる。第3の照明装置63の制御部71は、利用者40の通話相手の音声データを、短距離無線通信部53を介して受け取ると、スピーカ54を制御して、音声を第3の部屋16内に放出する。第3の照明装置13のスピーカ54から音声が放出されることで、利用者40は、通話相手の声を聴くことができる。
以上のような動作で、通話の開始および通話を行うことで利用者40は通信端末装置20の近傍にいなくても、通信端末装置の通話機能を利用して通話を行うことができる。また、本実施形態の照明付き通信システムにおいて、通話の切断や利用者40側からの発信等は、第2の実施形態と同様の方法で行うことができる。
本実施形態の照明付き通信システムでは、部屋に人が存在しない場合に、鳴動を行っていないが、全ての部屋に人がいない場合に、不在であることを示す情報が通信端末装置20から発信元に送られるようにしてもよい。そのような構成とする場合には、例えば、鳴動指示を受け取った照明装置の制御部71は、自装置の部屋に人がいないときに第1の照明装置11宛に人がいないことを示す信号を送る。第1の照明装置11の制御部71は、自装置を含む全ての装置から人がいないことを示す信号を受け取ったときに、通信端末装置20に利用者40が不在であることを示す情報を送る。通信端末装置20は、第1の照明装置61から受け取る利用者40が不在であることを示す情報を基に、発信元に利用者40が不在であることを通知する。
本実施形態の照明付き通信システムは、第2の実施形態の照明付き通信システムと同様の効果を有する。また、本実施形態の照明付き通信システムでは、各照明装置は、センサ部72で各部屋の内部に人がいないかを監視し、鳴動指示を受けたときに、人を検知したときのみスピーカ54からの鳴動を行っている。すなわち、鳴動指示を受けた際に、設置されている部屋の中に人を検知していない照明装置は、鳴動を行わない。本実施形態の照明付き通信システムでは、そのように人を検知している部屋の照明装置のみが鳴動を行うことで、不必要な音の発生を抑え騒音等を抑制することができる。
第2および第3の実施形態では、ハンズフリー機能と通信の中継機能を有する通信機能を照明装置が備えていた。そのような構成に代えて、通信機能を各部屋に備え付けられている他の装置に備えることで、通信端末装置と利用者の間で通信ができるようにしてもよい。居間や寝室など利用者が存在する可能性が高い部屋に設置され、電源供給を行えるような装置に第2および第3の実施形態のようなハンズフリー機能と通信の中継機能を有する通信機能を付加することで、照明装置の場合と同様に用いることができる。例えば、オーディオ機器、テレビ等の映像機器および空調装置のような家庭用電気機器が、第2および第3の実施形態のようなハンズフリー機能と通信の中継機能を備える構成としてもよい。また、インターフォン、火災報知器、地域放送用の設備およびその他の情報の報知用の装置の一部として第2および第3の実施形態のようなハンズフリー機能と通信の中継機能を有する通信機能を備えていてもよい。また、照明装置の照明部分ではなく、壁等に設置されているスイッチに第2および第3の実施形態のようなハンズフリー機能と通信の中継機能を有する通信機能が付加されていてもよい。また、第2および第3の実施形態のようなハンズフリー機能と通信の中継機能を有する通信機能を備える装置は、部屋ごとに異なるものであってもよい。また、通信の中継機能のみを有する通信装置が、異なる階や離れた位置にある各装置の間の通信を中継する構成としてもよい。
第2および第3の実施形態では、ペアリングされている照明装置間の短距離無線通信によって通信が行われているが、照明装置間の通信はPLC(Power Line Communication;電力線搬送通信)方式等の他の通信方式によって行われてもよい。また、照明装置間の通信は、1つの通信装置を介して行われてもよい。例えば、各照明装置が無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントを介して通信を行うようにしてもよい。
第2および第3の実施形態では、着信時に「もしもし」など受話に対応するキーワード発して、受話を行なっている。そのような構成に加えて、会話内容を同じ部屋にいる人に聞かれたくない場合などに、応答を保留する構成を備えていてもよい。例えば、利用者が「出ます」のような代理応答に対応するキーワードを発した際に、通信端末装置が発信者である通話相手側に「まもなく電話に出ます。少々お待ちください。」のようにメッセージを通知して通話開始を保留するようにしてもよい。そのような構成とした場合には、利用者が保留状態の間に通信端末装置の置かれている部屋または人のいない他の部屋に行って保留を解除することで、通話を開始する構成とすることができる。
第2および第3の実施形態では、部屋の中に利用者が1人のみいる例を示しているが、部屋の中にいる人は複数人であってもよい。部屋の中に複数人いる場合に、照明装置の記憶部に利用者ごとの声紋情報を登録しておき、スピーカに入力された声が着信通知の宛先と一致したときに通話が開始されるようにしてもよい。また、いずれかの部屋で既に照明装置を介して通話中であった場合に、同じ部屋にいる他の利用者に着信があったときに、別室での受話を促す音声を流すようにしてもよい。利用者の識別は、声紋以外によって行われてもよい。例えば、ネットワークカメラと連携した顔認証によって利用者の識別が行われてもよい。
第2および第3の実施形態では、照明装置はスマートフォン等の通信端末装置のハンズフリー端末として用いられているが、固定電話やインターフォンのハンズフリー端末として用いられてもよい。
第2および第3の実施形態の照明付き通信システムは、各照明装置を介して通信端末装置との通信を行っているが、照明装置間で通信する内線電話としての機能が備えられていてもよい。例えば、利用者が「部屋Cへ内線」のような内線に対応したキーワードを発声することで、部屋Aへ内線発信が行われるようにしてもよい。また、ネットワークカメラと連携し、いずれかの部屋にはいるが、どの部屋にいるのかわからない人を呼び出す場合に、「Dさんへ内線」と発声し、ネットワークカメラが認識した部屋に内線発信が行われるようにしてもよい。
第2および第3の実施形態では、照明装置は電話の着信を鳴動や音声で利用者に通知しているが、メールなどのアプリケーションデータの着信を示す通知であってもよい。また、通信端末装置がメール等のデータを、照明装置へ通知し、利用者が読み上げに対応するキーワードを発声することで、メールの内容が読み上げられる構成としてもよい。また返信およびメールの文章に対応するキーワードを発声することで、メールの返信が行われるようにしてもよい。
1 通信手段
2 通知手段
3 検知手段
4 通信制御手段
11 第1の照明装置
12 第2の照明装置
13 第3の照明装置
14 第1の部屋
15 第2の部屋
16 第3の部屋
20 通信端末装置
21 無線通信部
22 短距離無線通信部
23 通信制御部
24 入出力部
30 基地局
40 利用者
50 照明装置
51 照明部
52 制御部
53 短距離無線通信部
54 スピーカ
55 マイク
56 音声解析部
57 記憶部
61 第1の照明装置
62 第2の照明装置
63 第3の照明装置
70 照明装置
71 制御部
72 センサ部

Claims (10)

  1. 通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、前記通信端末装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段において前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う通知手段と、
    自装置の周囲からの所定の応答を検知する検知手段と、
    前記検知手段を介して前記所定の通知への前記所定の応答を検知した場合に、前記通信端末装置に前記応答を示す情報を前記通信手段から着信応答として送信し、前記通信端末装置との通信を開始する通信制御手段と、
    自装置の周囲に人がいるかを検出する人検出手段と
    を備え、
    前記人検出手段が前記人を検知していないときに、前記着信通知を受けとった場合に、前記通知手段は、前記所定の通知を行わないことを特徴とする通信装置。
  2. 通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、前記通信端末装置と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段において前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う通知手段と、
    自装置の周囲からの所定の応答を検知する検知手段と、
    前記検知手段を介して前記所定の通知への前記所定の応答を検知した場合に、前記通信端末装置に前記応答を示す情報を前記通信手段から着信応答として送信し、前記通信端末装置との通信を開始する通信制御手段と
    を備え、
    前記通信手段は、第2の通信装置とさらに通信を行う手段を有し、
    前記通信制御手段は、前記通信手段において、前記第1の通信装置から前記着信通知を受け取ったときに、前記第2の通信装置に前記着信通知を中継し、前記第2の通信装置が前記通信端末装置と通信を行う場合に、前記第2の通信装置と前記通信端末装置との間で送受信されるデータの中継を行うことを特徴とする通信装置。
  3. 自装置の周囲に人がいるかを検出する人検出手段をさらに有し、
    前記人検出手段が前記人を検知していないときに、前記着信通知を受けとった場合に、前記通知手段は、前記所定の通知を行わないことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通信制御手段は、前記通信手段を介して前記通信端末装置と通信を行うとき、前記通信端末装置から送られてくる音声データを基に前記通知手段から音声を出力し、前記検知手段が検知する自装置の周囲で発せられた前記音声に基づくデータを前記通信端末装置に送ることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の通信装置。
  5. 前記通信制御手段は、前記検知手段において自装置からの発信を検知したときに、前記通信手段を介して前記第1の通信装置に前記発信を示す情報を発信通知として送信し、前記通信端末装置との通信を開始することを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の通信装置。
  6. 無線通信手段を有する通信端末装置と、
    前記通信端末装置と無線通信を行う手段、および隣接する通信装置と通信を行う手段を有する通信手段、
    前記通信手段において前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う通知手段、
    前記着信通知を、前記通信手段を介して前記隣接する通信装置に中継する制御手段、並びに
    自装置の周囲の音声を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段において前記所定の通知への応答を検知した場合に、前記通信手段において前記通信端末装置と通信を行い、前記隣接する通信装置が前記通信端末装置と通信を行う場合に、前記通信手段において、前記隣接する通信装置と前記通信端末装置との間で送受信されるデータの中継を行う通信装置からなる第1の中継装置と、
    請求項1から5いずれかに記載の通信装置からなる第2の中継装置と
    を備え、
    前記第1の中継装置は、前記通信端末装置から前記着信通知を受けたときに、前記着信通知を前記第2の中継装置に送り、前記第2の中継装置は、前記応答を検知したときに前記第1の中継装置を介して前記通信端末装置に前記着信応答を送信することを特徴とする通信システム
  7. 前記第1の中継装置、および前記第2の中継装置は、自装置の周囲を照明によって照らす照明手段をさらに備え、
    自装置の前記照明が点灯されていないときに、前記着信通知を受け取った場合に、前記所定の通知を行わないことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
  8. 無線通信手段を有する通信端末装置と、
    通信端末装置と無線通信を行う手段、および隣接する通信装置と通信を行う手段を有する通信手段、
    前記通信手段において前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う通知手段、
    前記着信通知を、前記通信手段を介して前記隣接する通信装置に中継する制御手段、
    自装置の周囲の音声を検知する検知手段、並びに
    自装置の周囲を照明によって照らす照明手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段において前記所定の通知への応答を検知した場合に、前記通信手段において前記通信端末装置と通信を行い、前記隣接する通信装置が前記通信端末装置と通信を行う場合に、前記通信手段において、前記隣接する通信装置と前記通信端末装置との間で送受信されるデータの中継を行う通信装置からなる第1の中継装置と、
    通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、前記通信端末装置と通信を行う通信手段、
    前記通信手段において前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行う通知手段、
    自装置の周囲からの所定の応答を検知する検知手段、
    前記検知手段を介して前記所定の通知への前記所定の応答を検知した場合に、前記通信端末装置に前記応答を示す情報を前記通信手段から着信応答として送信し、前記通信端末装置との通信を開始する通信制御手段、および
    自装置の周囲を照明によって照らす照明手段を備える通信装置からなる第2の中継装置と
    備え、
    自装置の前記照明が点灯されていないときに、前記着信通知を受け取った場合に、前記所定の通知を行わないことを特徴とする信システム。
  9. 前記第1の中継装置は、自装置の周囲に人がいるかを検出する人検出手段をさらに備え、
    前記人検出手段が前記人を検知していないときに、前記着信通知を受けとった場合に、前記通知手段は、前記所定の通知を行わない請求項8に記載の通信システム。
  10. 通信端末装置と無線通信を行っている第1の通信装置を介して、前記通信端末装置と通信し、
    前記通信端末装置から受信する通信の開始を示す情報である着信通知を基に、自装置の周囲に前記着信通知を受けたことを示す所定の通知を行い、
    自装置の周囲からの所定の応答を検知し、
    前記所定の通知への前記所定の応答を検知した場合に、前記通信端末装置に前記応答を示す情報を着信応答として送信し、前記通信端末装置との通信を開始し、
    第2の通信装置とさらに通信し、
    前記第1の通信装置から前記着信通知を受け取ったときに、前記第2の通信装置に前記着信通知を中継し、
    前記第2の通信装置が前記通信端末装置と通信を行う場合に、前記第2の通信装置と前記通信端末装置との間で送受信されるデータの中継を行うことを特徴とする通信方法。
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