JP2004323189A - エレベータ用ドア装置 - Google Patents

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Takeshi Fukuya
毅 福家
Mitsuru Sakai
満 坂井
Makoto Tarui
誠 樽井
Tsugio Handa
次夫 半田
Atsuya Fujino
篤哉 藤野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】エレベータ発進前にドアに紐などの細い異物が挟まれたままエレベータが発進することを防ぐ。
【解決手段】かご側ドアが閉じ始めてからエレベータが発進するまでに戸開方向に押すとドアが反転して戸開するドアセフティシューと、このドアセフティシューに閉端で接する異物検出用部材を設ける。
【効果】ドアに挟まれた紐などの細い異物がドアセフティシューと異物検出用部材に挟まれると、異物がドアセフティシューを戸開方向に押してドアセフティシューが異物を検出し、ドアが開き、異物が挟まれたままエレベータが発進することが防止できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ用ドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、エレベータのかご側ドアはゴミ詰まりなどの影響を考慮して、閉端より手前でドア閉じを検出するスイッチを設けている。また、ドアは閉端において戸閉力を有しているため、多少の異物であれば異物を圧縮してドア閉じを検出することがある。このため、紐のような細い異物が挟まれた場合には、これを検出できずにドア閉じと判断し、エレベータが発進することがある。
【0003】
これを防止する従来技術としては、エレベータが発進した後、紐が引っ張られてドアセフティシューが動作し、エレベータを停止する手段がある(例えば、特許文献1参照。)。あるいは、ドアセフティの先端に回転体を設けて、紐が挟まれた時、紐を引っ張ると回転体が回転し、異物挟み込みを検出してエレベータを停止したり、発進を中止したりするエレベータ用ドア装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−33354号公報
【特許文献2】
特開平5−310390号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術においては、紐が引っ張られずに挟まれている場合、エレベータ発進後でないと紐が挟まれたことを検出できない。エレベータ発進後に紐の挟まれを検出してエレベータを停止した場合、紐を検出してからエレベータが停止するまでに時間がかかる。
【0006】
本発明の課題は、エレベータ発進前にドアに挟まれた紐などの細い異物を検出して、紐が挟まれたままエレベータが発進することを防ぐことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、かご側ドアが閉じ始めてからエレベータが発進するまでに戸開方向に押すとドアが反転して戸開するドアセフティシューと、このドアセフティシューに閉端で接する異物検出用部材を設ける。
【0008】
ドアに挟まれた紐などの細い異物がドアセフティシューと異物検出用部材に挟まれると、異物がドアセフティシューを戸開方向に押してドアセフティシューが異物を検出する。これにより、ドアが開き、異物が挟まれたままエレベータが発進することが防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例であるエレベータ用ドア装置の正面図、図2は図1のA部拡大斜視図、図3は図1の上面図、図4は図1の実施例において、紐を挟んだときの状態を示す。図5〜図7は本発明の別の実施例を示す上面図である。なお、図1,図2において、ドアセフティシュー5の先端形状は簡略化して記す。
【0010】
図1〜図4は中央両開きドアでドアセフティが片側にのみついている場合の本発明の実施例を示している。1a,1bはエレベータのかごの入口に設けられるかご側ドアを示す。このかご側ドア1a,1bの上部にはハンガローラ3a〜3dを備えたかごドアハンガ2a,2bが設けられている。かごドアハンガ2a,2bは、ハンガローラ3a〜3dによりレール4上を水平移動可能に構成されている。かご側ドア1aには、上レバー6,下レバー7,ドアセフティスイッチ8,上ブラケット9,下ブラケット10,ストッパ11及び本体であるドアセフティシュー5を有するドアセフティが取り付けられている。一方、かご側ドア1bには、異物検出用部材として、閉端でドアセフティシュー5に接するように設けられた弾性体13と、摺動材14を有する異物検出板12が設けられている。
【0011】
ドアセフティシュー5は、ドアに回転支持されたレバー6,7とこのレバーに回転支持されたブラケット9,10により、異物などを挟み込んだ場合、紙面に向かって左側にドアセフティシュー5が押され、ドアセフティスイッチ8が異物を検出する。
【0012】
図2の16はドアストッパを示しており、このドアストッパ16の厚みだけ閉端においてもかご側ドア1aと1bの間には隙間が生じる。
【0013】
本実施例によれば、紐などの細い異物を挟み込んだ場合、図4に示すように、紐17はドアストッパ16により出来たドア1a,1bの隙間に入り込むが、弾性体13とドアセフティシュー5の間はドアの高さ方向に連続的に接触しているので、紐17によりドアセフティシュー5は紙面に向かって左側に移動され、ドアセフティスイッチ8が異物の挟み込みを検出する。
【0014】
紐がドアセフティシュー5の下側に入り込むのを防止するため、ストッパ11の下面とシル(敷居)15の上面の間の距離を極力小さくしたとき、ドアセフティシュー5が動作して戻るときの反動で、ストッパ11の下面とシル15の上面の衝突音が発生しないように、ストッパ11はゴムなどの弾性体で構成されている。
【0015】
さらにブラケット9,10に対して、ドアセフティシュー5が上下に調整可能に固定できる構造としており(例えば、長穴のねじ穴を利用)、シル15との隙間が調整しやすい。
【0016】
一方、異物検出板12も、かご側ドア1bに対して上下左右に調整して固定できる構造としており(例えば、十字状のねじ穴を利用)、下端に摺動材14を設けているので、ドア開閉の際にシル15の上面と摺動しても摺動音が増大しない。
【0017】
図5は中央両開きドアで両側ドアともドアセフティシューを有している場合の実施例を示す。両側にドアセフティシューをつけた場合、片側のドア1bに設けられたドアセフティシュー5bは、もう一方のドア1aに設けられたドアセフティシュー5aと閉端でぶつからないように、ドアセフティシュー5bを戸開き方向に移動させる。このような構成のドア装置において本発明を適用する場合、閉端で開き方向に移動しない方のドアセフティシュー5aに対向して、閉端でドアセフティシュー5aにぶつかり接触するように、弾性体13を有する異物検出板12をドア1bに設ける。このように構成されたドア装置において、紐を挟みこんだ場合、ドアセフティシュー5aは開き方向に移動して、ドアセフティスイッチ8が異物挟み込みを検出する。
【0018】
図6は図5において、ドアセフティシュー5aに弾性体13と接する別の部材であるドアセフティシューブロック18を設けた構成である。このように、ドアセフティシュー5aと弾性体13に接するドアセフティシューブロック18を分割することにより、ドアセフティシュー5a自体を上下に調整しなくても、ドアセフティシューブロック18を上下に調整すればよくなるため、調整が容易になる。
【0019】
図7は片開きドアに本発明を適用したときの実施例を示す。片開きドアの場合、先頭のドア1に取り付けたドアセフティシュー5が、戸当り柱19にとりつけた異物検出用部材である弾性体13と閉端で接触するように構成することで、紐を挟みこんだ場合、ドアセフティシュー5aは開き方向に移動してドアセフティスイッチ8が異物挟み込みを検出する。なお、弾性体13を用いず、ドアセフティシュー5が直接、戸当り柱19に接触するようにしてもよい。
【0020】
なお、上記各実施例では弾性体13は全てドアセフティシュー5,ドアセフティシューブロック18に対向する異物検出板12、または戸当り柱19に取り付けた構成で説明したが、ドアセフティシュー5、またはドアセフティシューブロック18に弾性体13を取り付けても同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、紐などの細い異物がドアに挟まれたままエレベータが発進することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエレベータ用ドア装置の全体正面図である。
【図2】図1のA部拡大斜視図である。
【図3】図1の上面図である。
【図4】図3において、紐が挟まれた時の上面図である。
【図5】本発明の別の実施例の上面図である。
【図6】本発明の別の実施例の上面図である。
【図7】本発明の別の実施例の上面図である。
【符号の説明】
1a,1b…かご側ドア、2a,2b…ハンガ、5…ドアセフティシュー、8…ドアセフティスイッチ、11…ストッパ、12…異物検出板、13…弾性体、14…摺動材、15…シル、16…ドアストッパ、17…紐、18…ドアセフティシューブロック、19…戸当り柱。

Claims (6)

  1. エレベータのかご側ドアに設けられ、前記かご側ドアが閉じ始めてからエレベータが発進するまでに戸開方向に押すとドアが反転して戸開するドアセフティシューと、
    前記ドアセフティシューに閉端で接する異物検出用部材と、
    を備えるエレベータ用ドア装置。
  2. 請求項1において、前記異物検出用部材が、前記ドアセフティシューに閉端で接する弾性体を有するエレベータ用ドア装置。
  3. 請求項2において、前記弾性体が異物検出板に設けられるエレベータ用ドア装置。
  4. 請求項2において、前記弾性体が戸当たり柱に設けられるエレベータ用ドア装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、前記ドアセフティシューの下端に弾性体または摺動材を設けたエレベータ用ドア装置。
  6. 請求項1において、前記ドアセフティシューにおける前記異物検出用部材と接する部分が別の部材であるエレベータ用ドア装置。
JP2003120866A 2003-04-25 2003-04-25 エレベータ用ドア装置 Withdrawn JP2004323189A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285311A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Hitachi Ltd エレベーター装置
JP2010013224A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Nippon Otis Elevator Co エレベータの安全装置

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